JP2004125428A - 腕時計 - Google Patents

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Abstract

【課題】生産性の向上を図る。
【解決手段】12時6時方向に沿って外方に突出し、略3時9時方向に沿う第一の貫通穴25を有する係合突起部24を備える本体ケース20と、この本体ケースの表面に取り付けられ、係合突起部に並んで突出すると共に第一の貫通穴と同一軸上となる位置に第二の貫通穴32が形成された突部31を有する外装ケース30と、並んで突出する係合突起部及び突部が挿入される凹状部42を有すると共に第一及び第二の貫通穴と同一軸上となる位置に第三の貫通穴44が形成されたバンド取り付け部材40と、その一端部がバンド取り付け部材に装着されるリストバンド60と、第一、第二、第三の全ての貫通穴に挿入される棒状部材50とを備え、リストバンドに、棒状部材の両端部の各々が挿入される係止穴61gを設けた。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、腕時計に係り、特に外装ケースを備える腕時計に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の腕時計100は、図10に示すように、ムーブメントや電子モジュール(図示略)を格納する本体ケース120と、本体ケース120の外面の一部又は全部を覆う軟質合成樹脂からなる外装ケースとしてのベゼル130と、本体ケース120を人間の手首に装着するための時計バンド140とを備えている(特許文献1参照)。
そして、外装ケース130は、本体ケース120に対してビス131により装着されており、時計バンド140は、本体ケース120に対してバンドピン141により装着されていた。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−63863号公報(段落番号0009,0010,図1及び図6)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記腕時計100では、外装ケース130がビス131を使用して本体ケース120に固定されていたので、腕時計100の組み立て作業に際してビス止め作業が不可欠となり煩雑であり、また、部品点数も多くなるので、生産性が低下するという不都合があった。
また、ビス及びビス穴を配置するスペースを考慮しなければならず、時計全体の形状の設計の自由度が低下するという不都合があった。
本発明は、本体ケースに外装ケースを固定するビスを不要とし、生産性の向上を図ることを、その目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、例えば図2に示すように、文字盤の平面に沿った任意の一方向に沿って外方に突出すると共に任意の一方向に略直交する方向に沿って第一の貫通穴(25)が形成された係合突起部(24)を備える本体ケース(20)と、この本体ケースの表面に取り付けられ、係合突起部に並んで突出すると共に第一の貫通穴と同一軸上となる位置に第二の貫通穴(32)が形成された突部(31)を有する外装ケース(30)と、係合突起部及び突部が挿入される凹状部(42)を有すると共に第一及び第二の貫通穴と同一軸上となる位置に第三の貫通穴(44)が形成されたバンド取り付け部材(40)と、一端部がバンド取り付け部材に装着されるリストバンド(60)と、第一,第二及び第三の全ての貫通穴に挿入される棒状部材(50)とを備え、リストバンドに、棒状部材の両端部の各々に係止される係止穴(61g)を設ける、という構成を採っている。
【0006】
上記記載中「文字盤の平面に沿った任意の一方向」とは、アナログ式の腕時計の文字盤の面に平行な任意の一方向を示す意味であり、デジタル式の腕時計の場合には液晶面に平行な任意の一方向を示すものとする。
【0007】
請求項1記載の発明によれば、本体ケースに外装ケースを装着すると、係合突起部と突部とが並ぶと共に第一の貫通穴と第二の貫通穴とが同一軸上に並ぶ。さらに、係合突起部及び突部を凹状部に挿入すると、バンド取り付け部材の第三の貫通穴が第一及び第二の貫通穴と同一軸上に並ぶ。かかる状態で棒状部材を第一〜三の貫通穴の全てに挿入し、外部に突出する棒状部材の両端部のそれぞれをリストバンドの各係止穴に挿入してリストバンドを係止状態とする。なお、各係止穴は貫通状態で設けても良いし、棒状部材の各端部がそれぞれ挿入可能な有底穴であっても良い。
上述のように、第一〜三の貫通穴に一つの棒状部材が挿入され、さらにその両端部に各係止穴を介してリストバンドが形成されることにより、本体ケース,外装ケース,バンド取り付け部材及びリストバンドが一体的に連結される。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明と同様の構成を備えると共に、バンド取り付け部材(40)を弾性素材から形成する、という構成を採っている。
上記構成では、本体ケースとリストバンドとの間に介在するバンド取り付け部材が弾性を備えているので、本体ケース又はリストバンドに外部から衝撃を受けた場合であっても、バンド取り付け部材が緩衝材となり、衝撃が吸収緩和される。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明と同様の構成を備えると共に、リストバンド(60)を、その長手方向に沿って連結される複数の駒(61,62,63)により構成し、リストバンドの最も本体ケース(20)に近い第一駒(61)が、バンド取り付け部材(40)の少なくとも第三の貫通穴を被うと共に、当該第三の貫通穴に相当する位置に係止穴(61g)を設ける、という構成を採っている。
【0010】
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明と同様の作用を奏すると共に、リストバンドの取り付けの際には、当該リストバンドの第一駒がバンド取り付け部材に取り付けられる。かかる第一駒は、バンド取り付け部材の第三の貫通穴の両側の開口部を覆うので、当該第三の貫通穴の両開口部から突出する棒状部材を挟み込むようにして係合することとなり、リストバンドの取り付けと、棒状部材の脱落防止との双方が実現する。
【0011】
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明と同様の構成を備えると共に、例えば、図6に示すように、バンド取り付け部材(40A)は、バンドの第一駒(61)を貫通するバンド取り付け突起(47A)を有すると共に、当該バンド取り付け突起が、リストバンドの第二駒(62)と連結される。
上記記載において、「リストバンドの第二駒」とは第一駒に隣接する駒のことをいうものとする。
【0012】
請求項4記載の発明によれば、請求項3記載の発明と同様の作用を奏すると共に、バンド取り付け部材が本体ケースとは反対側に突出するバンド取り付け突起を有し、この突起の先端部側で第二駒との連結が図られる。なお、「第一駒を貫通する」とは、例えば、第一駒に貫通穴を設けてそこにバンド取り付け突起を挿入させる構造であっても良いし、第一駒に溝を設けてそこをバンド取り付け突起が通過する構造としても良い。また、第一駒を薄肉構造としてバンド取り付け突起のみを露出させた状態でバンド取り付け部材を覆うようにしても良い。
【0013】
請求項5記載の発明は、請求項1,2,3又は4記載の発明と同様の構成を備えると共に、外装ケース(30)の外面の一部又は全部を覆うカバー(問えば被せベゼル35)を備え、カバーは、当該カバーと外装ケースとの間に設けられた凹凸構造(例えば突起33と係合穴36)により外装ケースに嵌め込み装着され、凹凸構造による係止状態を取り外す方向側から当接する当接面(41)をバンド取り付け部材(40)に設ける、という構成を採っている。
【0014】
請求項5記載の発明によれば、一例として突起と係合穴のような凹凸構造の一方をカバーに,他方を外装ケースに設け、かかる突起を係合穴に嵌め込むことによりカバーを外装ケースに連結する。そして、このカバーにより覆われた部分について強度性の向上を図ることができ、特に、凹凸構造によりカバーを装備したことから、ネジ止めと比較して、外部の衝撃が内側に伝わりにくく、時計のムーブメントやモジュール等の保護がより強化される。
【0015】
また、通常、カバーが凹凸構造により係合状態にある場合、凸部の突出した方向に沿って凹部から引き離す操作により凹凸構造の係合の解除が行われる。
しかし上記構成では、バンド取り付け部材がカバーに対してその引き離し方向から当接した状態で本体ケースに装着されているので、カバーが凹凸構造の係合の解除を行う方向に移動することを規制される。つまり、バンド取り付け部材がカバーのストッパとなり、その保持状態が堅守される。
【0016】
請求項6記載の発明は、請求項1、2,3,4又は5記載の発明と同様の構成を備えると共に、棒状部材(50)がその長手方向に沿って弾性的に収縮させることを可能とし、リストバンド(60)は棒状部材を収縮させた状態でその両端部を支持する、という構成を採っている。
【0017】
請求項6記載の発明によれば、請求項1,2,3,4又は5記載の発明と同様の作用を奏すると共に、第一〜三の貫通穴に棒状部材を挿通させ、各貫通穴の外部に露出する棒状部材の両端部を弾性に抗して押圧してその全長を収縮させ、かかる状態でリストバンドの各係止穴に各端部を挿入させる。棒状部材の両端を支持するリストバンドは、収縮状態により生じる弾性により押圧力を受けて係止穴と棒状部材の係合状態は維持される。また、棒状部材はその両端部がリストバンドの各係止穴により支持されている状態にあるので、その長手方向に沿った移動が規制され、第一〜三の貫通穴に挿通された状態が維持される。
このように、棒状部材の収縮と固定部材の嵌め込みという簡易な作業により腕時計の組み立てを工具なしで可能とするので、その生産性の向上に寄与することとなる。
【0018】
【発明の実施の形態】
[第一の実施形態]
本発明の第一の実施形態を図1乃至図5に基づいて説明する。図1は本実施形態たる腕時計10の分解正面図であり、図2は図1のX−X線に沿った断面図であり、図3は腕時計の組み立て後の正面図であり、図4は図3のY−Y線に沿った断面図であり、図5は後述する棒状部材51の断面図である。
【0019】
腕時計10は、ムーブメントや電子モジュール(図示略)を格納する本体ケース20と、本体ケース20の文字盤側正面部の周囲を覆う外装ケース30と、この外装ケース30の外面のほぼ全体を覆うカバーとしての被せベゼル35と、本体ケース20に装着されるバンド取り付け部材40と、本体ケース20を人間の手首に装着するためのリストバンド60と、これらを一体的に連結する棒状部材51とを備えている。
【0020】
まず、本体ケース20について説明する。上記本体ケース20は、文字盤側正面部に配設され,計時機能を有するモジュールMの表示部(或いはムーブメントの文字盤)を保護する透明板21と、この透明板21をその周囲から保持すると共にその周囲に側壁部を形成する枠体22と、透明板21に対向して枠体に保持された底板23とによりムーブメントを格納する密閉容器を構成している。上記透明板21は強化ガラス又は強化プラスティック等からなり、枠体22はABS樹脂、底板23はステンレス等の金属からなる。
【0021】
さらに、本体ケース20における文字盤側正面部の12時6時方向における両端部(アナログの文字盤を採用したとしたならば当該文字盤の中心から12時を指す方向及び6時を示す方向における端部)には枠体22から突出して設けられた係合突起部24が形成されている。かかる係合突起部24は、本体ケース20と外部ケース30とバンド取り付け部材40とリストバンド60とを一体的に連結するために設けられており、連結時には後述するバンド取り付け部材40の凹状部42に挿入される。さらに、この係合突起部24には、本体ケース20の文字盤における3時9時方向(アナログの文字盤を採用したとしたならば当該文字盤の3時から9時を指す方向)に沿って第一の貫通穴25が設けられている。以下、この第一の貫通穴25の中心線に沿った方向を貫通穴方向Cとする。
【0022】
また、係合突起部24には、その挿入後,バンド取り付け部材40の凹状部42からの抜脱を規制するための凸状部としての規制爪26が設けられている。上記規制爪26は、係合突起部24の突出方向に対して90[°]に近い角度で突出し、さらにその先端部は係合突起部24の突出方向とは逆の方向を向いている。
また、規制爪26は、C方向について当該係合突起部24とおおむね同程度の幅に設定されている。なお、規制爪26はより幅を小さく設定しても良いし、幅の小さいものを係合突起部24のほぼ全幅に渡って複数並べて設ける構成としても良い。
【0023】
次に、外装ケース30について説明する。外装ケース30は、透明板21の正面側を広く開口した状態で枠体22の正面及び側面のほぼ全体に渡って覆うように当該枠体22に装着される。そして、この外装ケース30は、本体ケース20の枠体22よりも弾性を備えたポリウレタン等の素材からなり、枠体22を覆うことにより当該枠体22を保護する緩衝材としての機能を発揮する。
【0024】
外装ケース30は、外装ケース30を本体ケース20に装着した状態において係合突起部24の貫通穴方向C側の両側の端面に個別に隣接すると共に、当該係合突起部24と同方向に突出した二つのリブ状の突部31を備えている。この突部31は、貫通穴方向Cに垂直な断面に沿った断面形状が係合突起部24と等しく形成されており、これらが互いに隣接するときにはズレによる凹凸を生じない。
【0025】
そして、各突部31にも、貫通穴方向Cに沿った第二の貫通穴32が形成されている。これら第二の貫通穴32は、外装ケース30が本体ケース20に装着された状態において、その中心線が係合突起部24の第一の貫通穴25の中心線と同一線上となり、且つ、その内径が第一の貫通穴25と等しく設定されている。従って、外装ケース30を本体ケース20に装着した状態にあっては、第一の貫通穴25と二つの第二の貫通穴32とは、C方向に沿って見たときにズレのない状態で一致することとなる。
また、外装ケース30の側面における各突部31間には被せベゼル35を装着するための凹凸構造の凸側となる突起33が突設されている。これについては詳細を後述する。
【0026】
次に、バンド取り付け部材40について説明する。バンド取り付け部材40は、外装ケース30と同様に弾性を備えたポリウレタン等の素材からなり、本体ケース20とリストバンド60との間に設けられている。そして、バンド取り付け部材40の本体ケース20側の端部には、並んで突出する係合突起部24及び突部31が挿入される凹状部42を有している。かかる凹状部42は、このように係合突起部24及び突部31を覆うので、これらの部位の保護を図ると共に、バンド取り付け部及び突部がリストバンドにより覆われるので、外観の煩雑さを解消し、デザイン性の自由度を確保することが可能となる。
さらに、この凹状部42の貫通穴方向Cにおける両側の壁面には、それぞれ外部に貫通する第三の貫通穴44が形成されている。
【0027】
上記凹状部42は、C方向に垂直な面に沿った断面形状が本体ケース20の係合突起部24の同方向断面形状に等しくなるように窪んでおり、C方向の幅は係合突起部24と二つの突部31の合計幅とほぼ等しく設定されている。これにより、係合突起部24及び二つの突部31を同時に挿入することを可能としている。さらに、凹状部42の内側には係合突起部24の規制爪26に相当する位置に当該規制爪26の形状に応じた受け穴46が設けられている。従って、凹状部42に係合突起部24を挿入した場合には、規制爪26が受け穴46に入り込み、凹状部42からの容易な脱落が防止される。
【0028】
また、バンド取り付け部材40は、凹状部42に係合突起部24を挿入した場合に、被せベゼル35の側面に当接する当接面41と本体ケース20の底板23に当接する当接面45とを有しており、これら二つの当接面41,45によりバンド取り付け部材40が本体ケース20に連結された状態において、ガタつきを生じることなく安定した状態を維持することができる。
【0029】
一方、二つの第三の貫通穴44は、係合突起部24と各突部31とが凹状部42に嵌合した状態において、その中心線が第一の貫通穴25及び第二の貫通穴32の中心線と同一線上となり、且つ、その内径がこれら第一及び第二の貫通穴25,32と等しく設定されている。
従って、本体ケース20に外装ケース30を装着し、且つ、係合突起部24及び各突部31を凹状部42に挿入させた状態において、第一の貫通穴25と二つの第二の各貫通穴32と二つの第三の各貫通穴44とは、同一軸上に並び且つズレのない状態で一致することとなる。
【0030】
次に、リストバンド60について説明する。リストバンド60は、その一端部がバンド取り付け部材40と共に本体ケース20の係合突起部24に連結される。
リストバンド60は、その長手方向に沿って連結される複数の駒により構成されている。そして、リストバンド60は、本体ケース20に取り付けられる端部側において、最も本体ケース20に近接する第一駒61と、これに隣接する第二駒62と、第一駒61と第二駒62とを連結する中駒63とを有している。
【0031】
上記第一駒61は、プレス加工により薄肉状の金属(アルミ合金,チタン等)から形成されている。この第一駒61は、リストバンド60の裏面となる底面部61aと、この底面部61aの左右両側から立ち上げられた側面部61bと、底面部61aにおける本体ケース20から遠方となる端部(奥側端部とする)から立ち上げられた端面部61cと、底面部61aと対向する上面部61dとを備え、端面部61cと上面部61dとはこれらの中央に設けられた切り欠き部61eにより二分されている。また、第一駒61の本体ケース20側となる端部(開口端部とする)は広く開口されている。
【0032】
そして、この第一駒61の開口端部から奥側端部に向かって中駒63が挿入され、さらに中駒63に続いてバンド取り付け部材40が挿入される。このため、中駒63とバンド取り付け部材40とは、第一駒61の両側側面部61bと上面部61dとにより覆われた状態となる。特に、バンド取り付け部材40は、第一駒61の両側面部61bにより、両方の第三の貫通穴44の外側開口部が覆われた状態となっている。
【0033】
また、第一駒61の両側の側面部61bには、その奥側端部寄りの位置に、中駒63と第一駒61とを固定するための伸縮自在の棒状部材(図示略)の両側の端部がそれぞれ挿入されて係止されるための係止穴61fが形成されている。さらに、第一駒61の両側の側面部61bの前述した第三の貫通穴44に相当する位置には、本体ケース20と外装ケース30とバンド取り付け部材40とを連結するための伸縮自在の棒状部材51の両側の端部がそれぞれ挿入されて係止されるための係止穴61gが形成されている。なお、後述するが、棒状部材51はその両端部のみが他の部位に比較して小径に形成されており、各係止穴61gは、かかる小径の端部とほぼ同径であって挿入可能な径に設定されている(中駒63と第一駒61とを固定するための伸縮自在の棒状部材も同じ構造であり、各係止穴61gも同様の内径に設定されている)。
第一駒61は、このようにバンド取り付け部材40の二つの第三の貫通穴44が開口する両側の側面部を覆い、第三の貫通穴44よりも小さい係止穴61gに棒状部材51の両端部が挿入されるので、第一駒61をバンド取り付け部材40に対して連結することができると共に棒状部材51の第一〜第三の貫通穴25,32,44からの脱落を防止することが可能である。
【0034】
中駒63は、ABS樹脂等の硬質のプラスチックからなり、第一駒61へ挿入される挿入先端部が当該第一駒61の切り欠き61eの幅よりも若干狭い幅に設定されている。そして、挿入時において、第一駒61の端面61cから挿入先端部が突出した状態となる。また、中駒63の後端部(挿入先端部とは反対側の端部)には、挿入方向への脱落を防止するために幅方向両側に張り出されたストッパ部63aが設けられている。従って、かかるストッパ部63aよりも挿入先端側の部分のみが第一駒61の端面61cから突出することになる。
さらに、中駒63の挿入先端部には、その幅方向(C方向)に沿って貫通する貫通穴63bが設けられており、ここには、中駒63と第二駒62とを連結するための後述する伸縮自在の棒状部材56が挿入される。
また、中駒63の後端部側にはストッパ部63aの張り出し方向における一端面から他端面にかけてC方向に沿って貫通する貫通穴63cが設けられており、ここには、前述した中駒63と第一駒61とを固定するための伸縮自在の棒状部材が挿入される。
【0035】
第二駒62は、中駒63の挿入先端部を挿入可能な幅で支持された二つのブロック部62aとこれらを連結支持する架設部63bとを有している。かかる第二駒62は、各ブロック部62aはいずれも架設部62bを挟んで本体ケース20の近傍となる端部と遠方となる端部にC方向に沿った貫通穴62c,62dが形成されており、近傍となる貫通穴62cは、中駒63と第二駒62とを連結するための伸縮自在の棒状部材56の小径先端部が挿入される。また、遠方となる貫通穴62dは、図示を省略したこれよりも遠方となる中駒と第二駒62とを連結するための伸縮自在の棒状部材の小径先端部が挿入される。
【0036】
リストバンド60は、本体ケース20に、その12時6時方向の両端部にそれぞれ装着されるバンド取り付け部材40を介してその一端部と他端部とが連結される。そして、リストバンド60の一端部と他端部の両方に、上記第一駒61,中駒63,第二駒62が設けられている。さらに、これらの間は、図示しない中駒63,第二駒62及び中駒63と第二駒62とを一体化した駒とを連結してベルト状を形成している。また、その途中には、人間の手首に着脱するためにリストバンド60の全長を緩めた状態と締めた状態とを切り替え可能な図示しない着脱機構が設けられている。
【0037】
次に、棒状部材51,56について図5に基づいて説明する。図5は棒状部材51の構造を示す断面図である。
図5に示すように、棒状部材51は、その内径及び外径が一様な筒状体53と、筒状体53の一端部と他端部とにおいてそれぞれ筒状体の長手方向に沿って突出と後退とを自在に支持された突出ピン54,54と、双方の突出ピン54,54に常時突出状態を付勢するコイルバネ55とを備えている。
上記筒状体53は両端面の中央に挿通穴が設けられた側壁を有し、これら各挿通穴に突出ピン54,54が係合している。また、その外径は第一〜三の貫通穴25,32,44に挿入可能な大きさに設定されている。
突出ピン54は、筒状体53の挿通穴に挿通自在の棒状のピン本体54aと、筒状体53の内側となる端部に設けられたピン本体54aよりも大径のバネ受け部54bと、外側となる端部近傍に設けられ,ピン本体54aの筒状体53の内部への入り込み過ぎを防止する移動止め部54cとからなる。ピン本体54aの外方に突出した端部の外径はリストバンド60の第一駒61の係止穴61gに挿入可能な大きさに設定され、移動止め部54cの外径は同係止穴61gよりも大きく設定されている。
棒状部材51は、上記構造により、通常は各突出ピン54,54がコイルバネ55に付勢されて突出状態にあることから最大長となり、かかるコイルバネ55に抗して各突出ピン54を後退させることにより、より収縮させることが可能である。
また、棒状部材51は、その自然長がリストバンド60の第一駒61の各貫通穴61gが設けられた位置における両側面部61dの内側間隔よりも長く、且つ当該間隔よりも短くなるまで収縮させることができる。
即ち、かかる棒状部材51は、第一〜三の貫通穴25,32,44に挿入された状態で各突出ピン54を後退させて、その先端部を第一駒61の両係止穴61gに挿入された状態で使用され、これにより、本体ケース20,外装ケース30,バンド取り付け部材40及びリストバンド60の第一駒61を一体的に連結する機能を発揮する。
【0038】
また、棒状部材56は、上記棒状部材51と同じ構造を備えており、その自然長のみが異なる構成となっている。即ち、棒状部材56は、その自然長がリストバンド60の第二駒62の各貫通穴62cが設けられた位置における両ブロック部62aの内側間隔よりも長く、且つ当該間隔よりも短くなるまで収縮させることができる。また、その筒状体の外径は中駒63の貫通穴63bに挿入可能な大きさに設定されている。これにより、棒状部材56は中駒63の貫通穴63bに挿入された状態で各突出ピンを後退させて、その先端部を第二駒61の両貫通穴62cに挿入された状態で使用され、これにより、中駒63と第二駒62を一体的に連結する機能を発揮する。
【0039】
また、中駒63と第一駒61とを固定するための伸縮自在の棒状部材も棒状部材51と同じ構造を備えており、その自然長のみが異なる構成となっている。即ち、棒状部材の自然長は、リストバンド60の第一駒61の各係止穴61fが設けられた位置における両側面部61bの内側間隔よりも長く、且つ当該間隔よりも短くなるまで収縮させることができる。また、その筒状体の外径は中駒63の貫通穴63cに挿入可能な大きさに設定されている。これにより、棒状部材は中駒63の貫通穴63cに挿入された状態で各突出ピンを後退させて、その先端部を第一駒61の両係止穴61fに挿入された状態で使用され、これにより、中駒63と第一駒61を一体的に連結する機能を発揮する。
【0040】
次に、被せベゼル35について説明する。この被せベゼル35は、外装ケース30に密着して当該外装ケース30の正面(透明板21の周囲の面)と側面のほぼ全体を覆うステンレス等の金属からなる殻状のカバーである。そして、被せベゼル35には、外装ケース30の突起33に対応する位置に突起嵌め込み用の係合穴36が設けられている。即ち、かかる係合穴36が被せベゼル35を装着するための凹凸構造の凹側として機能する。被せベゼル35を外装ケース30に装着する際には、突起33を押し込みつつ係合穴36に挿入させる。これら突起33と係合穴36とは12時6時方向における両端部に設けられているので、被せベゼル35を12時6時方向に広がる方向に引っ張らない限り、装着状態が維持されることとなる。
【0041】
一方、バンド取り付け部材40は、後述するように、本体ケース20への装着時において被せベゼル35に面接触する当接面41,45を備えている。腕時計10の場合は、外装ケース30の側面は被せベゼル35に覆われているので、バンド取り付け部材40の当接部41は、被せベゼル60Bの側面に面接触することになる。また、バンド取り付け部材40の当接部45は本体ケース20の底板23に面接触することになる。また、これらの当接面41,45はそれぞれ、第三の貫通穴44を中心とする二つの半径方向にほぼ沿った状態となっているので、バンド取り付け部材40が棒状部材51により本体ケース20及び外装ケース30に連結されることにより各当接面41,45がそれぞれ上記位置に当接することで相互に当接状態が維持されることとなる。
【0042】
さらに、前述した外装ケース30の突起33と被せベゼル35の係合穴36とは、バンド取り付け部材40の当接面41が面接触する範囲内に配置設定されている。従って、バンド取り付け部材40はその当接面41により、被せベゼル35が外装ケース30から外れる方向への移動を規制することとなる。従って、バンド取り付け部材40は、本体ケース20及び外装ケース30に装着されることにより、被せベゼル35を外装ケース30に保持するストッパとしての機能を果たすことになる。
【0043】
上記構成からなる腕時計10の組み立て動作を説明する。まず、本体ケース20に対して外装ケース30を装着する。このとき、本体ケース20の係合突起部24の両側に突部31が並ぶように外装ケース30の装着が行われる。これにより、本体ケース20の係合突起部24に設けられた第一の貫通穴25と各突部31の第二の貫通穴32とが同一軸上に並ぶこととなる。
さらに外装ケース30の上から被せベゼル35が装着される。かかる装着の際には、被せベゼル35の突起嵌め込み用の係合穴36に外装ケース30の突起33を挿入することにより行われる。
次に、バンド取り付け部材40の凹状部42に本体ケース20の係合突起部24及び外装ケース30の両突部33を挿入する。かかる挿入に際して凹状部42内の受け穴46に係合突起部24の規制爪26を係止させる。これにより、バンド取り付け部材42は、本体ケース20及び外装ケース30に仮止めされる。
このとき、係合突起部24に設けられた第一の貫通穴25,各突部31の第二の貫通穴32及びバンド取り付け部材40の両方の第三の貫通穴44が同一軸上に並ぶこととなる。そして、このように同一軸上に並んだ第一〜第三の貫通穴25,32,44に同時に棒状部材51を挿入することで、本体ケース20と外装ケース30とバンド取り付け部材40とを一体的に連結することが可能となる。
【0044】
一方、リストバンド60は、中駒63の貫通穴63cに棒状部材を挿入し、その両端部の突出ピンを押し込んだ状態で当該中駒63を第一駒61に挿入する。さらに、各突出ピンの先端部をそれぞれ第一駒61の各係止穴61fに挿入する。これにより、各突出ピンを押し込まない限り、中駒63と第一駒61の連結状態が維持されることになる。
そして、中駒63の貫通穴63bに棒状部材56を挿入し、その両端部の突出ピンを押し込んだ状態で各突出ピンの先端部をそれぞれ第二駒62の各貫通穴62cに挿入する。これにより、各突出ピンを押し込まない限り、中駒63と第二駒62の連結状態が維持されると共に第一駒61と第二駒62とが中駒63を介して連結さることとなる。また、これ以外の各駒はいずれも突出ピンと係止穴とを用いて相互間の回動を可能とした状態で連結される。
【0045】
そして、リストバンド60は、その端部に位置する第一駒61を介して、バンド取り付け部材40に連結が行われる。かかる連結の際には、前述した第一〜第三の貫通穴25,32,44に挿入された棒状部材51の両端部の突出ピン54を押し込みつつ第一駒61の開口端部からバンド取り付け部材40の挿入を行う。そして、棒状部材51の各突出ピン54の先端部を第一駒61の各係止穴61gに挿入することにより、各突出ピン54を押し込まない限り、リストバンド60が本体ケース20,外装ケース30及びバンド取り付け部材40に連結されることとなり、棒状部材51のみにより本体ケース20,外装ケース30,バンド取り付け部材40及びリストバンド60の連結が図られることとなる。
【0046】
以上のように、腕時計10では、係合突起部24と突部31とバンド取り付け部材40とにその組み立て時において同一軸上に並ぶ貫通穴25,32,44を設け、さらにリストバンド60の第一駒61に棒状部材51の各先端部を挿入する係止穴61gを設けたことにより、棒状部材51のみによって本体ケース20と外装ケース30とバンド取り付け部材40とリストバンド60の連結を図ることを可能としている。従って、部品点数の軽減、各部品ごとの連結作業をなくすことで組み立て工数の低減を図り、生産性の向上を図ることが可能となる。
【0047】
また、棒状部材51は、その両端部の突出ピン44が弾性をもってその両端部がリストバンド60の第一駒61の各係止穴61gに挿入されるので、棒状部材51を収縮させて嵌め込むという簡易な作業により腕時計10の組み立てを可能とし、また工具も不要となるので、より作業性の向上を図ることが可能である。
【0048】
[第二の実施形態]
本発明の第二の実施形態を図6乃至9に基づいて説明する。図6は本実施形態たる腕時計10Aの分解正面図であり、図7は図6のZ−Z線に沿った断面図であり、図8は腕時計の組み立て後の正面図であり、図9は図8のW−W線に沿った断面図である。なお、腕時計10Aについて前述した腕時計10と同一の構成については同符号を付して重複する説明は省略するものとする。
【0049】
腕時計10Aは、前述した腕時計10のバンド取り付け部材40とリストバンド60の中駒63とを一体化してそのバンド取り付け部材40Aを形成したことを特徴とする。従って、リストバンド60Aは、前述したリストバンド60から中駒63を除いた構成となっている。
以下、バンド取り付け部材40Aを中心に詳述することにする。
【0050】
バンド取り付け部材40Aは、弾性を備えたポリウレタン等の樹脂素材或いはこれよりも硬質なABS樹脂等からなり、本体ケース20とリストバンド60Aとの間に設けられている。そして、このバンド取り付け部材40Aの本体ケース20の端部にはバンド取り付け部材40と同様の凹状部42が形成されてる。そして、この凹状部42の内部からC方向における両側面に貫通する第三の貫通穴44が設けられている点も前述したバンド取り付け部材40と同様である。
また、バンド取り付け部材40Aは、第三の貫通穴44を中心とする半径方向にほぼ沿うように二つの当接面41,45を有し、第三の貫通穴44を中心とする揺動を規制すると共に当接面41が被せベゼル35の脱落を防止することもバンド取り付け部材40と同様である。
【0051】
バンド取り付け部材40Aのリストバンド60A側の端部には当該リストバンド60A側に突出するバンド取り付け突起47Aが設けられている。かかるバンド取り付け突起47Aは、そのC方向における幅がリストバンド60Aの第二駒62の二つのブロック部62aの間に挿入可能な大きさに設定されており、その先端部近傍にはC方向に沿って貫通穴48Aが形成されている。かかる貫通穴48Aにはリストバンド60Aの第二駒62と連結を図る棒状部材56が挿入される。
【0052】
上記構成からなる腕時計10Aの組み立て動作を説明する。
まず、外装ケース30及び被せベゼル35が装着された本体ケース20に対して、バンド取り付け部材40Aの凹状部42に本体ケース20の係合突起部24及び外装ケース30の両突部33を挿入する。かかる挿入に際して凹状部42内の受け穴46に係合突起部24の規制爪26を係止させる。これにより、同一軸上に並んだ第一の貫通穴25,第二の貫通穴32及び第三の貫通穴44に対して同時に棒状部材51を挿入することで、本体ケース20と外装ケース30とバンド取り付け部材40Aとが一体的に連結される。
【0053】
さらに、バンド取り付け部材40Aのバンド取り付け突起47Aをリストバンド60Aの第一駒61の開口端部に挿入し、当該第一駒61の装着を行う。このとき、第一駒61の切り欠き部61eからバンド取り付け部材40Aのバンド取り付け突起47Aが貫通し、その端面部61cから突出した状態となる。また、第一駒61の各側面部61cに形成された各係止穴61gに、各貫通穴25,32,44に挿入された棒状部材51の各突出ピン54の先端部が挿入される。これにより、第一駒61がバンド取り付け部材40Aに対して係止され、連結状態が維持される。
【0054】
さらに、第一駒61から突出したバンド取り付け部材40Aのバンド取り付け突起47Aは、その貫通穴63bに棒状部材56が挿入されると共にその突出ピンの先端部が押し込まれた状態で、当該バンド取り付け突起47Aの先端部が第二駒62の各ブロック部62a間に挿入される。これにより、棒状部材56の各突出ピンの先端部は、第二駒62の各貫通穴62cに挿入され、バンド取り付け部材40Aと第二駒62との連結状態が形成される。
【0055】
以上のように、腕時計10Aの構成によれば、腕時計10と同様の効果を有すると共に、バンド取り付け部材40Aが中駒と一体化を図っているので部品点数の低減を図り、生産性の向上を図ることが可能である。また、中駒と第一駒61とを連結するための棒状部材を不要とし、貫通穴を不要とすると共に、これらを連結する作業を不要とするので、かかる面からも飛躍的に生産性が向上する。
【0056】
なお、上記各実施形態では、リストバンドが複数の駒からなる構成であるが、特にこのような構成に限定されず、例えば、全体を可撓性を有する素材(例えば、樹脂)により一体的に形成しても良いし、第一駒のみ前述のものとして、それ以外を可撓性を有する素材で一体的に形成しても良い。
また、リストバンドは、本体ケース20の12時方向と6時方向のそれぞれに設けられ、その先端部で連結する方式のものを使用しても良いことはいうまでもない。
【0057】
また、外装ケース30の突起33と被せベゼル35の係合穴36の個体数については、一つに限らずより多くとも良い。その場合、突起33及び係合穴36の一部又は全部について、バンド取り付け部材の当接面41により隠れる配置とすることが望ましい。
さらに、被せベゼル35については外装ケース30よりも硬質であればその素材はステンレス等の金属に限定されるものではない。
【0058】
【発明の効果】
請求項1記載の発明は、第一〜三の貫通穴に一つの棒状部材が挿入され、さらにその両端部が各係止穴に挿入されることにより、本体ケース,外装ケース,バンド取り付け部材及びリストバンドを一の部材である棒状部材により一体的に連結することが可能となる。従って、部品点数の軽減を図り、生産性の向上を図ることが可能となる。また、煩雑なビス止め作業を不要として、組み立てにおける作業効率の向上を図ることが可能である。また、同様の理由から、ビス用の穴の配置及びその占有スペースを考慮する必要がなくなり、設計自由度を確保することからより生産性の向上を図ることが可能となり、同時に、小型化,軽量化や強度の向上にも貢献する。さらに、腕時計の表面にビスが曝されることもないので、外観の煩雑さを解消し、よりデザイン性の向上を図ることも可能である。
【0059】
さらに、バンド取り付け部材に係合突起部及び突部を挿入可能な凹状部を設け、これにより、係合突起部及び突部を覆っているので、これらの部位の保護を図ることができ、保守性の向上を図ることが可能である。さらに、バンド取り付け部及び突部がリストバンドにより覆われるので、これらによる外観の煩雑さを解消し、デザイン性の自由度を確保することが可能となる。
【0060】
請求項2記載の発明は、バンド取り付け部材が弾性を有する素材により形成されているので、当該バンド取り付け部材が本体ケースとリストバンドとの間で緩衝材として機能し、外部からの衝撃を吸収緩和し、耐衝撃性の向上を図ることが可能となる。
【0061】
請求項3記載の発明は、リストバンドの第一駒がバンド取り付け部材の一部を覆うので当該バンド取り付け部材を保護強化を図ることが可能である。さらに、第一駒は、バンド取り付け部材の第三の貫通穴の両側開口部を覆うので、第三の貫通穴に挿入された棒状部材に対してその両側から挟み込むように係合し、リストバンドの取り付けと挿入された棒状部材の脱落を防止することが可能となる。
また、さらに、第一駒はバンド取り付け部材を覆う構造であることからプレス加工等による薄肉構造をとることができ、中実のブロック構造をとる場合よりも材料コストを低減し、さらなる生産性の向上を図ることが可能となる。
【0062】
請求項4記載の発明は、リストバンドの第二駒が直接バンド取り付け突起に連結されるので、第一駒と第二駒との連結を図る中駒を不要とすることが可能となり、部品点数の低減を図ることができる。従って、腕時計全体の生産性の向上を図ることが可能となる。
【0063】
請求項5記載の発明は、カバーにより外装ケースの外部が覆われるので、より強度を向上させることが可能である。
また、カバーは外装ケースに対し、凹凸構造により装着されているので、ネジ止め等を行う場合と比較して、外部からの衝撃を本体ケースまで伝えにくく、当該衝撃から本体ケースやその内部のムーブメントをより効果的に保護することが可能である。
【0064】
さらに、請求項5記載の発明では、カバーがバンド取り付け部材の当接面により取り外し方向の移動を記載されるので、カバーの取り付け状態を強固に維持することが可能となる。このため、カバーの不慮の脱落を防止することが可能となり、また防止するための固定具を不要とし、部品点数の軽減を図ることができるので生産性の向上も図られる。
【0065】
請求項6記載の発明は、棒状部材を収縮自在にとし、収縮時の弾性力をもってその両端部がリストバンドの各係止穴に挿入されるので、棒状部材を収縮させて嵌め込むという簡易な作業により腕時計の組み立てを可能とし、また工具も不要となるので、より生産性の向上を図ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施形態たる腕時計の分解正面図である。
【図2】図1のX−X線に沿った断面図である。
【図3】腕時計の組み立て後の正面図である。
【図4】図3のY−Y線に沿った断面図である。
【図5】図1に開示した棒状部材の断面図である。
【図6】第二の実施形態たる腕時計の分解正面図である。
【図7】図6のZ−Z線に沿った断面図である。
【図8】腕時計の組み立て後の正面図である。
【図9】図8のW−W線に沿った断面図である。
【図10】従来例を示す側方断面図である。
【符号の説明】
10,10A 腕時計
20 本体ケース
24 係合突起
25 第一の貫通穴
30 外装ケース
31 突部
32 第二の貫通穴
33 係合穴(凹凸構造)
35 被せベゼル
36 係合穴
40,40A バンド取り付け部材
41 当接面
42 凹状部
44 第三の貫通穴
47A バンド取り付け突起
48A 窪み部(凹部)
51,56 棒状部材
60 リストバンド
61 第一駒
61g 係止穴
62 第二駒

Claims (6)

  1. 文字盤の平面に沿った任意の一方向に沿って外方に突出すると共に前記任意の一方向に略直交する方向に沿って第一の貫通穴が形成された係合突起部を備える本体ケースと、
    この本体ケースの表面に取り付けられ、前記係合突起部に並んで突出すると共に前記第一の貫通穴と同一軸上となる位置に第二の貫通穴が形成された突部を有する外装ケースと、
    前記係合突起部及び突部が挿入される凹状部を有すると共に前記第一及び第二の貫通穴と同一軸上となる位置に第三の貫通穴が形成されたバンド取り付け部材と、
    一端部が前記バンド取り付け部材に装着されるリストバンドと、
    前記第一、第二、第三の全ての貫通穴に挿入される棒状部材とを備え、
    前記リストバンドに、前記棒状部材の両端部の各々が挿入される係止穴を設けたことを特徴とする腕時計。
  2. 前記バンド取り付け部材を弾性素材から形成したことを特徴とする請求項1記載の腕時計。
  3. 前記リストバンドを、その長手方向に沿って連結される複数の駒により構成し、
    前記リストバンドの最も前記本体ケースに近い第一駒が、前記バンド取り付け部材の少なくとも前記第三の貫通穴を被うと共に、当該第三の貫通穴に相当する位置に前記係止穴を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の腕時計。
  4. 前記バンド取り付け部材は、前記バンドの第一駒を貫通するバンド取り付け突起を有すると共に、当該バンド取り付け突起が、前記リストバンドの第二駒と連結されることを特徴とする請求項3記載の腕時計。
  5. 前記外装ケースの外面の一部又は全部を覆うカバーを備え、
    前記カバーは、当該カバーと外装ケースとの間に設けられた凹凸構造により前記外装ケースに嵌め込み装着され、
    前記凹凸構造による係止状態を取り外す方向側から当接する当接面を前記バンド取り付け部材に設けたことを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の腕時計。
  6. 前記棒状部材がその長手方向に沿って弾性的に収縮させることを可能とし、
    前記リストバンドは前記棒状部材を収縮させた状態で当該棒状部材の両端部を支持することを特徴とする請求項1、2,3,4又は5記載の腕時計。
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