JP2004067047A - 自動車用防護カバー - Google Patents

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松田 数俊
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Abstract

【課題】本発明は、二重シート構造のカバーを採用して気密の二重壁内に空気を充填することにより、軽量で取扱いやすく、且つ、かなりの外力に対しても十分に車体を防護できるようにするとともに、不使用時には内部空気の排出により、偏平して自動車の後部トランク等に容易に格納できるようにした、自動車用防護カバーを提供することを課題とする。
【解決手段】自動車1の駐車時に同自動車の外面を覆うためのカバー2が、互いに縁部を接着された気密性の内シート2aおよび外シート2bからなる二重シート構造として構成されて、その二重シート構造の内部の気密空間への給気および同気密空間からの排気のための給排気弁3を備えており、内シート2aは外シート2bよりも薄いシート材で形成される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、駐車中の自動車に被せて用いるための防護カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動車用防護カバーとしては、厚手のシート材で仕立てられたものが用いられ、その内面は起毛状態に仕上げて車体表面に傷が付かないように配慮したり、その外面には太陽光を反射しうる銀色系表層材が施されたりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の自動車用防護カバーでは、一重のシート材で仕立てられているので、かなり厚手のものを用いても、隣接する他の自動車のドア開放時に、ドア縁部の接触による車体表面の塗装剥離や凹損を生じることがある。
また、防護カバーのシート材を十分に厚くすることが考えられるが、このような手段では防護カバー全体としての重量が大幅に増加して取り扱いに不便を生じ、さらに不使用時の格納状態でも全体として著しく嵩張ってしまうという不具合がある。
そこで本発明は、二重シート構造のカバーを採用して気密の二重壁内に空気を充填することにより、軽量で取扱いやすく、且つ、かなりの外力に対しても十分に車体を防護できるようにするとともに、不使用時には内部空気の排出により、偏平にして自動車の後部トランク等に容易に格納できるようにした、自動車用防護カバーを提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するため、本発明の自動車用防護カバーは、自動車の駐車時に同自動車の外面を覆うためのカバーにおいて、互いに縁部を接着された気密性の内シートと外シートとからなる二重シート構造を備えるとともに、同二重シート構造の内部の気密空間への給気および同気密空間からの排気のための給排気弁を備え、上記内シートが上記外シートよりも薄いシート材で形成されたことを特徴としている。
【0005】
また、本発明の自動車用防護カバーは、上記自動車のルーフを覆うためのルーフ用カバー部分と、上記自動車の両ボデーサイドを覆うための右サイド用カバー部分および左サイド用カバー部分と、上記自動車の前部バンパーを覆うための前部バンパー用カバー部分と、上記自動車の後部バンパーを覆うための後部バンパー用カバー部分とを相互に連結部材を介し連結して形成され、上記の各カバー部分に、それぞれ上記給排気弁が設けられていることを特徴としている。
【0006】
さらに、本発明の自動車用防護カバーは、上記連結部材が、長さ調節可能に構成されていることを特徴としている。
【0007】
また、本発明の自動車用防護カバーは、上記右サイド用カバー部分が、相互に折り畳み可能に連結シートを介して連結された右サイド用前部カバー部分と右サイド用後部カバー部分とに分割して形成されるとともに、上記左サイド用カバー部分も、相互に折り畳み可能に連結シートを介して連結された左サイド用前部カバー部分と左サイド用後部カバー部分とに分割して形成されて、上記の各前部カバー部分および各後部カバー部分に、それぞれ上記給排気弁が設けられていることを特徴としている。
【0008】
さらに、本発明の自動車用防護カバーは、上記前部バンパー用カバー部分が、相互に連結可能の前部バンパー用右コーナーカバー部分と前部バンパー用左コーナーカバー部分とに分割して形成されるとともに、上記後部バンパー用カバー部分も相互に連結可能の後部バンパー用右コーナーカバー部分と後部バンパー用左コーナーカバー部分とに分割して形成されて、上記の各右コーナーカバー部分および各左コーナーカバー部分にそれぞれ上記給排気弁が設けられていることを特徴としている。
【0009】
また、本発明の自動車用防護カバーは、上記ルーフ用カバー部分と上記前部バンパー用カバー部分とを連結する連結部材に、上記自動車のフロントガラスを覆うための前部熱反射シートが装着されるとともに、上記のルーフ用カバー部分と後部バンパー用カバー部分とを連結する連結部材に、上記自動車のリアガラスを覆うための後部熱反射シートが装着されていることを特徴としている。
【0010】
上述の本発明の自動車用防護カバーでは、自動車の外面を覆うカバーが、気密性の内シートと外シートとで二重構造とされて、その二重シート構造の内部の気密空間へ給排気弁を通じ圧縮空気を充填することができるので、その空気圧により、かなりの外力に対しても耐えることが可能となり、しかも内シートについては外シートよりも薄手のシート材の採用により軽量化をもたらすほか、不使用時には内部空気の排気により全体をコンパクトに折り畳むことが可能になる。
【0011】
また、上記カバーが、ルーフ用カバー部分と、右サイド用カバー部分および左サイド用カバー部分と、前部バンパー用カバー部分および後部バンパー用カバー部分とを相互に連結部材を介し連結できるように構成されて、各カバー部分に給排気弁が設けられていると、自動車の車体の外力を受けやすいルーフ,両サイドおよび前後部分が適切に防護されるようになり、しかも不使用時には、上記各カバー部分からの排気により一層コンパクトにまとめて格納しやすくなる利点が得られる。
【0012】
そして、上記連結部材が長さ調節可能に構成されていると、この防護カバーを、サイズの異なる他の自動車にも、上記連結部材の長さ調節により支障なく用いることができるようになる。
【0013】
さらに、右サイド用カバー部分および左サイド用カバー部分が、それぞれ前部カバー部分と後部カバー部分とに分割して形成されるとともに、その前部カバー部分と後部カバー部分とが相互に折り畳み可能に連結シートを介し連結されて、各カバー部分にそれぞれ給排気弁を備えている場合は、使用後に右サイド用カバー部分および左サイド用カバー部分が、いずれもコンパクトに折り畳みやすくなって、その収納が著しく容易になる利点が得られる。
【0014】
また、上記前部バンパー用カバー部分および上記後部バンパー用カバー部分が、それぞれ給排気弁を有する右コーナーカバー部分と左コーナーカバー部分とに分割して形成されている場合は、防護カバー全体としての分量の軽減を図りながら、駐車場などにおいて、隣接する駐車スペースに出入りする他車との接触によるバンパーコーナー部の損傷を的確に防止できるようになる。
【0015】
さらに、上記ルーフ用カバー部分と上記前部バンパー用カバー部分とを連結する連結部材にフロントガラスを覆うための前部熱反射シートが装着されるとともに、上記ルーフ用カバー部分と上記後部バンパー用カバー部分とを連結する連結部材にリアガラスを覆うための後部熱反射シートが装着される場合は、各熱反射シートの装着が上記連結部材を利用して容易に行われるほか、フロントガラスやリアガラスを通じて太陽光が車室内に入射するのを効率よく遮断して、夏季における車室内の温度上昇を防止できるようになる利点が得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の実施形態について説明すると、図1および図2は本発明の第1実施形態としての自動車用防護カバーを示すもので、図1はその縦断面図(図2のA−A矢視断面図)、図2は図1のB−B矢視横断面図であり、図3および図4は本発明の第2実施形態としての自動車用防護カバーを示すもので、図3はその側面図(図4のC−C矢視図)、図4は図3のD−D矢視正面図である。
【0017】
まず、本発明の第1実施形態について説明すると、図1および図2に示すように、自動車1の外面を覆うためのカバー2が、互いに縁部を接着された気密性の内シート2aと外シート2bとからなる二重構造に構成されて、その内部の気密空間への給気および同気密空間からの排気のための給排気弁3が設けられている。
【0018】
そして、使用時には足踏み式の空気ポンプ4などを用いて、給排気弁3を介しカバー2の内部空間への給気が行われるようになっている。
なお、カバー2における内シート2aと外シート2bとは、同カバー2への給気に応じて同カバー2の厚みを限定しながら高圧状態を保てるように、多数の個所で図示しない局部的な隔壁または繋ぎ部材で連結されている。
【0019】
内シート2aは外シート2bよりも薄いシート材で形成されており、これによりカバー2の不使用時における折り畳み操作が容易に行われる。そして、二重シート構造の内部の空気圧と、厚い生地の外シート2bと二重シート構造の内部の空気圧と相まって、外力による打撃や摩擦に耐えられるようになっている。
【0020】
図5は足踏み式空気ポンプ4の概略構造を示しており、上下に伸縮可能の蛇腹式本体容器4aに、排気のみ可能の逆止弁4bと吸気のみ可能の逆止弁4cとが装着されている。
【0021】
そして、本体容器4は、足で踏むと下方へしぼみながら排気用逆止弁4bを通じてカバー2内への給気を行い、次に足を上げると、本体容器4は自動的に復元して上方へ伸張し、その際、逆止弁4cを通じて大気を吸入するように構成されている。
【0022】
上述の第1実施形態の自動車用防護カバーでは、自動車1の外面を覆うカバー2が、気密性の内シート2aと外シート2bとで二重構造とされて、その二重シート構造の内部の気密空間へ給排気弁を通じ圧縮空気を充填することができるので、その空気圧により、かなりの外力に対しても耐えることが可能となり、しかも内シートについては外シート2bよりも薄手のシート材の採用により軽量化をもたらすほか、不使用時には内部空気の排気により全体をコンパクトに折り畳むことが可能になる。
【0023】
次に本発明の第2実施形態としての自動車用防護カバーについて説明すると、図3および図4に示すように、本実施形態では、自動車1の外面を覆うためのカバー2が、自動車1のルーフを覆うルーフ用カバー部分2Aと、自動車1の両ボデーサイドを覆うための右サイド用カバー部分2BRおよび左サイド用カバー部分2BLと、自動車1の前部バンパーを覆うための前部バンパー用カバー部分2CFと、自動車1の後部バンパーを覆うための後部バンパー用カバー部分2CRとを、相互に長さ調節可能のテープまたは索のごとき連結部材5を介し連結して形成されており、二重構造の上記各カバー部分には、図示しない給排気弁が設けられている。
【0024】
すなわち、上記の各カバー部分は、厚いシート材からなる外シートと薄いシート材からなる内シートとを重ねて縁部を接着された二重構造を有し、その気密の内部空間には、それぞれ図示しない給排気弁が装着されて、同給排気弁を介し空気の圧入が行われるようになっている。
【0025】
特に、左サイド用カバー部分2BLは、相互に折り畳み可能に連結シート5aを介して連結された左サイド用前部カバー部分2BL−1と左サイド用後部カバー部分2BL−2とに分割して形成されており、同様に右サイド用カバー部分2BRも、相互に折り畳み可能に連結シートを介して連結された右サイド用前部カバー部分と右サイド用後部カバー部分とに分割して形成されていて、各カバー部分に図示しない給排気弁が装着される。
【0026】
また、前部バンパー用カバー部分2CFは、相互に連結可能の前部バンパー用右コーナーカバー部分2CF−Rと、前部バンパー用左コーナーカバー部分2CF−Lとに分割して形成されて、各カバー部分に図示しない給排気弁が装着されており、同様に後部バンパー用カバー部分2CRも、相互に連結可能の後部バンパー用右コーナーカバー部分2CR−Rと、後部バンパー用左コーナーカバー部分2CR−Lとに分割して形成されて、各カバー部分に図示しない給排気弁が装着されている。
【0027】
さらに、本実施形態では、ルーフ用カバー部分2Aと前部バンパー用カバー部分2CFとを連結する連結部材5に、この自動車のフロントガラスを覆うための前部熱反射シート6Fが装着されるとともに、ルーフ用カバー部分2Aと後部バンパー用カバー部分2CRとを連結する連結部材5に、この自動車のリアガラスを覆うための後部熱反射シート6Rが装着されている。
【0028】
上述の第2実施形態の自動車用防護カバーでは、自動車1の外面を覆うカバー2が、気密性の内シート2aと外シート2bとで二重構造とされるとともに、同カバー2が、ルーフ用カバー部分2Aと、右サイド用カバー部分2BRおよび左サイド用カバー部分2BLと、前部バンパー用カバー部分2CFおよび後部バンパー用カバー部分2CRとを相互に連結部材5を介し連結できるように構成されて、各カバー部分に給排気弁が設けられているので、自動車1の車体の外力を受けやすいルーフ,両サイドおよび前後部分が適切に防護されるようになり、しかもカバー2の不使用時には、上記各部分からの排気により著しくコンパクトにまとめて格納しやすくなる利点が得られる。
【0029】
そして、連結部材5が長さ調節可能に構成されているので、この防護カバー2を、サイズの異なる他の自動車にも、連結部材5の長さ調節により支障なく用いることができるようになる。
【0030】
さらに、右サイド用カバー部分2BRおよび左サイド用カバー部分2BLが、それぞれ前部カバー部分と後部カバー部分とに分割して形成されるとともに、その前部カバー部分と後部カバー部分とが相互に折り畳み可能に連結シート5aを介し連結されて、各カバー部分にそれぞれ給排気弁を備えているので、使用後に右サイド用カバー部分2BRおよび左サイド用カバー部分2BLが、いずれもコンパクトに折り畳みやすくなって、その収納が著しく容易になる利点が得られる。
【0031】
また、前部バンパー用カバー部分2CFおよび後部バンパー用カバー部分2CRが、それぞれ給排気弁を有する右コーナーカバー部分と左コーナーカバー部分とに分割して形成されているので、防護カバー全体としての分量の軽減を図りながら、駐車場などにおいて、隣接する駐車スペースに出入りする他車との接触によるバンパーコーナー部の損傷を的確に防止できるようになる。
【0032】
さらに、ルーフ用カバー部分2Aと前部バンパー用カバー部分2CFとを連結する連結部材5にフロントガラスを覆うための前部熱反射シート6Fが装着されるとともに、ルーフ用カバー部分2Aと後部バンパー用カバー部分2CRとを連結する連結部材5にリアガラスを覆うための後部熱反射シート6Rが装着されるので、各熱反射シート6F,6Rの装着が連結部材5を利用して容易に行われるほか、フロントガラスやリアガラスを通じて太陽光が車室内に入射するのを効率よく遮断して、夏季における車室内の温度上昇を防止できるようになる。
【0033】
このようにして、本発明の自動車用防護カバーでは、二重シート構造のカバーを採用して気密の二重壁内に空気が充填されるようにし、且つ、二重シートの内シートを外シートよりも薄いシート材で形成したことにより、軽量で取扱いやすく、しかも内部空気圧によってかなりの外力に対しても車体を防護できるようになり、また不使用時には内部空気の排出により偏平にして容易に収納できるようになる利点が得られる。
【0034】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の自動車用防護カバーによれば次のような効果が得られる。
(1) 自動車の外面を覆うカバーが、気密性の内シートと外シートとで二重構造とされて、その二重シート構造の内部の気密空間へ給排気弁を通じ圧縮空気を充填することができるので、その空気圧により、かなりの外力に対しても耐えることが可能となり、しかも内シートについては外シートよりも薄手のシート材の採用により軽量化をもたらすほか、不使用時には内部空気の排気により全体をコンパクトに折り畳むことが可能になる。
(2) 上記カバーが、ルーフ用カバー部分と、右サイド用カバー部分および左サイド用カバー部分と、前部バンパー用カバー部分および後部バンパー用カバー部分とを相互に連結部材を介し連結できるように構成されて、各カバー部分に給排気弁が設けられていると、自動車の車体の外力を受けやすいルーフ,両サイドおよび前後部分が適切に防護されるようになり、しかも不使用時には、上記各カバー部分からの排気により一層コンパクトにまとめて格納しやすくなる利点が得られる。
(3) 上記連結部材が長さ調節可能に構成されていると、この防護カバーを、サイズの異なる他の自動車にも、上記連結部材の長さ調節により支障なく用いることができるようになる。
(4) 右サイド用カバー部分および左サイド用カバー部分が、それぞれ前部カバー部分と後部カバー部分とに分割して形成されるとともに、その前部カバー部分と後部カバー部分とが相互に折り畳み可能に連結シートを介し連結されて、各カバー部分にそれぞれ給排気弁を備えている場合は、使用後に右サイド用カバー部分および左サイド用カバー部分が、いずれもコンパクトに折り畳みやすくなって、その収納が著しく容易になる利点が得られる。
(5) 上記前部バンパー用カバー部分および上記後部バンパー用カバー部分が、それぞれ給排気弁を有する右コーナーカバー部分と左コーナーカバー部分とに分割して形成されている場合は、防護カバー全体としての分量の軽減を図りながら、駐車場などにおいて、隣接する駐車スペースに出入りする他車との接触によるバンパーコーナー部の損傷を的確に防止できるようになる。
(6) 上記ルーフ用カバー部分と上記前部バンパー用カバー部分とを連結する連結部材にフロントガラスを覆うための前部熱反射シートが装着されるとともに、上記ルーフ用カバー部分と上記後部バンパー用カバー部分とを連結する連結部材にリアガラスを覆うための後部熱反射シートが装着される場合は、各熱反射シートの装着が上記連結部材を利用して容易に行われるほか、フロントガラスやリアガラスを通じて太陽光が車室内に入射するのを効率よく遮断して、夏季における車室内の温度上昇を防止できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態としての自動車用防護カバーの縦断面図(図2のA−A矢視断面図)である。
【図2】図1のB−B矢視横断面図である。
【図3】本発明の第2実施形態としての自動車用防護カバーの側面図(図4のC−C矢視図)である。
【図4】図3のD−D矢視正面図である。
【図5】上記自動車用防護カバーに用いられる空気ポンプの斜視図である。
【符号の説明】
1 自動車
2 防護カバー
2a 内シート
2b 外シート
2A ルーフ用カバー部分
2BR 右サイド用カバー部分
2BL 左サイド用カバー部分
2BL−1 左サイド用前部カバー部分
2BL−2 左サイド用後部カバー部分
2CF 前部バンパー用カバー部分
2CF−R 前部バンパー用右コーナーカバー部分
2CF−L 前部バンパー用左コーナーカバー部分
2CR 後部バンパー用カバー部分
2CR−L 後部バンパー用左コーナーカバー部分
3 給排気弁
4 空気ポンプ
4a 蛇腹式本体容器
4b 排気用逆止弁
4c 吸気用逆止弁
5 連結部材
6F 前部熱反射シート
6R 後部熱反射シート

Claims (6)

  1. 自動車の駐車時に同自動車の外面を覆うためのカバーにおいて、互いに縁部を接着された気密性の内シートと外シートとからなる二重シート構造を備えるとともに、同二重シート構造の内部の気密空間への給気および同気密空間からの排気のための給排気弁を備え、上記内シートが上記外シートよりも薄いシート材で形成されたことを特徴とする、自動車用防護カバー。
  2. 上記カバーが、上記自動車のルーフを覆うためのルーフ用カバー部分と、上記自動車の両ボデーサイドを覆うための右サイド用カバー部分および左サイド用カバー部分と、上記自動車の前部バンパーを覆うための前部バンパー用カバー部分と、上記自動車の後部バンパーを覆うための後部バンパー用カバー部分とを相互に連結部材を介し連結して形成され、上記の各カバー部分に、それぞれ上記給排気弁が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の自動車用防護カバー。
  3. 上記連結部材が、長さ調節可能に構成されていることを特徴とする、請求項2に記載の自動車用防護カバー。
  4. 上記右サイド用カバー部分が、相互に折り畳み可能に連結シートを介して連結された右サイド用前部カバー部分と右サイド用後部カバー部分とに分割して形成されるとともに、上記左サイド用カバー部分も、相互に折り畳み可能に連結シートを介して連結された左サイド用前部カバー部分と左サイド用後部カバー部分とに分割して形成されて、上記の各前部カバー部分および各後部カバー部分に、それぞれ上記給排気弁が設けられていることを特徴とする、請求項2または3に記載の自動車用防護カバー。
  5. 上記前部バンパー用カバー部分が、相互に連結可能の前部バンパー用右コーナーカバー部分と前部バンパー用左コーナーカバー部分とに分割して形成されるとともに、上記後部バンパー用カバー部分も相互に連結可能の後部バンパー用右コーナーカバー部分と後部バンパー用左コーナーカバー部分とに分割して形成されて、上記の各右コーナーカバー部分および各左コーナーカバー部分にそれぞれ上記給排気弁が設けられていることを特徴とする、請求項2〜4のいずれか1つに記載の自動車用防護カバー。
  6. 上記のルーフ用カバー部分と前部バンパー用カバー部分とを連結する連結部材に、上記自動車のフロントガラスを覆うための前部熱反射シートが装着されるとともに、上記のルーフ用カバー部分と後部バンパー用カバー部分とを連結する連結部材に、上記自動車のリアガラスを覆うための後部熱反射シートが装着されていることを特徴とする、請求項2〜5のいずれか1つに記載の自動車用防護カバー。
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