JP2003522889A - 協動する螺旋刃を有する装置 - Google Patents

協動する螺旋刃を有する装置

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JP2003522889A
JP2003522889A JP2001559977A JP2001559977A JP2003522889A JP 2003522889 A JP2003522889 A JP 2003522889A JP 2001559977 A JP2001559977 A JP 2001559977A JP 2001559977 A JP2001559977 A JP 2001559977A JP 2003522889 A JP2003522889 A JP 2003522889A
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ぺルナ ヴラティスラフ
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ぺルナ ヴラティスラフ
ラデック ムルトゥシュ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワーキングスペースのどの部分についても媒体の圧力、体積、速度の希望値について、ワーキングスペースの各部におけるロータの径、螺旋刃の形状及びリードを同時に変化させることにより設計可能とする。 【解決手段】 協働する螺旋刃を持つ装置は、ステータに設けられた少なくとも2個の螺旋刃を備え、各ロータの回転収容部の少なくとも一部と、ステータの内面の対応する一部と、他のロータシャフトの表面は凸形状または凹形状の曲線を回転して形成され、ロータシャフト(21、31)の表面、少なくとも1個の螺旋刃(211、311)を持つ各ロータ(2、3)の回転収容部とステータ内面形状が、凸および/または凹形状を有する曲線の組み合わせを回転して形成され、曲線波形は螺旋刃(211、311)の形状、それらの螺子リードによって定義され、ロータの長軸に対して直角ないずれの部分における螺旋刃(211、311)の形状とリードは該部分のワーキングスペースのいずれの部分でも要求される媒体の圧力、体積、速度に対応し、該ワーキングスペースは個々の螺旋ロータ間、及びロータとステータの螺間スペースとして定義され、螺旋刃(211、311)のリード方向は同一または反対方向である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は協動する螺旋刃を有する装置に関し、少なくとも2個のロータと、シ
ャフト表面に巻回するように形成された少なくとも2個の螺旋刃により特定され
る作業区域を持つステータとから成り、ロータと、同一方向かまたは逆向きの螺
旋リードと、一定かまたは変化するリードアングルを有する螺旋刃及び刃収容部
により、軸線と交差する回転面を持つ螺旋刃を含む全ての装置の構成が特定され
、互いに協動する螺旋刃の回転軸線は平行、一致または斜めに構成されている。
本発明は、多くの産業分野に適用するよう設計され、特に、コンプレッサ、ター
ボコンプレッサ、膨張機、排気装置、内燃エンジン、蒸気またはガスタービン、
油圧モータ、油圧ジェネレータ、ポンプ、ミキサ、船の螺旋駆動装置等に使用で
きる。
【0002】
【発明の背景】
協動する螺旋刃を持つ装置において基本的に要求されるのは、圧力の同時増加
を伴うかもしくは伴わずに媒体の体積を変化させること、又は媒体の体積が一定
の状態で出力部において圧力及び/又は流量を変化させること、エネルギを回転
運動に変換すること、あるいは同時に媒体を膨張させて圧力エネルギを利用する
こと、回転運動のエネルギもしくは燃料の燃焼による膨張および圧縮された媒体
のエネルギ並びに変換された圧力エネルギを媒体の体積増加によって回転運動に
変換することである。
【0003】 基本的に協動する螺旋刃を、ステータに設けた少なくとも2個のロータ又は1
個のロータとステータの内面へ巻回するように形成した装置としては多くのもの
が知られている。螺旋刃の表面に関しては次の3つのポイントがある。すなわち
、基本螺旋の径、回転方向の変位角及び螺旋リード角である。各ロータは、同軸
の回転区域内で駆動する部分により特定され、通常、特定されるのは、円形面、
螺旋面および回転軸と直交する面により規定される値である。現在知られている
のは、筒状又は螺旋状のシャフト収容部に巻回して形成された螺旋刃である。こ
れらの螺旋刃は、軸線方向に対して変化させることができないが、いろいろな異
なった型式が知られている。筒状のシャフト収容部を有するロータを設けること
により、螺旋リードを替えることにより、螺間スペースのみを変化させることが
できる。螺旋収容部を備えるロータでは、螺旋刃リードを変化させること及び螺
旋収容部の頂点角を変化させることで螺間スペースを変化させることができる。
両方の場合における螺間スペースの体積の変化は、長さとロータ径により規制さ
れる。収容スペースを大きくすることができないので、ロータのサイズを著しく
変化させることは不可能である。大型化すると、バランスが崩れ、ロータの振動
やシール性の問題がある。
【0004】 回転式螺旋コンプレッサのような公知の媒体圧縮装置は、基本的に筒状の回転
収容部内に配されたロータと、一定のリードと刃形を有する螺旋刃により作動す
る。ロータの機能は、入口から出口までの螺間スペース内で媒体を搬送すること
のみである。圧力は出力装置からかけられる。問題点は、上述のように装置の大
きさと構造による圧縮率が限定されてしまうことである。このタイプの装置の効
率は、螺間スペースのラビリンスの形状とサイズが一定であることにより限定さ
れてしまう。 螺間スペースの体積が一定である装置は、ジェネレータやモータ、例えば空圧
モータや油圧モータ、を逆に配置し圧力媒体を導入することにより螺旋ロータを
駆動する装置としても使用できる。問題点は、媒体の入り口と出口の間で媒体の
圧力を変化させられないことである。 装置を直列に配置すると、圧力の増加が不安定であるが、多くの装置を並列に
配置すると、圧縮率を増加させることができる。 実用的ではないが、公知の装置としては、螺旋刃を備える内燃エンジンがある
。これらの個々の装置、例えばコンプレッサや膨張機を互いに接続することはこ
れまで2個程度までとされてきた。この問題点は、主に作業スペースの形状や、
各装置の内燃工程を行う吸入装置・圧縮装置・膨張装置・排出装置の配置の問題
である。全ての公知の装置は大型である。シャフトと筒状のハウジングを有する
タイプは、長さが長くなり、螺旋シャフトと筒状のハウジングを有するタイプは
、径が大きくなる。これらの要素は、ロータの動的バランスに対して悪影響を及
ぼす。
【0005】 例えばチェコ実用新案第8308号によれば、螺旋刃が螺旋ボディへ巻回され
、ロータの回転収容部が螺旋状に形成された装置が知られている。この装置では
、圧縮工程とその度合及び媒体の膨張が螺旋ロータの頂角により制限されている
が、媒体の体積を螺間スペースで変化させることができる。この例では装置の動
作特性を要求どおりに変化させることはできない。 また、チェコ特許出願PV558−91において知られる回転ディスクを備え
る燃焼モータには、回転するワーキングディスクのワーキングスペースを分割す
る螺面を有する回転コンプレッサディスクが開示されている。しかし、これらの
螺面は互いに協動せず、回転コンプレッサディスクはワーキングディスクの回転
スライドバルブとしてのみ作用し、圧力をトルクへ変換することがない。この問
題点は、間欠的なチャージサイクルや回転スライドバルブに加えられる最大圧力
といった問題を含んでいる。この装置では完全なシールが要求される。互いの摺
動や同時の衝撃等による相乗効果によりパーツの消耗が著しくなり、装置の寿命
が短くなる。
【0006】 同様なモータで、PCT出願WO93/14299に開示されるものは、螺旋刃を有す
るロータのワーキングスペースを分割し、螺旋刃の通過を許容するノッチへ嵌合
する回転ディスクを備える。回転ディスクと螺旋刃は、ワーキングスペースの2
個の可動パーティションを構成する。ワーキングロータの外側凸面は、回転ディ
スクの外形により決まり、装置の動作特性には関係がない。回転ディスクの螺旋
刃は、他の螺旋刃と協動しない。
【0007】 ドイツ特許公報DE19738132A1に開示される装置は、互いに作用する刃形
状を持つカウンターロータの原理に基づくもので、筒状またはテーパ状のロータ
収容部を有し、ロータ螺旋刃のリードを変化させている。圧縮の度合は装置のサ
イズにより限定されるものの、圧縮は螺間スペースで行われる。媒体の搬送は、
互いに異なった方向へ回転するロータにより行われ、媒体の圧縮はロータ間スペ
ースのみで行われ、ロータとハウジング間のスペースでは圧縮は行われない。こ
の構成では螺旋刃の長さを最長にすることができ、螺旋刃の螺条数を最少にでき
る。
【0008】 米国特許第5533887号に開示されるものは、互いに逆方向へ回転する2
個の協動ロータを有する。2個のロータは、共通のハウジングに設けられ、螺旋
刃が一定のリードで巻回されたテーパシャフトを有し、螺旋刃の回転収容部はシ
ャフトと逆方向へコーン状に形成されている。ロータの回転収容部は、ハウジン
グのテーパ状インナースペースを形成し、互いに協動する。この構成により、ロ
ータの螺旋刃のハウジングに対する表面シールがなされ、螺旋刃はテーパシャフ
トの頂角とハウジングに依存する等しいリードを有し、該角は装置の作業特性の
波形を決定する。同じ入力パラメータの場合、対応する出力パラメータを得るこ
とができる。したがって、この装置の変化特性は極端に制限される。 米国特許第2908226号に開示される装置は、ロータの軸線が斜めになっ
ており、螺旋刃のリードが同じであり、同じ回転により一定のリードになってい
る。一定のリード刃を採用することにより、刃の形状は、刃のサイドウォールの
設計により変化させることができる。刃を互いに回転させるために、刃のサイド
ウォールには凹部が形成され、該凹部は隣接する刃の側面がオーバーラップして
回転を抑制できる位置に形成されている。ロータの形状は、機械的な要求を満た
すに必要な形状になっている。このデザインは単なる搬送される媒体を圧縮する
螺旋コンベアである。
【0009】 ドイツ特許第419338号に開示されている装置は、螺旋ポンプ又はコンプ
レッサであり、台形状の刃を備えている。刃の高さと幅の比は約1である。ロー
タにはリードが逆の螺旋刃が設けられている。ロータの回転収容部は、コーン状
に形成され、又は複数の頂角が異なるコーンを備え、隣接するコーンへ間欠的に
送るようにしてもよい。したがって、刃高とリードが直線的にのみ変化する。2
個のパラメータのみ変化する。 ドイツ特許第2030227号には回転コンプレッサ又は加圧された媒体によ
り駆動されるモータジェネレータが開示され、好適な媒体はガスである。この装
置は、パーツが螺旋状に配置された2個のダブルスピンドルを有し、各ペアのス
ピンドルは共通シャフト上にミラーのように配置されている。スピンドルの回転
収容部は円錐形の形状をし、螺旋刃はロータの対象面に対して逆のリードを有す
る。この装置は、媒体を入力端から中央に向かって圧縮し、中央から出力端に向
けて膨張させる。螺旋刃の外径は、直線的に変化しているため、スピンドルはコ
ーン状であり、刃のリードのみ変化している。刃の形状は、所望の圧力の入出力
差に合わせて設計されるが、連続的に変化するのみである。 ドイツ特許第19728434号にはコンプレッサ又はエアポンプに使われる
装置が開示され、並行な軸線を持つロータと、逆のリードを持つ螺旋刃から成る
。この構成では、ロータとステータとの間のクリアランスを一定に保つために、
温度変化に対応して螺旋刃の径と長さを変化させる。ロータの各回転収容部とス
テータの内面は、内部温度という1個のパラメータで定義される。
【0010】 上述の螺旋刃を持つ公知の機構は、所望の出力、主に圧力または最終の一定値
としての排出体積に基づき設計される。変数として1個又は2個のパラメータの
みが選択され、他の大きさに関するパラメータは従属値となっている。制限値が
それを超えた場合、演算制御により、補正と機構の形状の再設計が行われる。変
数を限定することにより、機構の形状とサイズの設計用の制御パラメータとして
所望の圧力配分を選択することができる。現存する機構では主パラメータ、すな
わち機構の外部および/または内部の形状、サイズの設計に使われる制御機能と
して機構のワーキングスペースの各部における媒体の特徴的状態を示す圧力、体
積、温度を配分する機構は存在しない。全ての公知の装置では、螺旋刃の形状と
螺旋刃リードを特定の範囲内で変化させるだけである。内側のワーキングスペー
スで圧力、体積、速度といった媒体の特定のパラメータを対応させることは行わ
れていない。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述の問題点は、協働する螺旋刃を持つ装置であって、ステータに設けられた
少なくとも2個の螺旋ロータを備え、少なくとも各ロータの回転収容部と、対応
するステータの内面部と、他のロータシャフト表面は凹凸のある曲線を回転する
ことにより形成され、本発明に係る装置ではロータシャフトの表面、少なくとも
1個の螺旋刃が設けられた各ロータの回転収容部と、凹凸のある曲線の組み合わ
せを回転させてなるステータの内面が特徴であり、曲線の波形は螺旋刃の形状と
螺リードによって決定される。ロータの軸線と直角ないずれの部分でも螺旋刃の
形状と螺リードは、該部分における媒体の圧力、体積、速度の必要値に基づき形
成され、ワーキングスペースは、各螺旋刃同士およびロータとステータとの間の
スペースにより決定され、螺旋刃のリードの向きは同一もしくは逆になっている
。さらに、本発明では螺旋ロータのシャフトの軸線は、1個の平面内に存在する
か、または交互に斜めになっている。また、少なくとも1箇所の部分における回
転曲線は凸曲線であり、残りの少なくとも1箇所は凹曲線になっている。
【0012】 一方、この種の現存する機構に対して、本発明に係る装置は、媒体の圧力、体
積、流速の希望値に基づき設計され、該希望値は制御パラメータの初期値である
。機構の各部の3次元表面の座標と制御パラメータとの関係は、一般的なマルチ
パラメータ機能で説明でき、全ての可能なマルチパラメータの組み合わせにより
問題点を解決でき、この好適な機構を実施例に示す。各部における螺旋刃の形状
とリードは、3次元的な変化に反映し、所望の圧力配分および問題点の解決に関
して圧力配分を決める。最後の機構に関する問題点は、素材の強度に対する最小
サイズや要求される出力に関する限定的な従属パラメータを選択して形状を決め
ることで解決される。本発明に係る解決手段は、ワーキングスペースのどの部分
でも圧縮または膨張された媒体の圧力、体積、速度の希望値に対して対応できる
。これは3個のパラメータ、すなわちワーキングスペースの各部におけるロータ
の径、螺旋刃の形状及びリードを同時に変化させることにより可能となる。換言
すれば該パラメータは、ワーキングスペースの各部における選択された媒体の圧
力、体積、速度に対して決定されるのである。ステータの内面は、もちろんロー
タの回転収容部に対応していなければならない。
【0013】
【好適な実施例の説明】
図1aに本発明に係る装置の一部についての実施例を示す。この軸測投像図に
は2個の互いに協働するロータ2、3が示されると共に、ロータ軸線に直角な断
面を示す。図1bに詳細を示す図1aの断面にはステータとロータとの間のワー
キングスペースが示され、該ワーキングスペースは断面を示すハッチングの無い
白抜きで示す。 後述するように、本発明は、ワーキングスペースのどの部分においても圧縮ま
たは膨張された媒体の圧力、体積、速度を所望の値にするに好適である。基本的
な大きさのパラメータ、すなわちロータの径、形状、螺旋刃のリードは前記オペ
レーションパラメータに対してワーキングスペースの各点で設定される。ステー
タ1の内面は、上述の手順により設定されたロータの回転収容部に対応させる。
【0014】 説明及び請求の範囲を明確にするため、基本的な用語を次のように定義する。
凹曲線とは、いずれの点においても、パラメータ軸から曲線の点への距離を規定
するパラメータ関数によって表現され、その関数の2次微分値が常に負かまたは
ゼロに等しい曲線である。凸曲線とは、いずれの点においても、パラメータ軸か
ら曲線の点への距離を規定するパラメータ関数によって表現され、その関数の2
次微分値が常に正かまたはゼロに等しい曲線である。凸曲線と凹曲線の2次微分
値がゼロになるパラメータは、本発明においては隣接する曲線間の転移点に相当
する。接触曲線は、協働ロータの螺旋刃の表面が互いに接触または最大接近する
点、または協働ロータの螺旋刃の表面がステータの内側収容部と接触する一連の
点を結んだ曲線である。 回転収容部は、回転体のスペースを決める回転表面であり、その全ての点は常
にこの表面の一方側にあり、同時にこの表面の全ての点は回転体の少なくとも1
点の回転軌跡が通過する点である。
【0015】 図1a、1bに示すダブルロータ装置の詳細は、図2a 、2b 、2cの軸測投
像図に示す。図2aに装置のハウジングを構成するステータ1を示す。ステータ
1は2個のロータを収容するよう設計され、第1ロータ2と第2ロータ3は平行
に配されている。図2bにステータ1の内側収容部を示し、その形状はステータ
1の内側収容部と協働する第1ロータ、第2ロータ3の回転収容部の接続収容部
に対応している。図2cに第1ロータ2を単独で示す。
【0016】 本発明に係るもうひとつの実施例を図3に示す。この部分断面図においてステ
ータ1は装置のハウジングであり、2個のロータを収容している。第1ロータ2
は、螺旋刃が巻回された凹凸面を持つ第1ロータシャフト21を備え、第1の第
1ロータ刃211と第2の第1ロータ刃211は互いに180度回転した位置に
ある。第2ロータ3は、螺旋刃、すなわち互いに180度回転した位置にある第
1の第2ロータ刃311と第2の第2ロータ刃311が巻回された凹凸収容部を
持つ第2ロータシャフト31を備える。両ロータ2、3は平行な軸線を持ち、第
1ロータ刃211と第2ロータ刃311はリード方向が逆ではあるが、第1ロー
タ刃211と第2ロータ刃311は同じ形状とリードを持つ。両方の第1ロータ
刃211は、第2ロータ刃311の螺子間スペースへ進入し、これにより第1ロ
ータ2と第2ロータ3は協働し、接触曲線に沿って重なる。第1ロータ刃211
と第2ロータ刃311の回転軌跡は、互いにオーバーラップする。第1ロータ刃
211は、第2ロータ刃311の反対側螺子間スペースを分割し、これによりパ
ーティションウォールとしてカバーし、同時に。第2ロータ刃311も、第1ロ
ータ刃211の反対側螺子間スペースを分割し、パーティションウォールとして
カバーする。ステータ1の内側スペースは、円形システムの収容部に限定され、
収容部は一方で第1ロータ2の回転軸と同軸であり、同時に第1ロータ刃211
の全ての部分のトータル形状を囲み、他方で第2ロータ3の回転軸と同軸であり
、同時に第2ロータ刃311の全ての部分のトータル形状を囲んでいる。第1ロ
ータ2、第2ロータ3及びステータ1の協働の結果、螺間スペースが第1ロータ
刃211、第2ロータ刃311及びステータ1の間に形成される。
【0017】 図3に示す実施例の装置の動作は、ステータ1内で第1ロータ2と第2ロータ
3が逆方向へ回転することにより、入り口から第1ロータ2と第2ロータ3の螺
間スペースに入った媒体が出口方向へ移動する。第1ロータ2と第2ロータ3の
協働により、第1ロータ2の螺間スペースを第2ロータ3で仕切り、逆に第2ロ
ータ3の螺間スペースを第1ロータ2が仕切る。第1ロータシャフト21と第2
ロータシャフト31の表面が凹凸面に形成されているので、第1ロータ螺旋刃2
11と第2ロータ螺旋刃311の隣り合った螺間スペースが狭まると媒体は圧縮
され、隣り合った螺間スペースが広がると媒体は膨張する。 他の場合、第1のロータ刃211は第2ロータ刃と同じ方向のリードを持ち、
両ロータを同方向へ回転させてもよい。この場合装置の機能は、実質的に同じで
ある。螺子リードの方向と、第1ロータ刃211と第2ロータ刃311の相互の
重なり合いにより、これらの形状が制限され、装置の適用も制限される。
【0018】 本発明の他の実施例を断面図4a、4bに示す。装置のハウジングであるステ
ータ1内に第1ロータ2と第2ロータ3が嵌着されている。第1ロータ2は、第
1の第1ロータ螺旋刃211と、第2の第1ロータ螺旋刃211が巻回された凸
面を持つ第1ロータシャフト21を備え、両第1ロータ刃は互いに180度回転
した位置にある。第2ロータ3は、第1の第2ロータ螺旋刃311と、第2の第
2ロータ螺旋刃311が巻回された凸面を持つ第2ロータシャフト31を備え、
両第2ロータ刃は互いに180度回転した位置にある。第1ロータ2と第2ロー
タ3は互いに平行な軸線を有し、第1ロータ刃211と第2ロータ刃311はリ
ード方向が逆ではあるが、第1ロータ刃211と第2ロータ刃311は同じ形状
でリード角は小さくなるように形成されている。両方の第1ロータ刃211は、
第2ロータ刃311の螺子間スペースへ進入し、これにより第1ロータ2と第2
ロータ3は協働し、接触曲線に沿って重なる。図4bのA−A面断面図に示すよ
うに第1ロータ刃211と第2ロータ刃311の回転軌跡は、互いにオーバーラ
ップする。第1ロータ刃211は、第2ロータ刃311の反対側螺子間スペース
を分割し、これによりパーティションウォールとしてカバーする。同時に第2ロ
ータ刃311も、第1ロータ刃211の反対側螺子間スペースを分割し、パーテ
ィションウォールとしてカバーする。ステータ1の内側スペースは、第1のロー
タ2の回転収容部と第2ロータ3の回転収容部に限定される。この実施例では入
り口が第1ロータ2と第2ロータ3の最大オーバーラップ側に配され、装置の出
口はロータ2、3の最小オーバーラップ側である逆側に配されている。図4bに
好適な形状を有する第1ロータ刃211と第2ロータ刃311を持つ第1ロータ
2と第2ロータ3を示し、重なった両ロータををロータ2、3の回転軸と直角な
面から見た状態を示す。
【0019】 図4a、4bに示す実施例の動作は、ステータ1内で第1ロータ2と第2ロー
タ3が逆方向へ回転することにより、入り口から第1ロータ2と第2ロータ3の
螺間スペースに入った媒体が出口方向へ移動する。第1ロータ2と第2ロータ3
の協働により、第1ロータ2の螺間スペースを第2ロータ3で仕切り、逆に第2
ロータ3の螺間スペースを第1ロータ2により仕切る。第1ロータシャフト21
と第2ロータシャフト31の表面が凸面に形成されているので、第1ロータ螺旋
刃211と第2ロータ螺旋刃311の隣り合った螺間スペースが狭まると、螺間
スペース内の媒体は圧縮される。 図4cに示す実施例の装置は、図4a、4bに示す実施例と同じ配置になって
いるが、第1ロータ2の回転方向は第2ロータ3の回転方向と逆になっている点
が異なる。媒体の入り口が第1ロータ2と第2ロータ3の最小オーバーラップ側
に配され、装置の出口はロータ2、3の最大オーバーラップ側である逆側に配さ
れている。第1ロータシャフト21と第2ロータシャフト31が凸面を有するこ
とにより、第1ロータ2と第2ロータ3の隣接する螺間スペースが広がると、螺
間スペース内の媒体は膨張する。これにより実施例の膨張機能が可能になる。
【0020】 本発明に係る他の実施例を断面図5a、5bに示し、後者は図5aのA−A面
断面図である。装置のハウジングであるステータ1内に第1ロータ2と第2ロー
タ3が嵌着されている。第1ロータ2は、第1の第1ロータ螺旋刃211と、第
2の第1ロータ螺旋刃211が巻回された凹面を持つ第1ロータシャフト21を
備え、両第1ロータ刃211は互いに180度回転した位置にある。第2ロータ
3は、第1の第2ロータ螺旋刃311と、第2の第2ロータ螺旋刃311が巻回
された凹面を持つ第2ロータシャフト31を備え、両第2ロータ刃311は互い
に180度回転した位置にある。第1ロータ2と第2ロータ3は互いに平行な軸
線を有し、第1ロータ刃211と第2ロータ刃311は同じ形状でリード各は小
さくなるように形成されているが、第1ロータ刃211と第2ロータ刃311の
リード方向は逆である。両方の第1ロータ刃211は、第2ロータ刃311の螺
子間スペースへ進入し、これにより第1ロータ2と第2ロータ3は協働し、接触
曲線に沿って実質的に重なる。図5bのA−A面断面図に示すように第1ロータ
刃211と第2ロータ刃311の回転軌跡は、互いにオーバーラップする。第1
ロータ刃211は、第2ロータ刃311の反対側螺子間スペースを分割し、これ
によりパーティションウォールとしてカバーする。同時に第2ロータ刃311も
、第1ロータ刃211の反対側螺子間スペースを分割し、パーティションウォー
ルとしてカバーする。ステータ1の内側スペースは、第1のロータ2の回転収容
部と第2ロータ3の回転収容部に限定される。この実施例では入り口が第1ロー
タ2と第2ロータ3の最大オーバーラップ側に配され、装置の出口はロータ2、
3の最小オーバーラップ側である逆側に配されている。図5bに好適な形状を有
する第1ロータ刃211と第2ロータ刃311を持つ第1ロータ2と第2ロータ
3を示し、重なった両ロータををロータ2、3の回転軸と直角な面から見た状態
を示す。機能の面からみると、図5a、5bの実施例では、媒体圧縮の動作特性
は図4a、4bの実施例と比較して波形が急勾配になる。
【0021】 本発明に係る他の実施例を断面図5c、5dに示すが、この実施例は図5a、
5bに示す実施例と同様の実施例である。相違点は、シャフト表面の形状であり
、第1ロータシャフト21の表面は凸面であり、一方第2ロータシャフト31の
表面は凹面になっている。この形状により、第1ロータ2、第2ロータ3及びそ
れらの回転収容部の形状が異なって、ステータ1の内面形状も決まる。図5c、
5dに示す実施例における他のパラメータ、配置、構成要素同士の協働について
は図5a、5bに示す実施例と同様である。機能は、図4a、4b、5a、5bに
示す実施例と類似している。相違点は、ステータ1内に凹面を有する第1ロータ
シャフト21と凸面を有する第2ロータシャフト31を組み合わせた点であり、
第1ロータ刃211と第2ロータ刃311の螺間スペースが変わり、この相違点
によりロータの回転収容部も変わる。この構成により、図4a、4bに示す凸面
を持つ第1ロータシャフト21と第2ロータシャフト31を含む実施例と比較し
て螺間スペースが深くなる特徴があるが、図5a、5bに示す凹面を持つ第1ロ
ータシャフト21と第2ロータシャフト31を含む実施例と比較すればさほど螺
間スペースが深くなる特徴はない。この実施例では、刃の形状、リード、螺旋刃
の数は実質的に同じである。
【0022】 本発明に係る他の実施例を断面図5e、5fに示すが、この実施例は図5a、
5bに示す実施例と同様の実施例である。相違点は、シャフト表面の形状であり
、第1ロータシャフト21と第2ロータシャフト31の表面は部分的に凸面と凹
面になっており、両表面は同じ形状になっている。この形状により、第1ロータ
2、第2ロータ3及びそれらの回転収容部の形状が異なって、ステータ1の内面
形状も決まる。図5e、5fに示す実施例における他のパラメータ、配置、構成
要素同士の協働については図5a、5bに示す実施例と同様である。本実施例で
は図4a、4bに示す実施例の特徴と、図5a、5bに示す実施例の特徴を組み
合わせており、媒体圧縮の動作特性の波形をより好適にしている。装置の入り口
側において、螺間スペース内では第1及び第2のロータ2、3の螺旋刃の高さが
高いので、大きな一定の体積で媒体を搬送できる。中間部では媒体は連続的に圧
縮され、出口部分では低い螺旋刃の数が多いので出口孔の閉塞が改善され、装置
内での媒体の逆流を防止できる。 第1ロータシャフト21と第2ロータシャフト31の凸又は凹型収容部の形状
の変更及び/又は第1ロータ刃211と第2ロータ刃311のリードの変更によ
り、第1ロータ2と第2ロータ3の螺間スペースの体積を増加及び/又は減少さ
せる。この構成は、第1ロータ2と第2ロータ3のどの部分にも採用できる。
【0023】 本発明に係る他の実施例を断面図6a、6bに示す。第1ロータ螺旋刃211
と、第2ロータ螺旋刃311は、リード方向が同じである。その結果、ロータ2
、3は同方向へ回転する。図6bに示すように、第1ロータ刃211と第2ロー
タ刃311のリード方向と互いの重なりにより第1ロータ刃211と第2ロータ
刃311の形状が限定されると共に、装置の適用も限定される。装置の機能は実
質的に図4a 、4bの装置と同じであるが、螺旋刃の形状が異なり、装置の動作
特性の波形及び装置の適用が異なる。ロータ2、3の回転方向を反対にすると、
装置は膨張機として動作する。 本発明に係る他の実施例を断面図6c、6dに示すが、第1ロータ2は、1個
の第1ロータ刃211がの第1螺旋ロータシャフト21に巻回され、1個の第2
ロータ刃311がの第2螺旋ロータシャフト31に巻回されている。本実施例で
は第1ロータ刃211と第2ロータ刃311の形状を多くの種類から選択でき、
螺間スペースでの媒体圧縮の工程を変えることができる。ロータ2、3の回転方
向により、装置をコンプレッサ又は膨張機として動作させることができる。 さらに他の装置の実施例としては、第1ロータ2は、1個の第1ロータ刃21
1が第1螺旋ロータシャフト21に巻回されてなり、数個の第2ロータ刃311
が第2螺旋ロータシャフト31に巻回されて成る装置である。この実施例では螺
旋ロータ刃の連続形状及び装置の機能は、ロータ2、3の回転が異なるものに限
定され、媒体圧縮の特別な処理に適用できる。例えば1個の第1ロータ刃211
を持つ第1ロータ2は螺旋スライドバルブのようにパーティションウォールとし
て機能し、数個の第2ロータ刃311を持つ第2ロータ3は逆の動作機能を奏す
る。 上述した全ての実施例と応用例は、ロータの回転収容部の径を変えることによ
り改良することができる。これにより本発明に係る装置の動作モードを有効に変
えることができる。各実施例は、ロータの回転方向を逆にすることで、動作を逆
モードで行うことができる。螺間スペースが入り口側から出口側へ移動する場合
、図4c、4dの実施例のように体積が増加するので装置を膨張機として機能さ
せることができる。この機能は、ロータの回転運動のパワーを伝達することに使
用できる。他の適用としては、例えば媒体を加圧できない場合に媒体に作用する
圧力を減少させる装置である。
【0024】 他の好適な実施例を図7a、7bに示す。ステータ1には第1ロータ1、第2ロ
ータ3、第3ロータ4が設けられ、ロータ2、3、4は互いに協働する。第1ロ
ータ2は、2個の第1ロータ螺旋刃211が巻回された凸面を有する第1シャフ
ト21を有し、両第1ロータ螺旋刃211は互いに180度回転した位置にある
。第2ロータ3は、2個の第2ロータ螺旋刃311が巻回された筒状の面を有す
る第2シャフト31を有し、両第2ロータ螺旋刃311は互いに180度回転し
た位置にある。第3ロータ4は、2個の第3ロータ螺旋刃411が巻回された筒
状の面を有する第3シャフト41を有し、両第3ロータ螺旋刃411は互いに1
80度回転した位置にある。3個のロータ2、3、4の軸線は、平行に同一面内
に配されている。第1ロータ2は、第2ロータ3と第3ロータ4の間に配され、
第1ロータ螺旋刃211の巻回方向は第2ロータ3と第3ロータ4のそれとは逆
方向であり、第1ロータ螺旋刃211の形状は第2ロータ螺旋刃311および第
3ロータ螺旋刃411の形状ばかりでなくステータ1の内面形状も決める。第2
ロータ3と第3ロータ4は同じロータである。第2ロータ螺旋刃311および第
3ロータ螺旋刃411は全て同じ形状であり、螺旋刃311、411のリード方
向、リード角も同じであり、リード角は装置の入り口から出口方向にかけて小さ
くなっている。装置の入り口側では第1ロータシャフト21の凸収容部の径が最
小であり、出口側では最大になっている。第1ロータ刃211は、第2ロータ刃
311および第3ロータ刃411の螺間スペースへ進入して協働し、その刃の重
なりは実質的に接触曲線に沿って行われる。図7aに示すように、第1ロータ刃
211と第2ロータ刃311の回転軌跡は互いにオーバーラップし、第1ロータ
刃211と第3ロータ刃411の回転軌跡も互いにオーバーラップする。第1ロ
ータ刃211は、第2ロータ刃311の反対側螺子間スペースを分割し、これに
よりパーティションウォールとしてカバーする。同時に第2ロータ刃311と第
3ロータ刃411も、第1ロータ刃211の反対側螺子間スペースを分割し、パ
ーティションウォールとしてカバーする。ステータ1の内側スペースは、3個の
ロータ2、3、4の回転収容部に限定される。図7bにはロータ2、3、4の軸
線に対して直角な断面から見た第1ロータ刃211、第2ロータ刃311、第3
ロータ刃411を持つ3個のロータ2、3、4の協働状態を示し、ロータ刃21
1、311、411は好適な形状を有している。 図7a、7bに示す実施例の装置の動作は、ステータ1内で第1ロータ2が第2
ロータ3及び第3ロータ4と逆方向へ回転することにより、入り口からロータ2
、3、4の螺間スペースに入った媒体が出口方向へ移動する。ロータ2、3、4
の協働により、第1ロータ2の螺間スペースを第2ロータ3で仕切り、逆にもな
り、同時に第1ロータ2の螺間スペースを第3ロータ4で仕切り、逆にもなる。
第1ロータシャフト21の表面が凸面に形成されているので、隣り合った螺間ス
ペースが狭まると、螺間スペース内の媒体は圧縮される。この実施例では装置は
コンプレッサとして作動する。逆の場合、ロータ2、3、4は上述とは逆方向へ
回転し、装置は膨張機として作動する。 上述の全ての実施例では装置はコンプレッサ又は膨張機として設計されており
、代わりにステータに軸線の集中したロータを設けてもよい。この場合、装置の
動作特性の波形は急勾配になる。
【0025】 他の実施例を図8a、8b、8c、8dに示す。図8eは本実施例における螺
間スペース内の圧力と体積の波形である。装置のハウジングであるステータ1内
に第1ロータ2と第2ロータ3が嵌着されている。図8dに示すように、第1ロ
ータ2は、第1ロータシャフト21を持ち、その部分X、Zの表面は凸面に形成
され、部分Yの表面は凹面に形成されている。第1ロータシャフト21には2個
の第1ロータ螺旋刃211が巻回され、両第1ロータ刃211は互いに180度
回転した位置にある。図8dに示すように、第2ロータ3は、第2ロータシャフ
ト31を持ち、その部分X、Zの表面は凸面に形成され、部分Yの表面は凹面に
形成されている。第2ロータシャフト31には2個の第2ロータ螺旋刃311が
巻回され、両第2ロータ刃311は互いに180度回転した位置にある。第1ロ
ータ2と第2ロータ3は互いに平行な軸線を有し、全ての第1ロータ刃211と
第2ロータ刃311は同じ形状である。ロータ刃211、311のリード角は部
分Xでは小さくなるように形成され、部分Yでは一定に形成され、Zでは大きく
なるよう形成されている。第1ロータ2と第2ロータ3の回転収容部の径は、部
分Xでは入り口から内側へ大きくなるよう形成され、部分Yでは実質的に最小に
形成され、部分Zでは出口へ向けて大きくなるよう形成され最大になる。第1ロ
ータ刃211のリード方向は一方の第2ロータ刃311と逆である。両方の第1
ロータ刃211は、両方の第2ロータ刃311の螺子間スペースへ進入し、これ
により第1ロータ2と第2ロータ3は協働し、接触曲線に沿って重なる。第1ロ
ータ刃211と第2ロータ刃311の回転軌跡は、互いにオーバーラップする。
第1ロータ刃211は、第2ロータ刃311の反対側螺子間スペースを分割し、
これによりパーティションウォールとしてカバーする。同時に第2ロータ刃31
1も、第1ロータ刃211の反対側螺子間スペースを分割し、パーティションウ
ォールとしてカバーする。ステータ1の内側スペースは、第1のロータ2の回転
収容部と第2ロータ3の回転収容部に限定される。この実施例で装置は内燃エン
ジンとして動作する。媒体は、エンジンの圧縮室として機能する部分Xの入り口
から進入する。部分Yは、噴射・点火区域として作用し、部分zは膨張スペース
として出口へつながる。
【0026】 図8a、8b、8c、8dに示す実施例の内燃エンジンの動作は、ステータ1
内で第1ロータ2と第2ロータ3が逆方向へ回転することにより、エアが入り口
から吸引され、第1ロータ刃211と第2ロータ刃311の螺間スペースへ移動
する。第1ロータシャフト21と第2ロータシャフト31の表面の凸面とステー
タ1の内面形状により、部分Xではエアが圧縮される。部分Yでは燃料が圧縮さ
れたエアへ噴射され、点火される。部分Zでは燃焼した燃料が膨張し、ロータ2
、3の螺間スペースで圧力エネルギが第1ロータ刃211と第2ロータ刃311
の表面に作用し、その結果ロータ2、3のトルクを発生させる。出口は排気口で
ある。 図8eはモータの各部分X、Y、Zにおける体積の変化曲線Vと、圧力の変化
曲線Pを示す。 内燃エンジンの他の例として、第1ロータ刃211と第2ロータ刃311のリ
ード方向を同じくしてもよく、それによるとロータ2、3は同方向へ回転する。
この内燃エンジンの機能は実質的に同じである。第1ロータ刃211と第2ロー
タ刃311のリード方向と重なりは、螺旋刃211、311の形状の限定要素で
あり、また内燃エンジンの適用の限定要素でもある。 さらに内燃エンジンの他の例として、第1ロータシャフト21と第2ロータシ
ャフト31の部分X、Zの凸面を凹面にしてもよいし、ロータシャフト21、3
1の部分Yの凹面を凸面にしてもよい。ロータシャフト21、31の表面を筒状
やテーパ状にしてもよい。
【0027】 さらに他の実施例の装置の概要を図9a、9bに示す。ステータ1には第1ロ
ータ1、第2ロータ3、第3ロータ4が設けられ、ロータ2、3、4は互いに協
働し、その軸線は、同一面内に配されている。ロータ2、3、4の配置は実質的
に図7a、7bに示す実施例と同様である。図9aに示す部分Mは、図7aの実施
例と実質的に対応し、コンプレッサに相当する。部分Mに隣接する図9aに示す
部分Nは、図7aの実施例に対応し膨張機になる。 これらの機能は図8a、8b、8c、8dの実施例と同様である。したがって
この装置は内燃エンジンとして動作する。噴射・点火区域は部分Mから部分Nへ
移行する区域である。
【0028】 さらに本発明に係る他の実施例の概要を図10a、10bに示すが、明確な理
解のためステータ1を省略し、第1ロータ2と第2ロータ3を図示する。また、
第1ロータ刃211と第2ロータ刃311の回転収容部のみ図示する。この装置
は図8a、8b、8c、8dと同じ内燃エンジンである。相違点は第1ロータ2
と第2ロータ3の軸線が斜めになっている点である。この実施例ではエンジンの
動作特性が急激な変化をする。他のロータ軸線を斜めにした例では、装置をコン
プレッサ及び/又は膨張機として使用し、急激な変化の動作特性を得られるとい
う利点がある。
【0029】 図11a、11b、11c、11d、11eには上述の装置の第1ロータ2、
第2ロータ3、ステータ1の応用例を示す。いくつかの組み合わせがあるが、要
求される装置の機能により適用される。図11aでは、第1ロータ2と第2ロー
タ3が横並びに配置され、軸線は平行である。図11b、11cでは第1ロータ
2と複数の第2ロータ3がステータ1内に星型に配置されている。図11dでは
、3個の第1ロータ2がステータ1内に配置され、全ての3個の第1ロータ2が
互いに重なり合っているので、同一方向へ回転する。図11eでは2個の第1ロ
ータ2と2個の第2ロータ3がステータ1内に配置され、各ロータが隣接するロ
ータ2、3と重なり合っている。
【0030】 本発明に係る最後の実施例の概要を図12に示す。装置のハウジングであるス
テータ1内に第1ロータ2と第2ロータ3が設けられている。第1ロータ2は、
第1ロータシャフト21を持ち、その表面は凸面に形成され、第1の第1ロータ
螺旋刃211と第2の第1ロータ螺旋刃211が巻回され、両刃211は互いに
180度回転した位置にある。第2ロータ3は、第2ロータシャフト31を持ち
、その表面は凸面に形成され、第1の第2ロータ螺旋刃311と第2の第2ロー
タ螺旋刃311が巻回され、両刃311は互いに180度回転した位置にある。
第1ロータ2と第2ロータ3は軸線が集中し、全ての第1ロータ刃211と第2
ロータ刃311は同じ形状であり、リード角は入り口から出口方向へ大きくなる
よう形成され、螺間スペースの体積は一定である。第1ロータ刃211のリード
方向は一方の第2ロータ刃311と逆である。両方の第1ロータ刃211は、両
方の第2ロータ刃311の螺間スペースへ進入し、これにより両ロータは協働し
、実質的に接触曲線に沿って重なる。第1ロータ刃211と第2ロータ刃311
の回転軌跡は、互いにオーバーラップする。第1ロータ刃211は、第2ロータ
刃311の反対側螺子間スペースを分割し、これによりパーティションウォール
として実質的にそれらを閉塞する。同時に第2ロータ刃311も、第1ロータ刃
211の反対側螺子間スペースを分割し、パーティションウォールとしてそれら
を閉塞する。ステータ1の内側スペースは、第1のロータ2の回転収容部と第2
ロータ3の回転収容部に限定される。本実施例において、装置の入り口側では第
1ロータ2と第2ロータ3の重なりが最大であり、両者の軸線間距離も最大であ
る。反対側の出口側では、重なりが最小であり、両者の軸線間距離も最小である
【0031】 図12に示す実施例の動作は、ステータ1内で第1ロータ2が第2ロータ3及
び第3ロータ4と逆方向へ回転することにより、入り口から第1ロータ2と第2
ロータ3の螺間スペースに入った媒体が出口方向へ移動する。第1ロータ2と第
2ロータ3の協働により、第1ロータ2の螺間スペースを第2ロータ3で仕切り
、逆にもなる。第1ロータシャフト21と第2ロータシャフト31の表面が凸面
に形成され、第1ロータ刃211と第2ロータ刃311のリード角が大きくなる
よう形成されているので、螺間スペースの形状は変化するが体積は一定である。
螺間スペースを通過する媒体の流速は、入り口方向から出口方向へ加速される。
この実施例は船の駆動装置として適用できる。 1個の螺旋刃又は1個のロータの装置を除き、上述の実施例の装置ではシャフ
ト表面に互いに角度の異なる螺旋刃を交互に巻回することができる。ロータ同士
およびロータとステータを協働させるため、螺旋刃の形状を公知の方法で変更す
る必要がある。 ロータ同士およびロータとステータを協働させるため、螺旋刃の形状を公知の
方法で変更する必要があるけれど、シャフト表面に多数の螺旋刃を巻回すること
もできる。螺間スペースにおける媒体の効果的な動きは、螺旋刃の素材強度及び
装置の効率にとっても有効である。また、同じシャフトの表面の個々の部分に異
なった数の螺旋刃を巻回した変形例も作ることが可能である。 他の種類の装置では、ロータの回転軸に対して直角な面内で分割されたロータ
や、ギアでロータ同士を接続するようにしてもよい。これらの利点は、装置の動
作特性を変化させることができたり、連続的にスムーズな動作を制御できること
である。 上述の実施例から、基本的な発明の技術思想及び発明へのステップには、協働
する螺旋刃の全てパラメータ、ロータシャフト表面の凹部及び./又は凸部、ステ
ータの内面形状を変化させ組み合わせたものも含むものである。本発明に係る装
置の螺間スペースの各部は異なってもよいし、ロータのどの部位においても3個
のパラメータ、すなわち螺旋刃の径、リード方向、リード角を変更することもで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1a、図1cは、2個の協働ロータの軸測投像図であり、ロータの軸線に対
して直角な平面を示し、図1b、図1dは、ステータとロータの間のワーキング
スペースを示す図1a、図1cの断面図である。
【図2】 図2aは、部分的にロータを除いたハウジングの軸測投像図であり、図2bは
、実質的にロータの収容部を構成するステータハウジングの軸測投像図であり、
図2cは、表面に2個の螺旋刃が巻回され、凹凸が形成されたロータの軸測投像
図である。
【図3】 図3は、2個のロータが設けられ、1個のロータは螺旋刃の一部が断面を示す
ステータハウジングの軸測投像図である。
【図4】 図4aは、凸表面を有し、コンプレッサの共通ハウジング内に配置された1対
のロータの部分断面図であり、図4bは、共通ハウジング内に配置された1対の
ロータの図4aのA−A面の部分断面図であり、図4cは、共通ハウジング内に
配置された凸表面を有する1対のロータの部分断面図であり、ロータの回転及び
媒体の流動方向が図3a及び図4aとは逆で膨張機に適用したものであり、図4
dは、共通ハウジング内に配置された1対のロータの図4cのA−A面の断面図
である。
【図5】 図5aは、凹表面を有し、コンプレッサの共通ハウジング内に配置された1対
のロータの部分断面図であり、図5bは、共通ハウジング内に配置された1対の
ロータの図4aのA−A面の部分断面図であり、図5cは、共通ハウジング内に
配置された1対のロータの部分断面図であり、一方のロータは凸面を持ち、他方
のロータは凹面を持ち、コンプレッサとしての配置になっており、図5dは、共
通ハウジング内に配置された1対のロータの図5cのA−A面の断面図であり、
図5eは、共通ハウジング内に配置された1対のロータの部分断面図であり、ロ
ータシャフトには部分的に凸面と凹面が形成され、コンプレッサとしての配置に
なっており、図5fは、共通ハウジング内に配置された1対のロータの図5eの
A−A面の断面図である。
【図6】 図6aは、コンプレッサとして共通ハウジング内に配され、同方向へ駆動する
1対のロータの部分断面図であり、ロータシャフトには凸面と凹面が形成され、
図6bは、共通ハウジング内に配置された1対のロータの図6aのA−A面の断
面図であり、図6cは、共通ハウジング内に配され、逆方向へ駆動する1対のロ
ータの部分断面図であり、ロータシャフトには1枚の螺旋刃が設けられ、図6d
は、共通ハウジング内に配置された1対のロータの図6cのA−A面の断面図で
あり、刃の形状を示す。
【図7】 図7aは、3個のロータが共通ハウジング内に配され、ミドルロータのシャフ
トに凸面が形成され、両側のロータは筒状のシャフトを有する装置を示し、図7
bは、共通ハウジング内に配置された3個のロータの図7bのA−A面の断面図
である。
【図8】 図8aは、共通ハウジング内に配置された1対のロータの図8dのA−A面の
断面図であり、図8bは、共通ハウジング内に配置された1対のロータの図8d
のB−B面の断面図であり、刃の形状及びワーキングスペースを示し、図8cは
、共通ハウジング内に配置された1対のロータの図8dのC−C面の断面図であ
り、刃の形状及びワーキングスペースを示し、図8dは、共通ハウジング内に配
されると共に、ロータシャフトには部分的に凸面と凹面が形成され、2枚の螺旋
刃を有し、逆方向へ駆動する1対のロータの部分断面図であり、図8eは、図8
dにおける螺間スペース内の圧力(P)と体積(V)の波形を示すグラフであり
、X、Y、Zはそれぞれ圧縮、噴射−燃焼、膨張部をそれぞれ示す。
【図9】 図9aは、3個のロータが共通ハウジング内に配され、ミドルロータのシャフ
トには部分的に凸面と凹面が形成され、両側のロータは筒状のシャフトを有する
モータ装置を示し、図9bは、共通ハウジング内に配置された3個のロータの図
9aのA−A面の断面図である。
【図10】 図10aは、軸線が斜めであり、凸面を有するシャフトに螺旋刃が形成された
ロータの回転収容部を示し、ステータは省略された図であり、図10bは、軸線
が斜めであり、凸面を有するシャフトに螺旋刃が形成されたロータの回転収容部
を示し、図10aの面とは直角であるとともに、ロータ軸とは並行な面から見た
図である。
【図11】 図11aは、共通ハウジング内に横へ配置された4個のロータの断面図であり
、図11bは、共通ハウジング内に横へ配置された5個のロータの断面図であり
、図11cは、共通ハウジング内に星型に配置された5個のロータの断面図であ
り、図11dは、共通ハウジング内に互いに係合するよう配置された3個のロー
タの断面図であり、図11eは、共通ハウジング内に互いに係合するよう配置さ
れた4個のロータの断面図である。
【図12】 図12は、それぞれ凸面が形成されたシャフトに螺旋刃が巻回された2個の螺
旋ロータが設けられたステータの断面図である。実施例では船の駆動源として使
われている。
【符号の説明】
1 ステータ 111 ステータ刃 2 第1ロータ 21 第1ロータシャフト 211 第1ロータ刃 3 第2ロータ 31 第2ロータシャフト 311 第2ロータ刃 4 第3ロータ 41 第3ロータシャフト 411 第3ロータ刃
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F04C 29/00 F04C 29/00 D F04D 3/02 F04D 3/02 A B 29/54 29/54 A B (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD ,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL, PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,S L,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ヴラティスラフ ペルナ チェッコ国、60200ブルノ、トゥチコヴァ 40番地 Fターム(参考) 3H029 AA03 AA17 AB01 BB22 BB31 BB33 BB41 BB42 CC02 CC03 CC05 3H034 AA01 AA11 BB01 BB08 CC01 CC03 CC04 DD01 DD05 DD22 DD30 EE00 EE06 EE09 EE18 【要約の続き】 螺間スペースとして定義され、螺旋刃(211、31 1)のリード方向は同一または反対方向である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータに設けられた少なくとも2個の螺旋刃を備え、各ロ
    ータの回転収容部の少なくとも一部と、ステータの内面の対応する一部と、他の
    ロータシャフトの表面は凸形状あるいは凹形状の曲線を回転して形成された協働
    する螺旋刃を持つ装置において、 ロータシャフト(21、31)の表面、少なくとも1個の螺旋刃(211、3
    11)を持つ各ロータ(2、3)の回転収容部とステータ内面形状が、凸形状お
    よび/または凹形状を有する曲線の組み合わせを回転して形成され、 曲線波形は螺旋刃(211、311)の形状、それらの螺子リードによって定
    義され、 ロータの長軸に対して直角ないずれの部分における螺旋刃(211、311)
    の形状とリードは該部分のワーキングスペースのいずれの部分でも要求される媒
    体の圧力、体積、速度に対応し、該ワーキングスペースは個々の螺旋ロータ間、
    及びロータとステータの螺間スペースとして定義され、螺旋刃(211、311
    )のリード方向は同一または反対方向であることを特徴とする協動する螺旋刃を
    有する装置。
  2. 【請求項2】 螺旋ロータ(2、3)のシャフトの軸線は同一面内にあるこ
    とを特徴とする請求項1記載の協動する螺旋刃を有する装置。
  3. 【請求項3】 螺旋ロータ(2、3)のシャフトの軸線は互いに斜めである
    ことを特徴とする請求項1記載の協動する螺旋刃を有する装置。
  4. 【請求項4】 回転する曲線の少なくとも一部分は凸カーブであり、残りの
    部分の少なくとも一部分は凹カーブであることを特徴とする請求項1、2または
    3記載の協動する螺旋刃を有する装置。
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