JP2004035091A - Gasoline vapor collecting method and collecting apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、給油所で自動車への給油中に発生するガソリン蒸気を吸着して捕捉するガソリン蒸気の捕集方法および捕集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
昨今の環境浄化に関する規制強化に伴い、化学工場などから排出される化学物質の排出量の削減や、回収・再利用を図る気運が高まっている。
そこで、溶剤等を大量に使用する化学工場などでは、吸着法による溶剤回収が行われており、例えば、塩化メチレンの回収やシクロヘキサノンの回収などが挙げられる。これらは共に、活性炭や活性炭素繊維を吸着剤として用いた固定床の吸着装置であり、吸着剤から溶剤を脱着する場合には、スチーム等の熱源を使用し、加熱下で行われるのが一般的である。
【0003】
ところで、給油所において自動車へガソリンを給油する際にはガソリン蒸気が発生する。このガソリン蒸気はそのまま大気(環境)中に放出されてしまい、回収などの対策がとられていないのが現状である。
【0004】
特開昭60−110697号公報においては、給油所において自動車の燃料タンクへの給油中に発生するガソリン蒸気を液化回収する手段について記載されている。このガソリン蒸気の液化回収手段は、給油ホースの先端のノズルバルブに設けたフードで給油中に発生するガソリン蒸気を捕捉してガソリン吸収液中に散気させることによって、ガソリン蒸気を吸収液に溶解させて回収するものである。
【0005】
そして、ガソリンを捕捉して飽和したガソリン吸収液は負圧を付与されることによって当該ガソリン吸収液中からガソリン成分を気化させて取り除くことでガソリン吸収液を再生している。一方、気化したガソリンは、圧力を調節することによって液化されて所定の受け器に溜まるように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、例えば、上記の活性炭等を吸着剤として用いた吸着装置をガソリン蒸気の回収に適用した場合には、吸着時に発生する吸着熱を除去することができず、過熱部分による発火の危険性がある。また、脱着する場合に使用するスチーム源を確保しなければならないこと、広い設置面積が必要であること、脱着して回収したガソリンに多量の水分が混入してしまうこと等の理由から適用は極めて困難である。
【0007】
また、特開昭60−110697号公報においては、装置内部にある電磁弁が給油所の保安上、問題であり、また、回収ガソリンの抜き出しや管理といった新たな業務が生じてしまう。
【0008】
本発明の課題は、上記したような問題がなく、給油中に発生するガソリン蒸気を吸着することで確実に捕集することが可能なガソリン蒸気の捕集方法、および捕集装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載のガソリン蒸気捕集方法の発明は、ガソリン蒸気を導入するガソリン蒸気の導入手段と、着脱自在、かつ交換可能に設けられ、ガソリン蒸気を吸着するガソリン蒸気の吸着手段とを有するガソリン蒸気捕集装置を使用して、給油所で自動車への給油中に発生するガソリン蒸気を捕集し、前記吸着手段に吸着させる吸着工程と、ガソリン蒸気を吸着した吸着手段を前記ガソリン蒸気捕集装置から取り外した後、当該吸着手段からガソリン成分を脱着させる脱着工程を含むことを特徴とする。
【0010】
この特徴によれば、吸着工程では自動車への給油中に発生するガソリン蒸気を確実に捕集することができる。また、ガソリン蒸気を吸着すること等により吸着手段による吸着能が低下した場合には、当該吸着手段を取り外して新しい吸着手段と交換することによって、直ちにガソリン蒸気の捕集を再開することができる。
【0011】
また、脱着工程では吸着手段に吸着したガソリン成分を脱着することにより、吸着手段を再生させてガソリン蒸気の吸着能が再現され新しい吸着手段として再利用することができる。また、吸着手段から脱着させたガソリン成分は高濃度であるので、回収することにより燃料等として再利用することができる。
【0012】
また、請求項2に記載のガソリン蒸気捕集装置の発明は、給油所で自動車への給油中に発生するガソリン蒸気を導入するガソリン蒸気の導入手段と、着脱自在、かつ交換可能に設けられ、導入したガソリン蒸気を吸着するガソリン蒸気の吸着手段と、を備えていることを特徴とする。
【0013】
この特徴によれば、ガソリン蒸気を吸着する吸着手段を備えているため、自動車への給油中に発生するガソリン蒸気を捕集して、確実に吸着することで環境中への散気を防ぐことができる。また、吸着手段は着脱自在かつ交換可能であるので、吸着手段におけるガソリン蒸気の吸着能が低下した場合には、当該吸着手段を取り外して新しい吸着手段と交換することによって、高い吸着能を再現して直ちにガソリン蒸気の捕集を再開することが可能である。また、導入手段により、ガソリン蒸気を効率よく装置内部に導入して吸着手段に吸着させることが可能である。
【0014】
また、請求項3に記載のガソリン蒸気捕集装置の発明は、請求項2において、前記吸着手段は、ガソリン蒸気を吸着する吸着装置と、この吸着装置を冷却する冷却手段を備えていることを特徴とする。
【0015】
この特徴によれば、冷却手段により吸着装置を冷却することによって、ガソリン蒸気が吸着する際に生じる吸着熱を除去できるため、発火等の危険性がないうえ、吸着剤の吸着能を安定に維持することができる。
【0016】
また、請求項4に記載のガソリン蒸気捕集装置の発明は、請求項2または請求項3において、当該ガソリン蒸気捕集装置は、移動手段を備えていることを特徴とする。
【0017】
この特徴によれば、例えば、人力によって移動させることにより、吸着手段の着脱・交換作業を容易に行うことができる。また、敷地の狭い給油所において、給油時の条件に応じて適宜移動させることによって給油作業等の邪魔とならず、さらに、自動車の種類等に応じて当該ガソリン蒸気捕集装置をガソリン蒸気の捕集に最適なポジションまで移動させることが可能である。
【0018】
また、請求項5に記載のガソリン蒸気捕集装置の発明は、請求項3において、前記吸着装置は、伝熱フィンを備えた隔壁プレートによって形成される流路を重ね合わせてなり、ガソリン蒸気を吸着する吸着剤を充填した吸着用流路と、熱媒体を流す熱交換用流路と、を交互に配置したプレートフィン熱交換器型の吸着装置であることを特徴とする。
【0019】
この特徴によれば、吸着装置がプレートフィン熱交換器型であるため、吸着剤の加熱や冷却を間接的に行うことができる。すなわち、回収ガソリン中への熱媒体の混入がなく、高濃度のガソリンを回収することができる。
【0020】
また、請求項6に記載のガソリン蒸気捕集装置の発明は、請求項2から請求項5のいずれか一項において、ガソリン蒸気の導入手段は、ガソリン蒸気を吸引するガス吸引装置を有し、当該ガス吸引装置は、ガス流路において前記吸着手段の下流側に配置されていることを特徴とする。
【0021】
この特徴によれば、ガソリン蒸気を吸引するガス吸引装置が吸着手段の下流側に配置されているので、当該ガス吸引装置を通過するガスはガソリン成分をほとんど含まない浄化ガス(すなわち、ガソリン蒸気が吸着手段によって吸着された後のガス)であり、この浄化ガスがガス吸引装置を通過しても引火などの危険性がない。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明におけるガソリン蒸気の捕集方法は、後述するガソリン蒸気捕集装置1を使用して、給油所で自動車への給油中に発生するガソリン蒸気を捕集し、吸着手段としての吸着装置20に吸着させる吸着工程と、ガソリン蒸気を吸着した吸着装置20をガソリン蒸気捕集装置1から取り外した後、当該吸着装置20からガソリン成分を脱着させる脱着工程を含むものである。
【0023】
図1は、本発明に係るガソリン蒸気捕集装置1の一実施形態を示したものであり、図2は、同ガソリン蒸気捕集装置1を使用して、自動車への給油中に発生するガソリン蒸気の捕集の一例を示したものである。なお、図1中の矢印はガス流路を示している。
【0024】
ガソリン蒸気捕集装置1は、図に示すごとく、装置内部にガソリン蒸気を導入する手段としてのガス吸引装置10と、導入したガソリン蒸気を吸着する手段としての吸着装置20を備え、さらに吸着装置20を冷却する手段としての冷却水循環装置15を有している。吸着装置20は、着脱自在、すなわちガス吸引装置10および冷却水循環装置15と分離可能であり、かつ交換可能に配備されている。
【0025】
また、吸着装置20としては、ガソリン蒸気を吸着可能であれば特に限定することなく使用することができ、例えば、プレートフィン熱交換器型吸着装置、シェルアンドチューブ型熱交換器吸着装置、プレート型熱交換器吸着装置などを採用することができる。ここでは、吸着装置20としてプレートフィン熱交換器型吸着装置を使用した実施形態について説明する。当該ガソリン蒸気捕集装置1は、吸引ガス量を1m3/h、吸引ガス中のガソリン蒸気濃度を15体積%(残りは大気)、吸引ガスの相対湿度を70%、冷却水温度を30℃、1日の稼動時間(すなわち1回の給油に要する時間の積算値)を2.5時間とする条件で2週間程度の使用を想定した場合、装置サイズはおよそ、高さが1.6m、幅が1.1m、奥行が0.8mである。
【0026】
図2に示すように、ガソリン蒸気を導入する導入口11は、自動車7への給油中に発生するガソリン蒸気の発生箇所の近傍、例えば、自動車7の燃料タンクへの給油口7aの近傍に設置され、ガソリン蒸気を効率よく吸着装置20に導入できるように構成されている。導入口11と吸着装置20をつなぐ吸引ホース19には、空気中に含まれる塵などを濾すフィルターを配備することができる。具体的な導入口11もしくは吸引ホース19の形状、サイズ等は、効率よくガソリン蒸気を捕捉するなどの使用条件に応じて適宜設定することができる。なお、符号8は給油所に配置されている給油機を、符号9は給油機8から延び自動車7の燃料タンクに給油する給油ホースを示す。
【0027】
また、図1でガス吸引装置10の構成要素であるガス吸引ポンプ13は、ガス流路において吸着装置20より下流側に設置されている。このような構成により、ガス吸引ポンプ13を通過するガスは吸着装置20を通過してガソリン蒸気が捕捉されたガス、すなわちガソリン成分をほとんど含まない浄化ガスであるので、ガス吸引ポンプ13においてガソリンに引火して発火するなどの危険性がない。ガス吸引ポンプ13を通過した浄化ガスは、排出口12から大気(環境)中に放出される。
【0028】
冷却水循環装置15は、冷却用媒体としての冷却水を後述する吸着装置20の内部に構成された熱交換用流路21に流すことにより、吸着装置20を冷却するものである。その構成としては、例えば、冷却水の貯槽15aと、冷却水循環のための循環ポンプ15bであり、冷却水を所定の温度に保つ冷却装置(図示せず)を備えたものも使用できる。
【0029】
本実施形態におけるガソリン蒸気捕集装置1は、移動手段としての台車部30を有しており、例えば人力によって移動することができるようになっている。これにより、後述する吸着装置20の着脱・交換作業を容易に行うことができるとともに、給油所に設置しても給油作業等の邪魔になることがない。
【0030】
吸着装置20は着脱自在かつ交換可能であるので、ガソリン蒸気の吸着能が低下した場合には吸着装置20の交換が行われる。この交換は、ガソリン蒸気捕集装置1から吸着装置20を取り外す、もしくは吸着装置20を台車部30と共に取り外し、フレッシュな吸着装置20と交換することにより行われる。
【0031】
この吸着装置20の交換は、例えば、排気口12から排出される浄化ガスに含まれるガソリン濃度をモニターして、所定値以上のガソリン成分が検出された場合に行うことができる。ガソリン濃度の検出方法は特に限定されないが、分析装置による測定、または検知管を使用する測定などを例示することができ、検知管を使用する方法が簡易であるため好ましい。
【0032】
本実施形態における吸着装置20は、アルミニウムなどの金属製のケーシングにより構成されており、その内部は図3に示すように吸着部29を構成している。図示するように吸着部29は、熱交換用流路21と吸着用流路22が、その流れ方向が直交するように交互に配置されており、それぞれの流路間が、隔壁プレート24で仕切られている。熱交換用流路21および吸着用流路22には、その流れ方向と同方向に延びる伝熱フィン25がそれぞれ設けられている。この伝熱フィン25としては、波形構造や千鳥構造のものを使用できる。なお、図3では熱交換用流路21と吸着用流路22との流れ方向が直交するように配設されているが、例えば、逆方向とすることもできる。
【0033】
熱交換用流路21に流通させる熱媒体としては使用条件等により適宜設定することができ、例えば、ガソリン蒸気を吸着させる場合には冷却用熱媒体を使用でき、またガソリン成分を脱着させる場合には加熱用熱媒体を使用することができる。このように熱交換用流路21に熱媒体を流通させることにより、隔壁プレート24を介して吸着用流路22を間接的に冷却もしくは加熱することができる。
【0034】
吸着用流路22には、ガソリン成分を吸着する吸着剤26が充填されている。この吸着剤26としてはガソリン成分を吸着する能力を有するものであれば特に限定することなく使用することができる。より具体的には、例えば、活性炭、シリカゲル、ゼオライトなどを採用することができ、吸着能の高さなどから活性炭であると好ましい。
【0035】
ガソリン蒸気を吸着させる場合に冷却用熱媒体を使用した場合には、ガソリン蒸気の吸着による吸着熱を除去し、過熱部分が生じることを防ぐことができるので吸着剤26として吸着能が高くかつ安価な活性炭を使用することが可能である。
【0036】
次に、図4および図5を参照しつつ、ガソリン蒸気を吸着させる吸着工程と、ガソリン成分を脱着させる脱着工程について説明する。
【0037】
吸着工程は吸着装置20をガソリン蒸気捕集装置1に取り付け、ガソリン蒸気を装置内部に導入して行われる。図4に示すように、吸着用流路22にガソリン蒸気50を通過させることにより、ガソリン蒸気50に含まれるガソリン成分が吸着剤26に吸着され捕捉される。これにより、吸着用流路22の出口からはガソリン成分を含まない浄化ガス51が排出される。このとき熱交換用流路21には冷却水などの冷却用熱媒体52を流して吸着剤26を間接的に冷却することによって、吸着剤26にガソリンが吸着する際に生じる吸着熱を除去して過熱部分が生じることを防止することができ、もって発火などの危険性がなく安全にガソリン蒸気を吸着することができるとともに、吸着剤26の吸着能を安定に保つことができる。
【0038】
ガソリン蒸気を吸着して吸着能が低下した吸着装置20は、ガソリン蒸気捕集装置1から取り外した後、ガソリン成分の脱着および回収操作が行われる。このガソリン成分の脱着および回収操作は、例えば、取り外した吸着装置20を給油所外の所定の事業所等に搬送して行うことができる。
【0039】
脱着工程は、ガソリン成分が吸着剤26に吸着している状態において、図5に示すように、熱交換用流路21にスチームなどの加熱用熱媒体53を流して吸着剤26を間接的に加熱しながら、吸着用流路22のガソリン蒸気50の入口側から真空ポンプ71等によって減圧する減圧操作と、この加熱・減圧状態で吸着用流路22の浄化ガス51の出口側からパージ用ガス54を流すパージ操作を行う。これにより吸着剤26に吸着されていたガソリン成分を脱着させ、ガソリン成分を高濃度に含んだガス55を排出させる。また、前記したようにパージ用ガス54は、ガソリン蒸気50の流れ方向とは逆方向に流通させることが好ましい。
【0040】
このガソリン成分を高濃度に含んだガス55は、コンデンサなどの冷却装置72に送られて、ガソリン成分を液化して液体のガソリン56が回収される。この回収ガソリン56は高濃度であるので燃料、精油所へのリサイクルなどに用いることができる。一方、冷却装置72によってガソリン成分が除かれたガス57は、装置より排出される。なお、冷却装置72において回収しきれずにガス57にガソリン成分が含まれている場合には、このガス57を別に設置した吸着装置に導入させることによってガソリン成分を吸着して処理したり、焼却炉等に導入して焼却処理したりすることにより、ガソリン蒸気の環境への放出を一層低減できる。ここで、前記パージ用ガス54としては、ガソリンと反応する成分、例えば酸素を含まないものが好ましく、例えば、窒素、ヘリウム、アルゴン、二酸化炭素などを例示することができる。
【0041】
なお、パージ用ガス54を吸引する真空ポンプ71は、防爆構造のものを使用することができ、また発火防止仕様にすることで発火等の危険性を回避できるため、パージ用ガス54として酸素を含有するガスを用いることができる場合もある。また、真空ポンプからの排出ガスを加圧することで、ガソリン成分をより容易に液化回収できるようになる。この際の加圧手段には、メカニカルブースター付きの真空ポンプやブロアなどがある。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば給油所で自動車への給油中に発生するガソリン蒸気を捕集することができるため、ガソリン蒸気の環境への放散を最小限に抑えることができる。また、特別の工事等を要せず、既存の給油所に本発明のガソリン蒸気捕集装置を設置するだけで足りる。
【0043】
また、本発明のガソリン蒸気捕集装置は、吸着装置が着脱自在かつ交換可能に配備されているので、ガソリン蒸気の吸着能が低下した場合には吸着装置を交換することにより、直ちにガソリン蒸気の捕集を再開することができる。また、省スペースであり、移動手段を備えているので給油所内で給油作業等の邪魔となることがない。
【0044】
また、ガソリン蒸気を吸着した吸着装置は、ガソリン成分を脱着することで再生可能であるので、再度新たな吸着装置として使用することができる。そして、脱着させたガソリン成分についても回収することにより、燃料等として使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガソリン蒸気捕集装置の一実施形態を示した図面である。
【図2】同ガソリン蒸気捕集装置を使用して、自動車への給油中に発生するガソリン蒸気の捕集の一例を示す。
【図3】吸着装置の内部構造の一例である。
【図4】吸着装置における吸着の原理の説明に供する図面である。
【図5】吸着装置における脱着の原理の説明に供する図面である。
【符号の説明】
1 ガソリン蒸気捕集装置
7 自動車
8 給油機
9 給油ホース
10 ガス吸引装置
11 導入口
12 排気口
13 ガス吸引ポンプ
15 冷却水循環装置
19 吸引ホース
20 吸着装置
21 熱交換用流路
22 吸着用流路
24 仕切り板
25 伝熱フィン
26 吸着剤
29 吸着部
30 台車部
50 ガソリン蒸気
51 浄化ガス
52 冷却用熱媒体
53 加熱用熱媒体
54 パージ用ガス
55 ガソリン蒸気を高濃度に含んだガス
56 回収ガソリン
57 冷却装置を通過したガス
71 真空ポンプ
72 冷却装置[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a method and a device for collecting gasoline vapor that adsorb and capture gasoline vapor generated during refueling of a vehicle at a gas station.
[0002]
[Prior art]
With the recent tightening of regulations on environmental purification, there has been an increasing trend to reduce the amount of chemical substances emitted from chemical factories and to recover and reuse chemical substances.
Therefore, in a chemical factory or the like that uses a large amount of a solvent or the like, a solvent is recovered by an adsorption method, and examples thereof include a recovery of methylene chloride and a recovery of cyclohexanone. These are both fixed bed adsorption devices using activated carbon or activated carbon fibers as adsorbents, and when desorbing a solvent from the adsorbent, it is generally performed under heating using a heat source such as steam. It is a target.
[0003]
By the way, when gasoline is supplied to a car at a gas station, gasoline vapor is generated. At present, this gasoline vapor is released into the atmosphere (environment) as it is, and no measures such as recovery have been taken.
[0004]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 60-110697 discloses a means for liquefying and recovering gasoline vapor generated during refueling of a fuel tank of an automobile at a gas station. This gasoline vapor liquefaction and recovery means dissolves gasoline vapor into the absorbent by trapping gasoline vapor generated during refueling and diffusing it into the gasoline absorbent using a hood provided at the nozzle valve at the tip of the refueling hose. And collect them.
[0005]
Then, the gasoline absorbent saturated by capturing gasoline is regenerated by vaporizing and removing gasoline components from the gasoline absorbent by applying a negative pressure. On the other hand, the gasified gasoline is configured to be liquefied by adjusting the pressure and to accumulate in a predetermined receiver.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, for example, when the above-mentioned adsorption device using activated carbon or the like as an adsorbent is applied to gasoline vapor recovery, the heat of adsorption generated at the time of adsorption cannot be removed, and there is a risk of ignition due to a superheated portion. is there. In addition, the application is extremely important because the steam source used for desorption must be secured, a large installation area is required, and a large amount of water is mixed in the gasoline recovered by desorption. Have difficulty.
[0007]
Further, in Japanese Patent Application Laid-Open No. 60-110697, the solenoid valve inside the apparatus is a problem in terms of security of a gas station, and new work such as extracting and managing collected gasoline occurs.
[0008]
An object of the present invention is to provide a gasoline vapor collecting method and a collecting device which do not have the above-described problems and can reliably collect gasoline vapor generated during refueling by adsorbing the gasoline vapor. It is in.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the invention of a gasoline vapor collecting method according to
[0010]
According to this feature, in the adsorption step, gasoline vapor generated during refueling the automobile can be reliably collected. Further, when the adsorption capacity of the adsorbing means is reduced due to the adsorption of gasoline vapor or the like, the gasoline vapor can be immediately collected by removing the adsorbing means and replacing it with a new adsorbing means.
[0011]
Further, in the desorption step, the gasoline component adsorbed by the adsorption means is desorbed, so that the adsorption means is regenerated and the adsorbability of gasoline vapor is reproduced, so that it can be reused as a new adsorption means. Further, since the gasoline component desorbed from the adsorption means has a high concentration, it can be reused as a fuel or the like by collecting it.
[0012]
In addition, the invention of a gasoline vapor collecting device according to claim 2 is provided detachably and replaceably with gasoline vapor introduction means for introducing gasoline vapor generated during refueling a car at a gas station, Gasoline vapor adsorbing means for adsorbing the introduced gasoline vapor.
[0013]
According to this feature, since the gasoline vapor is adsorbed by the adsorbing means, gasoline vapor generated during refueling of the vehicle is collected and securely adsorbed, thereby preventing gas diffusion into the environment. Can be. In addition, since the adsorption means is removable and replaceable, if the adsorption capacity of gasoline vapor in the adsorption means is reduced, remove the adsorption means and replace it with a new adsorption means to reproduce high adsorption capacity. It is possible to immediately resume gasoline vapor collection. In addition, the introduction means allows the gasoline vapor to be efficiently introduced into the device and adsorbed by the adsorption means.
[0014]
The invention of a gasoline vapor collecting device according to a third aspect is characterized in that, in the second aspect, the adsorbing means includes an adsorbing device for adsorbing gasoline vapor and a cooling device for cooling the adsorbing device. Features.
[0015]
According to this feature, since the heat of adsorption generated when gasoline vapor is adsorbed can be removed by cooling the adsorption device by the cooling means, there is no danger of ignition, etc., and the adsorbent adsorbing ability is stably maintained. can do.
[0016]
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided a gasoline vapor collecting apparatus according to the second or third aspect, wherein the gasoline vapor collecting apparatus includes a moving unit.
[0017]
According to this feature, the attachment / detachment / replacement operation of the suction means can be easily performed by, for example, moving the suction means manually. In addition, at a gas station with a narrow site, the gasoline vapor collecting device can be moved according to the conditions at the time of refueling so that it does not hinder refueling work, etc., and furthermore, the gasoline vapor collecting device can collect gasoline vapor according to the type of automobile. It is possible to move to the most suitable position for the collection.
[0018]
According to a fifth aspect of the present invention, there is provided a gasoline vapor collecting device according to the third aspect, wherein the adsorbing device is formed by overlapping flow paths formed by partition plates provided with heat transfer fins. It is a plate-fin heat exchanger type adsorption device in which adsorption channels filled with an adsorbent to be adsorbed and heat exchange channels through which a heat medium flows are alternately arranged.
[0019]
According to this feature, since the adsorption device is a plate fin heat exchanger type, the heating and cooling of the adsorbent can be performed indirectly. That is, high-concentration gasoline can be recovered without mixing the heat medium into the recovered gasoline.
[0020]
According to a sixth aspect of the present invention, there is provided a gasoline vapor collecting device according to any one of the second to fifth aspects, wherein the gasoline vapor introducing means has a gas suction device for sucking the gasoline vapor, The gas suction device is characterized in that the gas suction device is disposed downstream of the adsorption means in the gas flow path.
[0021]
According to this feature, since the gas suction device for sucking gasoline vapor is arranged downstream of the adsorption means, the gas passing through the gas suction device is a purified gas containing almost no gasoline component (that is, gasoline vapor is not used). Gas after being adsorbed by the adsorption means), and there is no danger of ignition or the like even if this purified gas passes through the gas suction device.
[0022]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The gasoline vapor collecting method of the present invention uses a gasoline
[0023]
FIG. 1 shows an embodiment of a gasoline
[0024]
As shown in the drawing, the gasoline
[0025]
The
[0026]
As shown in FIG. 2, the
[0027]
Further, a
[0028]
The cooling
[0029]
The gasoline
[0030]
Since the adsorbing
[0031]
The replacement of the
[0032]
The
[0033]
The heat medium to be circulated through the heat
[0034]
The
[0035]
When a cooling heat medium is used to adsorb gasoline vapor, the heat of adsorption due to the adsorption of gasoline vapor can be removed and the generation of an overheated portion can be prevented. Activated carbon can be used.
[0036]
Next, an adsorption step for adsorbing gasoline vapor and a desorption step for desorbing gasoline components will be described with reference to FIGS. 4 and 5.
[0037]
The adsorption step is performed by attaching the
[0038]
After the
[0039]
In the desorption step, in a state where the gasoline component is adsorbed on the adsorbent 26, as shown in FIG. 5, a
[0040]
The
[0041]
The
[0042]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, gasoline vapor generated during refueling of a car at a gas station can be collected, and thus, gasoline vapor emission to the environment can be minimized. In addition, it is sufficient to install the gasoline vapor collecting apparatus of the present invention in an existing gas station without requiring any special construction or the like.
[0043]
Further, in the gasoline vapor collecting device of the present invention, since the adsorbing device is provided detachably and replaceably, when the adsorbing ability of gasoline vapor is reduced, the adsorbing device is replaced to immediately replace the gasoline vapor. Capture can be resumed. In addition, since it is space-saving and has moving means, it does not hinder refueling work or the like in a gas station.
[0044]
In addition, since the adsorption device that has adsorbed gasoline vapor can be regenerated by desorbing gasoline components, it can be used again as a new adsorption device. The desorbed gasoline component can also be recovered and used as fuel or the like.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a drawing showing one embodiment of a gasoline vapor trapping device of the present invention.
FIG. 2 shows an example of collecting gasoline vapor generated during refueling of an automobile using the gasoline vapor collection device.
FIG. 3 is an example of an internal structure of a suction device.
FIG. 4 is a drawing for explaining the principle of adsorption in an adsorption device.
FIG. 5 is a drawing for explaining the principle of desorption in the adsorption device.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (6)
ガソリン蒸気を吸着した吸着手段を前記ガソリン蒸気捕集装置から取り外した後、当該吸着手段からガソリン成分を脱着させる脱着工程を含むことを特徴とする、ガソリン蒸気捕集方法。Using a gasoline vapor collecting device having gasoline vapor introducing means for introducing gasoline vapor and detachably and replaceably provided gasoline vapor adsorbing means for adsorbing gasoline vapor, the vehicle is used at a gas station at a gas station. An adsorption step of collecting gasoline vapor generated during refueling and adsorbing the gasoline vapor on the adsorption means,
A method for collecting gasoline vapor, comprising a desorption step of removing gasoline components from the adsorption means after removing the adsorption means having adsorbed gasoline vapor from the gasoline vapor collection device.
着脱自在、かつ交換可能に設けられ、導入したガソリン蒸気を吸着するガソリン蒸気の吸着手段と、を備えていることを特徴とする、ガソリン蒸気捕集装置。Gasoline vapor introduction means for introducing gasoline vapor generated during refueling a car at a gas station;
A gasoline vapor collecting device, comprising: a gasoline vapor adsorbing means that is detachably and replaceably provided and adsorbs introduced gasoline vapor.
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