JP2004079170A - オーディオ信号のエンコード方法及びデコード方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 SAMG(シンプルオーディオマネージャ)と、AMGと、複数のオーディオオブジェクト(AOB)を含むオーディオタイトルセット(ATS)と、スチルピクチャセット(SPS)とを有し、AOBはオーディオデータのみを含むものと、オーディオデータ及びリアル・タイム・インフォメーション・データ(RTIデータ)を含むものの2種類のAOTT−AOBにより構成されている。スチルピクチャセット(SPS)はスチル・ピクチャ・データ(SPCTデータ)を含む。
【選択図】 図31
Description
(1)オーディオ信号がビデオ信号と一体化されており、オーディオ信号の記録容量が少ない。
(2)オーディオ信号の時間を管理することができない。
(3)曲名などの簡単な文字情報を取り出すことができない。
すなわち、
前記オーディオデータを含む複数のオーディオオブジェクト(AOB)からなるオーディオタイトルセット(ATS)と、前記オーディオデータに関するスチルピクチャデータを有するスチルピクチャセット(SPS)とを有し、
前記SPSが前記オーディオデータに関するスチルピクチャデータであるオーディオ・スチル・ビデオ(ASV)を含むオーディオ・スチル・ビデオ・オブジェクト(ASVOB)を1又は複数有し、また、前記ASVOBを再生するためのスタートアドレスマップを有するスチルピクチャインフォメーション(SPSI;ASVSIともいう)とを含み、
前記ASVOBは、
スチルピクチャのボタン操作用ハイライトデータからなるハイライトパック及びボタン表示用サブピクチャデータからなるサブピクチャパックを実質的に有さず、前記スチルピクチャデータからなるスチルピクチャパックを有する第1のASVOBと、
前記ハイライトパック及びサブピクチャパックとスチルピクチャパックを有する第2のASVOBの2種類で構成されており、
前記SPSIは前記第2のASVOBのサプピクチャデータをデコードするためのパレット情報(ASVOBSサブピクチャパレット)を有しており、
さらに、前記ATSが前記AOBの再生順を制御するためのオーディオタイトルセット・プログラムチェーンインフォメーションテーブル(ATS−PGCIT)を含むオーディオタイトルセット・インフォメーション(ATSI)を有し、
このオーディオタイトルセット・プログラムチェーンインフォメーションテーブル(ATS−PGCIT)が、前記SPS内の1又は複数のオーディオ・スチル・ビデオ・オブジェクト(ASVOB)にそれぞれ対応するオーディオ・スチル・ビデオ(ASV)の再生順を制御するための制御情報(ATS−ASV−PBIT)を有している、
データ構造であって、
前記スチルピクチャパックがパックヘッダとスチルピクチャパケットを有し、前記スチルピクチャパケットがパケットヘッダとスチルピクチャデータを有し、前記スチルピクチャパックが前記第1のASVOB又は第2のASVOBの最初のスチルピクチャパックである場合に、その旨を示す情報がそのパックのパケットヘッダに設けられるデータ構造にフオ−マット化するステツプと、からなるオ−デイオ信号のエンコ−ド方法。
2)請求項1に記載のオ−デイオ信号のエンコ−ド方法によりエンコ−ドされて生成されたデ−タのデコ−ド方法であって、
前記スチルピクチャインフォメーション(SPSI;ASVSIともいう)に配置される前記第2のASVOBのサプピクチャを復元するためのパレット情報(ASVOBSサブピクチャパレット)をデコードする第1のデコードのステップと、
前記第2のASVOBに配置されるハイライトパック及びサブピクチャパックとスチルピクチャパックからハイライトデータ、サブピクチャデータ及びスチルピクチャデータをデコードする第2のデコードのステップと、
少なくとも前記第1のデコードのステップから取り出された情報に基づいて、前記第2のデコードのステップで取り出されたサブピクチャデータを復元してハイライトデータとスチルピクチャデータと共に出力するステップとを、
有するデコード方法。
本発明では、最初のACBSにはメニュー画面を表示するためのメニュー情報が記録される。これはDVDビデオと同様のものであり説明を省く。
・図4に詳しく示すオーディオマネージャインフォメーション(AMGI)と、・AMGメニュー用のオーディオコンテンツブロックセット(AMGM−ACBS)と、
・バックアップ用のAMGI
を有する。AMGM−ACBSはコントロール情報として
・プレゼンテーションコントロールインフォメーション(PCI)と、
・データサーチインフォメーション(DSI)
を有する。
・図7に詳しく示すオーディオタイトルセットインフォメーション(ATSI)と、
・ATSメニュー用のオーディオコンテンツブロックセット(ATSM−ACBS)と、
・ATSタイトル用のオーディオコンテンツブロックセット(ATSA−ACBS)と、
・バックアップ用のATSI
を有する。ATSM−ACBSとATSA−ACBSは共に、前述(図2)したPCIとDSIを有する。
・AMGIのマネージメントテーブル(AMGI−MAT)と、
・タイトルのサーチポインタテーブル(T−SRPT)と、
・オーディオマネージャメニューPGCIユニットテーブル(AMGM−PGCI−UT)と、
・ペアレンタルマネージメントインフォメーションテーブル(PTL−MAIT)と、
・図5に詳しくオーディオタイトルセット・アトリビュートテーブル(ATS−ATRT)と、
・テキストデータマネージャ(TXTDT−MG)と、
・オーディオマネージャメニューセル(インデックス)アドレステーブル(AMGM−C−ADT)と、
・オーディオマネージャメニュー・オーディオコンテンツブロックユニット・アドレスレスマップ(AMGM−ACBU−ADMAP)
を有する。
・オーディオタイトルセットアトリビュートテーブルインフォメーション(ATS−ATRTI)と、
・複数(n)個のATSの各々のオーディオタイトルセットアトリビュートサーチポインタ(ATS−ATR−SRP#1〜#n)と、
・図6に詳しく示すような複数(n)個のATSの各々のオーディオタイトルセット・アトリビュートデータ(ATS−ATR−#1〜#n)
を有する。
・ATS−ATR−EA(エンドアドレス)と、
・ATS−CAT(カテゴリ)と、
・ATS−ATRI(インフォメーション)
を有する。
・図8に詳しく示すオーディオタイトルセットインフォメーション・マネージメントテーブル(ATSI−MAT)と、
・オーディオタイトルセット・パートオブタイトル・サーチポインタテーブル(ATS−PTT−SRPT)と、
・オーディオタイトルセット・プログラムチェーンインフォメーションテーブル(ATS−PGCIT)と、
・オーディオタイトルセットメニュー・PGCI・ユニットテーブル(ATSM−PGCI−UT)と、
・オーディオタイトルセット・タイムマップテーブル(ATS−TMAPT)と、
・オーディオタイトルセットメニュー・セル・アドレステーブル(ATSM−C−ADT)と、
・オーディオタイトルセットメニュー・オーディオコンテンツブロックユニット・アドレスマップ(ATSM−ACBU−ADMAP)と、
・オーディオタイトルセット・セル・アドレステーブル(ATS−C−ADT)と、
・オーディオタイトルセット・オーディオコンテンツブロックユニット・アドレスマップ(ATS−ACBU−ADMAP)
を有する。
・ATS−ID(識別子)と、
・ATS−EA(エンドアドレス)と、
・ATSI−EAと、
・VERN(DVDオーディオスペックのバージョン番号)と、
・ATS−CAT(カテゴリ)と、
・ATSI−MAT−EAと、
・ATSM−ACBS−SA(スタートアドレス)と、
・ATSA−ACBS−SAと、
・ATS−PTT−SRPT−SAと、
・ATS−PGCIT−SAと、
・ATSM−PGCI−UT−SAと、
・ATS−TMAP−SAと、
・ATSM−C−ADT−SAと、
・ATSM−ACBU−ADMAP−SAと、
・図9に詳しく示すようなATSM−AST−ATR(ATSMのオーディオストリーム・アトリビュート)と、
・ATS−AST−Ns(ATSのオーディオストリームの数)と、
・図10に詳しく示すようなATS−AST−ATRT(ATSのオーディオストリーム・アトリビュートテーブル)
を有する。
000b:ドルビーAC−3
010b:MPEG−1又はMPEG−2(拡張ビットストリーム無し)
011b:MPEG−2(拡張ビットストリーム有り)
100b:リニヤPCMオーディオ
101b:リニヤPCMオーディオ(2ch+5ch、2ch+6ch、2ch+8chを含む。)
・オーディオ符号化モードが「000b」の場合には「11b」
・オーディオ符号化モードが「010b」又は「011b」の場合、
00b:MPEGオーディオストリーム内にダイナミックレンジコントロールデータが存在しない
01b:MPEGオーディオストリーム内にダイナミックレンジコントロールデータが存在する
10b,11b:保留
・オーディオ符号化モードが「100b」、「101b」の場合、ステレオ2chに対して
00b:16ビット
01b:20ビット
10b:24ビット
11b:保留
ステレオ2chに対して
00b:48kHz
01b:96kHz
10b:192kHz
(4)オーディオチャネル数(3ビットb50〜b48)
000b:1ch(モノラル)
001b:2ch(ステレオ)
010b:3ch
011b:4ch
100b:(ステレオ2ch+5ch)
101b:(ステレオ2ch+6ch)
110b:7ch
111b:(ステレオ2ch+8ch)
(5)マルチチャネル・イクステンション(1ビットb60)と、
(6)オーディオタイプ(2ビットb59、b58)と、
(7)オーディオアプリケーションモード(2ビットb57、b56)と、
(8)そのストリーム(AST)の間引き情報(2ビットb47、b46)と、(9)LFE(Low Frequency Effect)1chのみの間引き情報(2ビットb45、b44)
の各データを有する。そして、このDVDオーディオディスクの(7)オーディオアプリケーションモードには、
11b:2ch+サラウンドモード
が記録され、また、(8)そのストリームの間引き情報と、(9)LFE1chのみの間引き情報には共に、帯域情報として
00b:フル(1/1)
01b:ハーフ(1/2)
10b:クオータ(1/4)
が記録される。
ステレオ2ch :48kHz、20ビット
フロント3ch :96kHz、16ビット
リヤ2ch、LFE1ch:48kHz、16ビット(間引きなし)
図9に示すオーディオタイトルセットメニュー・オーディオストリーム・アトリビュートデータ(ATSM−AST−ATR)にはステレオ2chの属性として
(1)オーディオ符号化モード
101b:リニヤPCMオーディオ(2ch+5ch、2ch+6ch、2ch+8chを含む。)
(2)量子化/DRC
01b:20ビット
(3)サンプリング周波数fs
00b:48kHz
(4)オーディオチャネル数
101b:(ステレオ2ch+6ch)
が記録される。
(1)オーディオ符号化モード
101b:リニヤPCMオーディオ(2ch+5ch、2ch+6ch、2ch+8chを含む。)
(2)量子化/DRC
01b:20ビット
(3)サンプリング周波数fs
00b:48kHz
(4)オーディオチャネル数
001b:2ch(ステレオ)
(7)オーディオアプリケーションモード
11b:2ch+サラウンドモード
(8)そのストリームの間引き情報
00b:フル(1/1)
(9)LFE1chのみ間引き情報
00b:フル(1/1)
が記録される。
(1)オーディオ符号化モード
101b:リニヤPCMオーディオ(2ch+5ch、2ch+6ch、2ch+8chを含む。)
(2)量子化/DRC
00b:16ビット
(3)サンプリング周波数fs
01b:96kHz
(4)オーディオチャネル数
010b:3ch
(7)オーディオアプリケーションモード
11b:2ch+サラウンドモード
(8)そのストリームの間引き情報
00b:フル(1/1)
(9)LFE1chのみ間引き情報
00b:フル(1/1)
が記録される。
(1)オーディオ符号化モード
101b:リニヤPCMオーディオ(2ch+5ch、2ch+6ch、2ch+8chを含む。)
(2)量子化/DRC
00b:16ビット
(3)サンプリング周波数fs
00b:48kHz
(4)オーディオチャネル数
010b:3ch
(7)オーディオアプリケーションモード
11b:2ch+サラウンドモード
(8)そのストリームの間引き情報
00b:フル(1/1)
(9)LFE1chのみ間引き情報
00b:フル(1/1)
が記録される。
1.ISO646
2.ISO8859−1
3.MS−JIS
6バイトの表示アイテム情報は、図15に示すフリースペース「1」「2」、データポインタの有無、IDを示す。ネームスペースはマンダトリーであり、タイトルネーム、ミュージックネーム、アーティストネームは必ず記述する。
1.コンテンツ内に画像(V)データがない場合、
(1)タイトル、曲、インデックスの3階層に対するサーチ、ランダムアクセスが可能になる。
(2)GOF(オーディオフレーム)単位の頭出し、タイムサーチ、ランダムアクセスが可能になる。
(3)タイトル、曲、インデックスの時間を実時間で管理することができる。
2.コンテンツ内に画像(V)データがある場合、
オーディオデータに関しては、
上記(1)〜(3)の他に、
(4)タイトル、曲中の現在時間、残り時間を実時間で表示、管理することができる。
(1)タイトル、PTT、セルの3階層に対するサーチ、ランダムアクセスが可能になる。
(2)ビデオフレーム単位の頭出し、タイムサーチ、ランダムアクセスが可能になる。
(3)タイトル、PTT、セルの時間を実時間で管理することができる。
(4)PTT又はタイトル中の現在時間、残り時間をビデオフレーム単位時間で表示、管理することができる。
次に、TOC(Table Of Contents)情報を用いた第2の実施形態について説明する。図19に示すように、AMGI(オーディオマネージャインフォメーション)の空きエリアに対して、図20に詳しく示すようなTOCを追加して記録し、再生装置はこのTOC情報にアクセスして曲の頭出しを行う。図20は一例として、CDのリードインエリアに記録されている一般的なTOC情報を示し、同じ情報が3回繰り返して記録されている。なお、本発明のDVDオーディオディスク1に記録する場合にはこのように繰り返してもよく、また、繰り返さなくてもよい。
また、DVDビデオディスクのフォーマットは図25及び図1(a)に示すようにATSやANV−TSを含まず、VTSのみにより構成されている。
・4ビット(b63〜b60)のオーディオ符号化モードと、
・1ビット(b59)のダウンミックス(D−M)モードと、
・3ビット(b58〜b56)のマルチチャネル構造と、
・4ビット(b55〜b52)のチャネルグループ1の量子化ビット数Q1と、・4ビット(b51〜b48)のチャネルグループ2の量子化ビット数Q2と、・4ビット(b47〜b44)のチャネルグループ1のサンプリング周波数fs1と、
・4ビット(b43〜b40)のチャネルグループ2のサンプリング周波数fs2と、
・3ビット(b39〜b37)の保留領域と、
・5ビット(b36〜b32)のチャネル割り当てと、
・残り32ビット(b31〜b0)の保留領域により構成されている。なお、残りの32ビット(b31〜b0)は各チャネルの属性データ用として用いられる。
(1)オーディオ符号化モード(b63〜b60)
0000b:リニアPCMモード
0001b:圧縮オーディオ(ドルビーデジタル)用に保留
0010b:圧縮オーディオ(MPEG2拡張無し)用に保留
0011b:圧縮オーディオ(MPEG2拡張有り)用に保留
0100b:圧縮オーディオ(DTS)用に保留
0101b:圧縮オーディオ(SDDS)用に保留
その他 :その他の符号化モード用に保留
(2)ダウンミックスモード(b59)
0b:ダウンミックスステレオ出力許可
1b:ダウンミックスステレオ出力禁止
(3)マルチチャネル構造のタイプ(b58〜b56)
000b:タイプ1
その他 :保留
0000b:16ビット
0001b:20ビット
0010b:24ビット
その他 :保留
(5)チャネルグループ2の量子化ビット数Q(b51〜b48)
・チャネルグループ1の量子化ビット数Qが「0000b」の場合には「0000b」
・チャネルグループ1の量子化ビット数Qが「0001b」の場合には「0000b」又は「0001b」
・チャネルグループ1の量子化ビット数Qが「0010b」の場合には「0000b」、「0001b」又は「0010b」
ただし、0000b:16ビット
0001b:20ビット
0010b:24ビット
その他 :保留
0000b:48kHz
0001b:96kHz
0010b:192kHz
1000b:44.1kHz
1001b:88.2kHz
1010b:176.4kHz
その他 :保留
・チャネルグループ1のサンプリング周波数fs1が「0000b」の場合には「0000b」
・チャネルグループ1のサンプリング周波数fs1が「0001b」の場合には「0000b」又は「0001b」
・チャネルグループ1のサンプリング周波数fs1が「0010b」の場合には「0000b」、「0001b」又は「0010b」
・チャネルグループ1のサンプリング周波数fs1が「1000b」の場合には「1000b」
・チャネルグループ1のサンプリング周波数fs1が「1001b」の場合には「1000b」又は「1001b」
・チャネルグループ1のサンプリング周波数fs1が「1010b」の場合には「1000b」、「1001b」又は「1010b」
・8ビットのサブストリームIDと、
・4ビットの保留領域と、
・4ビットのISRC番号と、
・8ビットのISRCデータと、
・8ビットのプライベートヘッダ長と、
・16ビットの第1アクセスユニットポインタと、
・1ビットのオーディオ・エンファシス・フラグF1と、
・1ビットのオーディオ・エンファシス・フラグF2などにより構成されている。
xb1,x1 ,xa1,x2,xb2,x3,xa2,
・・・,xbi,x2i-1,xai,x2i,・・・
に変換される。このデータ列(xbi,x2i-1,xai,x2i)は図30に詳しく示す信号処理回路32及びメモリ33によりエンコードされ、次いでDVDオーディオフォーマット化部34に印加される。
xc1,*,*,*,xc2,*,*,*,xc3,*,*,*,・・・,xci,*,*,*,・・・
を得、次にこのデータ列の内、データ「*」を間引き回路37により間引くことによりデータ列
xc1,xc2,xc3,・・・,xci,・・・
を生成する。ここで、データ列xciはA/Dコンバータ31によりA/D変換されたデジタルデータを帯域制限してサンプリング周波数を1/4に低減したデータ列となっている。
xb1,xa1,xb2,xa2,・・・,xbi,xai,・・・
を生成する。
xbi−xci=Δ1i
xai−xci=Δ2i
を演算する。ここで、差分データΔ1i、Δ2iは、例えば24ビット又はそれ以下であり、また、ビット数は固定でも可変でもよい。
・ATSI(ATSインフォメーション)と、
・図32〜図37に詳しく示すオーディオ・オンリ・タイトル用のオーディオ・オブジェクト・セット(AOTT−AOBS)と
・バックアップ用のATSIにより構成されている。ATSIは先頭から順に
・図39〜図44に詳しく示すATSI−MAT(ATSIマネージメント・テーブル)と
・図45〜図57に詳しく示すATS−PGCIT(ATSプログラム・チェーン・インフォメーション・テーブル)により構成されている。
・8ビットのサブストリームIDと、
・3ビットの保留領域と、
・5ビットのUPC/EAN−ISRC(ユニバーサル・プロダクト・コード:Universal Product Code/ヨーロピアン・アーティクル・ナンバー・インターナショナル・スタンダード・レコーディング・コード:European Article Number-International Standard Recording Code)番号と、
・8ビットのUPC/EAN−ISRCデータと、
・8ビットのプライベートヘッダ長と、
・16ビットの第1アクセスユニットポインタと、
・8バイトのオーディオデータインフォメーション(ADI)と
・0〜8バイトのスタッフィングバイト
により構成されている。
・1ビットのオーディオ・エンファシス・フラグと、
・1ビットの保留領域と、
・1ビットのダウンミックスモードと、
・1ビットのダウンミックスコード有効性と、
・4ビットのダウンミックスコードと、
・4ビットのグループ「1」の量子化ワード長「1」と、
・4ビットのグループ「2」の量子化ワード長「2」と、
・4ビットのグループ「1」のオーディオ・サンプリング周波数fs1と、
・4ビットのグループ「2」のオーディオ・サンプリング周波数fs2と、
・4ビットの保留領域と、
・4ビットのマルチチャネルタイプと、
・3ビットのチャネルグループ「2」のビットシフトデータ(図36参照)と
・5ビットのチャネル割り当て情報(図42参照)と、
・8ビットのダイナミックレンジ制御情報
・8×2ビットの保留領域
により構成されている。
(1)UPC/EAN−ISRC番号=1の場合
上位2ビットb7、b6:保留
下位6ビットb5〜b0:カントリコード(ISRC#1)
(2)UPC/EAN−ISRC番号=2の場合
上位2ビットb7、b6:保留
下位6ビットb5〜b0:カントリコード(ISRC#2)
(3)UPC/EAN−ISRC番号=3の場合
上位2ビットb7、b6:保留
下位6ビットb5〜b0:コピーライトホルダコード(ISRC#3)
(4)UPC/EAN−ISRC番号=4の場合
上位2ビットb7、b6:保留
下位6ビットb5〜b0:コピーライトホルダコード(ISRC#4)
(5)UPC/EAN−ISRC番号=5の場合
上位2ビットb7、b6:保留
下位6ビットb5〜b0:コピーライトホルダコード(ISRC#5)
(6)UPC/EAN−ISRC番号=6の場合
上位4ビットb7〜b4:保留
下位4ビットb3〜b0:レコーディングイヤー(ISRC#6)
(7)UPC/EAN−ISRC番号=7の場合
上位4ビットb7〜b4:保留
下位4ビットb3〜b0:レコーディングイヤー(ISRC#7)
Lmax2>Lmax1=Lmax3>Lmax4>Lmax5>Lmax6
そして、グループ「1」のCh1〜Ch3のワード長はそのままにして、この例ではCh2の値が最も大きいので、グループ「2」のCh4〜Ch6の各レベルを(0−Lmax2)dBだけアップシフトしてLSB側0〜4ビットを削減する。なお、図36に示す例ではCh4〜Ch6の各レベルが最大ビット数=4だけアップシフトされて20ビットに削減されたことを示している。
・1バイトのサブストリームIDと、
・2バイトのUPC/EAN−ISRC番号及びデータ(図ではこれらを単にISRCと表記)と、
・1バイトのプライベートヘッダ長と、
・1バイトのRTI情報IDと、
・0〜7バイトのスタッフィングバイト
により構成されている。
上記UPC/EAN−ISRC番号及びデータは、SPCTパックに収められるスチルピクチャの著作権に関するUPC/EAN−ISRC番号及びデータである。
・12バイト(RBP0〜11)のATS識別子(ATS−ID)と、
・4バイト(RBP12〜15)のATSのエンドアドレス(ATS−EA)と、
・12バイト(RBP16〜27)の保留領域と、
・4バイト(RBP28〜31)のATSIのエンドアドレス(ATSI−EA)と、
・2バイト(RBP32〜33)のバージョン番号(VERN)と、
・94バイト(RBP34〜127)の保留領域と、
・4バイト(RBP128〜131)のATSI−MATのエンドアドレスと、・60バイト(RBP132〜191)の保留領域と、
・4バイト(RBP192〜195)のAOTT用のVTSのスタートアドレスと、
・4バイト(RBP196〜199)のAOTT用のAOBSのスタートアドレス又はAOTT用のVOBSのスタートアドレスと、
・4バイト(RBP200〜203)の保留領域と、
・4バイト(RBP204〜207)のATS−PGCITのスタートアドレスと、
・48バイト(RBP208〜255)の保留領域と、
・128(16×8)バイト(RBP256〜383)のAOTT用のAOBのアトリビュート(AOTT−AOB−ATR)又はAOTT用のVOBのオーディオストリームのアトリビュート(AOTT−VOB−AST−ATR)と、
・288(18×8)バイト(RBP384〜661)の、マルチチャネルオーディオデータを2チャネルにダウンミックスするための係数(ATS−DM−COEFT#0〜#15)と、
・32バイト(RBP672〜703)の保留領域と、
・2バイト(RBP704〜705)の、AOTT用のAOBSにおけるスチルピクチャデータのアトリビュート(ATS−SPCT−ATR)と、
・1342バイト(RBP706〜2047)の保留領域により構成されている。
・8ビット(b127〜b120)のオーディオ符号化モードと、
・8ビット(b119〜b112)の保留領域と、
・4ビット(b111〜b108)のチャネルグループ「1」の量子化ビット数Q1と、
・4ビット(b107〜b104)のチャネルグループ「2」の量子化ビット数Q2と、
・4ビット(b103〜b100)のチャネルグループ「1」のサンプリング周波数fs1と、
・4ビット(b99〜b96)のチャネルグループ「2」のサンプリング周波数fs2と、
・3ビット(b95〜b93)のマルチチャネル構造のタイプと、
・5ビット(b92〜b88)のチャネル割り当てと、
・8ビット×11(b87〜b0)の保留領域により構成されている。
・8ビット(b127〜b120)のオーディオ符号化モードと、
・8ビット(b119〜b112)の保留領域と、
・4ビット(b111〜b108)の量子化ビット数Qと、
・4ビット(b107〜b104)の保留領域と、
・4ビット(b103〜b100)のサンプリング周波数fsと、
・4ビット(b99〜b96)の保留領域と、
・3ビット(b95〜b93)のマルチチャネル構造のタイプと、
・5ビット(b92〜b88)のチャネル割り当てと、
・3ビット(b87〜b85)のデコーディング・オーディオ・ストリーム数と、
・5ビット(b84〜b80)の保留領域と、
・2ビット(b79、b78)のMPEGオーディオ用DRCと、
・2ビット(b77、b76)の保留領域と、
・4ビット(b75〜b72)の圧縮オーディオチャネル数と、
・8ビット×9(b71〜b0)の保留領域により構成されている。
(1)オーディオ符号化モード(b127〜b120)
00000000b:リニアPCMモード
00000001b:圧縮オーディオ(ドルビーデジタル)用に保留
00000010b:圧縮オーディオ(MPEG2拡張無し)用に保留
00000011b:圧縮オーディオ(MPEG2拡張有り)用に保留
00000100b:圧縮オーディオ(DTS)用に保留
00000101b:圧縮オーディオ(SDDS)用に保留
その他 :その他の符号化モード用に保留
図42は1チャネル(モノラル)から6チャネルまでのグループ「1」、「2」のチャネル割当情報を示している。ちなみに、図に示す記号を以下に説明する。
C(mono):モノラル
L,R :2チャネルステレオ
Lf :マルチチャネルのレフトフロント
Rf :マルチチャネルのライトフロント
C :マルチチャネルのセンター
LFE :マルチチャネルのLow Frequency Effect
S :マルチチャネルのサラウンド
Ls :マルチチャネルのレフトサラウンド
Rs :マルチチャネルのライトサラウンド
「0」又は「1」
(10)MPEGオーディオ用DRC(b79、b78)
00b:MPEGオーディオストリーム内にDRCデータが存在しない。
01b:MPEGオーディオストリーム内にDRCデータが存在する。
オーディオ符号化モードがリニヤPCMオーディオの場合には「1111b」 0000b:1ch(モノ)
0001b:2ch(ステレオ)
0010b:3ch
0011b:4ch
0100b:5ch
0101b:6ch
0110b:7ch
0111b:8ch
その他 :保留
・2ビット(b15、b14)のビデオ圧縮モードと、
・2ビット(b13、b12)のTVシステムと、
・2ビット(b11、b10)のアスペクト比と、
・2ビット(b9、b8)のディスプレイモードと、
・2ビット(b7、b6)の保留領域と、
・3ビット(b5〜b3)のソースピクチャの解像度と、
・3ビット(b2〜b0)の保留領域により構成されている。
(1)ビデオ圧縮モード(b15、b14)
00b:MPEG1対応
01b:MPEG2対応
その他:保留
(2)TVシステム(b13、b12)
00b:525/60
01b:625/60
その他:保留
(3)アスペクト比(b11、b10)
00b:4:3
11b:16:9
その他:保留
(4)ディスプレイモード(b9、b8)
00b:保留
01b:保留
10b:レターボックスのみ許可
11b:記述しない。
(5)ソースピクチャの解像度(b5〜b3)
000b:720×480(525/60システム)
720×576(625/60システム)
その他:保留
・図46に詳しく示すオーディオ・タイトルセットPGCIテーブル・インフォメーション(ATS−PGCITI)と、
・図47、図48に詳しく示すn個のオーディオ・タイトルセットPGCIサーチポインタ(ATS−PGCI−SRP#1〜#n)と
・図49に詳しく示す複数のオーディオ・タイトルセットPGCIにより構成されている。
・2バイトのATS−PGCI−SRP#1〜#nの数と、
・2バイトの保留領域と、
・4バイトのATS−PGCITのエンドアドレスにより構成されている。ATS−PGCI−SRP#1〜#nの各々は、図47に詳しく示すように8バイトで構成され、先頭から順に
・図48に詳しく示す4バイトのATS−PGCのカテゴリ(ATS−PGC−CAT)と
・4バイトのATS−PGCIのエンドアドレスにより構成されている。
・1ビット(b31)のエントリータイプと、
・7ビット(b30〜b24)のATSオーディオタイトル数(ATS−TTN)と、
・2ビット(b23、b22)のブロックモードと、
・2ビット(b21、b20)のブロックタイプと、
・4ビット(b19〜b16)のオーディオチャネル数と、
・8ビット(b15〜b8)のオーディオ符号化モードと、
・8ビット(b7〜b0)の保留領域により構成されている。
(1)エントリータイプ(b31)
0b:エントリーPGCでない
1b:エントリーPGC
(2)ATSオーディオタイトル数(b30〜b24)
このATSのオーディオタイトル数を「1」〜「99」の範囲で記述する。
(3)ブロックモード(b23、b22)
00b:ATS−PGCブロックのATS−PGCでない
01b:ATS−PGCブロックの最初のATS−PGC
10b:保留
11b:ATS−PGCブロックの最後のATS−PGC
(4)ブロックタイプ(b21、b20)
00b:このブロックの一部でない
01b:オーディオコーディングモードのみの差分のブロック
10b:オーディオチャネルのみの差分のブロック
11b:オーディオコーディングモードとオーディオチャネルの両方の差分のブロック
(5)オーディオチャネル数(b19〜b16)
0000b:2チャネル以下
0001b:2チャネルを超える
・図50、図51に詳しく示すATS−PGCジェネラル・インフォメーション(ATS−PGC−GI)と、
・図52〜図56に詳しく示すATSプログラム・インフォメーション・テーブル(ATS−PGIT)と
・図55〜図57に詳しく示すATSセル・プレイバック・インフォメーション・テーブル(ATS−C−PBIT)により構成されている。
・図51に詳しく示す4バイト(RBP0〜3)のATS−PGCコンテンツ(ATS−PGC−CNT)と、
・4バイト(RBP4〜7)のATS−PGCプレイバック・タイム(ATS−PGC−PB−TM)と、
・2バイト(RBP8、9)の保留領域と、
・2バイト(RBP10、11)のATS−PGITのスタートアドレスと、
・2バイト(RBP12、13)のATS−C−PBITのスタートアドレスと、
・2バイト(RBP14、15)の保留領域により構成されている。
・17ビット(b31〜b15)の保留領域と、
・7ビット(b14〜b8)のプログラム数と
・8ビット(b7〜b0)のセル数により構成されている。プログラム数は「1」〜「99」の範囲であり、セル数は「1」〜「255」の範囲である。
・図54に詳しく示す4バイト(RBP0〜3)のATS−PGコンテンツ(ATS−PG−CNT)と、
・1バイト(RBP4)のATS−PGのエントリセル番号と、
・1バイト(RBP5)の保留領域と、
・4バイト(RBP6〜9)のATS−PGの最初のオーディオセルのスタート・プレゼンテーション・タイム(FAC−S−PTM)と、
・4バイト(RBP10〜13)のATS−PGプレイバック・タイムと、
・4バイト(RBP14〜17)のATS−PGポーズ・タイムと、
・1バイト(RBP18)の保留領域(著作権管理データCMI用)と、
・1バイト(RBP19)の保留領域
により構成されている。
・1ビット(b31)の、前回と今回のPGの関係(R/A)と、
・1ビット(b30)のSTC不連続性フラグ(STC−F)と、
・3ビット(b29〜b27)のアトリビュート数(ATRN)と、
・3ビット(b26〜b24)のチャネルグループ(ChGr)「2」のビットシフトデータと、
・2ビット(b23、b22)の保留領域と、
・1ビット(b21)のダウンミックスモード(D−M)と、
・1ビット(b20)のダウンミックス係数の有効性(図示※)と、
・4ビット(b19〜b16)のダウンミックス係数テーブル番号(DM−COEFTN)と、
・各々が1ビット、合計16ビット(b15〜b0)のRTIフラグF15〜F0により構成されている。
・1バイト(RBP0)のATS−Cのインデックス番号と、
・図57に詳しく示す1バイト(RBP1)のATS−Cタイプ(ATS−C−TY)と、
・2バイト(RBP2、3)の保留領域と、
・4バイト(RBP4〜7)のATS−Cのスタートアドレスと、
・4バイト(RBP8〜11)のATS−Cのエンドアドレスにより構成されている。
・2ビット(b7、b6)のATSセル要素(ATS−C−COMP)と、
・2ビット(b5、b4)の保留領域と
・4ビット(b3〜b0)のATSセル用途(ATS−C−Usage)により構成されている。
(1)ATSセル要素(b7、b6)
00b:オーディオデータのみから成るオーディオセル
01b:オーディオデータとリアルタイムインフォメーションから成るオーディオセル
10b:サイレンス用のオーディオデータのみから成るサイレンスセル
11b:スチルピクチャのみから成るピクチャセル
(2)ATSセル用途(b3〜b0)
0000b:記述無し
0001b:スポットライトパート
その他 :保留
1)静止画SPが得られると、オーディオ信号Aの再生を中断してミュートする。
2)静止画SPが得られると、時間制御信号に基づいてオーディオ信号Aと共に再生する。これをスライドショーと呼ぶ。
3)静止画SPが得られると、ユーザに指示されたページめくりコマンドに基づいてページめくり再生する。このときオーディオ信号Aはそのまま再生する。これをブラウザブルと呼ぶ。
・12バイトのASVS−IDと、
・2バイトのASVUの数と、
・2バイトの保留エリアと、
・4バイトのASVOBSスタートアドレスと、
・4バイトのASVOBSエンドアドレスと、
・2バイト×4のASVUアトリビュート#0〜#3と、
・4バイト×16のASVOBSサブピクチャパレット#0〜#15と、
・8バイト×99のASVU#1〜#99一般情報
により構成されている。
・1つのASVOB内には1つのスチルピクチャ(SPCT)データのみが含まれる。
・1つのASVOB内には1つのハイライト(HLT)インフォメーションデータのみを含むことができる。ハイライトインフォメーションはスチルピクチャのボタンを操作するために用いられる。
・1つのASVOB内にはスチルピクチャモードに応じて1ないし3のサブピクチャ(SP)データを含むことができる。SPデータはスチルピクチャのボタンを表示するために用いられる。
・1バイトのASVU番号と、
・1バイトのASVディスプレイモード(ASV−DMOD)と、
・2バイトのATS−ASV−PBIスタートアドレスと、
・2バイトのATS−ASV−PBIエンドアドレスと
により構成されている。
・4ビット(b7〜b4)の保留エリアと、
・2ビット(b3、b2)のディスプレイタイミングモードと、
・2ビット(b1、b0)のディスプレイオーダモードと
により構成されている。上記データを以下に詳しく示す。
(1)ディスプレイタイミングモード
00b:スライドショー
01b:ブラウザブル
その他:保留
(2)ディスプレイオーダモード
00b:シーケンシャル
01b:ランダム
11b:シャッフル
その他:保留
・8ビット(b79〜b72)のASV番号と、
・8ビット(b71〜b64)の保留領域と、
・8ビット(b63〜b56)の、ASVのスタート時に強制的に選択されるボタン番号(FOSL−BTNN)と、
・8ビット(b55〜b48)の、ASVのスタート時にプレーバックされるプログラム番号と、
・8ビット×4(b47〜b16)のディスプレイスタートタイミング(31〜0)と、
・4ビット(b15〜b12)のスタートエフェクトモードと、
・4ビット(b11〜b8)のスタートエフェクト期間と、
・4ビット(b7〜b4)のエンドエフェクトモードと、
・4ビット(b3〜b0)のエンドエフェクト期間と
により構成されている。
(1)ディスプレイスタートタイミング(31〜0)は、スタートPTSからのディスプレイのスタートタイミングを示し、31〜0/90000(秒)を表す。
(2)スタートエフェクトモード(b15〜b12)
0000b:カットイン
0001b:フェードイン
0010b:ディゾルブ
0011b:ワイプ・フロム・トップ
0100b:ワイプ・フロム・ボトム
0101b:ワイプ・フロム・レフト
0110b:ワイプ・フロム・ライト
0111b:ワイプ・ダイアゴナル・レフト
1000b:ワイプ・ダイアゴナル・ライト
その他 :保留
(3)エンドエフェクトモード(b7〜b4)
0000b:カットアウト
0001b:フェードアウト
その他 :(2)スタートエフェクトモード(b15〜b12)と同じ
AOB オーディオオブジェクト
AOBS オーディオオブジェクトセット
ATSI オーディオタイトルセット・インフォメーション
ATSI−MAT オーディオタイトルセット・インフォメーション・マネージメント・テーブル
RTIパック 第2のパック
SPS スチルピクチャセット
ASVS オーディオ・スチル・ビデオ・セット
SPCTパック 第3のパック
Claims (2)
- アナログオ−デイオ信号をA/D変換してオ−デイオデ−タを生成するステツプと、
前記オーディオデータを含む複数のオーディオオブジェクト(AOB)からなるオーディオタイトルセット(ATS)と、前記オーディオデータに関するスチルピクチャデータを有するスチルピクチャセット(SPS)とを有し、
前記SPSが前記オーディオデータに関するスチルピクチャデータであるオーディオ・スチル・ビデオ(ASV)を含むオーディオ・スチル・ビデオ・オブジェクト(ASVOB)を1又は複数有し、また、前記ASVOBを再生するためのスタートアドレスマップを有するスチルピクチャインフォメーション(SPSI;ASVSIともいう)とを含み、
前記ASVOBは、
スチルピクチャのボタン操作用ハイライトデータからなるハイライトパック及びボタン表示用サブピクチャデータからなるサブピクチャパックを実質的に有さず、前記スチルピクチャデータからなるスチルピクチャパックを有する第1のASVOBと、
前記ハイライトパック及びサブピクチャパックとスチルピクチャパックを有する第2のASVOBの2種類で構成されており、
前記SPSIは前記第2のASVOBのサプピクチャデータをデコードするためのパレット情報(ASVOBSサブピクチャパレット)を有しており、
さらに、前記ATSが前記AOBの再生順を制御するためのオーディオタイトルセット・プログラムチェーンインフォメーションテーブル(ATS−PGCIT)を含むオーディオタイトルセット・インフォメーション(ATSI)を有し、
このオーディオタイトルセット・プログラムチェーンインフォメーションテーブル(ATS−PGCIT)が、前記SPS内の1又は複数のオーディオ・スチル・ビデオ・オブジェクト(ASVOB)にそれぞれ対応するオーディオ・スチル・ビデオ(ASV)の再生順を制御するための制御情報(ATS−ASV−PBIT)を有している、
データ構造であって、
前記スチルピクチャパックがパックヘッダとスチルピクチャパケットを有し、前記スチルピクチャパケットがパケットヘッダとスチルピクチャデータを有し、前記スチルピクチャパックが前記第1のASVOB又は第2のASVOBの最初のスチルピクチャパックである場合に、その旨を示す情報がそのパックのパケットヘッダに設けられるデータ構造にフオ−マット化するステツプと、からなるオ−デイオ信号のエンコ−ド方法。 - 請求項1に記載のオ−デイオ信号のエンコ−ド方法によりエンコ−ドされて生成されたデ−タのデコ−ド方法であって、
前記スチルピクチャインフォメーション(SPSI;ASVSIともいう)に配置される前記第2のASVOBのサプピクチャを復元するためのパレット情報(ASVOBSサブピクチャパレット)をデコードする第1のデコードのステップと、
前記第2のASVOBに配置されるハイライトパック及びサブピクチャパックとスチルピクチャパックからハイライトデータ、サブピクチャデータ及びスチルピクチャデータをデコードする第2のデコードのステップと、
少なくとも前記第1のデコードのステップから取り出された情報に基づいて、前記第2のデコードのステップで取り出されたサブピクチャデータを復元してハイライトデータとスチルピクチャデータと共に出力するステップとを、
有するデコード方法。
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