JP2003340618A - バルブシート加工用工具装置 - Google Patents

バルブシート加工用工具装置

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JP2003340618A JP2002150274A JP2002150274A JP2003340618A JP 2003340618 A JP2003340618 A JP 2003340618A JP 2002150274 A JP2002150274 A JP 2002150274A JP 2002150274 A JP2002150274 A JP 2002150274A JP 2003340618 A JP2003340618 A JP 2003340618A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】バルブシート加工用工具装置の製造コストの低
減と耐久性向上との少なくとも一方を達成する。 【解決手段】工具装置本体10に、回動アーム150を
回転軸線Lと直角に立体交差する回動軸線のまわりに回
動可能に取り付ける。回動アーム150の回転軸線Lに
対して上記回動軸線とは反対側に位置する端部がバイト
182を保持する。軸方向移動部材34の軸方向の移動
を、係合ピン202と長穴204とを含む運動変換装置
200によって回動アーム150の回動に変換する。工
具装置本体10を回転軸線Lのまわりに回転させて工具
装置本体10が保持する複数のバイトによってテーパ内
周面およびシート面を切削するとともに、リーマ80を
前進させてステム孔2を加工する。バイト182の切刃
は回転軸線Lまわりに回転しつつ、回動アーム150の
回動によって回動軸線のまわりに旋回し、テーパ内周面
に近似したシート面を切削加工する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械の工具主
軸に取り付けられて、バルブシートを加工するバルブシ
ート加工用工具装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のバルブシート加工用工具装置の代
表的なものは、工具装置本体の回転軸線に対して傾斜し
た方向に摺動するスライダに切削刃具を保持させるもの
である。工具装置本体にその工具装置本体の回転軸線に
対して傾斜した傾斜溝を形成し、その傾斜溝に切削刃具
を保持するスライダを摺動可能に嵌合し、そのスライダ
をスライダ駆動装置により傾斜溝に沿って移動させつつ
工具装置本体を回転軸線まわりに回転させることによっ
て、バルブシートのシート面であるテーパ内周面を切削
加工するのである。したがって、スライダが工具装置本
体に対してがたつけば加工精度が悪くなるため、スライ
ダを傾斜溝の溝面に押し付ける種々の押付装置が採用さ
れていた。例えば、特開平10−225807号公報に
記載のバルブシート加工装置では、楔部材を含む押付装
置によってスライダが傾斜溝の互いに直角な2つの溝面
に押し付けられていた。このように摺動可能なスライダ
を設け、そのがたつきを防止すれば、装置の構成が複雑
となり、製造コストが高くなることを避け得ない。ま
た、スライダが傾斜溝の溝面に押し付けられた状態で摺
動させられるため、スライダと溝面とが摩耗し易く、加
工精度を回復させる作業(スライダの摺動クリアランス
の調節やスライダの交換)が必要であり、面倒であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題,課題解決手段および効
果】そこで本発明は、バルブシート加工用工具装置の製
造コストの低減と耐久性向上との少なくとも一方を達成
することを課題としてなされたものであり、本発明によ
って、下記各態様のバルブシート加工用工具装置が得ら
れる。各態様は請求項と同様に、項に区分し、各項に番
号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形式で
記載する。これは、あくまでも本発明の理解を容易にす
るためであり、本明細書に記載の技術的特徴およびそれ
らの組合わせが以下の各項に記載のものに限定されると
解釈されるべきではない。また、一つの項に複数の事項
が記載されている場合、それら複数の事項を常に一緒に
採用しなければならないわけではない。一部の事項のみ
を選択して採用することも可能なのである。
【0004】なお、以下の各項において、(1)項が請求
項1に相当し、 (2)項が請求項2に、 (3)項が請求項3
に、 (5)項が請求項4に、(6)項が請求項5に、 (7)項
が請求項6にそれぞれ相当する。
【0005】(1)工作機械の工具主軸に取り付けら
れ、その工具主軸と共に回転軸線のまわりに回転させら
れる工具装置本体と、その工具装置本体に回動可能に取
り付けられた回動アームと、その回動アームの自由端部
に設けられた刃具保持部と、前記回動アームを回動させ
る回動アーム駆動装置とを含み、前記工具装置本体の回
転と前記回動アームの回動との組合わせにより、前記刃
具保持部に保持された切削刃具によって、テーパ内周面
に近似したバルブシートを切削加工することを特徴とす
るバルブシート加工用工具装置。
【0006】回動アームが回動させられることにより、
その回動アームに設けられた刃具保持部が回動アームの
回動軸線のまわりに旋回させられる。回動アームの回動
軸線は、(2)項に記載のように工具装置本体の回転軸線
と直角に立体交差することが望ましいが、不可欠ではな
い。例えば、直角から多少ずれていたり、回転軸線と回
動軸線とが実際に交差するものであってもよいのであ
る。工具装置本体が工具主軸と共に回転軸線のまわりに
回転させられつつ、上述のように刃具保持部が旋回させ
られることにより、刃具保持部に保持された切削刃具に
よってバルブシートが切削加工される。刃具保持部は、
回動アームの自由端部に設けられたものであり、刃具保
持部に保持された切削刃具の切刃の旋回軌跡が円弧とな
り、切削刃具により切削されるバルブシートがテーパ内
周面に近似したものとなる。バルブシートは、シート面
の角度,面粗度およびステム孔(バルブステムを案内す
る孔で、バルブガイド孔とも称される)との同軸度に対
する加工精度の要求は高いが、バルブシートの内周面
が、直径が高い精度で直線的に変化するテーパ内周面と
なることは要求されない。本態様によれば、バルブシー
トの内周面は直径が軸線方向に進むに従って曲線的に変
化する(テーパが曲線的に変化する)ものとなるが、バ
ルブシートは幅が狭く、その幅の割に切削刃具の旋回半
径を大きくすることが可能であるため、十分に高い精度
でテーパ内周面に近似していると言い得る面を加工する
ことができる。その上、回動アームにより切削刃具を移
動させる装置は、従来のスライドにより移動させる装置
に比較して、製造コストを低減させ易く、また、摩耗を
小さくすることが容易である。さらに、切削加工時に切
削刃具を移動させるために回動アームが回動することに
よって発生する回動アーム全体としての実質的な半径方
向位置変化を、従来のようにスライダが傾斜溝に沿って
移動する場合のスライダ全体の実質的な半径方向位置変
化と比較して小さくすることができ、加工時の動バラン
スの変動を低減でき、安定した加工が可能となる。 (2)前記回動アームの回動軸線が前記回転軸線と直角
に立体交差する(1)項に記載のバルブシート加工用工具
装置。回動アームを工具装置本体の回転軸線と直角に立
体交差する回動軸線のまわりに回動させる場合には、そ
の回動アームの先端の刃具保持部に保持される刃具の移
動軌跡が単純となり、装置の設計が容易となる。また、
工具装置本体をはじめとする回動アーム周辺の部材の加
工も容易になる。さらに、工具装置本体の回転軸線に沿
って、ステム孔加工用のリーマが設置される場合が多
く、その場合には、回動アームの回動軸線を工具装置本
体の回転軸線と立体交差するものとすれば、リーマとの
干渉を避けつつ回動アームを設けることが容易となる。 (3)前記回動アームの前記自由端部が、前記回転軸線
に対して前記回動軸線とは反対側に位置する (1)項また
は (2)項に記載のバルブシート加工用工具装置。本項の
バルブシート加工用工具装置においては、刃具保持部
が、回動アームの、回転軸線に対して回動軸線とは反対
側に位置する自由端部に設けられるため、刃具保持部に
保持された切削刃具の切刃の旋回軌跡が、曲率半径の大
きい円弧となり、切削刃具により切削されるバルブシー
トがテーパ内周面に高い精度で近似したものとなる。 (4)前記回動軸線が、前記バルブシートの幅方向の中
央においてそのバルブシートと直交する直線と直交する
(2)項または (3)項に記載のバルブシート加工用工具装
置。本項のバルブシート加工用工具装置によって形成さ
れる近似的なバルブシートの幅方向の両端が、設計上の
バルブシートの両端と一致するようにすれば、近似的な
バルブシートの設計上のバルブシートからの外れ量(誤
差)が幅方向の中央において最大となる。
【0007】(5)前記回動アーム駆動装置が、前記工
具装置本体にその工具装置本体に対して相対移動可能に
設けられ、駆動装置により駆動される可動部材と、その
可動部材の運動を前記回動アームの回動に変換する運動
変換装置とを含む (1)項ないし (4)項のいずれかに記載
のバルブシート加工用工具装置。回動アーム駆動装置
は、回動アームに直接接続された駆動モータ等のアクチ
ュエータにより構成することも可能であるが、本項によ
れば、駆動装置の設置個所の自由度が増し、工具装置本
体の大形化を回避し得る。 (6)前記可動部材が、前記装置本体に前記回転軸線と
平行な方向に移動可能に嵌合された軸方向移動部材であ
り、前記運動変換装置が、その軸方向移動部材の軸方向
移動を前記回動アームの回動運動に変換するものである
(5)項に記載のバルブシート加工用工具装置。可動部材
を軸方向移動部材とすれば、装置全体の構造を単純化す
ることができ、加工も容易となる。 (7)前記運動変換装置が、前記軸方向移動部材と前記
回動アームとの一方に、前記回動軸線と平行な姿勢で固
定的に設けられた係合ピンと、前記軸方向移動部材と前
記回動アームとの他方に、横断面形状の長手方向が前記
回転軸線と交差する方向に延びる状態で設けられて前記
係合ピンと係合する長穴とを含む (6)項に記載のバルブ
シート加工用工具装置。係合ピンと長穴との係合によ
り、軸方向移動部材の軸方向の移動が回動アームの回動
運動に変換される。運動変換装置の構成をきわめて単純
なものとすることができるのであり、その分、製造コス
トを低減させ得る。 (8)前記係合ピンに中空円筒状のローラが相対回転自
在に嵌合されており、そのローラを介して係合ピンと前
記長穴とが係合させられた (7)項に記載のバルブシート
加工用工具装置。本項のローラによって、係合ピンの長
穴内での移動時に両者の間に発生する摩擦を低減させる
ことができる。それにより、運動変換装置の摩耗を抑制
し、耐久性を向上させることができる。
【0008】(9)前記工具装置本体の前記回転軸線上
に、前記バルブシートに着座するバルブのステムを保持
するステム孔をリーマ加工するリーマを保持するリーマ
保持装置と、そのリーマ保持装置に保持されたリーマを
案内するガイドスリーブとが設けられており、前記回動
アームの長手方向の中間部に前記ガイドスリーブの貫通
を許容する貫通穴が形成された (1)項ないし (8)項のい
ずれかに記載のバルブシート加工用工具装置。ステム孔
とバルブシートとは、高い同軸度が求められるものであ
り、本態様によれば、ステム孔とバルブシートとを高い
精度で同心に加工することができる。まず、バルブシー
トの切削加工が行われ、後に、ステム孔のリーマ加工が
行われるというように、両加工が時期を異にして行われ
ることが多いが、少なくとも一部が並行して行われても
よい。 (10)前記工具装置本体に、前記バルブシートに隣接
する少なくとも1つのテーパ内周面を切削加工する少な
くとも1つの切削刃具を保持する少なくとも1つの刃具
保持部が設けられた (1)項ないし (9)項のいずれかに記
載のバルブシート加工用工具装置。1つの装置でバルブ
シートの切削加工と共にバルブシートに隣接する少なく
とも1つのテーパ内周面も切削加工できれば、加工能率
が向上する。
【0009】(11)前記回動アームがヒンジピンによ
り前記工具装置本体に回動可能に取り付けられており、
そのヒンジピンと前記回動アームおよび前記工具装置本
体の一方との間に転がり軸受が配設され、回動アームお
よび工具装置本体の他方に前記ヒンジピンが固定された
(1)項ないし (10)項のいずれかに記載のバルブシート
加工用工具装置。回動アームはヒンジピンを支点として
回動させられるため、ヒンジピンと回動アームおよび工
具装置本体の一方との間に転がり軸受を配設すれば、回
動アームおよび工具装置本体の一方とヒンジピンとの間
の摩耗を低減させ、耐久性を向上させることができる。 (12)前記転がり軸受がネガティブクリアランス型で
ある (11)項に記載のバルブシート加工用工具装置。転
がり軸受がネガティブクリアランス型とされれば、回動
アームおよび工具装置本体の一方とヒンジピンとの間の
がたつきが防止されて切削刃具の移動軌跡が精度よく一
定に保たれ、かつ、摩耗も良好に回避される。加工精度
が高く、耐久性に優れたバルブシート加工用工具装置が
得られるのである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態であるバ
ルブシート加工用工具装置について図面に基づいて詳細
に説明する。図1に本実施形態のバルブシート加工用工
具装置を示す。バルブシート加工用工具装置は、被加工
物たるエンジンのバルブステムを摺動可能に保持するス
テム孔2とバルブシート4とを同心に精度良く加工する
ための装置である。図1および図2において、10はバ
ルブシート加工用工具装置の工具装置本体である。工具
装置本体10は、概して段付きの円筒状をなしている。
工具装置本体10の後端部側(図1において右方)が中
径の嵌合部12、前端部側(図1において左方)が小径
の工具保持部14とされるとともに、軸方向の中央部に
は他の部分より大径のフランジ部16が形成されてい
る。フランジ部16の嵌合部12側の端面18は、工具
装置本体10の中心軸線の方向である軸方向と直交する
面とされている。工具装置本体10は、嵌合部12が工
作機械の工具主軸20に形成された嵌合穴22に、フラ
ンジ部16の端面18が工具主軸20の端面24に当接
するまで精度良く嵌合されることにより、工具主軸20
に同軸にかつ軸方向に位置決めされて取り付けられる。
工具装置本体10は、回転伝達装置によって工具主軸2
0の回転が伝達されるようになっており、工具装置本体
10の中心軸線である回転軸線Lのまわりに回転させら
れる。回転伝達装置は、例えば、工具主軸20と工具装
置本体10との一方に設けられたドライブピンと、他方
に設けられ、ドライブピンが係合可能な係合穴とを含む
ものとすることができる。
【0011】工具装置本体10には、後端面30から軸
方向に延びるガイド穴32が形成されている。ガイド穴
32には可動部材たる円筒状の軸方向移動部材34が軸
方向に移動可能かつ回転不能に嵌合されている。軸方向
移動部材34の外周面とガイド穴32の内周面との一方
に設けられたキーと、他方に設けられたキー溝との嵌合
により、軸方向移動部材34のガイド穴32内での回転
が防止されている。軸方向移動部材34の外周面には複
数の潤滑溝40が形成されており、潤滑溝40に潤滑剤
としてのグリースが供給されることにより、軸方向移動
部材34が滑らかに摺動するようにされている。軸方向
移動部材34および後述する第一可動軸,第二可動軸等
の構成については、特開平11−347812号公報に
記載されているものと同様の構成を採用可能であるた
め、以下に簡単に説明する。軸方向移動部材34は、工
作機械の工具主軸20側に設けられた第一可動軸50と
連結されており、図示しないアクチュエータによる第一
可動軸50の前進,後退によって軸方向移動部材34が
ガイド穴32内を軸方向に摺動させられる。第一可動軸
50は、工具主軸20に軸方向に移動可能かつ回転不能
に設けられている。軸方向移動部材34と第一可動軸5
0とは、例えば、第一可動軸50の前端部に一体的に設
けられた花弁形係合突部52と、軸方向移動部材34の
軸方向穴54の後端部側に設けられた花弁形係合凹部5
6との係合により連結される。
【0012】軸方向移動部材34に形成された軸方向穴
54内には、工具主軸20側に設けられた第二可動軸6
6が進入させられるようになっている。第二可動軸66
は、第一可動軸50に形成された中心軸線を通る貫通穴
68内に同軸状態で、軸方向に移動可能かつ回転不能に
保持されている。第二可動軸66の前端部には、リーマ
保持装置たるコレットチャック70が保持されており、
コレットチャック70の操作リングとして機能するギヤ
付きネジ72が回転させられることによりコレットチャ
ック70のコレット74が縮径させられて、加工具とし
てのリーマ80の加工部とは反対側の基端部がコレット
チャック70に把持されるようになっている。ギヤ付き
ネジ72は、工具装置本体10に設けられたギヤ部材8
2の操作によって回転させられ、コレット74の縮径,
拡径が行われる。第二可動軸66は、第一可動軸50と
は別のアクチュエータによって独立して前進,後退させ
られる。第一可動軸50と第二回動軸66とをそれぞれ
駆動するアクチュエータは、例えば、流体圧アクチュエ
ータの一種である液圧シリンダを含むものとすることが
できる。
【0013】工具装置本体10の中心軸線上には、軸方
向に貫通する貫通穴100が形成されている。貫通穴1
00には、工具装置本体10の前端部側からガイドスリ
ーブ102が挿入されている。ガイドスリーブ102
は、位置決めボルト104等適宜の固定装置によって工
具装置本体10からの抜け出しおよび相対回転が防止さ
れている。ガイドスリーブ102によってリーマ80の
移動が案内される。リーマ80は、工具装置本体10に
軸方向に往復移動可能に保持されており、また、工具装
置本体10とともに回転軸線Lまわりに回転させられる
ことにより、バルブステムを摺動可能に保持するバルブ
ガイド110(図1に二点鎖線で図示)のステム孔2の
内周面の仕上げ加工が行われる。
【0014】工具装置本体10の工具保持部14には、
図2に示すように、互いに周方向に異なる位相で複数個
(本実施形態の場合3個)の刃具保持部120,12
1,122が設けられ、それぞれに加工具の一種である
切削刃具としてのバイト124,125,126が保持
されている。バイト124,125,126は、シャン
クと刃具とが一体に構成されたものとしてもよいし、刃
具保持部材としてのシャンクと、刃具としてのスローア
ウェイチップとが別体に構成されたものとしてもよい。
3つのバイト124,125,126の各切刃の半径方
向における刃先位置がそれぞれ互いにずれるように調整
されて工具装置本体10の各刃具保持部120,12
1,122に固定されており、バルブシート4のシート
面128と軸方向(幅方向)の両側に隣接する2つのテ
ーパ内周面130,131(図7参照)と、テーパ内周
面131と軸方向のシート面128とは反対側において
隣接するテーパ内周面132とが切削加工されるように
なっている。これらシート面128および3つのテーパ
内周面130,131,132は、工具装置本体10の
軸線に対する傾斜角度がそれぞれ異ならされており、テ
ーパ内周面130からテーパ内周面132に向かうほど
上記傾斜角度が小さくされている。
【0015】工具装置本体10の工具保持部14にはま
た、回動アーム150が工具装置本体10の回転軸線L
と直角に立体交差する回動軸線のまわりに回動可能に取
り付けられている。回動アーム150は、ヒンジピン1
52により工具装置本体10に回動可能に取り付けられ
ている。ヒンジピン152は、工具装置本体10に回転
軸線Lと直角に立体交差して形成された円形断面の嵌合
穴154に圧入されることにより、工具装置本体10と
一体的なものとして機能する。嵌合穴154の上記回動
軸線に平行な方向に隔たった両側には、嵌合穴154よ
り大径の穴が形成され、この穴を経てヒンジピン152
を嵌合穴154に圧入することができる。回動アーム1
50は、図2および図3に示すように、概して段付きの
平板状を成し、回動アーム150の基端部160に形成
された支持穴162においてヒンジピン152に回動可
能に支持されている。支持穴162とヒンジピン152
との間には、ネガティブクリアランス型の転がり軸受1
66が配設され、回動アーム150のがたつきが防止さ
れるとともに、滑らかに回動可能とされている。回動ア
ーム150は、工具装置本体10に形成された段付きの
矩形断面を成す案内溝168に案内されて回動軸線のま
わりに回動させられる。
【0016】回動アーム150の基端部160とは反対
側の自由端部170は、回動アーム150の回動軸線に
平行な方向である幅方向の寸法が基端部160より大き
くされ、刃具保持部たる刃具保持孔174が形成されて
いる。刃具保持孔174は、工具装置本体10の回転軸
線Lに対して回動アーム150の回動軸線(ヒンジピン
152の中心軸線)とは反対側に位置するように設けら
れている。したがって、回動アーム150の長手方向の
中間部には、ガイドスリーブ102の貫通を許容する貫
通穴180が形成されている。刃具保持孔174には、
加工具の一種である切削刃具としてのバイト182の後
端部であるシャンクが保持されている。刃具保持孔17
4に連通する雌ねじ穴186には調整ねじ188が螺合
されている。調整ねじ188の先端部は先端側ほど直径
が漸減させられたテーパ外周面を備えるテーパ部190
とされ、そのテーパ部190が刃具保持孔174内に突
出させられてバイト182のシャンクの後端面に形成さ
れた傾斜面192に係合させられている。調整ねじ18
8が回転させられて刃具保持孔174内への突出量が調
節されることにより、テーパ部190のテーパ外周面と
傾斜面192との斜面の効果によってバイト182の軸
方向位置が調節され、バイト182の先端部に設けられ
た刃部の切刃194の軸方向の刃先位置が調節されるよ
うになっている。刃部の刃先位置調整が行われた後、ク
ランプねじ196が締めこまれることにより、バイト1
82が工具装置本体10に固定される。バイト182
は、刃具保持部材としてのシャンクと、刃具としてのス
ローアウェイチップとが別体に構成されたものとしても
よい。
【0017】軸方向移動部材34の軸方向の移動が運動
変換装置200によって回動アーム150の回動に変換
させられることにより、回動アーム150が回動軸線ま
わりに回動させられる。運動変換装置200は、図3お
よび図4に示すように、係合ピン202と、係合ピン2
02と係合させられる長穴204とを備えている。係合
ピン202は、軸方向移動部材34に回動可能に保持さ
れた保持部材210の自由端部に、回動アーム150の
回動軸線と平行な姿勢で固定的に保持されている。長穴
204は、回動アーム150の自由端部170に、回動
軸線に平行な方向に貫通して設けられるとともに、横断
面形状の長手方向が回転軸線Lと交差する方向に延びる
状態で設けられている。保持部材210は、長手方向の
中間部212が円柱状を成し、その中間部212から長
手方向(軸方向)に延び出す両端部である基端部214
と自由端部216とは、円柱の直径方向に隔たった2部
分が平面取りされた形状を成している。保持部材210
の基端部214は連結軸220により軸方向移動部材3
4に相対回動可能に連結されている。保持部材210の
中間部212は、工具装置本体10に形成された円形断
面のガイド孔221(図1参照)に移動可能に嵌合さ
れ、保持部材210の軸方向の移動が案内されるととも
に、保持部材210の連結軸220のまわりの回動が防
止されている。保持部材210の自由端部216には、
前記係合ピン202が移動不能かつ回転不能に保持され
ている。回動アーム150の自由端部170において、
バイト182が突出させられた側とは反対側の部分は、
保持部材210の自由端部216が嵌入可能な溝224
が形成されることにより溝224の両側に一対の係合部
226が形成されている。それら係合部226には、前
記長穴204がそれぞれ形成されている。係合ピン20
2と一対の長穴204との間には、中空円筒状の一対の
ローラ234がそれぞれ相対回転自在に嵌合され、それ
らローラ234を介して係合ピン202の両端部が長穴
204の長手方向には移動可能かつ長手方向と直交する
幅方向には実質的に移動不能に係合させられている。
【0018】軸方向移動部材34が軸方向に移動させら
れれば、それと共に係合ピン202を保持する保持部材
210が軸方向に移動させられ、係合ピン202(厳密
にはローラ234の外周面)と長穴204の側面との係
合によって回動アーム150がヒンジピン152の中心
軸線である回動軸線まわりに回動させられる。この点か
ら、保持部材210を軸方向移動部材と考えることも可
能である。回動アーム150の回動は、係合ピン202
の長穴204に沿った相対移動によって許容される。図
7に理解を容易にするために概念的に示すように、回動
アーム150の回動軸線Rが、バルブシート4のシート
面128を構成する円弧の両端を結ぶ弦の長さである幅
方向の寸法(W)の中央においてバルブシート4のシー
ト面128と直交する直線Pと直交するように、各部材
の寸法および配置が設定されている。
【0019】以上のように構成されたバルブシート加工
用工具装置によるバルブシート4およびステム孔2の加
工について説明する。バイト124,125,126
を、切刃の軸方向の刃先位置を調整して刃具保持部12
0,121,122に取り付ける。また、回動アーム1
50を案内溝168に嵌合させた後に、ヒンジピン15
2を嵌合穴154に圧入し、ヒンジピン152が転がり
軸受166を介して支持穴162に挿通させられること
により、回動アーム150を工具装置本体10に回動可
能に取り付ける。さらに、駆動装置を作動させることに
より、第二可動軸66を前進端位置まで移動させる。そ
して、リーマ80をガイドスリーブ102に挿入し、そ
れをコレットチャック70のリーマ嵌合穴に嵌入させ
る。この状態で、ギヤ部材82に工具を係合させてギヤ
付きネジ72に螺合させ、コレットチャック70のコレ
ット74を縮径させる方向に回転させることにより、リ
ーマ80の後端部をコレットチャック70に把持させ
る。その後、駆動装置を逆方向に作動させてリーマ80
を工具装置本体10内に収容する。
【0020】以上で準備が完了し、工具主軸20および
工具装置本体10を回転軸線Lのまわりに回転させるこ
とによって、バルブシート4の切削が行われる。バイト
124,125,126の回転によって各テーパ内周面
130,131,132が切削される。また、回動アー
ム150に保持されたバイト182が回転軸線Lまわり
に回転させられるとともに、第一可動軸50が後退端位
置にある状態(図5参照)から前進端位置にある状態
(図6参照)まで前進させられることにより、回動アー
ム150が回動軸線のまわりにテーパ内周面130側か
らテーパ内周面132側へ回動させられ、シート面12
8が切削される。切削加工されるシート面128は、幅
が狭く、その幅の割に回動アーム150に保持されたバ
イト182の切刃の旋回軌跡が曲率半径の大きい円弧で
あるため、テーパ内周面に高い精度で近似したシート面
128が形成される。さらに、第二可動軸66が前進さ
せられてリーマ80にバルブガイド110のステム孔2
の内周面を切削させる。バルブシート4のテーパ内周面
130,131,132およびシート面128の加工と
ステム孔2の加工とは、同時に並行して行ってもよい
し、交互に実施してもよい。このようにバルブシート4
のテーパ内周面130,131,132およびシート面
128とステム孔2の加工とが並行または連続して(リ
ーマ80,バイト124〜126,182や被加工物の
着脱を伴うことなく)行われるため、バルブシート4と
ステム孔2との同軸度が確保される。
【0021】本実施形態によれば、回動アーム150
は、案内溝168に案内されて回動させられるものであ
り、従来のようにスライダを押付装置により傾斜溝に押
し付けて摺動させる機構が不要となって製造コストが低
減される。また、回動アーム150と工具装置本体10
との摩耗も小さくなる。回動アーム150とヒンジピン
152、および回動アーム150と係合ピン202との
間には、それぞれ摩擦力低減のために転がり軸受166
とローラ234とが設けられているため、回動アーム1
50が滑らかに回動させられる。
【0022】回動アーム150の切刃の旋回半径は種々
に設定可能であるが、設計上のバルブシートのシート面
(直径が直線的に変化するテーパ内周面)にできる限り
高い精度で近似するものとなるように設定されることが
望ましい。図8に、種々の切刃の旋回半径のうちの一形
態によって切削加工されたバルブシート4のシート面1
28を示す。なお、図8に示すシート面128は、理解
を容易にするためにその湾曲が誇張して示されている。
シート面128は、幅方向の両端(そのシート面128
を形成する円弧の両端)a,bが、設計上のバルブシー
ト300の幅方向の両端と一致し、設計上のシート面3
02に高い精度で近似するものとなる。このようにすれ
ば、シート面128のシート面302からの外れ量(誤
差)が幅方向の中央において最大となる。ただし、シー
ト面としては、幅方向の両端a,bの少なくとも一方の
寸法精度が得られればよい場合が多く、特に、軸方向に
おいてステム孔2から遠い側(テーパ内周面130側)
の端aの寸法精度が要求される場合が多い。したがっ
て、上記要求精度が満たされる範囲内で切刃の旋回半径
を種々に設定することができる。
【0023】上記実施形態においては、ヒンジピン15
2は工具装置本体10に固定的に設けられていたが、回
動アーム150に固定されてもよい。この形態の場合、
回動アーム150の基端部の両側から突出する状態でヒ
ンジピンが一体的に設けられ、ヒンジピンの両端部と工
具装置本体10の支持穴との間にそれぞれ転がり軸受が
配設されることが望ましい。
【0024】以上、本発明のいくつかの実施形態を詳細
に説明したが、これらは例示に過ぎず、本発明は、前記
〔発明が解決しようとする課題,課題解決手段および効
果〕の項に記載された態様を始めとして、当業者の知識
に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるバルブシート加工用
工具装置を示す正面断面図である。
【図2】上記バルブシート加工用工具装置の左側面図で
ある。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】前記バルブシート加工用工具装置の回動アーム
の刃具保持部を示す平面断面図である。
【図5】上記バルブシート加工用工具装置の一作動状態
であって、軸方向移動部材が後退端位置にある状態を示
す正面断面図である。
【図6】上記バルブシート加工用工具装置の別の作動状
態であって、軸方向移動部材が前進端位置にある状態を
示す正面断面図である。
【図7】上記バルブシート加工用工具装置により切削加
工されるバルブシートと回動アームの回動軸線との相対
位置関係を示す概念図である。
【図8】上記バルブシート加工用工具装置において、一
形態の旋回半径で旋回させられる切削刃具の切刃によっ
て切削加工されたバルブシートを設計上のバルブシート
と共に示した図である。
【符号の説明】
2:ステム孔 4:バルブシート 10:工具装置
本体 20:工具主軸 34:軸方向移動部材 50:第一可動軸 66:
第二可動軸 70:コレットチャック 120,1
21,122:刃具保持部 124,125,12
6:バイト 128:シート面 130,131,
132:テーパ内周面 150:回動アーム 15
2:ヒンジピン 166:転がり軸受 174:刃具保持孔 180:貫通穴 182:バ
イト 194:切刃 200:運動変換装置 2
02:係合ピン 204:長穴 234:ローラ
フロントページの続き (72)発明者 水谷 伸郎 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機内 Fターム(参考) 3C036 KK03 3C046 KK02 LL02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作機械の工具主軸に取り付けられ、そ
    の工具主軸と共に回転軸線のまわりに回転させられる工
    具装置本体と、 その工具装置本体に回動可能に取り付けられた回動アー
    ムと、 その回動アームの自由端部に設けられた刃具保持部と、 前記回動アームを回動させる回動アーム駆動装置とを含
    み、前記工具装置本体の回転と前記回動アームの回動と
    の組合わせにより、前記刃具保持部に保持された切削刃
    具によって、テーパ内周面に近似したバルブシートを切
    削加工することを特徴とするバルブシート加工用工具装
    置。
  2. 【請求項2】 前記回動アームの回動軸線が前記回転軸
    線と直角に立体交差する請求項1に記載のバルブシート
    加工用工具装置。
  3. 【請求項3】 前記回動アームの前記自由端部が、前記
    回転軸線に対して前記回動軸線とは反対側に位置する請
    求項1または2に記載のバルブシート加工用工具装置。
  4. 【請求項4】 前記回動アーム駆動装置が、 前記工具装置本体にその工具装置本体に対して相対移動
    可能に設けられ、駆動装置により駆動される可動部材
    と、 その可動部材の運動を前記回動アームの回動に変換する
    運動変換装置とを含む請求項1ないし3のいずれかに記
    載のバルブシート加工用工具装置。
  5. 【請求項5】 前記可動部材が、前記装置本体に前記回
    転軸線と平行な方向に移動可能に嵌合された軸方向移動
    部材であり、前記運動変換装置が、その軸方向移動部材
    の軸方向移動を前記回動アームの回動運動に変換するも
    のである請求項4に記載のバルブシート加工用工具装
    置。
  6. 【請求項6】 前記運動変換装置が、前記軸方向移動部
    材と前記回動アームとの一方に、前記回動軸線と平行な
    姿勢で固定的に設けられた係合ピンと、前記軸方向移動
    部材と前記回動アームとの他方に、横断面形状の長手方
    向が前記回転軸線と交差する方向に延びる状態で設けら
    れて前記係合ピンと係合する長穴とを含む請求項4また
    は5に記載のバルブシート加工用工具装置。
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