JP2004016280A - Drip bag - Google Patents

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JP2004016280A
JP2004016280A JP2002171552A JP2002171552A JP2004016280A JP 2004016280 A JP2004016280 A JP 2004016280A JP 2002171552 A JP2002171552 A JP 2002171552A JP 2002171552 A JP2002171552 A JP 2002171552A JP 2004016280 A JP2004016280 A JP 2004016280A
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drip bag
cup
drip
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Makiko Sawame
沢目　牧子
Tomoko Mizote
溝手　智子
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BROOKS HOLDINGS KK
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BROOKS HOLDINGS KK
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a drip bag, with stability and flexibility in designing, for easily making a formal drip coffee. <P>SOLUTION: The drip bag is composed of a drip bag main body 1 composing of a water permeable filtering sheet material and having an opening part at a top end and a suspension member 2 provided on a surface of the main body 1. Referring to Fig.1(not shown), the suspension member 2 includes a supporting part 21 fixed on a surface of appropriate positions of both opposed side faces of the main body 1 and locking parts 22 for locking to a brim 7 of a coffee cup 5. Referring to Fig.10, a bag holding part 23 abutting on an inner edge of a surrounding part of the coffee cup 5 is attached to the suspension member 2, while suspending the locking part 22 to the brim 7, a liquid for drink extraction is poured from an opening part at an upper part of the main body 1. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドリップ式の飲料抽出のためのドリップバッグに関し、特にカップ等の容器に懸架して、湯を注ぐことにより容易にドリップ式コーヒーや、茶などの飲料を抽出していれることのできるものである。
【０００２】
【従来の技術】
コーヒーや茶などの飲料のいれ方の代表的なものとしてドリップ式が知られている。ドリップ式は、綿ネル等の布製のこし袋に用量のコーヒー粉や茶の葉を入れ、熱湯を静かに注ぎ、４〜５分程度で浸出液をこし取るという方法である。ドリップ式においては、まず、熱湯でコーヒー粉や茶の葉など全体を蒸らし、均等かつ十分に膨潤させ、その後全体に徐々にあるいは数回に分けて注湯する。
ドリップ式は、比較的簡便に美味しいコーヒーなどの飲料を得る方法として普及しているが、そこで使用する布製のこし袋について取扱が繁雑であり、近年では布製のこし袋に代えて濾紙や不織布等の使い捨てフィルターが多く用いられている。
【０００３】
ところで、家庭にもインスタントコーヒーではない、本格的なコーヒーメーカーなどが普及してきているが、ドリップ式のコーヒーなどの飲料を本格的にいれるためには、専用の抽出器具をそろえなければならないほか、コーヒーフィルター、コーヒー豆やこれを挽いたコーヒー粉などをそろえなければならない。また、コーヒーなどの飲料をいれた後には器具を洗ったり、それなりの手間を掛けなければならない。手間を惜しむ消費者は、本格的なドリップ式コーヒーその他の飲料の味覚と香りを気軽に楽しむことはできない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
そこでこのような課題を解決するために、１回分のコーヒー粉を入れたドリップバッグや、日本茶・紅茶などの茶、その他の飲料を、特別な器具を必要とすることなくカップに懸架して、ドリップバッグの開口部から湯を注ぐことにより、ドリップ式コーヒーなどの飲料をいれられるような方式が開発されている。このようなドリップバッグを利用すれば、飲料を入れた後にはドリップバッグをそのまま捨てればすむために手間もかからない。
【０００５】
たとえば、実用新案登録第２５０５９５９号「抽出バッグ」においては、カップなどの容器に安定して懸架し、湯などの抽出液を注加することのできる抽出バッグが開示されている。
ここに開示されている従来のドリップバッグは、図３４に示すようなものである。
上端に開口部を有する袋本体と、袋本体の両面にそれぞれ１個ずつ固定された一対の係止部材とを有し、係止部材は袋本体に貼着固定された一対の支持体と、この一対の支持体により引き起こし可能に支持され、係止用凹部を有する一対の係止片とから構成されている。係止片は、支持体から伸び出ている連続部を介して支持体に連続しており、支持体から引き起こされた係止片が外側に伸び出してカップに懸架されるというものである。
【０００６】
また同じ方式のドリップバッグとして、特許第２８８８５７８号「抽出バッグ」があるが、これも下記のような構成を有している。
通水濾過性シート材料からなり、互いに対向する前後両面部を有し、かつ上端に開口部を有する袋本体と、前記袋本体の前後両面部の、前記上端開口部の下に固定されていて、前記上端開口部を開口したとき、前記袋本体を開口状態に保持する保形部材と、前記保形部材の一部分により形成され、かつ前記保形部材から引き起すことができる係止部材とを含んで構成されている。
ここに開示されている従来のドリップバッグは、図３５に示すようなものである。
【０００７】
ところで、従来のドリップバッグは、上記２件のいずれを見ても、カップに懸架する係止部材を、支持体から引き起こすようにされている。係止部材を引き起こして使用する際には、ドリップバッグの袋本体に固着されている支持体には、係止部材が繰り抜かれた穴が開いている。
この方式においては、コーヒー、茶などの飲料をいれるために使用する際には、第一に、２つの係止部材を反対側に引き起こして、これをカップの縁に掛けるという手順を経るので、その使用法を使用者に説明するためには図で説明しなければならず、それも望ましくは３枚程度の図によって手順を説明しなければならない。直感的に使用法を説明することが難しいためである。
さらに、支持体から係止部材を繰り抜くようにして引き起こす際に、誤って袋本体を破ってしまうおそれもある。
【０００８】
また、この方式においては第二には、係止部材を引き起こして使用する際には、ドリップバッグの袋本体に固着されている支持体には、係止部材が繰り抜かれた穴が開いてしまうので、図３５にも示されるように、残った支持体の、コーヒーバッグ本体に固着する面積が小さくなってしまう。これは、上の開口部から湯を注いで使用する際に、袋本体の安定性を損ないかねずこれを損なわないためには支持体の素材の強度や、袋本体との固着の強度を高める必要が生じる。特に湯を注いだ後にはコーヒー粉が水分を含み、重くなり、しかも注がれる湯の勢いを受けなければならないからである。また袋本体は薄手の柔軟な素材であり、これを支持する支持体が不可欠だからである。
【０００９】
さらに、カップに懸架する懸架部材を繰り抜いた後に、袋本体の安定性を高める支持体が残らなければならないために、支持体の形状に制約が生まれ、設計・製造の自由度が損なわれる。
また、図３４、図３５からも明らかなように、懸架部材を繰り抜かれた後に、繰り抜かれた穴の回りに細く支持体が残るので、細い支持体部分を袋本体に固着させるために、固着の工程や固着設備・手法の点においても制約が生まれ、自由度が損なわれる。
【００１０】
そこで、上記の様々な課題を解決するため、本発明の第一の目的は、特別な器具を必要とすることなくカップに懸架して、開口部から湯を注ぐことにより、ドリップ式コーヒーなどの飲料を抽出することが可能であり、使用する際に係止部材を反対側に引き起こすことなく、複雑な作業や細かい手順を経ずに、直感的に使用法がわかるドリップバッグを提供することである。
【００１１】
さらに本発明の第二の目的は、ドリップバッグの袋本体に固着されている支持体に係止部材が繰り抜かれた穴が開いてしまうことを防ぎ、残った支持体の、ドリップバッグ本体に固着する面積を自由に設計できるようにして、上の開口部から湯を注いで使用する際に袋本体の安定性を保つドリップバッグを提供することである。
これにより、本発明のドリップバッグにおいては、支持体の形状に制約が生まれることなく、さらに固着の工程や固着設備・手法の点においても制約が生まれることがない。
さらに使用状態においては、ドリップバッグ上部の開口部を開口した状態を保持させつつ安定させた状態を保てるようにする。
さらに本発明においては、ドリップバッグをより安定的に保持するための、後述するバッグ保持部を設けることとすれば、単にドリップバッグを安定させるのみならず、熱湯の注がれるドリップバッグ本体とカップとが直接接することがなくなるので、熱でガラスのカップが割れたりすることを防ぐ。
【００１２】
ところで、本来のドリップ式コーヒーなどの飲料のいれ方に沿って注湯工程を行い、良好な香味のコーヒーなどの浸出液を得るためには、湯を注いで飲料を抽出する際に、袋本体が抽出された液体に浸らないようにすることが望まれる。
従来のドリップバッグにおいては、前述のように支持体の設計の自由度が制約されていたために、こうした課題を解決するためには下記の方法をとらざるを得なかった。
【００１３】
たとえば特開平１０−１４７７１「コーヒードリップバッグ」は、上端に開口部を有する袋本体と、袋本体の表面に設けられた係止部材とからなり、係止部材は引き起こし可能に形成された係止片と、袋本体の表面に固着され係止片を支持する支持体とからなり、係止片は、引き起こされた状態でカップの上縁部に係止する係止用凹部を有し、かつその係止用凹部の上端が、袋本体の下半分側に位置している、というものである。
すなわち、図３６に示されるように、支持体を含む係止部材全体を袋本体の下方に固着させることにより、袋本体をカップに浸らないように上方向に持ち上げるという形態をとっている。
【００１４】
しかしながら、この方式によれば、図３６からも明らかなように、袋本体の上半分には袋を支える支持体がなくなってしまう。これでは現実には、湯を注いだ後にはコーヒー粉が水分を含み、重くなり、しかも注がれる湯の勢いを受けなければならず、薄手の柔軟な袋本体を支えることは困難である。湯が注ぎやすいように開口部を開いた状態で維持させることも困難である。
さらに、従来の様々なドリップバッグにおいては、使用状態において、ドリップバッグ本体が、カップに懸架される係止部材とは反対の側に倒れたり、重みにより垂れ下がったりしてしまう。
そこで、本発明のさらなる目的は、使用状態においてドリップバッグを保持するバッグ保持部を設けることにより、ドリップバッグ本体をカップ内の適宜位置に保持し、掛止部とは反対の側に倒れたり、重みにより垂れ下がったりすることを防ぎ、垂直またはそれに近い状態に保持することである。
【００１５】
また、本発明のさらなる目的は、前述の設計の自由度を生かして、たとえば、コーヒーカップに懸架される掛止部分を袋本体の下方に位置するように設けて、これにより袋の上下方向の位置を支えるとともに、袋本体を支える支持部分を袋本体の上方に位置するように設けて、袋本体を支えるといったような、自由な設計により前記の課題を解決することである。
さらに本発明の他の目的は、ドリップバッグの袋本体の両側面以外にも、ドリップバッグを支持する部材を設けたり、様々な形状に応用できるドリップバッグを提供することにより、前記の様々な課題を解決することである。
【００１６】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項１に記載の発明は、
通水濾過性シート材料からなり、上端に開口部を有するドリップバッグ本体と、ドリップバッグ本体の表面に設けられた懸架部材とから構成され、
前記の懸架部材は、前記のドリップバッグ本体の対向する両側面部の適宜位置の表面に固着される支持部と、カップの周縁部に係止するための掛止部とが、平面板状の懸架部材により一体となって形成され、掛止部を支持部から引き起こすことなくカップの周縁部に懸架させることができ、
前記の懸架部材は、少なくとも支持部の一部または全部においてドリップバッグ本体に固着され、掛止部をカップの周縁部に懸架させた使用状態において、前記の懸架部材がドリップバッグ本体上部の開口部を開口状態に保持しつつ、開口部から飲料抽出のための湯などの飲料抽出用液体を注ぐことが可能なことを特徴とするドリップバッグである。
【００１７】
また、上記課題を解決するため、請求項２に記載の発明は、
通水濾過性シート材料からなり、上端に開口部を有するドリップバッグ本体と、ドリップバッグ本体の表面に設けられた懸架部材とから構成され、
前記の懸架部材は、前記のドリップバッグ本体の対向する両側面部の適宜位置の表面に固着される支持部と、カップの周縁部に係止するための掛止部とが、平面板状の懸架部材により一体となって形成され、掛止部を支持部から引き起こすことなくカップの周縁部に懸架させることができ、
対向する両側面側の前記の懸架部材に連結されて、使用時にカップ周辺部の内縁に接するバッグ保持部が設けられ、
前記の懸架部材は、少なくとも支持部の一部または全部においてドリップバッグ本体に固着され、掛止部をカップの周縁部に懸架させた使用状態において、前記のバッグ保持部がドリップバッグ本体をカップ内の適宜位置に保持し、かつ前記の懸架部材がドリップバッグ本体上部の開口部を開口状態に保持しつつ、開口部から飲料抽出のための湯などの飲料抽出用液体を注ぐことが可能なことを特徴とするドリップバッグである。
【００１８】
また、上記課題を解決するため、請求項３に記載の発明は、
通水濾過性シート材料からなり、上端に開口部を有するドリップバッグ本体と、ドリップバッグ本体の表面に設けられた懸架部材とから構成され、
前記の懸架部材は、前記のドリップバッグ本体の対向する両側面部の適宜位置の表面に固着される支持部と、カップの周縁部に係止するための掛止部と、対向する両側面側の支持部に連結されて、使用時にカップ周辺部の内縁に接するバッグ保持部とを一体に備え、
前記の支持部と掛止部とは、平面板状の懸架部材により一体となって形成され、掛止部を支持部から引き起こすことなくカップの周縁部に懸架させることができ、
前記の懸架部材は、少なくとも支持部の一部または全部においてドリップバッグ本体に固着され、掛止部をカップの周縁部に懸架させた使用状態において、前記のバッグ保持部がドリップバッグ本体をカップ内の適宜位置に保持し、かつ前記の懸架部材がドリップバッグ本体上部の開口部を開口状態に保持しつつ、開口部から飲料抽出のための湯などの飲料抽出用液体を注ぐことが可能なことを特徴とするドリップバッグである。
【００１９】
また、上記課題を解決するため、請求項４に記載の発明は、
請求項２または３に記載の発明において、
前記のバッグ保持部は、対向する両側面側の支持部に連結される第一の折り曲げ部と、第二の折り曲げ部とを有することを特徴とするドリップバッグである。
【００２０】
また、上記課題を解決するため、請求項５に記載の発明は、
請求項２または３に記載の発明において、
前記のバッグ保持部は、対向する両側面側の掛止部に連結される第一の折り曲げ部と、第二の折り曲げ部とを有することを特徴とするドリップバッグである。
【００２１】
また、上記課題を解決するため、請求項６に記載の発明は、
請求項５に記載の発明において、
対向する両側面側の掛止部に連結される第一の折り曲げ部は、前記の掛止部に接して固着されることを特徴とするドリップバッグである。
【００２２】
また、上記課題を解決するため、請求項７に記載の発明は、
請求項１〜６に記載の発明において、
前記の掛止部は、カップの周縁部に掛止するための切り欠き部を有することを特徴とするドリップバッグである。
【００２３】
また、上記課題を解決するため、請求項８に記載の発明は、
請求項７に記載の発明において、
掛止部が備える前記の切り欠き部は、ドリップバッグ本体に対するの切り欠きの上端の上下方向における位置関係により、掛止部をカップの周縁部に懸架させた使用状態において、ドリップバッグ本体をカップ内の上下方向における適宜位置に保持するように設けられたことを特徴とするドリップバッグである。
【００２４】
また、上記課題を解決するため、請求項９に記載の発明は、
請求項１〜８に記載の発明において、
前記の掛止部に設けられる切り欠き部は、掛止部の下方に、ドリップバッグ本体の開口部に対し垂直以外の角度を有して切り欠きが設けられ、
掛止部をカップの周縁部に懸架させ、ドリップバッグ本体を垂直に保持した場合よりもカップの底部から離れて保持した状態で、ドリップバッグ本体上部の開口部から飲料抽出のための湯などを注ぐことが可能なことを特徴とするドリップバッグである。
【００２５】
また、上記課題を解決するため、請求項１０に記載の発明は、
請求項１〜９に記載の発明において、
ドリップバッグ本体内に所定量のコーヒー粉などの飲料抽出原料が充填され、袋本体の上端が閉じられていることを特徴とするドリップバッグである。
【００２６】
また、上記課題を解決するため、請求項１１に記載の発明は、
請求項１〜１０に記載の発明において、
ドリップバッグ本体の上端部にミシン目が施され、開口容易となっていることを特徴とするドリップバッグである。
【００２７】
また、上記課題を解決するため、請求項１２に記載の発明は、
請求項１〜１１に記載の発明において、
前記の懸架部材は、前記の掛止部とは反対の支持部の側において、ドリップバッグ本体の両面にそれぞれ固着された両面の支持部が連結されていることを特徴とするドリップバッグである。
【００２８】
また、上記課題を解決するため、請求項１３に記載の発明は、
請求項２〜１２に記載の発明において、
バッグ保持部が、ドリップバッグの掛止部とは水平方向で反対の側においても設けられたことを特徴とするドリップバッグである。
【００２９】
また、上記課題を解決するため、請求項１４に記載の発明は、
請求項１〜１３に記載の発明において、
切り欠き部を備える掛止部が、３箇所以上備えられたことを特徴とするドリップバッグである。
【００３０】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。なお、各図中、同一符号は同一又は同等の構成要素を表している。
【００３１】
（第一の実施形態）
本発明の第一の実施形態は、請求項１に記載した、本発明のドリップバッグの基本的な形態である。
本発明のドリップバッグは通水濾過性シート材料からなり、上端に開口部を有するドリップバッグ本体と、ドリップバッグ本体の表面に設けられた懸架部材とから構成されている。
前記の懸架部材は、前記のドリップバッグ本体の対向する両側面部の適宜位置の表面に固着される支持部と、カップの周縁部に係止するための掛止部とを一体に備えている。
図１は、本発明のドリップバッグを構成する、ドリップバッグ本体の表面に設けられる懸架部材を示す。図１においては、通水濾過性シート材料からなるドリップバッグ本体の両側面に設けられる２片の懸架部材を示している。
図１において、符号２は懸架部材、２１は支持部、２２は掛止部、２２０は切り欠き部を示している。
【００３２】
ドリップバッグ本体１の表裏の適宜の位置には、望ましくは対称的に、紙、プラスチックシート等の薄板状材料からなる懸架部材２が貼着、熱圧着、その他の固定方法により固定されて設けられている。
前記の支持部２１および掛止部２２は、平面板状の懸架部材により一体となって構成されることが望ましい形態であるが、懸架部材２の形状は図面に示した以外にも様々な形態を採用することができる。
前記の懸架部材２は、少なくとも掛止部がドリップバッグ本体に固着されない構成を有しており、支持部２１は、その一部又は全部においてドリップバッグ本体に固着されている。懸架部材は、前記のドリップバッグ本体の対向する両側面部の適宜位置の表面に固着される支持部２１と、カップの周縁部に係止するための掛止部２２とが、平面板状の懸架部材により一体となって形成され、掛止部２２を支持部２１から引き起こすことなくカップの周縁部に懸架させることができる。
【００３３】
図２は、懸架部材２がドリップバッグ本体１の表面に設けられたドリップバッグ全体の右側面図および左側面図である。符号１はドリップバッグ本体を示している。
ドリップバッグ本体は、通水濾過性シート材料からなる袋状のものであり、通水濾過性シート材料の一例としては不織布などの素材があげられる。
【００３４】
また、ドリップバッグ本体１を形成する通水濾過性シート材料としては、所定量のコーヒー粉などを充填し、注湯した場合にコーヒーの浸出が可能であるものを種々使用することができる。たとえば、ポリエステル、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ビニロン等の合成繊維やレーヨン等の半合成繊維、コウゾ、ミツマタ等の天然繊維の単独又は複合繊維からなる織布あるいは不織布、マニラ麻、木材パルプ、ポリプロピレン繊維等からなる混抄紙等、ティーバッグ原紙等紙類を使用することができる。
また、通水濾過性シート材料としては、複数の異なる層からなる積層材料を使用してもよい。たとえば、１層目がポリエステル、２層目がレギュラーポリエステルと低融点ポリエステルとの混抄紙、３層目がポリプロピレンの極細繊維からなるメルトブロー不織布からなる３層構造のシート材料は、味、香り、風味、抽出時間の点で好ましい。
【００３５】
また図面においては、ドリップバッグ本体はマチのない形状を示しているが、必ずしもこの形状には限定されず、たとえばマチがある形状、全体が直方体で底面が長方形になるような立体的な形状，などのドリップバッグ本体を用いることもできる。
【００３６】
図３は、ドリップバッグ本体１の袋状の内部に、所定量のコーヒー粉などの飲料抽出原料が充填されているドリップバッグを示している。符号４はコーヒー粉などの飲料抽出原料である。
ドリップバッグ本体の上端は、開封する前にはコーヒー粉４をなど封止するために、使用前には閉じられている。ドリップバッグ本体１内に所定量のコーヒー粉などを充填後、接着剤あるいは熱接着により封じられるが、たとえばドリップバッグ本体の上端部にミシン目が施され、これを切り離すことにより開口容易となる。あるいは袋本体の表裏の矩形面を容易に剥がすことができるように熱接着の接着強度を調整してもよい。
図４は、開口したドリップバッグを上部の開口部から見下ろした平面図である。
所定量のコーヒー粉がドリップバッグ本体１に充填されており、そのドリップバッグ本体１の上端が閉じられている使用前のドリップバッグの本体１の上端を開いて開口部を形成し、掛止部２２をカップに掛止させ、ドリップバッグ本体１内に注湯すると、コーヒー粉などに注湯当初の蒸らしと膨潤の工程をふませ、徐々にあるいは数回に分けて注湯して浸出液をカップ底部に滴下させることが可能となる。
また、使用前のドリップバッグ上端の、開口するためにミシン目などから切り取られる部分と、同位置にミシン目などが入れられた懸架部材２とを一体に固着して、開口する切り口を形成することもできる。
【００３７】
次に、本発明のドリップバッグの第一の実施形態の使用状態について説明する。
図５は、開口したドリップバッグの使用状態を、上部の開口部から見下ろした平面図である。
また図６は、開口したドリップバッグの使用状態を、斜め上方向から見下ろした斜視図である。符号５はコーヒーカップなどのカップを示している。
懸架部材は、少なくとも支持部２１の一部または全部においてドリップバッグ本体１に固着され、掛止部２２をカップの周縁部に懸架させた使用状態において、前記の懸架部材がドリップバッグ本体１上部の開口部を開口状態に保持しつつ、開口部から飲料抽出のための湯などの飲料抽出用液体を注ぐことが可能なことを特徴とする。
【００３８】
ドリップバッグ本体１は、図５および図６に示すように、掛止部２２に切り欠き部２２０が設けられており、コーヒー粉４などの飲料抽出原料を充填した袋状の部分がカップ５の内側に納まるように、切り欠き部２２０をカップ５の周縁部に懸架することにより、ドリップバッグ本体１がカップ５内部の中空に保持される。
懸架部材２は、支持部２１においてドリップバッグ本体１と固着されている。掛止部２２はドリップバッグ本体とは固着されていないので、図５に示すように２片の懸架部材をカップの周縁部に懸架することにより、容易に保持させることができる。
【００３９】
（第二の実施形態）
次に、本発明の第二の実施形態について説明する。
本発明の第二の実施形態は、請求項３に記載した、本発明のドリップバッグの別の基本的な形態である。
図７は、ドリップバッグ本体１の表面に設けられた懸架部材を示す図である。この場合にも本発明のドリップバッグは、通水濾過性シート材料からなり、上端に開口部を有するドリップバッグ本体１と、ドリップバッグ本体１の表面に設けられた懸架部材２とから構成されている。
前記の懸架部材は、前記のドリップバッグ本体の対向する両側面部の適宜位置の表面に固着される支持部２１と、カップの周縁部に係止するための掛止部２２とを備えるほか、さらに対向する両側面側の掛止部２２に連結されて、使用時にカップ周辺部の内縁に接するバッグ保持部２３とを一体に備えている。
バッグ保持部２３が備えられた点で請求項１に記載の発明を応用したものである。またバッグ保持部２３が懸架部材２と一体に備えられている点に特徴を有する。
前記の支持部２１と掛止部２２とは、平面板状の懸架部材により一体となって形成されている。このため、掛止部２２を支持部２１から引き起こすことなくカップの周縁部に懸架させることができる。
掛止部２２をカップの周縁部に懸架させた状態で、ドリップバッグ本体１上部の開口部から飲料抽出のための湯などを注ぐことが可能にされている。
【００４０】
図８は、懸架部材２がドリップバッグ本体１の表面に設けられたドリップバッグ全体の右側面図および左側面図である。バッグ保持部２３は、前記の第一および第二の折り曲げ部により図１０のように折りたたまれているので、切り欠き部２２０の後方にわずかに見える以外は図８においては隠れている。
図９は、開口した第二の実施形態のドリップバッグを上部の開口部から見下ろした平面図である。符号４はコーヒー粉などである。
【００４１】
望ましい形態の一例としては、前記のバッグ保持部２３は、対向する両側面側の掛止部２２に連結される第一の折り曲げ部２２１と、第二の折り曲げ部２２２とを有している。この場合の折り曲げた状態を図９および図１０に示す。
また掛止部２２は図９、図１０に示されるように折り曲げられるので、これに対応して切り欠き部２２０はそれぞれ２か所ずつ設けられている。
【００４２】
一方、望ましい別の形態の一例としては、請求項６に記載したように、対向する両側面側の掛止部２２に連結される第一の折り曲げ部は、掛止部２２に接して固着されるように形成してもよい。
この場合の折り曲げた状態を図１２および図１３に示す。
このようにすれば、切り欠き部２２０はそれぞれ１か所ずつ設けることでよい。
【００４３】
次に、本発明のドリップバッグの第二の実施形態の使用状態について説明する。
図１０は、開口したドリップバッグの使用状態を、上部の開口部から見下ろした平面図である。
また図１１は、開口した第二の実施形態のドリップバッグの使用状態を、斜め上方向から見下ろした斜視図である。符号５はカップを示している。
掛止部をカップの周縁部に懸架させた状態で、ドリップバッグ本体上部の開口部から飲料抽出のための湯などを注ぐことが可能にされている。
懸架部材２は、少なくとも掛止部２２がドリップバッグ本体に固着されない構成を有し、支持部２１の一部又は全部とにおいてドリップバッグ本体に固着されている。
ドリップバッグ本体１は、図１１において、コーヒー粉など４を充填した袋状の部分がカップ５の内側に納まるように、掛止部２２をカップ周縁部に懸架する。掛止部２２には、それぞれ切り欠き部２２０が設けられており、切り欠き部２２０をカップ５の周縁部に懸架することにより、ドリップバッグ本体１がカップ５内部の中空に保持される。
懸架部材２は、支持部２１においてドリップバッグ本体１と固着されている。掛止部２２はドリップバッグ本体とは固着されていないので、図１１に示すように懸架部材の２片の掛止部２２をカップの周縁部に懸架することにより、容易に保持させることができる。
【００４４】
また、バッグ保持部２３の一部または全部とにおいてドリップバッグ本体に固着されるようにすることができる。
バッグ保持部２３は、図１１に示すようにカップ５の周縁部内側に位置するので、しかも第一の折り曲げ部２２１がカップ５の周縁部内面に接触するように位置するので、ドリップバッグ本体１をより強固に保持することができる。
前記のバッグ保持部２３がドリップバッグ本体１をカップ内の適宜位置に保持し、特にバッグ保持部２３に設けられる第一の折り曲げ部２２１がカップの縁に接することにより保持される。
ドリップバッグ本体が、カップに懸架される掛止部２２とは反対の側に倒れたり、重みにより垂れ下がったりすることを防ぎ、垂直またはそれに近い状態に保持することができる。
また、単にドリップバッグを安定させるのみならず、熱湯の注がれるドリップバッグ本体とカップとが直接接することがなくなるので、熱でグラスのカップが割れたりすることを防ぐ効果が生じる。
【００４５】
なお、支持部２１、掛止部２２を含む懸架部材は、本発明のいずれの実施形態においても、その大きさ、形状、ドリップバッグ本体１への取り付け位置などを、様々に構成することができる。
たとえば図２、および図８においては、それぞれ、前記した第一の実施形態、第二の実施形態における懸架部材２をドリップバッグ本体１に設けた側面図を示しているが、使用前の状態において、懸架部材２がドリップバッグ本体１の側面の領域内に収まるように取り付けられている。
一方、図１４は、別の実施形態における懸架部材をドリップバッグ本体１に設けた側面図を示しているが、使用前の状態において、懸架部材２がドリップバッグ本体１の側面の領域からはみ出すように取り付けられており、図１４では掛止部の一部がドリップバッグ本体１の側面の領域からはみ出している例を示している。
図１４に一例を示す形態を採用した場合には特に、掛止部２２の大きさがドリップバッグ本体１の大きさには制約されていないので、掛止部２２の紙の量を多くして掛止部２２をより強固にしたり、掛止部２２をカップの周縁部に掛ける作業を片手でもできるほどにわかりやすく簡易にしたりすることができる。紙などの資材の量を多くするといっても、従来の様々なドリップバッグと比べても資材が特に多く必要になるわけでもない。
また、図１４に一例を示す形態を採用した場合には特に、掛止部２２の大きさがドリップバッグ本体１の大きさには制約されていないので、掛止部２２に設けられた切り欠き部２２０の位置を下方に設けることにより、切り欠き部２２０をカップの周縁部に懸架した際にはドリップバッグ１全体が上方に持ち上げられて保持されることとなり、ドリップバッグ本体１が抽出されたカップ内の飲料には浸かりにくくなる。
【００４６】
（第三の実施形態）
次に、本発明の第三の実施形態について説明する。
本発明の第三の実施形態は、請求項２に記載した、本発明のドリップバッグの別の基本的な形態である。
バッグ保持部２３が備えられた点で請求項１に記載の発明を応用したものである。またバッグ保持部２３が懸架部材２とは製造時などには必ずしも一体に形成されていなくてもよく、製造後に、懸架部材２と連結されるか、または懸架部材２とは連結されなくてもドリップバッグ本体１に固着されてもよい。
バッグ保持部２３を設けた実施形態において、バッグ保持部２３は、支持部２１および掛止部２２が一体となった懸架部材２とは別個の部材から構成され、貼付、熱圧着その他の取り付け方法により設けられた形態を採用することもできる。
この場合にもドリップバッグは、通水濾過性シート材料からなり、上端に開口部を有するドリップバッグ本体１と、ドリップバッグ本体の表面に設けられた懸架部材２とから構成されている。また懸架部材２は、前記のドリップバッグ本体１の対向する両側面部の適宜位置の表面に固着される支持部２１と、カップの周縁部に係止するための掛止部２２とが、平面板状の懸架部材２により一体となって形成されている。そのため、掛止部２２を支持部２１から引き起こすことなくカップの周縁部に懸架させることができることは第二の実施形態において説明したことと同様である。
図１５は第三の実施形態における懸架部材２およびバッグ保持部２３の、取り付けられる前の製造工程における一例を示し、図１６は取り付けられた後の形態を示す斜視図である。
対向する両側面側の懸架部材２に連結されて、使用時にカップ周辺部の内縁に接するバッグ保持部２３が設けられている。
第二の実施形態においては、バッグ保持部２３は掛止部２２と製造工程においても一体となった資材を用いていたために、折り曲げ部を設ける折り曲げ加工をすることにより、掛止部２２の部分は折り曲げられた紙などの資材が二重に重なって構成されていた。これに対し第三の実施形態においては、バッグ保持部２３は元々は別個の資材から形成されているために、糊代などの懸架部材への取り付け部分を除いては、掛止部２２の部分は折り曲げられた紙などの資材が二重に重なることもなく、したがって少ない資材で製造し、構成することができる。
本実施形態においても、掛止部２２をカップの周縁部に懸架させた使用状態において、前記のバッグ保持部２３がドリップバッグ本体１をカップ内の適宜位置に保持し、かつ前記の懸架部材２がドリップバッグ本体１上部の開口部を開口状態に保持しつつ、開口部から飲料抽出のための湯などの飲料抽出用液体を注ぐことが可能である。
【００４７】
（第四の実施形態）
次に、本発明のドリップバッグの第四の実施形態の使用状態について説明する。
本発明の第四の実施形態は、請求項４に記載の発明である。
バッグ保持部２３は、対向する両側面側の支持部２１に連結される第一の折り曲げ部と、第二の折り曲げ部とを有し、バッグ保持部２３が支持部２１に直接連結されていることを特徴とする。
図１７は第四の実施形態における懸架部材２およびバッグ保持部２３の、取り付けられる前の製造工程における平面図の一例を示している。
図１８および図１９は、ドリップバッグ本体１に懸架部材およびバッグ保持部２３が設けられた状態の一例を示す側面図である。
図１８および図１９において、点線で示される線は折り曲げ線である。また図１７、図１８および図１９において、掛止部２２とバッグ保持部２３との境界の実線は、切れ込みによりあらかじめ切断されて形成されている線である。また図１７において、両側面の掛止部２２同士の境界の実線は、切れ込みによりあらかじめ切断されて形成されている線である。
本実施形態においては、バッグ保持部２３は、対向する両側面側の支持部２１に連結される第一の折り曲げ部２２１と、第二の折り曲げ部２２２とを有することを特徴とする。
製造工程において、図１７に示す例によれば、１枚の紙などの資材から、資材に切れ込み切断線および折り曲げ線をいれることにより、懸架部材２およびバッグ保持部２３を一体に製造し構成することができる。
なお、必ずしも図１７に示す形状や、切れ込み切断線の形態を採用しなくても、様々な大きさ、形状等の構成を採用することができることは、これまでにも述べた通りである。
【００４８】
図２０は、ドリップバッグ本体１に懸架部材２およびバッグ保持部２３が設けられた状態の一例を示す斜視図である。
掛止部２２をカップの周縁部に懸架させた状態で、ドリップバッグ本体１上部の開口部から飲料抽出のための湯などを注ぐことが可能にされている。
懸架部材２は、少なくとも掛止部２２がドリップバッグ本体１に固着されない構成を有し、支持部２１の一部又は全部とにおいてドリップバッグ本体１に固着されている。掛止部２２には、それぞれ切り欠き部２２０が設けられており、切り欠き部２２０をカップ５の周縁部に懸架することにより、ドリップバッグ本体１がカップ４内部の中空に保持される。
また、バッグ保持部２３の一部または全部とにおいてドリップバッグ本体に固着されるようにすることができる。
懸架部材２は、掛止部２２をカップの周縁部に懸架させた使用状態において、前記のバッグ保持部２３がドリップバッグ本体１をカップ内の適宜位置に保持し、特にバッグ保持部２３に設けられる第一の折り曲げ部２２１がカップの縁に接することによりドリップバッグ本体が、カップに懸架される掛止部２２とは反対の側に倒れたり、重みにより垂れ下がったりすることを防ぎ、垂直またはそれに近い状態に保持することができる。
これにより、ドリップバッグ本体１上部の開口部を開口状態に保持しつつ、開口部から飲料抽出のための湯などの飲料抽出用液体を注ぐことが可能である。
また、単にドリップバッグを安定させるのみならず、熱湯の注がれるドリップバッグ本体とカップとが直接接することがなくなるので、熱でガラスのカップが割れたりすることを防ぐ効果が生じる。
【００４９】
（支持部２１および掛止部２２）
以下、本発明の様々な実施形態において、懸架部材２が備える支持部２１および掛止部２２の様々な形態について説明する。
図２１から図２４は、懸架部材２がドリップバッグ本体１の表面に設けられたドリップバッグ全体の側面図である。
【００５０】
懸架部材２は、支持部２１においてドリップバッグ本体１と固着されている。掛止部２２はドリップバッグ本体とは固着されていない。
図２１から図２４は、懸架部材２とドリップバッグ本体１との固着箇所の様々な一例を示すものである。
図２１から図２４の各図においては、支持部２１のうち特に斜線部を固着箇所として示している。
固着箇所は、図２１のように細くしてもよいし、また図２２のように支持部全面にわたって固着させてもよい。図２３のように固着箇所を複数設けてもよい。図２３、および図２４は、懸架部材２の形状、および固着箇所の別の形態の一例を示すものである。懸架部材を大きくとることにより、ドリップバッグ本体をより強固に保持できるようにしている。
一方、ドリップバッグ本体１の表面から、通水濾過性シート部材を通してコーヒーが抽出されるので、固着面積を小さくすれば、抽出されやすくなる。
【００５１】
（その他の各実施形態）
図１４においても一例を示したが、掛止部２２、切り欠き部２２０等の上下方向の位置や、形状等を様々に構成することができる。
掛止部２２が備える切り欠き部２２０は、ドリップバッグ本体１に対する切り欠きの上端の上下方向や水平方向における位置関係により、掛止部２２をカップの周縁部に懸架させた使用状態において、ドリップバッグ本体１をカップ内の上下方向や水平方向における適宜位置に保持するように設けられることが望ましい。
懸架部材２のドリップバッグ本体１への固定は、掛止部２２の下端が、前記の支持部２１の下端より下部に位置することでもよい。
掛止部２２が備える切り欠き部２２０は、切り欠きの上端が、支持部２１の下端より下部に位置することでもよい。
図１４にも一例を示したように、掛止部に設けられた切り欠き部２２０の位置を下方に設けることにより、切り欠き部２２０をカップの周縁部に懸架した際にはドリップバッグ１全体が上方に持ち上げられて保持されることとなり、ドリップバッグ本体１が抽出されたカップ内の飲料には浸かりにくくなる。
【００５２】
支持部２１と掛止部２２を含む懸架部材２の上下方向の位置や、形状等についても、様々に構成することができる。
懸架部材２のドリップバッグ本体１への固定は、懸架部材２の上端が、ドリップバッグ本体１の上端に位置することでもよい。
懸架部材２の上端が、ドリップバッグ本体１の上端に位置するようにしても、コーヒーカップに掛止する切り欠き部２２０は懸架部材２の上端よりも下方に位置するように形成すれば、ドリップバッグ本体１内のコーヒー粉がカップの底部から高く持ち上がるので、コーヒー粉が浸出液で浸ることを避けることがより可能になる。本来のドリップ式コーヒーと同様に良好な香りと味のコーヒー浸出液を得ることが可能となる。
図２５は、懸架部材は、その上端が、ドリップバッグ本体の上端に位置する実施形態を示すドリップバッグ、およびドリップバッグをカップに懸架した状態を示す側面図である。
【００５３】
また、切り欠き部２２０を、上下方向の高さを変えて掛止部に複数箇所設けることにより、使用する者の好みやカップの大きさにより、カップに懸架させて使用する切り欠き部２２０を使い分け、ドリップバッグ本体１の平面方向や上下方向の位置を好みの位置に調整可能にすることもできる。
【００５４】
一方、懸架部材２のドリップバッグ本体１への固定は、懸架部材２の上端が、ドリップバッグ本体１の上端より下部に位置するように形成してもよい。
このようによれば、ドリップバッグ本体１内のコーヒー粉などがカップの底部から高く持ち上がるので、コーヒー粉などが浸出液で浸ることを避けられ、本来のドリップ式コーヒーなどと同様に良好な香りと味のコーヒーなどの飲料浸出液を得ることが可能となる。
図２６は、懸架部材は、その上端が、ドリップバッグ本体の上端より下部に位置する実施形態を示すドリップバッグ、およびドリップバッグをカップに懸架した状態を示す側面図である。
【００５５】
次に、ドリップバッグ本体１内のコーヒー粉などがカップの底部から高く持ち上げ、コーヒー粉などが浸出液で浸ることを避ける別の実施形態の一例としては、請求項９に記載したように、掛止部２２に設けられる切り欠き部２２０は、掛止部２２の下方に、ドリップバッグ本体の開口部１に対し垂直以外の角度を有して切り欠きが設けられるものである。
掛止部２２をカップの周縁部に懸架させ、ドリップバッグ本体を垂直に保持した場合よりもカップの底部から離れて保持した状態で、ドリップバッグ本体１上部の開口部から飲料抽出のための湯などを注ぐことが可能にされている。
図２７および図２８は、掛止部２２に設けられる切り欠き部２２０は、掛止部２２の下方に、ドリップバッグ本体１の開口部に対し垂直以外の角度を有し、ドリップバッグをカップの底部から離れて保持する状態を示す側面図である。
【００５６】
なお、本発明のドリップバッグの様々な実施形態の一例を示したが、たとえば、必要に応じてさらに掛止部２２あるいはバッグ保持部２３やその折り目の個数を増加させてもよい。
図２９は、懸架部材２がドリップバッグの掛止部とは水平方向で反対の、支持部の側において、ドリップバッグ本体１の両面の支持部が連結されている実施形態を示す側面図である。図３２において点線は折り目を示している。
図３０は、図２９に示される実施形態をコーヒーカップ５の上方から見下ろした平面図である。
【００５７】
請求項１３に記載したように、バッグ保持部とその第一および第二の折り目が、ドリップバッグの掛止部とは水平方向で反対の側においても設けられた実施形態を採用することもできる。
図３１は、本実施形態をカップ５の上方から見下ろした平面図である。
【００５８】
図３２は、切り欠き部２２０を備える掛止部と、バッグ保持部とその第一および第二の折り目が、対向するそれぞれの側に設けられた実施形態を示す側面図である。
図３３は、図３２に示される実施形態をカップ５の上方から見下ろした平面図である。
【００５９】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、特別な器具を必要とすることなくカップに懸架して、ドリップバッグの開口部から湯を注ぐことにより、ドリップ式コーヒーなどの飲料をいれられるような、１回分のコーヒー粉などを入れた飲料抽出バッグを提供し、使用する際に係止部材を反対側に引き起こすことなく、直感的に使用法がわかるようにすることができる。
これにより、カップに懸架する部分を引き起こしたり、複雑な作業や細かい手順を経る使用法をすることなく、すぐにドリップバッグを使用することができる。
【００６０】
さらに本発明によれば、ドリップバッグの袋本体に固着されている支持体に係止部材が繰り抜かれた穴が開いてしまうことを防ぎ、残った支持体の、ドリップバッグ本体に固着する面積を自由に設計できるようにして、上の開口部から湯を注いで使用する際に袋本体の安定性を保つことができる。
これにより、本発明のドリップバッグにおいては、支持体の形状に制約が生まれることなく、さらに固着の工程や固着設備・手法の点においても制約が生まれることがない。
さらに、従来のドリップバッグのように、支持体から係止部材を繰り抜くようにして引き起こす際に誤って袋本体を破ってしまうおそれがない。
さらに使用状態においては、ドリップバッグ上部の開口部を開口した状態を保持させつつ安定させた状態を保てるようにすることができる。
さらに本発明によれば、使用状態においてドリップバッグを保持するバッグ保持部を設けることにより、ドリップバッグ本体をカップ内の適宜位置に保持し、掛止部とは反対の側に倒れたり、重みにより垂れ下がったりすることを防ぎ、垂直またはそれに近い状態に保持することが可能になる。
さらに本発明によれば、単にドリップバッグを安定させるのみならず、熱湯の注がれるドリップバッグ本体とカップとが直接接することがなくなるので、熱でガラスのカップが割れたりすることを防ぐ効果が生じる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のドリップバッグを構成する、ドリップバッグ本体１の表面に設けられる懸架部材２を示す図である。
【図２】懸架部材２がドリップバッグ本体１の表面に設けられたドリップバッグ全体の右側面図および左側面図である。
【図３】ドリップバッグ本体１の袋状の内部に、所定量のコーヒー粉が充填されているドリップバッグを示す図である。
【図４】開口したドリップバッグを上部の開口部から見下ろした平面図である。
【図５】開口したドリップバッグの使用状態を、上部の開口部から見下ろした平面図である。
【図６】開口したドリップバッグの使用状態を、斜め上方向から見下ろした斜視図である。
【図７】ドリップバッグ本体１の表面に設けられた懸架部材を示す図である。
【図８】懸架部材２がドリップバッグ本体１の表面に設けられたドリップバッグ全体の右側面図および左側面図である。
【図９】開口した第二の実施形態のドリップバッグを上部の開口部から見下ろした平面図である。
【図１０】開口したドリップバッグの使用状態を、上部の開口部から見下ろした平面図である。
【図１１】開口した第二の実施形態のドリップバッグの使用状態を、斜め上方向から見下ろした斜視図である。
【図１２】対向する両側面側の掛止部２２に連結される第一の折り曲げ部を、掛止部２２に接して固着されるように形成した状態を示す図である。
【図１３】対向する両側面側の掛止部２２に連結される第一の折り曲げ部を、掛止部２２に接して固着されるように形成した状態を示す図である。
【図１４】本発明の別の実施形態における懸架部材をドリップバッグ本体１に設けた側面図である。
【図１５】第三の実施形態における懸架部材２およびバッグ保持部２３の、取り付けられる前の製造工程における一例を示す平面図である。
【図１６】第三の実施形態における懸架部材２およびバッグ保持部２３の、取り付けられた後の形態を示す斜視図である。
【図１７】第四の実施形態における懸架部材２およびバッグ保持部２３の、取り付けられる前の製造工程における平面図の一例を示している。
【図１８】ドリップバッグ本体１に懸架部材およびバッグ保持部２３が設けられた状態の一例を示す側面図である。
【図１９】ドリップバッグ本体１に懸架部材およびバッグ保持部２３が設けられた状態の一例を示す側面図である。
【図２０】ドリップバッグ本体１に懸架部材およびバッグ保持部２３が設けられた状態の一例を示す斜視図である
【図２１】懸架部材２がドリップバッグ本体１の表面に設けられたドリップバッグ全体の側面図である。
【図２２】懸架部材２がドリップバッグ本体１の表面に設けられたドリップバッグ全体の側面図である。
【図２３】懸架部材２がドリップバッグ本体１の表面に設けられたドリップバッグ全体の側面図である。
【図２４】懸架部材の上端が、ドリップバッグ本体の上端に位置する実施形態を示すドリップバッグ、およびドリップバッグをコーヒーカップに懸架した状態を示す側面図である。
【図２５】懸架部材の上端が、ドリップバッグ本体の上端より下部に位置する実施形態を示すドリップバッグ、およびドリップバッグをコーヒーカップに懸架した状態を示す側面図である。
【図２６】掛止部に設けられる切り欠き部が、掛止部の下方に、ドリップバッグ本体の開口部に対し垂直以外の角度を有し、ドリップバッグをカップの底部から離れて保持する状態を示す側面図である。
【図２７】前記の掛止部に設けられる切り欠き部が、掛止部の下方に、ドリップバッグ本体の開口部に対し垂直以外の角度を有し、ドリップバッグをカップの底部から離れて保持する状態を示す側面図である。
【図２８】懸架部材２がドリップバッグの掛止部とは水平方向で反対の、支持部の側において、ドリップバッグ本体１の両面の支持部が連結されている実施形態を示す側面図である。
【図２９】図２８に示される実施形態をコーヒーカップ５の上方から見下ろした平面図である。
【図３０】バッグ保持部とその第一および第二の折り目が、ドリップバッグの掛止部とは水平方向で反対の側においても設けられた実施形態をコーヒーカップ５の上方から見下ろした平面図である。
【図３１】切り欠き部２２０を備える掛止部と、バッグ保持部とその第一および第二の折り目が、対向するそれぞれの側に設けられた実施形態を示す側面図である。
【図３２】図３１に示される実施形態をコーヒーカップ５の上方から見下ろした平面図である。
【図３３】係止部を支持体から引き起こすようにした従来のドリップバッグの側面図である。
【図３４】係止部を支持体から引き起こすようにした従来のドリップバッグの側面図である。
【図３５】係止部を支持体から引き起こすようにした従来のドリップバッグの側面図および使用状態を示す図である。
【図３６】係止部を支持体から引き起こすようにした従来のドリップバッグの側面図および使用状態を示す図である。
【符号の説明】
１　ドリップバッグ本体
２　懸架部材
２１　支持部
２２　掛止部
２２０　切り欠き部
２３　バッグ保持部
４　コーヒー粉
５　コーヒーカップ
７　周縁部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a drip bag for drip-type beverage extraction, and in particular, a beverage such as drip-type coffee or tea can be easily extracted by suspending a container such as a cup and pouring hot water. Things.
[0002]
[Prior art]
A drip type is known as a typical method of adding beverages such as coffee and tea. The drip method is a method in which a dose of coffee powder or tea leaves is put into a cloth strainer bag made of cotton flannel or the like, hot water is gently poured, and the exudate is rubbed out in about 4 to 5 minutes. In the drip method, first, coffee powder, tea leaves, and the like are steamed with hot water to swell evenly and sufficiently, and then the whole is poured gradually or several times.
The drip type is widely used as a relatively simple method for obtaining delicious drinks such as coffee.However, the handling of cloth strainers used there is complicated. Filters are often used.
[0003]
By the way, full-fledged coffee makers, which are not instant coffee at home, are becoming widespread, but in order to put a drink such as drip coffee in earnest, you need to prepare special extraction equipment, Coffee filters, coffee beans and ground coffee powder must be available. In addition, after brewing coffee or other beverages, it is necessary to wash the utensils and take some time and effort. Consumers who do not have the hassle cannot enjoy the taste and aroma of authentic drip coffee and other beverages.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Therefore, in order to solve such a problem, a drip bag containing a single dose of coffee powder, tea such as Japanese tea and black tea, and other drinks are suspended in a cup without the need for special equipment. A method has been developed in which a drink such as drip coffee can be poured by pouring hot water from an opening of a drip bag. If such a drip bag is used, after putting the beverage, the drip bag can be discarded as it is, so that no trouble is required.
[0005]
For example, Utility Model Registration No. 2505959 “Extraction bag” discloses an extraction bag which can be stably suspended in a container such as a cup and into which an extraction liquid such as hot water can be poured.
The conventional drip bag disclosed here is as shown in FIG.
A bag body having an opening at the upper end, and a pair of locking members fixed to each of both sides of the bag body one by one, a pair of support members fixedly attached to the bag body, The pair of support members are supported by the pair of support members so as to be capable of being raised, and include a pair of locking pieces having locking concave portions. The locking piece is continuous with the support through a continuous portion extending from the support, and the locking piece caused by the support extends outward and is suspended by the cup.
[0006]
As a drip bag of the same type, there is Japanese Patent No. 2888578 “Extraction bag”, which also has the following configuration.
The bag body is made of a water-permeable filter sheet material, has front and rear both sides facing each other, and has an opening at the upper end, and the front and rear sides of the bag body are fixed below the upper end opening. A shape retaining member that holds the bag body in an open state when the upper end opening is opened, and a locking member that is formed by a part of the shape retaining member and that can be raised from the shape retaining member. It is comprised including.
The conventional drip bag disclosed here is as shown in FIG.
[0007]
By the way, in the conventional drip bag, in any of the above two cases, the locking member suspended from the cup is caused to be caused from the support. When the locking member is raised and used, the support fixed to the bag body of the drip bag is provided with a hole through which the locking member is cut out.
In this method, when used to brew a beverage such as coffee, tea, etc., first, two locking members are raised to the opposite side, and the procedure of hanging this on the edge of the cup, In order to explain the usage to the user, it must be illustrated by a diagram, and the procedure must be desirably illustrated by about three figures. This is because it is difficult to intuitively explain the usage.
Further, when the locking member is pulled out from the support and caused, the bag body may be erroneously broken.
[0008]
Secondly, in this method, when the locking member is raised and used, the support body fixed to the bag body of the drip bag has a hole in which the locking member is pulled out. Therefore, as shown in FIG. 35, the area of the remaining support fixed to the coffee bag body becomes small. This means that when pouring hot water from the upper opening, the stability of the bag body may be impaired, and in order not to impair this, the strength of the material of the support body and the strength of adhesion to the bag body are increased Need arises. In particular, after the hot water is poured, the coffee powder contains water, becomes heavy and must be subjected to the momentum of the hot water to be poured. Further, the bag body is a thin and flexible material, and a support for supporting the material is indispensable.
[0009]
Furthermore, since the support for improving the stability of the bag body must be left after the suspension member suspended from the cup is pulled out, the shape of the support is restricted, and the degree of freedom in design and manufacture is impaired.
Also, as is clear from FIGS. 34 and 35, after the suspension member is unwound, a thin support remains around the unwound hole, so that the thin support portion is fixed to the bag body. In addition, restrictions are imposed on the process and fixing equipment and method, and the degree of freedom is impaired.
[0010]
Therefore, in order to solve the various problems described above, a first object of the present invention is to suspend a cup without needing any special equipment and pour hot water from an opening to make a drip coffee or the like. By providing a drip bag that can extract the beverage, intuitively understand the usage without causing the locking member to the opposite side when using, without complicated work and detailed procedures is there.
[0011]
Further, a second object of the present invention is to prevent a hole from which a locking member is punched out from being opened in a support fixed to the bag body of the drip bag, and to fix the remaining support to the drip bag body. An object of the present invention is to provide a drip bag capable of freely designing an area to be dipped and keeping the stability of the bag body when pouring hot water from the upper opening.
As a result, in the drip bag of the present invention, there is no restriction on the shape of the support, and no restriction is imposed on the fixing step or the fixing equipment / method.
Further, in the use state, the stable state can be maintained while maintaining the state where the opening at the upper part of the drip bag is opened.
Furthermore, in the present invention, if a bag holding portion described later is provided for more stably holding the drip bag, not only the drip bag is stabilized, but also the drip bag body and the cup into which hot water is poured. Prevents the glass cup from breaking due to heat.
[0012]
By the way, in order to perform the pouring process along with the original way of drinking beverages such as drip coffee, and to obtain a leachate such as coffee with good flavor, when pouring hot water and extracting the beverage, the bag body is It is desirable not to be immersed in the extracted liquid.
In the conventional drip bag, since the degree of freedom of the design of the support is limited as described above, the following method has to be taken to solve such a problem.
[0013]
For example, Japanese Patent Application Laid-Open No. H10-14771 “Coffee drip bag” includes a bag body having an opening at an upper end and a locking member provided on the surface of the bag body, and the locking member is formed so as to be capable of being raised. And a support fixed to the surface of the bag body and supporting the locking piece, the locking piece having a locking recess for locking to the upper edge of the cup in a raised state, and The upper end of the locking recess is located on the lower half side of the bag body.
That is, as shown in FIG. 36, the entirety of the locking member including the support is fixed below the bag body, so that the bag body is lifted upward so as not to be immersed in the cup.
[0014]
However, according to this method, as is apparent from FIG. 36, there is no supporter for supporting the bag in the upper half of the bag body. In practice, after the hot water is poured, the coffee grounds contain moisture, become heavy and must be subjected to the momentum of the hot water to be poured, and it is difficult to support the thin flexible bag body. It is also difficult to keep the opening open so that hot water can be poured easily.
Further, in various conventional drip bags, in use, the drip bag body falls down on the side opposite to the locking member suspended from the cup, or hangs down due to weight.
Therefore, a further object of the present invention is to provide a bag holding portion for holding the drip bag in a use state, to hold the drip bag body at an appropriate position in the cup, to fall to the side opposite to the hook portion, The purpose of this is to prevent the weight from sagging and to keep it vertically or almost vertically.
[0015]
Further, a further object of the present invention is to take advantage of the above-mentioned design flexibility, for example, by providing a hanging portion which is hung on a coffee cup so as to be located below the bag body, whereby the vertical direction of the bag can be improved. An object of the present invention is to solve the above-mentioned problem by a free design such as providing a support portion for supporting the position of the bag body and supporting the bag body above the bag body and supporting the bag body.
Still another object of the present invention is to provide a drip bag which can be applied to various shapes by providing a member for supporting the drip bag, in addition to the both sides of the bag body of the drip bag, thereby achieving the various problems described above. Is to solve.
[0016]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the invention described in claim 1 is
It is made of a water-permeable filter sheet material, and is composed of a drip bag body having an opening at an upper end, and a suspension member provided on a surface of the drip bag body,
The suspension member includes a support portion fixed to a surface of an appropriate position on the opposing side surfaces of the drip bag body and a suspension portion for locking to a peripheral portion of the cup. It is formed integrally with the member, and can be suspended around the peripheral portion of the cup without causing the hanging portion from the support portion,
The suspension member is fixed to the drip bag main body at least at a part or the whole of the support portion, and in a use state where the hanging portion is suspended on the peripheral portion of the cup, the suspension member is opened at an upper portion of the drip bag main body. A drip bag characterized in that it is possible to pour a beverage extraction liquid such as hot water for beverage extraction from the opening while holding the opening in an open state.
[0017]
Further, in order to solve the above problem, the invention according to claim 2 is
It is made of a water-permeable filter sheet material, and is composed of a drip bag body having an opening at an upper end, and a suspension member provided on a surface of the drip bag body,
The suspension member includes a support portion fixed to a surface of an appropriate position on the opposing side surfaces of the drip bag body and a suspension portion for locking to a peripheral portion of the cup. It is formed integrally with the member, and can be suspended around the peripheral portion of the cup without causing the hanging portion from the support portion,
A bag holding portion is provided, which is connected to the suspension member on the opposite side surfaces and is in contact with the inner edge of the cup peripheral portion during use,
The suspension member is fixed to the drip bag body at least at a part or the whole of the support portion, and in a use state in which the hanging portion is suspended on a peripheral portion of the cup, the bag holding portion moves the drip bag body inside the cup. And the suspension member can pour a beverage extraction liquid such as hot water for beverage extraction from the opening while the opening of the upper part of the drip bag main body is kept open. It is a drip bag characterized by the following.
[0018]
In order to solve the above-mentioned problem, the invention according to claim 3 is
It is made of a water-permeable filter sheet material, and is composed of a drip bag body having an opening at an upper end, and a suspension member provided on a surface of the drip bag body,
The suspension member includes a support portion fixed to a surface of the opposing side surface portion of the drip bag body at an appropriate position, a hook portion for locking to a peripheral portion of the cup, and a pair of opposing side surface portions. It is connected to the support part and integrally includes a bag holding part that contacts the inner edge of the cup peripheral part during use,
The support portion and the hanging portion are integrally formed by a flat plate-shaped suspension member, and the hanging portion can be suspended from the peripheral portion of the cup without being caused from the supporting portion,
The suspension member is fixed to the drip bag body at least at a part or the whole of the support portion, and in a use state in which the hanging portion is suspended on a peripheral portion of the cup, the bag holding portion moves the drip bag body inside the cup. And the suspension member can pour a beverage extraction liquid such as hot water for beverage extraction from the opening while the opening of the upper part of the drip bag main body is kept open. It is a drip bag characterized by the following.
[0019]
In order to solve the above-mentioned problem, the invention according to claim 4 is
In the invention according to claim 2 or 3,
The drip bag is characterized in that the bag holding portion has a first bent portion and a second bent portion that are connected to the support portions on both sides facing each other.
[0020]
Further, in order to solve the above problem, the invention according to claim 5 is as follows.
In the invention according to claim 2 or 3,
The bag holding section is a drip bag having a first bent section and a second bent section which are connected to the engaging sections on both sides facing each other.
[0021]
In order to solve the above-mentioned problem, the invention according to claim 6 is as follows.
In the invention according to claim 5,
A first bent portion connected to the engaging portions on the opposite side surfaces is a drip bag which is fixed in contact with the engaging portion.
[0022]
Further, in order to solve the above problem, the invention according to claim 7 is as follows.
In the invention according to claims 1 to 6,
The hanging portion is a drip bag having a notch for hanging on a peripheral portion of the cup.
[0023]
In order to solve the above-mentioned problem, the invention according to claim 8 is as follows.
In the invention according to claim 7,
The notch provided in the hook portion is configured such that the drip bag body is used in a use state in which the hook portion is suspended on a peripheral portion of the cup depending on a positional relationship in a vertical direction of an upper end of the notch with respect to the drip bag body. Characterized in that it is provided to be held at an appropriate position in the vertical direction inside the drip bag.
[0024]
Further, in order to solve the above problem, the invention according to claim 9 is
In the invention according to claims 1 to 8,
The notch provided in the hook is provided with a notch at an angle other than perpendicular to the opening of the drip bag body below the hook,
The hanging part is suspended around the periphery of the cup, and while holding the drip bag body away from the bottom of the cup more vertically than when the drip bag body is held vertically, hot water or the like for extracting beverage from the opening at the top of the drip bag body. It is a drip bag that can be poured.
[0025]
Further, in order to solve the above problem, the invention according to claim 10 is:
In the invention according to claims 1 to 9,
A drip bag characterized in that a predetermined amount of a beverage extraction material such as coffee powder is filled in a drip bag body, and an upper end of the bag body is closed.
[0026]
Further, in order to solve the above problem, the invention according to claim 11 is as follows.
In the invention according to claims 1 to 10,
The drip bag is characterized in that a perforation is provided at an upper end portion of the drip bag main body to facilitate opening.
[0027]
Further, in order to solve the above problems, the invention according to claim 12 is:
In the invention according to claims 1 to 11,
The above-mentioned suspension member is a drip bag, wherein a support part on both sides fixed to both sides of a drip bag main body is connected on a side of a support part opposite to the above-mentioned hook part.
[0028]
Further, in order to solve the above problem, the invention according to claim 13 is as follows.
In the invention according to claims 2 to 12,
The drip bag is characterized in that the bag holding portion is also provided on the side opposite to the hook portion of the drip bag in the horizontal direction.
[0029]
In order to solve the above-mentioned problem, the invention according to claim 14 is:
In the invention according to claims 1 to 13,
A drip bag, characterized in that three or more hooking portions each having a cutout portion are provided.
[0030]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be specifically described with reference to the drawings. In the drawings, the same reference numerals indicate the same or equivalent components.
[0031]
(First embodiment)
The first embodiment of the present invention is a basic form of the drip bag of the present invention described in claim 1.
The drip bag of the present invention is made of a water-permeable filter sheet material, and includes a drip bag main body having an opening at an upper end and a suspension member provided on a surface of the drip bag main body.
The suspension member integrally includes a support portion fixed to the surface of the opposing side surface of the drip bag body at an appropriate position, and a hook portion for locking the peripheral portion of the cup.
FIG. 1 shows a suspension member provided on the surface of a drip bag main body, which constitutes the drip bag of the present invention. FIG. 1 shows two pieces of suspension members provided on both side surfaces of a drip bag body made of a water-permeable filter sheet material.
In FIG. 1, reference numeral 2 denotes a suspension member, 21 denotes a support, 22 denotes a hook, and 220 denotes a notch.
[0032]
At appropriate positions on the front and back of the drip bag main body 1, a suspension member 2 made of a thin plate-like material such as paper or a plastic sheet is desirably symmetrically provided by being fixed by sticking, thermocompression bonding, or another fixing method. ing.
It is desirable that the support portion 21 and the hook portion 22 are integrally formed by a flat plate-shaped suspension member. However, the shape of the suspension member 2 may be various other than that shown in the drawings. Can be adopted.
The suspension member 2 has a configuration in which at least a hook portion is not fixed to the drip bag main body, and the support portion 21 is fixed to a part or all of the drip bag main body. The suspension member has a flat plate-shaped suspension, which includes a support portion 21 fixed to a surface of an appropriate position on the opposing side surfaces of the drip bag body and a hook portion 22 for locking to a peripheral portion of the cup. It is formed integrally by a member, and can be suspended around the peripheral edge of the cup without raising the hooking portion 22 from the support portion 21.
[0033]
FIG. 2 is a right side view and a left side view of the entire drip bag in which the suspension member 2 is provided on the surface of the drip bag main body 1. Reference numeral 1 indicates a drip bag body.
The drip bag body is a bag-shaped one made of a water-permeable filter sheet material, and an example of the water-permeable filter sheet material is a material such as a nonwoven fabric.
[0034]
Further, as the water-permeable filterable sheet material forming the drip bag main body 1, various materials capable of being filled with a predetermined amount of coffee powder or the like and capable of leaching coffee when poured are used. For example, woven or nonwoven fabrics composed of single or composite fibers of synthetic fibers such as polyester, nylon, polyethylene, polypropylene, and vinylon, semi-synthetic fibers such as rayon, and natural fibers such as mulberry and mitsumata, manila hemp, wood pulp, polypropylene fibers, and the like And papers such as tea bag base paper.
In addition, a laminated material including a plurality of different layers may be used as the water-permeable filter sheet material. For example, the first layer is made of polyester, the second layer is made of a mixed paper of regular polyester and low-melting polyester, and the third layer is made of a melt-blown nonwoven fabric made of ultrafine fibers of polypropylene. This is preferable in terms of extraction time.
[0035]
In the drawings, the drip bag body has a gusset-free shape, but is not necessarily limited to this shape. For example, a gusset shape, a three-dimensional shape such that the whole is a rectangular parallelepiped and a bottom surface is a rectangle, Such a drip bag body can be used.
[0036]
FIG. 3 shows a drip bag in which a predetermined amount of a beverage extraction material such as coffee powder is filled in a bag-shaped interior of the drip bag body 1. Reference numeral 4 is a beverage extraction raw material such as coffee powder.
The upper end of the drip bag body is closed before use in order to seal the coffee powder 4 and the like before opening. After filling the drip bag main body 1 with a predetermined amount of coffee powder and the like, the drip bag main body is sealed with an adhesive or thermal bonding. For example, a perforation is provided at an upper end portion of the drip bag main body, and opening is facilitated by separating the perforation. Alternatively, the adhesive strength of the thermal bonding may be adjusted so that the rectangular surfaces on the front and back of the bag body can be easily peeled off.
FIG. 4 is a plan view of the opened drip bag viewed from the upper opening.
A predetermined amount of coffee powder is filled in the drip bag main body 1, and the upper end of the drip bag main body 1 before use in which the upper end of the drip bag main body 1 is closed is opened to form an opening, and the hook portion is formed. 22 is hung on a cup and poured into the drip bag main body 1. When the powder is poured into the drip bag body 1, the initial steaming and swelling steps are applied, and the molten liquid is poured gradually or in several portions, and the leachate is poured into the cup. It becomes possible to drop on the bottom.
In addition, a portion of the upper end of the drip bag before use, which is cut out from a perforation or the like for opening, and the suspension member 2 in which the perforation or the like is inserted at the same position are integrally fixed to form a cutout opening. You can also.
[0037]
Next, the use state of the first embodiment of the drip bag of the present invention will be described.
FIG. 5 is a plan view of the use state of the opened drip bag when viewed from the upper opening.
FIG. 6 is a perspective view of the use state of the opened drip bag when viewed from obliquely above. Reference numeral 5 indicates a cup such as a coffee cup.
The suspension member is fixed to the drip bag main body 1 at least at a part or the whole of the support portion 21, and in a use state in which the hanging portion 22 is suspended on a peripheral portion of the cup, the suspension member is located above the drip bag main body 1. A liquid for beverage extraction such as hot water for beverage extraction can be poured from the opening while holding the opening in an open state.
[0038]
As shown in FIGS. 5 and 6, the drip bag main body 1 is provided with a cutout portion 220 in the hook portion 22, and a bag-shaped portion filled with a beverage extraction material such as coffee powder 4 is formed of the cup 5. The drip bag main body 1 is held in the interior of the cup 5 by suspending the notch 220 on the periphery of the cup 5 so as to fit inside.
The suspension member 2 is fixed to the drip bag main body 1 at the support portion 21. Since the hanging portion 22 is not fixed to the drip bag main body, it can be easily held by suspending the two suspension members around the periphery of the cup as shown in FIG.
[0039]
(Second embodiment)
Next, a second embodiment of the present invention will be described.
The second embodiment of the present invention is another basic form of the drip bag according to the present invention.
FIG. 7 is a view showing a suspension member provided on the surface of the drip bag main body 1. Also in this case, the drip bag of the present invention is composed of a drip bag body 1 made of a water-permeable filter sheet material and having an opening at an upper end, and a suspension member 2 provided on the surface of the drip bag body 1. I have.
The suspension member includes a support portion 21 fixed to a surface at an appropriate position on the opposing side surfaces of the drip bag main body, and a hook portion 22 for locking to a peripheral portion of the cup. A bag holding portion 23 connected to the opposing engaging portions 22 on both side surfaces and in contact with an inner edge of a cup peripheral portion at the time of use is integrally provided.
The invention according to claim 1 is applied in that a bag holding portion 23 is provided. It is also characterized in that the bag holding part 23 is provided integrally with the suspension member 2.
The support portion 21 and the hook portion 22 are integrally formed by a flat plate-shaped suspension member. For this reason, the hanging portion 22 can be suspended around the periphery of the cup without being raised from the support portion 21.
With the hanging portion 22 suspended from the periphery of the cup, hot water or the like for beverage extraction can be poured from the opening at the top of the drip bag main body 1.
[0040]
FIG. 8 is a right side view and a left side view of the entire drip bag in which the suspension member 2 is provided on the surface of the drip bag main body 1. Since the bag holding portion 23 is folded as shown in FIG. 10 by the first and second bent portions, the bag holding portion 23 is hidden in FIG. 8 except that it is slightly visible behind the notch 220.
FIG. 9 is a plan view of the opened drip bag of the second embodiment, as viewed from the upper opening. Reference numeral 4 is coffee powder or the like.
[0041]
As an example of a desirable mode, the bag holding part 23 has a first bent part 221 and a second bent part 222 that are connected to the engaging parts 22 on the opposite side surfaces. FIGS. 9 and 10 show the folded state in this case.
Further, since the hooking portion 22 is bent as shown in FIGS. 9 and 10, two notches 220 are provided correspondingly.
[0042]
On the other hand, as an example of another desirable embodiment, as described in claim 6, the first bent portion connected to the engaging portions 22 on the opposite side surfaces is fixed in contact with the engaging portion 22. You may form so that it may be.
The folded state in this case is shown in FIGS.
In this case, the cutouts 220 may be provided one by one.
[0043]
Next, the use state of the second embodiment of the drip bag of the present invention will be described.
FIG. 10 is a plan view of the use state of the opened drip bag when viewed from the upper opening.
FIG. 11 is a perspective view of the opened state of the drip bag according to the second embodiment as viewed obliquely from above. Reference numeral 5 indicates a cup.
With the hanging portion suspended from the periphery of the cup, hot water or the like for beverage extraction can be poured from the opening at the top of the drip bag main body.
The suspension member 2 has a configuration in which at least the hook portion 22 is not fixed to the drip bag main body, and is fixed to the drip bag main body at a part or all of the support portion 21.
In FIG. 11, the drip bag main body 1 suspends the hook 22 on the peripheral edge of the cup so that the bag-like portion filled with coffee powder 4 or the like fits inside the cup 5. Each of the hooks 22 is provided with a notch 220, and the drip bag body 1 is held in the interior of the cup 5 by suspending the notch 220 around the peripheral edge of the cup 5.
The suspension member 2 is fixed to the drip bag main body 1 at the support portion 21. Since the hanging portion 22 is not fixed to the drip bag main body, it can be easily held by suspending the two hanging portions 22 of the suspension member around the periphery of the cup as shown in FIG. .
[0044]
Further, a part or all of the bag holding part 23 can be fixed to the drip bag main body.
Since the bag holding portion 23 is located inside the peripheral portion of the cup 5 as shown in FIG. 11, and the first bent portion 221 is located so as to contact the inner surface of the peripheral portion of the cup 5, the drip bag main body 1 Can be held more firmly.
The bag holding section 23 holds the drip bag main body 1 at an appropriate position in the cup, and particularly, the first bent section 221 provided on the bag holding section 23 is held by being in contact with the edge of the cup.
The drip bag main body is prevented from falling down to the side opposite to the hooking portion 22 suspended from the cup or hanging down due to the weight, and can be held vertically or almost vertically.
Further, not only the drip bag is stabilized, but also the drip bag body into which the hot water is poured does not come into direct contact with the cup, so that the effect of preventing the glass cup from being broken by heat is produced.
[0045]
In addition, in any embodiment of the present invention, the suspension member including the support part 21 and the hook part 22 can be variously configured in size, shape, attachment position to the drip bag main body 1 and the like. .
For example, FIGS. 2 and 8 show side views in which the suspension member 2 in the first embodiment and the second embodiment is provided on the drip bag main body 1, respectively, in a state before use. The suspension member 2 is attached so as to fit within the region of the side surface of the drip bag main body 1.
On the other hand, FIG. 14 shows a side view in which the suspension member according to another embodiment is provided on the drip bag main body 1. In a state before use, the suspension member 2 protrudes from the side surface area of the drip bag main body 1. FIG. 14 shows an example in which a part of the hooking portion protrudes from the side area of the drip bag body 1.
In particular, when the embodiment shown in FIG. 14 is employed, the size of the hanging portion 22 is not limited by the size of the drip bag main body 1. It is possible to make the hooking portion 22 stronger, or to make the work of hooking the hooking portion 22 on the peripheral portion of the cup easy and easy to understand with one hand. Even if the amount of material such as paper is increased, it does not mean that a particularly large amount of material is required as compared with various conventional drip bags.
In particular, when the embodiment shown in FIG. 14 is employed, the size of the hook 22 is not restricted by the size of the drip bag body 1, and the notch provided in the hook 22 is not limited. By providing the position of the part 220 below, when the notch part 220 is hung on the periphery of the cup, the entire drip bag 1 is lifted upward and held, and the drip bag body 1 is extracted. It becomes difficult to soak in the beverage in the cup.
[0046]
(Third embodiment)
Next, a third embodiment of the present invention will be described.
The third embodiment of the present invention is another basic form of the drip bag according to the present invention.
The invention according to claim 1 is applied in that a bag holding portion 23 is provided. Further, the bag holding portion 23 does not necessarily have to be formed integrally with the suspension member 2 at the time of manufacture or the like, and may be connected to the suspension member 2 after manufacture or not connected to the suspension member 2. It may be fixed to the drip bag main body 1.
In the embodiment provided with the bag holding portion 23, the bag holding portion 23 is formed of a member separate from the suspension member 2 in which the support portion 21 and the hooking portion 22 are integrated, and is attached, bonded by thermocompression, or otherwise attached. May be adopted.
Also in this case, the drip bag is composed of a drip bag body 1 made of a water-permeable filter sheet material and having an opening at an upper end, and a suspension member 2 provided on the surface of the drip bag body. The suspension member 2 includes a support portion 21 fixed to the surface of the drip bag main body 1 at an appropriate position on the opposing side surfaces of the drip bag body 1 and a hook portion 22 for locking to a peripheral portion of the cup. It is formed integrally with the suspension member 2 in the shape of a circle. Therefore, it is the same as that described in the second embodiment that the hanging portion 22 can be suspended around the peripheral portion of the cup without being raised from the supporting portion 21.
FIG. 15 shows an example of a manufacturing process of the suspension member 2 and the bag holding portion 23 in the third embodiment before being attached, and FIG. 16 is a perspective view showing a form after being attached.
A bag holding portion 23 is provided which is connected to the suspension members 2 on both sides facing each other and which comes into contact with the inner edge of the cup peripheral portion when used.
In the second embodiment, since the bag holding portion 23 uses a material integrated with the hooking portion 22 also in the manufacturing process, the bag holding portion 23 is bent by providing a bent portion, so that the portion of the hooking portion 22 is formed. Was composed of double layers of folded paper and other materials. On the other hand, in the third embodiment, since the bag holding portion 23 is originally formed of a separate material, the bag holding portion 23 has a portion of the hook portion 22 except for a portion attached to a suspension member such as a glue allowance. The material such as folded paper does not overlap doubly, and therefore can be manufactured and configured with less material.
Also in the present embodiment, in the use state in which the hanging portion 22 is suspended on the peripheral portion of the cup, the bag holding portion 23 holds the drip bag body 1 at an appropriate position in the cup, and the suspension member 2 It is possible to pour a beverage extraction liquid such as hot water for beverage extraction from the opening while holding the opening at the top of the drip bag main body 1 in an open state.
[0047]
(Fourth embodiment)
Next, the use state of the fourth embodiment of the drip bag of the present invention will be described.
The fourth embodiment of the present invention is the invention described in claim 4.
The bag holding portion 23 has a first bent portion and a second bent portion connected to the support portions 21 on both sides facing each other, and the bag holding portion 23 is directly connected to the support portion 21. It is characterized by the following.
FIG. 17 shows an example of a plan view in a manufacturing process before the suspension member 2 and the bag holding portion 23 in the fourth embodiment are attached.
FIGS. 18 and 19 are side views showing an example of a state in which the suspension member and the bag holding portion 23 are provided on the drip bag main body 1.
In FIGS. 18 and 19, the dotted line is a bending line. In FIGS. 17, 18 and 19, the solid line at the boundary between the hooking portion 22 and the bag holding portion 23 is a line formed by being cut in advance by cutting. In FIG. 17, the solid line at the boundary between the engaging portions 22 on both side surfaces is a line formed by being cut in advance by cutting.
In the present embodiment, the bag holding portion 23 is characterized in that it has a first bent portion 221 and a second bent portion 222 connected to the support portions 21 on the opposite side surfaces.
In the manufacturing process, according to the example shown in FIG. 17, the suspension member 2 and the bag holding portion 23 are integrally manufactured by making a cut line and a bending line from a material such as a piece of paper by cutting the material. be able to.
It is to be noted that various sizes, shapes, and other configurations can be adopted without necessarily adopting the shape shown in FIG. 17 or the form of the cut line as described above.
[0048]
FIG. 20 is a perspective view showing an example of a state in which the suspension member 2 and the bag holding portion 23 are provided on the drip bag main body 1.
With the hanging portion 22 suspended from the periphery of the cup, hot water or the like for beverage extraction can be poured from the opening at the top of the drip bag main body 1.
The suspension member 2 has a configuration in which at least the hook portion 22 is not fixed to the drip bag body 1, and is fixed to the drip bag body 1 at a part or all of the support portion 21. Each of the hooking portions 22 is provided with a notch 220, and the drip bag main body 1 is held in a hollow inside the cup 4 by suspending the notch 220 around the peripheral edge of the cup 5.
Further, a part or all of the bag holding part 23 can be fixed to the drip bag main body.
In the use state in which the suspending member 2 is suspended on the periphery of the cup, the suspending member 2 holds the drip bag main body 1 at an appropriate position in the cup by the bag holding section 23, and particularly, is provided on the bag holding section 23. The first bent portion 221 contacts the edge of the cup to prevent the drip bag body from falling down to the side opposite to the hooking portion 22 suspended from the cup, or from hanging down due to the weight. It can be kept close.
Thus, it is possible to pour a beverage extraction liquid such as hot water for beverage extraction from the opening while holding the opening at the upper part of the drip bag main body 1 in an open state.
Further, not only the drip bag is simply stabilized, but also the drip bag body into which the hot water is poured does not come into direct contact with the cup, so that there is an effect of preventing the glass cup from being broken by heat.
[0049]
(Support 21 and Hook 22)
Hereinafter, in various embodiments of the present invention, various forms of the support portion 21 and the hook portion 22 included in the suspension member 2 will be described.
FIGS. 21 to 24 are side views of the entire drip bag in which the suspension member 2 is provided on the surface of the drip bag main body 1.
[0050]
The suspension member 2 is fixed to the drip bag main body 1 at the support portion 21. The hanging portion 22 is not fixed to the drip bag body.
FIG. 21 to FIG. 24 show various examples of locations where the suspension member 2 and the drip bag body 1 are fixed.
In each of FIGS. 21 to 24, a hatched portion of the support portion 21 is particularly shown as a fixing portion.
The fixing portion may be thin as shown in FIG. 21 or may be fixed over the entire support portion as shown in FIG. A plurality of fixing portions may be provided as shown in FIG. FIGS. 23 and 24 show another example of the shape of the suspension member 2 and another form of the fixing portion. By making the suspension member large, the drip bag body can be held more firmly.
On the other hand, coffee is extracted from the surface of the drip bag main body 1 through the water-permeable filter sheet member. Therefore, if the fixed area is reduced, the coffee is easily extracted.
[0051]
(Other Embodiments)
Although an example is shown in FIG. 14 as well, the vertical position, shape, and the like of the hooking portion 22, the notch portion 220, and the like can be variously configured.
The notch 220 provided in the hooking portion 22 is drip-operated in a use state in which the hooking portion 22 is suspended around the peripheral edge of the cup depending on the positional relationship of the upper end of the notch with respect to the drip bag body 1 in the vertical and horizontal directions. It is desirable that the bag body 1 be provided so as to be held at an appropriate position in the up-down direction or the horizontal direction in the cup.
The fixing of the suspension member 2 to the drip bag main body 1 may be such that the lower end of the hook portion 22 is positioned lower than the lower end of the support portion 21.
The notch 220 provided in the hooking part 22 may be such that the upper end of the notch is located lower than the lower end of the support part 21.
As shown in FIG. 14, by providing the position of the notch 220 provided in the hook portion below the drip bag 1 when the notch 220 is suspended on the peripheral portion of the cup, as shown in FIG. Is lifted upward and held, so that the drip bag body 1 is less likely to be immersed in the beverage in the extracted cup.
[0052]
The vertical position, shape, and the like of the suspension member 2 including the support portion 21 and the hook portion 22 can be variously configured.
The fixing of the suspension member 2 to the drip bag body 1 may be such that the upper end of the suspension member 2 is located at the upper end of the drip bag body 1.
Even if the upper end of the suspension member 2 is located at the upper end of the drip bag main body 1, if the notch portion 220 that engages with the coffee cup is formed so as to be located below the upper end of the suspension member 2, Since the coffee grounds in the bag body 1 are raised high from the bottom of the cup, it is more possible to avoid the coffee grounds being immersed in the leachate. As in the case of the original drip coffee, it is possible to obtain a coffee infusion having good aroma and taste.
FIG. 25 is a side view illustrating a drip bag according to an embodiment in which an upper end of the suspension member is located at an upper end of a drip bag main body, and a state where the drip bag is suspended from a cup.
[0053]
In addition, by providing a plurality of notch portions 220 in the hanging portion by changing the height in the vertical direction, the notch portion 220 to be suspended from the cup and used according to the preference of the user and the size of the cup. It is also possible to adjust the position of the drip bag main body 1 in the plane direction and the vertical direction to a desired position.
[0054]
On the other hand, the suspension member 2 may be fixed to the drip bag main body 1 so that the upper end of the suspension member 2 is located below the upper end of the drip bag main body 1.
According to this, the coffee powder and the like in the drip bag body 1 are lifted high from the bottom of the cup, so that the coffee powder and the like can be prevented from being immersed in the leachate, and have a good aroma and taste similar to the original drip coffee and the like. It is possible to obtain a beverage exudate such as coffee.
FIG. 26 is a side view showing a drip bag according to an embodiment in which the upper end of the suspension member is located below the upper end of the drip bag main body, and a state where the drip bag is suspended from the cup.
[0055]
Next, as another example of the embodiment in which the coffee powder or the like in the drip bag body 1 is lifted high from the bottom of the cup to prevent the coffee powder or the like from being immersed in the leachate, as described in claim 9, a hook is provided. The notch 220 provided in the portion 22 is provided with a notch below the hook 22 at an angle other than perpendicular to the opening 1 of the drip bag body.
The hanging portion 22 is suspended around the periphery of the cup, and the drip bag body is held away from the bottom of the cup more vertically than when the drip bag body is held vertically. It is possible to pour.
FIGS. 27 and 28 show that the notch 220 provided in the hook 22 has an angle other than perpendicular to the opening of the drip bag main body 1 below the hook 22, and the drip bag is connected to the cup. It is a side view which shows the state kept away from the bottom part.
[0056]
Although examples of various embodiments of the drip bag of the present invention have been described, for example, the number of the hooking portions 22 or the bag holding portions 23 and the number of folds thereof may be further increased as necessary.
FIG. 29 is a side view showing an embodiment in which the support members on both sides of the drip bag main body 1 are connected to each other on the support member side opposite to the hanging portion of the drip bag in the horizontal direction with respect to the hanging portion of the drip bag. . In FIG. 32, a dotted line indicates a fold line.
FIG. 30 is a plan view of the embodiment shown in FIG. 29 as viewed from above the coffee cup 5.
[0057]
As described in claim 13, an embodiment in which the bag holding portion and the first and second folds thereof are provided also on the side opposite to the hook portion of the drip bag in the horizontal direction can be adopted. .
FIG. 31 is a plan view of this embodiment as viewed from above the cup 5.
[0058]
FIG. 32 is a side view showing an embodiment in which a hook provided with a notch 220, a bag holding unit, and first and second folds thereof are provided on opposing sides.
FIG. 33 is a plan view of the embodiment shown in FIG.
[0059]
【The invention's effect】
As described in detail above, according to the present invention, a beverage such as drip coffee can be put by suspending the cup from the opening of the drip bag without requiring special equipment and pouring hot water from the opening of the drip bag. Such a beverage brewing bag containing a single serving of coffee powder or the like can be provided so that the user can intuitively understand the usage without causing the locking member to move to the opposite side during use.
This allows the drip bag to be used immediately without causing any suspension on the cup or using complicated operations or detailed procedures.
[0060]
Furthermore, according to the present invention, it is possible to prevent a hole from which the locking member is pulled out from being opened in the support fixed to the bag body of the drip bag, and to reduce the area of the remaining support fixed to the drip bag body. The bag can be designed freely, and the stability of the bag body can be maintained when hot water is poured from the upper opening and used.
As a result, in the drip bag of the present invention, there is no restriction on the shape of the support, and no restriction is imposed on the fixing step or the fixing equipment / method.
Furthermore, unlike the conventional drip bag, there is no possibility that the bag body is accidentally broken when the locking member is pulled out from the support and caused.
Further, in the use state, it is possible to maintain a stable state while maintaining the state where the opening at the upper part of the drip bag is opened.
Further, according to the present invention, by providing the bag holding portion for holding the drip bag in use, the drip bag main body is held at an appropriate position in the cup, and the drip bag body falls down on the side opposite to the hooking portion, or the weight is reduced. It is possible to prevent sagging and to maintain a vertical or nearly vertical state.
Furthermore, according to the present invention, not only the drip bag is stabilized, but also the drip bag body into which the hot water is poured does not come into direct contact with the cup, so that the effect of preventing the glass cup from being broken by heat can be obtained. Occurs.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view showing a suspension member 2 provided on a surface of a drip bag main body 1 constituting a drip bag of the present invention.
FIG. 2 is a right side view and a left side view of the entire drip bag in which a suspension member 2 is provided on a surface of a drip bag main body 1;
FIG. 3 is a view showing a drip bag in which a predetermined amount of coffee powder is filled in a bag-shaped interior of the drip bag body 1;
FIG. 4 is a plan view of the opened drip bag when viewed from an upper opening.
FIG. 5 is a plan view showing a use state of the opened drip bag when viewed from an upper opening.
FIG. 6 is a perspective view of the use state of the opened drip bag as viewed from obliquely above.
FIG. 7 is a view showing a suspension member provided on the surface of the drip bag main body 1;
FIG. 8 is a right side view and a left side view of the entire drip bag in which the suspension member 2 is provided on the surface of the drip bag main body 1.
FIG. 9 is a plan view of the drip bag according to the second embodiment, which is opened, as viewed from an upper opening;
FIG. 10 is a plan view of the use state of the opened drip bag when viewed from the upper opening.
FIG. 11 is a perspective view of the use state of the drip bag according to the second embodiment, which is opened, as viewed from obliquely above.
FIG. 12 is a view showing a state in which a first bent portion connected to the engaging portions 22 on both sides facing each other is formed so as to be in contact with and fixed to the engaging portions 22.
FIG. 13 is a view showing a state in which a first bent portion connected to the engaging portions 22 on both sides facing each other is formed so as to be in contact with and fixed to the engaging portions 22.
FIG. 14 is a side view of a drip bag body 1 provided with a suspension member according to another embodiment of the present invention.
FIG. 15 is a plan view showing an example of a manufacturing process before attaching the suspension member 2 and the bag holding portion 23 in the third embodiment.
FIG. 16 is a perspective view showing a form after the suspension member 2 and the bag holding portion 23 according to the third embodiment are attached.
FIG. 17 shows an example of a plan view of a suspension member 2 and a bag holding portion 23 in a manufacturing process before being attached in the fourth embodiment.
FIG. 18 is a side view showing an example of a state in which a suspension member and a bag holding portion 23 are provided in the drip bag main body 1.
FIG. 19 is a side view showing an example of a state in which a suspension member and a bag holding section 23 are provided in the drip bag main body 1.
FIG. 20 is a perspective view showing an example of a state in which a suspension member and a bag holding portion 23 are provided in the drip bag main body 1.
FIG. 21 is a side view of the entire drip bag in which the suspension member 2 is provided on the surface of the drip bag main body 1.
FIG. 22 is a side view of the entire drip bag in which the suspension member 2 is provided on the surface of the drip bag main body 1.
FIG. 23 is a side view of the entire drip bag in which the suspension member 2 is provided on the surface of the drip bag main body 1.
FIG. 24 is a side view showing a drip bag according to an embodiment in which an upper end of a suspension member is located at an upper end of a drip bag main body, and a state where the drip bag is suspended on a coffee cup.
FIG. 25 is a side view illustrating a drip bag according to an embodiment in which an upper end of a suspension member is positioned lower than an upper end of a drip bag main body, and a state where the drip bag is suspended from a coffee cup.
FIG. 26 shows a state in which a notch provided in the hook has an angle other than perpendicular to the opening of the drip bag body below the hook, and holds the drip bag away from the bottom of the cup. FIG.
FIG. 27 is a perspective view showing the notch provided in the hook portion, the notch having an angle other than perpendicular to the opening of the drip bag body below the hook portion, and holding the drip bag away from the bottom of the cup; It is a side view which shows the state which performs.
FIG. 28 is a side view showing an embodiment in which the support members on both sides of the drip bag main body 1 are connected to each other on the support member side where the suspension member 2 is horizontally opposite to the hook portion of the drip bag. .
FIG. 29 is a plan view of the embodiment shown in FIG. 28 as viewed from above a coffee cup 5;
FIG. 30 is a plan view of the embodiment in which the bag holding portion and the first and second folds are provided on the side opposite to the hook portion of the drip bag in the horizontal direction, as viewed from above the coffee cup 5; It is.
FIG. 31 is a side view showing an embodiment in which a hook provided with a notch portion 220, a bag holding portion, and first and second folds thereof are provided on opposing sides.
FIG. 32 is a plan view of the embodiment shown in FIG. 31 as viewed from above a coffee cup 5;
FIG. 33 is a side view of a conventional drip bag in which a locking portion is caused from a support.
FIG. 34 is a side view of a conventional drip bag in which a locking portion is caused from a support.
FIG. 35 is a side view and a view showing a use state of a conventional drip bag in which a locking portion is caused from a support.
36A and 36B are a side view and a view showing a use state of a conventional drip bag in which a locking portion is caused from a support.
[Explanation of symbols]
1 Drip bag body
2 Suspension members
21 Support
22 Hook
220 Notch
23 Bag holder
4 Coffee powder
5 coffee cup
7 Perimeter

Claims (14)

通水濾過性シート材料からなり、上端に開口部を有するドリップバッグ本体と、ドリップバッグ本体の表面に設けられた懸架部材とから構成され、
前記の懸架部材は、前記のドリップバッグ本体の対向する両側面部の適宜位置の表面に固着される支持部と、カップの周縁部に係止するための掛止部とが、平面板状の懸架部材により一体となって形成され、掛止部を支持部から引き起こすことなくカップの周縁部に懸架させることができ、
前記の懸架部材は、少なくとも支持部の一部または全部においてドリップバッグ本体に固着され、掛止部をカップの周縁部に懸架させた使用状態において、前記の懸架部材がドリップバッグ本体上部の開口部を開口状態に保持しつつ、開口部から飲料抽出のための湯などの飲料抽出用液体を注ぐことが可能なことを特徴とする、ドリップバッグ。It is made of a water-permeable filter sheet material, and is composed of a drip bag body having an opening at an upper end, and a suspension member provided on a surface of the drip bag body,
The suspension member includes a support portion fixed to a surface of an appropriate position on the opposing side surfaces of the drip bag body and a suspension portion for locking to a peripheral portion of the cup. It is formed integrally with the member, and can be suspended around the peripheral portion of the cup without causing the hanging portion from the support portion,
The suspension member is fixed to the drip bag main body at least at a part or the whole of the support portion, and in a use state where the hanging portion is suspended on the peripheral portion of the cup, the suspension member is opened at an upper portion of the drip bag main body. A liquid for beverage extraction, such as hot water for beverage extraction, can be poured from the opening while holding the drip bag open. 通水濾過性シート材料からなり、上端に開口部を有するドリップバッグ本体と、ドリップバッグ本体の表面に設けられた懸架部材とから構成され、
前記の懸架部材は、前記のドリップバッグ本体の対向する両側面部の適宜位置の表面に固着される支持部と、カップの周縁部に係止するための掛止部とが、平面板状の懸架部材により一体となって形成され、掛止部を支持部から引き起こすことなくカップの周縁部に懸架させることができ、
対向する両側面側の前記の懸架部材に連結されて、使用時にカップ周辺部の内縁に接するバッグ保持部が設けられ、
前記の懸架部材は、少なくとも支持部の一部または全部においてドリップバッグ本体に固着され、掛止部をカップの周縁部に懸架させた使用状態において、前記のバッグ保持部がドリップバッグ本体をカップ内の適宜位置に保持し、かつ前記の懸架部材がドリップバッグ本体上部の開口部を開口状態に保持しつつ、開口部から飲料抽出のための湯などの飲料抽出用液体を注ぐことが可能なことを特徴とする、ドリップバッグ。It is made of a water-permeable filter sheet material, and is composed of a drip bag body having an opening at an upper end, and a suspension member provided on a surface of the drip bag body,
The suspension member includes a support portion fixed to a surface of an appropriate position on the opposing side surfaces of the drip bag body and a suspension portion for locking to a peripheral portion of the cup. It is formed integrally with the member, and can be suspended around the peripheral portion of the cup without causing the hanging portion from the support portion,
A bag holding portion is provided, which is connected to the suspension member on the opposite side surfaces and is in contact with the inner edge of the cup peripheral portion during use,
The suspension member is fixed to the drip bag body at least at a part or the whole of the support portion, and in a use state in which the hanging portion is suspended on a peripheral portion of the cup, the bag holding portion moves the drip bag body inside the cup. And the suspension member can pour a beverage extraction liquid such as hot water for beverage extraction from the opening while the opening of the upper part of the drip bag main body is kept open. A drip bag, characterized by: 通水濾過性シート材料からなり、上端に開口部を有するドリップバッグ本体と、ドリップバッグ本体の表面に設けられた懸架部材とから構成され、
前記の懸架部材は、前記のドリップバッグ本体の対向する両側面部の適宜位置の表面に固着される支持部と、カップの周縁部に係止するための掛止部と、対向する両側面側の支持部に連結されて、使用時にカップ周辺部の内縁に接するバッグ保持部とを一体に備え、
前記の支持部と掛止部とは、平面板状の懸架部材により一体となって形成され、掛止部を支持部から引き起こすことなくカップの周縁部に懸架させることができ、
前記の懸架部材は、少なくとも支持部の一部または全部においてドリップバッグ本体に固着され、掛止部をカップの周縁部に懸架させた使用状態において、前記のバッグ保持部がドリップバッグ本体をカップ内の適宜位置に保持し、かつ前記の懸架部材がドリップバッグ本体上部の開口部を開口状態に保持しつつ、開口部から飲料抽出のための湯などの飲料抽出用液体を注ぐことが可能なことを特徴とする、ドリップバッグ。It is made of a water-permeable filter sheet material, and is composed of a drip bag body having an opening at an upper end, and a suspension member provided on a surface of the drip bag body,
The suspension member includes a support portion fixed to a surface of the opposing side surface portion of the drip bag body at an appropriate position, a hook portion for locking to a peripheral portion of the cup, and a pair of opposing side surface portions. It is connected to the support part and integrally includes a bag holding part that contacts the inner edge of the cup peripheral part during use,
The support portion and the hanging portion are integrally formed by a flat plate-shaped suspension member, and the hanging portion can be suspended from the peripheral portion of the cup without being caused from the supporting portion,
The suspension member is fixed to the drip bag body at least at a part or the whole of the support portion, and in a use state in which the hanging portion is suspended on a peripheral portion of the cup, the bag holding portion moves the drip bag body inside the cup. And the suspension member can pour a beverage extraction liquid such as hot water for beverage extraction from the opening while the opening of the upper part of the drip bag main body is kept open. A drip bag, characterized by: 請求項２または３に記載の発明において、
前記のバッグ保持部は、対向する両側面側の支持部に連結される第一の折り曲げ部と、第二の折り曲げ部とを有することを特徴とする、ドリップバッグ。In the invention according to claim 2 or 3,
The said bag holding part has the 1st bending part connected with the support part of the opposing both sides, and the 2nd bending part, The drip bag characterized by the above-mentioned. 請求項２または３に記載の発明において、
前記のバッグ保持部は、対向する両側面側の掛止部に連結される第一の折り曲げ部と、第二の折り曲げ部とを有することを特徴とする、ドリップバッグ。In the invention according to claim 2 or 3,
The drip bag according to claim 1, wherein the bag holding portion includes a first bent portion and a second bent portion connected to the engaging portions on the opposite side surfaces. 請求項５に記載の発明において、
対向する両側面側の掛止部に連結される第一の折り曲げ部は、前記の掛止部に接して固着されることを特徴とする、ドリップバッグ。In the invention according to claim 5,
A drip bag, wherein a first bent portion connected to the engaging portions on both sides facing each other is fixed in contact with the engaging portion. 請求項１〜６に記載の発明において、
前記の掛止部は、カップの周縁部に掛止するための切り欠き部を有することを特徴とする、ドリップバッグ。In the invention according to claims 1 to 6,
The said hook part has a notch part for hooking to the peripheral part of a cup, The drip bag characterized by the above-mentioned. 請求項７に記載の発明において、
掛止部が備える前記の切り欠き部は、ドリップバッグ本体に対する切り欠きの上端の上下方向における位置関係により、掛止部をカップの周縁部に懸架させた使用状態において、ドリップバッグ本体をカップ内の上下方向における適宜位置に保持するように設けられたことを特徴とする、ドリップバッグ。In the invention according to claim 7,
The notch provided in the hanging portion is configured such that the drip bag body is in the cup in a use state in which the hanging portion is suspended on a peripheral portion of the cup due to a vertical positional relationship of an upper end of the notch with respect to the drip bag body. A drip bag provided so as to be held at an appropriate position in the vertical direction of the drip bag. 請求項１〜８に記載の発明において、
前記の掛止部に設けられる切り欠き部は、掛止部の下方に、ドリップバッグ本体の開口部に対し垂直以外の角度を有して切り欠きが設けられ、
掛止部をカップの周縁部に懸架させ、ドリップバッグ本体を垂直に保持した場合よりもカップの底部から離れて保持した状態で、ドリップバッグ本体上部の開口部から飲料抽出のための湯などを注ぐことが可能なことを特徴とする、ドリップバッグ。In the invention according to claims 1 to 8,
The notch provided in the hook is provided with a notch at an angle other than perpendicular to the opening of the drip bag body below the hook,
With the hanging part suspended from the periphery of the cup and holding the drip bag body away from the bottom of the cup as compared to the case where the drip bag body is held vertically, hot water or the like for extracting beverage from the opening at the top of the drip bag body A drip bag that can be poured. 請求項１〜９に記載の発明において、
ドリップバッグ本体内に所定量のコーヒー粉などの飲料抽出原料が充填され、袋本体の上端が閉じられていることを特徴とする、ドリップバッグ。In the invention according to claims 1 to 9,
A drip bag, wherein a predetermined amount of a beverage extraction material such as coffee powder is filled in a drip bag body, and an upper end of the bag body is closed. 請求項１〜１０に記載の発明において、
ドリップバッグ本体の上端部にミシン目が施され、開口容易となっていることを特徴とする、ドリップバッグ。In the invention according to claims 1 to 10,
A drip bag, characterized in that a perforation is provided at an upper end portion of the drip bag body to facilitate opening. 請求項１〜１１に記載の発明において、
前記の懸架部材は、前記の掛止部とは反対の支持部の側において、ドリップバッグ本体の両面にそれぞれ固着された両面の支持部が連結されていることを特徴とする、ドリップバッグ。In the invention according to claims 1 to 11,
The drip bag is characterized in that, in the suspension member, on both sides of the support portion opposite to the hook portion, support portions on both surfaces respectively fixed to both surfaces of the drip bag main body are connected. 請求項２〜１２に記載の発明において、
バッグ保持部が、ドリップバッグの掛止部とは水平方向で反対の側においても設けられたことを特徴とする、ドリップバッグ。In the invention according to claims 2 to 12,
A drip bag, wherein the bag holding portion is provided on the side opposite to the hook portion of the drip bag in the horizontal direction. 請求項１〜１３に記載の発明において、
切り欠き部を備える掛止部が、３箇所以上備えられたことを特徴とする、ドリップバッグ。In the invention according to claims 1 to 13,
A drip bag, characterized in that three or more hooking portions each having a cutout portion are provided.
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018182219A1 (en) * 2017-03-31 2018-10-04 박영길 Drip bag set

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