JP2004051627A - ビタミンk等を有効成分とするくすみ、くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑等の改善化粧料、全身化粧料、パック類およびその製造方法 - Google Patents

ビタミンk等を有効成分とするくすみ、くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑等の改善化粧料、全身化粧料、パック類およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】肌、顔のくすみ殊に目元、目下のくすみ・くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑等を消去改善する化粧料、ボディ用化粧料及びパック類並びにその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】植物及び食品より得られた混合物やPQQ、CoQなどを含むビタミンKを既知の化粧料基剤およびボディ用化粧料、パック類基剤に配合して成る。または、ビタミンKに酸化防止作用などを有するビタミンA,ビタミンC,ビタミンEの内の1種以上を配合し、さらに必要に応じてソウハクヒ、緑茶エキス、大豆レシチン、ホホバ油、グリチルリチン酸ジカリウムなどの成分の内1種以上の成分を加えてなる。
【選択図】なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビタミンKを有効成分とする化粧料、全身化粧料およびパック類、特にビタミンKに酸化防止作用効果のあるビタミンA、ビタミンE、ビタミンCなどを配合し、それらを有効成分として含む、顔やボディ(バストアップ、ビキニラインや乳首の色素沈着の改善、セルライトの改善、血行不良による首のシワの改善など)のくすみ、くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑を改善する化粧料、全身化粧料(以下ボディ用化粧料と云う)、顔パック類および、目元、目の下のくすみ、くまを改善する目元シール・目元シート・目元パック類( 以下単にパック類と云う)およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
多くの女性にとって、目元、目の下のたるみや、くすみ・くまを消去あるいはそれを薄くすることは、切実なる願い、望みであり、夢でもあった。また、顔やボディ、例えばバストアップ、ビキニラインや乳首の色素沈着の改善、セルライトの改善、血行不良による首のシワの改善なども切実なる願い、望みであった。
従来、多くの顔のくすみ・くまを改善する化粧料および全身化粧料、パック類、殊に目もと用化粧料および全身化粧料、パック類が研究開発されてきていたが、目元、目下のくすみ・くまに対して顕著な作用効果を示すものは提示されていなかった。これに関して、これまで多くのビタミン類の成分からなるコントロール群によってもくすみ・くまを改善する作用効果は示されておらず、例えば酸化防止作用を有するビタミンCやビタミンE単独は、同様にその改善作用は見られなかった。また、これまでビタミンA及びビタミンKの目元、目下のくすみ・くまに対する作用機能は知られていなかったが、ビタミンKの塗布が紫斑病などの改善・治療に有効であり、また近時はいわゆるレチノール類が、肌などの表皮の細胞分裂を増強することが知られてきている。しかしながら、上記のような顔、特に目元、目下のくすみ・くま、更にはボディ、例えばバストアップ、ビキニラインや乳首の色素沈着の改善、セルライトの改善、血行不良による首のシワの改善、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑などに顕著な作用効果が期待される化粧料、全身化粧料およびパック類は見あたらず、その開発が待たれていた。
【0003】
一般に”くすみ”とは、肌・皮膚の表面性状を表すものであり、加齢に伴い年々徐々に増加する現象ではあるが、シワやシミといった加齢による現象とはやや異なるものとして認識されている。このくすみの発生部位については、目の周りが最も実感されており、次いで顔全体や頬の順で実感されている。殊に目の周りのくすみは”くま”と称されているが、広くはくすみの一種として認められており、最も女性が気にする部位と云える。
特に、目の下のくまは、目の下の皮膚が卵の薄皮位の極めて薄い(約0.6ミリ)ため、血液循環が悪くなって起こる鬱血やメラニン色素が薄い皮膚を通して透けて見えることによる。
【0004】
これらのくすみ、くまには上記のような加齢・老化によるものの他、何らかの原因(例えば生理周期や寝不足、ホルモンバランスの乱れ、極度の疲労など)による一過性のものとが認められている。これらのくすみは、その発生部位の低明度・色調(黄色)の方向でよりくすみを感じられている。これらの明度・色調変化の原因としては、メラニンの増加による眼瞼性色素沈着および毛細血管の減少などが考えられている。
【0005】
一般に加齢に伴うくすみ・くまの発生は、その前にしわによる皮膚表面形態の変化が見られ、皮膚が薄くなり、目下の血管(毛細血管)の滞留による目立ちが生じ、またメラニンの蓄積とその排泄能低下(皮膚のターンオーバー低下)が生じ、さらには皮膚表面の凹凸が鮮明になると共にその方向性が強くなり、皮膚表面の形態の不均一性が増大されることが知られている。この皮膚表面の形態の変化は皮膚表面の凹凸の影として捉えられ、結果として明度低下、すなわちくすみ・くまとして認識されている。
これらの原因としては、
1)鬱血型
2)色素沈着型
3)鬱血と色素沈着の混合型、があげられる。
【0006】
ビタミンKは本来血液凝固作用があるビタミンであるが、本発明者らはこれを皮膚に塗布した場合には皮膚血管に由来する鬱血を改善する逆の作用が生じることを知見した。正に驚くべきことである。これはビタミンKの塗布により紫斑病や打撲による内出血、術後の内出血の治療に有効であることから、目の下などの毛細血管の目立ちを解消する作用があるものと推測され、またビタミンKがユビキノン同様に皮膚細胞の賦活(活性化)に基づくものと解されるが明らかではない。しかしながら、ビタミンKは空気中の酸素に触れると酸化分解し易いので酸化防止作用のあるビタミンA、ビタミンE、ビタミンCなどを配合することにより、このビタミンKの酸化分解が防止できて、持続性が保たれ効果も倍増することとなる。
【0007】
すなわち、本発明はビタミンKが本来有する血液凝固作用ではなく、皮膚血管に由来する鬱血を改善する逆の作用に着目し、これを既知の化粧料、ボディ用化粧料およびパック類基剤に配合することにより、このビタミンKの新たな作用のみによっても化粧料およびボディ用化粧料、パック類としての種々の作用、特に目の下のくま、くすみの消去改善に有効であることを知見した。
また、本発明は上記ビタミンKに加え、更に酸化防止作用などを有するビタミンA、E、Cの内の何れか1つを配合することにより、上記作用がより高まることを知見した。
また更に、本発明は上記ビタミンKに加え、更に酸化防止作用などを有するビタミンA、E、Cの内の2種以上を配合することにより、上記作用が最も高まることを知見した。 本発明者らはこのようにして本発明を完成させたものである。
【0008】
本発明者らは、ビタミンK及びビタミンAに顔、殊に目元や目下のくすみ・くまに対する作用効果が見られること、特にビタミンKが細かい血栓を取り除いたり、目下の毛細血管を目立たなくし、ビタミンAが細胞のターンオーバーを増加させることにより、メラニン顆粒の除去を加速する効果によるものであることを知見した。また一般に、ビタミンAには活性酸素の消去能力があり、活性酸素からの肌中のDNAダメージを低減させる働きがあり、また細胞分裂を活発にし、肌のケラチン化を正常に導く働きがあることが知られている。
更にビタミンCはメラニン抑制・毛穴の引き締め・しわの改善、ビタミンEを再生促進する作用、又更にはビタミンEの血行改善などの作用効果によって、目の下のくまはもちろん、加齢による目元のしわ・たるみにも有効であり、且つその他の各種有効成分を効果的に配合することにより、目元、目下のくすみ・くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑等に対し顕著な作用効果が見られる化粧料およびボディ用化粧料、パック類およびその製造方法の開発に成功したものである。
殊に、最も敏感な目の下の箇所でさえ、安全・有効な有用な化粧料およびボディ用化粧料、パック類の提供を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、ビタミンKを、既知の化粧料、ボディ用化粧料およびパック類基剤に配合してなることを特徴とする。
この発明においては、ビタミンKが有する有効成分が機能的に作用する化粧料、ボディ用化粧料およびパック類を得ることができる。
【0010】
また上記目的を達成するため、請求項2に記載の発明に関する化粧料、ボディ用化粧料およびパック類に使用するビタミンKは、類縁物質であるピロロキノリンキノン(以下、PQQと略す)、ユビキノン(以下CoQと略す)であることを特徴とする。
この発明においては、ビタミンK様の性質、作用を有するPQQやCoQが有する有効成分が機能的に作用する化粧料、ボディ用化粧料およびパック類類を得ることができる。
【0011】
また上記目的を達成するため、請求項3に記載の発明に関する化粧料、ボディ用化粧料およびパック類は、前記ビタミンKが、植物及び/又は食品より得られた混合物であることを特徴とする。
この発明においては、ビタミンK様の性質、作用を有する植物及び/又は食品より得られた混合物が有する有効成分が機能的に作用する化粧料、ボディ用化粧料およびパック類を得ることができる。
【0012】
また上記目的を達成するため、請求項4に記載の発明に関する化粧料、ボディ用化粧料およびパック類は、前記ビタミンKが、ビタミンKを豊富に有するアボカド油、ローズヒップ油、キョウニン油、大豆発酵エキスなどの2つ以上よりなる混合物(以下、Kコンプレックスと云う)であることを特徴とする。この発明においては、ビタミンK様の性質、作用を有する植物及び/又は食品より得られた具体的な混合物が有する有効成分が機能的に作用する化粧料、ボディ用化粧料およびパック類類を得ることができる。
【0013】
また上記目的を達成するため、請求項5に記載の発明に関する化粧料、ボディ用化粧料およびパック類は、くすみ、くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑等の改善化粧料、ボディ用化粧料パック類であることを特徴とする。
この発明においては、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目元や目の下のくすみ・くまの消去改善化粧料、ボディ用化粧料およびパック類を得ることができる。
【0014】
また上記目的を達成するため、請求項6に記載の発明に関する化粧料は、ビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA、E、C等の何れか1種を配合してなることを特徴とする。
この発明においては、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目元や目の下のくすみ・くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善化粧料、ボディ用化粧料を得ることができる。
【0015】
また上記目的を達成するため、請求項7に記載の発明に関する化粧料、前記化粧料ビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA、E、C等の内2種以上を配合してなることを特徴とする。
この発明においては、これらの有効成分がより機能的に作用するくすみ、特に目元や目の下のくすみ・くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善化粧料、ボディ用化粧料を得ることができる。
【0016】
また上記目的を達成するため、請求項8に記載の発明に関する化粧料は、前記化粧料のビタミンK濃度が0.1〜10%であることを特徴とする。
この発明においては、有効成分が的確に作用するように、ビタミンK濃度を特定し、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目の下のくま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善化粧料、ボディ用化粧料を得ることができる。
【0017】
また上記目的を達成するため、請求項9に記載の発明に関する化粧料は、前記化粧料のビタミンKとその他のビタミン類の配合比が、10:0.5〜2.0よりなることを特徴とする。
この発明においては、これら有効成分が的確に作用するように、配合比を特定し、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目の下のくま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善化粧料、ボディ用化粧料を得ることができる。
【0018】
また上記目的を達成するため、請求項10に記載の発明に関する化粧料は、ビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA、ビタミンC、ビタミンEの内の1種以上を配合し、さらにソウハクヒ、緑茶エキス、大豆レシチン、ホホバ油、グリチルリチン酸ジカリウム内の1種以上の成分を加えてなることを特徴とする。
この発明においては、これら有効成分が的確に作用するように、配合成分を具体的に特定し、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目の下のくま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善化粧料、ボディ用化粧料を得ることができる。
【0019】
また上記目的を達成するため、請求項11に記載の発明に関する化粧料は、ビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA油、ビタミンE油、ビタミンCの内の1種以上を配合し、さらに必要に応じ適宜、カルボキシビニルポリマー、グリチルリチン酸ジカリウム、グリセリン、ポリエチレングリコール、トリメチルグリシン、フェノキシエタノール、ソウハクヒエキス、緑茶エキス、アルギニン、精製水、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、トウヒ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、大豆リン脂質、プルラン、マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル、マカデミアナッツ油、イソステアリン酸エチル、ソルビトールの内の1種以上の成分を加えてなることを特徴とする。
この発明においては、これら有効成分が的確に作用するように、配合成分を更に詳細且つ具体的に特定し、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目の下のくま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善化粧料、ボディ用化粧料を得ることができる。
【0020】
また上記目的を達成するため、請求項12に記載の発明に関する化粧料は、ビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA油、ビタミンE油、ビタミンCの内の1種以上を配合し、さらに必要に応じ適宜、カルボキシビニルポリマー、グリチルリチン酸ジカリウム、マカデミアナッツ油、濃グリセリン、ポリエチレングリコール、トリメチルグリシン、フェノキシエタノール、パルミチン酸レチノール、リン酸Lーアスコルビルマグネシウム、クワ抽出液、リョクチャリキッド、アルギニン、精製水、ポリエチルエチレンメチルグルコシド、トウヒ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、レシチン、プルラン、マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル、イソステアリン酸エチル、ソルビット液、感光素、1,2−ペンタンジオール、アシタバエキス、パセリエキス、シソエキス、オウバクエキス、アボカド油、蜂蜜、ローズヒップ油、杏仁油などの1種以上の成分を加えてなることを特徴とする。
この発明においては、これら有効成分が的確に作用するように、配合成分を更に詳細且つ具体的に特定し、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目の下のくま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善化粧料、ボディ用化粧料を得ることができる。
【0021】
また上記目的を達成するため、請求項13に記載の発明に関するボディ用化粧料、パック類は、ビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA、E、C等の何れか1種を配合してなることを特徴とする。
この発明においては、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目元や目の下のくすみ・くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善ボディ用化粧料、パック類を得ることができる。
【0022】
また上記目的を達成するため、請求項14に記載の発明に関するボディ用化粧料、パック類は、ビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA、E、C等の内2種以上を配合してなることを特徴とする。
この発明においては、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目元や目の下のくすみ・くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善ボディ用化粧料、パック類を得ることができる。
【0023】
また上記目的を達成するため、請求項15に記載の発明に関するボディ用化粧料、パック類は、前記ボディ用化粧料、パック類のビタミンK濃度が0.1〜10%であることを特徴とする。
この発明においては、これら有効成分が的確に作用するように、配合比を特定し、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目の下のくま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善ボディ用化粧料、パック類を得ることができる。
【0024】
また上記目的を達成するため、請求項16に記載の発明に関するボディ用化粧料、パック類は、前記ボディ用化粧料、パック類のビタミンKと酸化防止作用を有するその他のビタミン類の配合比が、10:0.5〜2.0よりなることを特徴とする。
この発明においては、これら有効成分が的確に作用するように、配合比を特定し、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目の下のくま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善ボディ用化粧料、パック類を得ることができる。
【0025】
また上記目的を達成するため、請求項17に記載の発明に関するボディ用化粧料、パック類は、ビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA、ビタミンC、ビタミンEの内の1種以上を配合し、さらにソウハクヒ、緑茶エキス、大豆レシチン、ホホバ油、グリチルリチン酸ジカリウム内の1種以上の成分を加えてなることを特徴とする。
この発明においては、これら有効成分が的確に作用するように、配合成分を具体的に特定し、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目の下のくま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善ボディ用化粧料、パック類を得ることができる。
【0026】
また上記目的を達成するため、請求項18に記載の発明に関するボディ用化粧料、パック類は、ビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA油、ビタミンE油、ビタミンCの内の1種以上を配合し、さらに必要に応じ適宜、ポリアクリル酸ナトリウム塩、硫酸アルミニウムカリウム、精製水、DG( 濃)、グリチルリチン酸ジカリウム、マビット、GO−460,アミノコート、ビタミンA油、ビタミンE油、VC9(高濃度ビタミンC)、ソウハクヒ、セピゲル501、トウヒ油、HCO−60、レオド−ル TWS−120、E−510、レオド−ルTWL−120、オウバクエキス、及びアボカド油、ローズヒップ油、キョウニン油、大豆発酵エキスなどの2つ以上よりなる混合物の内の1種以上の成分を加えてなることを特徴とする。
この発明においては、これら有効成分が的確に作用するように、配合成分を更に詳細且つ具体的に特定し、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目の下のくま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善ボディ用化粧料、パック類を得ることができる。
【0027】
また上記目的を達成するため、請求項19に記載の発明に関する化粧料およびボディ用化粧料、パック類の製造方法は、ビタミンKを、既知の化粧料およびボディ用化粧料、パック類基剤に配合してなることを特徴とする。
この発明においては、ビタミンKが有する有効成分が機能的に作用する化粧料および目元ボディ用化粧料、パック類を得ることができる。
【0028】
また上記目的を達成するため、請求項20に記載の発明に関する化粧料およびボディ用化粧料、パック類の製造方法は、くすみ、くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑等の改善化粧料、ボディ用化粧料およびボディ用化粧料、パック類であることを特徴とする。
この発明においては、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目元や目の下のくすみ・くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善化粧料、ボディ用化粧料およびボディ用化粧料、パック類を得ることができる。
【0029】
また上記目的を達成するため、請求項21に記載の発明に関する化粧料の製造方法は、前記化粧料はビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA、E、C等の何れか1種を配合してなることを特徴とする。
この発明においては、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目元や目の下のくすみ・くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善化粧料、ボディ用化粧料を得ることができる。
【0030】
また上記目的を達成するため、請求項22に記載の発明に関する化粧料の製造方法は、前記化粧料はビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA、E、C等の内2種以上を配合してなることを特徴とする。
この発明においては、これらの有効成分がより機能的に作用するくすみ、特に目元や目の下のくすみ・くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善化粧料、ボディ用化粧料を得ることができる。
【0031】
また上記目的を達成するため、請求項23記載の発明に関する化粧料の製造方法は、前記化粧料のビタミンK濃度が0.1〜10%であることを特徴とする。
この発明においては、有効成分が的確に作用するように、ビタミンK濃度を特定し、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目の下のくま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善化粧料、ボディ用化粧料を得ることができる。
【0032】
また上記目的を達成するため、請求項24に記載の発明に関する化粧料の製造方法は、前記化粧料のビタミンKと酸化防止作用を有するその他のビタミン類の配合比が、10:0.5〜2.0よりなることを特徴とする。
この製造方法の発明においては、これら有効成分が的確に作用するように、配合比を特定し、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目の下のくま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善化粧料、ボディ用化粧料を得ることができる。
【0033】
また上記目的を達成するため、請求項25に記載の発明に関する化粧料の製造方法は、ビタミンKに、酸化防止作用を有するA、ビタミンC、ビタミンEの内の1種以上を配合し、さらにソウハクヒ、ビタミン緑茶エキス、大豆レシチン、ホホバ油、グリチルリチン酸ジカリウム内の1種以上の成分を加えてなることを特徴とする。
この製造方法の発明においては、これら有効成分が的確に作用するように、配合成分を具体的に特定し、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目の下のくま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善化粧料、ボディ用化粧料を得ることができる。
【0034】
また上記目的を達成するため、請求項26に記載の発明に関する化粧料の製造方法は、ビタミンKに、少なくともマカデミアナッツ油、濃グリセリン、ポリエチレングリコール、トリメチルグリシン、フェノキシエタノール、酸化防止作用を有するビタミンA油及びビタミンE油、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油POE、マカダミアナッツ脂肪酸フィトステリル、イソステアリン酸エチル、ソルビトールの各成分中1種以上を混合し油相とし、次いで、精製水による水相並びに上記油相をそれぞれ約80℃まで加温し反応させ、更に約5分経過後に大豆リン脂質、プルラン、トウヒ油の各成分中1種以上を投入し、次いで約5分後にカルボキシビニルポリマーの成分を投入し、尚更に約5分後にグリチルリチン酸ジカリウムの成分を投入し、次いで、上記の混合物を冷却開始し、均一になるまで攪拌後、水冷攪拌均一を確認し、アルギニン成分を投入し中和させ、約5分後にソウハクヒエキス、緑茶エキス、酸化防止作用を有する高濃度ビタミンCの各成分中1種以上を投入し、均一攪拌後約35℃°にて冷却を止め、静置してなることを特徴とする。
この製造方法の発明においては、これら有効成分が的確に作用するように、配合成分を更に詳細且つ具体的に特定し、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目の下のくま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善化粧料、ボディ用化粧料を得ることができる。
【0035】
また上記目的を達成するため、請求項27に記載の発明に関するボディ用化粧料、パック類の製造方法は、前記ボディ用化粧料、パック類はビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA、E、C等の内1種以上を配合してなることを特徴とする。
この発明においては、これらの有効成分がより機能的に作用するくすみ、特に目元や目の下のくすみ・くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善ボディ用化粧料、パック類を得ることができる。
【0036】
また上記目的を達成するため、請求項28に記載の発明に関するボディ用化粧料、パック類の製造方法は、前記ボディ用化粧料、パック類はビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA、E、C等の内2種以上を配合してなることを特徴とする。
この発明においては、これらの有効成分がより機能的に作用するくすみ、特に目元や目の下のくすみ・くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善ボディ用化粧料、パック類を得ることができる。
【0037】
また上記目的を達成するため、請求項29記載の発明に関するボディ用化粧料、パック類の製造方法は、前記ボディ用化粧料、パック類のビタミンK濃度が0.1〜10%であることを特徴とする。
この発明においては、有効成分が的確に作用するように、ビタミンK濃度を特定し、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目の下のくま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善ボディ用化粧料、パック類を得ることができる。
【0038】
また上記目的を達成するため、請求項30に記載の発明に関するボディ用化粧料、パック類の製造方法は、前記ボディ用化粧料、パック類のビタミンKと酸化防止作用を有するその他のビタミン類の配合比が、10:0.5〜2.0よりなることを特徴とする。
この製造方法の発明においては、これら有効成分が的確に作用するように、配合比を特定し、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目の下のくま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善ボディ用化粧料、パック類を得ることができる。
【0039】
また上記目的を達成するため、請求項31に記載の発明に関するボディ用化粧料、パック類の製造方法は、ビタミンKに、酸化防止作用を有するA、ビタミンC、ビタミンEの内の1種以上を配合し、さらにソウハクヒ、ビタミン緑茶エキス、大豆レシチン、ホホバ油、グリチルリチン酸ジカリウム内の1種以上の成分を加えてなることを特徴とする。
この製造方法の発明においては、これら有効成分が的確に作用するように、配合成分を具体的に特定し、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目の下のくまの消去改善ボディ用化粧料、パック類を得ることができる。
【0040】
また上記目的を達成するため、請求項32に記載の発明に関するボディ用化粧料、パック類の製造方法は、ビタミンKに、少なくともマカデミアナッツ油、濃グリセリン、ポリエチレングリコール、トリメチルグリシン、フェノキシエタノール、酸化防止作用を有するビタミンA油及びビタミンE油、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油POE、マカダミアナッツ脂肪酸フィトステリル、イソステアリン酸エチル、ソルビトールの各成分中1種以上を混合し油相とし、次いで、精製水による水相並びに上記油相をそれぞれ約80℃まで加温し反応させ、更に約5分経過後に大豆リン脂質、プルラン、トウヒ油の各成分中1種以上を投入し、次いで約5分後にカルボキシビニルポリマーの成分を投入し、尚更に約5分後にグリチルリチン酸ジカリウムの成分を投入し、次いで、上記の混合物を冷却開始し、均一になるまで攪拌後、水冷攪拌均一を確認し、アルギニン成分を投入し中和させ、約5分後にソウハクヒエキス、緑茶エキス、酸化防止作用を有する高濃度ビタミンCの各成分中1種以上を投入し、均一攪拌後約35℃°にて冷却を止め、静置してなることを特徴とする。
この製造方法の発明においては、これら有効成分が的確に作用するように、配合成分を更に詳細且つ具体的に特定し、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目の下のくま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善ボディ用化粧料、パック類を得ることができる。
【0041】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
なお、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0042】
上記のビタミンKには、ビタミンK1(緑葉に多いフィロキノン)、ビタミンK2(唯一の脂溶性電子伝達体であり細菌の発生するメナキノン)、ビタミンK3(合成品たるメナジオン;2ーメチルー1,4−ナフトキノン)の3種類あることが知られているが、何れも抗出血作用の他、電子伝達体としても知られている。この内上記のように、合成品はメナジオンとして知られている。類縁体として、PQQやCoQ(呼吸鎖や光合成の電子伝達系の脂溶性成分として生体膜内で酸化還元タンパク質間の電子伝達を媒介する役割を担っている)がある。
【0043】
この他、ビタミンKを含む植物性及び/又は食品由来のビタミンKも使用し得る。これらのものとしては、上述のKコンプレックス、即ちアボカド油、ローズヒップ油、杏仁油、大豆発酵エキスなどなどがある。これらにはビタミンKが豊富に含まれている。
Kコンプレックスは、定量とするときには、ビタミンKを800μg/g以上を含有していることが判明している。このKコンプレックスは淡黄色〜淡褐色の油液で、特異な臭いを有している。
【0044】
ビタミンKの不足により、以下のような症状がみられる。
1)疲れやすく、顔が土気色をして目の下にもクマとなってあらわれる。
2)ケガをすると血液が止まりにくい。
3)歯ぐきから出血しやすい。
4)打ち身のあざがなかなか消えない。
5)生理の量が多くなる。
6)大便が黒っぽくなる。など
【0045】
また上記のビタミンAとしては、酢酸レチノール、パルミチン酸レチノール、ビタミンA油、ビタミンEとしてはDL−αートコフェロール、酢酸DL−αートコフェロール、ビタミンCとしてはリン酸Lーアスコルビルマグネシウム、パルミチン酸アスコルビルなどが使用される。
上述のように、一般にビタミンAには活性酸素の消去能力があり、活性酸素からの肌中のDNAダメージを低減させる働きがあり、また細胞分裂を活発にし、肌のケラチン化を正常に導く働きがあることが知られている。
【0046】
従って、これらの皮膚表面の色調評価並びに形態評価を組み合わせることにより、顔殊に目元、目下のくすみ・くまをより正確に把握でき、これによりその対処・改善策が見いだせることとなる。
さらにまた、肌や皮膚の透明感のなさ、つやのなさがくすみとして認識されている場合もあり、従って、くすみの評価法としてはこれらの観点も考慮すべきものと云える。肌の透明性の低下は加齢に伴う角質層の状態や重層化が影響しているものと認められつつある。
【0047】
これまで、これらのビタミン類単独使用によって、くすみ・くまなどの防止法は知られているが、上記の複雑な要因で発生するくすみ・くまを除去するには未だ完全ではなかった。
本発明は、ビタミンKを主剤として、ビタミンA類、E類、C類など酸化防止作用のあるビタミンを1種もしくはそれ以上一定割合に配合し、所期の目的を達成でき、所期の作用効果が見られるものである。
またさらに、この他一般に化粧品で繁用される天然物由来の原料(ソウハクヒ、緑茶エキス、大豆レシチン、ホホバ油、グリチルリチン酸ジカリウムなど)を配合すれば一層効果が高まる。
【0048】
上述のように、本発明に使用するビタミンKは、脂溶性ビタミンの1種で、このビタミンの欠乏は血液凝固能の低下をもたらすので、抗出血性ビタミンとも云われている。この内、ビタミンK1は、緑葉に多いフィロキノンとして、またビタミンK2は、細菌の発生するメナキノンで、唯一の脂溶性電子伝達体として、さらにまたビタミンK3は、合成品たるメナジオン(2ーメチルー1,4−ナフトキノン)として知られている。
上記のように、ビタミンKはキノール型、キノン型、2,3エポキシド型をとり(フィロキノン2.3−エポキシド)、1種の電子伝達体として重要な役割を果たしている。また、PQQやCoQは、呼吸鎖や光合成の電子伝達系の脂溶性成分として生体膜内で酸化還元タンパク質間の電子伝達を媒介する役割を担っていることが知られている。
【0049】
上記のビタミンK単独でもこれを化粧料およびボディ用化粧料、パック類基剤に配合することにより、種々の作用効果、特に目の下のくま、くすみの改善消去作用があるが、ビタミンKと酸化防止作用効果を有するビタミン類(ビタミンA、ビタミンE、ビタミンCなど)の1種若しくはそれ以上との配合比が10:0.5〜2.0よりなる化粧料およびボディ用化粧料、パック類が、くすみ、目の周囲のくま、しみ、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑などの改善に効果的である。
【0050】
また、上記のビタミンK濃度を限定することにより、化粧料およびボディ用化粧料、パック類としての種々の作用、特に目の下のくま、くすみ、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の改善消去の作用効果が明確になる。本発明においては、0.1〜10%濃度及び更に限定した1〜5%濃度による試みを行った。その結果、何れも顕著な効果が認められたが、後者の方がより明確な効果が現れた。
【0051】
また、上記のビタミンKは、植物/食品由来のものによるときにも、化粧料およびボディ用化粧料、パック類としての種々の作用、特に目の下のくま、くすみ、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の改善消去の作用効果が明確に見られた。本発明においては、上記Kコンプレックスによる試みを行った。その結果、何れも顕著な効果が認められた。
【0052】
本発明の化粧料およびボディ用化粧料、パック類を得るには、好ましくは、ビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA類、ビタミンC類、ビタミンE類の内の1種以上を配合し、さらにソウハクヒ、緑茶エキス、大豆レシチン、ホホバ油、グリチルリチン酸ジカリウム内の1種以上の成分を加える。これにより、これら各有効成分が的確に作用するように、その配合成分が具体的に特定され、これらの有効成分が機能的に作用し、くすみ、特に目の下のくま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善化粧料、ボディ用化粧料およびボディ用化粧料、パック類を得ることができる。
【0053】
上記の本発明の成分中、ビタミンK類は上記のように電子伝達系のビタミンで皮膚呼吸との関係が深く、皮膚のターンオーバーを正常化し皮膚を若返らせる作用があり、皮膚炎予防・シワ抑制改善作用効果がある。ビタミンC類はメラニン生成抑制及び美白作用・コラーゲン産生促進作用、酸化防止作用効果があり、ビタミンA類は皮膚細胞分裂の促進作用、酸化防止作用、成長促進・角質軟化作用効果、ビタミンE類は末梢血管拡張に伴う血流昂進作用、酸化防止作用効果があり、またソウハクヒは美白作用・消炎作用効果、緑茶エキスは酸化防止作用・紫外線吸収作用効果、大豆レシチンは保湿作用効果・天然乳化剤作用、ホホバ油はエモリエント(柔軟)作用・保湿作用効果、グリチルリチン酸ジカリウムは抗炎症作用・皮膚炎防止作用効果が認められ、各成分の作用効果が相まって、所期の目的を達成することができ、くすみ、特に目の下のくま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善に効果的であることが認められた。
【0054】
上記のくすみ・くま消去改善化粧料、ボディ用化粧料としては、液状、ジェル状、クリーム状など種々のタイプを適宜、選択することができるが、ジェル状やクリーム状のもののが肌、目元、目下に経時的・継続的に作用し、良好である。
【0055】
上記のくすみ・くま消去改善パック類しては、貼付タイプ状など種々のタイプを適宜、選択することができるが、ゼリーパック状やゼリーシート状のものが肌、目元、目下に経時的・継続的に作用し、良好である。
上記成分を混合し、ロールコーターにて基材上に塗布し、ポリエステルフィルムでラミネートし、パック類を得ることが出来る。
【0056】
なお、電子伝達作用を有するCoQやPQQにもビタミンKと同様な作用がみられ、これを目の下のくすみ、くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑等の消去改善化粧料、ボディ用化粧料およびパック類に使用することは、当事者にとっては容易に類推することができる。
【0057】
以下に本発明の実施例を記載するが、本発明はこの実施例によって何ら限定されるものではないことはもとよりである。
【実施例】
【0058】
Figure 2004051627
Figure 2004051627
上記成分中、成分3,4,5,16,18,21,22の各成分を混合し、油相とする。次いで、成分15を水相とし当該水相を80℃まで加温し、上記油相も80℃まで加温し反応させる。更に5分経過後に2,6,8,9,11,17,19,20,23の各成分を投入し、次いで5分後に1の成分を投入する。尚更に5分後に7の成分を投入する。次に、上記の混合物を冷却開始し、均一になるまで攪拌する。その後、水冷攪拌均一を確認し、14の成分を投入(中和工程)する。5分後に10,12,13の各成分を投入し、均一攪拌後35℃°にて冷却を止め、静置し完成し、所期のくすみ・くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑消去改善化粧クリームを得た。
【0059】
Figure 2004051627
Figure 2004051627
上記成分中、成分3,4,5,15,17,20,21,29,30,31,32の各成分を混合し、油相とする。次いで、成分14を水相とし当該水相を80℃まで加温し、上記油相も80℃まで加温し反応させる。更に5分経過後に2,6,8,9,16,18,19,22,23,24の各成分を投入し、次いで5分後に1の成分を投入する。尚更に5分後に7の成分を投入する。次に、上記の混合物を冷却開始し、均一になるまで攪拌する。その後、水冷攪拌均一を確認し、13の成分を投入(中和工程)する。5分後に10,11,12,25,26,27,28,33の各成分を投入し、均一攪拌後35℃°にて冷却を止め、静置し完成し、所期のくすみ・くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑消去改善化粧水を得た。
【0060】
Figure 2004051627
上記成分中、成分4,7,13,15,16,17,18,20の各成分を混合し、油相とする。次いで、成分3を水相とし当該水相を80℃まで加温し、上記油相も80℃まで加温し反応させる。更に5分経過後に2,5,6,8,9,10,14の各成分を投入し、次いで5分後に1の成分を投入する。尚更に5分後に21の成分を投入する。次に、上記の混合物を冷却開始し、均一になるまで攪拌する。その後、水冷攪拌均一を確認し、5分後に11,12,19の各成分を投入し、均一攪拌後35℃°にて冷却を止め、静置し完成し、所期のくすみ・くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑消去改善目元パック類剤を得た。
これを、ロールコーターにて当該基剤上に塗布し、ポリエステルフィルムでラミネートし、所望のパック類を得た。
【0061】
Figure 2004051627
上記成分中、成分4,7,13,15,16,17,18,20の各成分を混合し、油相とする。次いで、成分3を水相とし当該水相を80℃まで加温し、上記油相も80℃まで加温し反応させる。更に5分経過後に2,5,6,8,9,10,14の各成分を投入し、次いで5分後に1の成分を投入する。尚更に5分後に21の成分を投入する。次に、上記の混合物を冷却開始し、均一になるまで攪拌する。その後、水冷攪拌均一を確認し、5分後に11,12,19の各成分を投入し、均一攪拌後35℃°にて冷却を止め、静置し完成し、所期のくすみ・くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑消去改善目元パック類剤を得た。
これを、ロールコーターにて当該基剤上に塗布し、ポリエステルフィルムでラミネートし、所望のパック類を得た。
【0062】
(試験例1)
実施例1および実施例2により得られたくすみ、くま消去改善化粧料、ボディ用化粧料を、被験者62人の目元、目下に継続的に塗布して貰った結果を下記する。なお、本実施例に係わる目元クリームの試験は、デジタルカメラ(680万画素)にて撮影し、治験開始時・2週間後・以下2週間毎に計5回撮影することにより行われた。
また、被験者の観察項目は以下の通りである。
1)有効性: くま(写真撮影により色調を観察する)、ハリ、シワ、保湿、シミについて:
2)安全性: 刺激、連用による影響について: 重篤な副作用が発見された場合は、その症状・程度・発見時期・処置内容を記録。
3)使い心地: 匂い・感触・伸びについて:
ビタミンK使用のくま、くすみ改善化粧料、ボディ用化粧料の有効性について
Figure 2004051627
このように、本発明に関わる目元化粧料によれば、最も敏感な箇所である目の下の塗布してでさえ、62例中約92%が目の下のくまの改善がみられ、しかも、約1ケ月で著効〜やや有効がみられ、わずかに2例の軽度の接触性皮膚炎(赤み)がみられたに過ぎない。
【0063】
(試験例2)
実施例1および実施例2により得られたくすみ、くま消去改善化粧料、ボディ用化粧料を、被験者62人の目元、目下に1ケ月間継続的に塗布して貰った結果を下記する。
なお、この試験においては、
(1)角質細胞間におけるメラニンの変動係数と加齢相関を考慮し、また
(2)くすみの計測項目として、
イ)肌色の明度又は色相
ロ)肌色の不均一性
ハ)皮膚の凹凸
ニ)光の透明度
ホ)光沢値
を用いた。
ビタミンK使用のくま、くすみ改善化粧料、ボディ用化粧料の有効性について
(メラニン除去)
Figure 2004051627
このように、本発明に関わる目元化粧料によれば、最も敏感な箇所である目の下の塗布してでさえ、62例中約87%が目の下のくまの改善がみられ、しかも、約1ケ月で著効〜やや有効がみられ、わずかに2例の軽度の接触性皮膚炎(赤み)がみられたに過ぎない。
【0064】
(試験例3)
実施例3および実施例4により得られたくすみ、くま消去改善ボディ用化粧料、パック類を、上記のくすみ、くま消去改善化粧料、ボディ用化粧料と同様に、被験者62人の目元、目下に継続的に貼って貰った結果を下記する。
ビタミンK使用のくま、くすみ改善ボディ用化粧料、パック類の有効性について
Figure 2004051627
このように、本発明に関わる目元化粧料によれば、最も敏感な箇所である目の下の塗布してでさえ、62例中約89%が目の下のくまの改善がみられ、しかも、約1ケ月で著効〜やや有効がみられ、わずかに2例の軽度の接触性皮膚炎(赤み)がみられたに過ぎない。
【0065】
(試験例4)
ビタミンK使用のくま、くすみ改善ボディ用化粧料、パック類の有効性について(メラニン除去)
Figure 2004051627
このように、本発明に関わる目元化粧料によれば、最も敏感な箇所である目の下の塗布してでさえ、62例中約84%が目の下のくまの改善がみられ、しかも、約1ケ月で著効〜やや有効がみられ、わずかに2例の軽度の接触性皮膚炎(赤み)がみられたに過ぎない。
殊に、上記実施例3及び4並びにそれらの試験例の比較からしても、ビタミンK成分配合割り合いを適正なものにすることにより、その作用効果がより高まることが判明した。
【0066】
Figure 2004051627
【0067】
【発明の効果】
本発明のビタミンK{植物及び食品より得られた混合物並びにPQQ、CoQなどを含む}、酸化防止作用を有するその他のビタミン類を有効成分としてなる化粧料およびボディ用化粧料、パック類は、毛細血管を目立たなくし、皮膚細胞のターンオーバーを増加できるので、メラニン顆粒の除去を加速し、皮膚、顔、殊に目下のくすみ・くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑を消去改善することができるという効果がある。
【0068】
また、請求項1に記載の発明によれば、ビタミンKを、既知の化粧料およびボディ用化粧料、パック類基剤に配合してなるので、ビタミンKが有する有効成分が機能的に作用する化粧料およびボディ用化粧料、パック類を得ることができるという効果がある。
【0069】
また、請求項2に記載の発明によれば、本件発明に関する化粧料およびボディ用化粧料、パック類に使用するビタミンKは、類縁物質であるピロロキノリンキノン、CoQであるので、ビタミンK様の性質、作用を有するPQQ、CoQが有する有効成分が機能的に作用する化粧料およびボディ用化粧料、パック類を得ることができるという効果がある。
【0070】
また、請求項3に記載の発明によれば、本件発明に関する化粧料およびボディ用化粧料、パック類は、前記ビタミンKが、植物及び/又は食品より得られた混合物であるので、ビタミンK様の性質、作用を有する植物及び/又は食品より得られた混合物が有する有効成分が機能的に作用する化粧料およびボディ用化粧料、パック類を得ることができるという効果がある。
【0071】
また、請求項4に記載の発明によれば、本件発明に関する化粧料およびボディ用化粧料、パック類は、前記ビタミンKが、ビタミンKを含有するアボカド油、ローズヒップ油、キョウニン油、大豆発酵エキスなどの2つ以上よりなる混合物であるので、ビタミンK様の性質、作用を有する植物及び/又は食品より得られた具体的な混合物が有する有効成分が機能的に作用する化粧料およびボディ用化粧料、パック類を得ることができるという効果がある。
【0072】
また、請求項5に記載の発明によれば、本件発明に関する化粧料およびボディ用化粧料、パック類は、くすみ、くま等の改善化粧料、ボディ用化粧料又はボディ用化粧料、パック類であるので、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目元や目の下のくすみ・くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善化粧料、ボディ用化粧料およびボディ用化粧料、パック類を得ることができるという効果がある。
【0073】
また、請求項6に記載の発明によれば、本件発明に関する化粧料は、ビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA、E、C等の何れか1種を配合してなるので、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目元や目の下のくすみ・くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善化粧料、ボディ用化粧料を得ることができるという効果がある。
【0074】
また、請求項7に記載の発明によれば、本件発明に関する化粧料は、前記化粧料ビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA、E、C等の内2種以上を配合してなるので、これらの有効成分がより機能的に作用するくすみ、特に目元や目の下のくすみ・くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善化粧料、ボディ用化粧料を得ることができるという効果がある。
【0075】
また、請求項8に記載の発明によれば、本件発明に関する化粧料は、前記化粧料のビタミンK濃度が0.1〜10%であるので、有効成分が的確に作用するように、ビタミンK濃度を特定し、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目の下のくま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善化粧料、ボディ用化粧料を得ることができるという効果がある。
【0076】
また、請求項9に記載の発明によれば、本件発明に関する化粧料、前記化粧料のビタミンKとその他のビタミン類の配合比が、10:0.5〜2.0よりなるので、これら有効成分が的確に作用するように、配合比を特定し、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目の下のくま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善化粧料、ボディ用化粧料を得ることができるという効果がある。
【0077】
また、請求項10に記載の発明によれば、本件発明に関する化粧料は、ビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA、ビタミンC、ビタミンEの内の1種以上を配合し、さらにソウハクヒ、緑茶エキス、大豆レシチン、ホホバ油、グリチルリチン酸ジカリウム内の1種以上の成分を加えてなるので、これら有効成分が的確に作用するように、配合成分を具体的に特定し、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目の下のくま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善化粧料、ボディ用化粧料を得ることができるという効果がある。
【0078】
また、請求項11に記載の発明によれば、本件発明に関する化粧料は、ビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA油、ビタミンE油、ビタミンCの内の1種以上を配合し、さらに必要に応じ適宜、カルボキシビニルポリマー、グリチルリチン酸ジカリウム、グリセリン、ポリエチレングリコール、トリメチルグリシン、フェノキシエタノール、ソウハクヒエキス、緑茶エキス、アルギニン、精製水、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、トウヒ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、大豆リン脂質、プルラン、マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル、マカデミアナッツ油、イソステアリン酸エチル、ソルビトールの内の1種以上の成分を加えてなるので、これら有効成分が的確に作用するように、配合成分を更に詳細且つ具体的に特定し、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目の下のくま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善化粧料、ボディ用化粧料を得ることができるという効果がある。
【0079】
また、請求項12に記載の発明によれば、本件発明に関する化粧料は、ビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA油、ビタミンE油、ビタミンCの内の1種以上を配合し、さらに必要に応じ適宜、カルボキシビニルポリマー、グリチルリチン酸ジカリウム、マカデミアナッツ油、濃グリセリン、ポリエチレングリコール、トリメチルグリシン、フェノキシエタノール、パルミチン酸レチノール、リン酸Lーアスコルビルマグネシウム、クワ抽出液、リョクチャリキッド、アルギニン、精製水、ポリエチルエチレンメチルグルコシド、トウヒ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、レシチン、プルラン、マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル、イソステアリン酸エチル、ソルビット液、感光素、1,2−ペンタンジオール、アシタバエキス、パセリエキス、シソエキス、オウバクエキス、アボカド油、蜂蜜、ローズヒップ油、杏仁油などの1種以上の成分を加えてなるので、これら有効成分が的確に作用するように、配合成分を更に詳細且つ具体的に特定し、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目の下のくま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善化粧料、ボディ用化粧料を得ることができるという効果がある。
【0080】
また、請求項13に記載の発明によれば、本件発明に関するボディ用化粧料、パック類は、ビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA、E、C等の何れか1種を配合してなるので、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目元や目の下のくすみ・くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善ボディ用化粧料、パック類を得ることができるという効果がある。
【0081】
また、請求項14に記載の発明によれば、本件発明に関するボディ用化粧料、パック類は、ビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA、E、C等の内2種以上を配合してなるので、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目元や目の下のくすみ・くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善ボディ用化粧料、パック類を得ることができるという効果がある。
【0082】
また、請求項15に記載の発明によれば、本件発明に関するボディ用化粧料、パック類は、前記目元ボディ用化粧料、パック類のビタミンK濃度が0.1〜10%であるので、これら有効成分が的確に作用するように、配合比を特定し、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目の下のくま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善ボディ用化粧料、パック類を得ることができるという効果がある。
【0083】
また、請求項16に記載の発明によれば、本件発明に関するボディ用化粧料、パック類は、前記目元ボディ用化粧料、パック類のビタミンKと酸化防止作用を有するその他のビタミン類の配合比が、10:0.5〜2.0よりなるので、これら有効成分が的確に作用するように、配合比を特定し、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目の下のくま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善ボディ用化粧料、パック類を得ることができるという効果がある。
【0084】
また、請求項17に記載の発明によれば、本件発明に関するボディ用化粧料、パック類は、ビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA、ビタミンC、ビタミンEの内の1種以上を配合し、さらにソウハクヒ、緑茶エキス、大豆レシチン、ホホバ油、グリチルリチン酸ジカリウム内の1種以上の成分を加えてなるので、これら有効成分が的確に作用するように、配合成分を具体的に特定し、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目の下のくま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善ボディ用化粧料、パック類を得ることができるという効果がある。
【0085】
また、請求項18に記載の発明によれば、本件発明に関するボディ用化粧料、パック類は、ビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA油、ビタミンE油、ビタミンCの内の1種以上を配合し、さらに必要に応じ適宜、ポリアクリル酸ナトリウム塩、硫酸アルミニウムカリウム、精製水、DG( 濃)、グリチルリチン酸ジカリウム、マビット、GO−460,アミノコート、ビタミンA油、ビタミンE油、VC9(高濃度ビタミンC)、ソウハクヒ、セピゲル501、トウヒ油、HCO−60、レオド−ル TWS−120、E−510、レオド−ル TWL−120、オウバクエキス、及びアボカド油、ローズヒップ油、キョウニン油、大豆発酵エキスなどの2つ以上よりなる混合物の内の1種以上の成分を加えてなるので、これら有効成分が的確に作用するように、配合成分を更に詳細且つ具体的に特定し、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目の下のくま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善ボディ用化粧料、パック類を得ることができるという効果がある。
【0086】
また、請求項19に記載の発明によれば、本件発明に関する化粧料およびボディ用化粧料、パック類の製造方法は、ビタミンKを、既知の化粧料およびボディ用化粧料、パック類基剤に配合してなるので、ビタミンKが有する有効成分が機能的に作用する化粧料およびボディ用化粧料、パック類を得ることができるという効果がある。
【0087】
また、請求項20に記載の発明によれば、本件発明に関する化粧料およびボディ用化粧料、パック類の製造方法は、くすみ、くま等の改善化粧料、ボディ用化粧料およびボディ用化粧料、パック類であるので、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目元や目の下のくすみ・くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善化粧料、ボディ用化粧料およびボディ用化粧料、パック類を得ることができるという効果がある。
【0088】
また、請求項21に記載の発明によれば、本件発明に関する化粧料の製造方法は、前記化粧料はビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA、E、C等の何れか1種を配合してなるので、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目元や目の下のくすみ・くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善化粧料、ボディ用化粧料を得ることができるという効果がある。
【0089】
また、請求項22に記載の発明によれば、本件発明に関する化粧料の製造方法は、前記化粧料はビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA、E、C等の内2種以上を配合してなるので、これらの有効成分がより機能的に作用するくすみ、特に目元や目の下のくすみ・くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善化粧料、ボディ用化粧料を得ることができるという効果がある。
【0090】
また、請求項23に記載の発明によれば、本件発明に関する化粧料の製造方法は、前記化粧料のビタミンK濃度が0.1〜10%であるので、有効成分が的確に作用するように、ビタミンK濃度を特定し、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目の下のくま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善化粧料、ボディ用化粧料を得ることができるという効果がある。
【0091】
また、請求項24に記載の発明によれば、本件発明に関する化粧料の製造方法は、前記化粧料のビタミンKと酸化防止作用を有するその他のビタミン類の配合比が、10:0.5〜2.0よりなるので、これら有効成分が的確に作用するように、配合比を特定し、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目の下のくま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善化粧料、ボディ用化粧料を得ることができるという効果がある。
【0092】
また、請求項25に記載の発明によれば、本件発明に関する化粧料の製造方法は、ビタミンKに、酸化防止作用を有するA、ビタミンC、ビタミンEの内の1種以上を配合し、さらにソウハクヒ、ビタミン緑茶エキス、大豆レシチン、ホホバ油、グリチルリチン酸ジカリウム内の1種以上の成分を加えてなるので、これら有効成分が的確に作用するように、配合成分を具体的に特定し、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目の下のくま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善化粧料、ボディ用化粧料を得ることができるという効果がある。
【0093】
また、請求項26に記載の発明によれば、本件発明に関する化粧料の製造方法は、ビタミンKに、少なくともマカデミアナッツ油、濃グリセリン、ポリエチレングリコール、トリメチルグリシン、フェノキシエタノール、酸化防止作用を有するビタミンA油及びビタミンE油、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油POE、マカダミアナッツ脂肪酸フィトステリル、イソステアリン酸エチル、ソルビトールの各成分中1種以上を混合し油相とし、次いで、精製水による水相並びに上記油相をそれぞれ約80℃まで加温し反応させ、更に約5分経過後に大豆リン脂質、プルラン、トウヒ油の各成分中1種以上を投入し、次いで約5分後にカルボキシビニルポリマーの成分を投入し、尚更に約5分後にグリチルリチン酸ジカリウムの成分を投入し、次いで、上記の混合物を冷却開始し、均一になるまで攪拌後、水冷攪拌均一を確認し、アルギニン成分を投入し中和させ、約5分後にソウハクヒエキス、緑茶エキス、酸化防止作用を有する高濃度ビタミンCの各成分中1種以上を投入し、均一攪拌後約35℃°にて冷却を止め、静置してなるので、これら有効成分が的確に作用するように、配合成分を更に詳細且つ具体的に特定し、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目の下のくま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善化粧料、ボディ用化粧料を得ることができるという効果がある。
【0094】
また、請求項27に記載の発明によれば、本件発明に関するボディ用化粧料、パック類の製造方法は、前記ボディ用化粧料、パック類はビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA、E、C等の内1種以上を配合してなるので、これらの有効成分がより機能的に作用するくすみ、特に目元や目の下のくすみ・くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善ボディ用化粧料、パック類を得ることができるという効果がある。
【0095】
また、請求項28に記載の発明によれば、本件発明に関するボディ用化粧料、パック類の製造方法は、前記ボディ用化粧料、パック類はビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA、E、C等の内2種以上を配合してなるので、これらの有効成分がより機能的に作用するくすみ、特に目元や目の下のくすみ・くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善ボディ用化粧料、パック類を得ることができるという効果がある。
【0096】
また、請求項29に記載の発明によれば、本件発明に関するボディ用化粧料、パック類の製造方法は、前記ボディ用化粧料、パック類のビタミンK濃度が0.1〜10%であるので、有効成分が的確に作用するように、ビタミンK濃度を特定し、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目の下のくまの消去改善ボディ用化粧料、パック類を得ることができるという効果がある。
【0097】
また、請求項30に記載の発明によれば、本件発明に関するボディ用化粧料、パック類の製造方法は、前記ボディ用化粧料、パック類のビタミンKと酸化防止作用を有するその他のビタミン類の配合比が、10:0.5〜2.0よりなるので、これら有効成分が的確に作用するように、配合比を特定し、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目の下のくま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善目元ボディ用化粧料、パック類を得ることができるという効果がある。
【0098】
また、請求項31に記載の発明によれば、本件発明に関するボディ用化粧料、パック類の製造方法は、ビタミンKに、酸化防止作用を有するA、ビタミンC、ビタミンEの内の1種以上を配合し、さらにソウハクヒ、ビタミン緑茶エキス、大豆レシチン、ホホバ油、グリチルリチン酸ジカリウム内の1種以上の成分を加えてなるので、これら有効成分が的確に作用するように、配合成分を具体的に特定し、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目の下のくま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善ボディ用化粧料、パック類を得ることができるという効果がある。
【0099】
また、請求項32に記載の発明によれば、本件発明に関するボディ用化粧料、パック類の製造方法は、ビタミンKに、少なくともマカデミアナッツ油、濃グリセリン、ポリエチレングリコール、トリメチルグリシン、フェノキシエタノール、酸化防止作用を有するビタミンA油及びビタミンE油、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油POE、マカダミアナッツ脂肪酸フィトステリル、イソステアリン酸エチル、ソルビトールの各成分中1種以上を混合し油相とし、次いで、精製水による水相並びに上記油相をそれぞれ約80℃まで加温し反応させ、更に約5分経過後に大豆リン脂質、プルラン、トウヒ油の各成分中1種以上を投入し、次いで約5分後にカルボキシビニルポリマーの成分を投入し、尚更に約5分後にグリチルリチン酸ジカリウムの成分を投入し、次いで、上記の混合物を冷却開始し、均一になるまで攪拌後、水冷攪拌均一を確認し、アルギニン成分を投入し中和させ、約5分後にソウハクヒエキス、緑茶エキス、酸化防止作用を有する高濃度ビタミンCの各成分中1種以上を投入し、均一攪拌後約35℃°にて冷却を止め、静置してなるので、これら有効成分が的確に作用するように、配合成分を更に詳細且つ具体的に特定し、これらの有効成分が機能的に作用するくすみ、特に目の下のくま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の消去改善ボディ用化粧料、パック類を得ることができるという効果がある。

Claims (32)

  1. ビタミンKを、既知の化粧料、全身化粧料およびパック類基剤に配合してなることを特徴とする化粧料、全身化粧料およびパック類。
  2. 前記ビタミンKは、K1、K2、K3及び類縁物質であるピロロキノリンキノン、ユビキノンであることを特徴とする、請求項1に記載の化粧料、全身化粧料およびパック類。
  3. 前記ビタミンKは、植物及び/又は食品より得られた混合物であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の化粧料、全身化粧料およびパック類。
  4. 前記ビタミンKは、ビタミンKを含有するアボカド油、ローズヒップ油、キョウニン油、大豆発酵エキスなどの2つ以上よりなる混合物であることを特徴とする、請求項1〜3に記載の化粧料、全身化粧料およびパック類。
  5. 前記化粧料はくすみ、くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑等の改善化粧料、全身化粧料およびパック類であることを特徴とする、請求項1〜4に記載の化粧料、全身化粧料およびパック類。
  6. ビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA、E、C等の何れか1種を配合してなることを特徴とするくすみ、くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑等の改善化粧料、全身化粧料。
  7. ビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA、E、C等の内2種以上を配合してなることを特徴とするくすみ、くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑等の改善化粧料、全身化粧料。
  8. 前記化粧料のビタミンK濃度が0.1〜10%であることを特徴とする請求項1〜7に記載のくすみ、くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑等の改善化粧料、全身化粧料。
  9. 前記化粧料のビタミンKと酸化防止作用を有するその他のビタミン類の配合比が、10:0.5〜2.0よりなることを特徴とする請求項1〜8に記載のくすみ、くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑等の改善化粧料、全身化粧料。
  10. ビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA、ビタミンC、ビタミンEの内の1種以上を配合し、さらにソウハクヒ、緑茶エキス、大豆レシチン、ホホバ油、グリチルリチン酸ジカリウム内の1種以上の成分を加えてなることを特徴とする請求項1〜9に記載のくすみ、くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑等の改善化粧料、全身化粧料。
  11. ビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA油、ビタミンE油、ビタミンCの内の1種以上を配合し、さらに必要に応じ適宜、カルボキシビニルポリマー、グリチルリチン酸ジカリウム、グリセリン、ポリエチレングリコール、トリメチルグリシン、フェノキシエタノール、ソウハクヒエキス、緑茶エキス、アルギニン、精製水、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、トウヒ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、大豆リン脂質、プルラン、マカダミアナッツ油脂肪酸フィトステリル、マカダミアナッツ油、イソステアリン酸エチル、ソルビトールの内の1種以上の成分を加えてなることを特徴とする請求項1〜10に記載のくすみ、くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑等の改善化粧料、全身化粧料。
  12. ビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA油、ビタミンE油、ビタミンCの内の1種以上を配合し、さらに必要に応じ適宜、カルボキシビニルポリマー、グリチルリチン酸ジカリウム、マカデミアナッツ油、濃グリセリン、ポリエチレングリコール、トリメチルグリシン、フェノキシエタノール、パルミチン酸レチノール、リン酸Lーアスコルビルマグネシウム、クワ抽出液、リョクチャリキッド、アルギニン、精製水、ポリエチルエチレンメチルグルコシド、トウヒ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、レシチン、プルラン、マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル、イソステアリン酸エチル、ソルビット液、感光素、1,2−ペンタンジオール、アシタバエキス、パセリエキス、シソエキス、オウバクエキス、アボカド油、蜂蜜、ローズヒップ油、杏仁油などの1種以上の成分を加えてなることを特徴とする請求項1〜11に記載のくすみ、くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑等の改善化粧料、全身化粧料。
  13. ビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA、E、C等の何れか1種を配合してなることを特徴とするくすみ、くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑等の改善パック類。
  14. ビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA、E、C等の内2種以上を配合してなることを特徴とするくすみ、くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑等の改善パック類。
  15. 前記全身化粧料、パック類のビタミンK濃度が0.1〜10%であることを特徴とする請求項13又は14に記載のくすみ、くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑等の改善パック類。
  16. 前記全身化粧料、パック類のビタミンKと酸化防止作用を有するその他のビタミン類の配合比が、10:0.5〜2.0よりなることを特徴とする請求項13〜15に記載のくすみ、くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑等の改善パック類。
  17. ビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA、ビタミンC、ビタミンEの内の1種以上を配合し、さらにソウハクヒ、緑茶エキス、大豆レシチン、ホホバ油、グリチルリチン酸ジカリウム内の1種以上の成分を加えてなることを特徴とする請求項13〜16に記載のくすみ、くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑等の改善パック類。
  18. ビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA油、ビタミンE油、ビタミンCの内の1種以上を配合し、さらに必要に応じ適宜、ポリアクリル酸ナトリウム塩、硫酸アルミニウムカリウム、精製水、DG( 濃)、グリチルリチン酸ジカリウム、マビット、GO−460,アミノコート、ビタミンA油、ビタミンE油、VC9(高濃度ビタミンC)、ソウハクヒ、セピゲル501、トウヒ油、HCO−60、レオド−ル TWS−120、E−510、レオド−ル TWL−120、オウバクエキス、及びアボカド油、ローズヒップ油、キョウニン油、大豆発酵エキスなどの2つ以上よりなる混合物の内の1種以上の成分を加えてなることを特徴とする請求項13〜17に記載のくすみ、くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑等の改善パック類。
  19. ビタミンKを、既知の化粧料基剤に配合してなることを特徴とする化粧料の製造方法。
  20. 前記化粧料又は全身化粧料、パック類はくすみ、くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑等の改善化粧料、全身化粧料又はパック類であることを特徴とする、請求項19記載の化粧料の製造方法。
  21. ビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA、E、C等の何れか1種を配合してなることを特徴とするくすみ、くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑等の改善化粧料、全身化粧料の製造方法。
  22. ビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA、E、C等の内2種以上を配合してなることを特徴とするくすみ、くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑等の改善化粧料、全身化粧料の製造方法。
  23. 前記化粧料のビタミンK濃度が0.1〜10%であることを特徴とする請求項19〜22に記載のくすみ、くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑等の改善化粧料、全身化粧料の製造方法。
  24. 前記化粧料のビタミンKと酸化防止作用を有するその他のビタミン類の配合比が、10:0.5〜2.0よりなることを特徴とする請求項19〜23に記載のくすみ、くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑等の改善化粧料、全身化粧料の製造方法。
  25. ビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA、ビタミンC、ビタミンEの内の1種以上を配合し、さらにソウハクヒ、緑茶エキス、大豆レシチン、ホホバ油、グリチルリチン酸ジカリウム内の1種以上の成分を加えてなることを特徴とする請求項請求項19〜24に記載のくすみ、くま等、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑の改善化粧料、全身化粧料の製造方法。
  26. ビタミンKに、少なくともマカデミアナッツ油、濃グリセリン、ポリエチレングリコール、トリメチルグリシン、フェノキシエタノール、酸化防止作用を有するビタミンA油及びビタミンE油、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油POE、マカダミアナッツ脂肪酸フィトステリル、イソステアリン酸エチル、ソルビトールの各成分中1種以上を混合し油相とし、次いで、精製水による水相並びに上記油相をそれぞれ約80℃まで加温し反応させ、更に約5分経過後に大豆リン脂質、プルラン、トウヒ油の各成分中1種以上を投入し、次いで約5分後にカルボキシビニルポリマーの成分を投入し、尚更に約5分後にグリチルリチン酸ジカリウムの成分を投入し、次いで、上記の混合物を冷却開始し、均一になるまで攪拌後、水冷攪拌均一を確認し、アルギニン成分を投入し中和させ、約5分後にソウハクヒエキス、緑茶エキス、酸化防止作用を有する高濃度ビタミンCの各成分中1種以上を投入し、均一攪拌後約35℃°にて冷却を止め、静置してなることを特徴とする請求項19〜25に記載のくすみ、くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑等の改善化粧料、全身化粧料の製造方法。
  27. ビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA、E、C等の何れか1種を配合してなることを特徴とするくすみ、くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑等の改善パック類の製造方法。
  28. ビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA、E、C等の内2種以上を配合してなることを特徴とするくすみ、くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑等のパック類の製造方法。
  29. 前記パック類のビタミンK濃度が0.1〜10%であることを特徴とする請求項27又は28に記載のくすみ、くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑等の改善パック類の製造方法。
  30. 前記パック類のビタミンKと酸化防止作用を有するその他のビタミン類の配合比が、10:0.5〜2.0よりなることを特徴とする請求項27〜29に記載のくすみ、くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑等の改善パック類の製造方法。
  31. ビタミンKに、酸化防止作用を有するビタミンA、ビタミンC、ビタミンEの内の1種以上を配合し、さらにソウハクヒ、緑茶エキス、大豆レシチン、ホホバ油、グリチルリチン酸ジカリウム内の1種以上の成分を加えてなることを特徴とする請求項請求項27〜30に記載のくすみ、くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑等の改善パック類の製造方法。
  32. ビタミンKに、少なくともマカデミアナッツ油、濃グリセリン、ポリエチレングリコール、トリメチルグリシン、フェノキシエタノール、酸化防止作用を有するビタミンA油及びビタミンE油、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油POE、マカダミアナッツ脂肪酸フィトステリル、イソステアリン酸エチル、ソルビトールの各成分中1種以上を混合し油相とし、次いで、精製水による水相並びに上記油相をそれぞれ約80℃まで加温し反応させ、更に約5分経過後に大豆リン脂質、プルラン、トウヒ油の各成分中1種以上を投入し、次いで約5分後にカルボキシビニルポリマーの成分を投入し、尚更に約5分後にグリチルリチン酸ジカリウムの成分を投入し、次いで、上記の混合物を冷却開始し、均一になるまで攪拌後、水冷攪拌均一を確認し、アルギニン成分を投入し中和させ、約5分後にソウハクヒエキス、緑茶エキス、酸化防止作用を有する高濃度ビタミンCの各成分中1種以上を投入し、均一攪拌後約35℃°にて冷却を止め、静置してなることを特徴とする請求項27〜31に記載のくすみ、くま、目下のたるみ、紫斑、打撲によるあざ、レーザー治療後の紫斑等の改善パック類の製造方法。
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