JP2003521026A - 例による内容のフォーマット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 １方法が、文書内に１個又はそれ以上のプレースフォルダーを挿入し；各プレースフォルダーを内容供給源とバインドさせ；且つ該プレースフォルダーをコードへコンパイルして該内容供給源に基づいて該文書に対する内容を発生させることによって文書を発生する。本方法は、次いで、該コードを実行して該内容を発生させ且つプレゼンテーションモードにある場合には、該文書の内容を提示し、又編集モードにある場合には、該プレースフォルダーを回復させる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】

本発明は、内容を発生させる装置及びプロセスに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

インターネットは広くアクセス可能なドキュメント即ち文書を通信し且つ公表
するための益々ポピュラーな媒体となりつつある。ネットワーク中のネットワー
クであるインターネットは、そのネットワークに接続されているコンピュータが
どのようにしてファイルを探し出し且つ互いに交換するかについて知らせる共通
のプロトコルを使用して情報を転送する。インターネットを介して通信されるド
キュメント即ち文書は、通常、ハイパーテキストマークアップ言語（ＨＴＭＬ）
にほぼ準拠しており、それは、ワールドワイドウエブ（ＷＷＷ又はウエブ）ブラ
ウザが翻訳し且つ表示することが可能である。ウエブサーバー上に掲示されると
、これらの文書即ち頁のコンパイルしたものを、インターネットへのアクセスを
有する誰かによって検索し且つ観察することが可能である。

【０００３】 各文書は、基本的に、ＨＴＭＬコード即ちタグの集まりであり、それらのコー
ド即ちタグは文書にヘッド及びボディの一般的な構成及びヘッディング、フォー
マットコントロール、フォーム、テーブル（表）、及び１つ又はそれ以上の要素
タイプを与える。ＨＴＭＬコードに関する基本的な精通性はＨＴＭＬ文書を作成
するプロセスにおける１つの側面に過ぎない。別の問題はこのような文書を編集
するプロセスに関連するものである。従来のテキストエディター又はワードプロ
セッサは、文書に対してＨＴＭＬマークアップを付加するために使用することが
可能であるが、このようなＨＴＭＬ文書の作成及び編集方法はかなり厄介なもの
である。何故ならば、そのプロセスは設計者が実際にブラウザによって表示され
る文書を見ることを許容するものではないからである。視覚的なフィードバック
なしで、ＨＴＭＬ文書を作成し且つそれを編集するプロセスはエラーを発生し易
く且つ非効率的なものである場合がある。更に、ＨＴＭＬ文書が通常のテキスト
及びテキストフォーマットコード以外の要素を包含している場合には、ＨＴＭＬ
文書を作成し且つ編集するプロセスは挑戦的なものとなる場合がある。例えば、
画像要素が文書内に埋め込まれている場合には、従来のテキストエディター又は
ワードプロセッサはそのアクセス経路及びファイル名称のみを使用して各画像を
参照する。従って、設計者は正しい画像が編集されているか否かを視覚的に検証
することが不可能であるので、設計者は要素を選択する上でより注意深く且つよ
り正確でなければならない。従って、所望のＨＴＭＬ文書を発生する場合の困難
性は、非テキスト要素が文書内に埋め込まれている場合に増加される。

【０００４】 この困難性は、ウエブサイトの内容又は相互作用が設計者又は環境情報に基づ
いて変化するウエブサイトの展開に対して特に強調される。このようなサイトの
例はオンラインカタログ、ニュースサイト又はイーコマースサイトを包含してい
る。

【０００５】 典型的に、ダイナミックなウエブサイトをサポートするために、ダイナミック
コンテント（動的内容）サーバーと呼ばれるウエブサーバーが頁を処理してラン
タイムでコンテント即ち内容を挿入又は置換させる。その例としては、マイクロ
ソフトのインターネットインフォメーションサービス（ＩＩＳ）があり、それは
アクティブサーバーページ（ＡＳＰ）を処理する。

【０００６】 現在のところ、ウエブサイトは、概略２つのステップで作成される： （１）フォトショップ（登録商標）（Ｐｈｏｔｏｓｈｏｐ（登録商標））にお
いてそのサイトのモックアップを作成することによって設計者がそのウエブサイ
トの見栄えと感じとを形成し、 （２）次いで、そのフォトショップ画像がプログラマーに手渡されて、プログ
ラマーはコンテントサーバーによって実行されるべきＨＴＭＬ及びスクリプトコ
ードでそのウエブ頁を手作業でコード化する。

【０００７】 この２ステッププロセスは、ＷＹＳＩＷＹＧ ＨＴＭＬエディターは設計者が
何を所望するかを示すのに表現力が不充分であり、且つ既存の内容特定システム
は、通常、処理用の命令を直接的にＨＴＭＬ内に埋込み、それらをＷＹＳＩＷＹ
Ｇ ＨＴＭＬエディターと共存することを困難なものとさせるという事実によっ
て発生されている。これらの処理命令の１例は以下のアクティブサーバーページ
（ＡＳＰ）コードによって例示される。

【０００８】

【表１】

【０００９】 この２ステッププロセスは非効率的である。何故ならば、頁が実際には二度設
計されることとなるからである、即ちフォトショップにおいて一度とＨＴＭＬフ
ァイルにおいて一度である。更に、設計者は戻ってＨＴＭＬファイルに対して変
更を行うことは不可能である。何故ならば、ＡＳＰはＵＲＬに対するユーザの要
求に応答してウエブサーバーによって実行されるサーバー側スクリプトの効率的
なコーディングのためにマイクロソフトによって設計されている言語独立性のフ
レームワークであるので、ＡＳＰコードは容易にＷＹＳＩＷＹＧエディターへ読
み返すことは不可能だからである。ＡＳＰスクリプトはパール（Ｐｅｒｌ）及び
パイソン（Ｐｙｔｈｏｎ）等のその他のサーバー側スクリプトに類似している。
驚くことではないが、多くの人がウエブ頁を設計することが可能であるが、ウエ
ブサイトを容易に作成することが可能なのは僅かな設計者に過ぎない。

【００１０】

【課題を解決するための手段】

本システム及び技術は、各々が代表的内容である要素に基づいて内容挿入を特
定する。該要素の代表的内容のフォーマット、スタイル及びレイアウトはその内
容をフォーマット、スタイル及びレイアウトするために使用される。

【００１１】 １方法が、該文書内に１個又はそれ以上のプレースフォルダーを挿入し；各プ
レースフォルダーを内容供給源とバインドさせ；該プレースフォルダーをコード
へコンパイルして該内容供給源に基づいて該文書に対する内容を発生させること
によって文書を発生させる。該方法は、次いで、該コードを実行して該内容を発
生させ且つプレゼンテーションモードにある場合には該文書の該内容を提示し又
は編集モードにある場合には該プレースフォルダーを回復させる。

【００１２】 本発明の実現は、以下のうちの１つ又はそれ以上を包含することが可能である
。該プレースフォルダーはフォーマットし且つ注釈を付けることが可能である。
次いで、該内容を検索するために該注釈から実行可能なコードを発生させること
が可能である。次いで、該文書を該内容に基づいてレンダリングさせることが可
能である。該実行可能なコードの発生は、データベースからの内容を得るための
コードを発生させることを包含することが可能である。該コードは該プレースフ
ォルダーにおける属性として埋め込むことが可能である。該プレースフォルダー
は、マークアップ要素とすることが可能であり、且つＨＴＭＬ要素又はＸＭＬ要
素とすることが可能である。該方法は、該プレースフォルダーに基づいて内容挿
入を特定することを包含することが可能であり、各プレースフォルダーは代表的
内容を持っている。該方法は、又、該内容をフォーマット、スタイル又はレイア
ウトさせるために、該プレースフォルダーの代表的内容のフォーマット、スタイ
ル又はレイアウトを使用することが可能である。

【００１３】 別の側面においては、１方法が、文書内に１個又はそれ以上のプレースフォル
ダーを挿入し；各プレースフォルダーを内容供給源とバインドさせ；該プレース
フォルダーを解釈し且つプレゼンテーションモードにある場合には該文書の該内
容を提示し又は編集モードにある場合には該プレースフォルダーを回復させるこ
とにより、文書を発生させる。

【００１４】 本発明の実現は以下のうちの１つ又はそれ以上を包含することが可能である。
各プレースフォルダーは該プレースフォルダーに対する内容を記述する１個又は
それ以上の注釈を有している。これらの注釈は、プレースフォルダーを置換させ
るための内容を発生するために使用される。該注釈によって解釈される内容は該
内容供給源から検索される。各プレースフォルダーをフォーマットすることが可
能である。該内容のフォーマットは、該プレースフォルダーのフォーマットとマ
ッチするように調節することが可能である。該方法は、又、該レイアウトを解釈
することが可能であり、且つ該文書をレンダリングする場合に該プレースフォル
ダーの代わりに該内容を置換させることが可能である。該プレースフォルダーは
、設計者が編集モードにおいてその頁を編集する場合に回復させることが可能で
ある。該プレースフォルダーに対するメタデータは該文書内のコメントフィール
ドとして格納させることが可能である。

【００１５】 別の側面においては、１方法が、文書内に１個又はそれ以上のマークアップ要
素を挿入し；該マークアップ要素を１個又はそれ以上の内容供給源にバインドさ
せ；該バインドさせた１個又はそれ以上の内容供給源からデータを検索し且つ該
マークアップ要素をランタイム期間中に該検索されたデータで置換させ；編集セ
ッション期間中に該マークアップ要素を回復させることにより文書を適用させる
。

【００１６】 この方法の実現例はオンザフライで発生されたオリジナルのレイアウト及び内
容に基づいてランタイム期間中にマークアップ言語文書をアップデートすること
を包含することが可能である。更に、該内容は該プレースフォルダーを置換させ
る。

【００１７】 別の側面においては、１方法が１個又はそれ以上のマークアップ要素を具備す
る文書を発生し、各要素は内容供給源へバインドされている。これは１個又はそ
れ以上のパラメータを特定し；該バインドされた内容供給源から該１個又はそれ
以上のパラメータを特定するデータを検索し；該マークアップ要素を該検索され
たデータで置換させその文書を表示させることによって行われる。

【００１８】 本システムの利点は以下のものの１つ又はそれ以上を包含することが可能であ
る。設計者はＨＴＭＬにおいてウエブサイトのデザインを作成するためにＷＹＳ
ＩＷＹＧエディターを使用することが可能である。次いで、本システムはそのＨ
ＴＭＬのフォーマット、レイアウト及びスタイルを使用してフォーマット、レイ
アウト及びスタイルを該内容に挿入する。本システムはＨＴＭＬを使用するので
、そのデザインを洗練化又は編集するために任意のＨＴＭＬツールを使用するこ
とが可能である。

【００１９】 本システムはＡＳＰの内容技術をウエブサイト内に組込むための設計者にやさ
しいアプローチをサポートしている。ウエブサイト設計者、プログラマー及びイ
ントラネット又はイーコマース開発者に対する強力な特徴がサポートされており
、オンライン又はオフラインで作業する能力；１つのラインのスクリプトコード
を書くこと無しに内容供給源を頁へ付加すること；内容にリンクされているプレ
ースフォルダーテキスト及びグラフィックスをハイライトすること；表の行の数
値的フォーマット及び複製をカスタム化すること；頁へリンクすること；プレー
スフォルダー又は実際の内容を使用して頁をプレビューすること；及び自動内容
発生のために必要な全てのＨＴＭＬ及びＡＳＰコードを発生することを包含して
いる。

【００２０】 本システムは、内容をウエブサイト内に統合させることを容易なものとさせて
いる。ウエブ設計者は従来のマークアップ言語を使用してウエブ頁を作成し且つ
多数のデータベースタイプフィールドのうちの１つを該マークアップ言語の一部
へバインドさせることが可能である。更に、設計者は後の時間におけるバインデ
ィングを同一のマークアップ言語部分に対する別の独立したデータベースと置換
させることが可能である。これら２つのデータベース自身互いに互換性のないも
のである場合がある。

【００２１】 ウエブ設計者は可視的設計環境においてＨＴＭＬに関し完全なピクセルレベル
の制御を有することが可能であり、一方業界に準拠したＡＳＰ又はその他のサー
バーコードを自動的に発生する。該設計者は編集モードにおいてその設計が異な
るプラットフォーム及びブラウザ上でどのように見えるかを正確に見ることが可
能である。更に、本システムはウエブサイトを作成し且つ維持することを容易な
ものとさせる管理ツールを提供している。更に、マークアップ言語の一部へバイ
ンドされているデータベースフィールドの内容が変更される場合には、発生され
たウエブ頁がそれに従って変更される。

【００２２】 本システムはＨＴＭＬレイアウト、設計及びウエブサイト管理に対して完全な
る解決を提供している。設計者はウエブサイトを設計する場合に創造的な制御及
び柔軟性を有している。それは、グラフィックデザイナー及び出版者が何等のＨ
ＴＭＬプログラミングを必要とすることなしに、最近のマルチメディア特徴を包
含するプロフェッショナル品質のウエブサイトを設計し且つ管理することを可能
とさせる。同時に、それはウエブ設計者及びプログラマーが相互作用性をそれら
のサイト内に組込むことを助けるためのＨＴＭＬソースコード及びジャバスクリ
プトツールを提供している。

【００２３】

【発明の実施の形態】

図１を参照すると、コンテント即ち内容で頁を編集し且つラン即ち稼動させる
プロセス１００が示されている。プロセス１００を適用する場合に、設計者は通
常通り頁を作成し、実際の内容の代わりにその頁の上にモック（模擬の）要素即
ちプレースフォルダーを配置させる。このモック内容は、それが正確に設計者に
対して見えるような態様で設計者がその頁を視覚的に設計することを可能とさせ
る。このようにして頁を設計した後に、設計者は該プレースフォルダーをオンラ
インデータベース又はデータを供給するイーコマースサーバー等のサーバーにお
けるフィールドに対してバインド即ちリンクさせる。これらのフィールドの内容
は、それがライブで表われるか又はプレビューされる場合に、該頁上のモック内
容を置換させる。

【００２４】 特に、モック内容プレースフォルダーで頁をレイアウトする（ステップ１０２
）。次いで、設計者は必要に応じてモック内容プレースフォルダーをフォーマッ
トする（ステップ１０４）。設計者は非プレースフォルダーをフォーマットする
ことが可能であるのと同一の態様でプレースフォルダーをフォーマットすること
が可能である。このことは、テキストに対してのフォント及びスタイル属性；画
像に対しての高さ及び幅；表に対しての境界、高さ、幅及びセル間隔；等の設定
を包含している。ステップ１０２及び１０４はカリフォルニアサンノゼのアドビ
システムズインコーポレイテッドから入手可能なＧｏＬＩＶＥを包含する任意の
ＨＴＭＬオーサリングツールを使用して行うことが可能である。

【００２５】 次いで、設計者は１個又はそれ以上の注釈を該プレースフォルダーと関連付け
る（ステップ１０６）。１実施例においては、設計者はデータベースから表を選
択し、次いでその表からの個々のフィールドをその頁上のプレースフォルダーと
バインドさせる。これらの注釈は、どのデータベースの表をその頁がアクセスす
ることが必要であるかをシステムに告げる。例えば、画像は、該画像の供給源を
特定のデータベースフィールドの内容と置換させることをプロセス１００に告げ
る注釈を有している場合がある。別の例においては、テキストの一部が、そのテ
キストを別のデータベースフィールドの内容と置換させることをプロセス１００
に告げる注釈を有している場合がある。頁をファイルとして保存する場合には、
該注釈はコードへ変換され、それは適宜のデータを取り且つそれを表示期間中に
頁に対して使用可能なものとさせる。

【００２６】 注釈は手作業により又は自動的に挿入させることが可能である。１つの注釈実
施例に対する擬似コードは以下の通りである。

【００２７】 １．選択したオブジェクトに対応するタグを見つけ出す。

【００２８】 ２．そのタグに対する属性リストを見つけ出す。

【００２９】 ３．該選択したオブジェクトの挙動を記述するのに必要な注釈を計算する。

【００３０】 ４．該注釈を属性リストに対する属性として付加し、同一の名称を有する古い属
性を新しいものと置換させる。

【００３１】 ステップ１０６から、該注釈を使用して該プレースフォルダーを実行可能なコ
ードへコンパイルし内容を検索する（ステップ１０８）。このことは、その頁が
ファイルとして保存される場合に行われる。

【００３２】 次に、ステップ１１０において、プロセッサ１００はユーザが編集モードにあ
るか又は観察モードにあるかを決定する。ユーザが観察モードにある場合には、
プロセス１００はステップ１１２へ進行し、そこでその頁が表示される。このス
テップにおいて、各プレースフォルダーが解析され、且つ該プレースフォルダー
のタイプ及び注釈に基づいて、適宜のコードが発生され、それが実際の内容を挿
入する。別法として、該注釈を解釈してその頁を内容で充填させることが可能で
ある。ランタイム又は編集時間において、該注釈における情報が処理されて該プ
レースフォルダーを実際の内容（解釈）で置換される。最後に、その頁をその内
容でレンダリングさせることが可能である。

【００３３】 ステップ１１０から、ユーザが編集モードにある場合には、その頁が読取られ
ると、該コードがオリジナルのプレースフォルダー及び注釈へ逆コンパイルされ
、従って設計者はそれらを編集し且つレイアウトを変更することが可能である（
ステップ１１４）。ステップ１１２又は１１４から、プロセス１００は終了する
。

【００３４】 図２ＡはアドビのＧｏＬｉｖｅ等のＨＴＭＬエディターを使用した例示的なレ
イアウトを示している。ＧｏＬｉｖｅはインスペクターと呼ばれる内容感応性パ
レットを提供し、それはメニューバー内のコマンドを使用すること無しに設計者
が迅速にオブジェクトをカスタム化させるために使用することが可能である。内
容感応性インスペクターは頁即ちサイトウインドウ内のテキスト又はオブジェク
トの属性を設定するために使用することが可能である。インスペクターはポイン
ト・アンド・シュート（ｐｏｉｎｔ−ａｎｄ−ｓｈｏｏｔ）即ち馬鹿チョンタイ
プのリンク形成供給源であり、それは設計者が画像ファイル又はその他のリソー
スを参照させ、要素をピクセルレベルの精度で再寸法決定させ、オブジェクトを
隣接するテキストに関して整合させ、オブジェクト間でのオブジェクトの間隔を
制御させ、且つ多数のタグ特定設計を行わせる。

【００３５】 図２Ａのレイアウト１２０はバックグラウンドの表を有しており、それは表の
セル１２４，１２６，１４０を有している。表のセル１２４は「アドビマガジン
」アイコン及び「内容」表等の種々の要素を包含している。表のセル１２６は「
ダッキーが一等賞を獲得」及び「ＩｍａｇｅＲｅａｄｙゴム製のダッキーが、地
方のアヒル美人コンテストで一等賞を獲得することによりその創造者を含め皆を
驚かせた」等のテキストフィールドを包含している。表のセル１２６は、又、ウ
エブ頁をより視覚的に魅力のあるものとさせるために画像１３０を包含している
。最後に、表のセル１４０は種々の特集記事に対しての複数個のホットリンクを
包含している。

【００３６】 図２Ａは、又、複数個のペインを示しており、バインド詳細ペイン及び内容供
給源ペイン１５０を包含している。設計者が内容供給源を付加すると、ペイン１
５０はユーザがプレースフォルダーを内容供給源として作用するオンラインデー
タベース内の特定のフィールドに対してバインドさせることを可能とさせる。設
計者はプレースフォルダーを選択し、次いで内容を供給源ペイン１５０内におい
て所望とされるフィールドを選択しそれら２つをバインドさせることが可能であ
る。設計者は、又、このペインから「Ｃｏｎｆｉｇ Ｆｏｌｄｅｒ」に対してＵ
ＲＬ内のパスをエンター又は編集することが可能である。これらのパスは、本シ
ステムがそれが設計者のデータベースを含むそれが内容に対して必要とする種々
のファイルを探し出し且つ使用することを可能とさせる。

【００３７】 設計者が特定の要素を選択すると、１つ又はそれ以上の対応するフィールドが
ハイライトされ且つ内容パレットの内容供給源ペイン１５０においてチェックさ
れる。表が内容供給源に対してバインドされ且つ１つの行の内容がその内容供給
源内の１つのフィールドに対してバインドされると、その頁は、オンライン上で
プレビューされるか又は観察される場合に、各データベースレコードに対するそ
のフィールドの内容をその表の各その後の行内に配置させる。バインディングな
しでの前の行内のテキストはヘッディングとして止まる。例えば、８個の表の行
が存在している場合には、８個のレコードに対するそのデータベースフィールド
の内容は各行に対する１つのレコードとして順番に表われる。

【００３８】 図２Ａにおいて、ゴム製アヒルの画像１３０が選択されると、ＩｍａｇｅＵＲ
Ｌフィールドがハイライトされ且つダイナミックコンテントパレットの内容供給
源ペイン内においてチェックされる。このことは、現在選択されたプレースフォ
ルダーがオンラインデータベースにおけるＩｍａｇｅＵＲＬと呼ばれるフィール
ドに対してリンクされていること即ちバインドされていることを設計者に告げる
。そのデータベースフィールドの内容は、ユーザがその頁をプレビューするか又
はオンラインでそれを観察する場合にそのプレースフォルダーを置換させる。こ
の例においては、データベースはＵＲＬをグラフィック要素ヘ挿入する。

【００３９】 例示的なプレースフォルダーに関連する操作について次に説明する。図２Ａに
おいて、画像プレースフォルダー１３０は、頁上に画像プレースフォルダーを配
置させ次いでそのプレースフォルダーを画像ファイルとリンクさせることによっ
て付加させることが可能である。画像プレースフォルダーは、次いで、その頁の
上に適宜位置決めされる。

【００４０】 同様に、タイトルとボディとを具備するテキスト要素を挿入するためには、頁
上に２つのテキストプレースフォルダー１３２及び１３４が作成される。内容供
給源ペイン１５０内にリストされているテキストフィールドの次のボックスが選
択されてプレースフォルダー１３２をデータベースのタイトルフィールドとバイ
ンドさせる。次いで、ボディプレースフォルダー１３４が選択され、内容供給源
ペイン１５０内のイントロダクション（Ｉｎｔｒｏｄｕｃｔｉｏｎ）フィールド
の次のボックスが選択されてプレースフォルダー１３４をそのデータベース内の
別のフィールドへバインドさせる。最後に、ダイナミックコンテントパレット内
のショーバインディング（Ｓｈｏｗ Ｂｉｎｄｉｎｇｓ）ボタンを選択する。こ
の点において、作業中の内容を見るためにその頁をプレビューすることが可能で
ある。

【００４１】 図２Ａに示したサンプル頁に対するＨＴＭＬコードの特定の部分を以下に示す
。

【００４２】

【表２】

【００４３】

【表３】

【００４４】

【表４】

【００４５】 上に示したように、あるユーザのクワリファイア（ｑｕａｌｉｆｉｅｒ）即ち
パラメータに適合させるためにオンザフライでその内容が変更される頁に対する
デザインを既存のＨＴＭＬ要素を使用して作成することが可能である。要素を内
容の何等かの形態と関連付けさせるためにタグ（とりわけ、属性を使用）を付け
ることが可能である。ランタイムにおいて、その代表的な内容が検査されてその
内容をフォーマット、スタイル及びレイアウトさせる。編集している場合には、
＜−−Ｍｏｃｋ Ｃｏｎｔｅｎｔ．．．＞タグは、その頁を容易に編集すること
が可能であるように、本システムがその内容をモックプレースフォルダーと置換
させることを可能とする。

【００４６】 図２Ｂは、１つ又はそれ以上のモックプレースフォルダー及び該プレースフォ
ルダーに関連しているバインディング詳細を例示した例示的なユーザインターフ
ェース１８０を示している。バインディング詳細はバインディング詳細ペイン１
８０内に集められている。このバインディング詳細ペインの「Ｂｉｎｄ Ｔｏ」
エリアは、いずれかのプレースフォルダーが選択される場合にはいつでも使用可
能である。「Ｆｉｌｔｅｒ」エリアはテキストプレースフォルダーに対してのみ
表われる。「Ｌｉｎｋ Ｔｏ」エリアは、そのウエブ頁上でＨＴＭＬリンクが選
択される場合にのみ表われる。「Ｂｉｎｄｉｎｇ Ｄｅｔａｉｌｓ」（バインデ
ィング詳細）タグはパレット内に１個のペインを開き、そこで設計者はそこに表
われる付加的なオプションを選択することによってバインディングを微調整する
ことが可能である。これらのオプションはそのバインディングが関与するフィー
ルドのタイプに依存して変化するが、通貨及び日付等の内容をフォーマットする
ためにテキストフォーマットフィルターの適用；他の頁へのリンク；レコード間
でのナビゲーションのための「前の」又は「次の」ボタンの作成等を包含するこ
とが可能である。

【００４７】 図３を参照すると、観察可能な内容又はレイアウトのいずれかを発生するため
のプレースフォルダーを使用するためのプロセス２００が示されている。最初に
、プロセス２００はデータベースから内容を得るためのコードを発生する（ステ
ップ２０２）。１実施例においては、データベースから情報を得るためのコード
は以下の如くである。

【００４８】

【表５】

【００４９】 次に、このコードはＨＴＭＬ又はＸＭＬ属性としてプレースフォルダー上に埋
め込まれる（ステップ２０４）か、又は、単にＨＴＭＬ要素又はＸＭＬ要素とし
て格納される。ＸＭＬはワールドワイドウエブ上での情報の構造化したプレゼン
テーション即ち提示のためのＳＧＭＬ（標準一般化マークアップ言語）の簡単化
した言語である。ＸＭＬはカスタムマークアップ言語を定義するためのＳＧＭＬ
のサブセットである。ＸＭＬ文書は文書内において使用するために使用可能なカ
スタムタグを定義する文書タイプ定義（ＤＴＤ）を使用する。ＸＭＬに関する更
なる情報はｗｗｗ．ｗ３．ｏｒｇ／ｘｍｌ．又はｗｗｗ．ｘｍｌ．ｃｏｍ／にお
いて提供されている。

【００５０】 最後に、プロセス２００は、又、モック内容プレースフォルダーを保存し、従
って、それは編集モードにおいてその頁を編集することが決定される場合に使用
され、モック内容プレースフォルダーは編集するために設計者に対して回復させ
ることが可能である。

【００５１】 プロセス２００は設計者の点から内容発生を示すものであるが、ユーザは内容
の発生にも影響を与えることが可能である。別の実施例においては、ユーザはウ
エブ頁が表示される内容のタイプを制御することが可能である。ユーザはウエブ
サイトアドレスのエントリと共にクワリファイアを使用して彼又は彼女の所望の
内容を特定することが可能である。例えば、ユーザは「ｗｗｗ．ｐｕｂｌｉｓｈ ｅｒ．ｃｏｍ ａｕｔｈｏｒ＝Ｔｒａｎ」をエンターすることによって特定の著
者による全ての小説をサーチすることが可能である。リターンされるウエブ頁は
ユーザのクワリファイアに従ってカスタム化され且つ所望のユーザクワリファイ
アによって作成された内容のみがリターンされる。この例のリンクに対して発生
されるコードは以下に示してある。

【００５２】

【表６】

【００５３】 １つの例で例示するために、注釈を有するプレースフォルダー要素は、典型的
に、以下のようにしてＨＴＭＬで払わされる。

【００５４】

【表７】

【００５５】 ＩＭＧタグは、付加的に、ｄｙｎａｍｉｃ ｓｒｃと呼ばれる属性を有してお
り、それは図１のシステムが頁の「ライブ」のレンダリング期間中にモックプレ
ースフォルダーを内容へ変換させることを可能とする注釈を表している。更に、
編集モードにおいて、アドビＧｏＬｉｖｅ等のエディターが、未だに、ＩＭＧタ
グをダック（ｄｕｃｋ）即ちアヒルの通常の画像として示している。

【００５６】 １実施例においては、画像を発生するコードは以下の通りである。

【００５７】

【表８】

【００５８】 最後のセクションは、本システムをして頁を発生するためのコンパイルプロセ
スを逆にさせ且つ該コードを設計者が必要に応じて頁を編集することが可能なＨ
ＴＭＬ頁へ戻す。

【００５９】 本発明は種々のその他のプレースフォルダータイプで動作する。例えば、図４
の頁レイアウトはテキストプレートフォルダー２５０、画像プレースフォルダー
２５２、表プレースフォルダー２５４、テキスト入力ボックスプレースフォルダ
ー２５６、プルダウンメニュープレースフォルダー２５８、ラジオボックスプレ
ースフォルダー２６０、チェックボックスプレースフォルダ−２６２、ホットリ
ンクプレースフォルダー２６４を有している。内容供給源タグ２７０はプレース
フォルダー２５０−２６４の各々と関連付けられている。

【００６０】 テキストフォルダー２５０に対する例示的なコードは以下の通りである。

【００６１】

【表９】

【００６２】 このコードは「Ｐｒｏｄｕｃｔ Ｉｎｆｏ」表の現在のレコードから「Ｎａｍ
ｅ」フィールドのテキストを挿入する。現在のレコードはデータベース情報を検
索するコードによって設定される。そのフォーマットはそのコードを取囲むタグ
に依存する。そのコードが、例えば、＜Ｈ１＞タグ内にある場合には、それはヘ
ッディングとしてフォーマットされる。

【００６３】 画像プレースフォルダー２５２に対する例示的なコードは以下の通りである。

【００６４】

【表１０】

【００６５】 このコードは画像のｓｒｃ属性をＩｍａｇｅＵＲＬフィールドのテキストと置
換させる。ｓｒｃ属性を置換させることは、ユーザのブラウザをしてＩｍａｇｅ
ＵＲＬによって参照される画像を検索させる。

【００６６】 表プレースフォルダー２５４に対する例示的なコードは以下の通りである。

【００６７】

【表１１】

【００６８】 このコードは行当たり１個のレコードでＰｒｏｄｕｃｔ Ｉｎｆｏ表において
全てのレコードを示す表を構築する。各行は１つのプロダクトのＮａｍｅ（名称
）を表示する。この表は＜Ｔａｂｌｅ＞タグにおける属性によって表わされるフ
ォーマットを有している。

【００６９】 テキスト入力ボックスプレースフォルダー２５６に対する例示的なコードは以
下の通りである。

【００７０】

【表１２】

【００７１】 このコードは現在のレコードのＮａｍｅフィールドをアップデートするための
テキスト入力ボックスを作成する。その情報はフォーム提出の一部としてデータ
ベースへアップロードされる。

【００７２】 プルダウンメニュープレースフォルダー２５８に対する例示的なコードは以下
の通りである。

【００７３】

【表１３】

【００７４】 このコードは現在のレコードのＳｈａｐｐｉｎｇＭｅｔｈｏｄフィールドをア
ップデートするためにプルダウンメニューを構築する。該メニューにおけるエン
トリはその各々がＭｅｔｈｏｄＮａｍｅを有しているＳｈａｐｐｉｎｇ Ｍｅｔ
ｈｏｄｓ表内のレコードから作成される。該コードは、更に、現在のレコードに
対して割当てられているシッピング即ち配送方法を示すように設計されている。

【００７５】 ラジオボックスプレースフォルダー２６０に対する例示的なコードは以下の通
りである。

【００７６】

【表１４】

【００７７】 このコードは現在のレコードのＰｒｏｊｅｃｔＳｔａｔｕｓフィールドを設定
するために表の行をラジオボタンで充填する。このコードはプルダウンメニュー
コードに類似しており、エントリはデータベースにおける１つの表から構築され
（Ｓｔａｔｕｓ Ｌｉｓｔ）、且つ現在の値は別の表から取られる（Ｐｒｏｊｅ
ｃｔ Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ表において選択されている現在のレコード）。こ
のコードは、典型的に、ユーザがプロジェクトのステータスをアップデートする
ために使用することが可能なフォームの一部である。

【００７８】 チェックボックスプレースフォルダー２６２に対する例示的なコードは以下の
通りである。

【００７９】

【表１５】

【００８０】 このコードは現在のプロダクトのＯｎＳａｌｅフィールドの値をアップデート
するためにチェックフォームコントロールを作成する。隠されている入力に対す
るエキストラなコードはデータベース内のブールフィールドをアップデートする
場合にＨＴＭＬの制限を周り込んで動作する。

【００８１】 ホットリンクプレースフォルダー２６４に対する例示的なコードは以下の通り
である。

【００８２】

【表１６】

【００８３】 このコードは現在のプロダクト即ち製品に関する更なる情報を示す別の頁、即
ちｐｒｏｄｕｃｔ ｄｅｔａｉｌｓ．ａｓｐへのホットリンクを作成する。Ｐｒ
ｏｄｕｃｔ Ｉｎｆｏ．Ｋｅｙ（）コードは現在のプロダクトに対するキーを詳
細頁へパスし、従ってそれはどのレコードを示すからを知ることになる。

【００８４】 これらの例におけるコードはＡＳＰ（マイクロソフトのアクティブサーバー頁
技術）を使用するが、それはジャバサーバー頁（ＪＳＰ）、ＰＨＰ、パール（Ｐ
ｅａｒｌ）を包含する任意のその他のサーバー側スクリプト用フォーマットを使
用することも可能である。内部的注釈付けフォーマットは、又、１つのフォーマ
ットを内部的注釈付けフォーマットへ変換し、次いで、そのデータを異なったフ
ォーマットで出力することによって異なるフォーマットの間での変換をサポート
する。

【００８５】 既存のＨＴＭＬ要素を使用してデザインが作成される。１つの要素を何等かの
形態の内容と関連付けさせるためにタグを付けることが可能である（とりわけ、
属性を使用して）。ランタイムにおいて、代表的な内容が検査されてその内容を
フォーマット、スタイル、レイアウトする。

【００８６】 該注釈はＸＭＬ又はＨＴＭＬ属性として格納される。これは、そのファイルが
ＸＭＬ又はＨＴＭＬファイルとして止まる利点を有しており、従って設計者は既
存のＸＭＬ及びＨＴＭＬツールを使用して継続してそれを研修することが可能で
ある。対照的に、その他の出力フォーマットはこのモデルを使用するものではな
い。例えば、ＡＳＰコードは非構造型であり且つ、典型的に、ＨＴＭＬエディタ
ー内に読込むことは不可能である。

【００８７】 属性フォーマットを使用することは、ランタイムにおいて内容を処理するイン
タプリターを適用することを容易なものとさせる。インタプリターは、例えばパ
ール、ベイシック又はジャバで書かれたプログラム等のインタプリター型プログ
ラミング言語で書かれている命令を変換し且つ実行するコンピュータプログラム
である。その翻訳プロセスは、与えられたコンピュータプログラムの各ソース言
語ステートメントを実行に適したマシン言語への変換を包含している。プログラ
ミング言語で書かれているアプリケーションプログラムを実行することを希望す
るユーザは、そのアプリケーションプログラムを実行させるためにインタプリタ
ーを喚起させる。インタプリターは単にその提示をＸＭＬ又はＨＴＭＬ文書とし
て構文解析し、次いで、このような文書を評価するためのスタンダードなＤＯＭ
インターフェースを使用して、それは内容の注釈を見つけ出し、必要とされる内
容をフェッチし、且つプレースフォルダーに対して置換させることが可能である
。

【００８８】 次に、図５を参照すると、内容を解釈するためのプロセス２００が示されてい
る。最初に、プロセス３００は文書から次のプレースフォルダーを検索する（ス
テップ３０２）。次いで、プロセス３００はそのプレースフォルダーを置換すべ
き内容を記述する注釈を読取る（ステップ３０４）。必要とされる内容が検索さ
れる（ステップ３０６）。次いで、プロセス３００はプレースフォルダーのフォ
ーマットとマッチするようにその内容をフォーマットし（ステップ３０８）且つ
そのプレースフォルダーを内容と置換させる（ステップ３１０）。次いで、プロ
セス３００は、全てのプレースフォルダーが処理されたか否かをチェックする（
ステップ３１２）。そうでない場合にはプロセス３００はステップ４０２へルー
プバックしてプレースフォルダーの処理を継続して行う。一方、プロセス３００
はステップ３１２から進行して全ての内容を示す最終的な文書を表示する（ステ
ップ３１４）。

【００８９】 内容の注釈を解釈することによって文書を表示するための擬似コードを以下に
示してある。

【００９０】 １．文書から次のプレースフォルダーを読取る。

【００９１】 ２．そのプレースフォルダーを置換すべき内容を記述する注釈を読取る。

【００９２】 ３．必要とされる内容を検索する。

【００９３】 ４．そのプレースフォルダーのフォーマットとマッチすべくその内容をフォーマ
ットする。

【００９４】 ５．そのプレースフォルダーをその内容と置換させる。

【００９５】 ６．全てのプレースフォルダーが処理されるまでステップ１でもって継続して行
う。

【００９６】 ７．全ての内容を示す最終的な文書を表示する。

【００９７】 本発明は、デジタルハードウエア又はコンピュータソフトウエア又はそれら両
者の組合わせで実現することが可能である。好適には、本発明はコンピュータシ
ステムにおいて実行するコンピュータプログラムで実現される。このようなコン
ピュータシステムはプロセッサ、データ格納システム、少なくとも１個の入力装
置、出力装置を有することが可能である。図６はこのような１つのコンピュータ
システム６００を例示しており、それはプロセッサ（ＣＰＵ）６０１、ＲＡＭ６
２２、ＲＯＭ６２２及びＣＰＵバス６２８によって結合されているＩ／Ｏコント
ローラ６３０を有している。Ｉ／Ｏコントローラ６３０は、又、Ｉ／Ｏバス６５
０によってキーボード６６０、マウス６７０のような入力装置及びモニタ６８０
のような出力装置へ結合されている。更に、１個又はそれ以上の格納装置６９２
がＩ／Ｏインターフェース６９０を介してＩ／Ｏバスへ接続されている。

【００９８】 更に、図５の基本的なコンピュータシステムに対する変形例は本発明の範囲内
である。例えば、ユーザ入力装置としてマウスを使用する代わりに、感圧点、デ
ジタイザー又はタブレットを使用することが可能である。

【００９９】 上述したソフトウエアは、専用の又は埋込型システム上で動作するために、ハ
イレベル手順又はオブジェクト指向型プログラミング言語で実現することが可能
である。然しながら、該プログラムは、所望により、アッセンブリー言語又はマ
シン言語で実現することが可能である。いずれの場合においても、該言語はコン
パイル型又はインタプリタ型の言語とすることが可能である。

【０１００】 このような各コンピュータプログラムは、格納媒体又は装置（例えば、ＣＤ−
ＲＯＭ、ハードディスク又は磁気ディスケット）上に格納することが可能であり
、それは該格納媒体又は装置が個々に説明した手順を実施するためにコンピュー
タによって読取られる場合に、コンピュータを形態特定し且つ動作させるために
汎用又は特別目的のプログラム可能なコンピュータによって読取ることが可能で
ある。本システムは、又、コンピュータプログラムで形態特定されたコンピュー
タ読取可能格納媒体として実現することが可能であり、その場合には、そのよう
に形態特定された格納媒体は特定的且つ予め定めた態様でコンピュータを動作さ
せる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 １つ又はそれ以上のモックプレースフォルダーを使用して内容を
発生させるプロセスを例示したフローチャート。

【図２Ａ】 １個又はそれ以上のモックプレースフォルダー及びそれらの内
容供給源を例示した例示的ユーザインターフェースの概略図。

【図２Ｂ】 １個又はそれ以上のモックプレースフォルダー及び該プレース
フォルダーと関連しているバインディング詳細を例示した例示的なインターフェ
ースの概略図。

【図３】 モックプレースフォルダーを処理するプロセスのフローチャート
。

【図４】 種々の例示的なモックプレースフォルダー及びそれらの内容供給
源を例示した例示的ユーザインターフェースの概略図。

【図５】 モックプレースフォルダーと関連している内容を解釈するプロセ
スのフローチャート。

【図６】 図１のプロセスを実行するための例示的なコンピュータシステム
を示した概略図。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヤング， ジェフ アメリカ合衆国， カリフォルニア 95125， サン ノゼ， エル リオ ド ライブ 948 Ｆターム(参考） 5B009 NA06 NC01 ND02 NG02 QA06 SA03 VA02

Claims (26)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 文書を発生する方法において、 前記文書内に１個又はそれ以上のプレースフォルダーを挿入し、 各プレースフォルダーを内容供給源とバインドさせ、 それらの内容供給源に基づいて前記文書に対する内容を発生させるために前記
   プレースフォルダーを使用し且つプレゼンテーションモードにある場合には前記
   文書の前記発生した内容を提示し又は編集モードにある場合には前記プレースフ
   ォルダーを回復させる、 ことを包含している方法。
2. 【請求項２】 請求項１において、内容を発生させるために前記プレースフ
   ォルダーを使用する場合に、 前記プレースフォルダーを実行可能なコードへコンパイルし、 前記コードを実行して前記文書に対する前記内容を発生させる、 ことを包含している方法。
3. 【請求項３】 内容を発生させるために前記プレースフォルダーを使用する
   前記ステップが前記プレースフォルダーを解釈することを包含している方法。
4. 【請求項４】 請求項１，２又は３のいずれかにおいて、更に、前記プレー
   スフォルダーをフォーマットすることを包含している方法。
5. 【請求項５】 請求項１，２又は３のうちのいずれかにおいて、更に、前記
   プレースフォルダーに注釈をつけることを包含している方法。
6. 【請求項６】 請求項２において、更に、前記プレースフォルダーに注釈を
   付けることを包含しており、前記文書に対する前記内容を検索するために前記注
   釈から実行可能なコードを発生させる方法。
7. 【請求項７】 請求項３において、更に、前記プレースフォルダーに注釈を
   付けることを包含しており、プレースフォルダーの各注釈が前記プレースフォル
   ダーに対する内容を記述し、更に、プレースフォルダーを置換させるために前記
   内容を記述する注釈を読取ることを包含している方法。
8. 【請求項８】 請求項７において、更に、前記注釈によって解釈されて前記
   内容を検索することを包含している方法。
9. 【請求項９】 請求項４において、更に、夫々のプレースフォルダーのフォ
   ーマットをマッチさせるために前記内容をフォーマットすることを包含している
   方法。
10. 【請求項１０】 請求項１，２又は３のうちのいずれかにおいて、更に、前
    記文書を発生する場合に、前記プレースフォルダーをそれらの夫々の内容と置換
    させることを包含している方法。
11. 【請求項１１】 請求項１又は２において、更に、前記内容に基づいて文書
    頁を発生させることを包含している方法。
12. 【請求項１２】 請求項２において、前記プレースフォルダーを実行可能な
    コードへコンパイルすることが、更に、データベースから内容を得るためのコー
    ドを発生することを包含している方法。
13. 【請求項１３】 請求項２において、更に、前記プレースフォルダーにおけ
    る属性として前記実行可能なコードを埋め込むことを包含している方法。
14. 【請求項１４】 請求項１又は２において、前記プレースフォルダーがマー
    クアップ要素である方法。
15. 【請求項１５】 請求項１４において、前記マークアップ要素がＨＴＭＬ又
    はＸＭＬ要素である方法。
16. 【請求項１６】 請求項１又は２において、更に、前記プレースフォルダー
    に基づいて内容挿入を特定することを包含しており、各プレースフォルダーが代
    表的内容を持っている方法。
17. 【請求項１７】 請求項１６において、更に、前記文書の内容をフォーマッ
    ト化、スタイル化又はレイアウト化させるために前記プレースフォルダーの前記
    代表的内容のフォーマット、スタイル又はレイアウトを使用することを包含して
    いる方法。
18. 【請求項１８】 請求項１，２又は３のいずれかにおいて、更に、前記文書
    におけるコメントフィールドとして前記プレースフォルダーに対するメタデータ
    を格納することを包含している方法。
19. 【請求項１９】 文書を処理する方法において、 前記文書内に１個又はそれ以上のマークアップ要素を挿入し、 前記マークアップ要素を１つ又はそれ以上の内容供給源とバインドさせ、 前記バインドした１つ又はそれ以上の内容供給源からデータを検索し、 前記マークアップ要素をランタイム期間中に前記検索したデータと置換させ、 編集セッション期間中に前記マークアップ要素を回復させる、 ことを包含している方法。
20. 【請求項２０】 請求項１９において、更に、オンザフライで発生されるオ
    リジナルのレイアウト及び内容に基づいてランタイム期間中にマークアップ言語
    文書をアップデートすることを包含している方法。
21. 【請求項２１】 請求項２０において、前記内容が前記プレースフォルダー
    を置換させる方法。
22. 【請求項２２】 各要素が内容を供給源へバインドされている１個又はそれ
    以上のマークアップ要素を持っている文書を発生する方法において、 １つ又はそれ以上のパラメータを特定し、 前記バインドされている内容供給源から前記１つ又はそれ以上のパラメータを
    満足するデータを検索し、 前記マークアップ要素を前記検索したデータで置換させ、 前記文書を表示させる、 ことを包含している方法。
23. 【請求項２３】 文書を発生するコンピュータ読取可能媒体において、 前記文書内に１つ又はそれ以上のプレースフォルダーを挿入させ、 各プレースフォルダーを内容供給源とバインドさせ、その内容供給源に基づい
    て前記文書に対する内容を発生させ且つプレゼンテーションモードにある場合に
    は前記文書の前記発生された内容を提示させ又は編集モードにある場合には前記
    プレースフォルダーを回復させるために前記プレースフォルダーを使用させる、
    命令を有しているコンピュータ読取可能媒体。
24. 【請求項２４】 文書を処理するためのコンピュータ読取可能媒体において
    、 前記文書内に１個又はそれ以上のマークアップ要素を挿入させ、 前記マークアップ要素を１つ又はそれ以上の内容供給源とバインドさせ、 前記バインドした１つ又はそれ以上の内容供給源からデータを検索させ、 前記マークアップ要素をランタイム期間中に前記検索したデータと置換させ、 編集セッション期間中に前記マークアップ要素を回復させる、 ための命令を有しているコンピュータ読取可能媒体。
25. 【請求項２５】 各要素が内容供給源に対してバインドされている１つ又は
    それ以上のマークアップ要素を持っている文書を発生させるコンピュータ読取可
    能媒体において、 １つ又はそれ以上のパラメータを特定させ、 前記バインドした内容供給源から前記１つ又はそれ以上のパラメータを特定す
    るデータを検索させ、 前記マークアップ要素を前記検索したデータと置換させ、 前記文書を表示させる、 命令を有しているコンピュータ読取可能媒体。
26. 【請求項２６】 文書を発生させるシステムにおいて、 前記文書内に１個又はそれ以上のプレースフォルダーを挿入させる手段、 各プレースフォルダーを内容供給源とバインドさせる手段、 その内容供給源に基づいて前記文書に対する内容を発生させるために前記プレ
    ースフォルダーを使用し且つプレゼンテーションモードにある場合には前記文書
    の前記発生された内容を提示させ又編集モードにある場合には前記プレースフォ
    ルダーを回復させる手段、 を有しているシステム。