JP2004161532A - 多結晶圧電材料及びその製造方法 - Google Patents

多結晶圧電材料及びその製造方法 Download PDF

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淑雄 秋宗
Kazuo Matsuo
一雄 松尾
Tatsuo Sugiyama
龍男 杉山
Junko Iida
潤子 飯田
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Abstract

【課題】鉛などの有害な金属を含まないで、良好な圧電特性を有し、低誘電率であるため回路設計が容易である実用的な圧電体材料及びその低コストかつ短時間で容易に製造する方法を提供する。
【解決手段】Sr2−(x+y)NaNb15で表される成分組成からなるタングステンブロンズ型複合金属酸化物からなり、□は空孔であって、0<x<0.3、0<y<0.2であり、AはCa、Ba及びMgから選ばれる2種以上の元素である多結晶圧電材料である。この圧電材料は、アクチュエータの駆動用素材や圧力センサーなどに利用できる。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、精密機械における位置決めアクチュエータや流体制御バルブなどの駆動源のアクチュエータ及び圧力センサなどに利用される多結晶圧電材料及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より圧電性を有するセラミックスとしては、チタン酸バリウム(BT)系、チタン酸鉛(PT)系及びチタンジルコン酸鉛(PZT)系などが知られており、なかでもPZT系は変位量がもっとも大きいことからアクチュエータや圧力センサに利用されている。BTは1942年に強誘電体であることが発見されて以来、多結晶体の磁器として利用できることが分かりコンデンサ用途やアクチュエータ用途として数多くの研究が成されている。1955年にPZT磁器がBTの2倍以上の電気機械結合係数を有することが知られるようになり、PZTがアクチュエータやブザー等に独占的に利用されるようになった。
【0003】
近年、環境問題が重視されるようになって、有害元素である鉛を含まない圧電材料に関する開発ニーズが高まり、1961年に発見されたBi0.5Na0.5TiO(BNT)系化合物を利用した研究が進められている。このチタン酸ビスマス・ナトリウム(BNT)系圧電体セラミックスとしては、BNT−MTiO(M;Ba、K0.5Bi0.5)化合物が提案されている(特許文献1参照)が、この化合物は、広がり方向の結合係数Kpが厚み方向の結合係数Ktよりも大きいため、超音波探傷器や厚み計に用いると横向きの振動干渉を発生し広がり振動が生じたりする欠点があった。同様に竹中正等による論文(非特許文献1)にはBNT−MTiO(M:Sr,Ca,Pb)についての報告があるものの、圧電定数d33は120p/CNであり、PZTの約1/4程度である。
【0004】
一方、Sr1ーxBaNb(SBN)についてはx=0.5〜0.7の範囲で単結晶化したものについて電気光学結晶としての特性が報告され(非特許文献2)、その後、赤外線検出器や表面弾性波のフィルターとして用いられている。また、Sr2ーxCaNaNb15はについても、単結晶の圧電特性が報告されている(非特許文献3)。さらに、(Ba1ーxSr)2NaNb15についてはフィルター用材料として開発が行われている(特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開昭62−202576号公報
【非特許文献1】
Ferroelectrics Vol.106 p375〜380、1990
【非特許文献2】
Appl.Phys.Letters Vol.22、p429、1973)
【非特許文献3】
Ferroelectrics Vol.160 p265〜276、1994
【特許文献2】
特開平10−297969号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のPZT系圧電体セラミックスでは、その製造工程中で鉛化合物が排気や水中に放出されるため公害対策を講じる必要があり、製品のコスト高となる。また、近年の廃棄物規制から最終製品のシュレッダーダスト中に鉛が含まれるため環境を汚染することが懸念されている。また性能面でもPZTの場合は誘電率が高く回路への組込みが困難となったり、利用中の発熱が大きく連続的に利用するアクチュエ−タへの使用は制限される。
また、SBNは、単結晶としての利用が盛んであり、その圧電定数d33は600p/CNであって、PZTと同等の特性値を示すが、圧電特性を示すキューリー温度(Tc)が低い(60〜75℃)ことから、振動による発熱を考慮すると、室温における利用に限定され機械部品に利用することは困難である。また、SBN系化合物では全域の固溶体であるため組成の変動が生じ易く加工時や使用時に組成の変動が起こって特性が変化することから、その特性を改善するためにY、CeOやLaをドープした単結晶が作製されているものの、特性値は向上できていない。さらに、Ba1ーxSrNaNb15についてはd33値が53pC/Nと低くて、他の前記単結晶に比べて圧電特性などが不十分であるという問題がある。
【0007】
本発明は、従来の技術における上記した実状に鑑みてなされたものである。すなわち、本発明の目的は、鉛などの有害な金属を含まないで、良好な圧電特性を有し、低誘電率であるため回路設計が容易である実用的な圧電体材料を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、セラミックス製造工程に鉛などの有害金属化合物を用いることなく、良好な圧電特性を有する実用的な圧電体材料を低コストかつ短時間で容易に製造する方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の多結晶圧電材料は、Sr2−(x+y)NaNb15で表される成分組成からなるタングステンブロンズ型複合金属酸化物からなり、□は空孔であって、0<x<0.3、0<y<0.2であり、AはCa、Ba及びMgから選ばれる2種以上の元素であることを特徴とするものである。この多結晶圧電材料は、
この多結晶圧電材料は、アクチュエータの駆動部素材として用いられるものであって、焼結後の結晶粒子の平均粒子径が、焼結体の微細構造のSEM写真より、平行な直線10本が横切る粒子長の平均を画像装置を用いて求めて、3〜20μmの範囲のものが好ましい。
【0009】
本発明の上記多結晶圧電材料の製造方法は、原料の混合工程、合成工程、粉砕工程、成形工程及び焼結工程を有する製造方法であって、その焼結工程が1200〜1250℃で4〜8時間の焼成を行った後、さらに連続して1270〜1370℃で10〜50時間の焼成を行なうものであることを特徴とするものである。また、その合成工程としては、1050〜1150℃で2〜12時間の焼成を行うことが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の多結晶圧電材料は、Sr2−(x+y)NaNb15で表される
基本組成において、□は空孔とし、x及びyは、それぞれ0<x<0.3、0<y<0.2の範囲にあって、かつAはCa、Ba及びMgから選ばれる2種以上のアルカリ土類金属元素からなるタングステンブロンズ型複合金属酸化物の多結晶体であり、アクチュエータの駆動部素材や圧力センサーなどに有用なものである。
また、そのセラミックスの製造過程においてはPbなどの有害な金属の排出がなく、製品に利用された後に廃棄された場合にも、廃棄物中に有害な金属が含まれることがない。さらに、良好な圧電特性を有する複合金属酸化物の多結晶体であるため、単結晶体のように複雑な分極作業を要しないことなどから低コストで簡易に得ることができる。
【0011】
本発明の多結晶圧電材料は、複合金属酸化物の結晶格子中に空孔を導入することにより、結晶格子に歪を生じさせることで、ドメインを制御して分極量を増大させるものである。この分極量の増大が、必然的に圧電定数を増加させ特性の改善を可能にする。また、この圧電材料は、副次的効果として高誘電率のPZTなどに比べて低誘電率であるから回路設計が簡易になり利用性が向上するという利点を有するものである。
【0012】
本発明の多結晶圧電材料は、従来のセラミックス製造工程を変更することなく、そのまま利用でき、原料の混合工程、合成工程、粉砕工程、成形工程及び焼結工程を経て得られる。
圧電材料の原料としては、所望の金属元素を含む金属酸化物であれば使用可能であって、例えば、SrCO 、CaCO 、BaCO 、MgO 、NaCO 及びNb などの金属酸化物粉末が用いられる。
【0013】
本発明におけるベース組成は、Sr2−(x+y)NaNb15で表される成分組成において、xは0<x<0.3、かつyは0<y<0.2の範囲とし、AとしてはCa、Ba、Mgの中から選ばれる2種以上の元素の合計でベース組成中のxが0<x<0.3になるように添加することが必要である。このベース組成が上記の範囲内にあるのは、yが少ないと耐熱温度が低く使用中の振動により発熱することで劣化し、多すぎると圧電定数が不足するためである。また、xが少ないと圧電定数の改善効果がなく、多すぎると他の化合物が析出するため、特性の向上が望まれない。
【0014】
次に、Sr2−(x+y)NaNb15で表される複合金属酸化物を合成するには、上記のベース組成の混合粉末をアルコール中でボールミルなどの粉砕機を用いて24時間の粉砕混合を行う。得られた混合粉末は、ロータリーエバポレータなどを用いて乾燥させた後、大気中、高温下で仮焼成し元素を反応させる。この合成条件としては、1050〜1150℃の温度において、2〜12時間程度反応させることが好ましい。仮焼は1050℃未満ではNaCOやSrCOが十分に反応していないため焼成時に組成のばらつきが起こるため特性が向上しない。他方、1150℃以上では部分的に焼結を起こして粉砕が困難になるとともに、焼成時の組成にもばらつきが起こる。また、2時間未満では反応が十分に起こらず、逆に12時間以上では粉体同士の反応のほかに、「さや」との反応も起きるため好ましくない。
その後、得られた固体生成物を再度アルコール中の粉砕及びロータリーエバポレータを用いる乾燥を行って仮焼粉末を得る。仮焼粉末の粉砕は、粉末の粒径が0.5〜0.8μmの範囲の粉砕物を得ることが好ましい。0.5μm以下では成形工程の取り扱いが困難であり、また0.8μm以上では焼結が困難になる。
【0015】
次に、その粒子径の粉砕物を焼結工程で焼結させる。 本発明おいて、焼結体中に空孔を導入するには、連続固溶体を形成する系において、結晶構造を維持しつつ当該金属元素の位置から金属元素を欠損させる方法により行う。例えば、原料配合の工程において金属元素を化学式より計算される当量よりも少なく配合して合成した場合は結晶格子から当該金属元素の位置に空孔が導入されるが、結晶構造全体は当量を配合した構造となる。
この焼結には、第1焼成として1200〜1250℃の温度で4〜8時間の処理を行う。この第1焼成では成形体の焼結をゆっくりと行わせる機能があり、その温度域で4時間未満では焼結ネックができず、その後の温度上昇で気孔の多い製品になり、また8時間以上では焼結が進み粒子直径の大きい製品となるとともに、気孔が増加し圧電定数の低下を起こす。
次いで、第1焼成の後、直ちに連続して第2焼成として1270〜1370℃の温度で10〜50時間の処理を行う。これらの処理は大気中で行うことができる。この焼結処理を行うことにより高性能な圧電材料が得られる。2次焼結が1270℃未満かつ焼成温度10時間未満では、焼結が不十分であり、1370℃以上割50時間超の焼結では、粒子が融解したり、粗大になり圧電特性を発現しない。このように、焼結条件は良好な圧電特性を有する焼結体を得るには極めて重要である。
【0016】
焼結後の焼成体は、所望により、適宜の形状に成形される。ここでは、直径6mm、高さ8mmの円筒に加工したものを作製し、密度測定及びX線回折による成分確認を行った。その後、例えば、両端に金を蒸着して8V/mm、180℃の条件で分極した後、圧電定数d33、K33、キューリー温度及び比誘電率の測定を行う。
圧電常数が115pC/Nを越える圧電化合物は、その変位量がアクチュエータとして機械部品を駆動することが可能である。
本発明においては、焼結体の微細構造は、SEM写真について、平行な直線10本が横切る粒子長の平均を画像装置を用いて求めた結果を粒子径とした。
【0017】
【実施例】
以下、本発明を実施例などによりさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例によって何ら限定されるものではない。
実験1
実施例1〜7及び比較例1、2
原料には、市販の化学試薬であるSrCO 、CaCO 、BaCO 、MgO 、NaCO 及びNb の粉末を混合し、Sr2−(x+y)NaNb15で表される成分組成において、下記表1に示すように、Aの元素種、x及びyの範囲を選定し、それぞれを秤量してアルコール溶液中に入れ、ボールミルを用いて24時間の粉砕混合を行なった。
この粉砕された混合粉末を、それぞれロータリーエバポレータを用いて乾燥させた後、大気中で1150℃で6時間仮焼成し元素を反応させた。これを再度アルコール中でボールミルを用いて24時間の粉砕を行なった後、ロータリーエバポレータを用いて乾燥した。その後、ハンドプレスにて成形した後、靜水圧プレスを用いて2ton/cmで加圧して成形体を得た。
次に、この成形体を大気中にて1220℃で6時間焼結した後、直ちに温度を1300℃まで上昇させてさらに25時間焼結して焼結体を得た。
得られた焼成体を円筒状(直径6mm×高さ6mm)に加工し、その密度を測定した後、X線回折にて成分を確認し、さらにその焼結体の粒子径及び圧電定数(d33)などを求めた。得られた結果を表1に示す。
【0018】
【表1】
Figure 2004161532
【0019】
表1中、総合評価は、焼結体の密度及び粒子径による終結後の強度や部品形態、圧電定数等を勘案して判定した結果(〇:良好なもの、△:普通のもの)である。一般に、見かけ密度は真密度の95%以上が必要であり、粒子径は3〜20μmが好ましく、また、強度はホールペッチの法則(1/粒子径)に基づいて判定した。さらに、圧電定数はアクチュエータとして機械部品を駆動させることが可能な変位量である115pC/N以上が望ましい。
表1の結果によると、実施例1〜7で得られた焼結体は、比較例1,2で得られた焼結体に比べて、いずれも総合評価が良好であり、また圧電定数が115pC/N以上であって、アクチュエータ用材料の製造が可能であることを確認した。
【0020】
実験2(実施例8〜14)
実験1において、下記表2に示すように、Aの元素種、x及びyの範囲を選定し、それぞれを秤量して用い、またそれぞれ表2に示す合成条件及び焼結条件により製造したこと以外は、実験1と全く同様にして、それぞれの焼結体を得るとともに、同様の測定を行った。得られた結果を表2に示す。なお、総合評価及び測定法などは、表1と同じである。
【0021】
【表2】
Figure 2004161532
【0022】
表2の結果によると、実施例8〜14で得られた焼結体は、いずれも総合評価が良好であり、また、圧電定数が115pC/N以上であって、アクチュエータ用材料の製造が可能であることを確認した。
【0023】
実験3(実施例15〜20)
実験1において、下記表3に示すように、Aの元素種、x及びyの範囲を選定し、それぞれを秤量して用い、またそれぞれ表3に示す合成条件及び焼結条件により製造したこと以外は、実験1と全く同様にして、それぞれの焼結体を得るとともに、同様の測定を行った。得られた結果を表3に示す。なお、総合評価及び測定法などは、表1と同じである。
【0024】
【表3】
Figure 2004161532
【0025】
表3の結果によると、実施例15〜20で得られた焼結体は、いずれも総合評価が良好であり、また、圧電定数が115pC/N以上であって、アクチュエータ用材料の製造が可能であることを確認した。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、環境を汚染することのない金属元素を用いて、圧電定数が115pC/N以上を有する高性能な多結晶圧電材料が提供される。この焼結体は、生産性に優れており、また低誘電率であるため回路設計が容易であるから実用性に富むものであって、アクチュエータの駆動部素材や圧力センサーなどとして有用である。

Claims (7)

  1. Sr2−(x+y)NaNb15で表される成分組成からなるタングステンブロンズ型複合金属酸化物からなり、□は空孔であって、0<x<0.3、0<y<0.2であり、AはCa、Ba及びMgから選ばれる2種以上の元素であることを特徴とする多結晶圧電材料。
  2. 焼結体からなり、かつ結晶粒子の平均粒子径が3〜20μmであることを特徴とする請求項1に記載の多結晶圧電材料。
  3. 原料の混合工程、合成工程、粉砕工程、成形工程及び焼結工程を有する請求項1または2に記載の多結晶圧電材料の製造方法において、該焼結工程が1200〜1250℃で4〜8時間の焼成を行った後、さらに連続して1270〜1370℃で10〜50時間の焼成を行なうものであることを特徴とする多結晶圧電材料の製造方法。
  4. 前記合成工程が、1050〜1150℃で2〜12時間の焼成を行うものであることを特徴とする請求項3に記載の多結晶圧電材料の製造方法。
  5. 前記焼結する直前の粉末の粒子径が0.5〜0.8μmであることを特徴とする特許請求範囲3に記載の多結晶圧電材料の製造方法。
  6. 前記圧電化合物の合成工程及び焼成工程が大気中で行われることを特徴とする請求項3または4にに記載の多結晶圧電材料の製造方法。
  7. 請求項1または2に記載の多結晶圧電材料を含むことを特徴とするアクチュエータの駆動部素材。
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