JP2004061527A - 液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】各液晶パネル11において隣り合う画素列X1、X2、・・・、X640(n=640)が接近し画素列群X´1、X´2、・・・、X´320(i=320)を形成するために、各液晶パネル11を継ぎ合わせた際の継ぎ目部分において遮光部13の幅を確保することが出来る。したがって接続側面11´x付近においてもシール材を塗布する等のための十分なスペースを確保しながら継ぎ目部分を目立たなくすることが出来る。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は液晶パネルを複数継ぎ合わせて用いた液晶表示装置に関し、特に液晶パネルを継ぎ合わせた際の継ぎ目を目立たなくしたものである。
【0002】
【従来の技術】
近年大型の表示装置に対する需要がますます拡大している。その中にあって、薄型化可能、低消費電力等様々な利点を有する液晶パネルを用いた大型の液晶表示装置に対する期待が特に高まっている。この大型の液晶表示装置に用いられている液晶パネルには、1枚の大型のガラス基板を用いて造られているものもある。しかし歩留まり等の点から、小型あるいは中型の液晶パネルを複数枚用いて、これらの液晶パネルを継ぎ合わせることにより1枚の大型液晶パネルが造られているものも多い。
【0003】
一方、液晶パネルを継ぎ合わせた表示装置の場合、映像を表示した際に継ぎ目部分が目立ってしまい、観察者に違和感を与えてしまうという問題がある。この継ぎ目部分が目立ってしまうという問題を解決するものとして、特開平10−96911等が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
これは複数の液晶パネルを継ぎ合わせる際に継ぎ合わせる側における遮光部の幅を通常よりも狭くしたものである。つまり図3に示すようになっている。図3は大型液晶パネル1の中心付近を拡大した平面図である。大型液晶パネル1は4枚の液晶パネル2を継ぎ合わせて造られている。隣り合う液晶パネル2とは接続側面2´において接着剤等で接続されている。それぞれの液晶パネル2には複数の表示上の画素部3と画素部3の周りを囲む遮光部4が形成されている。
【0005】
そして各液晶パネル2において画素部3は等間隔で配置(つまり隣り合う画素部3間における遮光部4の幅が等しい)されるとともに、接続側面2´に最も近い画素部3と接続側面2´までの遮光部4における幅をdr、その他の隣り合う画素部3の間の遮光部4における幅をdsとすると、drはdsの略半分になっている。こうすることにより大型液晶パネル1における液晶パネル2同士の継ぎ目部分の大きさがdrの2倍となり、2×dr=dsとなるため、継ぎ目が目立たなくなるというものである。
【0006】
しかしながら、液晶パネル2は2枚の透明基板を貼り合わせて造られるものである。したがって接続側面2´の付近にはシール材を塗布しなければならない等、この部分での遮光部4の幅drを他の部分での遮光部4の幅dsよりも短く、しかもdsの半分にするのは実際には非常に難しい。
【0007】
そこで、本発明は継ぎ目部分における遮光部の幅をある程度確保しながらも、継ぎ目部分を目立たないようにした液晶表示装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、液晶パネルを横方向へ継ぎ合わせた液晶表示装置において、一対の基板を貼り合せてなる前記液晶パネルは縦方向に伸びる複数の画素列を形成すると共に、前記画素列の周りに遮光部を形成しており、隣り合う前記画素列が前記遮光部の幅を狭めるように接近してなる画素列群が、前記液晶パネル全体にわたって複数形成されており、隣り合う前記画素列群の間の前記遮光部の幅は、前記画素列群における前記画素列の間の前記遮光部の幅より広くなっていることを特徴とするものである。
【0009】
また本発明は、前記画素列群は、前記画素列に平行な前記液晶パネルの接続側面から該接続側面に最も近い前記画素列群との間の遮光部の幅が、前記接続側面に最も近い前記画素列群とその隣の画素列群との間の遮光部の幅の略半分になるように、形成されていることを特徴とする液晶表示装置である。
【0010】
また本発明は、前記画素列群は、前記画素列に平行な前記液晶パネルの接続側面から該接続側面に最も近い前記画素列群との間の遮光部の幅が、隣り合う画素列群の間の遮光部の幅の略半分になるように、前記液晶パネルの全体にわたって形成されていることを特徴とする液晶表示装置である。
【0011】
また本発明は、前記画素列群は2つの画素列からなっていることを特徴とする液晶表示装置である。
【0012】
また本発明は、液晶パネルを縦方向へ継ぎ合わせた液晶表示装置において、一対の基板を貼り合せてなる前記液晶パネルは横方向に伸びる複数の画素行を形成すると共に、前記画素行の周りに遮光部を形成しており、隣り合う前記画素行が前記遮光部の幅を狭めるように接近してなる画素行群が、前記液晶パネル全体にわたって複数形成されており、隣り合う前記画素行群の間の前記遮光部の幅は、前記画素行群における前記画素行の間の前記遮光部の幅より広くなっていることを特徴とするものである。
【0013】
また本発明は、前記画素行群は、前記画素行に平行な前記液晶パネルの接続側面から該接続側面に最も近い前記画素行群との間の遮光部の幅が、前記接続側面に最も近い前記画素行群とその隣の画素行群との間の遮光部の幅の略半分になるように、形成されていることを特徴とする液晶表示装置である。
【0014】
また本発明は、前記画素行群は、前記画素行に平行な前記液晶パネルの接続側面から該接続側面に最も近い前記画素行群との間の遮光部の幅が、隣り合う画素行群の間の遮光部の幅の略半分になるように、前記液晶パネルの全体にわたって形成されていることを特徴とする液晶表示装置である。
【0015】
また本発明は、前記画素行群は2つの画素行からなっていることを特徴とする液晶表示装置である。
【0016】
また本発明は、複数の液晶パネルを縦方向と横方向に継ぎ合わせた液晶表示装置において、一対の基板を貼り合せてなる前記液晶パネルは縦方向に伸びる複数の画素列と、該画素列と交差するようにして横方向に伸びる複数の画素行を形成すると共に、前記画素列と前記画素行の周りに遮光部を形成しており、隣り合う前記画素列が前記遮光部の幅を狭めるように接近してなる画素列群と、隣り合う前記画素行が前記遮光部の幅を狭めるように接近してなる画素行群とが、前記液晶パネル全体にわたって複数形成されているおり、隣り合う前記画素列群の間の前記遮光部の幅は、前記画素列群における前記画素列の間の前記遮光部の幅より広くなっていると共に、隣り合う前記画素行群の間の前記遮光部の幅は、前記画素行群における前記画素行の間の前記遮光部の幅より広くなっていることを特徴とするものである。
【0017】
また本発明は、前記画素列群は、前記画素列に平行な前記液晶パネルの接続側面から該接続側面に最も近い前記画素列群との間の遮光部の幅が、前記接続側面に最も近い前記画素列群とその隣の画素列群との間の遮光部の幅の略半分になるように、形成されており、前記画素行群は、前記画素行に平行な前記液晶パネルの接続側面から該接続側面に最も近い前記画素行群との間の遮光部の幅が、前記接続側面に最も近い前記画素行群とその隣の画素行群との間の遮光部の幅の略半分になるように、形成されていることを特徴とする液晶表示装置である。
【0018】
また発明は、前記画素列は、前記画素列に平行な前記液晶パネルの接続側面から該接続側面に最も近い前記画素列群との間の遮光部の幅が、隣り合う画素列群の間の遮光部の幅の略半分になるように、前記液晶パネルの全体にわたって形成されており、前記画素行は、前記画素行に平行な前記液晶パネルの接続側面から該接続側面に最も近い前記画素行群との間の遮光部の幅が、隣り合う画素行群の間の遮光部の幅の略半分になるように、前記液晶パネルの全体にわたって形成されていることを特徴とする液晶表示装置である。
【0019】
また本発明は、前記画素列群は2つの画素列からなっており、前記画素行群も2つの画素行からなっていることを特徴とする液晶表示装置である。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について図面を用いて説明する。図1は本発明の液晶表示装置に用いられる大型液晶パネル10の中心付近を拡大した平面図を示している。大型液晶パネル10は具体的には対角80インチのものであり、対角40インチの液晶パネル11を4枚継ぎ合わせて造られている。隣り合う液晶パネル11とは液晶パネル11の互いの接続側面11´において接着剤等で接続されている。ここで縦方向の接続側面11´を11´x、横方向の接続側面11´を11´yとする。
【0021】
各液晶パネル11は一対の透明基板をシール材によって貼り合わせ、両基板間に液晶を注入して造られたものである。各液晶パネル11にはR(赤)、G(緑)、B(青)のカラーフィルターを備えた3つのサブ画素(図示せず)により構成されている表示上の画素部12が複数形成されているとともに、画素部12の周りを囲んでブラックマトリクスからなる遮光部13が形成されている。大型液晶パネル10の背後に配置されるバックライト(図示せず)からの光はこの画素部12を通過するとともに、この遮光部13において遮断される。各液晶パネル11において、接続側面11´xと平行な縦方向に配置された画素部12の数は384、接続側面11´yと平行な横方向に配置された画素部12の数は640となっている。
【0022】
接続側面11´xと平行に伸びる画素部12の列を画素列Xn、本実施形態においてXnはX1、X2、・・・、X640(n=640)とし、接続側面11´xに最も近い画素列をX1、接続側面11´xから最も遠い画素列をX640とする。
【0023】
通常、総ての画素列は等間隔に形成されているが、本実施形態においては隣り合う数画素列が近寄ることによりその間の遮光部13の幅が狭くなっているものと、隣り合う画素列が離れことによりその間の遮光部13の幅が広くなっているものとが有る。そしてこの接近した画素列により画素列群が形成されている。具体的には隣り合う画素列が2つずつ接近し、パネル全体にわたって画素列群X´i、本実施形態においてX´iはX´1、X´2、・・・、X´320(i=320)が形成されている。なお画素列群X´1は画素列X1とX2、画素列群X´2は画素列X3とX4、そしてX´320はX639とX640からというようになっている。
【0024】
このように隣り合ういくつかの画素列が接近し、画素列群を形成することで、液晶パネル11を継ぎ合わせた際の継ぎ目部分の幅を確保することが可能となる。つまり図2に示すようになっている。図2は従来の液晶表示装置における画素部の位置と本発明における液晶表示装置の画素部の位置との比較を示したものであり、(a)は従来の液晶パネルにおける接続側面付近の拡大図、(b)は図1に示した液晶パネルにおける接続側面付近の拡大図である。なお図2の(a)と図3とは関係なく、また図2の(a)と(b)において同様のものを示している場合には同じ符号を付している。
【0025】
(a)において各液晶パネルにおける画素部12は等間隔で配置されており、640列からなる画素列で構成されている。各液晶パネルにおいて隣り合う画素列の間隔は等しくなっており、遮光部の幅が液晶パネル全体にわたって等しくなっている。そして継ぎ目部分を目立たなくするために、接続側面11´xに最も近い画素列X1と、隣り合う液晶パネルにおける画素列X1との間隔も、各液晶パネルにおける画素列間の間隔と等しくなっている。したがって各液晶パネルにおいては、画素列X1から接続側面11´xまでの遮光部13の幅をdt、隣り合う画素列間の遮光部13の幅をduとすると、dtはduの半分となっている。
【0026】
一方(b)では各液晶パネル11において隣り合う画素列が接近し画素列群X´1、X´2、・・・、X´320を形成している。画素列群X´1は画素列X1とX2とが接近して形成されている。また画素列X1は接続側面11´xとの間の遮光部13の幅を広げるようにして画素列X2と接近している。したがって画素列群X´1から接続側面11´xまでの遮光部13の幅、つまり画素列群X´1を構成する画素列X1、X2の内、画素列X1と接続側面11´xとの間の遮光部13の幅をdvとすると、dvは(a)におけるdtよりも広くなっている。同じパネルの大きさで、同じ数の画素部12を有する液晶パネルにおいて、(a)のようにして遮光部13の幅dtを確保することは難しいが、(b)のようにすれば遮光部13の幅dvをより確保しやすくなる。
【0027】
また、隣り合う画素列群との幅、つまり画素列群X´1と画素列群X´2の場合画素列群X´1における画素列X2と画素列群X´2における画素列X3との間の遮光部13の幅をdwとすると、dwをdvの略2倍(dw=2×dv)にすることにより、大型液晶パネル10における画素列群は遮光部13の幅をdwとして略等間隔で液晶パネル11全体にわたって形成されることになるので、大型液晶パネル10における液晶パネル11同士の縦方向の継ぎ目をより目立たなくすることができる。
【0028】
また、(a)において画素列X1から接続側面11´xまでの遮光部13の幅についてdv確保し、隣り合う画素列間の遮光部13の幅についてdw確保すると液晶パネル自体が大きくなり、遮光部13の占める割合も増えてしまうためパネル全体として輝度が低くなってしまうが、本発明における液晶パネル11の場合はそのようなことはなく高輝度、高精細なものが実現できる。
【0029】
また、画素列群が液晶パネル全体にわたって形成されているため、透過部12に形成されるスイッチング素子や遮光部13に位置する走査線、映像線等の配線パターンの設計は比較的容易であり、マスクパターンを削減できる等製造コストを抑えることができる。
【0030】
次に、接続側面11´yと平行に伸びる画素部12の行を画素行Ym、本実施形態においてYmはY1、Y2、・・・、Y384(m=384)とし、接続側面11´yに最も近い画素行をY1、接続側面11´yから最も遠い画素行をY384とする。
【0031】
通常、総ての画素行は等間隔に形成されているが、本実施形態においては隣り合う数画素行が近寄ることによりその間の遮光部13の幅が狭くなっているものと、隣り合う画素行が離れことによりその間の遮光部13の幅が広くなっているものとが有る。そしてこの接近した画素行により画素行群が形成されている。具体的には隣り合う画素行が2つずつ接近し、パネル全体にわたって画素行群Y´j、本実施形態においてY´jはY´1、Y´2、・・・、Y´192(j=192)が形成されている。なお画素行群Y´1は画素行Y1とY2、画素行群Y´2は画素行Y3とY4、そしてY´192はY383とY384からというようになっている。
【0032】
このように隣り合ういくつかの画素行が接近し、画素行群を形成することで、上記した画素列群を形成する場合の効果と同様な効果が大型液晶パネル10の横方向においても得ることが出来る。
【0033】
なお、上記実施形態においては液晶パネル11に画素列群と画素行群がともに形成されている。したがって液晶パネル11全体において縦方向と横方向の継ぎ目は目立ち難くなっているため、より表示品位の高い液晶表示装置となっている。
【0034】
また、上記実施形態では、液晶パネル11全体において画素列群と画素行群とが共に同数ずつの2つの画素列、2つの画素行からなっている。したがって液晶パネル11のある一定範囲における画素部12の数は液晶パネル11のどの範囲においても等しくなっているため、輝度にムラのない液晶パネル11が実現できる。また画素列、画素行の脇には必ず幅の広い遮光部13が位置することになり当該スペースを有効に利用できると共に、走査線、映像線等の配線パターンの設計は比較的容易である。また液晶パネル11を分割露光により製造する場合画素部12の配置は液晶パネル11全体において同じなので、マスクパターンを削減できる等製造コストを抑えることができる。
【0035】
また、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば上記実施形態以外の形態も可能である。上記実施形態では、液晶パネル11の縦方向と横方向において画素列群と画素行群を形成しているがどちらか一方だけであってもよい。大型の液晶表示装置の場合にはその用途により、たとえば観察者が下から見上げるようにして使われることも有り、この場合縦方向の継ぎ目は気になるが、横方向の継ぎ目はさほど気にならないこともあり得る。そのような時には縦方向においてだけ画素列群を形成してもよい。
【0036】
また、上記実施形態では1つの画素列群、画素行群共に2つの画素列、画素行で形成しているがこれに限定されるものではなく、1つの画素列群、画素行群を3つ以上の画素列、画素行により形成してもよい。1つの画素列群、画素行群を多くの画素列、画素行により形成することで隣り合う画素列群の間の遮光部13の幅、隣り合う画素行群の間の遮光部13の幅をより広く確保することができる。
【0037】
また、上記実施形態では画素列群、画素行群が液晶パネル11全体にわたって同数の画素列、画素行により形成されているが、液晶パネル11における画素部12の数によっては、同数の画素列、画素行により画素列群、画素行群を形成しながらも、画素列、画素行の数が余ること等により接続側面11´の反対側では画素列群、画素行群を異なる数の画素列、画素行により形成する場合や、画素列群や画素行群を形成しない画素列、画素行が存在する場合もあり得ることはいうまでもない。
【0038】
また、上記実施形態では画素部12をR(赤)、G(緑)、B(青)の3つのサブ画素により構成しているが、画素部12を例えばR(赤)、G(緑)、B(青)、R(赤)、G(緑)、B(青)と3つのサブ画素を繰り返した6つのサブ画素から構成するように、より多くのサブ画素により構成したものでもよい。
【0039】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、隣り合う画素列、画素行が接近し画素列群、画素行群を形成するために、従来の液晶パネルと同様の大きさ、画素部の数でありながら、隣り合う画素列群、隣り合う画素行群の間の遮光部は広くなり、各液晶パネルを継ぎ合わせた際の継ぎ目部分において遮光部の幅を確保することが出来る。したがって接続側面付近においてもシール材を塗布する等のための十分なスペースを確保することが出来る。また隣り合う画素列群、画素行群の間の遮光部が広くなるので、継ぎ目部分だけが際立って目立つことによる表示上の違和感も減少する。また接続側面からその接続側面に最も近い画素列群、画素行群までの遮光部の幅を、隣り合う画素列群間、画素行群間の遮光部の幅の半分にすることにより、液晶パネルを継ぎ合わせてなる大型液晶パネル全体において画素列群、画素行群が等間隔に形成されるので、継ぎ目の目立たない液晶表示装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示装置における大型液晶パネルの拡大平面図である。
【図2】従来の液晶表示装置における画素部と本発明の液晶表示装置における画素部との位置関係を示す図であり、(a)は従来のもの、(b)は本発明によるものを示している。
【図3】従来の液晶表示装置における大型液晶パネルの拡大平面図である。
【符号の説明】
10 大型液晶パネル
11 液晶パネル
11´、11´x、11´y 接続側面
12 画素部
13 遮光部
Xn 画素列
Ym 画素行
X´i 画素列群
Y´j 画素行群
Claims (12)
- 液晶パネルを横方向へ継ぎ合わせた液晶表示装置において、一対の基板を貼り合せてなる前記液晶パネルは縦方向に伸びる複数の画素列を形成すると共に、前記画素列の周りに遮光部を形成しており、
隣り合う前記画素列が前記遮光部の幅を狭めるように接近してなる画素列群が、前記液晶パネル全体にわたって複数形成されており、
隣り合う前記画素列群の間の前記遮光部の幅は、前記画素列群における前記画素列の間の前記遮光部の幅より広くなっていることを特徴とする液晶表示装置。 - 前記画素列群は、前記画素列に平行な前記液晶パネルの接続側面から該接続側面に最も近い前記画素列群との間の遮光部の幅が、前記接続側面に最も近い前記画素列群とその隣の画素列群との間の遮光部の幅の略半分になるように、形成されていることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
- 前記画素列群は、前記画素列に平行な前記液晶パネルの接続側面から該接続側面に最も近い前記画素列群との間の遮光部の幅が、隣り合う画素列群の間の遮光部の幅の略半分になるように、前記液晶パネルの全体にわたって形成されていることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
- 前記画素列群は2つの画素列からなっていることを特徴とする請求項1から3の何れか一項記載の液晶表示装置。
- 液晶パネルを縦方向へ継ぎ合わせた液晶表示装置において、一対の基板を貼り合せてなる前記液晶パネルは横方向に伸びる複数の画素行を形成すると共に、前記画素行の周りに遮光部を形成しており、
隣り合う前記画素行が前記遮光部の幅を狭めるように接近してなる画素行群が、前記液晶パネル全体にわたって複数形成されており、
隣り合う前記画素行群の間の前記遮光部の幅は、前記画素行群における前記画素行の間の前記遮光部の幅より広くなっていることを特徴とする液晶表示装置。 - 前記画素行群は、前記画素行に平行な前記液晶パネルの接続側面から該接続側面に最も近い前記画素行群との間の遮光部の幅が、前記接続側面に最も近い前記画素行群とその隣の画素行群との間の遮光部の幅の略半分になるように、形成されていることを特徴とする請求項5記載の液晶表示装置。
- 前記画素行群は、前記画素行に平行な前記液晶パネルの接続側面から該接続側面に最も近い前記画素行群との間の遮光部の幅が、隣り合う画素行群の間の遮光部の幅の略半分になるように、前記液晶パネルの全体にわたって形成されていることを特徴とする請求項5記載の液晶表示装置。
- 前記画素行群は2つの画素行からなっていることを特徴とする請求項5から7の何れか一項記載の液晶表示装置。
- 複数の液晶パネルを縦方向と横方向に継ぎ合わせた液晶表示装置において、
一対の基板を貼り合せてなる前記液晶パネルは縦方向に伸びる複数の画素列と、該画素列と交差するようにして横方向に伸びる複数の画素行を形成すると共に、前記画素列と前記画素行の周りに遮光部を形成しており、
隣り合う前記画素列が前記遮光部の幅を狭めるように接近してなる画素列群と、隣り合う前記画素行が前記遮光部の幅を狭めるように接近してなる画素行群とが、前記液晶パネル全体にわたって複数形成されているおり、
隣り合う前記画素列群の間の前記遮光部の幅は、前記画素列群における前記画素列の間の前記遮光部の幅より広くなっていると共に、
隣り合う前記画素行群の間の前記遮光部の幅は、前記画素行群における前記画素行の間の前記遮光部の幅より広くなっていることを特徴とする液晶表示装置。 - 前記画素列群は、前記画素列に平行な前記液晶パネルの接続側面から該接続側面に最も近い前記画素列群との間の遮光部の幅が、前記接続側面に最も近い前記画素列群とその隣の画素列群との間の遮光部の幅の略半分になるように、形成されており、
前記画素行群は、前記画素行に平行な前記液晶パネルの接続側面から該接続側面に最も近い前記画素行群との間の遮光部の幅が、前記接続側面に最も近い前記画素行群とその隣の画素行群との間の遮光部の幅の略半分になるように、形成されていることを特徴とする請求項9記載の液晶表示装置。 - 前記画素列は、前記画素列に平行な前記液晶パネルの接続側面から該接続側面に最も近い前記画素列群との間の遮光部の幅が、隣り合う画素列群の間の遮光部の幅の略半分になるように、前記液晶パネルの全体にわたって形成されており、
前記画素行は、前記画素行に平行な前記液晶パネルの接続側面から該接続側面に最も近い前記画素行群との間の遮光部の幅が、隣り合う画素行群の間の遮光部の幅の略半分になるように、前記液晶パネルの全体にわたって形成されていることを特徴とする請求項9記載の液晶表示装置。 - 前記画素列群は2つの画素列からなっており、前記画素行群も2つの画素行からなっていることを特徴とする請求項9から11の何れか一項記載の液晶表示装置。
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