JP2003318379A - 光電変換装置及びその製造方法 - Google Patents

光電変換装置及びその製造方法

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JP2003318379A
JP2003318379A JP2002118746A JP2002118746A JP2003318379A JP 2003318379 A JP2003318379 A JP 2003318379A JP 2002118746 A JP2002118746 A JP 2002118746A JP 2002118746 A JP2002118746 A JP 2002118746A JP 2003318379 A JP2003318379 A JP 2003318379A
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well
conductivity type
photoelectric conversion
light receiving
element isolation
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JP2002118746A
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Yoshiko Takagi
賀子 高木
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォトダイオード間を分離する素子分離構造
の形成がフォトダイオードの感度の低下につながらず、
大信号時にも飽和を起こしにくい構造をもつ光電変換装
置及びその製造方法を提供すること。 【解決手段】 フォトダイオード間を素子分離する素子
分離構造、例えばSTI構造7bを基板の熱酸化によら
ない方法で形成し、素子分離構造7bに接してこれを取
り囲む第1導電型の半導体基板1中に第2導電型のチャ
ネルストッパ層6を形成する。さらに、フォトダイオー
ドの信号電荷蓄積領域として第1導電型の半導体層18
を形成し、この周囲を第2導電型のウェル8、10、1
1で取り囲み、基板1の他の領域から分離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォトダイオード
が各受光領域にそれぞれ形成されている光電変換装置及
びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタルカメラやインターネット
の急速な普及により、光学的な画像情報を電気信号に変
換し、デジタルデータとして取り込み、加工し、利用す
る機会が増えている。このため、固体撮像装置等の光電
変換装置に対しても小型化、低コスト化、高精細度・高
感度・広ダイナミックレンジ等の高性能化の要求が高ま
り、今後ますますフォトダイオード等の固体撮像素子の
微細化、高集積度化が進むと予想される。
【0003】図8(a)及び(b)は、それぞれ、従来
のイメージセンサ等のフォトダイオード(PD;Photo
Diode)を中心とした主要部の概略断面図及び概略平面
図の一例である。基板表面には、フォトダイオード間を
素子分離するために、各フォトダイオードの受光領域1
14を電気的に絶縁するLOCOS(Local Oxidation
of Silicon)構造の素子分離構造107が形成されてい
る。
【0004】図8の例では、基板にN型シリコン基板1
01が用いられ、基板表面に形成されたN型シリコン層
118と、その下部のP型化した層112との界面でP
N接合によるフォトダイオードを形成している。以下、
素子分離構造107で囲まれた部分を受光領域114と
呼び、そのうちPN接合が形成されている部分をセンサ
開口部115と呼んで、両者を区別することにする。セ
ンサ開口部115に入射した光は、PN接合部に達する
とそこで正孔と電子に変換され、入射光の光量に応じた
信号電荷(電子)がN型シリコン層118、更にはN型
層がP型化した層112に蓄積される。なお、最表面の
+型シリコン層119は表面からの電荷のリークを防
止するものである。
【0005】N型シリコン層118からなる信号電荷蓄
積領域は、素子分離構造107の下部とその周囲に形成
されたP型表面側ウェル111、基板の深い位置に形成
されたP型ディープウェル108、P型表面側ウェル1
11とP型ディープウェル108とを電気的に接続する
ように素子分離構造107の下方に上下方向に長く形成
されたP型プラグ(Plug)ウェル110とによって側面
と底面とから取り囲まれている。これによって、N型信
号電荷蓄積領域は、基板内においても周辺素子から電気
的に分離され、信号電荷が漏洩する事が無い。
【0006】次に、図8のフォトダイオードの製造方法
について説明する。
【0007】まず、N型シリコン基板101の受光領域
114に酸化防止用のマスクである酸化シリコン膜及び
窒化シリコン膜を積層して形成した後、選択的な熱酸化
によって受光領域114の周囲にLOCOS構造の素子
分離構造107を形成する。
【0008】次に、受光領域114を含む画素全体に、
加速電圧2MeV、注入量(面密度)5×1011/cm
2でB+イオンをイオン注入し、続いて加熱による熱拡散
とアニール処理を行い、基板の深い位置にP型ディープ
ウェル108を形成する。
【0009】次に、受光領域114と素子分離構造10
7の一部をマスクしながら、素子分離構造107の下方
に、加速電圧1.5MeV、注入量(面密度)8×10
11/cm2、及び加速電圧1.0MeV、面密度3×1
12/cm2でB+イオンをイオン注入し、続いて加熱に
よる熱拡散とアニール処理を行い、P型プラグウェル1
10を形成する。
【0010】ここでは、素子分離構造107の一部を覆
うマスクを用いて、P型プラグウェル110と半導体層
112との境界を、素子分離構造107の末端直下より
も、受光領域114からみていくらか後退した位置に形
成する。これは、信号電荷の蓄積容量を増加させるため
である。
【0011】次に、センサ開口部115をマスクしなが
ら素子分離構造107の下部とその周囲に、加速電圧6
00keV、注入量(面密度)3×1012/cm2;加
速電圧380keV、面密度3×1012/cm2;及び
加速電圧190keV、注入量(面密度)6×1012
cm2でB+イオンをイオン注入し、続いて加熱による熱
拡散とアニール処理を行い、P型表面側ウェル111を
形成する。
【0012】通常、P型表面側ウェル111は、フォト
ダイオード周辺に形成される制御回路(Logic回路)領
域につくられるPウェルと同時に形成される。また、後
述する理由で、LOCOS構造の素子分離構造107の
端部を0.1μmほどの幅をもって被覆する(受光領域
114側にはみ出す)ように形成される。
【0013】続いて、センサ開口部115以外の部分を
マスクしながら、センサ開口部115に加速電圧300
keV、注入量(面密度)2×1012/cm2でAs+
オンをイオン注入し、続いて加熱アニール処理を行い、
N型シリコン層118を形成する。
【0014】最後に、同じマスクを用いて、加速電圧5
0keV、面密度1×1013/cm 2でBF2 +イオンを
イオン注入し、続いて加熱アニール処理を行い、P+
シリコン層119を形成する。これで、加熱処理の過程
での不純物拡散によりP型化したシリコン層112とN
型シリコン層118の界面にPN接合(フォトダイオー
ド)が形成される。従って、上から見てP型表面側ウェ
ル111で囲まれた領域が、センサ開口部115とな
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】微細化、高集積度化と
いう立場からみた図8のフォトダイオードの問題点は、
LOCOS構造の素子分離構造107の末端から受光領
域114側に0.1μmほどの幅で作られたP型表面側
ウェル111のはみ出し部分116の存在にある(図8
(b))。このようなはみ出し部分116があると、そ
の分だけセンサ開口部115は受光領域114より小さ
くなるから、単位画素中に占めるセンサ開口部115の
面積割合であるセンサ開口率が小さくなり、フォトダイ
オードの感度が低下する原因になる。
【0016】このようなセンサ開口率の低下は、高精細
度化によって単位画素の面積が小さくなるほど相対的に
大きくなり、フォトダイオードを微細化する上での大き
な障害になる。
【0017】そもそもP型表面側ウェル111のはみ出
し部分116は、素子分離構造107の形成方法として
基板を選択的に熱酸化するという方法を用いたため、漏
洩電流を抑制するために必然的に設けざるを得なくなっ
た部分である。
【0018】例えば、上述したLOCOS構造の素子分
離構造107の形成工程では、受光領域114を窒化シ
リコン膜でマスクして周囲の基板を選択的に熱酸化する
ことにより、酸化シリコンからなる絶縁材を形成する。
このとき、熱酸化によって形成された酸化シリコンがす
そ野をひくように窒化シリコン膜の下に侵入し、受光領
域114側に「bird's beak(鳥のくちばし)」と呼ばれ
る基板の歪みの大きい境界領域を形成する。このような
境界領域では、構造的なストレスが集中しているため、
結晶の格子欠陥や界面準位に起因する電荷の漏洩が起こ
りやすい。
【0019】P型表面側ウェル111の受光領域114
側へのはみ出し部分116は、この境界領域を包み込
み、N型シリコン層116と絶縁するためのものであ
る。これによって、漏洩電流は抑制されるが、前述した
通り、センサ開口率の減少・フォトダイオードの感度低
下の原因となり、フォトダイオードを微細化する上での
大きな障害になる。
【0020】本発明は、上記のような事情に鑑みてなさ
れたものであって、その目的は、フォトダイオード間を
素子分離する素子分離構造の形成が、フォトダイオード
の感度の低下につながりにくい構造をもつ光電変換装置
及びその製造方法を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、フォト
ダイオードが各受光領域にそれぞれ形成されている光電
変換装置であって、第1導電型の半導体基体と、前記半
導体基体上に形成され、前記フォトダイオード間を素子
分離するために形成された凹部内に絶縁膜が埋め込まれ
てなる素子分離構造と、前記素子分離構造に接してこれ
を取り囲むように前記半導体基体中に形成された第2導
電型のチャネルストッパ層と、前記受光領域の表面に形
成された、前記フォトダイオードを構成する第1導電型
の半導体層と、前記第1導電型の半導体層に接してその
下部に形成された第2導電型の半導体層と、前記受光領
域側の前記素子分離構造の端部に対し、前記受光領域の
外方位置にて前記受光領域を取り囲むように形成された
第2導電型の第1のウェルと、前記受光領域の底部に形
成された第2導電型の第2のウェルとを有する光電変換
装置に係わり、前記素子分離構造が、特にSTI(Shal
low Trench Isolation)構造である光電変換装置に係わ
る。
【0022】また、本発明は、フォトダイオードが各受
光領域にそれぞれ形成されている光電変換装置の製造方
法であって、第1導電型の半導体基体上に、前記フォト
ダイオード間を素子分離するために形成された凹部内に
絶縁膜が埋め込まれてなる素子分離構造を形成する工程
と、前記素子分離構造に接してこれを取り囲むように、
前記半導体基体中に第2導電型のチャネルストッパ層を
形成する工程と、前記受光領域の表面に、前記フォトダ
イオードを構成する第1導電型の半導体層を形成する工
程と、前記第1導電型の半導体層に接してその下部に第
2導電型の半導体層を形成する工程と、前記受光領域側
の前記素子分離構造の端部に対し、前記受光領域の外方
位置にて前記受光領域を取り囲むように、第2導電型の
第1のウェルを形成する工程と、前記受光領域の底部に
第2導電型の第2のウェルを形成する工程とを有する光
電変換装置の製造方法に係わり、前記素子分離構造が、
特にSTI構造である光電変換装置の製造方法に係わ
る。
【0023】本発明によれば、前記素子分離構造におい
ても、歪みの大きい境界領域が周囲に形成されるが、前
記凹部の形成後に前記凹部からの不純物ドーピングによ
り前記境界領域に前記第2導電型のチャネルストッパ層
を形成できるため、LOCOS構造と比較して、チャネ
ルストッパ層を薄くすることができる。このため、前記
素子分離構造によって囲まれる前記受光領域のほぼ全域
をセンサ開口部として用いることができる。
【0024】また、前記STI構造は、素子分離のため
の絶縁材料の幅をLOCOS構造等と比べてかなり狭め
ることができるので、前記素子分離構造自体の面積も縮
小できる。
【0025】以上から、単位画素中に占めるセンサ開口
部の面積割合であるセンサ開口率を増加させ、フォトダ
イオードの感度を向上させることができる。
【0026】また、本発明によれば、前記素子分離構造
の末端直下に対し、前記受光領域の外方位置にまで広が
った前記第2導電型の半導体層が、信号電荷蓄積領域と
して用いられる。このため、大光量時に多量の信号電荷
が発生しても飽和することなく信号電荷を蓄積できるの
で、大きなダイナミックレンジを実現することができ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明においては、第2導電型の
第1のウェルを、前記第2導電型の第2のウェル(ディ
ープウェル)上のプラグウェルと、このプラグウェルと
同一パターンの表面側ウェルとで構成し、この表面側ウ
ェルと前記第1導電型の半導体層下の半導体層との界面
を前記素子分離構造の下に形成するのがよい。
【0028】前記第2導電型のチャネルストッパ層を形
成するに際しては、前記凹部に酸化物の埋め込みを行う
前に、前記凹部の壁面からのイオン注入によって形成す
るのがよい。あるいは、前記凹部に埋め込んだ絶縁物材
料からのイオンの熱拡散によって形成するのもよい。
【0029】また、前記素子分離構造を形成するに際し
ては、前記凹部に気相成長法によって素子分離用の絶縁
材料を埋め込むのがよい。
【0030】また、前記第2導電型のウェルを形成する
に際しては、大きな加速電圧によるイオン注入とそれに
続く加熱による熱拡散とアニール処理によって第2のウ
ェルを形成し、同一マスクを用いた異なる加速電圧によ
る複数回のイオン注入とそれに続く加熱による熱拡散と
アニール処理によって第1のウェルを形成するのがよ
い。
【0031】イオン注入法によれば、所定の位置に所望
の濃度のドーパントを精度良くドーピングすることがで
きる。このため、例えば熱拡散法では不可能な、前記半
導体基体の深部にウェルを形成することができる。
【0032】本発明に基づいて、固体撮像装置を製造す
るのがよい。
【0033】以下、本発明に基づく実施の形態を図面参
照下に具体的に説明する。
【0034】実施の形態1 図1(a)及び(b)は、それぞれ、本発明の実施の形
態の一例であるイメージセンサのフォトダイオードを中
心とした主要部の概略断面図(a)と概略平面図(b)
である。この例では、基板にN型シリコン基板1が用い
られ、フォトダイオード間を素子分離するために、各フ
ォトダイオードの受光領域14を電気的に絶縁するST
I構造が素子分離構造7bとして形成されている。
【0035】受光領域14の基板深くに形成されたP型
シリコン層8(実際には、その上のP型化した層12)
とその上部のN型シリコン層18とがその界面でPN接
合によるフォトダイオード(PD;Photo Diode)を形
成している。以下、素子分離構造7bで囲まれた部分を
受光領域14と呼び、そのうちPN接合が形成されてい
る部分をセンサ開口部15と呼んで、両者を区別するこ
とにする。センサ開口部15に入射した光は、PN接合
部に達するとそこで正孔と電子に変換され、入射光の光
量に応じた信号電荷(電子)がN型領域18付近に蓄積
される。
【0036】N型シリコン層18からなる信号電荷蓄積
領域は、素子分離構造7bの下部とその周囲に形成され
たP型表面側ウェル11、基板の深い位置に形成された
P型ディープウェル8、P型表面側ウェル11とP型デ
ィープウェル8とを電気的に接続するように素子分離構
造7bの下方に上下方向に長く形成されたP型プラグ
(Plug)ウェル10とによって側面と底面とから取り囲
まれている。これによって、N型信号電荷蓄積領域は、
基板内においても周辺素子から電気的に分離され、信号
電荷が漏洩する事が無い。
【0037】P型表面側ウェル11及びP型プラグウェ
ル10とP型領域12との境界は、STI素子分離構造
7bの末端直下よりも、受光領域14からみて0.2μ
m後退した位置に形成される。これは、信号電荷の蓄積
容量を増加させるためである。
【0038】図1(b)と図8(b)を見比べてみる
と、本実施の形態によるイメージセンサと従来例のイメ
ージセンサの違いが最もよく理解できる。図1(b)に
は、図8(b)にみられた受光領域114に入り込んだ
P型表面側ウェルのはみ出し部116がなく、代わり
に、後述の凹部(トレンチ溝)からの不純物拡散による
薄いP+型チャネルストッパ層6があるのみである。P+
型チャネルストッパ層6の厚さは0.1μm以下、例え
ば30nmほどであるので、STI素子分離構造7bで
囲まれた受光領域14とセンサ開口部15とがほとんど
同じになり、P型表面側ウェルによるサイズシュリンク
がない分、従来よりもセンサ開口部15の面積が大きく
なり、フォトダイオードの感度が向上する。
【0039】実施の形態2 図2〜4は、本発明の実施の形態の1例である光電変換
装置の製造方法によって、実施の形態1で示したイメー
ジセンサを作製する工程を工程順に示す主要部概略断面
図である。ここでは、P+型チャネルストッパ層6を、
イオン注入法によって形成する。
【0040】まず、受光領域14の周囲に素子分離構造
としてSTI構造7bを形成するために、CVD(Chem
ical Vapor Deposition)法等によりN型半導体基板1
の表面上に酸化シリコン膜2及び窒化シリコン膜3を積
層して形成した後、STI構造7bのトレンチ溝4のパ
ターンに対応した形状にこれらの膜2及び3をパターニ
ングする(図2(a))。
【0041】次に、図2(b)のように、酸化シリコン
膜2及び窒化シリコン膜3をマスクとして、ドライエッ
チング(反応性イオンエッチング)等によりシリコンを
エッチング除去して、トレンチ溝4を形成する。
【0042】次に、図2(c)のように、トレンチ溝4
の内壁を熱酸化して、トレンチ溝4内壁に薄い酸化シリ
コン膜5を形成する。
【0043】次に、トレンチ溝4を酸化シリコンで埋め
る前に、図2(d)のように、基板垂直方向から30度
傾いた角度をもって加速電圧100keV、注入量(面
密度)2×1013/cm2でBF2 +イオンをトレンチ溝
4の内壁からイオン注入して、P+型チャネルストッパ
層6を形成する。
【0044】次に、図3(e)のように、CVD(Chem
ical Vapor Deposition)法等により酸化シリコン7a
を堆積させ、トレンチ溝4に酸化シリコン7aを埋め込
む。
【0045】次に、図3(f)のように、CMP(Chem
ical Mechanical Polishing)法等により表面を研磨し
て、余分な酸化シリコン、窒化シリコン膜3、酸化シリ
コン膜2を順次除去して、STI素子分離構造7bを完
成する。
【0046】次に、図3(g)のように、受光領域14
を含む画素全体に、加速電圧2MeV、注入量(面密
度)5×1011/cm2でB+イオンをイオン注入し、続
いて加熱による熱拡散とアニール処理を行い、基板の深
い位置にP型ディープウェル8を形成する。
【0047】次に、図3(h)のように、受光領域14
とSTI素子分離構造7bの一部をマスク9で覆いなが
ら、STI構造7bの下方に、加速電圧1.5MeV、
注入量(面密度)8×1011/cm2、及び加速電圧
1.0MeV、面密度3×101 2/cm2でB+イオンを
イオン注入し、続いて加熱による熱拡散とアニール処理
を行い、P型プラグウェル10を形成する。
【0048】次に、図4(i)のように、同一マスク9
を用いてSTI構造7bの下に、加速電圧600ke
V、注入量(面密度)3×1012/cm2;加速電圧3
80keV、面密度3×1012/cm2;及び加速電圧
190keV、注入量(面密度)6×1012/cm2
+イオンをイオン注入し、続いて加熱による熱拡散と
アニール処理を行い、P型表面側ウェル11を形成す
る。このように同一マスクを用いてウェル10と11を
形成するので、マスク形成工程が1回で済み、工程数の
削減効果がある。
【0049】通常、P型表面側ウェル11は、フォトダ
イオード周辺に形成される制御回路(Logic回路)領域
につくられるP型ウェルと同時に形成される。また、P
型表面側ウェル11の形成によって受光領域14の下方
のN型シリコン領域が他のN型シリコン領域から分断さ
れたことになる。また、ウェル形成時の熱拡散により、
N型基板がP型化し、P型ウェルに囲まれたP型層12
が形成される。
【0050】最後に、フォトダイオードを形成する。図
4(j)のように、センサ開口部15以外の部分をマス
クしながら、センサ開口部15に加速電圧300ke
V、注入量(面密度)2×1012/cm2でAs+イオン
をイオン注入し、続いて加熱アニール処理を行い、N型
シリコン層18を形成する。これで、P型シリコン層1
2とN型シリコン層18との界面にPN接合(フォトダ
イオード)が形成される。従って、図1(b)に示すよ
うに、平面図上でP+型チャネルストッパ層6で囲まれ
た領域が、センサ開口部15となる。
【0051】次に、図4(k)のように、受光部14以
外の部分をマスクしながら、加速電圧50keV、面密
度1×1013/cm2でBF2 +イオンをイオン注入し、
続いて加熱アニール処理を行い、P+型シリコン層19
を形成する。
【0052】次に、マスクを除去して、イメージセンサ
が完成する(図4(l))。
【0053】実施の形態3 図5〜7は、本発明の実施の形態の他の例である光電変
換装置の製造方法によって、実施の形態1で示したイメ
ージセンサを作製する工程を工程順に示す主要部概略断
面図である。
【0054】ここでは、P+型チャネルストッパ層6
を、イオン注入法ではなく、STI素子分離構造37b
となるポリシリコン37aに含まれるB+イオンの拡散
によって形成する。他の工程は実施の形態2と同様であ
るので、するその部分の説明は、実施の形態2に示した
説明を参照するものとする。
【0055】まず、受光領域14の周囲に素子分離構造
としてSTI構造37bを形成するために、図5(a)
〜(c)の工程により、トレンチ溝4を形成し、内壁を
熱酸化して、酸化シリコン層5を形成する。
【0056】次に、図5(d)のように、CVD(Chem
ical Vapor Deposition)法等によりB+イオンを高濃度
に含有したポリシリコン37aを堆積させ、トレンチ溝
4にB+含有ポリシリコン37aを埋め込む。
【0057】次に、図6(e)のように、酸化性雰囲気
中での加熱によりポリシリコンを酸化しながら、B+
オンをトレンチ溝4の周囲のN型シリコン基板1中に拡
散させ、P+型チャネルストッパ層6を形成する。これ
は、熱処理のみでオートドーピングにより実現できるの
で、実施の形態2のようなイオン注入よりも作業が容易
となる。
【0058】次に、図6(f)のように、CMP(Chem
ical Mechanical Polishing)法等により表面を研磨し
て、余分なB+含有酸化シリコン(ポリシリコンの酸化
物)37b、窒化シリコン膜3、酸化シリコン膜2を順
次除去して、B+含有酸化シリコンが埋め込まれたST
I素子分離構造37bを完成する。
【0059】これより、図6(g)〜図7(l)で、P
型ウェルとN型ウェル、及びフォトダイオードを順次形
成して、イメージセンサを完成するのは、実施の形態2
と同様であり、作製された構造も実施の形態1と同様で
あるから、上述したと同様の効果が得られる。
【0060】以上、本発明を実施の形態に基づいて説明
したが、本発明はこれらの例に何ら限定されるものでは
なく、発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であ
ることは言うまでもない。
【0061】例えば、上述のウェル形成のイオン注入
は、STIによる素子分離構造の形成以前に行ってもよ
い。また、上述の各半導体領域の導電型を逆にしてもよ
い。
【0062】
【発明の作用効果】本発明によれば、前記素子分離構造
においても、歪みの大きい境界領域が周囲に形成される
が、前記凹部の形成後に前記凹部からの不純物ドーピン
グにより前記境界領域に前記第2導電型のチャネルスト
ッパ層を形成できるため、LOCOS構造と比較して、
チャネルストッパ層を薄くすることができる。このた
め、素子分離構造によって囲まれる前記受光領域のほぼ
全域をセンサ開口部として用いることができる。
【0063】また、特にSTI構造は、素子分離のため
の絶縁材の幅をLOCOS構造等と比べてかなり狭める
ことができるので、素子分離構造自体の面積も縮小でき
る。
【0064】以上から、単位画素中に占めるセンサ開口
部の面積割合であるセンサ開口率を増加させ、フォトダ
イオードの感度を向上させることができる。
【0065】また、本発明によれば、素子分離構造の末
端直下に対し、受光領域の外方位置にまで広がった第1
導電型の半導体層が、信号電荷蓄積領域として用いられ
る。このため、大光量時に多量の信号電荷が発生しても
飽和することなく信号電荷を蓄積できるので、大きなダ
イナミックレンジを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例による光電変換装置
の主要部の概略断面図(a)と概略平面図(b)であ
る。
【図2】本発明の実施の形態の一例による光電変換装置
の作製工程を示す主要部概略断面図である。
【図3】同、光電変換装置の作製工程を示す主要部概略
断面図である。
【図4】同、光電変換装置の作製工程を示す主要部概略
断面図である。
【図5】本発明の実施の形態の他の例による光電変換装
置の作製工程を示す主要部概略断面図である。
【図6】同、光電変換装置の作製工程を示す主要部概略
断面図である。
【図7】同、光電変換装置の作製工程を示す主要部概略
断面図である。
【図8】従来の光電変換装置の一例の主要部概略断面図
(a)と主要部概略平面図(b)である。
【符号の説明】
1…N型半導体基板、2…酸化シリコン膜、3…窒化シ
リコン膜、4…トレンチ溝、5…酸化シリコン膜、6…
+型チャネルストッパ層、7a…酸化シリコン、7b
…素子分離構造(STI構造)、8…P型ディープウェ
ル、9…マスク、10…P型プラグウェル、11…P型
表面側ウェル、12…P型シリコン層、13…マスク、
14…受光領域、15…センサ開口部、18…N型シリ
コン層、19…P+型シリコン層、20…マスク、37
a…B+含有ポリシリコン、37b…素子分離構造(S
TI構造)、101…N型半導体基板、102…酸化シ
リコン膜、107…素子分離構造(LOCOS構造)、
108…P型ディープウェル、110…P型プラグウェ
ル、111…P型表面側ウェル、112…P型シリコン
層、114…受光領域、115…センサ開口部、116
…P型表面側ウェルのはみ出し部分、118…N型シリ
コン層、119…P+型シリコン層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4M118 AB01 BA06 CA03 CA32 FA26 FA27 FB22 5F032 AA34 AA44 AA45 AA77 AB03 AC01 BB01 CA03 CA21 CA23 DA02 DA23 DA33 DA43 DA53 DA74 5F049 MA02 MB03 NA01 NB05 PA10 PA14 QA03 QA14 QA15 RA03 RA04 SS03

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォトダイオードが各受光領域にそれぞ
    れ形成されている光電変換装置であって、 第1導電型の半導体基体と、 前記半導体基体上に形成され、前記フォトダイオード間
    を素子分離するために形成された凹部内に絶縁膜が埋め
    込まれてなる素子分離構造と、 前記素子分離構造に接してこれを取り囲むように前記半
    導体基体中に形成された第2導電型のチャネルストッパ
    層と、 前記受光領域の表面側に形成された、前記フォトダイオ
    ードを構成する第1導電型の半導体層と、 前記受光領域側の前記素子分離構造の端部に対し、前記
    受光領域の外方位置にて前記受光領域を取り囲むように
    形成された第2導電型の第1のウェルと、 前記受光領域の底部に形成された第2導電型の第2のウ
    ェルとを有する光電変換装置。
  2. 【請求項2】 前記素子分離構造がSTI(Shallow Tr
    ench Isolation)構造である、請求項1に記載した光電
    変換装置。
  3. 【請求項3】 前記第2導電型の第1のウェルが、前記
    第2導電型の第2のウェル(ディープウェル)上のプラ
    グウェルとこのプラグウェルと同一パターンの表面側ウ
    ェルとからなり、この表面側ウェルと前記第1導電型の
    半導体層下の半導体層との界面が、前記素子分離構造の
    下に位置している、請求項1に記載した光電変換装置。
  4. 【請求項4】 前記光電変換装置が固体撮像装置であ
    る、請求項1に記載した光電変換装置。
  5. 【請求項5】 フォトダイオードが各受光領域にそれぞ
    れ形成されている光電変換装置の製造方法であって、 第1導電型の半導体基体上に、前記フォトダイオード間
    を素子分離するために形成された凹部内に絶縁膜が埋め
    込まれてなる素子分離構造を形成する工程と、 前記素子分離構造に接してこれを取り囲むように、前記
    半導体基体中に第2導電型のチャネルストッパ層を形成
    する工程と、 前記受光領域の表面側に、前記フォトダイオードを構成
    する第1導電型の半導体層を形成する工程と、 前記受光領域側の前記素子分離構造の端部に対し、前記
    受光領域の外方位置にて前記受光領域を取り囲むよう
    に、第2導電型の第1のウェルを形成する工程と、 前記受光領域の底部に第2導電型の第2のウェルを形成
    する工程とを有する光電変換装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記素子分離構造がSTI(Shallow Tr
    ench Isolation)構造である、請求項5に記載した光電
    変換装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第2導電型の第1のウェルが、前記
    第2導電型の第2のウェル(ディープウェル)上のプラ
    グウェルとこのプラグウェルと同一パターンの表面側ウ
    ェルとからなり、この表面側ウェルと前記第1導電型の
    半導体層下の半導体層との界面を、前記素子分離構造の
    下に形成する、請求項5に記載した光電変換装置の製造
    方法。
  8. 【請求項8】 前記凹部を形成後、前記凹部に酸化物の
    埋め込みを行う前に、前記凹部トレンチ壁面からイオン
    注入することによって前記第2導電型のチャネルストッ
    パ層を形成する、請求項5に記載した光電変換装置の製
    造方法。
  9. 【請求項9】 前記凹部を形成後、前記凹部に埋め込ん
    だ絶縁物材料からのイオンの拡散によって前記第2導電
    型のチャネルストッパ層を形成する、請求項5に記載し
    た光電変換装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記凹部を形成した後、前記凹部に気
    相成長法によって素子分離用の絶縁材料を埋め込む、請
    求項5に記載した光電変換装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記第2導電型の第1のウェルをイオ
    ン注入によって形成する、請求項5に記載した光電変換
    装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記第1導電型の半導体層下の半導体
    層を側面から取り囲む前記第2導電型の第1のウェル
    を、同一マスクを用いた異なるイオン加速電圧による複
    数回のイオン注入によって形成する、請求項7に記載し
    た光電変換装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 固体撮像装置を製造する、請求項5に
    記載した光電変換装置の製造方法。
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