JP2004041215A - 水田の水位調整堰 - Google Patents

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JP2004041215A
JP2004041215A JP2003288251A JP2003288251A JP2004041215A JP 2004041215 A JP2004041215 A JP 2004041215A JP 2003288251 A JP2003288251 A JP 2003288251A JP 2003288251 A JP2003288251 A JP 2003288251A JP 2004041215 A JP2004041215 A JP 2004041215A
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Kazuo Yokoyama
横山 一雄
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Abstract

【課題】 本発明は、個人それぞれ千差万別の堰の設置方法を、一体の堰を設置することにより安定した堰とした。
【解決手段】 本発明は、堰本体が一体であるので先ず堰本体からの漏水がなく、2を土中に差し込むことにより堰の下部からの水漏れが防止でき、3の底板により平らに排水でき、4の側板により雨水による土流の防止と、一度に多量の排水が可能である。本体を上下することにより目的の保水の確保が出来る。
軽量であり、収納・保管の際に何枚でも重ねられ保管場所をとらない、構造が簡単なので誰にでも設置することが出来て、農作業の省力化と安全と安心が確保され、水涸れがないので良質米の増収に役立つ。
【選択図】 図1

Description

 本発明は、水田の水位を一定に保つための水位調整堰である。
 従来は、耕土を固めて堰とし、或いはビニール袋に土を入れて堰としていた。
 この改善をするため本発明に至ったのである。
 特開平11−28028
 稲作農家にとりまして一番の苦労は、水田に引き入れた水をいかに永く一定の水位に保つことができるかが課題でありまして、朝夕に田の見廻りをして水の保全に努めてきましが年々進む高齢化は大変な重労働となってまいりました、また、若い人たちにとりましても田の見廻りは時間の浪費であり、規模拡大に障害となっています、これらを取り除き解決しようとするものである。
 本発明の水田の水位調整堰は、適宜の幅を有する底板と、これに取り付けられた上部を両外側に曲げた側板とで形成し、その前方が下向きにたれ下がり作られていることを特徴とする水位を調整するものである。
 本発明の水田の水位調整堰は、従来の堰のように個人個人がそれぞれ異なる堰を作っていたのを、一体形成の堰にしたもので誰にでも設置できるので、以下に記載する効果が期待できる。
1、堰本体が一体形成に作られているので強い衝撃が加わっても壊れない。
2、堰本体は底板、側板、土に差し込む部分と、本体全体が土に接しているので安定していて、強い風雨や排水にも緩むことはない。
3、側板上部から土に差し込む部分にかけての曲がりは、この部分を土に差し込むことにより、従来の方法では最も漏水の多い場所で田の見廻りの度ごとに、土を入れるか盛り土をして、漏水を防いでいたが、その浪費は計り知れないものであったが、本発明により長年の苦労が一掃できる。
4、両側板の上部の外側への緩やかな曲がりは降雨の度ごとに両側の土が崩れて堰が埋まり深水となったり、えぐりとられて決壊して、常に補修に追われていたが、曲がりの部分を土に挿すことにより土の崩れるのを防止できる。
5、通常側板は、立ち上がり5cmが望ましく予測外の水入れ口の決壊や、大雨による増水等に対しても、一度に大量の排水も可能である。
6、本体に水及び土に差し込む部分を設けることにより充分漏水防止となるが、更に両端に曲がりをつけたことにより一層水の浸透を防ぐことができる。
発明の実施するための最良の形態
以下、本発明の実施の形態について説明する。
 添付図面に従って説明する、
1は耐久性のプラスチック等の素材にて一体化形成された堰本体で厚さ3mmが望ましい。
2は水中及び土中まで入る部分で縦15cmが望ましく横巾は底板と両壁を加えものである。
3は底板の部分で横巾20cm、縦〔奥行き〕30cmが望ましい。
4は3の底板部分の両側に立つ側板で土流防護壁である、双方外向きの同じ角度で立つ、即ち、右側110度で5cm立ち上がり、そこから右に65度曲がり、3cmのところで60度で1cm下がる、左側は70度で5cm立ち上がり、そこから左に115度曲がり、3cmのところで120度で1cm下がるのが望ましい。なお、角については深く面取りをして曲線状にする、側板は2の延長線上、即ち、底板口の所で25度分の巾を残し消滅し、頂部の曲線部分と緩やかに下がり、同形状のまま2の両側に付く、2と3の角度は95度である。なお、3の底板口以外本体全体に面取りをして、全体に丸みをつける。
 実施方法については、先ず、所定の位置に水を保全する高さより本発明の堰の厚みだけやや低めに土を入れ、土は底板の長さ以内でよい、土を平らにしてその上に本発明の堰を排水口を水平に水の落ち口をやや低くして水の流れを緩やかに流れるように設置する。なお、モグラ・鼠等による漏水と農耕機等の接触を防ぐため2を土の中に入れる際に、畔の内面より堰本体が出ないこと、本体は、排水の流れと畔の角度を勘案して95度に設計されているので、畔の横断面と同じ角度で設置する。
稲の生育にしたがい順次本体を高くするときは、本体を10cmほど持ち上げ、その下に目的の高さよりやや多くの田の泥土を入れ、上から手で押して目的の位置まで下げる。泥土は左右前後から押し出されて、土と本体が隙間なく密着することにより水の漏れるのを完全に防ぐことができる。
 堰についての発明は多種ありますが、そのいずれについても構造が複雑であり、10アール(10アール以下でも一枚の田に一ヶ所は必ず必要)収穫される米価に比べてあまりにも高価であるため普及性は皆無に等しく、旧態依然として過労とは知りつつ昔ながらの方法で行なわれていますが、本発明は、一体化形成に作られているので、取り扱いが安全であるので安心である、軽便で安価で設置が容易であるので、お年寄りや男女を問わず誰にでもできるので、利用性は非常に高いと確信しています。
実施例1本発明の畔に設置した左やや上から見た断面図。 実施例2本発明の正面図
符号の説明
1 堰本体
2 水中及び土中に差し込む部分
3 底板
4 側板
5 本発明外対象物、畔

Claims (1)

  1.  適宜の幅を有する底板と、これに取り付けられた上部を両外側に曲げた側板とで形成し、その前方が下向きにたれ下がり作られていることを特徴とする水位調整堰。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015510058A (ja) * 2013-01-14 2015-04-02 ミョン ジェ リー 設置の簡便な水田の水口用パネル

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