JP2004008725A - マジックハンド靴べら - Google Patents

Abstract

【課題】狭い所に落とした物や、手の届かない所に有る物を楽に挟み取ることの他に、普通の靴べらとして使用できるマジックハンド靴べらを提供する。
【解決手段】中空の柄（６）と握り（９）を有した靴べら（１）の背面に、支持台（３）に組んだアーム（２）を設け、中空の柄（６）の端部に設けた指掛け（７）とアーム（２）をワイヤー（８）で連結し、指掛け（７）を指で引いてアーム（２）を開閉する。
【選択図】　　　図１

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、手の届かないところの物を、挟み取ったり動かしたりすることができる以外に、靴べらにも使用できるマジックハンド靴べらに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来は、手の届かないところの物を挟み取ることのみのマジックハンドがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
手の届かないところの物を挟み取ったり動かしたりすること以外に、靴べらとしても利用出来るようにすること。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
中空の柄（６）と握り（９）を有した靴べら（１）の背面に、支持台（３）に組んだアーム（２）を設け、中空の柄（６）の端部に設けた指掛け（７）とアーム（２）をワイヤー（８）でを連結する。
本発明は、以上の構成よりなるマジックハンド靴べらである。
【０００５】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
（イ）靴べら（１）は、背面に支持台（３）を設け、Ｌ型リンク部を有するアー　　　ム（２）を、ピン（４）を支点として動くように組み付ける。
（ロ）中空の柄（６）は、端部に連結部を有する指掛け（７）を組み込み、ワイヤー（８）を中に通してアーム（２）と連結する。
（ハ）握り（９）は持ち易いように角度をつけて、中空の柄（６）側に溝（１０）を設け、指掛け（７）がスライドするように中空の柄（６）に取り付ける。
（ニ）アーム（２）に戻しばね（５）を設ける。
本発明は、以上の構成よりなっている。
本発明は、靴べら（１）とアーム（２）で物を挟むホルダーを形成しているので、これを使用するときは、握り部（９）を手で握り、人差し指で指掛け（７）を引けば連結ワイヤー（８）を介してアーム（２）を動かすことができる、アーム（２）は通常戻しばね（５）で靴べら（１）の背面から開くようにしてあるので、指掛け（７）を引いたり離したりでアーム（２）を開閉し、靴べら（１）の背面とアーム（２）で物を挟むことができる。
また、指掛け（７）を引かなければアーム（２）は靴べら（１）から離れているので普通の靴べらとして使用できる。
【０００６】
【発明の効果】
本発明は、家庭などで狭い所や手の届かないところなどにある物をとったり、身体の不自由な人が、落とした物を拾い上げるときに便利なほか、靴などの履き物も一足持ち上げることも出来るので、玄関などで手の届かないところに乱雑になっている履き物の引き寄せや、向きを替えて並べ替えたりの整頓が、身体をあまり曲げなくても楽にできる、そして靴を履くときは靴べらとして使えるので非常に便利である。以上のように、身体の不自由な人や一般の人でも便利に使うことができるので、一般家庭・旅館・集会所・車椅子生活などで便利である、また入院中のベット生活でもカーテンの開け閉めや上記のようないろいろなことが楽に出来るので役立つものである。このマジックハンド靴べらは全長を６０〜７５ｃｍぐらいのものを作っておき、身長や用途によって使い易いものを選べばよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の要部側面図
【図２】本発明の背面図
【図３】本発明の正面図
【符号の説明】
１　靴べら
２　アーム
３　支持台
４　ピン
５　ばね
６　中空の柄
７　指掛け
８　ワイヤー
９　握り
１０　溝

Claims (1)

1. 靴べら（１）の背面とアーム（２）で物を挟むことを特徴とするマジックハンド靴べら。

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