JP2004080595A - 信号伝送装置及びその方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ケーブル2A,2Bを介して伝送されてきた信号を窓ガラス1を透過可能な光信号に変換する発光素子32と、窓ガラス1を透過した光信号をケーブル2A,2Bを介して伝送可能な信号に変換する受光素子33とを含む信号伝送ユニット3A,3Bを、一方の発光素子32と他方の受光素子33とがそれぞれ窓ガラス1を挟んで互いに対向する如く設けることにより、窓ガラス1を介しての信号伝送を可能とする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、物理的な障壁、特に少なくとも光を透過可能な物理的な障壁によって隔てられた2地点間で信号を伝送する装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、建物や部屋の内外のように、壁などの物理的な障壁によって遮断された2地点間で信号を伝送する方法としては、壁自体の穴を利用して光ケーブルやメタリックケーブルなどの信号伝送ケーブルを通し、有線で信号を伝送する方法と、電波により無線で信号を伝送する方法とがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、有線で信号を伝送する方法は、壁に利用可能な穴がなく、建物が賃借契約に基づくものであるなどの理由により新たに穴を開けることも困難な場合には採用できないという問題があった。また、電波により無線で信号を伝送する方法では、屋外での利用可能な周波数帯の制限、干渉によるスループットの低下、指向性がないことによるセキュリティの問題等があった。
【0004】
本発明の目的は、物理的な障壁のうち、ガラスのような少なくとも光を透過可能な障壁を利用して、当該障壁を破壊することなく、有線の場合と同等のスループットを確保することができ、しかもセキュリティの問題等がない信号伝送装置及びその方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明では、光ケーブルやメタリックケーブルを介して伝送されてきた信号を、少なくとも光を透過可能な物理的な障壁によって隔てられた2地点間で相互に伝送する際、ケーブルを介して伝送されてきた信号を前記障壁を透過可能な光信号に変換する第1の部分と、前記障壁を透過した光信号をケーブルを介して伝送可能な信号に変換する第2の部分とからなる一対の信号伝送ユニットを、一方の第1の部分と他方の第2の部分とがそれぞれ前記障壁を挟んで互いに対向する如く設けたことを特徴とする。
【0006】
前記構成によれば、物理的な障壁によって遮断されたそれぞれの地点まで光ケーブルやメタリックケーブルを介して伝送されてきた光信号または電気信号は、各信号伝送ユニットの第1の部分にて当該障壁を透過可能な光信号に変換され、該光信号が障壁を透過して他方の信号伝送ユニットの第2の部分に到達し、ここでケーブルを介して伝送可能な信号に逆変換されることによって、障壁を破壊することなく、かつセキュリティ上の問題を生ずることなく、有線の場合と同等のスループットを確保したまま、障壁を越えることが可能となる。
【0007】
また、本発明では、電磁誘導作用により前記障壁を介して一方から他方へ電力を伝送する機能を有する一対の電力供給ユニットをそれぞれ各信号伝送ユニットに対応して設けたことを特徴とする。
【0008】
前記構成によれば、物理的な障壁によって遮断された2地点のうちの一方が建物の屋外などの電源確保に難がある場合であっても、他方の建物の屋内などの電源確保が容易な地点からの電力を各信号伝送ユニットに供給し、これらを駆動することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面に従って本発明の実施の形態について説明する。
【0010】
(第1の実施の形態)
図1は請求項1,2に対応する本発明の信号伝送装置の第1の実施の形態を示すもので、ここでは信号伝送ケーブルを介して伝送されてきた信号を、窓ガラスを通して建物の屋内と屋外との間で伝送する場合の例を示す。
【0011】
図1において、1は窓ガラス、2A,2Bは信号伝送ケーブル、3A,3Bは一対の信号伝送ユニット、4A,4Bは一対の電力供給ユニットである。
【0012】
信号伝送ケーブル2A及び2Bは、上り下り双方向の信号、ここでは2進符号の電気信号を独立して伝送するためのメタリック線21A,22A及び21B,22Bからなる4線のメタリックケーブルであり、それぞれ建物(図示せず)の屋内及び屋外に配置される。
【0013】
信号伝送ユニット3A,3Bは、それぞれケーブル2A,2Bを介して伝送されてきた2進符号の電気信号を窓ガラス1を透過可能な光信号(例えば、赤外線の波長領域の光信号)に変換(E/O変換)するための増幅・波形整形器31及び発光素子(LED)32(第1の部分)と、窓ガラス1を透過した前記光信号をケーブル2A,2Bを介して伝送可能な2進符号の電気信号に変換(O/E変換)するための受光素子(PD)33及び増幅・波形整形器34(第2の部分)とからなり、ユニット3Aが屋内側に、また、ユニット3Bが屋外側に、一方の発光素子32と他方の受光素子33とがそれぞれ窓ガラス1を挟んで互いに対向する如く配置される。
【0014】
なお、ケーブル2A,2Bが光ケーブルの場合は、増幅・波形整形器31及び発光素子32の前段に受光素子を設けて光ケーブルからの光信号を一旦、電気信号に変換する(O/E/O変換)、もしくは光ケーブルからの光信号を光のまま、窓ガラス1を透過可能な波長領域の光信号に変換する素子を用い(O/O変換)、また、受光素子33及び増幅・波形整形器34の後段に発光素子を設けて電気信号を光ケーブルに適した波長領域の光信号に変換する(O/E/O変換)か、もしくは窓ガラス1を透過可能な波長領域の光信号を光のまま、光ケーブルに適した波長領域の光信号に変換する素子を用いる(O/O変換)。
【0015】
電力供給ユニット4A,4Bは、電力供給線41A,41Bを介して信号伝送ユニット3A,3Bの駆動電力を供給するもので、それぞれ各信号伝送ユニット3A,3Bに対応して屋内側及び屋外側に設置される。
【0016】
ここで、電力供給ユニット4Aは、屋内の電源から供給される電力をそのまま信号伝送ユニット3Aに供給するが、電力供給ユニット4Bは電力供給ユニット4Aから電磁誘導作用により窓ガラス1を介して伝送される電力を信号伝送ユニット3Bに供給する。
【0017】
図2は電力供給ユニット間での電力伝送の仕組みを示すもので、ユニット4A側に設けられた発振器42を屋内の商用電源(交流)から一旦、ACアダプタ(図示せず)などを介して交直変換されて供給される直流電力で駆動して交流電流を発生し、これをユニット4A側に設けられたコイル43に流して交流磁界を発生させ、この際、窓ガラス1を挟んで該コイル43に対向してユニット4B側に設けられたコイル44に電磁誘導作用により生じる交流電圧を、ユニット4B側に設けられた整流器45で整流し(必要に応じて平滑し)て直流電力を取り出す如くなっている。
【0018】
ここで、窓ガラス1による空間ギャップが12mmである時、コイル43,44として直径40mmのコアを有するものを用いた場合は、3.3Vで350mA以上の電力を伝送可能であり、また、コイル43,44として直径90mmのコアを有するものを用いた場合は、3.3Vで350mA以上、並びに5.2Vで最大1700mAの電力を伝送可能であった。
【0019】
なお、これら信号伝送ユニット3A及び電力供給ユニット4Aにより屋内用モジュール5Aが構成され、信号伝送ユニット3B及び電力供給ユニット4Bにより屋外用モジュール5Bが構成される。
【0020】
前記構成において、ケーブル2Aのメタリック線21Aを通じて伝送されてきた2値符号の電気信号は、信号伝送ユニット3Aの増幅・波形整形器31及び発光素子32により、窓ガラス1を透過可能な赤外線の波長領域の光(の点滅)に変換され、窓ガラス1に入射する。窓ガラス1を透過した前記赤外線の波長領域の光は信号伝送ユニット3Bの受光素子33及び増幅・波形整形器34により、再び2値符号の電気信号に変換され、ケーブル2Bのメタリック線21Bに送り出される。逆方向の信号についても同様にして伝送され、双方向通信が行われる。
【0021】
(第2の実施の形態)
図3は請求項1,2,3に対応する本発明の信号伝送装置の第2の実施の形態を示すもので、ここでは第1の実施の形態において信号伝送ケーブルとして、ISDN(AMI符号方式)に代表される2線で上り下り双方向の信号を伝搬するメタリックケーブル6A,6Bを適用可能とするための上り下り信号分離多重機能を信号伝送ユニットに持たせた例を示す。
【0022】
即ち、図中、35は信号伝送ユニット3A,3Bにそれぞれ設けられた信号分離多重装置であり、2線のメタリックケーブル6A,6Bで伝送される上り下り双方向の信号を、上り方向及び下り方向それぞれが2線で伝送される4線の信号に分離し、また、その逆に上り方向及び下り方向それぞれが2線で伝送される4線の信号を、2線のメタリックケーブル6A,6Bで伝送可能に多重する。
【0023】
本実施の形態によれば、信号伝送ケーブルが2線のメタリックケーブルであっても同様に適用することができる。なお、その他の構成・動作は第1の実施の形態の場合と同様である。
【0024】
また、前述した信号分離多重装置35にO/E変換機能を持たせるか、光信号のまま上り下り双方向の信号を分離・多重する機能を備えた装置を用いることにより、信号伝送ケーブルとして、1心の光ファイバで上り下り双方向の信号を伝搬する光ケーブルも同様に適用可能である。
【0025】
(第3の実施の形態)
図4は請求項1,2,4に対応する本発明の信号伝送装置の第3の実施の形態を示すもので、ここでは第1の実施の形態において信号伝送ケーブルとして、LANの伝送方式として広く普及しているEther方式の100BASE−TXのUTPケーブルを適用可能とするための符号変換機能を信号伝送ユニットに持たせた例を示す。
【0026】
即ち、図中、36は信号伝送ユニット3A,3Bの増幅・波形整形器31の前段にそれぞれ設けられた符号変換回路であり、100BASE−TXにおける3つのレベルで表されるMLT−3符号を、光信号の点滅で表すことが可能な2つのレベルからなる100BASE−FXのようなNRZI符号に変換する。
【0027】
また、37は信号伝送ユニット3A,3Bの増幅・波形整形器34の後段にそれぞれ設けられた符号変換回路であり、前述したNRZI符号をMLT−3符号に逆変換する。
【0028】
本実施の形態によれば、光信号に赤外線を用いた場合において、100Mb/sの双方向通信が可能であった。なお、その他の構成・動作は第1の実施の形態の場合と同様である。
【0029】
(第4の実施の形態)
図5は請求項1,2,4,5に対応する本発明の信号伝送装置の第4の実施の形態を示すもので、ここでは第3の実施の形態において光信号が窓ガラスを透過することによる影響を少なくするようになした例を示す。
【0030】
即ち、図中、38は信号伝送ユニット3A,3Bの増幅・波形整形器34と符号変換回路37との間にそれぞれ設けられた符号修正回路であり、光信号が窓ガラス1を透過する際、ガラスの非結晶質の影響などによって生じる符号誤りを修正する。
【0031】
本実施の形態によれば、窓ガラスが前述した発光素子による光信号を通し難いような厚さや材質、表面処理状態を備えていたり、伝送速度が高速であっても、スループットに影響を及ぼさずに信号を伝送することが可能である。なお、その他の構成・動作は第3の実施の形態の場合と同様である。
【0032】
(第5の実施の形態)
図6は請求項1,4,5,6に対応する本発明の信号伝送装置の第5の実施の形態を示すもので、ここでは第4の実施の形態において電力供給ユニットとしてケーブル上の信号の一部から電力を抽出する機能を有するものを用いた例を示す。
【0033】
即ち、図中、7A,7Bは電力供給線71A,71Bを介して信号伝送ユニット3A,3Bの駆動電力を供給する電力供給ユニットであり、それぞれ各信号伝送ユニット3A,3Bに対応して屋内側及び屋外側に設置される。
【0034】
ここで、電力供給ユニット7A,7Bは、ケーブル2A,2Bを構成するメタリック線のうち信号伝送の上流側、即ちメタリック線21A,22Bから、一般に電圧変化で伝えられる信号を取り出し、図7に示すように整流回路72で整流し、平滑回路73で平滑して直流電力を取り出す如くなっている。
【0035】
本実施の形態によれば、外部の電源が不要となり、より取扱が容易になる。なお、その他の構成・動作は第4の実施の形態の場合と同様であるが、本実施の形態は信号伝送ケーブルがメタリックケーブルであり、電気信号による信号伝送が行われている場合のみ適用でき(第2の実施の形態の場合のように信号伝送ケーブルが2線の場合は、4線に変換した後の部分において適用可能)、光ケーブルの場合には適用できない。
【0036】
(第6の実施の形態)
図8は請求項1,4,5,6,7,8に対応する本発明の信号伝送装置の第6の実施の形態を示すもので、ここでは第5の実施の形態において電力供給ユニットに電力蓄積機能及び発電機能を設けた例を示す。
【0037】
即ち、図中、74は電力供給ユニット7A,7Bにそれぞれ設けられたコンデンサもしくはバッテリ(二次電池)であり、また、75は電力供給ユニットのうち、特に屋外に設置される電力供給ユニット7Bに設けられた太陽電池である。これらのコンデンサもしくはバッテリ74は、ケーブル2A,2B上の信号から取り出された電力の余剰分または太陽電池75によって得られた電力を蓄積し、必要に応じてこれを放出する。
【0038】
本実施の形態によれば、伝送される信号量の大小に拘わらず安定した電力を信号伝送ユニットに供給することが可能となる。なお、その他の構成・動作は第5の実施の形態の場合と同様である。
【0039】
(第7の実施の形態)
図9は請求項1,4,5,6,7,8,9に対応する本発明の信号伝送装置の第7の実施の形態を示すもので、ここでは第6の実施の形態において信号伝送ユニットにケーブルへ出力する信号のレベルを調整する機能を設けた例を示す。
【0040】
即ち、図中、39は信号伝送ユニット3A,3Bの増幅・波形整形器34と符号修正回路38との間にそれぞれ設けられた振幅調整回路であり、電力供給ユニット7A,7Bが供給できる電力に応じてケーブル2A,2Bへ出力する信号の振幅(レベル)を調整する。
【0041】
本実施の形態によれば、伝送される信号量の大小に起因する生成電力のむらを光信号が窓ガラスを透過した後の部分で吸収することにより、窓ガラスへ入射する光信号を発生する部分への安定した電力供給を可能とし、確実な信号伝送が可能となる。なお、その他の構成・動作は第6の実施の形態の場合と同様である。
【0042】
(第8の実施の形態)
図10は請求項1に対応する本発明の信号伝送装置の第8の実施の形態を示すもので、ここでは第4の実施の形態において電力供給ユニットを取り除き、各信号伝送ユニットにそれぞれ直接、電源を供給するようになした2つの屋内用モジュール5Cを用いた例を示す。
【0043】
即ち、窓ガラス1によって隔てられた2地点が、建物内のクリーンルームとそれ以外の部屋などであって、いずれも電源の確保が容易である場合を想定している。
【0044】
本実施の形態によれば、クリーンルームなど、密閉性が求められる部屋へ適用できる。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、以下のような効果が期待できる。
(1)物理的な障壁によって隔てられた2地点間であっても、穴を開けるなど、障壁を破壊することなく、配線も非常にシンプルになる。
(2)既存の有線(メタリック線)と同等の高速データ通信をすることができる。
(3)電波による無線通信と異なり、セキュアな通信が可能である。
(4)一方が屋外などの電源確保が困難な場所であっても、障壁越しに給電することができるため、屋内と屋外を結ぶツールとして積極的に利用することができる。
(5)UTPケーブルなどの安価で取り扱いが容易な通信媒体で利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の信号伝送装置の第1の実施の形態を示す構成図
【図2】電力供給ユニット間での電力伝送の仕組みを示す構成図
【図3】本発明の信号伝送装置の第2の実施の形態を示す構成図
【図4】本発明の信号伝送装置の第3の実施の形態を示す構成図
【図5】本発明の信号伝送装置の第4の実施の形態を示す構成図
【図6】本発明の信号伝送装置の第5の実施の形態を示す構成図
【図7】図6の電力供給ユニットの詳細を示す構成図
【図8】本発明の信号伝送装置の第6の実施の形態を示す構成図
【図9】本発明の信号伝送装置の第7の実施の形態を示す構成図
【図10】本発明の信号伝送装置の第8の実施の形態を示す構成図
【符号の説明】
1:窓ガラス、2A,2B,6A,6B:信号伝送ケーブル、3A,3B:信号伝送ユニット、4A,4B,7A,7B:電力供給ユニット、5A,5C:屋内用モジュール、5B:屋外用モジュール、31,34:増幅・波形整形器、32:発光素子、33:受光素子、35:信号分離多重装置、36,37:符号変換回路、38:符号修正回路、39:振幅調整回路。
Claims (10)
- 光ケーブルやメタリックケーブルなどの信号伝送ケーブルを介して伝送されてきた信号を、少なくとも光を透過可能な物理的な障壁によって隔てられた2地点間で相互に伝送する装置であって、
信号伝送ケーブルを介して伝送されてきた信号を前記障壁を透過可能な光信号に変換する第1の部分と、前記障壁を透過した光信号を信号伝送ケーブルを介して伝送可能な信号に変換する第2の部分とからなる一対の信号伝送ユニットを含み、
各信号伝送ユニットは、一方の第1の部分と他方の第2の部分とがそれぞれ前記障壁を挟んで互いに対向する如く配置される
ことを特徴とする信号伝送装置。 - 請求項1に記載の信号伝送装置において、
信号伝送ユニットの駆動電力を供給する電力供給ユニットであって、電磁誘導作用により前記障壁を介して一方から他方へ電力を伝送する機能を有する一対の電力供給ユニットをそれぞれ各信号伝送ユニットに対応して設けた
ことを特徴とする信号伝送装置。 - 請求項1または2に記載の信号伝送装置において、
各信号伝送ユニットは、同一の信号伝送ケーブルを伝搬する上り下り双方向の信号を分離多重する上り下り分離多重機能を有することを特徴とする信号伝送装置。 - 請求項1乃至3いずれかに記載の信号伝送装置において、
各信号伝送ユニットの第1及び第2の部分は、符号変換機能を有することを特徴とする信号伝送装置。 - 請求項1乃至4いずれかに記載の信号伝送装置において、
各信号伝送ユニットの第2の部分は、光信号が障壁を透過する際に生じる符号誤りを修正する符号修正機能を有することを特徴とする信号伝送装置。 - メタリックケーブルを介して伝送されてきた信号を、少なくとも光を透過可能な物理的な障壁によって隔てられた2地点間で相互に伝送する装置であって、
メタリックケーブルを介して伝送されてきた信号を前記障壁を透過可能な光信号に変換する第1の部分と、前記障壁を透過した光信号をメタリックケーブルを介して伝送可能な信号に変換する第2の部分とからなる一対の信号伝送ユニットと、
各信号伝送ユニットにそれぞれ対応して設けられ、その駆動電力を供給する一対の電力供給ユニットとを含み、
各信号伝送ユニットは、一方の第1の部分と他方の第2の部分とがそれぞれ前記障壁を挟んで互いに対向する如く配置され、
各電力供給ユニットは、メタリックケーブル上の信号の一部から電力を抽出する機能を有する
ことを特徴とする信号伝送装置。 - 請求項6に記載の信号伝送装置において、
各電力供給ユニットは、電力蓄積機能を有することを特徴とする信号伝送装置。 - 請求項6または7に記載の信号伝送装置において、
電力供給ユニットの少なくとも一方は、発電機能を有することを特徴とする信号伝送装置。 - 請求項6乃至8いずれかに記載の信号伝送装置において、
各信号伝送ユニットの第2の部分は、電力供給ユニットが供給できる電力に応じてメタリックケーブルへ出力する信号のレベルを調整する機能を有することを特徴とする信号伝送装置。 - 光ケーブルやメタリックケーブルなどの信号伝送ケーブルを介して伝送されてきた信号を、少なくとも光を透過可能な物理的な障壁によって隔てられた2地点間で伝送する方法であって、
信号伝送ケーブルを介して伝送されてきた信号を前記障壁を透過可能な光信号に変換して障壁に入射し、
前記障壁を透過した光信号を信号伝送ケーブルを介して伝送可能な信号に変換して信号伝送ケーブルへ送出する
ことを特徴とする信号伝送方法。
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