JP2003324536A - インターホン装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 １つの表示装置で複数項目の情報を表示でき
るようにして、情報の多様化に対応することができるイ
ンターホン装置を提供すること。 【解決手段】 １つの液晶パネル５に外部情報の項目に
対応した複数のアイコン（お知らせマーク21、情報サー
ビスマーク22、来客マーク23、外出マーク24等）をまと
めて表示するとともに、情報入力手段11に入力された外
部情報の項目に対応するアイコンの周囲にリング状で色
違いのマークを表示し、そのアイコンを押下することに
より、情報記憶手段16からその項目に対応する外部情報
を読み出して液晶パネル５に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する分野】本発明は、インターホン装置に関
し、詳しくは、１つの表示画面に多数の情報を表示する
ことができるインターホン装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】近時のインターホン装置は、来訪者の画
像を表示して通話を行うことに加えて、インターネット
等の通信回線を介してメールを受信したり、交通情報や
天気情報等の有益な情報を受信する機能を備えており、
単なるインターホン装置としての範疇を超えた機器にな
っている。

【０００３】この種のインターホン装置は、受信した情
報を表示する液晶ディスプレイ等の表示装置を備えてお
り、入力した情報を表示画面に表示するようになってい
る。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のインターホン装置にあっては、単一の情報入
力に対して単一の表示しか行うことができず、複数の項
目（メール、天気情報、来訪者の画像等）の情報入力に
対しては同等数の表示装置を設けなければならず、イン
ターホン装置の製造コストが増大してしまうという問題
があった。

【０００５】そこで本発明は、上記従来の問題を解決す
るもので、１つの表示装置で複数項目の情報を表示でき
るようにして、低コストで情報の多様化に対応すること
ができるインターホン装置を提供するものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明のインターホン装
置は、来訪者の画像および複数の項目の外部情報をそれ
ぞれ写し出す画面表示手段と、前記複数の項目の外部情
報が入力される情報入力手段と、前記情報入力手段に入
力された前記外部情報を記憶する情報記憶手段と、前記
情報入力手段に前記外部情報が入力されたことを通知す
る通知手段と、前記通知手段によって通知が行われたと
き、前記外部情報の項目に対応した複数のアイコンを前
記画面表示手段に表示する制御手段とを備え、前記制御
手段は、前記通知手段による通知が行われたときに、前
記情報入力手段に入力された項目に対応するアイコンを
強調して表示するとともに、前記強調されたアイコンを
操作したときに、前記アイコンに対応する前記来訪者の
画像または外部情報を前記画面表示手段に表示するよう
に構成される。

【０００７】このような構成により、１つの画面表示手
段に外部情報の項目に対応した複数のアイコンをまとめ
て表示し、入力した項目のアイコンを強調することによ
り、複数の情報入力に対する同等数の画面表示手段を設
けることなしに必要な外部情報を知ることができ、情報
の多様化に対応することができる低コストなインターホ
ン装置を提供することができる。

【０００８】なお、外部情報とは、雨検知センサーから
の入力情報、来訪者通知センサーからの入力情報、メー
ル通知情報、外出等を知らせるお知らせ通知、交通情報
や天気予報等の情報サービス通知等の項目からなる情報
である。

【０００９】また、本発明のインターホン装置は、前記
外部情報の項目毎に表示される内容の優先順位を設定す
る優先順位設定手段を有し、前記制御手段は、前記アイ
コンを操作したときに、優先順位設定手段により設定し
た優先順位に従って前記外部情報を前記画面表示手段に
表示するように構成される。

【００１０】このような構成により、優先順位に従って
外部情報の項目毎の内容を表示させることができるた
め、重要性のある情報が後回しにされることがなく、使
用者の知りたい情報が優先的に表示することができる。
例えば、メール通知であれば、重要な人物のメールに優
先順位を付け、受信したメールの中で優先順位の高いメ
ールを表示するようにする。

【００１１】また、本発明のインターホン装置は、通信
端末に通信回線を介して自動通報する通報手段を有し、
前記制御手段は、優先順位設定手段により設定した優先
順位に従って前記外部情報を前記通信端末に自動通報す
るように構成される。

【００１２】このような構成により、優先順位を付けた
情報に従って警察等の公共機関やユーザの携帯電話等の
通信端末に通報することにより、情報に即時性を持たせ
ることができる。

【００１３】また、本発明のインターホン装置は、前記
情報記憶手段に記憶された外部情報の表示を許可できる
使用者を設定する使用許可設定手段を有し、前記制御手
段は、前記使用許可設定手段で設定された使用者の外部
情報を前記情報記憶手段から読み出して前記画面表示手
段に表示するように構成される。

【００１４】このような構成により、暗証番号やキーワ
ードなどを使用者を設定することにより、第三者に外部
情報を見られたり、誤操作によって外部情報が消去され
るのを防止することができ、外部情報の秘密性を保持す
ることができる。

【００１５】また、本発明のインターホン装置は、計時
を行う計時手段を有し、前記制御手段は、前記情報入力
手段に外部情報が一定時間入力されていないことが計時
された状態で、前記情報入力手段に外部情報が新たに入
力されたときに、前記アイコンを前記画面表示手段に表
示するように構成される。

【００１６】このような構成により、画面表示手段が待
機状態である場合に、情報入力手段に外部情報が新たに
入力されたときにアイコンを自動的に表示するため、外
部情報を直ちに視認することができる。

【００１７】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。

【００１８】図１乃至図４は本発明に係るインターホン
装置の第１の実施の形態を示す図であり、本実施の形態
では、玄関に設けられたドアホンに適用した例を示す。

【００１９】まず、構成を説明する。図１において、イ
ンターホン装置としてのドアホン親機１０はインターネ
ット機器１、画像入力機器２およびセンサー３に接続さ
れている。

【００２０】インターネット機器１は、ＰＣまたは携帯
電話等の端末装置に接続されており、インターネット回
線を介してＷｅｂ上の種々の情報が入力されるようにな
っている。

【００２１】画像入力機器２は玄関に取付けられたカメ
ラ等の撮像装置から構成されており、人間を検知して画
像を撮像するようになっている。

【００２２】センサー３は来訪者を検知する光センサー
や近接センサー、雨を検知する検知センサー等から構成
されている。

【００２３】また、ドアホン親機10は、図２に示すよう
に情報入力手段11、計時手段12、画面表示手段13、視覚
表示手段14、画面表示起動手段15、情報記憶手段16およ
び制御手段17を備えた制御回路を備えているとともに、
ハンドセット４によって通話を行うことができるように
なっている。

【００２４】制御手段17はＣＰＵ（Central Processing
Unit)、ＲＯＭ（Read Only Memory)、ＲＡＭ（Random
Access Memory)等から構成されており、ドアホン親機10
の全体を制御するようになっている。

【００２５】情報入力手段11はインターネット機器１、
画像入力機器２およびセンサー３から外部情報が入力さ
れるようになっている。情報記憶手段16は半導体メモリ
等から構成されており、情報入力手段11に入力された外
部情報を記憶するようになっている。

【００２６】画面表示手段13は制御手段17からの出力さ
れるリング表示制御コマンドまたはアイコン表示コマン
ドに従って、ドアホン親機10の本体に設けられた液晶パ
ネル５を表示させるようになっている。また、この液晶
パネル５の上面にはタッチパネル６が設けられている。
なお、本実施の形態では、液晶パネル５も画面表示手段
を構成している。

【００２７】また、視覚表示手段14は情報入力手段11に
外部情報が入力したときに制御手段17からの集合表示制
御コマンドに従ってドアホン親機10の本体に設けられた
画面表示灯７を点滅させるようになっており、この画面
表示灯７は操作ボタンも兼用している。

【００２８】制御手段17は、ＲＯＭに格納された所定の
制御プログラムを実行して、情報入力手段11に入力され
るインターネット機器１からの外部情報、画像入力機器
２からの入力された画像信号からなる外部情報、センサ
ー３からの制御信号からなる外部情報の何れに応じて画
面表示するための制御コマンドを生成して、その制御コ
マンドを視覚表示手段14に出力する。

【００２９】視覚表示手段14はこのときに画面表示灯７
を点灯表示することにより、外部情報が入力されたこと
を通知する。

【００３０】画面表示起動手段15はユーザが画面表示灯
７の点灯表示を視認して画面表示灯７を押下したとき、
この押下信号を検出して制御手段17に信号を出力する。
制御手段17はこの入力情報に基づいて画面表示手段13を
作動し、画面表示手段13によって液晶パネル５に図３、
図４に示すアイコンを表示するようになっている。本実
施の形態では、視覚表示手段14および画面表示灯７が通
知手段を構成している。

【００３１】図３、図４は項目毎の外部情報をアイコン
でまとめて表示したものであり、このアイコンが画面表
示手段13に表示される。

【００３２】具体的には、外出したこと等の伝言を通知
するお知らせマーク21、インターネット機器１から情報
が入力されたことを通知する情報サービスマーク22、画
像入力機器２によって来訪者が検知されたことを通知す
る来客マーク23、外出時に通報手段によって通報を行う
ための設定がなされていることを通知する外出マーク2
4、窓の鍵が締められていることを通知する窓マーク2
5、玄関の鍵が掛けられていることを通知する玄関マー
ク26、インターネット機器１からメールを受信したこと
を通知するメールマーク27、各種設定を行う設定マーク
28ａ、エレベータの設定を行うエレベータマーク28ｂ、
カメラの作動を行うカメラマーク28ｃ、鍵の設定を行う
鍵マーク28ｄを表示するようになっている。

【００３３】制御手段17は、情報入力手段11にこれら外
部情報が入力したときに、リング表示制御コマンドに従
って外部情報の項目に応じたアイコンの周囲にリング状
で色違いのマークを表示してユーザに知らせるようにな
っている（例えば、来客の場合には図３（ｂ）の太線参
照）。

【００３４】また、制御手段17は、タッチパネル６によ
ってリング状で色違いのアイコンが押下されたときに、
そのアイコンに対応する外部情報を情報記憶手段16から
読み出して液晶パネル５に表示するようになっている。

【００３５】なお、制御手段17、画面表示手段13および
視覚表示手段14は、図示しないインターフェイス回路や
切換えスイッチ、接続配線等と共に表示を行うための接
続が可能な接続手段を構成している。

【００３６】また、制御手段17はセンサー３からの検知
情報に基づいて雨が降っていることが検知された場合に
は、雨マーク29ａを表示する。また、管理者が操作する
センサー３によって管理者から呼出しがあることが検知
された場合には、管理者マーク29ｂを表示する。また、
ポストに設けられたセンサー３によってポストが開けら
れたことを検知した場合には、宅急便（登録商標）マー
ク29ｃを表示するようになっている（図４（ｂ）参
照）。

【００３７】また、計時手段12はタイマーから構成され
ており、一定時間の計時を行って制御手段17に計時情報
を出力する。

【００３８】制御手段17は、情報入力手段11に外部情報
が入力せずに入力画面表示手段13が待機状態にある場
合、計時手段12によってこの待機情報が一定時間以上計
時されたときに、情報入力手段11に外部情報が入力した
ときにアイコンを表示するようになっている。

【００３９】次に、本実施の形態のドアホン親機の動作
を説明する。

【００４０】ドアホン親機10が待機状態で液晶パネル５
の電源が切られているときに、インターネット機器１か
らの外部情報、画像入力機器２からの外部情報またはセ
ンサー３からの外部情報が情報入力手段11に入力される
と、制御手段17は入力データを情報記憶手段16に一旦保
存するのと同時に、画面表示灯７を点滅させる。

【００４１】画面表示灯７はそれ自身が押されるまで点
灯または点滅を繰り返す。画面表示灯７が押下される
と、制御手段17は液晶パネル５の電源を入れるのと同時
に入力した情報のコマンドを出力し、インターネット機
器１からの外部情報が入力され、または、画像入力機器
２の外部情報が入力された場合は、外部情報の内容を表
示するアイコンの周辺にリング状で色違いのマークを表
示し、センサー３からの情報が入力された場合は図４
（ｂ）に示すようにアイコン（29ａ、29ｂ、29ｃの何れ
か）を表示する。なお、図３（ｂ）は窓や玄関の鍵を締
めて警戒体勢に入ったときのアイコンの表示例である。

【００４２】リング状で色違いのマークを表示された情
報内容を表示するアイコンに相当する位置に配置された
タッチパネル６、例えば、メール受信でメールマーク27
が強調されていれば、メールマーク27上のタッチパネル
６を押すことにより、情報記憶手段16に一時保存されて
いた情報が呼出され、液晶パネル５に情報の内容が表示
される。

【００４３】外部情報の内容を確認した後、図３
（ａ）、図４（ａ）の画面に戻った時、リング状で色違
いのマークは消去される。センサー３からの入力による
アイコン表示29ａ、29ｂ、29ｃは、センサー３からの入
力がある間だけ表示し、入力がなくなれば自動的に表示
は消えるものである。

【００４４】この間、制御手段17は計示手段12を作動さ
せ、タッチパネル６が未使用にされてからの時間を計時
し、所定時間に達したことをタイム指示として受取るよ
うになっており、このタイム指示に応じて液晶パネル５
に消灯指示を出力して、液晶パネル４を待機状態に移行
させる。

【００４５】また、液晶パネル５が待機状態にあり、新
規着信の情報が入力された場合、視覚表示手段14によっ
て画面表示灯７を点灯または点滅させる。したがって、
待機状態であっても新規着信の情報があることを告知す
ることができる。このとき、画面表示起動手段15によっ
て画面表示灯７を押下することにより、待機状態が解除
され、液晶パネル５が点灯されて、図３または図４に示
すアイコンが表示されて外部情報を見ることができる。

【００４６】このように本実施の形態では、１つの液晶
パネル５に外部情報の項目に対応した複数のアイコンを
まとめて表示し、入力した項目のアイコンを強調するこ
とにより、複数の情報入力に対する同等数の画面表示手
段を設けることなしに必要な外部情報を知ることがで
き、情報の多様化に対応することができる。

【００４７】なお、画面表示起動手段15によって点灯さ
れる画面表示灯７は、使用者が近づくと反応する人体セ
ンサーにしても良い。このようにすれば、人体センサー
にすることにより非接触で液晶パネル５を点灯させるこ
とができるので、確実に外部情報内容を見ることができ
るという利点がある。

【００４８】図５は本発明に係るインターホン装置の第
２の実施の形態を示す図であり、第１の実施の形態と同
様の構成には同一番号を付して説明を省略する。

【００４９】本実施の形態は、ドアホン親機30に、キー
ボード等から構成された優先順位設定手段31を設けたこ
とを特徴とするものであり、この優先順位設定手段31は
外部情報の項目毎に液晶パネル５に表示される内容の優
先順位を設定するものである。

【００５０】この優先順位は制御手段17によって情報記
憶手段16に保存されるようになっており、外部情報が入
力すると、この優先順位に従って情報記憶手段16に記憶
された内容、例えば、メールであれば、優先順位の上位
の受信者から順に液晶パネル５に表示される。

【００５１】このようにすれば、重要性のある情報が後
回しにされることがなく、使用者の知りたい情報が優先
的に表示することができる。

【００５２】図６は本発明に係るインターホン装置の第
３の実施の形態を示す図であり、第１の実施の形態およ
び第２の実施の形態と同様の構成には同一番号を付して
説明を省略する。

【００５３】本実施の形態のドアホン親機40は、通信回
線を介して警察等の公共機関やユーザの携帯電話等の通
信端末に自動的に通報を行う通報手段41を備えており、
情報記憶手段16に通報先の電話番号やメールアドレスが
記憶されているとともに、通報する外部情報の優先順位
が記憶されている。

【００５４】本実施の形態では、情報入力手段11に外部
情報が入力されると、制御手段17が情報記憶手段16に記
憶された情報の重要度や緊急度の優先順位に従って通報
先の電話番号またはメールアドレスを呼出して外部情報
を通報先に送信するようになっている。したがって、優
先順位を付けた情報が自動的に通報することにより、入
力された情報に即時性を持たせることができる。

【００５５】図７は本発明に係るインターホン装置の第
４の実施の形態を示す図であり、第１の実施の形態およ
び第２の実施の形態と同様の構成には同一番号を付して
説明を省略する。

【００５６】本実施の形態のドアホン親機50は、暗証番
号やキーワード等を登録するキーボード等を用いて使用
者を登録できる使用者識別手段51を備えており、この使
用者識別手段51によって入力された使用者識別情報は情
報記憶手段16に記憶される。

【００５７】本実施の形態では、外部情報を見る場合
に、使用者識別手段51に暗証番号やキーワード等を入力
すると、制御手段17がこの入力情報と情報記憶手段16に
記憶された暗証番号やキーワードを比較し、一致した場
合に情報入力手段11に入力された外部情報を液晶パネル
５に表示することができるため、いたずらや誤操作によ
り第三者に情報を見られることや、消去されることを防
止することができる。

【００５８】

【発明の効果】本発明によれば、１つの画面表示手段に
外部情報の項目に対応した複数のアイコンをまとめて表
示し、入力した項目のアイコンを強調することにより、
複数の情報入力に対する同等数の画面表示手段を設ける
ことなしに必要な外部情報を知ることができ、情報の多
様化に対応することができる低コストなインターホン装
置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施の形態のインターホン装置
の外観図

【図２】本発明の第１の実施の形態のインターホン装置
の制御回路のブロック図

【図３】本発明の第１の実施の形態のインターホン装置
のアイコンの表示例 （ａ）液晶パネルの表示されるアイコンの一覧 （ｂ）入力した外部情報に対応するアイコンを強調した
状態

【図４】本発明の第１の実施の形態のインターホン装置
のアイコンの表示例 （ａ）液晶パネルの表示されるアイコンの一覧 （ｂ）入力した外部情報を強調した状態

【図５】本発明の第２の実施の形態のインターホン装置
の外観図

【図６】本発明の第３の実施の形態のインターホン装置
の外観図

【図７】本発明の第４の実施の形態のインターホン装置
の外観図

【符号の説明】

５ 液晶パネル（画面表示手段） ７ 画面表示灯（通知手段） 10、30、40、50 ドアホン親機（インターホン装置） 11 情報入力手段 12 計時手段 13 画面表示手段 14 視覚表示手段（通知手段） 16 情報記憶手段 17 制御手段 31 優先順位設定手段 41 通報手段 51 使用者識別手段

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤村 泰生 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目３番１ 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 中村 真二 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目３番１ 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 大川 堅太郎 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目３番１ 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 茅野 裕一 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目３番１ 号 松下通信工業株式会社内 Ｆターム(参考） 5C054 AA05 CA04 CD06 DA01 DA09 FA02 FA04 FE14 GB16 HA22 5K038 AA06 CC00 DD07 DD15 DD18 DD22 GG00 5K101 LL01 LL04 NN01 NN18 NN21

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 来訪者の画像および複数の項目の外部情
   報をそれぞれ写し出す画面表示手段と、 前記複数の項目の外部情報が入力される情報入力手段
   と、 前記情報入力手段に入力された前記外部情報を記憶する
   情報記憶手段と、 前記情報入力手段に前記外部情報が入力されたことを通
   知する通知手段と、 前記通知手段によって通知が行われたとき、前記外部情
   報の項目に対応した複数のアイコンを前記画面表示手段
   に表示する制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記通知手段による通知が行われたと
   きに、前記情報入力手段に入力された項目に対応するア
   イコンを強調して表示するとともに、前記強調されたア
   イコンを操作したときに、前記アイコンに対応する前記
   来訪者の画像または外部情報を前記画面表示手段に表示
   することを特徴とするインターホン装置。
2. 【請求項２】 前記外部情報の項目毎に表示される内容
   の優先順位を設定する優先順位設定手段を有し、 前記制御手段は、前記アイコンを操作したときに、優先
   順位設定手段により設定した優先順位に従って前記外部
   情報を前記画面表示手段に表示することを特徴とする請
   求項１記載のインターホン装置。
3. 【請求項３】 通信端末に通信回線を介して自動通報す
   る通報手段を有し、前記制御手段は、優先順位設定手段
   により設定した優先順位に従って前記外部情報を前記通
   信端末に自動通報することを特徴とする請求項２記載の
   インターホン装置。
4. 【請求項４】 前記情報記憶手段に記憶された外部情報
   の表示を許可できる使用者を設定する使用許可設定手段
   を有し、前記制御手段は、前記使用許可設定手段で設定
   された使用者の外部情報を前記情報記憶手段から読み出
   して前記画面表示手段に表示することを特徴とする請求
   項１乃至請求項３何れかに記載のインターホン装置。
5. 【請求項５】 計時を行う計時手段を有し、前記制御手
   段は、前記情報入力手段に外部情報が一定時間入力され
   ていないことが計時された状態で、前記情報入力手段に
   外部情報が新たに入力されたときに、前記アイコンを前
   記画面表示手段に表示することを特徴とする請求項１乃
   至請求項４何れかに記載のインターホン装置。