JP2003304511A - 通信端末、サーバ装置、中継装置、放送通信システム、放送通信方法及びプログラム - Google Patents

通信端末、サーバ装置、中継装置、放送通信システム、放送通信方法及びプログラム

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JP2003304511A
JP2003304511A JP2002382333A JP2002382333A JP2003304511A JP 2003304511 A JP2003304511 A JP 2003304511A JP 2002382333 A JP2002382333 A JP 2002382333A JP 2002382333 A JP2002382333 A JP 2002382333A JP 2003304511 A JP2003304511 A JP 2003304511A
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Takeshi Yoshimura
健 吉村
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稔 栄藤
Takashi Suzuki
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    • H04L65/1101Session protocols

Abstract

(57)【要約】 【課題】 放送メディアの放送に伴うオーバーヘッドを
抑えつつ、放送メディアを素早く再生することを可能と
することを目的とする。 【解決手段】 本発明に係る放送通信システム1は、サ
ーバ装置10から通信端末20に放送メディアを送信す
るものであって、サーバ装置10は、少なくとも一つの
放送メディアを指定する放送通知情報(SAPメッセー
ジ)を送信し、通信端末20による放送メディアの再生
に先立って、指定された放送メディアの再生方法を示す
再生情報を送信し、通信端末20は、放送通知情報を受
信した場合に、再生情報に基づいて、放送通知情報(S
APメッセージ)により指定された放送メディアを再生
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像(ビデオ)情
報、音声(オーディオ)情報等の放送メディアを放送す
るための放送通信システム、放送通信方法、及び、これ
らに用いて好適な通信端末、サーバ装置、中継装置及び
プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル衛星放送通信システムの
普及が進んでいる。デジタル衛星放送通信システムで
は、大容量の通信帯域を利用して多チャンネル化がなさ
れており、スポーツ、映画、音楽、ニュース等の専門チ
ャネルが多数用意されている。これらの専門チャンネル
では、それぞれの専門の企画、内容に応じた番組コンテ
ンツが放送されている。そして、上記デジタル衛星放送
通信システムを利用して、かかる番組コンテンツの再生
を可能とする放送メディアの放送が行われている。
【0003】このような映像情報、音声情報等の放送メ
ディアを放送する放送通信方式として、特開2000-
358062号公報には、MPEG-2システム規格の
データ送信フォーマットを用いて放送メディア等の各種
データを送信する「デジタルデータ送受信システム及び
その方法」が開示されている。
【0004】また、放送メディア等の各種データを繰り
返し伝送する放送通信方式として、特開2001-53
696号公報には、ISO/IEC13818-6で規定
された「DSM-CC(Digital Storag
e Media Command and Contr
ol)データカルーセル方式」を用いて放送メディア等
の各種データを放送する方式、すなわち、放送メディア
等の各種データがISO/IEC13818-1で規定さ
れたセクション形式に準拠した形式で繰り返し伝送され
る「デジタル放送におけるセクション送出装置及びセク
ション送出方法」が開示されている。
【0005】一方、インターネットにおける放送通信方
式としては、放送通知情報として「SAP(Sessi
on Announcement Protocol)
メッセージ」を用いて「放送メディアを再生するために
必要な情報(発信元のIPアドレス情報や送信先のIP
アドレス情報等)」を通知して、音声情報や映像情報等
の放送メディアの放送を行う放送通信方式が考えられて
いる。
【0006】SAPメッセージは、予め決められた「I
Pアドレス」及び「ポート番号」にて伝送される。ま
た、SAPメッセージは、SAPメッセージ内に含まれ
る「当該SAPメッセージの発信元のIPアドレス情報
(originating source)」及び「当
該発信元によって送信されるSAPメッセージを一意に
特定するメッセージID(msg id hash)」
によって、一意に識別される。
【0007】インターネットにおけるSAPメッセージ
を用いた放送通信方式では、SAPメッセージ内の「S
DP(Session Description Pr
otocol)情報」内の「cフィールド」に、放送メ
ディアが送信されている「マルチキャストアドレス(送
信先のIPアドレス情報)」を指定するのが一般的であ
る。受信者は、当該「cフィールド」により放送メディ
アが送信されている「マルチキャストアドレス(送信先
のIPアドレス情報)」を知り、当該放送メディアを視
聴することが可能となる。
【0008】図45に、従来の放送通信システムにおい
て、2つの放送メディアを送信する例を示す。
【0009】具体的には、図45は、1つのチャネル上
で、2つの「SAPメッセージ(SAP1,SAP
2)」と、各SAPメッセージに対応する「RTP(R
eal-time Transport Protoc
ol:RFC1889)パケット(RTP1-a及びR
TP1-b,RTP2-a及びRTP-b)」とを送信す
る例である。
【0010】図46は、SAPメッセージ内での「SD
P情報」の記述例である。図46では、「c=IN I
P4 224.2.17.12/127」の部分で、放
送メディアの「マルチキャストアドレス(送信先のIP
アドレス情報)」が示されている。したがって、このS
APメッセージを受信した受信端末は、かかるマルチキ
ャストアドレスにより放送メディアが放送されることが
判断できる。
【0011】また、パケット型通信方式では、音声情報
及び映像情報を含むパケットは、RTPパケットとして
伝送される。RTPパケットには、ヘッダとして「RT
P/UDP/IPヘッダ」が付加されることになり、そ
のオーバーヘッドが非常に大きい。
【0012】RTP/UDP/IPヘッダのオーバーヘ
ッドを低減(圧縮)する方法としては、IETFのRF
C2508で規定される「CRTP」やRFC3095
で規定される「ROHC」が知られている。
【0013】いずれのヘッダ圧縮方法も、最初に、ヘッ
ダ圧縮状態を初期化する「ヘッダ圧縮リフレッシュパケ
ット」を送信した後、ヘッダの圧縮された「ヘッダ圧縮
パケット」を送信する。「CRTP」では、「FULL
_HEADER」が、ヘッダ圧縮リフレッシュパケット
に当たり、「ROHC」では、「IRヘッダ」が、ヘッ
ダ圧縮リフレッシュパケットに当たる。
【0014】
【特許文献1】特開2000-358062号公報
【0015】
【特許文献2】特開2001-53696号公報
【0016】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、大容量の通
信帯域を有するデジタル衛星放送通信システムやインタ
ーネットにおける放送通信システムにおいては、放送メ
ディアの繰り返し送信におけるオーバーヘッドにも寛容
である。
【0017】しかしながら、比較的小容量(低ビットレ
ート)の通信帯域しか利用できない移動通信端末等を受
信端末とする放送通信システムにおいては、上述のオー
バーヘッドにより、音声情報や映像情報等の伝送容量の
圧迫がより顕著に表れるという問題点があった。
【0018】また、上述のオーバーヘッドを抑えるため
に、上記で説明したヘッダ圧縮方法を単純にパケット型
放送通信システムに適用した場合、放送メディアの放送
の途中から視聴を始めた受信端末では、ヘッダ圧縮パケ
ットを受信しても、ヘッダ圧縮状態が分からないため、
当該パケットを復元することができないという問題点が
あった。
【0019】また、従来のインターネットにおけるSA
Pメッセージを用いた放送通信方式では、放送メディア
の送信に用いられる「物理チャネル」が1つしかないた
め、SAPメッセージ内の「SDP情報」の「cフィー
ルド」に記述されたIPアドレスの指定で、放送メディ
アを視聴することができるが、移動通信端末を用いた放
送通信方式では、複数の無線チャネル(物理チャネル)
を用いて複数の放送メディアを放送することが考えられ
るため、上述のIPアドレスの指定だけでは、どの無線
チャネルに放送メディアが流れているかを特定すること
ができないという問題点があった。
【0020】すなわち、移動通信端末を用いた放送通信
方式では、放送メディアの放送に用いる「物理チャネ
ル」と「論理アドレス(IPアドレス)」とを、どのよ
うに対応付けるかという課題が生じる。
【0021】さらに、受信端末からの指示によってマル
チメディア情報を受信して再生する通信方式と違って、
放送通信方式におけるマルチメディア情報(放送メディ
ア)の受信及び再生では、放送メディア提供者(発信
元)は、受信者がどのタイミングで受信を始めるか知る
ことができず、受信者に放送メディアを確実に再生させ
ることができない場合があるという問題点があった。
【0022】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
もので、放送メディアの放送に伴うオーバーヘッドを抑
えつつ、放送メディアを素早く再生することを可能とす
ることを目的とする。
【0023】また、本発明は、放送通知情報(SAPメ
ッセージ又はH.245メッセージ)を送信した直後に
送信する放送メディアを、ヘッダ圧縮リフレッシュパケ
ットによって送信することによって、放送メディアの放
送の途中から視聴を始めた受信端末であっても、直ちに
放送メディアを再生することを可能とすることを目的と
する。
【0024】このことにより、放送通知情報を受信し、
放送メディアの放送の途中から視聴を始めた受信端末で
あっても、ヘッダ圧縮リフレッシュパケットによって送
信された放送メディアを受信した後、ヘッダ圧縮パケッ
トによって送信された放送メディアを再生することが可
能となり、すばやい再生と伝送のオーバーヘッドの削減
を実現することが可能となる。
【0025】また、本発明は、放送メディアの放送に用
いる「物理チャネル」と「論理アドレス(IPアドレ
ス)」とを対応付け、受信端末に通知することを目的と
する。
【0026】さらに、本発明は、放送メディア提供者が
意図する再生方法を、受信端末に指示することを可能と
し、受信端末が当該指示に従って放送メディアを再生す
ることを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の特徴は、
受信した放送メディアを再生する通信端末であって、前
記放送メディアの再生に先立って、該放送メディアの再
生方法を示す再生情報を取得し、少なくとも一つの前記
放送メディアを指定する放送通知情報を受信した場合、
前記再生情報に基づいて、指定された該放送メディアを
再生することを要旨とする。
【0028】かかる発明によれば、通信端末が、再生情
報に基づいて放送メディアを再生するため、放送メディ
アの提供者が意図する再生方法に従って、任意の放送メ
ディアを素早く再生することが可能となる。また、事前
に取得した再生情報(予め保持しているもの等)を用い
ることによって、無線チャネルを介して全ての再生情報
を受信する前に放送メディアを再生することが可能とな
る。
【0029】本発明の第1の特徴において、前記放送メ
ディアの再生に先立って、前記再生情報に関連付けられ
た参照情報を取得し、前記参照情報を用いて前記再生情
報を取得することが好ましい。
【0030】また、本発明の第1の特徴において、前記
再生情報が、前記放送メディアの再生の際に用いられる
レイアウト情報を含むことが好ましい。
【0031】かかる発明によれば、通信端末の表示部に
おいて、放送メディアを表示するレイアウトを自由に変
更することが可能となる。
【0032】また、本発明の第1の特徴において、前記
再生情報が、前記放送メディアの再生の際に用いられる
タイミング情報を含むことが好ましい。
【0033】かかる発明によれば、通信端末において、
放送メディアの再生についての時間同期制御、例えば、
映像情報とテキスト情報の同期処理等を行うことが可能
となる。
【0034】また、本発明の第1の特徴において、前記
放送メディアの再生に先立って、必ず行うべき必須処理
を示す必須処理情報を受信した場合に、前記必須処理を
行った後で該放送メディアを再生することが好ましい。
【0035】かかる発明によれば、放送メディアの提供
者の意図を、通信端末における放送メディアの再生によ
り詳細に反映させることが可能となる。
【0036】また、本発明の第1の特徴において、前記
必須処理情報が、放送通知情報に含まれていることが好
ましい。
【0037】かかる発明によれば、配信データが欠落す
る環境においても、通信端末において、放送メディア再
生のための再生情報を処理する前に必須処理情報を取得
することができ、放送メディア提供者の意図を反映する
ことが可能となる。
【0038】また、本発明の第1の特徴において、前記
必須処理情報が、前記放送メディアの再生と同時に行う
べき処理内容を示すものであり、前記通信端末が、前記
放送メディアの再生と同時に前記必須処理を行うことが
好ましい。
【0039】また、本発明の第1の特徴において、無線
チャネルを介して受信した前記放送メディアを再生する
場合であって、前記放送通知情報に、前記放送メディア
が送信される物理チャネル識別情報と論理チャネル識別
情報との対応情報とが含まれている場合に、該対応情報
に基づいて、該放送メディアを再生することが好まし
い。
【0040】かかる発明によれば、通信端末において、
放送メディアの放送に用いる「物理チャネル」と「論理
アドレス(IPアドレス)」とを対応付けることが可能
となる。
【0041】また、本発明の第1の特徴において、前記
論理チャネル識別情報は、IPアドレスであることが好
ましい。また、本発明の第1の特徴において、前記物理
チャネル識別情報が、CDMA通信方式のチャネライゼ
ーションコードであることが好ましい。また、本発明の
第1の特徴において、前記物理チャネル識別情報は、周
波数値であることが好ましい。
【0042】また、本発明の第1の特徴において、前記
放送通知情報が、前記放送メディアを識別する放送メデ
ィア識別情報を含み、前記再生情報として、前記放送メ
ディア識別情報を用いることが好ましい。
【0043】本発明の第2の特徴は、放送メディアを通
信端末に配信するサーバ装置であって、少なくとも一つ
の放送メディアを指定する放送通知情報を送信し、前記
通信端末による前記放送メディアの再生に先立って、該
放送通知情報によって指定された前記放送メディアの再
生方法を示す再生情報を送信することを要旨とする。
【0044】本発明の第2の特徴において、前記通信端
末による前記放送メディアの再生に先立って、前記再生
情報に関連付けられた参照情報を送信することが好まし
い。
【0045】かかる発明によれば、サーバ装置が、再生
情報の代わりに参照情報を送信するため、サーバ装置
が、再生情報を送信することなく、放送メディアの提供
者が意図する再生方法を通信端末に送信することが可能
となると共に、サーバ装置から通信端末に送信するデー
タ量を削減することも可能となる。
【0046】本発明の第2の特徴において、放送通知情
報を周期的に繰り返し送信し、前記放送通知情報を送信
した直後に、カルーセルデータによって、前記再生情報
を送信することが好ましい。
【0047】かかる場合、放送通知情報(SAPメッセ
ージ)及びカルーセルデータにより繰り返し送信される
再生情報(SMIL)によって、放送メディアの放送の
途中から視聴を始めた通信端末であっても、放送メディ
アを再生することが可能となる。
【0048】また、本発明の第2の特徴において、前記
放送通知情報が、前記カルーセルデータによって前記再
生情報を送信することを示すことが好ましい。
【0049】かかる発明によれば、カルーセルデータに
よって送信される再生情報(SMIL)を変更すること
によって、放送通知情報(SAPメッセージ)を変更す
ることなく、放送メディアの送信を継続することが可能
となる。
【0050】また、本発明の第2の特徴において、前記
再生情報が、前記放送メディアの再生の際に用いられる
レイアウト情報を含むことが好ましい。
【0051】また、本発明の第2の特徴において、前記
再生情報が、前記放送メディア再生の際に用いられるタ
イミング情報を含むことが好ましい。
【0052】また、本発明の第2の特徴において、前記
通信端末による前記放送メディアの再生に先立って、該
通信端末が必ず行うべき必須処理を示す必須処理情報を
送信することが好ましい。
【0053】また、本発明の第2の特徴において、前記
必須処理情報が、前記放送通知情報に含まれることが好
ましい。
【0054】また、本発明の第2の特徴において、前記
必須処理情報が、前記通信端末によって前記放送メディ
アの再生と同時に行われるべき処理内容を示すものであ
ることが好ましい。
【0055】また、本発明の第2の特徴において、無線
チャネルを介して放送メディアを通信端末に配信する場
合に、前記放送通知情報によって、前記放送メディアが
送信される物理チャネル識別情報と論理チャネル識別情
報との対応情報を送信することが好ましい。
【0056】また、本発明の第2の特徴において、前記
論理チャネル識別情報が、IPアドレスであることが好
ましい。また、本発明の第2の特徴において、前記物理
チャネル識別情報が、CDMA通信方式のチャネライゼ
ーションコードであることが好ましい。また、本発明の
第2の特徴において、前記物理チャネル識別情報が、周
波数値であることが好ましい。
【0057】また、本発明の第2の特徴において、前記
放送通知情報の送信後、最初に、他の放送メディアを参
照することなく再生可能な形式で、前記放送メディアを
前記通信端末に送信することが好ましい。
【0058】また、本発明の第2の特徴において、前記
放送通知情報の送信後、最初に、予測符号化を行うこと
なく再生可能な形式で(ヘッダ圧縮リフレッシュパケッ
トやIピクチャフレーム等によって)、前記放送メディ
アを前記通信端末に送信することが好ましい。
【0059】かかる発明によれば、通信端末は、放送通
知情報の送信後に最初に送信された放送メディアを受信
した場合、他の放送メディア(ヘッダ圧縮リフレッシュ
パケットやIピクチャフレーム等によって送信される放
送メディア)の受信を待つまでもなく、直ちに当該放送
メディアを再生することが可能となる。
【0060】また、本発明の第2の特徴において、前記
放送通知情報の送信後に最初に送信する放送メディアと
その旨を示す識別情報とを関連付けて送信することが好
ましい。
【0061】また、本発明の第2の特徴において、前記
放送メディアを識別する放送メディア識別情報を含む前
記放送通知情報を送信し、前記メディア識別情報と前記
再生情報とを関連付けて送信するように機能させること
が好ましい。
【0062】本発明の第3の特徴は、サーバ装置から送
信された放送メディアを通信端末に中継する中継装置で
あって、前記サーバ装置によって放送通知情報が送信さ
れた後に最初に送信された少なくとも1つの放送メディ
アを、他の放送メディアを参照することなく再生可能な
形式で前記通信端末に中継することを要旨とする。
【0063】かかる発明によれば、中継装置が、放送通
知情報(SAPメッセージやH.245メッセージ)の
後に最初に受信した放送メディア以外の放送メディア
を、ヘッダ圧縮パケット又はIピクチャフレーム等とし
て通信端末に中継するため、オーバーヘッドを削減する
ことが可能となる。
【0064】また、かかる発明によれば、中継装置が、
放送通知情報(SAPメッセージやH.245メッセー
ジ)の後に最初に受信した放送メディア以外の放送メデ
ィアを、ヘッダ圧縮パケット又はIピクチャフレーム等
として通信端末に中継するため、放送メディアの放送の
途中から視聴を始めた通信端末であっても、素早く放送
メディアを再生することを可能となる。
【0065】また、本発明の第4の特徴は、サーバ装置
から送信された放送メディアを通信端末に中継する中継
装置であって、前記サーバ装置から受信した前記放送メ
ディアに、該放送メディアが放送通知情報の送信後に最
初に送信するものである旨を示す識別情報が関連付けら
れている場合に、他の放送メディアを参照することなく
再生可能な形式で、該放送メディアを前記通信端末に中
継することを要旨とする。
【0066】かかる発明によれば、放送通知情報の送信
後に最初に送信するものである旨を示す識別情報に関連
付けられた放送メディアについては、他の放送メディア
を参照することなく再生可能な形式で(例えば、ヘッダ
圧縮リフレッシュパケット)として中継するため、放送
メディアの放送の途中から視聴を始めた通信端末であっ
ても、素早く放送メディアを再生することが可能とな
る。
【0067】また、本発明の第5の特徴は、サーバ装置
から送信された放送メディアを通信端末に中継する中継
装置であって、前記サーバ装置から受信した前記放送メ
ディアに、該放送メディアが放送通知情報の送信後に最
初に送信するものである旨を示す識別情報が関連付けら
れている場合に、該放送メディアを、予測符号化を行う
ことなく再生可能な形式で、該放送メディアを前記通信
端末に中継することを要旨とする。
【0068】かかる発明によれば、放送通知情報の送信
後に最初に送信するものである旨を示す識別情報に関連
付けられた放送メディアについては、予測符号化を行う
ことなく再生可能な形式で、(例えば、Iピクチャフレ
ーム等)として中継するため、放送メディアの放送の途
中から視聴を始めた通信端末であっても、素早く放送メ
ディアを再生することが可能となる。
【0069】本発明の第6の特徴は、サーバ装置から通
信端末に放送メディアを送信する放送通信システムであ
って、前記サーバ装置が、少なくとも一つの放送メディ
アを指定する放送通知情報を送信し、前記通信端末によ
る放送メディアの再生に先立って、前記放送通知情報に
よって指定された前記放送メディアの再生方法を示す再
生情報を送信し、前記通信端末が、前記放送通知情報を
受信した場合に、前記再生情報に基づいて、該放送通知
情報によって指定された前記放送メディアを再生するこ
とを要旨とする。
【0070】本発明の第7の特徴は、中継装置がサーバ
装置からの放送メディアを通信端末に中継する放送通信
システムであって、前記中継装置が、前記サーバ装置に
よって放送通知情報が送信された後に最初に送信された
少なくとも1つの放送メディアを、他の放送メディアを
参照することなく再生可能な形式で前記通信端末に中継
することを要旨とする。
【0071】本発明の第8の特徴は、中継装置がサーバ
装置からの放送メディアを通信端末に中継する放送通信
システムであって、前記サーバ装置が、放送通知情報の
送信後に最初に送信するものであるか否かを示す識別情
報を前記放送メディアに関連付けて送信し、前記中継装
置が、前記識別情報に関連付けられた前記放送メディア
を受信した場合に、他の放送メディアを参照することな
く再生可能な形式で、該放送メディアを前記通信端末に
中継することを要旨とする。
【0072】本発明の第9の特徴は、中継装置がサーバ
装置からの放送メディアを通信端末に中継する放送通信
システムであって、前記サーバ装置が、放送通知情報の
送信後に最初に送信するものであるか否かを示す識別情
報を前記放送メディアに関連付けて送信し、前記中継装
置が、前記識別情報に関連付けられた前記放送メディア
を受信した場合に、予測符号化を行うことなく再生可能
な形式で、該放送メディアを前記通信端末に中継するこ
とを要旨とする。
【0073】本発明の第10の特徴は、サーバ装置から
通信端末に放送メディアを送信する放送通信方法であっ
て、前記サーバ装置において、前記サーバ装置におい
て、少なくとも一つの放送メディアを指定する放送通知
情報を送信し、前記通信端末による放送メディアの再生
に先立って、前記放送通知情報によって指定された前記
放送メディアの再生方法を示す再生情報を送信し、前記
通信端末において、前記放送通知情報を受信した場合
に、前記再生情報に基づいて、該放送通知情報によって
指定された前記放送メディアを再生することを要旨とす
る。
【0074】本発明の第11の特徴は、中継装置がサー
バ装置からの放送メディアを通信端末に中継する放送通
信方法であって、前記中継装置において、前記サーバ装
置によって放送通知情報が送信された後に最初に送信さ
れた少なくとも1つの放送メディアを、他の放送メディ
アを参照することなく再生可能な形式で該放送メディア
を前記通信端末に中継することを要旨とする。
【0075】本発明の第12の特徴は、中継装置がサー
バ装置からの放送メディアを通信端末に中継する放送通
信方法であって、前記サーバ装置において、放送通知情
報の送信後に最初に送信するものであるか否かを示す識
別情報を前記放送メディアに関連付けて送信し、前記中
継装置において、前記識別情報に関連付けられた前記放
送メディアを受信した場合に、他の放送メディアを参照
することなく再生可能な形式で該放送メディアを前記通
信端末に中継することを要旨とする。
【0076】本発明の第13の特徴は、中継装置がサー
バ装置からの放送メディアを通信端末に中継する放送通
信方法であって、前記サーバ装置において、放送通知情
報の送信後に最初に送信するものであるか否かを示す識
別情報を前記放送メディアに関連付けて送信し、前記中
継装置において、前記識別情報に関連付けられた前記放
送メディアを受信した場合に、予測符号化を行うことな
く再生可能な形式で該放送メディアを前記通信端末に中
継することを要旨とする。
【0077】本発明の第14の特徴は、受信した放送メ
ディアを再生する通信端末を、前記放送メディアの再生
に先立って、該放送メディアの再生方法を示す再生情報
を取得し、少なくとも一つの前記放送メディアを指定す
る放送通知情報を受信した場合、前記再生情報に基づい
て、指定された該放送メディアを再生するように機能さ
せるためのプログラムであることを要旨とする。
【0078】本発明の第15の特徴は、放送メディアを
通信端末に配信するサーバ装置を、少なくとも一つの放
送メディアを指定する放送通知情報を送信し、前記通信
端末による前記放送メディアの再生に先立って、該放送
通知情報によって指定された前記放送メディアの再生方
法を示す再生情報を送信するように機能させるプログラ
ムであることを要旨とする。
【0079】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図1乃至図44を参照しながら、詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態における放送通信システムの
概略構成図である。
【0080】図1に示すように、本実施形態に係る放送
通信システム1は、放送メディアを配信(送信)するコ
ンテンツ送信サーバ10と、配信(送信)された放送メ
ディアを受信して再生する受信端末20と、無線制御装
置40及び基地局50から構成される中継装置30とを
具備する。
【0081】本実施形態では、放送メディアとは、例え
ば、RTPパケットやIピクチャフレームやPピクチャ
フレーム等を用いたストリーミング形式で送信される音
声情報(AMR)や映像情報(MPEG-4)等を指す
ものとする。
【0082】以下、受信端末20として移動通信端末を
用いる場合について説明するが、本発明は、移動通信端
末以外の端末を用いた場合にも適用可能である。
【0083】コンテンツ送信サーバ10は、インターネ
ット2と中継装置30と無線チャネルとを介して、放送
メディアをストリーミング形式で受信端末20に配信す
るサーバ装置である。受信端末20は、無線チャネルを
介して受信した放送メディアを再生する移動通信端末で
ある。中継装置30は、必要に応じて、伝送路の物理条
件に合わせたプロトコル/フォーマット変換を行うもの
である。
【0084】(第1の実施形態)本発明の第1の実施形
態について図1から図11を用いて説明する。本実施形
態では、インターネットプロトコルである「RTP/U
DP/IP」パケット(放送メディアパケット)の形式
で、音声情報や映像情報等を含む放送メディアを伝送す
る放送通信システム1について説明する。
【0085】本実施形態では、受信端末20は、音声情
報や映像情報等の放送メディアの再生に先立って、該放
送メディアの再生方法を示す再生情報を取得し、放送通
知情報(SAPメッセージ)を受信した場合に、前記再
生情報に基づいて放送メディアを再生する。ここで、放
送通知情報(SAPメッセージ)は、少なくとも一つの
放送メディアを指定するものである。
【0086】コンテンツ送信サーバ10は、受信端末2
0による放送メディアの再生に先立って、放送通知情報
(SAPメッセージ)によって指定されている放送メデ
ィアの再生方法を示す再生情報を送信する。
【0087】コンテンツ送信サーバ10は、放送通知情
報(SAPメッセージ)によって指定される放送メディ
ア(AMRを含むRTPパケットやMPEG4を含むR
TPパケット)を送信する前に、放送メディアの再生方
法を示す再生情報を送信する。
【0088】例えば、コンテンツ送信サーバ10は、放
送通知情報(SAPメッセージ)を周期的に繰り返し送
信して、放送通知情報(SAPメッセージ)を送信した
直後に、カルーセルデータによって再生情報を送信する
ことができる。ここで、カルーセルデータとは、同じデ
ータを繰り返し送信する方式(データカルーセル方式)
によって伝送されるデータのことをいう。
【0089】ここで、再生情報は、SAPメッセージの
「payload(ペイロード)」内に記述されている
「SDP情報(図4参照)」や、データカルーセル方式
によって送信される「SMIL(Synchroniz
ed MultimediaIntegration
Language)(図8参照)」等に含まれている。
【0090】また、再生情報は、放送メディアの再生の
際に用いられる「レイアウト情報」や、放送メディアの
再生の際に用いられる「タイミング情報」を含むことが
できる。
【0091】図2は、本実施形態における放送通信シス
テム1におけるコンテンツ送信サーバ10と受信端末2
0との間のシーケンス図である。
【0092】図2に示すように、ステップ201におい
て、コンテンツ送信サーバ10が、放送通知情報である
「SAPメッセージ」を、受信端末20に送信する。S
APメッセージの内容については、後述の図3及び図4
において詳細に説明する。ここで、SAPメッセージが
通知される「IPアドレス」及び「ポート番号」は、受
信端末20に既知のものとする。
【0093】ステップ202において、コンテンツ送信
サーバ10が、「SMIL」を含むカルーセルデータを
受信端末20に送信する。また、ステップ203におい
て、コンテンツ送信サーバ10が、HTML形式のテキ
スト情報やアンカー情報を含むカルーセルデータを受信
端末20に送信する。
【0094】例えば、JPEG等の静止画像情報やXM
L形式の構造化データは、UDP上でデータを繰り返し
送るデータカルーセル方式にて伝送される(図35参
照)。データカルーセル方式については、後述の図5乃
至図7の説明において詳細に説明する。
【0095】ステップ204乃至207において、コン
テンツ送信サーバ10が、音声情報(AMR)や映像情
報(MPEG-4)を含むRTPパケット(放送メディ
アパケット)を受信端末20に送信する。
【0096】ここで、SAPメッセージ及びカルーセル
データは、UDP/IPパケットによって伝送され、音
声情報及び映像情報は、UDP/IP上のRTPパケッ
トによって伝送される(図35参照)。
【0097】そして、コンテンツ送信サーバ10は、S
APメッセージを、所定間隔をもって周期的に繰り返し
伝送する。受信端末20は、SAPメッセージを受信す
ることにより、放送メディアの再生を開始するので、S
APメッセージは、できうる限り短い周期にて伝送する
ことが望ましい。
【0098】次に、図3及び図4を用いて、SAPメッ
セージについて説明する。図3は、SAPメッセージの
フォーマットを示すものである。
【0099】図3において、「V」は、バージョン情報
を示す。「A」は、アドレスタイプを示し、A=0の
時、IPv4であり、A=1の時、IPv6である。
「R」は、「Reserved」である。
【0100】「T」は、メッセージタイプを示し、T=
0の時、放送開始を示す放送通知情報であることを意味
し、T=1の時、放送終了を示す放送通知情報であるこ
とを意味する。
【0101】「E」は、「Encryption bi
t」である。「C」は、「Compression b
it」である。「auth len」は、「optio
nal authentication data」の
サイズを示す。
【0102】「msg id hash」は、「ori
ginating source」に記述されたIPア
ドレスで示される発信元(コンテンツ送信サーバ10
等)によって送信されるSAPメッセージを一意に特定
するメッセージIDである。
【0103】「originating sourc
e」は、SAPメッセージの発信元のIPアドレスであ
る。
【0104】ここで、「msg id hash」と
「originating source」との組み合
わせによって、SAPメッセージを一意に特定すること
ができる。
【0105】「optional payload t
ype」は、「payload」のデータタイプを示
す。「payload」については、図4において詳細
に説明する。
【0106】図4は、本実施形態におけるSAPメッセ
ージ内の「payload」に記述された「SDP情
報」の例を示す。
【0107】「v=0」は、「payload」のバー
ジョンを示すものであり、「payload」を記述す
るルールを規定するための情報を示している。
【0108】「o=」は、発信元情報であり、発信元の
IPアドレス情報(126.16.64.4)を含む。
「s=」は、放送メディアのセッション名である。「c
=」は、放送メディアを送信しているマルチキャストア
ドレス(送信先のIPアドレス情報)である。「t=」
は、放送メディアの有効期間を示すものである。
【0109】「m=」は、当該SAPメッセージによっ
て指定されている放送メディアを示す情報であり、図4
に示すSAPメッセージは、放送メディアとして、1つ
の音声情報と1つの映像情報と1つのカルーセルデータ
を指定している。
【0110】すなわち、第1の放送メディアを指定する
「m=audio 3456 RTP/AVP 0」と
いう記述は、音声情報を「3456」で特定されるポー
ト番号にて、RTPパケットによって伝送することを示
している。
【0111】また、第2の放送メディアを指定する「m
=video 2232 RTP/AVP 98」とい
う記述は、映像情報を「2232」で特定されるポート
番号にて、RTPパケットによって伝送することを示し
ている。
【0112】また、「m=application 3
2416 udp dc」という記述は、繰り返し送信
するカルーセルデータを、UDPパケットを用いて伝送
することを示している。
【0113】次に、図5乃至図7を用いて、データカル
ーセル方式にて伝送されるカルーセルデータについて説
明を行う。図5は、本実施形態において用いられるデー
タカルーセル方式を用いたデータ伝送方式の概要を示し
ている。
【0114】カルーセルデータは、「DII(Down
load InformationIndicatio
n)」を含むカルーセルデータパケットと、1つ以上の
「DDB(Download Data Bloc
k)」を含むカルーセルデータパケットとによって構成
される。
【0115】「DII」は、後続のカルーセルデータパ
ケット(DDB)についての情報を含み、「DDB」
は、実データ(ブロック単位に分割されたモジュール)
を含む。「DII」については、後述の図6の説明にて
詳細に説明する。
【0116】図5は、「DDB」が、ブロック単位に分
割された3つのモジュール(「SMIL」と「テキスト
情報(テロップ)」と「アンカー情報(URL)」)を
それぞれ含む場合の例を示している。それぞれのモジュ
ール(ファイル)の内容については、後述の図8乃至図
10を参照して詳細に説明する。
【0117】図5に示すように、各モジュールは、それ
ぞれブロック単位に分割される。さらに、ブロック単位
に分割されたモジュールに、それぞれ「データカルーセ
ルヘッダ」が付加されて、「カルーセルデータ」を構成
する「カルーセルデータパケット」となる。
【0118】図6は、本実施形態のデータカルーセル方
式で送信される「DII」の内容について示している。
図6に示すように、「DII」は、「データカルーセル
ヘッダ」と「メッセージ本体データ」と誤り検出のため
の「CRC」とから構成される。
【0119】「データカルーセルヘッダ」は、「メッセ
ージ種別」と、「データカルーセル識別子」と、「セク
ション番号」と、「最終セクション番号」と、「コンテ
ンツ識別子」と、「有効時間情報」と、「メッセージ本
体サイズ」とで構成される。
【0120】「メッセージ種別」は、当該カルーセルデ
ータパケットが、「DII」を含むものか「DDB」を
含むものかについて示す情報である。
【0121】「データカルーセル識別子」は、当該カル
ーセルデータを一意に特定する識別情報である。「セク
ション番号」は、当該カルーセルデータを構成する「カ
ルーセルデータパケット」を一意に特定する識別情報で
ある。
【0122】「最終セクション番号」は、当該カルーセ
ルデータ内のカルーセルデータパケットの数を表す情報
である。「コンテンツ識別子」は、当該カルーセルデー
タパケットの内容(コンテンツ)が更新されるとインク
リメントされるバージョン情報である。
【0123】「有効時間情報」は、当該カルーセルデー
タを構成するカルーセルデータパケットが有効である時
間情報を表し、有効時間の開始及び終了を特定する情報
によって構成される。本実施形態では、「有効時間情
報」として「NTPタイム」を用いている。なお、有効
時間を示す必要の無いときには、明示的に「有効時間情
報」を設定しなくても良い。
【0124】「メッセージ本体データ」は、「モジュー
ル数」と、当該モジュール数で示される数分の「モジュ
ール情報1〜N」とで構成される。
【0125】「モジュール数」とは、意味的にまとまっ
た単位であるモジュールの数を表すものである。図5に
示すように、本実施形態に係るモジュールは、「SMI
L」や「テキスト情報(テロップ)」や「アンカー情報
(URL)」等の1つのファイルに対応するものであ
る。
【0126】「モジュール情報」は、「モジュールI
D」と、「モジュールサイズ」と、「モジュールバージ
ョン」と、「モジュールのコンテンツタイプ情報」とで
構成される。
【0127】「モジュールID」は、当該カルーセルデ
ータ内で、モジュールを一意に特定する識別情報であ
る。「モジュールサイズ」は、モジュールのデータサイ
ズである。「モジュールバージョン」は、モジュールの
更新情報である。「モジュールのコンテンツタイプ情
報」は、モジュールが含むコンテンツタイプ(例えば、
平文形式のテキスト情報やHTML形式のテキスト情報
等)を示すものである。
【0128】図7は、本実施形態でのデータカルーセル
方式で送信される「DDB」の内容を示している。図7
に示すように、「DDB」は、「データカルーセルヘッ
ダ」と「メッセージ本体データ」と誤り検出に使用され
る「CRC」とから構成される。
【0129】「データカルーセルヘッダ」は、図6にお
いて説明した「DII」における「データカルーセルヘ
ッダ」と同様に、「メッセージ種別」と、「データカル
ーセル識別子」と、「セクション番号」と、「最終セク
ション番号」と、「コンテンツ識別子」と、「有効時間
情報」と、「メッセージ本体サイズ」とで構成される。
【0130】「メッセージ本体データ」は、「モジュー
ルID」と、「モジュールサイズ」と、「ブロック番
号」と、「最終ブロック番号」と、「ブロックサイズ」
と、「ブロックデータ」とから構成される。
【0131】「モジュールID」は、当該カルーセルデ
ータ内で、モジュールを一意に特定する識別情報であ
る。「モジュールサイズ」は、モジュールのデータサイ
ズである。「ブロック番号」は、当該モジュールが分割
されたブロックを一意に識別する識別子である。「最終
ブロック番号」は、当該モジュールが分割されたブロッ
ク数を示す。「ブロックサイズ」は、後続のブロックの
データサイズを示す。「ブロックデータ」は、ブロック
単位に分割されたモジュールのデータである。
【0132】次に、本実施形態において、データカルー
セル方式にて伝送される各モジュール(ファイル)につ
いて説明する。
【0133】図8は、本実施形態において、データカル
ーセル方式にて伝送される「SMIL」の記述例を示
す。「SMIL」は、複数の放送メディア間で時間同期
処理を行うために用いられる「タイミング情報」や通信
端末の表示部における放送メディアの表示を変更するた
めの「レイアウト情報」等の再生情報を含む。「SMI
L」は、データカルーセル方式にて伝送されるファイル
(モジュール)として位置付けられる。
【0134】図8に示す「SMIL」は、1つの音声情
報と1つの映像情報と2つのテキスト情報とが、同期し
て同時に再生されることを示す。
【0135】「<audio src=“:<port
-a01>/”/>」という記述により、SAPメッセー
ジに示される音声情報用のポートを参照すべき旨が示さ
れている。
【0136】「<video src=“:<port
-v01>/”region=”a”/>」という記述に
より、SAPメッセージに示される映像情報用のポート
を参照すべき旨が示されている。
【0137】「<text src=“〜/modul
e01”region=”b”/>」という記述によ
り、「SMIL」が伝送されるカルーセルデータに含ま
れる「module01」で示されるテキスト情報を参
照すべき旨が示されている。
【0138】「<text src=“〜/modul
e02“region=”c”/>」という記述によ
り、「SMIL」が伝送されるカルーセルデータに含ま
れる「module02」で示されるテキスト情報を参
照すべき旨が示されている。
【0139】また、「<layout>〜</layo
ut>」という記述には、音声情報や映像情報やテキス
ト情報を、受信端末20の表示部に表示するレイアウト
(表示領域)を指定する「レイアウト情報」が示されて
いる。
【0140】図9は、図8の「SMIL」における「<
text src=“〜/module01“regi
on=”b”/>」という記述によって参照されるテキ
スト情報(テロップ)の記述例である。
【0141】図10は、図8の「SMIL」における
「<text src=“〜/module02“re
gion=”c”/>」という記述によって参照される
アンカー情報(URL)の記述例である。
【0142】なお、データカルーセル方式は、同一のデ
ータを繰り返し伝送するものであり、各放送メディア間
の同期に係るタイミング情報、レイアウト情報、字幕や
アップリンクと連携したアンカー情報(URL)、静止
画像情報、テキスト情報(テロップ・静止文字)、動画
像情報、音声情報等を、繰り返し伝送されるデータとし
てファイル化して伝送することが可能である。
【0143】次に、SAPメッセージを受信する受信端
末20の動作を説明する。具体的には、受信端末20に
おいて、SAPメッセージを受信した後、受信した放送
メディアを再生するまでの動作を説明する。
【0144】第1に、SAPメッセージを受信した受信
端末20は、SAPメッセージ(放送通知情報)の受信
をきっかけとして放送メディア(RTPパケット)の受
信を開始する。
【0145】第2に、受信端末20は、SAPメッセー
ジを参照することにより、音声情報や映像情報やカルー
セルデータ等の放送メディアが送信されている「IPア
ドレス」や、各放送メディアを再生するために必要な
「ポート番号」や「RTPペイロードタイプ」等の再生
情報を取得する。
【0146】例えば、図4に示すSAPメッセージを受
信した受信端末20は、「c=INIP4 224.
2.17.12/127」という記述により、各放送メデ
ィアが送信されている「IPアドレス(マルチキャスト
アドレス)」を取得する。
【0147】また、受信端末20は、第1の放送メディ
アを指定する「m=audio 3456 RTP/A
VP 0」という記述により、音声情報が、ポート番号
「3456」によってRTPパケットを用いて送信され
ると解析する。
【0148】また、受信端末20は、第2の放送メディ
アを指定する「m=video 2232 RTP/A
VP 98」という記述により、映像情報が、ポート番
号「2232」によってRTPパケットを用いて送信さ
れると解析する。
【0149】さらに、受信端末20は、「m=appl
ication 32416 udp dc」という記
述より、ポート番号「32416」によって、UDPパ
ケット上で、カルーセルデータが送信されると解析す
る。
【0150】第3に、上述の放送メディアについての解
析を行った受信端末20は、各放送メディアの受信処理
の準備を行い、放送メディアが放送されるのを待つ。
【0151】第4に、本実施形態では、SAPメッセー
ジに引き続き、時間同期情報(タイミング情報)である
「RTCP(RTP control protoco
l)メッセージ」が送信される。
【0152】第5に、RTCPメッセージを受信した受
信端末20は、RTCPメッセージに含まれる「NTP
タイムスタンプ」と「RTPタイムスタンプ」との対応
情報(NTP-RTP関連情報)により、各放送メディ
ア間の時間同期情報(タイミング情報)を得る。これに
より、音声情報と映像情報の放送メディア間の時間同期
情報(タイミング情報)が得られる。
【0153】第6に、複数のブロック単位に分割された
カルーセルデータが送信され、受信端末20が、当該カ
ルーセルデータを受信すると、当該カルーセルデータの
解析を行う。受信端末20は、複数のブロック単位に分
割された全てのカルーセルデータの受信を行う。なお、
本実施形態では、カルーセルデータは、音声情報及び映
像情報の放送の合間に放送される。
【0154】第7に、受信端末20は、RTPパケット
にて伝送される音声情報及び映像情報を受信したなら
ば、NTPタイムスタンプで用いられている時間軸(N
TPタイム)を基準にして、各放送メディア間の同期を
取りつつ、ストリーミング形式で再生処理を行う。
【0155】なお、受信端末20において、カルーセル
データにて放送されるレイアウト情報を受信する前に、
すばやく映像情報の再生を行いたい場合は、一旦、あら
かじめ決められたレイアウト情報により再生を開始した
後、レイアウト情報を受信し、解析の結果により、レイ
アウトが確定すれば再レイアウトを行えばよい。
【0156】なお、コンテンツ送信サーバ10は、音声
情報及び映像情報の放送の合間にカルーセルデータを放
送してもよいし、SAPメッセージ送信後、音声情報及
び映像情報の放送に先立ち、カルーセルデータを放送し
てもよい。後者の場合、放送メディアを受信する受信端
末20が、音声情報及び映像情報の放送メディアの受信
に先立ち、放送メディアの再生に関する制御情報を処理
することが可能となる。
【0157】また、音声情報及び映像情報に先立って受
信端末20が受信するカルーセルデータは、カルーセル
データ全体でなくとも良く、放送メディア再生において
重要な情報を放送メディア再生に先立ち放送しても良
い。ここで、重要な情報とは、映像情報の再生における
レイアウト情報等である。
【0158】次に、定期的に繰り返し送信されるSAP
メッセージを繰り返し受信する受信端末20での動作を
説明する。
【0159】第1に、受信端末20は、SAPメッセー
ジに含まれる「msg id hash(メッセージI
D)」及び「originating source」
を確認することにより、SAPメッセージが更新されて
いるか否かを判断する。
【0160】ここで、放送メディアに関して変更があっ
た場合には、SAPメッセージに含まれる「メッセージ
ID」が更新される。「メッセージID」は、同一の
「originating source」から送信さ
れるSAPメッセージを一意に識別する情報である。
【0161】第2に、SAPメッセージの更新が示され
ていたならば、SAPメッセージに含まれる「payl
oad」の確認を行う。
【0162】例えば、音声情報や映像情報を伝送する
「ポート番号」や「コーディックタイプ」が変更された
りした場合には、SAPメッセージに含まれる「メッセ
ージID」が変更される。
【0163】なお、図2には示していないが、本実施形
態では、RTCPメッセージを用いて、NTPタイムと
RTPタイムとを関連付ける時間同期情報(タイミング
情報)を送っている。
【0164】ここで、受信端末20において、データカ
ルーセル方式にて送られたデータ(HTML等)と、R
TPパケットにて送られた映像情報及び音声情報を時間
的に関連付ける方法を示す。
【0165】受信端末20は、各RTPパケットに対応
するRTCPメッセージより、NTPタイムとRTPタ
イムとを関連付けるNTP-RTP関連情報を取得す
る。
【0166】データカルーセル方式より、カルーセルデ
ータが有効である時間を示す「有効時間情報(NTPタ
イムスタンプ)」を取得する。かかる「NTPタイムス
タンプ」には、有効となる時間を示す「開始NTPタイ
ムスタンプ」及び無効となる時間を示す「終了NTPタ
イムスタンプ」とが含まれる。
【0167】第3に、音声情報及び映像情報のRTPパ
ケットを受け取った受信端末20は、RTPパケットに
含まれるRTPタイムスタンプより、NTP-RTP関
連情報に基づいて、NTPタイムスタンプで用いられて
いる時間軸(NTPタイム)と同期させて、該RTPパ
ケットに含まれる音声情報又は映像情報を再生処理す
る。
【0168】また、受信端末20は、音声情報及び映像
情報の再生処理において、データカルーセル方式にて受
信したカルーセルデータ(テキスト情報等)が有効とな
る「有効時間情報(NTPタイムスタンプ)」に応じて
当該カルーセルデータを表示する等のデータ処理を行
う。
【0169】なお、「終了NTPタイムスタンプ」は、
カルーセルデータが無効となる時間を示す時間情報では
なく、カルーセルデータの有効期間を表す期間情報であ
っても良い。
【0170】図11は、本実施形態における受信端末2
0での表示イメージ図である。図11に示すように、映
像情報と音声情報の再生処理に合わせて、テキスト情報
(テロップや静止文字)やアンカー情報(URL)が同
期して表示されている。
【0171】なお、本実施形態では、インターネットと
の親和性を考慮して、RTCPメッセージにて、NTP
タイムとRTPタイムとを関連付ける「NTP-RTP
関連情報」を通知しているが、RTCPメッセージを用
いずに、SAPメッセージ内に「NTP-RTP関連情
報」を含めて通知する等、受信端末20にて各放送メデ
ィア間の同期処理等の時間に関する処理が可能となるの
であれば、他の方法を用いても良い。
【0172】例えば、SAPメッセージに各放送メディ
ア間の時間同期情報(タイミング情報)を含めても良い
し、当該時間同期情報(タイミング情報)を「SMI
L」に含めても良い。
【0173】(第2の実施形態)本発明の第2の実施形
態では、受信端末20が、放送メディアの再生に先立っ
て、必ず行うべき必須処理を示す必須処理情報を含む
「SAPメッセージ」を受信する場合の実施例を示す。
【0174】ここで、図4に示す「payload」を
有するSAPメッセージの替わりに、図12に示す「p
ayload」を有するSAPメッセージを受信した場
合の受信端末20の動作を説明する。
【0175】図12に示す「payload」を有する
SAPメッセージには、必須処理情報を示す「requ
ire=mid:3;“module00”=“htt
p://docomo.ne.jp/layout01.sm
il”」という記述が含まれている。
【0176】この必須処理情報により示される必須処理
は、放送メディア識別情報「mid:3」で識別される
放送メディアについての処理を行うことが示されてお
り、特に、当該放送メディアについて「module0
0」を処理することが示されている。ここで、「mi
d:3」で識別される放送メディアは、カルーセルデー
タであり、「module00」は、「SMIL」であ
る。
【0177】図13は、必須処理情報を含むSAPメッ
セージを処理する受信端末20の構成を示す。
【0178】図13に示すように、受信端末20は、放
送メディアを受信する受信処理部21と、必須処理情報
処理部22と、再生処理部23と、出力部24とによっ
て構成される。
【0179】ここで、再生処理部23は、放送メディア
同期再生制御部23aと、音声情報再生処理部23b
と、映像情報再生処理部23cと、テキスト・静止画像
情報再生処理部23dとによって構成される。また、出
力部24は、再生された情報を出力するスピーカ24a
やディスプレイ24bによって構成される。
【0180】必須処理情報処理部22は、受信処理部2
1が受信した放送通知情報(SAPメッセージ)に必須
処理情報が含まれるか否かを判定し、必須処理情報が含
まれる場合には、放送メディア同期再生制御部23aに
おける各放送メディアの再生処理に先立ち、必須処理を
行うことを指示する。
【0181】次に、図14を用いて、図12に示す必須
処理情報を含むSAPメッセージを受信する場合の受信
端末20での処理フローを説明する。
【0182】図14に示すように、ステップ1401に
おいて、受信処理部21が、SAPメッセージを受信し
て、放送メディアが放送されるIPアドレス情報(マル
チキャストアドレス)や時間同期情報(タイミング情
報)や各放送メディアの再生情報を取得する。
【0183】ステップ1402において、必須処理情報
処理部22が、SAPメッセージに必須処理情報が含ま
れているか否かの判定を行う。必須処理情報が含まれて
いる場合、必須処理情報処理部22が、必須処理情報の
解析を行い、解析内容を放送メディア同期再生処理部2
3aに通知して、本フローは、ステップ1403に進
む。一方、必須処理情報が含まれていない場合、本フロ
ーは、ステップ1405に進む。
【0184】ステップ1403において、放送メディア
同期再生処理部23aが、通知された必須処理情報に示
された必須処理を実行する。そして、放送メディア同期
再生処理部23aが、各放送メディアを順次受信した時
に、必須処理情報及び各放送メディアの再生情報を参照
しながら、各再生処理部23b乃至23dに再生の指示
を行う。放送メディア同期再生処理部23aは、必須処
理情報及び各放送メディアの再生情報を保持しておく。
【0185】ステップ1404及び1405において、
再生指示を受けた再生処理部23b乃至23dは、放送
メディアの再生処理を行う。
【0186】本実施形態における必須処理情報は、SM
ILの処理を行うことを示すものであり、音声情報や映
像情報の各放送メディアの再生しようとする場合に、S
MILの処理を既に行っていれば該放送メディアの再生
を行い、そうでなければ該放送メディアの再生を開始し
ない。
【0187】なお、本実施形態では、必須処理が示され
るファイル(必須処理情報)を一意に特定するIDとし
て、URL情報である「http://docomo.n
e.jp/layout01.smil」を用いている。
このように、SAPメッセージに必須処理情報を一意に
特定するIDを含めることにより、必須処理情報が示さ
れているファイル(例えば「SMIL」等)の受信を完
了せずとも必須処理を特定することが可能となり、再生
をすばやく始めることが可能となる。
【0188】また、上述のIDとして、URL情報を用
いることにより、事前に必須処理情報を保持していなく
とも、ネットワークで接続される他の装置にアクセスす
ることにより、必須処理情報を取得することが可能とな
る。URL情報を用いることにより、必須処理情報に限
らない任意の処理に対する必要な情報を放送により取得
することに限らず、ネットワークで接続される他の装置
から必要に応じて取得することを可能とするものであ
る。
【0189】(第3の実施形態)本発明に係る第3の実
施形態では、受信端末20が、放送メディアの再生に先
立って、再生情報としてのレイアウト情報を含むSAP
メッセージを受信する場合の実施例を示す。
【0190】図15は、レイアウト情報を含むSAPメ
ッセージ内の「SDP情報」における「payloa
d」の記述例である。
【0191】図15に示すように、「layout=
“http://docomo.ne.jp/layout
01.smil”;cid=docomo0123」と
いう記述により、放送メディアの再生の際に用いられる
レイアウト情報が一意に特定される。
【0192】図16は、本実施形態における受信端末2
0の構成図である。
【0193】図16に示すように、受信端末20は、放
送メディアを受信する受信処理部21と、レイアウト情
報判定処理部25と、再生処理部23と、出力部24と
によって構成される。
【0194】ここで、再生処理部23は、放送メディア
同期再生制御部23aと音声情報再生処理部23bと映
像情報再生処理部23cとテキスト・静止画像情報再生
処理部23dとによって構成される。また、出力部24
は、再生情報を出力するスピーカ24aやディスプレイ
24bによって構成される。
【0195】レイアウト情報判定処理部25は、受信処
理部21が受信した放送通知情報(SAPメッセージ)
にレイアウト情報が含まれるか否かを判定し、レイアウ
ト情報が含まれる場合には、放送メディア同期再生制御
部23aにその旨を通知する。
【0196】ここで、図17に示すフローチャートを用
いて、図15で示すレイアウト情報を含むSAPメッセ
ージを受信した時の受信端末20の動作を説明する。
【0197】図17に示すように、ステップ1701に
おいて、SAPメッセージを受信した受信端末20の受
信処理部21は、SAPメッセージであることの判断及
び当該SAPメッセージの解析を行う。ここで、受信処
理部21は、SAPメッセージより、以降受信する放送
メディアのアドレス情報や再生情報を取得する。
【0198】ステップ1702において、レイアウト情
報判定処理部25は、受信したSAPメッセージに、放
送メディアに係るレイアウト情報のIDが含まれている
か否かの判定を行う。
【0199】レイアウト情報のIDが含まれている場
合、ステップ1703において、レイアウト情報判定処
理部25は、該IDによって示されるレイアウト情報を
既に受信端末20にて保持しているか否かの判定を行
う。
【0200】すでに、当該レイアウト情報を保持してい
るのであれば、ステップ1704において、レイアウト
情報判定処理部25は、保持するレイアウト情報を放送
メディア同期再生制御部23aに通知する。そして、放
送メディア同期再生制御部23aは、通知されたレイア
ウト情報に基づきレイアウト処理を行う。
【0201】ステップ1705において、各再生処理部
23b乃至23dが、ディスプレイに表示を行う各放送
メディアを受信した場合には、既に処理済みのレイアウ
ト情報に基づき再生表示が行われる。
【0202】なお、上述のIDによって示されるレイア
ウト情報を受信端末20にて保持していない場合、ステ
ップ1706において、受信端末20は、当該レイアウ
ト情報を、後続の放送される情報より取得するか、もし
くはネットワークを介して他の装置から取得することが
考えられる。
【0203】レイアウト情報のIDとして、URL情報
を用いることにより、Webで一般的に用いられている
HTTPを用いて容易にデータ取得することが可能であ
る。
【0204】(第4の実施形態)本発明の第4の実施形
態では、図18及び図19を用いて、複数の放送メディ
ア間で関連して行われる必須処理を指定する例を示す。
【0205】図18は、データカルーセル方式にて伝送
される「SMIL」を示すものであり、「requir
e=“id:v1”」という記述によって、第2のテキ
スト情報を表示すると同時に、「id=“v1”」で識
別される映像情報を再生表示することを必須処理とする
ことが示される。
【0206】図19は、本実施形態での受信端末20の
構成図である。
【0207】受信端末20は、放送メディアを受信する
受信処理部21と、再生処理部23と、出力部24とに
よって構成される。
【0208】ここで、再生処理部23は、放送メディア
同期再生制御部23aと音声情報再生処理部23bと映
像情報再生処理部23cとテキスト・静止画像情報再生
処理部23dと必要条件判定処理部23eとによって構
成される。また、出力部24は、再生情報を出力するス
ピーカ24aやディスプレイ24bで構成される必要条
件判定処理部23eは、放送メディア同期再生制御部2
3aが、受信処理部21により受信された「SMIL」
に基づいて、各放送メディアの同期再生処理を行う場合
に、ある特定の放送メディアの再生と同時に行うべき内
容(必須処理)を判定する。本実施形態では、第2のテ
キスト情報を再生する場合には、同時に必須処理として
映像情報の再生が要求されることを判定する。
【0209】すなわち、本実施形態では、図18に示す
「SMIL」の「require=“id:v1”」と
いう記述が、受信端末20が放送メディアの再生と同時
に行うべき処理内容(すなわち、必須処理情報)に該当
する。
【0210】(第5の実施の形態)本実施の形態では、
図1、図20乃至図22を用いて、SAPメッセージの
伝送と同期して、予測符号化を行わない映像情報パケッ
トである「Iピクチャフレーム」を伝送する例を示す。
【0211】図20は、コンテンツ送信サーバ10が、
受信端末20に映像情報を放送する動作を示すシーケン
ス図である。
【0212】図20に示すように、コンテンツ送信サー
バ10は、放送メディアと当該放送メディアの再生方法
を示す再生情報等を有するSAPメッセージとを、受信
端末20に対して繰り返し送信する。受信端末20は、
SAPメッセージを受信することにより、音声情報や映
像情報等の各放送メディアの再生情報を取得することが
できる。
【0213】映像情報の符号化方法として、前のフレー
ム画像又は隣接するフレーム画像(他の放送メディア)
を参照することにより現在のフレーム画像を再生可能な
方法として「予測符号化」が知られている。例えば、
「Pピクチャフレーム」が、「予測符号化」を用いて符
号化されたフレーム画像である。
【0214】一方、「Iピクチャフレーム」が、「予測
符号化」を行うことなく現在のフレーム画像のみで再生
可能な映像情報フレームである。すなわち、「Iピクチ
ャフレーム」は、他の放送メディアを参照することなく
再生可能なものである。
【0215】つまり、映像情報フレームを復号化するた
めには、当該映像情報フレームの他の映像情報フレーム
に対する依存関係を知る必要があり、放送メディアの受
信開始直後に受信した放送メディアを必ずしも正しく復
号化できるとは限らない。
【0216】例えば、MPEGを想定した場合、Iピク
チャフレームは、当該Iピクチャフレームだけで復号化
することができるものの、Pピクチャフレームは、一つ
前の映像情報フレームからの差分情報であるため、当該
Pピクチャフレームを復号化するには、一つ前の映像情
報フレームが正しく復号化されている必要がある。
【0217】したがって、SAPメッセージを受信した
直後にPピクチャフレームで構成される放送メディアを
受信しても、映像情報フレームを直ちに復号化すること
ができず、次にIピクチャフレームが送信されるまで、
受信端末20は、放送メディアの再生を待たなければな
らない。
【0218】このような待ち時間を低減するためには、
コンテンツ送信サーバ10は、SAPメッセージを送信
した後、次に送信する映像情報をIピクチャフレームで
構成される放送メディアとする。
【0219】SAPメッセージを送信した直後の放送メ
ディアを「Iピクチャフレーム」で構成する実施例とし
て、コンテンツ送信サーバ10において、リアルタイム
に映像情報を符号化する場合と、予め用意された映像情
報に合わせてSAPメッセージを送信する場合の実施例
を示す。
【0220】まず、図21のフローチャートを用いて、
コンテンツ送信サーバ10が、リアルタイムに映像情報
を符号化する場合の例を示す。図21は、コンテンツ送
信サーバが、リアルタイムに映像情報フレームの符号化
を行う場合の制御例を示す。
【0221】図21に示すように、ステップ2101に
おいて、コンテンツ送信サーバ10は、SAPメッセー
ジの送信タイミングになると、SAPメッセージを生成
する。
【0222】ステップ2102において、コンテンツ送
信サーバ10は、映像情報フレームのフローを「リフレ
ッシュ状態(Refresh=1)」にセットする。ス
テップ2013において、コンテンツ送信サーバ10
は、SAPメッセージを受信端末20に送信する。
【0223】一方、ステップ2111において、コンテ
ンツ送信サーバ10は、送信すべき映像情報フレームを
取得する。ステップ2112において、コンテンツ送信
サーバ10は、取得した映像情報フレームが「リフレッ
シュ状態(Refresh=1)」であるか否かを判定
する。
【0224】コンテンツ送信サーバ10は、取得した映
像情報フレームが「リフレッシュ状態(Refresh
=1)」である場合、ステップ2113において、当該
映像情報フレームを「Iピクチャフレーム」に符号化し
て、映像情報フローを「非リフレッシュ状態(Refr
esh=0)」にセットする。
【0225】一方、コンテンツ送信サーバ10は、当該
映像情報フレームが「非リフレッシュ状態(Refre
sh=0)」である場合、当該映像情報フレームをPピ
クチャフレームもしくはBピクチャフレームに符号化す
る。
【0226】なお、本実施形態では、SAPメッセージ
を用いた例を示したが、本発明は、この場合に限定され
ず、後述する回線交換放送通信方式において、SAPメ
ッセージの代わりに、H.245メッセージを用いる場
合にも適用することができる。この場合、H.245メ
ッセージを契機として映像情報フレームをIピクチャフ
レームに符号化することになる。すなわち、この場合
も、放送通知情報(H.245メッセージ)と同期して
映像情報フレームをIピクチャフレームに符号化する。
この例、すなわち、コンテンツ送信サーバ10が、H.
245メッセージを送信した後に、Iピクチャフレーム
を送信するシーケンスを、後述の図34に示す。
【0227】次に、図22のフローチャートを用いて、
予め用意された映像情報(放送メディア)に合わせて、
SAPメッセージを送信する場合の実施例を示す。図2
2は、予め映像情報(放送メディア)が符号化されてい
る場合のコンテンツ送信サーバ10での処理フローを示
す。
【0228】図22に示すように、ステップ2201に
おいて、コンテンツ送信サーバ10は、コンテンツファ
イルから次に送信しようとする映像情報フレームを検索
する。ステップ2202において、コンテンツ送信サー
バ10は、検索した次に送信しようとする映像情報フレ
ームが、Iピクチャフレームか、それ以外かを判別す
る。
【0229】当該映像情報フレームがIピクチャフレー
ムでなければ、ステップ2203において、コンテンツ
送信サーバ10は、当該映像情報フレームをそのまま送
信する。
【0230】一方、当該映像情報フレームがIピクチャ
フレームの場合には、ステップ2204において、コン
テンツ送信サーバ10は、当該映像情報フレームの送信
前にSAPメッセージを生成する。コンテンツ送信サー
バ10は、ステップ2205において、SAPメッセー
ジ送信後、ステップ2203において、Iピクチャフレ
ームの映像情報フレームを送信する。
【0231】このような制御により、SAPメッセージ
の送信頻度を必要最低限に抑えることができるととも
に、受信端末20は、SAPメッセージ受信後、直ちに
映像情報フレームの復号化を開始することができ無駄が
ない。
【0232】なお、本実施形態では、SAPメッセージ
での例を示したが、本発明は、この例に限定されず、回
線交換放送通信方式の場合には、SAPメッセージの代
わりに、H.245メッセージを用いてもよい。この場
合、H.245メッセージが、Iピクチャフレームの送
信直前に生成され送信されることになる。
【0233】なお、本実施形態では、コンテンツ送信サ
ーバ10において、SAPメッセージと映像情報フレー
ムのIピクチャフレームとを同期させる方法を示した
が、中継装置30にてこれらを同期させる処理を行って
も良い。
【0234】(第6の実施形態)本発明の第6の実施形
態では、パケット型放送通信方式において、「RTP/
UDP/IP」パケットのヘッダ圧縮を行う例を、図
1、図23乃至図26を用いて説明する。図23は、コ
ンテンツ送信サーバ10が、繰り返し送信されるSAP
メッセージとヘッダ圧縮パケットとを、中継装置30を
介して受信端末20に送信する動作を示すシーケンス図
である。
【0235】本実施形態におけるパケット型放送通信方
式において、音声情報及び映像情報等の放送メディア
は、RTPパケットとして伝送される。RTPパケット
には、ヘッダとして「RTP/UDP/IPヘッダ」が付
加されることになり、そのオーバーヘッドが非常に大き
い。
【0236】本実施形態においては、図23に示すよう
に、コンテンツ送信サーバ10と中継装置30の間で
は、RTP/UDP/IPヘッダについて圧縮することな
しに伝送している。
【0237】中継装置30は、コンテンツ送信サーバ1
0から受信したRTPパケットが、SAPメッセージを
中継した直後のRTPパケット(図23におけるステッ
プ2301及び2302で送信されるRTPパケット)
の場合、ヘッダ圧縮リフレッシュパケットとして当該R
TPパケットを受信端末20に送信する。一方、中継装
置30は、コンテンツ送信サーバ10から受信したRT
Pパケットが、その他のRTPパケットである場合、ヘ
ッダ圧縮パケットとして当該RTPパケットを送信す
る。
【0238】すなわち、図23において、中継装置30
は、放送通知情報(SAPメッセージ)を、コンテンツ
送信サーバ10から受信した後に最初に受信した少なく
とも1つの放送メディア(ステップ2301及び230
2で送信されるRTPパケット)を、他の放送メディア
を参照することなく再生可能な形式で(ヘッダ圧縮リフ
レッシュパケットとして)、受信端末20に中継する。
【0239】このことにより、パケット型放送通信方式
において、中継装置30と受信端末20との間にヘッダ
圧縮処理を適用した場合、放送メディアの放送の途中か
ら視聴を開始した受信端末20は、SAPメッセージを
受信した直後に伝送されるRTPパケットがヘッダ圧縮
パケットであるため、ヘッダ圧縮状態を把握することが
できず、当該RTPパケットを復元することができない
という問題点を解消することができる。
【0240】なお、ここでは、RTPパケット(RTP
/UDP/IPヘッダ)についてヘッダ圧縮する場合を説
明したが、UDPパケット(UDP/IPヘッダ)やI
Pパケット(IPヘッダ)についてヘッダ圧縮を行って
も良い。
【0241】次に、図24を用いて、図23に示す中継
装置30におけるヘッダ圧縮処理の具体例を示す。図2
4は、中継装置30におけるヘッダ圧縮処理を示すフロ
ーチャートである。
【0242】図24に示すように、中継装置30が、ス
テップ2401において、コンテンツ送信サーバ10か
らパケットを受信し、ステップ2402において、次に
送信するパケットがSAPメッセージかどうかを検査す
る。
【0243】中継装置30は、当該パケットがSAPメ
ッセージの場合には、ステップ2403において、全て
のRTPパケットのフローnを「リフレッシュ状態(R
efresh_n=1)」にセットし、ステップ240
4において、SAPメッセージをそのままの状態で受信
端末20送信する。
【0244】一方、中継装置30は、当該パケットがS
APメッセージでない場合には、ステップ2405にお
いて、当該パケットがRTPパケットか否かを検査す
る。中継装置30は、当該パケットがRTPパケットで
なければ、ステップ2406において、そのままの状態
で当該パケットを受信端末20に送信する。
【0245】一方、中継装置30は、当該パケットがR
TPパケットである場合には、ステップ2407におい
て、当該RTPパケットの「IPアドレス」、「ポート
番号」及び「RTPのSSRC識別子」から、当該RT
Pパケットがどのフローに当たるのか判断する。本実施
形態では、当該RTPパケットが「フローi」と判定さ
れたとする。
【0246】ステップ2408において、中継装置30
は、フローiが「リフレッシュ状態(Refresh_
i=1)」であるかどうかを検査する。フローiが「リ
フレッシュ状態(Refresh_i=1)」であれ
ば、中継装置30は、ステップ2409において、当該
RTPパケットをヘッダ圧縮リフレッシュパケットに変
換するとともに、フローiを「非リフレッシュ状態(R
efresh_i=0)」にセットする。そして、ステ
ップ2410において、中継装置30は、当該ヘッダ圧
縮リフレッシュパケットを受信端末20に送信する。
【0247】一方、フローiが「非リフレッシュ状態
(Refresh_i=0)」であれば、中継装置30
は、ステップ2411において、当該RTPパケットを
ヘッダ圧縮パケットに変換して、ステップ2412にお
いて、受信端末20に送信する。
【0248】なお、本実施形態では、RTPパケット
(RTP/UDP/IPヘッダ)についてヘッダ圧縮を行
う場合を説明したが、本発明は、この場合に限定される
ものではなく、UDPパケット(UDP/IPヘッダ)
やIPパケット(IPヘッダ)についてヘッダ圧縮を行
う場合にも適用される。
【0249】次に、図25及び図26を用いて、コンテ
ンツ送信サーバ10と中継装置30とが連携したヘッダ
圧縮方法を説明する。
【0250】図25は、コンテンツ送信サーバ10での
ヘッダ圧縮に関する情報を付加する動作を示すフローチ
ャートである。
【0251】図25に示すように、コンテンツ送信サー
バ10は、ステップ2501において、SAPメッセー
ジを生成し、ステップ2502において、全てのパケッ
トのフローnを「リフレッシュ状態(Refresh_
n=1)」にセットし、ステップ2503において、当
該SAPメッセージを中継装置30に送信する。
【0252】また、コンテンツ送信サーバ10は、ステ
ップ2511において、フローiのRTPパケットを生
成し、ステップ2512において、当該フローiが「リ
フレッシュ状態(Refresh_n=1)」であるか
否かについて判定する。
【0253】コンテンツ送信サーバ10は、当該フロー
iが「リフレッシュ状態(Refresh_i=1)」
である場合、ステップ2513において、当該RTPパ
ケットのIPヘッダ内の「TOS(Type of S
ervice)フィールド」を「0xFF」に変更する
とともに、当該フローiを「非リフレッシュ状態(Re
fresh_i=0)」に設定し、ステップ2514に
おいて、「TOSフィールド」が「0xFF」に設定さ
れたRTPパケットを中継装置30に送信する。
【0254】一方、コンテンツ送信サーバ10は、当該
フローiが「非リフレッシュ状態(Refresh_i
=0)」である場合、「TOSフィールド」はそのまま
で、ステップ2514において、当該RTPパケットを
中継装置30に送信する。
【0255】図26は、無線制御装置40及び基地局5
0からなる中継装置30における、図25において説明
したコンテンツ送信サーバ10から受信したパケット処
理に関する動作を示すフローチャートである。
【0256】図26に示すように、中継装置30は、ス
テップ2601において、コンテンツ送信サーバ10か
らRTPパケットを受信し、ステップ2602におい
て、当該RTPパケットの「TOSフィールド」が「0
xFF」であるか否かについて検査する。
【0257】中継装置30は、当該RTPパケットの
「TOSフィールド」が「0xFF」である場合、ステ
ップ2603において、当該RTPパケットをヘッダ圧
縮リフレッシュパケットに変換して、ステップ2604
において、受信端末20に送信する。
【0258】一方、中継装置30は、当該RTPパケッ
トの「TOSフィールド」が「0xFF」でない場合、
ステップ2605において、当該RTPパケットをヘッ
ダ圧縮パケットに変換して、ステップ2606におい
て、受信端末20に送信する。
【0259】すなわち、図25及び図26において、コ
ンテンツ送信サーバ10は、放送通知情報(SAPメッ
セージ)の送信後に最初に送信する放送メディア(RT
Pパケットとその旨を示す識別情報(ヘッダ圧縮に関す
る情報)とを関連付けて送信する(すなわち、RTPパ
ケットの「TOSフィールド」を「0xFF」に設定し
て送信する)。
【0260】また、中継装置30は、放送通知情報(S
APメッセージ)の送信後に最初に送信するものである
旨を示す識別情報に関連付けられた放送メディア(「T
OSフィールド」が「0xFF」に設定されたRTPパ
ケット)を受信した場合に、放送メディア(RTPパケ
ット)を、他の放送メディアを参照することなく再生可
能な形式で(ヘッダ圧縮リフレッシュパケットとし
て)、受信端末20に中継する。
【0261】この結果、SAPメッセージの直後のRT
Pパケットがヘッダ圧縮リフレッシュパケットとして送
信され、受信端末20は当該RTPパケットを正しく復
元することが可能となる。
【0262】なお、本実施形態では、RTPパケット
(RTP/UDP/IPヘッダ)についてヘッダ圧縮する
場合を説明したが、本発明は、これに限定されるもので
はなく、UDPパケット(UDP/IPヘッダ)やIP
パケット(IPヘッダ)についてヘッダ圧縮を行う場合
に適用することもできる。
【0263】なお、コンテンツ送信サーバ10で変更す
るフィールド(すなわち、中継装置30で検査するフィ
ールド)は、「TOSフィールド」以外に、IPヘッダ
内の「IDフィールド」やRTPヘッダ内の「RTPマ
ーカービット」などでもよい。すなわち、コンテンツ送
信サーバ10及び中継装置30の間で取り決めた共通認
識される情報であれば良い。また、「TOSフィール
ド」において変更される値は「0xFF」以外でもよ
い。
【0264】なお、「TOSフィールド」の優先度を利
用する方法としては、優先度によりデータカルーセル方
式にて伝送するデータの繰り返し送出回数を制御し、優
先度の高いデータカルーセル方式のデータは、他のデー
タよりも送出回数を多くするということが可能である。
このことにより、重要なデータをより確実に受信端末2
0に通知することが可能となる。
【0265】(第7の実施形態)本発明の第7の実施形
態では、コンテンツ送信サーバ10が、複数の無線チャ
ネルを介して放送メディアをストリーミング配信する場
合の例を、図27乃至図29を参照して説明する。
【0266】図27の例では、コンテンツ送信サーバ1
0が、SAPメッセージ用チャネルを介してSAPメッ
セージ(SAP1、SAP2)を伝送し、番組1用チャ
ネルを介して第1の放送メディア(RTP1-a、RT
P1-b)を伝送し、番組2用チャネルを介して第2の
放送メディア(RTP2-a、RTP2-b)を伝送して
いる。すなわち、図27の例では、コンテンツ送信サー
バ10は、番組毎に異なる無線チャネルを使用してい
る。
【0267】この場合、コンテンツ送信サーバ10は、
SAPメッセージにおいて放送メディア(番組)のIP
アドレス(論理チャネル識別情報)だけ指定したのでは
不十分であり、どの無線チャネルにどの放送メディアが
流れているかについても特定する必要がある。そこで、
コンテンツ送信サーバ10は、SAPメッセージ内のS
DP情報の中で、無線チャネルを特定する情報(物理チ
ャネル識別情報)を通知する。
【0268】例えば、コンテンツ送信サーバ10は、図
28に示すように、SDPの「cフィールド」の中で
「c=Channel ABCDE」というように無線
チャネルを特定する情報を通知する。無線チャネルを特
定する情報としては、CDMA通信方式のチャネライゼ
ーションコードや周波数値等が考えられる。
【0269】受信端末20は、この無線チャネルを特定
する情報に基づいて、放送メディアの流れている無線チ
ャネルを特定し、当該放送メディアを視聴することが可
能となる。
【0270】すなわち、本実施形態では、放送通知情報
(SAPメッセージ)内のSDP情報に、放送メディア
が送信される物理チャネル識別情報(CDMA通信方式
のチャネライゼーションコードや周波数値等の無線チャ
ネルを特定する情報)と論理チャネル識別情報(放送メ
ディアのIPアドレス)との対応情報とが含まれてい
る。
【0271】なお、本実施形態では、各放送メディアに
係るSAPメッセージ(SAP1,SAP2)をSAP
メッセージ用チャネルを介して放送する例を示したが、
図29に示すように、各無線チャネルに対応するSAP
メッセージ(SAP1,SAP2)は、各番組用チャネ
ルを介して放送し、共通チャネル(SAPメッセージ用
チャネル)には、各放送メディアのIPアドレス(マル
チキャストアドレス)と無線チャネルを特定する情報と
を関連付ける情報(SAP0)を放送するようにしても
良い。
【0272】(第8の実施形態)本発明の第8の実施形
態では、H.223多重化フレーム方式を用いて放送メ
ディアを放送する実施例を、図5乃至図9、図30乃至
図33を用いて示す。以後、H.223多重化フレーム
方式を回線放送通信方式と呼ぶ。図30は、回線放送通
信方式での放送通信シーケンス概略図である。ここで、
コンテンツ送信サーバ10は、H.223多重化フレー
ムのレベルと、受信端末20の受信能力及び多重分離能
力と、受信端末20が「Slave端末」であることを
知っているものとする。
【0273】図30に示すように、ステップ3001に
おいて、受信端末20は、放送通知情報である「H.2
45メッセージ」を受信することにより、「放送メディ
アの論理チャネル情報(論理チャネルパラメータ)」及
び「H.223多重化テーブル」を検出する。
【0274】その後、中継装置30は、音声情報、映像
情報及びカルーセルデータを、H.245メッセージで
記述されたH.223多重化フレームに従って伝送す
る。
【0275】図31は、回線放送通信方式におけるH.
223多重化フレームの送信例である。図31に示すよ
うに、H.245メッセージは、論理チャネルパラメー
タ3101及びH.223多重化テーブル3102を含
んでいる。
【0276】本実施形態において、論理チャネルパラメ
ータ3101は、第1の論理チャネル(LCN1)でカ
ルーセルデータが伝送され、第2の論理チャネル(LC
N2)で音声情報(AMR)が伝送され、第3の論理チ
ャネル(LCN3)で映像情報(MPEG-4)が伝送
され、第4の論理チャネル(LCN4)でメディア同期
情報が伝送されることを示している。
【0277】図31に示すH.223多重化テーブル3
102の記述{LCN0,ALL}によれば、H.22
3多重化フレーム0(Entry0)は、全て論理チャ
ネルLCN0によって構成されている。
【0278】図31に示すH.223多重化テーブル3
102の記述{LCN4,1byt}{LCN1,AL
L}によれば、H.223多重化フレーム1(Entr
y1)は、1バイトが第4の論理チャネルLCN4によ
って構成されており、残りが第1の論理チャネルLCN
1によって構成されている。
【0279】図31に示すH.223多重化テーブル3
102の記述{LCN4,1byt}{LCN2,31
byte}{LCN1、ALL}によれば、H.223
多重化フレーム2(Entry2)は、1バイトが第4
の論理チャネルLCN4によって構成されており、31
バイトが第2の論理チャネルLCN2によって構成され
ており、残りが第1の論理チャネルLCN1によって構
成されている。
【0280】以下、H.223多重化フレーム3(En
try3)等の構成についても同様に理解できる。
【0281】図31に示すH.223多重化フレームの
例では、最初に、H.245メッセージ(MC=0)が
伝送され、その後、メディア同期情報(LCN4)及び
カルーセルデータ(LCN1)が多重化されたH.22
3多重化フレーム1(Entry1)が伝送されること
を示している。
【0282】図32は、受信端末20において、上述の
H.223多重化フレームによって伝送されるカルーセ
ルデータと、音声情報及び映像情報とを同期処理する動
作を示すフローチャートである。
【0283】図32に示すように、ステップ3201に
おいて、受信端末20は、H.223多重化フレームに
よって受信したカルーセルデータと、当該H.223多
重化フレームに含まれるメディア同期情報(sync
1)とを関連付けて記憶する。
【0284】受信端末20は、ステップ3202におい
て、H.223多重化フレームによって音声情報若しく
は映像情報を受信し、ステップ3203において、当該
H.223多重化フレームに含まれるメディア同期情報
(sync2)を検出する。
【0285】受信端末20は、ステップ3204におい
て、カルーセルデータを受信した時に記憶していたメデ
ィア同期情報(sync1)と当該メディア同期情報
(sync2)が一致するか否かについて判定する。
【0286】受信端末20は、「sync1」と「sy
nc2」とが一致する場合、ステップ3205におい
て、「sync1」に関連付けられたカルーセルデータ
を、有効であると判断し、音声情報若しくは映像情報の
再生と同期して処理される。
【0287】受信端末20は、「sync1」と「sy
nc2」とが一致しない場合、ステップ3206におい
て、「sync1」に関連付けられたカルーセルデータ
を無効と判断する。
【0288】ここで、カルーセルデータは、図5乃至図
7で示したカルーセルデータの仕様と同じものである。
また、カルーセルデータ内のテキスト情報やアンカー情
報等については、それぞれ図9及び図10で示したもの
と同様とする。
【0289】図33は、本実施形態における「SMI
L」の記述例である。本実施形態に係る「SMIL」
は、1つの音声情報と、1つの映像情報と、2つのテキ
スト情報と、レイアウト情報と、時間同期情報(タイミ
ング情報)とを示している。
【0290】ここで、「LCN2」は、第2の論理チャ
ネルLCN2を表し、図31で説明したように、音声情
報である。「LCN3」は、第3の論理チャネルLCN
3を表し、図31で説明したように、映像情報である。
「〜/module01」は、第1の論理チャネル(L
CN1)内で特定されるモジュール(モジュール01)
を示している。ここで、モジュール01は、テキスト情
報(テロップ)である。「〜/module02」は、
第1の論理チャネル(LCN1)内で特定されるモジュ
ール(モジュール02)を示している。ここで、モジュ
ール02は、アンカー情報(URL)である。
【0291】なお、図33に示される「SMIL」は、
第1の論理チャネル(LCN1)内の特定モジュール
(モジュール00)である。第1の論理チャネル(LC
N1)は、図31で説明したように、カルーセルデータ
である。
【0292】本実施形態によれば、伝送されるH.22
3多重化フレームに抜けが生じた場合、データカルーセ
ル方式にて伝送されるデータ(カルーセルデータ)と、
音声情報及び映像情報との意図しない同期再生処理が行
われることが無くなる。
【0293】本実施形態において、上述のように、コン
テンツ送信サーバ10は、放送通知情報であるH.24
5メッセージを周期的に繰り返し送信し、カルーセルデ
ータをH.245メッセージの送信後に繰り返し送信す
る。
【0294】また、コンテンツ送信サーバ10は、H.
245メッセージの論理チャネルパラメータ及びH.2
23多重化テーブルや、カルーセルデータである「SM
IL」によって、放送メディアの再生方法を示す再生情
報を送信する。
【0295】(第9の実施形態)本発明の第9の実施形
態では、放送通知情報としてH.245メッセージを送
出した後の映像情報メッセージをIピクチャフレームと
する例を示す。本実施形態は、上述の第5の実施形態で
示した「SAPメッセージ」を「H.245メッセー
ジ」に変更して、回線放送通信方式に適用したものであ
る。
【0296】図34は、コンテンツ送信サーバ10が、
データ(H.245メッセージ及び映像情報)を放送す
る動作を示すシーケンス図である。
【0297】回線放送通信方式において、コンテンツ送
信サーバ10は、H.245メッセージを繰り返し送信
する。受信端末20は、H.245メッセージを受信す
ることにより初めて音声情報や映像情報等の放送メディ
アを受信できるようになる。
【0298】ここで、放送メディアが映像情報の場合、
受信端末20は、映像情報フレームを復号化する際、映
像情報フレーム間の依存関係を必要とするため、放送メ
ディアを受信開始直後に、必ずしも正しく映像情報フレ
ームを復号化できるとは限らない。
【0299】例えば、MPEG符号化を想定した場合、
Iピクチャフレームは、それだけで復号化することがで
きるものの、Pピクチャフレームは、一つ前の映像情報
フレームからの差分情報であるため、一つ前の映像情報
フレームが正しく復号化されている必要がある。したが
って、受信端末20は、H.245メッセージを受信し
た直後にPピクチャフレームで構成される放送メディア
を受信しても、当該映像情報を直ちに復号化することが
できず、次にIピクチャフレームが送信されるまで待た
なければならない。
【0300】このような待ち時間を低減するために、コ
ンテンツ送信サーバ10は、H.245メッセージを送
信した後、次に送信する映像情報パケットを、必ずIピ
クチャフレームで構成される映像情報とする。
【0301】リアルタイム符号化の場合、コンテンツ送
信サーバ10は、H.245メッセージの送信を検出し
たときに、その直後に符号化する映像情報フレームをI
ピクチャフレームに変換する。
【0302】一方、予め映像情報が生成されている場
合、コンテンツ送信サーバ10は、映像情報の符号化に
おけるIピクチャフレームの出現周期を、H.245メ
ッセージの繰り返し周期と等しくして符号化する。この
結果、受信端末20は、H.245メッセージを受信し
た直後の映像情報としてIピクチャフレームを受信し、
復号化することが可能となるため、映像情報が表示され
るまでの待ち時間を短縮することができる。
【0303】(第10の実施形態)本発明の第10の実
施形態では、図1、図8、図33、図35乃至図38を
参照して、コンテンツ送信サーバ10から受信端末20
へ放送メディアを送信する場合に、放送メディアを中継
する中継装置30において、伝送プロトコル変換を行う
例を示す。
【0304】具体的には、中継装置30は、コンテンツ
送信サーバ10からIPパケットによって送信された放
送メディアを、H.223多重化フレーム方式に基づく
回線放送通信用プロトコルで送信可能な放送メディアへ
変換し、受信端末20へ送信する例を示す。
【0305】図35は、本実施形態におけるコンテンツ
送信サーバ10と中継装置30との間におけるIPパケ
ット型放送通信方式のプロトコルスタックを示す構成図
である。
【0306】音声情報(Speech coding、
Audio coding)3502、3503及び映
像情報(Video coding)3501の放送メ
ディアは、ストリーミング形式の「RTP(3510)
/UDP(3511)/IP(3512)パケット」によ
って伝送される。
【0307】カルーセルデータ3504は、「UDP
(3511)/IP(3512)パケット」によって伝
送される。カルーセルデータ3504によって伝送され
るデータは、静止画像情報(Image codin
g)3505やテキスト情報(Text descri
ption)3506やレイアウト情報及び時間同期情
報(Layout & Sync descripti
on)3508が含まれる。放送通知情報(Sessi
on Announcement)3509を通知する
SAPメッセージ3507は、「UDP(3511)/
IP(3512)パケット」によって伝送される。
【0308】図36は、本実施形態における中継装置3
0と受信端末20との間における回線放送通信方式のプ
ロトコルスタックを示す構成図である。
【0309】各放送メディアは、H.223多重化フレ
ーム3614により伝送される。音声情報3602、3
603及び映像情報3601は、H.223多重化フレ
ーム上のAL2(3611)により伝送される。
【0310】カルーセルデータ(3604)は、H.2
23多重化フレーム上のAL1(3612)により伝送
される。カルーセルデータ3604によって伝送される
データは、静止画像情報(Image coding)
3606やテキスト情報(Text descript
ion)3605やレイアウト情報及び時間同期情報
(Layout & Sync descriptio
n)3609が含まれる。放送メディアや伝送方式に関
する放送通知情報(Session Announce
ment)3607は、AL2(3613)上のH.2
45メッセージ3608により伝送される。なお、H.
245メッセージは、論理チャネル0(LCN=0)に
含まれる。
【0311】図37を参照して、本実施形態における中
継装置30が、パケット型放送通信方式から回線放送通
信方式へのプロトコル変換を行う動作仕様を説明する。
【0312】図37に示すように、中継装置30は、ス
テップ3701において、コンテンツ送信サーバ1から
パケットを受信し、ステップ3702において、受信し
たパケットがSAPメッセージであるか否かについて判
定する。
【0313】中継装置30は、受信したパケットがSA
Pメッセージである場合、ステップ3703において、
SAPメッセージ内の放送に関する記述(SDP情報)
に基づいて、論理チャネルパラメータ及び多重化テーブ
ルを作成し、ステップ3704において、H.245メ
ッセージを生成して、受信端末20に送信する。
【0314】また、中継装置30は、受信したパケット
がSAPメッセージでない場合、ステップ3705にお
いて、受信したパケットがRTCPメッセージであるか
否かについて判定する。
【0315】中継装置30は、受信したパケットがRT
CPメッセージである場合、ステップ3706におい
て、当該RTCPメッセージに含まれるNTPタイムス
タンプとRTPタイムスタンプとを関係付ける情報を取
得して記憶する。
【0316】また、中継装置30は、受信したパケット
がRTCPメッセージでない場合、ステップ3707に
おいて、受信したパケットがカルーセルデータであるか
否かについて判定する。
【0317】中継装置30は、受信したパケットがカル
ーセルデータである場合、ステップ3708において、
H.223多重化フレームにおけるAL1(図36の3
612)により当該カルーセルデータを受信端末20に
送信する。
【0318】さらに、中継装置30は、受信したパケッ
トがカルーセルデータでない場合、ステップ3709に
おいて、受信したパケットがRTPパケットであると判
断し、ステップ3710において、RTCPメッセージ
受信時に関連付けられたRTPタイムスタンプとNTP
タイムスタンプとの対応関係に基づいて、RTPパケッ
トにて受信した各放送メディアにNTPタイムスタンプ
をマッピングする。
【0319】ステップ3711において、中継装置30
は、NTPタイムスタンプとそのNTPタイムスタンプ
に対応する音声情報又は映像情報を、H.223多重化
フレームの同一フレーム内にて送信する。
【0320】図38は、第1の実施形態にて示した放送
メディアを中継装置30が受信した場合に生成される論
理チャネルパラメータとH.223多重化テーブルとH.
223多重化フレームの一例を示すものである。
【0321】図4に示すSAPメッセージを受信した中
継装置30は、伝送される各放送メディアに係る情報を
取得し、論理チャネルパラメータ及びH.223多重化
テーブルを作成し、受信端末20にH.245メッセー
ジを送信する。中継装置30は、カルーセルデータを受
信した場合、H.223多重化フレーム1(MC=1)
にて当該カルーセルデータを受信端末20へ送信する。
【0322】なお、本実施形態において、図5乃至図8
に示すカルーセルデータの構成に変更点はない。ただ
し、「SMIL」が変更された場合のデータサイズの変
更などは起こりうる。
【0323】また、本実施形態では、図8に示す「SM
IL」が、図33に示す「SMIL」に変換されてい
る。すなわち、音声情報に対応するRTPメッセージを
受信するための「ポート番号:3456」が「論理チャ
ネル:LCN2」に変更され、映像情報に対応するRT
Pメッセージを受信するための「ポート番号:223
2」が「論理チャネル:LCN3」に変更される。
【0324】その後、音声情報及び映像情報を含むRT
Pパケットを受信した中継装置30は、NTPタイムス
タンプを基準として、H.223多重化フレーム2(M
C=2)によって当該RTPパケットを受信端末20へ
送信する。ここで、メディア同期情報は、NTPタイム
スタンプとしている。
【0325】なお、カルーセルデータ方式で送信される
データを中継装置30は、無線区間の電波状況や重み付
け係数等によって、当該データの繰り返し送信回数を変
更することができる。
【0326】また、中継装置30は、H.245メッセ
ージの繰り返し周期を短くするために、受信した1つの
SAPメッセージに対して複数のH.245メッセージ
を生成し、受信端末20に繰り返し送信することも可能
である。逆に、受信したSAPメッセージに変更点がな
ければ、送信すべきH.245メッセージを間引くこと
も可能である。
【0327】(第11の実施形態)本発明の第11の実
施形態は、図1、図39及び図40を参照して説明す
る。本実施形態では、中継装置30が、コンテンツ送信
サーバ10からIPパケットにて送信されたデータを、
回線交換型プロトコルで送信可能なデータに変換して受
信端末20へ放送する場合に、複数の放送メディアに対
応する複数のSAPメッセージを伝送する。
【0328】本実施形態を実現する第1の方法は、中継
装置30が、SAPメッセージを無線チャネル(物理チ
ャネル)にそれぞれ割り当てることによって、複数の無
線チャネルによって複数の放送メディアを放送するもの
である。第1の方法は、複数の物理チャネルが存在する
場合に採用可能な方法である。
【0329】本実施形態を実現する第2の方法は、1つ
の無線チャネル(物理チャネル)によって複数の放送メ
ディアを放送するものである。
【0330】図39は、第10の実施形態で示した放送
メディアの放送が行われている場合に、別の放送メディ
アの放送を同時に行う場合の中継装置の動作を示すフロ
ーチャート図である。ここで、図38に示す放送メディ
アの放送は、既に行われているものとする。
【0331】図39に示すように、ステップ3801に
おいて、中継装置30は、コンテンツ送信サーバ10よ
り、現在放送されている第1の放送メディアに係る第1
のSAPメッセージとは別であると識別できる第2のS
APメッセージを受け取る。
【0332】中継装置30は、ステップ3802におい
て、第2のSAPメッセージの内容を取得して、既に記
憶している第1のSAPメッセージの内容とあわせて記
憶し、論理チャネルパラメータの更新と、H.223多
重化テーブルの更新を行う。
【0333】ステップ3803において、中継装置30
は、新たなH.245メッセージを生成し、受信端末2
0に送信する。
【0334】図40に、更新されたH.245メッセー
ジの論理チャネルパラメータと、H.223多重化テー
ブルと、受信端末20に伝送されるH.223多重化フ
レームとを示す。
【0335】論理チャネルパラメータは、図38で示さ
れる第1の放送メディアに関する情報(LCN1乃至L
CN4参照)に第2の放送メディアに関する情報(LC
N5乃至LCN8参照)が追加されている。また、H.
223多重化テーブルについても、第1の放送メディア
に関する情報に第2の放送メディアに関する情報が追加
されている。
【0336】なお、図38及び図40では、MC=1,
MC=2,MC=3,MC=4の順でH.223多重化
フレームを送信する例を示しているが、この順番で送信
しなければならないことはない。また、コンテンツ送信
サーバ10は、複数存在しても良い。
【0337】(第12の実施形態)本発明の第12の実
施形態について、図41乃至43を参照して説明する。
本実施形態に係る放送通信システムは、放送通知情報
(SAPメッセージ)に含まれる「メディア識別情報
(mid)」を用いて放送メディアの同期再生を可能と
するものである。
【0338】図41は、SAPメッセージ内の「pay
load」内容の一例である。ここで、放送メディア
(音声情報や映像情報や「SMIL」や静止画像情報や
テキスト情報)のそれぞれに対して、メディア識別情報
(mid)が指定されている。
【0339】図41の例では、音声情報(m=audi
o)は、「a=mid:1」という記述によって指定さ
れており、映像情報(m=video)は、「a=mi
d:2」という記述によって指定されている。
【0340】また、「SMIL」は、「a=mid:
3」によって指定される放送メディアとして伝送され
る。ここで、「a=rtpmap:100 X-dc/8
000」という記述は、コーデックタイプが「X-d
c」で、カルーセルデータであることを示し、クロック
周波数が「8000」であることを示す。また、「a=
fmtp」の行によって、「content-typ
e」がMIME形式で「SMIL」であることが示され
ている。
【0341】同様に、「a=mid:4」によって指定
される放送メディアとして静止画像情報(JPEG)が
伝送され、「a=mid:5」によって指定される放送
メディアとしてテキスト情報(HTML)が伝送される
ことが示されている。
【0342】図42は、本実施形態に係る放送通信シス
テムで使用される「SMIL」の一例を示すものであ
る。ここで、「audio src=“mid=1”」
という記述によって、当該「SMIL」は、SAPメッ
セージ内の「mid:1」によって指定される放送メデ
ィア(図41の例では、音声情報)とリンクする。
【0343】同様に、当該「SMIL」は、映像情報
(mid:2)や静止画像情報(mid:4)やテキス
ト情報(mid:5)にそれぞれリンクする。
【0344】以上のように、本実施形態では、「SMI
L」において、放送メディアの参照は、SAPメッセー
ジ内のメディア識別情報「mid」によって行われてい
る。この結果、放送メディアの再生情報を、SAPメッ
セージから取得することが可能となる。
【0345】図43は、「mid:5」によって指定さ
れるテキスト情報(HTML)内に含まれるリンク情報
の一例を示すものである。ここで、「<a href
=”bc-link:// <<USER_NAME>>;<<
SESSION_ID>>/”>」という記述は、放送通
知情報(SAPメッセージ)内の「oフィールド」で示
される「ユーザ名(図41の例では“DoCoM
o”)」と「セッションID」とに対応する放送通知情
報(SAPメッセージ)を指定している。
【0346】ユーザが、上述のユーザ名とセッションI
Dとを指定した場合、当該ユーザの受信端末10が、当
該ユーザ名とセッションIDとによって指定されるSA
Pメッセージに対応する放送メディアを再生する。
【0347】図43に示す「<a href=”bc-
link:// <<USER_NAME>>;<<SESSI
ON_ID>>/”>」という記述によって、図41に示
すSAPメッセージが一意に特定され、当該SAPメッ
セージに対応する放送メディアが指定される。
【0348】本実施形態に係る放送通信システムによれ
ば、放送通知情報(SAPメッセージ)を指定すること
が可能となり、他の放送メディアの放送への切り替えを
行うこと(他の放送メディアによる番組コンテンツにジ
ャンプすること)が可能となる。
【0349】(その他)また、本明細書に記載された全
ての実施形態において、コンテンツ送信サーバ10と中
継装置30は、別の構成として説明したが、中継装置3
0がコンテンツ送信サーバ10の機能を併せ持っても良
い。
【0350】また、コンピュータ4101に、本明細書
に記載されたコンテンツ送信サーバ10、受信端末2
0、中継装置30の機能を実行させるためのプログラム
を、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録するこ
とができる。このコンピュータ読み取り可能な記録媒体
は、図44に示すように、例えば、フロッピィーディス
ク4102、コンパクトディスク4103、ICチップ
4104、カセットテープ4105等が挙げられる。ま
た、上述のコンピュータ4101には、デスクトップ型
PCの他、ノート型PCや携帯情報端末等も含まれる。
【0351】
【発明の効果】本発明によれば、受信端末20が、放送
メディアの再生方法を示す再生情報(SAPメッセージ
内のSDP情報やデータカルーセル方式で送信されるS
MILの記述)に基づいて放送メディア(音声情報や映
像情報等)を再生するため、放送メディアの提供者が意
図する再生方法に従って、任意の放送メディアを素早く
再生することが可能となる。
【0352】また、本発明によれば、再生情報としてレ
イアウト情報を送信することによって、放送メディアの
提供者は、受信端末20のディスプレイにおける放送メ
ディアの表示を自由に変更することが可能となる。
【0353】また、本発明によれば、放送メディアの提
供者は、放送メディアの再生についてのタイミング制
御、例えば、映像情報とテキスト情報との時間同期処理
等を行うことが可能となる。
【0354】また、事前に取得した再生情報(予め保持
しているもの等)を用いることによって、受信端末20
は、再生情報(SMIL)を、全て無線チャネルを介し
て受信する前に放送メディアを再生することが可能とな
る。
【0355】また、本発明によれば、受信端末20にお
いて、放送メディアの放送に用いる物理チャネル(無線
チャネル)と、論理アドレスであるIPアドレスとを対
応付けることが可能となる。
【0356】また、本発明によれば、コンテンツ送信サ
ーバ10が、再生情報の代わりに参照情報を送信するた
め、放送メディアの提供者が意図する再生方法を受信端
末20に送信することが可能となると共に、送信するデ
ータ量を削減することも可能となる。
【0357】また、本発明によれば、繰り返し送信され
る放送通知情報(SAPメッセージ又はH.245メッ
セージ)と再生情報(又は参照情報)によって、放送メ
ディアの放送の途中から視聴を始めた受信端末20であ
っても、放送メディアを素早く再生することが可能とな
る。
【0358】また、本発明によれば、カルーセルデータ
内の情報が変わろうともSAPメッセージ(又はH.2
45メッセージ)は変わることがなく、放送メディアの
送信を継続することが可能となる。
【0359】また、本発明によれば、受信端末20は、
放送通知情報(SAPメッセージ又はH.245メッセ
ージ)の直後に受信した第1の放送メディア(RTPパ
ケットや映像情報フレーム)について、他の放送メディ
ア(映像情報フレーム)を参照することなく再生可能で
あるため、第1の放送メディアの受信後、他の放送メデ
ィアの受信を待つまでもなく、直ちに第1の放送メディ
アを再生することが可能となる。
【0360】また、本発明によれば、基本的に、ヘッダ
圧縮処理を行った放送メディア(再生するために他の放
送メディアを参照することが必要な放送メディア)を受
信端末20に中継するため、オーバーヘッドを削減する
ことが可能となる。
【0361】また、本発明によれば、放送通知情報(S
APメッセージ又はH.245メッセージ)を受信した
後に最初に受信した少なくとも1つの放送メディアを、
他の放送メディアを参照することなく再生可能な放送メ
ディア(ヘッダ圧縮リフレッシュパケット)とするた
め、放送メディアの放送の途中から視聴を始めた受信端
末20であっても、当該放送メディアを素早く再生する
ことを可能となる。
【0362】また、本発明によれば、中継装置30は、
放送通知情報(SAPメッセージ又はH.245メッセ
ージ)の送信後に最初に送信するものである旨を示す識
別情報に関連付けられた(「TOCフィールド」が「0
xFF」と設定された)放送メディアを、他の放送メデ
ィアを参照することなく再生可能な放送メディア(ヘッ
ダ圧縮リフレッシュパケット)とするため、放送メディ
アの放送の途中から視聴を始めた受信端末20であって
も、放送メディアを再生することを可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る放送通信システムの
概略構成図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る放送通信方式のシー
ケンス図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る放送通信システムで
用いられるSAPメッセージを示す図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る放送通信システムで
用いられるSAPメッセージ内のSDP情報を示す図で
ある。
【図5】本発明の一実施形態に係る放送通信システムで
用いられるデータカルーセル方式を用いたデータ伝送方
式を説明するための図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る放送通信システムで
用いられるカルーセルデータパケット(DII)を示す
図である。
【図7】本発明の一実施形態に係る放送通信システムで
用いられるカルーセルデータパケット(DDB)を示す
図である。
【図8】本発明の一実施形態に係る放送通信システムで
用いられるSMILを示す図である。
【図9】本発明の一実施形態に係る放送通信システムで
用いられるテキスト情報の記述例を示す図である。
【図10】本発明の一実施形態に係る放送通信システム
で用いられるアンカー情報の記述例を示す図である。
【図11】本発明の一実施形態に係る通信端末における
放送メディアの表示イメージを示す図である。
【図12】本発明の一実施形態に係る放送通信システム
で用いられるSAPメッセージ内のSDPを示す図であ
る。
【図13】本発明の一実施形態に係る移動通信端末の機
能ブロック図である。
【図14】本発明の一実施形態に係る移動通信端末の動
作を示すフローチャート図である。
【図15】本発明の一実施形態に係る放送通信システム
で用いられるSAPメッセージ内のSDPを示す図であ
る。
【図16】本発明の一実施形態に係る通信端末の機能ブ
ロック図である。
【図17】本発明の一実施形態に係る通信端末の動作を
示すフローチャート図である。
【図18】本発明の一実施形態に係る放送通信システム
で用いられるSMILを示す図である。
【図19】本発明の一実施形態に係る通信端末の機能ブ
ロック図である。
【図20】本発明の一実施形態に係る放送通信方式のシ
ーケンス図である。
【図21】本発明の一実施形態に係るサーバ装置の動作
を示すフローチャート図である。
【図22】本発明の一実施形態に係るサーバ装置の動作
を示すフローチャート図である。
【図23】本発明の一実施形態に係る放送通信方式のシ
ーケンス図である。
【図24】本発明の一実施形態に係る中継装置の動作を
示すフローチャート図である。
【図25】本発明の一実施形態に係るサーバ装置の動作
を示すフローチャート図である。
【図26】本発明の一実施形態に係る中継装置の動作を
示すフローチャート図である。
【図27】本発明の一実施形態に係る放送通信システム
において、複数の放送メディアを伝送する様子を示す図
である。
【図28】本発明の一実施形態に係る放送通信システム
で用いられるSAPメッセージ内のSDPを示す図であ
る。
【図29】本発明の一実施形態に係る放送通信システム
において、複数の放送メディアを伝送する様子を示す図
である。
【図30】本発明の一実施形態に係る放送通信方式のシ
ーケンス図である。
【図31】本発明の一実施形態に係る放送通信システム
で用いられるH.223多重化フレームの構成を示す図
である。
【図32】本発明の一実施形態に係る通信端末の動作を
示すフローチャート図である。
【図33】本発明の一実施形態に係る放送通信システム
で用いられるSMILを示す図である。
【図34】本発明の一実施形態に係る放送通信方式のシ
ーケンス図である。
【図35】本発明の一実施形態に係る放送通信方式で用
いられるプロトコルスタックを示す図である。
【図36】本発明の一実施形態に係る放送通信方式で用
いられるプロトコルスタックを示す図である。
【図37】本発明の一実施形態に係る中継装置の動作を
示すフローチャート図である。
【図38】本発明の一実施形態に係る放送通信システム
で用いられるH.223多重化フレームの構成を示す図
である。
【図39】本発明の一実施形態に係る中継装置の動作を
示すフローチャート図である。
【図40】本発明の一実施形態に係る放送通信システム
で用いられるH.223多重化フレームの構成を示す図
である。
【図41】本発明の一実施形態に係る放送通信システム
で用いられるSAPメッセージ内のSDPを示す図であ
る。
【図42】本発明の一実施形態に係る放送通信システム
で用いられるSMILを示す図である。
【図43】本発明の一実施形態に係る放送通信システム
で用いられるテキスト情報(HTML)の記述例を示す
図である。
【図44】本発明の一実施形態に係るサーバ装置、中継
装置、移動通信端末の機能を実行するためのプログラム
を記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体を示す
図である。
【図45】従来技術に係る放送通信システムにおいて、
複数の放送メディアを伝送する様子を示す図である。
【図46】従来技術に係る放送通信システムで用いられ
るSAPメッセージ内のSDPを示す図である。
【符号の説明】
1…放送通信システム 2…インターネット 10…コンテンツ送信サーバ 20…受信端末 21…受信処理部 22…必須処理情報処理部 23…再生処理部 23a…放送メディア同期再生処理部 23b…音声情報再生処理部 23c…映像情報再生処理部 23d…テキスト・静止画像情報再生処理部 23e…必要条件判定処理部 24…出力部 24a…スピーカ 24b…ディスプレイ 25…レイアウト情報判定処理部 30…中継装置 40…無線制御装置 50…基地局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栄藤 稔 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 (72)発明者 鈴木 敬 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 Fターム(参考) 5C063 AB03 AB05 AC01 AC10 CA23 CA36 CA40 DA07 DA13 5K030 HA08 HB01 HB02 JL01 LA07 LD07 5K101 KK18 LL12 MM07 NN18 SS07 TT06

Claims (73)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した放送メディアを再生する通信端
    末であって、 前記放送メディアの再生に先立って、該放送メディアの
    再生方法を示す再生情報を取得し、 少なくとも一つの前記放送メディアを指定する放送通知
    情報を受信した場合、前記再生情報に基づいて、指定さ
    れた該放送メディアを再生することを特徴とする通信端
    末。
  2. 【請求項2】 前記放送メディアの再生に先立って、前
    記再生情報に関連付けられた参照情報を取得し、前記参
    照情報を用いて前記再生情報を取得することを特徴とす
    る請求項1に記載の通信端末。
  3. 【請求項3】 前記再生情報は、前記放送メディアの再
    生の際に用いられるレイアウト情報を含むことを特徴と
    する請求項1に記載の通信端末。
  4. 【請求項4】 前記再生情報は、前記放送メディアの再
    生の際に用いられるタイミング情報を含むことを特徴と
    する請求項1に記載の通信端末。
  5. 【請求項5】 前記放送メディアの再生に先立って、必
    ず行うべき必須処理を示す必須処理情報を受信した場合
    に、前記必須処理を行った後で該放送メディアを再生す
    ることを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  6. 【請求項6】 前記必須処理情報は、前記放送通知情報
    に含まれていることを特徴とする請求項5に記載の通信
    端末。
  7. 【請求項7】 前記必須処理情報は、前記放送メディア
    の再生と同時に行うべき処理内容を示すものであり、 前記放送メディアの再生と同時に前記必須処理を行うこ
    とを特徴とする請求項5に記載の通信端末。
  8. 【請求項8】 無線チャネルを介して受信した前記放送
    メディアを再生する通信端末であって、 前記放送通知情報に、前記放送メディアが送信される物
    理チャネル識別情報と論理チャネル識別情報との対応情
    報とが含まれている場合に、該対応情報に基づいて、該
    放送メディアを再生することを特徴とする請求項1に記
    載の通信端末。
  9. 【請求項9】 前記論理チャネル識別情報は、IPアド
    レスであることを特徴とする請求項8に記載の通信端
    末。
  10. 【請求項10】 前記物理チャネル識別情報は、CDM
    A通信方式のチャネライゼーションコードであることを
    特徴とする請求項8に記載の通信端末。
  11. 【請求項11】 前記物理チャネル識別情報は、周波数
    値であることを特徴とする請求項8に記載の通信端末。
  12. 【請求項12】 前記放送通知情報は、前記放送メディ
    アを識別する放送メディア識別情報を含んでおり、 前記メディア識別情報を用いて、前記再生情報を取得す
    ることを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  13. 【請求項13】 放送メディアを通信端末に配信するサ
    ーバ装置であって、少なくとも一つの放送メディアを指
    定する放送通知情報を送信し、前記通信端末による前記
    放送メディアの再生に先立って、該放送通知情報によっ
    て指定された前記放送メディアの再生方法を示す再生情
    報を送信することを特徴とするサーバ装置。
  14. 【請求項14】 前記通信端末による前記放送メディア
    の再生に先立って、前記再生情報に関連付けられた参照
    情報を送信することを特徴とする請求項13に記載のサ
    ーバ装置。
  15. 【請求項15】 前記放送通知情報を周期的に繰り返し
    送信し、 前記放送通知情報を送信した直後に、カルーセルデータ
    によって前記再生情報を送信することを特徴とする請求
    項13に記載のサーバ装置。
  16. 【請求項16】 前記放送通知情報は、前記カルーセル
    データによって前記再生情報を送信することを示すこと
    を特徴とする請求項14に記載のサーバ装置。
  17. 【請求項17】 前記再生情報は、前記放送メディアの
    再生の際に用いられるレイアウト情報を含むことを特徴
    とする請求項13に記載のサーバ装置。
  18. 【請求項18】 前記再生情報は、前記放送メディアの
    再生の際に用いられるタイミング情報を含むことを特徴
    とする請求項13に記載のサーバ装置。
  19. 【請求項19】 前記通信端末による前記放送メディア
    の再生に先立って、該通信端末が必ず行うべき必須処理
    を示す必須処理情報を送信することを特徴とする請求項
    13に記載のサーバ装置。
  20. 【請求項20】 前記必須処理情報は、前記放送通知情
    報に含まれていることを特徴とする請求項19に記載の
    サーバ装置。
  21. 【請求項21】 前記必須処理情報は、前記通信端末に
    よって前記放送メディアの再生と同時に行われるべき処
    理内容を示すものであることを特徴とする請求項19に
    記載のサーバ装置。
  22. 【請求項22】 無線チャネルを介して前記放送メディ
    アを配信するサーバ装置であって、 前記放送通知情報によって、前記放送メディアが配信さ
    れる物理チャネル識別情報と論理チャネル識別情報との
    対応情報を送信することを特徴とする請求項13に記載
    のサーバ装置。
  23. 【請求項23】 前記論理チャネル識別情報は、IPア
    ドレスであることを特徴とする請求項22に記載のサー
    バ装置。
  24. 【請求項24】 前記物理チャネル識別情報は、CDM
    A通信方式のチャネライゼーションコードであることを
    特徴とする請求項22に記載のサーバ装置。
  25. 【請求項25】 前記物理チャネル識別情報は、周波数
    値であることを特徴とする請求項22に記載のサーバ装
    置。
  26. 【請求項26】 前記放送通知情報の送信後、最初に、
    他の放送メディアを参照することなく再生可能な形式
    で、前記放送メディアを送信することを特徴とする請求
    項13に記載のサーバ装置。
  27. 【請求項27】 前記放送通知情報の送信後、最初に、
    予測符号化を行うことなく再生可能な形式で、前記放送
    メディアを送信することを特徴とする請求項13に記載
    のサーバ装置。
  28. 【請求項28】 前記放送通知情報の送信後に最初に送
    信する前記放送メディアとその旨を示す識別情報とを関
    連付けて送信することを特徴とする請求項13に記載の
    サーバ装置。
  29. 【請求項29】 前記放送メディアを識別する放送メデ
    ィア識別情報を含む前記放送通知情報を送信し、 前記メディア識別情報と前記再生情報とを関連付けて送
    信することを特徴とする請求項13に記載のサーバ装
    置。
  30. 【請求項30】 サーバ装置から送信された放送メディ
    アを、通信端末に中継する中継装置であって、 前記サーバ装置によって放送通知情報が送信された後に
    最初に送信された少なくとも1つの放送メディアを、他
    の放送メディアを参照することなく再生可能な形式で前
    記通信端末に中継することを特徴とする中継装置。
  31. 【請求項31】 サーバ装置から送信された放送メディ
    アを、通信端末に中継する中継装置であって、 前記サーバ装置から受信した前記放送メディアに、該放
    送メディアが放送通知情報の送信後に最初に送信するも
    のである旨を示す識別情報が関連付けられている場合
    に、他の放送メディアを参照することなく再生可能な形
    式で、該放送メディアを前記通信端末に中継することを
    特徴とする中継装置。
  32. 【請求項32】 サーバ装置から送信された放送メディ
    アを、通信端末に中継する中継装置であって、 前記サーバ装置から受信した前記放送メディアに、該放
    送メディアが放送通知情報の送信後に最初に送信するも
    のである旨を示す識別情報が関連付けられている場合
    に、予測符号化を行うことなく再生可能な形式で、該放
    送メディアを前記通信端末に中継することを特徴とする
    中継装置。
  33. 【請求項33】 サーバ装置から通信端末に放送メディ
    アを送信する放送通信システムであって、 前記サーバ装置は、少なくとも一つの放送メディアを指
    定する放送通知情報を送信し、前記通信端末による放送
    メディアの再生に先立って、前記放送通知情報によって
    指定された前記放送メディアの再生方法を示す再生情報
    を送信し、 前記通信端末は、前記放送通知情報を受信した場合に、
    前記再生情報に基づいて、該放送通知情報によって指定
    された前記放送メディアを再生することを特徴とする放
    送通信システム。
  34. 【請求項34】 前記サーバ装置は、前記通信端末によ
    る前記放送メディアの再生に先立って、前記再生情報に
    関連付けられた参照情報を送信し、 前記通信端末は、前記参照情報を用いて前記再生情報を
    取得することを特徴とする請求項33に記載の放送通信
    システム。
  35. 【請求項35】 前記サーバ装置は、前記通信端末によ
    る前記放送メディアの再生に先立って、該通信端末が必
    ず行うべき必須処理を示す必須処理情報を送信し、 前記通信端末は、前記必須処理を行った後で前記放送メ
    ディアを再生することを特徴とする請求項33に記載の
    放送通信システム。
  36. 【請求項36】 前記必須処理情報は、前記放送通知情
    報に含まれていることを特徴とする請求項35に記載の
    放送通信システム。
  37. 【請求項37】 前記必須処理情報は、前記通信端末に
    よって前記放送メディアの再生と同時に行われるべき処
    理内容を示すものであり、 前記通信端末は、前記放送メディアの再生と同時に前記
    必須処理を行うことを特徴とする請求項35に記載の放
    送通信システム。
  38. 【請求項38】 無線チャネルを介して前記サーバ装置
    から前記通信端末に前記放送メディアを送信する放送通
    信システムであって、 前記サーバ装置は、前記放送通知情報によって、前記放
    送メディアが送信される物理チャネル識別情報と論理チ
    ャネル識別情報との対応情報を送信し、 前記通信端末は、前記対応情報に基づいて前記放送メデ
    ィアを再生することを特徴とする請求項33に記載の放
    送通信システム。
  39. 【請求項39】 前記サーバ装置は、前記放送通知情報
    を周期的に繰り返し送信し、前記放送通知情報を送信し
    た直後に、カルーセルデータによって、前記再生情報を
    送信することを特徴とする請求項33に記載の放送通信
    システム。
  40. 【請求項40】 前記サーバ装置は、前記放送通知情報
    の送信後、最初に、他の放送メディアを参照することな
    く再生可能な形式で、前記放送メディアを前記通信端末
    に送信することを特徴とする請求項33に記載の放送通
    信システム。
  41. 【請求項41】 前記サーバ装置は、前記放送通知情報
    の送信後、最初に、予測符号化を行うことなく再生可能
    な形式で、前記放送メディアを前記通信端末に送信する
    ことを特徴とする請求項33に記載の放送通信システ
    ム。
  42. 【請求項42】 前記サーバ装置は、前記放送メディア
    を識別する放送メディア識別情報を含む前記放送通知情
    報を送信し、 前記通信端末は、前記放送メディア識別情報を用いて前
    記再生情報を取得することを特徴とする請求項33に記
    載の放送通信システム。
  43. 【請求項43】 中継装置がサーバ装置からの放送メデ
    ィアを通信端末に中継する放送通信システムであって、 前記中継装置は、前記サーバ装置によって放送通知情報
    が送信された後に最初に送信された少なくとも1つの放
    送メディアを、他の放送メディアを参照することなく再
    生可能な形式で、前記通信端末に中継することを特徴と
    する放送通信システム。
  44. 【請求項44】 中継装置がサーバ装置からの放送メデ
    ィアを通信端末に中継する放送通信システムであって、 前記サーバ装置は、放送通知情報の送信後に最初に送信
    するものであるか否かを示す識別情報を前記放送メディ
    アに関連付けて送信し、 前記中継装置は、前記識別情報に関連付けられた前記放
    送メディアを受信した場合に、他の放送メディアを参照
    することなく再生可能な形式で、該放送メディアを前記
    通信端末に中継することを特徴とする放送通信システ
    ム。
  45. 【請求項45】 中継装置がサーバ装置からの放送メデ
    ィアを通信端末に中継する放送通信システムであって、 前記サーバ装置は、放送通知情報の送信後に最初に送信
    するものであるか否かを示す識別情報を前記放送メディ
    アに関連付けて送信し、 前記中継装置は、前記識別情報に関連付けられた前記放
    送メディアを受信した場合に、予測符号化を行うことな
    く再生可能な形式で、該放送メディアを前記通信端末に
    中継することを特徴とする放送通信システム。
  46. 【請求項46】 サーバ装置から通信端末に放送メディ
    アを送信する放送通信方法であって、 前記サーバ装置において、少なくとも一つの放送メディ
    アを指定する放送通知情報を送信し、前記通信端末によ
    る放送メディアの再生に先立って、前記放送通知情報に
    よって指定された前記放送メディアの再生方法を示す再
    生情報を送信し、 前記通信端末において、前記放送通知情報を受信した場
    合に、前記再生情報に基づいて、該放送通知情報によっ
    て指定された前記放送メディアを再生することを特徴と
    する放送通信方法。
  47. 【請求項47】 前記サーバ装置において、前記通信端
    末による放送メディアの再生に先立って、前記再生情報
    に関連付けられた参照情報を送信し、 前記通信端末において、前記参照情報を用いて前記再生
    情報を取得することを特徴とする請求項46に記載の放
    送通信方法。
  48. 【請求項48】 前記サーバ装置において、前記通信端
    末による放送メディアの再生に先立って、該通信端末が
    必ず行うべき必須処理を示す必須処理情報を送信し、 前記通信端末において、前記必須処理を行った後で前記
    放送メディアを再生することを特徴とする請求項46に
    記載の放送通信方法。
  49. 【請求項49】 前記必須処理情報は、前記放送通知情
    報に含まれていることを特徴とする請求項48に記載の
    放送通信方法。
  50. 【請求項50】 前記必須処理情報は、前記通信端末に
    よって前記放送メディアの再生と同時に行われるべき処
    理内容を示すものであり、 前記通信端末において、前記放送メディアの再生と同時
    に前記必須処理を行うことを特徴とする請求項48に記
    載の放送通信方法。
  51. 【請求項51】 無線チャネルを介してサーバ装置から
    通信端末に放送メディアを送信する放送通信方法であっ
    て、 前記サーバ装置において、前記放送通知情報によって、
    前記放送メディアが送信される物理チャネル識別情報と
    論理チャネル識別情報との対応情報を送信し、 前記通信端末において、前記対応情報に基づいて前記放
    送メディアを再生することを特徴とする請求項46に記
    載の放送通信方法。
  52. 【請求項52】 前記サーバ装置において、前記放送通
    知情報を周期的に繰り返し送信し、前記放送通知情報を
    送信した直後に、カルーセルデータによって、前記再生
    情報を送信することを特徴とする請求項46に記載の放
    送通信方法。
  53. 【請求項53】 前記サーバ装置において、前記放送通
    知情報の送信後、最初に、他の放送メディアを参照する
    ことなく再生可能な形式で、前記放送メディアを前記通
    信端末に送信することを特徴とする請求項46に記載の
    放送通信方法。
  54. 【請求項54】 前記サーバ装置において、前記放送通
    知情報の送信後、最初に、予測符号化を行うことなく再
    生可能な形式で、前記放送メディアを前記通信端末に送
    信することを特徴とする請求項46に記載の放送通信方
    法。
  55. 【請求項55】 前記サーバ装置は、前記放送メディア
    を識別する放送メディア識別情報を含む前記放送通知情
    報を送信し、 前記通信端末は、前記放送メディア識別情報を用いて前
    記再生情報を取得することを特徴とする請求項46に記
    載の放送通信方法。
  56. 【請求項56】 中継装置がサーバ装置からの放送メデ
    ィアを通信端末に中継する放送通信方法であって、 前記中継装置において、前記サーバ装置によって放送通
    知情報が送信された後に最初に送信された少なくとも1
    つの放送メディアを、他の放送メディアを参照すること
    なく再生可能な形式で、前記通信端末に中継することを
    特徴とする放送通信方法。
  57. 【請求項57】 中継装置がサーバ装置からの放送メデ
    ィアを通信端末に中継する放送通信方法であって、 前記サーバ装置において、放送通知情報の送信後に最初
    に送信するものであるか否かを示す識別情報を前記放送
    メディアに関連付けて送信し、 前記中継装置において、前記識別情報に関連付けられた
    前記放送メディアを受信した場合に、他の放送メディア
    を参照することなく再生可能な形式で、該放送メディア
    を前記通信端末に中継することを特徴とする放送通信方
    法。
  58. 【請求項58】 中継装置がサーバ装置からの放送メデ
    ィアを通信端末に中継する放送通信方法であって、 前記サーバ装置において、放送通知情報の送信後に最初
    に送信するものであるか否かを示す識別情報を前記放送
    メディアに関連付けて送信し、 前記中継装置において、前記識別情報に関連付けられた
    前記放送メディアを受信した場合に、予測符号化を行う
    ことなく再生可能な形式で、該放送メディアを前記通信
    端末に中継することを特徴とする放送通信方法。
  59. 【請求項59】 受信した放送メディアを再生する通信
    端末を、 前記放送メディアの再生に先立って、該放送メディアの
    再生方法を示す再生情報を取得し、 少なくとも一つの前記放送メディアを指定する放送通知
    情報を受信した場合、前記再生情報に基づいて、指定さ
    れた該放送メディアを再生するように機能させることを
    特徴とするプログラム。
  60. 【請求項60】 前記通信端末を、 前記放送メディアの再生に先立って、前記再生情報に関
    連付けられた参照情報を取得し、 前記参照情報を用いて前記再生情報を取得するように機
    能させることを特徴とする請求項59に記載のプログラ
    ム。
  61. 【請求項61】 前記通信端末を、 前記放送メディアの再生に先立って、必ず行うべき必須
    処理を示す必須処理情報を受信した場合に、前記必須処
    理を行った後で該放送メディアを再生するように機能さ
    せることを特徴とする請求項59に記載のプログラム。
  62. 【請求項62】 前記必須処理情報は、前記放送通知情
    報に含まれていることを特徴とする請求項59に記載の
    プログラム。
  63. 【請求項63】 前記通信端末を、 前記放送通知情報に、前記放送メディアが送信される物
    理チャネル識別情報と論理チャネル識別情報との対応情
    報とが含まれている場合に、該対応情報に基づいて、該
    放送メディアを再生するように機能させることを特徴と
    する請求項59に記載のプログラム。
  64. 【請求項64】 前記放送通知情報は、前記放送メディ
    アを識別する放送メディア識別情報を含んでおり、 前記通信端末を、前記メディア識別情報を用いて、前記
    再生情報を取得するように機能させることを特徴とする
    請求項59に記載のプログラム。
  65. 【請求項65】 放送メディアを通信端末に配信するサ
    ーバ装置を、 少なくとも一つの放送メディアを指定する放送通知情報
    を送信し、前記通信端末による前記放送メディアの再生
    に先立って、該放送通知情報によって指定された前記放
    送メディアの再生方法を示す再生情報を送信するように
    機能させることを特徴とするプログラム。
  66. 【請求項66】 前記サーバ装置を、 前記通信端末による前記放送メディアの再生に先立っ
    て、前記再生情報に関連付けられた参照情報を送信する
    ように機能させることを特徴とする請求項65に記載の
    プログラム。
  67. 【請求項67】 前記サーバ装置を、 前記放送通知情報を周期的に繰り返し送信し、前記放送
    通知情報を送信した直後に、カルーセルデータによっ
    て、前記再生情報を送信することを特徴とする請求項6
    5に記載のプログラム。
  68. 【請求項68】 前記サーバ装置を、 前記通信端末による前記放送メディアの再生に先立っ
    て、該通信端末が必ず行うべき必須処理を示す必須処理
    情報を送信するように機能させることを特徴とする請求
    項65に記載のプログラム。
  69. 【請求項69】 前記必須処理情報は、前記放送通知情
    報に含まれていることを特徴とする請求項65に記載の
    プログラム。
  70. 【請求項70】 前記サーバ装置を、 前記放送通知情報の送信後、最初に、他の放送メディア
    を参照することなく再生可能な形式で、前記放送メディ
    アを前記通信端末に送信するように機能させることを特
    徴とする請求項65に記載のプログラム。
  71. 【請求項71】 前記サーバ装置を、 前記放送通知情報の送信後、最初に、予測符号化を行う
    ことなく再生可能な形式で、前記放送メディアを前記通
    信端末に送信するように機能させることを特徴とする請
    求項65に記載のプログラム。
  72. 【請求項72】 前記サーバ装置を、 前記放送通知情報の送信後に最初に送信する前記放送メ
    ディアとその旨を示す識別情報とを関連付けて送信する
    ように機能させることを特徴とする請求項65に記載の
    プログラム。
  73. 【請求項73】 前記サーバ装置を、 前記放送メディアを識別する放送メディア識別情報を含
    む前記放送通知情報を送信し、 前記メディア識別情報と前記再生情報とを関連付けて送
    信するように機能させることを特徴とする請求項65に
    記載のプログラム。
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