JP2003329989A - 光送信装置 - Google Patents

光送信装置

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JP2003329989A
JP2003329989A JP2002230457A JP2002230457A JP2003329989A JP 2003329989 A JP2003329989 A JP 2003329989A JP 2002230457 A JP2002230457 A JP 2002230457A JP 2002230457 A JP2002230457 A JP 2002230457A JP 2003329989 A JP2003329989 A JP 2003329989A
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Yoshiaki Kisaka
由明 木坂
Masahito Tomizawa
将人 富沢
Akira Hirano
章 平野
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  • Optical Communication System (AREA)
  • Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 干渉型光変調器を利用して、信号対雑音比、
非線形光学効果、群速度分散等に有効な符号の光信号に
多重変調する。 【解決手段】 本発明は、1つの干渉型光変調器に複数
の変調電極を設けて、複数のデータ信号をRZ符号、位
相変調符号、CS符号等に変換すると同時に多重をも行
うことによって、光変調器の所要数の削減と光損失の低
減を図る。また、並列処理で変調をすることによって、
低速の送信回路で高遮光信号を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の電気信号を
多重し、光信号に変換して送信する光送信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】周波数利用効率を容易に向上させること
ができることから、光伝送路の大容量化の手段として波
長当りの高速化が進められている。伝送距離を一定に保
ちつつ高速化を進めるために、高い入力光強度が求めら
れる。しかし、高速光伝送では、信号対雑音比劣化、非
線形光学効果、群速度分散、偏波モード分散などの種々
の要因による伝送品質劣化が深刻な課題となる。そのた
め、NRZ(Non Return-to-Zero)符号に代わって、ビ
ット毎に零レベルに戻るRZ(Return-to-Zero)符号が
望まれてきた。RZ符号は、光信号のパルス幅が信号パ
ターンに依存しないため、高速光伝送に適している。ま
た、ビット毎に光の位相が反転するCS−RZ(Carrie
r Suppressed Return-to-Zero)符号が提案されている
(特願2000−82997)。CS−RZ符号は変調
帯域が狭いために、分散耐力が高く、高密度波長多重伝
送に適している。
【0003】RZ符号の変調光を生成する従来技術につ
いて図1を参照して説明する。図1は2台のマッハツェ
ンダ型光変調器を従属に接続し、一方を周波数Bのクロ
ック信号で、他方を周波数Bのデータ信号で駆動するこ
とにより、RZ符号の光信号を生成するものである。図
1において、連続波光源31からから出力された連続光
32は、1台目のマッハツェンダ型光変調器38−1の
変調電極36−1に入力されたクロック信号39により
駆動されて、01交番のパルス光に変調される。パルス
光は、2段目のマッハツェンダ型光変調器38−2の変
調電極36−2に入力されたデータ信号33により駆動
されて、RZ符号の信号光37が生成される。
【0004】図2にそのタイムチャートを示す。連続光
から周波数Bのクロック信号が生成され、クロック信号
により、データ信号が打ち抜かれるとRZ符号の変調光
が生成される。
【0005】次に、CS符号の変調光を生成する従来技
術について図3と図4を参照して説明する。図3、図4
は1タイムスロットT毎に位相の反転した周波数B/2
(ただし、周波数B=1/Tである)のクロック信号を
利用してビット毎に光の位相が反転した01交番の信号
光を生成するものである。図3において、連続波光源3
1から出力された連続光32は、1台目の両側駆動マッ
ハツェンダ型光変調器38−3で変調電極36−1に入
力されたクロック信号40と変調電極36−3に入力さ
れたクロック信号41により駆動されて、01交番のパ
ルス光に変調される。クロック信号40とクロック信号
41は極性が逆で、振幅はVπ/2のpeak to peakで、
いずれも周波数はB/2である。振幅Vπは光信号の位
相を反転(π相だけシフト)させる電圧振幅をいい、周
波数Bはデータ信号33のクロック周波数をいう。両側
駆動マッハツェンダ型光変調器38−3の出力光は、1
タイムスロット毎に光信号の位相が反転した01交番の
パルス光に変調される。変調されたパルス光は、マッハ
ツェンダ型光変調器38−2で変調電極36−2に入力
されたデータ信号33により駆動されて、図4に示すよ
うにビット毎に光の位相が反転した01交番の信号光3
7が生成される。
【0006】光時分割多重を用いて、高速化を進めた方
法も提案されている(特開平10−79705)。この
方法について図5を参照して説明する。連続波光源31
から出力された連続光2は、光分配期路34によってN
個に分配される、分配された連続光32はそれぞれ1台
目の変調器30で変調電極36に入力された周波数Bの
クロック信号39により駆動されて、01交番のパルス
光に変調される。パルス光は、2台目の変調器30で変
調電極39に入力されたデータ信号33によって駆動さ
れて信号光となる。ここで、データ信号33とクロック
信号は(T/N)×k(ただし、k=1〜N−1の整数
である)だけ遅延されている。各信号光は光結合回路3
5によって結合され、信号光37となる。信号光37は
B×NのRZ符号の信号光が生成される。
【0007】図6にそのタイムチャートを示す。データ
信号#1から#4までがクロック信号によって、RZに
される。データ信号#2は1/4クイムスロット、デー
タ信号#3は2/4タイムスロット、データ信号#4は
3/4タイムスロット遅延された後、合波される。合波
されたデータ信号はRZ化された多重信号となる。
【0008】ビットレートB×NのRZ信号を生成する
にはB×Nの動作帯域を持つ光変調器が必要であるが、
光結合回路によって合波される際に、偶数もしくは奇数
チャネルの信号光がπの奇数倍だけ位相が変化するよう
に位相制御手段を配置することで、ビットレートB×N
/2の動作帯域の光変調器を用いることが可能となる。
多重化された信号における隣接ビットの光の位相が反転
しているため、ビット間でパルスが重なり合った部分で
信号光は打ち消し合う。このため、動作帯域B×N/2
の光変調器を用いてB×Nのビットレートを有するRZ
符号の光信号を生成することができる。結果として、ビ
ット毎に光の位相が反転したRZ符号の光信号が生成さ
れる。但し、信号パターンによってパルス幅が異なるた
め、厳密な意味でのCS−RZ符号ではない。
【0009】従来、RZ符号もしくはCS−RZ符号の
光信号を生成する場合、キャリア光を01交番のRZ符
号に変調する光変調器とデータ信号で変調する光変調器
の二台が必要であった。超高速光伝送システムでは、変
調によるスペクトル広がりが小さいLN(Lithiun Niob
ate)変調器が適しているが、小型化が難しく、2台使
用することで非常に入きな実装スペースが必要となり、
コストも高くなる。また、2台縦続接続すると損失も2
倍となる。また、光時分割多重を用いてさらに高速のR
Z符号、CS−RZ符号を生成する光送信機において
も、各チャネルに2台の光変調器が必要であり、上記と
同様の課題がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題を解決するために、従来よりも少ない光変調器を用
いてRZ符号、NRZ符号、交番位相RZ符号、位相変
調NRZ符号、及びCS−RZ符号の光信号を送信する
光送信装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、請求項1に係る発明は、複数の入力電気信号を
周波数Aの信号速度の光信号に多重変調する光送信装置
であって、片側のアームに複数の変調電極を備えた干渉
型光変調器と、該干渉型光変調器にキャリア光を供給す
る連続波光源と、複数の入力電気信号をそれぞれ1/A
以下のパルス幅のHZ符号に変換し、かつ順に1/Aず
つ異なる遅延時間を与えた後、前記干渉型光変調器の前
記各変調電極に入力する手段と、前記干渉型光変調器の
入力光に両アーム間で半波長の位相差を与える手段と、
を具備することを特徴とする光送信装置である。
【0012】請求項2に係る発明は、複数の入力電気信
号を周波数Aの信号速度の光信号に多重変調する光送信
装置であって、片側のアームに複数の変調電極を備えた
干渉型光変調器と、該干渉型光変調器にキャリア光を供
給する連続波光源と、複数の入力電気信号をそれぞれ1
/A以下のパルス幅のRZ符号に変換し、かつ順に1/
Aずつ異なる遅延時間を与え、さらに、偶数番目又は奇
数番目の入力電気信号の信号極性を反転した後、前記干
渉型光変調器の前記各変調電極に入力する手段と、を具
備することを特徴とする光送信装置である。
【0013】請求項3に係る発明は、複数の入力電気信
号を周波数Aの信号速度の光信号に多重変調する光送信
装置であって、片側のアームに複数の変調電極を備えた
干渉型光変調器と、該干渉型光変調器にパルス光を供給
するパルス光源と、複数の入力電気信号をそれぞれ1/
A以下のパルス幅のRZ符号に変換し、かつ順に1/A
ずつ異なる遅延時間を与え、さらに、偶数番目又は奇数
番目の入力電気信号の信号極性を反転した後、前記干渉
型光変調器の前記各変調電極に入力する手段と、を具備
することを特徴とする光送信装置である。
【0014】請求項4に係る発明は、複数の入力電気信
号を周波数Aの信号速度の光信号に多重変調する光送信
装置であって、両側のアームにそれぞれ同数の変調電極
を備えた干渉型光変調器と、該干渉型光変調器にキャリ
ア光を供給する連続波光源と、複数の入力電気信号をそ
れぞれ1/A以下のパルス幅のRZ符号に変換し、かつ
順に1/Aずつ異なる遅延時間を与えた後、前記干渉型
光変調器の前記各変調電極に入力する手段と、前記干渉
型光変調器の入力光に両アーム間で半波長の位相差を与
える手段と、を具備することを特徴とする光送信装置で
ある。
【0015】請求項5に係る発明は、複数の入力電気信
号を周波数Aの信号速度の光信号に多重変調する光送信
装置であって、両側のアームにそれぞれ同数の変調電極
を備えた干渉型光変調器と、該干渉型光変調器にパルス
光を供給するパルス光源と、複数の入力電気信号をそれ
ぞれ1/A以下のパルス幅のRZ符号に変換し、かつ順
に1/Aずつ異なる遅延時間を与えた後、前記干渉型光
変調器の前記各変調電極に入力する手段と、前記干渉型
光変調器の入力光に両アーム間で半波長の位相差を与え
る手段と、を具備することを特徴とする光送信装置であ
る。
【0016】請求項6に係る発明は、複数の入力電気信
号を周波数Aの信号速度の光信号に多重変調する光送信
装置であって、両側のアームにそれぞれ同数の変調電極
を備えた干渉型光変調器と、該干渉型光変調器にキャリ
ア光を供給する連続波光源と、複数の入力電気信号をそ
れぞれ1/A以下のパルス幅のRZ符号に変換し、かつ
順に1/Aずつ異なる遅延時間を与え、さらに、偶数番
目又は奇数番目の入力電気信号の信号極性を反転した
後、前記干渉型光変調器の前記各変調電極に入力する手
段と、を具備することを特徴とする光送信装置である。
【0017】請求項7に係る発明は、複数の入力電気信
号を周波数Aの信号速度の光信号に多重変調する光送信
装置であって、両側のアームにそれぞれ同数の変調電極
を備えた干渉型光変調器と、該干渉型光変調器にパルス
光を供給するパルス光源と、複数の入力電気信号をそれ
ぞれ1/A以下のパルス幅のRZ符号に変換し、かつ順
に1/Aずつ異なる遅延時間を与え、さらに、偶数番目
又は奇数番目の入力電気信号の信号極性を反転した後、
前記干渉型光変調器の前記各変調電極に入力する手段
と、を具備することを特徴とする光送信装置である。請
求項1から請求項7までの発明では、従来の光送信装置
よりも、少ない数のマッハツェンダ型光変調器で複数の
データ信号を多重変調することができ、併せて、従来の
光送信装置よりも光損失を小さくすることができる。
【0018】請求項8に係る発明は、複数の入力電気信
号を周波数Aの信号速度の光信号に多重変調する光送信
装置であって、キャリア光を供給する連続波光源と、該
連続波光源からのキャリア光をN個(Nは整数)に分配
する光分配回路と、該分配回路で分配されたキャリア光
をそれぞれ電気信号によって変調するN個の光変調器
と、該N個の光変調器からの光信号を合波する光結合回
路と、N個の入力電気信号をそれぞれ1/A以下のパル
ス幅のRZ符号に変換し、かつ、順に1/Aずつ異なる
遅延時間を与えた後、前記光変調器に入力する手段とを
具備することを特徴とする光送信装置である。
【0019】請求項9に係る発明は、複数の入力電気信
号を周波数Aの信号速度の光信号に多重変調する光送信
装置であって、キャリア光を供給する連続波光源と、該
連続波光源からのキャリア光をN個(Nは整数)に分配
する光分配回路と、該分配回路で分配されたキャリア光
をそれぞれ電気信号によって変調するN個の光変調器
と、該N個の光変調器からの光信号に順に1/Aずつ異
なる遅延時間を与える光遅延回路と、該光遅延回路から
の光信号を合波する光結合回路と、N個の入力電気信号
をそれぞれ1/A以下のパルス幅のRZ符号に変換した
後、前記光変調器に入力する手段とを具備することを特
徴とする光送信装置である。
【0020】請求項10に係る発明は、複数の入力電気
信号を周波数Aの信号速度の光信号に多重変調する光送
信装置であって、キャリア光を供給する連続波光源と、
該連続波光源からのキャリア光をN個(Nは整数)に分
配する光分配回路と、該分配回路で分配されたキャリア
光をそれぞれ電気信号によって変調するN個の光変調器
と、該N個の光変調器からの光信号を奇数番目と偶数番
目で光位相の半周期だけ異なるよう光の位相をシフトさ
せる光位相シフト回路と、該光位相シフト回路からの光
信号を合波する光結合回路と、N個の入力電気信号をそ
れぞれ1/A以下のパルス幅のRZ符号に変換し、か
つ、順に1/Aずつ異なる遅延時間を与えた後、前記光
変調器に入力する手段とを具備することを特徴とする光
送信装置である。
【0021】請求項11に係る発明は、複数の入力電気
信号を周波数Aの信号速度の光信号に多重変調する光送
信装置であって、キャリア光を供給する連続波光源と、
該連続波光源からのキャリア光をN個(Nは整数)に分
配する光分配回路と、該分配回路で分配されたキャリア
光をそれぞれ電気信号によって変調するN個の光変調器
と、該N個の光変調器からの光信号のうち、奇数番目又
は偶数番目の光信号の光位相を半周期の奇数倍だけシフ
トさせる光位相シフト回路と、該光位相シフト回路から
の光信号を合波する光結合回路と、N個の入力電気信号
をそれぞれ1/A以下のパルス幅のRZ符号に変換し、
かつ、順に1/Aずつ異なる遅延時間を与えた後、前記
光変調器に入力する手段とを具備することを特徴とする
光送信装置である。請求項8から請求項11までの発明
では、光信号を並列処理することにより、従来の光送信
装置よりも、少ない数の光変調器と光損失の低減を図る
ことができる。
【0022】請求項12に係る発明は、複数の入力電気
信号を周波数Aの信号速度の光信号に多重変調する光送
信装置であって、キャリア光を供給する連続波光源と、
該連続波光源からのキャリア光をN個(Nは整数)に分
配する光分配回路と、該分配回路で分配されたキャリア
光をそれぞれ電気信号によって変調するN個の光変調器
と、該N個の光変調器からの光信号に順に1/Aずつ異
なる遅延時期を与える光遅延回路と、該光遅延回路から
の光信号を奇数番目と偶数番目で光位相の半周期だけ異
なるよう光の位相をシフトさせる光位相シフト回路と、
該光位相シフト回路からの光信号を合波する光結合回路
と、N個の入力電気信号をそれぞれ1/A以下のパルス
幅のRZ符号に変換した後に前記光変調器に入力する手
段とを具備することを特徴とする光送信装置である。
【0023】請求項13に係る発明は、複数の入力電気
信号を周波数Aの信号速度の光信号に多重変調する光送
信装置であって、キャリア光を供給する連続波光源と、
該連続波光源からのキャリア光をN個(Nは整数)に分
配する光分配回路と、該分配回路で分配されたキャリア
光をそれぞれ電気信号によって変調するN個の光変調器
と、該N個の光変調器からの光信号に順に1/Aずつ異
なる遅延時間を与える光遅延回路と、該光遅延回路から
の光信号のうち奇数番目又は偶数番目の光信号の光位相
を半周期の奇数倍だけシフトさせる光位相シフト回路
と、該光位相シフト回路からの光信号を合波する光結合
回路と、N個の入力電気信号をそれそれ1/A以下のパ
ルス幅のRZ符号に変換した後に前記光変調器に入力す
る手段とを具備することを特徴とする光送信装置であ
る。
【0024】請求項14に係る発明は、前記光送信装置
において生成される光信号のデューティを制御する光強
度変調手段を有することを特徴とする請求項1、2、
4、6、8乃至13のいずれかに記載の光送信装置であ
る。
【0025】請求項15に係る発明は、請求項14に記
載の光送信装置において、前記光強度変調手段として、
両側駆動型マッハツェンダ変調器を用いることを特徴と
する光送信装置である。
【0026】請求項16に係る発明は、前記光送信装置
において生成される光信号に含まれる不要な高調波成分
を除去する光帯域制限手段を有することを特徴とする請
求項1乃至15のいずれかに記載の光送信装置である。
【0027】請求項17に係る発明は、請求項1乃至1
5のいずれかに記載の光送信装置を並列に複数設け、こ
の複数の光送信装置をそれぞれ光波長の異なる光信号が
出力されるように設定し、この複数の光送信装置からそ
れぞれ出力される複数の異なる光波長の光信号を合波し
波長多重して出力する光合波手段とを有することを特徴
とする光送信装置である。
【0028】請求項18に係る発明は、請求項17に記
載の光送信装置において、前記光合波手段が複数の異な
る光波長の異なる光信号を合波すると共に、不要な高調
波成分を除去し得るように必要な光信号帯域以外の成分
を遮断する特性を有することを特徴とする光送信装置で
ある。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、添付の図面を参照して説明する。 (実施の形態1)請求項1に係る発明の実施の形態を図
7に示す。本光送信装置は、キャリア光を出力する連続
波光源11と、N個(Nは2以上の整数)の変調電極1
6−1〜16−Nを持つマッハツェンダ型光変調器18
と、NRZ符号のデータ信号をRZ符号に変換するN個
の零復帰変換回路14−1〜14−Nと、チャネル2〜
Nのデータ信号にそれぞれ(1/A)×kの遅延を与え
る遅延回路15−1〜15−(N−1)と、干渉型光変
調器の入力光に同アーム間で半波長の位相差を与える手
段として、マッハツェンダ型光変調器18の片方のアー
ムにVπのバイアスを印加するバイアス回路10を備え
ている。但し、Aは信号光17の信号速度の周波数(H
z)、kは1からN−1までの整数、Vπは、入力光を
半波長だけ位相シフトさせる駆動電圧である。ここで
は、バイアス回路10は、データ信号を変調する側のア
ームに配置したが、反対側のアームに配置して電圧Vπ
を印加してもよい。または、それぞれのアームに+Vπ
/2と−Vπ/2の電圧を印加してもよい。また、遅延
回路15と零復帰変換回路14の接続順番は入れ替えて
もよい。
【0030】連続波光源11からのキャリア光12はマ
ッハツェンダ型光変調器18に入力される。マッハツェ
ンダ型光変調器18の片側のアームに、バイアス回路1
0によってVπのバイアスを印加しておく。チャネル1
〜Nのデータ信号13はそれぞれ零復帰変換回路14−
1〜14−Nでパルス幅1/A以下、即ち、デューティ
が1/N以下のRZ(Return-to-Zero)符号に変換され
る。1/Aのパルス幅であれば、信号光17はNRZ符
号となり、1/(2A)のパルス幅であれば、信号光1
7は50%デューティのRZ符号となる。印加する電圧
振幅はpeak-to-peakでVπとしておけばよい。さらに、
遅延回路15−1〜15−(N−1)でそれぞれ(1/
A)×kだけ遅延された後、マッハツェンダ型光変調器
18の変調電極16−1〜16−Nで変調されて周波数
Aの信号速度の信号光17を生成することができる。本
実施の形態では、変調電極16−1には遅延回路を接続
していないが、遅延差を1/Aずつだけ与えるために、
総ての変調電極に遅延回路を接続してもよい。
【0031】本光送信装置における多重変調の原理を図
8及び図9に示す。いずれも、2つのデータ信号を多重
変調する例を示している。図8は、零復帰変換回路14
−1〜14−Nでパルス幅1/(2A)、即ち、デュー
ティが1/(2N)のRZ(Return-to-Zero)符号に変
換する場合である。マッハツェンダ型光変調器18の片
方のアームにVπのバイアスが印加されているため、両
信号が“0”のときは、アーム間の位相差はπとなり、
光信号は“0”となる。いずれかのデータ信号が“1”
のときは、アーム間の位相差は2πとなり、光信号は
“1”となる。この結果、多重変調された光信号はデュ
ーティ50%のRZ符号となる。
【0032】図9は、零復帰変換回路14−1〜14−
Nでパルス幅1/A、即ち、デューティが1/NのRZ
(Return-to-Zero)符号に変換する場合である。図8と
同じように動作し、多重変調された光信号はデューティ
100%のNRZ符号となる。
【0033】4つのデータ信号を多重変調する場合のタ
イムチャートを図10に示す。それぞれビットレートA
/4のデータ信号を多重する例である。4つのデータ信
号#1〜#4は1/(2N)=1/8のデューティのR
Z符号に変換され、さらに、(1/A)ずつ異なる遅延
を与えられる。これらの信号をマッハツェンダ型光変調
器18の各変調電極16−1〜16−Nに印加すると、
デューティ50%のRZ符号で周波数Aの信号速度の変
調光が出力される。
【0034】本実施の形態では異なるビットレートのデ
ータ信号を多重することもできる。そのタイムチャート
を図11に示す。図11は、データ信号#1、#2と#
5は周波数がA/4の信号速度、データ信号#3と#4
は周波数がA/8の信号速度で、1/N=1/4のデュ
ーティのRZ符号に変換する例である。データ信号#3
と#4はRZ符号に変換される際に、他の信号の半分の
頻度で打ち抜かれることにより他のデータ信号と同様に
多重される。その結果、デューティ100%のNRZ符
号で周波数Aの信号速度の変調光が生成される。
【0035】以上、説明したように、本実施の形態で説
明した光送信装置では、従来の光送信装置よりも、少な
い数のマッハツェンダ型光変調器で複数のデータ信号を
RZ符号又はNRZ符号の光信号に多重変調することが
できた。その結果、従来例のマッハツェンダ光変調器を
従属接続して多重変調する場合に比較して光損失を小さ
くすることもできた。
【0036】(実施の形態2)請求項2に係る発明の実
施の形態を図12に示す。本光送信装置は、キャリア光
を出力する連続波光源11と、N個(Nは2以上の偶
数)の変調電極16−1〜16−Nを持つマッハツェン
ダ型光変調器18と、NRZ符号のデータ信号をRZ符
号に変換するN個の零復帰変換回路14−1〜14−N
と、チャネル2〜Nのデータ信号にそれぞれ(1/A)
×kの遅延を与える遅延回路15−1〜15−(N−
1)と、偶数番目のデータ信号を極性反転する信号極性
反転回路19を備えている。但し、Aは信号光17の信
号速度の周波数(Hz)、kは1からN−1までの整数
である。ここでは、偶数番目のデータ信号に信号極性反
転回路19を配置したが、奇数番目のデータ信号に配置
してもよい。また、信号極性反転回路19、遅延回路1
5、零復帰変換回路14の接続順番は入れ替えてもよ
い。
【0037】連続波光源11からのキャリア光12はマ
ッハツェンダ型光変調器18に入力される。チャネル1
〜Nのデータ信号13はそれぞれ零復帰変換回路14−
1〜14−Nでパルス幅1/A以下、即ち、デューティ
が1/N以下のRZ(Return-to-Zero)符号に変換され
る。1/Aのパルス幅であれば、信号光17のデータ信
号はデューティの変化するRZ符号となり、1/(2
A)のパルス幅であれば、信号光17のデータ信号は5
0%デューティのRZ符号となる。印加する電圧振幅は
peak-to-peakでVπとしておけばよい。さらに、遅延回
路15−1〜15−(N−1)でそれぞれ(1/A)×
kだけ遅延され、偶数番目のデータ信号の信号極性が反
転された後、マッハツェンダ型光変調器18の変調電極
16−1〜16−Nで変調されて周波数Aの信号速度の
信号光17を生成することができる。
【0038】本光送信装置における多重変調の原理を図
13及び図14に示す。いずれも、2つのデータ信号を
多重変調する例を示している。図13は、零復帰変換回
路14−1〜14−Nでパルス幅1/(2A)、即ち、
デューティが1/(2N)のRZ(Return-to-Zero)符
号に変換する場合である。偶数番目のデータ信号の信号
極性が反転されているため、両信号が“0”のときは、
アーム間の位相差はπとなり、光信号は“0”となる。
いずれかのデータ信号が“1”のときは、アーム間の位
相差は0又は2πとなり、光信号の光強度は“1”で、
光位相は0相又はπ相となる。この結果、多重変調され
た光信号はデューティ50%の交番位相RZ符号とな
る。
【0039】図14は、零復帰変換回路14−1〜14
−Nでパルス幅1/A、即ちディーティが1/NのRZ
(Return-to-Zero)符号に変換する場合である。図13
と同じように動作し、多重変調された光信号は交番位相
でデューティが100%から50%まで変化するRZ符
号となる。アイパタンを図21に示す。図21におい
て、デューティが50%、75%、100%と変化して
いる。
【0040】以上、説明したように、本実施の形態で説
明した光送信装置では、従来の光送信装置よりも、少な
い数のマッハツェンダ型光変調器で複数のデータ信号を
交番位相RZ符号又はデューティの変化する交番位相R
Z符号の光信号に多重変調することができた。その結
果、従来例のマッハツェンダ光変調器を従属接続して多
重変調する場合に比較して光損失を小さくすることもで
きた。
【0041】(実施の形態3)請求項3に係る発明の実
施の形態を図15に示す。本光送信装置は、パルス光を
出力するパルス光源21と、N個(Nは2以上の偶数)
の変調電極16−1〜16−Nを持つマッハツェンダ型
光変調器18と、NRZ符号のデータ信号をRZ符号に
変換するN個の零復帰変換回路14−1〜14−Nと、
チャネル2〜Nのデータ信号にそれぞれ(1/A)×k
の遅延を与える遅延回路15−1〜15−(N−1)
と、偶数番目のデータ信号を極性反転する信号極性反転
回路19を備えている。但し、Aは信号光17の信号速
度の周波数(Hz)、kは1からN−1までの整数であ
る。ここでは、偶数番目のデータ信号に信号極性反転回
路19を配置したが、奇数番目のデータ信号に配置して
もよい。また、信号極性反転回路19、遅延回路15、
零復帰変換回路14の接続順番は入れ替えてもよい。
【0042】パルス光源21からのパルス光26はマッ
ハツェンダ型光変調器18に入力される。連続光であれ
ば、チャネル1〜Nのデータ信号13はそれぞれ零復帰
変換回路14−1〜14−Nでパルス幅1/A以下、即
ち、デューティが1/N以下のRZ(Return-to-Zero)
符号に変換される。光源から連続光が供給されれば、1
/Aのパルス幅のときは、信号光17のデータ信号はN
RZ符号となり、1/(2A)のパルス幅のときは、信
号光17のデータ信号は50%デューティのRZ符号と
なるが、パルス光源21から供給されるパルス光のた
め、本実施の形態では、パルス幅はパルス光源が供給す
るパルス光の幅に制限される。印加する電圧振幅はpeak
-to-peakでVπとしておけばよい。さらに、遅延回路1
5−1〜15−(N−1)でそれぞれ(1/A)×kだ
け遅延され、偶数番目のデータ信号の信号極性が反転さ
れた後、マッハツェンダ型光変調器18の変調電極16
−1〜16−Nで変調されて周波数Aの信号速度の信号
光17を生成することができる。
【0043】本光送信装置における多重変調の原理を図
16及び図17に示す。いずれも、2つのデータ信号を
多重変調する例を示している。多重変調の原理は、ほぼ
実施の態様2と同じであるが、パルスのデューティは、
パルス光源のパルス幅に制限される点が異なる。その結
果、パルス光源のパルス幅が零復帰変換回路でのデュー
ティよりも狭い限り、信号光はCS−RZ符号となる。
従って、結果として、図16、図17とも同じCS−R
Z符号の信号光が出力されることになる。
【0044】以上、説明したように、本実施の形態で説
明した光送信装置では、従来の光送信装置よりも少ない
数のマッハツェンダ型光変調器で、複数のデータ信号を
CS−RZ符号の光信号に多重変調することができた。
その結果、従来例のマッハツェンダ光変調器を従属接続
して多重変調する場合に比較して光損失を小さくするこ
ともできた。
【0045】(実施の形態4)請求項4に係る発明の実
施の形態を図18に示す。本光送信装置は、キャリア光
を出力する連続波光源11と、N個(Nは2以上の偶
数)の変調電極16−1〜16−Nを持つ両側駆動のマ
ッハツェンダ型光変調器18と、NRZ符号のデータ信
号をRZ符号に変換するN個の零復帰変換回路14−1
〜14−Nと、チャネル2〜Nのデータ信号にそれぞれ
(1/A)×kの遅延を与える遅延回路15−1〜15
−(N−1)と、マッハツェンダ型光変調器18の片方
のアームにVπのバイアスを印加するバイアス回路10
を備えている。奇数番目のデータ信号は前記マッハツェ
ンダ型光変調器の一方側のアームに配置された変調電極
に印加され、偶数番目のデータ信号は前記マッハツェン
ダ型光変調器の他方側のアームに配置された変調電極に
印加される。但し、Aは信号光17の信号速度の周波数
(Hz)、kは1からN−1までの整数、Vπは、入力
光を半波長だけ位相シフトさせる駆動電圧である。ここ
では、バイアス回路10は、奇数番目のデータ信号を変
調する側のアームに配置したが、反対側のアームに配置
してもよい。また、遅延回路15と零復帰変換回路14
の接続順番は入れ替えてもよい。
【0046】連続波光源11からのキャリア光12はマ
ッハツェンダ型光変調器18に入力される。マッハツェ
ンダ型光変調器18の片側のアームに、バイアス回路1
0によってVπのバイアスを印加しておく。チャネル1
〜Nのデータ信号13はそれぞれ零復帰変換回路14−
1〜14−Nでパルス幅1/A以下、即ち、デューティ
が1/N以下のRZ(Return-to-Zero)符号に変換され
る。1/Aのパルス幅であれば、信号光17のデータ信
号はデューティの変化するRZ符号となり、1/(2
A)のパルス幅であれば、信号光17のデータ信号は5
0%デューティのRZ符号となる。印加する電圧振幅は
peak-to-peakでVπとしておけばよい。さらに、遅延回
路15−1〜15−(N−1)でそれぞれ(1/A)×
kだけ遅延された後、マッハツェンダ型光変調器18の
変調電極16−1〜16−Nで変調されて周波数Aの信
号速度の信号光17を生成することができる。
【0047】本光送信装置における多重変調の原理を図
19及び図20に示す。いずれも、2つのデータ信号を
多重変調する例を示している。図19は、零復帰変換回
路14−1〜14−Nでパルス幅1/(2A)、即ち、
デューティが1/(2N)のRZ(Return-to-Zero)符
号に変換する場合である、マッハツェンダ型光変調器1
8片方のアームにVπのバイアスが印加されているた
め、両信号が“0”のときは、アーム間の位相差はπと
なり、光信号は“0”となる。偶数番目のデータ信号が
“1”のときは、アーム間の位相差はゼロとなり、奇数
番目のデータ信号が“1”のときは、アーム間の位相差
は2πとなる。この結果、多重変調された光信号はデュ
ーティ50%の交番位相RZ符号となる。
【0048】図20は、零復帰変換回路14−1〜14
−Nでパルス幅1/A、即ちデューティが1/NのRZ
符号に変換する場合である。図19と同じように動作
し、多重変調された光信号はデューティ50%から10
0%まで変化する交番位相RZ符号となる。アイパタン
を図21に示す。デューティが50%、75%、100
%と変化している。
【0049】以上、説明したように、本実施の形態で説
明した光送信装置では、従来の光送信装置よりも、少な
い数のマッハツェンダ型光変調器で複数のデータ信号を
交番位相RZ符号又はデューティの変化する交番位相R
Z符号の光信号に多重変調することができた。その結
果、従来例のマッハツェンダ光変調器を従属接続して多
重変調する場合に比較して光損失を小さくすることもで
きた。
【0050】(実施の形態5)請求項5に係る発明の実
施の形態を図22に示す。本光送信装置は、パルス光を
出力するパルス光源21と、N個(Nは2以上の偶数)
の変調電極16−1〜16−Nを持つマッハツェンダ型
光変調器18と、NRZ符号のデータ信号をRZ符号に
変換するN個の零復帰変換回路14−1〜14−Nと、
チャネル2〜Nのデータ信号にそれぞれ(1/A)×k
の遅延を与える遅延回路15−1〜15−(N−1)
と、マッハツェンダ型光変調器18の片方のアームにV
πのバイアスを印加するバイアス回路10を備えてい
る。奇数番目のデータ信号は前記マッハツェンダ型光変
調器の一方側のアームに配置された変調電極に印加さ
れ、偶数番目のデータ信号は前記マッハツェンダ型光変
調器の他方側のアームに配置された変調電極に印加され
る。但し、Aは信号光17の信号速度の周波数(H
z)、kは1からN−1までの整数である。ここでは、
バイアス回路10は、奇数番目のデータ信号を変調する
側のアームに配置したが、反対側のアームに配置しても
よい。遅延回路15と零復帰変換回路14の接続順番は
入れ替えてもよい。
【0051】パルス光源21からのパルス光26はマッ
ハツェンダ型光変調器18に入力される。光源から連続
光が供給されれば、チャネル1〜Nのデータ信号13は
それぞれ零復帰変換回路14−1〜14−Nでパルス幅
1/A以下、即ち、デューティが1/N以下のRZ(Re
turn-to-Zero)符号に変換され、1/Aのパルス幅のと
きは、信号光17のデータ信号はデューティの変化する
RZ符号となり、1/(2A)のパルス幅のときは、信
号光17のデータ信号は50%デューティのRZ符号と
なる。しかし、パルス光のため、パルス幅はパルス光源
が供給するパルス光の幅に制限される。印加する電圧振
幅はpeak-to-peakでVπとしておけばよい。さらに、遅
延回路15−1〜15−(N−1)でそれぞれ(1/
A)×kだけ遅延され後、マッハツェンダ型光変調器1
8の変調電極16−1〜16−Nで変調されて周波数A
の信号速度の信号光17を生成することができる。
【0052】本光送信装置における多重変調の原理を図
23及び図24に示す。いずれも、2つのデータ信号を
多重変調する例を示している。多重変調の原理は、ほぼ
実施の態様4と同じであるが、パルスのデューティは、
パルス光源のパルス幅に制限される点が異なる。その結
果、パルス光源のパルス幅が零復帰変換回路でのデュー
ティよりも狭い限り、信号光はCS−RZ符号となる。
従って、結果として、図23、図24とも同じCS−R
Z符号の信号光が出力されることになる。
【0053】以上、説明したように、本実施の形態で説
明した光送信装置では、従来の光送信装置よりも少ない
数のマッハツェンダ型光変調器で、複数のデータ信号を
CS−RZ符号の光信号に多重変調することができた。
その結果、従来例のマッハツェンダ光変調器を従属接続
して多重変調する場合に比較して光損失を小さくするこ
ともできた。
【0054】(実施の形態6)請求項6に係る発明の実
施の形態を図25に示す。本光送信装置は、キャリア光
を出力する連続波光源11と、N個(Nは2以上の整
数)の変調電極16−1〜16−Nを持つマッハツェン
ダ型光変調器18と、NRZ符号のデータ信号をRZ符
号に変換するN個の零復帰変換回路14−1〜14−N
と、チャネル2〜Nのデータ信号にそれぞれ(1/A)
×kの遅延を与える遅延回路15−1〜15−(N−
1)と、偶数番目のデータ信号を極性反転する信号極性
反転回路19を備えている。奇数番目のデータ信号は前
記マッハツェンダ型光変調器の一方側のアームに配置さ
れた変調電極に印加され、偶数番目のデータ信号は前記
マッハツェンダ型光変調器の他方側のアームに配置され
た変調電極に印加される。但し、Aは信号光17の信号
速度の周波数(Hz)、kは1からN−1までの整数で
ある。ここでは、偶数番目のデータ信号に信号極性反転
回路19を配置したが、奇数番目のデータ信号に配置し
てもよい。また、信号極性反転回路19、遅延回路1
5、零復帰変換回路14の接続順番は入れ替えてもよ
い。
【0055】連続波光源11からのキャリア光12はマ
ッハツェンダ型光変調器18に入力される。チャネル1
〜Nのデータ信号13はそれぞれ零復帰変換回路14−
1〜14−Nでパルス幅1/A以下、即ち、デューティ
が1/N以下のRZ(Return-to-Zero)符号に変換され
る。1/Aのパルス幅であれば、信号光17のデータ信
号はNRZ符号となり、1/(2A)のパルス幅であれ
ば、信号光17のデータ信号は50%デューティのRZ
符号となる。印加する電圧振幅はpeak-to-peakでVπと
しておけばよい。さらに、遅延回路15−1〜15−
(N−1)でそれぞれ(1/A)×kだけ遅延され、偶
数番目のデータ信号の信号極性が反転された後、マッハ
ツェンダ型光変調器18の変調電極16−1〜16−N
で変調されて周波数Aの信号速度の信号光17を生成す
ることができる。
【0056】本光送信装置における多重変調の原理を図
26及び図27に示す。いずれも、2つのデータ信号を
多重変調する例を示している。図26は、零復帰変換回
路14−1〜14−Nでパルス幅1/(2A)、即ち、
デューティが1/(2N)のRZ(Return-to-Zero)符
号に変換する場合である。偶数番目のデータ信号の信号
極性が反転されているため、両信号が“0”のときは、
アーム間の位相差はπとなり、光信号は“0”となる。
偶数番目のデータ信号が“1”のときは、アーム間の位
相差は0となり、光信号の光強度は“1”で、光位相は
0相となり、奇数番目のデータ信号が“1”のときは、
アーム間の位相差は0となり、光信号の光強度は“1”
で、光位相はπ相となる。この結果、多重変調された光
信号はデューティ50%の交番位相RZ符号となる。
【0057】図27は、零復帰変換回路14−1〜14
−Nでパルス幅1/A即ち、デューティが1/NのRZ
(Return-to-Zero)符号に変換する場合である。図26
と同じように動作し、多重変調された光信号は位相変調
NRZ符号となる。NRZ符号の光信号の光スペクトル
とアイパターンを図28、図29に、位相変調NRZ符
号の光信号の光スペクトルとアイパターンを図30、図
31に示す。同者ともアイパターンは同じであるが、位
相変調NRZ符号の場合はキャリア成分が抑圧されてい
ることが分かる。この結果、誘導ブルリアン散乱を抑圧
することができる。また、光バンドパスフィルタで光信
号の帯域を制限することで、ビット間の境界部分の光強
度を下げることが出来る。そのときのアイパタンを図3
2に示す。同じ平均パワーで、ピークパワーを増加させ
ることができるため、光受信機で受信した後の電気信号
における信号対雑音比を増加させることができる。
【0058】以上、説明したように、本実施の形態で説
明した光送信装置では、従来の光送信装置よりも、少な
い数のマッハツェンダ型光変調器で複数のデータ信号を
交番位相RZ符号又は位相変調NRZ符号の光信号に多
重変調することができた。その結果、従来例のマッハツ
ェンダ光変調器を従属接続して多重変調する場合に比較
して光損失を小さくすることもできた。
【0059】(実施の形態7)請求項7に係る発明の実
施の形態を図33に示す。本光送信装置は、パルス光を
出力するパルス光源21と、N個(Nは2以上の偶数)
の変調電極16−1〜16−Nを持つマッハツェンダ型
光変調器18と、NRZ符号のデータ信号をRZ符号に
変換するN個の零復帰変換回路14−1〜14−Nと、
チャネル2〜Nのデータ信号にそれぞれ(1/A)×k
の遅延を与える遅延回路15−1〜15−(N−1)
と、偶数番目のデータ信号を極性反転する信号極性反転
回路19を備えている。奇数番目のデータ信号は前記マ
ッハツェンダ型光変調器の一方側のアームに配置された
変調電極に印加され、偶数番目のデータ信号は前記マッ
ハツェンダ型光変調器の他方側のアームに配置された変
調電極に印加される。但し、Aは信号光17の信号速度
の周波数(Hz)、kは1からN−1までの整数であ
る。信号極性反転回路19と遅延回路15と零復帰変換
回路14の接続順番は入れ替えてもよい。
【0060】パルス光源21からのパルス光26はマッ
ハツェンダ型光変調器18に入力される。光源から連続
光が供給されれば、チャネル1〜Nのデータ信号13は
それぞれ零復帰変換回路14−1〜14−Nでパルス幅
1/A以下、即ち、デューティが1/N以下のRZ(Re
turn-to-Zero)符号に変換される。1/Aのパルス幅の
ときは、信号光17のデータ信号はNRZ符号となり、
1/(2A)のパルス幅のときは、信号光17のデータ
信号は50%デューティのRZ符号となる。しかし、パ
ルス光源21から供給されるのはパルス光のため、パル
ス幅はパルス光源が供給するパルス光の幅に制限され
る。印加する電圧振幅はpeak-to-peakでVπとしておけ
ばよい。さらに、遅延回路15−1〜15−(N−1)
でそれぞれ(1/A)×kだけ遅延され、偶数番目のデ
ータ信号は信号極性が反転された後、マッハツェンダ型
光変調器18の変調電極16−1〜16−Nで変調され
て周波数Aの信号速度の信号光17を生成することがで
きる。
【0061】本光送信装置における多重変調の原理を図
34及び図35に示す。いずれも、2つのデータ信号を
多重変調する例を示している。多重変調の原理は、ほぼ
実施の態様6と同じであるが、パルスのデューティは、
パルス光源のパルス幅に制限される点が異なる。その結
果、パルス光源のパルス幅が零復帰変換回路でのデュー
ティよりも狭い限り、信号光はCS−RZ符号となる。
従って、結果として、図34、図35とも同じCS−R
Z符号の信号光が出力されることになる。
【0062】以上、説明したように、本実施の形態で説
明した光送信装置では、従来の光送信装置よりも少ない
数のマッハツェンダ型光変調器で、複数のデータ信号を
CS−RZ符号の光信号に多重変調することができた。
その結果、従来例のマッハツェンダ光変調器を従属接続
して多重変調する場合に比較して光損失を小さくするこ
ともできた。
【0063】(実施の形態8)請求項8に係る発明の実
施の形態を図36に示す。本光送信装置は、キャリア光
を出力する連続波光源11と、該連続波光源11からの
キャリア光をN個(Nは整数)に分配する光分配回路
と、該分配回路で分配されたキャリア光をそれぞれ電気
信号によって変調するN個の光変調器20と、該N個の
光変調器からの光信号を合波する光結合回路23と、N
個のデータ信号をRZ符号に変換するN個の零復帰変換
回路14−1〜14−Nと、チャネル2〜Nのデータ信
号にそれぞれ(1/A)×kの遅延を与える遅延回路1
5−1〜15−(N−1)と、を備えている。但し、A
は信号光17の信号速度の周波数(Hz)、kは1から
N−1までの整数である。遅延回路15と零復帰変換回
路14の接続順番は入れ替えてもよい。
【0064】連続波光源11からのキャリア光12は、
光分配回路22でN個の光変調器20に分配される。チ
ャネル1〜Nのデータ信号13はそれぞれ零復帰変換回
路14−1〜14〜Nでパルス幅1/A以下、即ち、デ
ューティが1/N以下のRZ(Return-to-Zero)符号に
変換される。さらに、遅延回路15−1〜15−(N−
1)でそれぞれ(1/A)×kだけ遅延された後、変調
器20の変調電極16−1〜16−Nで変調される。変
調されたN個の光信号は、光結合回路23で結合され、
周波数Aの信号速度の信号光17を生成する。零復帰変
換回路14で変換する際に1/Aのパルス幅であれば、
信号光17のデータ信号はNRZ符号となり、1/(2
A)のパルス幅であれば、信号光17のデータ信号は5
0%デューティのRZ符号となる。
【0065】本光送信装置では、N個のキャリア光を並
列処理した上で、結合することにより、高速の光信号に
多重変調するものである。従来は、N個のキャリア光を
並列処理する場合は、N個の光キャリア光に分配した
後、光変調器でクロック信号により打ち抜いた光パルス
を次段の光変調器でデータ信号により変調し、さらに、
光結合回路で結合する構成であった。従って、本実施の
形態では、従来に比較して少ない数の変調器で、複数の
データ信号を高速の光信号に多重変調することができ
た。その結果、従来例の光変調器を従属接続して多重変
調する場合に比較して光損失を小さくすることもでき
た、
【0066】(実施の形態9)請求項9に係る発明の実
施の形態を図37に示す。本光送信装置は、キャリア光
を出力する連続波光源11と、該連続波光源11からの
キャリア光をN個(Nは整数)に分配する光分配回路
と、該分配回路で分配されたキャリア光をそれぞれ電気
信号によって変調するN個の光変調器20と、該N個の
光変調器からの光信号に順に1/Aずつ異なる遅延時間
を与える光遅延回路24と、該N個の光遅延回路からの
光信号を合波する光結合回路23と、N個のデータ信号
をRZ符号に変換するN個の零復帰変換回路14−1〜
14−Nとを備えている。但し、Aは信号光17の信号
速度の周波数(Hz)、kは1からN−1までの整数で
ある。光変調器20と光遅延回路24の接続順は入れ替
えてもよい。光遅延回路は光導波路の長さを変えること
によって得られる。
【0067】実施の形態8では各データ信号の遅延を電
気レベルで行っていたが、本実施の形態では、光レベル
で行う点で異なる。連続波光源11からのキャリア光1
2は、光分配回路22でN個の光変調器20に分配され
る。チャネル1〜Nのデータ信号13はそれぞれ零復帰
変換回路14−1〜14−Nでパルス幅1/A以下、即
ち、デューティが1/N以下のRZ(Return-to-Zero)
符号に変換される。さらに、変調器20の変調電極16
−1〜16−Nで変調された後、変調されたN個の光信
号は、光結合回路23で結合され、周波数Aの信号速度
の信号光17を生成する。零復帰変換回路14で変換す
る際に1/Aのパルス幅であれば、信号光17のデータ
信号はNRZ符号となり、1/(2A)のパルス幅であ
れは、信号光17のデータ信号は50%デューティのR
Z符号となる。
【0068】本光送信装置では、N個のキャリア光を並
列処理した上で、結合することにより、高速の光信号に
多重変調するものである。従来は、N個のキャリア光を
並列処理する場合は、N個の光キャリア光に分配した
後、光変調器でクロック信号により打ち抜いた光パルス
を次段の光変調器でデータ信号により変調し、さらに、
光結合回路で結合する構成であった。従って、本実施の
形態では、従来に比較して少ない数の変調器で、複数の
データ信号を高速の光信号に多重変調することができ
た。また、従来例の光変調器を従属接続して多重変調す
る場合に比較して光損失を小さくすることもできた。さ
らに、各データの遅延処理を、光導波路の長さだけで、
処理できるため、より簡易の構成とすることができた。
【0069】(実施の形態10)請求項10に係る発明
の実施の形態を図38に示す。本光送信装置は、キャリ
ア光を出力する連続波光源11と、該連続波光源11か
らのキャリア光をN個(Nは整数)に分配する光分配回
路と、該分配回路で分配されたキャリア光をそれぞれ電
気信号によって変調するN個の光変調器20と、該N個
の光変調器からの光信号を奇数番目と偶数番目で光位相
の半周期だけ異なるよう光の位相をシフトさせる光位相
シフト回路25と、該光位相シフト回路からの光信号を
合波する光結合回路23と、N個のデータ信号をRZ符
号に変換するN個の零復帰変換回路14−1〜14−N
と、チャネル2〜Nのデータ信号にそれぞれ(1/A)
×kの遅延を与える遅延回路15−1〜15−(N−
1)と、を備えている。但し、Aは信号光17の信号速
度の周波数(Hz)、kは1からN−1までの整数であ
る。遅延回路15と零復帰変換回路14の接続順、及び
光変調器20と光位相シフト回路25の接続順は入れ替
えてもよい。光位相シフト回路は、導波路の長さを変え
るか、導波路の屈折率を変えることによって得られる。
【0070】連続波光源11からのキャリア光12は、
光分配回路22でN個の光変調器20に分配される。チ
ャネル1〜Nのデータ信号13はそれぞれ零復帰変換回
路14−1〜14−Nでパルス幅1/A以下、即ち、デ
ューティが1/N以下のRZ(Return-to-Zero)符号に
変換される。さらに、遅延回路15−1〜15−(N−
1)でそれぞれ(1/A)×kだけ遅延された後、変調
器20の変調電極16−1〜16−Nで変調される。変
調された光信号は、光位相シフト回路25で光信号を奇
数番目と偶数番目で光位相の半周期だけ異なるよう光の
位相をシフトさせる。その後、光信号は、光結合回路2
3で結合され、周波数Aの信号速度の信号光17を生成
する。零復帰変換回路14で変換する際に1/Aのパル
ス幅であれば、信号光17のデータ信号はデューティの
変化する交番位相RZ符号となり、1/(2A)のパル
ス幅であれば、信号光17のデータ信号は交番位相RZ
符号となる。いずれも、光信号のデューティが一定にな
る条件で、光変調器としてXカットLN変調器を用いれ
ば変調器にチャープはなくなり、CS−RZ符号とな
る。
【0071】本光送信装置における多重変調の原理を図
39に示す。いずれも、2つのデータ信号を多重変調す
る例を示している。図39は、零復帰変換回路14−1
〜14−Nでパルス幅1/(2A)、即ち、デューティ
が1/(2N)のRZ(Return-to-Zero)符号に変換す
る場合である。奇数番目のデータ信号の光周波数が半周
期、即ちπ位相だけシフトされているため、両信号光間
の位相差はπとなる。この結果、多重変調された光信号
はデューティ50%の交番位相RZ符号となる。パルス
幅が1/Aのときは、デューティの変化する交番位相R
Z符号となる。いずれも、光信号のデューティが一定に
なる条件で、光変調器としてXカットLN変調器を用い
れば変調器にチャープはなくなり、CS−RZ符号とな
る。
【0072】本実施の形態では、従来に比較して少ない
数の変調器で、複数のデータ信号を高速の光信号に多重
変調することができた。また、従来例の光変調器を従属
接続して多重変調する場合に比較して光損失を小さくす
ることもできた。さらに、各データの遅延処理を、光導
波路の長さや屈折率を変えるだけで、光位相シフト処理
ができるため、より簡易の構成とすることができた。
【0073】(実施の形態11)請求項11に係る発明
の実施の形態を図40に示す。本光送信装置は、キャリ
ア光を出力する連続波光源11と、該連続波光源11か
らのキャリア光をN個(Nは整数)に分配する光分配回
路と、該分配回路で分配されたキャリア光をそれぞれ電
気信号によって変調するN個の光変調器20と、該N個
の光変調器からの光信号のうち、偶数番目の光信号の光
位相を単周期の奇数倍だけシフトさせる光位相シフト回
路25と、該光位相シフト回路からの光信号を合波する
光結合回路23と、N個のデータ信号をRZ符号に変換
するN個の零復帰変換回路14−1〜14−Nと、チャ
ネル2〜Nのデータ信号にそれぞれ(1/A)×kの遅
延を与える遅延回路15−1〜15−(N−1)と、を
備えている。但し、Aは信号光17の信号速度の周波数
(Hz)、kは1からN−1までの整数である。遅延回
路15と零復帰変換回路14の接続順、及び光変調器2
0と光位相シフト回路25の接続順は入れ替えてもよ
い。また、光位相シフト回路25は奇数番目の光信号の
光位相を半周期の奇数倍だけシフトさせることでもよ
い。光位相シフト回路は、導波路の長さを変えるか、導
波路の屈折率を変えることによって得られる。
【0074】連続波光源11からのキャリア光12は、
光分配回路22でN個の光変調器20に分配される。チ
ャネル1〜Nのデータ信号13はそれぞれ零復帰変換回
路14−1〜14−Nでパルス幅1/A以下、即ち、デ
ューティが1/N以下のRZ(Return-to-Zero)符号に
変換される。さらに、遅延回路15−1〜15−(N−
1)でそれぞれ(1/A)×kだけ遅延された後、変調
器20の変調電極16−1〜16−Nで変調される。変
調された光信号は、光位相シフト回路25で偶数番目の
データ信号を変調した光信号を、光位相の半周期だけ異
なるよう光の位相をシフトさせる。その後、光信号は、
光結合回路23で結合され、周波数Aの信号速度の信号
光17を生成する。零復帰変換回路14で変換する際に
1/Aのパルス幅であれば、信号光17のデータ信号は
デューティの変化する交番位相RZ符号となり、1/
(2A)のパルス幅であれば、信号光17のデータ信号
は交番位相RZ符号となる。いずれも、光信号のデュー
ティが一定になる条件で、光変調器としてXカットLN
変調器を用いれは変調器にチャープはなくなり、CS−
RZ符号となる。
【0075】本実施の形態では、従来に比較して少ない
数の変調器で、複数のデータ信号を高速の光信号に多重
変調することができた。また、従来例の光変調器を従属
接続して多重変調する場合に比較して光損失を小さくす
ることもできた。さらに、各データの遅延処理を光導波
路の長さや屈折率を変えるだけで光位相シフト処理で
き、その光位相シフト回路も半減することができた。
【0076】(実施の形態12)請求項12に係る発明
の実施の形態12の構成例のブロックを図41に示す。
本発明の光送信装置が実施の形態10の発明と異なる点
は、各データ信号13の遅延を、電気レベル(電気信号
の段階)で行うのではなく、光レベル(光信号の段階)
で行う点である。実施の形態12においては、実施の形
態10と同様の構成に対して、同一の符号を付し、これ
らの動作が同様のため説明を省略する。すなわち、実施
の形態12の発明は、実施の形態10における遅延回路
15(15−1〜15−(N-1))に換えて、光変調器2
0と光位相シフト回路25(25−1〜25−N)との間
に、各々光遅延回路50(50−1〜50−N)を介挿し
たものである。この遅延回路50は、チャンネル1〜N
により変調された光キャリア信号12各々に、それぞれ
(1/A)×kの遅延を与える。
【0077】これにより、実施の形態12の発明は、実
施の形態10のように、各データ信号13を遅延回路1
5により電気的に遅延させるのではなく、光遅延回路5
0により、上記データ信号13により変調されたキャリ
ア光に対して遅延を行う。すなわち、零復帰変換回路1
4-1〜14-NでRZ符号に変換された後、このRZ符号
により、キャリア光12を変調器20で変調する。そし
て、光遅延回路50により、変調されたキャリア光12
各々の遅延処理を行い、(1/A)×kだけ遅延する。
この光遅延回路50におけるキャリア光12の遅延処理
以外の動作は、実施の形態10と同様である。ここで、
零復帰変換回路14で変換する際に1/Aのパルス幅で
あれば、信号光17のデータ信号はデューティの変化す
る交番位相RZ符号となり、1/(2A)のパルス幅で
あれば、信号光17のデータ信号は交番位相RZ符号と
なる。いずれも、光信号のデューティが一定になる条件
で、光変調器としてXカットLN変調器を用いれば変調
器にチャープはなくなり、CS−RZ符号となる。した
がって、本発明の光送信装置は、実施の形態10の効果
に加え、各データ信号13の遅延処理を、光遅延回路5
0における光導波路の長さの調整だけで処理できる為、
より簡易な構成で実現可能である。
【0078】(実施の形態13)請求項13に係る発明
の実施の形態13の構成例のブロックを図42に示す。
本発明の光送信装置が実施の形態11の発明と異なる点
は、各データ信号13の遅延処理を電気レベルで行うの
ではなく、光レベルで行う点である。すなわち、実施の
形態13の発明は、実施の形態11における遅延回路1
5(15−1〜15−(N-1))に換えて、奇数チャンネ
ルに対応する導波路において、光変調器20と光結合回
路23との間に光遅延回路50(50−1,50−3,
…,50−(N-1))を各々介挿し、偶数チャンネルに対
応する導波路において、光変調器20と光位相シフト回
路25(25−1〜25−N/2)との間に、光遅延回路5
0(50−2,50−4,…,50−N)を介挿したもの
である。この遅延回路50は、チャンネル1〜Nにより
変調された光キャリア信号12各々に、それぞれ(1/
A)×kの遅延を与える。
【0079】これにより、実施の形態13の発明は、各
データ信号13の遅延を遅延回路15により電気的に行
うのでなく、光遅延回路50により光レベルで行う。す
なわち、零復帰変換回路14-1〜14-NによりRZ符号
に変換された後、このRZ符号により、キャリア光12
を変調器20で変調し、そして光遅延回路50により、
変調されたキャリア光12各々の遅延処理を行い、(1
/A)×kだけ遅延する。この光遅延回路50における
キャリア光12の遅延処理以外の動作は、実施の形態1
1と同様である。ここで、零復帰変換回路14で変換す
る際に1/Aのパルス幅であれば、信号光17のデータ
信号はデューティの変化する交番位相RZ符号となり、
1/(2A)のパルス幅であれば、信号光17のデータ
信号は交番位相RZ符号となる。いずれも、光信号のデ
ューティが一定になる条件で、光変調器としてXカット
LN変調器を用いれば変調器にチャープはなくなり、C
S−RZ符号となる。したがって、本発明の光送信装置
は、実施の形態11の効果に加え、各データ信号13の
遅延処理を、光遅延回路50における光導波路の長さの
調整だけで処理できる為、より簡易な構成で実現可能で
ある。
【0080】(実施の形態14)請求項14に係る発明
の実施の形態14の構成例のブロックを図43に示す。
本発明の実施の形態14の光送信装置は、実施の形態
1,2,4,6,8〜13に記載の光送信装置から出力
される各信号光を、光強度変調器60により強度変調し
た後、この光強度変調した信号光を出力する構成となっ
ている。上記光強度変調器60は、外部から入力される
デューティ50%のクロック信号61により駆動され、
ゲート動作することにより、デューティ50%で一定の
光信号(信号光)を生成することが出来る。そして、ビ
ット毎に光の位相が反転し、かつデューティ50%の光
信号は、高い分散耐力と高い受信感度との双方を満足す
る(両立させる)ことが出来る。
【0081】また、上記光強度変調器60は、前記クロ
ック信号のデューティを制御することにより、さらにデ
ューティの小さい光信号を生成することも可能である。
そして、さらにデューティを小さくすることにより、受
信感度を向上させることが可能となり、かつ偏波モード
分散(PMD)に対する耐力を向上させることも可能と
なる。この実施の形態14の光伝送装置の動作につい
て、図44(横軸の時間軸は(a)〜(c)で対応してい
る)を参照して説明する。図44(a)は、図43に示
す光送信装置(実施の形態1,2,4,6,8〜13に
よる光送信装置)から出力される光信号の光信号波形の
例を模式的に示す図である。図44(b)は、光強度変
調器60を駆動するクロック信号の例を模式的に示す図
である。図44(c)は、上記光強度変調器60から出
力される光信号の光波形の例を模式的に示す図である。
【0082】図44(a)に示したデューティが信号パ
ターンに依存して変化し、ビット毎に光の位相が反転す
る光信号に対して、図44(b)に示すクロック信号で
変調を行い、ゲート動作させることにより、図44
(c)に示したビット毎に光位相が反転したデューティ
50%の光信号を生成して、出力することが出来る。上
記クロック信号61のデューティを変えることにより、
光信号のデューティを制御することができ、分散耐力、
PMD耐力、受信感度等をシステム設計にあわせて変え
ることが可能となる。
【0083】(実施の形態15)請求項15に係る発明
の実施の形態15の構成例のブロックを図45に示す。
図45に示す光送信装置では、実施の形態14における
光信号のデューティの制御を行う光強度変調器60に換
えて、両側駆動型マッハツェンダ変調器62(マッハツ
ェンダ型光変調器38−3と同様な構成)を用いる。こ
こで、両側駆動型マッハツェンダ変調器62は、クロッ
ク信号63,64により、光送信装置からの信号光を1
タイムスロット毎に光信号の位相が反転した01交番の
パルス光に変調する。
【0084】そして、両側駆動型マッハツェンダ変調器
62は、上述したように、クロック信号63,64によ
りプッシュプル動作されることにより、チャープなしで
デューティの制御が可能となる。ここで、クロック信号
63とクロック信号64とは、極性が逆であり、振幅が
Vπ/2のpeak to peak(パルス(クロック信号63,
64)の山の部分から底の部分までの間隔)であり、い
ずれも周波数がB/2のクロックである。振幅Vπは光
信号の位相を反転(π相だけシフト)させる電圧振幅を
いい、周波数Bはデータ信号13のクロック周波数をい
う。したがって、実施の形態15の構成例は、両側駆動
型マッハツェンダ変調器62により、チャープなしでデ
ューティの制御動作が可能となり、出力する信号光にお
ける不要なスペクトル幅の増大を防ぐことが出来る。
【0085】(実施の形態16)請求項16に係る発明
の実施の形態16の構成例のブロックを図46に示す。
図46は、実施の形態16の構成例を示すブロック図で
ある。図46に示した光送信装置は、図18に示した実
施の形態4の光送信装置において、マッハツェンダ型光
変調器(両側駆動マッハツェンダ型変調器)18(図1
8において説明済みであるため、内部の構成は省略)の
後段に、光帯域制限器65を設けた点が異なるのみであ
り、その他の構成および動作は同じである。図46には
図18に示した実施の形態4の光送信装置を一例として
記載したが、実施の形態1から実施の形態15における
いずれかの構成の光送信装置でもよい。光帯域制限器6
5は、必要な光信号帯域以外の成分を遮断する透過帯域
を有し、不要な高調波成分を除去することで、周波数利
用効率を向上することが出来る。すなわち、光帯域制限
器65により光信号の帯域を制限することで、ビット間
の境界部分の光強度を下げることが出来る。したがっ
て、同じ平均パワーで、ピークパワーを増加させること
ができ、光受信機で受信した後の電気信号における信号
対雑音比を増加(向上)させることができる。
【0086】図46に示した光送信装置の動作につい
て、図47(図47(a)〜(c)の横軸は周波数)を参照
して説明する。図47(a)は、図46に示す光送信装
置において生成される光信号の光スペクトルの例を模式
的に示す図である。図47(b)は、光帯域制限器65
の透過特性例を模式的に示す図である。図47(c)
は、光帯域制限器65から出力される光信号の光信号ス
ペクトルの例を模式的に示す図である。光帯域制限器6
5は、光信号における必要な信号帯域(周波数帯域)を
透過させ、不要な高調波成分を除去するように透過帯域
が設定されている。これにより、図46に示す光送信装
置において、両側駆動マッハツェンダ型変調器18から
出力された信号光は、光帯域制限器65を通過すること
により、不要な高調波成分が抑圧される。上記した実施
の形態16のように、光送信装置を構成することによ
り、不要な高周波成分を抑圧することができ、周波数利
用効率を向上させることが可能となる。
【0087】図48〜図50は、実施の形態16に記載
の光送信装置においてマッハツェンダ型光変調器の駆動
信号がデューティ50%の場合の信号スペクトルおよび
信号波形の一例を示している。図48(a)が光帯域制
限を行っていない場合の信号光の光信号スペクトルを示
しており、図48(b)が光帯域制限を行った場合の信
号光の光信号スペクトルを示している。ここで、光帯域
制限器65は、透過帯域がビットレートの1.75倍で
あり、対応する高調波成分を除去するものとする。ま
た、図49(a)が光帯域制限を行っていない場合の信
号光の光波形を示しており、図49(b)が光帯域制限
を行った場合の信号光の光波形を示している。
【0088】そして、図50は光信号を電気信号へ変換
した後に、ビットレートの75%の帯域を持つ低域通過
フィルタを通過させたときの電気信号波形であり、図5
0(a)が光帯域制限を行っていない場合の電気信号波
形を示しており、図50(b)が光帯域制限を行った場
合の電気信号波形を示している。図48(a)及び
(b)の比較から判るように、不要な高調波成分を除去
することで、信号光の占有帯域を狭窄化することがで
き、周波数帯域が空くため、信号光をより多く伝搬させ
ることとなり、周波数利用効率を上げることが可能とな
るだけでなく、図49(a),(b)に示すように信号
光のデューティを小さくすることができるため、パワー
が狭い周波数範囲に集中することとなり、同一平均パワ
ーにおいてピーク値が高くなり、伝送特性が改善される
こととなる。
【0089】また、図50(a)各々示すように、光帯
域制限が行われていない場合、デューティが一定でない
信号においては、電気信号で帯域制限がかかるとデュー
ティが小さいパルスのピーク値が下がり、デューティー
定の信号に比べて特性劣化が発生する。しかしながら、
図50(b)に示すように、光帯域制限が行われた場
合、光信号におけるデューティの小さいパルスのピーク
パワーが、デューティの大きいパルスのピークパワーに
比較して大きくなる。これにより、本実施の形態16に
よれば、電気信号において帯域制限をかけることによ
り、デューティの違いによるピーク変動を小さくするこ
とができ、伝送特性を向上することが可能となる。
【0090】(実施の形態17)図51は、請求項17
および18に対応した実施の形態17の構成例を示すブ
ロック図である。図51に示した光送信装置は、実施の
形態1〜15に記載の光送信装置を複数並列に設けて、
この複数の光送信装置からそれぞれ光波長の異なる光信
号が出力されるよう設定し、出力された複数の光信号を
光合波器70で波長多重して出力するよう構成したもの
である。このように、波長多重を行うことにより、1本
の光ファイバにおける伝送容量をさらに増加させること
が出来る。図51に示す実施の形態17の光伝送装置に
おいて、光合波器70は必要な光信号帯域以外の成分を
遮断する特性を持つ周期的透過帯域を有し、不要な高調
波成分を除去する機能を有する。
【0091】図51に示した実施の形態17の光送信装
置の動作について、図52を参照して説明する(図52
(a)〜(c)の横軸は周波数)。図52(a)は、図51
に示す光合波器70に入力される信号光の光スペクトル
の例を模式的に示す図である。図52(b)は、光合波
器70の透過特性例を模式的に示す図である。図52
(c)は、光合波器70による波長多重され出力される
光信号の光スペクトルの例を模式的に示す図である。合
波器70は信号光に必要な信号帯域を透過させ、不要な
高調波成分を除去するような周期的透過特性に設定され
ている。これにより、各光送信装置から出力される信号
光は、光合波器70を通過することで、不要な高調波成
分を抑圧することとなる。上記の実施の形態17のよう
に光送信装置を構成することで、不要な高調波成分を抑
圧することができ、周波数利用効率を向上させることが
可能となる。さらに、実施の形態17の光送信装置は、
不要な高調波成分が抑圧されることにより、異なる波長
の信号間でのクロストーク・ノイズが抑圧される為、高
密度波長多重伝送が可能となる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来の光送信装置よりも少ない変調器と簡易な構成で各
種符号の高速光信号を多重変調することができる。ま
た、従来の構成よりも光損失を小さくすることもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の光送信装置の構成図
【図2】 従来の光送信装置の動作図
【図3】 従来の光送信装置の構成図
【図4】 従来の光送信装置の動作図
【図5】 従来の光送信装置の構成図
【図6】 従来の光送信装置の動作図
【図7】 本発明の光送信装置の構成図
【図8】 本発明の光送信装置の動作原理図
【図9】 本発明の光送信装置の動作原理図
【図10】 本発明の光送信装置の動作図
【図11】 本発明の光送信装置の動作図
【図12】 本発明の光送信装置の構成図
【図13】 本発明の光送信装置の動作原理図
【図14】 本発明の光送信装置の動作原理図
【図15】 本発明の光送信装置の構成図
【図16】 本発明の光送信装置の動作原理図
【図17】 本発明の光送信装置の動作原理図
【図18】 本発明の光送信装置の構成図
【図19】 本発明の光送信装置の動作原理図
【図20】 本発明の光送信装置の動作原理図
【図21】 本発明の光送信装置の出力波形
【図22】 本発明の光送信装置の構成図
【図23】 本発明の光送信装置の動作原理図
【図24】 本発明の光送信装置の動作原理図
【図25】 本発明の光送信装置の構成図
【図26】 本発明の光送信装置の動作原理図
【図27】 本発明の光送信装置の動作原理図
【図28】 本発明の光送信装置の出力信号のスぺクト
【図29】 本発明の光送信装置の出力波形
【図30】 本発明の光送信装置の出力信号のスぺクト
【図31】 本発明の光送信装置の出力波形
【図32】 本発明の光送信装置の出力波形
【図33】 本発明の光送信装置の構成図
【図34】 本発明の光送信装置の動作原理図
【図35】 本発明の光送信装置の動作原理図
【図36】 本発明の光送信装置の構成図
【図37】 本発明の光送信装置の構成図
【図38】 本発明の光送信装置の構成図
【図39】 本発明の光送信装置の動作原理図
【図40】 本発明の光送信装置の構成図
【図41】 本発明の光送信装置の構成図
【図42】 本発明の光送信装置の構成図
【図43】 本発明の光送信装置の構成図
【図44】 本発明の光送信装置の動作原理図
【図45】 本発明の光送信装置の構成図
【図46】 本発明の光送信装置の構成図
【図47】 本発明の光送信装置の動作原理図
【図48】 本発明の光送信装置の信号スペクトルおよ
び信号波形の一例
【図49】 本発明の光送信装置の構成図
【図50】 本発明の光送信装置の動作原理図
【図51】 本発明の光送信装置の構成図
【図52】 本発明の光送信装置の動作原理図
【符号の説明】
10:バイアス回路 11:連続波光源 12:キャリア光 13:データ信号 14:零復帰変換回路 15:遅延回路 16:変調電極 17:信号光 18:マッハツェンダ型光変調器 19:信号極性反転回路 20:光変調器 21:パルス光源 22:光分配回路 23:光結合回路 24:光遅延回路 25:光位相シフト回路 26:パルス光 30:光変調器 31:連続波光源 32:キャリア光 33:データ信号 34:光分配回路 35:光結合回路 36:変調電極 37:信号光 38−1:マッハツェンダ型光変調器 38−2:マッハツェンダ型光変調器 38−3:マッハツェンダ型光変調器 40:クロック信号 41:クロック信号 50:光遅延回路 60:光強度変調器 62:両側駆動マッハツェンダ型光変調器 65:光帯域制限器 70:光合波器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/152 H04J 3/00 14/08 (72)発明者 平野 章 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 2H079 AA02 AA12 BA01 BA03 CA05 EA05 EB04 FA02 FA03 GA01 HA15 KA20 5K028 AA07 BB08 CC01 KK02 SS02 5K102 AA11 AA61 AD12 AH02 AH04 AH23 AH30 PH02

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の入力電気信号を周波数Aの信号速
    度の光信号に多重変調する光送信装置であって、 片側のアームに複数の変調電極を備えた干渉型光変調器
    と、 該干渉型光変調器にキャリア光を供給する連続波光源
    と、 複数の入力電気信号をそれぞれ1/A以下のパルス幅の
    RZ符号に変換し、かつ順に1/Aずつ異なる遅延時間
    を与えた後、前記干渉型光変調器の前記各変調電極に入
    力する手段と、 前記干渉型光変調器の入力光に両アーム間で半波長の位
    相差を与える手段と、 を具備することを特徴とする光送信装置。
  2. 【請求項2】 複数の入力電気信号を周波数Aの信号速
    度の光信号に多重変調する光送信装置であって、 片側のアームに複数の変調電極を備えた干渉型光変調器
    と、 該干渉型光変調器にキャリア光を供給する連続波光源
    と、 複数の入力電気信号をそれぞれ1/A以下のパルス幅の
    RZ符号に変換し、かつ順に1/Aずつ異なる遅延時間
    を与え、さらに、偶数番目又は奇数番目の入力電気信号
    の信号極性を反転した後、前記干渉型光変調器の前記各
    変調電極に入力する手段と、 を具備することを特徴とする光送信装置。
  3. 【請求項3】 複数の入力電気信号を周波数Aの信号速
    度の光信号に多重変調する光送信装置であって、 片側のアームに複数の変調電極を備えた干渉型光変調器
    と、 該干渉型光変調器にパルス光を供給するパルス光源と、 複数の入力電気信号をそれぞれ1/A以下のパルス幅の
    RZ符号に変換し、かつ順に1/Aずつ異なる遅延時間
    を与え、さらに、偶数番目又は奇数番目の入力電気信号
    の信号極性を反転した後、前記干渉型光変調器の前記各
    変調電極に入力する手段と、 を具備することを特徴とする光送信装置。
  4. 【請求項4】 複数の入力電気信号を周波数Aの信号速
    度の光信号に多重変調する光送信装置であって、 両側のアームにそれぞれ同数の変調電極を備えた干渉型
    光変調器と、 該干渉型光変調器にキャリア光を供給する連続波光源
    と、 複数の入力電気信号をそれぞれ1/A以下のパルス幅の
    RZ符号に変換し、かつ順に1/Aずつ異なる遅延時間
    を与えた後、前記干渉型光変調器の前記各変調電極に入
    力する手段と、 前記干渉型光変調器の入力光に両アーム間で半波長の位
    相差を与える手段と、 を具備することを特徴とする光送信装置。
  5. 【請求項5】 複数の入力電気信号を周波数Aの信号速
    度の光信号に多重変調する光送信装置であって、 両側のアームにそれぞれ同数の変調電極を備えた干渉型
    光変調器と、 該干渉型光変調器にパルス光を供給するパルス光源と、 複数の入力電気信号をそれぞれ1/A以下のパルス幅の
    RZ符号に変換し、かつ順に1/Aずつ異なる遅延時間
    を与えた後、前記干渉型光変調器の前記各変調電極に入
    力する手段と、 前記干渉型光変調器の入力光に両アーム間で半波長の位
    相差を与える手段と、 を具備することを特徴とする光送信装置。
  6. 【請求項6】 複数の入力電気信号を周波数Aの信号速
    度の光信号に多重変調する光送信装置であって、 両側のアームにそれぞれ同数の変調電極を備えた干渉型
    光変調器と、 該干渉型光変調器にキャリア光を供給する連続波光源
    と、 複数の入力電気信号をそれぞれ1/A以下のパルス幅の
    RZ符号に変換し、かつ順に1/Aずつ異なる遅延時間
    を与え、さらに、偶数番目又は奇数番目の入力電気信号
    の信号極性を反転した後、前記干渉型光変調器の前記各
    変調電極に入力する手段と、 を具備することを特徴とする光送信装置。
  7. 【請求項7】 複数の入力電気信号を周波数Aの信号速
    度の光信号に多重変調する光送信装置であって、 両側のアームにそれぞれ同数の変調電極を備えた干渉型
    光変調器と、 該干渉型光変調器にパルス光を供給するパルス光源と、 複数の入力電気信号をそれぞれ1/A以下のパルス幅の
    RZ符号に変換し、かつ順に1/Aずつ異なる遅延時間
    を与え、さらに、偶数番目又は奇数番目の入力電気信号
    の信号極性を反転した後、前記干渉型光変調器の前記各
    変調電極に入力する手段と、 を具備することを特徴とする光送信装置。
  8. 【請求項8】 複数の入力電気信号を周波数Aの信号速
    度の光信号に多重変調する光送信装置であって、 キャリア光を供給する連続波光源と、 該連続波光源からのキャリア光をN個(Nは整数)に分
    配する光分配回路と、 該分配回路で分配されたキャリア光をそれぞれ電気信号
    によって変調するN個の光変調器と、 該N個の光変調器からの光信号を合波する光結合回路
    と、N個の入力電気信号をそれぞれ1/A以下のパルス
    幅のRZ符号に変換し、かつ、順に1/Aずつ異なる遅
    延時間を与えた後、前記光変調器に入力する手段とを具
    備することを特徴とする光送信装置。
  9. 【請求項9】 複数の入力電気信号を周波数Aの信号速
    度の光信号に多重変調する光送信装置であって、 キャリア光を供給する連続波光源と、 該連続波光源からのキャリア光をN個(Nは整数)に分
    配する光分配回路と、 該分配回路で分配されたキャリア光をそれぞれ電気信号
    によって変調するN個の光変調器と、 該N個の光変調器からの光信号に順に1/Aずつ異なる
    遅延時間を与える光遅延回路と、 該光遅延回路からの光信号を合波する光結合回路と、 N個の入力電気信号をそれぞれ1/A以下のパルス幅の
    RZ符号に変換した後、前記光変調器に入力する手段と
    を具備することを特徴とする光送信装置。
  10. 【請求項10】 複数の入力電気信号を周波数Aの信号
    速度の光信号に多重変調する光送信装置であって、 キャリア光を供給する連続波光源と、 該連続波光源からのキャリア光をN個(Nは整数)に分
    配する光分配回路と、 該分配回路で分配されたキャリア光をそれぞれ電気信号
    によって変調するN個の光変調器と、 該N個の光変調器からの光信号を奇数番目と偶数番目で
    光位相の半周期だけ異なるよう光の位相をシフトさせる
    光位相シフト回路と、 該光位相シフト回路からの光信号を合波する光結合回路
    と、 N個の入力電気信号をそれぞれ1/A以下のパルス幅の
    RZ符号に変換し、かつ、順に1/Aずつ異なる遅延時
    間を与えた後、前記光変調器に入力する手段とを具備す
    ることを特徴とする光送信装置。
  11. 【請求項11】 複数の入力電気信号を周波数Aの信号
    速度の光信号に多重変調する光送信装置であって、 キャリア光を供給する連続波光源と、 該連続波光源からのキャリア光をN個(Nは整数)に分
    配する光分配回路と、 該分配回路で分配されたキャリア光をそれぞれ電気信号
    によって変調するN個の光変調器と、 該N個の光変調器からの光信号のうち、奇数番目又は偶
    数番目の光信号の光位相を半周期の奇数倍だけシフトさ
    せる光位相シフト回路と、 該光位相シフト回路からの光信号を合波する光結合回路
    と、 N個の入力電気信号をそれぞれ1/A以下のパルス幅の
    RZ符号に変換し、かつ、順に1/Aずつ異なる遅延時
    間を与えた後、前記光変調器に入力する手段とを具備す
    ることを特徴とする光送信装置。
  12. 【請求項12】 複数の入力電気信号を周波数Aの信号
    速度の光信号に多重変調する光送信装置であって、 キャリア光を供給する連続波光源と、 該連続波光源からのキャリア光をN個(Nは整数)に分
    配する光分配回路と、 該分配回路で分配されたキャリア光をそれぞれ電気信号
    によって変調するN個の光変調器と、 該N個の光変調器からの光信号に順に1/Aずつ異なる
    遅延時期を与える光遅延回路と、 該光遅延回路からの光信号を奇数番目と偶数番目で光位
    相の半周期だけ異なるよう光の位相をシフトさせる光位
    相シフト回路と、 該光位相シフト回路からの光信号を合波する光結合回路
    と、 N個の入力電気信号をそれぞれ1/A以下のパルス幅の
    RZ符号に変換した後に前記光変調器に入力する手段と
    を具備することを特徴とする光送信装置。
  13. 【請求項13】 複数の入力電気信号を周波数Aの信号
    速度の光信号に多重変調する光送信装置であって、 キャリア光を供給する連続波光源と、 該連続波光源からのキャリア光をN個(Nは整数)に分
    配する光分配回路と、 該分配回路で分配されたキャリア光をそれぞれ電気信号
    によって変調するN個の光変調器と、 該N個の光変調器からの光信号に順に1/Aずつ異なる
    遅延時間を与える光遅延回路と、 該光遅延回路からの光信号のうち奇数番目又は偶数番目
    の光信号の光位相を半周期の奇数倍だけシフトさせる光
    位相シフト回路と、 該光位相シフト回路からの光信号を合波する光結合回路
    と、 N個の入力電気信号をそれそれ1/A以下のパルス幅の
    RZ符号に変換した後に前記光変調器に入力する手段と
    を具備することを特徴とする光送信装置。
  14. 【請求項14】 前記光送信装置において生成される光
    信号のデューティを制御する光強度変調手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1、2、4、6、8乃至13のい
    ずれかに記載の光送信装置。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の光送信装置におい
    て、 前記光強度変調手段として、両側駆動型マッハツェンダ
    変調器を用いることを特徴とする光送信装置。
  16. 【請求項16】 前記光送信装置において生成される光
    信号に含まれる不要な高調波成分を除去する光帯域制限
    手段を有することを特徴とする請求項1乃至15のいず
    れかに記載の光送信装置。
  17. 【請求項17】 請求項1乃至15のいずれかに記載の
    光送信装置を並列に複数設け、この複数の光送信装置を
    それぞれ光波長の異なる光信号が出力されるように設定
    し、この複数の光送信装置からそれぞれ出力される複数
    の異なる光波長の光信号を合波し波長多重して出力する
    光合波手段とを有することを特徴とする光送信装置。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の光送信装置におい
    て、 前記光合波手段が複数の異なる光波長の異なる光信号を
    合波すると共に、不要な高調波成分を除去し得るように
    必要な光信号帯域以外の成分を遮断する特性を有するこ
    とを特徴とする光送信装置。
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