JP2004155323A - パワープラントマウント装置 - Google Patents

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JP2004155323A JP2002323218A JP2002323218A JP2004155323A JP 2004155323 A JP2004155323 A JP 2004155323A JP 2002323218 A JP2002323218 A JP 2002323218A JP 2002323218 A JP2002323218 A JP 2002323218A JP 2004155323 A JP2004155323 A JP 2004155323A
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Shigeteru Matsuda
栄輝 松田
Junji Komatsu
順二 小松
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

【課題】車両のサイドメンバによりパワープラントを弾力的に支持する場合に、パワープラント側からサイドメンバ側への入力点とサイドメンバとのオフセット距離を減少させる。
【解決手段】車両のサイドメンバ2にパワープラント1を支持させるマウント部材30は、支持部材33の端部31がパワープラント1に固定されて他端の軸部32が外筒34内に配置され、軸部32と外筒34との間にインシュレータ35が設けられて、外筒34に取り付けられた平板状のブラケット36がサイドメンバ2の内側面37にボルト止めされ、外筒34内における軸部32の中心点Pがサイドメンバ2内に位置している。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両におけるサイドメンバ等の車体骨格メンバによってパワープラントを弾性支持する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両における従来のパワープラントマウント装置は、図3〜図5に例示されているように、エンジン及びトランスミッションが一体的に結合されて横置きとされたパワープラント1の上部と車両前後方向に延びて閉断面構造となっている左サイドメンバ2との間に設置されたマウント部材3、パワープラント1の上部と車両前後方向に延びて閉断面構造となっている右サイドメンバ4との間に設置されたマウント部材5、及び、パワープラント1の下部と車幅方向に延びるシャシクロスメンバ6との間に跨がって設置されたロールロッドマウント部材7により構成され、マウント部材3とマウント部材5とロールロッドマウント部材7との上下3個所でパワープラント1を車体に支持させるようにしている。
【0003】
マウント部材3は、断面略コ字状で底部が左サイドメンバ2の内側面に固定され両先端が車幅方向内側へ突出するマウントブラケット10と、間にゴム状弾性体からなるインシュレータ11が設置された内筒12及び外筒13と、内筒12内を挿通して車両前後方向に配置された状態でマウントブラケット10の先端に両端がそれぞれ係止されたボルト14とから構成され、外筒13のアーム15がパワープラント1の上部にボルト止めされている。
【0004】
マウント部材5は、間にゴム状弾性体からなるインシュレータが設置された図示しない内筒及び外筒16と、その内筒内を挿通して上下方向に配置されアーム17を介してパワープラント1の上部に固定された図示しないボルトとから構成され、外筒16が右サイドメンバ4の上面にボルト止めされている。
【0005】
ロールロッドマウント部材7は、シャシクロスメンバ6に固定されて車両前方に両先端が突出する二股状のマウントブラケット18と、パワープラント1の下部に一端が連結されて他端に外筒19が一体的に形成されたロッド20と、図示しない内筒及び外筒19間に設置されたゴム状弾性体からなるインシュレータ21と、その内筒内を挿通して車幅方向に配置され両端がマウントブラケット18の両先端にそれぞれ係止されたボルト22とから構成されて、パワープラント1がマウント部材3と、マウント部材5と、ロールロッドマウント部材7とにより車体に上下3点で3軸支持されている。
【0006】
しかしながら、マウント部材3においては、パワープラント1の起振力や、車両の加減速走行、あるいは、走行時のハンドル操舵等に伴って生じるパワープラント1の慣性力をパワープラント1側から左サイドメンバ2側へ伝達する際の荷重の作用中心であるボルト14の軸心が、左サイドメンバ2の断面中心点Qから距離dだけ車幅方向に大きくオフセットしているので、マウント部材3によるパワープラント1の支持剛性が低下することとなって、マウント部材3の振動減衰特性に難点が生じると共に、パワープラント1と左サイドメンバ2との間に比較的大きなスペースを必要とするため、ただでさえ狭いエンジンルーム内におけるマウント部材3の設定場所に制限を受けるおそれがあった。
【0007】
なお、車両におけるパワープラントマウント装置として、下記特許文献1及び特許文献2に記載されたものが従来から知られている。
【0008】
【特許文献1】
特開2000−120770号公報
【特許文献2】
特開平9−240291号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、車体骨格メンバによりパワープラントを弾性支持する場合に、パワープラント側から車体骨格メンバ側への入力点と車体骨格メンバとのオフセット距離を容易に減少させようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明にかかるパワープラントマウント装置は、パワープラントと車体骨格メンバとの間に跨がって配置され上記パワープラントから上記車体骨格メンバへの荷重が弾性体を介して伝達されるマウント部材を有し、上記マウント部材において作用する上記荷重の中心が上記車体骨格メンバ内に位置するように構成されている。
【0011】
すなわち、パワープラントと車体骨格メンバとの間に跨がって配置されたマウント部材において、パワープラントから車体骨格メンバへ作用する荷重の中心が車体骨格メンバ内に位置しているため、車体骨格メンバの外方に上記荷重中心が位置している従来技術と比較すると、上記荷重中心と車体骨格メンバとのオフセット距離を容易に減少させることができるので、パワープラントからの荷重によりマウント部材を介して車体骨格メンバに作用する曲げ入力やねじり入力を軽減させることが可能となり、また、パワープラントと車体骨格メンバとの間に必要なスペースを比較的小さくすることができることにより、マウント部材の設定場所に関する自由度を容易に大きくすることが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態例について、前記従来装置との同等部分にはそれぞれ同一符号を付けて説明する。
【0013】
図1及び図2において、車両用パワープラントマウント装置は、エンジン及びトランスミッションが一体的に結合されて横置きとされたパワープラント1の上部と車両前後方向に延びて閉断面構造となっている左サイドメンバ2との間に設置されたマウント部材30、パワープラント1の上部と車両前後方向に延びて閉断面構造となっている右サイドメンバ4との間に設置されたマウント部材5、及び、パワープラント1の下部とパワープラント1の車両後方で車幅方向に延びるシャシクロスメンバ6との間に跨がって設置されたロールロッドマウント部材7により構成され、マウント部材30とマウント部材5とロールロッドマウント部材7との上下3個所でパワープラント1を車体に支持させるようにしている。
【0014】
マウント部材30は、フランジ31と車幅方向の軸部32とをそなえた支持部材33、軸部32の外周を囲む外筒34、軸部32と外筒34との間に環状に配置されゴム状弾性体からなるインシュレータ35、及び、外筒34が圧入、溶接等の手段で固定された略平板状のブラケット36により構成され、支持部材33のフランジ31がパワープラント1の上部へボルト止めされると共に、ブラケット36が左サイドメンバ2の内側面37へボルト止めされており、このとき、支持部材33の軸部32及び外筒34がそれぞれ略車幅方向の軸心をもち、かつ、外筒34内における軸部32の中心点Pが左サイドメンバ2内に位置している。
なお、2´は左サイドメンバ2の内面に取り付けられたリンホースである。
【0015】
マウント部材5及びロールロッドマウント部材7は前記従来装置の場合ととくに変わるところがないので、説明を省略する。
【0016】
このパワープラントマウント装置において、マウント部材30でパワープラント1側から左サイドメンバ2側へ伝達される荷重は、支持部材33から順次インシュレータ35、外筒34及びブラケット36を経由する際インシュレータ35により緩衝される一方、支持部材33の軸部32に作用する上記荷重の中心、すなわち、中心点Pが左サイドメンバ2内に位置していて、左サイドメンバ2の断面中心点Rと中心点Pとの車幅方向におけるオフセット距離Dを前記従来装置の場合よりも容易に小さくすることができる。
【0017】
従って、パワープラント1からの荷重によりマウント部材30を介して左サイドメンバ2に作用する曲げ入力やねじり入力を従来よりも軽減させることが可能となる結果、マウント部材30によるパワープラント1の支持剛性が高められて、車体への振動伝達や騒音の発生を効果的に抑制することができるようになる。
【0018】
また、支持部材33の軸部32に作用する荷重の中心点Pが左サイドメンバ2内に位置していて、パワープラント1と左サイドメンバ2との車幅方向距離、すなわち、両者間の所要スペースを容易に縮小させることができるので、マウント部材30の設定場所に関する自由度を大きくすることが可能となって、振動、騒音等に関して一層有利なエンジンルーム内の位置にマウント部材30を配置しやすくなるという利点がある。
【0019】
さらに、支持部材33の軸部32を左サイドメンバ2内に位置させることにより、従来使用されていなかった左サイドメンバ2内の空間をマウント部材30の配置に利用しているので、エンジンルーム内のスペースをそれだけ有効に活用できることとなる。
【0020】
なお、左サイドメンバ2の断面中心点Rと支持部材33の軸部32に作用する荷重の中心点Pとを一致させて、オフセット距離Dが最小となるように構成してもよく、また、マウント部材におけるインシュレータとしては、ゴム状弾性体の外に、液体を封入した既知の弾性体等を適用できることはいうまでもない。
【0021】
【発明の効果】
本発明にかかるパワープラントマウント装置にあっては、パワープラントと車体骨格メンバとの間に跨がって配置されたマウント部材において、パワープラントから車体骨格メンバへ作用する荷重の中心が車体骨格メンバ内に位置していて、上記荷重中心と車体骨格メンバの中心とのオフセット距離を従来よりも容易に減少させることができるので、マウント部材によるパワープラントの支持剛性を高めて、車体への振動伝達や騒音の発生を効果的に抑制することができ、また、パワープラントと車体骨格メンバとの間に必要なスペースを比較的小さくすることができるため、マウント部材の設定場所に関する自由度を容易に大きくして、好適な場所にマウント部材を設置しやすくなる長所がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例における概略配置図。
【図2】図1のII−II縦断面拡大図。
【図3】従来装置における概略配置図。
【図4】図3のIV矢視拡大図。
【図5】図4のV−V縦断面矢視図。
【符号の説明】
1 パワープラント
2 左サイドメンバ
4 右サイドメンバ
5 マウント部材
6 シャシクロスメンバ
7 ロールロッドマウント部材
30 マウント部材
32 軸部
33 支持部材
34 外筒
35 インシュレータ

Claims (6)

  1. パワープラントと車体骨格メンバとの間に配置され上記パワープラントから上記車体骨格メンバへの荷重が弾性体を介して伝達されるマウント部材を有し、上記マウント部材において作用する上記荷重の中心が上記車体骨格メンバ内に位置するように構成されたパワープラントマウント装置。
  2. 請求項1において、上記車体骨格メンバが閉断面を形成したパワープラントマウント装置。
  3. 請求項1または請求項2において、上記車体骨格メンバが車両前後方向に延びるサイドメンバであるパワープラントマウント装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかにおいて、上記マウント部材が軸部と外筒とをそなえ、上記弾性体が上記軸部と上記外筒との間に環状に配置されたパワープラントマウント装置。
  5. 請求項4において、上記軸部が上記パワープラントに固定されて上記外筒が上記車体骨格メンバに固定され、上記軸部に上記荷重が作用するように構成されたパワープラントマウント装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかにおいて、左右の車体骨格メンバに対してそれぞれマウント部材により上記パワープラントを支持し、上記パワープラントの車両後方に配置されたシャシクロスメンバに対してロールロッドマウント部材で上記パワープラントを支持するように構成されたパワープラントマウント装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022157833A1 (ja) * 2021-01-19 2022-07-28 日産自動車株式会社 ペンデュラム式マウントシステム

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