JP2004044431A - 燃料タンクの圧力調整バルブ - Google Patents

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Abstract

【課題】最小の部品点数をもって、燃料タンク内が一定の高圧状態となった場合などに開弁して、燃料タンク側との通気を生じさせるバルブを提供する。
【解決手段】キャニスターへの通気路Pへの第一連通部1aと、燃料タンクT内への第二連通部1bとを備えた弁室1内に上下動可能に納められる第一弁体2と、第一弁体2内に上下動可能に納められる第二弁体3とを備えている。第一弁体2の底部2dには、第二連通部1bを塞ぐ弁体部2aと、弁体部2aを貫通する第一連通孔2bと、第一弁体2の内部と弁室1とを連通させる第二連通孔2cとが備えられている。第二弁体2は、第二連通孔2cを第一弁体2の内側から塞ぐように構成してある。燃料タンクT内が一定の高圧状態となった場合に、第一弁体2が上昇して第二連通部1bが開弁され、かつ、一定の低圧状態となった場合に、第二弁体3が上昇して第二連通孔2cが開弁されるようにしてある。
【選択図】    図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、燃料タンクとキャニスターとの通気路中に設けられて、燃料タンクの圧力を調整するために用いられる圧力調整バルブの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
燃料タンクとキャニスターとの通気路中に設けられて、燃料タンクの圧力を調整するために用いられる圧力調整バルブ(チェックバルブなどと称される。)として、公開特許公報所載の特開平9−60744に示されるものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
かかる従来のバルブは、第一ボディと、第二ボディと、正圧バルブのバルブボディと、この正圧バルブを付勢する第一バネと、負圧バルブのバルブボディと、この負圧バルブを付勢する第二バネとを要するものであった。
【0004】
すなわち、かかる従来のバルブは、部品点数が比較的多く、このためまた、アッセンブリーに相応の手間を要し、ひいては、低廉に供給し難いものであった。
【0005】
そこで、この発明は、最小の部品点数をもって、燃料タンク内が一定の高圧状態となった場合、および、一定の低圧状態となった場合に、それぞれ適切に開弁して、キャニスター側と燃料タンク側との通気を生じさせる燃料タンクの圧力調整バルブを提供することを主たる目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1記載の発明にあっては、燃料タンクの圧力調整バルブが、以下の(1)〜(6)の構成を備えたものとした。
(1)キャニスターへの通気路への第一連通部と、燃料タンク内への第二連通部とを備えた弁室と、
(2)この弁室内に上下動可能に納められる中空の第一弁体と、
(3)この第一弁体内に上下動可能に納められる第二弁体とを備えており、
(4)第一弁体の底部には、
第二連通部を弁室の内側から塞ぐ弁体部と、
この弁体部を貫通する第一連通孔と、
この第一連通孔と異なる位置に設けられて第一弁体の内部と弁室とを連通させる第二連通孔とが備えられており、
(5)第二弁体は、第二連通孔を第一弁体の内側から塞ぐように構成してあり、
(6)燃料タンク内が一定の高圧状態となった場合に、第一弁体が上昇して第二連通部が開弁され、
かつ、燃料タンク内が一定の低圧状態となった場合に、第二弁体が上昇して第二連通孔が開弁されるようにしてある。
【0007】
かかる構成によれば、
燃料タンク内の圧力が所定の圧力範囲内である場合には、つまり、前記一定の高圧状態、または、一定の低圧状態となっていない場合には、第一弁体の自重により弁室内側から第二連通部を塞ぐと共に、第二弁体の自重により第一弁体内から第二連通孔を塞いで、キャニスターと燃料タンクとの間で通気がなされないようにすることができる。
【0008】
また、燃料タンク内の圧力が前記一定の高圧状態となった場合には、第二連通部を通じて第一弁体の底部に作用されるこの第一弁体を上昇させる向きの圧力によって第一弁体を上昇させて、第二連通部を開弁させ、これにより、キャニスターと燃料タンクとの間に通気を生じさせることができる。
【0009】
また、燃料タンク内の圧力が前記一定の低圧状態となった場合には、第二連通孔を通じて第二弁体に作用されるこの第二弁体を上昇させる向きの圧力によって第二弁体を上昇させて、第二連通孔を開弁させ、これにより、第一弁体の内部と第一連通孔とを通じて、この第一弁体を下降させたままの状態で、キャニスターと燃料タンクとの間に通気を生じさせることができる。
【0010】
すなわち、かかるバルブにあっては、前記弁室内に前記第二弁体を納めた第一弁体を納めることによってのみ、以上の圧力調整機能を備えたバルブを構成することができ、最小の部品点数をもってこうしたバルブを構成することができる特長を有する。
【0011】
また、請求項2記載の発明にあっては、請求項1記載の燃料タンクの圧力調整バルブにおける、第一弁体及び第二弁体の少なくとも一方が、車両走行中の振動によっても開弁動作するようにしてあることを特徴としている。
【0012】
かかる構成によれば、燃料タンク内の圧力が、前記第一弁体及び第二弁体を上昇させない範囲の圧力である場合であっても、随時、キャニスターと燃料タンクとの間に通気を生じさせることができる。
【0013】
また、請求項3記載の発明にあっては、請求項1又は請求項2記載の燃料タンクの圧力調整バルブがさらに、弁室の底部を天壁として燃料タンク内に配される下部室を有し、この弁室と下部室とが第二連通部によって連通されていると共に、
下部室内には、この下部室への燃料の流入により上昇してこの下部室側から第二連通部を塞ぐカットバルブを構成するフロート体が納められていることを特徴としている。
【0014】
かかる構成によれば、前記第一弁体および第二弁体による燃料タンク内の圧力調整機能を備えたカットバルブを、最小の部品点数をもって適切に構成することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図1ないし図4に基づいて、この発明の典型的な実施の形態について説明する。
【0016】
なお、ここで図1ないし図3は、この実施の形態にかかるバルブを利用したカットバルブの構成例を示しており、特に、図2は、燃料タンクT内が一定の高圧状態となっているため第一弁体2が上昇させられた様子を、また、図3は、燃料タンクT内が一定の低圧状態となっているため第二弁体3が上昇させられた様子を、それぞれ示しており、この図2および図3の状態における燃料タンクT側とキャニスター側との通気によって燃料タンクT内の圧力が下降または上昇されると、図1の状態への復帰がなされる。
【0017】
また、図4は、この実施の形態にかかるバルブを、燃料タンクTの外側において、キャニスターと燃料タンクTとの通気路P中に設けられて、燃料タンクT内の圧力の調整をするバルブとして用いるようにした構成例を示している。
【0018】
この実施の形態にかかるバルブは、燃料タンクTとキャニスターとの通気路P中に設けられて、燃料タンクTの圧力を調整するために用いられるものである。
【0019】
かかるバルブは、キャニスターへの通気路Pへの第一連通部1aと、燃料タンクT内への第二連通部1bとを備えた弁室1を備えている。そして、この弁室1内に納められた後述する第一弁体2と第二弁体3とによって、燃料タンクT内が一定の高圧状態となった場合、および、燃料タンクT内が一定の低圧状態となった場合に、第一連通部1aと第二連通部1bとを弁室1を介して連通させて、燃料タンクT内の圧力が所定範囲の圧力となるように調整するものである。
【0020】
すなわち、燃料タンクT内が一定の高圧状態となった場合、および、燃料タンクT内が一定の低圧状態となった場合に、第一連通部1aと第二連通部1bとを弁室1を介して連通させて、燃料タンクT内の圧力が所定範囲の圧力となるように調整するものである。具体的には、かかるバルブは、燃料タンクT内が一定の高圧状態となった場合には、第一連通部1aと第二連通部1bとを弁室1を介して連通させて、燃料タンクT内の気体をキャニスター側に逃がして燃料タンクT内の圧力を低下させ、燃料タンクT内が一定の低圧状態となった場合にも、第一連通部1aと第二連通部1bとを弁室1を介して連通させて、キャニスター側から燃料タンクT内に気体を流入させて燃料タンクT内の圧力を上昇させるように機能するものである。
【0021】
かかるバルブは、典型的には、図4に示されるように、燃料タンクTの外側において、キャニスターと燃料タンクTとの通気路P中に設けられて、前記圧力の調整をするバルブとして用いられる。
【0022】
また、かかるバルブは、図1に示されるように、燃料タンクTに開設されたバルブの取り付け穴Taに、このバルブの取り付け穴Taを燃料タンクTの外側から塞ぐように取り付けられて、前記圧力の調整をするバルブとして用いられる。
【0023】
また、かかるバルブは、センダーモジュール(給油ポンプ、フューエルゲージ、サクションフィルター、フューエルフィルターなどを一体化して燃料タンクT内に組み入れられる部材)の上部に取り付けられて、前記圧力の調整をするバルブとして用いられる。
【0024】
かかるバルブは、
(1)前記弁室1内に上下動可能に納められる中空の第一弁体2と、
(2)この第一弁体2内に上下動可能に納められる第二弁体3とを備えている。(3)また、第一弁体2の底部2dには、
第二連通部1bを弁室1の内側から塞ぐ弁体部2aと、
この弁体部2aを貫通する第一連通孔2bと、
この第一連通孔2bと異なる位置に設けられて第一弁体2の内部と弁室1とを連通させる第二連通孔2cとが備えられている。
(4)また、第二弁体3は、第二連通孔2cを第一弁体2の内側から塞ぐように構成してある。
(5)そして、燃料タンクT内が一定の高圧状態となった場合に、第一弁体2が上昇して第二連通部1bが開弁され、
かつ、燃料タンクT内が一定の低圧状態となった場合に、第二弁体3が上昇して第二連通孔2cが開弁されるようにしてある。
【0025】
これにより、かかるバルブにあっては、
(1)燃料タンクT内の圧力が所定の圧力範囲内である場合には、つまり、前記一定の高圧状態、または、一定の低圧状態となっていない場合には、第一弁体2の自重により弁室1内側から第二連通部1bを塞ぐと共に、第二弁体3の自重により第一弁体2内から第二連通孔2cを塞いで、キャニスターと燃料タンクTとの間で通気がなされないようにすることができる。
(2)また、燃料タンクT内の圧力が前記一定の高圧状態となった場合には、第二連通部1bを通じて第一弁体2の底部2dに作用されるこの第一弁体2を上昇させる向きの圧力によって第一弁体2を上昇させて、第二連通部1bを開弁させ、これにより、キャニスターと燃料タンクTとの間に通気を生じさせることができる。
(3)また、燃料タンクT内の圧力が前記一定の低圧状態となった場合には、第二連通孔2cを通じて第二弁体3の底部に作用されるこの第二弁体3を上昇させる向きの圧力によって第二弁体3を上昇させて、第二連通孔2cを開弁させ、これにより、第一弁体2の内部と第一連通孔2bとを通じて、この第一弁体2を下降させたままの状態で、キャニスターと燃料タンクTとの間に通気を生じさせることができる。
【0026】
かかる第一弁体2の重さ、第二連通部1bの大きさなどを調整することにより、第一弁体2を上昇させるために必要となる圧力を設定することができる。
【0027】
また、第二弁体3の重さ、第二連通孔2cの大きさなどを調整することにより、第二弁体3を上昇させるために必要となる圧力を設定することができる。
【0028】
例えば、燃料タンクT内の圧力が3.60kPaとなった場合に、第一弁体2が上昇し、燃料タンクT内の圧力が1.33kPaとなった場合に、第二弁体3が上昇するようにしておけば、燃料タンクT内の圧力を1.33kPaから3.60kPaまでの範囲の圧力に常時保つことができる。
【0029】
かかるバルブにあっては、前記弁室1内に前記第二弁体3を納めた第一弁体2を納めることによってのみ、以上の圧力調整機能を備えたバルブを構成することができ、最小の部品点数をもってこうしたバルブを構成することができる特長を有する。
【0030】
また、前記第一弁体2及び第二弁体3の少なくとも一方が、車両走行中の振動によっても開弁動作するようにしてあるようにしておくこともできる。
【0031】
このようにした場合、燃料タンクT内の圧力が、前記第一弁体2及び第二弁体3を上昇させない範囲の圧力である場合であっても、随時、キャニスターと燃料タンクTとの間に通気を生じさせることができる。
【0032】
これにより、特に、燃料タンクT内の燃料から生じるガス(燃料蒸気などとも称される。)に含まれ、地球環境に悪影響を及ぼすとされる炭化水素(ハイドロカーボン)をできる限り環境に放出させないようにすることができる。(かかる炭化水素は、プラスチックを透過し易い性質があるため、燃料タンクTが樹脂製である場合は燃料タンクT自体から完全に漏れ出さないようにはし難く、また、燃料タンクTに形成される各種のパイプやチューブなどとの接続用の開口部分からの漏れ出しも完全には阻止できないことから、他に支障がない範囲でできるだけ燃料タンクTとキャニスターとの間に通気を生じさせるようにすることが好ましい。)
【0033】
例えば、第一弁体2を弁室1内に上下動可能で、かつ、揺動可能に支持させるようにすることにより、車両走行中の振動によって第一弁体2が開弁動作するようにすることができる。
【0034】
また、第二弁体3を第一弁体2内に上下動可能で、かつ、揺動可能に支持させるようにすることにより、車両走行中の振動によって第二弁体3が開弁動作するようにすることができる。
【0035】
図示の例のようにバルブを構成した場合には、特に、第二弁体3を、自重により第二連通孔2cを塞ぐ金属球などの球体状をなすように構成すれば、車両走行中の振動によってこの第二弁体3が開弁動作と閉弁動作とをスムースに繰り返すようにすることができる。
【0036】
(第一実施例)
図1ないし図3は、以上に説明したバルブを、カットバルブに適用した例を示している。
【0037】
この例にかかるバルブは、前記弁室1の底部を天壁として燃料タンクT内に配される下部室4を有している。
【0038】
そして、この弁室1と下部室4とを第二連通部1bによって連通させている。
【0039】
それと共に、この下部室4内に、この下部室4への燃料の流入により上昇してこの下部室4側から第二連通部1bを塞ぐカットバルブを構成するフロート体5を納めさせている。
【0040】
これにより、この例にあっては、前記第一弁体2および第二弁体3による燃料タンクT内の圧力調整機能を備えたカットバルブを、最小の部品点数をもって適切に構成することができる。
【0041】
この例にかかるカットバルブは、弁室1を内部に備えた上部構成部6と、前記下部室4を構成する下部構成部7とを上下に一体に備えると共に、この上部構成部6と下部構成部7との接合箇所に、外向きの周回状をなすプラスチック製のフランジ8を有している。
【0042】
このフランジ8の外周部には、下方に向けて突き出す、周回状をなす溶着用突部8aが形成されている。
【0043】
そして、この例にあっては、かかるカットバルブは、このフランジ8の外径よりも穴径を小さくする燃料タンクTに開設された取り付け穴Taに対し、その外方からこの燃料タンクTの内方に前記下部構成部7側を入れ込ませると共に、この取り付け穴Taを巡る外面に対し、前記溶着用突部8aを加熱溶着させることによって、前記フランジ8によってこの取り付け穴Taを閉塞させた状態で、燃料タンクTに取り付けられるようになっている。
【0044】
この例では、弁室1は、前記上部構成部6に形成された上方において開放された凹部6aのこの開放部を蓋板6bによって気密状態に塞ぐことによって構成されている。
【0045】
そして、このように構成される弁室1の側部に前記第一連通部1aが、また、この弁室1の底部のほぼ中央に前記第二連通部1bが形成されている。
【0046】
また、この例にあっては、上部構成部6に、この上部構成部6の側部から外側方に突き出す接続管部6cが設けられており、この接続管部6cの基部が第一連通部1aとなるようにしてある。そして、この接続管部6cをキャニスター側に接続されるチューブPaの端部からこのチューブPa内に入れ込ませることによって、第一連通部1aを通じてキャニスター側と弁室1とが連通されるようにしてある。
【0047】
第一弁体2は、底部2dと側部2eと天部2fとを備えた中空体として構成されている。この例では、底部2dとこの底部2dに一体に備えられた側部2eとからなるカップ状体の開放部を蓋板状をなす天部2fによって気密状態に塞ぐことにより、第一弁体2を構成させている。
【0048】
この第一弁体2の底部2dには、両端を開放させた筒状をなす弁体部2aが、その一方の筒端をこの底部に一体に接合させて下方に突き出すように形成されている。この弁体部2aはその一方の筒端において第一弁体2内の空間に連通されており、この例では、かかる弁体部2aの内部によって前記第一連通孔2bを形成させている。そして、この例にあっては、第二連通部1bにおける弁室1側にある穴口部が上方に向かうに連れて穴径を大きくするすり鉢状の内壁を有するように構成されており、第一弁体2は、その自重により、このように構成される穴口部に弁室1側から前記弁体部2aを入り込ませてこの弁室1側からこの第二連通部1bを塞ぐように構成されている。
【0049】
かかる第一弁体2は、その上下寸法、左右寸法のいずれをも、弁室1の上下寸法、左右寸法よりもやや小さくするように構成されている。
【0050】
これにより、第一弁体2の天部2fが弁室1を構成する上部構成部6の蓋板6bの内面に接する上昇位置においては、第一連通部1aより弁体部2aが抜け出し、第一弁体2の側部2eの外面と弁室1の側部内面との間の隙間を通じて、第一連通部1aと第二連通部1bとが連通され、キャニスターと燃料タンクTとの間に通気が生じるようになっている。(図2)
【0051】
また、第一弁体2の第一連通孔2bの側方には、両端を開放させると共に、下端を第一弁体2の底部2dの内面に一体に接合させて上方に突き出す第二弁体3の支持部2hが形成されている。この第二弁体3の支持部2hの下端は、第一弁体2の外方、つまり、弁室1内に連通されている。すなわち、図示の例にあっては、この第二弁体3の支持部2hによって前記第二連通孔2cを形成させている。
【0052】
この例では、第二弁体3は、筒下端を閉塞させ、かつ、筒上端を開放させた短寸の筒状をなすように構成されている。そして、この第二弁体3の底部には、下方に向けて突き出す突起状をなす弁体部3aが形成されている。そして、第二弁体3は、その自重により、第一弁体2の内方から前記支持部2h内に前記弁体部3aを入り込ませて前記第二連通孔2cを塞ぐように構成されている。
【0053】
図示の例では、第二弁体3は、第一弁体2の天部2fから下方に突き出す筒状体2g内に納められて、この筒状体2gの内壁によって前記支持部2hにその弁体部3aを入れ込ませた状態を維持されるようになっている。
【0054】
また、この第二弁体3の上下寸法は、第一弁体2の支持部2hの上端と天部2fの内面間の寸法よりも小さく、この第二弁体3の上端が第一弁体2の天部2f内面に接する上昇位置においては、支持部2h、つまり、第二連通孔2cより弁体部3aが抜け出し、下降位置にある第一弁体2の側部2eの外面と弁室1の側部内面との間の隙間を通じて弁室1内にキャニスター側から入り込む気体が、第二連通孔2cを通じて第一弁体2内に入り込み、さらに、第一連通孔2bを通じて第一連通部1aより燃料タンクT側に送られるようになっている。(図3)
【0055】
下部室4を構成する下部構成部7は、筒上端を上部構成部6に一体に接合させると共に、筒下端を蓋によって閉塞させた筒状をなすように構成されている。また、この下部構成部7には、燃料の流入孔7aが適宜設けられている。
【0056】
このように構成される下部構成部7の内部にカットバルブを構成するフロート体5が上下動可能に納められている。このフロート体5の上部には、フロート体5の上昇によって前記第二連通部1bにおける下部室4側の穴口部に下方から入り込んでこの第二連通部1bからの燃料の入り込みを阻止する突起状をなす弁体部5aが設けられている。また、図中符号5bで示されるには、下部室4への燃料の流入によりこのフロート体5を浮き上がり易くすると共に、車両に傾きなどが生じた場合に、フロート体5を上昇させて前記第二連通部1bを下部室4側から閉塞させ易くするための圧縮コイルバネである。
【0057】
(第二実施例)
図4は、以上に説明したバルブを、燃料タンクTの外方において、キャニスターと燃料タンクTとの通気路Pの途中に備えられるバルブとして適用した例を示している。
【0058】
この例にあっては、底部9aとこの底部9aに一体に備えられた側部9bとからなるカップ状体9の上部開放部を蓋板9cによって気密状態に塞ぐことにより、この底部9aと側部9bと蓋板9cの内方に前記弁室1を形成させている。
【0059】
また、この例にあっては、前記側部9bに、この側部9bから外側方に突き出す接続管部9dが設けられており、この接続管部9dの基部が第一連通部1aとなるようにしてある。そして、この接続管部9dをキャニスター側に接続されるチューブPaの端部からこのチューブPa内に入れ込ませることによって、第一連通部1aを通じてキャニスター側と弁室1とが連通されるようにしてある。
【0060】
また、この例にあっては、前記底部9aに、この底部9aから外側方に突き出す接続管部9eが設けられており、この接続管部9eの基部が第二連通部1bとなるようにしてある。そして、この接続管部9eを燃料タンクT側に接続されるチューブPaの端部からこのチューブPb内に入れ込ませることによって、第二連通部1bを通じて燃料タンクT側と弁室1とが連通されるようにしてある。
【0061】
この第二実施例にかかる弁室1、第一弁体2および第二弁体3のその余の構成と機能は、第一実施例にかかる弁室1、第一弁体2および第二弁体3の構成と同一または実質的に同一であるので、この同一または実質的に同一の構成部分については、第二実施例を示す図4に第一実施例を示す図1ないし図3で用いた符号と同一の符号を付してその説明を省略する。
【0062】
【発明の効果】
この発明によれば、最小の部品点数をもって、燃料タンク内が一定の高圧状態となった場合、および、一定の低圧状態となった場合に、それぞれ適切に開弁して、キャニスター側と燃料タンク側との通気を生じさせる燃料タンクの圧力調整バルブを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるバルブを利用したカットバルブの構成例を示す断面構成図
【図2】同要部断面構成図
【図3】同要部断面構成図
【図4】この発明にかかるバルブを燃料タンクTの外側においてキャニスターと燃料タンクTとの通気路Pの途中に設けられるバルブとした構成例を示す断面構成図
【符号の説明】
P 通気路
T 燃料タンク
1 弁室
1a 第一連通部
1b 第二連通部
2 第一弁体
2a 弁体部
2b 第一連通孔
2c 第二連通孔
3 第二弁体

Claims (3)

  1. キャニスターへの通気路への第一連通部と、燃料タンク内への第二連通部とを備えた弁室と、
    この弁室内に上下動可能に納められる中空の第一弁体と、
    この第一弁体内に上下動可能に納められる第二弁体とを備えており、
    第一弁体の底部には、
    第二連通部を弁室の内側から塞ぐ弁体部と、
    この弁体部を貫通する第一連通孔と、
    この第一連通孔と異なる位置に設けられて第一弁体の内部と弁室とを連通させる第二連通孔とが備えられており、
    第二弁体は、第二連通孔を第一弁体の内側から塞ぐように構成してあり、
    燃料タンク内が一定の高圧状態となった場合に、第一弁体が上昇して第二連通部が開弁され、
    かつ、燃料タンク内が一定の低圧状態となった場合に、第二弁体が上昇して第二連通孔が開弁されるようにしてあることを特徴とする燃料タンクの圧力調整バルブ。
  2. 第一弁体及び第二弁体の少なくとも一方が、車両走行中の振動によっても開弁動作するようにしてあることを特徴とする請求項1記載の燃料タンクの圧力調整バルブ。
  3. 弁室の底部を天壁として燃料タンク内に配される下部室を有し、この弁室と下部室とが第二連通部によって連通されていると共に、
    下部室内には、この下部室への燃料の流入により上昇してこの下部室側から第二連通部を塞ぐカットバルブを構成するフロート体が納められていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の燃料タンクの圧力調整バルブ。
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