JP2003529817A - 静止赤外線ビームユニットと相補のヘッド装着ユニットを用いる三次元操縦システム - Google Patents

静止赤外線ビームユニットと相補のヘッド装着ユニットを用いる三次元操縦システム

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 3Dナビゲーションシステムは照射器/検出器ユニットの相補的な対を用いる。1つのユニット(10)は使用者の体の一部(例えば、頭)も装着され、他のユニット(20)は使用者に面するディスプレーモニター上の静止位置に取付けられる。各ユニットは基準軸を中心とする光電池(PV)セル(10b,20b)のアレーと基準軸上に光ビームを照射する赤外線ダイオード(10a,20a)を有する。各光検出器アレーは他のユニットからの赤外線ビームを受信し、PVセル上で受信したビームの光強度を表す出力信号を与える。相補的なユニットのPVセル応答信号は一緒に用いられて静止ユニットに対する使用者装着ユニットの位置と角度方位を計算する。位置と角度値はコンピュータ上のアプリケーションプログラムの3Dナビゲーション機能を制御するためにコンピュータにインストールされたソフトウエアディバイスドライバによっても用いられる。システムは相互作用3Dに用いられることができ、広範囲の他のアプリケーションおよび環境、例えば、航空機のシミュレータまたはコクピット、船舶、宇宙船、車両等のコマンドセンター内でのフライト運動のハンドフリー制御のため、身障者がコンピュータ、モータ駆動の車いす、義肢にハンドフリーでの入力、例えば、機械補助運動の案内、CAD設計、建築、医療グラフィックス、バーチャルリアリティ、他のアプリケーションような工業環境で種々の機能を制御するためにも用いられることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】 本発明は、三次元(3D)空間で頭のような使用者の身体の一部の位置と方位
を決定することに基づく制御入力を与え、入力を用いて3Dディスプレー上のポ
インタまたはカーソル、3D空間内の機器、3Dイメージまたはシーン等のディス
プレー(カメラアングルまたはビュウ)の斜視図を制御するシステムに関する。
特に、本発明は、コンピュータ上の相互作用の(対話式の)3Dゲームをプレー
するハンドフリー(手が自由な)入力ディバイスとして用いることができる低コ
ストの、正確な、信頼できるシステムに向けられたものである。 【0002】 【従来の技術】 デスクトップコンピュータ用の3Dグラフィックスの増加と、特にゲームのキャ
ラクタコンバット(格闘)における3Dソフトウエアの洗練さと支配の増大に伴
って、キャラクタ制御の優秀な方法と操作が現在のジョイステック、キーボード
およびマウスと比べて、望まれ要請されている。現在の周辺入力ディバイスは幾
つかの理由で不適切である。第1に、使用者は各ゲーム、即ち、ソフトウエアプロ
グラムに対してコマンドの個々の組合せを学び覚える必要がある。例えば、「ア
ップ」矢印キーが1つのゲームではユーザを前進させるが、他方では、「F」キ
ーが他のゲームで同一のことを行う。第2に、キーまたはボタンを押すことと、
ディスプレー上の移動、カメラアングル、またはポインティングを向けることと
の間に論理的な関係がない。もし使用者が同様な方向にリアルタイムで身体の一
部を肉体的に移動させることによってゲーム内の移動を制御できるならば、使用
者にとってそれは一層自然なことであり、ゲームをプレーすることに精神的に没
頭することができる。 【0003】 理想的に、使用者は、ゲームキャラクタを制御して、3D空間内でナビゲート
する、即ち、頭または身体の他の部分の動きを制御することとできるだけ同様な
方法でキャラクタが何を見るかを変化させることを好む。また、ナビゲーション
の遠近の変更方法が使用者の手を他の同時入力のために自由にすることは非常に
便利である。例えば、もし使用者が手を用いることなしにキャラクタを動かすこ
とができるならば、手はキーボード、ゲームコントローラ、または他の入力ディ
バイスにコンバットタイプの入力を行うために用いることができる。 【0004】 コンピュータのカーソルの移動またはゲームの制御に適した先行技術のヘッド
入力システムは、ヘッドの位置および/または方位を計算するためにヘッド装着
ユニットから検出器ユニットへ送信された信号の検出に依存していた。例えば、
ビセイ(Bisey)の米国特許第5,367,614号では、コンピュータモ
ニターの周りに三角形構成で配置された超音波センサは、3軸に沿ったヘッドユ
ニットの相対距離を計算して、計算したデータを用いて、使用者が頭を動かし目
的物を自然に見るのと同様にスクリーン上の3Dイメージ(像)を回転するよう
にヘッドユニットから送信されたパルス信号の到着時刻を測定する。ブローメル
シーク(Broemmelsiek)の米国特許第5,574,836号では、
超音波または赤外線検出器による使用者のヘッドの移動の検出は3Dオブジェク
トのディスプレーにおける対応する視差即ち遠近上の移動を発生するのに用いら
れている。ビール(Beale)の米国特許第5,926,264号では、4分
割フォトセンサアレーが使用者の頭の方位を導き出しコンピュータスクリーン上
のポインタを対応して制御するためにヘッド装着反射体によって反射された光源
LEDから光ビームの相対的強度を検出する。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】 これらの先行技術のヘッド入力システムは、使用者の頭の相対的位置座標およ
び/または相対的角度方位を標準の三角測量アルゴリズムを用いて計算するため
に、ヘッドユニットから受信器ユニットへの伝達された信号の相対的な光ビーム
の強度または到達時間の検出に一般に依存していた。そのような「一方向」送信
器/受信器システムは、ヘッドユニットの位置または方位を計算できるが、同時
に正確に両方を計算できないという制限を持っていた。計算上の取り決めが位置
情報または方位情報を最初に得るように決められているが、同時に「6自由度」
内の正確な情報、即ち、直線軸(X,Y,Z)および回転軸(ヨー、ピッチ、ロ
ール)(yaw,pitch,roll)上の情報を得ることはできない。一層
複雑なシステムが正確な6自由度(いわゆる「6DoF」計算のために発明され
ているが、これらのシステムは、例えば、トヤマ(Toyama)の米国特許第5,8
89,505号、ロマニック(Romanik)の米国特許第5,884,239号、
サカキバラ(Sakakibara)の米国特許第5,461,478号、デメンセーオン
(Dementheon)の米国特許第5,227,985号、モリソン(Morrison)の米
国特許第5,187,540号およびクローグリコフ(Krouglicof)等の米国特
許第4,649,504号に記載のように、使用者に装着された、または保持さ
れた三次元目標アレーの多数のカメラアングルからの光学スキャニングのための
高価で複雑な装置を必要とする。 【0006】 3Dゲームや他の環境(例えば、コンピュータ補助設計(CAD)、シミュレーシ
ョン、またはバーチャルリアリティ環境)の洗練化の増加とともに、使用者が環
境(3D内でのX,Y,Z座標位置)内で動きや位置を変化させることができ、さらに
環境内で視野(しばしば「カメラアングル」という)を制御して変化させること
ができることが重要となってきている。さらに、重要なことは、環境内で操作の
ために手を自由にした状態で、使用者がカメラアングル機能の操縦や変化を達成
する能力を持つことである。例えば、CAD設計では、設計技術者は、マウスまた
はキーボードからのコマンドを用いて、対象物に関連する部品を加え、削除し、変
更すると同時に、表示された対象物のまわりに視野を動かす必要がある。環境の
範囲拡大する中で一層洗練された3Dアプリケーションプログラムに対するコス
トが下がっているのにかかわらず、計算能力が増加しつづけているとき、「ハン
ドフリー」に適した6DoF制御を持った、正確な、低コストの3Dナビゲーション
システムが著しく必要となってきている。 【0007】 したがって、本発明の主要な目的は、信頼でき、製造が簡単であり、低コスト
である、使用者によるディスプレー上の直線軸および回転軸上の3Dナビゲーシ
ョン(操縦)用のシステムを提供することにある。本発明の特定の目的は、相互
作用の(対話式の)ゲームまたは他の制御器の操作中同時に入力できるように使
用者の手をハンドフリーにするために使用者の頭に装着された簡単なユニットに
よって3Dナビゲーションシステムが操作できることである。 【0008】 【課題を解決するための手段】 本発明を実施する装置では、3Dナビゲーションシステムは、照射器/検出器
ユニットの相補的な対からなり、対の一方は、使用者の身体の一部に装着され、
他方は使用者に面するディスプレー上にまたは隣接して取付けられ、相補的な対
の照射器/検出器ユニットの各々は、他のユニットに向かう方向にユニットの基
準軸に沿って円錐状ビームを照射する赤外線照射素子と、赤外線照射器素子の回
りに配置され、他のユニットからの赤外線円錐状ビームをその検出面に受信し、
それぞれの検出面に受信したビームの光強度を表す出力信号の出力を提供するよ
うにユニットの基準軸から外方に向かう検出面を有する光検出器アレーとを有し
、3Dナビゲーションシステムは、さらに、使用者装着ユニットの光検出器アレ
ーからの出力を受信しかつ静止ユニットの光検出器からの出力信号を受信してそ
れらを組み合わせた入力として用いて静止ユニットに対する直線および回転軸上
の使用者装着ユニットの位置と方位を表す位置情報と角度方位情報を計算するプ
ロセッサユニットを有する。本発明は、また、相補的な使用者装着および静止照
射器/検出器ユニットを3Dナビゲーション制御に用いる関連する方法を包含す
るものである。 【0009】 好ましい実施例では、3Dナビゲーション装置はプロセッサユニットに接続さ
れた使用者装着ヘッドセットユニットとモニターに取付けられたユニットから成
る。各ユニットは中央(基準)軸に整列された赤外線照射器素子とユニットの中
央軸のまわりで外方に向けられたリング状の光検出器セルを有する。プロセッサ
モジュールは、プロセッサマザーボード、IC回路、相補の照射器/検出器ユニッ
トへのリンク、装置の出力をコンピュータCOMポート、パラレルポート、または例
えばUSBコネクタのような他の通信入力チャンネルに接続するためのケーブルま
たはワイヤレスポートを含む。モニターユニットはプロセッサモジュールと一体
であってもよく、またはディスプレーモニターのフラームに取付けられた別個の
ユニットであってもよい。 【0010】 光検出器セルは、好ましくは、中心の赤外線照射器素子のまわりに対称的に配
置され、ユニットの中心軸に対して30乃至45度に外方に角度を付けられた4
つのシリコン光電池(PV)セルまたはフォトダイオードである。PVセルまたはフ
ォトダイオードの検出器の表面は、好ましくは、周囲の背景光を赤外線光ビーム
から除去するためにそれらに重ねられたフィルタ素子を有する。赤外線照射素子
は、好ましくは、PVセルのピーク感度範囲に対応する900ナノミータ(nm)
においてピークスペクトル出力を有する。使用者装着および静止の照射器/検出
器ユニットの両方は量産で製造コストを下げるために同一の構成および同一の部
品を有する。 【0011】 各ユニットのPVセルまたはフォトダイオードの出力はボード上の増幅器回路を
用いて電圧信号に変換される。PV電圧信号はプロセッサモジュールに伝達され、
アナログ/デジタル変換集積回路(IC)ディバイスを用いてバイナリ−データ
信号に変換される。出力のバイナリ−データは関連するコンピュータに伝達され
、COMポート、USB,他の通信チャンネルを介して、コンピュータ上で実行される
ディバイスドライバソフトウエアに伝達される。ディバイスドライバソフトウエ
アは、入力値を用いてモニターユニットに対する使用者のヘッドセットユニット
のX,Y,Z座標と角度方位を計算し、得られた位置と方位角度値を用いてコンピュ
ータ上で実行される関連するアプリケーションプログラム(ゲーム、CADプログ
ラム等)の3Dナビゲーション機能を制御する。 【0012】 本発明の3Dナビゲーションシステムは、ゲーム以外にも広範囲の他のアプリ
ケーションや環境でハンドフリーな(手が自由な)制御に対して用いることがで
きる。シミュレータ、航空機のコクピット、または船舶、宇宙船、車両のコマン
ドセンターにおいてフライト運動やディスプレー視野を制御するために用いるこ
とができる。使用者のハンド(手)をフリーにすることによって、他の機能の同
時制御、例えば、コントロールパネル上のコントロールの操作や兵器の発射操作
が可能となる。身障者に対しても、ハンドフリー3Dナビゲーションは、コンピ
ュータへの入力、動力駆動の車いす、義肢装置および身障者用の他の補助装置を
制御するのに用いることができる。3Dナビゲーションシステムは、また、オペ
レータがハンドフリーの状態で加工品に適用されるプロセス装置を操作(溶接、
塗装、積層等)を行う際に、工業環境での種々の機能を制御する、例えば、加工
品の機械補助の移動や向きを案内するのに用いられてもよい。システムは、また
同様に、CAD設計、建築や医療のグラヒックス、バーチャルリアリティ、また
は他の商業用用途で用いることができる。例えば、バーチャルリアリティディス
プレーとともにヘッドセットを用いることにより、建築現場、建物、医療診療画
像、およびシミュレートされた又は人工の環境を通して3D「ツア」が可能であ
る。 【0013】 【発明の実施の形態】 本発明の基本原理は相補(2方向)の位置/角度検出を用いて十分な組合せの
決定変数を提供し、それから、可動ユニットの直線軸に沿った座標位置と回転軸
に沿った角度方位が静止ユニットに対して決定できる。可動ユニットは使用者の
身体の可動部分に装着され、その移動が3Dアプリケーションプログラムを実行す
る関連するコンピュータのディスプレー上のカーソル、インスツルメント、キャラ
クタの3Dナビゲーション制御のために実物のような、または自然な態様で用いら
れる。以下の詳細な説明では、同一の赤外線照射器および光電池セルアレー検出
木ユニットが使用者の頭に装着され、ディスプレーモニターの頂部に取付けもの
であるとした本発明の好ましい実施例が説明される。しかしながら、多数の他の
変形例を用いることができ、本発明の原理に包含されるものである。 【0014】 図1を参照すると、本発明の相補的(2方向)検出原理の基礎となる動作概念
が示されている。可動照射器/検出器ユニット(以後ヘッドセットユニットとい
う)10が使用者の体の可動部分(頭)に装着され(着衣)されている。ヘッド
セットユニット10はヘッドセットの基準軸NHと整列した赤外線照射器素子1
0aとヘッドセットの基準軸NHの周囲に対称的に配置された光電池(PVセル
)、即ち、フォトダイオードのアレー(配列体)10bから成る。静止照射器/
検出器ユニット(以後モニターユニットという)20は、使用者が制御する、ま
たは、対話するゲームや3D(三次元)グラフィックを表示するスクリーン、ま
たは他のディスプレー環境を持つディスプレーモニター22に配置されている。
モニターユニット20も同様にモニターの基準軸NMに整列した赤外線照射器素
子20aとPVセル、即ち、フォトダイオードのアレー20bから成る。 【0015】 各照射器/検出器は円錐状の赤外線ビームのような光を照射し、その光は相補
ユニット上の検出器素子のアレーによって検出される。各受信ユニットの検出器
素子のアレーに当たる光強度の検出は基板上の増幅器回路によって電圧値として
測定され、電圧値は検出応答値としてディバイス用のプロセッサモジュール30
に出力される。プロセッサモジュール30は検出応答値をIC回路を通してバイ
ナリ−のディバイス出力データに変換し、バイナリ−データをコンピュータに送
信し、コンピュータが3Dナビゲーション(操縦)を用いる3Dアプリケーショ
ンプログラムを実行させる。コンピュータにはソフトウエアディバイスドライバ
ーがインストールされており、ドライバーはディバイス出力データを用いて静止
ユニットに対する可動ユニットの座標位置と方向角度を計算し、3Dアプリケー
ションプログラムでの移動とカメラアングルの変化のための規定した組合せの機
能制御に従ってディバイス出力を解釈する。機能制御は3Dアプリケーションプ
ログラムに適用され、得られた変化を表示させ、または使用者との対話に用いる
。 【0016】 図1の平面図において、相補ユニットは直交直線軸XおよびZによって定義さ
れた水平面にあるものとして描かれている。ヘッドセットユニット10は中心の
ヘッドセット基準軸NHを持ち、ヘッドセット基準軸NHは使用者の頭(ヘッド)
が向いた方向に向く。モニターユニット20は中心のモニター基準軸NMを持ち
、ディスプレー上の中心位置に固定されており、ディスプレースクリーンの面に
垂直に合わされている。ヘッドセットユニットの検出器アレー10bからモニタ
ーユニットの検出器アレー20bに延びる線VLは、各ユニットが基準軸に対し
て他のユニットを“見る”視角を明示するものである。モニター基準軸NMはZ
軸と一致するものとする。したがって、X軸から測定される回転角はここでは“
垂直角”といい、Y軸(図面と垂直である)から測定される回転角は“垂直角”
という。 【0017】 図面に描かれているX−Z面に関して、ヘッドセットがX−Z面内で左右方向
にモニターユニットのビームを“見る”角度はヘッドセット水平基準角HHNA
(その基準軸に対して)といい、モニターユニットがX−Z面内でヘッドセット
ユニットのビームを“見る”角度はモニター水平角MHA(その基準軸に対して
) モニターユニットがX−Z面内でヘッドセットのビームを“見る”角度はモニタ
ー水平角MHAという。同様に、ヘッドセットX−Z面に垂直な上下方向でモニ
ターユニットのビームを“見る”角度はヘッドセット垂直基準角HVNA(その
基準軸に対して)といい、モニターユニットがX−Z面に垂直にヘッドセットユ
ニットのビームを“見る”角度はモニター垂直角MVAという。2つの相補ユニ
ットの方向応答値がこれらの角度方位とモニターユニット20からヘッドセット
ユニット10までの距離を計算するために用いられる。次に、これらの値がXお
よびY回転軸上のヘッドセットの垂直方位角HVAおよび水平方位角MHAとX
,Y,Z座標軸上のヘッドセットの座標値に対する最終値に変換される。 【0018】 前述の方法論は5つの自由度(X、Y、Z直線軸とXおよびY回転軸)におけ
る検出を表す。ヘッドセットの装着に関する人間工学によると、使用者にZ回転
軸に対して頭を傾けることに基づく6番目の制御入力を与えることは快適なこと
ではない。しかしながら、可動ユニットが体の一層易動性のある部分、例えば手
首、または十分に可動性のある対象物、例えばロボットアームに配置してもよい
他の環境では、6自由度全部の検出がZ軸の回りの回転角を検出するために可動
ユニットに傾きセンサを追加することによって得られる。 【0019】 図2Aおよび図2Bにおいて、照射器/検出器ユニットの好ましい実施例がそ
れぞれ平面図および側面図で示されている。各照射器/検出器ユニットはユニッ
ト基準軸Nの周囲に対称的に配置されたPVセル10b(20b)のアレーによ
って囲まれた1つの照射器素子10a(20a)を有する。照射器素子はユニッ
トの基準軸Nに中心を置かれた円錐形状の光ビームを他のユニットに向かう方向
に照射する。他のユニットからの光ビームはユニットのPVセルの表面に当たり
、異なった対のPVセルに当たった光の強度の差の比が測定され、1つのユニッ
トに対するユニットの光源の位置と角度を計算するために用いられる。PVセル
は、広角度範囲(死点における基準の100%から45度の入射角における約3
0%まで)にわたってPVセルのほぼ理想的なリニア検出応答特性を利用するた
めにユニットの基準軸Nに対する外方角PVAだけ傾斜している。傾斜角はまた
広いアスペクタ比を与え、そのアスペクト比内で、1つのユニットが他のユニッ
トから検出される。PVセルの傾斜角は基準軸に対して30乃至40度の範囲内
から適切に選ばれる。PVセルはまた距離に対してほぼ理想的な応答を持ち、距
離が変化するとき、光源の距離の逆2乗に従う。適切なシリコンPVセルがドイ
ツ国ハンブルグのシーメンスGmbHによって製造名「MultiCrysta
lline PhotoVoltaic Cells(マルチクリスタリン フ
ォトボルタイク セルズ)」で市販されている。 【0020】 好ましい実施例では、照射器素子はユニットの中央の単一の赤外線(IRED
)ダイオードであってもよい。使用者がディスプレーモニターの正面に座って使
用者の頭が移動できる約6インチ(15.24cm)から約4フィート(101
.6cm)の一般的な距離の範囲に対して、カリフォルニア州ニューベリーパー
クのオプトダイオードコーポレーションによって製造名OD100で市販されて
いるようなIREDダイオードが用いられても良い。IREDダイオードはガリ
ウム砒素材料から作られ、880乃至900nmの光の周波数(振動数)の範囲
で約50ミリワット(mw)の電力出力を持ち、ほぼ対称的なガウスビーム形状
を与え、ゲーム環境での一般的な使用に対して満足のいくものである。赤外線は
完全に非可視であり、使用者に対して気にならない。赤外線ディバイスは比較的
安価であり(ばらで2ドルから3ドルの範囲)、全く健康を害することなく、必
要な電力の範囲では発熱は無視できるものである。また、これらのディバイスは
、TVのリモートコントロールで通常用いられるとき、非常に強固であり、長寿
命であることが知られている。対称ビーム形状を投影するための高品質光学レン
ズを持った高品質であるが高価なIREDダイオードが同一の会社から製品名B
lack Ceramic(ブラック セラミック)で市販されている。使用者
が2乃至20フィートの一般的なTV目視範囲で対話する環境では、より高電力
用のIREDが用いられる。 【0021】 代案として、照射器素子は低電力、低コストのダイオードのクラスタ(集まり
)から作られてもよい。例えば、7つの赤外線ダイオードの集まりがほぼ対称的
なビーム形状を照射するように六角形の位置と中央に配置されても良い。これら
のIREDは、880から900nmの範囲のピークスペクトル出力を持つ20
−40mwの出力を持ってもよい。ハニカム(蜂の巣)形状のクラスタは光ビー
ム円錐体を形成し、光ビーム円錐体の出力は光円錐体の幅を横切る方向に滑らか
に減衰する。IREDは安価であるが(ばらで1ドル以下)、クラスタ形状に組
み立てられねばならない。 【0022】 図2A、図2Bに示すように、検出器素子の好ましい配列は十字構造の4つの
PVセルであり、セルはユニットの基準軸Nから外方に45度の角度(PVA)で傾斜
している。PVセルは1.5cm×1cmの長方形状に切断された普通の結晶性の
光電池でよい。他のシリコンベースの感光ディバイス(例えば、フォトトランジ
スタ、フォトダイオード、フォトレジスタ)を用いることができるが、広範囲の
入射角にわたってPVセルの感度とほぼ直線の応答が優秀な結果を与えることが見
出されている。照射器素子のまわりに、ユニットの基準軸に対して互いに外方に
向かって傾斜した角度で4つのセルを取付けることによって、対のセル間の入射
光に対する明白な差比が測定できる。この実施例では、一次測定がセル1と3と
の間で上下の角度範囲(X軸の回りの回転)にわたってなされ、一次測定がセル
2と4との間で左右の角度範囲(Y軸の回りの回転)にわたってなされる。上下
方向で、下セル3より上セル1に多くの光が当たるならば、正のX軸回転角等に
対して校正がなされる。二次測定が、セル1と2の間、セル1と4の間、セル3
と2の間、セル3と4の間でなされ、光源角度に対する測定値の校正を改善する
ために用いられる。図面では、PVセルが直立している方向に向いているが、それ
らのセルは、使用者の額に装着されるときのユニットの垂直高さを減らすために
45度のX構造であってもよい。45度の方位はPVセル応答比からの位置と角度
の計算を変更させるものではなく、単に、最終の角度の値において45度の回転
に対する校正が必要となるだけである。 【0023】 図3Aにおいて、代表的な室内蛍光のスペクトル軌跡が示されており、600
nmでピークを持ち、900nmではほとんど出力がない。対照的に、一般のシ
リコン光電池は図3Bのチャート(Sandia National Labs
:サンディア ナショナル ラブズの光電池システム部門からの許可を受けて再
生する)に示すように900nm近くでピーク出力を持つ。900nm範囲でピ
ークスペクトル応答を持つPVセルでnm範囲でピークスペクトル出力を持ったIR
EDの組み合わせによって理想的な照射器/検出器の組み合わせが得られ、 一般的な室内照明状態に対して用いることができる。PVセルの上方にハイパス赤
外線フィルタを配置することによって、900nm範囲以下の光の90%が遮断
でき、室内条件における大部分の周囲光(例えば、蛍光および白熱光)がブロッ
クされ、感知セルに対する不要信号ノイズを発生を防止する。適切な赤外線フィ
ルタは日本の東京所在の日本樹脂工業株式会社によって製品名「Clarex(クラレ
ックス)NIR-84」で市販されており、それは840nmのピーク透過度を持つも
のである。 【0024】 PVセル応答への不要周囲光の影響をさらに減ずるために、IREDをパルス
駆動回路でパルス化してオン・オフし、IREDオン値からIREDオフ値を減
算することによって不要光の値を無関係な点までなくすことが見出されている。
IREDがオフのとき、セルは室内と他の周囲光の影響を感知するだけである。
またIREDがオンのとき、IREDはPVセルに付加の光信号を発生する。オ
ン値からオフ信号レベルを減算することによって減算値は、極めて厳密に、IR
EDの光ビームに寄与する光信号だけとなる。極めて明るい室内光でもIRED
をパルス化する方法が極めて良好に機能を果たすことが見出されている。60H
zの標準商用正弦波の周波数の何倍かの周波数でIREDをパルス化することに
よって一層の改善が得られる。蛍光のような室内光は、商用正弦波が正負のAC
電圧量を変化させるとき、光の出力を変化させる。正弦波の何倍(例えば、正弦
波の2倍、即ち、1秒当たり120回)で感知することによって、商用電力の変
動に起因する周囲光の影響がさらになくなる。正弦波に対して2度(1度はIR
EDがオフのとき、他の1度はIREDがオンのとき)感知して、オン値からオ
フ値を減算することによって行われる。得られた結果は、ソフトウエア出力に対
して例えば5つの測定値のブロックにわたって平均化される。このことは1秒当
たり約12の出力情報をディバイスに発生させることになる。IREDディバイ
スは1秒当たり何倍かの間隔でパルス化する。IRED製造者の規格は、パルス
式のIREDが一層多くの電流を取り扱うことができ(より強力な信号を発生し
)、パルス式のモードで寿命が長いことを示している。 【0025】 PVセル応答によって発生されたPVセル電流は電流レベルを表す電圧信号を
出力するローパスフィルタでオペアンプの基板上の回路に供給される。図1にお
いて、各ユニットに対するPVセルの出力電圧信号は共通のプロセッサモジュー
ル30に供給され、そこで、電圧信号はバイナリディバイス出力値に変換される
。照射器/検出器ユニットは電力をユニットに供給するワイヤーケーブルによっ
てプロセッサモジュール30と接続されている。代案として、ヘッドセット、即
ち、可動ユニットはバッテリーで電力を供給され、ワイヤレスリンク(RF)に
よってその出力をプロセッサモジュールに伝達してもよい。プロセッサモジュー
ル30はケーブルによって関連するコンピュータの通信ポートに接続されており
、コンピュータは3Dナビゲーションディバイス出力を用いるアプリケーション
プログラムを実行する。コンピュータとともに3Dナビゲーションディバイスに
インストールされたソフトウエアディバイス駆動式プログラムはアプリケーショ
ンプログラムによって用いられる位置と角度を誘導するために適切な位置/角度
回答の最終計算を行う。 【0026】実施例:照射器/検出器ユニットとプロセッサモジュールの構成 照射器/検出器ユニットの好ましい構成の例として、ヘッドセットおよびモニ
ターユニットは中央にOD−100IREDが取付けられた成形されたプラスチ
ックのX形状のベースに取付けられた4つのPVセルで同一に形成される。接続
リード線(カソードおよびアノード)は後部からIREDに取付けられ、リード
線は4つのPVセルに取付けられる。ヘッドセットユニットはナイロン又はケル
バーのヘッドバンドに取付けられ、使用者の額の中央に位置決めされる。モニタ
ーユニットはディスプレーモニターの頂部の前方に面するパネルにクランプまた
は接着性パッドによって取付けられる。モニターユニットのPVセルのリード線
と電源ラインはプロセッサモジュールに接続され、プロセッサユニットはデスク
トップまたは他の適切な位置に置かれるICマザーボードと電源を含む小さいユ
ニットである。ヘッドセットユニットのリード線も接続ケーブルでプロセッサモ
ジュールに接続されている。代案としては、ヘッドセットはバッテリー電源でも
よく、PVセル応答値はRF送信器によってプロセッサモジュールに送信されて
もよい。 【0027】 図4Bを参照すると、ディバイス電子ハードウエアは2つの同一のリモートボ
ード、即ち、リモート1とリモート2から成り、リモート1とリモート2はそれ
ぞれヘッドセットユニットとモニターユニットに取付けられ、自己充電式USB周
辺機器であるメインユニットにケーブルで接続されている。USBはUniversal Ser
vice Bus (ユニバーサル サービス バス)を意味し、それはマイクロソフト
コーポレーションによって推進された多様な周辺機器を汎用的に取り扱うための
共通データバスの標準通信プロトコルである。図4Aに示すように、各リモート
ボードは4つの同一のPVセルとIRED赤外線ダイオードに給電し、PVセル電流を出
力電圧信号に変換する回路を含む。使用したオペアンプ(LT1468)はPVセルから
の電流信号を受け、送信用電圧に変換して接続ケーブルに渡す。ハイインピーダ
ンスIN−入力からのノイズを除去するための33オームの直列抵抗がある。33
オームの直列抵抗は、オペアンプがキャパシタンスケーブルを駆動しているので
、Voutでも用いられる。40Kフィードバック用抵抗はI対V利得を設定する
。リモートユニット内の他の部品は電源分離キャパシタ(10マイクロファラッ
ドのタンタルと0.1マイクロファラッドのセラミック:+5vおよびー5v)
とIREDである。 【0028】 図4Cを参照すると、メインユニットはICマザーボードを持ち、マザーボード
は6つの主要な機能部分、即ち、マイクロコントローラuC、マルチプレクサMU
X、アナログ/デジタルコンバータADC、デュアルパルス発生器回路、基準電圧V
refおよび電源である。マイクロコントローラuCはUSBとインターフェー
スで接続しており、そのタイミング基準としてStart-of-Frame(フレームの始動)
信号を用いる。マイクロコントローラuCはMUXを経由して正しい入力チャンネル
を選択するのに要する波形を発生し、始動してADCから16ビット値を読み取り、
リモートユニットの各々に対するIRED用のパルスを発生する。各データ収集サイ
クルはマイクロ秒毎に16の16ビット値(リモート1から4つの「暗」、リモ
ート1から4つの「明」、リモート2から4つの「暗」、リモート2から4つの
「明」)を集める。これらの値(32バイト)の2つの組は2msec毎にPCホ
ストに対して用意されるHIDレポートに形成される。マイクロコントローラuC
は標準の12MHz水晶を用いている。メインボードの詳細な回路図は図4Dに示
されている。 【0029】 リモートボードからの入力信号はノイズが除去されてマイクロコントローラu
Cに適用され、マイクロコントローラuCは入力信号を10マイクロ秒で16ビ
ットに変換するADCに送る。2つの同一のパルス発生器回路の各々は出力電流(I
RED用)を発生する増幅器であり、出力電流は入力電圧(Vref)に比例するもので
ある。メインユニットは標準のUSBケーブルの5Vパワーラインから給電される。
しかしながら、このことは、種々のモードの操作(エミュレーション、ラン時間
、サスペンド)中或る制限を要する。ステップダウンユニットはマイクロコント
ローラ用に3.3Vを発生させる。オフ状態のとき、電圧はADCまたはパルス発生
器用には発生されない。このことは能動マイクロコントローラ用の100mA以
下に装置の電力消費を減少させる。 【0030】PVセル応答値の位置/角度値への変換 相補的照射器/検出器ペアの可動ユニットの位置および角度に対する正確な位
置及び角度値を誘導するために考慮しなければならない3つの主要な光入力対PV
セル応答特性がある。第1に、光ビームパターン(IREDアレーに面するものから
外方に向かう)からの1つの偏差値として、光の強度は急激に減少する。もし光
ビーム源の方位角度が回転されると、PVセル応答が対応して影響を受ける。この
ことを本明細書では「ランプの入射角」(LAOI)または「オフセット」効果とい
う。これは位置と角度の値を見出すために正確に測定されモデル化されねばなら
ない第1の主要な効果である。LAOI特性が図5Aに描かれており、IREDアレーに
面する零度における1の基準値から中央から約20度における約60%までの偏
差値として光の強度の減少を示す。 【0031】 第2に、PVセル応答は、PVセル検出表面上の光の入射角が増加するにつれ
て減少する。このことを「入射角」(AOI)効果といい、図5Bに示されてい
る。セル応答は、PVセルに当たる光の入射角が入射角の約45度に増加すると、
零入射角(直進光)における1の基準値から約60%に減少する。 【0032】 第3に、光源に対するPVセル応答の距離の効果は、図5Cに示すように、厳
密に「逆2乗則」に従う。セル信号は、1の基準距離における1の基準値から基
準距離の1.25倍の距離における約60%に減少する。 【0033】 PVセル短絡電流(即ち、セルによって発生される電流の最大量、「Isc」とし
ても知られる)は、光源への入射角における変化と光源に至る距離の変化に極め
て敏感である。本発明はPVセル応答信号に基づく位置および角度情報を誘導する
ためにこれらの感度(感光度)を利用する。これらの感度は曲線で描くことがで
き、曲線に合った公式がこれらの効果をモデル化するために誘導できる。しかし
、種々のPVセルおよびIRランプ/レーザの組合せを用いると、これらの関係にお
いて理論的には同一であるがわずかな差が生じる。一旦セル/光源の関係が校正
測定値で正確に特徴づけられると、これらの関係は安定である。フォトダイオー
ドはPVセルに対するこの角度/距離関係において同様な行動を呈する。 【0034】 ヘッドセット上のペアとなったセル(フォトダイオード)(上下のおよび左右
のセル/フォトダイオードのペア)の間のIsc電流の比を感知することによっ
て赤外線光源の基準軸に対する関連する垂直および水平角度が測定を通して決定
された機能的関係を用いて計算できる。さらに、それぞれのセル/フォトダイオ
ードの全てによって発生されるIsc電流の大きさを用いて、ヘッドセットとモ
ニタートップのディバイスとの間の距離が計算できる。最後に、標準の三角関数
の恒等式および計算した角度および距離の概算値を用いることによって、使用者
のヘッド位置が対応して計算され、コンピュータモニターの前面の「零」位置に対
するX、Y、Z座標軸に転換され、ヘッドセットモニターの角度はモニターユニッ
トに対するヘッドセットのXおよびY軸からの方位角度を誘導するように転換され
る。 【0035】 適切な位置/角度解答法は、各セルにおいて検出された入射光を表すPVセルの
応答出力を静止ユニットに対する可動ユニットの位置と角度を正確に表す値に変
換する。1つの好ましいアプローチとして、実施例の位置/角度解答ルーチンは
、下記の通りである。 (i)ディバイスの「ランプ−入射角」(LAOI)効果、「入射角」(AOI)
効果、および「距離の逆2乗」(Distance)効果のソフトウエアモデルまたはシ
ミュレーションを組み立てる。 (ii)多項式の係数の「最も適合した」解答を導き出すためにモデル化したデ
ィバイスの出力を校正の組合せのそのままのセル信号の出力に曲線的に適合する
ことによって「最も適合した」多項式を見つけ出す。 (iii)解答空間をディバイスの使用に対する角度と距離の範囲において複数
のセルに分割する。 (iv)解答空間のセルのすべてに対する多項式の係数の「最も適合した」解答
の組合せを求める。 (v)ディバイスで用いるために多項式の係数の解答の組合せをソフトウエアド
ライバに蓄える。 (vi)ディバイスの操作使用中、検出しようとするヘッドセットの特定の位置
におけるPVセル応答値によってアドレスされた解答セルに対応する多項式の係数
の貯蔵した解答の組合せを回収する。 (vii)係数の組合せを曲線適合多項式に適用し、検出しようとするハンドセ
ットの特定の位置に対する距離と方位角に対する解答値を誘導する。 (viii)アプリケーションプログラムの3Dナビゲーション(操縦)制御の
ためのソフトウエアドライバによって用いることができる周辺機器用の標準位置
/角度値にこれらの解答値を変換する。 【0036】実施例:曲線適合解答方法 各PVセルの電流信号応答出力は、ランプ−入射角(LAOI)、PVセルの検出面へ
の入射角(AOI)、光源からの距離の逆2乗に従って変化する。これらの効果の
各々は、一旦、PVセルのそのままの出力値の適切なサンプリングがPVセルのサン
プルの校正点において測定されると、完全に予想でき、任意の点に対して概算で
きる。その結果、動作範囲内の任意の点におけるPVセルの出力は以下のようにモ
デル化できる。 セル出力=距離効果*入射角効果*オフセット効果 【0037】 PVセル出力のこのモデルを用いて、PVセルの応答値のシミュレーションがPVセ
ルのための「トレーニング(処理用)組合せ」のシミュレートした値を誘導する
ために創作された。ソフトウエアのシミュレーションプログラムは空間内の光源
(可動ユニットの)の種々の位置用にPVセル応答をシミュレートするように書か
れたものであり、相対的なセル出力を計算する。距離効果、入射角効果、オフセ
ット効果に対するセル出力のモデル化した関係を与えるシミュレーションプログ
ラムを書くことは当業者にとってよく知られたことであると思われるので、本明
細書では詳細には記載しない。シミュレーションプログラムを用いて、処理ファ
イルは1000のランダムな空間位置における相対PVセル出力に対して計算され
た。次に、処理ファイルはシミュレーションに対する入力が各位置においてなん
であるかを見出すために用いられる。前述の解答ルーチンが始動される前に、セ
ルの出力の各々を正規化する効果を持つ校正ファクタが掛けられねばならないこ
とに留意すべきである。各セルの出力は同一の条件のもとで測定されねばならず
、8つのセルの平均が導きだされる。各セルに対する校正倍率は、セルの出力を
平均値にする倍率である。 【0038】 図6において、ソフトウエアシミュレーションプログラム用のインターフェー
スのスクリーンショット(スクリーンのスナップ写真)がディバイスの解答入力
をモデル化するために示されている。使用者はヘッドセットユニットの角度と位
置を変化できる。セルはヘッドセットに対するH1-H4とモニターユニットに対す
るM1-M4として左側のコラムで識別できる。セルの番号付けは頂部から始まり、
組み立て体に向かって時計方向に増加する。各セルは距離、AOIおよびLAOIに対
する出力応答値を有する。これらのファクタの効果は各セルの相対セル出力(x
1000として示す)において反映される。ディバイスの性能はこのように効率
的に特徴つけられる。ルーチンは角度及び距離値を1000倍に変化させるよう
に生成され、これらの入力を、セルの出力とともに、テキストファイル内に記録
する。曲線適合または同様な数学的方法による「適合」によって、入力は経済的な
解答ルーチンを導くために出力にモデル化される。 【0039】 シミュレーションは、装置の全ての角度の有効な範囲が任意の方向における約
14度であり、ヘッドセットに対する最適距離がモニターユニットから約10イ
ンチ乃至18インチであることを示している。このことは、各限界点におけるセ
ル出力の実際のレベルが依然として正しい解答を出すことに基づいて結論された
ものである。次に、−14度と+14度の間で全ての角度と10インチと18イ
ンチとの間で距離とを随意に変化させ、これらの値とセル出力を記録したテキス
トトレーニングファイルが作られた。 【0040】 最良の推量として、入力はセルの出力の和に対するセルの対の出力の差の比に
取られた。このことにより、これらの比は解答を得ようとする解答値(距離と角
度値)に対して高い相関関係を有することが見出された。そのような定量の例は
以下の通りである。 比1=(M1−M3)/((M1+M3)+0.000001) これはモニター頂部ユニットのセル1とセル3との出力値の和に対する差の比
である。PVセルが頂部から時計方向に番号を付すと、これは頂部PVセルと底部PV
セルの差と和との比を表す。もし頂部セルがより多く光を受信すると、使用者の
頭がモニターより上方にあることを正の定量が示す。したがって、この定量が、
モニター垂直角(Monitor Vertical Angle)に対する解
答式に高い相関関係を有する1つの可能な入力としてとられる。試行錯誤方法で
このアプローチを用いると、3つの他の比がモニター垂直角に対する解答式に対
する高い相関関係入力として認識された。 比2=(H1−H3)/((H1+H3)+0.000001) 比3=(M1−M2)/((M1+M2)+0.000001) 比4=(M2−M3)/((M2+M3)+0.000001) したがって、ACT_MVA=funcMVA(MVAx)、これはアレーMVA
xにおける比に対する関数コール(呼び出し)である。 【0041】 次に、標準の曲線適合ソフトウエアが、モニター垂直角(MVA)に対する解
答とこれらの4つの比との間の高い相関関係を発生するのに、用いられる。その
ようなソフトウエアの例は、米国ペンシルバニア州オークデイル所在のオークデ
イル エンジニアリング コーポレーション(Oakdale Enginee
ring Corp.)によって製品名データフィット(Datafit)7.
0で市販されている。この製品は可能な曲線適合解答に対する177の標準の多
項拡張式を提供する。標準のセットの試行錯誤のテストによって、以下の多項拡
張式(2つの変数に対する標準のセットにわたる4つの入力変数に対して二重に
された)がMVAと4つの比との間に極めて高い相関関係を発生することが認識
された。MVAを以下の式1で示す。 【0042】 【式2】 【0043】 X1乃至X4は前述の4つの比である。変数「a」乃至「t」は曲線適合ソフト
ウエアによって導き出された方程式の係数である。 【0044】 同様なアプローチが入力としての高い相関関係比を見出し、モニター水平角(
MHA)、ヘッドセット垂直基準角(HVNA)、ヘッドセット水平基準角(H
HNA)に対する多項拡張式の係数を解答するのになされる。モニター水平角(
MHA)、ヘッドセット垂直基準角(HVNA)、ヘッドセット水平基準角(H
HNA)を以下の式2で示す。 【0045】 【式3】 【0046】 「基準」に対するヘッドセットの角度はヘッドセットの基準軸に対するモニタ
ーユニットのヘッドセット使用者の視野の垂直および水平角度を表す。これらの
角度を、X参照軸、即ち、モニター頂部ユニットの垂直軸の方向、に対するXお
よびY回転軸からのヘッドセット垂直および水平角度に対する最終値に変換する
ために、以下の調整がなされる。 ACT_HVA=ACT_HVNA+ACT_MVA ACT_HHA=ACT_HHNA+ACT_MHA 【0047】 モニターユニットに対するヘッドセットユニット用のX,Y,Z座標軸に沿っ
た最終ヘッドセット位置値は、ヘッドセットユニットに対する方位角MVAとMHAお
よびモニターユニットに対するヘッドセットユニットの距離に対する解答から導
き出される。距離の解答は多項拡張式に対して以下の4つの入力を用いることに
よって見出される。 DIST×(1)= SumHao DIST×(2)= SumMao DIST×(3)= HLAOeffect DIST×(4)= MLAOeffect ACT_DIST=funcDIST(DISTx) 【0048】 これらの入力ファクタは以下の式3に従って計算される。 【式4】 【0049】 距離値に対する前述の計算の誘導は複雑であり、さらに詳細には付録1(式
6〜10)として付けられている「位置/角度解答用ソースコード」を参照され
たい。 【0050】 モニターユニットに対するヘッドセットユニットの方位角度と距離を解答した
後、これらは、モニターに対する真の前方に向く角度とX,Y,Z座標に三角法
で変換されねばならない。角度とX,Y,Z座標はアプリケーションプログラム
に対する周辺機器の最終出力としてソフトウエアディバイスドライバによって用
いられる標準のフォーマットである。X,Y,Z座標への距離の変換は周知の三
角法を用いて以下の式4で表すように計算される。 【0051】 【式5】 (さらに詳細には付録1に掲げるソースコードを参照されたい。) 【0052】 システムの速度と正確さを増加させる一層の改善として、解決スペースが解決
区分の三次元アレーに分割され、係数の組が各区分に対して計算されメモリに貯
蔵されることを除いて、同一の曲線適合解決ルーチンが用いられる。実際には、
このことによって、解答式がディバイスの動作範囲にわたって調整可能であり、
色々な方向または距離における僅かな違いのPVセル応答は、式の係数の単一の組
合せを用いるように強制されるものではなく、個々にモデル化できる。このこと
によって、曲線適合プロセスは解答スペースの極めて小さいセグメント(区画)
を一層正確にモデル化し、一層正確な結果を導き出すことができる。 【0053】 セグメントのアレーは垂直角、水平角、および距離でアドレスが決められ、こ
れらは、M1/M2比、H2/H4比、PVセルの未処理の値の和にほぼ相関関係
する。したがって、例えば、M1/M2比(モニターの垂直角に対応する)は1
0セグメントに分割される範囲をカバーでき、H2/H4比(ヘッドセットの水
平角に対応する)は10セグメントに分割でき、PVセルの未処理の値の和(ヘッ
ドセットの距離に対応する)は10のセグメントに分割できる。かくして、3D
アレーは10×10×10=1000のセグメントを持つ。セグメントの各々は
MVA,MHA,HVA,HHAに対する係数値の組合せと、前述の距離解答値を持つ。各解答
式に対する20の係数(「a」乃至「t」)では、20×5=100のデータの
サブスペースがセグメントに対して割り当てられねばならない。 【0054】 多数のセグメントに対する係数の組合せを計算するために、対応的に拡張され
たトレーニング組合せのシミュレーションの値が作成される必要がある。例えば
、 シミュレーションプログラムが用いられて1,000セグメントに対して12,
000の随意の位置サンプルまたは10,000セグメントに対して240,0
00のサンプルを作成する。これらのサンプルは係数計算ルーチンによって取り
扱われ、この係数計算ルーチンは自動的にトレーニングデータをM1/M2比、
H2/H4比、PV和の値に基づいた3D係数アレーに対応するビンに区分けする
。各ビン/セグメントに対する値は最も適合する係数を導き出すために式に曲線
適合される。これらの値は、これらのファイルをロードするために始動時にソフ
トウエアディバイスドライバによる使用のためにデータベースに格納される。 【0055】 前述の多数セグメント解答ルーチンは、曲線適合の最も難しいフォームである
非線形多重回帰の使用を要件とする。非線形多重回帰を解くための標準な方法は
レベンバーグ(Levenberg)−マーコード(Marquardt)アルゴリズムとして知ら
れている。このアルゴリズムの詳細な説明に関しては、1992年ケンブリッジ
大学プレスによって出版された「フォートランにおける数処理法」という題の出
版物を参照されたい。 【0056】 曲線適合解答ルーチンの前述の例は、PCレベルアプリケーションプログラム
を実行するコンピュータディスプレーを制御する入力として用いられ、通常のデ
スクトップ距離で操作されるディバイスの動作範囲に対して安定であることが見
出されている。これは、CPU処理の媒体レベル(ペンティアム(登録商標)II
クラス プロセッサの代表的な処理容量の約1%)、低いレベルのRAMメモ
リ処理、およびPCレベルアプリケーションおよびゲームにとって満足のいく正
確さの媒体レベルに対して低いことが特徴である。しかしながら、異なった環境
の下で好ましい他のアプローチが使われてもよい。例えば、コンピュ−タ補助設
計(CAD)の用途に対しては、特定の値への収束のための入力変数の大きな組
合せを用いて解答値を再計算する反復アプローチは高レベルのCPU処理と低レ
ベルのRAMメモリを要するが、高レベルの正確さを発生する。このアプローチ
は、処理容量が高く、高い正確さが必要な場合、適している。他のアプローチは
予め計算したおよび(または)測定した値の大きなルックアップテーブルを用い
ることである。このことは大容量のRAMメモリが要求されるが、高速であるが
正確さはかなり低くてもよいものである。その理由は、初期校正を保ち、メモリ
の要求を保証するために、格納される値の数は比較的低く、例えば100K値の
組合せに保たなければならないからである。個々のPVセル応答値が広範な可変
性を持つが特定の解答に収束することが予想されるならば、ニュートラルネット
ワーク回路またはソフトウエアが用いられてもよい。 【0057】3Dナビゲーションのための位置/角度値の使用 前述のように導き出された位置値X,Y,Zおよび回転軸上のヘッドセット方
位角XおよびYは5の自由度におけるナビゲーションに対する正確な制御入力を
与える。6つの自由度のすべてのナビゲーションは頭または可動ユニットが装着
された使用者の他の身体部分の回転を測定する傾斜センサまたは他のディバイス
を加えて、X回転軸から「転動」値を計算するることによって得られる。これらの
制御入力はアプリケーションプログラム中で広範囲の3D移動およびカメラアン
グル、即ち、視野の変化機能を制御するためにアプリケーションプログラム開発
者によって使用できる。これらの機能は一般には機能ライブラリに格納されアプ
リケーションプログラムによってなされるコールによって取り出される。例えば
、使用者の頭の位置値は3Dスペース中の移動を制御するために用いられ、頭の
方位値はディスプレーのカメラアングルを制御するのに用いられる。また、頭の
移動の量または速度は移動の速度を制御してもよい。例えば、5度の角度のシフ
トは右へのゆっくりしたパン(上下左右の移動)をもたらし、他方、20度の角
度のシフトは迅速な移動するパンを発生する。ソフトウエア開発者は、相互作用
の異なったモードまたはディスプレーのモニターを必要とするアプリケーション
のためのサンプリング速度、例えばゲームにおける滑らかな運動効果のための比
較的遅いサンプリング速度、またはジッターのないディバイスまたは機器制御用
の平均技術または平滑技術での高いサンプリング速度を変えるように選択できる
。 【0058】 3Dナビゲーションシステムは3Dゲーム環境におけるキャラクタ(人物)の
移動と視野を制御するのに特に適している。最近のゲーム制御方法では、使用者
は校正された「0」、即ち、静止位置を持つ。零位置から離れる方向への制御器
の運動がその方向へのゲームのキャラクタの移動となり、他方、零に戻ることに
よりキャラクタは停止する。本発明の3Dナビゲーションシステムで使用者が頭
の位置を変えることによって、戦闘方法や武器の使用のような他のゲーム制御器
を操作するために使用者のハンドフリー(手が自由)の状態で、ゲームにおける
3Dキャラクタの移動が制御できる。頭の位置を左、右、前方、後方に変えるこ
とによって、これらの方向での対応する移動が導き出される。頭を上下させる運
動によって導き出される値はまたソフトウエア開発者によって利用できる。例え
ば、3Dキャラクタは「上方」の頭の移動によって「飛ぶ」、または「下方」の頭
の移動によって「うずくまる」ことを行う。頭の移動の量または速度はゲームで
のキャラクタの移動の速度を制御するのに用いられてもよい。 【0059】 頭の位置移動とは対照的に、ヘッドセットユニットの頭の方位角の変化は3D
環境におけるカメラまたはキャラクタの視野を制御に用いられることができる。
例えば、使用者の頭の左へまたは右への回転は対応してカメラアングルを左また
は右にパンさせるのに用いることができる。使用者の頭の零への復帰回転に続く
パン動作は新たな視野におけるカメラアングルを変えて保持するのに用いること
ができる。ソフトウエア開発者は頭の角度の変化の大きさ又は速度を感知するこ
とによって異なったパン動作の速度を行うことができる。例えば、5度の角度変
化によってゆっくりとパンさせ、他方、20度の角度変化または迅速な変化運動
によってパンを迅速に移動させることができる。流動的な真に迫った態様では、
頭の位置と角度の変化の命令が容易に組み合わされて、新たな次元と感度を3D
ゲームナビゲーションおよびハンドフリー制御に与えることができる。他の望ま
しい機能は、使用者が例えば頷くことのような所定の頭のジェスチュアをすると
き、オブジェクトをクリックするまたは拡大することであってもよい。 【0060】 流動的な新に迫った態様では、命令が容易に組み合わされる。例えば、使用者
は前方に動き、又、わずかに左側を見るように決めて続けることができる。一層
進んだ動作により軽快に行動し、キャラクタの操作の際に使用者の側で実行でき
、それによって3Dゲームの理解と興味を高める。3Dナビゲーションシステム
によって3Dスペースにおける頭の位置と3軸上の頭の角度変化を正確に検出で
き、真の6つの自由度を伴ったハンドフリーのナビゲーション制御が得られる。
前述の結果、ゲームの熱中者は、現在の方法よりも一層明快で刺激のある態様で
3Dゲームでキャラクタ制御と相互作用できる。このディバイスによって、新た
な次元と感度の3Dのキャラクタゲーム操作が可能である。 【0061】 USB接続を通してPCソフトウエアを制御するために、ディバイスは他のH
ID USBディバイスと同様に、ディバイスからUSBケーブルを通してPC
に軸の値を直接通信できない。ドライバは未処理のUSBのPVセル信号値の受
信を引き受けねばならない。USBマイクロコントローラは定速度でドライバに
未処理のPV セル信号値を供給する。この速度は1秒当たりほぼ50個所の位
置の更新に十分である。各位置の更新はUSBケーブルにおいてほぼ400ビッ
トのデータ移送を必要とする。 【0062】 USBから位置更新データを受信すると、ドライバは解答アルゴリズムを呼び
出す。解答アルゴリズムはドライバ内のコードモジュールでも別個のケメルモー
ド dll内に含まれるコードモジュールであってもよい。解答アルゴリズムは
使用者零を条件としたモニターの前面の使用者の頭の絶対値の真の座標/角度を
返す。この解答コードは、始動時に、システムレジストリーからディバイス内の
PVセルの各々に対する工場校正オフセット値を読み込んでもよい。GUIアプ
リケーションは必要な校正値をレジストリーに入れ、インストールの際レジスト
リーに使用者零を格納する。使用者零は、使用者がモニターから「下方に」に座
っている(普通、Y座標零)又はモニターに接近してまたはモニターから離れて
座っている(普通、Z座標零)の状況を意味するものである。解答コードは使用
者零に基づいて軸を圧縮/伸張できる。例えば、もしY座標内で有効なディバイ
ス範囲が−10インチ乃至+10インチであり、使用者零が−2インチにおける
軸であるならば、出力範囲0乃至−10は、ディバイスの全有効出力範囲を保持
するために−2と−10の間のスペースに「圧縮」されてもよい。 【0063】 ドライバに戻された解答データはいわゆる「プロフィール(輪郭)コード」に
よって更に処理されてもよい。次に、ドライバは軸解答とともに「このプロフィ
ールコード」を含む他のコードモジュール/ケメルモード dllを呼び出す。
このプロフィールコードは理想的にはAPIと外部コールによって変化できる多
数の変数を含む。プロフィールコードは受信した軸解答データの多数の操作と誘
導を行っても良い。例えば、 1. 軸は再割り当てできる。例えば、X軸はY軸となり、Y軸はX軸となる。 2.軸の値は異なったリニアリティに再割り当てできる。例えば、X軸は直線関 係から指数または対数関係に再割り当てできる。このことは或るゲームで 最もよく働く入力を生成するのに有効である。 3.もしある数値/タイミングの条件が一致すると、キーストロークが発生され てもよい。或るゲームはプログラムの条件によって生成されるキーストロ ークに依存しているからである。 4.マウスの動きがマウスのクリックと同様に生成できる。 5.さらに、プロフィールコードは位置データの滑らかさを助けるために軸デー タの選択可能な移動平均を計算できても良い。他の改良したノイズ削減と 軸改良技術も可能である。 【0064】 これらのオプションを用いて、ソフトウエアの許諾者またはゲーム開発者は市
販されている特定のゲームへディバイス入力を整合するのに最もよく適したプロ
フィールを生成できる。又、ディバイスプロフィールはディスプレー上のカーソ
ルを制御し、身障者が頭の動きでコンピュータを操作できるように頭による入力
を用いるために生成できる。格納されたプロフィールを用いて、ディバイスは任
意のゲームまたは他のソフトウエアパッケージで働くように使用者によって調整
できるようにしてもよい。このことにより、例えば、ウエブサイトからのダウン
ロードのためのプロフィールを提供することによって、使用者が特定のアプリケ
ーションまたは使用環境でディバイスを用いるのに要求される時間を短縮できる
。 上級の使用者はディバイスを制御する際に最も大きな融通度を得ることができる
。 【0065】 3Dナビゲーションシステムは広範囲の他の3Dアプリケーションで「ハンド
フリー」制御に用いられてもよい。航空機のコクピットや船舶、宇宙船車両等の
コマンドセンター内のフライト運動やディスプレー視野を制御するのに用いられ
てもよい。使用者の手が自由であると、コントロールパネルや銃器の発射のよう
な他の機能の同時制御が可能である。身障者にとって、3Dナビゲーションシス
テムは、動力駆動の車いすの方向ばかりでなく登り、降り、旋回、傾斜運動を案
内するのに用いることができる。3Dナビゲーションシステムは工業環境で種々
の機能、例えば、手を自由にしてワークピースに加えられるプロセス装置を操作
する(溶接、塗布、積層等)とともにワークピースの機械補助運動と方位のガイ
ドを制御するのに用いることができる。同様に、システムは、CAD設計、建築
、医療、バーチャルリアリティアプリケーションで用いることもできる。例えば
、バーチャルリアリティのディスプレーモニターとともにヘッドセットを使用す
ることによって3D「ツア」が、使用者の頭が視野の変化をシミュレートをする
角度変化で、3D構造、建物、医療画像およびシミュレートされたまたは人工の
環境を介する運動を行うことができる。 【0066】 可動ユニットは使用者が掛けている眼鏡、ヘッドホーン、肩、手首、または体
の他の部分に装着でき、静止ユニットはディスプレーモニターと一体に形成でき
、またはキーボード上のコントロールパネルまたは使用者に面するデスク上に取
付けることができる。照射器/検出器ユニットは同一である必要はない。例えば
、2つのユニットの赤外線照射器は異なった電力で、または異なった円錐角度で
赤外線ビームを照射し、またはPVセル検出器は異なったサンプリング速度で動
作してもよい。ヘッドユニットはバッテリで給電されてもよく、ワイヤレス送信
で未処理の出力値をプロセッサモジュールに送信してもよく、この場合、低電力
、狭いビームおよび遅いサンプリング速度を用いて、バッテリの電力消費を減少
させてもよい。例えば、他のスペクトル光、レーザ光、超音波、電磁波パルスの
ような他の照射器および検出器技術が用いられてもよい。 【0067】 多数の他の変形や変更が本発明の前述の記載からなされうる。そのような変形や
変更は本発明に包含されるものである。 【0068】 付録1 「位置/角度解答用ソースコード」は以下の式6から式10に記載の通りであ
る。 【0069】 【式6】【式7】【式8】【式9】【式10】【図面の簡単な説明】 【図1】 図1は本発明の相補的検出原理に基づく動作概念の概略説明図である。 【図2】 図2はそれぞれ平面図および側面図で示す照射器/検出器ユニットの好ましい
実施例の概略図である。 【図3】 図3Aは、900nmおよびそれより大きな範囲における極めてわずかな照射
を示す標準の室内白熱光のスペクトル内容のチャートであり、図3Bは900n
mに近いピーク出力感度を示す共通のシリコン光電池セルのスペクトル応答のチ
ャートである。 【図4】 図4Aはヘッドおよびモニターリモートユニット用のオンボード回路の例の回
路図であり、図4Bはディバイスの電子ハードウエア用の部品の相互接続の概略
図であり、図4CはプロセッサモジュールのICマザーボードの図品の概略図で
あり、図4DはプロセッサモジュールのメインボードICの回路図である。 【図5】 図5AはIRED光ビームの中心から縁部までのPVセル応答のランプー入射
角(LAOI)を示すチャートであり、図5Bは、PVセルへの入射角が直線か
ら急な傾斜角に増加するときの入射角(AOI)効果を示す図であり、図5Cは
距離とともにPVセル応答の逆2乗関係を示す図である。 【図6】 図6は3Dナビゲーションディバイス用のPVセル応答出力からの方位角と位
置に対する実験上の「曲線適合」解決式を誘導するためのソフトウエアシミュレ
ーションプログラムの動作の例を示すスクリーン図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 09/648,192 (32)優先日 平成12年8月23日(2000.8.23) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES ,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU, ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,K R,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV ,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S I,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA ,UG,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 2C001 AA09 BA02 BC01 BC03 CA08 CB01 CB08 5B050 AA08 BA08 CA07 DA02 EA24 FA02 FA08 5B087 AA07 BC32 DD03 DE06 DE07 【要約の続き】 マンドセンター内でのフライト運動のハンドフリー制御 のため、身障者がコンピュータ、モータ駆動の車いす、 義肢にハンドフリーでの入力、例えば、機械補助運動の 案内、CAD設計、建築、医療グラフィックス、バーチ ャルリアリティ、他のアプリケーションような工業環境 で種々の機能を制御するためにも用いられることができ る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 3Dナビゲーションシステムにおいて、相補的な対の照射器/検出器ユニット
    を有し、その1つ(10)は使用者によって動かされる可動な入力部分に装着さ
    れており、他の1つ(20)は使用者に面する静止位置に取付けられており、相
    補的な対の各照射器 /検出器ユニットは他のユニットに向いた方向にユニ
    ットの基準軸上に中心がある光ビームを照射するための照射器素子(10a,2
    0a)と、検出表面上で他のユニットからの光ビームを受信してそれぞれの検出
    表面上で他のユニットから受信したビームの光強度を表すそれぞれの出力信号の
    出力を与えるようにユニットの規準軸から外方に面する検出表面を持つ、照射器
    素子の周囲に配置された光検出器(10b、20b)のアレーと、可動ユニット
    の光検出器アレーからの出力信号と静止ユニットの光検出器アレーからの出力信
    号を受信して組み合わせた入力として出力信号を用いて静止ユニットに対する可
    動ユニットの位置と方位角を表す位置および角方位値を計算するプロセッシング
    ユニット(30、コンピュータ)と、を有することを特徴とする3Dナビゲーシ
    ョンシステム。 【請求項2】 請求項1記載の3Dナビゲーションシステムにおいて、可動ユニット10は使
    用者の身体の一部に装着されており、使用者の手によって操作を必要とせずに静
    止ユニットの前方の3Dスペース内で身体のその部分を動かすことによって制御
    されることを特徴とする3Dナビゲーションシステム。 【請求項3】 請求項2記載の3Dナビゲーションシステムにおいて、可動ユニットは使用者
    の額の中心に装着されており、静止ユニットは使用者が位置した前方のディスプ
    レーモニターの頂部に取付けられていることを特徴とする3Dナビゲーションシ
    ステム。 【請求項4】 請求項1記載の3Dナビゲーションシステムにおいて、相補的な対の照射器/
    検出器ユニットは同一構成を有し、同一特性で動作することを特徴とする3Dナ
    ビゲーションシステム。 【請求項5】 請求項4記載の3Dナビゲーションシステムにおいて、各照射器/検出器ユニ
    ットは光検出器としてX構造で配列された4つの光電池(PV)セルとX構造の
    中心に配置された照射器素子としての赤外線ダイオード(IRED)を有するこ
    とを特徴とする3Dナビゲーションシステム。 【請求項6】 請求項5記載の3Dナビゲーションシステムにおいて、各PVセルはユニット
    の基準軸に対して30度乃至45度の角度に向けられた平らな検出表面を有し、
    IREDはユニットの基準軸に対して30度乃至45度の角度に延びる円錐形状
    の光ビームを照射することを特徴とする3Dナビゲーションシステム。 【請求項7】 請求項5記載の3Dナビゲーションシステムにおいて、PVセルは約900n
    mの範囲のピークスペクトル応答を持つ共通のシリコンPVセルであり、IRE
    Dは約900nmの範囲のピークスペクトル出力を持つGaAsダイオードであ
    ることを特徴とする3Dナビゲーションシステム。 【請求項8】 請求項5記載の3Dナビゲーションシステムにおいて、2つのユニットのIR
    EDは背景光を減じる、PVセル応答値の差信号を取り出すためにオンとオフに
    パルス化されていることを特徴とする3Dナビゲーションシステム。 【請求項9】 請求項1記載の3Dナビゲーションシステムにおいて、各照射器/検出器ユニ
    ットは光検出器アレーからの電流応答信号を出力電圧信号に変換するためのボー
    ド上のオペアンプを有し、出力電圧信号をバイナリ−ディバイス出力値に変換す
    る共通のプロセッサモジュールに出力電圧信号を電気的に結合することを特徴と
    する3Dナビゲーションシステム。 【請求項10】 請求項9記載の3Dナビゲーションシステムにおいて、プロセッサモジュール
    は3Dナビゲーションシステムを用いるアプリケーションプログラムを実行する
    コンピュータの通信ポートに接続されており、バイナリ−ディバイス出力値はア
    プリケーションプログラム用のナビゲーション制御入力としてのバイナリ−ディ
    バイス出力値を用いるためにコンピュータにインストールされたソフトウエアデ
    ィバイスドライバにプロセッサモジュールから提供されることを特徴とする3D
    ナビゲーションシステム。 【請求項11】 3Dナビゲーション方法において、その1つ(10)は使用者によって動かさ
    れる可動な入力部分に装着されており、他の1つ(20)は使用者に面する静止
    位置に取付けられている相補的な対の照射器/検出器ユニットを用意し、各照射
    器/検出器ユニットは他のユニットに向いた方向に光ビームを照射するための照
    射器素子(10a,20a)と、検出表面上で他のユニットからの光ビームを受
    信してそれぞれの検出表面上で他のユニットから受信したビームの光強度を表す
    それぞれの出力信号の出力を与える光検出器のアレー(10b、20b)を有し
    、可動ユニットの光検出器アレーからの出力信号と静止ユニットの光検出器アレ
    ーからの出力信号を処理し、静止ユニットに対する可動ユニットの位置と方位角
    を表す位置および角方位値を計算するために受信して組み合わせた入力として出
    力信号を用いることを特徴とする3Dナビゲーション方法。 【請求項12】 請求項11記載の3Dナビゲーション方法において、可動ユニット10は使用
    者の身体の一部に装着されており、使用者の手によって操作を必要とせずに静止
    ユニットの前方の3Dスペース内で身体のその部分を動かすことによって制御さ
    れることを特徴とする3Dナビゲーション方法。 【請求項13】 請求項11記載の3Dナビゲーション方法において、相補的なユニットの光検
    出器素子は他のユニットの光ビームの相対的方位における変化に起因して「ラン
    プ−入射角」(LAOI)、即ち「オフセット」効果で、光検出器素子の検出面
    上の光ビームの入射角における変化に起因する「入射角」(AOI)効果で、光
    検出器素子からの光ビーム源の相対距離における変化に起因する距離の逆2乗(
    距離)効果で予想可能な態様で変化する応答特性を持つことを特徴とする3Dナ
    ビゲーション方法。 【請求項14】 請求項13記載の3Dナビゲーション方法において、光検出器の各検出器素子
    からの出力信号は以下のように与えられることを特徴とする3Dナビゲーション
    方法 セル出力=距離効果×入射角効果×オフセット効果。 【請求項15】 請求項11記載の3Dナビゲーション方法において、各ユニットの光検出器ア
    レー(可動ユニットを「H」ユニットと呼び、静止ユニットを「M」と呼ぶ)は
    時計方向に符号「M1」乃至「M4」および「H1」乃至「H4」と付した同一
    のX構造における4つの光検出器セルを持ち、各アレーの4つのセルの出力信号
    は、解答を出すために入力値と解答式の以下の定義に従って、それぞれのユニッ
    トに対する垂直角および水平角が処理され、 (a)M垂直角入力変数: MVAx(1)=(M1−M3)/((M1+M3)+0.000001) MVAx(2)=(H1−H3)/((H1+H3)+0.000001) MVAx(3)=(M1−M2)/((M1+M2)+0.000001) MVAx(4)=(M2−M3)/((M2+M3)+0.000001) ACT_MVA=funcMVA(x) (b)M水平角入力変数: MHAx(1)=(M2−M4)/((M2+M4)+0.000001) MHAx(2)=(H2−H4)/((H2+H4)+0.000001) MHAx(3)=(M1−M2)/((M1+M2)+0.000001) MHAx(4)=(M2−M3)/((M2+M3)+0.000001) ACT_MHA=funcMHA(x) (c)H垂直角(基準軸に対する)入力変数: MVNAx(1)=(H1−H3)/((H1+H3)+0.000001) MVNAx(2)=(M1−M3)/((M1+M3)+0.000001) MVNAx(3)=(H2−H3)/((H2+H3)+0.000001) MVNAx(4)=(H1−H2)/((H1+H2)+0.000001) ACT_MVNA=funcMVNA(x) (d)H水平角(基準軸に対する)入力変数: HHNAx(1)=(H2−H4)/((H2+H4)+0.000001) HHNAx(2)=(M2−M4)/((M2+M4)+0.000001) HHNAx(3)=(H2−H3)/((H2+H3)+0.000001) HHNAx(4)=(H1−H2)/((H1+H2)+0.000001) ACT_HHNA=funcHHNA(x) ここで、前述のACT関数は下記式1の多項拡張式に曲線適合することによって
    解答が求められる 【式1】 ことを特徴とする3Dナビゲーション方法。 【請求項17】 3Dナビゲーション解答方法において、その1つは使用者によって動かされる
    可動な入力部分に装着されており、他の1つは使用者に面する静止位置に取付け
    られている相補的な対の照射器/検出器ユニットからの出力信号を受信し、各照
    射器/検出器ユニットは他のユニットに向いた方向に光ビームを照射するための
    照射器素子と、検出表面上で他のユニットからの光ビームをして受信したビーム
    の光強度を表す出力信号を与える光検出器のアレーを有し、可動ユニットの光検
    出器アレーからの出力信号と静止ユニットの光検出器アレーからの出力信号を処
    理し、静止ユニットに対する可動ユニットの位置と方位角を表す位置および角方
    位値を計算するために受信して組み合わせた入力として出力信号を用いることを
    特徴とする3Dナビゲーション解答方法。 【請求項18】 請求項17記載の3Dナビゲーション解答方法において、 (i)他のユニット上の光検出器アレーに当たる1つユニットの光ビームの応答
    出力信号の「ランプ−入射角」(LAOI)効果、「入射角」(AOI)効果、
    距離の逆2乗(距離)効果のソフトウエアモデルまたはシミュレーションを作り
    、 (ii)多項式係数の「最も適合」する解答の組合せを導き出すためにモデル化
    した応答出力を未処理のセル信号出力の校正の組合せに曲線適合させることによ
    って「最も適合した解答多項式を見出す、 ことを特徴とする3Dナビゲーション解答方法。 【請求項19】 請求項18記載の3Dナビゲーション解答方法において、光検出器アレーの出
    力の処理は、 (iii)光アレーが動作できる解答スペースを複数の解答セグメントに分割し
    、 (iv)解答スペースのセグメントの各々に対する多項式係数の「最も適合する
    」解答の組合せを求め、 (v)解答スペースのそれぞれのセグメントにおける所望の値を求めるために曲
    線適合多項式に係数の組合せを適用することによって各解答セグメントにたいす
    る多項式係数の解答の組合せを用いる、 ことを特徴とする3Dナビゲーション解答方法。 【請求項20】 請求項19記載の3Dナビゲーション解答方法において、各解答セグメントは
    静止ユニットに対する可動ユニットの垂直角、水平角および距離に解答スペース
    を区分することによってアドレスが付けられることを特徴とする3Dナビゲーシ
    ョン解答方法。
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