JP2004123429A - コンクリートおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コンクリートの製造方法は、普通ポルトランドセメントと、珪砂と、水と、スルホン基を付加したポリカルボン酸エステルを含む減水剤と、有機酸およびその塩の希釈水からなる遅延剤と、フライアッシュバルーン(セノスフィア)と、カルシウムアルミネート化合物からなる急硬材とを用い、ポルトランドセメント、珪砂、水、減水剤および遅延剤を混練してスラリーペーストを生成し、このスラリーペーストにフライアッシュバルーン(セノスフィア)を混入し、さらに、このスラリーペーストに急硬材、水および遅延剤を添加して攪拌した後、養生する。
【選択図】 なし
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、建築分野や土木分野において構造物に用いられるコンクリートおよびその製造方法に関する。
【0002】
【背景技術】
従来、コンクリートは、内部に異形鉄筋を埋設して補強した鉄筋コンクリートとして、建物の梁、柱、基礎等の構造を形成するために利用されている(例えば、特許文献1)。このようなコンクリートは、密度0.5〜0.9のものは、圧縮強度2〜10N/mm2であり、密度1.0〜1.8のものは、圧縮強度8〜50N/mm2となっている。
【0003】
【特許文献1】
特開平4−216747号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、一般的な建築物に用いられる構造用コンクリートは、建築基準法により圧縮強度12N/mm2以上必要とされている。したがって、密度が約1.2以上となってしまい、建物の自重が大きくなっていた。
【0005】
本発明の目的は、密度が小さくかつ所定の圧縮強度を有するコンクリートおよびその製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のコンクリートおよびその製造法は、次の構成を採用する。
本発明を図面を参照して説明すると、請求項1に記載のコンクリートの製造方法は、普通ポルトランドセメントと、珪砂と、水と、スルホン基を付加したポリカルボン酸エステルを含む減水剤と、有機酸およびその塩の希釈水からなる遅延剤と、フライアッシュバルーン(セノスフィア)と、カルシウムアルミネート化合物からなる急硬材とを用い、前記ポルトランドセメント、珪砂、水、減水剤および遅延剤を混練してスラリーペーストを生成し(ST1)、このスラリーペーストにフライアッシュバルーン(セノスフィア)を混入し(ST2)、さらに、このスラリーペーストに前記急硬材、水および遅延剤を添加して攪拌した後(ST3)、養生する(ST5,6)ことを特徴とする。
【0007】
ここで、フライアッシュバルーン(セノスフィア)とは、火力発電所の微粉炭の燃焼により発生した灰分が溶けた灰白色の微粉である。また、珪砂の粉末は、ブレーン値で3300〜8000cm2/gが好ましく、3700〜3900cm2/gがより好ましい。
この発明によれば、スルホン基を付加したポリカルボン酸エステルを含む減水剤を用いたので、水セメント比を低下させることができるから、コンクリートの強度を高めることができる。また、コンクリートの硬化を促進する急硬材と、コンクリートの硬化を抑制する遅延剤とを用いたので、コンクリートが急激に硬化してクラック等が発生するのを防止するとともに、意匠等の作業時間を確保でき付加価値を向上できるほか、コンクリート製品の生産性を向上できる。また、骨材として軽量で強度の高いフライアッシュバルーン(セノスフィア)を用いたので、強度を確保できるとともに密度を小さくできる。
【0008】
請求項2に記載のコンクリートの製造方法は、前記養生(ST6)は、オートクレーブ養生であることを特徴とする。
ここで、オートクレーブ養生とは、高温・高圧蒸気下で行う養生をいう。
この発明によれば、オートクレーブ養生を行ったので、普通ポルトランドセメントとケイ酸の化学反応が促進されて短期間に強度発現できるうえに、コンクリート構造体の成形性、寸法安定性を確保できる。
【0009】
請求項3に記載のコンクリートの製造方法は、請求項1または2に記載のコンクリートの製造方法において、硬化後のコンクリートの圧縮強度が12N/mm2以上になるように前記急硬材の割合を調整することを特徴とする。
この発明によれば、低密度かつ所定の強度のコンクリートが得られるから、コンクリート構造体を様々な用途に用いることができる。
【0010】
請求項4に記載のコンクリートは、請求項1から3のいずれかに記載のコンクリートの製造方法で形成されたことを特徴とする。
この発明によれば、下水道、河川暗渠水道、橋梁、カーテンウォール、外壁仕上材等の様々なコンクリート構造物に応用できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係るコンクリートの製造方法のフローチャート(ST1〜ST6)が示されている。
ST1では、普通ポルトランドセメントと、珪砂と、水と、スルホン基を付加したポリカルボン酸エステルを含む減水剤と、有機酸およびその塩の希釈水からなる遅延剤とを攪拌ミキサーで混練してスラリーペーストを生成する。
ST2では、ST1で生成されたスラリーペーストにフライアッシュバルーン(セノスフィア)を混入する。
ST3では、ST2で生成されたスラリーペーストに、カルシウムアルミネート化合物からなる急硬材と、水と、有機酸およびその塩の希釈水からなる遅延剤とを添加して攪拌する。このとき、急硬材の割合を適宜調整する。
【0012】
ST4では、ST3で生成されたスラリーペーストをコンクリート型枠に打設し、養生する。
ST5では、コンクリート構造体を脱型し、湿潤状態で養生する。
ST6では、コンクリート構造体をオートクレーブ養生する。
【0013】
したがって、本実施形態によれば以下の効果がある。
(1)スルホン基を付加したポリカルボン酸エステルを含む減水剤を用いたので、水セメント比を低下させることができるから、コンクリートの強度を高めることができる。また、コンクリートの硬化を促進する急硬材と、コンクリートの硬化を抑制する遅延剤とを用いたので、コンクリートが急激に硬化してクラック等が発生するのを防止するとともに、意匠等の作業時間を確保でき付加価値を向上できるほか、コンクリート製品の生産性を向上できる。骨材として軽量で強度の高いフライアッシュバルーン(セノスフィア)を用いたので、強度を確保できるとともに密度を小さくできる。
【0014】
(2)オートクレーブ養生を行ったので、普通ポルトランドセメントとケイ酸の化学反応が促進されて短期間に強度発現できるうえに、コンクリート構造体の成形性、寸法安定性を確保できる。
(3)急硬材の割合を調整したので、低密度かつ所定の強度のコンクリートが得られるから、コンクリート構造体を様々な用途に用いることができる。
(4)下水道、河川暗渠水道、橋梁、カーテンウォール、外壁仕上材等の様々なコンクリート構造物に応用できる。
【0015】
【実施例】
上述した手順に従って、以下の条件でコンクリート構造体を形成した。
[材料]
1.粉体
普通ポルトランドセメント:56.7重量%(3000cm2/g、太平洋セメント製)
珪砂 : 7.8重量%(3800cm2/g、(株)三栄シリカ製)
急硬材 : 5.5重量%(カルシウムアルミネート系化合物 例えばデンカ1号(Al2O3が50%以上で、粉末度残分88μが5%以下のもの)、電気化学工業(株)製)
フライアッシュバルーン:30.0重量%(メタスフィアー#50、東海工業(株)製)
【0016】
珪砂の水和反応が不足すると、ゲル状の物質が生成して挙動不安定となるので、安定な結晶体を得るために、珪砂のブレーン値を3800cm2/gとした。図2は、粉体に対するセメントの重量%と、コンクリートの圧縮強度との関係を示す図である。図2より、セメントが62重量%近傍のときにコンクリートの強度が最も高くなることが分かる。したがって、本実施例では、普通ポルトランドセメントを56.7重量%とした。
【0017】
2.流体
減水剤 :粉体に対して0.75重量%(SP8HE、(株)エヌエムビー製)
遅延剤A:セメントと珪砂の和に対して0.3重量%(有機酸およびその塩の希釈水、例えば、オキシカルボン酸アルカリ金属塩)
遅延剤B:急硬材に対して0.8重量%(有機酸およびその塩の希釈水、例えば、オキシカルボン酸またはその金属塩と無機弱酸アルカリ金属塩との組み合わせ)
水 :粉体に対し30重量%
【0018】
図3は、粉体に対する水の重量比と、コンクリートの圧縮強度との関係を示す図である。図3より、粉体に対する水の重量比が低いほど、コンクリートの圧縮強度が高くなることが分かる。
また、図4は、オートクレーブ養生時間と珪砂の水和反応率との関係を示す図である。図4より、粉体に対する水の重量比が高いほど、珪砂の水和反応が進行することが分かる。
以上の点を考慮して、本実施例では、水を粉体に対して30重量%とした。
【0019】
[製造条件]
普通ポルトランドセメントと、珪砂と、水と、減水剤と、遅延剤Aとの混練時間は2分以上とした。急硬材と、水と、遅延剤Bとを添加した後の攪拌時間は、30秒以上とした。脱型までの養生は、温度25℃以上で40分以上の気中養生とした。脱型後の養生は、温度40℃で10時間の湿潤養生とした。オートクレーブ養生は、温度40〜180℃で6時間、180℃で8時間、180〜40℃で7時間とした。
【0020】
[結果]
絶乾密度0.8〜0.9、圧縮強度40N/mm2のコンクリートを得ることができた。
【0021】
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
【0022】
【発明の効果】
本発明のコンクリートおよびコンクリートの製造方法によれば、次のような効果が得られる。
請求項1に記載のコンクリートの製造方法によれば、スルホン基を付加したポリカルボン酸エステルを含む減水剤を用いたので、水セメント比を低下させることができるから、コンクリートの強度を高めることができる。また、コンクリートの硬化を促進する急硬材と、コンクリートの硬化を抑制する遅延剤とを用いたので、コンクリートが急激に硬化してクラック等が発生するのを防止するとともに、意匠等の作業時間を確保でき付加価値を向上できるほか、コンクリート製品の生産性を向上できる。また、骨材として軽量で強度の高いフライアッシュバルーン(セノスフィア)を用いたので、強度を確保できるとともに密度を小さくできる。
【0023】
請求項2に記載のコンクリートの製造方法によれば、オートクレーブ養生を行ったので、普通ポルトランドセメントとケイ酸の化学反応が促進されて短期間に強度発現できるうえに、コンクリート構造体の成形性、寸法安定性を確保できる。
【0024】
請求項3に記載のコンクリートの製造方法によれば、低密度かつ所定の強度のコンクリートが得られるから、コンクリート構造体を様々な用途に用いることができる。
【0025】
請求項4に記載のコンクリートによれば、下水道、河川暗渠水道、橋梁、カーテンウォール、外壁仕上材等の様々なコンクリート構造物に応用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るコンクリートの製造方法を示すフローチャートである。
【図2】前記実施形態に係る粉体に対するセメントの重量%と、コンクリートの圧縮強度との関係を示す図である。
【図3】前記実施形態に係る粉体に対する水の重量比と、コンクリートの圧縮強度との関係を示す図である。
【図4】前記実施形態に係るオートクレーブ養生時間と珪砂の水和反応率との関係を示す図である。
【符号の説明】
ST1 第1混練工程
ST2 フライアッシュバルーン(セノスフィア)混入工程
ST3 第2混練工程
ST5 養生工程
ST6 オートクレーブ養生工程
Claims (4)
- 普通ポルトランドセメントと、珪砂と、水と、スルホン基を付加したポリカルボン酸エステルを含む減水剤と、有機酸およびその塩の希釈水からなる遅延剤と、フライアッシュバルーン(セノスフィア)と、カルシウムアルミネート化合物からなる急硬材とを用い、
前記ポルトランドセメント、珪砂、水、減水剤および遅延剤を混練してスラリーペーストを生成し、このスラリーペーストにフライアッシュバルーン(セノスフィア)を混入し、さらに、このスラリーペーストに前記急硬材、水および遅延剤を添加して攪拌した後、養生することを特徴とするコンクリートの製造方法。 - 請求項1に記載のコンクリートの製造方法において、
前記養生は、オートクレーブ養生であることを特徴とするコンクリートの製造方法。 - 請求項1または2に記載のコンクリートの製造方法において、
硬化後のコンクリートの圧縮強度が12N/mm2以上になるように前記急硬材の割合を調整することを特徴とするコンクリートの製造方法。 - 請求項1から3のいずれかに記載のコンクリートの製造方法で形成されたことを特徴とするコンクリート。
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JP2005263579A (ja) * | 2004-03-19 | 2005-09-29 | Misawa Homes Co Ltd | コンクリート材料、コンクリート部材、およびその製造方法 |
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