JP2004019115A - 清掃車両のホース配索構造 - Google Patents

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Toshiaki Inada
稲田 俊昭
Eiji Kurimoto
栗本 英二
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Abstract

【課題】高圧洗浄ノズルおよび低圧洗浄ノズルを下降させた走行時などにノズル側ホース部分の地面への接触を防止しかつ絡まりをなくして各洗浄ノズルの昇降作業を円滑に行うことができる清掃車両のホース配索構造を提供する。
【解決手段】各洗浄ノズル41,42を車体に対し昇降自在に支持する。高圧水ホース51および低圧水ホース52の途中にスイベルジョイント53,54を設ける。各スイベルジョイントを、各洗浄ノズルの上昇位置と下降位置とのほぼ中央付近に位置するノズル昇降装置47の第1フレーム47a上端位置付近に固定する。高圧水ホースおよび低圧水ホースのノズル側ホース部分51b,52bを、各洗浄ノズルの昇降動作に追従するように、各洗浄ノズルとスイベルジョイントとの間で弛みを持たせて可撓させた状態で配する。
【選択図】   図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、壁面を洗浄する洗浄ノズルに対し水ポンプからの水を供給するようにした清掃車両のホース配索構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自動車道路などの側方に設置されている非透光性遮音壁や透光性遮音壁などの壁面は、排ガスや砂塵等で汚れるので、美観や機能を回復する上で、定期的に清掃する必要がある。そのため、壁面を洗浄する洗浄ノズルを備えた清掃車両を用いて、壁面を洗浄することが行われている。
【0003】
そして、車体上に搭載されている水タンクからホースを介して洗浄ノズルに対する水の供給がなされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、道路周囲の環境によっては、壁面の高さが高く設定されていることがある。その場合、車体に対し昇降自在な昇降部材に洗浄ノズルを支持し、その昇降部材を昇降シリンダなどによって昇降移動させることによって、高い壁面に対しても、水タンクからの水が供給されるようにすることが行われている。
【0005】
しかし、このように、洗浄ノズルを車体に対し昇降させるようにしたものでは、車体上の水タンクから洗浄ノズルに対し水を供給するホースにある程度の長さの余剰部分が要求されることになる。このホースの余剰部分としては、ホースのうちのノズル側ホース部分が占めることになるが、かかる点から、このノズル側ホース部分を余剰に余らせておくと、洗浄ノズルを下降させた走行時などにノズル側ホース部分が弛んで地面に接触したり、絡まって洗浄ノズルの昇降作業が円滑に行えないおそれがある。
【0006】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、洗浄ノズルを下降させた走行時などにノズル側ホース部分の地面への接触を防止しかつ絡まりをなくして洗浄ノズルの昇降作業を円滑に行うことができる清掃車両のホース配索構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に係わる発明が講じた解決手段は、壁面を洗浄する洗浄ノズルに対し水タンクからの水をホースを介して供給するようにした清掃車両のホースの配索構造を前提とし、上記洗浄ノズルを車体に対し昇降自在に支持する。そして、上記ホースの途中にジョイント部を設け、このジョイント部を、洗浄ノズルの上昇位置と下降位置とのほぼ中央付近に位置する車体上部位置に固定する。さらに、上記ジョイント部と洗浄ノズルとの間に位置するノズル側ホース部分を、洗浄ノズルの昇降動作に追従するように、洗浄ノズルとジョイント部との間で弛みを持たせて可撓させた状態で配している。
【0008】
この特定事項により、ノズル側ホース部分は、その一端側が車体上部位置に固定したジョイント部によって上方に引き上げられているので、洗浄ノズルを下降させた走行時などに洗浄ノズルの下降によって他端側が低位置に位置しているにも拘わらず、地面に対する接触が回避されることになる。また、洗浄作業を行うに当たって洗浄ノズルを上昇させた際には、その上昇位置での洗浄ノズル(ノズル側ホース部分の他端側)と車体上部位置のジョイント部(ノズル側ホース部分の一端側)との高低差が相殺され、ノズル側ホース部分を過分に余らせて弛ませておく必要がなく、見映えがすっきりとしたものとなる。
【0009】
しかも、ノズル側ホース部分の一端側を車体上部位置まで上方に引き上げておくことで、ノズル側ホース部分の絡まりが防止され、洗浄ノズルの昇降作業を円滑に行うことが可能となる。
【0010】
また、請求項2のもののように、ジョイント部として、スイベルジョイントを適用した場合には、洗浄ノズル昇降時のノズル側ホース部分の捩れが防止される上、ジョイント部でのホースの曲げ半径が緩和され、洗浄ノズルの昇降作業をより一層円滑に行うことが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0012】
図1は本発明のホース配索構造を備えた清掃車両の側面図、図2は同車両の平面図、図3は同車両の背面図である。
【0013】
図1ないし図3において、清掃車両1は、走行時において道路左側方に立設されている遮音壁(図示せず)などの壁面を洗浄するものであって、その車体10には、車体10前後方向に延びる左右一対のメインフレーム11が設けられている。この各メインフレーム11の前部にはキャビン12が設けられ、そのキャビン12の下方に車両駆動用のエンジン(図示せず)が搭載されている。
【0014】
上記各メインフレーム11の後部上にはサブフレーム13が設けられている。この各サブシャーシ13の前部上には、ポンプ駆動装置2が搭載されている。また、各サブシャーシ13の中央部上には水タンク3が搭載されているとともに、各サブシャーシ13の後部上にはノズル配索ユニット4が設けられている。そして、上記清掃車両1のキャビン12上部および水タンク3の後端上部には、車体10の前方および後方に向けて清掃作業中であることを報知する表示ランプが設けられている。
【0015】
上記ポンプ駆動装置2は、図4および図5に示すように、車両駆動用のエンジンとは別途に駆動する独立エンジン21と、上記水タンク3からの水を高圧洗浄ノズル41(後述する)に対し供給する高圧水ポンプ22と、上記水タンク3からの水を低圧洗浄ノズル42(後述する)に対し供給する低圧水ポンプ23と、後述するノズル昇降装置47に対し圧油を供給する油圧ポンプ24と、上記壁面に洗浄液を吹き付ける洗浄液ユニット25とを備えている。
【0016】
上記独立エンジン21は、図1および図2に示すように、クラッチ機構を備えたディーゼルエンジンによって構成されている。この独立エンジン21の出力軸21bは、図4および図5に示すように、車体10上に回転自在に支持された第1ないし第3プーリ26a〜26cの共通の軸26dに回転一体に連結されている。
【0017】
上記高圧水ポンプ22は、上記独立エンジン21の出力軸21bの左側方に配置されている。この高圧水ポンプ22の入力軸22aは、車体10上に回転自在に支持された第4プーリ26eの軸26fに回転一体に連結されている。そして、上記第4プーリ26eと、これと対応する上記中央の第2プーリ26bとの間には第1Vベルト27aが巻回されていて、独立エンジン21の出力軸21bから軸26d、第2プーリ26b、第1Vベルト27a、第4プーリ26e、軸26fおよび入力軸22aを介して伝達された駆動力によって、高圧水ポンプ22が駆動するようになっている。なお、図4および図5中29は、第1Vベルト27aに対し一定の張力を付与するアイドラプーリであって、車体10に対し上下方向に移動可能に支持されている。
【0018】
また、上記低圧水ポンプ23は、上記第1ないし第3プーリ26a〜26cの右側方に配置されている。この低圧水ポンプ23の入力軸23aには第5プーリ23bが回転一体に連結されている。そして、上記第5プーリ23bと、これと対応する上記前側の第1プーリ26aとの間には第2Vベルト27bが巻回されていて、独立エンジン21の出力軸21bから軸26d、第1プーリ26a、第2Vベルト27b、第5プーリ23bおよび入力軸23aを介して伝達された駆動力によって、低圧水ポンプ23が駆動するようになっている。
【0019】
更に、上記油圧ポンプ24は、上記第3プーリ26cの左側方に配置されている。この油圧ポンプ24の入力軸24aには第6プーリ24bが回転一体に連結されている。そして、上記第6プーリ24bと、これと対応する上記後側の第3プーリ26cとの間には第3Vベルト27cが巻回されていて、独立エンジン21の出力軸21bから軸26d、第3プーリ26c、第3Vベルト27c、第6プーリ24bおよび入力軸24aを介して伝達された駆動力によって、油圧ポンプ24が駆動するようになっている。
【0020】
このように、高圧水ポンプ22、低圧水ポンプ23および油圧ポンプ24は、独立エンジン21に対しそれぞれ第1ないし第6プーリ26a〜26c,26e,23b,24aおよび第1ないし第3Vベルト27a〜27cを介して動力伝達可能に連結されている。
【0021】
また、上記洗浄液ユニット25は、ポンプ駆動装置2の前端左側部に立設された昇降自在な洗浄チューブ25aと、この洗浄チューブ25aの上下方向所定間隔置きに設けられた複数の洗浄ノズル25b,…と、図示しない車載バッテリからの電力供給によって上記洗浄チューブ25aを昇降移動させる昇降シリンダ25cと、上記独立エンジン21の左側方に配された洗浄液タンク25dと、車載バッテリからの電力供給によって駆動する電動モータ(図示せず)により駆動し、上記洗浄タンク25d内に貯留された洗浄液を洗浄ホース(図示せず)を介して洗浄チューブ25aに供給する洗浄液ポンプ(図示せず)とを備えている。
【0022】
上記水タンク3としては、例えば5400リットルの水が収容可能な円筒形状を呈するものが用いられている。この水タンク3は、その軸線を前後方向に延ばした横置き状態で載置されている。
【0023】
上記ノズル配索ユニット4は、図3にも示すように、壁面を高圧で洗浄する洗浄ノズルとしての高圧洗浄ノズル41,…と、壁面を低圧で洗浄する洗浄ノズルとしての低圧洗浄ノズル42,…と、ハンドガン(図示せず)に対し上記高圧水ポンプ22から高圧水を供給する高圧水供給ホース(図示せず)を巻き取る小ホースリール44と、図示しない配管内などを自走しながら洗浄する自走式ノズル(図示せず)に対し上記高圧水ポンプ22から高圧水を供給する高圧水供給ホース(図示せず)を巻き取る大ホースリール46と、上記油圧ポンプ24から供給された圧油によって上記高圧洗浄ノズル41および低圧洗浄ノズル42を移動させるノズル昇降装置47とを備えている。
【0024】
上記各高圧洗浄ノズル41は、ノズル配索ユニット4の前部左側を上下方向に延びる枠状の前側チューブ41aに上下方向所定間隔置きに設けられている。また、上記各低圧洗浄ノズル42は、ノズル配索ユニット4の後部左側を上下方向に延びる後側チューブ42bに上下方向所定間隔置きに設けられている。そして、上記各高圧洗浄ノズル41および各低圧洗浄ノズル42は、清掃車両1の走行時に車体10左側方の壁面に対向する向き(左側方向き)に高圧水および低圧水が噴射されるように構成されている。また、上記小ホースリール44はノズル配索ユニット4の前部右側に、上記大ホースリール46はノズル配索ユニット4の後部右側にそれぞれ配されている。
【0025】
また、図6および図7にも示すように、上記ノズル昇降装置47は、車体10の左側部に固設された第1フレーム47aと、この第1フレーム47aに対し上下方向に昇降自在に支持された第2フレーム47bと、この第2フレーム47bを上記油圧ポンプ24から供給された圧油によって昇降させる昇降シリンダ47cと、上記第2フレーム47bに対し上下方向に昇降自在に支持された第3フレーム47dと、この第3フレーム47dを上記昇降シリンダ47cによる第2フレーム47bの昇降動作に伴って上下方向に昇降させる昇降機構(図示せず)とを備えている。上記第3フレーム47dには、上記前側チューブ41aおよび後側チューブ42aがそれぞれ支持されていて、上記昇降シリンダ47cによって前側チューブ41aの各高圧洗浄ノズル41および後側チューブ42aの各低圧洗浄ノズル42を昇降移動させるようになっている。
【0026】
また、上記後側チューブ42aは上記第3フレーム47dに対し固設されているのに対し、上記前側チューブ41aは、上記第3フレーム47dに対し車体10外側方に進退自在に支持され、上記油圧ポンプ24から供給された圧油により伸縮する流体圧シリンダとしての進退シリンダ47eによって、車体内外方向に進退移動するようになっている。
【0027】
そして、本発明の特徴部分として、図8に示すように、上記前側チューブ41a(各高圧洗浄ノズル41)には、上記水タンク3から高圧水ポンプ22により高圧水が高圧水ホース51(ホース)を介して供給されているとともに、上記後側チューブ42a(各低圧洗浄ノズル42)には、低圧水ポンプ23により低圧水が低圧水ホース52(ホース)を介して供給されている。上記各ホース51,52の途中には、ジョイント部としての高圧水用および低圧水用スイベルジョイント53,54がそれぞれ設けられている。
【0028】
上記高圧水用スイベルジョイント53の固定側ジョイント口53aには、水タンク3と高圧水用スイベルジョイント53との間に位置する高圧水ホース51のタンク側ホース部分51aの下流端が連結ざれている一方、高圧水用スイベルジョイント53の可動側ジョイント口53bには、前側チューブ41a(各高圧洗浄ホース41)と高圧水用スイベルジョイント53との間に位置する高圧水ホース51のノズル側ホース部分51bの上流端が連結されている。また、上記低圧水用スイベルジョイント54の固定側ジョイント口54aには、水タンク3と低圧水用スイベルジョイント54との間に位置する低圧水ホース52のタンク側ホース部分52aの下流端が連結されている一方、低圧水用スイベルジョイント54の可動側ジョイント口54bには、後側チューブ42a(各低圧洗浄ホース42)と低圧水用スイベルジョイント54との間に位置する低圧水ホース52のノズル側ホース部分52bの上流端が連結されている。この場合、各スイベルジョイント53,54の可動側ジョイント口53b、54bは、固定側ジョイント口53a,54aに対しその周方向に回動自在となっている。
【0029】
上記高圧水用スイベルジョイント53は、各高圧洗浄ノズル41の上昇位置と下降位置とのほぼ中央付近に位置するように、上記水タンク3の後面に上方へ突出するブラケット55を介して車体10上部位置(ノズル昇降装置47の第1フレーム47aの上端位置付近)に固定されている。一方、上記低圧水用スイベルジョイント54は、各低圧洗浄ノズル42の上昇位置と下降位置とのほぼ中央付近に位置するように、上記ノズル昇降装置47の第1フレーム47a後面上端位置(ノズル昇降装置47の第1フレーム47aの上端位置付近)に固定されている。そして、上記高圧水ホース51および低圧水ホース52のノズル側ホース部分51b,52bは、ノズル昇降装置47による各高圧洗浄ノズル41および各低圧洗浄ノズル42の昇降動作に追従するように、前側チューブ41aおよび後側チューブ42aと各スイベルジョイント53,54との間で弛みを持たせて可撓した状態で配されている。
【0030】
したがって、上記実施形態では、高圧水ホース51および低圧水ホース52のノズル側ホース部分51b,52bは、それぞれの上流端側が水タンク3の後面より上方へ突出するブラケット55、およびノズル昇降装置47の第1フレーム47a後面上端位置といった、車体10上部位置に固定した高圧水用スイベルジョイント53および低圧水用スイベルジョイント54によって上方に引き上げられているので、各高圧洗浄ノズル41および各低圧洗浄ノズル42を下降させた走行時などに各洗浄ノズル41,42の下降によってそれぞれの下流端側が低位置に位置しているにも拘わらず、地面に対する接触を回避することができる。
【0031】
また、図8に二点鎖線で示すように、洗浄作業を行うに当たって各高圧洗浄ノズル41および各低圧洗浄ノズル42を上昇させた際には、その上昇位置での前側チューブ41aおよび後側チューブ42a(高圧水ホース51および低圧水ホース52のノズル側ホース部分51b,52bの下流端側)と車体10上部位置の各スイベルジョイント53,54(高圧水ホース51および低圧水ホース52のノズル側ホース部分51b,52bの上流端側)との高低差が相殺され、高圧水ホース51および低圧水ホース52のノズル側ホース部分51b,52bを過分に余らせて弛ませておく必要がなく、見映えをすっきりとしたものにすることができる。
【0032】
しかも、高圧水ホース51および低圧水ホース52のノズル側ホース部分51b,52bの上流端側を車体10上部位置まで上方に引き上げておくことで、高圧水ホース51および低圧水ホース52のノズル側ホース部分51b,52bの絡まりが防止され、各高圧洗浄ノズル41および各低圧洗浄ノズル42の昇降作業を円滑に行うことができる。
【0033】
更に、高圧水ホース51および低圧水ホース52のタンク側ホース部分51a,52aとノズル側ホース部分51b,52bをそれぞれスイベルジョイント53,54によって連結することで、各高圧洗浄ノズル41および各低圧洗浄ノズル42の昇降時における高圧水ホース51および低圧水ホース52のノズル側ホース部分51b,52bの捩れを防止することができる上、タンク側ホース部分51a,52aとノズル側ホース部分51b,52bとの連結部分での高圧水ホース51および低圧水ホース52の曲げ半径が緩和され、各高圧洗浄ノズル41および各低圧洗浄ノズル42の昇降作業をより一層円滑に行うことができる。
【0034】
【発明の効果】
以上、要するに、請求項1に係わる発明によれば、ホース途中のジョイント部を車体上部位置に固定し、ノズル側ホース部分を、洗浄ノズルとジョイント部との間で弛みを持たせて可撓させた状態で配して、洗浄ノズルの昇降動作に追従させるようにすることで、ノズル側ホース部分の一端側を車体上部位置まで引き上げて、洗浄ノズルを下降させた走行時などに洗浄ノズルの他端側が低位置に位置していても、地面に対する接触を回避することができる。また、洗浄ノズルの上昇時に、その上昇位置での洗浄ノズルとジョイント部との高低差を相殺し、ノズル側ホース部分の見映えをすっきりとしたものにすることができる。しかも、ノズル側ホース部分の一端側を車体上部位置まで上方に引き上げておけば、ノズル側ホース部分の絡まりを防止でき、洗浄ノズルの昇降作業を円滑に行うことができる。。
【0035】
また、請求項2に係わる発明によれば、ジョイント部としてスイベルジョイントを適用することで、洗浄ノズル昇降時のノズル側ホース部分の捩れを防止できる上、ジョイント部でのホースの曲げ半径を緩和して洗浄ノズルの昇降作業をより一層円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わるホース配索構造を備えた清掃車両の側面図である。
【図2】清掃車両の平面図である。
【図3】清掃車両の背面図である。
【図4】ポンプ駆動装置の一部を切り欠いた平面図である。
【図5】ポンプ駆動装置を後方から見た背面図である。
【図6】車体左側方から見たノズル配索ユニットの正面図である。
【図7】車体後方から見たノズル配索ユニットの側面図である。
【図8】各洗浄ノズルの昇降状態を説明するノズル配索ユニットの正面図である。
【符号の説明】
1      清掃車両
3      水タンク
41     高圧洗浄ノズル(洗浄ノズル)
42     低圧洗浄ノズル(洗浄ノズル)
47     ノズル昇降装置
51     高圧水ホース(ホース)
51b    ノズル側ホース部分
52          低圧水ホース(ホース)
52b    ノズル側ホース部分
53          高圧水用スイベルジョイント(ジョイント部)
54          低圧水用スイベルジョイント(ジョイント部)

Claims (2)

  1. 壁面を洗浄する洗浄ノズルに対し水タンクからの水をホースを介して供給するようにした清掃車両のホースの配索構造であって、
    上記洗浄ノズルは車体に対し昇降自在に支持されており、
    上記ホースの途中にはジョイント部が設けられ、
    このジョイント部は、洗浄ノズルの上昇位置と下降位置とのほぼ中央付近に位置する車体上部位置に固定され、
    上記ジョイント部と洗浄ノズルとの間に位置するノズル側ホース部分は、洗浄ノズルの昇降動作に追従するように、洗浄ノズルとジョイント部との間で弛みを持たせて可撓した状態で配されていることを特徴とする清掃車両のホース配索構造。
  2. 上記請求項1に記載の清掃車両のホースの配索構造において、
    ジョイント部としては、スイベルジョイントが適用されていることを特徴とする清掃車両のホースの配索構造。
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