JP2003298291A - 電子部品実装方法および電子部品実装装置 - Google Patents

電子部品実装方法および電子部品実装装置

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JP2003298291A
JP2003298291A JP2002096409A JP2002096409A JP2003298291A JP 2003298291 A JP2003298291 A JP 2003298291A JP 2002096409 A JP2002096409 A JP 2002096409A JP 2002096409 A JP2002096409 A JP 2002096409A JP 2003298291 A JP2003298291 A JP 2003298291A
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electronic
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JP2002096409A
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Hiroshi Tsuta
宏 蔦
Shinsuke Suhara
信介 須原
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Fuji Corp
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Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品を基板上に実装する際に、端子部の
接触不良によるトラブルをなくし、単位設置面積当たり
生産性を向上させる。 【解決手段】 ロータリータイプの装着機50に円周上
に配置した装着ヘッド60により、装着機一側の部品供
給部Bに供給された電子部品Pを保持して、他側に支持
された基板Sに装着する。装着ヘッドにより保持された
電子部品が部品供給部から基板に移動する間に、その電
子部品の装着面に酸化膜除去作用を有するフラックスを
塗布する。装着ヘッドにより保持された電子部品がフラ
ックスを塗布する必要があるものであるか否かを判断し
て、塗布する必要がある場合にのみ電子部品の装着面に
フラックスを塗布するのがよい。フラックス転写装置7
0は、装着ヘッドにより保持された電子部品の下方に設
けたフラックス槽71を、電子部品に対し接近離隔する
ようにするのがよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フリップチップと
呼ばれるベア部品やICパッケージのようなモールド部
品などの電子部品を基板に実装してプリント回路基板を
製造する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にモールド部品やベア部品等の電子
部品を基板に実装するには、基板の所定位置に予めクリ
ームハンダをスクリーン印刷などにより塗布し、その位
置に電子部品を装着し加熱してハンダ付けしている。ま
たベア部品を基板に実装する場合は、上記の実装方法の
他に基板の所定位置に予め紫外線照射または加熱により
硬化する接着剤をスクリーン印刷などにより塗布し、そ
の位置にモールド部品を装着し、紫外線照射または加熱
により硬化させて接着する方法も行われている。各部品
を基板上の所定位置に装着するには、ロータリータイプ
またはガントリータイプの装着機が使用されるが、最近
は製造ラインの高速化に対応するためにロータリータイ
プのものが採用されることが多くなっている。ロータリ
ータイプの装着機は回転体を有しており、装着機の一側
の部品供給部に供給された電子部品を回転体の円周上に
配置した装着ヘッドにより保持して装着機の他側に設け
たXYテーブル上に支持された基板に装着するものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらベア部品
の端子は金属であるため、時間の経過によりどうしても
表面に酸化膜ができて導電性が損なわれる。このような
酸化膜を除去するフラックスはクリームハンダにも含ま
れているが、それだけでは酸化膜除去作用は必ずしも充
分ではなく、端子の酸化の程度によってはベア部品端子
部と基板に形成されたプリント配線の間の接触不良によ
るトラブルが生じることもある。
【0004】また各電子部品は所定ピッチでテープに封
入された状態で供給されるものと、トレイ上に並べられ
て供給されるものがあり、通常は電子部品の種類により
その何れかが採用されている。また特に大形または異形
のモールド部品はテープに封入することができないので
トレイにより供給される。トレイにより供給される電子
部品は従来はガントリータイプの装着機が使用されるの
で、テープ供給される電子部品とトレイ供給される電子
部品を1つの基板上に装着する場合には異なる2つの製
造ラインにおいて行うか、あるいは1つの製造ライン上
にロータリータイプとガントリータイプの2種類の装着
機を設ける必要がある。これにより2つの製造ラインが
必要となり、あるいは製造ラインが長くなるので、生産
設備の単位設置面積当たりの生産性が低下するという問
題がある。
【0005】本発明は、電子部品を部品供給部から基板
に移動する間に、電子部品の装着面にフラックスを塗布
するようにして、ベア部品の端子の酸化程度にかかわら
ず確実に酸化被膜を除去して端子部の接触不良によるト
ラブルをなくし、またテープ供給の電子部品とトレイ供
給の電子部品を1つのロータリータイプの装着機により
基板に装着できるようにすることにより、生産設備の単
位設置面積当たりの生産性を向上させることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】このために、本発明によ
る電子部品実装方法は、ロータリータイプの装着機の回
転体の円周上に配置した装着ヘッドにより装着機の一側
の部品供給部に供給された電子部品を保持して装着機の
他側に支持された基板に装着する電子部品実装方法にお
いて、装着ヘッドにより保持された電子部品が部品供給
部から基板に移動する間に、その電子部品の装着面に酸
化膜除去作用を有するフラックスを塗布することを特徴
とするものである。
【0007】前項に記載の電子部品実装方法は、装着ヘ
ッドにより保持された電子部品がフラックスを塗布する
必要があるものであるか否かを判断して、フラックスを
塗布する必要がある電子部品である場合にのみ装着ヘッ
ドにより保持された電子部品の装着面にフラックスを塗
布することが好ましい。
【0008】また本発明による電子部品実装装置は、回
転体を有するロータリータイプの装着機と、この装着機
の一側の部品供給部に電子部品を供給する部品供給装置
と、装着機の他側に設けられて基板を支持する基板支持
装置とを備え、部品供給部に供給された電子部品を保持
して基板支持装置に支持された基板に装着する装着ヘッ
ドを回転体の円周上に配置してなる電子部品実装装置に
おいて、装着ヘッドにより保持された電子部品が部品供
給部から基板に移動される経路の一部に位置するフラッ
クス塗布ステーションに、その電子部品の装着面に酸化
膜除去作用を有するフラックスを塗布するフラックス転
写装置を設けたことを特徴とするものである。
【0009】前項に記載の電子部品実装装置は、電子部
品がフラックスを塗布する必要がある電子部品であるか
否かを判断してフラックスを塗布する必要がある電子部
品である場合にのみ装着ヘッドにより保持された電子部
品の装着面にフラックスを塗布させる制御装置を備えた
ものとすることが好ましい。
【0010】前2項に記載の電子部品実装装置のフラッ
クス転写装置は、フラックス塗布ステーションに位置す
る装着ヘッドにより保持された電子部品の下方に設けら
れてフラックスを収容するフラックス槽と、フラックス
槽を昇降させるフラックス槽昇降機構およびフラックス
塗布ステーションに位置する装着ヘッドを昇降させる装
着ヘッド昇降機構の少なくとも何れか一方よりなるもの
とすることが好ましい。
【0011】前3項に記載の電子部品実装装置の部品供
給装置は少なくとも1組のテープ型供給装置と少なくと
も1組のトレイ型供給装置を備えてなるものとし、テー
プ型供給装置は部品供給部に選択的に位置決めされる先
端部にテープ内に所定ピッチで封入された電子部品を順
次送り込むものとし、トレイ型供給装置は先端部が部品
供給部に選択的に位置決めされる中間供給装置とトレイ
上の電子部品を中間供給装置上に移載するサブXYロボ
ットよりなるものとし、中間供給装置はサブXYロボッ
トにより移載された電子部品を先端部に順次送り込むも
のとすることが好ましい。
【0012】前3項に記載の電子部品実装装置は、装着
ヘッドにより保持された電子部品が部品供給部から基板
に移動される経路の一部に位置する画像認識ステーショ
ンに電子部品の保持状態を認識する撮像装置を設けるこ
とが好ましい。
【0013】
【発明の作用および効果】上述のように、本発明の電子
部品実装方法によれば、装着ヘッドにより保持された電
子部品を部品供給部から基板に移動する間に、その電子
部品の装着面に酸化膜除去作用を有するフラックスが塗
布される。使用するフラックスは装着される電子部品の
酸化被膜除去に適したものが使用でき、電子部品はフラ
ックス塗布の直後に基板上に装着されるので、電子部品
の端子の酸化程度にかかわらず確実に酸化被膜を除去し
て端子部の接触不良によるトラブルをなくすことができ
る。
【0014】装着ヘッドにより保持された電子部品がフ
ラックスを塗布する必要があるものであるか否かを判断
して、フラックスを塗布する必要がある電子部品である
場合にのみ装着ヘッドにより保持された電子部品の装着
面にフラックスを塗布するようにした電子部品実装方法
によれば、フラックスを塗布する必要がない電子部品の
装着面にフラックスが塗布されることはない。従って、
フラックスを塗布する必要がある電子部品と塗布する必
要がない電子部品を1つのロータリータイプの装着機に
より基板上に装着することができるので製造ラインの数
を少なくし、また短くすることができ、これにより生産
設備の単位面積当たりの生産性を向上させることができ
る。
【0015】また、本発明の電子部品実装装置によれ
ば、装着ヘッドにより保持された電子部品が部品供給部
から基板に移動される間に、その経路の一部に位置する
フラックス塗布ステーションに設けたフラックス転写装
置により電子部品の装着面には酸化膜除去作用を有する
フラックスが塗布される。使用するフラックスは装着さ
れる電子部品の酸化被膜の除去に適したものが使用で
き、電子部品はフラックス塗布の直後に基板上に装着さ
れるので、電子部品の端子の酸化程度にかかわらず確実
に酸化被膜を除去して端子部の接触不良によるトラブル
をなくすことができる。
【0016】電子部品がフラックスを塗布する必要があ
る電子部品であるか否かを判断してフラックスを塗布す
る必要がある電子部品である場合にのみ装着ヘッドによ
り保持された電子部品の装着面にフラックスを塗布する
制御装置を備えた電子部品実装装置によれば、フラック
スを塗布する必要がない電子部品の装着面にフラックス
が塗布されることはない。従って、フラックスを塗布す
る必要がある電子部品と塗布する必要がない電子部品を
1つの電子部品実装装置により基板上に装着することが
できるので製造ラインの数を少なくし、また短くするこ
とができ、これにより生産設備の単位面積当たりの生産
性を向上させることができる。
【0017】フラックス転写装置を、フラックス塗布ス
テーションに位置する装着ヘッドにより保持された電子
部品の下方に設けられてフラックスを収容するフラック
ス槽と、フラックス槽を昇降させるフラックス槽昇降機
構およびフラックス塗布ステーションに位置する装着ヘ
ッドを昇降させる装着ヘッド昇降機構の少なくとも何れ
か一方により構成した電子部品実装装置によれば、構造
簡単で作動が確実なフラックス転写装置が得られる。
【0018】部品供給装置は部品供給部に選択的に位置
決めされる少なくとも1組のテープ型供給装置と少なく
とも1組のトレイ型供給装置を備えてなるものとし、テ
ープ型供給装置は部品供給部に選択的に位置決めされる
先端部にテープ内に所定ピッチで封入された電子部品を
順次送り込むものとし、トレイ型供給装置は先端部が部
品供給部に選択的に位置決めされる中間供給装置とトレ
イ上の電子部品を中間供給装置上に移載するサブXYロ
ボットよりなるものとし、中間供給装置はサブXYロボ
ットにより移載された電子部品を先端部に順次送り込む
ものとした電子部品実装装置によれば、テープに封入さ
れた状態で供給される電子部品およびトレイ上に並べら
れて供給される電子部品は、それぞれテープ型供給装置
およびトレイ型供給装置からロータリータイプの装着機
の装着ヘッドを経て基板上に装着される。これにより電
子部品の供給形態がテープ供給およびトレイ供給と異な
る場合でも、各電子部品は何れも1つのロータリータイ
プの装着機により基板に装着できるので、製造ラインは
単一の短いものとなり、これにより生産設備の単位面積
当たりの生産性を向上させることができる。
【0019】装着ヘッドにより保持された電子部品が部
品供給部から基板に移動される経路の一部に位置する画
像認識ステーションに電子部品の保持状態を認識する撮
像装置を設けた電子部品実装装置によれば、画像認識ス
テーションをフラックス塗布ステーションの前に設けた
場合は、フラックスを塗布すべき電子部品でも撮像装置
により認識された保持状態が正常でなければ、フラック
ス転写装置によるフラックス塗布動作を行うことなく廃
棄できるので、無駄なフラックス塗布を避けることがで
きる。また画像認識ステーションをフラックス塗布ステ
ーションのあとに設けた場合は、フラックス塗布動作に
よる電子部品Pの保持状態の変化も画像認識ステーショ
ンにより認識されるので、基板に対する電子部品の装着
の精度が向上する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に添付図面に示す実施の形態
により本発明の説明をする。先ず図1および図2により
本発明による電子部品実装装置の全体構造の説明をす
る。この実施の形態の電子部品実装装置は、回転体53
を有するロータリータイプの装着機50と、この装着機
50の一側の部品供給部Bに電子部品Pを供給する部品
供給装置20と、装着機50の他側に設けられて基板S
を支持する基板支持装置15を備えている。装着機50
は、部品供給部Bに供給された電子部品Pを、回転体5
3の円周上に配置された装着ヘッド60により吸着保持
して基板支持装置15に支持された基板Sに装着するも
のである。装着ヘッド60により吸着保持された電子部
品Pが部品供給部Bから基板Sに移動される経路の一部
に位置するフラックス塗布ステーションには、吸着保持
された電子部品Pの装着面に酸化膜除去作用を有するフ
ラックスを塗布するフラックス転写装置70が設けられ
ている。
【0021】基板支持装置15は、機枠10に固定され
た基台16に互いに直交する水平なXYの2方向に移動
可能に支持されて基板Sを支持するXYテーブル17を
備えている。XYテーブル17の作動は、XY方向に対
応して設けた2個のサーボモータ(図示省略)により制
御される。
【0022】図1および図2に示すように、部品供給装
置20は、機枠10に固定された部品供給テーブル21
によりX方向に移動可能に案内支持された第1および第
2移動テーブル22,25を有しており、第1移動テー
ブル22上にはテープ型供給装置30が取り付けられ、
第2移動テーブル25上にはトレイ型供給装置40の中
間供給装置41が取り付けられている。部品供給テーブ
ル21に回転のみ自在に支持されてX方向に延びる送り
ねじ24は第1移動テーブル22から下方に突出するナ
ット22aにねじ係合され、送りねじ24を第1サーボ
モータ23により回転駆動することによりX方向に往復
動される。同様に第2移動テーブル25も第2サーボモ
ータ26によりX方向に往復動される。
【0023】テープ型供給装置30は、第1移動テーブ
ル22上に固定された本体31と、本体31の後部に設
けられた供給リール32と、本体31の先端に設けられ
たスプロケット33と、本体31の中間部の上側に取り
付けられたカバー板34と、供給リール32の前側に設
けられた巻取りリール35を備えている。比較的小型の
モールド部品Paが所定ピッチで封入された細長いテー
プ36はモールド部品Paを支持するテープ本体36a
とこれを覆うカバーテープ36bよりなり、供給リール
32に巻回されて保持されている。供給リール32から
引き出されたテープ36は本体31とカバー板34の間
を通って前方に延び、テープ本体36aはスプロケット
33に係合されて所定ピッチで送られる。カバーテープ
36bはカバー板34に形成したスリット34aのとこ
ろで引き剥がされて巻取りリール35により巻き取られ
る。これによりテープ36に封入されたモールド部品P
aは、装着ヘッド60により取り出される毎に、部品取
出位置となる本体31の先端部に順次送り込まれ、その
位置ではカバーテープ36bは引き剥がされている。
【0024】トレイ型供給装置40の中間供給装置41
は第2移動テーブル25上に固定されており、中間供給
装置41には次に述べるサブXYロボット45により上
側の後部に移載された大形または異形のベア部品Pb
を、装着ヘッド60により取り出される毎に、部品取出
位置となる先端部に順次送り込むコンベアベルト42が
設けられている。サブXYロボット45は機枠10に固
定されたベース46にY方向に移動可能に支持された移
動アーム47と、移動アーム47にX方向に移動可能に
支持された移動部材48を有しており、移動部材48に
は移載ヘッド49が昇降可能に設けられている。移動ア
ーム47、移動部材48および移載ヘッド49の作動
は、それぞれに対応して設けた3個のサーボモータ(図
示省略)により制御され、機枠10に載置されたトレイ
44上に並べられて供給されたベア部品Pbを移載ヘッ
ド49の吸着ノズル49aにより吸着保持して、中間供
給装置41の後部に移載するものである。このトレイ4
4は、仕切りによってベア部品Pbを1個ずつ区画して
担持するものでもよいし、ベア部品Pbの集合体である
ダイシング済みのウエハを直接担持する平板であっても
よい。
【0025】第1および第2移動テーブル22,25を
移動させる第1および第2サーボモータ23,26は電
子部品実装装置の全体制御装置により作動され、テープ
型供給装置30の本体31とトレイ型供給装置40の中
間供給装置41は、それぞれの部品取出位置となる先端
部が、装着機50の一側の部品供給部Bに選択的に位置
決めされる。なお、第1および第2移動テーブル22,
25はリニアモータ駆動で移動させてもよい。図示の実
施の形態では、テープ型供給装置30は1組の場合を示
したが、テープ型供給装置30は複数組をX方向に並べ
て第1移動テーブル22上に取り付けてもよい。同様に
トレイ型供給装置40の中間供給装置41も複数のもの
をX方向に並べて第2移動テーブル25上に取り付けて
もよい。この場合は、各テープ型供給装置30の本体3
1および中間供給装置41の部品取出位置となる先端部
が、装着機50の一側の部品供給部Bに選択的に位置決
めされる。なお複数の中間供給装置41を設ける場合
は、1台のサブXYロボット45によって1枚のトレイ
44に担持される同一種のベア部品Pbを複数の中間供
給装置41に向けて順次移載させてもよく、また、1台
のサブXYロボット45によって複数枚のトレイ44か
ら複数台の中間供給装置41にベア部品Pbを移載させ
てもよい。
【0026】次に主として図2によりロータリータイプ
の装着機50の説明をする。機枠10に固定された略円
筒状の支持部材51の下側には、鉛直な中心軸を有する
回転軸52が同軸的に軸支されいる。回転軸52は支持
部材51に内蔵されるサーボモータにより、次に述べる
各移動部材55が回転軸52を中心として1回転を8等
分した8つのステーション(図4参照)に対応する位置
で停止するように間欠的に回転される。支持部材51の
下部には外周に沿って突条よりなる立体カム59が形成
され、立体カム59の上側に沿って溝59aが形成され
ている。この立体カム59には、部品供給部Bと対応す
る部品吸着ステーションおよび基板支持装置15側とな
る部品装着ステーション(何れも図4参照)と対応する
位置に、後述する内側ローラ57が通過可能な切欠き5
9bが形成されている。
【0027】回転軸52に固定された回転体53の外周
には、等角度間隔で上下各1個からなる8組のスライダ
54が固定され、各スライダ54にはそれぞれ移動部材
55がレール55aを介して回転体53の回転軸線と平
行なZ方向に摺動自在に案内支持されている。各移動部
材55の上端から上方に延びるブラケット56の上部に
は間をおいて上下各1対の内側ローラ57および外側ロ
ーラ58が設けられ、各内側ローラ57は僅かの隙間を
おいて上下から立体カム59に係合されている。また、
部品吸着ステーションおよび部品装着ステーションと対
応する位置には、それぞれ装着ヘッド昇降機構(図示省
略)により作動される作動板66a,66bが配置され
ている。各作動板66a,66bは、不作動状態では両
ステーションにおける立体カム59の高さと一致してお
り、それより下方において昇降されるものである。この
ように構成したので、装着機50が作動されれば各移動
部材55は回転体53とともに回転軸52の中心軸回り
に回転し、この回転に伴い立体カム59により上下動さ
れ、部品吸着ステーションおよび部品装着ステーション
では、各外側ローラ58は僅かの隙間をおいて上下から
作動板66a,66bに係合され、内側ローラ57は切
欠き59bの位置となって立体カム59との係合が離脱
される。従ってこの両ステーションでは、装着ヘッド昇
降機構を作動させて作動板66a,66bを昇降するこ
とにより、各移動部材55は昇降される。
【0028】各移動部材55の下端部には装着ヘッド6
0が上下軸線回りに回転自在に設けられてサーボモータ
62により回転される。移動部材55から突出する装着
ヘッド60の下端には電子部品P(モールド部品Paま
たはベア部品Pb)を吸着保持する吸着ノズル61が下
方に突出して設けられている。各吸着ノズル61は、開
閉弁を設けた管路を介して負圧供給源に接続されている
(何れも図示省略)。吸着ノズル61は実際には複数個
設けて電子部品Pの種類により切換選択するようにして
いるが、図は1個のみを示している。
【0029】図4に示すように、互いに180度位相が
異なる部品吸着ステーションと部品装着ステーションの
間には、フラックス塗布ステーションと画像認識ステー
ションとθ補正ステーションの3ステーションが45度
間隔で設けられ、部品装着ステーションと部品吸着ステ
ーションの間には、θ戻しステーションと部品廃棄ステ
ーションとノズル切換ステーションが45度間隔で設け
られている。
【0030】フラックス塗布ステーションに位置する装
着ヘッド60の吸着ノズル61先端の下方には、図3に
示すように、ベア部品Pbの端子の酸化膜除去作用を有
するフラックスFを収容するフラックス槽71と、この
フラックス槽71を昇降させるフラックス槽昇降機構7
2と、フラックス槽昇降機構72を作動させる制御装置
73よりなるフラックス転写装置70が設けられてい
る。フラックス槽71はフラックス転写装置70の不作
動時には下降されており(図3(a) 参照)、作動時には
一旦上昇(図3(b) 参照)してから下降されて、吸着ノ
ズル61の下端に吸着保持された電子部品Pの装着面に
フラックス槽71内のフラックスFを塗布するようにな
っている。なおフラックス槽71はフラックスFを溜め
た池状のものに限らず、フラックスFが浸漬されたスポ
ンジ状のものを収容したものでもよい。
【0031】なおフラックス転写装置70は、図3(c)
に示すようにフラックス槽71を固定し、フラックス塗
布ステーションに位置する装着ヘッド60を昇降機構7
4により昇降させて、電子部品Pの装着面にフラックス
Fを塗布するようにしてもよい。この場合には立体カム
59にはフラックス塗布ステーションの位置にも切欠き
59bと同様の切欠きを設け、昇降機構74は部品吸着
ステーションと部品装着ステーションの装着ヘッド60
を昇降させる装着ヘッド昇降機構と同様なものとすれば
よい。あるいはまたフラックス転写装置70は、図3
(d) に示すようにフラックス槽昇降機構72と装着ヘッ
ド昇降機構74の両方を備えたものとし、装着ヘッド6
0とフラックス槽71の両方を昇降させて、電子部品P
の装着面にフラックスFを塗布するようにしてもよい。
【0032】画像認識ステーションに位置する装着ヘッ
ド60の吸着ノズル61先端の下方には、吸着ノズル6
1に吸着保持された電子部品Pの吸着保持状態を認識す
る撮像装置(例えばCCDカメラ)75が設けられてい
る。
【0033】次に上述した実施の形態の作動を、図4お
よび図6により説明する。説明を簡略化するために、先
ず1つの電子部品Pについて、基板Sへの取り付け手順
を説明する。複数の各テープ型供給装置30の本体31
先端部の部品取出位置にはモールド部品Paが送り込ま
れ、複数の各トレイ型供給装置40の中間供給装置41
先端部の部品取出位置にはベア部品Pbが送り込まれて
いる状態において、電子部品実装装置の全体制御装置
は、先ず次に装着する電子部品Pの部品について、その
電子部品Pが供給されるテープ型供給装置30またはト
レイ型供給装置40の特定、装着座標と装着角度、フラ
ックス塗布の有無などの情報を電子部品一覧表から読み
込む。電子部品一覧表には、電子部品Pを特定する名称
などの部品ID毎に、その電子部品Pが収納されている
供給装置30または40の装置番号、装着座標と装着角
度、フラックス塗布の有無などが記憶されている。そし
て第1サーボモータ23または第2サーボモータ26を
作動させて、特定された1つのテープ型供給装置30ま
たは1つのトレイ型供給装置40の中間供給装置41先
端部の部品取出位置を部品供給部Bに位置決めする。そ
して部品吸着ステーションにある移動部材55を作動板
66aにより下降上昇させて、装着ヘッド60下端の吸
着ノズル61の下端に部品取出位置にあった電子部品P
(モールド部品Paまたはベア部品Pb)を吸着保持す
る。
【0034】次いで全体制御装置は、回転体53を回転
させてその装着ヘッド60をフラックス塗布ステーショ
ンに移動させ、吸着ノズル61に吸着保持された電子部
品Pがフラックスを塗布するものであるか否かを判断し
(図6のステップ101)、塗布するものであればフラ
ックス転写装置70を作動させて吸着ノズル61に吸着
保持された電子部品Pの装着面(下面)にフラックスF
を塗布(ステップ102)した後に、またフラックスを
塗布するものでなければ塗布動作を行うことなくその装
着ヘッド60を画像認識ステーションに回転させる。ス
テップ101の判断は、先に読み込んだ情報(フラック
ス塗布の有無)にもとづき行う。
【0035】画像認識ステーションでは下方に設けた撮
像装置75により吸着ノズル61の下端に吸着保持した
電子部品Pの画像認識を行い(ステップ103)、吸着
ノズル61中心に対する中心位置のずれおよび保持角度
のずれを検出する。次いで吸着保持状態が正常であるか
否かを判断し(ステップ104)、正常であれば、全体
制御装置はその装着ヘッド60をθ補正ステーションに
回転させ、先に読み込んだ装着角度およびステップ10
3で検出した保持角度のずれにもとづいてサーボモータ
62を作動させて装着ヘッド60を回転させることによ
り、吸着ノズル61中心回りの電子部品Pの角度を補正
する。ステップ104の判断は、吸着ノズル61に吸着
保持された電子部品Pの中心位置および保持角度のずれ
が正常範囲内であり、その他の保持状態の異常もない場
合に正常とし、それ以外の場合は正常でないとする次い
で全体制御装置はその装着ヘッド60を部品装着ステー
ションに回転させ、先に読み込んだ装着座標およびステ
ップ103で検出した中心位置のずれに基づいてXYテ
ーブル17を作動させて基板Sの位置を決めてから、作
動板66bにより移動部材55を下降上昇させて、吸着
ノズル61の下端に吸着保持されていた電子部品Pを基
板S上の所定位置に装着する(ステップ105)。この
後、全体制御装置はその装着ヘッド60を順次回転させ
て、θ戻しステーションで装着ヘッド60の回転角度を
基準位置に戻し、部品廃棄ステーションはスキップさ
せ、ノズル切換ステーションで吸着ノズル61を次に装
着する電子部品Pに対応するものに切り換えて、次の作
動に備える。
【0036】なお、ステップ104で吸着保持状態が正
常でなければ、全体制御装置はその装着ヘッド60を部
品廃棄ステーションまでスキップさせて、吸着ノズル6
1の先端に吸着保持された電子部品Pを廃棄部品容器内
に廃棄する(ステップ106)。
【0037】以上は1つの電子部品Pにつき説明した
が、実際にはこの電子部品Pが部品吸着ステーションで
部品取出位置から吸着ノズル61に吸着されているとき
には、その直前、2回前、3回前・・・に吸着ノズル6
1に吸着保持された各電子部品Pはそれぞれ、フラック
ス塗布ステーションにおいて必要ならばフラックスFが
塗布され、画像認識ステーションにおいて画像認識がな
され、θ補正ステーションにおいて角度の補正がなさ
れ、部品装着ステーションにおいて基板S上の所定位置
への装着がなされている。従ってこの実施の形態では、
回転体53が1/8回転する毎に1個の電子部品Pが基
板S上に装着される。
【0038】また、吸着ノズル61に吸着保持された電
子部品Pがフラックスを塗布するものであるか否かの判
断は、上述のように電子部品一覧表から読み込んだ情報
(フラックス塗布の有無)にもとづき行う代わりに、そ
の電子部品Pが供給される供給装置の種類(テープ型供
給装置30なのかトレイ型供給装置40なのか)の情報
にもとづき行うことも可能である。この場合、使用され
る部品供給装置の種類は、その部品のフラックス塗布の
有無に応じて決められる。
【0039】上述した実施の形態では、部品吸着ステー
ションから部品装着ステーションに移動する間のフラッ
クス塗布ステーションの下方に設けたフラックス転写装
置70によりベア部品Pbの装着面には酸化膜除去作用
を有するフラックスを塗布するようにしており、使用す
るフラックスは装着される電子部品Pの端子の酸化膜の
除去に適したものが使用でき、電子部品Pはフラックス
塗布の直後に基板S上に装着されるので、ベア部品Pb
の端子の酸化程度にかかわらず確実に酸化被膜を除去し
て端子部の接触不良によるトラブルをなくすことができ
る。
【0040】また電子部品Pがフラックスを塗布する必
要があるものである場合にのみフラックス転写装置70
を作動させて装着ヘッド60の吸着ノズル61により保
持されたベア部品Pbの装着面にフラックスを塗布する
ようにしているので、フラックスを塗布する必要がない
ものの装着面にフラックスが塗布されることはない。従
って、フラックスを塗布する必要がある電子部品と塗布
する必要がない電子部品を1つの電子部品実装装置によ
り基板S上に装着することができるので、製造ラインの
数を少なくし、また短くすることができ、これにより生
産設備の単位面積当たりの生産性を向上させることがで
きる。
【0041】フラックス転写装置70は、装着ヘッド6
0により保持された電子部品Pの下方にフラックス槽7
1を設け、フラックス槽昇降機構72または/および装
着ヘッド昇降機構74によりフラックス槽71を電子部
品Pに接近離隔させて電子部品Pの装着面にフラックス
Fを塗布するようにしたので、構造簡単で作動が確実な
ものとなる。
【0042】また、部品供給装置20はそれぞれ1組ま
たは複数組のテープ型供給装置30とトレイ型供給装置
40を備えたものとし、テープ型供給装置30は部品供
給部Bに選択的に位置決めされる先端部にテープ36内
に所定ピッチで封入された電子部品Pを順次送り込み、
トレイ型供給装置40は先端部が部品供給部Bに選択的
に位置決めされる中間供給装置41とトレイ44上の電
子部品Pを中間供給装置41上に移載するサブXYロボ
ット45よりなるものとして中間供給装置41がサブX
Yロボット45により移載された電子部品Pを先端部に
順次送り込むようにしたので、テープに封入された状態
で供給される電子部品Pおよびトレイ上に並べられて供
給される電子部品Pは、何れもテープ型供給装置30お
よびトレイ型供給装置40からロータリータイプの装着
機50の装着ヘッド60を経て基板S上に装着される。
これにより電子部品の供給形態がテープ供給およびトレ
イ供給と異なる場合でも、各電子部品は何れも1つのロ
ータリータイプの装着機により基板に装着できるので、
製造ラインは単一の短いものとなり、これにより生産設
備の単位面積当たりの生産性を一層向上させることがで
きる。しかしながら本発明はこれに限られるものではな
く、部品供給装置20としてテープ型供給装置30だけ
あるいはトレイ型供給装置40だけを使用して実施する
こともでき、そのようにしても前述した生産設備の単位
面積当たりの生産性を向上させる効果は得られる。
【0043】なお吸着ノズル61による電子部品Pの吸
着保持状態はフラックス転写装置70によるフラックス
塗布動作により変化する可能性があるが、この実施の形
態ではフラックス塗布の後に撮像装置75による電子部
品Pの吸着保持状態の認識を行っているので、θ補正ス
テーションおよび部品装着ステーションにおける補正は
フラックス塗布動作による電子部品Pの吸着保持状態の
変化を含めて行うことができるので、基板Sに対する電
子部品Pの装着の精度が向上する。
【0044】次に図5および図7に示す変形例の説明を
する。この変形例は図5に示すようにフラックス塗布ス
テーションを画像認識ステーションの後に設けた点が上
述した実施の形態と異なり、これに伴い作動のフローチ
ャートも図7に示すように異なっている。なお、ロータ
リータイプの装着機50は各移動部材55が回転軸52
を中心として1回転を12等分した12のステーション
を有しており、そのうちの4つは作動を行わないアイド
ルステーションとなっている(図5参照)。その他の構
成は前述した実施の形態と同じであるので、詳細な説明
は省略する。
【0045】次にこの変形例の作動の説明をする。前述
と同様、説明を簡略化するために、先ず1つの電子部品
Pについて説明する。特定されたテープ型供給装置30
またはトレイ型供給装置40の中間供給装置41先端部
の部品取出位置を部品供給部Bに位置決めし、その位置
にある電子部品Pを装着ヘッド60下端の吸着ノズル6
1により吸着保持するまでの動作は前述の通りである。
【0046】次いで全体制御装置は、その装着ヘッド6
0を2つのアイドルステーションをスキップさせて画像
認識ステーションまで移動し、下方に設けた撮像装置7
5により吸着ノズル61の下端に吸着保持された電子部
品Pの画像認識を行い(ステップ201)、吸着保持状
態が正常であるか否かを判断する(ステップ202)。
吸着保持状態が正常であれば制御動作をステップ203
に進め、吸着保持状態が正常でなければ、全体制御装置
はその装着ヘッド60を部品廃棄ステーションまでスキ
ップさせて、吸着ノズル61の先端に吸着保持された電
子部品Pを廃棄部品容器内に廃棄する(ステップ20
6)。
【0047】ステップ203に進んだ場合は、全体制御
装置はその装着ヘッド60をフラックス塗布ステーショ
ンに移動させて、吸着ノズル61に吸着保持された電子
部品Pがフラックスを塗布するものであるか否かを判断
し、塗布するものであればフラックス転写装置70を作
動して吸着ノズル61に吸着保持された電子部品Pの装
着面にフラックスFを塗布(ステップ204)した後
に、またフラックスを塗布するものでない場合は塗布動
作を行うことなく、その装着ヘッド60をθ補正ステー
ションに移動させる。そして全体制御装置は前述した実
施の形態と同様にしてサーボモータ62を作動させて装
着ヘッド60を回転させることにより、吸着ノズル61
中心回りの電子部品Pの角度を補正する。
【0048】次いで全体制御装置はその装着ヘッド60
を部品装着ステーションに回転させ、前述した実施の形
態と同様にして基板Sの位置を決めてから、作動板66
bにより移動部材55を下降上昇させて、吸着ノズル6
1の下端に吸着保持されていた電子部品Pを基板S上の
所定位置に装着する(ステップ205)。この後、全体
制御装置はその装着ヘッド60を順次回転させて、θ戻
しステーションで装着ヘッド60の回転角度を基準位置
に戻し、部品廃棄ステーションはスキップさせ、ノズル
切換ステーションで吸着ノズル61を次に装着する電子
部品Pに対応するものに切り換えて、次の作動に備え
る。
【0049】この変形例では、フラックス転写装置70
を設けるフラックス塗布ステーションを撮像装置75を
設けた画像認識ステーションと部品装着ステーションの
間に設けたので、撮像装置75により認識された吸着保
持状態が正常でない場合には、フラックスを塗布すべき
電子部品Pでも、フラックス転写装置70によるフラッ
クス塗布動作を行うことなく廃棄することができる。従
って無駄なフラックスの塗布を避けることができる。
【0050】また、撮像装置75によるベア部品の吸着
保持状態の検出は装着面のバンプを認識して行うが、フ
ラックスを塗布することによりバンプの高精度な認識が
困難になることがある。しかしこの変形例では、フラッ
クス塗布の前にベア部品の吸着保持状態の認識を行うの
で、高精度でベア部品の保持状態を認識することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明よる電子部品実装装置の一実施形態の
全体構造を示す斜視図である。
【図2】 図1に示す実施形態の要部を示す一部破断し
た側面図である。
【図3】 図1に示す実施形態のフラックス転写装置の
構造および作用を示す模式的側面図である。
【図4】 図1に示す実施形態の各ステーションの配置
を示す図である。
【図5】 本発明よる電子部品実装装置の変形例の各ス
テーションの配置を示す図である。
【図6】 図1に示す実施形態の作動を説明するフロー
チャートである。
【図7】 図5に示す変形例の作動を説明するフローチ
ャートである。
【符号の説明】
15…基板支持装置、20…部品供給装置、30…テー
プ型供給装置、36…テープ、40…トレイ型供給装
置、41…中間供給装置、44…トレイ、45…サブX
Yロボット、50…装着機、53…回転体、60…装着
ヘッド、70…フラックス転写装置、71…フラックス
槽、72…フラックス槽昇降機構、73…制御装置、7
4…昇降機構、75…撮像装置、B…部品供給部、P…
電子部品、S…基板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E313 AA03 AA04 AA11 AA18 AA23 CC03 CC04 CC05 CD06 CE20 DD02 DD03 DD07 DD13 DD23 EE02 EE03 EE05 EE24 EE25 FG02 FG04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータリータイプの装着機の回転体の円
    周上に配置した装着ヘッドにより前記装着機の一側の部
    品供給部に供給された電子部品を保持して前記装着機の
    他側に支持された基板に装着する電子部品実装方法にお
    いて、前記装着ヘッドにより保持された前記電子部品が
    前記部品供給部から前記基板に移動する間に、その電子
    部品の装着面に酸化膜除去作用を有するフラックスを塗
    布することを特徴とする電子部品実装方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電子部品実装方法にお
    いて、前記装着ヘッドにより保持された前記電子部品が
    前記フラックスを塗布する必要があるものであるか否か
    を判断して、前記フラックスを塗布する必要がある電子
    部品である場合にのみ前記装着ヘッドにより保持された
    前記電子部品の装着面に前記フラックスを塗布すること
    を特徴とする電子部品実装方法。
  3. 【請求項3】 回転体を有するロータリータイプの装着
    機と、この装着機の一側の部品供給部に電子部品を供給
    する部品供給装置と、前記装着機の他側に設けられて基
    板を支持する基板支持装置とを備え、前記部品供給部に
    供給された電子部品を保持して前記基板支持装置に支持
    された基板に装着する装着ヘッドを前記回転体の円周上
    に配置してなる電子部品実装装置において、前記装着ヘ
    ッドにより保持された前記電子部品が前記部品供給部か
    ら前記基板に移動される経路の一部に位置するフラック
    ス塗布ステーションに、その電子部品の装着面に酸化膜
    除去作用を有するフラックスを塗布するフラックス転写
    装置を設けたことを特徴とする電子部品実装装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の電子部品実装装置にお
    いて、前記電子部品が前記フラックスを塗布する必要が
    ある電子部品であるか否かを判断して前記フラックスを
    塗布する必要がある電子部品である場合にのみ前記装着
    ヘッドにより保持された前記電子部品の装着面に前記フ
    ラックスを塗布する制御装置を備えたことを特徴とする
    電子部品実装装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または請求項4に記載の電子部
    品実装装置において、前記フラックス転写装置は、前記
    フラックス塗布ステーションに位置する前記装着ヘッド
    により保持された前記電子部品の下方に設けられて前記
    フラックスを収容するフラックス槽と、前記フラックス
    槽を昇降させるフラックス槽昇降機構および前記フラッ
    クス塗布ステーションに位置する前記装着ヘッドを昇降
    させる装着ヘッド昇降機構の少なくとも何れか一方より
    なることを特徴とする電子部品実装装置。
  6. 【請求項6】 請求項3〜請求項5の何れか1項に記載
    の電子部品実装装置において、前記部品供給装置は少な
    くとも1組のテープ型供給装置と少なくとも1組のトレ
    イ型供給装置を備えてなり、前記テープ型供給装置は前
    記部品供給部に選択的に位置決めされる先端部にテープ
    内に所定ピッチで封入された前記電子部品を順次送り込
    むものであり、前記トレイ型供給装置は先端部が前記部
    品供給部に選択的に位置決めされる中間供給装置とトレ
    イ上の前記電子部品を前記中間供給装置上に移載するサ
    ブXYロボットよりなり、前記中間供給装置はサブXY
    ロボットにより移載された前記電子部品を前記先端部に
    順次送り込むものであることを特徴とする電子部品実装
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項4〜請求項6の何れか1項に記載
    の電子部品実装装置において、前記装着ヘッドにより保
    持された前記電子部品が前記部品供給部から前記基板に
    移動される経路の一部に位置する画像認識ステーション
    に前記電子部品の保持状態を認識する撮像装置を設けた
    ことを特徴とする電子部品実装装置。
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