JP2003500982A - パケット・ネットワークでデータ・パケットを再送信するための方法 - Google Patents
パケット・ネットワークでデータ・パケットを再送信するための方法Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、パケット・ネットワークでデータ・パケットを再送信するための方法を提供する。圧縮データ・パケットが第１のネットワーク・エンティティ（１１０）から第２のネットワーク・エンティティ（１０８）に対して送信される。次に、圧縮データ・パケットが第２のネットワーク・エンティティにおいて正しく受信されなかったかどうかが判定される。その圧縮データ・パケットが正しく受信されなかった場合、第２のネットワーク・エンティティはその正しく受信されなかった圧縮データ・パケットの無圧縮バージョンを送信するよう、第１のネットワーク・エンティティに通知する。
Description
【０００１】
（関連出願）
下記の出願は、本願に関連し、本願と同じ日付けで出願されたものである。こ
れら各関連出願の開示は、引用によって本明細書の記載に援用する。「通信シス
テムで通信を変更するための方法およびそのための通信システム」という名称の
、Ｓ／Ｎ（整理番号ＣＥ０８０７２Ｒ）；「パケット・ネットワークで通信を確
立するための方法」という名称の、Ｓ／Ｎ（整理番号ＣＥ０８１３６Ｒ）；「通
信システムにおけるセッションをベースとする課金」という名称の、Ｓ／Ｎ（整
理番号ＣＥ０８１９３Ｒ）；「通信ネットワーク方法および装置」という名称の
、Ｓ／Ｎ（整理番号ＣＥ０８１７０Ｒ）；「通信ネットワークでのインテリジェ
ント・ネットワーク・コマンドを処理するための方法およびシステム」という名
称の、Ｓ／Ｎ（整理番号ＣＥ０８１６９Ｒ）；電気通信システムでのネットワー
ク・サービス交渉のための方法およびシステム」という名称の、Ｓ／Ｎ（整理番
号ＣＥ０８１８２Ｒ）「通信システムでパケット・データを転送するための方法
および装置」という名称の、Ｓ／Ｎ（整理番号ＣＥ０８１８６Ｒ）；「ネットワ
ークに新しいサービスを導入するための方法およびシステム」という名称の、Ｓ
／Ｎ（整理番号ＣＥ０８１９０Ｒ）。
れら各関連出願の開示は、引用によって本明細書の記載に援用する。「通信シス
テムで通信を変更するための方法およびそのための通信システム」という名称の
、Ｓ／Ｎ（整理番号ＣＥ０８０７２Ｒ）；「パケット・ネットワークで通信を確
立するための方法」という名称の、Ｓ／Ｎ（整理番号ＣＥ０８１３６Ｒ）；「通
信システムにおけるセッションをベースとする課金」という名称の、Ｓ／Ｎ（整
理番号ＣＥ０８１９３Ｒ）；「通信ネットワーク方法および装置」という名称の
、Ｓ／Ｎ（整理番号ＣＥ０８１７０Ｒ）；「通信ネットワークでのインテリジェ
ント・ネットワーク・コマンドを処理するための方法およびシステム」という名
称の、Ｓ／Ｎ（整理番号ＣＥ０８１６９Ｒ）；電気通信システムでのネットワー
ク・サービス交渉のための方法およびシステム」という名称の、Ｓ／Ｎ（整理番
号ＣＥ０８１８２Ｒ）「通信システムでパケット・データを転送するための方法
および装置」という名称の、Ｓ／Ｎ（整理番号ＣＥ０８１８６Ｒ）；「ネットワ
ークに新しいサービスを導入するための方法およびシステム」という名称の、Ｓ
／Ｎ（整理番号ＣＥ０８１９０Ｒ）。
【０００２】
（発明の分野）
本発明は、概して、通信システムに関し、特にパケット・ネットワークでデー
タ・パケットを再送信するための方法および通信システムに関する。 （従来の技術） 現在のヘッダ圧縮はポイント・ツー・ポイント（ＰＰＰ）ネットワークで使用
されている。上記圧縮はＴＣＰ／ＩＰのオーバヘッドを約４０バイトから４バイ
トに削減する。代表的なパケット・データ・ネットワークにおいては、パケット
は無線リンク上で提供されるボトルネックのために、選択配信ユニットにおいて
ドロップされることが多い。ドロップされたパケットによって、圧縮メカニズム
における同期が欠落し、ＴＣＰスループットを大幅に劣化させることにつながる
。
タ・パケットを再送信するための方法および通信システムに関する。 （従来の技術） 現在のヘッダ圧縮はポイント・ツー・ポイント（ＰＰＰ）ネットワークで使用
されている。上記圧縮はＴＣＰ／ＩＰのオーバヘッドを約４０バイトから４バイ
トに削減する。代表的なパケット・データ・ネットワークにおいては、パケット
は無線リンク上で提供されるボトルネックのために、選択配信ユニットにおいて
ドロップされることが多い。ドロップされたパケットによって、圧縮メカニズム
における同期が欠落し、ＴＣＰスループットを大幅に劣化させることにつながる
。
【０００３】
ヘッダ圧縮の通常の方法はヴァン・ヤコブソンのヘッダ圧縮と呼ばれる。ヴァ
ン・ヤコブソンのヘッダ圧縮は、一般的な意味では、ＰＰＰリンクの中の２つの
終点間でのデルタ符号化に基づいて動作する。各パケットはシーケンス番号付き
で送信される。シーケンス番号をヘッダの中で送信するのではなく、ヘッダが前
のパケットからのシーケンス番号における変化を示すフィールドを含む。これに
よりそのデルタのために必要なデータ・フィールドが短くなるので、ヘッダを圧
縮することができる。
ン・ヤコブソンのヘッダ圧縮は、一般的な意味では、ＰＰＰリンクの中の２つの
終点間でのデルタ符号化に基づいて動作する。各パケットはシーケンス番号付き
で送信される。シーケンス番号をヘッダの中で送信するのではなく、ヘッダが前
のパケットからのシーケンス番号における変化を示すフィールドを含む。これに
よりそのデルタのために必要なデータ・フィールドが短くなるので、ヘッダを圧
縮することができる。
【０００４】
上記圧縮方式に付随する１つの問題は、パケットがＰＰＰネットワークの中の
終点間でドロップした場合、そのシーケンス番号に関連しているヘッダの中のデ
ルタ情報は有効でなくなることである。連続パケットが、そのシーケンス番号と
チエックサムとの間のミスマッチのためにドロップされる。結果として、複数の
パケットがドロップされ、受信者からの肯定応答を正しい時刻に受信しないので
、送信者がタイムアウトするまでそのシステムは正しく動作しない。結果として
、複数のパケットが失われ、そのパケット・ネットワークを再同期化するために
追加の時間が必要となる。
終点間でドロップした場合、そのシーケンス番号に関連しているヘッダの中のデ
ルタ情報は有効でなくなることである。連続パケットが、そのシーケンス番号と
チエックサムとの間のミスマッチのためにドロップされる。結果として、複数の
パケットがドロップされ、受信者からの肯定応答を正しい時刻に受信しないので
、送信者がタイムアウトするまでそのシステムは正しく動作しない。結果として
、複数のパケットが失われ、そのパケット・ネットワークを再同期化するために
追加の時間が必要となる。
【０００５】
それ故、信頼性を高めた、ドロップされるパケットが少ないパケット・ネット
ワークにおけるデータ・パケットのための再送信の方法に対するニーズが存在す
る。
ワークにおけるデータ・パケットのための再送信の方法に対するニーズが存在す
る。
【０００６】
（好適な実施形態の詳細説明）
本発明は、パケット・ネットワークでデータ・パケットを再送信するための方
法を提供する。圧縮パケットがネットワークで送信される。圧縮パケットが正し
く受信されなかったことが分かった時、ネットワーク・エンティティはＴＣＰの
送信者（ホストＰＣが好ましい）に対して、その圧縮メッセージが正しく受信さ
れなかったというメッセージを送信する。このメッセージは３つの複製肯定応答
メッセージであることが好ましい。このメッセージを受信すると、ＴＣＰの送信
者は正しく受信されなかったパケットの無圧縮バージョンを送信し、それにより
パケット・ネットワークの精度および信頼性を増加させる。
法を提供する。圧縮パケットがネットワークで送信される。圧縮パケットが正し
く受信されなかったことが分かった時、ネットワーク・エンティティはＴＣＰの
送信者（ホストＰＣが好ましい）に対して、その圧縮メッセージが正しく受信さ
れなかったというメッセージを送信する。このメッセージは３つの複製肯定応答
メッセージであることが好ましい。このメッセージを受信すると、ＴＣＰの送信
者は正しく受信されなかったパケットの無圧縮バージョンを送信し、それにより
パケット・ネットワークの精度および信頼性を増加させる。
【０００７】
本発明は、図１および図２を参照しながら以下の説明を読めば、よりよく理解
することができるだろう。ここで図１について説明すると、この図は通信システ
ム１００の本発明の好適な実施形態である。通信システム１００は、インターネ
ット・プロトコル（ＩＰ）を経由して通信するネットワークのようなポイント・
ツー・ポイント・パケット・ネットワークであることが好ましい。通信システム
は、複数のパケットを経由して終点経由で通信する任意のパケットをベースとす
るネットワークであってもよい。図１について説明すると、便宜上、頭辞語が使
用されている。下記のリストは、図１で使用されている頭辞語のリストである。
することができるだろう。ここで図１について説明すると、この図は通信システ
ム１００の本発明の好適な実施形態である。通信システム１００は、インターネ
ット・プロトコル（ＩＰ）を経由して通信するネットワークのようなポイント・
ツー・ポイント・パケット・ネットワークであることが好ましい。通信システム
は、複数のパケットを経由して終点経由で通信する任意のパケットをベースとす
るネットワークであってもよい。図１について説明すると、便宜上、頭辞語が使
用されている。下記のリストは、図１で使用されている頭辞語のリストである。
【０００８】
ＢＴＳ ベース・トランシーバ局
ＩＰ インターネット・プロトコル
ＭＳ 移動局
ＭＴ 移動端末
ＰＣ パーソナル・コンピュータ
ＰＤＧ パケット・データ・ゲートウェイ
ＳＤＵ 選択配信ユニット
ＴＣＰ 伝送制御プロトコル
【０００９】
通信システム１００は、圧縮データ・パケットおよび無圧縮データ・パケット
を送信および受信することができるパケット・データのゲートウェイ１０２を含
む。また、通信システム１００はパケット・データ・ゲートウェイ１０２に結合
されている選択配信ユニット１０４も含む。選択配信ユニット１０４はパケット
・データ・ゲートウェイ１０２から圧縮データ・パケットおよび無圧縮データ・
パケットを受信することができる。選択配信ユニット１０４は、パケット・デー
タ・ゲートウェイから送信された圧縮データ・パケットが誤って受信されたかど
うかを判定することができる。また、選択配信ユニット１０４は、パケット・デ
ータ・ゲートウェイ１０２に警告して、喪失圧縮データ・パケットのコピーであ
る無圧縮データ・パケットを選択配信ユニット１０４に送信する機能も備えてい
る。
を送信および受信することができるパケット・データのゲートウェイ１０２を含
む。また、通信システム１００はパケット・データ・ゲートウェイ１０２に結合
されている選択配信ユニット１０４も含む。選択配信ユニット１０４はパケット
・データ・ゲートウェイ１０２から圧縮データ・パケットおよび無圧縮データ・
パケットを受信することができる。選択配信ユニット１０４は、パケット・デー
タ・ゲートウェイから送信された圧縮データ・パケットが誤って受信されたかど
うかを判定することができる。また、選択配信ユニット１０４は、パケット・デ
ータ・ゲートウェイ１０２に警告して、喪失圧縮データ・パケットのコピーであ
る無圧縮データ・パケットを選択配信ユニット１０４に送信する機能も備えてい
る。
【００１０】
また、通信システム１００は、移動端末（ＭＴ）１１６と、移動局１１４と、
ベース・トランシーバ局１１２とを含む。また、通信システム１００は選択配信
ユニット１０４とパケット・データ・ゲートウェイ１０２との間にあるＩＰネッ
トワーク１１０も含むことができる。また、通信システム１００は、パケット・
データ・ゲートウェイ１０２とホストＰＣ１０６との間にあるＩＰネットワーク
１０８も含むことができる。ホストＰＣ１０６は、好適には、ＴＣＰ接続１１８
が終了されることが好ましい場所である。ＴＣＰ接続１１８は、好適には、ホス
トＰＣと移動端末１１６との間にあることが好ましい。ホストＰＣ１０６は、Ｔ
ＣＰの送信者であることが好ましく、好適には、移動端末１１６に送信されるデ
ータ・パケットを発生することが好ましい。ホストＰＣ１０６によって発生され
るデータ・パケットは、好適には、無圧縮データ・パケットであることが好まし
い。
ベース・トランシーバ局１１２とを含む。また、通信システム１００は選択配信
ユニット１０４とパケット・データ・ゲートウェイ１０２との間にあるＩＰネッ
トワーク１１０も含むことができる。また、通信システム１００は、パケット・
データ・ゲートウェイ１０２とホストＰＣ１０６との間にあるＩＰネットワーク
１０８も含むことができる。ホストＰＣ１０６は、好適には、ＴＣＰ接続１１８
が終了されることが好ましい場所である。ＴＣＰ接続１１８は、好適には、ホス
トＰＣと移動端末１１６との間にあることが好ましい。ホストＰＣ１０６は、Ｔ
ＣＰの送信者であることが好ましく、好適には、移動端末１１６に送信されるデ
ータ・パケットを発生することが好ましい。ホストＰＣ１０６によって発生され
るデータ・パケットは、好適には、無圧縮データ・パケットであることが好まし
い。
【００１１】
パケット・データ・ゲートウェイ１０２は、好適には、移動端末１１６に対す
るリンクのためのヘッダの圧縮を担当することが好ましい。ホストＰＣ１０６か
ら再送信されたパケットが到着した場合、パケット・データ・ゲートウェイ１０
２は、好適には、無圧縮パケットを移動端末１１６に送信することが好ましい。
るリンクのためのヘッダの圧縮を担当することが好ましい。ホストＰＣ１０６か
ら再送信されたパケットが到着した場合、パケット・データ・ゲートウェイ１０
２は、好適には、無圧縮パケットを移動端末１１６に送信することが好ましい。
【００１２】
選択配信ユニット１０４は、好適には、３つの複製肯定応答をホストＰＣ１０
６に対して発生することが好ましい。アップリンクにおけるパケット・データ・
ゲートウェイ１０２、ホストＰＣ１０６に対する移動端末１１６は、選択配信ユ
ニット１０４から受信したパケットをすべてホストＰＣ１０６に転送する。ホス
トＰＣ１０６は、３つの複製肯定応答を受信すると、ダウンリンクにおいて、ホ
ストＰＣ１０６から移動端末１１６に以前送信されたパケットを再送信する。そ
の再送信されるパケットは、パケット・データ・ゲートウェイ１０２によって選
択配信ユニット１０４に対して無圧縮パケットとして渡される。
６に対して発生することが好ましい。アップリンクにおけるパケット・データ・
ゲートウェイ１０２、ホストＰＣ１０６に対する移動端末１１６は、選択配信ユ
ニット１０４から受信したパケットをすべてホストＰＣ１０６に転送する。ホス
トＰＣ１０６は、３つの複製肯定応答を受信すると、ダウンリンクにおいて、ホ
ストＰＣ１０６から移動端末１１６に以前送信されたパケットを再送信する。そ
の再送信されるパケットは、パケット・データ・ゲートウェイ１０２によって選
択配信ユニット１０４に対して無圧縮パケットとして渡される。
【００１３】
移動端末１１６は、好適には、ＴＣＰの受信者であることが好ましい。
図２は、本発明の好適な実施形態による、好適には、ＩＰネットワークである
ことが好ましいパケット・ネットワークでデータ・パケットを再送信するための
時期を決定するためのフローチャート２００である。
ことが好ましいパケット・ネットワークでデータ・パケットを再送信するための
時期を決定するためのフローチャート２００である。
【００１４】
送信者のＴＣＰノードは、好適には、ＴＣＰを使用して受信者のＴＣＰノード
にパケットを送信する（２０１）ことが好ましい。パケット・データ・ゲートウ
ェイ１０２は、そのパケットについてプロトコル・ヘッダの圧縮を実行する（２
０３）。上記圧縮は、そのパケットのヘッダについての圧縮か、あるいはそのパ
ケットのペイロードについての圧縮か、あるいはその両方であってよい。本発明
の好適な実施形態においては、ヘッダ圧縮はヴァン・ヤコブソンのヘッダ圧縮を
利用して実行される。
にパケットを送信する（２０１）ことが好ましい。パケット・データ・ゲートウ
ェイ１０２は、そのパケットについてプロトコル・ヘッダの圧縮を実行する（２
０３）。上記圧縮は、そのパケットのヘッダについての圧縮か、あるいはそのパ
ケットのペイロードについての圧縮か、あるいはその両方であってよい。本発明
の好適な実施形態においては、ヘッダ圧縮はヴァン・ヤコブソンのヘッダ圧縮を
利用して実行される。
【００１５】
次に、パケット・データ・ゲートウェイ１０２は、圧縮パケットのどれかが誤
っているかどうかを判定する（２０５）。これは、好適には、そのパケットのシ
ーケンス番号をチエックして、その受信されたパケットが順序として次に受信さ
れるべきパケットであるかどうかを判定することによって行われることが好まし
い。圧縮パケットは受信に誤りがあったため、順序が違っているため、ドロップ
したため、あるいはまったく受信されなかったために誤りとなる可能性がある。
本発明の他の実施形態においては、その判定ステップは、送信者のＴＣＰノード
と受信者のＴＣＰノードとの間に配置されている中間ノードにおいて実行される
。
っているかどうかを判定する（２０５）。これは、好適には、そのパケットのシ
ーケンス番号をチエックして、その受信されたパケットが順序として次に受信さ
れるべきパケットであるかどうかを判定することによって行われることが好まし
い。圧縮パケットは受信に誤りがあったため、順序が違っているため、ドロップ
したため、あるいはまったく受信されなかったために誤りとなる可能性がある。
本発明の他の実施形態においては、その判定ステップは、送信者のＴＣＰノード
と受信者のＴＣＰノードとの間に配置されている中間ノードにおいて実行される
。
【００１６】
圧縮パケットが誤りであった場合、パケット・データ・ゲートウェイは、その
パケットを再送信するよう、ネットワーク・エンティティに通知する（２０７）
。そのネットワーク・エンティティは、好適には、ＴＣＰの送信者であることが
好ましい。この要求は、その送信者が圧縮されていないパケットのコピーを再送
信すべきであることをその送信者に対して示すことになる。本発明の好適な実施
形態においては、パケット・データ・ゲートウェイは第２のネットワーク・エン
ティティから第１のネットワーク・エンティティに複数の肯定応答メッセージを
送信することによって、そのネットワーク・エンティティに通知する。そのネッ
トワーク・エンティティがその複数の肯定応答メッセージを受信すると、そのネ
ットワーク・エンティティはその肯定応答メッセージの中で示されたパケットが
正しく受信されなかったことが通知される。そのパケット・データ・ゲートウェ
イは、好適には、複数の複製肯定応答メッセージをネットワーク・エンティティ
に送信することが好ましい。
パケットを再送信するよう、ネットワーク・エンティティに通知する（２０７）
。そのネットワーク・エンティティは、好適には、ＴＣＰの送信者であることが
好ましい。この要求は、その送信者が圧縮されていないパケットのコピーを再送
信すべきであることをその送信者に対して示すことになる。本発明の好適な実施
形態においては、パケット・データ・ゲートウェイは第２のネットワーク・エン
ティティから第１のネットワーク・エンティティに複数の肯定応答メッセージを
送信することによって、そのネットワーク・エンティティに通知する。そのネッ
トワーク・エンティティがその複数の肯定応答メッセージを受信すると、そのネ
ットワーク・エンティティはその肯定応答メッセージの中で示されたパケットが
正しく受信されなかったことが通知される。そのパケット・データ・ゲートウェ
イは、好適には、複数の複製肯定応答メッセージをネットワーク・エンティティ
に送信することが好ましい。
【００１７】
本発明の他の実施形態においては、その中間ノードはそのパケットを再送信す
るよう、ＴＣＰの送信者に対して通知する。この信号法は、好適には、中間ノー
ドから複数の複製肯定応答メッセージをＴＣＰの送信者ノードに送信することに
よって実行されることが好ましい。これは、選択配信ユニットからパケット・デ
ータ・ゲートウェイに対して複数の複製肯定応答メッセージを送信することによ
っても実行することができる。他の実施形態においては、本発明はパケット・デ
ータ・ゲートウェイにおいて複数の複製肯定応答メッセージを受信するステップ
をさらに含むことができる。次に、パケット・データ・ゲートウェイは、再送信
されるべきデータ・パケットを決定し、そのデータ・パケットをパケット・デー
タ・ゲートウェイから選択配信ユニットに無圧縮データ・パケットとして送信す
る。そのデータ・パケットを再送信した後、パケット・データ・ゲートウェイは
複数の圧縮データ・パケットを送信することができる。
るよう、ＴＣＰの送信者に対して通知する。この信号法は、好適には、中間ノー
ドから複数の複製肯定応答メッセージをＴＣＰの送信者ノードに送信することに
よって実行されることが好ましい。これは、選択配信ユニットからパケット・デ
ータ・ゲートウェイに対して複数の複製肯定応答メッセージを送信することによ
っても実行することができる。他の実施形態においては、本発明はパケット・デ
ータ・ゲートウェイにおいて複数の複製肯定応答メッセージを受信するステップ
をさらに含むことができる。次に、パケット・データ・ゲートウェイは、再送信
されるべきデータ・パケットを決定し、そのデータ・パケットをパケット・デー
タ・ゲートウェイから選択配信ユニットに無圧縮データ・パケットとして送信す
る。そのデータ・パケットを再送信した後、パケット・データ・ゲートウェイは
複数の圧縮データ・パケットを送信することができる。
【００１８】
次に、ＴＣＰ送信者は、その障害パケットに対応する無圧縮パケットを送信す
る（２０９）。これは、好適には、第１のネットワーク・エンティティにおいて
複数の複製肯定応答メッセージを受信し、次に、どのデータ・パケットが再送信
されるべきかを判定することにより、ネットワーク・エンティティにおいて実行
されることが好ましい。ネットワーク・エンティティは、その後、そのデータ・
パケットをパケット・データ・ゲートウェイに無圧縮データ・パケットとして送
信する。この好適な実施形態においては、無圧縮データ・パケットを送信した後
、そのネットワーク・エンティティは複数の圧縮データ・パケットを送信する。
る（２０９）。これは、好適には、第１のネットワーク・エンティティにおいて
複数の複製肯定応答メッセージを受信し、次に、どのデータ・パケットが再送信
されるべきかを判定することにより、ネットワーク・エンティティにおいて実行
されることが好ましい。ネットワーク・エンティティは、その後、そのデータ・
パケットをパケット・データ・ゲートウェイに無圧縮データ・パケットとして送
信する。この好適な実施形態においては、無圧縮データ・パケットを送信した後
、そのネットワーク・エンティティは複数の圧縮データ・パケットを送信する。
【００１９】
それ故、本発明は、パケット・ネットワークでデータ・パケットを再送信する
ための方法を提供する。圧縮パケットが正しく受信されなかったとき、メッセー
ジが送信者に送信され、その圧縮パケットが正しく受信されなかったことを警告
する。この好適な実施形態においては、このメッセージは一連の３つの複製肯定
応答メッセージである。３つの複製肯定応答メッセージを受信すると、その送信
者はその喪失パケットの無圧縮バージョンを再送信することになる。
ための方法を提供する。圧縮パケットが正しく受信されなかったとき、メッセー
ジが送信者に送信され、その圧縮パケットが正しく受信されなかったことを警告
する。この好適な実施形態においては、このメッセージは一連の３つの複製肯定
応答メッセージである。３つの複製肯定応答メッセージを受信すると、その送信
者はその喪失パケットの無圧縮バージョンを再送信することになる。
【００２０】
それにより、本発明は、メッセージの正確な送信を確実に行うための改善され
た方法を提供する。複数の複製肯定応答メッセージを送信することによって、丈
夫で信頼性の高いパケット・データ・ネットワークが、既存のパケット・データ
・ネットワークに対してリンクまたはメッセージを追加することなしに提供され
る。
た方法を提供する。複数の複製肯定応答メッセージを送信することによって、丈
夫で信頼性の高いパケット・データ・ネットワークが、既存のパケット・データ
・ネットワークに対してリンクまたはメッセージを追加することなしに提供され
る。
【００２１】
本発明を、いくつかの例示を参照しながら説明してきたが、本発明は上記記載
に制限されるものでなく、添付の特許請求の範囲に記載の範囲に対してのみ制限
される。
に制限されるものでなく、添付の特許請求の範囲に記載の範囲に対してのみ制限
される。
【図１】 本発明の好適な実施形態による通信システムである。
【図２】 本発明の好適な実施形態による、パケット・ネットワークでデー
タ・パケットを再送信する時期を決定するためのフローチャートである。
タ・パケットを再送信する時期を決定するためのフローチャートである。
【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成１３年９月１９日（２００１．９．１９）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Ｆターム(参考） 5K014 AA01 DA02 FA03 HA10
5K028 AA11 AA14 KK23 QQ02 RR04
5K030 GA12 HA08 LA01 LA07
5K033 AA07 CB04 CC01
5K034 EE11 FF02 HH01 HH02 HH09
HH11 MM01 MM03
Claims (10)
- 【請求項１】 パケット・ネットワークでデータ・パケットを再送信するた
めの方法であって、 第１のネットワーク・エンティティから第２のネットワーク・エンティティに
複数の圧縮データ・パケットを送信するステップと、 圧縮データ・パケットが前記第２のネットワーク・エンティティにおいて正し
く受信されなかったことを判定するステップと、 前記正しく受信されなかった圧縮データ・パケットの無圧縮バージョンを前記
第２のネットワーク・エンティティに送信するよう、前記第１のネットワーク・
エンティティに対して通知するステップと、 を含む方法。 - 【請求項２】 請求項１記載のパケット・ネットワークでデータ・パケット
を再送信するための方法において、前記第１のネットワーク・エンティティに通
知するステップが、前記第２のネットワーク・エンティティから前記第１のネッ
トワーク・エンティティに複数の肯定応答メッセージを送信するステップを含む
方法。 - 【請求項３】 請求項２記載のパケット・ネットワークでデータ・パケット
を再送信するための方法において、複数の肯定応答メッセージを送信する前記ス
テップが、前記第２のネットワーク・エンティティから前記第１のネットワーク
・エンティティに複数の複製肯定応答メッセージを送信するステップを含む方法
。 - 【請求項４】 請求項３記載のパケット・ネットワークでデータ・パケット
を再送信するための方法において、 前記複数の複製肯定応答メッセージを前記第１のネットワーク・エンティティ
において受信するステップと、 前記第１のネットワーク・エンティティにおいて、再送信されるデータ・パケ
ットを決定するステップと、 前記データ・パケットを無圧縮データ・パケットとして前記第１のネットワー
ク・エンティティから前記第２のネットワーク・エンティティに送信するステッ
プとをさらに含む方法。 - 【請求項５】 請求項４記載のパケット・ネットワークでデータ・パケット
を再送信するための方法において、前記データ・パケットを無圧縮データ・パケ
ットとして送信するステップに続いて、複数の圧縮データ・パケットを前記第１
のネットワーク・エンティティから送信するステップをさらに含む方法。 - 【請求項６】 インターネット・プロトコル・ネットワークで圧縮データ・
パケットの正確な送信を確実に行うための方法であって、該方法は、 伝送制御プロトコル（ＴＣＰ）を使用して送信者のＴＣＰノードと受信者のＴ
ＣＰノードとの間でパケットを通信するステップと、 前記パケットについてプロトコル・ヘッダ圧縮を実行するステップと、 ヘッダ圧縮パケットが誤っていることを中間ノードにおいて判定するステップ
と、 前記ヘッダ圧縮パケットが誤っていることが判定されたとき、前記中間ノード
から前記ＴＣＰの送信者に対して前記パケットを再送信するよう、通知するステ
ップと、 誤っている前記圧縮パケットに対応する無圧縮パケットを送信するステップと
を含む方法。 - 【請求項７】 請求項６記載の圧縮データ・パケットの正確な送信を確実に
行うための方法において、前記通知ステップが複数の複製肯定応答メッセージを
前記中間ノードから前記ＴＣＰ送信者のノードに送信するステップを含む方法。 - 【請求項８】 請求項７記載の圧縮データ・パケットの正確な送信を確実に
行うための方法において、複数の肯定応答メッセージを送信する前記ステップが
、複数の複製肯定応答メッセージを前記選択配信ユニットから前記パケット・デ
ータ・ゲートウェイに送信するステップを含む方法。 【請求項８】 請求項６記載の圧縮データ・パケットの正確な送信を確実に
行うための方法において、プロトコル・ヘッダ圧縮を実行する前記ステップが、
ヴァン・ヤコブソンのヘッダ圧縮を実行するステップを含む方法。 - 【請求項９】 請求項６記載の圧縮データ・パケットの正確な送信を確実に
行うための方法において、ヘッダ圧縮パケットが誤っていることを判定する前記
ステップが、前記ヘッダ圧縮パケットがドロップされたことを判定するステップ
を含む方法。 - 【請求項１０】 圧縮データ・パケットの正確な送信を確実に行うことにお
いて有効であるパケット・ネットワークであって、該パケット・ネットワークは
、 圧縮データ・パケットおよび無圧縮データ・パケットを送信および受信するこ
とができるパケット・データ・ゲートウェイと、 前記パケット・データ・ゲートウェイに対して結合されている選択配信ユニッ
トとを含み、前記選択配信ユニットは前記圧縮データ・パケットおよび前記無圧
縮データ・パケットを前記パケット・データ・ゲートウェイから受信することが
でき、前記選択配信ユニットは前記パケット・データ・ゲートウェイから送信さ
れた圧縮データ・パケットが誤って受信されたことを判定することができ、前記
選択配信ユニットは前記喪失圧縮データ・パケットのコピーである無圧縮データ
・パケットを前記選択配信ユニットに送信するよう、前記パケット・データ・ゲ
ートウェイに警告する機能を含むパケット・ネットワーク。
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|---|---|---|---|
| US09/314,908 US6198735B1 (en) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | Method for retransmitting a data packet in a packet network |
| US09/314,908 | 1999-05-20 | ||
| PCT/US2000/010524 WO2000072486A1 (en) | 1999-05-20 | 2000-04-19 | Method for retransmitting a data packet in a packet network |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003500982A true JP2003500982A (ja) | 2003-01-07 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000620770A Pending JP2003500982A (ja) | 1999-05-20 | 2000-04-19 | パケット・ネットワークでデータ・パケットを再送信するための方法 |
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| JP (1) | JP2003500982A (ja) |
| KR (1) | KR100414850B1 (ja) |
| WO (1) | WO2000072486A1 (ja) |
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- 2000-04-19 KR KR10-2001-7014715A patent/KR100414850B1/ko not_active IP Right Cessation
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