JP2004001711A - 自動車ドアワイヤハーネス配列、ワイヤハーネスおよびプロテクタ - Google Patents

自動車ドアワイヤハーネス配列、ワイヤハーネスおよびプロテクタ Download PDF

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    • H02G3/32Installations of cables or lines on walls, floors or ceilings using mounting clamps

Abstract

【課題】自動車本体とドア等の約70度の角度を超えて開かれることが可能な可動自動車構成要素と、の間に1本またはそれ以上のワイヤを突出せずに担持するために、遮断され保護された接続を提供することができる自動車ワイヤハーネス配列を提供すること。
【解決手段】ドアヒンジに沿って自動車主本体と自動車ドアとの間に延在する自動車ドアワイヤハーネス配列が設けられる。自動車ドアワイヤハーネス配列は、自動車主本体と自動車ドアとを接続するヒンジを含む。自動車ドアワイヤハーネス配列は、ヒンジに沿って少なくとも1本のワイヤを担持するために、ヒンジの形状に適合するプロテクタをさらに含む。この少なくとも1本のワイヤが、自動車主本体と自動車ドアとの間に延在する。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車主本体とそれに接続された可動自動車構成要素との間のワイヤ接続に関する。本発明は、自動車主本体と自動車ドアとの間に1本またはそれ以上のワイヤを担持するためのワイヤハーネス配列として特別の適用を見出し、特にそれを参照して説明される。より具体的には、ワイヤハーネス配列は、ヒンジ部材の形状に適合するセグメント化されたプロテクタを含む。ヒンジ部材は、自動車ドアを自動車主本体に接続する。加えて、第1のグロメットがプロテクタと連動して使用され、プロテクタから自動車ドアへ1本またはそれ以上のワイヤを担持し、第2のグロメットはプロテクタと連動して使用され、プロテクタから自動車主本体へ1本またはそれ以上のワイヤを担持する。しかし、本発明は、他の類似の環境および用途に関連してもよいことが理解される。
【0002】
【従来の技術】
自動車製造業者は、自動車主本体と、たとえば、ドア、トランク、パネル部材等の接続された自動車構成要素と、の間に接続するために、1本またはそれ以上のワイヤ(ワイヤグループ)を必要があることが多い。自動車主本体は、電源、電気制御および電気部品を含むことが多い。接続された自動車構成要素は、電気ウインドウおよびその制御等の電気部品および制御;電気ミラー、ミラーデフロスターおよびその制御;車外灯および車内灯;制御照明;オーディオスピーカー;および様々な他の種類の構成要素および制御を含んでもよい。自動車主本体と接続された自動車構成要素との間を接続する1本またはそれ以上のワイヤによって、接続された自動車構成要素の電気制御および装置は、電力供給され、自動車主本体の電気制御および装置に連通することが可能である。
【0003】
接続された自動車構成要素は自動車外部上にあってもよいため、自動車構成要素と自動車主本体との間を接続する1本またはそれ以上のワイヤを絶縁することが望ましいことが多い。たとえば、自動車構成要素が助手席側のドアであるときには、自動車主本体からこれに接続されたワイヤは、助手席側ドアが半開または全開しているときに、雨、洗車または道路の水しぶき等の水等の環境状態に露出されるのを避けるために、絶縁する必要がある。グロメットの単独での使用も、本発明の使用も、ワイヤを水から完全に遮断しない以上は、水が自動車内に入るのを最小限にし、露出するワイヤに対して何らかの保護を与える。さらに、1本またはそれ以上のワイヤのまわりに支持ケーシングを設けることによって、1本またはそれ以上のワイヤを損傷および過度の磨耗から保護することが望ましいことが多い。損傷および過度の磨耗は、たとえば、1本またはそれ以上のワイヤが接続された自動車構成要素または自動車主本体に擦ることによって、特に、接続された自動車構成要素が動いているときに生じる可能性がある。
【0004】
接続された自動車構成要素が助手席側のドアであるときには、典型的なワイヤ適用は、ドアと自動車主本体との間を接続する数本のワイヤを含む。数本のワイヤは、ワイヤグループを形成する束として担持されることが多い。先行技術の適用において、ワイヤグループは一般に、単一の従来のグロメットに担持される。従来のグロメットは、自動車ドアが閉じたときに曲がることができ且つ自動車ドアが開いたときに延びることができる可撓性のあるチューブである。参照してここに明白に組み込まれた、Suzukiらに付与された米国特許第5588260号(特許文献1)には、自動車主本体と自動車ドアとの間で、中に1本またはそれ以上のワイヤを担持するように適合された耐水グロメットが開示されている。従来のグロメットは、1本またはそれ以上のワイヤを雨等の環境状態から遮断し、1本またはそれ以上のワイヤを損傷および過度の磨耗から保護する。
【0005】
自動車ドアと自動車主本体との間に延在する単一のグロメットは、一定の従来の自動車ドアに適用するには十分であるが、他の自動車の適用には数種類の欠点がある。たとえば、従来の自動車ドアに適用する際には、全開位置の自動車ドアと自動車主本体との間の角度は、一般に、約70度等の幾分鋭角に限定される。しかし、他の代替自動車ドアに適用する際には、自動車主本体と全開した自動車ドアとの間の角度は、70度を超えることもある。たとえば、その角度は90度に近づく角度であってもよく、鈍角であってもよく、180度を超える角度であってもよい。先行技術の単一グロメット接続は一般に、これらの種類の代替自動車ドアの適用には適さない。この不適切性は、C字型形状のヒンジを使用してドアを自動車本体に使用する場合には増大する。
【0006】
より具体的には、単一のグロメットが、比較的短い長さに対する限定された曲げに適切である一方、単一のグロメットは180度等の大きな曲げには不十分である。単一グロメット配列は、そのような大きな曲げに適合されたときに、その長さ方向に沿って中に担持される1本またはそれ以上のワイヤに対して不十分な支持を提供する。このように支持が足りない場合は、単一のグロメット内に担持される1本またはそれ以上のワイヤに対して損傷または過度の磨耗に導くことがある。さらに、支持されていないグロメットは、自動車ドアが閉じられたときに自動車コンパートメント内に望ましくなく突出することもある。したがって、自動車本体と、たとえばドア等の約70度の角度を超えて開かれることが可能な可動自動車構成要素と、の間に1本またはそれ以上のワイヤを突出せずに担持するために、遮断され保護された接続を提供することができる自動車ワイヤハーネス配列を提供することが望ましい。
【特許文献1】米国特許第5588260号明細書
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、前述および他の難題を克服し、前述の有利な特徴を提供する新しく改良された自動車ワイヤハーネス配列を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の1つの態様にしたがえば、ドアヒンジに沿って自動車主本体と自動車ドアとの間に延在するために、新しく改良された自動車ドアワイヤハーネス配列が設けられる。
【0009】
より詳細には、本発明のこの態様にしたがえば、自動車ドアワイヤハーネス配列は、自動車主本体を自動車ドアに接続するヒンジを具備する。自動車ドアワイヤハーネス配列は、ヒンジに沿って少なくとも1本のワイヤを担持するために、ヒンジの形状に適合するプロテクタをさらに具備する。この少なくとも1本のワイヤが、自動車主本体と自動車ドアとの間を接続する。
【0010】
本発明の別の態様にしたがえば、第1および第2の自動車構成要素の間で、少なくとも1本のワイヤを中に担持するために、新しく改良されたワイヤハーネスが設けられ、第1の自動車構成要素は第2の自動車構成要素に対して動くように適合される。
【0011】
より詳細には、本発明のこの態様にしたがえば、ワイヤハーネスは、第1および第2の自動車構成要素の一方に接続された第1の端と、第2の端と、を有する可撓性のあるグロメットを具備する。グロメットは、第1の端から第2の端へ、少なくとも1本のワイヤを中に担持するように適合される。ワイヤハーネスは、グロメットの第2の端に接続された第1の端を有するプロテクタをさらに具備する。ワイヤプロテクタは、グロメットの第2の端からプロテクタの第2の端へ、少なくとも1本のワイヤを中に担持するように適合される。その少なくとも1本のワイヤは、プロテクタの第2の端から、第1および第2の自動車構成要素の他方へ延在する。
【0012】
本発明のさらに別の態様にしたがえば、新しく改良されたプロテクタが設けられる。
【0013】
より詳細には、本発明のこの態様にしたがえば、プロテクタは、第1のワイヤ受取領域を含む第1のセグメントと、第2のワイヤ受取領域を含む第2のセグメントと、を具備する。第2のセグメントは、可撓性のあるコネクタによって第1のセグメントに取りつけられる。
【0014】
本発明は、一定の部品および部品の配列において物理的な形態を取ることができ、その好適な実施形態は、本明細書に詳細に説明され、その一部を形成する添付の図面に例示される。
【0015】
図1は、本発明の好適な実施形態による自動車ドアワイヤハーネス配列の斜視図であり、自動車主本体と自動車ドア構成要素との間に延在しその間に1本またはそれ以上のワイヤを担持するためのワイヤハーネスを示し、そのワイヤハーネスは、自動車ドア構成要素を自動車主本体へ接続するヒンジ部材に装着される。
【0016】
図2は、図1の自動車ハーネスワイヤ配列の斜視図であり、ヒンジ部材のブラケットを現すために、自動車ドア構成要素および自動車主本体は取り除かれている。
【0017】
図3は、図1のワイヤハーネスの下部の斜視図であり、ワイヤハーネスをヒンジ部材に装着するためにワイヤハーネスのプロテクタに摺動可能に取りつけられた一対のクリップを示す。
【0018】
図4は、図3のプロテクタの組み立てられていない状態の斜視図である。
【0019】
図5は、図4のプロテクタの下部の斜視図である。
【0020】
図6は、図3の一対のクリップの一方の斜視図である。
【0021】
図7は、本発明の代替実施形態によるプロテクタの部分斜視図である。
【0022】
図8は、本発明の代替実施形態によるクリップの斜視図である。
【0023】
【発明の実施の形態】
次に図面を参照すると、図は、本発明の好適な実施形態を例示する目的のためのみであり、これを制限するものではなく、図1は、全体として参照符号10が付される自動車ドアヒンジワイヤ配列を示す。配列10は、自動車構成要素14を自動車主本体16へ接続するヒンジ部材12を含む。例示された実施形態において、自動車構成要素14は、ヒンジ部材12によって自動車主本体16へヒンジ式に接続された自動車ドアである。しかし、代替実施形態において、自動車構成要素14は、トランクドア、ボンネット、燃料キャップカバー、または、自動車主本体16へ接続される他のいずれの自動車構成要素であってもよいことを理解すべきである。
【0024】
自動車ドアヒンジワイヤ配列10は、ヒンジ部材12に装着されたワイヤハーネス18をさらに含む。図示の実施形態において、ワイヤハーネス18は、下記により詳細に説明されるように、締結具またはコネクタでヒンジ部材12に接続される。あるいは、ワイヤハーネスは、単に、ヒンジ部材12に近接した関係に置かれるだけでもよく、または、ヒンジ部材12によって捕らえられてもよい。ワイヤハーネス18は、自動車主本体16と自動車ドア14との間に延在するワイヤグループまたはワイヤ接続20(図3)を担持する。ワイヤグループまたはワイヤ接続20は、自動車ドア14と自動車主本体16との間に電気信号を伝え且つ/または電力を供給するために一緒に束ねられてもよい1本またはそれ以上のワイヤを含む。ワイヤグループ20は、それ自体が、ワイヤハーネス18とは区別されるワイヤハーネスと称されてもよい。典型的な自動車適用において、ワイヤグループ20は、自動車ドア14に位置する様々な構成要素およびスイッチに連通し、且つ/または、電力供給する複数のワイヤを含む。たとえば、複数のワイヤは、サイドミラー、サイドミラー制御スイッチ、サイドミラーデフロスターおよびその制御スイッチ、ウインドウおよびその制御スイッチ、さらに、ドア14に担持される車内灯および車外灯およびその制御スイッチ、ドア14に担持される他のいずれの構成要素またはスイッチに電力供給し、連通してもよい。
【0025】
典型的に自動車ドアに適用する際には複数のワイヤを使用する傾向にあるが、本発明は1本のワイヤのみが使用される場合に利用することができるように企図される。したがって、ワイヤ接続、ワイヤグループ、複数のワイヤ等の使用または説明は、1本のワイヤの使用をカバーするようにも意図されることを理解すべきである。図3を参照すると、ワイヤグループ20は、自動車ドア14および/または自動車主本体16の関連ワイヤグループ(図示せず)にワイヤグループ20を容易に接続するために、一端にまたは両端にアダプタ22を含んでもよい。
【0026】
図2を参照すると、ヒンジ部材12は、自動車主本体16へ装着するための第1のブラケット26と、自動車ドア14へ装着するための第2のブラケット28と、を含む。さらに、ヒンジ部材12は、第2のブラケット28と一体的に形成されヒンジピン32によって第1のブラケット26にヒンジ式に接続される本体30を含む。図1をさらに参照すると、第1のブラケット26は自動車本体16の側面36に装着され、第2のブラケット28はボルト40によって自動車ドア14の側面38に装着される。
【0027】
図2を参照すると、ヒンジ部材本体30は、略C字型形状であり、上部壁44と下部壁46とによって挟まれた湾曲した垂直面42を含む。垂直面42および壁44、46は、ワイヤハーネス18の一部を受け取るように適合されたチャネルを形成する。より詳細には、壁44、46は、垂直面42に対して外向きに延在する。上部壁44は、ヒンジ部材12の一端で下部壁46に対して短くされ、それによって、ワイヤハーネス18がチャネルから出るのを可能にするギャップ48を画定する。ワイヤハーネス18の一部が、ヒンジ部材本体30のチャネル内に位置決めされ、下記により詳細に説明されるように、ヒンジ部材垂直面42の湾曲にほぼ適合する。
【0028】
さらに図3を参照すると、ワイヤハーネス18は、第1のグロメット54と第2のグロメット56とセグメント化されたプロテクタ58とを含む。セグメント化されたプロテクタ58は、一対の装着部材またはクリップ60、62に接続され、これを使用して、ワイヤハーネス18を、特にセグメント化されたプロテクタ58を、ヒンジ部材のチャネル内にヒンジ部材12の垂直面42に装着する。セグメント化されたプロテクタ58は、第1のグロメット54の第1の端66を受け取るように適合された第1の端64と、第2のグロメット56の第1の端70を受け取るように適合された第2の端68と、を含む。第1のグロメット54は、自動車主本体16の側面36の開口(図示せず)に接続する第2の端72を含む。第1のグロメット54は、セグメント化されたプロテクタ58の第1の端64から自動車主本体16へワイヤグループ20を担持する。第2のグロメット56は、自動車ドア14の側面38の開口(図示せず)に接続する第2の端74を含む。第2のグロメット56は、セグメント化されたプロテクタ58の第2の端68から自動車ドア14へワイヤグループ20を担持する。
【0029】
図3を続けて参照すると、セグメント化されたプロテクタ58は、各々がワイヤグループ20の一部を担持する複数のセグメントによって形成される。より具体的には、複数のセグメントは、第1のセグメント80と第2のセグメント82と第3のセグメント84とを含む。セグメント80、82、84の各々は、略剛性構造物である。図示の実施形態において、セグメント80、82、84は、下記により詳細に説明されるように、一体ヒンジによって相互接続される。相互接続されたグメント80、82、84によってセグメント化されたプロテクタ58は、ワイヤグループ20を担持しながら、ヒンジ部材12の湾曲した垂直面42等の所望の形状に適合することができる。したがって、図1および2を参照すると、ワイヤグループ20は、セグメント化されたプロテクタ58の形状に適合し、ヒンジ部材12に隣接して担持される。他の適用において、プロテクタ58は、他のいずれの所望の物体または所定の形状づけられた構造物の外形に適合するかまたはこれを形成することができ、ワイヤグループ20は、セグメント化されたプロテクタ58が適合され且つ/または装着される物体または所定の形状づけられた構造物に適合し、これに隣接して保持される。
【0030】
図3に戻って参照すると、グロメット54、56は、セグメント化されたプロテクタ58のそれぞれの端64、68からそれぞれ自動車主本体16および自動車ドア14へ、ワイヤグループ20を柔軟に担持するために耐水性チューブを提供するほぼ従来のグロメットである。グロメット54、56の第1の端66、70は、セグメント化されたプロテクタ58のそれぞれの端64、68内に確実に受け取られるように適切にサイズづけられた断面を有する。グロメット54、56の各々は、上に複数のリブ88を有する中央部分86を含み、グロメット54、56が可撓性があり曲がるのを可能にする。グロメット54、56の各々のそれぞれの第2の端72、74は、自動車主本体16および自動車ドア14の開口に噛み合い係合しその上にあるように適合されたヘッド90を含む。
【0031】
図4を参照すると、第1のセグメント80は、中空部分または第1のワイヤ受取領域96を画定する本体を含む。本体は、第1の開口端98および第1の開口端98から間隔をおいた第2の開口端100も画定する。第2の開口端100は、プロテクタの第1の端64でもある。開口端98、100は、ワイヤ受取領域96に連通する。より具体的には、ワイヤ受取領域96は、基部壁102および一対の側壁104、106を有するチャネルまたはトラフの形態である。チャネル形状のワイヤ受取領域96は、基部壁102に対向し側壁104、106と開口端98、100との間に側部開口を画定する。
【0032】
第1のセグメント80は、第2の開口端100に隣接する第1のカバーまたは保持部材108をさらに含む。カバー108は、長手方向拡張部全体に沿って側部開口を通る出入りを可能にする開口位置と、側部開口の一部を通る出入りを妨げる閉鎖位置との間を動くことができる。したがって、カバー108が閉鎖位置にあるときには、チャネル形状のワイヤ受取領域96は、カバー108が沿って延在するワイヤ受取領域96の一部に沿って取り囲まれる。
【0033】
カバー108は、側壁106の遠位縁に沿って本体に接続される。より具体的には、カバー108は、一体ヒンジまたは可撓性のあるコネクタ110によって側壁106に接続される。カバー108は、締結具受取開口114に着脱自在に留めることができるか係止することができる締結具112を含む。好適な実施形態において、締結具112と締結具受取開口114との間の係止係合は、約49ニュートンよりも大きな力を加えることによって達成され、約78.5ニュートンよりも大きな除去力を加えることによって係合解除することができる。当然ながら、これらの力は例に過ぎず、他の締結具構成も可能であり、異なる力特性を有してもよい。
【0034】
第1のセグメント80は、第1の開口端98に隣接する第2のカバー120も含む。多くの点で、第2のカバー120は第1のカバー108に類似する。たとえば、第2のカバー120は、第1のセグメント80の本体上の締結具受取開口124に係止係合することができる締結具122を含む。第2のカバー120は、一体ヒンジ126によって第1のセグメント本体に接続される。しかし、カバー108と120との間の1つの差は、第1のカバー108が、第1のセグメントの第2の端100に隣接する突出する縁128を含むことである。突出する縁128は、中に第1のグロメット54を保持するために、セグメント化されたプロテクタの第1の端64に位置決めされる。
【0035】
さらに図5を参照すると、第1のセグメント80のワイヤ受取領域96は、プロテクタの第1の端64に隣接し第1のグロメット54を受け取るのに適したサイズの拡大した部分130を含む。さらに、第1のセグメント80は、カバー108と120との間の側壁104、106の遠位縁に、一対の対向するクリップ装着開口132を含む。クリップ装着開口132を使用して、プロテクタ58をクリップ60に接続する(図3)。
【0036】
第2のセグメント82は、第2のワイヤ受取領域136を含む。第1のセグメント80と同様に、第2のセグメント82は、第2のワイヤ受取領域136を画定する本体を含む。本体は、第1の開口端138および第1の開口端138から間隔をおいた第2の開口端140を画定し、両方とも、受取領域136に連通する。ワイヤ受取領域136は、トラフまたはチャネルを形成し、基部壁142および一対の直立側壁144、146によって画定される。第1のセグメント80の基部壁102とは異なり、基部壁142は、グロメットを受け取るように適合された拡大部分130のような拡大部分を有さないため略平面である。
【0037】
第2のセグメント82は、第1のセグメント80のカバー108、120と同一の機能を果たす単一のカバー148を含む。カバー148は、カバー148の遠位縁に隣接し互いから間隔をおいた2つの締結具150、152を含む。締結具150、152は、本体によって画定されるそれぞれの締結具受取開口154、156に係止係合することができる。締結具150、152および受取開口154、156は、第1のセグメント80の締結具112、122および受取開口114、124と同一の機能を果たす。カバー148は、一体ヒンジ158によって本体に接続される。
【0038】
上記に検討したように、第1および第2のセグメント80、82は、可撓性のあるコネクタまたは一体ヒンジによって一緒に接続され、それによって互いに対して屈曲するか曲がることができ、セグメント化されたプロテクタ58は、別の構成要素、すなわち、所定の形状づけられた構造物の形状に曲がるかこれに適合することができ、且つ/または、その外形を形成することができる。具体的には、一体ヒンジ160が第1および第2のセグメント80、82の隣接する端98、140の間にあり、それぞれの基部側壁102、142に隣接する。
【0039】
図5を特に参照すると、第1のセグメント80の第2のカバー120は、傾斜した部分164に交差するフレア状の部分162を含む。傾斜した部分164は、第1の開口端98に隣接する。第2のカバー120と同様に、第2のセグメント82のカバー148は、傾斜した部分168に交差するフレア状の部分166を含む。傾斜した部分168は、第2のセグメント82の第2の開口端140に隣接する。図3を参照すると、カバー120および148が、そのそれぞれの閉鎖位置にあるときには、カバー120、148のフレア状の部分および傾斜した部分162〜168は、一体ヒンジ160に対向するギャップ170を形成し画定する。セグメント化されたプロテクタ58の曲げ中にチャネル形状のワイヤ受取領域96、136が互いに近づいている時に、ギャップ170は、一体ヒンジ160によってより大きく屈曲するのを可能にする。第2のギャップ172が一体ヒンジ216に対向して配置される。
【0040】
図4を参照すると、第3のセグメント84が第3のワイヤ受取領域174を含む。図示のように、第3のワイヤ受取領域174は、略L字型形状である。先に説明したセグメント80、82に類似して、第3のセグメント84は、第3のワイヤ受取領域174を画定する本体を含む。さらに、本体は、セグメント化されたプロテクタの第2の端68と同一である第1の開口端176と、第1の開口端176から間隔をおき且つこれにほぼ直角である第2の開口端178と、を画定する。再度、ワイヤ受取領域174は、ワイヤグループ20を担持することができるトラフまたはチャネルを形成する。チャネル形状のワイヤ受取領域174は、基部壁180および複数の側壁182、184、186、188によって画定される。第1の開口端176に隣接して、ワイヤ受取領域174および特に基部壁180は、第2のグロメット56を受け取るように適合された拡大部分190(図5)を含む。
【0041】
図3を参照すると、L字型形状であるため、第3のセグメント84は、第2のセグメント82に隣接した第1の脚部分192と、第2のプロテクタ端68を含む第2の脚部分194と、を含む。図4および図5をさらに参照すると、第3のセグメント84は、第3のセグメントの本体内に画定された締結具受取開口202内に受け取られることが可能な締結具198を有する第1の脚部分192上に第1のカバー196を含む。第3のセグメント84は、締結具受取開口212、214内に受け取られることが可能な締結具208、210を有する第2の脚部分194上に第2のカバー206も含む。カバー196、206およびその締結具および対応する受取開口は、上述のカバー、締結具および締結具受取開口と同一の機能を果たす。
【0042】
第3のセグメント84は、別の一体ヒンジ216によって第2のセグメント82に接続される。一体ヒンジ216は、プロテクタ58の屈曲および曲げを可能にする第1および第2のセグメント80、82の間のヒンジ160のように機能する。第3のセグメント84は、第2の脚部分194に隣接する第1の脚部分192上に側壁186、188の遠位縁に、一対の対向するクリップ装着開口218をさらに含む。クリップ装着開口218の長さは、クリップ装着開口132の長さに対して短くされる。
【0043】
図6を参照すると、図3のクリップ60、62の一方が詳細に示される。クリップ60、62は各々が、ヒンジ部材12に設けられた開口(図示せず)等の矩形または円形の開口内に装着するために突出する部分220を含む。さらに、クリップ60、62は各々が、ヘッド部分222を含む。ヘッド部分222は各々が、ほぼ一定であり約2mm等の所定の厚さを有する。ヘッド部分222は、その対向する縁226、228に位置する突出するタブ224(一方のみを図示)を含む。タブ224は各々が、対応するクリップ装着開口に係止係合するための突起物230を含む。クリップ60、62の各々のタブ224は、第1または第3のセグメント80、84のいずれかのそれぞれのクリップ装着開口132また218内に受け取られる。
【0044】
クリップ装着開口132はタブ224の長さよりも長く、第1のセグメント80に接続されたクリップ60が、第1のセグメント80の長手方向拡張部に平行な方向でクリップ装着開口132内に摺動するのを可能にする。第1のセグメント80とヒンジ部材12との間の摺動可能な関係は、装着配列に十分なゆるみを提供し、ワイヤハーネス配列10に有害な影響を与えることなくヒンジ部材12が作動することを可能にする。本願に記載の実施形態において、2つのクリップ60、62は、第1および第3のセグメント80、84の各々をヒンジ部材12に装着するために使用され、第1のクリップ60は第1のセグメント80に対して摺動する。当然ながら、他の装着および接続の変形例が企図され、本発明の範囲内とみなされるべきである。
【0045】
たとえば、図7を参照すると、セグメント化されたプロテクタを修正して、一対の対向するクリップ装着ブラケット240を含むことができる。さらに図8を参照すると、修正されたクリップ242を使用して、ブラケット240を有するセグメント化されたプロテクタをヒンジ部材12に摺動可能に接続することができる。修正されたクリップ242は、ヒンジ部材12に設けられた開口(図示せず)等の矩形または円形の開口内に装着するために突出する部分244を含む。修正されたクリップ242は、ヘッド部分246を含む。ヘッド部分246の第1の縁248および第2の突出する縁250は、ブラケット240内に摺動可能に受け取られる。修正されたクリップ242およびブラケット240を使用して、ヒンジ部材12に対するセグメント化されたプロテクタの装着に、追加のゆるみを提供することができる。
【0046】
組み立てるために、ワイヤグループ20は、第1および第2のグロメット54、56の各々を通ってねじ込まれる。グロメット54、56は間隔をおいて広げられ、セグメント化されたプロテクタ58に配置するためにワイヤグループ20の中心部分を提供する。ワイヤグループの中心部分は次いで、セグメント80、82、84のワイヤ受取領域96、136、174内に位置決めされる。カバー108、120、148、196、206は、次いでそのそれぞれの閉鎖係止位置へ動かされ、ワイヤグループ20をセグメント化されたプロテクタ58内に留める。クリップ60、62を使用して、プロテクタ58は、自動車のヒンジ部材12に摺動可能に装着されることが可能である。最後に、自動車ドア14および自動車主本体16の関連ワイヤグループへの適切な接続は、アダプタ22を使用して行うことができ、グロメット54、56は、それぞれ本体16およびドア14に設置される。
【0047】
ひとたび設置されると、ワイヤハーネス配列10は、ヒンジ部材12の形状に適合する。より詳細には、セグメント化されたプロテクタ58は、ヒンジ部材12の垂直面42のまわりの外形に適合しこれを形成する。自動車ドア14は、自動車主本体16に対しておよそ180度まで完全に開口した位置に動くことができ、一方、ワイヤハーネス配列10はワイヤグループを支持し保護する。
【0048】
本発明は、好適な実施形態に関連して説明してきた。前述の詳細な説明を読み理解すれば、修正例および代替例が発生することは明らかである。本発明は、そのような修正例および代替例が添付の特許請求の範囲内にその等価物として入る限り、そのような修正例および代替例をすべて含むと解釈されると意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施形態による自動車ドアワイヤハーネス配列の斜視図であり、自動車主本体と自動車ドア構成要素との間に延在しその間に1本またはそれ以上のワイヤを担持するためのワイヤハーネスを示し、そのワイヤハーネスは、自動車ドア構成要素を自動車主本体へ接続するヒンジ部材に装着される。
【図2】図1の自動車ハーネスワイヤ配列の斜視図であり、ヒンジ部材のブラケットを現すために、自動車ドア構成要素および自動車主本体は取り除かれている。
【図3】図1のワイヤハーネスの下部の斜視図であり、ワイヤハーネスをヒンジ部材に装着するためにワイヤハーネスのプロテクタに摺動可能に取りつけられた一対のクリップを示す。
【図4】図3のプロテクタの組み立てられていない状態の斜視図である。
【図5】図4のプロテクタの下部の斜視図である。
【図6】図3の一対のクリップの一方の斜視図である。
【図7】本発明の代替実施形態によるプロテクタの部分斜視図である。
【図8】本発明の代替実施形態によるクリップの斜視図である。
【符号の説明】
10 自動車ドアヒンジワイヤ配列
12 ヒンジ部材
14 自動車構成要素、自動車ドア
16 自動車主本体
18 ワイヤハーネス
20 ワイヤグループ
26 第1のブラケット
28 第2のブラケット
30 ヒンジ部材本体
32 ヒンジピン
36 自動車本体の側面
38 自動車ドアの側面
40 ボルト
42 垂直面
44 上部壁
46 下部壁
48 ギャップ
54 第1のグロメット
56 第2のグロメット
58 セグメント化されたプロテクタ
60 クリップ
62 クリップ
64 セグメント化されたプロテクタの第1の端
66 第1のグロメットの第1の端
68 セグメント化されたプロテクタの第2の端
70 第2のグロメットの第1の端
72 第1のグロメットの第2の端
74 第2のグロメットの第2の端
80 第1のセグメント
82 第2のセグメント
84 第3のセグメント
86 中央部分
88 リブ
90 ヘッド
96 第1のワイヤ受取領域
98 第1の開口端
100 第2の開口端
102 基部壁
104 側壁
106 側壁
108 第1のカバーまたは保持部材
110 可撓性のあるコネクタ
112 締結具
114 締結具受取開口
120 第2のカバー
122 締結具
124 締結具受取開口
126 一体ヒンジ
128 突出する縁
130 拡大部分
132 クリップ装着開口
136 第2のワイヤ受取領域
138 第1の開口端か
140 第2の開口端
142 基部壁
144 直立側壁
146 直立側壁
148 カバー
150 締結具
152 締結具
154 受取開口
156 受取開口
158 一体ヒンジ
160 一体ヒンジ
162 フレア状の部分
164 傾斜した部分
166 フレア状の部分
168 傾斜した部分
170 ギャップ
172 第2のギャップ
174 第3のワイヤ受取領域
176 第1の開口端
178 第2の開口端
180 基部壁
182 側壁
184 側壁
186 側壁
188 側壁
190 拡大部分
192 第1の脚部分
194 第2の脚部分
196 第1のカバー
198 締結具
202 締結具受取開口
206 第2のカバー
208 締結具
210 締結具
212 締結具受取開口
214 締結具受取開口
216 一体ヒンジ
218 クリップ装着開口
220 突出する部分
222 ヘッド部分
224 タブ
226 縁
228 縁
230 突起物
240 クリップ装着ブラケット
242 修正されたクリップ
244 突出する部分
246 ヘッド部分
248 第1の縁
250 第2の突出する縁

Claims (26)

  1. ドアヒンジに沿って自動車主本体と自動車ドアとの間に延在する自動車ドアワイヤハーネス配列であって、
    自動車主本体と自動車ドアとの間にあるヒンジと、
    前記ヒンジに沿って少なくとも1本のワイヤを担持するために前記ヒンジの形状に適合するプロテクタであって、前記少なくとも1本のワイヤは、前記自動車主本体と前記自動車ドアとの間に延在するプロテクタと、
    を具備する自動車ドアワイヤハーネス配列。
  2. 前記プロテクタは、前記プロテクタが前記ヒンジの形状に適合するのを可能にし、少なくとも1つのワイヤを前記ヒンジの垂直面に隣接して担持するように適合された複数の剛性セグメントである請求項1に記載の自動車ドアワイヤハーネス配列。
  3. 前記プロテクタは、第1の端と第2の端とを含み、前記第1の端は、第1のグロメットに接続されて、前記プロテクタの第1の端と前記自動車主本体の開口との間に前記少なくとも1本のワイヤを担持し、前記第2の端は、第2のグロメットに接続されて、前記プロテクタの第2の端と前記自動車ドアの開口との間に前記少なくとも1本のワイヤを担持する請求項1に記載の自動車ドアワイヤハーネス配列。
  4. 前記少なくとも1本のワイヤを担持するための可撓性のあるグロメットであって、前記プロテクタの一方の端と、前記自動車主本体と前記自動車ドアとの一方と、の間に延在する可撓性のあるグロメットをさらに具備する請求項1に記載の自動車ドアワイヤハーネス配列。
  5. 前記プロテクタを前記ヒンジの前記垂直面に摺動可能に接続するためのクリップをさらに具備する請求項1に記載の自動車ドアワイヤハーネス配列。
  6. 第1および第2の自動車構成要素の間で、少なくとも1本のワイヤを中に担持するためのワイヤハーネスであって、前記第1の自動車構成要素は前記第2の自動車構成要素に対して動くように適合されたワイヤハーネスにおいて、
    前記第1および第2の自動車構成要素の一方に接続された第1の端と、第2の端と、を有する可撓性のあるグロメットであって、前記第1の端から前記第2の端へ、前記少なくとも1本のワイヤを中に担持するように適合された可撓性のあるグロメットと、
    前記グロメットの前記第2の端に接続された第1の端を有するプロテクタであって、前記ワイヤプロテクタは前記グロメットの前記第2の端から前記ワイヤプロテクタの第2の端へ、前記少なくとも1本のワイヤを中に担持するように適合され、前記少なくとも1本のワイヤは、前記ワイヤプロテクタの第2の端から前記第1および第2の自動車構成要素の他方へ延在するプロテクタと、
    を具備するワイヤハーネス。
  7. 前記プロテクタの前記第2の端に接続された第1の端と、前記第1および第2の自動車構成要素の前記他方に接続された第2の端と、を具備する第2の可撓性のあるグロメットであって、前記ワイヤプロテクタの第2の端から前記第1および第2の自動車構成要素の前記他方へ、前記少なくとも1本のワイヤを中に担持するように適合された第2の可撓性のあるグロメットをさらに具備する請求項6に記載のワイヤハーネス。
  8. 前記プロテクタは、前記第1および第2の自動車構成要素を接続する関連ヒンジ部材に取りつけられる請求項6に記載のワイヤハーネス。
  9. 前記第1の自動車構成要素は自動車ドアであり、前記第2の自動車構成要素は自動車本体である請求項8に記載のワイヤハーネス。
  10. 前記プロテクタは、少なくとも2つの相互接続されたセクションにセグメント化され、前記プロテクタが外形を形成するのを可能にする請求項6に記載のワイヤハーネス。
  11. 前記プロテクタは関連ヒンジ部材に取りつけられ、前記外形は前記関連ヒンジ部材の外形である請求項10に記載のワイヤハーネス。
  12. 前記プロテクタは、
    第1のセグメントと、
    一体ヒンジ接続によって前記第1のセグメントに接続された第2のセグメントであって、前記第1および第2のセグメントが互いに対して曲がるのを可能にする第2のセグメントと、
    を具備する請求項6に記載のワイヤハーネス。
  13. 前記第1および第2のセグメントは、前記少なくとも1本のワイヤを受け取るために中空部分を含み、前記一体ヒンジは隣接する端と前記第1および第2のセグメントの側部との間にある請求項12に記載のワイヤハーネス。
  14. 前記一体ヒンジに隣接する側部に対向する前記第1および第2のセグメントの側部はギャップを含み、前記プロテクタが曲がるのを可能にする請求項13に記載のハーネス。
  15. プロテクタであって、
    第1のワイヤ受取領域を含む第1のセグメントと、
    第2のワイヤ受取領域を含む第2のセグメントであって、可撓性のあるコネクタによって前記第1のセグメントに取りつけられる第2のセグメントと、
    を具備するプロテクタ。
  16. 前記可撓性のあるコネクタは、前記プロテクタが所定の形状づけられた構造物にほぼ適合するのを可能にする請求項15に記載のプロテクタ。
  17. 前記所定の形状づけられた構造物は、ドアヒンジ部材である請求項16に記載のプロテクタ。
  18. 前記可撓性のあるコネクタは、一体ヒンジである請求項15に記載のプロテクタ。
  19. 前記第1のワイヤ受取領域は、関連ワイヤハーネスを中に受け取るように適合されたチャネルである請求項15に記載のプロテクタ。
  20. 前記第1のセグメントは、前記チャネルの長手方向拡張部の少なくとも一部に沿って前記チャネルを側方向に取り囲むためのカバーを含む請求項19に記載のプロテクタ。
  21. 前記第1のセグメントは、前記第1のワイヤ受取領域から出るのを妨げるために保持部材を含む請求項15に記載のプロテクタ。
  22. 前記第1のセグメントは、前記第1のワイヤ受取領域を画定する本体と、一体ヒンジによって前記本体に接続されるカバーと、を含む請求項15に記載のプロテクタ。
  23. 前記本体は、前記第1のワイヤ受取領域に連通する第1の開口端と、前記第1の開口端から間隔をおかれ前記第1のワイヤ受取領域に連通する第2の開口端と、前記第1の開口端と前記第2の開口端との間の距離を延在し前記第1のワイヤ受取領域に連通する側部開口と、を含み、前記カバーは、前記側部開口を通る出入りを可能にする開口位置と、前記出入りを妨げる閉鎖位置との間を動くことができる請求項22に記載のプロテクタ。
  24. 前記第1のセグメントは、前記カバーを閉鎖位置に係止するための締結具を含む請求項23に記載のプロテクタ。
  25. 第3のワイヤ受取領域を含む第3のセグメントであって、第2の可撓性のあるコネクタによって前記第2のセグメントに取りつけられる第3のセグメントをさらに具備する請求項15に記載のプロテクタ。
  26. 前記第1のセグメントは、前記プロテクタを関連装着部材へ取りつけるためのコネクタを含む請求項15に記載のプロテクタ。
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