JP2004135291A - 画像形成装置、蓄積文書処理方法および蓄積文書処理システム - Google Patents

画像形成装置、蓄積文書処理方法および蓄積文書処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】 蓄積文書に対する認証機能を共有することができ、ネットワークおよび融合機のリソースを浪費することなく蓄積文書の供給が可能な画像形成装置,蓄積文書処理方法および蓄積文書処理システムを提供することを目的とする。
【解決手段】 画像形成装置1であって、ネットワーク機器との間で確立された第2のセッションの情報と画像形成装置1の内部で確立された第1のセッションの情報とを対応付けて第2のセッションの情報をネットワーク機器に送信する一方、第2のセッションの情報を利用した蓄積文書処理要求を受信すると、第2のセッションの情報に対応する第1のセッションの情報を特定して蓄積文書処理要求に応じた蓄積文書を取得してネットワーク機器に送信するネットワークサービス142と、第1のセッションの情報を生成してネットワークサービス142に送信する文書管理サービス143とを有することにより上記課題を解決する。
【選択図】 図3

Description

 本発明は、画像形成装置、蓄積文書処理方法および蓄積文書処理システムに係り、特に蓄積文書に対して所定の処理を行う画像形成装置、蓄積文書処理方法および蓄積文書処理システムに関する。
 近年、プリンタ,コピー,ファクシミリおよびスキャナなどの各装置の機能を1つの筐体内に収納した画像形成装置(以下、融合機という)が知られるようになった。この融合機は、1つの筐体内に表示部,印刷部および撮像部などを設けると共に、プリンタ,コピー,ファクシミリおよびスキャナにそれぞれ対応する4種類のソフトウェアを設け、そのソフトウェアを切り替えることより、プリンタ,コピー,ファクシミリおよびスキャナとして動作させるものである。
 このような融合機は、例えば文書管理データベース(以下、文書管理DBという)に文書ファイルを蓄積文書として格納している。融合機はネットワーク機器や他の融合機などにネットワークを介して接続され、ネットワーク機器などからの指示により文書管理DBに格納している蓄積文書を送信する。なお、セキュリティ上の問題に対応するため、融合機は文書管理DBに格納している蓄積文書にパスワードを設定することが多い。
 例えば融合機の文書管理DBに格納されている蓄積文書を取得する場合、ネットワーク機器は所望の蓄積文書を識別するための文書IDおよびその蓄積文書の使用権限を証明するパスワードを融合機に送信する。融合機はパスワード認証が成功すれば、その文書IDに対応する蓄積文書を文書管理DBから読み出てネットワーク機器に送信していた。
 なお、ネットワーク機器はブラウザ(Browser)などを利用することで、融合機に対して蓄積文書の取得要求を行っていた。特許文献1には、上記のような融合機の一例が記載されている。
特開2002−84383号公報
 しかしながら、従来の融合機は蓄積文書の出力要求,取得要求の他、蓄積文書に関する様々な処理要求をネットワーク機器や他の融合機から受信する。このため、融合機は蓄積文書に関する様々な処理要求に応じたユーザサービスのプロセスが設けられている。
 したがって、蓄積文書にパスワードが設定されている場合、蓄積文書に関する様々な処理要求に応じたユーザサービスのプロセスごとにパスワード認証の機能を設ける必要があり、機能が重複するという問題があった。
 また、融合機は文書管理DBから読み出した蓄積文書を複数のユーザサービスのプロセスで取り扱う場合、読み出した蓄積文書をそのままユーザサービスのプロセス間で転送する。したがって、融合機のリソースを無駄に浪費しているという問題があった。
 本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、蓄積文書に対する認証機能を共有することができ、ネットワークおよび融合機のリソースを浪費することなく蓄積文書に対して所定の処理を行うことができる画像形成装置,蓄積文書処理方法および蓄積文書処理システムを提供することを目的とする。
 そこで、上記課題を解決するため、本発明は、画像形成処理で使用されるハードウェア資源と、画像形成に係る処理を行うプログラムと、蓄積文書を蓄積する文書蓄積手段とを有する画像形成装置であって、外部のネットワーク機器から前記文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する認証要求を受信すると、その認証要求に応じて文書管理サービスとの間で確立された第1のセッションの第1セッション情報を取得し、前記ネットワーク機器との間で確立された第2のセッションの第2セッション情報と第1セッション情報とを対応付けて第2セッション情報を前記ネットワーク機器に送信する一方、前記ネットワーク機器から第2セッション情報を利用した所定の処理要求を受信すると、第2セッション情報に対応する第1セッション情報を特定し、第1セッション情報を用いて前記文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する所定の処理要求を実行するネットワークサービスと、前記認証要求に応じて前記ネットワークサービスとの間で確立された第1のセッションの第1セッション情報を生成して前記ネットワークサービスに送信する文書管理サービスとを有することを特徴とする。
 また、本発明は、画像形成処理で使用されるハードウェア資源と、画像形成に係る処理を行うプログラムと、蓄積文書を蓄積する文書蓄積手段とを有する画像形成装置の蓄積文書処理方法であって、外部のネットワーク機器から前記文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する認証要求を受信し、前記認証要求に応じて前記画像形成装置内部で確立された第1のセッションの第1セッション情報を取得する段階と、前記ネットワーク機器と前記画像形成装置との間で確立された第2のセッションの第2セッション情報と第1のセッションの第1セッション情報とを対応付けて第2セッション情報を前記ネットワーク機器に送信する段階と、前記ネットワーク機器から第2セッション情報を利用した所定の処理要求を受信して第2セッション情報に対応する第1セッション情報を特定する段階と、第1セッション情報を用いて前記文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する所定の処理要求を実行する段階とを有することを特徴とする。
 また、本発明は、1つ以上の外部のネットワーク機器と、前記外部のネットワーク機器にネットワークを介して接続された画像形成装置とを用いて、前記画像形成装置の文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対して所定の処理を実行する蓄積文書処理システムであって、前記画像形成装置は、外部のネットワーク機器から前記文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する認証要求を受信すると、その認証要求に応じて前記画像形成装置内部で確立された第1のセッションの第1セッション情報を取得し、前記ネットワーク機器と前記画像形成装置との間で確立された第2のセッションの第2セッション情報と第1のセッションのセッション情報とを対応付けて第2セッション情報を前記ネットワーク機器に送信する一方、前記ネットワーク機器から第2セッション情報を利用した所定の処理要求を受信すると第2セッション情報に対応する第1セッション情報を特定し、第1セッション情報を用いて前記文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する所定の処理要求を実行するネットワークサービスと、前記認証要求に応じて前記ネットワークサービスとの間で確立された第1のセッションの第1セッション情報を生成して前記ネットワークサービスに送信する文書管理サービスとを有することを特徴とする。
 また、本発明は、1つ以上の外部のネットワーク機器と、前記外部のネットワーク機器にネットワークを介して接続された画像形成装置とを用いて、前記画像形成装置の文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対して所定の処理を実行する蓄積文書処理システムの蓄積文書処理方法であって、前記画像形成装置が、外部のネットワーク機器から前記文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する認証要求を受信すると、その認証要求に応じて前記画像形成装置内部で確立された第1のセッションの第1セッション情報を取得する段階と、前記画像形成装置が、前記ネットワーク機器と前記画像形成装置との間で確立された第2のセッションの第2セッション情報と第1のセッションのセッション情報とを対応付けて第2セッション情報を前記ネットワーク機器に送信する段階と、前記画像形成装置が、前記ネットワーク機器から第2セッション情報を利用した所定の処理要求を受信すると第2セッション情報に対応する第1セッション情報を特定する段階と、前記画像形成装置が、第1セッション情報を用いて前記文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する所定の処理要求を実行する段階と、を有することを特徴とする。
 本発明によれば、認証要求に応じた第1のセッションの第1セッション情報を利用して所定の処理要求を行うことにより、既に認証された蓄積文書を識別できるので、蓄積文書に対する認証機能を共有することが可能である。また、本発明によれば、第1のセッションの第1セッション情報を利用して蓄積文書処理要求を行うことにより、画像形成装置のユーザサービス間で無駄に蓄積文書を転送させる必要がなく、リソースの浪費を防ぐことができる。さらに、本発明によれば、第1のセッションの第1セッション情報をそのままネットワーク上に送信しないため、機密性を高めることができる。
 本発明によれば、蓄積文書に対する認証機能を共有することができ、リソースの浪費を防ぐことができ、機密性を高めることができる画像形成装置、蓄積文書処理方法および蓄積文書処理システムを提供することができる。
 次に、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。
 図1は、本発明による融合機の一実施例の構成図である。融合機1は、ソフトウェア群2と,融合機起動部3と,ハードウェア資源4とを含むように構成される。
 融合機起動部3は融合機1の電源投入時に最初に実行され、アプリケーション層5およびプラットフォーム6を起動する。例えば融合機起動部3は、アプリケーション層5およびプラットフォーム6のプログラムをハードディスク装置(以下、HDDという)などから読み出し、読み出した各プログラムをメモリ領域に転送して起動する。
 ハードウェア資源4は、プロッタ11と,スキャナ12と,ファクシミリなどのその他のハードウェアリソース13とを含む。ソフトウェア群2は、UNIX(登録商標)などのオペレーティングシステム(以下、OSという)上に起動されているアプリケーション層5とプラットフォーム6とを含む。アプリケーション層5は、プリンタ,コピー,ファックスおよびスキャナなどの画像形成にかかるユーザサービスにそれぞれ固有の処理を行うプログラムを含む。
 アプリケーション層5は、プリンタアプリ21と,コピーアプリ22と,ファックスアプリ23と,スキャナアプリ24と,WEBページアプリ25と,1つ以上の共有ファンクション(以下、SFという)28と,WEBページアプリ25とSF28との間に設けられたWEBサービスファンクション(以下、WSFという)27とを含む。
 WSF27は、予め定義されている関数によりWEBページアプリ25からの処理要求を受信するアプリケーションプログラムインターフェース(以下、APIという)51を有する。また、SF28は予め定義されている関数によりWSF27からの処理要求を受信するAPI52を有する。WSF27はAPI51を介してWEBページアプリ25からの処理要求を受信すると、その処理要求に応じてSF28を選択する。WSF27はAPI51を介して受信した処理要求を、その処理要求に応じて選択したSF28にAPI52を介して送信する。SF28はAPI52を介して処理要求を受信すると、その処理要求に応じた処理を行う。
 例えば図1の融合機1は2つのSF28を含んでいるが、一方のSF28が後述するネットワークサービス142の処理を行い、他方のSF28が後述する文書管理サービス143の処理を行う。
 プラットフォーム6は、アプリケーション層5からの処理要求を解釈してハードウェア資源4の獲得要求を発生するコントロールサービス層9と、1つ以上のハードウェア資源4の管理を行ってコントロールサービス層9からの獲得要求を調停するシステムリソースマネージャ(以下、SRMという)39と、SRM39からの獲得要求に応じてハードウェア資源4の管理を行うハンドラ層10とを含む。なお、プラットフォーム6は予め定義されている関数により、アプリケーション層5からの処理要求を受信するAPI53を有するように構成されている。OSは、アプリケーション層5およびプラットフォーム6の各ソフトウェアをプロセスとして並列実行する。
 コントロールサービス層9は、ネットワークコントロールサービス(以下、NCSという)31,デリバリーコントロールサービス(以下、DCSという)32,オペレーションパネルコントロールサービス(以下、OCSという)33,ファックスコントロールサービス(以下、FCSという)34,エンジンコントロールサービス(以下、ECSという)35,メモリコントロールサービス(以下、MCSという)36,ユーザインフォメーションコントロールサービス(以下、UCSという)37,システムコントロールサービス(以下、SCSという)38など、一つ以上のサービスモジュールを含むように構成されている。
 NCS31のプロセスは、ネットワーク側から各プロトコルによって受信したデータを各アプリケーションに振り分けたり、各アプリケーションからのデータをネットワーク側に送信する際の仲介を行う。例えばNCS31は、ネットワークを介して接続されるネットワーク機器とのデータ通信をhttpd(HyperText Transfer Protocol Daemon)により、HTTP(HyperText Transfer Protocol)で制御する。
 DCS32のプロセスは、蓄積文書の配送などの制御を行う。OCS33のプロセスは、オペレータと本体制御との間の情報伝達手段となるオペレーションパネルの制御を行う。FCS34のプロセスは、アプリケーション層5からPSTNまたはISDN網を利用したファックス送受信,バックアップ用のメモリで管理されている各種ファックスデータの登録/引用,ファックス読み取り,ファックス受信印刷などを行うためのAPIを提供する。
 ECS35のプロセスは、プロッタ11,スキャナ12,ハードウェアリソース13などのエンジン部の制御を行う。MCS36のプロセスは、メモリの取得および解放,HDDの利用,画像データの圧縮および伸張などのメモリ制御を行う。UCS37のプロセスは、ユーザ情報の管理を行うものである。SCS38のプロセスは、アプリケーション管理,操作部制御,システム画面表示,LED表示,ハードウェア資源管理,割り込みアプリケーション制御などの処理を行う。
 SRM39のプロセスは、SCS38と共にシステムの制御およびハードウェア資源4の管理を行うものである。例えばSRM39のプロセスは、プロッタ11やスキャナ12などのハードウェア資源4を利用する上位層からの獲得要求に従って調停を行い、実行制御する。
 具体的に、SRM39のプロセスは獲得要求されたハードウェア資源4が利用可能であるか(他の獲得要求により利用されていないかどうか)を判定し、利用可能であれば獲得要求されたハードウェア資源4が利用可能である旨を上位層に通知する。また、SRM39のプロセスは上位層からの獲得要求に対してハードウェア資源4を利用するためのスケジューリングを行い、要求内容(例えば、プリンタエンジンによる紙搬送と作像動作,メモリ確保,ファイル生成など)を直接実施している。
 また、ハンドラ層10は後述するファックスコントロールユニット(以下、FCUという)の管理を行うファックスコントロールユニットハンドラ(以下、FCUHという)40と、プロセスに対するメモリの割り振り及びプロセスに割り振ったメモリの管理を行うイメージメモリハンドラ(以下、IMHという)41とを含む。SRM39,FCUH40等は、予め定義されている関数によりハードウェア資源4に対する処理要求を送信するエンジンI/F54を利用して、ハードウェア資源4に対する処理要求を行う。
 図1の構成により、融合機1は各アプリケーションで共通的に必要な処理をプラットフォーム6で一元的に処理することができる。次に、融合機1のハードウェア構成について説明する。
 図2は、本発明による融合機の一実施例のハードウェア構成図である。融合機1は、コントローラ60,オペレーションパネル80,FCU81,エンジン部82を有する。コントローラ60は、CPU61,システムメモリ62,ノースブリッジ(NB)63,サウスブリッジ(SB)64,ASIC66,ローカルメモリ67,HDD68、ネットワークインターフェースカード(NIC)69,USBデバイス70,IEEE1394デバイス71,セントロニクス72を有する。オペレーションパネル80は、コントローラ60のASIC66に接続されている。また、FCU81およびエンジン部82はコントローラ60のASIC66にPCIバス83で接続されている。
 コントローラ60は、ASIC66にローカルメモリ67,HDD68などが接続されると共に、CPU61とASIC66とがCPUチップセットのNB63を介して接続されている。コントローラ60は、NB63を介してCPU61とASIC66とを接続することにより、CPU61のインターフェースが公開されていない場合に対応する。
 なお、ASIC66とNB63とはAGP(Accelerated
Graphics Port )65を介して接続されている。このように、図1のアプリケーション5やプラットフォーム6を形成する一つ以上のプロセスを実行制御するため、ASIC66とNB63とを低速のPCIバスでなくAGP65を介して接続することで、パフォーマンスの低下を防いでいる。
 CPU61は、融合機1の全体制御を行うものである。CPU61は、NCS31,DCS32,OCS33,FCS34,ECS35,MCS36,UCS37,SCS38をOS上に起動して実行させると共に、アプリケーション5を形成するプリンタアプリ21,コピーアプリ22,ファックスアプリ23,スキャナアプリ24,WEBページアプリ25,WSF27,SF28を起動して実行させる。
 NB63は、CPU61,システムメモリ62,SB64,ASIC66,NIC69,USBデバイス70,IEEE1394デバイス71およびセントロニクス72を接続するためのブリッジである。SB64,NIC69,USBデバイス70,IEEE1394デバイス711およびセントロニクス72は、PCIバス73を介してNB63に接続されている。なお、SB64は、PCIバス73とROMや周辺デバイス等とを接続するためのブリッジである。
 システムメモリ62は、融合機1の描画用メモリなどとして用いるメモリである。ローカルメモリ67はコピー用画像バッファ,符号バッファとして用いるメモリである。ASIC66は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのICである。HDD68は、画像データの蓄積,文書データの蓄積,プログラムの蓄積,フォントデータの蓄積,フォームの蓄積などを行うストレージ(補助記憶装置)の一例である。
 NIC69は、融合機1をネットワークに接続するインターフェース機器である。USBデバイス70,IEEE1394デバイス71およびセントロニクス72は、夫々の規格に準じたインターフェースである。また、オペレーションパネル80は、オペレータからの入力操作を受け付けると共に、オペレータに向けた表示を行う操作部である。
 なお、FCU81はバックアップ用のメモリを有している。FCU81が有するメモリは、例えば融合機1の電源がOFFのときに受信したファクシミリデータを一時的に格納するために利用される。
 以下、融合機1により実現される蓄積文書取得方法について図面を参照しつつ説明していく。図3は、本発明による蓄積文書取得方法の第1実施例の説明図である。図4は、本発明による蓄積文書取得方法の第1実施例のシーケンス図である。なお、図3および図4では説明に必要のない構成を省略している。
 図3および図4の蓄積文書取得方法は融合機1にインターネットなどのネットワーク130を介して接続されるネットワーク機器120が、融合機1に蓄積されている文書ファイル(以下、蓄積文書という)を取得するものである。
 まず、ネットワーク機器120のブラウザ121は融合機1に蓄積されている蓄積文書のリストおよび文書IDを例えばHTTPリクエストおよびHTTPレスポンスを用いて融合機1から入手しているものとする。ネットワーク機器120を操作するユーザはブラウザ121の画面上に表示されている蓄積文書のリストから取得を所望する蓄積文書を選択すると共に、蓄積文書の取得にパスワードの入力が必要であればパスワードを入力する。そして、ユーザは蓄積文書を融合機1から取得するために、例えばブラウザ121の画面上に設けられている所定のボタンをマウス等でクリックする。
 ステップS1では、ネットワーク機器120のブラウザ121が、ユーザにより選択された蓄積文書の文書IDおよびパスワードを含むHTTPリクエストを作成し、インターネットなどのネットワーク130を介して文書IDおよびパスワードを融合機1に送信する。ネットワーク機器120から送信されたHTTPリクエストは、NCS31のhttpd141を介してネットワークサービス142に送信される。
 ステップS1に続いてステップS2に進み、ネットワークサービス142はネットワーク機器120から送信されたHTTPリクエストに含まれる文書IDおよびパスワードを取得し、その文書IDおよびパスワードを文書管理サービス143に送信する。ステップS2に続いてステップS3に進み、文書管理サービス143はネットワークサービス142から受信した文書IDおよびパスワードをMCS36に送信し、パスワードの認証要求を行う。MCS36は、文書管理サービス143から受信した文書IDおよびパスワードを用いてパスワード認証を行う。ステップS3に続いてステップS4に進み、MCS36はパスワード認証の結果を文書管理サービス143に送信する。
 文書IDのパスワード認証が正常に終了すると、文書管理サービス143はネットワークサービス142との間で確立したセッションのセッションIDと対応付けて図5に表すようなセッション情報を生成する。図5は、セッションについて説明するための説明図である。図5(A)はネットワークサービス142と文書管理サービス143との間で確立したセッションを識別するためのセッションIDである。図5(B)は、セッションIDと対応付けられたセッション情報である。
 セッション情報は、文書管理サービス143により保持される。セッション情報は、セッション内容情報およびセッション管理情報を含む。セッション内容情報は、セッションID,セッションの有効期限,蓄積文書のファイル数,文書IDとしてのファイルIDとパスワードとが組になった構造体の配列を情報として有している。また、セッション管理情報はカレントのセッション番号,発行セッション数を情報として有している。なお、ファイルIDとパスワードとが組になった構造体の配列は、認証済みの蓄積文書を表すものである。
 したがって、セッションIDおよびセッション情報を利用することにより、文書管理サービス143はネットワークサービス142と文書管理サービス143との間で確立したセッションごとに、そのセッションで認証済みの蓄積文書を管理できる。即ち、セッションIDは蓄積文書が認証されたことの証明情報として機能する。なお、文書管理サービス143はセキュリティ上の問題を考慮し、作成されてから所定時間が経過したセッション情報を無効としている。
 ステップS4に続いてステップS5に進み、文書管理サービス143はセッションIDおよび後述する文書取得可能範囲情報をネットワークサービス142に送信する。ネットワークサービス142は、ブラウザ121との間で確立したHTTPセッションごとにHTTPセッションオブジェクト144を有し、文書管理サービス143から送信されたセッションIDをHTTPセッションオブジェクト144の要素として図6のように管理する。
 図6は、HTTPセッションオブジェクトと文書管理サービスから送信されたセッションIDとの関係を説明する一例の説明図である。図6では、ブラウザ121a〜121cとネットワークサービス142との間に、HTTPセッション151〜153が確立している。
 ネットワークサービス142は、HTTPセッション151〜153ごとにHTTPセッションオブジェクト144a〜144cを有する。例えばHTTPセッションオブジェクト144aは、ブラウザ121aとネットワークサービス142との間で確立したHTTPセッション151に対応する。また、HTTPセッションオブジェクト144b,144cは、ブラウザ121bとネットワークサービス142との間で確立したHTTPセッション152,ブラウザ121cとネットワークサービス142との間で確立したHTTPセッション153にそれぞれ対応する。
 例えばブラウザ121aからのHTTPリクエストに応じて文書管理サービス143からセッションIDを受信すると、ネットワークサービス142は受信したセッションIDをHTTPセッションオブジェクト144aの要素として管理する。
 このようにブラウザ121a〜121cとネットワークサービス142との間で確立したHTTPセッション151〜153と、HTTPセッションオブジェクト144a〜144cとを1対1に対応させ、HTTPセッションオブジェクト144a〜144cでセッションIDを管理することにより、各ブラウザ121a〜121cごとにセッションIDを特定できる。
 ステップS5に続いてステップS6に進み、ネットワークサービス142は蓄積文書取得用のWebページをネットワーク機器120に作成させるための画面用データを作成する。画面用データは、文書管理サービス143から受信した文書取得可能範囲情報を包含している。文書取得可能範囲情報とは、蓄積文書の文書画像形式,蓄積文書のページ番号などである。また、文書取得可能範囲情報はステップS1でネットワーク機器120から送信された文書IDに応じてユーザが取得する可能性の高い蓄積文書の要素を含むようにしてもよい。
 ネットワークサービス142は、蓄積文書取得用のWebページをネットワーク機器120に作成させるための画面用データ(以下、単に画面用データという)をNCS31のhttpd141,ネットワーク130を介してネットワーク機器120のブラウザ121に送信する。また、ネットワークサービス142は画面用データをブラウザ120に送信するとき、HTTPセッションIDをクッキー(Cookie)の利用によりブラウザ120に送信する。HTTPセッションIDとは、ブラウザ121とネットワークサービス142との間で確立したHTTPセッションを識別するための情報である。
 ネットワーク機器120のブラウザ121は供給された画面用データを利用して蓄積文書取得用のWebページを画面上に表示する。ユーザがブラウザ121の画面上に表示されている認証済み蓄積文書のリストから一つの蓄積文書を選択すると、ブラウザ121は図7のような文書取得条件選択画面を画面上に表示する。
 図7は、文書取得条件選択画面の一例のイメージ図である。図7の文書取得条件選択画面では、文書取得条件の一例として蓄積文書の文書画像形式,蓄積文書のページ番号を選択する。例えば図7では、文書画像形式としてPDF(Portable Document Format)またはJPEG(Joint Photographic Experts Group)を選択している。
 ユーザがブラウザ121の画面上に表示された文書取得条件選択画面から文書取得条件を選択すると、ブラウザ121はステップS7に進む。ブラウザ121はユーザにより選択された蓄積文書の文書ID,文書取得条件選択画面から選択された文書取得条件を含むHTTPリクエストを作成し、そのHTTPリクエストをネットワーク130を介して融合機1に送信する。ネットワーク機器120から送信されたHTTPリクエストは、NCS31のhttpd141を介してネットワークサービス142に送信される。
 また、ブラウザ121はHTTPリクエストをネットワークサービス142に送信するとき、HTTPセッションIDをクッキーの利用により送信する。ネットワークサービス142は受信したHTTPセッションIDに応じてHTTPセッションオブジェクト144が管理するセッションIDを特定する。例えば図6の場合、ネットワークサービス142はブラウザ121aからHTTPセッションIDを受信すると、受信したHTTPセッションIDに対応するHTTPセッションオブジェクト144aからセッションIDを特定できる。
 図3のステップS7では、ブラウザ121が、文書管理サービス143に直接HTTPリクエストをせずにネットワークサービス142を介してHTTPリクエストを行うことで、HTTPセッションオブジェクト144が管理しているセッションIDを特定し、そのセッションIDを用いた認証が可能となる。
 したがって、ユーザはネットワーク機器120のブラウザ121を操作することにより、融合機1に蓄積されている蓄積文書のうち文書取得条件に該当する蓄積文書の少なくとも一部を指定して取得することが可能である。また、図3の融合機1ではセッションID及びHTTPセッションIDを利用することで蓄積文書のデータ自体を無駄に転送することがなくなり、ハードウェア資源4の浪費を防ぐことができる。
 さらに、セッション情報が認証済みの蓄積文書を表す情報を有するため、本発明の蓄積文書取得方法によれば文書取得の度にパスワードの認証処理を行う必要がなく、ユーザの操作負担を軽減することができる。なお、セッション情報は作成されてから所定時間が経過すると無効とされるため、セキュリティ上も優れている。
 ステップS7の処理後、ネットワークサービス142は文書ID,文書取得条件情報及びセッションIDを利用して例えばHDD68から蓄積文書を取得するが、文書ID,文書取得条件情報及びセッションIDを利用した蓄積文書取得方法は様々な形態があるため、以下の実施例で説明する。
 図8は、本発明による蓄積文書取得方法の第2実施例の説明図である。図9は、本発明による蓄積文書取得方法の第2実施例のシーケンス図である。なお、図8の説明図では、説明に必要のない機能構成を省略している。また、図8のステップS11〜ステップS17の処理は図3のステップS1〜ステップS7の処理と同様であるので説明を省略する。
 ステップS18では、ネットワークサービス142が、ステップS17で受信したHTTPリクエストに含まれる文書ID及びHTTPセッションIDに応じてHTTPセッションオブジェクト144から特定したセッションIDを文書管理サービス143に送信する。
 文書管理サービス143はネットワークサービス142から文書ID及びセッションIDを受信し、そのセッションIDの有効性を確認する。例えばセッションIDの有効性は、そのセッションIDが文書IDに対して有効であるか否かで確認する。セッションIDが文書IDに対して有効であるか否かの判断は、セッションIDと対応付けられたセッション情報を利用して確認できる。
 セッションIDの有効性が確認できると、文書管理サービス143はステップS19に進み、文書IDに対するセッションIDの有効性をネットワークサービス142に送信する。セッションIDが文書IDに対して有効であれば、ネットワークサービス142はステップS20に進み、文書IDおよび文書取得条件をMCS36に送信して蓄積文書の取得要求を行う。MCS36は、文書管理サービス143から受信した文書IDおよび文書取得条件を用いて例えばHDD68から蓄積文書を取得する。ステップS20に続いてステップS21に進み、MCS36は取得した蓄積文書をネットワークサービス142に送信する。
 そして、ステップS22では、ネットワークサービス142が、MCS36から受信した蓄積文書を、NCS31のhttpd141を介してネットワーク機器120に送信する。なお、ネットワークサービス142は、蓄積文書の代わりにその蓄積文書を閲覧可能なWebページの画面用データをネットワーク機器120に送信してもよい。
 Webページの画面用データをネットワーク機器120に送信するようにすれば、例えばステップS17のHTTPリクエストが妥当でない場合,ステップS19の応答がセッションIDが文書IDに対して有効でない旨を表す場合,ステップS21の応答がエラーである場合などに、ステップS22で蓄積文書を送信できない理由を表示したWebページ用の画面用データを送信できる。なお、ネットワークサービス142から送信したWebページの画面用データを利用して、Webページがブラウザ121の画面上に表示される。
 したがって、ユーザはネットワーク機器120のブラウザ121を操作することにより、融合機1に蓄積されている蓄積文書のうち文書取得条件に該当する蓄積文書の少なくとも一部を指定して取得することが可能である。なお、図8の融合機1ではセッションID及びHTTPセッションIDを利用することで蓄積文書のデータ自体を無駄に転送することがなくなり、ハードウェア資源4の浪費を防ぐことができる。
 さらに、セッション情報が認証済みの蓄積文書を表す情報を有するため、本発明の蓄積文書取得方法によれば文書取得の度にパスワードの認証処理を行う必要がなく、ユーザの操作負担を軽減することができる。なお、セッション情報は作成されてから所定時間が経過すると無効とされるため、セキュリティ上も優れている。
 図10は、本発明による蓄積文書取得方法の第3実施例の説明図である。図11は、本発明による蓄積文書取得方法の第3実施例のシーケンス図である。なお、図10の説明図では、説明に必要のない機能構成を省略している。また、図10のステップS31〜ステップS37の処理は図3のステップS1〜ステップS7の処理と同様であるので説明を省略する。
 ステップS38では、ネットワークサービス142が、ステップS37で受信したHTTPリクエストに含まれる文書ID及びHTTPセッションIDに応じてHTTPセッションオブジェクト144から特定したセッションIDを文書管理サービス143に送信する。
 文書管理サービス143はネットワークサービス142から文書ID及びセッションIDを受信し、そのセッションIDの有効性を確認する。セッションIDの有効性が確認できると、文書管理サービス143はステップS39に進み、文書IDおよび文書取得条件をMCS36に送信して蓄積文書の取得要求を行う。MCS36は、文書管理サービス143から受信した文書IDおよび文書取得条件を用いて例えばHDD68から蓄積文書を取得する。ステップS39に続いてステップS40に進み、MCS36は取得した蓄積文書を文書管理サービス143に送信する。
 ステップS40に続いてステップS41に進み、文書管理サービス143はMCS36から受信した蓄積文書をネットワークサービス142に送信する。そして、ステップS42では、ネットワークサービス142が、文書管理サービス143から受信した蓄積文書またはWebページを、NCS31のhttpd141を介してネットワーク機器120に送信する。
 なお、ステップS40に続いてステップS41’に進み、文書管理サービス143はMCS36から受信した蓄積文書を、NCS31のhttpd141を介してネットワーク機器120に送信するようにしてもよい。したがって、ユーザはネットワーク機器120のブラウザ121を操作することにより、融合機1に蓄積されている蓄積文書のうち文書取得条件に該当する蓄積文書の少なくとも一部を指定して取得することが可能である。
 なお、図10の融合機1ではセッションID及びHTTPセッションIDを利用することで蓄積文書のデータ自体を無駄に転送することがなくなり、ハードウェア資源4の浪費を防ぐことができる。さらに、セッション情報が認証済みの蓄積文書を表す情報を有するため、本発明の蓄積文書取得方法によれば文書取得の度にパスワードの認証処理を行う必要がなく、ユーザの操作負担を軽減することができる。なお、セッション情報は作成されてから所定時間が経過すると無効とされるため、セキュリティ上も優れている。
 なお、前述した蓄積文書取得方法の第3実施例では、認証済みの蓄積文書を表す情報として、文書管理サービス143とネットワークサービス142との間で確立したセッションのセッションID及びセッション情報を利用しているが、セッションID及びセッション情報の代わりに図12のようなチケットを利用することもできる。
 図12は、チケットについて説明するための説明図である。図12(A)は例えばネットワークサービス142と文書管理サービス143との間で転送されるチケットの構造体である。チケットは、チケットID,チケットのデータサイズが格納されている。
 図12(B)は、チケットを照合するための表である。表は文書管理サービス143により保持される。表は、チケット内容情報およびチケット管理情報を含む。チケット内容情報は、チケットID,チケットの有効期限,ファイル数,文書IDとしてのファイルIDとパスワードとが組になった構造体の配列を情報として有している。また、チケット管理情報はカレントのチケット番号,発行チケット数を情報として有している。なお、チケットと表とはチケットIDにより関連付けられている。
 チケットは、例えば文書IDのパスワード認証が正常に終了した後に、文書管理サービス143により生成される。チケットは、文書IDとしてのファイルIDとパスワードとが組になった構造体の配列を情報を有するため、認証済みの蓄積文書を表す情報として利用可能である。
 なお、本発明は上記の実施例に限定されるものでなく、本発明の範囲内で種々の変更が可能である。
本発明による融合機の一実施例の構成図である。 本発明による融合機の一実施例のハードウェア構成図である。 本発明による蓄積文書取得方法の第1実施例の説明図である。 本発明による蓄積文書取得方法の第1実施例のシーケンス図である。 セッションについて説明するための説明図である。 HTTPセッションオブジェクトと文書管理サービスから送信されたセッションIDとの関係を説明する一例の説明図である。 文書取得条件選択画面の一例のイメージ図である。 本発明による蓄積文書取得方法の第2実施例の説明図である。 本発明による蓄積文書取得方法の第2実施例のシーケンス図である。 本発明による蓄積文書取得方法の第3実施例の説明図である。 本発明による蓄積文書取得方法の第3実施例のシーケンス図である。 チケットについて説明するための説明図である。
符号の説明
 1  融合機
 2  ソフトウェア群
 3  融合機起動部
 4  ハードウェア資源
 5  アプリケーション層
 6  プラットフォーム
 9  コントロールサービス層
 10  ハンドラ層
 11  プロッタ
 12  スキャナ
 13  その他のハードウェアリソース
 21  プリンタアプリ
 22  コピーアプリ
 23  ファックスアプリ
 24  スキャナアプリ
 25  WEBページアプリ
 27  WEBサービスファンクション(WSF)
 28  共有ファンクション(SF)
 31  ネットワークコントロールサービス(NCS)
 32  デリバリーコントロールサービス(DCS)
 33  オペレーションパネルコントロールサービス(OCS)
 34  ファックスコントロールサービス(FCS)
 35  エンジンコントロールサービス(ECS)
 36  メモリコントロールサービス(MCS)
 37  ユーザインフォメーションコントロールサービス(UCS)
 38  システムコントロールサービス(SCS)
 39  システムリソースマネージャ(SRM)
 40  ファックスコントロールユニットハンドラ(FCUH)
 41  イメージメモリハンドラ(IMH)
 51〜53  アプリケーションプログラムインターフェース(API)
 54  エンジンI/F
 60  コントローラ
 61  CPU
 62  システムメモリ
 63  ノースブリッジ(NB)
 64  サウスブリッジ(SB)
 65  AGP(Accelerated
Graphics Port)
 66  ASIC
 67  ローカルメモリ
 68  ハードディスク装置(HDD)
 80  オペレーションパネル
 81  ファックスコントロールユニット(FCU)
 82  エンジン部
 120  ネットワーク機器
 121  ブラウザ
 130  ネットワーク
 141  httpd(Hypertext
Transfer Protocol Daemon)
 142  ネットワークサービス
 143  文書管理サービス

Claims (20)

  1.  画像形成処理で使用されるハードウェア資源と、画像形成に係る処理を行うプログラムと、蓄積文書を蓄積する文書蓄積手段とを有する画像形成装置であって、
     外部のネットワーク機器から前記文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する認証要求を受信すると、その認証要求に応じて文書管理サービスとの間で確立された第1のセッションの第1セッション情報を取得し、前記ネットワーク機器との間で確立された第2のセッションの第2セッション情報と第1セッション情報とを対応付けて第2セッション情報を前記ネットワーク機器に送信する一方、前記ネットワーク機器から第2セッション情報を利用した所定の処理要求を受信すると、第2セッション情報に対応する第1セッション情報を特定し、第1セッション情報を用いて前記文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する所定の処理要求を実行するネットワークサービスと、
     前記認証要求に応じて前記ネットワークサービスとの間で確立された第1のセッションの第1セッション情報を生成して前記ネットワークサービスに送信する文書管理サービスと
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2.  前記ネットワークサービスは、前記ネットワーク機器から第2セッション情報を利用した蓄積文書取得要求を受信すると、第2セッション情報に対応する第1セッション情報を特定し、第1セッション情報を用いて蓄積文書取得要求に応じた蓄積文書を前記文書蓄積手段から取得して前記ネットワーク機器に送信することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3.  前記ネットワークサービスは、前記ネットワーク機器から第2セッション情報を利用した蓄積文書取得要求を受信すると、第2セッション情報に対応する第1セッション情報を特定し、第1セッション情報を用いて蓄積文書取得要求に応じた蓄積文書を前記文書管理サービスから取得して前記ネットワーク機器に送信することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4.  前記ネットワークサービスは、前記ネットワーク機器から第2セッション情報を利用した蓄積文書取得要求を受信すると、第2セッション情報に対応する第1セッション情報を特定し、第1セッション情報を用いて蓄積文書取得要求に応じた蓄積文書を前記文書管理サービスに取得させ、その蓄積文書を前記ネットワーク機器に送信させることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5.  前記ネットワークサービスは、第1のセッションの第1セッション情報を画像形成装置の外に送信しないことを特徴とする請求項1乃至4何れか一項記載の画像形成装置。
  6.  前記画像形成処理で使用されるハードウェア資源は、画像から画像データを生成するスキャナ手段および画像データから画像を形成するプロッタ手段を少なくとも有することを特徴とする請求項1乃至4何れか一項記載の画像形成装置。
  7.  前記ネットワークサービスは、前記ネットワーク機器に蓄積文書処理用画面を作成させるための画面用データに第2のセッションの第2セッション情報を包含させ、その画面用データを前記ネットワーク機器に送信することを特徴とする請求項1乃至4何れか一項記載の画像形成装置。
  8.  前記文書管理サービスは、前記ネットワークサービスから受信した前記認証要求に応じて認証処理を行い、その認証処理の結果に応じた第1セッション情報を生成して前記ネットワークサービスに送信することを特徴とする請求項1乃至4何れか一項記載の画像形成装置。
  9.  前記文書管理サービスは、前記ネットワークサービスから第1セッション情報を受信すると、その第1セッション情報の有効性を判定することを特徴とする請求項1乃至4何れか一項記載の画像形成装置。
  10.  前記ネットワークサービスは、前記文書管理サービスで第1セッション情報の有効性を判定した結果に応じて前記文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する所定の処理要求を実行することを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
  11.  前記ネットワークサービスは、前記ネットワーク機器に蓄積文書処理用のWebページを作成させるためのWebページ用データに第2のセッションの第2セッション情報を包含させ、そのWebページ用データを前記ネットワーク機器に送信することを特徴とする請求項1乃至4何れか一項記載の画像形成装置。
  12.  前記蓄積文書処理要求は、第2セッション情報,蓄積文書識別情報、文書取得範囲情報を含むことを特徴とする請求項2乃至4何れか一項記載の画像形成装置。
  13.  前記蓄積文書処理用画面を作成させるための画面用データは、第2セッション情報,蓄積文書識別情報,文書取得可能範囲情報を包含することを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  14.  前記文書取得範囲情報は、蓄積文書の形式および蓄積文書の頁を少なくとも含むことを特徴とする請求項12記載の画像形成装置。
  15.  前記文書取得可能範囲情報は、蓄積文書の形式および蓄積文書の頁を少なくとも含むことを特徴とする請求項13記載の画像形成装置。
  16.  第1セッション情報の代わりに前記蓄積文書の利用認証情報を利用することを特徴とする請求項1乃至15何れか一項記載の画像形成装置。
  17.  前記文書管理サービスは、第1のセッションの第1セッション情報を生成してから所定時間経過した後に、前記第1セッション情報を無効とすることを特徴とする請求項1乃至15何れか一項記載の画像形成装置。
  18.  画像形成処理で使用されるハードウェア資源と、画像形成に係る処理を行うプログラムと、蓄積文書を蓄積する文書蓄積手段とを有する画像形成装置の蓄積文書処理方法であって、
     外部のネットワーク機器から前記文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する認証要求を受信し、前記認証要求に応じて前記画像形成装置内部で確立された第1のセッションの第1セッション情報を取得する段階と、
     前記ネットワーク機器と前記画像形成装置との間で確立された第2のセッションの第2セッション情報と第1のセッションの第1セッション情報とを対応付けて第2セッション情報を前記ネットワーク機器に送信する段階と、
     前記ネットワーク機器から第2セッション情報を利用した所定の処理要求を受信して第2セッション情報に対応する第1セッション情報を特定する段階と、
     第1セッション情報を用いて前記文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する所定の処理要求を実行する段階と
    を有することを特徴とする蓄積文書処理方法。
  19.  1つ以上の外部のネットワーク機器と、前記外部のネットワーク機器にネットワークを介して接続された画像形成装置とを用いて、前記画像形成装置の文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対して所定の処理を実行する蓄積文書処理システムであって、
     前記画像形成装置は、外部のネットワーク機器から前記文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する認証要求を受信すると、その認証要求に応じて前記画像形成装置内部で確立された第1のセッションの第1セッション情報を取得し、前記ネットワーク機器と前記画像形成装置との間で確立された第2のセッションの第2セッション情報と第1のセッションのセッション情報とを対応付けて第2セッション情報を前記ネットワーク機器に送信する一方、前記ネットワーク機器から第2セッション情報を利用した所定の処理要求を受信すると第2セッション情報に対応する第1セッション情報を特定し、第1セッション情報を用いて前記文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する所定の処理要求を実行するネットワークサービスと、
     前記認証要求に応じて前記ネットワークサービスとの間で確立された第1のセッションの第1セッション情報を生成して前記ネットワークサービスに送信する文書管理サービスと
    を有することを特徴とする蓄積文書処理システム。
  20.  1つ以上の外部のネットワーク機器と、前記外部のネットワーク機器にネットワークを介して接続された画像形成装置とを用いて、前記画像形成装置の文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対して所定の処理を実行する蓄積文書処理システムの蓄積文書処理方法であって、
     前記画像形成装置が、外部のネットワーク機器から前記文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する認証要求を受信すると、その認証要求に応じて前記画像形成装置内部で確立された第1のセッションの第1セッション情報を取得する段階と、
     前記画像形成装置が、前記ネットワーク機器と前記画像形成装置との間で確立された第2のセッションの第2セッション情報と第1のセッションのセッション情報とを対応付けて第2セッション情報を前記ネットワーク機器に送信する段階と、
     前記画像形成装置が、前記ネットワーク機器から第2セッション情報を利用した所定の処理要求を受信すると第2セッション情報に対応する第1セッション情報を特定する段階と、
     前記画像形成装置が、第1セッション情報を用いて前記文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する所定の処理要求を実行する段階と、
    を有することを特徴とする蓄積文書処理方法。
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