JP2004081717A - リント除去装置 - Google Patents

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    • D06F58/20General details of domestic laundry dryers 
    • D06F58/22Lint collecting arrangements

Abstract

【課題】バキューム部材の吸引が無力化されずにフィルタ部材で除去した綿ぼこりを吸引できるリント除去装置を提供する。
【解決手段】フィルタ部材14を回転ドラム5の下流側に配置して通過する空気の第1空気通路を形成すると共に、バキューム部材15の開口面15aをフィルタ部材14の空気流入面に近接して相対移動可能に配置し、フィルタ部材14が除去した綿ぼこりを吸込んで捕集するリント捕集部28を回転ドラム5の下流側に配置し、リント捕集部28を通過する空気の第2空気通路を第1空気通路と別に形成し、ファン20の直前に第1空気通路と第2空気通路の一方をファン20の空気通路に連通し、他方の空気通路を遮断する切替え弁18を設けた。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗濯された衣類を回転ドラム式乾燥機に投入して乾燥させるときに、乾燥機から発生するリント、ゴミ等を含む綿ぼこりの除去装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
回転ドラム式乾燥機は、洗濯脱水後の衣類を乾燥機に投入し、熱風を供給しながら衣類を回転して乾燥させている。このような回転ドラム式乾燥機のリント除去装置として、例えば特開平8−240386号公報に記載のリント除去装置が知られている。前記従来のリント除去装置は、空気通路の下流に排湿ファンを有し、該空気通路に空気に含まれるリント等の綿ぼこりを除去するフィルタ部材を配した乾燥機のリント除去装置において、一端が前記フィルタ部材が除去したリント等の綿ぼこりを吸引するバキューム部材をフィルタ部材に向って開口し他端がフィルタ部材の位置よりも下流側の空気通路に開口する綿ぼこり捕集空気通路と、綿ぼこり捕集空気通路に介装した綿ぼこり捕集部材とを有し、前記フィルタ部材と綿ぼこり捕集空気通路の吸引口の少くとも何れか1つを相対移動可能とした構成である。
【0003】
上記従来の回転ドラム式乾燥機におけるリント除去装置は、フィルタ部材が乾燥機の空気出口に近接して設けられ、排湿ファンにより回転ドラムに熱風を供給して衣類を乾燥させるとともに、回転ドラム内の綿ぼこりをフィルタ部材で除去しながら、リント等の綿ぼこりを吸引するバキューム口をフィルタ部材に向って開口し、フィルタ部材で除去した綿ぼこりは吸引して捕集する。そして、バキューム口で吸引された空気とフィルタ部材を通過した空気は、共に綿ぼこりを除去されて合流し排湿ファンから外部に空気されるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、回転ドラム内の綿ぼこりをフィルタ部材で除去するための吸引方向とフィルタ部材で除去した綿ぼこりをバキューム口で吸引する方向は全くの逆方向であるため、回転ドラム内の綿ぼこりをフィルタ部材で除去しながら、フィルタ部材で除去した綿ぼこりをバキューム口で吸引すると、バキューム口の吸引に抗してフィルタ部材側では回転ドラム内の綿ぼこりを除去するための吸引が行れるため、バキューム口側の吸引が無力化されて弱められ、フィルタ部材に付着している綿ぼこりの吸引が十分にはできない。そこで、バキューム口に専用の吸引装置を設けてバキューム口の吸引力を強くすることも考えられるが、バキューム口に専用の吸引装置を設ける分だけコスト高となるため現実的でなく改善が望まれていた。
【0005】
本発明は、バキューム部材の吸引が無力化されずにフィルタ部材で除去した綿ぼこりを吸引できるリント除去装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、周壁に多数の貫通孔が設けられた回転ドラムに洗濯された衣類を投入して回転させるとともに、回転ドラムの空気通路の出口に配置したファンを回転させて、ヒータからの熱い空気を多数の貫通孔から回転ドラムを通過させて衣類の乾燥を行う乾燥機において、前記回転ドラムの空気に含まれるリント等の綿ぼこりを除去するフィルタ部材を前記回転ドラムの下流側に配置してフィルタ部材を通過する空気の第1空気通路を形成すると共に、バキューム部材の開口面を前記フィルタ部材の空気流入面に近接して相対移動可能に配置し前記フィルタ部材が除去したリント等の綿ぼこりを吸込んで捕集するリント捕集部を前記回転ドラムの下流側に配置しリント捕集部を通過する空気の第2空気通路を前記第1空気通路と別に形成し、前記ファンの直前に前記第1空気通路と第2空気通路の一方を前記ファンの空気通路に連通し、他方の空気通路を遮断する切替え弁を設け、フィルタ部材通過した空気とバキューム部材がフィルタ部材からの綿ぼこりを捕集してリント捕集部を通過した空気が別々の空気通路を通過して選択的に前記ファンの空気通路から外部に排出されるように構成したことを特徴とするリント除去装置である。
【0007】
また、請求項2記載の発明は、バキューム部材の開口面をフィルタ部材の空気流入面に近接して回転移動可能に設けたものである。
【0008】
また、請求項3記載の発明は、フィルタ部材の空気流入面を回転移動可能に設け、前記フィルタ部材の空気流入面に近接して配置される前記バキューム部材の開口面に対して相対移動可能としたものである。
【0009】
また、請求項4記載の発明は、バキューム部材の開口面をフィルタ部材の空気流入面に近接して平行移動可能に設けたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明に係る第1の実施の形態のリント除去装置が組込まれた回転ドラム式乾燥機の正面図、図2は図1のA−A線での断面図、図3は図1のB−B線での断面図、図4は図2のバキューム部材を拡大した概略図である。
【0011】
図1乃至図4において、回転ドラム式乾燥機1は、円形の窓2aを有する片開きの開閉蓋2を前面の上部に有し、両片開きの保守用の一対の開閉扉3a,3bを前面の下部に有する筺体3の内部に外胴フレーム4が設けてあり、外胴フレーム4内に間隔をおいて、ステンレス鋼や硬質プラスチック等によって成形され多数の貫通孔5a,5a,…が形成された多孔板からなる回転ドラム5が回転自在に設けられている。回転ドラム5は、外胴フレーム4に対する内胴となるもので、前面に円形の投入口6を開口した有底円筒体を横置きした形状であり、洗濯された衣類を収容する。
【0012】
筺体3の後面の外胴フレーム4には2つの軸受け部7a,7bを有する軸受け部材7が設けられており、回転ドラム5の後端面から後方に突出した軸5bを軸受け部材7の1つの軸受け部7aに挿通して、回転ドラム5は外胴フレーム4に回転可能に支持され、軸受部7aから突出した軸5bの先端にはプーリ8が固定されている。そして、軸受け部材7のもう1つの軸受け部7bには軸9が挿通し、軸9の両端にはプーリ9aとプーリ9bが固定されており、プーリ9aはプーリ8とベルトを介して連結され、プーリ9bは駆動モータ10のプーリ10aにベルトを介して連結されている。本実施形態では、駆動モータ10やプーリ8,9a、9b,10a及びこれらプーリ間を連結する各ベルト等が回転ドラム5の駆動手段として機能する。
【0013】
回転ドラム5の内周壁には、図示しないが回転中に洗濯された衣類を引っ掛けて撹拌するための撹拌突起が軸方向に形成されている。この撹拌突起は、回転ドラム5の内周方向に沿って等角度で複数、例えば3〜6箇所に配置されて、洗濯された衣類の分離処理を促進する。この場合、駆動モータ10をインバーター制御等により可変にすると、衣類の分離処理を効率良く行なうことができる。
【0014】
外胴フレーム4は回転ドラム5に沿う円筒形外胴部4aの上部が軸方向に開口して空気入口4bを構成し、外胴部4aの下部が軸方向に開口して空気出口4cを構成している。空気入口4bの上部には電気発熱抵抗体或はガスバーナー等のヒータ11a,11bが設けられ、空気入口4bに熱い空気を供給できるようになっている。
【0015】
また、空気出口4cの下流側の空気通路を塞ぐように外胴フレーム4の軸方向の中央は仕切り部材12,13で仕切ってあり、仕切り部材13は回転ドラム5に接近した円孔13aを有し、この円孔13aに円形の網目フィルタ面14aを合致させてフィルタ部材14が配置されている。フィルタ部材14の裏側には第1空気通路となる空洞部17が形成され、この空洞部17の空気出口17cには切替え弁18が配置されている。切替え弁18は図示しないがコイルばねで付勢されていて常時は図示の実線で示すP側に設定されており、ソレノイド30の駆動により一点鎖線で示すQ側に設定される。切替え弁18の下流はファンモータ19で回転するファン20の空気通路21となっており、切替え弁18がP側に設定されて空気出口17cを開放している状態では、空気出口17cは空気通路21に連通する。
【0016】
また、フィルタ部材14の円形の網目フィルタ面14aの空気流入面側には、バキューム部材15の細長い開口面15aが近接して配置されている。バキューム部材15には長穴15bが形成され、この長穴15bの周縁を囲んでブラシ15cが環状に設けられている。バキューム部材15の長穴15bの底壁を貫通して吸引パイプ16のU字状部分16aの先端が連結されて吸引パイプ16の駆動によりバキューム部材15が操作されるようになっている。この場合、ブラシ15cとしては、複数の毛を根元で纏めて所定間隔で植設して多数点在させたブラシや、小さな刷毛が一方向に形成され一方向に擦ったときにゴミを取り他方向に擦ったときにゴミを取らない布状ブラシを使用することができる。
【0017】
吸引パイプ16はU字状部分16aに連続する他端部分は直軸16bとなっており、フィルタ部材14の裏側から突出した直軸16bは第1空気通路となる空洞部17の筒状の壁部17bの筒内を挿通し、さらに筒状の壁部17bの下部に設けた空気ダクト22の一端22aを貫通して筺体3の底面3aに固定された軸受23に回転可能に支持されている。吸引パイプ16の壁面には、空気ダクト22を貫通する部分に孔16cが設けられており、空気ダクト22の内部では、吸引パイプ16の壁面に設けられた孔16cが露出し、空気ダクト22は吸引パイプ16の孔16cによりバキューム部材15の長穴15bに連通する。
【0018】
空気ダクト22から突出した吸引パイプ16にはプーリ24が固定され、このプーリ24はモータ25のプーリ26にベルトを介して連結され、モータ25の作動により吸引パイプ16の直軸16bを回転させると、円形の網目フィルタ面14aの空気流入面に開口面15aが近接してバキューム部材15が回転するように構成してある。
【0019】
空気ダクト22の他端22bは第2空気通路となるリント捕集部28に連通されている。リント捕集部28は通気性部材で形成されており、リント捕集部28の下流の空気出口28cには切替え弁18が配置されている。リント捕集部28の空気出口28cが開放されて空気通路21に連通するのは、切替え弁18がQ側に設定されて空気出口17cが遮断されているときである。
【0020】
リント捕集部28の前面に位置する筺体3の下部には開閉扉28aが設けられており、リント捕集部28にはリント捕集袋28bが配置されている。このリント捕集袋28bは、周知の電気的手段、又は機械的手段により開閉扉28aを開けたときに自動的に排出可能とされている。
【0021】
次に図7の回転ドラム式乾燥機1の作業工程図を参照して回転ドラム式乾燥機1の動作について説明する。回転ドラム式乾燥機1の回転ドラム5に洗濯された衣類を投入して駆動モータ10により回転ドラム5を回転させ、乾燥工程を開始する。回転ドラム5が回転するときには、切替え弁18は図示の実線で示すP側に設定されていて、リント捕集部28の空気出口28cを遮断し、空気出口17cを開放している。この状態では、フィルタ部材14の裏側の空洞部17(第1空気通路)の空気出口17cはファン20の空気通路21に連通し、ファンモータ19が回転してファン20が回転すると空気入口4bの上部のヒータ11a,11bからの熱い空気が空気入口4bから流入し、多数の貫通孔5a,5a,…から回転ドラム5を通過して空気出口4cから出た空気がフィルタ部材14を通過し空洞部17(第1空気通路)及び空気通路21を通過して外部に排出される。
【0022】
この乾燥工程では、ヒータ11a,11bからの熱い空気を多数の貫通孔5a,5a,…から回転ドラム5を通過させながら回転ドラム5を回転させて衣類の乾燥が行われ、フィルタ部材14の網目フィルタ面14aの空気流入面で回転ドラム5内の綿ぼこりが除去されて網目フィルタ面14aの空気流入面に綿ぼこりが蓄積する。
【0023】
そして、所定時間(7図では20分)が経過して乾燥工程が終了すると、ファンモータ19は回転を継続しファン20は回転するが、駆動モータ10は回転を停止して回転ドラム5は回転しなくなる。そして、ソレノイド30の駆動により切替え弁18は図示の一点鎖線で示すQ側に設定されて、空気出口17cを遮断し、リント捕集部28の空気出口28cを開放し、フィルタ部材14による回転ドラム5内の綿ぼこりの除去は停止される。
【0024】
また、モータ25が回転し、網目フィルタ面14aの空気流入面に開口面15aが近接して配置されたバキューム部材15が回転する。バキューム部材15の吸引パイプ16は空気ダクト22及びリント捕集部28(第1空気通路)と連通しているが、さらにリント捕集部28空気出口28cはファン20の空気通路21に連通し、ファン20の回転により、空気入口4bの上部のヒータ11a,11bから熱い空気が流入して、バキューム部材15の吸引パイプ16は空気ダクト22及びリント捕集部28(第2空気通路)、空気通路21を通過して外部に排出されるようになる。
【0025】
そして、モータ25が回転しリント回収工程が開始される。このリント回収工程では、網目フィルタ面14aの空気流入面に開口面15aが近接されたバキューム部材15が回転しながら、網目フィルタ面14aの空気流入面に蓄積する綿ぼこりを吸引する。吸引された綿ぼこりを含む空気は、バキューム部材15の吸引パイプ16、空気ダクト22を通過してリント捕集部28に送られ、リント捕集袋28bで綿ぼこりが捕集され、綿ぼこりの除去された空気は空気通路21を通過して外部に排出される。
【0026】
次に、図5に本発明に係る第2の実施の形態のリント除去装置の主な構造部分の断面図を示す。図5に示すリント除去装置は第1の実施の形態のリント除去装置の構造を一部変更したものであり、フィルタ部材54の外周に環状に平歯車51を設け、この平歯車51を筒体57の開口面に形成した環状のフランジによる樹脂レール57a(又は環状のベアリング)の上に載置し、筒体57の外部に固定したモータ52の回転軸に取付けた駆動用平歯車53を平歯車51と噛み合わせて、フィルタ部材54の円形の網目フィルタ面54aを回転させる。そして、フィルタ部材54の円形の網目フィルタ面54aの空気流入面側に第1の実施の形態のリント除去装置で説明したバキューム部材15と同様の構成を有し、円形の網目フィルタ面14aの直径の長さのバキューム部材55の細長い開口面55aを網目フィルタ面54aの空気流入面側に近接して配置し、バキューム部材15と同様に、バキューム部材55の長穴55bの底壁を貫通して吸引パイプ56のU字状部分56aの先端を連結してある。バキューム部材55の場合にはU字状部分56aに連続する直軸56bは、固定のものであって回転せず、直軸56bは空気ダクト22に固定されて連通している。
【0027】
第1の実施の形態のリント除去装置では、静止しているフィルタ部材14の網目フィルタ面14aの空気流入面をバキューム部材15の開口面が回転したのに対し、第2の実施の形態のリント除去装置では、バキューム部材55の開口面を静止させてフィルタ部材54の網目フィルタ面54aを回転させるように構成したものである。第2の実施の形態のリント除去装置は、第1の実施の形態のリント除去装置とバキューム部材の開口面をフィルタ部材の空気流入面に近接して相対移動可能に配置している構成は相違しているが、他の構成は同じであるので、その動作の説明は省略する。
【0028】
次に、図6に本発明に係る第3の実施の形態のリント除去装置の主な構造部分の断面図を示す。図6に示すリント除去装置は第1の実施の形態のリント除去装置の構造を一部変更したものであり、バキューム部材15と同様のバキューム部材65の長穴65bの底壁を貫通して吸引ホース66の一端を連結し、他端を空気ダクト22に連通させ、シリンダ61の駆動軸61aにバキューム部材65の端部を固定して、シリンダ61の駆動軸61aの伸縮動作により、フィルタ部材14の網目フィルタ面14aの空気流入面に近接してバキューム部材65の開口面が平行移動するように構成したものである。
【0029】
第3の実施の形態のリント除去装置は、第1の実施の形態のリント除去装置とバキューム部材の開口面をフィルタ部材の空気流入面に近接して相対移動可能に配置している構成で、バキューム部材65の開口面が平行移動する点が相違しているが、他の構成は同じであるので、その動作の説明は省略する。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のリント除去装置では、回転ドラム内の綿ぼこりをフィルタ部材で除去する動作と、フィルタ部材で除去した綿ぼこりをバキューム部材で吸引する動作が時間をずらせて別々に行われるため、バキューム部材の吸引が無力化されることは無くなり、フィルタ部材に付着している綿ぼこりの吸引が十分になされる等、優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のリント除去装置が組込まれた回転ドラム式乾燥機の正面図である。
【図2】図1のA−A線での断面図である。
【図3】図1のB−B線での断面図である。
【図4】図2のバキューム部材を拡大した概略図である。
【図5】第2の実施の形態のリント除去装置の主な構造部分の断面図である。
【図6】第3の実施の形態のリント除去装置の主な構造部分の断面図である。
【図7】回転ドラム式乾燥機の作業工程図である。
【符号の説明】
1 回転ドラム式乾燥機
2 開閉蓋
2a 円形の窓
3 筺体
3a,3b 開閉扉
4 外胴フレーム
4a 外胴部
4b 空気入口
4c 空気出口
5 回転ドラム
5a,5a,… 貫通孔
5b,9 軸
6 投入口
7 軸受け部材
7a,7b 軸受け部
8,9a,9b,10a,24,26 プーリ
10 駆動モータ
11a,11b ヒータ
12,13 仕切り部材
13a 円孔
14,54 フィルタ部材
14a,54a 網目フィルタ面
15,55,65 バキューム部材
15a,55a 開口面
15b,55b,65b 長穴
15c ブラシ
16,56 吸引パイプ
16a,56a U字状部分
16b,56b 直軸
16c 孔
17 空洞部
17b 筒状の壁部
17c 空気出口
18 切替え弁
19 ファンモータ
20 ファン
21 空気通路
22 空気ダクト
22a 空気ダクトの一端
22b 空気ダクトの他端
23 軸受
25 モータ
28 リント捕集部
28a 開閉扉
28b リント捕集袋
28c リント捕集部の空気出口
30 ソレノイド
51 平歯車
52 モータ
53 駆動用平歯車
61 シリンダ
66 吸引ホース

Claims (4)

  1. 周壁に多数の貫通孔が設けられた回転ドラムに洗濯された衣類を投入して回転させるとともに、回転ドラムの空気通路の出口に配置したファンを回転させて、ヒータからの熱い空気を多数の貫通孔から回転ドラムを通過させて衣類の乾燥を行う乾燥機において、
    前記回転ドラムの空気に含まれるリント等の綿ぼこりを除去するフィルタ部材を前記回転ドラムの下流側に配置してフィルタ部材を通過する空気の第1空気通路を形成すると共に、バキューム部材の開口面を前記フィルタ部材の空気流入面に近接して相対移動可能に配置し前記フィルタ部材が除去したリント等の綿ぼこりを吸込んで捕集するリント捕集部を前記回転ドラムの下流側に配置しリント捕集部を通過する空気の第2空気通路を前記第1空気通路と別に形成し、前記ファンの直前に前記第1空気通路と第2空気通路の一方を前記ファンの空気通路に連通し、他方の空気通路を遮断する切替え弁を設け、フィルタ部材通過した空気とバキューム部材がフィルタ部材からの綿ぼこりを捕集してリント捕集部を通過した空気が別々の空気通路を通過して選択的に前記ファンの空気通路から外部に排出されるように構成したことを特徴とするリント除去装置。
  2. バキューム部材の開口面をフィルタ部材の空気流入面に近接して回転移動可能に設けたことを特徴とする請求項1に記載の乾燥機のリント除去装置。
  3. フィルタ部材の空気流入面を回転移動可能に設け、前記フィルタ部材の空気流入面に近接して配置される前記バキューム部材の開口面に対して相対移動可能としたことを特徴とする請求項1に記載の乾燥機のリント除去装置。
  4. バキューム部材の開口面をフィルタ部材の空気流入面に近接して平行移動可能に設けたことを特徴とする請求項1に記載の乾燥機のリント除去装置。
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