JP2003306704A - 高密度および高透磁性を有するFe−Si系複合軟磁性焼結合金およびその製造方法 - Google Patents
高密度および高透磁性を有するFe−Si系複合軟磁性焼結合金およびその製造方法Info
- Publication number
- JP2003306704A JP2003306704A JP2002114158A JP2002114158A JP2003306704A JP 2003306704 A JP2003306704 A JP 2003306704A JP 2002114158 A JP2002114158 A JP 2002114158A JP 2002114158 A JP2002114158 A JP 2002114158A JP 2003306704 A JP2003306704 A JP 2003306704A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soft magnetic
- peak
- powder
- composite soft
- alloy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
- Soft Magnetic Materials (AREA)
Abstract
透磁率の高いFe−Si系複合軟磁性焼結合金を提供す
る。 【解決手段】平均粒径:100nm以下の二酸化ケイ素
粒子を含むスピネル構造を有するフェライト粒界相によ
り被覆されて分散しており、前記Fe−Si系軟磁性合
金粒子は粒度分布がD1=30〜200μmを中心とす
る第1ピークと、D2=0.05〜0.5×D1μmを
中心とする第2ピークを有し、第1ピークは第2ピーク
よりも大きな粒度分布を有する組織を有するFe−Si
系複合軟磁性焼結合金。粒度分布がD1=30〜200
μmを中心とする第1ピークと、D2=0.05〜0.
5×D1μmを中心とする第2ピークを有し、第1ピー
クは第2ピークよりも大きな粒度分布を有するFe−S
i系軟磁性合金粉末の表面にスピネル構造を有するフェ
ライト層が被覆されている複合軟磁性粉末に、平均粒
径:100nm以下の二酸化ケイ素粉末を0.05〜
1.0質量%添加して混合し、得られた混合粉末を圧粉
成形し焼結するFe−Si系複合軟磁性焼結合金の製造
方法。
Description
性を有するFe−Si系複合軟磁性焼結合金およびその
製造方法に関するものである。
ュエータなどに用いられる低ロスヨーク、トランス、チ
ョークコイルなどの磁心、磁気ヘッドのコアなどにはF
e−Si系軟磁性焼結材料が用いられることは知られて
おり、このFe−Si系軟磁性焼結材料は、質量%でS
i:0.1〜10%を含有し、残部がFeおよび不可避
不純物からなるFe−Si系軟磁性合金粉末、またはS
i:0.1〜10%、Al:0.1〜10%を含有し、
残部がFeおよび不可避不純物からなるFe−Si系軟
磁性合金粉末を焼結して得られることが知られている。
さらにスピネル構造を有するフェライトなど金属酸化物
粉末を焼結して得られることが知られている。前記スピ
ネル構造を有するフェライトは、一般に(MeFe)3
O4(但し、MeはMn,Zn,Ni,Mg,Cu,F
eもしくはCoまたはこれらの混合物)で表されること
が知られている。
は、飽和磁束密度が高いが、高周波特性が悪く、一方、スピ
ネル構造を有するフェライトなど金属酸化物粉末を焼結
して得られた酸化物軟磁性焼結材料は、高周波特性に優
れ、初透磁率が比較的高いが、飽和磁束密度が低い欠点が
あり、これらを改善するために、金属軟磁性粉末の表面に
スピネル構造を有するフェライト層を被覆してなる複合
軟磁性粉末を焼結して得られたFe−Si系複合軟磁性
焼結合金が提案されている(特開昭56−38402号
公報参照)。
i系軟磁性合金粉末は硬いために通常の成形条件では十
分な密度の成形体を得ることが難しく、さらに前記Fe
−Si系軟磁性合金粉末の表面にスピネル構造を有する
フェライト層を被覆してなる複合軟磁性粉末を焼結して
得られたFe−Si系複合軟磁性焼結合金は、スピネル
構造を有するフェライト層が酸化物であるために焼結性
が悪く、したがって、十分な密度および磁気特性を有す
るFe−Si系複合軟磁性焼結合金が得られない。その
ため、Fe−Si系軟磁性合金粉末の表面にスピネル構
造を有するフェライト層を被覆してなる複合軟磁性粉末
を成形して得られる成形体は十分な密度が得られず、ま
たこの複合軟磁性粉末の成形体を燒結して得られるFe
−Si系複合軟磁性焼結合金は十分な高密度が得られな
いために十分な透磁性が得られない、という課題があっ
た。
かかる課題を解決すべく研究を行った結果、(イ)Fe
−Si系軟磁性合金粉末の粒度分布がD1=30〜20
0μm(一層好ましくは80〜150μm)を中心とす
る第1ピークと、D2=0.05〜0.5×D1μmを
中心とする第2ピークを有し、第1ピークは第2ピーク
よりも大きな粒度分布を有するFe−Si系軟磁性合金
粉末を使用して圧粉成形すると成形体の密度が一層向上
するところから、この粒度分布を有するFe−Si系軟
磁性合金粉末の表面にスピネル構造を有するフェライト
層が被覆されている複合軟磁性粉末を圧粉成形して得ら
れる成形体の密度も一層向上する、(ロ)この粒度分布
を有するFe−Si系軟磁性合金粉末の表面にスピネル
構造を有するフェライト層が被覆されている複合軟磁性
粉末に、平均粒径:100nm以下の二酸化ケイ素粉末
を0.05〜1.0質量%添加し混合して得られた混合
粉末は燒結性が向上するところから密度が向上し、した
がって機械的強度が向上し、さらに磁気特性、特に高周
波における比透磁率が向上する、(ハ)前記複合軟磁性
粉末に二酸化ケイ素粉末を混合して得られた混合粉末を
圧粉成形し焼結することにより得られたFe−Si系複
合軟磁性焼結合金は、Fe−Si系軟磁性合金粒子が平
均粒径:100nm以下の二酸化ケイ素粉末を含むスピ
ネル構造を有するフェライト粒界相により被覆され隔離
されて分散した組織を有する、などの研究結果が得られ
たのである。
されたものであって、(1)Fe−Si系軟磁性合金粒
子が平均粒径:100nm以下の二酸化ケイ素粒子を含
むスピネル構造を有するフェライト粒界相により被覆さ
れて分散しており、前記Fe−Si系軟磁性合金粒子は
粒度分布がD1=30〜200μmを中心とする第1ピ
ークと、D2=0.05〜0.5×D1μmを中心とす
る第2ピークを有し、第1ピークは第2ピークよりも大
きな粒度分布を有する組織を有する高密度および高透磁
性を有するFe−Si系複合軟磁性焼結合金、(2)粒
度分布がD1=30〜200μmを中心とする第1ピー
クと、D2=0.05〜0.5×D1μmを中心とする
第2ピークを有し、第1ピークは第2ピークよりも大き
な粒度分布を有するFe−Si系軟磁性合金粉末の表面
にスピネル構造を有するフェライト層が被覆されている
複合軟磁性粉末に、平均粒径:100nm以下の二酸化
ケイ素粉末を0.05〜1.0質量%添加して混合し、
得られた混合粉末を圧粉成形し焼結する高密度および高
透磁性を有するFe−Si系複合軟磁性焼結合金の製造
方法、に特徴を有するものである。
Fe−Si系複合軟磁性焼結合金の素地に分散するFe
−Si系軟磁性合金粒子は、質量%でSi:0.1〜1
0%を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなる
Fe−Si系軟磁性合金粒子、またはSi:0.1〜1
0%、Al:0.1〜10%を含有し、残部がFeおよ
び不可避不純物からなるFe−Si系軟磁性合金粒子で
あることが好ましいが、この組成に限定されるものでは
なく、軟磁性を示すFe−Si系合金粒子であればいか
なる成分組成のFe−Si系軟磁性合金粒子であっても
良い。また、Fe−Si系軟磁性合金粒子を被覆し隔離
する平均粒径:100nm以下の二酸化ケイ素粒子を含
むスピネル構造を有するフェライト粒界相は、一般式
(MeFe)3O4(但し、MeはMn,Zn,Ni,M
g,Cu,Feまたはこれらの混合物)で表されるフェ
ライト粒界相である。したがって、この発明の高密度お
よび高透磁性を有するFe−Si系複合軟磁性焼結合金
を製造するために使用する複合軟磁性粉末は、質量%で
Si:0.1〜10%を含有し、残部がFeおよび不可
避不純物からなるFe−Si系軟磁性合金粉末、または
Si:0.1〜10%、Al:0.1〜10%を含有
し、残部がFeおよび不可避不純物からなるFe−Si
系軟磁性合金粉末の表面にフェライト層を被覆した粉末
であることが好ましいが、前記Fe−Si系軟磁性合金
粉末は前記成分組成に特に限定されるものではなく、軟
磁性を示すFe−Si系合金粉末であればいかなる成分
組成のFe−Si系軟磁性合金粉末であっても良い。
Fe−Si系複合軟磁性焼結合金に含まれる二酸化ケイ
素粉末の平均粒径を100nm以下に限定した理由は、
二酸化ケイ素粉末の平均粒径が100nmを越えると焼
結性向上効果が低下すると共に比透磁率が低下するから
である。この二酸化ケイ素粉末の平均粒径の下限は製造
コストの面から1nm以上であることが一層好ましい。
また、平均粒径:100nm以下の二酸化ケイ素粉末の
添加量を0.05質量%以上にした理由は、平均粒径:
100nm以下の二酸化ケイ素が0.05質量%未満含
まれていても焼結性に大きく影響を及ぼすことはなくま
た比透磁率が低下するからであり、一方、1.0質量%
を越えて含有すると非磁性相の割合が多くなり、比透磁
率の低下をもたらすので好ましくないことによるもので
ある。二酸化ケイ素粉末の添加量の一層好ましい範囲は
0.1〜0.5質量%である。
Fe−Si系軟磁性合金原料を高周波溶解して溶湯を作
製し、これら溶湯を水アトマイズしてFe−Si系軟磁
性合金アトマイズ粉末を作製し、そのアトマイズ粉末を
分級処理してFe−Si系軟磁性合金アトマイズ原料粉
末を作製した。このアトマイズ原料粉末をさらに風力分
級機により分級し、表1に示されるD1=30〜200
μmを中心とする第1ピークと、D2=0.05〜0.
5×D1μmを中心とする第2ピークを有するFe−S
i系軟磁性合金粉末を作製した。このFe−Si系軟磁
性合金粉末の粒度分布はマイクロトラック装置により測
定した。
性合金粉末をイオン交換水に浸漬してよく撹拌したの
ち、窒素により十分に脱酸素を行なった。この窒素によ
り十分に脱酸素を行なったイオン交換水に、金属塩化物
(MCl2,ただしM=Fe、Zn、Mn)を溶かし、酸化
物膜組成が得られるよう調製された金属塩化物水溶液を
静かに注ぎ、その後NaOH水溶液によりpHを7.0に
調整した。この混合液を70℃一定に保ち、0.5〜3
時間に渡り空気を吹き込みながら緩やかに撹拌し、Fe
−Si系軟磁性合金粉末の表面に表1に示される厚さの
(Mn17Zn16Fe67)3O4フェライト膜を成膜した。
その後、このフェライト膜を成膜したFe−Si系軟磁
性合金粉末を濾過、水洗、乾燥することにより複合軟磁
性粉末A〜dを得た。
示す平均粒径のSiO2粉末を表2に示す割合となるよ
うに混ぜ、6ton/cm2の成形圧をかけることによ
り外径:35mm、内径:25mm、高さ:5mmのリ
ング状圧粉体を成形し、得られたリング状圧粉体を不活
性ガス雰囲気中、1000℃の温度で焼結することによ
りリング状焼結体からなる本発明Fe−Si系複合軟磁
性焼結合金1〜12、比較Fe−Si系複合軟磁性焼結
合金1〜7および従来Fe−Si系複合軟磁性焼結合金
を作製した。このようにして得られたリング状焼結体の
組織をSEMで観察した結果、本発明Fe−Si系複合
軟磁性焼結合金1〜12および比較Fe−Si系複合軟
磁性焼結合金1〜7にはいずれもSiO2粉末がフェラ
イト粒界相中に分散している組織を有していた。さらに
これら本発明Fe−Si系複合軟磁性焼結合金1〜1
2、比較Fe−Si系複合軟磁性焼結合金1〜7および
従来Fe−Si系複合軟磁性焼結合金についてSEMで
被測定粒子群の濃淡画像を入力し、それに粒子分離画像
処理を施し、この画像よりFe−Si系軟磁性合金粒子
の円相当径法にて求めた面積を基に各粒子の直径を求
め、求めた直径を集計することにより粒度分布を求めた
ところ、本発明Fe−Si系複合軟磁性焼結合金1〜1
2、比較Fe−Si系複合軟磁性焼結合金1〜7および
従来Fe−Si系複合軟磁性焼結合金の各組織における
Fe−Si系軟磁性合金粒子は前記アトマイズ粉末の粒
度分布とほぼ同じ粒度分布を示していた。その後、さら
にFe−Si系複合軟磁性焼結合金1〜12、比較Fe
−Si系複合軟磁性焼結合金1〜7および従来Fe−S
i系複合軟磁性焼結合金の相対密度を測定し、その結果
を表3〜4に示した。さらに、本発明Fe−Si系複合
軟磁性焼結合金1〜12、比較Fe−Si系複合軟磁性
焼結合金1〜7および従来Fe−Si系複合軟磁性焼結
合金について表3〜4に示される周波数の高周波におけ
る比透磁率をインピーダンスアナライザで測定し、その
結果を表3〜4に示した。
系複合軟磁性合金粉末の表面にスピネル構造を有するフ
ェライト層が被覆されている複合軟磁性粉末にSiO2
粉末を0.05〜1.0質量%添加し混合し圧粉成形し
焼結して得られた本発明Fe−Si系複合軟磁性焼結合
金1〜12は、従来Fe−Si系複合軟磁性焼結合金に
比べて高密度を有すると共に高周波における比透磁率が
優れていることが分かる。しかし、この発明の範囲から
外れた条件で作製した比較Fe−Si系複合軟磁性焼結
合金1〜7は密度または比透磁率の内の少なくともいず
れかが劣るので好ましくないことが分かる。
れ、さらに高周波の比透磁率の高いFe−Si系複合軟
磁性焼結合金を提供することができ、電気および電子産
業において優れた効果をもたらすものである。
Claims (2)
- 【請求項1】Fe−Si系軟磁性合金粒子が平均粒径:
100nm以下の二酸化ケイ素粒子を含むスピネル構造
を有するフェライト粒界相により被覆されて分散してお
り、前記Fe−Si系軟磁性合金粒子は粒度分布がD1
=30〜200μmを中心とする第1ピークと、D2=
0.05〜0.5×D1μmを中心とする第2ピークを
有し、第1ピークは第2ピークよりも大きな粒度分布を
有する組織を有することを特徴とする高密度および高透
磁性を有するFe−Si系複合軟磁性焼結合金。 - 【請求項2】粒度分布がD1=30〜200μmを中心
とする第1ピークと、D2=0.05〜0.5×D1μ
mを中心とする第2ピークを有し、第1ピークは第2ピ
ークよりも大きな粒度分布を有するFe−Si系軟磁性
合金粉末の表面にスピネル構造を有するフェライト層が
被覆されている複合軟磁性粉末に、平均粒径:100n
m以下の二酸化ケイ素粉末を0.05〜1.0質量%添
加して混合し、得られた混合粉末を圧粉成形し焼結する
ことを特徴とする高密度および高透磁性を有するFe−
Si系複合軟磁性焼結合金の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002114158A JP2003306704A (ja) | 2002-04-17 | 2002-04-17 | 高密度および高透磁性を有するFe−Si系複合軟磁性焼結合金およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002114158A JP2003306704A (ja) | 2002-04-17 | 2002-04-17 | 高密度および高透磁性を有するFe−Si系複合軟磁性焼結合金およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003306704A true JP2003306704A (ja) | 2003-10-31 |
Family
ID=29396078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002114158A Pending JP2003306704A (ja) | 2002-04-17 | 2002-04-17 | 高密度および高透磁性を有するFe−Si系複合軟磁性焼結合金およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003306704A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007070719A (ja) * | 2005-05-31 | 2007-03-22 | Mitsubishi Materials Pmg Corp | 堆積酸化膜被覆Fe−Si系鉄基軟磁性粉末およびその製造方法 |
WO2007052772A1 (ja) * | 2005-11-02 | 2007-05-10 | Mitsubishi Materials Pmg Corporation | 堆積酸化膜被覆Fe-Si系鉄基軟磁性粉末およびその製造方法 |
CN100409979C (zh) * | 2006-05-19 | 2008-08-13 | 江苏天一超细金属粉末有限公司 | 纳米SiO2包覆羰基铁粉的生产方法 |
US7982868B2 (en) | 2004-07-30 | 2011-07-19 | Eagle Vision Systems B.V. | Apparatus and method for checking of containers |
US8481178B2 (en) | 2005-01-25 | 2013-07-09 | Diamet Corporation | Iron powder coated with Mg-containing oxide film |
US20140009252A1 (en) * | 2012-07-04 | 2014-01-09 | Taiyo Yuden Co., Ltd. | Inductor |
CN111971136A (zh) * | 2018-03-23 | 2020-11-20 | 株式会社村田制作所 | 铁合金粒子和铁合金粒子的制造方法 |
US11763969B2 (en) * | 2018-03-09 | 2023-09-19 | Tdk Corporation | Soft magnetic metal powder, dust core, and magnetic component |
-
2002
- 2002-04-17 JP JP2002114158A patent/JP2003306704A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7982868B2 (en) | 2004-07-30 | 2011-07-19 | Eagle Vision Systems B.V. | Apparatus and method for checking of containers |
US8481178B2 (en) | 2005-01-25 | 2013-07-09 | Diamet Corporation | Iron powder coated with Mg-containing oxide film |
US9269481B2 (en) | 2005-01-25 | 2016-02-23 | Diamet Corporation | Iron powder coated with Mg-containing oxide film |
JP2007070719A (ja) * | 2005-05-31 | 2007-03-22 | Mitsubishi Materials Pmg Corp | 堆積酸化膜被覆Fe−Si系鉄基軟磁性粉末およびその製造方法 |
WO2007052772A1 (ja) * | 2005-11-02 | 2007-05-10 | Mitsubishi Materials Pmg Corporation | 堆積酸化膜被覆Fe-Si系鉄基軟磁性粉末およびその製造方法 |
CN100409979C (zh) * | 2006-05-19 | 2008-08-13 | 江苏天一超细金属粉末有限公司 | 纳米SiO2包覆羰基铁粉的生产方法 |
US20140009252A1 (en) * | 2012-07-04 | 2014-01-09 | Taiyo Yuden Co., Ltd. | Inductor |
US9257223B2 (en) * | 2012-07-04 | 2016-02-09 | Taiyo Yuden Co., Ltd. | Inductor |
US11763969B2 (en) * | 2018-03-09 | 2023-09-19 | Tdk Corporation | Soft magnetic metal powder, dust core, and magnetic component |
CN111971136A (zh) * | 2018-03-23 | 2020-11-20 | 株式会社村田制作所 | 铁合金粒子和铁合金粒子的制造方法 |
CN111971136B (zh) * | 2018-03-23 | 2022-11-29 | 株式会社村田制作所 | 铁合金粒子和铁合金粒子的制造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5099480B2 (ja) | 軟磁性金属粉末、圧粉体、および軟磁性金属粉末の製造方法 | |
US7371271B2 (en) | Composite soft magnetic sintered material having high density and high magnetic permeability and method for preparation thereof | |
WO2010073590A1 (ja) | 複合軟磁性材料とその製造方法 | |
JP2001011563A (ja) | 複合磁性材料の製造方法 | |
JP2007019134A (ja) | 複合磁性材料の製造方法 | |
JP2007299871A (ja) | 複合磁性体の製造方法およびそれを用いて得られた複合磁性体 | |
JP2009302420A (ja) | 圧粉磁心及びその製造方法 | |
JP5439888B2 (ja) | 複合磁性材料およびその製造方法 | |
JP6471881B2 (ja) | 磁心およびコイル部品 | |
JP2010236020A (ja) | 複合軟磁性材料及びその製造方法と電磁気回路部品 | |
JP2003306704A (ja) | 高密度および高透磁性を有するFe−Si系複合軟磁性焼結合金およびその製造方法 | |
JP2004273564A (ja) | 圧粉磁心 | |
JP2009206337A (ja) | Fe基軟磁性粉末、その製造方法、および圧粉磁心 | |
JP3946073B2 (ja) | 高密度および高透磁性を有する複合軟磁性焼結材およびその製造方法 | |
JP2003306703A (ja) | 高密度および高透磁性を有するFe−Co系複合軟磁性焼結合金およびその製造方法 | |
JP4613586B2 (ja) | 複合焼結磁性材料の製造方法 | |
JP2004014613A (ja) | 高密度および高透磁性を有するFe−Co系複合軟磁性焼結合金の製造方法 | |
JP2009272615A (ja) | 圧粉磁心およびその製造方法 | |
JP2004014614A (ja) | 高密度および高透磁性を有するFe−Si系複合軟磁性焼結合金の製造方法 | |
JP2010185126A (ja) | 複合軟磁性材料とその製造方法 | |
JP2003243216A (ja) | 高密度を有し透磁性に優れたFe−Co系複合軟磁性燒結材の製造方法 | |
JP2003193174A (ja) | 高密度を有し透磁性に優れたFe−Si系複合軟磁性燒結材の製造方法 | |
JP2013222789A (ja) | 合金系複合軟磁性材料及びその製造方法 | |
JPH06236808A (ja) | 複合磁性材料およびその製造方法 | |
JP2003347113A (ja) | 複合磁性材料及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050318 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20060125 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20060214 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060727 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080201 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080528 |