JP2004056924A - 車両用電気接続構造及び端子接続部構造 - Google Patents

車両用電気接続構造及び端子接続部構造 Download PDF

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Abstract

【課題】部品点数、組み付け工数を増加させず、絶縁を確保した上で確実に接続を行うことができる車両用電気接続構造及び端子接続部構造を提供する。
【解決手段】駆動用のモータから引き出される複数相のバスバーの接続端子15A,15B,15Cと前記モータを駆動するインバータから引き出される複数相の電力線ケーブル21の接続端子21A,21B,21Cとを接続する車両用電気接続構造において、バスバーの各相の接続端子15A,15B,15Cと、対応する電力線ケーブル21の各相の接続端子21A,21B,21Cとが重合されると共に、各接続端子接続端子15A,21A、15B,21B、15C,21Cの重合面とは反対側の面に絶縁部材31が配置され、これらがこれらを貫く位置に設けられた単一のボルト18で重合方向に締結固定されることを特徴とする。
【選択図】  図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両用電気接続構造及び端子接続部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば図11、図12に示すように、ハイブリッド車両において、駆動用のモータの導電性部材の接続端子1A,1B,1Cと、該モータを駆動するインバータの電力線ケーブル3の接続端子2A,2B,2Cを端子接続部4で接続する場合には、3相の各相の接続端子同士を別々にボルト5A,5B,5Cにより端子接続部4の端子ベース6に締結するようにしている。また、同時に端子ベース6や端子ボックス7などの周辺部材との電気的絶縁を図るため、ボルト5A,5B,5Cが締結される図示しないナット部分を樹脂部品で形成して端子ベース6にインサート形成するなどの対策を講じている(特開2001−25187号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術においては、接続端子1A,1B,1Cと接続端子2A,2B,2Cを締結するため相数分、つまり3本のボルト5A,5B,5Cが必要となり、部品点数が増加すると共に組み付け作業工数がかかるという問題がある。
とりわけ、車両用として用いられる電気接続構造では各部品の組み付け工数がそのままタクトタイムに影響を与え兼ねないため、サブラインでの工数を増加せざるを得ず、したがって、ライン設定上の制約ともなっている。
また、端子ベース6にナットをインサート成形するための工数が増加し、コストアップにつながる問題がある。
そこで、この発明は、部品点数、組み付け工数を増加させることなく、絶縁を確保した上で確実に接続を行うことができる車両用電気接続構造及び端子接続部構造を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、車両駆動用のモータ(例えば、実施形態におけるモータ10)から引き出される複数相の導電性部材(例えば、実施形態におけるバスバー15)の接続端子(例えば、実施形態における接続端子15A,15B,15C)と前記モータを駆動するインバータから引き出される複数相の電力線ケーブル(例えば、実施形態における電力線ケーブル21)の接続端子(例えば、実施形態における接続端子21A,21B,21C)とを接続する車両用電気接続構造において、導電性部材の各相の接続端子と、対応する電力線ケーブルの各相の接続端子とが重合されると共に、接続端子の重合面とは反対側の面に絶縁部材(例えば、実施形態における絶縁部材31,31’)が配置され、これら重合された各相の接続端子と絶縁部材とがこれらを貫く位置に設けられた単一のボルト(例えば、実施形態におけるボルト18)で重合方向に締結固定されることを特徴とする。
このように構成することで、単一のボルトを締め付けることで導電性部材の接続端子と電力線ケーブル側の接続端子とを、絶縁部材を介して各相を絶縁した状態で接続して締結することが可能となる。
【0005】
請求項2に記載した発明は、内燃機関とトランスミッションとの間にモータを配置したハイブリッド車両に用いられる車両用電気接続構造であって、前記ハイブリッド用モータのコイル(例えば、実施形態におけるコイル14)に対して集配電を行う導電性部材と、導電性部材と電力線ケーブルとを電気的に接続する端子接続部と、端子接続部を収容する端子ボックス(例えば、実施形態における端子ボックス27)とを備え、導電性部材はモータからトランスミッションに向かって延出して設けられ、端子ボックスはトランスミッションに向かって延出して設けられ、導電性部材の各相の接続端子と、対応する電力線ケーブルの各相の接続端子とが重合されると共に接続端子の重合面とは反対側の面に絶縁部材が配置され、前記重合された各相の接続端子と絶縁部材とがこれらを貫く位置に設けられた単一のボルトにより重合方向に締結固定されることを特徴とする。
このように構成することで、限られた狭いスペースであっても単一のボルトを締め付けるだけで導電性部材の接続端子と電力線ケーブル側の接続端子とを、絶縁部材を介して各相を絶縁した状態で接続して締結することが可能となる。
【0006】
請求項3に記載した発明は、前記接続端子はボルトの受け入れ部(例えば、実施形態における受け入れ部19)と、この受け入れ部を挟む位置に突出部(例えば、実施形態における突出部20)を備えていることを特徴とする。
このように構成することで、接続端子の突出部間の受け入れ部に相対的にボルトを案内しながら、接続端子を挿入することが可能となる。
【0007】
請求項4に記載した発明は、前記電力線ケーブルは、少なくとも接続端子側の端部が、単一の絶縁ケーブル(例えば、実施形態におけるスリーブ22)内に複数相の電力線を一体に設けた構造に形成されていることを特徴とする。
このように構成することで、接続端子の接続作業にあたっては、一体構造となった電力線ケーブルの端部を把持して作業を行うことが可能となる。
【0008】
請求項5に記載した発明は、前記ボルトの外周にボルトの締め付けストロークを規制するカラー(例えば、実施形態における金属カラー41)が設けられていることを特徴とする。
このように構成することで、締め付けストロークが一定量となるとカラーによりボルトの締め付けが規制できるので、軸力による絶縁部材の底面側の潰れを防止できる。
【0009】
請求項6に記載した発明は、前記接続端子及び絶縁部材に対してボルトの締結力を付与するスプリングワッシャー(例えば、実施形態におけるスプリングワッシャー43)が設けられていることを特徴とする。
このように構成することで、カラーにより決められたストロークでボルトが締め付けられると、スプリングワッシャーがボルトの軸力に係わらず一定の接圧を接続端子間に付与する。
【0010】
請求項7に記載した発明は、前記ボルトと接続端子との間が絶縁されると共に、前記絶縁部材間にシール材(例えば、実施形態におけるシール材45、52)が設けられていることを特徴とする。
このように構成することで、ボルトと接続端子の絶縁低下を防止しつつ、シール材により水の進入による絶縁不良を防止できる。
【0011】
請求項8に記載した発明は、前記絶縁部材の接続端子挿入側の端部に、接続端子を受け入れる傾斜面(例えば、実施形態における上部傾斜面35,下部傾斜面37、上部斜面39A、下部斜面39B)が設けられていることを特徴とする。
このように構成することで、接続端子を絶縁部材の傾斜面に沿うようにして絶縁部材間に挿入することができ、挿入時の接続端子同士の干渉を防止できる。
【0012】
請求項9に記載した発明は、前記絶縁部材の接続端子挿入方向と交差する方向側の端部に、保持用治具(例えば、実施形態における保持用治具32)に係合する係止部(例えば、実施形態における係止部33)が設けられていることを特徴とする。
このように構成することで、絶縁部材の係止部により保持用治具に所定間隔をもって係合させることが可能となる。
【0013】
請求項10に記載した発明は、モータから引き出される複数相の導電性部材の接続端子とモータを駆動するインバータから引き出される複数相の電力線ケーブルの接続端子を各相毎に重合して接続し絶縁部材間に挟み込んだ状態で固定する端子接続部構造において、絶縁部材を重合しこれを貫通するボルトで端子ベース(例えば、実施形態における端子ベース17)に締結可能に構成し、ボルトの周囲にボルトの締め付けストロークを規制するカラーを装着し、カラーの上部に設けたフランジ部(例えば、実施形態におけるフランジ部41A)とこれに対向する絶縁部材との間にボルトの締結力を絶縁部材に伝達するスプリングワッシャーを配置して、上記各絶縁部材間に一方側から前記導電性部材の接続端子を挿入し、他方側から対応する前記電力線ケーブルの接続端子を挿入可能に構成したことを特徴とする。
このように構成することで、各絶縁部材間に一方側から前記導電性部材の接続端子を挿入し、他方側から対応する前記電力線ケーブルの接続端子を挿入して、カラーによりボルトの締め付けが規制されるまでボルトを締め付ければ、スプリングワッシャーの弾性力により発生する力で各接続端子同士を接続することが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図面と共に説明する。図1〜図10はこの発明の第1実施形態を示している。
図1、図2において、10はハイブリッド車両の駆動用のモータを示している。モータ10は図示しないエンジン(内燃機関)とトランスミッションとの間に挟持され、その駆動軸がエンジンのクランクシャフトとトランスミッションの入力軸に接続されている。加速時にはモータ10によりエンジンを駆動補助し、減速時にはモータ10を発電機として機能させて回生エネルギーを回収するようになっている。
【0015】
ここで、モータ10にはトランスミッションに向かって延出する端子ボックス27が取り付けられている。この端子ボックス27内にはトランスミッション側に配置された端子接続部16が設けられ、この端子接続部16は端子ボックス27のボックス本体29がパッキンを介して蓋30で閉塞されるものである。
端子接続部16には底部から盛り上がるように端子ベース17が形成されると共に、トランスミッション側の側壁には後述する電力線ケーブル21の接続端である絶縁性材料からなるスリーブ(絶縁ケーブル)22を収容するガイド筒28が形成されている。
【0016】
図2中11はロータ12の周囲に配置されたステータ11を示し、このステー他11の一側面には集配電リング13が設けられ、この集配電リング13にモータ10のコイル14に対して集配電を行う平板状の3本のバスバー15が接続されている。バスバー15は前記端子接続部16の端子ベース17に向かい斜め上方に延出して立ち上がり、水平に延びる端末部に各々接続端子15A,15B,15Cを備えている。尚、接続端子15A,15B,15Cは銅等の金属で形成されている。
【0017】
図4に示すように、前記各バスバー15の接続端子15A,15B,15Cは各接続端子15A,15B,15Cのエンジン側の部分がエンジンとモータの合わせ面に対し平行な方向にオフセットして配置され、トランスミッション側は後述するボルト18(厳密にはボス部40)の受け入れ部19と、この受け入れ部19を挟む位置に突出部20を備えフォーク状に形成されている。このように各接続端子15A,15B,15Cのエンジン側部分がオフセットして配置していることで、オフセットしていない場合に比較して隣接する他の接続端子との間隔を確保して絶縁低下の可能性をできるだけ低くしている。
【0018】
一方、図3において21はモータ10を駆動する図示しないインバータから引き出される複数相の電力線ケーブルを示し、この電力線ケーブル21の接続端側には各相に対応して銅製の3つの接続端子21A,21B,21Cが取り付けられ、各接続端子21A,21B,21Cはスリーブ22内に挿入されて一体化されている。具体的には電力線ケーブル21の各相のケーブル21a,21b,21cの先端に接続端子21A,21B,21Cが接合され、各接続端子21A,21B,21Cに形成された係合孔23をスリーブ22の上部内壁及び内部に設けた仕切壁24,24の突起25に係止させることで、3つの接続端子21A,21B,21Cを1つにまとめている。このスリーブ22が前記端子ボックス27のガイド筒28内に挿入固定されている。
【0019】
接続端子21A,21B,21Cは3相モータの各相に対応して上下3段に配置され、中段の接続端子21Bを挟む上下段の接続端子21A,21B,21Cは中段の接続端子21Bに向かって接近するように段差部26を有している。接続端子21A,21B,21Cのエンジン側は前記接続端子15A,15B,15Cと同様に前記ボルト18(厳密にはボス部40)の受け入れ部19と、この受け入れ部19を挟む位置に突出部20を備えフォーク状に形成されている(図5参照)。
【0020】
そして、上記端子ベース17上にバスバー15の各相の接続端子15A,15B,15Cと、対応する電力線ケーブル21の各相の接続端子21A,21B,21Cとが重合されると共に、各接続端子15A,21A、15B,21B、15C,21Cの重合面とは反対側の面にこれらを覆うようにして絶縁部材31が配置され、重合された各相の接続端子15A,21A、15B,21B、15C,21Cと4枚の絶縁部材31,31,31,31の挿通部31Aを貫く位置に設けられた単一のボルト18で重合方向に締結固定されている。
【0021】
図4〜図8に示すように、前記絶縁部材31は樹脂などの絶縁性材料により板状に形成されたものである。絶縁部材31の接続端子挿入方向と交差する方向側の両端部には、断面略C字状の保持用治具32に係合する係止部33が設けられている。具体的には、係止部33は、保持用治具32の断面形状に整合する両外縁部に突条34が周設されたもので、この突条34が保持用治具32の内面に上下方向に所定間隔をもって形成された溝M(図7,図8に示す)に係止できるようになっている。
【0022】
絶縁部材31の接続端子挿入方向側の端部は、ボルト18の挿通部31Aに対して一側部よりも短い短延部31Sと他側部より長い長延部31Lが形成されている。この実施形態では4枚の絶縁部材31を用いているが、各絶縁部材31は同一構造のものを上面と下面を反転させ、かつ長延部31Lと短延部31Sとを前記電力線ケーブル21の各接続端子21A,21Cの段差部26を避けるように、バスバー15側と電力線ケーブル21側とに振り分けて配置されている。
具体的には、端子ベース17上と最上部の絶縁部材31,31は上面を上方に向け、長延部31Lをバスバー15側に向けて載置され、端子ベース17上と最上部の絶縁部材31の間に配置された2枚の絶縁部材31,31は上面を下側に向け長延部31Lを電力線ケーブル21側に向けて配置されている。
したがって、この段差部26を避けるようにして短延部31Sを形成している分だけ挿入長さを短くできる。
【0023】
図3を用いて前記長延部31Lと短延部31Sの具体的形状を端子ベース17に載置された最下部の絶縁部材31を例にして説明する。
長延部31Lは上面が端部に向かうほど下側に傾斜する上部傾斜面(傾斜面)35を備え、短延部31Sは上面の端末に急激に上方に立ち上がる返り部36を備えている。また、長延部31Lの端部下面には端部に向かうほど上側に傾斜する下部傾斜面(傾斜面)37が形成され、この下部傾斜面37は段差38をもって下面に接続されている。
【0024】
短延部31Sの返り部36には前記下部傾斜面37に比較して急勾配に形成された上部斜面(傾斜面)39Aが下面側に向かうように形成され、この上部斜面39Aは下部斜面(傾斜面)39Bを介して下面に連続している。尚、上記返り部36と段差38の高さは接続端子15A,15B,15C、接続端子21A,21B,21Cの厚さに対応した寸法に形成されている。そして、絶縁部材31の上面と下面には接続端子15A,21A、15B,21B、15C,21Cのボルト受け入れ部19に整合するボス部40が形成されている。
【0025】
前記4枚の絶縁部材31を貫通するボルト18は端子ベース17に締め付けられるもので、前記ボルト18の外周にはボルト18の締め付けストロークを規制する金属カラー41が配置されている。したがって、この金属カラー41は前記絶縁部材31の挿通部31Aに挿通されることとなる。
金属カラー41は上部にフランジ部41Aを備え、フランジ部41Aと最上部の絶縁部材31との間の空間部分に下から皿ワッシャー42とスプリングワッシャー43が挟持されている。
【0026】
ここで、このスプリングワッシャー43は前記接続端子15A,15B,15C、接続端子21A,21B,21C及び絶縁部材31に対してボルト18の締結力を金属カラー41のフランジ部41Aに押圧されて付与するものである。尚、皿ワッシャー42の下面と端子ベース17の上面には絶縁部材31のボス部40の逃げ部44が形成されている。
そして、前記絶縁部材31のボス部40間にはOリングやパッキンなどのシール材45が設けられ、各接続端子15A,15B,15C、接続端子21A,21B,21Cの上下面に密接してシールできるようになっている。したがって、ボス部40により金属カラー41と各接続端子15A,15B,15C、接続端子21A,21B,21Cとが絶縁され、シール材45により各接続端子間が絶縁されることとなる。
【0027】
上記実施形態によれば、モータ10から引き出される3相のバスバー15の接続端子15A,15B,15Cと前記モータ10を駆動するインバータから引き出される3相の電力線ケーブル21の接続端子21A,21B,21Cとを接続する手順を説明する。
【0028】
図1、図2に示すように、端子ボックス27のボックス本体29の蓋30を開放し、図4に示すように、バスバー15の接続端子15A,15B,15Cを端子接続部16の端子ベース17上に間隔を開けて位置させる。このとき、予め保持用治具32の各溝Mに所定の向きにした絶縁部材31を、その係止部33の周縁に設けた突条34を係止させると共に、皿ワッシャー42とスプリングワッシャー43を最上部の絶縁部材31に載置して金属カラー41を絶縁部材の挿通部31Aに挿通しておく。更に、各絶縁部材31のボス部40間にはシール材45を介装しておく。
【0029】
そして、保持用治具32を移動させ、各絶縁部材31の間に相対的にバスバー15の接続端子15A,15B,15Cを挿入し、接続端子15A,15B,15Cの受け入れ部19に前記ボス部40を案内しながら挿入する。したがって、絶縁部材31は保持用治具32の溝Mによりに所定間隔をもってが保持されているため、接続端子15A,15B,15Cの挿入作業を受け入れ部19によりスムーズに行うことができる。
【0030】
次に、図5に示すように、各電力線ケーブル21の接続端子21A,21B,21Cを端子ボックス27のスリーブ22内に挿入する。このとき、一体となった状態で各接続端子21A,21B,21Cをバスバー15の各接続端子15A,15B,15Cの上になるよう図9に示すようにやや斜め上から差し込みんで重合し、図6に示すようにボルト18を端子ベース17に締結固定する。したがって、この場合も受け入れ部19にボス部40を案内しながら挿入作業を行うことができるため作業を容易に行うことできる。
また、スリーブ22により一体となった電力線ケーブル21を把持して作業ができるのでこの点でも作業が行い易い。尚、図6では絶縁部材31の断面形状を表すために手前側の端部をカットしている。
【0031】
ここで、接続端子15A,15B,15Cを各絶縁部材31の間に挿入する場合には、図3に示すように各々が挿入する側に開くように傾斜している上部傾斜面35と上部斜面39Aとの間(最下部と2段目の絶縁部材間)、下部斜面39Bと上部斜面39Aとの間(2段目と3段目の絶縁部材間)、上部斜面39Bと下部傾斜面37との間(3段目と最上段の絶縁部材間)にスムーズに挿入できる。
【0032】
また、接続端子21A,21B,21Cを各絶縁部材31の間に挿入する場合にも、各々が挿入する側に開くように傾斜している上部斜面39Aと上部傾斜面35との間(最下部と2段目の絶縁部材間)、下部傾斜面37と上部傾斜面35との間(2段目と3段目の絶縁部材間)、下部傾斜面37と下部斜面39Bとの間(3段目と最上段の絶縁部材間)にスムーズに挿入できる。
この場合に、初めに絶縁部材31間に挿入した接続端子15A,15B,15Cは返り部36と段差38に隠れるようにして収まるため、接続端子21A,21B,21Cの挿入作業において、接続端子15A,15B,15Cの端部が引っ掛かり作業に支障をきたすこともない。
【0033】
また、ボルト18の締め付け作業を行う場合には、金属カラー41によりボルト18の締め付けストロークが規制されているため、締め付けストロークを管理することなく気にせずに締め付け作業を容易に行うことができる。また、ボルト18の締め付けと同時に端子ベース17側に移動する金属カラー41のフランジ部41Aがスプリングワッシャー43を圧縮変形させ、予め決定された圧縮しろに応じた圧縮力で絶縁部材31の間で各接続端子15A,15B,15Cと接続端子21A,21B,21Cの重合部分を適正な押圧力で締め付けることができる。
【0034】
したがって、通常、過度な締め付け力を付与すると銅製のため圧縮方向に潰れ変形することが原因で経時的に締め付け力が低下しやすい接続端子15A,15B,15C,21A,21B,21Cの接続不良を確実に防止できる。
その結果、部品点数が少なくて済み、単一のボルト18を締め付けるだけの簡単な作業で、適正な押圧力で各接続端子同士を簡単に締め付けることができる。また、3本のボルトを使用して各接続端子同士を締め付けていた従来に比較して、端子ボックス27の占有体積を小さくできるため、エンジンとモータとを備えて占有スペースの制約が多いハイブリッド車両に適用した場合に好適である。
【0035】
また、ボス部40により各接続端子15A,15B,15C、接続端子21A,21B,21Cと金属カラー41とが絶縁され、シール材45により接続端子の各相が絶縁されているため、例えば、金属カラー41の外周囲に被水により水が進入しても、この水が接続端子15A,15B,15C、接続端子21A,21B,21Cに至ることはなく絶縁低下が生ずることはない。
【0036】
次に、この発明の第2実施形態を図10に基づき図1、図2を援用して説明する。尚、この実施形態においても基本構成は前記実施形態と同様であるので、前記実施形態と異なる部分のみを説明し、前記実施形態と同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
【0037】
この実施形態は第1実施形態における絶縁部材31のボス部40を廃止すると共に金属カラー41の周囲に絶縁性を備えた樹脂製のカラー50(樹脂コーティング部でもよい)を設けたものである。絶縁部材31’の挿通部31Aと接続端子15A,15B,15C、接続端子21A,21B,21Cの受け入れ部19の幅寸法は一致しており、接続端子15A,15B,15C、接続端子21A,21B,21Cの受け入れ部19はカラー50の外周面に突き当たるようになっている。また、絶縁部材31’には挿通部31Aの周縁に溝51が形成され、ここにOリング等のシール材52が装着されている。シール材52はカラー50の周面に密接して、各絶縁部材31間の被水による絶縁低下を防止している。
【0038】
したがって、この実施形態においても、スリーブ22により一体となった電力線ケーブル21を把持して作業ができるので作業が行い易い。
また、絶縁部材31に形成された上部傾斜面35と上部斜面39A、下部斜面39Bと上部斜面39A、上部斜面39Bと下部傾斜面37とにより各接続端子15A,15B,15Cをスムーズに挿入することができ、上部斜面39Aと上部傾斜面35、下部傾斜面37と上部傾斜面35、下部傾斜面37と下部斜面39Bとにより各接続端子21A,21B,21Cをスムーズに挿入できる。
【0039】
そして、金属カラー41によりボルト18の締め付けストロークが規制され締め付け作業を容易に行うことができ、スプリングワッシャー43により適正な押圧力で確実に締め付けることができる。
その結果、部品点数が少なくて済み、単一のボルト18を締め付けるだけの簡単な作業で、適正な押圧力で各接続端子15A,15B,15C、接続端子21A,21B,21C同士を簡単に締め付けることができる。
とりわけ、この実施形態においては、前記実施形態のようにボス部が必要ないため、ボス部とこれに関連した加工が必要なくなり、コストダウンを図ることができるメリットがある。
【0040】
尚、この発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、シール材の配置については、一例であって他のシール態様を採用することができる。また、端子ベース17に対してボルト18が上下に植設されている場合を例にして説明したが、ボルト18がモータ10の軸方向に植設されるような端子ボックス27を備えた場合にも適用できる。
【0041】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項1に記載した発明によれば、単一のボルトを締め付けることで導電性部材の接続端子と電力線ケーブル側の接続端子とを、絶縁部材を介して各相を絶縁した状態で接続して締結することが可能となるため、部品点数及び組み付け作業工数を大幅に削減することができる効果がある。
【0042】
請求項2に記載した発明によれば、限られた狭いスペースであっても単一のボルトを締め付けるだけで導電性部材の接続端子と電力線ケーブル側の接続端子とを、絶縁部材を介して各相を絶縁した状態で接続して締結することが可能となるため、部品点数及び組み付け作業工数を大幅に削減することができる効果があると共に、複数のボルトによる締め付けが必要なくなるため、エンジンとモータとを備えて占有スペースの制約が多いハイブリッド車両の配置スペースを大幅に削減できる効果がある。
【0043】
請求項3に記載した発明によれば、接続端子の突出部間の受け入れ部に相対的にボルトを案内しながら、接続端子を挿入することが可能となるため、接続端子を確実にボルトにより締結することができる効果がある。
【0044】
請求項4に記載した発明によれば、接続端子の接続作業にあたっては、一体構造となった電力線ケーブルの端部を把持して作業を行うことが可能となるため、各相の電力線が別々になっている場合に比較して接続作業が行い易い効果がある。
【0045】
請求項5に記載した発明によれば、締め付けストロークが一定量となるとカラーによりボルトの締め付けが規制できるため、軸力による絶縁部材の底面側の潰れを防止でき、締め付けストロークを気にすることなくボルトの締め付け作業を容易に行うことができる効果がある。
【0046】
請求項6に記載した発明によれば、カラーにより決められたストロークでボルトが締め付けられると、スプリングワッシャーがボルトの軸力に係わらず一定の接圧を接続端子間付与するため、正確な締結力で接続端子を締め付けることができると共に締め付け作業を簡単に行うことができる効果がある。
【0047】
請求項7に記載した発明によれば、ボルトと接続端子の絶縁低下を防止しつつ、シール材により水の進入による絶縁不良を防止できるため、信頼性を高めることができる効果がある。
【0048】
請求項8に記載した発明によれば、接続端子を絶縁部材の傾斜面に沿うようにして絶縁部材間に挿入することができ、挿入時の接続端子同士の干渉を防止できるため、接続端子の挿入方向設定の自由度が増加し挿入作業を容易に行うことができる効果がある。
【0049】
請求項9に記載した発明によれば、絶縁部材の係止部により保持用治具に所定間隔をもって係合させることが可能となるため、接続端子を挿入する間隔を保持した状態で絶縁部材を保持することができ、したがって、接続端子の挿入作業を容易に行うことができる効果がある。
【0050】
請求項10に記載した発明によれば、各絶縁部材間に一方側から前記導電性部材の接続端子を挿入し、他方側から対応する前記電力線ケーブルの接続端子を挿入して、カラーによりボルトの締め付けが規制されるまでボルトを締め付ければ、スプリングワッシャーの弾性力により発生する力で各接続端子同士を接続することが可能となるため、部品点数、作業行為数を削減しつつ、ボルトの締結力管理も必要なく最適な締締結力で接続端子同士を確実に接続することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態の平面図である。
【図2】この発明の第1実施形態の側面図である。
【図3】図2の要部拡大図である。
【図4】この発明の第1実施形態の組立状況を示す斜視図である。
【図5】この発明の第1実施形態の組立状況を示す斜視図である。
【図6】この発明の第1実施形態の組立状況を示す斜視図である。
【図7】図1の要部平面図である。
【図8】図7の側面図である。
【図9】電力線ケーブルの側の接続端子の組み付け状態を示す図である。
【図10】この発明の第2実施形態の要部拡大図である。
【図11】従来技術の斜視図である。
【図12】図11の内部を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 モータ
14 コイル
15 バスバー(導電性部材)
15A,15B,15C 接続端子
17 端子ベース
18 ボルト
19 受け入れ部
20 突出部
21 電力線ケーブル
21A,21B,21C 接続端子
22 スリーブ(絶縁ケーブル)
27 端子ボックス
31、31’ 絶縁部材
32 保持用治具
33 係止部
35 上部傾斜面(傾斜面)
37 下部傾斜面(傾斜面)
39A 上部斜面(傾斜面)
39B 下部斜面(傾斜面)
41 金属カラー
41A フランジ部
43 スプリングワッシャー
45、52 シール材

Claims (10)

  1. 車両駆動用のモータから引き出される複数相の導電性部材の接続端子と前記モータを駆動するインバータから引き出される複数相の電力線ケーブルの接続端子とを接続する車両用電気接続構造において、導電性部材の各相の接続端子と、対応する電力線ケーブルの各相の接続端子とが重合されると共に、接続端子の重合面とは反対側の面に絶縁部材が配置され、これら重合された各相の接続端子と絶縁部材とがこれらを貫く位置に設けられた単一のボルトで重合方向に締結固定されることを特徴とする車両用電気接続構造。
  2. 内燃機関とトランスミッションとの間にモータを配置したハイブリッド車両に用いられる車両用電気接続構造であって、前記ハイブリッド用モータのコイルに対して集配電を行う導電性部材と、導電性部材と電力線ケーブルとを電気的に接続する端子接続部と、端子接続部を収容する端子ボックスとを備え、導電性部材はモータからトランスミッションに向かって延出して設けられ、端子ボックスはトランスミッションに向かって延出して設けられ、導電性部材の各相の接続端子と、対応する電力線ケーブルの各相の接続端子とが重合されると共に接続端子の重合面とは反対側の面に絶縁部材が配置され、前記重合された各相の接続端子と絶縁部材とがこれらを貫く位置に設けられた単一のボルトにより重合方向に締結固定されることを特徴とする車両用電気接続構造。
  3. 前記接続端子はボルトの受け入れ部と、この受け入れ部を挟む位置に突出部を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用電気接続構造。
  4. 前記電力線ケーブルは、少なくとも接続端子側の端部が、単一の絶縁ケーブル内に複数相の電力線を一体に設けた構造に形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の車両用電気接続構造。
  5. 前記ボルトの外周にボルトの締め付けストロークを規制するカラーが設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の車両用電気接続構造。
  6. 前記接続端子及び絶縁部材に対してボルトの締結力を付与するスプリングワッシャーが設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項5の何れかに記載の車両用電気接続構造。
  7. 前記ボルトと接続端子との間が絶縁されると共に、前記絶縁部材間にシール材が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項6の何れかに記載の車両用電気接続構造。
  8. 前記絶縁部材の接続端子挿入側の端部に、接続端子を受け入れる傾斜面が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項7の何れかに記載の車両用電気接続構造。
  9. 前記絶縁部材の接続端子挿入方向と交差する方向側の端部に、保持用治具に係合する係止部が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項8の何れかに記載の車両用電気接続構造。
  10. モータから引き出される複数相の導電性部材の接続端子とモータを駆動するインバータから引き出される複数相の電力線ケーブルの接続端子を各相毎に重合して接続し絶縁部材間に挟み込んだ状態で固定する端子接続部構造において、絶縁部材を重合しこれを貫通するボルトで端子ベースに締結可能に構成し、ボルトの周囲にボルトの締め付けストロークを規制するカラーを装着し、カラーの上部に設けたフランジ部とこれに対向する絶縁部材との間にボルトの締結力を絶縁部材に伝達するスプリングワッシャーを配置して、上記各絶縁部材間に一方側から前記導電性部材の接続端子を挿入し、他方側から対応する前記電力線ケーブルの接続端子を挿入可能に構成したことを特徴とする端子接続部構造。
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