JP2004059230A - 物品整列搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】物品を容易かつ迅速に整列させて搬送すること。
【解決手段】上面に物品2を載置して搬送する搬送コンベア20上の幅方向における両側部に前記幅方向に往復動する整列ガイド部材33,33をそれぞれ配設し、搬送コンベア20上を搬送されている複数個の物品2のそれぞれに整列ガイド部材33が側方から当接して物品2を良好に整列させるようにしたもの。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、物品を整列させて搬送する物品整列搬送装置に係り、特に、物品の定数供給に好適な物品整列搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、所定個数が包装用容器に収納された冷凍食品やチルド食品といった食品あるいは菓子などといった様々な包装製品が開発されている。
【0003】
このような包装製品においては、1つの包装用容器ごとに所定の個数の物品を供給する必要がある。
【0004】
そして、このような1つの包装用容器ごとに所定の個数の物品を供給する作業は、従来より主に手作業によって物品の個数を計測した後、各包装用容器に供給することにより行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したように所定の個数の物品を1つの包装用容器ごとに手作業によって供給するのでは多くの時間を要するばかりでなく、また、多くの人手を要することになる。
【0006】
一方、この物品の個数をセンサにより計測すれば、時間および人手の節約にはなるが、物品が相互に接触していたり、重積していたりする場合に、複数個の物品を1個と計数してしまうおそれがあり、この結果、所定個数の物品を包装用容器に収納することができないという問題点がある。
【0007】
本発明は、このような点に鑑み、物品を容易かつ迅速に整列させて搬送することのできる物品整列搬送装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するため請求項1に係る本発明の物品整列搬送装置の特徴は、上面に物品を載置して搬送する搬送コンベア上の幅方向における両側部に前記幅方向に往復動する整列ガイド部材をそれぞれ配設した点にある。そして、このような構成を採用したことにより、搬送コンベア上を搬送されている複数個の物品のそれぞれに整列ガイド部材が側方から当接して物品を良好に整列させることができる。
【0009】
請求項2に係る本発明の物品整列搬送装置の特徴は、搬送コンベア上に重積載置されている物品のうち上方の物品を押動して搬送コンベア上に落下させる押動手段を配設した点にある。そして、このような構成を採用したことにより、重積している物品の重積状態を解除して物品を良好に整列させることができる。
【0010】
請求項3に係る本発明の物品整列搬送装置の特徴は、第1搬送コンベア上において整列された物品を順次受け取る第2搬送コンベアを設け、この第2搬送コンベアにおける物品の搬送速度を第1搬送コンベアにおける物品の搬送速度より速くした点にある。そして、このような構成を採用したことにより、第2搬送コンベア上の物品の間隔が第1搬送コンベア上の物品の間隔より大きくなるので、物品間の間隔を良好に形成した状態で物品を整列させることができる。
【0011】
請求項4に係る本発明の物品整列搬送装置の特徴は、第2搬送コンベア上において整列された物品を順次受け取る第3搬送コンベアを設け、この第3搬送コンベアにおける物品の搬送速度を第2搬送コンベアにおける物品の搬送速度より速くした点にある。そして、このような構成を採用したことにより、第3搬送コンベア上の物品の間隔が第1搬送コンベア上の物品の間隔よりさらに大きくなるので、物品間の間隔を良好に形成した状態で物品を整列させることができる。
【0012】
請求項5に係る本発明の物品整列搬送装置の特徴は、整列ガイド部材が、第2搬送コンベアおよび第3搬送コンベアの少なくとも一方にも配設されている点にある。そして、このような構成を採用したことにより、物品の整列状態をさらに安定させることができる。
【0013】
請求項6に係る本発明の物品整列搬送装置の特徴は、第2搬送コンベアまたは第3搬送コンベアにおける物品搬送方向における下流側に、対応する搬送コンベア上の物品の存在を検出する物品検出センサと、対応する搬送コンベア上から排出される物品の個数を計数する物品計数センサとを設け、これらの両センサからの出力により対応する搬送コンベアの駆動・停止の制御と、対応する搬送コンベアからの物品の排出の制御を行うようにした点にある。そして、このような構成を採用したことにより、搬送コンベアから物品を所定個数ずつ排出して容器などに定数供給することができる。
【0014】
請求項7に係る本発明の物品整列搬送装置の特徴は、第1搬送コンベア上へ物品を供給するための供給コンベアと、この供給コンベア上を搬送される物品の第1搬送コンベアへの供給量を制御する供給量制御手段とを設けた点にある。そして、このような構成を採用したことにより、第1搬送コンベア上へ搬送に適した数の物品を供給することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本実施形態においては、包装用容器に供給すべき物品である食材の個数を計測し、所定個数の食材を1つの包装用容器ごとに供給するための物品整列搬送装置について説明する。なお、この物品整列搬送装置は、4列にわたって食材をそれぞれ包装用容器に供給するような構成とされているが、本発明においてこの列数は特に限定されるものではない。
【0016】
図1および図2は、本実施形態に係る物品整列搬送装置を示すものであり、これらの図に示すように、前記物品整列搬送装置1の上部には、例えば、かまぼこや餅などの食材2が供給される原料ホッパ3が配設されている。この原料ホッパ3へは、図示しない原料供給装置あるいは手作業により食材2が供給されるようになっている。
【0017】
この原料ホッパ3の底面は開放されており、この原料ホッパ3の下方には、この原料ホッパ3内に投入された食材2を水平方向における一定の方向に搬送する供給コンベア4が配設されている。この供給コンベア4は、一方をモータ(図示せず)と接続されている駆動プーリとされた1対のプーリ5A,5Bに巻回されているコンベアベルト6を有しており、このコンベアベルト6の上面が前記原料ホッパ3の下方に位置している。
【0018】
一方、前記原料ホッパ3の背部には、図3ないし図5に詳示するように、前記供給コンベア4上を図3に矢印aで示す方向に搬送されている食材2を次工程へ供給したり、あるいはその供給を停止したりという制御を行うための供給量制御手段としてのシリンダ装置7が配設されている。このシリンダ装置7は流体圧シリンダ8を有しており、この流体圧シリンダ8には、流体圧シリンダ8への流体の供給方向により伸縮される2本のピストンロッド9,9が装着されている。各ピストンロッド9の先端側は外部に露出しており、両ピストンロッド9の先端部には、支持ブロック10が取付けられている。そして、この支持ブロック10には、前記ベルトコンベア6と下端が微小間隙をもってベルトコンベア6に沿って移動可能とされており鉛直方向に延在する邪魔板11が支持されている。
【0019】
前記邪魔板11は、前記ベルトコンベア6の走行方向上流側に向き鉛直方向に延在する3つの三角形状突部12,12…を有している。そして、前記邪魔板11には、各突部12により区画され鉛直方向に延在する4つの凹部13,13…が形成されている。
【0020】
そして、前記流体圧シリンダ8の駆動により前記両ピストンロッド9が前進している状態においては、図4に示すように、前記邪魔板11の下端の全域が前記コンベアベルト6上に位置しているのに対し、前記両ピストンロッド9が退避している状態においては、図5に示すように、前記邪魔板11の下端の凹部13側は、コンベアベルト6から外れることになる。この結果、図5に矢印cで示すように、コンベアベルト6の下流側端部から食材2が落下しうる4つの空間14,14…が形成されることになる。この食材2が落下する状態が図3に矢印bで示されている。なお、前記供給コンベア4のコンベアベルト6は、食材2の落下が生じないときには駆動を停止している。
【0021】
前記各空間14の下方には、図1に示すように、前記コンベアベルト6から供給された水平方向に食材2を搬送する合計4本の第1搬送コンベア20が並列状に配設されている。なお、以下の説明においては、単に1つの第1搬送コンベア20のように説明することがあるが、実際には、同様の第1搬送コンベア20が合計4個配設されている。この説明は、第2搬送コンベア30,第3搬送コンベア35などにおいても同様である。
【0022】
前記第1搬送コンベア20は、一方をモータ(図示せず)と接続されている駆動プーリとされた1対のプーリ21A,21Bに巻回されているコンベアベルト22を有しており、このコンベアベルト22の搬送方向上流側が前記各空間14の下方に位置している。
【0023】
一方、前記第1搬送コンベア20の上方には、図6ないし図8に詳示するように、前記第1搬送コンベア20のコンベアベルト22上を重積状態で搬送されている食材2のうち他の食材2の上部に載置されている食材2をコンベアベルト22上に落下させる押動手段23が配設されている。この押動手段23は、フレーム24に支持されている流体圧シリンダ25を有しており、この流体圧シリンダ25には、流体圧シリンダ25への流体の供給方向により、図6に両矢印dで示されている方向に伸縮される1対のピストンロッド26,26が装着されている。両ピストンロッド26,26の先端側は、図6に矢印eで示す前記コンベアベルト22の食材2の搬送方向における上流側に向くようにして外部に露出しており、両ピストンロッド26,26の先端部には、他の食材2上に載置されている食材2を押動してコンベアベルト22上に落下させる直方体形状のプッシャ27が装着されている。
【0024】
前記第1搬送コンベア20の搬送方向下流側には、この第1搬送コンベア20のコンベアベルト22上を搬送されている食材2を受け取ってさらに搬送する第2搬送コンベア30が前記第1搬送コンベア20より鉛直方向低位に配設されている。この第2搬送コンベア30は、一方をモータ(図示せず)と接続されている駆動プーリとされた1対のプーリ31A,31Bに巻回されているコンベアベルト32を有しており、このコンベアベルト32の搬送方向上流側が前記第1搬送コンベア20のコンベアベルト22の搬送方向下流端の下方に位置している。
【0025】
さらに、第2搬送コンベア30のコンベアベルト32は、前記第1搬送コンベア20のコンベアベルト22より高速で走行されるようになっており、この結果、第2搬送コンベア30のコンベアベルト32上においては、搬送される食材2の間隔が第1搬送コンベア20のコンベアベルト22上における食材2の間隔より拡がることになる。
【0026】
前記第1搬送コンベア20のコンベアベルト22上から前記第2搬送コンベア30のコンベアベルト32上にかけて両コンベアベルト22,32の上面に対し微小間隔をもって対向する長尺クランク状の2本の平行な整列ガイド部材33,33が図示しない支持部材により各コンベアベルト22,23の幅方向両端部において各コンベアベルト22,23の幅方向に可動に配設されている。
【0027】
そして、両整列ガイド部材33,33は、図示しないクランク機構を介してモータ(図示せず)と接続されており、このモータの駆動により、図9に両矢印fで示すように、両整列ガイド部材33,33は、両コンベアベルト22,32の幅方向に沿って同期的に間隔を維持したまま往復動することになる。この結果、両コンベアベルト22,32上を搬送されている食材2のうち各コンベアベルト22,32の幅方向における両端部側に位置する食材2には、側方からいずれかの整列ガイド33が当接して、この食材2を各コンベアベルト22,32の幅方向中央側に押動させるので、食材2は、各コンベアベルト22,32の幅方向中央側において良好に整列されることになる。
【0028】
図1に戻って、前記第2搬送コンベア30の搬送方向下流側には、この第2搬送コンベア30のコンベアベルト32上を搬送されている食材2を受け取ってさらに搬送する第3搬送コンベア35が前記第2搬送コンベア30より鉛直方向低位に配設されている。この第3搬送コンベア35は、一方をモータ(図示せず)と接続されている駆動プーリとされた1対のプーリ36A,36Bに巻回されているコンベアベルト37を有しており、このコンベアベルト37の搬送方向上流側が前記第2搬送コンベア30のコンベアベルト32の搬送方向下流端の下方に位置している。
【0029】
さらに、第3搬送コンベア35のコンベアベルト37は、前記第2搬送コンベア30のコンベアベルト32より高速で走行されるようになっており、この結果、第3搬送コンベア35のコンベアベルト37上においては、搬送される食材2の間隔が第2搬送コンベア30のコンベアベルト32上における食材2の間隔よりさらに拡がることになる。
【0030】
前記第3搬送コンベア35のコンベアベルト37の搬送方向下流端部の側方には、このコンベアベルト37上における食材2の存在を検出する食材検出センサ38と、このコンベアベルト37上から排出される食材2の個数を計数する食材計数センサ39とが、前記食材検出センサ38が食材計数センサ39より搬送方向上流側に位置するように配設されている。これらの両センサ38,39は、それぞれ透過型フォトセンサにより構成されている。
【0031】
前記各センサ38,39は、本物品整列搬送装置1のすべての制御をつかさどる制御部40と接続されており、この制御部40は、前記各コンベア4,20,30,35、各流体圧シリンダ8,25、整列ガイド部材33,33などの制御を行うようになっている。また、前記制御部40は、前記両センサ38,39からの出力により対応する第3搬送コンベア35のコンベアベルト37の駆動・停止の制御と、このコンベアベルト37からの食材2の排出の制御を行うようになっている。
【0032】
前述した第3搬送コンベア35のコンベアベルト37からの食材2の排出の制御は、前記コンベアベルト37の搬送方向下流端からの食材2の落下を許容あるいは禁止するシャッタ部材41によりなされるようになっている。このシャッタ部材41は、前記制御部40により制御される図示しない流体圧シリンダ装置のピストンロッドに装着されており、このピストンロッドの昇降に伴ない、上昇して食材2のコンベアベルト37からの排出を禁止する位置と、下降して食材2のコンベアベルト37からの排出を許容する位置とを取りうるようになっている。
【0033】
一方、前記第3搬送コンベア35のコンベアベルト37から排出された食材2を収納する包装用容器42が図示しないコンベアにより順次前記コンベアベルト37の搬送方向下流端の前方の下方に停止されるようになっている。
【0034】
つぎに、前述した構成からなる本実施形態の作用について説明する。
【0035】
まず、原料ホッパ3に多数の食材2を供給する。すると、この食材2は、供給コンベア4のコンベアベルト6上を図3に矢印aで示す方向に搬送されるが、食材2の供給の最初の時期においては、シリンダ装置7の作用により邪魔板11が退避した位置にあり、第1搬送コンベア20のコンベアベルト22の直上の複数の空間14がそれぞれ第1搬送コンベア20のベルトコンベア22に通じているので、各空間14から落下した食材2は、図3に矢印bで示すように各第1搬送コンベア20のベルトコンベア22上に落下される。
【0036】
そして、ある程度の数の食材2が、各第1搬送コンベア20のベルトコンベア22上に供給されたら、シリンダ装置7を動作させ、邪魔板11をその全域が供給コンベア4のコンベアベルト6上に位置するように前進させる。すると、もはや供給コンベア4のコンベアベルト6からの各第1搬送コンベア20のコンベアベルト22上への食材2の供給は漸次行われなくなる。この状態においては、供給コンベア4の駆動も停止される。このあと、制御部40がタイマ、食材検出センサなどからの信号あるいはスイッチの押動などによりシリンダ装置7を動作させるとともに供給コンベア4を再駆動することにより、再度各第1搬送コンベア20のコンベアベルト22上への食材2の供給を行うことになる。
【0037】
前記各第1搬送コンベア20のコンベアベルト22上に落下した各食材2は、このコンベアベルト22上を第2搬送コンベア30方向に搬送されるが、このとき各コンベアベルト22上においては1対の整列ガイド部材33,33が、図9に矢印fで示すように同期的に往復動しているので、各コンベアベルト22の幅方向における両端部側に位置している食材2には、側方からいずれかの整列ガイド33が当接することになる。すなわち、当初、図9Aの状態にあった食材2は、両整列ガイド部材33,33の往復動に伴って、いずれかの整列ガイド部材33が側方から当接して押動され、次第に図9Bから図9Cに示すように各コンベアベルト22の幅方向中央側に移動することになる。
【0038】
したがって、食材2は、コンベアベルト22の幅方向中央側において良好に整列されることになる。
【0039】
また、前記各コンベアベルト22上に載置されている食材2が重積状態にある場合には、伸張状態にあるピストンロッド26の先端部に装着されているプッシャ27に重積状態にある食材2のうちの上位の食材2が当接し、この食材2はコンベアベルト22の走行にかかわらず、搬送されている下位の食材2上を摺動して、下位の食材2の後方のコンベアベルト22上に落下することになる。
【0040】
このようにして、整列ガイド部材33とプッシャ27の作用により1列に整列されて各第1搬送コンベア20のコンベアベルト22上を搬送される各食材2は、順次各第2搬送コンベア30のコンベアベルト32上に落下することになる。
【0041】
各第2搬送コンベア30のコンベアベルト32上に落下した各食材2は、このコンベアベルト32上を第3搬送コンベア35方向に搬送されるが、このとき各コンベアベルト32上においても、前述した第1搬送コンベア20のコンベアベルト22上と同様、クランク状をなす前記整列ガイド部材33,33が同期的に往復動しているので、各コンベアベルト32の幅方向における両端部側に位置している食材2には、側方からいずれかの整列ガイド33が当接して、この食材2をコンベアベルト32の幅方向中央側に押動させるので、食材2は、コンベアベルト32の幅方向中央側においてさらに良好に整列されることになる。
【0042】
また、このコンベアベルト32の走行速度は前記第1搬送コンベア20のコンベアベルト22の走行速度より高速に設定されているので、各食材2が第1搬送コンベア20のコンベアベルト22から第2搬送コンベア30のコンベアベルト32に移送される際に相前後している1対の食材2,2間の間隔が拡げられることになる。
【0043】
このようにして、整列ガイド部材33により1列に整列されて各第2搬送コンベア30のコンベアベルト32上を搬送される各食材2は、順次各第3搬送コンベア35のコンベアベルト37上に落下することになる。
【0044】
各コンベアベルト37の走行速度は前記第2搬送コンベア30のコンベアベルト32の走行速度よりさらに高速に設定されているので、各食材2が第2搬送コンベア30のコンベアベルト32から第3搬送コンベア35のコンベアベルト37に移送される際に相前後している1対の食材2,2間の間隔がさらに拡げられることになる。
【0045】
このようにして、第3搬送コンベア35のコンベアベルト37上において間隔を置いて整列状に搬送される最初の食材2がこのコンベアベルト37の搬送方向下流側に到達すると、食材検出センサ38がこの食材2を検出する。すると、この食材検出センサ37より搬送方向下流側に位置する食材計数センサ39がこの食材2を1つ目として順次搬送されてくる所定数の食材2を計数し、計数された食材2は、第3搬送コンベア35のコンベアベルト37の搬送方向下流端からこの下流端の前方の下方にセットされている包装用容器42内に投入される。この食材計数センサ39により所定数の食材2が計数されて、包装用容器42内に収納されると、制御部40により包装用容器42を搬送するコンベアがつぎの空の包装用容器42をコンベアベルト37の搬送方向下流端の前方の下方にセットする。
【0046】
そこで、食材検出センサ38がつぎにコンベアベルト37上を搬送されてきた食材2を検出すると、食材計数センサ39がこの食材2を1つ目として順次搬送されてくる所定数の食材2を計数し、計数された食材2は、空の包装用容器42内に投入される。この食材計数センサ39により所定数の食材2が計数されて、包装用容器42内に収納されると、制御部40により包装用容器42を搬送するコンベアがつぎの空の包装用容器42をコンベアベルト37の搬送方向下流端の前方の下方にセットする。
【0047】
このようにして、複数の包装用容器42内に所定数の食材2を収納することができる。
【0048】
なお、食材検出センサ38と食材計数センサ39の少なくとも一方が誤作動したと制御部40が判断をすると、シャッタ部材41が上昇して前記コンベアベルト37からの食材2の落下を禁止したり、あるいは、各コンベア4,20,30,35の駆動を停止したりする。
【0049】
このように本実施形態の物品整列搬送装置によれば、1対の整列ガイド部材33,33がコンベアベルト22,32上の食材2を幅方向における中央部に寄せて整列させることができる。
【0050】
また、第1搬送コンベア20のコンベアベルト22の上方に位置しているプッシャ27が重積状態にある食材2を崩してすべての食材2をコンベアベルト22上において搬送することができる。
【0051】
さらに、搬送方向下流側に位置する第3搬送コンベア35のコンベアベルト37の走行速度が最速とされ、また、第2搬送コンベア30のコンベアベルト32の走行速度が第1搬送コンベア20のコンベアベルト22より高速とされている。したがって、第1搬送コンベア20のコンベアベルト22から第2搬送コンベア30のコンベアベルト32に食材2が移送される際に前後して搬送される1対の食材2,2間の間隔が拡大されるし、第2搬送コンベア30のコンベアベルト32から第3搬送コンベア35のコンベアベルト37に食材2が移送される際に前後して搬送される1対の食材2,2間の間隔がさらに拡大されることになる。
【0052】
この結果、食材計数センサ39が2個以上の食材2を1個と誤認して計数する事態を防止することができる。
【0053】
また、供給コンベア4のコンベアベルト6から第1搬送コンベア20のコンベアベルト22へ食材2の供給を制御するための可動の邪魔板11が設けられているので、原料ホッパ3に過剰の食材2を投入しても、この食材2がそのまま第1搬送コンベア20のコンベアベルト22に供給されることがない。したがって、過剰な食材2が同時に第3搬送コンベア35のコンベアベルト37に供給されて、食材計数センサ39により誤計数されるおそれがない。
【0054】
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々変更することが可能である。例えば、整列ガイド部材は、必要に応じて第1搬送コンベアのみに配設したり、第3搬送コンベアにまで配設してもよい。また、搬送コンベアの数も3つに限定されるものではない。さらに、搬送される物品は、食材のみに限定されるものではなく、機械・電気部品その他種々の物品を適用することができる。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る物品整列搬送装置によれば、物品を容易かつ迅速に整列させて搬送することができる。
【0056】
すなわち、本発明の物品整列搬送装置は、上面に物品を載置して搬送する搬送コンベア上の幅方向における両側部に前記幅方向に往復動する整列ガイド部材をそれぞれ配設したので、搬送コンベア上を搬送されている複数個の物品のそれぞれに整列ガイド部材が側方から当接して物品を良好に整列させることができる。
【0057】
また、搬送コンベア上に重積載置されている物品のうち上方の物品を押動して搬送コンベア上に落下させる押動手段を配設すれば、重積している物品の重積状態を解除して物品を良好に整列させることができる。
【0058】
さらに、第1搬送コンベア上において整列された物品を順次受け取る第2搬送コンベアを設け、この第2搬送コンベアにおける物品の搬送速度を第1搬送コンベアにおける物品の搬送速度より速くすれば、第2搬送コンベア上の物品の間隔が第1搬送コンベア上の物品の間隔より大きくなるので、物品間の間隔を良好に形成した状態で物品を整列させることができる。
【0059】
さらにまた、第2搬送コンベア上において整列された物品を順次受け取る第3搬送コンベアを設け、この第3搬送コンベアにおける物品の搬送速度を第2搬送コンベアにおける物品の搬送速度より速くすれば、第3搬送コンベア上の物品の間隔が第1搬送コンベア上の物品の間隔よりさらに大きくなるので、物品間の間隔を良好に形成した状態で物品を整列させることができる。
【0060】
また、整列ガイド部材を、第2搬送コンベアおよび第3搬送コンベアの少なくとも一方にも配設すれば、物品の整列状態をさらに安定させることができる。
【0061】
さらに、第2搬送コンベアまたは第3搬送コンベアにおける物品搬送方向における下流側に、対応する搬送コンベア上の物品の存在を検出する物品検出センサと、対応する搬送コンベア上から排出される物品の個数を計数する物品計数センサとを設け、これらの両センサからの出力により対応する搬送コンベアの駆動・停止の制御と、対応する搬送コンベアからの物品の排出の制御を行うようにすれば、搬送コンベアから物品を所定個数ずつ排出して容器などに定数供給することができる。
【0062】
さらにまた、第1搬送コンベア上へ物品を供給するための供給コンベアと、この供給コンベア上を搬送される物品の第1搬送コンベアへの供給量を制御する供給量制御手段とを設ければ、第1搬送コンベア上へ搬送に適した数の物品を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る物品整列搬送装置の実施形態を示す縦断面側面図
【図2】図1の平面図
【図3】図1の供給コンベア近傍の構成を示す縦断面側面図
【図4】図3の邪魔板が前進した状態を示す斜視図
【図5】図3の邪魔板が後退した状態を示す斜視図
【図6】図1のプッシャ近傍の構成を示す斜視図
【図7】図6のプッシャの作用を示す縦断面側面図
【図8】図6のプッシャの作用を示す縦断面側面図
【図9】A,B,Cはそれぞれ整列ガイド部材の作用を示す平面図
【符号の説明】
1 物品整列搬送装置
2 食材
3 原料ホッパ
4 供給コンベア
6 コンベアベルト
7 シリンダ装置
8 流体圧シリンダ
11 邪魔板
20 第1搬送コンベア
22 コンベアベルト
23 押動手段
25 流体圧シリンダ
27 プッシャ
30 第2搬送コンベア
32  コンベアベルト
33  整列ガイド部材
35  第3搬送コンベア
37  コンベアベルト
38  食材検出センサ
39  食材計数センサ
40  制御部
41  シャッタ部材
42  包装用容器

Claims (7)

  1. 上面に物品を載置して搬送する搬送コンベア上の幅方向における両側部に前記幅方向に往復動する整列ガイド部材をそれぞれ配設したことを特徴とする物品整列搬送装置。
  2. 前記搬送コンベア上に重積載置されている物品のうち上方の物品を押動して搬送コンベア上に落下させる押動手段を配設したことを特徴とする請求項1に記載の物品整列搬送装置。
  3. 前記搬送コンベアを第1搬送コンベアとし、この第1搬送コンベア上において整列された物品を順次受け取る第2搬送コンベアを設け、この第2搬送コンベアにおける物品の搬送速度を前記第1搬送コンベアにお
    【解決手段】ける物品の搬送速度より速くしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の物品整列搬送装置。
  4. 前記第2搬送コンベア上において整列された物品を順次受け取る第3搬送コンベアを設け、この第3搬送コンベアにおける物品の搬送速度を前記第2搬送コンベアにおける物品の搬送速度より速くしたことを特徴とする請求項3に記載の物品整列搬送装置。
  5. 前記整列ガイド部材は、前記第2搬送コンベアおよび第3搬送コンベアの少なくとも一方にも配設されている請求項3または請求項4に記載の物品整列搬送装置。
  6. 前記第2搬送コンベアまたは第3搬送コンベアにおける物品搬送方向における下流側に、対応する搬送コンベア上の物品の存在を検出する物品検出センサと、対応する搬送コンベア上から排出される物品の個数を計数する物品計数センサとを設け、これらの両センサからの出力により対応する搬送コンベアの駆動・停止の制御と、対応する搬送コンベアからの物品の排出の制御を行うようにしたことを特徴とする請求項3ないし請求項5のいずれか1項に記載の物品整列搬送装置。
  7. 前記第1搬送コンベア上へ物品を供給するための供給コンベアと、この供給コンベア上を搬送される物品の前記第1搬送コンベアへの供給量を制御する供給量制御手段とを設けたことを特徴とする請求項3ないし請求項6のいずれか1項に記載の物品整列搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007121224A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Atsushi Sato 組合せ計量装置
WO2019064802A1 (ja) * 2017-09-27 2019-04-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 荷物仕分けシステム、投影指示装置および荷物仕分け方法

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