JP2003323737A - 光ヘッドおよび光ディスク装置 - Google Patents

光ヘッドおよび光ディスク装置

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JP2003323737A
JP2003323737A JP2002130460A JP2002130460A JP2003323737A JP 2003323737 A JP2003323737 A JP 2003323737A JP 2002130460 A JP2002130460 A JP 2002130460A JP 2002130460 A JP2002130460 A JP 2002130460A JP 2003323737 A JP2003323737 A JP 2003323737A
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optical
light beam
reflected
light
recording medium
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Kazuma Aiki
一磨 相木
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源の光利用効率を向上させつつ電気的ある
いは光学的な特性の向上を図ることができる光ヘッドお
よび光ディスク装置を提供する。 【解決手段】 光学部品14を介して、第1の光源10
04から出射されたP偏光の第1の光ビームB1が光学
部品14の偏光膜1402を透過しビームスプリッタ1
8、コリメータレンズ20を介して対物レンズ16を経
て光記録媒体102に導かれる第1の光路が形成され
る。また、光学部品14を介して、第2の光源1204
から出射されたP偏光の第2の光ビームB2が偏光膜1
402および偏光方向変換手段1404をこの順に透過
し反射面1406で反射され、反射された第2の光ビー
ムB2が偏光方向手段1404を透過し偏光膜1402
で反射されることによりビームスプリッタ18、コリメ
ータレンズ20を介して対物レンズ16を経て光記録媒
体102に導かれる第2の光路が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ヘッドおよび光
ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CDの再生と、DVDの再生との双方を
行なうように構成されたいわゆるコンパチブルタイプの
光ヘッドがある。このような光ヘッドは、CDの再生を
行なうための第1の光源と、DVDの再生を行なうため
の第2の光源と、これら第1、第2の光源から出射され
るそれぞれの光ビームをCDやDVDに集光するための
1つの対物レンズとを有して構成されている。したがっ
て、光学系としては、前記第1の光源から出射された光
ビームを対物レンズを介して光記録媒体であるCDの記
録面に集光させる第1の光学系と、前記第2の光源から
出射された光ビームを対物レンズを介して光記録媒体で
あるDVDの記録面に集光させる第2の光学系との2つ
を有している。前記第1の光学系においては、前記第1
の光源を構成するレーザーダイオードの発散角特性など
により光利用効率の低下を避けるために低倍率(例えば
4倍乃至5倍程度)で構成することが望ましい。また、
前記第2の光学系においては、低倍率(例えば6倍未
満)で電気的あるいは光学的な特性の悪化が見られるた
め、高倍率で構成することが望ましい。従来、CD/D
VDのコンパチブルタイプの光ヘッドでは、CD、DV
Dの特性を多少犠牲にして第1、第2の光学系の倍率を
同一にして構成している。上述した第1、第2の光学系
における倍率をそれぞれ変えることの必要性は、高い光
利用効率を必要とするCD−R、CD−RWの記録およ
び再生と、DVD−ROMの再生との双方を行なう光ヘ
ッドではより顕著に求められている。
【0003】図5は、第1、第2の光学系における倍率
をそれぞれ変えて構成した従来の光ヘッドの構成図であ
る。光ヘッド200の第1の光学系は、第1の光源20
2から出射された光ビームを光記録媒体218に導く、
カップリングレンズ204、ビームスプリッタ206、
光分離手段208、コリメータレンズ210、対物レン
ズ212と、前記光記録媒体218からの反射光ビーム
を受光する受光素子214とで構成されている。光ヘッ
ド200の第2の光学系は、第2の光源216から出射
された光ビームを光記録媒体218に導く、前記ビーム
スプリッタ206、光分離手段208、コリメータレン
ズ210、対物レンズ212と、前記光記録媒体210
からの反射光ビームを受光する前記第2の光源216に
内蔵された不図示の受光素子とで構成されている。上記
構成では、前記カップリングレンズ204によって前記
第1の光源202の発光点を対物レンズ212の焦点に
近づけることにより、前記第1の光学系の倍率を低減さ
せている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように前記第1、
第2の光学系の倍率を変えるために、前記第1の光源2
02の光路上にカップリングレンズ204を設ける構成
では、光ヘッド200の外形が大きくならざるを得なか
った。また、前記カップリングレンズ204を設けるこ
とによって構成が複雑となり、信頼性を確保する上で好
ましくなかった。本発明は、このような実状に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、光源の光
利用効率を向上させつつ電気的あるいは光学的な特性の
向上を図ることができるとともに、外形の小型化および
信頼性の向上を図る上で有利な光ヘッドおよび光ディス
ク装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の光ヘッドは、前
記目的を達成するため、第1の光ビームを出射する第1
の光源と、前記第1の光ビームとは波長が異なる第2の
光ビームを出射する第2の光源と、前記第1の光ビーム
および第2の光ビームを集光して光記録媒体に照射する
対物レンズと、前記照射された光ビームの前記光記録媒
体での反射光ビームを前記対物レンズを介して受光する
光検出手段と、前記第1の光源と前記対物レンズとの間
でかつ前記第2の光源と前記対物レンズとの間の光路中
に配設され、前記第1の光ビームを前記対物レンズを経
て前記光記録媒体に導く第1の光路と、前記第2の光ビ
ームを前記対物レンズを経て前記光記録媒体に導く第2
の光路とを形成する光学部品とを備えた光ヘッドであっ
て、前記光学部品は、前記第1の光源および第2の光源
の双方に臨むように設けられた偏光膜と、前記偏光膜に
臨みかつ該偏光膜に対して間隔をおいて設けられた反射
面と、前記偏光膜と反射面との間に設けられた偏光方向
変換手段とを有し、前記第1の光路は、前記第1の光源
から出射された第1の光ビームが前記偏光膜を透過し前
記対物レンズを経て前記光記録媒体に導かれることによ
って形成され、前記第2の光路は、前記第2の光源から
出射された第2の光ビームが前記偏光膜および前記偏光
方向変換手段をこの順に透過して前記反射面で反射さ
れ、前記反射された第2の光ビームが前記偏光方向手段
を透過した後、前記偏光膜で反射されることにより前記
対物レンズを経て前記光記録媒体に導かれることによっ
て形成されることを特徴とする。また、本発明の光ヘッ
ドは、第1の光ビームを出射する第1の光源と、前記第
1の光ビームとは波長が異なる第2の光ビームを出射す
る第2の光源と、前記第1の光ビームおよび第2の光ビ
ームを集光して光記録媒体に照射する対物レンズと、前
記照射された第1の光ビームの前記光記録媒体での反射
光ビームを前記対物レンズを介して受光する第1の光検
出手段と、前記照射された第2の光ビームの前記光記録
媒体での反射光ビームを前記対物レンズを介して受光す
る第2の光検出手段と、前記第1の光検出手段と前記対
物レンズとの間でかつ前記第2の光検出手段と前記対物
レンズとの間の光路中に配設され、前記第1の光ビーム
の反射光ビームを前記対物レンズを経て前記第1の光検
出手段に導く第3の光路と、前記第2の光ビームの反射
光ビームを前記対物レンズを経て前記第2の光検出手段
に導く第4の光路とを形成する光学部品とを備えた光ヘ
ッドであって、前記光学部品は、前記第1の光検出手段
および第2の光検出手段の双方に臨むように設けられた
偏光膜と、前記偏光膜に臨みかつ該偏光膜に対して間隔
をおいて設けられた反射面と、前記偏光膜と反射面との
間に設けられた偏光方向変換手段とを有し、前記第3の
光路は、前記第1の光ビームの反射光ビームが前記対物
レンズ、前記偏光膜を透過して前記第1の光検出手段に
導かれることによって形成され、前記第4の光路は、前
記第2の光ビームの反射光ビームが前記対物レンズを透
過して前記偏光膜で反射され、前記偏光方向変換手段を
透過して前記反射面で反射され、前記反射された第2の
光ビームの反射光ビームが前記偏光方向手段を透過した
後、前記偏光膜を透過することにより前記第2の光検出
手段に導かれることによって形成されることを特徴とす
る。
【0006】また、本発明の光ディスク装置は、光記録
媒体を保持して回転駆動する駆動手段と、前記駆動手段
によって回転駆動する光記録媒体に対し、光を照射し、
前記光記録媒体からの反射光を検出する光ヘッドとを有
し、前記光ヘッドは、第1の光ビームを出射する第1の
光源と、前記第1の光ビームとは波長が異なる第2の光
ビームを出射する第2の光源と、前記第1の光ビームお
よび第2の光ビームを集光して前記光記録媒体に照射す
る対物レンズと、前記照射された光ビームの前記光記録
媒体での反射光ビームを前記対物レンズを介して受光す
る光検出手段と、前記第1の光源と前記対物レンズとの
間でかつ前記第2の光源と前記対物レンズとの間の光路
中に配設され、前記第1の光ビームを前記対物レンズを
経て前記光記録媒体に導く第1の光路と、前記第2の光
ビームを前記対物レンズを経て前記光記録媒体に導く第
2の光路とを形成する光学部品とを備えた光ヘッドであ
って、前記光学部品は、前記第1の光源および第2の光
源の双方に臨むように設けられた偏光膜と、前記偏光膜
に臨みかつ該偏光膜に対して間隔をおいて設けられた反
射面と、前記偏光膜と反射面との間に設けられた偏光方
向変換手段とを有し、前記第1の光路は、前記第1の光
源から出射された第1の光ビームが前記偏光膜を透過し
前記対物レンズを経て前記光記録媒体に導かれることに
よって形成され、前記第2の光路は、前記第2の光源か
ら出射された第2の光ビームが前記偏光膜および前記偏
光方向変換手段をこの順に透過して前記反射面で反射さ
れ、前記反射された第2の光ビームが前記偏光方向手段
を透過した後、前記偏光膜で反射されることにより前記
対物レンズを経て前記光記録媒体に導かれることによっ
て形成されることを特徴とする。また、本発明の光ディ
スク装置は、光記録媒体を保持して回転駆動する駆動手
段と、前記駆動手段によって回転駆動する光記録媒体に
対し、光を照射し、前記光記録媒体からの反射光を検出
する光ヘッドとを有し、前記光ヘッドは、第1の光ビー
ムを出射する第1の光源と、前記第1の光ビームとは波
長が異なる第2の光ビームを出射する第2の光源と、前
記第1の光ビームおよび第2の光ビームを集光して前記
光記録媒体に照射する対物レンズと、前記照射された第
1の光ビームの前記光記録媒体での反射光ビームを前記
対物レンズを介して受光する第1の光検出手段と、前記
照射された第2の光ビームの前記光記録媒体での反射光
ビームを前記対物レンズを介して受光する第2の光検出
手段と、前記第1の光検出手段と前記対物レンズとの間
でかつ前記第2の光検出手段と前記対物レンズとの間の
光路中に配設され、前記第1の光ビームの反射光ビーム
を前記対物レンズを経て前記第1の光検出手段に導く第
3の光路と、前記第2の光ビームの反射光ビームを前記
対物レンズを経て前記第2の光検出手段に導く第4の光
路とを形成する光学部品とを備えた光ディスク装置であ
って、前記光学部品は、前記第1の光検出手段および第
2の光検出手段の双方に臨むように設けられた偏光膜
と、前記偏光膜に臨みかつ該偏光膜に対して間隔をおい
て設けられた反射面と、前記偏光膜と反射面との間に設
けられた偏光方向変換手段とを有し、前記第3の光路
は、前記第1の光ビームの反射光ビームが前記対物レン
ズ、前記偏光膜を透過して前記第1の光検出手段に導か
れることによって形成され、前記第4の光路は、前記第
2の光ビームの反射光ビームが前記対物レンズを透過し
て前記偏光膜で反射され、前記偏光方向変換手段を透過
して前記反射面で反射され、前記反射された第2の光ビ
ームの反射光ビームが前記偏光方向手段を透過した後、
前記偏光膜を透過することにより前記第2の光検出手段
に導かれることによって形成されることを特徴とする。
【0007】そのため、本発明によれば、前記光学部品
を介して、前記第1の光源から出射された第1の光ビー
ムが前記光学部品の偏光膜を透過し前記対物レンズを経
て光記録媒体に導かれる第1の光路が形成され、また、
前記光学部品を介して、前記第2の光源から出射された
第2の光ビームが前記偏光膜および前記偏光方向変換手
段をこの順に透過し前記反射面で反射され、前記反射さ
れた第2の光ビームが前記偏光方向手段を透過し前記偏
光膜で反射されることにより前記対物レンズを経て光記
録媒体に導かれる第2の光路が形成される。これによ
り、第1の光源から出射された第1の光ビームは、前記
第1の光路により前記光記録媒体の記録面に照射され、
また、第2の光源から出射された第2の光ビームは、前
記第2の光路により前記光記録媒体の記録面に照射され
る。また、本発明によれば、前記光学部品を介して、前
記第1の光ビームの反射光ビームが前記対物レンズ、前
記偏光膜を透過して前記第1の光検出手段に導かれるこ
とによって前記第3の光路が形成され、また、前記光学
部品を介して、前記第2の光ビームの反射光ビームが前
記対物レンズを透過して前記偏光膜で反射され、前記偏
光方向変換手段を透過して前記反射面で反射され、前記
反射された第2の光ビームの反射光ビームが前記偏光方
向手段を透過した後、前記偏光膜を透過することにより
前記第2の光検出手段に導かれることによって前記第4
の光路が形成される。これにより、前記対物レンズを透
過した第1の光ビームの反射光ビームは、前記第3の光
路により前記第1の光検出手段に照射され、また、前記
対物レンズを透過した第2の光ビームの反射光ビーム
は、前記第4の光路により前記第4の光路により前記第
2の光検出手段に照射される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明による光ヘッド及び
光ディスク装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説
明する。図2は、本発明の第1の実施の形態における光
ディスク装置の構成を示すブロック図である。光ディス
ク装置101は、光記録媒体102を回転駆動する駆動
手段としてのスピンドルモータ103と、光ヘッド10
4と、その駆動手段としての送りモータ105とを備え
ている。ここで、スピンドルモータ103は、システム
コントローラ107及びサーボ制御回路109により駆
動制御され、所定の回転数で回転される。
【0009】信号変復調部及びECCブロック108
は、信号の変調、復調及びECC(エラー訂正符号)の
付加を行う。光ヘッド104は、信号変調およびECC
ブロック108の指令に従って、回転する光記録媒体1
02の信号記録面に対して、それぞれ光照射を行う。こ
のような光照射により光記録媒体102に対する記録、
再生が行われる。また、光ヘッド104は、光記録媒体
102の信号記録面からの反射光ビームに基づいて、後
述するような各種の光ビームを検出し、各光ビームに対
応する信号をプリアンプ部120に供給する。
【0010】プリアンプ部120は、各光ビームに対応
する信号に基づいてフォーカスエラー信号、トラッキン
グエラー信号、RF信号等を生成できるように構成され
ている。再生対象とされる記録媒体の種類に応じて、サ
ーボ制御回路109、信号変調及びECCブロック10
8等により、これらの信号に基づく復調及び誤り訂正処
理等の所定の処理が行われる。これにより、復調された
記録信号は、例えばコンピュータのデータストレージ用
であれば、インタフェース111を介して外部コンピュ
ータ130等に送出される。これにより、外部コンピュ
ータ130等は光記録媒体102に記録された信号を再
生信号として受け取ることができるようになっている。
【0011】また、オーディオ・ビジュアル用であれ
ば、D/A,A/D変換器112のD/A変換部でデジ
タル/アナログ変換され、オーディオ・ビジュアル処理
部113に供給される。そして、このオーディオ・ビジ
ュアル処理部113でオーディオ・ビデオ信号処理が行
われ、オーディオ・ビジュアル信号入出力部114を介
して外部の撮像・映写機器に伝送される。上記光ヘッド
104には、例えば光記録媒体102上の所定の記録ト
ラックまで、移動させるための送りモータ105が接続
されている。スピンドルモータ103の制御と、送りモ
ータ105の制御と、光ヘッド104の対物レンズを保
持する二軸アクチュエータのフォーカシング方向及びト
ラッキング方向の制御は、それぞれサーボ制御回路10
9により行われる。なお、本実施の形態では前記光ディ
スク装置が記録および再生の双方の動作を行なうものと
して説明するが、本発明は前記光ディスク装置が記録お
よび再生の一方を行なうように構成されたものであって
もよく、本明細書においては、前記光ディスク装置は少
なくとも記録および再生の一方を行なうように構成され
たものを含むものとする。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形
態による光ヘッドの光学系を示す構成図である。図1に
おいて、光ヘッド104は、第1の複合光学素子10、
第2の複合光学素子12、光学部品14、対物レンズ1
6を備えており、これらの各部品が不図示のホルダにマ
ウントされて構成されている。前記第1の複合光学素子
10は光記録媒体102の記録面102A、102Bに
対向させて配置され、前記第2の複合光学素子12は光
記録媒体102の記録面102A、102Bに平行する
方向に向けて配置され、前記対物レンズ16は前記第1
の複合光学素子10と光記録媒体102との間に配置さ
れ、前記光学部品14は直方体状に形成され、前記光学
部品14の一つの面(上面)は前記対物レンズ16に対
向し、この面(上面)と反対側の面(下面)は前記第1
の複合光学素子10に臨んでおり、これら上面と下面と
の双方に直交する光学部品14の端面は第2の複合光学
素子12に臨んでいる。
【0013】前記第1の複合光学素子10は、第1の光
源1004と第1の受光素子1006とを備え、これら
第1の光源1004と第1の受光素子1006はケース
1002に並べられた状態で収容されている。前記第2
の複合光学素子12は、第2の光源1204と第2の受
光素子1206とを備え、これら第2の光源1204と
第2の受光素子1206はケース1202に並べられた
状態で収容されている。本実施の形態では、前記第1、
第2の受光素子1006、1206によって特許請求の
範囲の光検出手段が構成されている。また、前記第1の
受光素子1006によって特許請求の範囲の第1の光検
出手段が構成され、前記第2の受光素子1206によっ
て特許請求の範囲の第2の光検出手段が構成されてい
る。本実施の形態において、前記第1の光源1004か
ら出射される第1の光ビームは、CD、CD−Rおよび
CD−RWの再生および記録用の波長λ1(例えば波長
780nm)となっている。また、前記第2の光源12
04から出射される第2の光ビームは、DVD、DVD
−ROMの再生用の波長λ2(例えば波長650nm)
となっている。すなわち、第1の光ビームと第2の光ビ
ームとの波長は異なっている。
【0014】前記光学部品14は、偏光膜1402と、
偏光方向変換手段1404と、反射面1406とを備
え、例えば、透明な合成樹脂やガラスにこれら偏光膜1
402、偏光方向変換手段1404、反射面1406が
一体的に組付けられることで直方体形状の単一の部品と
して構成され、偏光膜1402、偏光方向変換手段14
04、反射面1406は光記録媒体102の記録面10
2A、102Bに対して平行する方向に並べられてい
る。前記偏光膜1402は、前記第1の光源1004お
よび第2の光源1204の双方に(前記第1の受光素子
1006および第2の受光素子1206の双方に)臨む
ように設けられている。本実施の形態では、前記第1の
光源1004の光路の光軸と前記第2の光源1204の
光路の光軸の双方に対してほぼ45度をなすように配設
されている。すなわち、前記光学部品14は、前記第1
の光源1002と前記対物レンズ16との間の光路中で
かつ前記第2の光源1204と前記対物レンズ16との
間の光路中に配設されている。前記偏光膜1402は、
本実施の形態では、P偏光の光ビームを透過し、S偏光
の光ビームを反射するように構成されている。
【0015】前記反射面1406は、前記偏光膜140
2に臨みかつ該偏光膜1402に対して間隔をおいて設
けられ、本実施の形態では、前記偏光方向変換手段14
04に密着させて配置されている。前記偏光方向変換手
段1404は、前記偏光膜1402と反射面1406と
の間に設けられ、前記第2の光源1204と反対側の箇
所で前記偏光膜1402に対して距離をおいて臨むよう
に配置されている。前記偏光方向変換手段1404は、
本実施の形態では、光ビームの偏光方向を変換、すなわ
ち90度回転させるための1/4波長板で構成されてい
る。
【0016】図3に示すように、前記光学部品14を介
して、前記第1の光源1004から出射されたP偏光の
第1の光ビームB1が前記光学部品14の偏光膜140
2を透過し前記対物レンズ16を経て光記録媒体102
に導かれる第1の光路が形成される。また、前記光学部
品14を介して、前記光記録媒体102の記録面102
A、で前記第1の光ビームB1が反射されることで反射
光ビームが対物レンズ16を経て前記光学部品14の偏
光膜1402を透過し前記第1の受光素子1004に導
かれる第3の光路が形成される。また、前記光学部品1
4を介して、前記第2の光源1204から出射されたP
偏光の第2の光ビームB2が前記偏光膜1402および
前記偏光方向変換手段1404をこの順に透過し前記反
射面1406で反射され、前記反射された第2の光ビー
ムB2が前記偏光方向手段1404を透過し前記偏光膜
1402で反射されることにより前記対物レンズ16を
経て光記録媒体102に導かれる第2の光路が形成され
る。なお、前記第2の光源1204から出射されたP偏
光の第2の光ビームB2は前記偏光方向変換手段140
4を往復で2度透過することによりP偏光からS偏光に
偏光方向が変換されるので、前記偏光膜1402で反射
されることになる。また、前記光学部品14を介して、
前記光記録媒体102の記録面102Bで前記第2の光
ビームB2が反射されることで生じる反射光ビームが対
物レンズ16を経て前記光学部品14の偏光膜1402
で反射され前記偏光方向変換手段1404を透過し前記
反射面1406で反射され、前記偏光方向変換手段14
04を透過し前記偏光膜1402を透過して前記第2の
受光素子1204に導かれる第4の光路が形成される。
【0017】以上のように構成された光ヘッド104に
よって光記録媒体102を再生する際の作用について説
明する。まず、前記光記録媒体102が保護層の厚いC
D、CD−RおよびCD−RWなどで構成されている場
合には、前記レーザ制御部121は、前記第1の光源1
004をオンとする。これにより、第1の光源1004
から出射された第1の光ビームB1は、前記第1の光路
により前記光記録媒体102の記録面102A、に照射
される。そして、前記記録面102A、で反射された反
射光ビームは、前記第3の光路により前記第1の受光素
子1006に導かれる。
【0018】前記第1の受光素子1006の検出信号
は、再生信号として前記プリアンプ120、信号変復調
部及びECCブロック108によって再生され、インタ
ーフェース111を介して外部に出力されるとともに、
前記プリアンプ120によって演算処理されフォーカス
エラー信号およびトラッキングエラー信号としてサーボ
制御部109に出力される。前記サーボ制御部109
は、プリアンプ120によって増幅されたこれらエラー
信号に基づいて前記光ヘッド104のフォーカスおよび
トラッキングのサーボ制御を行なう。
【0019】次に、前記光記録媒体102が保護層の薄
いDVD、DVD−ROMなどで構成されている場合に
は、前記レーザ制御部121は、前記第2の光源120
4をオンとする。これにより、第2の光源1204から
出射された第2の光ビームB2は、前記第2の光路によ
り前記光記録媒体102の記録面102Bに照射され
る。そして、前記記録面102Bで反射された反射光ビ
ームは、前記第4の光路により前記第2の受光素子12
06に導かれる。この後の動作は上述の説明と同様であ
るため説明を省略する。
【0020】前記光ヘッド104による光記記録媒体1
02への記録動作は、前記レーザ制御部121が前記第
1、第2の光源1004、1204から出射される第
1、第2の光ビームB1、B2の光量を記録データに基
づいて変調することにより、前記記録面102A、10
2Bに記録がなされる点が上述した再生時の動作と異な
るだけであり、前記光学部品14によって形成される第
1、第2の光路は、上述した説明と同様であるため説明
を省略する。
【0021】上述した第1の実施の形態によれば、前記
第1の光源1004から出射される第1の光ビームB1
が前記偏光膜1402を透過して前記記録面102A、
102Bに集光されるのに対して、前記第2の光源12
04から出射される第2の光ビームB2は、前記偏光膜
1402と前記反射面1406との間の距離をΔLとし
た場合、前記偏光膜1402と前記反射面1406の間
を往復する分の光路長(2×ΔL)を経てから前記記録
面102A、102Bに集光される。したがって、前記
光学部材14を用いることによって最小限のスペースで
前記第2の光源1204と前記光記録媒体102の記録
面との間の光路長を、前記第1の光源1004と前記光
記録媒体102の記録面との間の光路長に比べて、前記
光路長(2×ΔL)分だけ長くすることができる。換言
すれば、前記第1、第2の光源1004、1204に対
して共通する単一の光学部材14によりこれら第1、第
2の光源1004、1204のそれぞれから記録媒体1
02までの光路長を異なった値に設定することができ
る。
【0022】これにより、前記第1の光源1004、前
記光学部材14および前記対物レンズ16によって構成
される第1の光学系の倍率をM1とし、前記第2の光源
1204、光学部材14および前記対物レンズ16によ
って構成される第2の光学系の倍率をM2としたときに
M1<M2とすることができる。したがって、前記第1
の光学系において前記第1の光源1004から出射され
る第1の光ビームB1の光利用効率を向上させつつ、前
記第2の光学系の電気的あるいは光学的な特性を確保で
きるように第2の光学系の倍率を設定することが可能と
なる。また、カップリングレンズを省くことにより構成
が簡素化されるので、前記光ヘッド104の外形を小型
化するとともに、信頼性を確保する上で有利となる。
【0023】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図4は、本発明の第2の実施の形態による光
ヘッドの光学系を示す構成図である。図4において図1
と同様な部分には同一の符号を付して説明する。第2の
実施の形態が第1の実施の形態と異なるのは、第1の光
源と第1の受光素子を切り離して設けるとともに、ビー
ムスプリッタとコリメータレンズを加えた点である。図
4において、光ヘッド104Aは、第1の光源100
4、第1の受光素子1006、第2の複合光学素子1
2、光学部品14、対物レンズ16、ビームスプリッタ
18、コリメータレンズ20を備えており、これらの各
部品が不図示のホルダにマウントされて構成されてい
る。前記第1の光源1004は光記録媒体102の記録
面102A、102Bに平行する方向に向けて配置さ
れ、第1の受光素子1006は光記録媒体102の記録
面102A、102Bに対向する方向に向けて配置さ
れ、前記第2の複合光学素子12は光記録媒体102の
記録面102A、102Bに対向する方向に向けて配置
されている。
【0024】前記光学部品14は、前記端面が下向きと
なるように前記第1の実施の形態の状態から90度向き
を変えて配置され、反射面1406、偏光方向変換手段
1404、偏光膜1402がこれらの順に光記録媒体1
02の記録面102A、102Bから遠ざかるように光
記録媒体102の記録面102A、102Bに対して離
間接近する方向に並べられて配置されている。前記偏光
膜1402は、前記第1の光源1004および第2の光
源1204の双方に(前記第1の受光素子1006およ
び第2の受光素子1206の双方に)臨むように設けら
れている。本実施の形態では、前記第1の光源1004
の光路の光軸と前記第2の光源1204の光路の光軸の
双方に対してほぼ45度をなすように配設されている。
前記偏光方向変換手段1404は、前記第2の光源12
04と反対側の箇所で前記偏光膜1402に対して距離
をおいて臨むように配置されている。前記反射面140
6は、前記偏光方向変換手段1404に臨ませて配置さ
れ、本実施の形態では、前記偏光方向変換手段1404
に密着させて配置されている。
【0025】前記ビームスプリッタ18は、第1のビー
ムが偏光膜1402を透過して出射される前記光学部品
14の箇所であり第2のビームが偏光膜1402により
反射され出射される前記光学部品14の箇所である面に
臨ませて配置され、また、光記録媒体102に臨ませて
配置されている。前記ビームスプリッタ18の光記録媒
体102寄りの箇所に前記コリメータレンズ20が配置
され、このコリメータレンズ20の光記録媒体102寄
りの箇所に前記対物レンズ16が配置されている。前記
第1の受光素子1006は、前記ビームスプリッタ18
の光記録媒体102とは反対側の箇所に配置されてい
る。
【0026】図4に示すように、前記光学部品14を介
して、前記第1の光源1004から出射されたP偏光の
第1の光ビームB1が前記光学部品14の偏光膜140
2を透過し前記ビームスプリッタ18、コリメータレン
ズ20を介して前記対物レンズ16を経て光記録媒体1
02に導かれる第1の光路が形成される。また、前記光
学部品14を介して、前記光記録媒体102の記録面1
02A、で前記第1の光ビームB1が反射されることに
よって生じる反射光ビームが対物レンズ16、コリメー
タレンズ20を経て前記ビームスプリッタ18を透過し
前記第1の受光素子1004に導かれる第3の光路が形
成される。また、前記光学部品14を介して、前記第2
の光源1204から出射されたP偏光の第2の光ビーム
B2が前記偏光膜1402および前記偏光方向変換手段
1404をこの順に透過し前記反射面1406で反射さ
れ、前記反射された第2の光ビームB2が前記偏光方向
手段1404を透過し前記偏光膜1402で反射される
ことにより前記ビームスプリッタ18、コリメータレン
ズ20を介して前記対物レンズ16を経て光記録媒体1
02に導かれる第2の光路が形成される。また、前記光
学部品14を介して、前記光記録媒体102の記録面1
02Bで前記第2の光ビームB2が反射されることで生
じる反射光ビームが対物レンズ16、コリメータレンズ
20を経て前記ビームスプリッタ18で反射され、前記
光学部品14の偏光膜1402で反射され前記偏光方向
変換手段1404を透過し前記反射面1406で反射さ
れ、前記偏光方向変換手段1404を透過し前記偏光膜
1402を透過して前記第2の受光素子1204に導か
れる第4の光路が形成される。
【0027】以上のように構成された光ヘッド104A
の作用について第1の実施の形態と異なる部分を中心に
説明する。まず、前記光記録媒体102が保護層の厚い
CD、CD−RおよびCD−RWなどで構成されている
場合には、前記レーザ制御部121は、前記第1の光源
1004をオンとする。これにより、第1の光源100
4から出射された第1の光ビームB1は、前記第1の光
路により前記光記録媒体102の記録面102A、に照
射される。そして、前記記録面102A、で反射された
反射光ビームは、前記第3の光路により前記第1の受光
素子1006に導かれる。
【0028】次に、前記光記録媒体102が保護層の薄
いDVD、DVD−ROMなどで構成されている場合に
は、前記レーザ制御部121は、前記第2の光源120
4をオンとする。これにより、第2の光源1204から
出射された第2の光ビームB2は、前記第2の光路によ
り前記光記録媒体102の記録面102Bに照射され
る。そして、前記記録面102Bで反射された反射光ビ
ームは、前記第4の光路により前記第2の受光素子12
06に導かれる。
【0029】上述した第2の実施の形態によれば、前記
偏光膜1402と前記反射面1406との間の距離をΔ
Lとした場合、前記第1の実施の形態と同様に、前記第
2の光源1204と前記光記録媒体102の記録面との
間の光路長を、前記第1の光源1004と前記光記録媒
体102の記録面との間の光路長に比べて、前記光路長
(2×ΔL)分だけ長くすることができる。このため、
前記第1の光源1004、光学部材14、ビームスプリ
ッタ18、コリメータレンズ20および前記対物レンズ
16によって構成される第1の光学系の倍率をM1と
し、前記第2の光源1204、光学部材14、ビームス
プリッタ18、コリメータレンズ20および前記対物レ
ンズ16によって構成される第2の光学系の倍率をM2
としたときにM1<M2とすることができる。これによ
り、第1の実施の形態と同様に、前記第1の光学系にお
いて前記第1の光源1004から出射される第1の光ビ
ームB1の光利用効率を向上させつつ、前記第2の光学
系の電気的あるいは光学的な特性を確保できるように第
2の光学系の倍率を設定することが可能となる。また、
カップリングレンズの省略による構成の簡素化によっ
て、前記光ヘッド104の外形を小型化するとともに、
信頼性を確保する上で有利となる。
【0030】なお、上述した各実施の形態では、前記第
1の光源および第2の光源のそれぞれから照射された前
記第1、第2の光ビームが前記光記録媒体に照射される
往路と、前記光記録媒体で反射された前記第1、第2の
光ビームの反射光ビームが前記対物レンズを介して第
1、第2の受光素子のそれぞれに照射される復路との双
方で、前記第1、第2の光ビームおよび第1、第2の光
ビームの反射光ビームが前記光学部品を通過する構成と
した。しかしながら、本発明はこれに限定されるもので
はなく、記第1、第2の光ビームのみが光学部品で形成
される第1、第2の光路に導かれる構成であっても、前
記第1、第2の光ビームの反射光ビームのみが光学部品
で形成される第3、第4の光路に導かれる構成であって
もよい。
【0031】また、前記偏光方向変換手段1404は、
光ビームの偏光方向を変換する機能を有するもので構成
すればよく、1/4波長板に代えて電気光学素子で構成
することもできる。また、本実施の形態では、前記光学
部品14の前記偏光方向変換手段1404が前記反射面
1406と密着して配置されているが、偏光方向変換手
段1404は、前記偏光膜1402と反射面1406と
の間に設けられていればよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明の光ヘッドお
よび光ディスク装置によれば、光源の光利用効率を向上
させつつ電気的あるいは光学的な特性の向上を図ること
ができるとともに、外形の小型化および信頼性の向上を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による光ヘッドの光
学系を示す構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における光ディスク
装置の構成を示すブロック図である。
【図3】光学部品の構成図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態による光ヘッドの光
学系を示す構成図である。
【図5】従来の光ヘッドの構成図である。
【符号の説明】
100……光ディスク装置、102……光記録媒体、1
04……光ヘッド、1004……第1の光源、1204
……第2の光源、1006……第1の受光素子、120
6……第2の受光素子、14……光学部品、1402…
…偏光膜、1404……偏光方向変換手段、1406…
…反射面、16……対物レンズ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D119 AA01 AA41 AA43 BA01 BB01 BB02 BB04 DA01 DA05 EA02 EA03 EC35 EC45 EC47 FA05 FA08 JA02 JA25 JA27 JA32 JA43 JA57 JB05 KA04 LB10 5D789 AA01 AA41 AA43 BA01 BB01 BB02 BB04 DA01 DA05 EA02 EA03 EC35 EC45 EC47 FA05 FA08 JA02 JA25 JA27 JA32 JA43 JA57 JB05 KA04 LB10

Claims (48)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の光ビームを出射する第1の光源
    と、 前記第1の光ビームとは波長が異なる第2の光ビームを
    出射する第2の光源と、 前記第1の光ビームおよび第2の光ビームを集光して光
    記録媒体に照射する対物レンズと、 前記照射された光ビームの前記光記録媒体での反射光ビ
    ームを前記対物レンズを介して受光する光検出手段と、 前記第1の光源と前記対物レンズとの間でかつ前記第2
    の光源と前記対物レンズとの間の光路中に配設され、前
    記第1の光ビームを前記対物レンズを経て前記光記録媒
    体に導く第1の光路と、前記第2の光ビームを前記対物
    レンズを経て前記光記録媒体に導く第2の光路とを形成
    する光学部品とを備えた光ヘッドであって、 前記光学部品は、 前記第1の光源および第2の光源の双方に臨むように設
    けられた偏光膜と、前記偏光膜に臨みかつ該偏光膜に対
    して間隔をおいて設けられた反射面と、前記偏光膜と反
    射面との間に設けられた偏光方向変換手段とを有し、 前記第1の光路は、前記第1の光源から出射された第1
    の光ビームが前記偏光膜を透過し前記対物レンズを経て
    前記光記録媒体に導かれることによって形成され、 前記第2の光路は、前記第2の光源から出射された第2
    の光ビームが前記偏光膜および前記偏光方向変換手段を
    この順に透過して前記反射面で反射され、前記反射され
    た第2の光ビームが前記偏光方向手段を透過した後、前
    記偏光膜で反射されることにより前記対物レンズを経て
    前記光記録媒体に導かれることによって形成される、 ことを特徴とする光ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記光検出手段は第1の光ビームが前記
    光記録媒体で反射された反射光ビームを受光する第1の
    受光素子を備え、前記第1の受光素子は前記第1の光源
    に並べて配置され、第1の光ビームが光記録媒体で反射
    された反射光ビームを前記第1の受光素子に導く第3の
    光路は、前記光記録媒体で反射された反射光ビームが前
    記対物レンズを透過し、前記偏光膜を透過して前記第1
    の受光素子に導かれることによって形成されることを特
    徴とする請求項1記載の光ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記光検出手段は第2の光ビームが前記
    光記録媒体で反射された反射光ビームを受光する第2の
    受光素子を備え、前記第2の受光素子は前記第2の光源
    に並べて配置され、第2の光ビームが光記録媒体で反射
    された反射光ビームを前記第2の受光素子に導く第4の
    光路は、前記光記録媒体で反射された反射光ビームが前
    記対物レンズを透過し、前記偏光膜で反射され前記偏光
    方向変換手段を透過して前記反射面で反射され、前記偏
    光方向手段を透過した後、前記偏光膜で反射されて前記
    第2の受光素子に導かれることによって形成されること
    を特徴とする請求項1記載の光ヘッド。
  4. 【請求項4】 前記光学部品と前記対物レンズとの間の
    光路中にビームスプリッタが配置され、前記第1の光路
    は、前記第1の光源から出射された第1の光ビームが前
    記偏光膜を透過し前記ビームスプリッタで反射され前記
    対物レンズを経て前記光記録媒体に導かれることによっ
    て形成され、前記第2の光路は、前記第2の光源から出
    射された第2の光ビームが前記偏光膜および前記偏光方
    向変換手段をこの順に透過して前記反射面で反射され、
    前記反射された第2の光ビームが前記偏光方向手段を透
    過した後、前記偏光膜で反射され、さらに前記ビームス
    プリッタで反射され前記対物レンズを経て前記光記録媒
    体に導かれることによって形成されることを特徴とする
    請求項1記載の光ヘッド。
  5. 【請求項5】 前記光検出手段は第1の光ビームが前記
    光記録媒体で反射された反射光ビームを受光する第1の
    受光素子を備え、前記第1の受光素子は前記第1の光源
    と切り離されて配置され、第1の光ビームが光記録媒体
    で反射された反射光ビームを前記第1の受光素子に導く
    第3の光路は、前記光記録媒体で反射された反射光ビー
    ムが前記対物レンズを透過し、前記ビームスプリッタで
    反射されて前記第1の受光素子に導かれることによって
    形成されることを特徴とする請求項4記載の光ヘッド。
  6. 【請求項6】 前記光検出手段は第2の光ビームが前記
    光記録媒体で反射された反射光ビームを受光する第2の
    受光素子を備え、前記第2の光源と前記第2の受光素子
    は並べて配置され、第2の光ビームが光記録媒体で反射
    された反射光ビームを前記第2の受光素子に導く第4の
    光路は、前記光記録媒体で反射された反射光ビームが前
    記対物レンズを透過し、前記ビームスプリッタで反射さ
    れ、さらに前記偏光膜で反射されて前記偏光方向変換手
    段を透過し、さらに前記反射面で反射され、前記偏光方
    向手段および前記偏光膜を透過して前記第2の受光素子
    に導かれることによって形成されることを特徴とする請
    求項1記載の光ヘッド。
  7. 【請求項7】 前記対物レンズと前記ビームスプリッタ
    の間の光路中にコリメータレンズが配置されていること
    を特徴とする請求項5または6記載の光ヘッド。
  8. 【請求項8】 前記反射面は、前記偏光膜に対して光記
    録媒体の記録面と平行する方向に間隔をおいて配置され
    ていることを特徴とする請求項1記載の光ヘッド。
  9. 【請求項9】 前記反射面は、前記偏光膜に対して光記
    録媒体の記録面に対して離間接近する方向に間隔をおい
    て配置されていることを特徴とする請求項1記載の光ヘ
    ッド。
  10. 【請求項10】 前記第1の光源、前記光学部材および
    前記対物レンズによって構成される第1の光学系の倍率
    をM1、前記第2の光源、前記光学部材および前記対物
    レンズによって構成される第2の光学系の倍率をM2と
    したときに、M1<M2となるように構成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の光ヘッド。
  11. 【請求項11】 前記光学部品は単一の部品として構成
    されていることを特徴とする請求項1記載の光ヘッド。
  12. 【請求項12】 前記第1の光源から出射される第1の
    光ビームは、CDの再生と、CD−RおよびCD−RW
    の記録および再生とに対応した波長であり、前記第2の
    光源から出射される第2の光ビームは、DVDおよびD
    VD−ROMの再生に対応した波長であることを特徴と
    する請求項1記載の光ヘッド。
  13. 【請求項13】 前記偏光膜は偏光方向がP偏光である
    光ビームを透過し、偏光方向がS偏光である光ビームを
    反射するように構成されていることを特徴とする請求項
    1記載の光ヘッド。
  14. 【請求項14】 前記偏光方向変換手段は1/4波長板
    または電気光学素子で構成され、前記偏光方向変換手段
    による光ビームの偏光方向の変換は、P偏光の光ビーム
    をS偏光の光ビームに変換することによってなされるこ
    とを特徴とする請求項1記載の光ヘッド。
  15. 【請求項15】 第1の光ビームを出射する第1の光源
    と、 前記第1の光ビームとは波長が異なる第2の光ビームを
    出射する第2の光源と、 前記第1の光ビームおよび第2の光ビームを集光して光
    記録媒体に照射する対物レンズと、 前記照射された第1の光ビームの前記光記録媒体での反
    射光ビームを前記対物レンズを介して受光する第1の光
    検出手段と、 前記照射された第2の光ビームの前記光記録媒体での反
    射光ビームを前記対物レンズを介して受光する第2の光
    検出手段と、 前記第1の光検出手段と前記対物レンズとの間でかつ前
    記第2の光検出手段と前記対物レンズとの間の光路中に
    配設され、前記第1の光ビームの反射光ビームを前記対
    物レンズを経て前記第1の光検出手段に導く第3の光路
    と、前記第2の光ビームの反射光ビームを前記対物レン
    ズを経て前記第2の光検出手段に導く第4の光路とを形
    成する光学部品とを備えた光ヘッドであって、 前記光学部品は、 前記第1の光検出手段および第2の光検出手段の双方に
    臨むように設けられた偏光膜と、前記偏光膜に臨みかつ
    該偏光膜に対して間隔をおいて設けられた反射面と、前
    記偏光膜と反射面との間に設けられた偏光方向変換手段
    とを有し、 前記第3の光路は、前記第1の光ビームの反射光ビーム
    が前記対物レンズ、前記偏光膜を透過して前記第1の光
    検出手段に導かれることによって形成され、 前記第4の光路は、前記第2の光ビームの反射光ビーム
    が前記対物レンズを透過して前記偏光膜で反射され、前
    記偏光方向変換手段を透過して前記反射面で反射され、
    前記反射された第2の光ビームの反射光ビームが前記偏
    光方向手段を透過した後、前記偏光膜を透過することに
    より前記第2の光検出手段に導かれることによって形成
    される、 ことを特徴とする光ヘッド。
  16. 【請求項16】 前記光学部品と前記対物レンズとの間
    の光路中にビームスプリッタが配置され、前記第3の光
    路は、前記対物レンズを透過した前記第1の光ビームの
    反射光ビームが前記ビームスプリッタで反射され前記偏
    向膜を透過して前記第1の光検出手段に導かれることに
    よって形成され、前記第4の光路は、前記対物レンズを
    透過した前記第2の光ビームの反射光ビームが前記ビー
    ムスプリッタで反射され、さらに前記偏光膜で反射され
    前記偏光方向変換手段を透過して前記反射面で反射さ
    れ、前記反射された第2の光ビームの反射光ビームが前
    記偏光方向手段を透過した後、さらに前記偏光膜を透過
    して前記第2の光検出手段に導かれることによって形成
    されることを特徴とする請求項15記載の光ヘッド。
  17. 【請求項17】 前記対物レンズと前記ビームスプリッ
    タの間の光路中にコリメータレンズが配置されているこ
    とを特徴とする請求項15記載の光ヘッド。
  18. 【請求項18】 前記反射面は、前記偏光膜に対して光
    記録媒体の記録面と平行する方向に間隔をおいて配置さ
    れていることを特徴とする請求項15記載の光ヘッド。
  19. 【請求項19】 前記反射面は、前記偏光膜に対して光
    記録媒体の記録面に対して離間接近する方向に間隔をお
    いて配置されていることを特徴とする請求項15記載の
    光ヘッド。
  20. 【請求項20】 前記第1の光源、前記光学部材および
    前記対物レンズによって構成される第1の光学系の倍率
    をM1、前記第2の光源、前記光学部材および前記対物
    レンズによって構成される第2の光学系の倍率をM2と
    したときに、M1<M2となるように構成されているこ
    とを特徴とする請求項15記載の光ヘッド。
  21. 【請求項21】 前記光学部品は単一の部品として構成
    されていることを特徴とする請求項15記載の光ヘッ
    ド。
  22. 【請求項22】 前記第1の光源から出射される第1の
    光ビームは、CDの再生と、CD−RおよびCD−RW
    の記録および再生とに対応した波長であり、前記第2の
    光源から出射される第2の光ビームは、DVDおよびD
    VD−ROMの再生に対応した波長であることを特徴と
    する請求項15記載の光ヘッド。
  23. 【請求項23】 前記偏光膜は偏光方向がP偏光である
    光ビームを透過し、偏光方向がS偏光である光ビームを
    反射するように構成されていることを特徴とする請求項
    15記載の光ヘッド。
  24. 【請求項24】 前記偏光方向変換手段は1/4波長板
    または電気光学素子で構成され、前記偏光方向変換手段
    による光ビームの偏光方向の変換は、P偏光の光ビーム
    をS偏光の光ビームに変換することによってなされるこ
    とを特徴とする請求項15記載の光ヘッド。
  25. 【請求項25】 光記録媒体を保持して回転駆動する駆
    動手段と、 前記駆動手段によって回転駆動する光記録媒体に対し、
    光を照射し、前記光記録媒体からの反射光を検出する光
    ヘッドとを有し、 前記光ヘッドは、 第1の光ビームを出射する第1の光源と、 前記第1の光ビームとは波長が異なる第2の光ビームを
    出射する第2の光源と、 前記第1の光ビームおよび第2の光ビームを集光して前
    記光記録媒体に照射する対物レンズと、 前記照射された光ビームの前記光記録媒体での反射光ビ
    ームを前記対物レンズを介して受光する光検出手段と、 前記第1の光源と前記対物レンズとの間でかつ前記第2
    の光源と前記対物レンズとの間の光路中に配設され、前
    記第1の光ビームを前記対物レンズを経て前記光記録媒
    体に導く第1の光路と、前記第2の光ビームを前記対物
    レンズを経て前記光記録媒体に導く第2の光路とを形成
    する光学部品とを備えた光ヘッドであって、 前記光学部品は、 前記第1の光源および第2の光源の双方に臨むように設
    けられた偏光膜と、前記偏光膜に臨みかつ該偏光膜に対
    して間隔をおいて設けられた反射面と、前記偏光膜と反
    射面との間に設けられた偏光方向変換手段とを有し、 前記第1の光路は、前記第1の光源から出射された第1
    の光ビームが前記偏光膜を透過し前記対物レンズを経て
    前記光記録媒体に導かれることによって形成され、 前記第2の光路は、前記第2の光源から出射された第2
    の光ビームが前記偏光膜および前記偏光方向変換手段を
    この順に透過して前記反射面で反射され、前記反射され
    た第2の光ビームが前記偏光方向手段を透過した後、前
    記偏光膜で反射されることにより前記対物レンズを経て
    前記光記録媒体に導かれることによって形成される、 ことを特徴とする光ディスク装置。
  26. 【請求項26】 前記光検出手段は第1の光ビームが前
    記光記録媒体で反射された反射光ビームを受光する第1
    の受光素子を備え、前記第1の受光素子は前記第1の光
    源に並べて配置され、第1の光ビームが光記録媒体で反
    射された反射光ビームを前記第1の受光素子に導く第3
    の光路は、前記光記録媒体で反射された反射光ビームが
    前記対物レンズを透過し、前記偏光膜を透過して前記第
    1の受光素子に導かれることによって形成されることを
    特徴とする請求項25記載の光ディスク装置。
  27. 【請求項27】 前記光検出手段は第2の光ビームが前
    記光記録媒体で反射された反射光ビームを受光する第2
    の受光素子を備え、前記第2の受光素子は前記第2の光
    源に並べて配置され、第2の光ビームが光記録媒体で反
    射された反射光ビームを前記第2の受光素子に導く第4
    の光路は、前記光記録媒体で反射された反射光ビームが
    前記対物レンズを透過し、前記偏光膜で反射され前記偏
    光方向変換手段を透過して前記反射面で反射され、前記
    偏光方向手段を透過した後、前記偏光膜で反射されて前
    記第2の受光素子に導かれることによって形成されるこ
    とを特徴とする請求項25記載の光ディスク装置。
  28. 【請求項28】 前記光学部品と前記対物レンズとの間
    の光路中にビームスプリッタが配置され、前記第1の光
    路は、前記第1の光源から出射された第1の光ビームが
    前記偏光膜を透過し前記ビームスプリッタで反射され前
    記対物レンズを経て前記光記録媒体に導かれることによ
    って形成され、前記第2の光路は、前記第2の光源から
    出射された第2の光ビームが前記偏光膜および前記偏光
    方向変換手段をこの順に透過して前記反射面で反射さ
    れ、前記反射された第2の光ビームが前記偏光方向手段
    を透過した後、前記偏光膜で反射され、さらに前記ビー
    ムスプリッタで反射され前記対物レンズを経て前記光記
    録媒体に導かれることによって形成されることを特徴と
    する請求項25記載の光ディスク装置。
  29. 【請求項29】 前記光検出手段は第1の光ビームが前
    記光記録媒体で反射された反射光ビームを受光する第1
    の受光素子を備え、前記第1の受光素子は前記第1の光
    源と切り離されて配置され、第1の光ビームが光記録媒
    体で反射された反射光ビームを前記第1の受光素子に導
    く第3の光路は、前記光記録媒体で反射された反射光ビ
    ームが前記対物レンズを透過し、前記ビームスプリッタ
    で反射されて前記第1の受光素子に導かれることによっ
    て形成されることを特徴とする請求項28記載の光ディ
    スク装置。
  30. 【請求項30】 前記光検出手段は第2の光ビームが前
    記光記録媒体で反射された反射光ビームを受光する第2
    の受光素子を備え、前記第2の光源と前記第2の受光素
    子は並べて配置され、第2の光ビームが光記録媒体で反
    射された反射光ビームを前記第2の受光素子に導く第4
    の光路は、前記光記録媒体で反射された反射光ビームが
    前記対物レンズを透過し、前記ビームスプリッタで反射
    され、さらに前記偏光膜で反射されて前記偏光方向変換
    手段を透過し、さらに前記反射面で反射され、前記偏光
    方向手段および前記偏光膜を透過して前記第2の受光素
    子に導かれることによって形成されることを特徴とする
    請求項25記載の光ディスク装置。
  31. 【請求項31】 前記対物レンズと前記ビームスプリッ
    タの間の光路中にコリメータレンズが配置されているこ
    とを特徴とする請求項29または30記載の光ディスク
    装置。
  32. 【請求項32】 前記反射面は、前記偏光膜に対して光
    記録媒体の記録面と平行する方向に間隔をおいて配置さ
    れていることを特徴とする請求項25記載の光ディスク
    装置。
  33. 【請求項33】 前記反射面は、前記偏光膜に対して光
    記録媒体の記録面に対して離間接近する方向に間隔をお
    いて配置されていることを特徴とする請求項25記載の
    光ディスク装置。
  34. 【請求項34】 前記第1の光源、前記光学部材および
    前記対物レンズによって構成される第1の光学系の倍率
    をM1、前記第2の光源、前記光学部材および前記対物
    レンズによって構成される第2の光学系の倍率をM2と
    したときに、M1<M2となるように構成されているこ
    とを特徴とする請求項25記載の光ディスク装置。
  35. 【請求項35】 前記光学部品は単一の部品として構成
    されていることを特徴とする請求項25記載の光ディス
    ク装置。
  36. 【請求項36】 前記第1の光源から出射される第1の
    光ビームは、CDの再生と、CD−RおよびCD−RW
    の記録および再生とに対応した波長であり、前記第2の
    光源から出射される第2の光ビームは、DVDおよびD
    VD−ROMの再生に対応した波長であることを特徴と
    する請求項25記載の光ディスク装置。
  37. 【請求項37】 前記偏光膜は偏光方向がP偏光である
    光ビームを透過し、偏光方向がS偏光である光ビームを
    反射するように構成されていることを特徴とする請求項
    25記載の光ディスク装置。
  38. 【請求項38】 前記偏光方向変換手段は1/4波長板
    または電気光学素子で構成され、前記偏光方向変換手段
    による光ビームの偏光方向の変換は、P偏光の光ビーム
    をS偏光の光ビームに変換することによってなされるこ
    とを特徴とする請求項25記載の光ディスク装置。
  39. 【請求項39】 光記録媒体を保持して回転駆動する駆
    動手段と、 前記駆動手段によって回転駆動する光記録媒体に対し、
    光を照射し、前記光記録媒体からの反射光を検出する光
    ヘッドとを有し、 前記光ヘッドは、 第1の光ビームを出射する第1の光源と、 前記第1の光ビームとは波長が異なる第2の光ビームを
    出射する第2の光源と、 前記第1の光ビームおよび第2の光ビームを集光して前
    記光記録媒体に照射する対物レンズと、 前記照射された第1の光ビームの前記光記録媒体での反
    射光ビームを前記対物レンズを介して受光する第1の光
    検出手段と、 前記照射された第2の光ビームの前記光記録媒体での反
    射光ビームを前記対物レンズを介して受光する第2の光
    検出手段と、 前記第1の光検出手段と前記対物レンズとの間でかつ前
    記第2の光検出手段と前記対物レンズとの間の光路中に
    配設され、前記第1の光ビームの反射光ビームを前記対
    物レンズを経て前記第1の光検出手段に導く第3の光路
    と、前記第2の光ビームの反射光ビームを前記対物レン
    ズを経て前記第2の光検出手段に導く第4の光路とを形
    成する光学部品とを備えた光ディスク装置であって、 前記光学部品は、 前記第1の光検出手段および第2の光検出手段の双方に
    臨むように設けられた偏光膜と、前記偏光膜に臨みかつ
    該偏光膜に対して間隔をおいて設けられた反射面と、前
    記偏光膜と反射面との間に設けられた偏光方向変換手段
    とを有し、 前記第3の光路は、前記第1の光ビームの反射光ビーム
    が前記対物レンズ、前記偏光膜を透過して前記第1の光
    検出手段に導かれることによって形成され、 前記第4の光路は、前記第2の光ビームの反射光ビーム
    が前記対物レンズを透過して前記偏光膜で反射され、前
    記偏光方向変換手段を透過して前記反射面で反射され、
    前記反射された第2の光ビームの反射光ビームが前記偏
    光方向手段を透過した後、前記偏光膜を透過することに
    より前記第2の光検出手段に導かれることによって形成
    される、 ことを特徴とする光ディスク装置。
  40. 【請求項40】 前記光学部品と前記対物レンズとの間
    の光路中にビームスプリッタが配置され、前記第3の光
    路は、前記対物レンズを透過した前記第1の光ビームの
    反射光ビームが前記ビームスプリッタで反射され前記偏
    向膜を透過して前記第1の光検出手段に導かれることに
    よって形成され、前記第4の光路は、前記対物レンズを
    透過した前記第2の光ビームの反射光ビームが前記ビー
    ムスプリッタで反射され、さらに前記偏光膜で反射され
    前記偏光方向変換手段を透過して前記反射面で反射さ
    れ、前記反射された第2の光ビームの反射光ビームが前
    記偏光方向手段を透過した後、さらに前記偏光膜を透過
    して前記第2の光検出手段に導かれることによって形成
    されることを特徴とする請求項39記載の光ディスク装
    置。
  41. 【請求項41】 前記対物レンズと前記ビームスプリッ
    タの間の光路中にコリメータレンズが配置されているこ
    とを特徴とする請求項39記載の光ディスク装置。
  42. 【請求項42】 前記反射面は、前記偏光膜に対して光
    記録媒体の記録面と平行する方向に間隔をおいて配置さ
    れていることを特徴とする請求項39記載の光ディスク
    装置。
  43. 【請求項43】 前記反射面は、前記偏光膜に対して光
    記録媒体の記録面に対して離間接近する方向に間隔をお
    いて配置されていることを特徴とする請求項39記載の
    光ディスク装置。
  44. 【請求項44】 前記第1の光源、前記光学部材および
    前記対物レンズによって構成される第1の光学系の倍率
    をM1、前記第2の光源、前記光学部材および前記対物
    レンズによって構成される第2の光学系の倍率をM2と
    したときに、M1<M2となるように構成されているこ
    とを特徴とする請求項39記載の光ヘッド。
  45. 【請求項45】 前記光学部品は単一の部品として構成
    されていることを特徴とする請求項39記載の光ディス
    ク装置。
  46. 【請求項46】 前記第1の光源から出射される第1の
    光ビームは、CDの再生と、CD−RおよびCD−RW
    の記録および再生とに対応した波長であり、前記第2の
    光源から出射される第2の光ビームは、DVDおよびD
    VD−ROMの再生に対応した波長であることを特徴と
    する請求項39記載の光ディスク装置。
  47. 【請求項47】 前記偏光膜は偏光方向がP偏光である
    光ビームを透過し、偏光方向がS偏光である光ビームを
    反射するように構成されていることを特徴とする請求項
    39記載の光ディスク装置。
  48. 【請求項48】 前記偏光方向変換手段は1/4波長板
    または電気光学素子で構成され、前記偏光方向変換手段
    による光ビームの偏光方向の変換は、P偏光の光ビーム
    をS偏光の光ビームに変換することによってなされるこ
    とを特徴とする請求項39記載の光ディスク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011096332A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Sharp Corp レーザ装置および光ピックアップ

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