JP2003311535A - Nc研削盤 - Google Patents

Nc研削盤

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JP2003311535A
JP2003311535A JP2002311360A JP2002311360A JP2003311535A JP 2003311535 A JP2003311535 A JP 2003311535A JP 2002311360 A JP2002311360 A JP 2002311360A JP 2002311360 A JP2002311360 A JP 2002311360A JP 2003311535 A JP2003311535 A JP 2003311535A
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grindstone
axis
grinding
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JP2002311360A
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Toshiro Aoyama
藤詞郎 青山
Ichiro Inazaki
一郎 稲崎
Shigeru Inoue
茂 井上
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MAKINO FRAES SEIKI KK
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MAKINO FRAES SEIKI KK
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率的にPCD工具等のワークから材料を除
去しながら、ワークを高精度に加工可能なNC研削盤を
提供すること。 【解決手段】 所定の軸線O回りに回転自在に支持され
研削工具30を取り付けるための砥石軸24と、砥石軸
24の軸線Oとは異なる軸線A回りに回転自在に支持さ
れワーク76を取り付けるためのワーク主軸70とを具
備し、研削工具30およびワーク76を相対移動させて
研削加工するNC研削盤10において、研削工具30が
ダイヤモンド砥石と円盤電極とを一体に連結して成り、
前記円盤電極とワーク76との間に加工電圧を印加して
放電加工によりワーク76を粗加工した後に、加工電圧
を消勢した状態でワーク76を前記ダイヤモンド砥石に
押しつけて研削加工により仕上げ加工を行うようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は研削盤、特に多晶体
ダイヤモンド工具を加工するのに適したNC研削盤に関
する。
【0002】
【従来の技術】高速切削加工技術の普及に伴い、ダイヤ
モンド粒子をコバルト等の金属触媒(溶媒)を介在させ
て、超高圧下にて焼成した多結晶ダイヤモンド工具(以
下、PCD(Polycrystalline Diamond)工具と記載す
る)の使用が拡大している。PCD工具は硬度が高く、
研削加工時の材料除去率はきわめて低く、それに用いる
ダイモンドホイールの摩耗も非常に大きくなっている。
ダイヤモンド自体は電気伝導性を持たないが、PCDは
コバルト等の金属触媒(溶媒)を介在させて製造される
のでコバルト相が存在し、そのため、放電加工に必要な
電気伝導性を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、放電加工によ
れば研削加工に比べて高い材料除去率を以てPCD工具
を加工することが可能であるが、放電加工は熱加工であ
るため、加工されたPCD工具の表面および表面に隣接
した領域に熱損傷が残存し、工具寿命を短くする問題が
ある。
【0004】本発明は、こうした従来技術の問題を解決
することを技術課題としており、効率的にPCD工具等
のワークから材料を除去しながら、ワークを高精度に加
工可能なNC研削盤を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、所定の軸線回りに回転可能に支持され研削工具を取
り付けるための砥石軸と、前記砥石軸の回転軸線とは異
なる軸線回りに回転可能に支持され研削加工すべき導電
性を有するワークを取り付けるためのワーク主軸とを具
備し、前記研削工具および前記ワークを回転させつつ両
者を数値制御により相対移動させて研削加工するNC研
削盤において、前記研削工具がダイヤモンド砥石と円盤
電極とを一体に連結して成り、前記研削工具の円盤電極
とワークとの間に加工電圧を印加して放電加工により前
記ワークを粗加工した後に、前記加工電圧を消勢した状
態で前記ワークを前記ダイヤモンド砥石に押しつけて研
削加工により仕上げ加工を行うようにしたNC研削盤を
要旨とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好ましい実施形態を説明する。NC研削盤10は、工
場の床面に固定され該NC研削盤10の基台となるベッ
ド12と、ベッド12の上面に立設されたコラム14
と、コラム14の側面に鉛直方向(Z軸方向)に上下動
自在に取り付けられた砥石頭送り台16とを有してい
る。砥石頭送り台16には砥石頭18およびドレッササ
ドル20が取り付けられており、コラム14の頂部には
砥石頭送り台16をZ軸方向へ送るためのZ軸送りモー
タとしてのサーボモータ22が取り付けられている。砥
石頭18は、また、Z軸に垂直(図1の紙面に対して垂
直方向)な軸線Bを中心として回転自在に砥石頭送り台
16に取り付けられている。
【0007】砥石頭18は、電気絶縁性を有したセラミ
ックス製の軸受け18a、18bを介して砥石軸24を
砥石頭18の中心軸線Oを中心として回転自在に支持
し、砥石軸24を回転駆動するビルトインモータ26が
組み込まれている。砥石軸24の先端にはHSK式の工
具ホルダ28を介して工具30が取り付けられる。工具
30の拡大断面図である図3を参照すると、工具30は
放電加工用の円盤電極30aと、機械的研削用のダイヤ
モンド砥石30bとを具備しており、円盤電極30aと
ダイヤモンド砥石30bは、ナット31により工具ホル
ダ28に固定されている。砥石頭18には、タッチセン
サ88が取り付けられている。タッチセンサ88は、後
述するようにワーク76に接触したときに短絡電流をス
キップ信号として捉えてNC装置82へ送出する。な
お、円盤電極30aはグラファイトや銅により形成する
ことができる。
【0008】ドレッササドル20は、砥石頭送り台16
または砥石頭18に対して軸線Oに平行な方向に往復移
動自在に取り付けられており、ドレッササドル20の先
端部にはドレッサ送り台32が軸線Oに対して垂直な方
向に往復移動自在に取り付けられている。より詳細に
は、ドレッササドル20は、サーボモータ38および送
りネジ40により軸線Oに平行な方向に往復駆動され、
ドレッサ送り台32はサーボモータ42および送りネジ
44により軸線Oに対して垂直な方向に往復駆動され
る。また、ドレッサ送り台32の先端部には、油圧モー
タ34により回転駆動されるドレッサ工具36が取り付
けられている。
【0009】ベッド12の上面には、また、サドル46
が水平方向(Y軸方向)に往復移動可能に取り付けられ
ており、Y軸送りモータとしてのサーボモータ48およ
びY軸に沿って延設された送りネジ50により往復駆動
される。サドル46の上面にはテーブル52が、Y軸お
よびZ軸に垂直なX軸方向(図1の紙面に対して垂直方
向)に往復自在に取り付けられている。図1には、テー
ブル52をX軸方向に駆動するためのX軸駆動モータと
してのサーボモータ54およびテーブル52のためのX
軸案内レール56が図示されている。テーブル52の上
面には旋回アーム58が、鉛直方向に延びる軸線(W
軸)を中心として旋回自在に取り付けられている。旋回
アーム58には、ワーク送り台60が水平な軸線(U
軸)方向に往復移動自在に取り付けられており、旋回ア
ーム58に取り付けられたU軸送りモータとしてのサー
ボモータ62およびU軸送りネジ64により往復駆動さ
れる。
【0010】ワーク送り台60には、電気絶縁プレート
66を介して主軸台68が取り付けられており、主軸台
68は、ワーク主軸70をU軸に平行な軸線Aを中心と
して回転自在に支持している。ワーク主軸70は、主軸
駆動モータとしてのサーボモータ72により回転駆動さ
れる。ワーク主軸70の先端には、ワークホルダ74を
介してワーク76が取り付けられる。本実施形態におい
てワーク76は、NC研削盤10により加工すべきPC
D工具である。然しながら、NC研削盤10は導電性を
有した高硬度の材料から成る他のワークを加工すること
ができる。
【0011】砥石軸24およびワーク主軸70は、各々
の後端部に配設された通電ブラシ78、80を介して放
電加工用電源装置82に接続されており、砥石軸24と
ワーク主軸70との間に放電加工用の加工電圧が所定の
周期を以てパルス状に印加される。砥石軸24、工具ホ
ルダ28、ワーク主軸70およびワークホルダ74は導
電性を有しており、砥石軸24とワーク主軸70との間
に加工電圧を印加することにより、工具30、特にその
円盤電極30aとワーク76との間に加工電圧が印加さ
れる。電源装置82はNC研削盤10のためのNC装置
84に接続されており、該NC装置82によりOn/offが
制御される。また、電源装置82による砥石軸24とワ
ーク主軸70との間に印加される加工電圧は、パソコン
等の入力装置86により設定するようにできる。また、
砥石軸24の後端には砥石軸24に作用するスラスト力
を測定するためのロードセル19が配設されている。
【0012】以下、本実施形態の作用を説明する。先
ず、ワーク主軸70の先端にワーク76が取り付けられ
る。次いで、ビルトインモータ26およびサーボモータ
72により砥石軸24およびワーク主軸70を回転させ
つつ、主軸電源装置82により通電ブラシ78、80を
介して砥石軸24とワーク主軸70の間に所定の加工電
圧が印加されると共に、図示しないノズルから加工領域
へ向けて放電加工用の加工液が供給される。この状態
で、サーボモータ62によりワーク送り台60をU軸方
向に移動させ、ワーク76を円盤電極30aに対して所
定の間隙を以て接近させることにより、両者間には放電
が生じワーク76が放電加工される。その間、X、Y軸
を動作させたり旋回アーム58をW軸を中心として旋回
させたり、砥石頭18をB軸回りに回転させたりして、
ワーク76の先端形状を放電加工により成形する。放電
加工中のワーク76の概ねの形状、寸法は、NC装置8
2から各軸の座標を読み取ることにより演算により求め
ることができる。然しながら、本実施形態では、タッチ
センサ88をワーク76に接触させ、そのときの短絡電
流をスキップ信号として捉えて、NC装置82から各軸
の座標を読み取ることによりワーク76の先端形状を正
確に求めることが可能となっている。
【0013】このようにして放電加工によりワーク76
の所望の先端形状が加工されると、砥石軸24とワーク
主軸70の間の加工電圧が消勢され、放電加工による粗
加工が終了する。次いで、砥石軸24およびワーク主軸
70を回転させつつ、ワーク76の先端を工具30のダ
イヤモンド砥石30bに押しつけて、研削加工による仕
上加工が行われる。このとき、研削加工の開始に際し
て、ワーク76を図1に示すように、工具30、特にそ
のダイヤモンド砥石30aに対向させた状態で、ワーク
送り台60をY軸方向に移動させてワーク76を工具3
0に接近させる。ワーク76が工具30に接触すると、
両者の接触により発生する音または振動が音響センサ8
1により検知される。なお、音響センサ81は、ボイス
コイルと永久磁石とから成るマイクロフォンや、圧電素
子から成るマイクロフォンにより形成することができる
が、ワーク76と工具30との接触により発生する音ま
たは振動を検知可能なあらゆるセンサとすることができ
る。
【0014】ダイヤモンド砥石30bにおいてPCD工
具であるワーク76に接触して該ワーク76を研削する
研削面30c(図2参照)には非常に大きな摩擦力が作
用し摩耗する。また、ダイヤモンド砥石30bの研削面
30cの切れ味を維持すると共に、研削面30cの形状
を平坦に維持するためのドレッシングによっても摩耗す
る。本実施形態のように、ワーク76と工具30、特に
そのダイヤモンド砥石30bとの接触を音響センサ81
により検知し、これをスキップ信号としてNC装置82
に送出し、そのときの各軸の座標を読みとることにより
ダイヤモンド砥石30bの研削面30cの後退位置を校
正することが可能となる。
【0015】ワーク主軸70および砥石軸24を回転さ
せた状態でワーク76にダイヤモンド砥石30bを押し
つけ、図示しない加工液ノズルから両者の接触点へ向け
て加工液を供給することにより、ワーク76が研削され
る。このとき、従来のNC装置と同様に、7軸(A軸、
B軸、X軸、Y軸、Z軸、U軸、W軸)の各々の送り量
をNC装置84により制御することにより、ワーク76
が所望形状に研削される。ダイヤモンド砥石30bとP
CD工具であるワーク76は硬度差が殆どないために、
ダイヤモンド砥石30bの砥粒の大部分はワーク上を滑
りながら摩擦によりワーク76の材料を除去する。この
とき、ダイヤモンド砥石30bの研削面30cも同様に
摩耗するが、ダイヤモンド砥石30bへのワーク76の
押しつけ力または加工圧力を最適な加工圧力とすること
により、ダイヤモンド砥石30bの研削面30cでは所
謂自生発刃が生じ十分な切れ味が維持される。本実施形
態では、ロードセル19が砥石軸24に作用するスラス
ト力を測定することにより加工圧力を監視している。す
なわち、ロードセル19により検知される加工圧力が所
定値を越えたときに、NC装置84はダイヤモンド砥石
30bの研削面30cが摩滅してダイヤモンド砥石30
bの切れ味が低下したと判断して、以下に説明するドレ
ッシング工程を開始するようになっている。また、ダイ
ヤモンド砥石30bの切れ味が低下すると、サーボモー
タ、特にU軸送りモータとしてのサーボモータ62の電
流値が増加するので、ロードセル19による砥石軸24
のスラスト力測定に替えて、サーボモータ62のへ供給
される電流値を測定し、該電流値が所定値を越えたとき
にドレッシング工程を開始するようにしてもよい。
【0016】すなわち、ドレッシング工程が開始される
と、ドレッサ工具36が砥石頭18の中心軸線Oに平行
な方向と垂直な方向の2方向に移動して、ダイヤモンド
砥石30bの研削面30cをドレッシングする。特に、
ドレッサ工具36は中心軸線Oに対して垂直な方向に移
動自在となっており、ドレッサ工具36を研削面30c
に接触させた状態で該研削面30cに沿って揺動させる
ことにより、該研削面30cを効果的に平坦に整形する
ことが可能となる。このドレッシング工程は、ワーク7
6を工具30から離反させた状態でも、ワーク76の研
削工程を実行しながらインプロセスで行うこともでき
る。このように、放電加工により粗加工を行った後に研
削加工によりワーク76の表面を仕上げることにより、
PCD工具の表面に隣接する領域に残存する熱損傷によ
り工具寿命を短くなるとの従来技術の問題が解消され
る。
【0017】次に、図4、5を参照して本発明の第2の
実施形態を説明する。なお、図4、5において、図1、
2と同様の構成要素には同じ参照符号が付されている。
第2の実施形態は、第1の実施形態とは異なる軸構成を
有した7軸の研削盤である。すなわち、第1の実施形態
では、W軸がX軸およびY軸に沿って移動可能なテーブ
ル52上に設けられ、コラム14がベッド12に固定さ
れていたが、第2の実施形態では、W軸が直接ベッド1
2に固定され、コラム14がX軸およびY軸に沿って移
動可能となっている。
【0018】図4、5において、旋回アーム58は、そ
の一端に鉛直下方に延びる旋回アーム軸部58aを有し
ており、該旋回アーム軸部58aは、好ましくは、ベッ
ド12の上面から上方に突き出したボス部12aに配設
された軸受け102a、102bにより回転自在に支持
されている。旋回アーム軸部58aの下端は、ベッド1
2内に配設されたW軸旋回モータとしてのサーボモータ
104の出力軸に連結されており、旋回アーム58は鉛
直方向に延びるW軸を中心として回転駆動される。
【0019】また、ベッド12の上面にはX軸に沿って
水平方向に平行に延びる一対のX軸案内レール106が
配設されており、該X軸案内レール106に沿ってテー
ブル108が移動可能に取付けられている。テーブル1
08はX軸送りネジ(図示せず)およびX軸送りモータ
としてのサーボモータ110により往復駆動される。テ
ーブル108の上面には、Y軸送りネジ112がX軸お
よびZ軸に垂直な方向に延設されており、該Y軸送りネ
ジ112においてベッド12のボス部12aから離反す
る後端部はY軸送りモータとしてのサーボモータ114
に連結されている。また、コラム14の下端部には、Y
軸送りネジ112に係合するナット116が連結されて
いる。これにより、コラム14は、X軸およびY軸に沿
って往復駆動される。
【0020】第2の実施形態は第1の実施形態と概ね同
様に作用するが、W軸をベッド12に固定したために、
W軸の剛性を高めることが可能となる。特に、図4に示
すように、ベッド12の上面から上方に突き出したボス
部12aを設け、該ボス部12aにより旋回アーム58
の旋回アーム軸部58aを回転自在に支持することによ
り、旋回アーム軸部58aを長くすることが可能とな
り、第1の実施形態と比較して第2の実施形態によれば
W軸の剛性を格段に高めることが可能となる。従って、
第2の実施形態によれば、ワーク76の先端部を研削加
工する際、W軸周りの位置決め精度を高めることができ
る。これは特に、ワーク76がボールエンドミルである
場合に、ボールエンドミルの先端のR形状を高精度に研
削する場合に有利である。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、放電加工によりワーク
を粗加工した後に、ワークを機上から取り外さなくと
も、前記加工電圧を消勢した状態で前記ワークを前記ダ
イヤモンド砥石に押しつけて研削加工により仕上げ加工
を行うようにしたので、高硬度のワークでも高能率、高
精度に研削可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態によるNC研削盤の概
略図である。
【図2】図1のNC研削盤からドレッサ部分を省略して
示すNC研削盤の送り軸構成を示す略示斜視図である。
【図3】工具の断面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態によるNC研削盤の概
略図である。
【図5】図4のNC研削盤の略示斜視図である。
【符号の説明】
10…NC研削盤 12…ベッド 14…コラム 16…砥石頭送り台 18…砥石頭 19…ロードセル 20…ドレッササドル 24…砥石軸 30a…円盤電極 30b…ダイヤモンド砥石 30…工具 32…ドレッサ送り台 36…ドレッサ工具 46…サドル 52…テーブル 58…旋回アーム 60…ワーク送り台 66…電気絶縁プレート 68…主軸台 70…ワーク主軸 76…ワーク 78…通電ブラシ 80…通電ブラシ 82…放電加工用電源装置 84…NC装置 88…タッチセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 茂 神奈川県厚木市山際221の4 Fターム(参考) 3C034 AA13 AA19 CA16 CB12 DD05 3C047 AA02 AA08 AA13 AA15 3C059 AA01 AB08 GA03 HA07

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の軸線回りに回転可能に支持され研
    削工具を取り付けるための砥石軸と、前記砥石軸の回転
    軸線とは異なる軸線回りに回転可能に支持され研削加工
    すべき導電性を有するワークを取り付けるためのワーク
    主軸とを具備し、前記研削工具および前記ワークを回転
    させつつ両者を数値制御により相対移動させて研削加工
    するNC研削盤において、 前記研削工具がダイヤモンド砥石と円盤電極とを一体に
    連結して成り、前記研削工具の円盤電極とワークとの間
    に加工電圧を印加して放電加工により前記ワークを粗加
    工した後に、前記加工電圧を消勢した状態で前記ワーク
    を前記ダイヤモンド砥石に押しつけて研削加工により仕
    上げ加工を行うようにしたNC研削盤。
  2. 【請求項2】 前記研削盤は、更に、基台となるベッド
    と、 前記ベッドに立設されたコラムと、 前記コラムに鉛直方向に移動可能に取り付けられ前記砥
    石軸を回転可能に支持する砥石頭と、 前記ベッド上を水平方向に移動可能なワーク送り台と、 前記ワーク送り台に取り付けられ前記ワーク主軸を回転
    可能に支持する主軸台とを具備し、前記コラムまたは前
    記ワーク送り台は、前記ベッド上で前記砥石頭が移動す
    る鉛直方向と互いに直角な水平2軸方向に移動可能に構
    成された請求項1に記載のNC研削盤。
  3. 【請求項3】 更に、前記砥石軸と前記ワーク主軸との
    間に加工電圧を印加する放電加工用電源装置を具備し、 前記加工電圧は、前記砥石軸および前記ワーク主軸の導
    電性を通じて前記円盤電極と前記ワークとの間に印加さ
    れるようになっている請求項1または2に記載のNC研
    削盤。
  4. 【請求項4】 前記主軸台には音響センサが取り付けら
    れており、前記ワーク主軸に装着されたワークを前記ダ
    イヤモンド砥石に接触させ、両者の接触により発生する
    音または振動を検知し、これにより、前記ダイヤモンド
    砥石の摩耗による研削面の後退位置を校正するようにし
    た請求項1から3の何れか1項に記載のNC研削盤。
  5. 【請求項5】 更に、前記砥石頭に取り付けられたタッ
    チセンサを具備しており、前記タッチセンサは前記ワー
    ク主軸に取り付けられたワークに接触したときにスキッ
    プ信号を発生し、該スキップ信号が発生したときの前記
    研削盤の各軸の座標を読み取ることにより前記ワークの
    形状、寸法を測定するようにした請求項1から4の何れ
    か1項に記載のNC研削盤。
  6. 【請求項6】 更に、前記研削工具のダイヤモンド砥石
    をドレッシングするドレッサを具備した請求項1から5
    の何れか1項に記載のNC研削盤。
  7. 【請求項7】 前記ドレッサは、前記砥石軸の回転中心
    軸線に平行な方向と該中心軸線に対して垂直な方向の2
    方向に前記砥石頭に対して相対的に移動可能に取り付け
    られたドレッサ工具を具備する請求項6に記載のNC研
    削盤。
  8. 【請求項8】 更に、前記砥石軸に作用するスラスト力
    を測定して、該スラスト力が所定値を越えたときにドレ
    ッシング工程を開始するようにした請求項6または7に
    記載のNC研削盤。
  9. 【請求項9】 前記ワークを前記研削工具へ向けて送る
    ためのサーボモータへ供給する電流値を測定し、該電流
    値が所定値を越えたときにドレッシング工程を開始する
    ようにした請求項6または7に記載のNC研削盤。
  10. 【請求項10】 前記ワークはPCD工具である請求項
    1から9の何れか1項に記載のNC研削盤。
  11. 【請求項11】 前記円盤電極はグラファイトから成る
    請求項1から10の何れか1項に記載のNC研削盤。
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Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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