JP2004135385A - リニアモータ界磁部およびそれを用いたリニアモータ装置 - Google Patents

リニアモータ界磁部およびそれを用いたリニアモータ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】材料歩留まりの向上と製造コストの低下となり、しかも磁性体平板を複数個組み付けた後、中間部の磁性体平板を一つだけ外す場合にも取り外し作業が簡単となるリニアモータ界磁部およびそれを用いたリニアモータ装置を提供する。
【解決手段】複数個の永久磁石2,3を等ピッチに配置固定するリニアモータ界磁部1において、磁性体平板1を長方形とし、これにその総数が2n+1(nは正の整数)となる永久磁石2を配置固定する際、一定の斜角を持って配置され、かつ磁性体平板1の両端に配置される各永久磁石3はその形状が、その他の永久磁石2の形状と同じものを前記一定の斜角を持った状態で左右の面積が同一になるように縦切断した形状のものとした。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リニアモータ界磁部およびそれを用いたリニアモータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
[第1の従来技術]
図6は第1の従来技術を示すリニアモータの斜視図である。
図において、1’は多数の永久磁石2を配置固定した従来の界磁ヨーク(固定子)でリニアモータ界磁部を構成しており、その上にギャップを介して可動子としてのリニアモータ電機子部4が対向配置され、界磁ヨーク1’の作る界磁と電機子4を流れる電流とによって、固定子1’の上を長さ方向に移動する。
図7は図6の界磁ヨーク1’の平面図で、(a)は界磁ヨーク1’を構成する1単位としての磁性体平板を示し、(b)は磁性体平板1’を2枚直列配置した状態を示す。図7に示すように、従来の磁性体平板(界磁ヨーク)1’は、配置される永久磁石2の斜角と同一の鋭角をもつ平行四辺形状の平板に2n(nは正の整数とする)個の永久磁石を等ピッチで配置固定させている構造であった。
【0003】
[第2の従来技術]
また、図8は第2の従来技術を示すリニアモータのリニアスケールを説明する図であって、(a)はその正面断面図、(b)はその平面図である。
図において、60は可動子で、主として以下の部品61〜66から成る。すなわち、61は駆動テーブル、62はリニアモータ電機子部、63はリニアガイド(左右に2個)、64はスケールヘッド、65はスケールホルダ、66はスケールリードである。
一方、70は固定子で、主として以下の部品71〜73から成る。すなわち、71はスライダベース、72は磁性体平板、73は永久磁石、74はリニアスケールである。
従来のリニアモータは、図8に示すように、固定子70の中央に永久磁石73を備えた磁性体平板72と、これに対向した一つの電機子62を備えた可動子60を一対としたリニアモータの両サイドにリニアガイド63を平行に配置固定させ、その片外側に、リニアスケール部64,65を構成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、第1の従来技術の磁性体平板では、磁性体平板の平行四辺形状の加工は、材料歩留まりを下げるだけではなく、加工工数も増大するので、その製造コストが20%程度上昇した。
また、磁性体平板を複数個組み付けた後、中間部の磁性体平板を一つだけ外す場合に、平行四辺形であると、取り外し作業が不便となる問題があった。
本発明は上記課題を解決するものであって、本発明の第1の目的は、磁性体平板を平行四辺形加工する必要をなくして材料歩留まりを向上させ、その加工工数を減らして製造コストも低下させ、しかも磁性体平板を複数個組み付けた後、中間部の磁性体平板を一つだけ外す場合に取り外し作業が簡単となるリニアモータ界磁部を提供することである。
【0005】
また、第2の従来技術では、リニアモータの駆動中心軸Oから一番離れた位置Lにリニアスケール部64,65が配置固定されているため、リニアモータの走り精度の影響を受け、ギャップが位置により異なる等の事象が生じ、リニアスケールの検出精度低下などの問題を生じさせていた。
また、中心軸Oから最長の距離Lになるので、リニアスモータの振動の影響を非常に受けやすく、サーボゲイン調整時、ゲインが上がりにくいなどの問題が起こり、速度制御の精度、位置決め精度の劣化をひき起こすなどの問題が生じた。
【0006】
一方、位置測定器として使用されるリニアモータに対する駆動装置を改善するため、一対の駆動装置を本体の中央に配置したリニアモータに対して左右対称に設け、駆動装置のヨークに設けたあり溝により永久磁石を固定し、対向する永久磁石の間で線型駆動する可動子の内部に、縦方向部が同一平面上に位置するように各々構成された多数の巻取りコイルを内蔵させ、その巻取りコイル間の中央にリニアスケールを設けたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開平10−52022号公報
【0008】
特許文献1記載のリニアモータに対する駆動装置は、位置測定器として使用されるリニアスケールに、側面からの力が作用して正確な制御が不可能となったり、機械自体の損傷が発生することがないような配慮がなされているものであるが、そこに記載されているリニアスケールはスライド部の可動子とは分離して別体として設置されているので、広いスペースを必要とし、かつ可動子部分もスケールヘッド部分も強度的に弱くなる欠点があり、また長溝加工の中にスケールヘッドを間挿させた構造を採っているので、製作工数が多くかかり、したがってコスト高となった。
本発明は上記課題を解決するもので、本発明の第2の目的は、リニアスケールの検出精度を向上させ、また速度制御の精度、位置決め精度を劣化させることのないリニアモータ検出器を提供するとともに、可動子部分もリニアスケール部分も強度的に十分耐えうるしかも広いスペースを必要としない、製作工数の少ない、したがってコストダウンとなるリニアモータを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載のリニアモータ界磁部の発明は、複数個の永久磁石を進行方向に対して一定の斜角を持ってかつ互いに等ピッチに配置固定する磁性体平板を備えたリニアモータ界磁部において、前記磁性体平板を長方形とし、該磁性体平板の上にその総数が2n+1(nは正の整数)となる前記永久磁石を配置固定する際前記磁性体平板の両端に配置される各永久磁石はその形状が、その他の永久磁石の形状と同じものを前記一定の斜角を持った状態で左右の面積が同一になるように縦切断した形状のものであることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のリニアモータ界磁部において、前記永久磁石の表面を非磁性材の薄板材で形成されたカバーで覆ったことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載のリニアモータ界磁部において、全ての前記永久磁石が包含される容積を樹脂によりモールドしたことを特徴とする。
以上の構成により、磁性体平板を平行四辺形加工しなくなるので材料歩留まりの向上と製造コストの低下となり、しかも磁性体平板を複数個組み付けた後、中間部の磁性体平板を一つだけ外す場合にも取り外し作業が簡単となる。
請求項4記載のリニアモータ装置の発明は、請求項1〜3のいずれか1項記載のリニアモータ界磁部を2個対向配置すると共に、前記2個のリニアモータ界磁部の間にギャップを介してリニアモータ電機子を配置し、前記リニアモータ界磁部を固定子としてスライダベースに固定し、前記リニアモータ電機子部を可動子として構成した吸引力相殺形のリニアモータ装置において、前記スライダベース上に前記リニアモータ電機子部と対向するようにリニアスケールのスケール部を該リニアモータの可動子を支持案内するリニアガイドに平行に配置固定させ、これに対向するスケールヘッド部は2つのリニアモータ界磁部間をスラスト方向に移動する電機子に熱絶縁材を介して固定させたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載のリニアモータ装置において、リミットスイッチを前記スライダベースの上面に配置させたことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項4または5記載のリニアモータ装置において、前記熱絶縁材の熱伝導率が、0.3[W/K・m]以下の物性を持つ材料であることを特徴とする。
以上の構成により、リニアスケールの検出精度を向上させ、また速度制御の精度、位置決め精度を劣化させることがなくなるとともに、可動子部分もリニアスケール部分も強度的に十分耐えうるようになり、しかも広いスペースを必要としなく、製作工数も少なくなり、したがってコストダウンとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について図面に基づいて詳しく説明する。
[第1の実施の形態]
本発明の第1の実施の形態について図1および図2に基づいて説明する。
図において、1は本発明に係る界磁ヨーク、2は第1永久磁石、3、3’は本発明に係る第2永久磁石である。なお、4は図6と同じに可動子としてのリニアモータ電機子部である。説明の簡単化のために可動子を支持案内するリニアガイド等は図示を省略している。界磁ヨーク1の作る界磁と電機子4を流れる電流とによって、固定子1の上を長さ方向に移動する。
図2は図1の界磁ヨークの平面図で、(a)は界磁ヨークを構成する1単位としての磁性体平板(界磁ヨーク)1を示し、(b)は磁性体平板を2枚直列配置した状態を示す。
図において、磁性体平板1は従来の平行四辺形ではなくて長方形としている。そして、この磁性体平板にその総数が2n+1(nは正の整数)個の永久磁石(うち2n−1個は第1永久磁石2、2個は第2永久磁石3、3’)を配置固定する際、進行方向に対して一定の斜角を持って配置している。
さらに、磁性体平板1の両端に配置される2個の磁石として、第2永久磁石3、3’を用いている。第2永久磁石の形状は、第1永久磁石2の形状のものを前記斜角を持った状態で、左右の面積が同一になるように縦切断したものの一方(3)と他方(3’)となっている。
図1の磁性体平板1を2枚直列配置すると図2(b)のようになる。
すなわち、複数の界磁ヨーク1をつなげていく際には、単に直角部を合わせていくことでリニアモータの界磁長を長くしていくことができる。
このように第1の実施の形態によれば、磁性体平板を平行四辺形加工する必要がなくなるので、材料歩留まりを向上させることができる。
また、その加工工数を減らして製造コストも低下させることができる。
しかも磁性体平板を複数個組み付けた後、中間部の磁性体平板を一つだけ外す場合に、直角に取り付けられているので外し作業が簡単となる。
【0011】
なお、永久磁石2,3,3’の表面は非磁性材の薄板材で形成されたカバー(図示せず)で覆っておくようにすると、経年変化に強いものとなる。
さらに、全ての永久磁石2,3,3’が包含される容積を樹脂(図示せず)によりモールドすると、いっそう強固なものとなる。
【0012】
図3は第1の実施の形態の応用例で、磁気吸引力相殺形リニアモータに適用した例で、(a)は本発明に係る界磁ヨーク(固定子)の斜視図、(b)は磁気吸引力相殺形リニアモータの正面断面図である。
図において、5は可動子(電機子)、51はリニアモータ電機子部、6は固定子(界磁ヨーク)、61は界磁ヨークである。リニアモータ電機子部51と空隙を介して対向する界磁ヨーク61は、第1の実施の形態に係るものとなっている。すなわち、磁性体平板1は長方形となっており、この磁性体平板1の上に、図2と同様の考え方で第1永久磁石2と第2永久磁石3,3’が固定配置されている。
このように磁気吸引力相殺形のリニアモータにおいても、第1の実施の形態によれば、磁性体平板を平行四辺形加工する必要がなくなるので、材料歩留まりを向上させることができ、また、その加工工数を減らして製造コストも低下させることができる。
しかも磁性体平板を複数個組み付けた後、中間部の磁性体平板を一つだけ外す場合に、直角に取り付けられているので外し作業が簡単となる。
【0013】
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について図4に基づいて説明する。
図4は本発明の第2の実施の形態に係るリニアモータの正面図(a)と平面図(b)である。図において、11は駆動テーブル、12は磁気吸引力相殺形可動子、13はリニアガイド、14は熱絶縁材、16はスケールリード、21はスライダベース、22は磁石固定子、41はリニアスケール、42はスケールヘッドである。
図に示す磁気吸引力相殺形リニアモータは、2つの磁石固定子22が、スライダベース21の上面に対し、平行かつ直角に配置されるリニアモータである。
前記スライダベース21の上面に、リニアスケールのスケール41をリニアガイド13と平行に配置固定させ、これに対抗するスケールヘッド42は、2つの磁石固定子22間をスラスト方向に移動する可動子(電機子)12に熱絶縁材14を介して固定させた構造になっている。
熱絶縁材14はスケールヘッド42の温度を上げないために設けられているもので、熱伝導度が0.3〔W/K・m〕以下の物性値を持つものを使用している。
【0014】
以上のように、本発明の第2の実施の形態によれば、リニアスケール41とスケールヘッド42がリニアモータの駆動中心軸上にあるので、リニアモータの走り精度の影響を受けることが少なくなり、ギャップが位置により異なる等の事象が生じなくなり、リニアスケールの検出精度が向上する。
また、中心軸上にあるので、リニアスモータの振動の影響を受けにくく、したがってサーボゲイン調整時、ゲインが上がりにくいなどの問題が起こらなくなる。速度制御の精度、位置決め精度の劣化もおきなくなる。
【0015】
図5に本発明の第2の実施の形態の応用例を示す。
図5は本発明の第2の実施の形態に係るリニアモータの正面図(a)と平面図(b)である。図において、図4と同じ符号は同じものを指すので説明は省略する。17はリミットスイッチ(ターゲット)、18はリミットスイッチ(センサ部)である。図5から解るように、リミットスイッチ(ターゲット)17がリミットスイッチ(センサ部)18に接触する等により停止させるもので、これによりリニアモータのオーバランが防止できる。
【0016】
【発明の効果】
以上述べたように、第1の実施の形態によれば、平板ヨークを長方形にすることで材料歩留まりを上げるだけではなく、加工工数も減少し、その結果、製造コストが20%程度低減できる。また、界磁ヨークを複数個組み付けた後、中間部の界磁ヨークを一つだけ外す場合に、平行四辺形ヨークであると取り外し作業が不便というような問題があったが、本案によればこの作業が容易になる。
また、第2の実施の形態によればリニアスケールをスライダの駆動中心軸上に配置固定させることにより、スライダの走り精度の影響を受けにくくなり、つまりギャップ変動が小さくなることで、リニアスケールの検出精度低下などの問題がなくなる。また中心軸上にあるので、リニアモータの振動の影響を受けにくく、サーボゲイン調整時、ゲインが大きくとることができるので、速度制御の精度、位置決め精度を大幅に向上できるという効果がある。
さらに、特許文献1の発明と異なり、可動子部分もリニアスケール部分も強度的に十分耐えうる、しかも広いスペースを必要としない、製作工数の少ない、したがってコストダウンとなるリニアモータが得られることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る界磁ヨークに載置されたリニアモータの斜視図である。
【図2】図1の界磁ヨークの平面図で、(a)は界磁ヨークを構成する1単位としての磁性体平板を示し、(b)は磁性体平板を2枚直列配置した状態を示す。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る磁性体平板を磁気吸引力相殺形リニアモータに応用した例を示す概念図で、(a)は左右の界磁ヨークを示す斜視図、(b)は磁気吸引力相殺形リニアモータの正面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るリニアモータの正面図と平面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る応用例を示すリニアモータの正面図と平面図である。
【図6】従来のリニアモータの界磁ヨークに載置されたリニアモータの斜視図である。
【図7】図6の界磁ヨークの平面図で、(a)は界磁ヨークを構成する1単位としての磁性体平板を示し、(b)は磁性体平板を2枚直列配置した状態を示す。
【図8】従来のスライダの正面図と平面図である。
【符号の説明】
1:界磁ヨーク
2:界磁永久磁石A
3:界磁永久磁石B
4:電機子
5:磁気吸引力相殺形電機子
6:磁気吸引力相殺形界磁ヨーク
11 駆動テーブル
12 磁気吸引力相殺形可動子
13 リニアガイド
14 熱絶縁材
16 スケールリード
17 リミットスイッチ(ターゲット)
18 リミットスイッチ(センサ部)
21 スライダベース
22 磁石固定子
41 リニアスケール
42 スケールヘッド

Claims (6)

  1. 複数個の永久磁石を進行方向に対して一定の斜角を持ってかつ互いに等ピッチに配置固定する磁性体平板を備えたリニアモータ界磁部において、
    前記磁性体平板を長方形とし、該磁性体平板の上にその総数が2n+1(nは正の整数)となる前記永久磁石を配置固定する際前記磁性体平板の両端に配置される各永久磁石はその形状が、その他の永久磁石の形状と同じものを前記一定の斜角を持った状態で左右の面積が同一になるように縦切断した形状のものであることを特徴とするリニアモータ界磁部。
  2. 前記永久磁石の表面を非磁性材の薄板材で形成されたカバーで覆ったことを特徴とする請求項1記載のリニアモータ界磁部。
  3. 全ての前記永久磁石が包含される容積を樹脂によりモールドしたことを特徴とする請求項1または2記載のリニアモータ界磁部。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載のリニアモータ界磁部を2個対向配置すると共に、前記2個のリニアモータ界磁部の間にギャップを介してリニアモータ電機子を配置し、前記リニアモータ界磁部を固定子としてスライダベースに固定し、前記リニアモータ電機子部を可動子として構成した吸引力相殺形のリニアモータ装置において、
    前記スライダベース上に前記リニアモータ電機子部と対向するようにリニアスケールのスケール部を該リニアモータの可動子を支持案内するリニアガイドに平行に配置固定させ、これに対向するスケールヘッド部は2つのリニアモータ界磁部間をスラスト方向に移動する電機子に熱絶縁材を介して固定させたことを特徴とするリニアモータ装置。
  5. リミットスイッチを前記スライダベースの上面に配置させたことを特徴とする請求項4記載のリニアモータ装置。
  6. 前記熱絶縁材の熱伝導率が、0.3[W/K・m]以下の物性を持つ材料であることを特徴とする請求項4または5記載のリニアモータ装置。
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