JP2004031299A - 平型回路部材とfpcとの接続構造 - Google Patents

平型回路部材とfpcとの接続構造 Download PDF

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Abstract

【目的】操作性を向上させるとともに薄型FPCにおいても信頼性の高い接続が得られる平型回路部材とFPCとの接続構造を提供する。
【構成】略対向する2片の金属片53,54を具備する弾性部材52と略楔状の加圧子61とを含む加圧手段51のその略対向する金属片の間に平型回路部材30とFPC40とが重なるように挿入され、挿入された重なり部分39の外面33と一方の金属片53との間に加圧子を介入させたとき、2片の金属片が平型回路部材とFPCと加圧子とを挟持せしめるように構成する。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数の導体が配設されているフレキシブルプリント配線板やフレキシブルフラットケーブル等の柔軟性を有したフレキシブル配線部材(以下これをFPCと称す)と、外部接続用導体配設面を有する前記FPCやマルチ端子板を含むプリント回路基板等の平型回路部材とを電気的に相互接続し得る接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
小型化や薄型化が進展する電子機器において、薄型で柔軟性を有し導体が狭ピッチで配設可能なFPCが、その電子機器内の配線部材として多用されている。このFPCを平型回路部材に接続する方法として、単純にそのFPCの端末を平型回路部材の導体に直接半田付けする方法や導電性接着剤を用いる方法があるが、この場合、FPCと平型回路部材との相互の着脱が困難なため、電子機器の保守性が悪化する。この不具合を解決する方法として、実開平7−8982号公報で開示されたフラットケーブル接続具の例(以下これを公知例Aと称す)のような(公知例Aではフラットケーブルと称している)FPCと(公知例Aでは被接続マルチ端子板と称している)平型回路部材とを脱着自在に圧接接続できる接続具が提案されている。
【0003】
この公知例Aによれば、湾曲部の両端に設けられる一対の挟持部によりFPCと平型回路部材とを挟み、湾曲部の弾性偏倚力によりFPCと平型回路部材とを圧接接続させる構成とし、簡単に一括接続することができ、その取り外しも容易に行うことができるものとされている。また、この公知例Aの接続具は金属板等の単一材で一体形成できるものとされており、また、その接続操作は(好適な実施形態として説明されているように)専用工具にて湾曲部の弾性偏倚力に抗して挾持部間の間隔を広げ、その間に平型回路部材を挟むようにしてその接続具を平型回路部材に差し込めば良いとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
薄型化が進む電子機器においては、その内部の配線部材も、さらに薄型化の要求があり、平型回路部材とFPCとの接続構造においても、その薄型化されるFPCに対応可能でありながら信頼性の高い接続が得られる(すなわち不具合が生じることなく高い圧接力が与えられる)形態であるとともにその接続操作が容易であることが望ましい。
【0005】
しかし、公知例Aのごとくの従来例において(FPCと平型回路部材とを確実に接触させるため)高い圧接力を発生させるためには、その接続具がプラスチック等の絶縁物にて成形される場合、その湾曲部を(バネ性を高めるため)長大化させれば良いが、この方策は接続構造の小型化に支障を生じさせることとなる。よって、その湾曲部を(絶縁物よりバネ性の高いとされる)金属材料にて成形すれば小型の接続構造にて高い圧接力が与えられることとなるが、この方策は信頼性に係わる問題を含んでいる。それは、圧接状態において、挟持部がFPCの導体の背面となる絶縁フィルムに食い込んで導体と接触し、(一体化された接続具を電気的伝導路とし)導体間が電気的に短絡(ショート)して電気的回路に不具合を生じさせることがあり得るという問題である。この不具合は、薄型化に対応するために絶縁フィルムを極薄とした場合に特に発生し易い。
【0006】
また、湾曲部の弾性偏倚力に抗して挾持部間の間隔を広げる操作は、その弾性応力限界を超えるまで過度に広げられることが有り得、この場合、確実な接続に必要とされる所定の圧接力が与えられず接続信頼性を損なうため、その操作に注意が必要であり操作性を損ねることとなる。その対策として過度に広げることを規制するための専用工具を準備すれば良いが、その保管は煩わしいものであり保守性を損ねることとなる。
【0007】
【発明の目的】
よって、本発明の目的とするところは、上述のごとき従来技術の有する問題点を解決するものであって、操作性を向上させるとともに薄型FPCにおいても信頼性の高い接続が得られる平型回路部材とFPCとの接続構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1によれば上記目的は、
略対向する2片の金属片を具備する弾性部材と断面視略楔状の加圧子とを含む加圧手段のその略対向する金属片の間に平型回路部材とFPCとが重なるように(平型回路部材とFPCとが固定側となる場合を含め前記金属片の間に相対的に)挿入され、その挿入された重なり部分の外面と前記略対向する金属片の一方の金属片との間に前記加圧子を介入させたとき、前記2片の金属片が前記平型回路部材と前記FPCと前記加圧子とを挟持せしめることとすることにより達成される。
【0009】
また、前記FPCには導体露出部が所定のピッチで配列されており、前記弾性部材は少なくとも前記金属片の他方の金属片の先端部が前記導体露出部の配列ピッチに対応する配列ピッチとなるようにハウジングに配列保持されているとともに、前記加圧子を具備する加圧部材は前記介入過程においてその加圧子が前記一方の金属片に摺動自在に当接するように前記ハウジングに支持されていることが好適である。
【0010】
【作用】
(好適には、ステンレスやバネ用銅合金の板材から成形される)弾性部材に具備された(好適には、基端部より略U字状に分岐して)対向する2片の金属片の間(対向空間)に平型回路部材とFPCとを(実用的にはそれぞれの表面に配設された導体露出部が対面するように)重ねて挿入し、その後(好適には先細の先端部を有した)加圧子を平型回路部材とFPCとの重なり部分の外面と一方の金属片との間(前述のごとく導体露出部が対面するように重ねた状態においては導体配設面の裏面側となる外面とこの面と対面する一方の金属片の内側面との間)に介入させる構成は、加圧子により2片の金属片のその対向間隔を押し広げることを可能とし、このことにより発生する金属片の弾性反発力が金属片間の加圧子を含めた介在物に対して挟持力(圧接力)として作用することとなる。
【0011】
この挟持力は、介入する加圧子の板厚に相関するものであり、これを所定の板厚に設定すれば、2片の金属片を過度に(弾性応力限界を超えるまで)押し広げて挟持力を低下させることを容易に防止することができる。
【0012】
また、弾性部材は、その金属片の先端部がFPCの導体露出部のその(好適には、隣接する導体露出部間が電気的に絶縁される)所定の配列に対応する配列となるようにハウジングに保持される構成としているため、配列される個々の弾性部材同士が触れ合うことなく電気的に絶縁されるよう間隔を空けて配置されることが容易であり、そのことにより、挟持状態において、金属片がFPCの導体に接触するような事態が生じても、その導体間が電気的に短絡することを防ぐことができる。また、配列される個々の弾性部材の金属片がそれぞれ独立して弾性変位可能であるため、圧接すべき箇所に対して選択的に(他方の金属片の端部に突部を設けた場合には、これが当接する箇所に対して集中的に)挟持力(圧接力)を作用させることができる。
【0013】
また、さらにハウジングに支持される加圧部材は、介入過程においてそれ自体が弾性部材を押し広げる機能を果たすものであり、接続操作における専用工具を不要とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面にもとずき本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明による接続構造の第1の実施形態を示した分解斜視図であり、図2はその接続過程を示した部分断面図であり、図3はその接続状態を示した部分断面図である。さらに、図4は本発明による接続構造の第2の実施形態を示した分解斜視図であり、図2はその接続過程を示した部分断面図であり、図3はその接続状態を示した部分断面図である。
【0015】
図1において、端部45に導体43がその一部を露出するように配列されたFPC40は、電子機器の内部においてその小型化および柔軟な配線を可能とするためにテープ状の極薄型構造に成形されたものである。また、その導体露出部41は、(プリント回路基板を本実施例とした平型回路部材30の導体露出部31の配列ピッチに対応する)所定のピッチで配列されている。また、導体43を保持する絶縁シート44は、極薄構成としたものであり(通常、導体43の伸長方向の柔軟性が利用されるものであるが、挟配列ピッチにより隣接する導体露出部41間が狭い場合であっても、その配列方向においても柔軟性が得られものとなっている。
【0016】
平型回路部材30とFPC40の端部35,45を受け入れ可能とする開口部21を設けた絶縁性のハウジング20を含む加圧手段1は、絶縁性の加圧部材10と複数の弾性部材2とを備えており、基端部6より略対向して伸びる一方の金属片3と他方の金属片4とを具備した弾性部材2は、バネ応力の高い金属板より成形されており、その他方の金属片4の先端部5には突部8が形成されている。そして、このような構成は、その突部8と一方の金属片3の突部7との対向間隔を押し広げる作用が加わった場合、金属片3,4が、その対向間隔が広がる方向に弾性変位し互いにその対向する方向に向けて弾性反発力を発生させることを可能としている。
【0017】
また、弾性部材2は、その突部7,8がハウジング20の開口部21側に向く方向でハウジング20に設けられた収容孔22に装填され、固定手段9によりハウジング20に圧入保持されている。そして、その弾性部材2の配置は、少なくとも突部8が(平型回路部材30の導体露出部31の配列ピッチに対応して配列される)FPC40の導体露出部41の配列ピッチに対応するように、かつ、各々の弾性部材2が隣接する弾性部材2と(触れ合うことなく)絶縁状態を保つように間隔を空けて横並びとなる形態である。
【0018】
また、保持手段14がハウジング20の保持溝23に係合するようにハウジング20に保持された加圧部材10は、先端部13が先細となる断面視で略楔(くさび)状の加圧子11を具備しており、その加圧子11には先端部13より後方に板状の厚肉部15が設けられている。図1において、接続前段階の平型回路部材30とFPC40とは、それぞれの導体露出部31,41の配設面32,42同士が向かい合う配置で準備されており、さらに、加圧手段1は、加圧子11の先端部13がハウジング20の開口部21の入口付近に位置するような(加圧子11が開口部20内には不完全挿入の)状態で準備されている。
【0019】
図2は、前述の準備段階で導体露出部31,41の配設面32,42とが向かい合う状態であった平型回路部材30とFPC40とがその状態で端部35,45において重ねられて、そして、その重なり部分39が、開口部21に案内されて対向する金属片3,4の間(対向空間)に挿入され、さらに、突部8のほぼ真下に位置するまで進入した状態を示している。また、この実施例においては、金属片3,4の突部7,8間の間隔が端部35,45の板厚の和よりやや大きく設定されているため、その挿入操作は(大きな挿入力を必要としないため)容易である。なお、この実施例においては、金属片3,4間に重なり部分39を挿入する形態で示しているが、例えば、平型回路部材30を固定側とし、これに加圧手段1を開口部21側から装着させ、さらにその開口部21内の隙間にFPC40を進入させたりしても良く、前述の「挿入」とは、この例の「装着」「進入」も含めた相対的な表現である。
【0020】
図3において、金属片3,4間に挿入された重なり部分39の外面(図3における平型回路部材30の下面)33と一方の金属片3との間には、加圧子11が介入しており、その介入過程は、先ず、その先端部13が突部7に突き当たり、その後、その片面12に設けられた傾斜面16が突部7に対して(突部7を押し下げるとともに重なり部分39を押し上げながら)摺動し、さらにその後、その厚肉部15が突部7のほぼ真上に位置するまでを経ている。この厚肉部15の介在により金属片3,4は、(その突部7,8の対向間隔が広げられことにより)弾性変位がなされ、その弾性反発力により、加圧子11を含め重なり部分39を挟持せしめ、突部8の真下の導体露出部31,41同士の当接部38には、電気的に接続せしめる圧接力が作用している。そして、このように2片の金属片3,4が略U字状に対向して弾性体を構成するバネ構造は、その先端の突部7,8に弾性反発力を集中して付勢させることが可能であり、この金属片3,4の材質および厚さ等を適切に設定すれば、当接部、38における(安定した接続に必要な)圧接力(接触力)が確保できるものである。
【0021】
また、絶縁性を有したハウジング20に配列される金属片3,4は、それぞれが電気的に絶縁されて配置された構成としているため、高い圧接力により突部8が(柔軟性を得るために極薄とした)絶縁シート44に食い込み導体43と導通状態となった場合でも、導体43同士間に不具合な短絡を生じさせることはない。また、加圧部材10は、その保持手段14が前述の介入過程において保持溝23に沿って前進可能となるようにハウジング20に保持されており、また、前述の挟持状態においては一方の金属片3との摩擦力により脱落することも起こり難く保守性の良い構成となっている。
【0022】
図4から図6に示す第2の実施形態は、前述の第1の実施形態と較べ、平型回路部材30とFPC40との重ね合わせ形態、弾性部材および加圧部材の構造を変更したものであるが、当接部38に対する圧接力の作用原理や短絡防止原理は基本的に同じものである。以下にその変更点による特徴の違いについて説明する。
【0023】
図4において、FPC40は、平型回路部材30の導体露出部31が配列されるその配設面32と導体露出部41が(第1の実施形態と同様に導体露出部31の配列ピッチに対応する配列ピッチで)配列されるその配設面42とが向かい合う配置で、その端末部46が平型回路部材30の上面34に接着されている。平型回路部材30とFPC40の端部35,45を受け入れ可能とする開口部71を設けた絶縁性のハウジング70を含む加圧手段51は、絶縁性の加圧部材60と複数の弾性部材52とを備えており、基端部56より略対向して伸びる一方の金属片53と他方の金属片54とを具備した弾性部材52のその他方の金属片54の先端部55には突部58が形成されている。そして、このような構成は、その突部58と一方の金属片53の突部57との対向間隔を押し広げる作用が加わった場合、金属片53,54は、その対向間隔が広がる方向に弾性変位し互いにその対向する方向に向けて弾性反発力を発生させることを可能としている。
【0024】
また、弾性部材52は、その突部57,58がハウジング70の開口部71側に向く方向でハウジング70に設けられた収容孔72に装填され、固定手段59によりハウジング70に圧入保持されている。そして、その弾性部材52の配置は、少なくとも突部58が(平型回路部材30の導体31の配列ピッチに対応して配列される)FPC40の導体露出部41の配列ピッチに対応するように、かつ、各々の弾性部材52が隣接する弾性部材52と(触れ合うことなく)絶縁状態を保つように間隔を空けて横並びとなる形態である。また、保持手段64によりハウジング70に軸支されるように保持された加圧部材60は、先端部63が先細となる断面視で略楔(くさび)状の加圧子61を具備しており、その加圧子61には先端部63より後方に板状の厚肉部65が設けられている。
【0025】
図5は、接着された平型回路部材30とFPC40とのその重なり部分39が、開口部71に案内されて対向する金属片53,54の間(対向空間)に挿入され、さらに、突部58のほぼ真上に位置するまで進入した状態を示している。また、この実施例においては、金属片53,54の突部57,58間の間隔が重なり部分39の実質的板厚と(回動前の直立配置状態である加圧部材60の)先端部63の板厚との和よりやや大きく設定されているため、その挿入操作は(大きな挿入力を必要としないため)容易である。
【0026】
図6において、金属片53,54間に挿入された重なり部分39の外面(図6における折り返された絶縁シート44の上面)33と一方の金属片53との間には、加圧子61が介入しており、その介入過程は、先ず、突部57により軸支される加圧部材60を、(加圧子61の片面62に設けられた凹部67の内面が突部57の外周面に当接しつつ摺動するように)その軸支部分を回動軸として、反時計回り(図5に示す矢印方向)に回動させる。すると、加圧子61の厚肉部65は、その外周面66が重なり部分39の外面33に当接しつつ摺動するようにして突部57の下方に入り込み、重なり部分39およびこの下方に位置する突部58を押し下げることとなる。その後、厚肉部65が突部57の真下に位置するまで加圧部材60を回動させてこの介入操作は完了する。
【0027】
この介入完了状態において、厚肉部65の介在により金属片53,54は、(その突部57,58の対向間隔が広げられことにより)弾性変位がなされ、その弾性反発力により、加圧子61を含め重なり部分39を挟持せしめ、突部58の真上の導体露出部31,41同士の当接部38には、電気的に接続せしめる圧接力が作用している。このような加圧部材61を回動させて圧接力を作用せしめる構成は、前述の第1の実施形態と較べ、回転モーメントを利用できるため、その介入操作力を小さくできるものであり、また、事前に重なり部分39近辺を接着する構成は、その重なり部分39を加圧手段に挿入(もしくは重なり部分39に加圧手段を装着)する際の作業性を容易とするものである。
【0028】
なお、上述の実施形態における平型回路部材30は、厚板状のプリント回路基板を想定して説明したが、これがFPC(フレキシブル配線部材)や補強板付きFPCであっても良い(この場合は、FPCとFPCとの中継接続として無半田接続が可能となる)。さらに、上述で説明した詳細構成についても本発明の範囲から逸脱することなく変更を加えても良い。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の平型回路部材とFPCの接続構造は、接続の操作性や保守性が良いものであり、極薄型FPCに対しても短絡不具合を発生させることなく信頼性の高い接続が得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示した分解斜視図
【図2】本発明の第1の実施形態における接続過程を示した部分断面図
【図3】本発明の第1の実施形態における接続状態を示した部分断面図
【図4】本発明の第2の実施形態を示した分解斜視図
【図5】本発明の第2の実施形態における接続過程を示した部分断面図
【図6】本発明の第2の実施形態における接続状態を示した部分断面図
【符号の説明】
1,51 加圧手段
2,52 弾性部材
3,53 一方の金属片
4,54 他方の金属片
5,55 先端部
10,60 加圧部材
11,61 加圧子
20,70 ハウジング
30 平型回路部材
33 外面
39 重なり部分
40 FPC
41 導体露出部

Claims (2)

  1. 略対向する2片の金属片を具備する弾性部材と断面視略楔状の加圧子とを含む加圧手段のその略対向する金属片の間に平型回路部材とFPCとが重なるように挿入され、その挿入された重なり部分の外面と前記略対向する金属片の一方の金属片との間に前記加圧子を介入させたとき、前記2片の金属片が前記平型回路部材と前記FPCと前記加圧子とを挟持せしめることを特徴とする平型回路部材とFPCとの接続構造。
  2. 前記FPCには導体露出部が所定のピッチで配列されており、前記弾性部材は少なくとも前記金属片の他方の金属片の先端部が前記導体露出部の配列ピッチに対応する配列ピッチとなるようにハウジングに配列保持されているとともに、前記加圧子を具備する加圧部材は前記介入過程においてその加圧子が前記一方の金属片に摺動自在に当接するように前記ハウジングに支持されていることを特徴とする請求項1に記載の平型回路部材とFPCとの接続構造。
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