JP2004052180A - Base fabric for cataplasm and cataplasm - Google Patents

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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a base fabric for cataplasm and a cataplasm excellent also in handling property capable of readily attaching to the skin in addition to a following property to movement to the skin. <P>SOLUTION: A woven fabric is composed of a latent crimp-developing polyester fiber in which the warp comprises a spun yarn and the weft comprises two or more of polyester components and one component thereof is polytrimethylene terephthalate. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、貼布剤用基布及び貼布剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、貼布剤用基布としては、ポリエチレンテレフタレート繊維等の合成繊維や綿等の織物、編物、不織布等が用いられており、例えば、特公平8−25871号公報には、ポリエチレンテレフタレート繊維からなる編地が開示されているが、皮膚の動きへの追従性は必ずしも十分なものではなかった。
本出願人は、これを改良するものとして、先に特開2002−20272号公報において、ポリトリメチレンテレフタレート繊維で構成した編物からなる貼布剤用基布及び貼布剤を提案した。この発明によると、皮膚の動きへの追従性は満足すべきものではあるが、編物は、伸びやすく変形しやすいために、織物に比較して、皮膚に貼りにくいといった、取り扱い性の上で改良すべき点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、皮膚の動きに対する追従性に加えて、皮膚に貼りやすいといった、取り扱い性にも優れた貼布剤用基布及び貼布剤を提供することにある。
【0004】
【発明を解決するための手段】
本発明者らは、前記の課題は、織物の緯糸に特定の繊維を用いることにより達成されることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、経糸が紡績糸、緯糸が二種以上のポリエステル成分からなり、その一成分がポリトリメチレンテレフタレートである潜在捲縮発現性ポリエステル繊維で構成された織物であることを特徴とする貼布剤用基布及びこの基布を用いた貼付剤である。
本発明によれば、経糸が紡績糸で構成されているために皮膚に貼りやすいといった、取り扱い性に優れたものとなり、一方、緯糸が特定の潜在捲縮発現性ポリエステル繊維で構成されているために、皮膚の動きに対する追従性に優れた貼布剤用基布及び貼布剤が提供される。
【0005】
本発明の潜在捲縮発現性ポリエステル繊維は、少なくとも二種のポリエステル成分で構成(具体的には、サイドバイサイド型又は偏芯芯鞘型に接合されたものが多い)され、熱処理によって捲縮を発現するものである。二種のポリエステル成分で構成されている場合の複合比(一般的に、質量%で70/30〜30/70の範囲内のものが多い)、接合面形状(直線又は曲線形状のものがある)は限定されない。
【0006】
本発明は、織物の緯糸に、二種以上のポリエステル成分からなり、その一成分がポリトリメチレンテレフタレートである潜在捲縮発現性ポリエステル繊維を用いる点に特徴がある。具体的には、特開2001−40537号公報に開示されているようなポリトリメチレンテレフタレートを一成分とするものがある。
二種のポリエステル成分からなる繊維を例に説明する。二種のポリエステル成分からなる場合は、二種のポリエステルポリマーがサイドバイサイド型又は偏芯芯鞘型に接合された複合繊維であり、サイドバイサイド型の場合、二種のポリエステルポリマーの溶融粘度比は1.00〜2.00であることが好ましく、偏芯芯鞘型の場合は、鞘ポリマーと芯ポリマーのアルカリ減量速度比は、3倍以上鞘ポリマーの方が速いことが好ましい。
【0007】
具体的なポリマーの組み合わせとしては、ポリトリメチレンテレフタレート(テレフタル酸を主たるジカルボン酸とし、1.3−プロパンジオールを主たるグリコール成分とするポリエステルであり、エチレングリコール、ブタンジオール等のグリコール類やイソフタル酸、2.6−ナフタレンジカルボン酸等のジカルボン酸等を共重合してもよい。他ポリマー、艶消剤、難燃剤、帯電防止剤、顔料等の添加剤を含有してもよい。)とポリエチレンテレフタレート(テレフタル酸を主たるジカルボン酸とし、エチレングリコールを主たるグリコール成分とするポリエステルであり、ブタンジオール等のグリコール類やイソフタル酸、2.6−ナフタレンジカルボン酸等のジカルボン酸等を共重合してもよい。他種ポリマー、艶消剤、難燃剤、帯電防止剤、顔料等の添加剤を含有してもよい。)との組み合わせ、及びポリトリメチレンテレフタレートとポリブチレンテレフタレート(テレフタル酸を主たるジカルボン酸とし、1.4−ブタンジオールを主たるグリコール成分とするポリエステルであり、エチレングリコール等のグリコール類やイソフタル酸、2.6−ナフタレンジカルボン酸等のジカルボン酸等を共重合してもよい。他ポリマー、艶消剤、難燃剤、帯電防止剤、顔料等の添加剤を含有してもよい。)との組み合わせが好ましく、特に、捲縮の内側にポリトリメチレンテレフタレートが配置されたものが好ましい。
【0008】
上記の特開2001−40537号公報以外にも、特公昭43−19108号公報、特開平11−189923号公報、特開2000−239927号公報、特開2000−256918号公報、特開2000−328382号公報、特開2001−81640号公報等には、第一成分がポリトリメチレンテレフタレートであり、第二成分がポリトリメチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステルを並列的又は偏芯的に配置した、サイドバイサイド型又は偏芯鞘芯型に複合紡糸して製造された繊維が開示されている。特に、ポリトリメチレンテレフタレートと共重合ポリトリメチレンテレフタレートの組み合わせや、極限粘度の異なる二種類のポリトリメチレンテレフタレートの組み合わせが好ましい。
【0009】
本発明の目的をさらに高度に達成する上から、潜在捲縮発現性ポリエステル繊維の初期引張抵抗度は、好ましくは10〜30cN/dtex、より好ましくは20〜30cN/dtex、最も好ましくは20〜27cN/dtexである。初期引張抵抗度が30cN/dtexを越えると、ソフトな風合いが得られにくく、10cN/dtex未満のものは製造が困難な場合がある。
潜在捲縮発現性ポリエステル繊維の顕在捲縮の伸縮伸長率は、好ましくは10〜100%、より好ましくは10〜80%、最も好ましくは10〜60%である。顕在捲縮の伸縮伸長率が10%未満では、本発明の目的が十分に達成されない場合があり、100%を越える繊維の製造は困難な場合がある。更に、顕在捲縮の伸縮弾性率は、好ましくは80〜100%、より好ましくは85〜100%、最も好ましくは85〜97%である。顕在捲縮の伸縮伸長率が80%未満では、本発明の目的が十分に達成されない場合があり、100%を越える繊維の製造は困難な場合がある。
【0010】
さらに、100℃における熱収縮応力が、好ましくは0.1〜0.5cN/dtex、より好ましくは0.1〜0.4cN/dtex、最も好ましくは0.1〜0.3cN/dtexである。100℃における熱収縮応力が0.1cN/dtex未満では、本発明の目的が十分に達成されない場合があり、0.5cN/dtexを越える繊維の製造は困難な場合がある。
本発明の潜在捲縮発現性ポリエステル繊維の熱水処理後の伸縮伸長率は、好ましくは100〜250%、より好ましくは150〜250%、最も好ましくは180〜250%である。熱水処理後の伸縮伸長率が100%未満では、本発明の目的が十分に達成されない場合があり、250%を越える繊維の製造は困難な場合がある。熱水処理後の伸縮弾性率は、好ましくは90〜100%、より好ましくは95〜100%である。熱水処理後の伸縮弾性率が90%未満では、本発明の目的が十分に達成されない場合がある。
【0011】
このような特性を有する潜在捲縮発現性ポリエステル繊維としては、固有粘度の異なる2種類のポリトリメチレンテレフタレートが互いにサイドバイサイド型に複合された単糸から構成された複合繊維があげられる。
2種類のポリトリメチレンテレフタレートの固有粘度差は、好ましくは0.05〜0.40(dl/g)、より好ましくは0.10〜0.35(dl/g)、最も好ましくは0.15〜0.35(dl/g)である。例えば、高粘度側の固有粘度を0.70〜1.30(dl/g)から選択した場合には、低粘度側の固有粘度を0.50〜1.10(dl/g)から選択するのが好ましい。低粘度側の固有粘度は、好ましくは0.80(dl/g)以上、より好ましくは0.85〜1.00(dl/g)、最も好ましくは0.90〜1.00(dl/g)である。
【0012】
この複合繊維自体の固有粘度、すなわち、平均固有粘度は、好ましくは0.70〜1.20(dl/g)、より好ましくは0.80〜1.20(dl/g)、さらに好ましくは0.85〜1.15(dl/g)、最も好ましくは0.90〜1.10(dl/g)である。
本発明でいう固有粘度の値は、使用するポリマーではなく、紡糸した糸の粘度を指す。この理由は、ポリトリメチレンテレフタレート特有の欠点としてポリエチレンテレフタレート等と比較して熱分解が生じ易く、高い固有粘度のポリマーを使用しても熱分解によって固有粘度が著しく低下し、複合マルチフィラメントにおいては両者の固有粘度差を大きく維持することが困難であるためである
【0013】
ポリトリメチレンテレフタレートは、トリメチレンテレフタレート単位を主たる繰り返し単位とするポリエステルであり、トリメチレンテレフタレート単位を50モル%以上、好ましくは70モル%以上、より好ましくは80モル%以上、最も好ましくは90モル%以上含むものをいう。したがって、第三成分として、他の酸成分及び/又はグリコール成分の合計量が、50モル%以下、好ましくは30モル%以下、より好ましくは20モル%以下、最も好ましくは10モル%以下の範囲で含有されたポリトリメチレンテレフタレートを包含する。
【0014】
ポリトリメチレンテレフタレートは、テレフタル酸又はその機能的誘導体と、トリメチレングリコール又はその機能的誘導体とを、触媒の存在下で、適当な反応条件下に結合させることにより合成される。この合成過程において、適当な一種又は二種以上の第三成分を添加して共重合ポリエステルとしてもよいし、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリトリメチレンテレフタレート以外のポリエステルやナイロンと、ポリトリメチレンテレフタレートを別個に合成した後、ブレンドしてもよい。ブレンドする際のポリトリメチレンテレフタレートの含有率は、質量%で50%以上である。
【0015】
添加する第三成分としては、脂肪族ジカルボン酸(シュウ酸、アジピン酸等)、脂環族ジカルボン酸(シクロヘキサンジカルボン酸等)、芳香族ジカルボン酸(イソフタル酸、ソジウムスルホイソフタル酸等)、脂肪族グリコール(エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、テトラメチレングリコール等)、脂環族グリコール(シクロヘキサンジメタノール等)、芳香族を含む脂肪族グリコール(1,4−ビス(β−ヒドロキシエトキシ)ベンゼン等)、ポリエーテルグリコール(ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等)、脂肪族オキシカルボン酸(ω−オキシカプロン酸等)、芳香族オキシカルボン酸(P−オキシ安息香酸等)等がある。又、1個又は3個以上のエステル形成性官能基を有する化合物(安息香酸等又はグリセリン等)も重合体が実質的に線状である範囲内で使用できる。
【0016】
さらに二酸化チタン等の艶消剤、リン酸等の安定剤、ヒドロキシベンゾフェノン誘導体等の紫外線吸収剤、タルク等の結晶化核剤、アエロジル等の易滑剤、ヒンダードフェノール誘導体等の抗酸化剤、難燃剤、制電剤、顔料、蛍光増白剤、赤外線吸収剤、消泡剤等が含有されていてもよい。
本発明に用いられる潜在捲縮発現性ポリエステル繊維の製造法は、上記の各種公開特許公報に開示されており、限定されるものではないが、例えば、3000m/分以下の巻取り速度で未延伸糸を得た後、2〜3.5倍程度、延撚する方法が好ましいが、紡糸−延撚工程を直結した直延法(スピンドロー法)、巻取り速度5000m/分以上の高速紡糸法(スピンテイクアップ法)を採用することができる。
【0017】
繊維の形態は、長さ方向に均一なものや太細のあるものでもよく、断面形状は、丸型、三角、L型、T型、Y型、W型、八葉型、偏平(扁平度1.3〜4程度のもので、W型、I型、ブ−メラン型、波型、串団子型、まゆ型、直方体型等がある)、ドッグボーン型等の多角形型、多葉型、中空型や不定形なものでもよい。本発明においては、かかる潜在捲縮発現性ポリエステル繊維を原糸(撚糸や交絡したものを含む)のまま用いてもよいが、好ましくは仮撚加工糸として用いる。
【0018】
この仮撚加工糸の顕在捲縮伸長率は、好ましくは70〜300%、より好ましくは100〜300%、最も好ましくは120〜300%である。この仮撚加工糸の顕在捲縮弾性率は、好ましくは80〜100%、より好ましくは82〜100%、最も好ましくは85〜100%である。また、この仮撚加工糸の捲縮伸長率は、好ましくは100〜400%、より好ましくは120〜400%である。捲縮弾性率は80〜100%であることが好ましく、より好ましくは90〜100%である。
【0019】
仮撚加工糸を得るための仮撚方法としては、ピンタイプ、フリクションタイプ、ニップベルトタイプ、エアー加撚タイプ等、いかなる方法によるものでもよいが、好ましくはピンタイプ及びニップベルトタイプである。
仮撚加工糸は、いわゆる2ヒーターの仮撚加工糸(セットタイプ)よりも、いわゆる1ヒーターの仮撚加工糸(ノンセットタイプ)を用いる方が、本発明の目的達成上好ましい。
【0020】
仮撚加工時の熱固定温度は150℃〜200℃の範囲とすることが好ましく、仮撚数(T1)は次式で計算される仮撚数の係数(K1)の値が21000〜33000であることが好ましく、より好ましくは25000〜32000の範囲である。
T1(T/m)=K1/[原糸の繊度(dtex)]0.5
仮撚加工糸は、無撚でもよいが、必要に応じて、仮撚方向と同方向又は異方向に追撚したり、本発明の仮撚加工糸を合糸したり、双糸又は三子で合撚して用いてもよく、追撚や合撚における撚数(T2)は、次式で計算される撚係数(K2)が例えば20000以下の範囲内で選定すればよい。仮撚加工糸の合計繊度とは、追撚又は合撚する仮撚加工糸の合計の繊度をいう。
T2(T/m)=K2/[仮撚加工糸の合計繊度(dtex)]0.5
本発明において、この仮撚加工糸の含有率が、質量%で10%以上、好ましくは15%以上の範囲内で複合して用いてもよい。特に、複合形態としては、仮撚加工糸を芯糸とした鞘芯構造紡績糸(その際の鞘成分は、織物の一方に用いる紡績糸の繊維素材と同じものが好ましい)、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系仮撚加工糸と合糸したり、双糸又は三子で合撚するのが好ましい。
【0021】
必要に応じて、これ以外の公知の長繊維や短繊維と複合してもよい。複合する繊維の形態は、マルチフィラメント原糸でも、仮撚加工糸、流体噴射加工糸に代表される嵩高加工糸でもよく、従来公知の各種形態の糸条を用いることができる。繊維の種類としては、例えば、羊毛、絹、綿、麻等の天然繊維、キュプラレーヨン、ビスコースレーヨン、ポリノジックレーヨン、精製セルロース繊維等のセルロース系繊維、アセテート繊維、ポリエチレンテレフタレート繊維やポリブチレンテレフタレート繊維、ポリトリメチレンテレフタレート繊維等のポリエステル系繊維、ナイロン繊維、アクリル繊維等の各種人造繊維、さらにはこれらの共重合タイプの繊維や、同種又は異種ポリマー使いの複合繊維(サイドバイサイド型、偏芯鞘芯型等)等が挙げられる。
【0022】
これらの繊維とは、公知の複合手段、例えば、長短混紡(サイロフィル、ホロースピンドル等)、カバリング(シングル、ダブル)、これらの繊維からなる、沸水収縮率3〜10%程度の低収縮糸又は沸水収縮率15〜30%程度の高収縮糸と混繊、交撚等により複合してもよい。
【0023】
本発明の織物の経糸に用いる紡績糸としては、羊毛、絹、綿、麻等の天然繊維、キュプラレーヨン、ビスコースレーヨン、ポリノジックレーヨン、精製セルロース繊維等のセルロース系繊維、アセテート繊維、ポリエチレンテレフタレート繊維やポリブチレンテレフタレート繊維、ポリトリメチレンテレフタレート繊維等のポリエステル系繊維、ナイロン繊維、アクリル繊維等の各種人造繊維、さらにはこれらの共重合タイプの繊維や、同種又は異種ポリマー使いの複合繊維(サイドバイサイド型、偏芯鞘芯型等)等を単独又は二種以上含んだリング紡績糸、オープンエンド紡績糸、結束紡績糸、サイロスパンやサイロフィル、ホロースピンドル等の複合紡績糸、低収縮糸や高収縮糸との混紡や交撚等により複合したものがあるが、特に綿、精製セルロース繊維、キュプラレーヨン、ビスコースレーヨン、ウールが好ましく、質量%で紡績糸を少なくとも50%以上、特に100%経糸に用いた場合において、最も効果が顕著である。
【0024】
本発明に用いられる紡績糸は、先染め糸であってもよい。先染め糸の製法としては、公知の方法を適宜選定すればよく、例えば、カセ染め、チーズ染め、マフ染め、ニットデニット染め(ニットして染色してからデニット)等がある。
本発明の織物は、経糸が紡績糸、緯糸が潜在捲縮発現性ポリエステル繊維の交織織物であり、両者の混率は、好ましくは紡績糸:潜在捲縮発現性ポリエステル繊維の質量比が30:70〜70:30、より好ましくは35:65〜65:35、最も好ましくは40:60〜60:40である。
本発明の織物における潜在捲縮発現性ポリエステル繊維の含有率は、質量%で、好ましくは5〜50%、より好ましくは10〜50%、最も好ましくは15〜45%である。
【0025】
本発明の目的を損なわない範囲内で、通常、30質量%以下の範囲内で、紡績糸や潜在捲縮発現性ポリエステル繊維以外の他の繊維を機上で、例えば、経糸及び又は緯糸において、1〜3本交互で交織してもよい。その混用相手は、前述の仮撚加工糸に複合する繊維として例示したものがあり、例えば、緯糸が、上記の仮撚加工糸とポリトリメチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系仮撚加工糸を一〜二本交互で構成したものが好ましい。
【0026】
織物の種類は限定されるものではなく、平組織、綾組織、朱子組織さらにはこれらの組織を組み合わせた組織であってもよいが、平組織がより好ましい。
本発明の貼布剤用基布において、経糸のカバーファクター(経糸CF)は、好ましくは800〜2500、より好ましくは800〜2200、最も好ましくは1000〜2200である。経糸のカバーファクターが800未満では、目ズレが発生して取り扱い性が低下する場合があり、2500を越えると、皮膚への追随性が低下する場合がある。緯糸のカバーファクター(緯糸CF)、好ましくは500〜2000、より好ましくは700〜2000、最も好ましくは700〜1500である。
経糸CF=経糸密度(本/2.54cm)×経糸繊度(dtex)0.5
緯糸CF=緯糸密度(本/2.54cm)×緯糸繊度(dtex)0.5
【0027】
本発明の織物を製造するのに用いる織機には限定されないが、紡績糸の製織用に好適なエアージェットルーム、レピアルーム、グリッパールーム、有杼織機などを用いて生産することができる。
織物の仕上げ加工方法としては、最初に生機を熱水浴中(界面活性剤や精練剤などが含まれていてもよい)で精練・リラックスを行う。精練・リラックス加工を行うための設備としては、U型ソフサー、オープンソーパー、ボイルドオフ機、ジッガー染色機、ビーム染色機等の拡布タイプのものや液流染色機が使用できる。熱水浴の温度は、例えば、75℃〜100℃の範囲が好ましく、より好ましくは80℃〜100℃、さらに好ましくは90℃〜100℃、最も好ましくは95℃〜100℃である。
【0028】
染色後、ピンテンターを用いて乾熱プレセットを行う。その際の温度は、加工反の風合い及びセット効果の点から、140℃〜170℃が好ましく、より好ましくは145℃〜170℃、最も好ましくは150℃〜170℃である。乾熱プレセットを行った後、カレンダー加工により織物表面を平滑することが好ましい。
貼布剤用基布に用いる織物の経糸方向のストレッチ率は、取り扱い性の点から、好ましくは10%以下、より好ましくは7%以下、最も好ましくは5%以下である。緯糸方向のストレッチ率は、追随性の点から、好ましくは20%以上、より好ましくは22%以上、最も好ましくは25%以上、60%以下、特に50%以下である。ストレッチバック率は、好ましくは70%以上、より好ましくは80%以上、最も好ましくは90%以上、99%以下特に98%以下である。
【0029】
【発明の実施形態】
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に何ら限定されるものではない。
本発明の用いる評価法は以下通りである。
(1)固有粘度
固有粘度[η](dl/g)は、次式の定義に基づいて求められる値である。
式中のηrは、純度98%以上のo−クロロフェノール溶媒に溶解したポリトリメチレンテレフタレート糸又はポリエチレンテレフタレート糸の稀釈溶液の35℃での粘度を、同一温度で測定した上記溶媒の粘度で除した値であり、相対粘度と定義されているものである。Cはg/100mlで表されるポリマー濃度である。
【0030】
なお、固有粘度の異なるポリマーを用いた複合マルチフィラメントは、マルチフィラメントを構成するそれぞれの固有粘度を測定することは困難であるので、複合マルチフィラメントの紡糸条件と同じ条件で2種類のポリマーをそれぞれ単独で紡糸し、得られた糸を用いて測定した固有粘度を、複合マルチフィラメントを構成する固有粘度とする。
【0031】
(2)初期引張抵抗度:JIS L 1013化学繊維フィラメント糸試験方法初期引張抵抗度の試験方法に準じ、試料の単位繊度当たり0.0882cN/dtexの初荷重を掛けて引張試験を行い、得られた荷重−伸長曲線から初期引張抵抗度(cN/dtex)を算出する。試料10点を任意に採取して測定し、その平均値を求める。
【0032】
(3)伸縮伸長率及び伸縮弾性率:JIS L 1090合成繊維フィラメントかさ高加工糸試験方法の伸縮性試験方法A法に準じて測定を行い、伸縮伸長率(%)及び伸縮弾性率(%)を算出する。試料10点を任意に採取して測定し、その平均値を求める。
顕在捲縮の伸縮伸長率および伸縮弾性率は、巻取りパッケージから解舒した試料を、温度20±2℃、相対湿度65±2%の環境下で24時間放置後に測定を行う。熱水処理後の伸縮伸長率および伸縮弾性率は、無荷重で98℃の熱水中に30分間浸漬した後、無荷重で24時間自然乾燥乾燥した試料を用いる。
【0033】
(4)熱収縮応力:熱応力測定装置(カネボウエンジニアリング社製、商品名KE−2)を用い、試料を20cmの長さに切り取り、両端を結んで輪を作り、測定装置に装填し、初荷重0.044cN/dtex、昇温速度100℃/分の条件で収縮応力を測定し、得られた温度に対する熱収縮応力の変化曲線から100℃における熱収縮応力を読み取る。
【0034】
(5)仮撚加工糸の顕在捲縮伸長率及び顕在捲縮弾性率
島津製作所(株)製の引張試験機を用いて、つかみ間隔10cmにて仮撚加工糸を初荷重0.9×10−3CN/dtexで取り付けたのち、引張速度10cm/minで伸長し、0.0882CN/dtexの応力に達したときの伸び(%)を顕在捲縮伸長率とする。その後、再び、同じ速度でつかみ間隔10cmまで収縮させたのち、再度応力−歪み曲線を描き、初荷重の応力が発現するまでの伸度を残留伸度(B)とする。顕在捲縮弾性率は以下の式によって求める。
顕在捲縮弾性率=〔(10−B)/10〕×100(%)
【0035】
(6)仮撚加工糸の捲縮伸長率及び捲縮弾性率
巻き取りパッケージから解じょした仮撚加工糸を無荷重下で98℃の熱水中に20分浸漬した後、無荷重下で24時間乾燥した試料を用いた以外は、顕在捲縮伸度及び顕在捲縮弾性率の測定と同様の方法にて測定し、それぞれを捲縮伸長率、捲縮弾性率とする。
【0036】
(7)織物のストレッチ性、ストレッチバック性
JIS L−1096一般織物試験法伸長率A法(定速伸長法)、伸長回復率(繰り返し定速伸長法)に準拠して測定する。但し、伸長回復率は、伸長率A法で求めた伸びの100%まで試料を伸長する。
ORIENTEC(株)製の引張試験機(型式:RTC−1210A)を用いて、試料(幅5cm×長さ1m)にかかる重力に相当する荷重を初荷重としてかけ、把持間隔20cm(L0)、引張速度20cm/分で試料を所望の方向に伸長させ、24.5N(2.5kgf、500gf/cm)の荷重がかかるまで伸長し、長さ(L1)を読みとる。その後、1分間放置後、同速度で元の位置に戻し、3分間放置する。再び同速度で伸長し、初荷重と同じ荷重がかかった時点の長さ(L2)を読みとる。
ストレッチ率及びストレッチバック率は以下の式によって求める。
ストレッチ率(%)=(L1−L0)/L0×100
ストレッチバック率(%)=(L1−L2)/(L1−L0)×100
【0037】
(8)貼付剤の皮膚への追従性評価
織物の片面にゴム系粘着剤を塗布した、縦10cm、横15cmの四角形の貼付剤サンプルを作成する。このサンプルを、織物の緯方向(サンプルの横方向)が腕の長手方向となるように、肘を伸ばした状態で被験者に貼り付ける。被験者10人に肘の屈伸運動を30回させて、つっぱり感及び剥がれ状態を評価する。
【0038】
【参考例】
潜在捲縮発現性ポリエステル繊維の製造
固有粘度の異なるサイドバイサイド型複合マルチフィラメントを以下の製造例1〜4により製造した。
(製造例1)
サイドバイサイド型複合紡糸用紡口を用いて、固有粘度の異なる二種類のポリトリメチレンテレフタレートを、質量比率1:1でサイドバイサイド型に押出し、紡糸温度265℃、紡糸速度1500m/分で未延伸糸を得た。次いで、ホットロール温度55℃、ホットプレート温度140℃、延伸速度400m/分、延伸倍率は延伸後の繊度が150dtexとなるように設定して延撚し、150dtex/48fのサイドバイサイド型複合マルチフィラメントを得た。
【0039】
得られた複合マルチフィラメントの固有粘度は、高粘度側が0.90、低粘度側が0.70であった。初期引張抵抗度、顕在捲縮の伸縮伸長率/伸縮弾性率、熱水処理後の伸縮伸長率/伸縮弾性率、及び100℃における熱収縮応力を表1に示す。
【0040】
(製造例2)
製造例1と同様の方法で150dtex/24fのサイドバイサイド型複合マルチフィラメントを得た。得られた複合マルチフィラメントの固有粘度は、高粘度側が0.88、低粘度側が0.70であった。初期引張抵抗度、顕在捲縮の伸縮伸長率/伸縮弾性率、熱水処理後の伸縮伸長率/伸縮弾性率、及び100℃における熱収縮応力を表1に示す。
【0041】
(製造例3)
製造例1とは固有粘度の異なる二種類のポリトリメチレンテレフタレートを用い、製造例1と同様の方法で150dtex/48fのサイドバイサイド型複合マルチフィラメントを得た。得られた複合マルチフィラメントの固有粘度は、高粘度側が0.86、低粘度側が0.69であった。初期引張抵抗度、顕在捲縮の伸縮伸長率/伸縮弾性率、熱水処理後の伸縮伸長率/伸縮弾性率、及び100℃における熱収縮応力を表1に示す。
【0042】
(製造例4)
固有粘度の異なる二種類のポリエチレンテレフタレートを用いて150dtex/48fのサイドバイサイド型複合マルチフィラメントを得た。得られた複合マルチフィラメントの固有粘度は、高粘度側が0.66、低粘度側が0.50であった。初期引張抵抗度、顕在捲縮の伸縮伸長率/伸縮弾性率、熱水処理後の伸縮伸長率/伸縮弾性率、及び100℃における熱収縮応力を表1に示す。
【0043】
【実施例1〜3、比較例1】
各製造例で得られた複合フィラメントを用いて、石川製作所製IVF−338にて第1ヒーター温度170℃(比較例1のみ220℃)、仮撚数3200T/mで仮撚加工を行い、仮撚加工糸を作製した。
実施例1〜3の仮撚加工糸は、顕在捲縮伸長率180〜200%、顕在捲縮弾性率85〜90%、捲縮伸長率200〜250%、捲縮弾性率85〜93%、比較例1の仮撚加工糸は、顕在捲縮伸長率10%、顕在捲縮弾性率88%、捲縮伸長率130%、捲縮弾性率64%であった。
【0044】
製造例1の繊維を用いた例が実施例1、製造例2が実施例2、製造例3が実施例3、製造例4が比較例1である。
次いで、綿番手で30/−のビスコースレーヨン紡績糸を経糸に用い、得られた仮撚加工糸を緯糸に用いてエアージェットルームにて製織を行い、経糸密度100本/2.54cm、緯糸密度59本/2.54cmの平組織の生機を得た。本生機を常法により、液流リラクサーにて精練リラックス後、テンターを用いて中間セットした後、カレンダー加工した。
【0045】
得られた織物は、経糸密度126本/2.54cm、緯糸密度68本/2.54cmであった。この織物のカバーファクター(CF)は2596(経糸CF=1764+緯糸CF=832)であった。
実施例1〜3の経糸方向のストレッチ率は5%以下であり、緯糸方向のストレッチ率/ストレッチバック率は、実施例1は41%/94%、実施例2は45%/92%、実施例3は42%/93%であり、緯糸方向のストレッチ性及びストレッチバック性が、共に優れたものであった。
【0046】
一方、比較例1は、経糸方向のストレッチ率は5%以下であり、緯糸方向のストレッチ率/ストレッチバック率は、16%/69%であり、実施例1〜3と対比して、緯糸方向のストレッチ性及びストレッチバック性が共に劣ったものであった。
実施例1〜3の織物を基布に用いた貼付剤の皮膚への追従性評価は、被験者10人中8人がつっぱり感を感じず、剥がれも全く無かったが、比較例1の織物を基布に用いた貼付剤の皮膚への追従性評価は、被験者10人全員がつっぱり感を感じ、そのうち3人は貼付剤の端部に剥がれがあった。
実施例1〜3及び比較例1の貼付剤は、ともに貼りやすく、取り扱い性は優れていた。
【0047】
【比較例2】
固有粘度が0.92の一成分のポリトリメチレンテレフタレート繊維165dtex/35fを用い、実施例1と同様の仮撚条件で仮撚を行い、顕在捲縮伸長率65%、顕在捲縮弾性率55%、捲縮伸長率180%、捲縮弾性率80%の仮撚加工糸を得た。次いで、この仮撚加工糸を緯糸に用いて実施例1同様に製織、仕上げた。
【0048】
この織物の経糸方向のストレッチ率は5%以下であり、緯糸方向のストレッチ率/ストレッチバック率は18%/92%と実施例1と対比してストレッチ及び風合いが劣ったものであった。
この織物を基布に用いた貼付剤の皮膚への追従性評価は、被験者10人全員がつっぱり感を感じ、そのうち2人は貼付剤の端部に剥がれがあった。
この貼付剤は貼りやすく、取り扱い性は優れていた。
【0049】
【実施例4】
製造例2の複合フィラメントを仮撚加工せずに原糸のままで用いた以外は、実施例1同様に製織、仕上げた。
この織物の経糸方向のストレッチ率は5%以下であり、緯糸方向のストレッチ率/ストレッチバック率は25%/90%であった。
貼付剤の皮膚への追従性評価は、被験者10人中5人がつっぱり感を感じず、剥がれも全く無かった。この貼付剤は貼りやすく、取り扱い性は優れていた。
【0050】
【表1】
【0051】
【発明の効果】
本発明によれば、皮膚の動きへの追従性に加えて、皮膚に貼りやすいといった取り扱い性にも優れた貼布剤用基布及び貼布剤を提供できる。
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a patch base fabric and a patch.
[0002]
[Prior art]
BACKGROUND ART Conventionally, synthetic fibers such as polyethylene terephthalate fibers, and woven fabrics, knits, and nonwoven fabrics such as cotton have been used as a base fabric for a patch. For example, Japanese Patent Publication No. 8-25871 discloses polyethylene terephthalate fiber. However, the ability to follow the movement of the skin was not always sufficient.
The present applicant has previously proposed, in JP-A-2002-20272, a patch base fabric and a patch made of a knitted fabric composed of polytrimethylene terephthalate fibers, as an improvement. According to the present invention, the ability to follow the movement of the skin is satisfactory, but the knitted fabric is easily stretched and easily deformed. There was something to be done.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide a base fabric for a patch and a patch which is excellent in handleability, such as being easily adhered to the skin, in addition to following the movement of the skin.
[0004]
[Means for Solving the Invention]
The present inventors have found that the above object can be achieved by using a specific fiber for the weft of a woven fabric, and have completed the present invention.
That is, the present invention is characterized in that the warp is a spun yarn, the weft is a woven fabric composed of two or more types of polyester components, and one component is composed of latently crimp-expressing polyester fibers of polytrimethylene terephthalate. And a patch using the base fabric.
According to the present invention, since the warp is composed of spun yarn, it is easy to stick to the skin, and the handleability is excellent.On the other hand, the weft is composed of a specific latent crimp-expressing polyester fiber. In addition, there is provided a patch base fabric and a patch which are excellent in following the movement of the skin.
[0005]
The latently crimp-expressing polyester fiber of the present invention is composed of at least two kinds of polyester components (specifically, many are bonded in a side-by-side type or an eccentric core-sheath type), and develops a crimp by heat treatment. Is what you do. In the case of being composed of two kinds of polyester components, a compounding ratio (generally, in many cases, in a range of 70/30 to 30/70 by mass%), a joining surface shape (a straight line or curved shape is available) ) Is not limited.
[0006]
The present invention is characterized in that a latent crimp-expressing polyester fiber composed of two or more polyester components, one of which is polytrimethylene terephthalate, is used for the weft of the woven fabric. Specifically, there is a method in which polytrimethylene terephthalate as one component is disclosed in JP-A-2001-40537.
A fiber composed of two kinds of polyester components will be described as an example. When composed of two types of polyester components, it is a composite fiber in which two types of polyester polymers are joined in a side-by-side type or an eccentric core-sheath type. In the case of a side-by-side type, the melt viscosity ratio of the two types of polyester polymers is 1. It is preferably 00 to 2.00, and in the case of an eccentric core-sheath type, the sheath polymer and the core polymer preferably have an alkali weight loss rate ratio of 3 times or more faster than that of the sheath polymer.
[0007]
Specific combinations of polymers include polytrimethylene terephthalate (a polyester having terephthalic acid as a main dicarboxylic acid and 1.3-propanediol as a main glycol component, glycols such as ethylene glycol and butanediol, and isophthalic acid). And dicarboxylic acids such as 2.6-naphthalenedicarboxylic acid, etc. Other additives such as polymers, matting agents, flame retardants, antistatic agents, pigments and the like may be contained) and polyethylene. Terephthalate (a polyester having terephthalic acid as a main dicarboxylic acid and ethylene glycol as a main glycol component, and is obtained by copolymerizing glycols such as butanediol or dicarboxylic acids such as isophthalic acid and 2.6-naphthalenedicarboxylic acid. Good, other polymers, matting agents, flame retardants, Polytrimethylene terephthalate and polybutylene terephthalate (terephthalic acid as the main dicarboxylic acid, and 1.4-butanediol as the main glycol component). Which may be copolymerized with glycols such as ethylene glycol, diphthalic acid such as isophthalic acid and 2.6-naphthalenedicarboxylic acid, etc. Other polymers, matting agents, flame retardants, antistatic agents, pigments And the like.) In particular, a combination in which polytrimethylene terephthalate is arranged inside the crimp is preferable.
[0008]
In addition to JP-A-2001-40537, JP-B-43-19108, JP-A-11-189923, JP-A-2000-239927, JP-A-2000-256918, and JP-A-2000-328382. JP-A-2001-81640 and the like, the first component is polytrimethylene terephthalate, and the second component is a polyester such as polytrimethylene terephthalate, polyethylene terephthalate, and polybutylene terephthalate in parallel or eccentric. And fibers produced by composite spinning into a side-by-side type or an eccentric sheath-core type. In particular, a combination of polytrimethylene terephthalate and copolymerized polytrimethylene terephthalate or a combination of two types of polytrimethylene terephthalate having different intrinsic viscosities is preferable.
[0009]
In order to further attain the object of the present invention, the initial tensile resistance of the latently crimp-expressing polyester fiber is preferably 10 to 30 cN / dtex, more preferably 20 to 30 cN / dtex, and most preferably 20 to 27 cN. / Dtex. If the initial tensile resistance exceeds 30 cN / dtex, it is difficult to obtain a soft texture, and if the initial tensile resistance is less than 10 cN / dtex, production may be difficult.
The stretch rate of the apparent crimp of the latently crimp-expressing polyester fiber is preferably 10 to 100%, more preferably 10 to 80%, and most preferably 10 to 60%. If the elongation percentage of the actual crimp is less than 10%, the object of the present invention may not be sufficiently achieved, and it may be difficult to produce a fiber exceeding 100%. Further, the elastic modulus of the apparent crimp is preferably 80 to 100%, more preferably 85 to 100%, and most preferably 85 to 97%. If the elongation percentage of the actual crimp is less than 80%, the object of the present invention may not be sufficiently achieved, and it may be difficult to produce a fiber exceeding 100%.
[0010]
Further, the heat shrinkage stress at 100 ° C. is preferably 0.1 to 0.5 cN / dtex, more preferably 0.1 to 0.4 cN / dtex, and most preferably 0.1 to 0.3 cN / dtex. If the heat shrinkage stress at 100 ° C. is less than 0.1 cN / dtex, the object of the present invention may not be sufficiently achieved, and it may be difficult to produce a fiber exceeding 0.5 cN / dtex.
The stretchability of the latently-crimpable polyester fiber of the present invention after hot water treatment is preferably 100 to 250%, more preferably 150 to 250%, and most preferably 180 to 250%. If the stretch ratio after hot water treatment is less than 100%, the object of the present invention may not be sufficiently achieved, and it may be difficult to produce a fiber exceeding 250%. The elastic modulus after hot water treatment is preferably 90 to 100%, more preferably 95 to 100%. If the elastic modulus after hot water treatment is less than 90%, the object of the present invention may not be sufficiently achieved.
[0011]
Examples of the latent crimp developing polyester fiber having such properties include a composite fiber composed of a single yarn in which two types of polytrimethylene terephthalate having different intrinsic viscosities are combined in a side-by-side type.
The difference in intrinsic viscosity between the two polytrimethylene terephthalates is preferably 0.05 to 0.40 (dl / g), more preferably 0.10 to 0.35 (dl / g), and most preferably 0.15 to 0.15 (dl / g). 0.30.35 (dl / g). For example, when the intrinsic viscosity on the high viscosity side is selected from 0.70 to 1.30 (dl / g), the intrinsic viscosity on the low viscosity side is selected from 0.50 to 1.10 (dl / g). Is preferred. The intrinsic viscosity on the low viscosity side is preferably 0.80 (dl / g) or more, more preferably 0.85 to 1.00 (dl / g), and most preferably 0.90 to 1.00 (dl / g). ).
[0012]
The intrinsic viscosity of the composite fiber itself, that is, the average intrinsic viscosity, is preferably 0.70 to 1.20 (dl / g), more preferably 0.80 to 1.20 (dl / g), and further preferably 0. 0.85 to 1.15 (dl / g), most preferably 0.90 to 1.10 (dl / g).
The intrinsic viscosity value referred to in the present invention refers to the viscosity of the spun yarn, not the polymer used. The reason is that, as a disadvantage peculiar to polytrimethylene terephthalate, thermal decomposition is more likely to occur as compared with polyethylene terephthalate and the like, and even when a polymer having a high intrinsic viscosity is used, the intrinsic viscosity is significantly reduced by thermal decomposition. This is because it is difficult to maintain a large difference in intrinsic viscosity between the two.
[0013]
Polytrimethylene terephthalate is a polyester having trimethylene terephthalate units as main repeating units, and has trimethylene terephthalate units in an amount of 50 mol% or more, preferably 70 mol% or more, more preferably 80 mol% or more, and most preferably 90 mol% or more. % Or more. Therefore, the total amount of the other acid component and / or glycol component as the third component is in the range of 50 mol% or less, preferably 30 mol% or less, more preferably 20 mol% or less, and most preferably 10 mol% or less. And polytrimethylene terephthalate.
[0014]
Polytrimethylene terephthalate is synthesized by combining terephthalic acid or a functional derivative thereof with trimethylene glycol or a functional derivative thereof in the presence of a catalyst under appropriate reaction conditions. In this synthesis process, an appropriate one or two or more third components may be added to form a copolymerized polyester, or a polyester or nylon other than polytrimethylene terephthalate such as polyethylene terephthalate and polybutylene terephthalate, and polytrimethylene. After separately synthesizing terephthalate, it may be blended. The content of polytrimethylene terephthalate at the time of blending is 50% or more by mass%.
[0015]
As the third component to be added, aliphatic dicarboxylic acids (such as oxalic acid and adipic acid), alicyclic dicarboxylic acids (such as cyclohexanedicarboxylic acid), aromatic dicarboxylic acids (such as isophthalic acid and sodium sulfoisophthalic acid), and fatty acids Aliphatic glycols (ethylene glycol, 1,2-propylene glycol, tetramethylene glycol, etc.), alicyclic glycols (cyclohexane dimethanol, etc.), aliphatic glycols containing aromatics (1,4-bis (β-hydroxyethoxy) benzene And the like, polyether glycols (such as polyethylene glycol and polypropylene glycol), aliphatic oxycarboxylic acids (such as ω-oxycaproic acid), and aromatic oxycarboxylic acids (such as P-oxybenzoic acid). Compounds having one or more ester-forming functional groups (such as benzoic acid or glycerin) can also be used as long as the polymer is substantially linear.
[0016]
Further, matting agents such as titanium dioxide, stabilizers such as phosphoric acid, ultraviolet absorbers such as hydroxybenzophenone derivatives, crystallization nucleating agents such as talc, lubricating agents such as aerosil, antioxidants such as hindered phenol derivatives, and the like. A fuel, an antistatic agent, a pigment, a fluorescent brightener, an infrared absorber, an antifoaming agent, and the like may be contained.
The method for producing a latently crimp-expressing polyester fiber used in the present invention is disclosed in the above-mentioned various patent publications, and is not limited. For example, undrawn at a winding speed of 3000 m / min or less. After the yarn is obtained, a method of stretching by about 2 to 3.5 times is preferable, but a direct drawing method (spin draw method) in which a spinning-drawing step is directly connected, and a high-speed spinning method with a winding speed of 5000 m / min or more. (Spin take-up method) can be employed.
[0017]
The form of the fiber may be uniform in the length direction or thick and thin, and the cross-sectional shape may be round, triangular, L-shaped, T-shaped, Y-shaped, W-shaped, Yatsuha-shaped, flat (flatness). 1.3 to 4 types, including W type, I type, Boomerang type, corrugated type, skewered dumpling type, cocoon type, rectangular solid type, etc.), polygon type such as dog bone type, etc., and multi-leaf type It may be a hollow type or an irregular type. In the present invention, such latently crimp-expressing polyester fibers may be used as raw yarns (including twisted and entangled yarns), but are preferably used as false twisted yarns.
[0018]
The apparent crimp elongation of the false twisted yarn is preferably 70 to 300%, more preferably 100 to 300%, and most preferably 120 to 300%. The apparent crimp modulus of the false twisted yarn is preferably 80 to 100%, more preferably 82 to 100%, and most preferably 85 to 100%. Further, the crimp elongation of the false twisted yarn is preferably 100 to 400%, more preferably 120 to 400%. The crimp modulus is preferably from 80 to 100%, more preferably from 90 to 100%.
[0019]
As a false twisting method for obtaining a false twisted yarn, any method such as a pin type, a friction type, a nip belt type, and an air twist type may be used, but a pin type and a nip belt type are preferred.
For the purpose of the present invention, it is preferable to use a so-called one-heater false-twisted yarn (non-set type) rather than a so-called two-heater false-twisted yarn (set type).
[0020]
The heat setting temperature at the time of false twisting is preferably in the range of 150 ° C. to 200 ° C., and the number of false twists (T1) is 21000 to 33000 as the value of the coefficient of false twists (K1) calculated by the following equation. Preferably, it is in the range of 25,000 to 32,000.
T1 (T / m) = K1 / [fineness of original yarn (dtex)]0.5
The false twisted yarn may be non-twisted, but if necessary, twisted in the same direction as the false twist direction or in a different direction, twisted the false twisted yarn of the present invention, twined or tripled. The number of twists (T2) in the twisting or twisting may be selected within a range where the twist coefficient (K2) calculated by the following equation is, for example, 20,000 or less. The total fineness of the false twisted yarn refers to the total fineness of the false twisted yarn to be twisted or twisted.
T2 (T / m) = K2 / [total fineness of false twisted yarn (dtex)]0.5
In the present invention, the false twisted yarn may be used in combination within a range of 10% or more, preferably 15% or more by mass%. In particular, as the composite form, a sheath-core structure spun yarn using a false twisted yarn as a core yarn (the sheath component at this time is preferably the same as the fiber material of the spun yarn used for one of the fabrics), polytrimethylene terephthalate It is preferable that the yarn is twisted with a polyester false twisted yarn such as polyethylene terephthalate or polybutylene terephthalate, or twisted with twin yarns or triplets.
[0021]
If necessary, it may be combined with other known long fibers or short fibers. The form of the fiber to be composited may be a multifilament yarn, a false twisted yarn, a bulky yarn represented by a fluid jet yarn, and conventionally known yarns in various forms can be used. Examples of fiber types include natural fibers such as wool, silk, cotton, and hemp, cellulosic fibers such as cupra rayon, viscose rayon, polynosic rayon, and purified cellulose fibers, acetate fibers, polyethylene terephthalate fibers, and polybutylene terephthalate fibers. , Polyester fibers such as polytrimethylene terephthalate fiber, various man-made fibers such as nylon fiber, acrylic fiber and the like, as well as copolymerized fibers thereof and composite fibers using the same or different polymers (side-by-side type, eccentric sheath core) And the like).
[0022]
These fibers are known composite means, for example, long / short blended fibers (silofil, hollow spindle, etc.), covering (single, double), low shrinkage yarn composed of these fibers and having a boiling water shrinkage of about 3 to 10% or It may be combined with a high shrinkage yarn having a boiling water shrinkage of about 15 to 30% by blending or twisting.
[0023]
Examples of the spun yarn used for the warp of the woven fabric of the present invention include natural fibers such as wool, silk, cotton, and hemp, cellulosic fibers such as cupra rayon, viscose rayon, polynosic rayon, and purified cellulose fibers, acetate fibers, and polyethylene terephthalate fibers. Polyester fibers such as polybutylene terephthalate fiber and polytrimethylene terephthalate fiber; various artificial fibers such as nylon fibers and acrylic fibers; and copolymerized fibers thereof, and composite fibers using the same or different polymers (side-by-side type). , Eccentric sheath-core type, etc.) alone or in combination of two or more, open-end spun yarn, bound spun yarn, composite spun yarn such as silospan, silofil, hollow spindle, low shrinkage yarn and high shrinkage yarn. There are composites by blending or twisting with Manufactured cellulose fibers, cuprammonium rayon, viscose rayon, wool preferably at least 50% more than the spun yarn by mass%, in particularly when used at 100% warp, most effect is significant.
[0024]
The spun yarn used in the present invention may be a yarn-dyed yarn. A known method may be appropriately selected as a method for producing the yarn for dyeing, and examples thereof include case dyeing, cheese dyeing, muff dyeing, and knit denit dyeing (knit and dye then denit).
The woven fabric of the present invention is a cross-woven fabric in which the warp is a spun yarn and the weft is a latently crimp-expressing polyester fiber, and the mixing ratio of the two is preferably 30:70. 7070: 30, more preferably 35:65 to 65:35, most preferably 40:60 to 60:40.
The content of the latent crimp developing polyester fiber in the woven fabric of the present invention is preferably 5 to 50%, more preferably 10 to 50%, and most preferably 15 to 45% by mass.
[0025]
Within a range that does not impair the object of the present invention, usually within a range of 30% by mass or less, other fibers other than spun yarn and latently crimp-expressing polyester fiber are machined, for example, in a warp and / or a weft, You may alternately weave one to three. The mixing partner includes those exemplified as fibers composited with the above-described false twisted yarn. For example, the weft is the above-described false twisted yarn and a polyester-based temporary yarn such as polytrimethylene terephthalate, polyethylene terephthalate or polybutylene terephthalate. It is preferable that one or two twisted yarns are alternately formed.
[0026]
The type of the woven fabric is not limited, and may be a flat structure, a twill structure, a satin structure, or a structure combining these structures, but a flat structure is more preferable.
In the base fabric for a patch of the present invention, the cover factor (warp CF) of the warp is preferably 800 to 2500, more preferably 800 to 2200, and most preferably 1000 to 2200. If the cover factor of the warp is less than 800, misregistration may occur and the handleability may decrease, and if it exceeds 2500, the followability to the skin may decrease. The weft cover factor (weft CF) is preferably 500-2000, more preferably 700-2000, most preferably 700-1500.
Warp CF = Warp density (book / 2.54 cm) x warp fineness (dtex)0.5
Weft CF = weft density (book / 2.54 cm) x weft fineness (dtex)0.5
[0027]
The loom used to produce the woven fabric of the present invention is not limited, but can be produced using an air jet loom, rapier loom, gripper loom, shuttle loom or the like suitable for weaving spun yarn.
As a method of finishing the woven fabric, first, the greige is scoured and relaxed in a hot water bath (which may contain a surfactant or a scouring agent). As the equipment for performing the scouring / relaxation processing, a spreading type equipment such as a U-shaped softer, an open soaper, a boil-off machine, a jigger dyeing machine, a beam dyeing machine, and a liquid jet dyeing machine can be used. The temperature of the hot water bath is, for example, preferably in the range of 75C to 100C, more preferably 80C to 100C, further preferably 90C to 100C, and most preferably 95C to 100C.
[0028]
After dyeing, dry heat presetting is performed using a pin tenter. In this case, the temperature is preferably from 140 to 170 ° C, more preferably from 145 to 170 ° C, and most preferably from 150 to 170 ° C, from the viewpoint of the feeling of processing and the setting effect. After performing dry heat presetting, it is preferable to smooth the fabric surface by calendering.
The stretch ratio in the warp direction of the woven fabric used for the base fabric for a patch is preferably 10% or less, more preferably 7% or less, and most preferably 5% or less from the viewpoint of handleability. The stretch ratio in the weft direction is preferably 20% or more, more preferably 22% or more, most preferably 25% or more, 60% or less, particularly 50% or less from the viewpoint of followability. The stretch back ratio is preferably 70% or more, more preferably 80% or more, most preferably 90% or more, 99% or less, and particularly 98% or less.
[0029]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described specifically with reference to examples, but the present invention is not limited to these examples.
The evaluation method used in the present invention is as follows.
(1) Intrinsic viscosity
The intrinsic viscosity [η] (dl / g) is a value obtained based on the definition of the following equation.
In the formula, ηr is obtained by dividing the viscosity at 35 ° C. of a diluted solution of a polytrimethylene terephthalate yarn or a polyethylene terephthalate yarn dissolved in an o-chlorophenol solvent having a purity of 98% or more by the viscosity of the solvent measured at the same temperature. And is defined as the relative viscosity. C is the polymer concentration in g / 100 ml.
[0030]
Since it is difficult to measure the intrinsic viscosities of the composite multifilaments using polymers having different intrinsic viscosities, it is difficult to measure each of the two types of polymer under the same spinning conditions as the composite multifilaments. Spinning alone and the intrinsic viscosity measured using the obtained yarn is defined as the intrinsic viscosity of the composite multifilament.
[0031]
(2) Initial tensile resistance: A tensile test is performed by applying an initial load of 0.0882 cN / dtex per unit fineness of a sample according to the test method of JIS L1013 chemical fiber filament yarn test method for initial tensile resistance. The initial tensile resistance (cN / dtex) is calculated from the applied load-elongation curve. Ten samples are arbitrarily sampled and measured, and the average value is determined.
[0032]
(3) Stretch elongation and elastic modulus: Measured in accordance with the stretch test method A of the JIS L 1090 synthetic fiber filament bulked yarn test method, and the stretch elongation (%) and the elastic modulus (%) Is calculated. Ten samples are arbitrarily sampled and measured, and the average value is determined.
The elastic elongation and the elastic modulus of the actual crimp are measured after leaving the sample unwound from the winding package in an environment of a temperature of 20 ± 2 ° C. and a relative humidity of 65 ± 2% for 24 hours. For the stretch ratio and stretch modulus after the hot water treatment, a sample which was immersed in hot water at 98 ° C. for 30 minutes with no load, and then naturally dried and dried for 24 hours without load is used.
[0033]
(4) Thermal shrinkage stress: Using a thermal stress measurement device (manufactured by Kanebo Engineering Co., Ltd., trade name KE-2), cut the sample into a length of 20 cm, connect both ends to form a ring, and load the sample into the measurement device. The shrinkage stress is measured under the conditions of a load of 0.044 cN / dtex and a heating rate of 100 ° C./min, and the heat shrinkage stress at 100 ° C. is read from a change curve of the heat shrinkage stress with respect to the obtained temperature.
[0034]
(5) Obvious crimp elongation and apparent crimp elasticity of false twisted yarn
Using a tensile tester manufactured by Shimadzu Corporation, the false twisted yarn was attached at an initial load of 0.9 × 10 −3 CN / dtex at a grip interval of 10 cm, and then stretched at a tensile speed of 10 cm / min. The elongation (%) when a stress of 0.0882 CN / dtex is reached is defined as the apparent crimp elongation. After that, the gripper is again contracted at the same speed to an interval of 10 cm, and a stress-strain curve is drawn again, and the elongation until the stress of the initial load appears is defined as the residual elongation (B). The apparent crimp modulus is determined by the following equation.
Overt crimp modulus = [(10-B) / 10] x 100 (%)
[0035]
(6) Crimp elongation and crimp elasticity of false twisted yarn
After immersing the false twisted yarn unwound from the winding package in hot water at 98 ° C. for 20 minutes under no load, and then using a sample dried for 24 hours under no load, the apparent crimp elongation and It measures by the same method as the measurement of an apparent crimp elastic modulus, and sets it as a crimp elongation rate and a crimp elastic modulus, respectively.
[0036]
(7) Stretch property and stretch back property of woven fabric
It is measured according to JIS L-1096 General Textile Testing Method, Elongation Rate A method (constant speed elongation method), and Elongation Recovery Rate (repeated constant speed elongation method). However, the elongation recovery rate elongates the sample to 100% of the elongation obtained by the elongation rate A method.
Using a tensile tester (model: RTC-1210A) manufactured by ORIENTEC, a load corresponding to gravity applied to the sample (width 5 cm × length 1 m) was applied as an initial load, and a gripping interval of 20 cm (L0) was applied. The sample is stretched in a desired direction at a speed of 20 cm / min, and is stretched until a load of 24.5 N (2.5 kgf, 500 gf / cm) is applied, and the length (L1) is read. Then, after leaving for 1 minute, return to the original position at the same speed and leave for 3 minutes. The length (L2) at the time when the same load as the initial load is applied again after the extension at the same speed is read.
The stretch ratio and the stretch back ratio are determined by the following equations.
Stretch rate (%) = (L1-L0) / L0 × 100
Stretch back rate (%) = (L1-L2) / (L1-L0) × 100
[0037]
(8) Evaluation of the ability of the patch to follow the skin
A rectangular patch sample having a length of 10 cm and a width of 15 cm, in which a rubber-based adhesive is applied to one side of the woven fabric, is prepared. This sample is attached to a subject with the elbow extended so that the weft direction of the fabric (the lateral direction of the sample) is the longitudinal direction of the arm. Ten subjects are allowed to perform elbow flexion / extension 30 times, and the tightness and the peeling state are evaluated.
[0038]
[Reference example]
Production of latent crimp developing polyester fiber
Side-by-side type composite multifilaments having different intrinsic viscosities were produced according to Production Examples 1 to 4 below.
(Production Example 1)
Two types of polytrimethylene terephthalate having different intrinsic viscosities are extruded at a mass ratio of 1: 1 into a side-by-side type using a side-by-side type composite spinning spinneret. Obtained. Next, a hot roll temperature of 55 ° C., a hot plate temperature of 140 ° C., a stretching speed of 400 m / min, and a stretching ratio are set such that the fineness after stretching is 150 dtex, and the fiber is twisted to obtain a 150 dtex / 48f side-by-side composite multifilament. Obtained.
[0039]
The intrinsic viscosity of the obtained composite multifilament was 0.90 on the high viscosity side and 0.70 on the low viscosity side. Table 1 shows the initial tensile resistance, the stretch / elongation / stretch elasticity of the apparent crimp, the stretch / elongation / stretch elasticity after hot water treatment, and the heat shrinkage stress at 100 ° C.
[0040]
(Production Example 2)
A 150 dtex / 24f side-by-side composite multifilament was obtained in the same manner as in Production Example 1. The intrinsic viscosity of the obtained composite multifilament was 0.88 on the high viscosity side and 0.70 on the low viscosity side. Table 1 shows the initial tensile resistance, the elongation / elongation / elasticity of the apparent crimp, the elongation / elongation after hot water treatment, and the heat shrinkage stress at 100 ° C.
[0041]
(Production Example 3)
Using two kinds of polytrimethylene terephthalates having different intrinsic viscosities from Production Example 1, a 150 dtex / 48f side-by-side composite multifilament was obtained in the same manner as in Production Example 1. The intrinsic viscosity of the obtained composite multifilament was 0.86 on the high viscosity side and 0.69 on the low viscosity side. Table 1 shows the initial tensile resistance, the elongation / elongation / elasticity of the apparent crimp, the elongation / elongation after hot water treatment, and the heat shrinkage stress at 100 ° C.
[0042]
(Production Example 4)
A 150 dtex / 48f side-by-side composite multifilament was obtained using two types of polyethylene terephthalate having different intrinsic viscosities. The intrinsic viscosity of the obtained composite multifilament was 0.66 on the high viscosity side and 0.50 on the low viscosity side. Table 1 shows the initial tensile resistance, the elongation / elongation / elasticity of the apparent crimp, the elongation / elongation after hot water treatment, and the heat shrinkage stress at 100 ° C.
[0043]
Examples 1 to 3, Comparative Example 1
Using the composite filament obtained in each of the production examples, a false twisting process was performed at a first heater temperature of 170 ° C. (220 ° C. only in Comparative Example 1) and a false twist number of 3200 T / m using Ishikawa Seisakusho's IVF-338. A twisted yarn was produced.
The false twisted yarns of Examples 1 to 3 have an apparent crimp elongation of 180 to 200%, an apparent crimp elasticity of 85 to 90%, a crimp elongation of 200 to 250%, a crimp elasticity of 85 to 93%, The false twisted yarn of Comparative Example 1 had an apparent crimp elongation of 10%, an apparent crimp elasticity of 88%, a crimp elongation of 130%, and a crimp elasticity of 64%.
[0044]
The example using the fiber of Production Example 1 is Example 1, Production Example 2 is Example 2, Production Example 3 is Example 3, and Production Example 4 is Comparative Example 1.
Next, weaving is performed in an air jet loom using a cotton count of 30 /-viscose rayon spun yarn as a warp, and the obtained false twisted yarn as a weft, and a warp density of 100 yarns / 2.54 cm, a weft. A green tissue having a flat structure with a density of 59 pieces / 2.54 cm was obtained. The greige machine was scoured and relaxed with a liquid flow relaxer by a conventional method, and then set intermediately using a tenter, and then calendered.
[0045]
The obtained woven fabric had a warp density of 126 yarns / 2.54 cm and a weft yarn density of 68 yarns / 2.54 cm. The cover factor (CF) of this woven fabric was 2596 (warp CF = 1765 + weft CF = 832).
In Examples 1 to 3, the stretch ratio in the warp direction was 5% or less, and the stretch ratio / stretch back ratio in the weft direction was 41% / 94% in Example 1, 45% / 92% in Example 2, and In Example 3, the ratio was 42% / 93%, and both the stretchability in the weft direction and the stretchback property were excellent.
[0046]
On the other hand, in Comparative Example 1, the stretch ratio in the warp direction was 5% or less, and the stretch ratio / stretch back ratio in the weft direction was 16% / 69%. Was inferior in both stretch properties and stretch back properties.
The evaluation of the adherence to the skin of the patch using the fabrics of Examples 1 to 3 as skin was as follows. Eight out of ten subjects did not feel tight and did not peel off at all, but the fabric of Comparative Example 1 was used. In the evaluation of the ability of the patch used for the base cloth to follow the skin, all 10 subjects felt a tight feeling, and 3 of the subjects had peeling at the end of the patch.
The patches of Examples 1 to 3 and Comparative Example 1 were both easy to stick and excellent in handleability.
[0047]
[Comparative Example 2]
False twisting was performed under the same false twisting conditions as in Example 1 using polytrimethylene terephthalate fiber 165 dtex / 35f having an intrinsic viscosity of 0.92 as one component, and an apparent crimp elongation rate of 65% and an apparent crimp elastic modulus of 55. %, A crimp elongation of 180%, and a crimped elasticity of 80%. Next, weaving and finishing were performed in the same manner as in Example 1 using this false twisted yarn as a weft.
[0048]
The stretch ratio in the warp direction of this woven fabric was 5% or less, and the stretch ratio / stretch back ratio in the weft direction was 18% / 92%, which was inferior to Example 1 in stretch and texture.
In the evaluation of the ability of the patch using this woven fabric as a base cloth to follow the skin, all 10 subjects felt a tight feeling, and two of the subjects had peeling at the end of the patch.
This patch was easy to stick and the handleability was excellent.
[0049]
Embodiment 4
Weaving and finishing were performed in the same manner as in Example 1, except that the composite filament of Production Example 2 was used as it was without false twisting.
The stretch ratio in the warp direction of this woven fabric was 5% or less, and the stretch ratio / stretch back ratio in the weft direction was 25% / 90%.
In the evaluation of the ability of the patch to follow the skin, 5 out of 10 subjects did not feel tight and did not peel off at all. This patch was easy to stick and the handleability was excellent.
[0050]
[Table 1]
[0051]
【The invention's effect】
Advantageous Effects of Invention According to the present invention, it is possible to provide a patch base fabric and a patch which are excellent in handleability such as being easily adhered to the skin, in addition to following the movement of the skin.

Claims (5)

経糸が紡績糸、緯糸が二種以上のポリエステル成分からなり、その一成分がポリトリメチレンテレフタレートである潜在捲縮発現性ポリエステル繊維で構成された織物であることを特徴とする貼布剤用基布。A base material for a patch, wherein the warp yarn is a spun yarn and the weft yarn is a woven fabric composed of two or more polyester components, one of which is polytrimethylene terephthalate, a latently crimp-expressing polyester fiber. cloth. 潜在捲縮発現性ポリエステル繊維が下記(a)〜(c)を満足することを特徴とする請求項1記載の貼布剤用基布。
(a)初期引張抵抗度が10〜30cN/dtex
(b)顕在捲縮の伸縮伸長率が10〜100%、かつ、顕在捲縮の伸縮弾性率が80〜100%
(c)100℃における熱収縮応力が0.1〜0.5cN/dtex
The base fabric for a patch according to claim 1, wherein the latently crimp-expressing polyester fiber satisfies the following (a) to (c).
(A) The initial tensile resistance is 10 to 30 cN / dtex.
(B) The stretching and elongation percentage of the actual crimp is 10 to 100%, and the elastic modulus of the actual crimp is 80 to 100%.
(C) The heat shrinkage stress at 100 ° C. is 0.1 to 0.5 cN / dtex.
潜在捲縮発現性ポリエステル繊維が仮撚加工糸であることを特徴とする請求項1又は2記載の貼布剤用基布。The base fabric for a patch according to claim 1 or 2, wherein the latent crimp developing polyester fiber is a false twisted yarn. 仮撚加工糸の顕在捲縮伸長率が70%以上であることを特徴とする請求項3記載の貼布剤用基布。The base fabric for a patch according to claim 3, wherein the apparent crimp elongation of the false twisted yarn is 70% or more. 請求項1〜4に記載された貼布剤用基布が用いられていることを特徴とする貼布剤。A patch, comprising the patch base fabric according to claim 1.
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