JP2004166837A - 清掃具 - Google Patents

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Tokuji Noguchi
徳司 野口
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Abstract

【課題】清掃部と掻取部を併せ備える清掃具において、清掃部による払拭作業のスムースと、掻取部による水滴除去作業のスムースを図ること。
【解決手段】清掃具本体10に清掃部20と掻取部30を並置してなる清掃具1であって、清掃部20の清掃面23Aを平坦な被清掃面に接するように置いたとき、掻取部30が該被清掃面から離れ、かつ掻取部30を該被清掃面に接するように置いたとき、清掃部20の清掃面23Aが該被清掃面に対し交叉するように配置されるもの。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は窓ガラス、壁等に用いて好適な清掃具に関する。
【0002】
【従来の技術】
窓ガラスの清掃具として、特許文献1に記載の如く、清掃部(スポンジ体)と掻取部(へら部材)とを備え、清掃部によりガラス面上の汚れを払拭し、その後直ちに、掻取部によりガラス面上の水滴(洗浄液を含む)を除去するものがある。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−120468(2頁、図3)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1の清掃具では、清掃部の清掃面を平坦な被清掃面にほぼ接するように置いたとき、掻取部も被清掃面に接する。このため、清掃部を引き、戻し移動する往復行程で該清掃部の清掃面によりガラス面上の汚れを払拭しようとするとき、清掃部の背後(引き方向を前方とする)にある掻取部がその戻し移動行程で被清掃面に引っ掛かる如くになってビビリ振動し、払拭作業のスムースを損なう。また、掻取部を引き移動してガラス面上の水滴を除去しようとするとき、清掃部の清掃面の全面が被清掃面に摺接して大きな摩擦抵抗となり、水滴除去作業のスムースも損なう。
【0005】
本発明の課題は、清掃部と掻取部を併せ備える清掃具において、清掃部による払拭作業のスムースと、掻取部による水滴除去作業のスムースを図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、清掃具本体に清掃部と掻取部を並置してなる清掃具であって、清掃部の清掃面を平坦な被清掃面に接するように置いたとき、掻取部が該被清掃面から離れ、かつ掻取部を該被清掃面に接するように置いたとき、清掃部の清掃面が該被清掃面に対し交叉するように配置された清掃具である。
【0007】
【発明の実施の形態】
清掃具1は、図1〜図3に示す如く、清掃具本体10に、清掃部20と掻取部30を並置して備える。
【0008】
清掃部20は、プラスチック製の清掃具本体10のコの字断面内に抱持される如くに固定化されるゴム体、スポンジ体等のクッション製を有する直方体状弾性体21と、弾性体21の両側部に設けられる固定部22とを有する。固定部22は、弾性体21に接合されたプラスチック製ベース22Aにゴム製チャック22Bを備えて構成される。洗浄液を含浸させた不織布23が弾性体21に巻付けられ、弾性体21に巻付けた不織布23の両端部が固定部22のチャック22Bの鋸歯状スリットに加えられる着脱自在な状態にて固定化される。
【0009】
掻取部30は、清掃具本体10の上面に接合されるプラスチック製支持プレート31にゴム板、プラスチック板等からなる掻取片32を備えて構成される。掻取片32は先端に掻取エッジ32Aを備える。掻取部30は、清掃具1の引き移動方向を前方とするとき、清掃部20の後方(背後)に配置される。
【0010】
清掃具1は、清掃部20の弾性体21に巻付けた不織布23の清掃面23A(弾性体21の下面にバックアップされる面)を平坦な被清掃面に接するように置いたとき、掻取部30の掻取片32が被清掃面から離れ(図1)、かつ掻取部30の掻取片32を被清掃面に接するように置いたとき、清掃部20の清掃面23Aが被清掃面に対し交叉する(図4)ように配置される。
【0011】
清掃具1は、清掃具本体10を手で持ち、清掃部20の清掃面23Aを被清掃面に接するように置き、この清掃面23Aを被清掃面に押付けて引き、戻し移動する往復行程で、清掃面23Aを被清掃面に摺接させて該被清掃面の汚れを払拭する。
【0012】
また、清掃具本体10を手で持ち、図5に示す如く、掻取部30の掻取片32(掻取エッジ32A)を被清掃面に接するように置き、この掻取エッジ32Aを被清掃面に押付けて引き移動しつつ該被清掃面に摺接させ、被清掃面上の水滴を除去する。図5において、掻取部30の掻取片32、清掃部20の弾性体21は押付け力により弾性変形する。尚、掻取エッジ32Aで被清掃面上の水滴を除去するとき、図6に示す如く、清掃部20の弾性体21を全体的に被清掃面から離隔しても良い。
【0013】
ここで、清掃具1において、(a)掻取部30の掻取片32を被清掃面に接するように置いたとき、掻取片32が被清掃面に対し30度以上、60度以下の角度、より好適には30度以上、45度以下の角度で斜交することが好ましく、(b)清掃部20の不織布23への洗浄液の含浸量を、清掃面23Aの単位面積当り0.001 g/cm以上、0.008 g/cm以下とすることが好ましい。上述(a)、(b)は、清掃具1により窓ガラスを清掃した以下の実験により裏付けられた。
【0014】
(実験)
不織布23に含浸させる洗浄液として、界面活性剤入りの家庭用ガラス向け洗剤(花王液体ガラスマイペット(花王商標))を用いた。この洗浄液の液性は弱アルカリ、成分は界面活性剤(0.4%スルホン酸系(陰イオン))と泡調整剤とからなるものである。
【0015】
不織布23として極細繊維を使用した高密度不織布を用いた。極細繊維は繊維直径が10μm以下の繊維を50%以上含むことを意味し、高密度とは比容積で10cm/g以下を意味する。
【0016】
(a)掻取部30の掻取片32の斜交角度a
角度aが30度より小さい場合、掻取片32の被清掃面に対する接触面積が大きくなり、摩擦抵抗が大きく、大きな操作力が必要であった。角度aが60度より大きい場合、掻取片32のビビリ振動が発生し易くなった。よって、角度aは30度以上、60度以下、より好適には30以上、45度以下であることを認めた。
【0017】
(b)清掃部20の不織布23への洗浄液の含浸量と、拭性(汚れの落ち具合)、液ダレ性の関係を調査し、表1を得た。表1において、拭き性の評価は、清掃面23Aの面積が6cm×8cmの清掃部20において、手垢等の日常生活レベルの汚れが30cm×30cm以上(清掃面23Aの面積の約20倍)落とせるものを○、手垢等の日常生活レベルの汚れが15cm×15cm以上(清掃面23Aの面積の約5倍)落とせるものを△、手垢等の日常生活レベルの汚れが15cm×15cm以上落とせないものを×とした。液ダレ性の評価は、清掃面23Aの面積が6cm×8cmの清掃部20で清掃後、掻取部30で汚液を掻き寄せたとき、不織布23から液が垂れないものを○、液が若干垂れるものを△、液が垂れるものを×とした。表1によれば、不織布23への洗浄液の好適含浸量は、清掃面23Aの単位面積当り0.001 g/cm以上、0.008 g/cm以下である。
【0018】
【表1】
Figure 2004166837
【0019】
本実施形態によれば以下の作用効果がある。
(請求項1に対応する作用効果)
▲1▼清掃部20を引き、戻し、移動する往復行程で、該清掃部20の清掃面23Aを被清掃面に摺接させて該被清掃面上の汚れを払拭しようとするとき、掻取部30は被清掃面から離れているから、該掻取部30がその戻し移動行程で被清掃面に引っ掛かってビビリ振動する如くがなく、払拭作業のスムースを図ることができる。
【0020】
▲2▼掻取部30の掻取片32を引き移動して被清掃面に摺接させることにより被清掃面上の水滴を除去しようとするとき、清掃部20の清掃面23Aは被清掃面に対し交叉し、該清掃面23A(弾性体21)のエッジだけを被清掃面に摺接させて摩擦抵抗を小とするから、水滴除去作業のスムースを図ることができる。
【0021】
▲3▼上述▲1▼、▲2▼により、清掃部20の清掃面23Aで払拭し、その後直ちに、掻取部30の掻取片32で水滴除去する清掃作業を素人でも上手にでき、汚れている部分だけを簡易に清掃できる。
【0022】
(請求項2に対応する作用効果)
▲4▼上述▲2▼で掻取部30の掻取片32が被清掃面に摺接するときの、該掻取部30の掻取片32が該被清掃面に対してなす斜交角度aが、30度より小さい場合には掻取部30の被清掃面に対する接触面積が大きくなって摩擦抵抗力が大きくなり、60度より大きい場合には掻取部30のビビリ振動が生じ易くなり、上述▲2▼の掻取部30による水滴除去作業のスムースを損なうおそれがある。掻取部30の掻取片32の斜交角度aを30度以上、60度以下とすること、より好適には30度以上、45度以下とすることにより、その水滴除去作業のスムースの確実を図ることができる。
【0023】
(請求項3に対応する作用効果)
▲5▼清掃部20の清掃面23Aが洗浄液を含浸させた不織布23により構成されることにより、大量の水を用いなくても、被清掃面の汚れを容易に払拭できる。
【0024】
▲6▼清掃部20が不織布23を着脱自在にすることにより、汚れた不織布23を使い捨てして新しい不織布23と簡易に交換できる。
【0025】
▲7▼不織布23として、極細高密度不織布を用いることにより、洗浄液を多量に保持し、該洗浄液を清掃面23Aの全面に均等に行き渡らせて、被清掃面をむらなく払拭できる。
【0026】
(請求項4に対応する作用効果)
▲8▼不織布23への洗浄液の含浸量を、清掃面23Aの単位面積当り0.001 g/cm以上、0.008 g/cm以下とすることにより、不織布23からの液だれを防止しながら、その拭き性を向上できる。
【0027】
尚、本発明の実施において、清掃部の清掃面は不織布により構成されるものに限定されない。
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、清掃部と掻取部を併せ備える清掃具において、清掃部による払拭作業のスムースと、掻取部による水滴除去作業のスムースを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は清掃具を示す側面図である。
【図2】図2は図1の平面図である。
【図3】図3は図1の正面図である。
【図4】図4は清掃具の掻取部を被清掃面に接した姿勢を示す側面図である。
【図5】図5は清掃具の掻取部の使用状態を示す側面図である。
【図6】図6は清掃具の掻取部の使用状態の他の例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 清掃具
10 清掃具本体
20 清掃部
21 弾性体
22 固定部(固定手段)
23 不織布
23A 清掃面
30 掻取部

Claims (4)

  1. 清掃具本体に清掃部と掻取部を並置してなる清掃具であって、清掃部の清掃面を平坦な被清掃面に接するように置いたとき、掻取部が該被清掃面から離れ、かつ掻取部を該被清掃面に接するように置いたとき、清掃部の清掃面が該被清掃面に対し交叉するように配置された清掃具。
  2. 前記掻取部を被清掃面に接するように置いたとき、該掻取部が該被清掃面に対し30度以上、60度以下の角度で斜交する請求項1に記載の清掃具。
  3. 前記清掃部が洗浄液を含浸させた不織布を巻付ける弾性体と、弾性体に巻付けた不織布を着脱自在な状態にて固定化する固定手段とを備える請求項1又は2に記載の清掃具。
  4. 前記不織部への洗浄液の含浸量を、清掃面の単位面積当り0.001 g/cm以上、0.008 g/cm以下とする請求項3に記載の清掃具。
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