JP2004093683A - コンテンツ配信システム、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】コンテンツの公開を依頼した作者に対し、創作意欲をより刺激する情報を提供できるコンテンツ配信システムを提供する。
【解決手段】サーバー101は、通信ネットワーク102と接続可能な端末装置103から公開の対象とするコンテンツを受信して公開する。公開しているコンテンツの評価は、それにアクセスした端末装置103のユーザーに委託し、その評価を行ったユーザー(評価者)の個人データは、会員登録の際に入力した個人情報中から自動的に取得する。その評価結果は、端末装置103のユーザーからの要求に応じて、取得した個人データを基に評価者をグループに分けて提供する。
【選択図】 図1
【解決手段】サーバー101は、通信ネットワーク102と接続可能な端末装置103から公開の対象とするコンテンツを受信して公開する。公開しているコンテンツの評価は、それにアクセスした端末装置103のユーザーに委託し、その評価を行ったユーザー(評価者)の個人データは、会員登録の際に入力した個人情報中から自動的に取得する。その評価結果は、端末装置103のユーザーからの要求に応じて、取得した個人データを基に評価者をグループに分けて提供する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、端末装置のユーザーが送信させたコンテンツを通信ネットワーク上で公開し、その評価を行うための技術に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
近年、グローバルな情報インフラストラクチャとしてインターネットが急速に発展している。それに伴い現在では、インターネットは不特定の人を対象に情報の配信や商品販売といった様々な用途に用いられる手段となっている。配信されて閲覧、或いは再生される情報がコンテンツである。
【0003】
コンテンツの配信を行えるようにインターネット上で開設されたサイト(以降、「配信サイト」と呼ぶ)は、普通、サイト側で用意したコンテンツを配信するようになっている。しかし、最近では、配信(公開)の対象となるコンテンツを利用者から受け付けてそれを公開するサービス(以降、便宜的に「公開サービス」と呼ぶ)を提供することも行われている。コンテンツ配信システムは、配信サイトでサービス提供用に構築される。
【0004】
上記公開サービスの提供は、コンテンツの作者にとっては、作成したコンテンツの公開を通して自分の力を試せる場が提供されることを意味する。このことから、公開サービスを提供するサイトのなかには、コンテンツの出来具合を確認できるように、公開しているコンテンツにアクセスした人に投票権を与えてそのコンテンツの得票(投票された票数)を集計し、そのコンテンツの公開を依頼した人(殆どは作者)に得票を評価(審査)結果として通知することもサービスの一つとして提供しているところもある。参考技術文献としては、例えば特開平11−194787号公報が挙げられる。
【0005】
評価結果として得票を通知することにより、作者(公開を依頼した人)はコンテンツにアクセスした人のなかで投票を行った人の数からその出来具合を確認することができる。得票に従ってランキングを公開すれば、そのランキングから自身が作成したコンテンツのコンテンツ全体における位置を確認することができる。
【0006】
しかし、そのランキングから作者(公開を依頼する人)が確認できるのは、自身が作成したコンテンツのコンテンツ全体における位置だけである。このため、作者が自身の作成したコンテンツの出来具合を分析するうえでの情報量としては非常に乏しかった。
【0007】
自分の力を試したい作者は、人より良いコンテンツを作成しようという競争意識(創作意欲)を持っていると言える。そのような人は、自身が作成したコンテンツの出来具合の分析結果を基に、悪い点は改善し、良い点は伸ばすようにして、より優れたコンテンツを作成しようとすることが多いと考えられる。このことから、コンテンツの出来具合をより詳細に分析できるように、より多くの情報を提供することが望ましいと考えられる。
【0008】
コンテンツの出来具合をより詳細に分析できるようになると、次のコンテンツを作成するうえでの具体的な目標を立てるのもより容易となる。そのような目標は、次のコンテンツを作成しようという気持ちを作者に起こすことにもなる。このようなことから、結果として、上述したようなより多くの情報の提供は、コンテンツの作者の創作意欲を刺激すると考えられる。
【0009】
強い創作意欲を持つ作者は、そうでない作者と比較して、より高い頻度でコンテンツを作成し公開を依頼することが期待できる。このため、創作意欲を刺激することにより、作者に公開を依頼されるコンテンツの数が増えることが期待できる。そのコンテンツの数の増加により、サイトの利用者が増えることも期待できる。このようなことから、創作意欲(競争意識)を刺激する情報の提供は作者だけでなく、コンテンツの公開が依頼されるサイト側にとっても非常に有用であると考えられる。
【0010】
本発明の課題は、コンテンツの公開を依頼した作者に対し、創作意欲をより刺激する情報を提供できるコンテンツ配信システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1、及び第2の態様のコンテンツ配信システムは、共に、通信ネットワークと接続可能な端末装置に該通信ネットワークを介してコンテンツを配信できることを前提とし、端末装置から通信ネットワークを介して送信されるコンテンツを受信するコンテンツ受信手段と、コンテンツ受信手段が受信したコンテンツを、通信ネットワークと接続可能な端末装置のユーザーを対象に公開するコンテンツ公開手段と、をそれぞれ具備する。
【0012】
第1の態様のシステムは、上記の構成に加えて、コンテンツ公開手段によってコンテンツにアクセスした端末装置のユーザーに該コンテンツの評価を委託する評価委託手段と、評価委託手段によりコンテンツの評価を行った端末装置のユーザーに関する情報を取得する情報取得手段と、情報取得手段が取得した情報を基に、評価委託手段によりコンテンツの評価を行った端末装置のユーザーをグループに分け、該端末装置のユーザーによる評価結果を通知する評価通知手段と、を更に具備する。
【0013】
なお、評価委託手段は、端末装置のユーザーにコンテンツの評価を項目別に委託し、評価通知手段は、端末装置のユーザーが項目別に行った評価の結果を通知できる、ことが望ましい。その評価通知手段は、評価結果を所望する端末装置のユーザーからの要求に応じて、評価委託手段によりコンテンツの評価を行った端末装置のユーザーをグループに分ける、ことが望ましい。更には、端末装置のユーザーの評価結果に基づいて、グループに属するユーザーが評価を行ったコンテンツ別に、該グループに属するユーザーが評価を行ったコンテンツ全体における該コンテンツの位置を通知できる、ことが望ましい。
【0014】
第2の態様のシステムは、上記の構成に加えて、コンテンツ公開手段によってコンテンツにアクセスした端末装置のユーザーに該コンテンツの評価を項目別に委託する評価委託手段と、評価委託手段により端末装置のユーザーが項目別に行ったコンテンツに対する評価の結果を通知する評価通知手段と、を具備する。
【0015】
本発明の第1、及び第2の態様のプログラムは、共に、通信ネットワークと接続可能な端末装置に該通信ネットワークを介してコンテンツを配信できるシステムの構築に用いられるデータ処理装置に実行させることを前提とし、それぞれ以下の機能を実現させる。
【0016】
第1の態様のプログラムは、通信ネットワークと接続可能な端末装置のユーザーを対象に公開されているコンテンツにアクセスした該端末装置のユーザーに、該コンテンツの評価を委託する機能と、委託する機能によりコンテンツの評価を行った端末装置のユーザーに関する情報を取得する機能と、取得する機能により取得した情報を基に、委託する機能によりコンテンツの評価を行った端末装置のユーザーをグループに分け、該端末装置のユーザーによる評価結果を通知する機能と、を実現させる。
【0017】
第2の態様のプログラムは、通信ネットワークと接続可能な端末装置のユーザーを対象に公開されているコンテンツにアクセスした該端末装置のユーザーに、該コンテンツの評価を項目別に委託する機能と、委託する機能により端末装置のユーザーが項目別に行ったコンテンツに対する評価の結果を通知する機能と、を実現させる。
【0018】
本発明では、公開したコンテンツにアクセスした人にその評価を委託し、その評価を行った評価者に関する情報を自動的に、或いはその評価者に入力させることで取得して、その情報を基に評価者をグループに分け、評価者の評価結果を提供する。それにより、コンテンツを公開させた作者にとっては、より多くの情報を取得することが可能となる。この結果、コンテンツの出来具合はより様々な視点で分析することが可能となる。その評価の項目を複数、用意し、各項目毎に評価を委託する場合にも、コンテンツの作者はより多くの情報を取得することが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施の形態によるコンテンツ配信システムを有するネットワークシステムの構成を示す図である。
【0020】
そのネットワークシステムは、図1に示すように、本実施の形態によるコンテンツ配信システム(以降、配信システムと略記)を構成するサーバー101を通信ネットワーク102と接続することにより、そのネットワーク102を介してそのサーバー101を複数の端末装置103と接続できるように構築されている。それにより、配信システムを構成するサーバー101は、通信ネットワーク102を介して接続された端末装置103のユーザーからコンテンツを受け付け、受け付けたコンテンツを、そのネットワーク102に接続可能な端末装置103のユーザーを対象に公開できるように実現されている。そのコンテンツとは、閲覧、或いは再生の対象となるデータ(情報)のことである。具体的には、曲を再生するためのデータ(曲データ)、映像(動画)を再生するためのデータ(ビデオデータ)などである。
【0021】
上記配信システムは、例えばサーバー101を含む複数のサーバーをLANで相互に接続することで構築されている。しかし、ここでは、便宜的に、サーバー101以外の構成については無視、即ち端末装置103のユーザーへのサービス提供はサーバー101のみによって行われるとの前提で説明することにする。コンテンツとしては、曲データのみを受け付けて公開することにする。本実施の形態では、会員登録した端末装置103のユーザーのみを対象にサービスを提供するようにしている。
【0022】
上記通信ネットワーク102は、例えばインターネットや公衆網などをまとめて表したものである。端末装置103は、例えばパーソナル・コンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants )、或いは携帯電話機であり、例えば電話網、或いはケーブルテレビ網などの公衆網、及びインターネットとの接続サービスを行っているISP(Internet Service Provider )を介してそのインターネットと接続される。なお、通信ネットワーク102は、それら以外のもの、或いは別の組み合わせのものであっても良い。
【0023】
図2、及び図3は、上記サーバー101が管理するデータを説明する図である。サーバー101に内蔵されたハードディスク装置等の補助記憶装置、或いはそれと接続された外部記憶装置にデータベース(DB)化して保存・管理しているデータのなかから、サービスの提供に特に係わるデータを抜粋して模式的に表したものである。当然のことながら、補助記憶装置、或いは外部記憶装置は複数であっても良い。以降、便宜的に、それらを区別せずに「記憶装置」と呼ぶことにする。
【0024】
そのサーバー101は、図2に示すように、会員登録した端末装置103のユーザーの個人情報格納用の会員DBエリア、公開の対象となる曲データ格納用の曲DBエリア、及び曲データに対する評価結果格納用の評価DBエリア、を記憶装置に確保している。
【0025】
会員DBエリアには、会員別にエリア(図中、「会員(1〜n)」と表記。以降、「会員エリア」と呼ぶ」が確保され、その会員別に確保されたエリアには、会員識別用の会員ID(アカウント)、パスワード、名前、住所、年齢、性別、メールアドレス(図中、「e−mail」と表記)、及びクレジットカード番号などの有償のサービスを提供した場合に決済を行うための課金先データ(図中、「アカウント」と表記)の各データが個人情報として格納される。
【0026】
曲DBエリアには、端末装置103のユーザーから公開が依頼された曲(コンテンツ)別にエリア(図中、「曲(1〜n)」と表記。以降、「曲エリア」と呼ぶ)が確保され、その曲別に確保されたエリアには、曲識別用の曲ID、曲名、作者名(作者は通常、公開を依頼した人自身である)、及びその曲データ本体(或いはその格納場所)が格納される。
【0027】
評価DBエリアには、図3に示すように、公開が依頼された曲別にエリア(図中、「曲(1〜n)」と表記。以降、「曲エリア」と呼ぶ)が確保され、その曲別に確保されたエリアには、曲識別用の曲ID、曲名、作者名、及び評価の各データが格納される。その評価は、適切に評価が行えるように、それにアクセスした端末装置103のユーザーに委託している。このため、評価データは、それを行ったユーザー別にエリア(図中、「評価(1〜n)」と表記。以降、「評価エリア」と呼ぶ)を確保して格納される。その評価データは、評価を行ったユーザーを表す個人データと、実際の評価内容を示す評価内容データと、から構成される。個人データとしては、会員ID、住所、年齢、及び性別の各データが格納され、評価内容データとしては、表現力、創造性、歌唱力、詞、リズムアレンジ(演奏の流れ)、及びコード・和音進行(曲の構成)の各項目(視点)別にその評価内容を示すデータが格納される。
【0028】
このように本実施の形態では、評価を行う人には公開を依頼された曲データを様々な視点(項目)で評価させるようにしている。各視点での評価は、公開を依頼した人(作者)に要求に応じて提供している。それにより、公開を依頼した作者に、曲を聴いた人にどのような印象を与えたのかを判断するための情報をより多く提供できるようにしている。
【0029】
その情報をより多く提供することにより、作者は作品(コンテンツ)である曲の出来具合、即ち曲のどの点が優れ、どの点が悪いのかといったことを具体的、且つ直接的に把握できるようになる。そのようなことを具体的に把握できると、悪い点は改善し、優れた点は伸ばすための具体的で適切な課題(目標)を探すことが容易となる。そのような課題を意識して作曲、或いは演奏、即ち作品(コンテンツ)の制作に取り組むと、そうでない場合と比較して、より良い作品を制作できる能力はより短期間に育成されることになる。その能力の向上は、次の作品を制作しようという創作意欲を刺激する。このようなこともあって、その情報の提供により、作者の創作意欲は長期的に刺激されることになる。
【0030】
ところで、人の作品に対する捉え方は、年代や性別、或いはその人の居る環境などによって異なる傾向があるのが普通である。このことから、本実施の形態では、作品を評価した人をグループに分け、そのグループ別に評価結果を提供できるようにしている。評価DBエリアの曲エリア内に確保した評価エリアに、評価を行った人の個人データを保存するのはそのためである。
【0031】
グループ別に評価結果を提供すると、作者は、グループ毎に作品に対する捉え方の傾向を把握できるようになる。このことから、グループ別の評価結果は、作者にとっては、グループ毎に作品に対する捉え方の傾向を把握するうえで精度の高い情報となる。このため、作品の対象とする人々(1つ以上のグループ)に的を絞っての課題の抽出はより容易に行えるようになる。それにより、作者にとっては、自身が望む作品の制作をより容易に行えることになり、創作意欲はより刺激されることになる。
【0032】
サーバー101は、依頼された曲データを公開する他に、その公開を依頼した作者(端末装置103のユーザー)に対し、その曲データにアクセスした人に委託した評価の結果を上述のように提供するサービスを提供する。次に、図4〜図18に示す各種フローチャート、及び図19〜図37に示す各種説明図を参照して、サーバー101が提供するサービスの内容、及びそのサービスの提供を実現させるサーバー101や端末装置103の動作について詳細に説明する。
【0033】
図4〜図18は、端末装置103をサーバー101と接続させた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチャートである。端末装置103とサーバー101間の通信に係わる処理に着目して、端末装置103、及びサーバー101が実行する処理を抜粋してその流れの例を示したものである。図4〜図18に示すフローチャートの説明を通して、端末装置103とサーバー101の動作、及びそれらの動作によって提供するサービスの内容を詳細に説明する。
【0034】
なお、図4〜図18に示すフローチャートは、例えばそれぞれ、端末装置103に搭載されたCPU、及びサーバー101に搭載されたCPUが、それに搭載のハードディスク装置のハードディスクに格納されたプログラムを実行することで実現される。端末装置103とサーバー101の接続(リンクの確立)、即ち通信の開設は、例えばダイヤルアップ接続により端末装置103をISPと接続させた後、サーバー101のURLを指定してそれとの接続をユーザーが指示することで行われる。
【0035】
その接続をユーザーが指示すると、端末装置103は、サーバー101との間でリンクを確立させて接続する(ステップST1)。その後は、図19に示すようなイニシャル画面(例えばHTMLデータ。他の画面も同様である)の送信(送付)をサーバー101に要求する(ステップST2)。その要求により、サーバー101はイニシャル画面を端末装置103に送信(送付)する(ステップSS1)。そのイニシャル画面には、図19に示すように、会員登録を要求するための「登録する」アイコン、サービスの提供を要求するための「入る」アイコン、及び確立したリンクの解除、即ちサーバー101との接続の切断を要求するための「終了」アイコンが配置されている。
【0036】
イニシャル画面の送信を要求した端末装置103は、それをサーバー101から受信するのを待って、それを表示装置上に表示させる(ステップST3)。それを表示させた後は、「終了」アイコンがオン(クリック)されたか否か判定する(ステップST4)。マウスなどのポインティングデバイスを操作してそのアイコンをユーザーがクリックした場合、判定はYESとなり、サーバー101との接続を切断させた(ステップST5)後、一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNOとなって図5のステップST6に移行する。
【0037】
ステップST6では、「登録する」アイコンがオン(クリック)されたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックした場合、判定はYESとなり、次に図20に示すような登録画面の送信をサーバー101に要求する(ステップST7)。そうでない場合には、判定はNOとなって図7のステップST17に移行する。
【0038】
その登録画面には、図20に示すように、個人情報入力用として、名前(Name)、住所(Address)、年齢、性別、メールアドレス(e−mail)、アカウント(Account:クレジットカード番号等の決済用データ)、及びパスワード(Password)をそれぞれ入力するための複数のボックスが配置され、アイコンとして「中止」「OK」の二つのアイコンが配置されている。各ボックスにデータを入力した後、「OK」アイコンをオン(クリック)すると、各ボックスに入力されたデータが個人情報としてサーバー101に送信される。
【0039】
登録画面が要求されたサーバー101は、その要求を行った端末装置103に登録画面を送信する(図5のステップSS2)。その端末装置103は、サーバー101から登録画面を受信するのを待って、それを表示装置上に表示させる(ステップST8)。
【0040】
登録画面を表示させると、次にデータ入力が行われたか否か判定する(ステップST9)。それに配置された何れかの入力ボックス内にカーソルが表示された状態でキーボード等の入力装置に対してユーザーがデータ入力のための操作を行った場合、判定はYESとなり、次にその操作によって入力が指示された文字、或いは記号等のシンボルをデータとしてカーソルの表示位置に表示させた(ステップST10)後、ステップST11に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、他のステップの処理を実行することなくそのステップST11に移行する。
【0041】
ステップST11では、「中止」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックした場合、判定はYESとなってステップST12に移行し、入力されたデータを含め登録画面を消去させた後、図4のステップST2に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなってステップST13に移行する。
【0042】
ステップST13では、「OK」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックした場合、判定はYESとなってステップST14に移行し、入力されたデータを個人情報としてサーバー101に送信する。そうでない場合には、判定はNOとなって上記ステップST9に戻る。それにより、登録画面を表示させている場合には、「OK」アイコン、或いは「中止」アイコンがオンされるまでの間、データ入力を行える状態を維持する。
【0043】
個人情報を受信したサーバー101は、会員DBエリアに会員エリアを確保し(ステップSS3)、確保したエリアに受信した個人情報をストアする(図6のステップSS4)。次に、会員IDを作成(発行)し、そのIDをその会員エリアにストアする(ステップSS5)。そのようにして図2に示すようなデータを会員エリアに全てストアすると、ID、及び受信した個人情報中のパスワードを配置した図21に示すようなID画面を作成し、その個人情報を送信した端末装置103に送信する(ステップSS6)。
【0044】
他方の端末装置103は、個人情報を送信すると、サーバー101からID画面を受信するのを待ってそれを表示装置上に表示させる(図6のステップST15)。その後は、ID画面上に配置された「OK」アイコンがオンされるのを待って、図4のステップST2に戻る。
【0045】
このようにして、図19に示すイニシャル画面上の「登録する」アイコンをユーザーがオンすると、そのユーザーの個人情報を会員DBエリアにストアするための処理が端末装置103、及びサーバー101で行われる。それにより、会員登録を行えるようになっている。
【0046】
そのイニシャル画面上の「登録する」アイコンをユーザーがオンしないと、図5のステップST6の判定がNOとなって図7のステップST17に移行する。そのステップST17では、イニシャル画面上の「入る」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックしなかった場合、判定はNOとなって図4のステップST4に戻る。それにより、ユーザーが「終了」「登録する」及び「入る」の各アイコンのうちの何れかをクリックするのを待つ。一方、そうでない場合には、即ちユーザーが「入る」アイコンをクリックした場合には、判定はYESとなってステップST18に移行し、図22に示すような認証画面の送信をサーバー101に要求する。
【0047】
その認証画面には、図22に示すように、ID、パスワード入力用の2つの入力ボックス、「中止」「OK」の2つのアイコンが配置されている。サービスを受けたいユーザーは、ID、パスワードを対応する入力ボックスに入力した後、「OK」アイコンをオンすれば良いようになっている。
【0048】
サーバー101は、その要求により、認証画面を端末装置103に送信する(図7のステップSS7)。他方の端末装置103は、その認証画面を受信するのを待って、表示装置上に表示させる(ステップST19)。
認証画面を表示させた端末装置103は、次にID、パスワードが入力されたか否か判定する(ステップST20)。2つの入力ボックスのうちの何れかにカーソルが表示されている状態でユーザーが入力装置(例えばキーボード)に対してデータ入力のための操作を行った場合、判定はYESとなり、その操作によって入力が指示された文字、或いは記号等のシンボルをデータとしてカーソルの表示位置に表示させた(ステップST21)後、ステップST22に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、他のステップの処理を実行することなくそのステップST22に移行する。
【0049】
ステップST22では、「中止」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックした場合、判定はYESとなってステップST23に移行し、入力されたデータを含めて認証画面を消去させた後、図4のステップST2に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなってステップST24に移行する。
【0050】
ステップST24では、「OK」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックしていない場合、判定はNOとなって上記ステップST20に戻る。それにより、「中止」「OK」の2つのアイコンのうちの何れかがクリックされるまでの間、データ入力を有効とさせる。一方、そうでない場合には、即ち「OK」アイコンをユーザーがクリックした場合には、判定はYESとなってステップST25に移行し、入力されたID、パスワードをサーバー101に送信する。
【0051】
端末装置103からID、パスワードを受信したサーバー101は、その組み合わせが会員DBエリアに確保した会員エリアにストアされているか否か確認することで認証を行う(ステップSS8)。その認証を行うと、図8のステップSS9に移行して、端末装置103から受信したID、パスワードの組み合わせをストアした会員エリアが存在していない、つまり認証結果がNGか否か判定する。その組み合わせがストアされている会員エリアが存在していない場合、判定はYESとなってステップSS10に移行し、会員であることを確認できなかった旨を通知するためのNG画面を端末装置103に送信する。そうでない場合には、即ちそのような会員エリアが存在している場合には、判定はNOとなってステップSS11に移行し、図23に示すようなメニュー画面を端末装置103に送信する。
【0052】
上記NG画面には、ID、パスワードの組み合わせが誤っている旨を通知するメッセージや「OK」アイコンが配置されている。メニュー画面には、図23に示すように、要求するサービスの選択用として、「曲を送る」「評価する」「ランキングを見る」「戻る」の各アイコンが配置されている。
【0053】
そのNG画面がサーバー101から送信された端末装置103は、それを受信するのを待って表示装置上に表示させる(図8のステップST26)。その後は、それに配置された「OK」アイコンをユーザーがクリックするのを待って(ステップST27)、図4のステップST4に戻る。
【0054】
そのNG画面ではなくメニュー画面が送信された端末装置103は、それを受信するのを待って表示装置上に表示させる(図8のステップST28)。その後は、ステップST29に移行して、「戻る」アイコンがオンされたか否か判定する。ユーザーが「戻る」アイコンをクリックした場合、判定はYESとなって図4のステップST4に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなってステップST30に移行する。
【0055】
ステップST30では、「曲を送る」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックした場合、判定はYESとなってステップST31に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなって図10のステップST44に移行する。
【0056】
「曲を送る」アイコンは、曲の公開を依頼するサービスを要求するためのものである。そのアイコンのクリックによって移行するステップST31では、図24に示すような曲送付画面の送信をサーバー101に要求する。その要求により、サーバー101は曲送付画面を端末装置103に送信する(ステップSS12)。
【0057】
その曲送付画面は、曲の公開を依頼するためのものである。図24に示すように、曲名(Name)、そのデータの格納場所(Address)を入力するための2つの入力ボックス、及び「中止」「OK」の2つのアイコンが配置されている。曲の公開の依頼は、各入力ボックスに対応するデータを入力した後、「OK」アイコンをクリックして行うようになっている。
【0058】
曲送付画面の送信を要求した端末装置103は、サーバー101からそれを受信するのを待って表示装置上に表示させる(ステップST32)。その後に移行する図9のステップST33では、曲名、或いは格納場所の入力が行われたか否か判定する。キーボード等を操作してユーザーがその入力を行った場合、判定はYESとなってステップST34に移行し、その操作によって入力が指示されたシンボルをカーソルの表示位置に表示させた後、ステップST35に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、他のステップの処理を実行することなくそのステップST35に移行する。
【0059】
ステップST35では、「中止」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックした場合、判定はYESとなり、入力されたデータを含めて曲送付画面を消去させ(ステップST36)、更に図23に示すメニュー画面の送信を要求した(ステップST37)後、図8のステップST28に戻る。反対にそうでない場合には、判定はNOとなってステップST38に移行する。
【0060】
ステップST38では、「OK」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックしていない場合、判定はNOとなって上記ステップST33に戻る。それにより、「中止」「OK」の2つのアイコンのうちの何れかがクリックされるまでの間、データ入力を有効とさせる。一方、そうでない場合には、即ち「OK」アイコンをユーザーがクリックした場合には、判定はYESとなってステップST39に移行する。
【0061】
ステップST39では、入力された格納場所に曲データを格納したファイルが存在するか否か確認する。その存在を確認すると、ステップST40に移行して、確認したファイル(曲データ)を入力された曲名とともにサーバー101に送信することにより、その公開を要求する。
【0062】
他方のサーバー101は、端末装置103からそれらを受信すると、曲DBエリアに曲エリアを新たに確保し(図9のステップSS13)、曲IDを作成(発行)し(ステップSS14)、新たに確保した曲エリアに、作成した曲ID、受信した曲名、曲データ、及び作者名をストアする(ステップSS15)。そのようにして図2に示すデータを曲エリアに全てストアすると、図10のステップSS16に移行して、曲の公開要求を受け付けた旨を示すメッセージや「OK」アイコンが配置された曲送付終了画面を端末装置103に送信する。なお、曲エリアにストアする作者名は、曲名や曲データを送信した端末装置103から特定される会員の氏名としている。
【0063】
曲名や曲データを送信した端末装置103は、サーバー101から曲送付終了画面を受信するのを待って表示装置上に表示させる(図10のステップST41)。それを表示させると、「OK」アイコンがクリックされるのを待ち(ステップST42)、そのアイコンがクリックされると、図23に示すメニュー画面の送信を要求した(ステップST43)後、図8のステップST28に戻る。
【0064】
図8のステップST30の判定がNOとなって移行する図10のステップST44では、「評価する」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックしていない場合、判定はNOとなって図14のステップST74に移行する。そうでない場合には、即ちユーザーが「評価する」アイコンをクリックした場合には、判定はYESとなってステップST45に移行する。
【0065】
本実施の形態では、公開中の曲の評価は端末装置103のユーザーに委託している。「評価する」アイコンは、その評価を行うためのものである。そのアイコンのクリックによって移行するステップST45では、図25に示すような曲リスト画面の送信をサーバー101に要求する。
【0066】
その曲リスト画面は、公開中の曲のなかから所望の曲を選択するためのものである。図25に示すように、公開中の曲のリストや、「戻る」「OK」の2つのアイコンが配置されている。所望する曲の選択は、その曲名等が配置された行を選択状態にした後、「OK」アイコンをクリックすることで行うようになっている。
【0067】
その曲リスト画面の送信が要求されたサーバー101は、例えば曲DBエリアに確保された曲エリアにストアされている曲ID(曲番)、曲名を読み出し、コピーしたオリジナルの曲リスト画面に、それらを表形式に配置して送信の対象とする曲リスト画面を作成する(図10のステップSS17)。そのようにして作成した曲リスト画面を端末装置103に送信する(ステップSS18)。
【0068】
その曲リスト画面を受信した端末装置103は、それを表示装置上に表示させる(ステップST46)。それを表示させた後に移行するステップST47では、リスト上の曲が指定されたか否か判定する。マウスなどをユーザーが操作してリスト上に配置された曲名などをクリックしたような場合、判定はYESとなってステップST48に移行し、その操作によって指定された曲名を含むラインの表示状態を他と異ならせて選択状態とさせた後、例えばそのラインのみを反転表示させた後、図11のステップST49に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、他のステップの処理を実行することなくそのステップST49に移行する。
【0069】
そのステップST49では、「戻る」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックした場合、判定はYESとなってステップST50に移行し、図23に示すメニュー画面の送信をサーバー101に要求した後、図8のステップST28に戻る。反対にそうでない場合には、判定はNOとなってステップST51に移行する。
【0070】
ステップST51では、「OK」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックしなかった場合、判定はNOとなって図10のステップST47に戻る。それにより、「戻る」「OK」のアイコンのうちの何れかがクリックされるまでの間、曲の選択を有効とさせる。そうでない場合には、判定はYESとなってステップST52に移行し、選択状態となっているラインに配置した曲ID(曲番)、曲名をサーバー101に送信する。
【0071】
サーバー101は、端末装置103から曲ID、曲名を受信すると、曲DBエリアに確保した曲エリアのなかでその曲IDをストアしている曲エリアを特定し(図11のステップSS19)、その特定した曲エリアにストアされている、或いはそこに格納場所がストアされている曲データを、図26に示す曲ダウンロード画面に続けて端末装置103に送信する(ステップSS20)。
【0072】
他方の端末装置103は、サーバー101から曲ダウンロード画面を受信するのを待って表示装置上に表示させる(ステップST53)。それを表示された後は、曲ダウンロード画面に続けてサーバー101が送信する曲データの受信を終了するまで、受信した曲データのストアを行う(ステップST54、ST55)。そのストアを終了すると、ステップST56に移行して、図27に示すような評価メニュー画面の送信をサーバー101に要求する。
【0073】
その評価メニュー画面には、図27に示すように、「スタート」「ストップ」「評価する」「戻る」の4つのアイコンが配置されている。「スタート」アイコンは、ダウンロードした曲データの再生(演奏)開始を指示するためのものであり、「ストップ」アイコンは、その終了を指示するためのものである。「評価する」アイコンは、再生された曲の評価を行うことを要求するためのものである。「戻る」アイコンは、一つ前の画面(ここでは曲リスト画面)に戻るのを指示するためのものである。
【0074】
その評価メニュー画面を受信した端末装置103は、それを表示装置上に表示させる(図12のステップST57)。それを表示させると、次に「戻る」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックした場合、判定はYESとなり、ダウンロードした曲データの消去等を行った後、図10のステップST45に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなってステップST59に移行する。
【0075】
ステップST59では、「スタート」アイコンがオンされたか否か判定する。ユーザーがそのアイコンをクリックした場合、判定はYESとなってステップST60に移行し、ダウンロードした曲データの再生を開始した後、上記ステップST58に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなってステップST61に移行する。なお、曲データの再生は、例えばその再生用のアプリケーション・プログラム(以降、「再生ソフト」と呼ぶ)を起動させることで行われる。
【0076】
ステップST61では、「ストップ」アイコンがオンされたか否か判定する。ユーザーがそのアイコンをクリックしていない場合、判定はNOとなってステップST64に移行する。そうでない場合には、判定はYESとなってステップST62に移行する。
【0077】
ステップST62では、曲データの再生(演奏)中か否か判定する。その再生を行っている場合、判定はYESとなり、次にステップST63でその再生を停止させた後、上記ステップST58に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなってステップST64に移行する。
【0078】
ステップST64では、「評価する」アイコンがオンされたか否か判定する。ユーザーがそのアイコンをクリックしていない場合、判定はNOとなって上記ステップST58に戻る。そうでない場合には、即ち「評価する」アイコンをユーザーがクリックした場合には、判定はYESとなり、次にステップST65で図28に示すような評価入力画面の送信をサーバー101に要求する。その要求により、サーバー101はその画面を端末装置103に送信する(図12のステップSS22)。
【0079】
その評価入力画面には、図28に示すように、表現力、創造性、歌唱力、詞、リズムアレンジ、コード・和音進行の各項目別に評価結果を入力するための入力ボックス、「中止」「OK」の2つのアイコンが配置されている。それにより、評価DBエリアの曲エリア内に確保された評価エリアには、それらの入力ボックスに入力されたデータ(項目毎の評価結果)を評価内容データ(図3参照)としてストアするようになっている。各項目の評価は、例えば10段階での評価といったように、数値で入力するようにしている。
【0080】
端末装置103は、サーバー101から送信された評価入力画面を受信して表示装置上に表示させる(図13のステップST66)。それを表示させると、ステップST67に移行して、評価入力が行われたか否か判定する。評価入力画面上に配置された入力ボックスの何れかにカーソルが表示された状態でキーボード等をユーザーが操作したような場合、判定はYESとなってステップST68に移行し、その操作によって入力が指示されたシンボルをデータとしてカーソルの表示位置に表示させた後、ステップST69に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってそのステップST69に移行する。
【0081】
ステップST69では、「中止」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックした場合、判定はYESとなり、次にステップST70に移行して、入力データを含め評価入力画面を消去させた後、図11のステップST56に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなってステップST71に移行する。
【0082】
ステップST71では、「OK」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックしていない場合、判定はNOとなって上記ステップST67に戻る。それにより、「中止」「OK」の何れかのアイコンをユーザーがクリックするまでの間、データ入力を有効とさせる。一方、そうでない場合には、即ちユーザーが「OK」アイコンをクリックした場合には、判定はYESとなってステップST72に移行し、各入力ボックスに入力されたデータを評価内容データとしてサーバー101に送信する。
【0083】
そのデータを受信したサーバー101は、評価が行われた曲の曲IDをストアしている評価DBエリアの曲エリア内に評価エリアを新たに確保し(図13のステップSS23)、その確保した評価エリアに、端末装置103から受信した評価内容データ、及びその端末装置103から特定したユーザーの個人情報がストアされた会員エリアから抽出した個人データ(会員ID、住所、年齢、性別の各データから構成される。図3参照)をストアする(ステップSS24)。その後は、評価内容データを処理した旨を示す終了信号を端末装置103に送信する(ステップSS25)。
【0084】
端末装置103は、サーバー101から送信される終了信号を受信するのを待って(ステップST73)、図11のステップST56に戻る。このため、サーバー101は、ステップSS25の処理を実行した後は図11のステップSS21に戻る。
【0085】
このようにして、曲データをダウンロードさせた端末装置103のユーザーが評価を行うと、つまり評価入力画面上の各入力ボックスにデータを入力して「OK」アイコンをクリックすると、その評価結果、及びそのユーザーの個人データを、評価DBエリアのその曲データ用の曲エリアに評価エリアを新たに確保してストアしている。それにより、評価者をグループに分けてその評価結果を作者に提示できるようにさせている。
【0086】
図10のステップST44の判定がNO、即ち図23に示すメニュー画面上の「曲を送る」「戻る」「評価する」の何れのアイコンもユーザーがクリックしなかった場合に移行する図14のステップST74では、「ランキングを見る」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックした場合、判定はYESとなってステップST75に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなって図8のステップST29に戻る。
【0087】
ステップST75では、図29に示すようなランキング曲リスト画面の送信をサーバー101に要求する。その曲リスト画面は、公開中の曲のなかから評価を確認したい曲を選択するためのものである。公開中の曲のリストや、「戻る」「決定」の2つのアイコンが配置されている。所望する曲の選択は、その曲名等が配置された行を選択状態にした後、「決定」アイコンをクリックすることで行うようになっている。
【0088】
その曲リスト画面の送信が要求されたサーバー101は、曲DBエリアに確保された各曲エリアにストアされている曲ID(曲番)、曲名、及び作者名を抽出し、例えばコピーしたオリジナルのランキング曲リスト画面上にそれらを表形式で図29に示すように配置して送信用の曲リスト画面を作成し(図14のステップSS26)、作成した曲リスト画面を端末装置103に送信する(ステップSS27)。
【0089】
端末装置103は、そのようにしてサーバー101から送信される曲リスト画面を受信して表示装置上に表示させる(ステップST76)。その後はステップST77に移行して、リスト上の曲が選択(指定)されたか否か判定する。マウスなどをユーザーが操作してリスト上に配置された曲名などをクリックしたような場合、判定はYESとなってステップST78に移行し、その操作によって選択された曲名を含むラインの表示状態を他と異ならせて選択状態とさせた後、例えばそのラインのみを反転表示させた後、ステップST79に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、他のステップの処理を実行することなくそのステップST79に移行する。
【0090】
そのステップST79では、「戻る」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックした場合、判定はYESとなって図11のステップST56に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなってステップST80に移行する。
【0091】
ステップST80では、「決定」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックしなかった場合、判定はNOとなって上記ステップST77に戻る。それにより、「戻る」「決定」の2つのアイコンのうちの何れかがクリックされるまでの間、曲の選択を有効とさせる。そうでない場合には、判定はYESとなり、次のステップST81で選択状態となっているラインに配置された曲IDをストアし、その次のステップST82で図30に示すような出力形態画面の送信をサーバー101に要求する。その要求により、サーバー101はその出力形態画面を端末装置103に送信する(図15のステップSS28)。
【0092】
本実施の形態では、上述したように、評価DBエリアの曲エリアに評価内容データと併せて評価を行った人の個人データをストアすることにより、その評価を行った人をグループに分けて評価結果を提示できるようにしている。つまり、様々な形で評価結果を提示できるようにしている。このことから、評価結果の出力形態(提示の仕方)を選択するために出力形態画面を用意している。
【0093】
その出力形態画面には、図30に示すように、出力形態を選択するためのアイコンとして、「同一投票曲数」「同一総合点曲数」「評価点数」及び「投票者数」の計4つのアイコンが配置されている。「同一投票曲数」「同一総合点曲数」の2つのアイコンは、評価を行った人(評価者)をグループに分ける条件をユーザーが指定して評価結果の提示を要求するためのものである(図34、及び図33参照)。「評価点数」アイコンは、図31に示すように、曲の評価結果を項目別に提示することを要求するためのものである。「投票者数」アイコンは、予め定めたグループの分け方のなかから選択して評価結果の提示を要求するためのものである(図35、及び図36参照)。
【0094】
その出力形態画面の送信を要求した端末装置103は、それをサーバー101から受信するのを待って表示装置上に表示させる(図15のステップST83)。その後は、ステップST84に移行して、「戻る」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックした場合、判定はYESとなって図14のステップST75に戻り、図29に示す曲リスト画面の送信をサーバー101に要求する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップST85に移行する。
【0095】
ステップST85では、「評価点数」アイコンがオンされたか否か判定する。ユーザーがそのアイコンをクリックしていない場合、判定はNOとなって図16のステップST89に移行する。そうでない場合には、判定はYESとなってステップST86に移行し、図14のステップST81でストアした曲IDをサーバー101に送信して評価結果の表示(提示)を要求する。
【0096】
評価結果の表示を要求されたサーバー101は、先ず、評価DBエリアに存在する曲エリアのなかで端末装置103から受信した曲IDがストアされている曲エリアを特定する(ステップSS29)。次に、特定した曲エリア内に確保されている評価エリアにストアされている評価内容データを読み出し、項目毎にその値の累算値(図中では「評価値」と表記)を算出する(ステップSS30)。項目毎に評価値を算出した後は、その評価値を用いて図31に示すようなグラフを配置したグラフ画面を作成し(ステップSS31)、作成したグラフ画面を端末装置103に送信する(ステップSS32)。
【0097】
アクセス回数が大きい曲は優れていることが多いことから、本実施の形態では、各項目で累算値を算出してグラフを作成しているが、必ずしもそのようにする必要はない。例えば累算値ではなく平均値としても良い。
そのグラフ画面をサーバー101から受信した端末装置103は、それを表示装置上に表示させる(ステップST87)。その後は、そのグラフ画面上に配置された「OK」アイコンがオンされるのを待って(ステップST88)、図14のステップST82に戻り、図30に示す出力形態画面の送信をサーバー101に要求する。このことから、サーバー101は、ステップSS32でグラフ画面を送信した後、上記ステップSS28に戻る。
【0098】
図31に示すようなグラフ画面が表示装置上に表示されることにより、端末装置103のユーザーは曲の出来具合を項目毎に確認することができる。それにより、より具体的で適切な課題を持って作品の制作(ここでは作曲、曲の演奏、或いは曲のアレンジ)に取り組めることになる。つまり、創作意欲を刺激することになる。
【0099】
上記ステップST85の判定がNO、即ち「評価点数」アイコンをユーザーがクリックしていない場合に移行する図16のステップST89では、「同一投票曲数」アイコンがオンされたか否か判定する。ユーザーがそのアイコンをクリックしていない場合、判定はNOとなってステップST90に移行する。そうでない場合には、判定はYESとなってステップST91に移行する。
【0100】
ステップST90では、「同一総合点数」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックした場合、判定はYESとなってステップST91に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなって図18のステップST100に移行する。
【0101】
ステップST91では、出力形態を示すデータ(以降、「出力形態データ」と呼ぶ)として、「同一投票曲数」「同一総合点数」の何れかのアイコンがクリックされたのかを示すデータをストアする。続くステップST92では、図32に示すような検索データ入力画面の送信をサーバー101に要求する。その要求により、サーバー101はその検索データ入力画面を端末装置103に送信する(図16のステップSS33)。
【0102】
グループの分け方は、個人データの項目数に応じて指数的に増大する。その項目数が3個であれば、各項目のデータを全て無視する場合を含めると分け方は8通り存在する。このようなことから、本実施の形態では、検索データ入力画面を用意して、グループの分け方、即ちグループに属する評価者の条件を指定できるようにさせている。
【0103】
その検索データ入力画面には、図32に示すように、グループに属する評価者特定用の検索データとなる地域、年代、性別の各データ入力用のボックス、及び「戻る」「OK」の2つのアイコンが配置されている。評価結果の確認は、3つの入力ボックスのうちの少なくとも1つにデータを入力した後、「OK」アイコンをクリックして行うようになっている。
【0104】
検索データ入力画面の送信を要求した端末装置103は、それをサーバー101から受信するのを待って表示装置上に表示させる(ステップST93)。その表示後は、データ入力が行われたか否か判定する(ステップST94)。3つの入力ボックスのうちの何れかにカーソルを表示させた状態でキーボード等に対してユーザーがデータ入力のための操作を行った場合、判定はYESとなり、次にその操作によって入力が指示されたシンボルをデータとしてカーソルの表示位置に表示させる(ステップST95)。その後はステップST96に移行する。反対にそうでない場合には、判定はNOとなり、次にそのステップST96に移行する。
【0105】
ステップST96では、「戻る」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックした場合、判定はYESとなってステップST97に移行し、入力されたデータを含めて検索データ入力画面を表示装置上から消去させた後、図14のステップST82に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなって図17のステップST98に移行する。
【0106】
ステップST98では、「OK」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックしていない場合、判定はNOとなって図16のステップST94に戻る。それにより、「OK」「戻る」の何れかのアイコンがクリックされるまでの間、データ入力を有効とさせる。一方、そうでない場合には、判定はYESとなってステップST99に移行し、図14のステップST81でストアした曲ID、図16のステップST91でストアした出力形態データ、及び検索データ入力画面上で入力された検索データをサーバー101に送信して評価結果の提示を要求する。その後は、サーバー101から送信されるグラフ画面を受信するのを待って表示装置上に表示させるために図15のステップST87に移行する。
【0107】
その提示が要求されたサーバー101は先ず、端末装置103から受信した出力形態データが「同一総合点数」アイコンがクリックされたことを示しているか否か判定する(図17のステップSS34)。そのアイコンをユーザーがクリックしていなかった場合、判定はNOとなってステップSS38に移行する。そうでない場合には、判定はYESとなってステップSS35に移行する。
【0108】
ステップSS35では、例えば評価DBエリアに存在する評価エリア毎に、それにストアされている個人データを読み出し、読み出した個人データを端末装置103から受信した検索データと比較することにより、その検索データで指定された条件を満たす評価者の個人データがストアされている評価エリアから評価内容データを抽出する。ステップSS36には、その抽出後に移行する。
【0109】
ステップSS36では、抽出した評価内容データ毎に、例えば各項目の値を累算して、或いはそれらの各値にそれぞれ定めた値を乗算した値を累算して総合点数を算出し、算出した総合点数を曲毎に更に累算することにより、各曲の合計の総合点数を算出する。続くステップSS37では、横軸を総合点数、縦軸を同一総合点数としたグラフ、つまり曲の合計した総合点数毎に、同じ総合点数の曲数を表すグラフを作成し、作成したグラフに、端末装置103から受信した曲IDを持つ曲の位置を示す図柄や説明文等を加え、それらを加えたグラフを配置した図33に示すようなグラフ画面を作成する。その後は、作成したグラフ画面を端末装置103に送信するために図15のステップSS32に移行する。
【0110】
図33に示すグラフ画面は、曲名が「花の村」の曲を図29に示すランキング曲リスト画面上で選択し、図32に示す検索データ入力画面上において、性別として「女性」、年代として20代を示す20〜29までの数値を検索データとして入力した場合に、つまり、20代の女性という条件を満たす評価者に限定した場合に表示されるものである。その曲の位置(順位)をグラフ上で示すために、その曲の位置の表示色は他の部分と異ならせてあり、その位置が1000人中、10番目であることを通知するために、「10位/1000人中」の説明文が付加されている。
【0111】
上記ステップSS34の判定がNOとなって移行するステップSS38では、例えば評価DBエリアに存在する評価エリア毎に、それにストアされている個人データを読み出し、読み出した個人データを端末装置103から受信した検索データと比較することにより、その検索データで指定された条件を満たす評価者の個人データがストアされている評価エリアを特定する。
し、特定した評価エリアを有するの数を投票数(評価結果)として曲エリア毎に計数する。
【0112】
ステップSS38に続くステップSS39では、曲エリア毎に、そこに存在する特定した評価エリアの数を投票数(評価結果)として計数する。次に移行するステップSS40では、横軸を投票数、縦軸を同一投票曲数としたグラフ、つまり投票数毎に、同じ投票数の曲数を表すグラフを作成し、作成したグラフに、端末装置103から受信した曲IDを持つ曲の位置を示す図柄や説明文等を加え、それらを加えたグラフを配置した図34に示すようなグラフ画面を作成する。その後は、作成したグラフ画面を端末装置103に送信するために図15のステップSS32に移行する。
【0113】
図34に示すグラフ画面は、曲名が「花の村」の曲を図29に示すランキング曲リスト画面上で選択し、図32に示す検索データ入力画面上において、地域として「東京」のみを検索データとして入力した場合に、つまり東京に住んでいるという条件を満たす評価者に限定した場合に表示されるものである。その曲の位置(ランキング)をグラフ上で示すために、その曲の位置の表示色は他の部分と異ならせてあり、その位置が10000人中、112番目であることを通知するために、「112位/10000人中」の説明文が付加されている。
【0114】
図33、及び図34に示すようなグラフ画面が表示装置上に表示されることにより、端末装置103のユーザーは、自身が指定した条件を満たす評価者による曲の相対的な出来具合を確認することができる。それにより、対象を絞った形で作品の制作(ここでは作曲、曲の演奏、或いは曲のアレンジ)に取り組めることになる。
【0115】
図16のステップST90の判定がNO、即ち図30に示す出力形態画面が表示されている状態で「評価点数」「同一投票曲数」「同一総合点数」の各アイコンの何れもユーザーがクリックしていない場合に移行する図18のステップST100では、「投票者数」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックしていない場合、判定はNOとなって図15のステップST84に戻る。そうでない場合には、判定はYESとなってステップST101に移行し、図35に示すような検索アイコン画面の送信をサーバー101に要求する。その要求により、サーバー101は検索アイコン画面を端末装置103に送信する(図18のステップSS41)。
【0116】
その検索アイコン画面は、予め定めた評価者の分類の仕方のなかから所望のものをユーザーに選択させるためのものである。図35に示すように、その選択用のアイコンとして、「年代別」「地域別」の2つのアイコンが配置されている。「年代別」アイコンは、年代別に評価者を分けることを選択するためのものであり、「地域別」アイコンは、地域別に評価者を分けることを選択するためのものである。「戻る」アイコンは、一つ前の画面(ここでは図30に示す出力形態画面)の表示を指示するためのものである。
【0117】
その検索アイコン画面の送信を要求した端末装置103は、それをサーバー101から受信するのを待って表示装置上に表示させる(ステップST102)。その後は、ステップST103に移行して、「年代別」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックしていない場合、判定はNOとなってステップST105に移行する。そうでない場合には、判定はYESとなってステップST104に移行し、図14のステップST81でストアした曲ID、及び「年代別」アイコンがクリックされた旨を示すデータをサーバー101に送信する。
【0118】
それらのデータを受信したサーバー101は先ず、例えば評価DBエリアに存在する曲エリア毎に、その曲エリア内に確保された各評価エリアにストアされている個人データの読み出しを行う(ステップSS42)。続くステップSS43では、評価エリア毎に読み出した個人データ中の年齢、及び性別を参照して評価者の年代、及び性別を特定し、曲エリア毎に、その曲エリアに存在する評価エリアの数を投票者数として評価者の年代別、及び性別に分けて計数し、横軸を年代(性別)、縦軸を投票者数としたグラフ、つまり年代毎に各性別の投票者数を表すグラフを作成し、作成したグラフを配置した図36に示すようなグラフ画面を作成する。その後は、作成したグラフ画面を端末装置103に送信するために図15のステップSS32に移行する。
【0119】
図36に示すグラフ画面は、曲名が「花の村」の曲を図29に示すランキング曲リスト画面上で選択した場合に表示されたものである。そのグラフ画面により、年代毎、性別毎に曲の評価を行った人の数を確認することができる。このため、曲を聴いてもらいたい人に聴いてもらえる曲の作曲、或いは演奏などに取り組むのを支援することになる。
【0120】
上記ステップST103の判定がNOとなって移行するステップST105では、「地域別」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックしていない場合、判定はNOとなってステップST107に移行する。そうでない場合には、判定はYESとなってステップST106に移行し、図14のステップST81でストアした曲ID、及び「地域別」アイコンがクリックされた旨を示すデータをサーバー101に送信する。
【0121】
それらのデータを受信したサーバー101は先ず、例えば評価DBエリアに存在する曲エリア毎に、その曲エリア内に確保された各評価エリアにストアされている個人データの読み出しを行う(ステップSS44)。続くステップSS45では、評価エリア毎に読み出した個人データ中の住所、及び性別を参照して評価者が住んでいる地域、及び性別を特定し、曲エリア毎に、その曲エリアに存在する評価エリアの数を投票者数として評価者の住む地域別、及び性別に分けて計数し、横軸を地域(性別)、縦軸を投票者数としたグラフ、つまり地域毎に各性別の投票者数を表すグラフを作成し、作成したグラフを配置した図37に示すようなグラフ画面を作成する。その後は、作成したグラフ画面を端末装置103に送信するために図15のステップSS32に移行する。
【0122】
図37に示すグラフ画面は、曲名が「花の村」の曲を図29に示すランキング曲リスト画面上で選択した場合に表示されたものである。そのグラフ画面により、地域毎、性別毎に曲の評価を行った人の数を確認することができる。このため、図36に示すグラフ画面のときと同様に、曲を聴いてもらいたい人に聴いてもらえる曲の作曲、或いは演奏などに取り組むのを支援することになる。
【0123】
なお、本実施の形態では、評価結果自体の提示の仕方は固定としているが、その提示の仕方をユーザーに指定させるようにしても良い。例えば指定した条件を満たす評価者の評価結果を図31に示すようなグラフで提示できるようにさせても良い。幾つか選択肢を用意し、そのなかからユーザーに選択させるようにしても良い。
【0124】
評価者に評価させる項目は、本実施の形態のそれに限定されるものではない。評価を委託するコンテンツの種類や評価させたい点などに応じて適宜、選択すれば良い。例えば曲であれば、その曲が作曲されたものか否か、既存の曲をアレンジしたものか否かといったことにより項目は異ならせることが望ましい。
【0125】
音楽には様々なジャンルが存在する。このことから、評価者を限定する他に、コンテンツの範囲を限定できるようにして、範囲を限定したコンテンツのみを対象に、限定した評価者による評価結果を提示するようにしても良い。コンテンツの種類や評価する内容などによっては、順位を付けるのではなく、対象とするコンテンツ全体におけるその位置を提示するようにしても良い。
【0126】
コンテンツの範囲を限定は、作者自体を限定することで行うようにしても良い。つまり、作者をグループ分けする形にして、そのグループに属する作者が作成したコンテンツに限定し、評価結果を提示できるようにしても良い。そのようにした場合には、作者に注目した形でコンテンツの出来具合を比較できるようになる。
【0127】
評価結果の提供の仕方については、サーバー101に端末装置103を接続させてユーザーに要求させるのではなく、例えば電子メールなどの形で自動的に提供するようにしても良い。その提供の仕方も本実施の形態に限定されるものではない。その提供の対象を本実施の形態では限定していないが、例えばコンテンツの公開を依頼した人(作者)にのみ限定しても良い。その場合、自身が公開させたコンテンツの評価結果のみ作者に提供するようにしても良い。
【0128】
上述したようなサーバー101の動作、或いはその変形例の動作を実現させるようなプログラムは、CD−ROM、DVD、或いは光磁気ディスク等の記録媒体に記録させて配布しても良い。或いは、公衆網等で用いられる伝送媒体を介して、そのプログラムの一部、若しくは全部を配信するようにしても良い。そのようにした場合には、ユーザーはプログラムを取得してコンピュータなどのデータ処理装置にロードすることにより、そのデータ処理装置を用いて本発明を適用させたコンテンツ配信システムを構築することができる。このことから、記録媒体は、プログラムを配信する装置がアクセスできるものであっても良い。
【0129】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明は、公開したコンテンツにアクセスした人にその評価を委託し、その評価を行った評価者に関する情報を自動的に、或いはその評価者に入力させることで取得して、その情報を基に評価者をグループに分け、評価者の評価結果を提供する。このため、コンテンツを公開させた作者にとっては、より多くの情報を取得することができる。この結果、コンテンツの出来具合をより様々な視点で分析することができる。その評価の項目を複数、用意し、各項目毎に評価を委託する場合にも、コンテンツの作者はより多くの情報を取得することができるようになる。
【0130】
より多くの情報を提供することは、より優れたコンテンツの作成を支援するうえで極めて重要である。より優れたコンテンツの作成を支援することで、作者はより意欲的にコンテンツを作成するようになる。このため、そのような情報は、作者の創作意欲をより刺激することとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態によるコンテンツ配信システムを有するネットワークシステムの構成を示す図である。
【図2】サーバーが管理するデータを説明する図である。
【図3】サーバーが管理するデータを説明する図である(続き)。
【図4】端末装置をサーバーと接続させた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】端末装置をサーバーと接続させた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き1)。
【図6】端末装置をサーバーと接続させた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き2)。
【図7】端末装置をサーバーと接続させた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き3)。
【図8】端末装置をサーバーと接続させた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き4)。
【図9】端末装置をサーバーと接続させた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き5)。
【図10】端末装置をサーバーと接続させた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き6)。
【図11】端末装置をサーバーと接続させた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き7)。
【図12】端末装置をサーバーと接続させた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き8)。
【図13】端末装置をサーバーと接続させた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き9)。
【図14】端末装置をサーバーと接続させた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き10)。
【図15】端末装置をサーバーと接続させた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き11)。
【図16】端末装置をサーバーと接続させた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き12)。
【図17】端末装置をサーバーと接続させた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き13)。
【図18】端末装置をサーバーと接続させた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き14)。
【図19】イニシャル画面を示す図である。
【図20】登録画面を示す図である。
【図21】ID画面を示す図である。
【図22】認証画面を示す図である。
【図23】メニュー画面を示す図である。
【図24】曲送付画面を示す図である。
【図25】曲リスト画面を示す図である。
【図26】曲ダウンロード画面を示す図である。
【図27】評価メニュー画面を示す図である。
【図28】評価入力画面を示す図である。
【図29】ランキング曲リスト画面を示す図である。
【図30】出力形態画面を示す図である。
【図31】グラフ画面を示す図である(その1)。
【図32】検索データ入力画面を示す図である。
【図33】グラフ画面を示す図である(その2)。
【図34】グラフ画面を示す図である(その3)。
【図35】検索アイコン画面を示す図である。
【図36】グラフ画面を示す図である(その4)。
【図37】グラフ画面を示す図である(その5)。
【符号の説明】
101 サーバー
102 通信ネットワーク
103 端末装置
【発明の属する技術分野】
本発明は、端末装置のユーザーが送信させたコンテンツを通信ネットワーク上で公開し、その評価を行うための技術に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
近年、グローバルな情報インフラストラクチャとしてインターネットが急速に発展している。それに伴い現在では、インターネットは不特定の人を対象に情報の配信や商品販売といった様々な用途に用いられる手段となっている。配信されて閲覧、或いは再生される情報がコンテンツである。
【0003】
コンテンツの配信を行えるようにインターネット上で開設されたサイト(以降、「配信サイト」と呼ぶ)は、普通、サイト側で用意したコンテンツを配信するようになっている。しかし、最近では、配信(公開)の対象となるコンテンツを利用者から受け付けてそれを公開するサービス(以降、便宜的に「公開サービス」と呼ぶ)を提供することも行われている。コンテンツ配信システムは、配信サイトでサービス提供用に構築される。
【0004】
上記公開サービスの提供は、コンテンツの作者にとっては、作成したコンテンツの公開を通して自分の力を試せる場が提供されることを意味する。このことから、公開サービスを提供するサイトのなかには、コンテンツの出来具合を確認できるように、公開しているコンテンツにアクセスした人に投票権を与えてそのコンテンツの得票(投票された票数)を集計し、そのコンテンツの公開を依頼した人(殆どは作者)に得票を評価(審査)結果として通知することもサービスの一つとして提供しているところもある。参考技術文献としては、例えば特開平11−194787号公報が挙げられる。
【0005】
評価結果として得票を通知することにより、作者(公開を依頼した人)はコンテンツにアクセスした人のなかで投票を行った人の数からその出来具合を確認することができる。得票に従ってランキングを公開すれば、そのランキングから自身が作成したコンテンツのコンテンツ全体における位置を確認することができる。
【0006】
しかし、そのランキングから作者(公開を依頼する人)が確認できるのは、自身が作成したコンテンツのコンテンツ全体における位置だけである。このため、作者が自身の作成したコンテンツの出来具合を分析するうえでの情報量としては非常に乏しかった。
【0007】
自分の力を試したい作者は、人より良いコンテンツを作成しようという競争意識(創作意欲)を持っていると言える。そのような人は、自身が作成したコンテンツの出来具合の分析結果を基に、悪い点は改善し、良い点は伸ばすようにして、より優れたコンテンツを作成しようとすることが多いと考えられる。このことから、コンテンツの出来具合をより詳細に分析できるように、より多くの情報を提供することが望ましいと考えられる。
【0008】
コンテンツの出来具合をより詳細に分析できるようになると、次のコンテンツを作成するうえでの具体的な目標を立てるのもより容易となる。そのような目標は、次のコンテンツを作成しようという気持ちを作者に起こすことにもなる。このようなことから、結果として、上述したようなより多くの情報の提供は、コンテンツの作者の創作意欲を刺激すると考えられる。
【0009】
強い創作意欲を持つ作者は、そうでない作者と比較して、より高い頻度でコンテンツを作成し公開を依頼することが期待できる。このため、創作意欲を刺激することにより、作者に公開を依頼されるコンテンツの数が増えることが期待できる。そのコンテンツの数の増加により、サイトの利用者が増えることも期待できる。このようなことから、創作意欲(競争意識)を刺激する情報の提供は作者だけでなく、コンテンツの公開が依頼されるサイト側にとっても非常に有用であると考えられる。
【0010】
本発明の課題は、コンテンツの公開を依頼した作者に対し、創作意欲をより刺激する情報を提供できるコンテンツ配信システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1、及び第2の態様のコンテンツ配信システムは、共に、通信ネットワークと接続可能な端末装置に該通信ネットワークを介してコンテンツを配信できることを前提とし、端末装置から通信ネットワークを介して送信されるコンテンツを受信するコンテンツ受信手段と、コンテンツ受信手段が受信したコンテンツを、通信ネットワークと接続可能な端末装置のユーザーを対象に公開するコンテンツ公開手段と、をそれぞれ具備する。
【0012】
第1の態様のシステムは、上記の構成に加えて、コンテンツ公開手段によってコンテンツにアクセスした端末装置のユーザーに該コンテンツの評価を委託する評価委託手段と、評価委託手段によりコンテンツの評価を行った端末装置のユーザーに関する情報を取得する情報取得手段と、情報取得手段が取得した情報を基に、評価委託手段によりコンテンツの評価を行った端末装置のユーザーをグループに分け、該端末装置のユーザーによる評価結果を通知する評価通知手段と、を更に具備する。
【0013】
なお、評価委託手段は、端末装置のユーザーにコンテンツの評価を項目別に委託し、評価通知手段は、端末装置のユーザーが項目別に行った評価の結果を通知できる、ことが望ましい。その評価通知手段は、評価結果を所望する端末装置のユーザーからの要求に応じて、評価委託手段によりコンテンツの評価を行った端末装置のユーザーをグループに分ける、ことが望ましい。更には、端末装置のユーザーの評価結果に基づいて、グループに属するユーザーが評価を行ったコンテンツ別に、該グループに属するユーザーが評価を行ったコンテンツ全体における該コンテンツの位置を通知できる、ことが望ましい。
【0014】
第2の態様のシステムは、上記の構成に加えて、コンテンツ公開手段によってコンテンツにアクセスした端末装置のユーザーに該コンテンツの評価を項目別に委託する評価委託手段と、評価委託手段により端末装置のユーザーが項目別に行ったコンテンツに対する評価の結果を通知する評価通知手段と、を具備する。
【0015】
本発明の第1、及び第2の態様のプログラムは、共に、通信ネットワークと接続可能な端末装置に該通信ネットワークを介してコンテンツを配信できるシステムの構築に用いられるデータ処理装置に実行させることを前提とし、それぞれ以下の機能を実現させる。
【0016】
第1の態様のプログラムは、通信ネットワークと接続可能な端末装置のユーザーを対象に公開されているコンテンツにアクセスした該端末装置のユーザーに、該コンテンツの評価を委託する機能と、委託する機能によりコンテンツの評価を行った端末装置のユーザーに関する情報を取得する機能と、取得する機能により取得した情報を基に、委託する機能によりコンテンツの評価を行った端末装置のユーザーをグループに分け、該端末装置のユーザーによる評価結果を通知する機能と、を実現させる。
【0017】
第2の態様のプログラムは、通信ネットワークと接続可能な端末装置のユーザーを対象に公開されているコンテンツにアクセスした該端末装置のユーザーに、該コンテンツの評価を項目別に委託する機能と、委託する機能により端末装置のユーザーが項目別に行ったコンテンツに対する評価の結果を通知する機能と、を実現させる。
【0018】
本発明では、公開したコンテンツにアクセスした人にその評価を委託し、その評価を行った評価者に関する情報を自動的に、或いはその評価者に入力させることで取得して、その情報を基に評価者をグループに分け、評価者の評価結果を提供する。それにより、コンテンツを公開させた作者にとっては、より多くの情報を取得することが可能となる。この結果、コンテンツの出来具合はより様々な視点で分析することが可能となる。その評価の項目を複数、用意し、各項目毎に評価を委託する場合にも、コンテンツの作者はより多くの情報を取得することが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施の形態によるコンテンツ配信システムを有するネットワークシステムの構成を示す図である。
【0020】
そのネットワークシステムは、図1に示すように、本実施の形態によるコンテンツ配信システム(以降、配信システムと略記)を構成するサーバー101を通信ネットワーク102と接続することにより、そのネットワーク102を介してそのサーバー101を複数の端末装置103と接続できるように構築されている。それにより、配信システムを構成するサーバー101は、通信ネットワーク102を介して接続された端末装置103のユーザーからコンテンツを受け付け、受け付けたコンテンツを、そのネットワーク102に接続可能な端末装置103のユーザーを対象に公開できるように実現されている。そのコンテンツとは、閲覧、或いは再生の対象となるデータ(情報)のことである。具体的には、曲を再生するためのデータ(曲データ)、映像(動画)を再生するためのデータ(ビデオデータ)などである。
【0021】
上記配信システムは、例えばサーバー101を含む複数のサーバーをLANで相互に接続することで構築されている。しかし、ここでは、便宜的に、サーバー101以外の構成については無視、即ち端末装置103のユーザーへのサービス提供はサーバー101のみによって行われるとの前提で説明することにする。コンテンツとしては、曲データのみを受け付けて公開することにする。本実施の形態では、会員登録した端末装置103のユーザーのみを対象にサービスを提供するようにしている。
【0022】
上記通信ネットワーク102は、例えばインターネットや公衆網などをまとめて表したものである。端末装置103は、例えばパーソナル・コンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants )、或いは携帯電話機であり、例えば電話網、或いはケーブルテレビ網などの公衆網、及びインターネットとの接続サービスを行っているISP(Internet Service Provider )を介してそのインターネットと接続される。なお、通信ネットワーク102は、それら以外のもの、或いは別の組み合わせのものであっても良い。
【0023】
図2、及び図3は、上記サーバー101が管理するデータを説明する図である。サーバー101に内蔵されたハードディスク装置等の補助記憶装置、或いはそれと接続された外部記憶装置にデータベース(DB)化して保存・管理しているデータのなかから、サービスの提供に特に係わるデータを抜粋して模式的に表したものである。当然のことながら、補助記憶装置、或いは外部記憶装置は複数であっても良い。以降、便宜的に、それらを区別せずに「記憶装置」と呼ぶことにする。
【0024】
そのサーバー101は、図2に示すように、会員登録した端末装置103のユーザーの個人情報格納用の会員DBエリア、公開の対象となる曲データ格納用の曲DBエリア、及び曲データに対する評価結果格納用の評価DBエリア、を記憶装置に確保している。
【0025】
会員DBエリアには、会員別にエリア(図中、「会員(1〜n)」と表記。以降、「会員エリア」と呼ぶ」が確保され、その会員別に確保されたエリアには、会員識別用の会員ID(アカウント)、パスワード、名前、住所、年齢、性別、メールアドレス(図中、「e−mail」と表記)、及びクレジットカード番号などの有償のサービスを提供した場合に決済を行うための課金先データ(図中、「アカウント」と表記)の各データが個人情報として格納される。
【0026】
曲DBエリアには、端末装置103のユーザーから公開が依頼された曲(コンテンツ)別にエリア(図中、「曲(1〜n)」と表記。以降、「曲エリア」と呼ぶ)が確保され、その曲別に確保されたエリアには、曲識別用の曲ID、曲名、作者名(作者は通常、公開を依頼した人自身である)、及びその曲データ本体(或いはその格納場所)が格納される。
【0027】
評価DBエリアには、図3に示すように、公開が依頼された曲別にエリア(図中、「曲(1〜n)」と表記。以降、「曲エリア」と呼ぶ)が確保され、その曲別に確保されたエリアには、曲識別用の曲ID、曲名、作者名、及び評価の各データが格納される。その評価は、適切に評価が行えるように、それにアクセスした端末装置103のユーザーに委託している。このため、評価データは、それを行ったユーザー別にエリア(図中、「評価(1〜n)」と表記。以降、「評価エリア」と呼ぶ)を確保して格納される。その評価データは、評価を行ったユーザーを表す個人データと、実際の評価内容を示す評価内容データと、から構成される。個人データとしては、会員ID、住所、年齢、及び性別の各データが格納され、評価内容データとしては、表現力、創造性、歌唱力、詞、リズムアレンジ(演奏の流れ)、及びコード・和音進行(曲の構成)の各項目(視点)別にその評価内容を示すデータが格納される。
【0028】
このように本実施の形態では、評価を行う人には公開を依頼された曲データを様々な視点(項目)で評価させるようにしている。各視点での評価は、公開を依頼した人(作者)に要求に応じて提供している。それにより、公開を依頼した作者に、曲を聴いた人にどのような印象を与えたのかを判断するための情報をより多く提供できるようにしている。
【0029】
その情報をより多く提供することにより、作者は作品(コンテンツ)である曲の出来具合、即ち曲のどの点が優れ、どの点が悪いのかといったことを具体的、且つ直接的に把握できるようになる。そのようなことを具体的に把握できると、悪い点は改善し、優れた点は伸ばすための具体的で適切な課題(目標)を探すことが容易となる。そのような課題を意識して作曲、或いは演奏、即ち作品(コンテンツ)の制作に取り組むと、そうでない場合と比較して、より良い作品を制作できる能力はより短期間に育成されることになる。その能力の向上は、次の作品を制作しようという創作意欲を刺激する。このようなこともあって、その情報の提供により、作者の創作意欲は長期的に刺激されることになる。
【0030】
ところで、人の作品に対する捉え方は、年代や性別、或いはその人の居る環境などによって異なる傾向があるのが普通である。このことから、本実施の形態では、作品を評価した人をグループに分け、そのグループ別に評価結果を提供できるようにしている。評価DBエリアの曲エリア内に確保した評価エリアに、評価を行った人の個人データを保存するのはそのためである。
【0031】
グループ別に評価結果を提供すると、作者は、グループ毎に作品に対する捉え方の傾向を把握できるようになる。このことから、グループ別の評価結果は、作者にとっては、グループ毎に作品に対する捉え方の傾向を把握するうえで精度の高い情報となる。このため、作品の対象とする人々(1つ以上のグループ)に的を絞っての課題の抽出はより容易に行えるようになる。それにより、作者にとっては、自身が望む作品の制作をより容易に行えることになり、創作意欲はより刺激されることになる。
【0032】
サーバー101は、依頼された曲データを公開する他に、その公開を依頼した作者(端末装置103のユーザー)に対し、その曲データにアクセスした人に委託した評価の結果を上述のように提供するサービスを提供する。次に、図4〜図18に示す各種フローチャート、及び図19〜図37に示す各種説明図を参照して、サーバー101が提供するサービスの内容、及びそのサービスの提供を実現させるサーバー101や端末装置103の動作について詳細に説明する。
【0033】
図4〜図18は、端末装置103をサーバー101と接続させた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチャートである。端末装置103とサーバー101間の通信に係わる処理に着目して、端末装置103、及びサーバー101が実行する処理を抜粋してその流れの例を示したものである。図4〜図18に示すフローチャートの説明を通して、端末装置103とサーバー101の動作、及びそれらの動作によって提供するサービスの内容を詳細に説明する。
【0034】
なお、図4〜図18に示すフローチャートは、例えばそれぞれ、端末装置103に搭載されたCPU、及びサーバー101に搭載されたCPUが、それに搭載のハードディスク装置のハードディスクに格納されたプログラムを実行することで実現される。端末装置103とサーバー101の接続(リンクの確立)、即ち通信の開設は、例えばダイヤルアップ接続により端末装置103をISPと接続させた後、サーバー101のURLを指定してそれとの接続をユーザーが指示することで行われる。
【0035】
その接続をユーザーが指示すると、端末装置103は、サーバー101との間でリンクを確立させて接続する(ステップST1)。その後は、図19に示すようなイニシャル画面(例えばHTMLデータ。他の画面も同様である)の送信(送付)をサーバー101に要求する(ステップST2)。その要求により、サーバー101はイニシャル画面を端末装置103に送信(送付)する(ステップSS1)。そのイニシャル画面には、図19に示すように、会員登録を要求するための「登録する」アイコン、サービスの提供を要求するための「入る」アイコン、及び確立したリンクの解除、即ちサーバー101との接続の切断を要求するための「終了」アイコンが配置されている。
【0036】
イニシャル画面の送信を要求した端末装置103は、それをサーバー101から受信するのを待って、それを表示装置上に表示させる(ステップST3)。それを表示させた後は、「終了」アイコンがオン(クリック)されたか否か判定する(ステップST4)。マウスなどのポインティングデバイスを操作してそのアイコンをユーザーがクリックした場合、判定はYESとなり、サーバー101との接続を切断させた(ステップST5)後、一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNOとなって図5のステップST6に移行する。
【0037】
ステップST6では、「登録する」アイコンがオン(クリック)されたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックした場合、判定はYESとなり、次に図20に示すような登録画面の送信をサーバー101に要求する(ステップST7)。そうでない場合には、判定はNOとなって図7のステップST17に移行する。
【0038】
その登録画面には、図20に示すように、個人情報入力用として、名前(Name)、住所(Address)、年齢、性別、メールアドレス(e−mail)、アカウント(Account:クレジットカード番号等の決済用データ)、及びパスワード(Password)をそれぞれ入力するための複数のボックスが配置され、アイコンとして「中止」「OK」の二つのアイコンが配置されている。各ボックスにデータを入力した後、「OK」アイコンをオン(クリック)すると、各ボックスに入力されたデータが個人情報としてサーバー101に送信される。
【0039】
登録画面が要求されたサーバー101は、その要求を行った端末装置103に登録画面を送信する(図5のステップSS2)。その端末装置103は、サーバー101から登録画面を受信するのを待って、それを表示装置上に表示させる(ステップST8)。
【0040】
登録画面を表示させると、次にデータ入力が行われたか否か判定する(ステップST9)。それに配置された何れかの入力ボックス内にカーソルが表示された状態でキーボード等の入力装置に対してユーザーがデータ入力のための操作を行った場合、判定はYESとなり、次にその操作によって入力が指示された文字、或いは記号等のシンボルをデータとしてカーソルの表示位置に表示させた(ステップST10)後、ステップST11に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、他のステップの処理を実行することなくそのステップST11に移行する。
【0041】
ステップST11では、「中止」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックした場合、判定はYESとなってステップST12に移行し、入力されたデータを含め登録画面を消去させた後、図4のステップST2に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなってステップST13に移行する。
【0042】
ステップST13では、「OK」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックした場合、判定はYESとなってステップST14に移行し、入力されたデータを個人情報としてサーバー101に送信する。そうでない場合には、判定はNOとなって上記ステップST9に戻る。それにより、登録画面を表示させている場合には、「OK」アイコン、或いは「中止」アイコンがオンされるまでの間、データ入力を行える状態を維持する。
【0043】
個人情報を受信したサーバー101は、会員DBエリアに会員エリアを確保し(ステップSS3)、確保したエリアに受信した個人情報をストアする(図6のステップSS4)。次に、会員IDを作成(発行)し、そのIDをその会員エリアにストアする(ステップSS5)。そのようにして図2に示すようなデータを会員エリアに全てストアすると、ID、及び受信した個人情報中のパスワードを配置した図21に示すようなID画面を作成し、その個人情報を送信した端末装置103に送信する(ステップSS6)。
【0044】
他方の端末装置103は、個人情報を送信すると、サーバー101からID画面を受信するのを待ってそれを表示装置上に表示させる(図6のステップST15)。その後は、ID画面上に配置された「OK」アイコンがオンされるのを待って、図4のステップST2に戻る。
【0045】
このようにして、図19に示すイニシャル画面上の「登録する」アイコンをユーザーがオンすると、そのユーザーの個人情報を会員DBエリアにストアするための処理が端末装置103、及びサーバー101で行われる。それにより、会員登録を行えるようになっている。
【0046】
そのイニシャル画面上の「登録する」アイコンをユーザーがオンしないと、図5のステップST6の判定がNOとなって図7のステップST17に移行する。そのステップST17では、イニシャル画面上の「入る」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックしなかった場合、判定はNOとなって図4のステップST4に戻る。それにより、ユーザーが「終了」「登録する」及び「入る」の各アイコンのうちの何れかをクリックするのを待つ。一方、そうでない場合には、即ちユーザーが「入る」アイコンをクリックした場合には、判定はYESとなってステップST18に移行し、図22に示すような認証画面の送信をサーバー101に要求する。
【0047】
その認証画面には、図22に示すように、ID、パスワード入力用の2つの入力ボックス、「中止」「OK」の2つのアイコンが配置されている。サービスを受けたいユーザーは、ID、パスワードを対応する入力ボックスに入力した後、「OK」アイコンをオンすれば良いようになっている。
【0048】
サーバー101は、その要求により、認証画面を端末装置103に送信する(図7のステップSS7)。他方の端末装置103は、その認証画面を受信するのを待って、表示装置上に表示させる(ステップST19)。
認証画面を表示させた端末装置103は、次にID、パスワードが入力されたか否か判定する(ステップST20)。2つの入力ボックスのうちの何れかにカーソルが表示されている状態でユーザーが入力装置(例えばキーボード)に対してデータ入力のための操作を行った場合、判定はYESとなり、その操作によって入力が指示された文字、或いは記号等のシンボルをデータとしてカーソルの表示位置に表示させた(ステップST21)後、ステップST22に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、他のステップの処理を実行することなくそのステップST22に移行する。
【0049】
ステップST22では、「中止」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックした場合、判定はYESとなってステップST23に移行し、入力されたデータを含めて認証画面を消去させた後、図4のステップST2に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなってステップST24に移行する。
【0050】
ステップST24では、「OK」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックしていない場合、判定はNOとなって上記ステップST20に戻る。それにより、「中止」「OK」の2つのアイコンのうちの何れかがクリックされるまでの間、データ入力を有効とさせる。一方、そうでない場合には、即ち「OK」アイコンをユーザーがクリックした場合には、判定はYESとなってステップST25に移行し、入力されたID、パスワードをサーバー101に送信する。
【0051】
端末装置103からID、パスワードを受信したサーバー101は、その組み合わせが会員DBエリアに確保した会員エリアにストアされているか否か確認することで認証を行う(ステップSS8)。その認証を行うと、図8のステップSS9に移行して、端末装置103から受信したID、パスワードの組み合わせをストアした会員エリアが存在していない、つまり認証結果がNGか否か判定する。その組み合わせがストアされている会員エリアが存在していない場合、判定はYESとなってステップSS10に移行し、会員であることを確認できなかった旨を通知するためのNG画面を端末装置103に送信する。そうでない場合には、即ちそのような会員エリアが存在している場合には、判定はNOとなってステップSS11に移行し、図23に示すようなメニュー画面を端末装置103に送信する。
【0052】
上記NG画面には、ID、パスワードの組み合わせが誤っている旨を通知するメッセージや「OK」アイコンが配置されている。メニュー画面には、図23に示すように、要求するサービスの選択用として、「曲を送る」「評価する」「ランキングを見る」「戻る」の各アイコンが配置されている。
【0053】
そのNG画面がサーバー101から送信された端末装置103は、それを受信するのを待って表示装置上に表示させる(図8のステップST26)。その後は、それに配置された「OK」アイコンをユーザーがクリックするのを待って(ステップST27)、図4のステップST4に戻る。
【0054】
そのNG画面ではなくメニュー画面が送信された端末装置103は、それを受信するのを待って表示装置上に表示させる(図8のステップST28)。その後は、ステップST29に移行して、「戻る」アイコンがオンされたか否か判定する。ユーザーが「戻る」アイコンをクリックした場合、判定はYESとなって図4のステップST4に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなってステップST30に移行する。
【0055】
ステップST30では、「曲を送る」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックした場合、判定はYESとなってステップST31に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなって図10のステップST44に移行する。
【0056】
「曲を送る」アイコンは、曲の公開を依頼するサービスを要求するためのものである。そのアイコンのクリックによって移行するステップST31では、図24に示すような曲送付画面の送信をサーバー101に要求する。その要求により、サーバー101は曲送付画面を端末装置103に送信する(ステップSS12)。
【0057】
その曲送付画面は、曲の公開を依頼するためのものである。図24に示すように、曲名(Name)、そのデータの格納場所(Address)を入力するための2つの入力ボックス、及び「中止」「OK」の2つのアイコンが配置されている。曲の公開の依頼は、各入力ボックスに対応するデータを入力した後、「OK」アイコンをクリックして行うようになっている。
【0058】
曲送付画面の送信を要求した端末装置103は、サーバー101からそれを受信するのを待って表示装置上に表示させる(ステップST32)。その後に移行する図9のステップST33では、曲名、或いは格納場所の入力が行われたか否か判定する。キーボード等を操作してユーザーがその入力を行った場合、判定はYESとなってステップST34に移行し、その操作によって入力が指示されたシンボルをカーソルの表示位置に表示させた後、ステップST35に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、他のステップの処理を実行することなくそのステップST35に移行する。
【0059】
ステップST35では、「中止」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックした場合、判定はYESとなり、入力されたデータを含めて曲送付画面を消去させ(ステップST36)、更に図23に示すメニュー画面の送信を要求した(ステップST37)後、図8のステップST28に戻る。反対にそうでない場合には、判定はNOとなってステップST38に移行する。
【0060】
ステップST38では、「OK」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックしていない場合、判定はNOとなって上記ステップST33に戻る。それにより、「中止」「OK」の2つのアイコンのうちの何れかがクリックされるまでの間、データ入力を有効とさせる。一方、そうでない場合には、即ち「OK」アイコンをユーザーがクリックした場合には、判定はYESとなってステップST39に移行する。
【0061】
ステップST39では、入力された格納場所に曲データを格納したファイルが存在するか否か確認する。その存在を確認すると、ステップST40に移行して、確認したファイル(曲データ)を入力された曲名とともにサーバー101に送信することにより、その公開を要求する。
【0062】
他方のサーバー101は、端末装置103からそれらを受信すると、曲DBエリアに曲エリアを新たに確保し(図9のステップSS13)、曲IDを作成(発行)し(ステップSS14)、新たに確保した曲エリアに、作成した曲ID、受信した曲名、曲データ、及び作者名をストアする(ステップSS15)。そのようにして図2に示すデータを曲エリアに全てストアすると、図10のステップSS16に移行して、曲の公開要求を受け付けた旨を示すメッセージや「OK」アイコンが配置された曲送付終了画面を端末装置103に送信する。なお、曲エリアにストアする作者名は、曲名や曲データを送信した端末装置103から特定される会員の氏名としている。
【0063】
曲名や曲データを送信した端末装置103は、サーバー101から曲送付終了画面を受信するのを待って表示装置上に表示させる(図10のステップST41)。それを表示させると、「OK」アイコンがクリックされるのを待ち(ステップST42)、そのアイコンがクリックされると、図23に示すメニュー画面の送信を要求した(ステップST43)後、図8のステップST28に戻る。
【0064】
図8のステップST30の判定がNOとなって移行する図10のステップST44では、「評価する」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックしていない場合、判定はNOとなって図14のステップST74に移行する。そうでない場合には、即ちユーザーが「評価する」アイコンをクリックした場合には、判定はYESとなってステップST45に移行する。
【0065】
本実施の形態では、公開中の曲の評価は端末装置103のユーザーに委託している。「評価する」アイコンは、その評価を行うためのものである。そのアイコンのクリックによって移行するステップST45では、図25に示すような曲リスト画面の送信をサーバー101に要求する。
【0066】
その曲リスト画面は、公開中の曲のなかから所望の曲を選択するためのものである。図25に示すように、公開中の曲のリストや、「戻る」「OK」の2つのアイコンが配置されている。所望する曲の選択は、その曲名等が配置された行を選択状態にした後、「OK」アイコンをクリックすることで行うようになっている。
【0067】
その曲リスト画面の送信が要求されたサーバー101は、例えば曲DBエリアに確保された曲エリアにストアされている曲ID(曲番)、曲名を読み出し、コピーしたオリジナルの曲リスト画面に、それらを表形式に配置して送信の対象とする曲リスト画面を作成する(図10のステップSS17)。そのようにして作成した曲リスト画面を端末装置103に送信する(ステップSS18)。
【0068】
その曲リスト画面を受信した端末装置103は、それを表示装置上に表示させる(ステップST46)。それを表示させた後に移行するステップST47では、リスト上の曲が指定されたか否か判定する。マウスなどをユーザーが操作してリスト上に配置された曲名などをクリックしたような場合、判定はYESとなってステップST48に移行し、その操作によって指定された曲名を含むラインの表示状態を他と異ならせて選択状態とさせた後、例えばそのラインのみを反転表示させた後、図11のステップST49に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、他のステップの処理を実行することなくそのステップST49に移行する。
【0069】
そのステップST49では、「戻る」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックした場合、判定はYESとなってステップST50に移行し、図23に示すメニュー画面の送信をサーバー101に要求した後、図8のステップST28に戻る。反対にそうでない場合には、判定はNOとなってステップST51に移行する。
【0070】
ステップST51では、「OK」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックしなかった場合、判定はNOとなって図10のステップST47に戻る。それにより、「戻る」「OK」のアイコンのうちの何れかがクリックされるまでの間、曲の選択を有効とさせる。そうでない場合には、判定はYESとなってステップST52に移行し、選択状態となっているラインに配置した曲ID(曲番)、曲名をサーバー101に送信する。
【0071】
サーバー101は、端末装置103から曲ID、曲名を受信すると、曲DBエリアに確保した曲エリアのなかでその曲IDをストアしている曲エリアを特定し(図11のステップSS19)、その特定した曲エリアにストアされている、或いはそこに格納場所がストアされている曲データを、図26に示す曲ダウンロード画面に続けて端末装置103に送信する(ステップSS20)。
【0072】
他方の端末装置103は、サーバー101から曲ダウンロード画面を受信するのを待って表示装置上に表示させる(ステップST53)。それを表示された後は、曲ダウンロード画面に続けてサーバー101が送信する曲データの受信を終了するまで、受信した曲データのストアを行う(ステップST54、ST55)。そのストアを終了すると、ステップST56に移行して、図27に示すような評価メニュー画面の送信をサーバー101に要求する。
【0073】
その評価メニュー画面には、図27に示すように、「スタート」「ストップ」「評価する」「戻る」の4つのアイコンが配置されている。「スタート」アイコンは、ダウンロードした曲データの再生(演奏)開始を指示するためのものであり、「ストップ」アイコンは、その終了を指示するためのものである。「評価する」アイコンは、再生された曲の評価を行うことを要求するためのものである。「戻る」アイコンは、一つ前の画面(ここでは曲リスト画面)に戻るのを指示するためのものである。
【0074】
その評価メニュー画面を受信した端末装置103は、それを表示装置上に表示させる(図12のステップST57)。それを表示させると、次に「戻る」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックした場合、判定はYESとなり、ダウンロードした曲データの消去等を行った後、図10のステップST45に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなってステップST59に移行する。
【0075】
ステップST59では、「スタート」アイコンがオンされたか否か判定する。ユーザーがそのアイコンをクリックした場合、判定はYESとなってステップST60に移行し、ダウンロードした曲データの再生を開始した後、上記ステップST58に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなってステップST61に移行する。なお、曲データの再生は、例えばその再生用のアプリケーション・プログラム(以降、「再生ソフト」と呼ぶ)を起動させることで行われる。
【0076】
ステップST61では、「ストップ」アイコンがオンされたか否か判定する。ユーザーがそのアイコンをクリックしていない場合、判定はNOとなってステップST64に移行する。そうでない場合には、判定はYESとなってステップST62に移行する。
【0077】
ステップST62では、曲データの再生(演奏)中か否か判定する。その再生を行っている場合、判定はYESとなり、次にステップST63でその再生を停止させた後、上記ステップST58に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなってステップST64に移行する。
【0078】
ステップST64では、「評価する」アイコンがオンされたか否か判定する。ユーザーがそのアイコンをクリックしていない場合、判定はNOとなって上記ステップST58に戻る。そうでない場合には、即ち「評価する」アイコンをユーザーがクリックした場合には、判定はYESとなり、次にステップST65で図28に示すような評価入力画面の送信をサーバー101に要求する。その要求により、サーバー101はその画面を端末装置103に送信する(図12のステップSS22)。
【0079】
その評価入力画面には、図28に示すように、表現力、創造性、歌唱力、詞、リズムアレンジ、コード・和音進行の各項目別に評価結果を入力するための入力ボックス、「中止」「OK」の2つのアイコンが配置されている。それにより、評価DBエリアの曲エリア内に確保された評価エリアには、それらの入力ボックスに入力されたデータ(項目毎の評価結果)を評価内容データ(図3参照)としてストアするようになっている。各項目の評価は、例えば10段階での評価といったように、数値で入力するようにしている。
【0080】
端末装置103は、サーバー101から送信された評価入力画面を受信して表示装置上に表示させる(図13のステップST66)。それを表示させると、ステップST67に移行して、評価入力が行われたか否か判定する。評価入力画面上に配置された入力ボックスの何れかにカーソルが表示された状態でキーボード等をユーザーが操作したような場合、判定はYESとなってステップST68に移行し、その操作によって入力が指示されたシンボルをデータとしてカーソルの表示位置に表示させた後、ステップST69に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってそのステップST69に移行する。
【0081】
ステップST69では、「中止」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックした場合、判定はYESとなり、次にステップST70に移行して、入力データを含め評価入力画面を消去させた後、図11のステップST56に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなってステップST71に移行する。
【0082】
ステップST71では、「OK」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックしていない場合、判定はNOとなって上記ステップST67に戻る。それにより、「中止」「OK」の何れかのアイコンをユーザーがクリックするまでの間、データ入力を有効とさせる。一方、そうでない場合には、即ちユーザーが「OK」アイコンをクリックした場合には、判定はYESとなってステップST72に移行し、各入力ボックスに入力されたデータを評価内容データとしてサーバー101に送信する。
【0083】
そのデータを受信したサーバー101は、評価が行われた曲の曲IDをストアしている評価DBエリアの曲エリア内に評価エリアを新たに確保し(図13のステップSS23)、その確保した評価エリアに、端末装置103から受信した評価内容データ、及びその端末装置103から特定したユーザーの個人情報がストアされた会員エリアから抽出した個人データ(会員ID、住所、年齢、性別の各データから構成される。図3参照)をストアする(ステップSS24)。その後は、評価内容データを処理した旨を示す終了信号を端末装置103に送信する(ステップSS25)。
【0084】
端末装置103は、サーバー101から送信される終了信号を受信するのを待って(ステップST73)、図11のステップST56に戻る。このため、サーバー101は、ステップSS25の処理を実行した後は図11のステップSS21に戻る。
【0085】
このようにして、曲データをダウンロードさせた端末装置103のユーザーが評価を行うと、つまり評価入力画面上の各入力ボックスにデータを入力して「OK」アイコンをクリックすると、その評価結果、及びそのユーザーの個人データを、評価DBエリアのその曲データ用の曲エリアに評価エリアを新たに確保してストアしている。それにより、評価者をグループに分けてその評価結果を作者に提示できるようにさせている。
【0086】
図10のステップST44の判定がNO、即ち図23に示すメニュー画面上の「曲を送る」「戻る」「評価する」の何れのアイコンもユーザーがクリックしなかった場合に移行する図14のステップST74では、「ランキングを見る」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックした場合、判定はYESとなってステップST75に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなって図8のステップST29に戻る。
【0087】
ステップST75では、図29に示すようなランキング曲リスト画面の送信をサーバー101に要求する。その曲リスト画面は、公開中の曲のなかから評価を確認したい曲を選択するためのものである。公開中の曲のリストや、「戻る」「決定」の2つのアイコンが配置されている。所望する曲の選択は、その曲名等が配置された行を選択状態にした後、「決定」アイコンをクリックすることで行うようになっている。
【0088】
その曲リスト画面の送信が要求されたサーバー101は、曲DBエリアに確保された各曲エリアにストアされている曲ID(曲番)、曲名、及び作者名を抽出し、例えばコピーしたオリジナルのランキング曲リスト画面上にそれらを表形式で図29に示すように配置して送信用の曲リスト画面を作成し(図14のステップSS26)、作成した曲リスト画面を端末装置103に送信する(ステップSS27)。
【0089】
端末装置103は、そのようにしてサーバー101から送信される曲リスト画面を受信して表示装置上に表示させる(ステップST76)。その後はステップST77に移行して、リスト上の曲が選択(指定)されたか否か判定する。マウスなどをユーザーが操作してリスト上に配置された曲名などをクリックしたような場合、判定はYESとなってステップST78に移行し、その操作によって選択された曲名を含むラインの表示状態を他と異ならせて選択状態とさせた後、例えばそのラインのみを反転表示させた後、ステップST79に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、他のステップの処理を実行することなくそのステップST79に移行する。
【0090】
そのステップST79では、「戻る」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックした場合、判定はYESとなって図11のステップST56に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなってステップST80に移行する。
【0091】
ステップST80では、「決定」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックしなかった場合、判定はNOとなって上記ステップST77に戻る。それにより、「戻る」「決定」の2つのアイコンのうちの何れかがクリックされるまでの間、曲の選択を有効とさせる。そうでない場合には、判定はYESとなり、次のステップST81で選択状態となっているラインに配置された曲IDをストアし、その次のステップST82で図30に示すような出力形態画面の送信をサーバー101に要求する。その要求により、サーバー101はその出力形態画面を端末装置103に送信する(図15のステップSS28)。
【0092】
本実施の形態では、上述したように、評価DBエリアの曲エリアに評価内容データと併せて評価を行った人の個人データをストアすることにより、その評価を行った人をグループに分けて評価結果を提示できるようにしている。つまり、様々な形で評価結果を提示できるようにしている。このことから、評価結果の出力形態(提示の仕方)を選択するために出力形態画面を用意している。
【0093】
その出力形態画面には、図30に示すように、出力形態を選択するためのアイコンとして、「同一投票曲数」「同一総合点曲数」「評価点数」及び「投票者数」の計4つのアイコンが配置されている。「同一投票曲数」「同一総合点曲数」の2つのアイコンは、評価を行った人(評価者)をグループに分ける条件をユーザーが指定して評価結果の提示を要求するためのものである(図34、及び図33参照)。「評価点数」アイコンは、図31に示すように、曲の評価結果を項目別に提示することを要求するためのものである。「投票者数」アイコンは、予め定めたグループの分け方のなかから選択して評価結果の提示を要求するためのものである(図35、及び図36参照)。
【0094】
その出力形態画面の送信を要求した端末装置103は、それをサーバー101から受信するのを待って表示装置上に表示させる(図15のステップST83)。その後は、ステップST84に移行して、「戻る」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックした場合、判定はYESとなって図14のステップST75に戻り、図29に示す曲リスト画面の送信をサーバー101に要求する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップST85に移行する。
【0095】
ステップST85では、「評価点数」アイコンがオンされたか否か判定する。ユーザーがそのアイコンをクリックしていない場合、判定はNOとなって図16のステップST89に移行する。そうでない場合には、判定はYESとなってステップST86に移行し、図14のステップST81でストアした曲IDをサーバー101に送信して評価結果の表示(提示)を要求する。
【0096】
評価結果の表示を要求されたサーバー101は、先ず、評価DBエリアに存在する曲エリアのなかで端末装置103から受信した曲IDがストアされている曲エリアを特定する(ステップSS29)。次に、特定した曲エリア内に確保されている評価エリアにストアされている評価内容データを読み出し、項目毎にその値の累算値(図中では「評価値」と表記)を算出する(ステップSS30)。項目毎に評価値を算出した後は、その評価値を用いて図31に示すようなグラフを配置したグラフ画面を作成し(ステップSS31)、作成したグラフ画面を端末装置103に送信する(ステップSS32)。
【0097】
アクセス回数が大きい曲は優れていることが多いことから、本実施の形態では、各項目で累算値を算出してグラフを作成しているが、必ずしもそのようにする必要はない。例えば累算値ではなく平均値としても良い。
そのグラフ画面をサーバー101から受信した端末装置103は、それを表示装置上に表示させる(ステップST87)。その後は、そのグラフ画面上に配置された「OK」アイコンがオンされるのを待って(ステップST88)、図14のステップST82に戻り、図30に示す出力形態画面の送信をサーバー101に要求する。このことから、サーバー101は、ステップSS32でグラフ画面を送信した後、上記ステップSS28に戻る。
【0098】
図31に示すようなグラフ画面が表示装置上に表示されることにより、端末装置103のユーザーは曲の出来具合を項目毎に確認することができる。それにより、より具体的で適切な課題を持って作品の制作(ここでは作曲、曲の演奏、或いは曲のアレンジ)に取り組めることになる。つまり、創作意欲を刺激することになる。
【0099】
上記ステップST85の判定がNO、即ち「評価点数」アイコンをユーザーがクリックしていない場合に移行する図16のステップST89では、「同一投票曲数」アイコンがオンされたか否か判定する。ユーザーがそのアイコンをクリックしていない場合、判定はNOとなってステップST90に移行する。そうでない場合には、判定はYESとなってステップST91に移行する。
【0100】
ステップST90では、「同一総合点数」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックした場合、判定はYESとなってステップST91に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなって図18のステップST100に移行する。
【0101】
ステップST91では、出力形態を示すデータ(以降、「出力形態データ」と呼ぶ)として、「同一投票曲数」「同一総合点数」の何れかのアイコンがクリックされたのかを示すデータをストアする。続くステップST92では、図32に示すような検索データ入力画面の送信をサーバー101に要求する。その要求により、サーバー101はその検索データ入力画面を端末装置103に送信する(図16のステップSS33)。
【0102】
グループの分け方は、個人データの項目数に応じて指数的に増大する。その項目数が3個であれば、各項目のデータを全て無視する場合を含めると分け方は8通り存在する。このようなことから、本実施の形態では、検索データ入力画面を用意して、グループの分け方、即ちグループに属する評価者の条件を指定できるようにさせている。
【0103】
その検索データ入力画面には、図32に示すように、グループに属する評価者特定用の検索データとなる地域、年代、性別の各データ入力用のボックス、及び「戻る」「OK」の2つのアイコンが配置されている。評価結果の確認は、3つの入力ボックスのうちの少なくとも1つにデータを入力した後、「OK」アイコンをクリックして行うようになっている。
【0104】
検索データ入力画面の送信を要求した端末装置103は、それをサーバー101から受信するのを待って表示装置上に表示させる(ステップST93)。その表示後は、データ入力が行われたか否か判定する(ステップST94)。3つの入力ボックスのうちの何れかにカーソルを表示させた状態でキーボード等に対してユーザーがデータ入力のための操作を行った場合、判定はYESとなり、次にその操作によって入力が指示されたシンボルをデータとしてカーソルの表示位置に表示させる(ステップST95)。その後はステップST96に移行する。反対にそうでない場合には、判定はNOとなり、次にそのステップST96に移行する。
【0105】
ステップST96では、「戻る」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックした場合、判定はYESとなってステップST97に移行し、入力されたデータを含めて検索データ入力画面を表示装置上から消去させた後、図14のステップST82に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなって図17のステップST98に移行する。
【0106】
ステップST98では、「OK」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックしていない場合、判定はNOとなって図16のステップST94に戻る。それにより、「OK」「戻る」の何れかのアイコンがクリックされるまでの間、データ入力を有効とさせる。一方、そうでない場合には、判定はYESとなってステップST99に移行し、図14のステップST81でストアした曲ID、図16のステップST91でストアした出力形態データ、及び検索データ入力画面上で入力された検索データをサーバー101に送信して評価結果の提示を要求する。その後は、サーバー101から送信されるグラフ画面を受信するのを待って表示装置上に表示させるために図15のステップST87に移行する。
【0107】
その提示が要求されたサーバー101は先ず、端末装置103から受信した出力形態データが「同一総合点数」アイコンがクリックされたことを示しているか否か判定する(図17のステップSS34)。そのアイコンをユーザーがクリックしていなかった場合、判定はNOとなってステップSS38に移行する。そうでない場合には、判定はYESとなってステップSS35に移行する。
【0108】
ステップSS35では、例えば評価DBエリアに存在する評価エリア毎に、それにストアされている個人データを読み出し、読み出した個人データを端末装置103から受信した検索データと比較することにより、その検索データで指定された条件を満たす評価者の個人データがストアされている評価エリアから評価内容データを抽出する。ステップSS36には、その抽出後に移行する。
【0109】
ステップSS36では、抽出した評価内容データ毎に、例えば各項目の値を累算して、或いはそれらの各値にそれぞれ定めた値を乗算した値を累算して総合点数を算出し、算出した総合点数を曲毎に更に累算することにより、各曲の合計の総合点数を算出する。続くステップSS37では、横軸を総合点数、縦軸を同一総合点数としたグラフ、つまり曲の合計した総合点数毎に、同じ総合点数の曲数を表すグラフを作成し、作成したグラフに、端末装置103から受信した曲IDを持つ曲の位置を示す図柄や説明文等を加え、それらを加えたグラフを配置した図33に示すようなグラフ画面を作成する。その後は、作成したグラフ画面を端末装置103に送信するために図15のステップSS32に移行する。
【0110】
図33に示すグラフ画面は、曲名が「花の村」の曲を図29に示すランキング曲リスト画面上で選択し、図32に示す検索データ入力画面上において、性別として「女性」、年代として20代を示す20〜29までの数値を検索データとして入力した場合に、つまり、20代の女性という条件を満たす評価者に限定した場合に表示されるものである。その曲の位置(順位)をグラフ上で示すために、その曲の位置の表示色は他の部分と異ならせてあり、その位置が1000人中、10番目であることを通知するために、「10位/1000人中」の説明文が付加されている。
【0111】
上記ステップSS34の判定がNOとなって移行するステップSS38では、例えば評価DBエリアに存在する評価エリア毎に、それにストアされている個人データを読み出し、読み出した個人データを端末装置103から受信した検索データと比較することにより、その検索データで指定された条件を満たす評価者の個人データがストアされている評価エリアを特定する。
し、特定した評価エリアを有するの数を投票数(評価結果)として曲エリア毎に計数する。
【0112】
ステップSS38に続くステップSS39では、曲エリア毎に、そこに存在する特定した評価エリアの数を投票数(評価結果)として計数する。次に移行するステップSS40では、横軸を投票数、縦軸を同一投票曲数としたグラフ、つまり投票数毎に、同じ投票数の曲数を表すグラフを作成し、作成したグラフに、端末装置103から受信した曲IDを持つ曲の位置を示す図柄や説明文等を加え、それらを加えたグラフを配置した図34に示すようなグラフ画面を作成する。その後は、作成したグラフ画面を端末装置103に送信するために図15のステップSS32に移行する。
【0113】
図34に示すグラフ画面は、曲名が「花の村」の曲を図29に示すランキング曲リスト画面上で選択し、図32に示す検索データ入力画面上において、地域として「東京」のみを検索データとして入力した場合に、つまり東京に住んでいるという条件を満たす評価者に限定した場合に表示されるものである。その曲の位置(ランキング)をグラフ上で示すために、その曲の位置の表示色は他の部分と異ならせてあり、その位置が10000人中、112番目であることを通知するために、「112位/10000人中」の説明文が付加されている。
【0114】
図33、及び図34に示すようなグラフ画面が表示装置上に表示されることにより、端末装置103のユーザーは、自身が指定した条件を満たす評価者による曲の相対的な出来具合を確認することができる。それにより、対象を絞った形で作品の制作(ここでは作曲、曲の演奏、或いは曲のアレンジ)に取り組めることになる。
【0115】
図16のステップST90の判定がNO、即ち図30に示す出力形態画面が表示されている状態で「評価点数」「同一投票曲数」「同一総合点数」の各アイコンの何れもユーザーがクリックしていない場合に移行する図18のステップST100では、「投票者数」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックしていない場合、判定はNOとなって図15のステップST84に戻る。そうでない場合には、判定はYESとなってステップST101に移行し、図35に示すような検索アイコン画面の送信をサーバー101に要求する。その要求により、サーバー101は検索アイコン画面を端末装置103に送信する(図18のステップSS41)。
【0116】
その検索アイコン画面は、予め定めた評価者の分類の仕方のなかから所望のものをユーザーに選択させるためのものである。図35に示すように、その選択用のアイコンとして、「年代別」「地域別」の2つのアイコンが配置されている。「年代別」アイコンは、年代別に評価者を分けることを選択するためのものであり、「地域別」アイコンは、地域別に評価者を分けることを選択するためのものである。「戻る」アイコンは、一つ前の画面(ここでは図30に示す出力形態画面)の表示を指示するためのものである。
【0117】
その検索アイコン画面の送信を要求した端末装置103は、それをサーバー101から受信するのを待って表示装置上に表示させる(ステップST102)。その後は、ステップST103に移行して、「年代別」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックしていない場合、判定はNOとなってステップST105に移行する。そうでない場合には、判定はYESとなってステップST104に移行し、図14のステップST81でストアした曲ID、及び「年代別」アイコンがクリックされた旨を示すデータをサーバー101に送信する。
【0118】
それらのデータを受信したサーバー101は先ず、例えば評価DBエリアに存在する曲エリア毎に、その曲エリア内に確保された各評価エリアにストアされている個人データの読み出しを行う(ステップSS42)。続くステップSS43では、評価エリア毎に読み出した個人データ中の年齢、及び性別を参照して評価者の年代、及び性別を特定し、曲エリア毎に、その曲エリアに存在する評価エリアの数を投票者数として評価者の年代別、及び性別に分けて計数し、横軸を年代(性別)、縦軸を投票者数としたグラフ、つまり年代毎に各性別の投票者数を表すグラフを作成し、作成したグラフを配置した図36に示すようなグラフ画面を作成する。その後は、作成したグラフ画面を端末装置103に送信するために図15のステップSS32に移行する。
【0119】
図36に示すグラフ画面は、曲名が「花の村」の曲を図29に示すランキング曲リスト画面上で選択した場合に表示されたものである。そのグラフ画面により、年代毎、性別毎に曲の評価を行った人の数を確認することができる。このため、曲を聴いてもらいたい人に聴いてもらえる曲の作曲、或いは演奏などに取り組むのを支援することになる。
【0120】
上記ステップST103の判定がNOとなって移行するステップST105では、「地域別」アイコンがオンされたか否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックしていない場合、判定はNOとなってステップST107に移行する。そうでない場合には、判定はYESとなってステップST106に移行し、図14のステップST81でストアした曲ID、及び「地域別」アイコンがクリックされた旨を示すデータをサーバー101に送信する。
【0121】
それらのデータを受信したサーバー101は先ず、例えば評価DBエリアに存在する曲エリア毎に、その曲エリア内に確保された各評価エリアにストアされている個人データの読み出しを行う(ステップSS44)。続くステップSS45では、評価エリア毎に読み出した個人データ中の住所、及び性別を参照して評価者が住んでいる地域、及び性別を特定し、曲エリア毎に、その曲エリアに存在する評価エリアの数を投票者数として評価者の住む地域別、及び性別に分けて計数し、横軸を地域(性別)、縦軸を投票者数としたグラフ、つまり地域毎に各性別の投票者数を表すグラフを作成し、作成したグラフを配置した図37に示すようなグラフ画面を作成する。その後は、作成したグラフ画面を端末装置103に送信するために図15のステップSS32に移行する。
【0122】
図37に示すグラフ画面は、曲名が「花の村」の曲を図29に示すランキング曲リスト画面上で選択した場合に表示されたものである。そのグラフ画面により、地域毎、性別毎に曲の評価を行った人の数を確認することができる。このため、図36に示すグラフ画面のときと同様に、曲を聴いてもらいたい人に聴いてもらえる曲の作曲、或いは演奏などに取り組むのを支援することになる。
【0123】
なお、本実施の形態では、評価結果自体の提示の仕方は固定としているが、その提示の仕方をユーザーに指定させるようにしても良い。例えば指定した条件を満たす評価者の評価結果を図31に示すようなグラフで提示できるようにさせても良い。幾つか選択肢を用意し、そのなかからユーザーに選択させるようにしても良い。
【0124】
評価者に評価させる項目は、本実施の形態のそれに限定されるものではない。評価を委託するコンテンツの種類や評価させたい点などに応じて適宜、選択すれば良い。例えば曲であれば、その曲が作曲されたものか否か、既存の曲をアレンジしたものか否かといったことにより項目は異ならせることが望ましい。
【0125】
音楽には様々なジャンルが存在する。このことから、評価者を限定する他に、コンテンツの範囲を限定できるようにして、範囲を限定したコンテンツのみを対象に、限定した評価者による評価結果を提示するようにしても良い。コンテンツの種類や評価する内容などによっては、順位を付けるのではなく、対象とするコンテンツ全体におけるその位置を提示するようにしても良い。
【0126】
コンテンツの範囲を限定は、作者自体を限定することで行うようにしても良い。つまり、作者をグループ分けする形にして、そのグループに属する作者が作成したコンテンツに限定し、評価結果を提示できるようにしても良い。そのようにした場合には、作者に注目した形でコンテンツの出来具合を比較できるようになる。
【0127】
評価結果の提供の仕方については、サーバー101に端末装置103を接続させてユーザーに要求させるのではなく、例えば電子メールなどの形で自動的に提供するようにしても良い。その提供の仕方も本実施の形態に限定されるものではない。その提供の対象を本実施の形態では限定していないが、例えばコンテンツの公開を依頼した人(作者)にのみ限定しても良い。その場合、自身が公開させたコンテンツの評価結果のみ作者に提供するようにしても良い。
【0128】
上述したようなサーバー101の動作、或いはその変形例の動作を実現させるようなプログラムは、CD−ROM、DVD、或いは光磁気ディスク等の記録媒体に記録させて配布しても良い。或いは、公衆網等で用いられる伝送媒体を介して、そのプログラムの一部、若しくは全部を配信するようにしても良い。そのようにした場合には、ユーザーはプログラムを取得してコンピュータなどのデータ処理装置にロードすることにより、そのデータ処理装置を用いて本発明を適用させたコンテンツ配信システムを構築することができる。このことから、記録媒体は、プログラムを配信する装置がアクセスできるものであっても良い。
【0129】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明は、公開したコンテンツにアクセスした人にその評価を委託し、その評価を行った評価者に関する情報を自動的に、或いはその評価者に入力させることで取得して、その情報を基に評価者をグループに分け、評価者の評価結果を提供する。このため、コンテンツを公開させた作者にとっては、より多くの情報を取得することができる。この結果、コンテンツの出来具合をより様々な視点で分析することができる。その評価の項目を複数、用意し、各項目毎に評価を委託する場合にも、コンテンツの作者はより多くの情報を取得することができるようになる。
【0130】
より多くの情報を提供することは、より優れたコンテンツの作成を支援するうえで極めて重要である。より優れたコンテンツの作成を支援することで、作者はより意欲的にコンテンツを作成するようになる。このため、そのような情報は、作者の創作意欲をより刺激することとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態によるコンテンツ配信システムを有するネットワークシステムの構成を示す図である。
【図2】サーバーが管理するデータを説明する図である。
【図3】サーバーが管理するデータを説明する図である(続き)。
【図4】端末装置をサーバーと接続させた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】端末装置をサーバーと接続させた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き1)。
【図6】端末装置をサーバーと接続させた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き2)。
【図7】端末装置をサーバーと接続させた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き3)。
【図8】端末装置をサーバーと接続させた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き4)。
【図9】端末装置をサーバーと接続させた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き5)。
【図10】端末装置をサーバーと接続させた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き6)。
【図11】端末装置をサーバーと接続させた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き7)。
【図12】端末装置をサーバーと接続させた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き8)。
【図13】端末装置をサーバーと接続させた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き9)。
【図14】端末装置をサーバーと接続させた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き10)。
【図15】端末装置をサーバーと接続させた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き11)。
【図16】端末装置をサーバーと接続させた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き12)。
【図17】端末装置をサーバーと接続させた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き13)。
【図18】端末装置をサーバーと接続させた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き14)。
【図19】イニシャル画面を示す図である。
【図20】登録画面を示す図である。
【図21】ID画面を示す図である。
【図22】認証画面を示す図である。
【図23】メニュー画面を示す図である。
【図24】曲送付画面を示す図である。
【図25】曲リスト画面を示す図である。
【図26】曲ダウンロード画面を示す図である。
【図27】評価メニュー画面を示す図である。
【図28】評価入力画面を示す図である。
【図29】ランキング曲リスト画面を示す図である。
【図30】出力形態画面を示す図である。
【図31】グラフ画面を示す図である(その1)。
【図32】検索データ入力画面を示す図である。
【図33】グラフ画面を示す図である(その2)。
【図34】グラフ画面を示す図である(その3)。
【図35】検索アイコン画面を示す図である。
【図36】グラフ画面を示す図である(その4)。
【図37】グラフ画面を示す図である(その5)。
【符号の説明】
101 サーバー
102 通信ネットワーク
103 端末装置
Claims (7)
- 通信ネットワークと接続可能な端末装置に該通信ネットワークを介してコンテンツを配信できるシステムにおいて、
前記端末装置から前記通信ネットワークを介して送信されるコンテンツを受信するコンテンツ受信手段と、
前記コンテンツ受信手段が受信したコンテンツを、前記通信ネットワークと接続可能な端末装置のユーザーを対象に公開するコンテンツ公開手段と、
前記コンテンツ公開手段によってコンテンツにアクセスした前記端末装置のユーザーに該コンテンツの評価を委託する評価委託手段と、
前記評価委託手段により前記コンテンツの評価を行った前記端末装置のユーザーに関する情報を取得する情報取得手段と、
前記情報取得手段が取得した情報を基に、前記評価委託手段により前記コンテンツの評価を行った前記端末装置のユーザーをグループに分け、該端末装置のユーザーによる評価結果を通知する評価通知手段と、
を具備することを特徴とするコンテンツ配信システム。 - 前記評価委託手段は、前記端末装置のユーザーに前記コンテンツの評価を項目別に委託し、
前記評価通知手段は、前記端末装置のユーザーが項目別に行った評価の結果を通知できる、
ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ配信システム。 - 前記評価通知手段は、前記評価結果を所望する前記端末装置のユーザーからの要求に応じて、前記評価委託手段により前記コンテンツの評価を行った前記端末装置のユーザーをグループに分ける、
ことを特徴とする請求項1、または2記載のコンテンツ配信システム。 - 前記評価通知手段は、前記端末装置のユーザーの評価結果に基づいて、前記グループに属するユーザーが評価を行ったコンテンツ別に、該グループに属するユーザーが評価を行ったコンテンツ全体における該コンテンツの位置を通知できる、
ことを特徴とする請求項1、2、または3記載のコンテンツ配信システム。 - 通信ネットワークと接続可能な端末装置に該通信ネットワークを介してコンテンツを配信できるシステムにおいて、
前記端末装置から前記通信ネットワークを介して送信されるコンテンツを受信するコンテンツ受信手段と、
前記コンテンツ受信手段が受信したコンテンツを、前記通信ネットワークと接続可能な端末装置のユーザーを対象に公開するコンテンツ公開手段と、
前記コンテンツ公開手段によってコンテンツにアクセスした前記端末装置のユーザーに該コンテンツの評価を項目別に委託する評価委託手段と、
前記評価委託手段により前記端末装置のユーザーが項目別に行った前記コンテンツに対する評価の結果を通知する評価通知手段と、
を具備することを特徴とするコンテンツ配信システム。 - 通信ネットワークと接続可能な端末装置に該通信ネットワークを介してコンテンツを配信できるシステムの構築に用いられるデータ処理装置に実行させるプログラムであって、
前記通信ネットワークと接続可能な端末装置のユーザーを対象に公開されているコンテンツにアクセスした該端末装置のユーザーに、該コンテンツの評価を委託する機能と、
前記委託する機能により前記コンテンツの評価を行った前記端末装置のユーザーに関する情報を取得する機能と、
前記取得する機能により取得した情報を基に、前記委託する機能により前記コンテンツの評価を行った前記端末装置のユーザーをグループに分け、該端末装置のユーザーによる評価結果を通知する機能と、
を実現させるためのプログラム。 - 通信ネットワークと接続可能な端末装置に該通信ネットワークを介してコンテンツを配信できるシステムの構築に用いられるデータ処理装置に実行させるプログラムであって、
前記通信ネットワークと接続可能な端末装置のユーザーを対象に公開されているコンテンツにアクセスした該端末装置のユーザーに、該コンテンツの評価を項目別に委託する機能と、
前記委託する機能により前記端末装置のユーザーが項目別に行った前記コンテンツに対する評価の結果を通知する機能と、
を実現させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2002251752A JP2004093683A (ja) | 2002-08-29 | 2002-08-29 | コンテンツ配信システム、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2002251752A JP2004093683A (ja) | 2002-08-29 | 2002-08-29 | コンテンツ配信システム、及びプログラム |
Publications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2004093683A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010509770A (ja) * | 2006-11-06 | 2010-03-25 | クリー インコーポレイテッド | 埋込み層に低抵抗コンタクトを形成する打込み領域を含んだ半導体デバイスの製作方法および関連したデバイス |
JP2014071248A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Daiichikosho Co Ltd | カラオケシステム |
-
2002
- 2002-08-29 JP JP2002251752A patent/JP2004093683A/ja not_active Withdrawn
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