JP2003531672A - 交換可能なヘッド部を有する歯ブラシ、及び歯ブラシ用の交換可能なヘッド部 - Google Patents

交換可能なヘッド部を有する歯ブラシ、及び歯ブラシ用の交換可能なヘッド部

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JP2003531672A
JP2003531672A JP2001579704A JP2001579704A JP2003531672A JP 2003531672 A JP2003531672 A JP 2003531672A JP 2001579704 A JP2001579704 A JP 2001579704A JP 2001579704 A JP2001579704 A JP 2001579704A JP 2003531672 A JP2003531672 A JP 2003531672A
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socket
plug
end surface
toothbrush
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クレーマー,ハンス
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C17/00Devices for cleaning, polishing, rinsing or drying teeth, teeth cavities or prostheses; Saliva removers; Dental appliances for receiving spittle
    • A61C17/16Power-driven cleaning or polishing devices
    • A61C17/22Power-driven cleaning or polishing devices with brushes, cushions, cups, or the like
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    • A61C17/22Power-driven cleaning or polishing devices with brushes, cushions, cups, or the like

Abstract

(57)【要約】 駆動可能なヘッドをハンドル内のモータに連結するようにハンドル内のソケットに係合可能なプラグ部を有する交換可能なヘッド部を有する電動歯ブラシであって、ヘッド部は、弾性に変形可能な端面を有し、プラグ部及びソケットのそれぞれの当接する端面に、互いに係合する凹部と凸部がある。凹部と凸部は、ヘッドとハンドルの固定を容易にするように係合する。このような歯ブラシ用の独立の交換可能なヘッド部も提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、歯ブラシ及び歯ブラシ用の交換可能なヘッド部に関し、特に、電気
駆動モータを含むハンドルを含み、ハンドルが、交換可能なヘッド部に係合可能
であり、ヘッド部が、駆動可能な歯ブラシ・ヘッドを一端に有すると共に、伝達
手段を含む本体を有し、伝達手段によってハンドル内のモータをブラシに連結す
ることができ、すべての構成要素が長手方向のヘッド・ハンドル方向に沿って配
設されている電動歯ブラシ及び電動歯ブラシ用の交換可能なヘッド部に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ヘッド部は、ブラシに向かい合う端部に雄プラグ係合部を有し、ハン
ドルは、このプラグ係合部が係合することのできる雌係合ソケットを備える。こ
のようなプラグ係合部及びソケットは一般に駆動リンケージを含み、この駆動リ
ンケージによって伝達手段をモータに連結することができる。具体的には、本発
明は、このような交換可能なヘッド部とハンドルとの間の連結手段の改良に関す
る。
【0003】 この一般的な構成の電動歯ブラシは既知であり、例えば、特に特許文献1号、
特許文献2、特許文献3、特許文献4に開示されたものがある。
【0004】
【特許文献1】 米国特許第6021538号
【0005】
【特許文献2】 イギリス特許第2228861号
【0006】
【特許文献3】 米国特許第4827552号
【0007】
【特許文献4】 ヨーロッパ特許第0500537号(米国特許第5289604号)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の交換可能なヘッド部を有する電動歯ブラシにあっては、毛が
歯ブラシの使用に対して正しい向きになるように固有の所定の位置合わせによっ
てヘッド部をハンドルに連結することを可能にするしっかりとした交換可能な連
結手段をハンドルとヘッド部との間に有することが望ましい。
【0009】 本発明の目的は、ヘッド部をハンドルに連結することを可能にするしっかりと
した交換可能な連結手段を備える歯ブラシ及び歯ブラシ用の交換可能なヘッド部
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、歯ブラシであって、 電気駆動モータを含み、ヘッド部用の係合ソケットを有するハンドルと、 駆動可能な歯ブラシを有すると共に、ソケットに係合可能なプラグ部を有する
交換可能なヘッド部とを含み、 プラグ部が、ソケット面に係合したときに概ねハンドルの方向を向く端面を有
し、ソケットが、概ねヘッドの方向を向いた端面を有し、 プラグ部の端面が、長手方向にかけられた圧力の影響の下でハンドル・ヘッド
方向に弾性に変形可能であり、 プラグ部の端面とソケットの端面の一方が、ヘッド・ハンドル方向に沿って突
き出る凸部を有し、他方が、プラグ部がソケットに係合したときに凸部を受け入
れる凹部を有する電動歯ブラシが提供される。
【0011】 本発明の構成により、凸部と凹部が係合したときにヘッド部とハンドルを係合
するのが容易になり、凸部は、プラグ部とソケット、したがってヘッド部とハン
ドルが、互いに対する固有の定義された位置合わせを受けたときにのみ凹部に適
切に受け入れられる。好適には、この位置合わせは、歯ブラシの使用に対する正
しい位置合わせである。
【0012】 ヘッド部は通常、駆動可能な歯ブラシ・ヘッドを一端に有し、ソケットに係合
可能なプラグ端部を反対側の端部に有する細長い構造である。この細長い構造は
、モータと駆動可能なヘッドを連結する駆動シャフトを含んでよく、駆動シャフ
トは、駆動モータとの連結を容易にするようにヘッドと反対側の端部の連結部で
終わってよい。ソケットは例えば、この駆動シャフトに連結するスタブ・アクス
ルを含んでよい。ソケットに係合可能なヘッド部のプラグ部は、好適には中空の
管状であり好ましくはほぼ円筒状の本体の形をしており、本体壁によって形成さ
れ、ハンドルの方向を向いた端面、好ましくは本体の長さ方向にほぼ垂直な端面
を有する。
【0013】 ソケットの内部は、ヘッド部のプラグ部の外形及び寸法にほぼ一致してよく、
例えば、ソケットの、ヘッドの方向を向いた端面は好ましくは、やはり長手方向
にほぼ垂直である。
【0014】 第1の構成において、凸部はプラグ部の端面上にあり、凹部はソケットの端面
にある。
【0015】 第2の構成において、凸部はプラグ部の端面に位置しており、凹部はソケット
の端面に位置している。
【0016】 ヘッド部のプラグ部の端面は様々な方法で弾性に変形可能にすることができる
。例えば、端面に隣接する本体壁は、長手方向に弾性にたわみ可能な構造を含ん
でよく、例えば、弾性の、例えばゴム材料、又はたわみ可能な弾性蛇腹構造で作
られた部分を組み込んでよい。
【0017】 好ましい構成において、ヘッド部のプラグ部の端面は、端面に隣接し壁を完全
に貫通する開口によって弾性に変形可能であり、この開口は、開口の、端面に隣
接する側で開口に対して部分的に又は好ましくは全体的に架橋する弾性にたわみ
可能なブリッジによって形成されており、ブリッジ部の表面は、例えば管状本体
のヘッド部のプラグ部の端面であり、ブリッジ部は、弾性に湾曲可能であり、第
1の構成の凸部又は第2の構成の凹部は、ブリッジ部の端面上に位置している。
【0018】 このような開口は、管状本体の壁のスロットの形をしていてよい。このような
スロットは、その全長の少なくとも一部にわたって、ほぼ平行な辺を有し通常矩
形であってよく、スロットの長さ方向は、例えば管状本体のプラグ部の周方向に
存在する。このような矩形スロットの長い辺の一方は好ましくは、ヘッド部の端
面に平行であり、ブリッジ部を含む。
【0019】 好適には、それぞれプラグ部及びソケットの端面はほぼ平面内に位置し、凸部
は、プラグ部又はソケットの端面がそれぞれ位置する平面から突き出る明確に形
成された突起の形をしており、凹部は、プラグ部又はソケットの端面がそれぞれ
位置する平面における明確に形成された空隙部の形をしている。それぞれ第1の
構成におけるプラグ部又はヘッド部の端面上の突起、あるいは第2の構成におけ
るソケットは例えば、傾斜したランプ状側面を有する小さなバンプ、例えばほぼ
半球状又は円錐状のバンプであってよい。あるいは、プラグの端面を、凸部、例
えば「V」字形端面として形作ってよい。
【0020】 それぞれソケット又はヘッド部のプラグ部の端面の凹部は、それぞれヘッド部
又はソケットの端面上の凸部の形状及び大きさにほぼ一致してよい。上述の小さ
なバンプの形の凸部と、対応する形状の凹部により、プラグを厳密に位置合わせ
してソケットに係合することができる。
【0021】 したがって、本発明の電動歯ブラシの第1の好ましい実施態様において、ヘッ
ド部は、駆動可能な歯ブラシ・ヘッドを一端に有すると共に、ソケットに係合可
能なプラグ端部を反対側の端部に有する細長い構造であり、ソケットに係合可能
なヘッド部のプラグ部は、ハンドルの方向を向き本体壁によって形成される端面
を有する中空の管状本体の形をしており、プラグ部の端面上に突起があり、凹部
はソケットの端面に設けられており、開口は、端面に隣接して位置し、本体壁を
完全に貫通しており、かつ開口は、開口の、端面に隣接する側で開口に対して架
橋する弾性にたわみ可能なブリッジによって形成され、ブリッジ部の表面は、ヘ
ッド部のプラグ部の端面であり、突起は、ブリッジ部の端面上に設けられている
【0022】 本発明の電動歯ブラシの第2の好ましい実施態様において、ヘッド部は、駆動
可能な歯ブラシ・ヘッドを一端に有すると共に、ソケットに係合可能なプラグ端
部を反対側の端部に有する細長い構造であり、ソケットに係合可能なヘッド部の
プラグ部は、ハンドルの方向を向き本体壁によって形成される端面を有する中空
の管状本体の形をしており、突起はソケットの端面に設けられており、凹部はソ
ケットに端面に設けられており、開口は、端面に隣接して位置し、本体壁を完全
に貫通しており、かつ開口は、開口の、端面に隣接する側で開口に対して架橋す
る弾性にたわみ可能なブリッジによって形成されており、ブリッジ部の表面は、
ヘッド部のプラグ部の端面であり、凹部は、ブリッジ部の端面に設けられている
【0023】 ヘッド部のプラグ部がソケットに所定の位置で係合すると、それぞれの端面は
密に隣接し、好ましくは接触することができる。
【0024】 ヘッド部のプラグ部及びソケットは、プラグ部をしっかりと固定するが取外し
可能に係合するのを容易にするように係合フィーチャを備えており、これらの係
合フィーチャは、ねじ付き連結部又はスナップばめ連結部を含んでよく、特に、
このような係合フィーチャは、一般的に知られている種類のものであってよい。
【0025】 差込み連結部が好ましい。差込み連結部は、例えばプラグ部が長手方向に雌ソ
ケットに挿入される既知の種類の連結部であり、プラグ部及びソケットの互いに
隣接する表面は、プラグ部とソケットが相対的に回転したときに係合する係合部
を備えている。通常、差込み連結部の係合部は、プラグがソケットから長手方向
に外れるのを防止するために回転時に一方の部材が他方の後方に当接するそれぞ
れの当接部の対を含む。差込み連結部を使用する場合、上述の長手方向に弾性に
たわみ可能な構造、例えば開口は、長手方向にヘッド部のプラグ部の端面とプラ
グ部の係合部との間に位置する。
【0026】 凹部がヘッド部の端部の端面に位置する第2の構成において、プラグ部の端面
の、凹部に隣接し、例えば、凹部に周方向に隣接し、好ましくはブリッジ部の一
部を含む部分は、ランプ面を含み、すなわち、ソケットの端面に対し、したがっ
て長手方向に対しても傾斜当接するように位置合わせされ、すなわち非垂直に位
置合わせされた表面を有することが好ましい。好ましくは、プラグ部の端面は凹
状領域を含み、ランプ面はプラグ部の端面のそのような凹状領域の一部を形成す
る。このような構成により、プラグ部及びソケットのそれぞれの端面が互いに接
触するが、ソケットの端面上の凸部が、凹状領域によって形成される、プラグ部
の端面とソケットの端部との間の隙間、例えば、傾斜面がソケットの端面から分
岐する隙間に嵌め込まれる程度に、プラグ部をソケットに挿入するのが容易にな
る。この場合、プラグ部とソケットを相対的に回転させ、例えば差込み連結部同
士を係合させたときに、ランプ表面が凸部に載ることができ、ランプ面がブリッ
ジ部の一部を含む場合には、その結果としてブリッジ部が、凸部に載るときに弾
性に変形することができる。次いで、さらに回転させると、凹部が凸部を受け入
れ、ブリッジ部は弾性に最初の形状に戻り、凸部の後方に嵌ることができる。
【0027】 本発明は、以下のようにヘッド部とハンドルとの間に有利な連結部を形成する
。プラグ部をソケットに挿入するときに、ヘッド部が歯ブラシの使用に対して適
切に位置合わせされない場合がある。これは、ヘッド部とソケットが、相対的な
回転を必要とする係合フィーチャ、例えば差込み連結部を有する場合に特に可能
性が高い。この場合、凸部と凹部も位置ずれし、凸部が、凹部に係合せずにソケ
ット又はヘッド部のそれぞれの端面に当接する。この当接により、ヘッド部の弾
性に変形可能な端面、例えばブリッジ部に圧力がかかる。この圧力によって、ブ
リッジ部はその弾性に対抗して湾曲し、例えばアーチ状になる。ヘッド部を回転
させ、例えば、差込み連結部などの係合手段を係合させると、この回転によって
、ヘッド端部が歯ブラシの使用に対して適切に位置合わせされ、凸部と凹部が、
弾性により、ユーザに感じることができ、場合によってはユーザに音が聞こえる
ように凸部が凹部に「パチンと嵌る」ように位置合わせされる。これにより、ヘ
ッド部が歯ブラシの使用に対して適切に位置合わせされ、係合部が正しく位置合
わせされしっかりと係合されたことを、ユーザが明確に知ることができる。
【0028】 さらに、凸部を凹部に嵌め込み、ヘッド端部の弾性によって凸部を保持すると
、歯ブラシの使用時に、例えばモータの振動や歯ブラシの使用による応力に対抗
してヘッド部をハンドル上にしっかりと保持することができる。
【0029】 本発明の電動歯ブラシの他の特徴は従来の特徴であってよい。例えば、ヘッド
部は、毛担体を含む駆動可能な歯ブラシ・ヘッドを有してよく、毛担体は、歯ブ
ラシの長手方向軸にほぼ垂直な軸を中心として回転可能であるか又は往復揺動回
転可能である。このような構成は公知である。このような駆動可能な歯ブラシ・
ヘッド毛担体のすべて又は一部自体を交換することができる。ハンドルは、駆動
シャフトを回転運動するように駆動することのできるモータ・伝達部を含んでよ
い。ヘッド部は、毛担体の連続的な回転運動を毛担体の揺動回転運動に変換する
伝達システムを含んでよい。このような伝達システムは当技術分野で既知である
【0030】 ヘッド部及びソケットの表面は、電動歯ブラシの技術分野で一般的なプラスチ
ック材料及び/又は金属、例えばポリプロピレンで作ってよい。
【0031】 本明細書で使用される語「弾性」は主として、ばねと同様に、圧力をかけられ
たときに変形し、圧力が除去されたときにほぼ最初の位置に急速に戻る部分又は
構造を意味する。電動歯ブラシの製造で使用される多くの一般的なプラスチック
及びゴム材料は弾性である。
【0032】 本発明は、本明細書で説明する電動歯ブラシと共に使用するのに適した交換可
能なヘッド部も提供する。
【0033】 このような交換可能なヘッド部は、駆動可能な歯ブラシ・ヘッドを一端に有す
ると共に、プラグ端部を反対側の端部に有する細長い構造を含んでよく、ヘッド
部のプラグ部は、端面を有し本体壁によって形成される中空の管状本体の形をし
ており、開口が、端面に隣接して位置し、本体壁を完全に貫通しており、かつ開
口は、開口の、端面に隣接する側で開口に対して架橋する弾性にたわみ可能なブ
リッジによって形成されており、ブリッジ部の表面は、ヘッド部のプラグ部の端
面であり、ブリッジ部の端面に突起又は空隙部が設けられている。このようなプ
ラグ端部は、本明細書で説明する歯ブラシ・ハンドルの対応するソケットに係合
可能である。このような交換可能なヘッド部の好ましい特徴について本明細書で
説明する。
【0034】 例えば、このような交換可能なヘッド部において、ソケットに係合可能なヘッ
ド部のプラグ部は、ハンドルの方向を向き本体壁によって形成される端面を有す
る中空の管状本体の形をしており、開口が、端面に隣接して位置し、本体壁を完
全に貫通しており、かつ開口は、開口の、端面に隣接する側で開口に対して架橋
する弾性にたわみ可能なブリッジによって形成されており、ブリッジ部の表面は
、ヘッド部のプラグ部の端面であってよく、凹部は好ましくは、ブリッジ部の端
面に設けられ、ブリッジ部の一部は、ヘッド部の長手方向に対して傾斜位置合わ
せされたランプ面を含む。
【0035】 本発明は、電気駆動モータを含み、本明細書で説明するヘッド部に適した係合
ソケットを有する歯ブラシ・ハンドルも提供する。
【0036】 本発明の歯ブラシのプラスチック材料部は、歯ブラシの1つ又は複数の構成部
品、例えば、交換可能なヘッド部の形状及び寸法を形成する鋳型空隙部を有する
鋳型にたわみ可能なプラスチック材料が注入される射出成形プロセスによって作
ってよい。このようなプロセスは本発明の他の局面を形成する。
【0037】 他の局面において、本発明は、この射出成形プロセスで使用するのに適した空
隙部を有する射出鋳型を提供する。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な交換可能なヘッド部を有する電
動歯ブラシの実施の形態について詳細に説明する。
【0039】 図1は、本発明の実施の形態の交換可能なヘッド部を有する電動歯ブラシの全
体的な概略図である。
【0040】 図1を参照すると、電動歯ブラシ10が側面図に全体的に示されている。歯ブ
ラシ10はハンドル11を含み、ハンドル11によって歯ブラシを保持すること
ができ、ハンドル11は駆動モータ、電池、制御装置など(図示せず)を含んで
いる。ハンドル11は、交換可能なヘッド部13に連結部12で交換可能に連結
されている。連結部12は本発明の連結部であり、連結部12については以下に
詳しく説明する。ヘッド部は、ヘッド部13の、ハンドル11から離れたヘッド
端部にヘッド14を含んでおり、かつ中空の管状本体15を含んでいる。本体1
5は、連結部12でハンドル11に係合可能である。ハンドル11の交換可能な
部分13とヘッド14の組立体は、歯ブラシ10のヘッド・ハンドル長さ方向A
−Aに沿って配設されている。駆動可能なブラシ16がヘッド14に取り付けら
れており、ブラシ16から一群の毛の17が、長さA−Aに概ね垂直な一般的な
毛方向B−Bに延びている。ブラシ16は、中空の管状本体15の内側に沿って
延びる駆動シャフト(概略的に示されている)を介してモータ(図示せず)によ
って駆動される。ブラシ16は、一群の毛17の中心を通過し毛の方向B−Bに
平行な軸を中心として揺動回転できるようにヘッド内のアクスル(図示せず)上
に取り付けられている。
【0041】 使用時に、ブラシ16は毛の方向B−Bに平行であり一群の毛17の平面の中
心を通過する回転軸を中心として揺動、すなわち反転回転運動を行い、同時に、
方向B−Bに沿って往復上下運動を行う。このような運動を実現する駆動機構は
当技術分野で既知である。
【0042】 図2は、図1の電動歯ブラシのヘッド部及びソケットの第1の構成を示す図で
ある。
【0043】 図2を参照すると、図1の連結部12が詳しく示されている。図2Aは部分切
欠き部分縦方向断面図であり、図2Bは図2Aの軸A−Aを中心として約600
回転させた側面図である。図2A及び図2Bは、図1のヘッド部13の、図1の
ハンドル10に最も近い端部を詳しく示している。ヘッド部13の、ハンドルに
最も近い端部は、ヘッド部13の、ヘッド端部に最も近い隣接する部分に対して
狭くなっている断面を有する、中空の円筒状管状本体21を含むプラグ部20を
含んでいる。回転可能な駆動シャフト22が本体21内にあり、シャフト22の
、ヘッド部13のハンドル端部側の末端が図示されている。
【0044】 ヘッド部の、図1のヘッドから最も遠い端部において、管状本体21は、長さ
方向A−Aに垂直な平面に実質的に存在する端面23で終わっている。この端部
において、管状本体21は、薄い側壁によって形成された中空の円筒の形をして
いる。
【0045】 端面23の近くに隣接して、本体21の壁を完全に貫通して延びる開口24が
、本体21の壁に設けられている。開口24は、ほぼ矩形のスロットの形をして
おり、長さ方向が長さ方向A−Aにほぼ垂直で端面23の平面に平行であり、円
筒状本体21の周方向に延びている。細いブリッジ部25は、端面23のすぐ隣
りにある長い辺で開口24を形成し、かつ端面23の一部を形成している。ブリ
ッジ部25は、管状本体21を構成するプラスチック材料で一体に作られており
、長手方向A−Aに圧力がかけられたときに弾性に湾曲することができる。
【0046】 ブリッジ部25の端面に、長手方向A−Aに突き出る小さな突起26がある。
突起26は、小さなほぼ半球状のバンプの形をしている。
【0047】 図2Cは、部分切欠き部分断面図において、ハンドル11の、図1のヘッド部
のすぐ隣りの部分も全体的に27で示している。ハンドル11のこの部分には係
合ソケット28が設けられており、係合ソケット28は、概ねヘッド部13のヘ
ッド端部の方向を向いており、ソケット28に係合可能な管状本体21の外形及
び寸法にほぼ一致している。駆動モータ(図示せず)に連結されたスタブ・アク
スル29がソケット28内に延びている。ソケット28は、側面と、長さ方向A
−Aに垂直な平面に実質的に存在する端面210とによって形成されている。
【0048】 端面210には、形状が突起26に厳密に対応する小さな空隙部211がある
。空隙部211は、プラグ部20がソケット28に完全に挿入され係合しソケッ
ト28に対する固有の位置合わせがなされたときに突起26が空隙部211に嵌
るように位置している。
【0049】 管状本体21の外側表面及びソケット28の側面は差込み連結係合部212、
213をさらに備えている。通常、差込み連結係合部は3つ存在し、管状本体及
びソケット28の周りに1200の間隔を置いて配置されている。ヘッド部13
の、ヘッド端部の最も近くの管状本体21のすぐ近くの部分は、ヘッド部13と
ハンドル11との間にシールを形成するようにゴム材料の弾性カラー214とし
て形成されている。
【0050】 図1には、フィーチャ21及び28も概略的に示されている。
【0051】 以下、上述のように構成された交換可能なヘッド部を有する電動歯ブラシの動
作を説明する。
【0052】 図2に示す構成は以下のように働く。管状本体21がソケット28に導入され
る。スタブ・アクスル29が駆動シャフト22の端部に係合する。管状本体21
をソケット28に挿入することができる。管状本体21をソケット28の全長に
わたって導入できるのは、差込み連結部212、213が本体21を導入できる
ように位置合わせされ、すなわち、部分212が部分213間に嵌ったときだけ
であり、この位置合わせは通常、最初ブラシ・ヘッド14が歯ブラシの使用に対
して正常に位置合わせされていない状態で行われる。本体21がソケット28内
に完全に挿入されると、次いで管状本体21をその長さ軸A−Aを中心として回
転させ、係合部分212を後方の位置、すなわち、ソケット28内の部分213
よりも奥の位置に移動させることができる。部分212が部分213よりも後方
の位置に配置されることによって、プラグ20がソケット28から外れるのが防
止される。差込み連結部212、213は、この位置合わせが達成されたときに
さらなる回転に対するエンド・ストップを形成するように一般に知られている方
法で形作ってよく、かつ/又はソケット28にエンド・ストップ手段を設けてよ
い。この一般的な種類の差込み連結部は当技術分野で既知である。
【0053】 図3は、図2の構成の動作を詳しく示す図である。
【0054】 突起26及び空隙部211の作用は図3A〜3Cにより明確に示されている。
図3Aに示すように、最初に管状本体21をソケット28に矢印の方向に挿入す
る際、ヘッド部13を回転させ差込み連結部212、213を位置合わせする前
には、突起26と空隙部211は位置合わせされておらず、突起26はソケット
28の端面210に当接している。さらに、部分212は、ソケット28におい
て部分213の後方に嵌るのに十分な程度に奥まで入っておらず、すなわち、部
分212は長手方向において部分213に対して距離「d」だけ位置ずれしてい
る。図3Bに示すように、本体21を矢印の方向に空隙部28に深く押し込むと
、突起26が表面210に当接することによって突起26に圧力がかかり、この
圧力がブリッジ部25に伝達される。この圧力によってブリッジ部25が弾性に
湾曲し、すなわち、ヘッド部13のヘッド端部の方へアーチを形成する。ブリッ
ジ部25の変形は、本体21がソケット28内にさらに距離「d」だけ移動する
のに十分な変形である。
【0055】 図3Cに示すように、ヘッド部13を矢印の方向に回転させ、差込み連結部2
12、213を、部分212が部分213の後方に位置するように位置合わせす
ると、この回転によって突起26と空隙部211が位置合わせされる。部分21
2、213を位置ずれさせる恐れのある本体のさらなる回転を防止するエンド・
ストップ・フィーチャ(図示せず)を本体21及び/又はソケット28上に設け
てよい。ブリッジ部25の弾性により、ユーザに感じることができ、場合によっ
てはユーザに音が聞こえるように突起26が空隙部211に「パチンと嵌る」。
これにより、差込み連結係合部が正しく位置合わせされしっかりと係合されたこ
とを、ユーザが明確に知ることができる。さらに、突起26を空隙部211に嵌
めると、歯ブラシの使用時に、例えば、モータの振動や使用による応力に対抗し
てヘッド部13をハンドル上の所定の位置にしっかりと保持することができる。
【0056】 カラー44は、差込み連結部212、213が係合する際にヘッド端部10と
ハンドルとの間で圧縮され、連結部12に張力をもたらし、シールを形成するだ
けでなく、ヘッド部13とハンドルを互いにしっかりと保持できるようにする。
【0057】 ヘッド部をハンドルから係合解除する場合、部分212、213を係合解除す
るようにヘッド部13を図3Cに示す方向と逆の方向に回転させる。突起26及
び空隙部211は半球状であるので、その表面同士はランプ作用において互いに
円滑に滑ることができ、それによって突起26が再び空隙部211から離れ、ブ
リッジ・ユニット25が、突起26が空隙部211から離れるにつれて弾性に湾
曲し、突起26が、図2とは逆に再びソケット28の表面210の端部に当接す
る。管状本体21をソケット21から取り外すと、図1に示すように、ブリッジ
部25はその最初の非変形形状に戻る。
【0058】 図4は、図1の電動歯ブラシのヘッド部及びハンドルの第2の構成を示す図で
ある。
【0059】 図4を参照すると、第2の構成における図1の連結部12が詳しく示されてい
る。図4A及び図4Bは、軸A−Aを中心として互いに約1800回転させた側
面図である。図4A及び図4Bは、図1のヘッド部13の、図1のハンドル10
に最も近い端部を詳しく示している。図2及び図3に対応するフィーチャには対
応する参照番号が付されている(例えば、図4のフィーチャ41は図2のフィー
チャ21に対応する)。
【0060】 管状本体41の端面43に密に隣接して、管状本体41の壁に、細長いほぼ矩
形のスロットの形の開口44があり、その長さ方向は、ヘッド部の長さ方向A−
Aに垂直である。細いブリッジ部45は、端面43に隣接する長い辺で開口44
を形成している。ブリッジ部45には、くさび形ノッチの形の小さな空隙部41
1がある。端面43の一部は長さ方向A−Aにほぼ垂直な平面内に存在し、端面
43の一部43Aはこの平面に対して傾斜位置合わせされている。
【0061】 図4Cは、部分切欠き部分断面図において、この第2の構成のハンドル11の
、図1のヘッド部13のすぐ隣りの部分を全体的に47で示している。ハンドル
11のこの部分には係合ソケット48が設けられており、係合ソケット48は、
概ねヘッド部13のヘッド端部の方向を向いており、ソケット48に係合可能な
管状本体41の外形及び寸法にほぼ一致している。図4Cは都合上、図4A及び
図4Bよりも小さなスケールで描かれている。駆動モータ(図示せず)にスタブ
・アクスル29が連結されている。ソケット48は、側面と、長さ方向A−Aに
ほぼ垂直な端面410とによって形成されている。
【0062】 端面410上には凸部、すなわち、形状が空隙部411に厳密に対応する小さ
なくさび形突起46がある。突起46は、プラグ部40がソケット48に完全に
挿入され係合しソケット28に対する固有の位置合わせがなされたときに突起4
6が凹部411に嵌るように位置している。
【0063】 管状本体41の外側表面及びソケット48の側面はそれぞれ、差込み連結係合
部212、213をさらに備えている。通常、差込み連結係合部は3つ存在し、
管状本体41及びソケット28の周りに1200の間隔を置いて配置されている
【0064】 図1には、フィーチャ41及び48も概略的に示されている。
【0065】 図4に示す構成は図2と同様に働く。管状本体41がソケット48に導入され
、差込み連結部412、413が、図2に関して説明したように動作する。
【0066】 図5は、図4の構成の動作を詳しく示す図である。
【0067】 突起46及び凹部411の作用は図5A〜5Cに詳しく示されている。図5A
に示すように、最初に管状本体41をソケット48に矢印の方向に挿入する際、
ヘッド部13(図5には示されていない)を回転させ差込み連結部412、41
3を位置合わせする前には、突起46と凹部411は位置合わせされていない。
しかし、端面43の傾斜部43Aとソケットの端面410がそれらの間に空間を
形成しており、表面43と表面410は接触している(図を明確にするためにわ
ずかな隙間が示されている)。図5Bに示すように、本体41を矢印の方向に回
転させると、部分43Aがランプ作用において突起46に載り、ブリッジ部45
を圧縮し、ブリッジ部45が弾性に湾曲し、すなわち、ヘッド部13のヘッド端
部の方へアーチを形成する。したがって、部分43Aは、凹部411に周方向に
隣接するランプ面を含んでいる。
【0068】 図5Cに示すように、ヘッド部13を矢印の方向に回転させ、差込み連結部4
12、413を、部分412が部分413の後方に位置するように位置合わせす
ると、この回転によって突起46と空隙部411が位置合わせされる。部分41
2、413を位置ずれさせる恐れのある本体のさらなる回転を防止するエンド・
ストップ・フィーチャ(図示せず)を本体41及び/又はソケット48上に設け
てよい。ブリッジ部45の弾性により、ユーザに感じることができ、場合によっ
てはユーザに音が聞こえるようにが空隙部411が突起46に「パチンと嵌る」
。これにより、差込み連結係合部412、413が正しく位置合わせされしっか
りと係合されたことを、ユーザが明確に知ることができる。さらに、突起46を
凹部411に嵌めると、歯ブラシの使用時に、例えば、モータの振動や使用によ
る応力に対抗してヘッド部13をハンドル上の所定の位置にしっかりと保持する
ことができる。
【0069】 図5A〜5Cに示す構成におけるハンドルからのヘッド部の係合解除は、図3
と同様であり、上述の動作と逆に行われる。
【0070】 図6は、図5と同様な他の構成を示す図である。
【0071】 図6A〜6Dを参照すると、ヘッド部13(図6には示されていない)の他の
態様の構成及び動作が示されている。図5に対応する部分はそれに応じて番号付
けされている。突起46及び凹部411の作用が図示されている。図6Aに示す
ように、最初に管状本体41をソケット48に挿入する際、突起46と空隙部4
11は位置合わせされていない。しかし、図6Bに示すように、端面43の部分
43Aは、図5の領域43Aと同様な凹状領域であり、凹状領域43Aとソケッ
トの端面410はそれらの間に空間を形成し、この空間内に突起46が嵌り、表
面43と表面410が接触する(図を明確にするためにわずかな隙間が示されて
いる)。表面43Aは、凹部411に周方向に隣接する位置に、ランプ面43B
を形成している。図6Cに示すように、本体41をソケット48内で矢印の方向
に回転させると、ランプ面43Bがランプ作用において突起46に載り、ブリッ
ジ部45を圧縮し、ブリッジ部45が弾性に湾曲し、すなわち、ヘッド部13の
ヘッド端部の方へアーチを形成する。
【0072】 図6Dに示すように、ヘッド部13を引き続き矢印の方向に回転させると、突
起46と空隙部411が位置合わせされ、したがって、ブリッジ部45が最初の
位置に戻る。図6に示す実施形態は、図5と同様に差込み連結部及びエンド・ス
トップ手段を備えてよい。
【0073】 図6A〜6Dに示す構成におけるハンドルからのヘッド部の係合解除は、図5
と同様であり、上述の動作と逆に行われる。
【0074】 図7は、図4の構成の他の動作モードを詳しく示す図である。
【0075】 図4の修正された構成における突起46及び空隙部411の作用は、図7A〜
7Cにより明確に示されている。この図は、端面43の傾斜部43Aが存在せず
、すなわち、端面43が長さ方向A−Aに垂直な平面内に存在する図4の修正実
施形態を示している。図7Aに示すように、最初に管状本体41をソケット48
に矢印の方向に挿入する際、ヘッド部13を回転させ差込み連結部412、41
3を位置合わせする前には、突起46と空隙部411は位置合わせされておらず
、突起46は端部ブリッジ部45に当接している。さらに、部分412は、ソケ
ット48において部分413の後方に嵌るのに十分な程度に奥まで入っておらず
、すなわち、部分412は長手方向において部分413に対して距離「d」だけ
位置ずれしている。
【0076】 図7Bに示すように、本体41を矢印の方向に空隙部48に深く押し込むと、
突起46がブリッジ部45に当接することによってブリッジ部45に圧力がかか
り、ブリッジ部25が弾性に湾曲し、すなわち、ヘッド部13のヘッド端部の方
へアーチを形成する。ブリッジ部45の変形は、本体41がソケット48内にさ
らに距離「d」だけ移動するのに十分な変形である。
【0077】 図7Cに示すように、ヘッド部13を矢印の方向に回転させ、差込み連結部4
12、413を、部分412が部分413の後方に位置するように位置合わせす
ると、この回転によって突起46と空隙部411が位置合わせされる。部分41
2、413を位置ずれさせる恐れのある本体のさらなる回転を防止するエンド・
ストップ・フィーチャ(図示せず)を本体41及び/又はソケット48上に設け
てよい。ブリッジ部45の弾性によってブリッジ部45はその最初の形状に「素
早く戻り」、したがって、空隙部411は、ユーザに感じることができ、場合に
よってはユーザに音が聞こえるように突起46に嵌る。これにより、差込み連結
係合部412、413が正しく位置合わせされしっかりと係合されたことを、ユ
ーザが明確に知ることができる。さらに、突起46を空隙部411に嵌めると、
歯ブラシの使用時に、例えば、モータの振動や使用による応力に対抗してヘッド
部13をハンドル上の所定の位置にしっかりと保持することができる。
【0078】 図7A〜7Cに示す構成におけるハンドルからのヘッド部の係合解除は、図3
及び図5と同様であり、上述の動作と逆に行われる。
【0079】
【発明の効果】
以上、詳述したように、本発明によれば、ヘッド部をハンドルに連結すること
を可能にするしっかりとした交換可能な連結手段を実現することができる。また
、本発明の電動歯ブラシ共に使用するのに適した、歯ブラシ用の独立の交換可能
なヘッド部も実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の交換可能なヘッド部を有する電動歯ブラシの全体的な概
略図である。
【図2】 図1の電動歯ブラシのヘッド部及びソケットの第1の構成を示す図である。
【図3】 図2の構成の動作を詳しく示す図である。
【図4】 図1の電動歯ブラシのヘッド部及びハンドルの第2の構成を示す図である。
【図5】 図4の構成の動作を詳しく示す図である。
【図6】 図5と同様な他の構成を示す図である。
【図7】 図4の構成の他の動作モードを詳しく示す図である。
【符号の説明】
10 電動歯ブラシ(歯ブラシ) 11 ハンドル 12 連結部 13 ヘッド部 14 ヘッド 15 管状本体 16 ブラシ 17 一群の毛 20 プラグ部 21,41 管状本体 22 駆動シャフト 23,43 端面 24 開口 25,45 ブリッジ部 26 突起 27 ヘッド部のすぐ隣りの部分 28,48 係合ソケット 29 スタブ・アクスル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US, UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 クレーマー,ハンス ドイツ連邦共和国 ディー−77815 ビュ ール(バーデン),ハーマンシュトラーセ 7,グラクソスミスクライン コンシュ ーマー ヘルスケア ゲゼルシャフト ミ ット ベシュレンクテル ハフツング ウ ント コムパニー コマンディットゲゼル シャフト Fターム(参考) 3B202 AA07 AB13 BC01 BC06 BE10 DB04

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯ブラシであって、 電気駆動モータを含み、ヘッド部用の係合ソケットを有するハンドルと、 駆動可能な歯ブラシを一端に有すると共に、ソケットに係合可能なプラグ部を
    反対側の端部に有する細長い構造である交換可能なヘッド部とを含み、 プラグ部が、ソケット面に係合したときに概ねハンドルの方向を向く端面を有
    し、ソケットが、概ねヘッドの方向を向いた端面を有し、 プラグ部の端面が、長手方向にかけられた圧力の影響の下でハンドル・ヘッド
    方向に弾性に変形可能であり、 プラグ部の端面とソケットの端面の一方が、ヘッド・ハンドル方向に沿って突
    き出る凸部を有し、他方が、プラグ部がソケットに係合したときに凸部を受け入
    れる凹部を有する歯ブラシ。
  2. 【請求項2】 凸部がプラグ部の端面上にあり、凹部がソケットの端面に位
    置している、請求項1に記載の歯ブラシ。
  3. 【請求項3】 凹部がプラグ部の端面に位置しており、凸部がソケットの端
    面上に位置している、請求項1に記載の歯ブラシ。
  4. 【請求項4】 それぞれソケット又はヘッドのプラグ部の端面の凹部が、そ
    れぞれヘッド部又はソケットの端面上の凸部の形状及び大きさとほぼ一致してい
    る、請求項1から3のいずれか一項に記載の歯ブラシ。
  5. 【請求項5】 ヘッド部が、駆動可能な歯ブラシ・ヘッドを一端に有し、ソ
    ケットに係合可能なプラグ端部を反対側の端部に有する細長い構造であり、プラ
    グ部が、本体壁によって形成された中空の管状本体の形をしており、中空の管状
    本体が、ヘッド部が歯ブラシのハンドルに係合したときにハンドルの方向を向く
    端面を有する、請求項1から4のいずれか一項に記載の歯ブラシ用の交換可能な
    ヘッド部。
  6. 【請求項6】 ヘッド部のプラグ部の端面が、端面に隣接しており本体壁を
    完全に貫通する開口によって弾性に変形可能であり、開口が、開口の、端面に隣
    接する側で開口に対して部分的に又は好ましくは全体的に架橋する弾性にたわみ
    可能なブリッジ部によって形成されており、ブリッジ部の表面が、ヘッド部のプ
    ラグ部の端面である、請求項5に記載の交換可能なヘッド部。
  7. 【請求項7】 開口が、プラグ部の周方向に長さ方向を有するスロットの形
    をしている、請求項6に記載の交換可能なヘッド部。
  8. 【請求項8】 凸部がブリッジ部の端面上にある、請求項6又は7に記載の
    交換可能なヘッド部。
  9. 【請求項9】 凹部が、ブリッジ部の端面上にある、請求項6又は7に記載
    の交換可能なヘッド部。
  10. 【請求項10】 プラグ部の端面上の、凹部に隣接する位置にランプ面があ
    る、請求項9に記載の交換可能なヘッド部。
  11. 【請求項11】 ランプ面が、ブリッジ部の、凹部に周方向に隣接する部分
    を含む、請求項10に記載の交換可能なヘッド部。
  12. 【請求項12】 ランプ面が、プラグ部の端面の凹状領域の一部を含む、請
    求項10又は11に記載の交換可能なヘッド部。
  13. 【請求項13】 ソケットに係合可能なヘッド部のプラグ部が、ハンドルの
    方向を向き本体壁によって形成される端面を有する中空の管状本体の形をしてお
    り、開口が、端面に隣接して位置し、本体壁を完全に貫通しており、かつ開口が
    、開口の、端面に隣接する側で開口に対して架橋する弾性にたわみ可能なブリッ
    ジ部によって形成されており、ブリッジ部の表面が、ヘッド部のプラグ部の端面
    であり、凹部が、ブリッジ部の端面に設けられており、ブリッジ部の一部が、ヘ
    ッド部の長手方向に対して傾斜当接するランプ面を含む、請求項9から12のい
    ずれか一項に記載の歯ブラシ用の交換可能なヘッド部。
  14. 【請求項14】 ヘッド部のプラグ部が、プラグ部をソケット内の対応する
    差込み連結フィーチャに固定するが取外し可能に係合するのを容易にするように
    差込み連結係合フィーチャを備えている、請求項9から13のいずれか一項に記
    載の交換可能なヘッド部。
  15. 【請求項15】 電気駆動モータを含み、請求項9から14のいずれか一項
    に記載のヘッド部に適した係合ソケットを有する歯ブラシハンドル。
  16. 【請求項16】 ソケットに係合可能なヘッド部のプラグ部が、ハンドルの
    方向を向き本体壁によって形成される端面を有する中空の管状本体の形をしてお
    り、開口が、端面に隣接して位置し、本体壁を完全に貫通しており、かつ開口が
    、開口の、端面に隣接する側で開口に対して架橋する弾性にたわみ可能なブリッ
    ジ部によって形成されており、ブリッジ部の表面が、ヘッド部のプラグ部の端面
    であり、凹部が、ブリッジ部の端面に設けられており、ブリッジ部の一部が、ヘ
    ッド部の長手方向に対して傾斜当接するランプ面を含み、ランプ面が、プラグ部
    の端面の凹状領域の一部を含み、 プラグ部をソケットに挿入すると、ソケットの端面上の凸部が、凹状領域によ
    って形成される、プラグ部の端面とソケットの端部との間の隙間に嵌め込まれ、
    プラグ部とソケットを相対的に回転させると、ランプ面が凸部に載り、さらに相
    対的に回転させると、凹部が凸部を受け入れる、請求項3に記載の歯ブラシ。
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