JP2003296237A - 電子掲示板システム - Google Patents

電子掲示板システム

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JP2003296237A
JP2003296237A JP2002104071A JP2002104071A JP2003296237A JP 2003296237 A JP2003296237 A JP 2003296237A JP 2002104071 A JP2002104071 A JP 2002104071A JP 2002104071 A JP2002104071 A JP 2002104071A JP 2003296237 A JP2003296237 A JP 2003296237A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子掲示板上で行われる議論の「まとめ」
「結論」的な文書を容易に見付け易くすることにより、
議論全体の内容把握を最適に行うことができる電子掲示
板システムを提供すること。 【解決手段】 結論的内容の文書番号7を投稿する場合
に親文書投稿機能を使用する。このとき文書番号4を当
該文書の子文書として指定する。これにより、図5
(f)まで形成されていた文書番号2と文書番号4の親
子関係は取り除かれて、新たに文書番号2と文書番号
7、文書番号7と文書番号4の関係が形成されることに
なる。そして、図5(f)まで形成されていた文書番号
2と文書番号4との階層間に文書番号7が割り込むよう
な形になり、文書番号7は文書番号2の下の階層に配置
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークで接
続された端末装置を介して複数の利用者が文書を投稿が
でき、また、前記利用者が投稿した文書を閲覧すること
が可能な電子掲示板システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、IT(情報技術)の発達に伴い、
ネットワーク上で複数の人が協力し合って作業すること
を目的としたグループウェアと呼ばれるソフトウェアが
普及してきている。中でも、コンピュータを利用したメ
ッセージ交換システムである電子掲示板システムは、社
内LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)等を使用
して構築できるため幅広く利用されている。この電子掲
示板システムを利用することにより、ネットワークに接
続されている端末装置を介して利用者が文書を電子掲示
板に投稿できるため、複数の端末装置利用者間で議論が
できるようになる。
【0003】具体的に説明すると、端末装置利用者は、
電子掲示板システムの持つ返信機能を使用して、ある投
稿文書(以下、文書と呼ぶ)に対して返信文書を電子掲
示板に続けて投稿することができる。これにより、スレ
ッドと呼ばれる議論のツリーが形成される。通常、この
ツリーは階層的に表示されるため、議論が進むにつれて
階層は深くなっていく。ところが、誰かがそこまでの議
論の「まとめ」「結論」的な文書を投稿した場合、これ
らの文書が議論上のキーとなる重要な文書であるにもか
かわらず、議論が進んでしまった後に投稿された文書で
あると、電子掲示板の階層の深いところに配置されてし
まう。つまり、議論において最も重要な文書が、電子掲
示板上の極めて見付けにくい位置に表示されてしまうこ
とになる。議論の後に一連の投稿内容を参照する場合に
おいて、非常に議論の内容が理解しづらいものになって
しまう。
【0004】このことについて図12に示した文書一覧
表示を例として説明する。この例における1つの文書
は、文書番号、タイトル、日付および投稿者で構成され
ている。始めに、AさんがXX機能の利用法について質
問をしている。この文書が議論の始めである元文書であ
ることを示すためにイタリックフォントで表示されてい
る。ここでAさんの質問の相手は、この電子掲示板を閲
覧および書込可能な人である。次に、この質問に対しB
さんとCさんが応答の文書(文書番号2、3)を投稿し
ている。しかし、これらの文書はAさんの質問(文書番
号1)に対する答えとしては不十分であるため、Aさん
は再質問文書(文書番号4)を投稿している。そして、
この文書に対してBさんが応答の文書(文書番号5)を
投稿することによって、始めのAさんの質問文書(文書
番号1)に対する回答が得られる。この例は、電子掲示
板における議論でよく行われるパターンである。しか
し、このように最終的な回答の文書(文書番号5)が階
層の最も深い位置に表示されてしまうため、後からこの
議論を参照したときに最終的な回答を見付け出すことが
困難となってしまう。
【0005】従来より、このような問題を改善するため
の議論の内容把握を容易にする技術が種々提案されてい
る。例えば、特開平7−56826号公報には、ネット
ワークを利用した電子会議システムにおいて、会議の内
容を要約した会議ダイジェストを作成することにより、
会議の内容把握を容易にする方法が開示されている。ま
た、特開平9−231040号公報には、電子掲示板上
での議論の経緯をその筋道に従って分類するための議論
の観点を表す優先度付きのキーワードを投稿文書に付与
することにより、議論の経緯を正確に把握する技術が示
されている。さらに、特開平11−25099号公報に
は、ネットワークを利用した電子会議システムにおい
て、議論内容が重複している部分の削除や議論内容の対
応付けを行うことにより、会議の全発言中の重要部だけ
を抽出する技術が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記の従
来技術では、会議の内容を要約した会議ダイジェストや
キーワード等の特別な情報を、情報作成機能を使って作
成して文書に付与する必要があった。しかしながら、こ
れらの特別な情報を付与することにより会議の内容をま
とめる議長の負担を軽減することができたが、この情報
作成処理作業が増えることにより、発言または文書の投
稿を行う利用者の負担が重くなってしまっていた。そこ
で、本発明の目的は、電子掲示板上で行われる議論の
「まとめ」「結論」的な文書を容易に見付け易くするこ
とにより、利用者に負担をかけずに議論全体の内容把握
を最適に行うことができる電子掲示板システムを提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
では、利用者側に位置する複数の端末装置とネットワー
クを介して接続し、複数の利用者間で意見交換可能な電
子掲示板システムにおいて、任意の端末装置から議論の
きっかけとなる元文書を取得する元文書取得手段と、任
意の端末装置から取得した文書に対する応答を当該文書
と対応付けて子文書として取得する子文書取得手段と、
前記元文書取得手段で取得した元文書に対する意見交換
の結論の文書を当該元文書と対応付けて親文書として取
得する親文書取得手段と、前記元文書取得手段で取得し
た元文書、前記子文書取得手段で取得した子文書および
前記親文書取得手段で取得した親文書を各端末装置から
閲覧可能に電子掲示板上に表示する表示手段と、を備え
ることにより前記目的を達成する。
【0008】請求項2に記載した発明では、請求項1記
載の発明において、前記表示手段は、前記元文書取得手
段で取得した元文書、前記子文書取得手段で取得した子
文書および前記親文書取得手段で取得した親文書の表題
一覧を表示することにより前記目的を達成する。請求項
3に記載した発明では、請求項1記載の発明において、
前記親文書取得手段は、前記元文書取得手段で取得した
元文書に加え、前記子文書取得手段で取得した子文書に
対する意見交換の結論の文書を、当該子文書と対応付け
て親文書として取得し、前記子文書取得手段で取得した
子文書に対する意見交換の結論の文書を当該子文書と対
応付けて親文書として取得した場合、当該子文書に対応
付けられている親子関係が取り除かれることにより前記
目的を達成する。請求項4に記載した発明では、請求項
1または請求項2記載の発明において、前記表示手段
は、前記元文書取得手段で取得した文書、前記子文書取
得手段で取得した文書および前記親文書取得手段で取得
した文書とをそれぞれ異なる表示形態で示すことにより
前記目的を達成する。
【0009】請求項5に記載した発明では、請求項1、
請求項2または請求項3記載の発明において、前記表示
手段は、前記子文書取得手段により取得した文書に対応
付けられている親子関係、および前記親文書取得手段に
より取得した文書に対応付けられている親子関係とを区
別する識別子を表示することにより前記目的を達成す
る。請求項6に記載した発明では、請求項2記載の発明
において、前記表示手段が前記表題一覧を表示する場
合、前記親文書取得手段で取得した親文書のみを表示す
ることにより前記目的を達成する。請求項7に記載した
発明では、請求項2記載の発明において、前記表示手段
が前記表題一覧を表示する場合、前記親文書取得手段で
取得した親文書、および当該親文書と親以上の関係を対
応付けられている文書のみを表示することにより前記目
的を達成する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電子掲示板システ
ムにおける好適な実施の形態について、図1から図11
を参照しながら詳細に説明する。図1は、本実施の形態
に係る電子掲示板システムの構成を示した図である。電
子掲示板システムは、制御部11、表示装置12、端末
装置13〜15および文書データベース16がLAN
(ローカル・エリア・ネットワーク)17を介してそれ
ぞれ接続されている。制御部11は、電子掲示板システ
ム全体の制御をするためのCPU(中央演算処理装置)
111、ROM(リード・オンリー・メモリ)112、
RAM(ランダム・アクセス・メモリ)113およびプ
ログラム格納部114を備えている。表示装置12は、
電子掲示板システム上で行われた議論の内容を表示す
る。なお、この表示装置12で表示される内容は、各端
末装置13〜15のディスプレイ上でも閲覧可能であ
る。端末装置13〜15は、利用者が電子掲示板システ
ムを使用するための端末装置である。利用者は、端末装
置13〜15に備えられているキーボード(図示せず)
を用いて文書の入力を行い、そして、電子掲示板システ
ムに投稿する。また、利用者は、端末装置13〜15に
備えられているディスプレイを用いて電子掲示板の情報
を閲覧する。文書データベース16は、端末装置13〜
15から電子掲示板に投稿された文書を格納する。
【0011】次に、このように構成された電子掲示板シ
ステムにおける動作について説明する。始めに、端末装
置13〜15の利用者(以下、システム利用者と呼ぶ)
は、使用する端末装置13〜15において電子掲示板シ
ステムプログラムを起動させる。これによりシステム利
用者は、電子掲示板への文書投稿および電子掲示板の閲
覧が可能になる。続いてシステム利用者からの電子掲示
板への文書投稿の方法について説明する。システム利用
者は、投稿する文書の種類を判断してそれに該当する文
書投稿機能を選択し、この機能を用いて文書を投稿す
る。この文書投稿機能の選択は、システム利用者が電子
掲示板システムプログラムを起動した際に表示される文
書投稿機能選択画面から行う。例えば、投稿する文書が
議論の発端(きっかけ)となる文書である場合には、文
書投稿機能として元文書投稿機能を選択して文書を投稿
する。また、投稿する文書がある文書に対する返答であ
る場合には、文書投稿機能として子文書投稿機能を選択
して文書を投稿する。この子文書投稿機能では、返答の
対象となる文書を親文書として指定して電子掲示板への
投稿を行う。そして、子文書投稿機能を選択して投稿さ
れた文書は指定された親文書の子文書として電子掲示板
に投稿する。ここで、この親文書・子文書の関係は電子
掲示板の階層的な関係を示すものであり、階層の上位の
文書を親文書、下位の文書を子文書とする。
【0012】上記のシステム利用者による文書投稿の方
法を図2に示す具体例を参照しながら説明する。図2
は、システム利用者から投稿された文書を格納する文書
データベース16の内容と、表示装置12に表示さる文
書表示例を示した図である。文書データベース16に
は、文書番号、タイトル、日付、作成者、親文書番号、
子文書番号、文書投稿機能および文書本文の情報が格納
される。なお、文書番号は投稿された順に付与される。
図2(a)は、文書番号:1、タイトル:XX機能の利
用法について、日付:2001/4/21、作成者:
A、親文書番号:無し、子文書番号:無し、文書投稿手
段:元文書投稿機能、文書本文:省略の情報を有する文
書が投稿されたことを示す。この文書は元文書であるた
め、親文書は存在しない。この文書データベース16に
格納された情報を基に文書表示例に示すようなものを表
示装置12に表示する。なお、このようにツリー状(階
層的)に表示する文書表示処理については、後で詳しく
説明する。また、親文書番号と子文書番号のいずれか
は、もう一方の文書番号から構築できるため両者のうち
一方のみを保持するようにしてもよい。以下、各投稿文
書は文書番号を用いて説明する。例えば、上記の文書は
文書番号1と表現する。
【0013】図2(b)は、上記の文書番号1に対する
返答文書である文書番号2が文書データベース16に格
納されたことを示す。文書番号2の文書は、文書番号1
を親文書として指定し、子文書投稿機能を選択して投稿
された文書である。この文書番号2が文書データべース
16に格納された時点で、文書番号1と文書番号2の文
書は親子関係を持つ。そのため、文書番号1の子文書情
報格納欄に文書番号2が格納される。このように、文書
データベース16の情報更新は新しい投稿文書が格納さ
れる毎に行われる。この文書データベース16の更新処
理は、制御部11内のCPU111がプログラム格納部
114から文書データベース更新プログラムを起動させ
て行う。そして、図2(a)と同様に文書データベース
16に格納された情報を基に文書表示を行う。文書番号
2は親文書である文書番号1の1つ下の階層に配置され
る。
【0014】図2(c)〜(e)は、それぞれ文書番号
3〜5が文書データベース16に格納され、その情報に
基づいて電子掲示板に表示されたことを示す。子文書投
稿時の説明は図2(b)と同様であるため説明は省略す
る。さて、図2(e)で投稿された文書番号5は、始め
に投稿された元文書である文書番号1に対する最終的な
結論を示す文書である。この文書は、議論の中で最も重
要な文書であるにもかかわらず、階層の一番深い位置に
配置されている。
【0015】次に、上記の文書投稿機能(元文書投稿機
能・子文書投稿機能)に、親文書投稿機能を選択肢とし
て加えた電子掲示板システムについて説明する。この親
文書投稿機能を選択して文書の投稿を行うことにより、
投稿する文書の子文書を指定して投稿することができ
る。ここで子文書として指定された文書と当該文書の親
子関係は最優先される。つまり、指定された文書に親文
書が存在している場合であっても、強制的にこの親子関
係は取り除かれて、指定された文書と当該文書の親子関
係が新たに形成される。
【0016】上記の親文書投稿機能を選択肢として加え
た文書投稿の方法を図3に示す具体例を参照しながら説
明する。図3(a)〜(d)は、図2(a)〜(d)と
同じであるため説明は省略する。なお、この範囲では親
文書投稿機能は使用されていない。図3(e)は、文書
番号5を親文書投稿機能を使用して投稿したことを示す
図である。文書番号5の文書は、作成者のBが、文書番
号1を当該文書(文書番号5)の子文書として指定して
投稿されている。そのため文書番号5は文書番号1の親
文書となり、文書番号1より1つ上位の階層に配置され
る。この子文書として指定された文書番号1は元文書で
あるためこれ自身の親文書は存在しない。従って、元文
書の親文書になる文書番号5が最上階層に配置されるこ
とになる。図2(e)と図3(e)の文書表示例を比較
みると、文書番号5の表示される階層が大きく違ってい
ることがわかる。図2(e)では最下位階層に配置され
ている文書番号5が、図3(e)では最上位階層に配置
されるようになる。このように親文書投稿機能を使用す
ることにより、議論の中で最も重要な文書(文書番号
5)を目立つ位置に配置することができる。そのため、
議論の後で電子掲示板を閲覧する際に議論の要点が見付
け易くなる。
【0017】次に、親文書投稿機能の別の使用例を図4
および図5に示す具体例を参照しながら説明する。図4
は、親文書投稿機能を使用しない場合の電子掲示板への
投稿例を示したものである。この例では、週末の予定の
話題を振ったAの投稿文書(文書番号1)に対してBと
Cがそれぞれ回答文書(文書番号2、3)を投稿し、そ
こで出てきたZZZという映画の話題で盛り上がってい
る。このZZZという映画についての総評をする文書
(文書番号7)をCが投稿しているが、この文書は個別
の感想文書(文書番号4〜6)に埋もれてしまい深い階
層に表示されている。文書番号7は、ここで話題になっ
た映画についての議論の結論の文書であるため、重要視
されるべき文書である。そのため、階層表示において上
位の層に配置される方が望ましい。
【0018】図5は、親文書投稿機能を使用した場合の
電子掲示板への投稿例を示したものである。図5(a)
〜(f)は、図4(a)〜(f)と同じであり、親文書
投稿機能を使用していないが、図5(g)では、文書番
号7を親文書投稿機能を使用して投稿している。文書番
号7は、議論で話題になった映画についての議論の結論
の文書となるため、映画についての話題を提供する内容
の文書である文書番号2の下の階層に配置される方が都
合が良い。従って、文書番号7は親文書投稿機能を使用
して、文書番号4を当該文書の子文書として指定してい
る。これにより、図5(f)まで形成されていた文書番
号2と文書番号4の親子関係は取り除かれて、新たに文
書番号2と文書番号7、文書番号7と文書番号4の関係
が形成されることになる。そして、図5(f)まで形成
されていた文書番号2と文書番号4との階層間に文書番
号7が割り込むような形になり、文書番号7は文書番号
2の下の階層に配置される。
【0019】次に、文書データベース16に格納されて
いる情報から文書の一覧表示をする動作について説明す
る。図10は、投稿された文書のスレッド(階層ツリ
ー)表示処理の動作の手順を示したフローチャートであ
る。図3(e)に示す文書データベース16に格納され
ている情報を基に文書の一覧表示する例を参照しながら
説明を行う。始めにCPU111は、文書データベース
16に格納されている文書の中から親文書番号の登録が
無い文書を検索して配列Tに格納する(ステップ1
1)。ここで示される配列はRAM113内に存在する
格納エリアである。例では、文書番号5のみ親文書登録
が無いのでT=(5)となる。次にCPU111は、配
列T内の文書を取り出し(ステップ12)、それぞれの
文書を起点とするスレッド表示を電子掲示板に形成す
る。配列T内の文書について下記条件を設定し、これを
基にスレッド表示を行う。 インデント量I=0 起点文書D=配列T内文書 インデント量Iとは、表示開始位置を変更するために使
用される条件であり、字下げのことを示す。例では、文
書番号5を取り出し、これを起点とするスレッド表示を
形成する。
【0020】次にCPU111は、設定されているイン
デント量Iの分だけ空白を出力して(ステップ13)、
文書表示処理を施す(ステップ14)。この文書表示処
理方法については後で詳しく説明する。例では、インデ
ント量I=0であるので、空白は出力されない。つまり
スペースは空けずに行頭から文書表示を行う。続いてC
PU111は、当該文書の子文書が存在するか否かの判
断を文書データベース16の該当する文書の子文書登録
欄を参照して行う(ステップ15)。当該文書の子文書
が存在しない場合(ステップ15;N)、そのまま処理
を終了させる。当該文書の子文書が存在する場合(ステ
ップ15;Y)、CPU111は、その子文書に該当す
る文書を配列Cに格納する(ステップ16)。例では、
文書番号5の子文書として文書番号1が登録されている
ので、この文書番号1を配列Cに格納し、C=(1)と
なる。
【0021】次にCPU111は、配列C内の文書につ
いて下記条件を設定する(ステップ17)。 インデント量I=該当文書の親文書のインデント量I+
1 従って、子文書のインデント量Iはその親文書のインデ
ント量Iよりも1多いことになり、階層が深くなるほど
インデント量Iは増していく。そして、再びステップ1
3の処理を繰り返す。
【0022】図11は、図10のステップ14で施され
る文書表示処理の動作手順を示したフローチャートであ
る。始めに、CPU111は、当該文書(表示処理を行
っている文書)が元文書投稿機能を使用して投稿された
文書であるか否かをデータベース16を参照して判断す
る(ステップ21)。当該文書が元文書投稿機能を使用
して投稿された文書でない場合(ステップ21;N)、
この文書が親文書投稿機能を使用して投稿された文書で
あるか否かをデータベース16を参照して判断する(ス
テップ22)。当該文書が親文書投稿機能を使用して投
稿された文書である場合(ステップ22;Y)、その文
書を太字フォントを使用して電子掲示板に表示する(ス
テップ24)。一方、当該文書が元文書投稿機能を使用
して投稿された文書でない場合(ステップ21;Y)、
その文書をイタリックフォントを使用して電子掲示板に
表示する(ステップ23)。また、当該文書が親文書投
稿機能を使用して投稿された文書でない場合(ステップ
22;N)、その文書を通常フォントを使用して電子掲
示板に表示する(ステップ25)。
【0023】続いてCPU111は、当該文書の親文書
が親文書投稿機能を使用して投稿された文書であるか否
かをデータベース16を参照して判断する(ステップ2
6)。当該文書の親文書が親文書投稿機能を使用して投
稿された文書である場合(ステップ26;Y)、文書表
示の行頭に“←(左矢印)”を出力する(ステップ2
7)。また、当該文書の親文書が親文書投稿機能を使用
して投稿された文書でない場合(ステップ26;N)、
文書表示の行頭に“→(右矢印)”を出力する(ステッ
プ28)。そしてCPU111は、文書番号、タイト
ル、日付、作成者の順に電子掲示板に表示をして(ステ
ップ29)、最後に改行を行い(ステップ30)処理を
終了する。なお、本実施の形態では文書投稿機能毎に異
なるフォントを使用して文書を表示する様にしている
が、区別を付ける方法であれば他の方法を用いてよく、
例えば、文書投稿機能毎に表示する色を変えたり、下線
や波線を用いるようにしてもよい。
【0024】本実施の形態に係る電子掲示板システムに
は、文書の表示形式を工夫するプログラムを種々備えて
いる。図3(e)に示した文書表示例を図6のように、
また、図5(g)に示した文書表示例を図7のように示
すこともできる。このように、親文書投稿機能を選択し
て投稿された文書と子孫関係にある文書を表示しない様
にすることにより、後から電子掲示板を閲覧する際に、
システム利用者は議論の中で重要とされる文書を容易に
見付け出すことができる。また、文書表示例を示した図
8および図9のように、親文書投稿機能を選択して投稿
された文書のみを表示することにより、後から電子掲示
板を閲覧する際に、システム利用者は議論の結論を示し
た文書だけを読むことができる。以上に説明した電子掲
示板システムを構成することにより、システム利用者が
後から閲覧する際に、電子掲示板上で行われた議論の
「まとめ」「結論」的な文書を容易に見付け易くし議論
全体の内容把握を的確に行えるようになり、分散しがち
な電子掲示板上の議論の改善が図れる。そして、議論終
了後に電子掲示板上の議論を知識として再利用する際の
利便性が向上する。
【0025】
【発明の効果】請求項1および請求項3記載の発明によ
れば、親文書を後から投稿できることによりにより、重
要な文書が適切な位置に配置されるようになる。請求項
2記載の発明によれば、投稿文書の一覧表示をすること
により、議論の流れが把握し易くなり、かつ、重要な文
書が見付け易くなる。請求項4記載の発明によれば、文
書投稿手段毎に表示方法を変えることにより、電子掲示
板上での区別がつき易くなる。
【0026】請求項5記載の発明によれば、親子関係の
表示方法を変えることにより、文書の内容把握がし易く
なる。請求項6記載の発明によれば、親文書のみを表示
することにより、重要な結論を示す文書だけを閲覧する
ことができる。請求項7記載の発明によれば、子孫関係
の文書を表示しないことにより、議論の重要な文書が見
付け易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る電子掲示板システムの構成
を示した図である。
【図2】システム利用者から投稿された文書の例を示し
た図である。
【図3】システム利用者から投稿された文書の例を示し
た図である。
【図4】システム利用者から投稿された文書の例を示し
た図である。
【図5】システム利用者から投稿された文書の例を示し
た図である。
【図6】文書一覧表示の例を示した図である。
【図7】文書一覧表示の例を示した図である。
【図8】文書一覧表示の例を示した図である。
【図9】文書一覧表示の例を示した図である。
【図10】文書のスレッド表示処理の動作手順を示した
フローチャートである。
【図11】文書表示処理の動作手順を示したフローチャ
ートである。
【図12】投稿文書の表示例を示した図である。
【符号の説明】
11 制御部 12 表示装置 13〜15 端末装置 16 文書データベース 17 LAN

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者側に位置する複数の端末装置とネ
    ットワークを介して接続し、複数の利用者間で意見交換
    可能な電子掲示板システムにおいて、 任意の端末装置から議論のきっかけとなる元文書を取得
    する元文書取得手段と、 任意の端末装置から取得した文書に対する応答を当該文
    書と対応付けて子文書として取得する子文書取得手段
    と、 前記元文書取得手段で取得した元文書に対する意見交換
    の結論の文書を当該元文書と対応付けて親文書として取
    得する親文書取得手段と、 前記元文書取得手段で取得した元文書、前記子文書取得
    手段で取得した子文書および前記親文書取得手段で取得
    した親文書を各端末装置から閲覧可能に電子掲示板上に
    表示する表示手段と、 を備えたことを特徴とする電子掲示板システム。
  2. 【請求項2】 前記表示手段は、前記元文書取得手段で
    取得した元文書、前記子文書取得手段で取得した子文書
    および前記親文書取得手段で取得した親文書の表題一覧
    を表示することを特徴とする請求項1記載の電子掲示板
    システム。
  3. 【請求項3】 前記親文書取得手段は、前記元文書取得
    手段で取得した元文書に加え、前記子文書取得手段で取
    得した子文書に対する意見交換の結論の文書を、当該子
    文書と対応付けて親文書として取得し、 前記子文書取得手段で取得した子文書に対する意見交換
    の結論の文書を当該子文書と対応付けて親文書として取
    得した場合、当該子文書に対応付けられている親子関係
    が取り除かれることを特徴とする請求項1記載の電子掲
    示板システム。
  4. 【請求項4】 前記表示手段は、前記元文書取得手段で
    取得した文書、前記子文書取得手段で取得した文書およ
    び前記親文書取得手段で取得した文書とをそれぞれ異な
    る表示形態で示すことを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の電子掲示板システム。
  5. 【請求項5】 前記表示手段は、前記子文書取得手段に
    より取得した文書に対応付けられている親子関係、およ
    び前記親文書取得手段により取得した文書に対応付けら
    れている親子関係とを区別する識別子を表示することを
    特徴とする請求項1、請求項2または請求項3記載の電
    子掲示板システム。
  6. 【請求項6】 前記表示手段が前記表題一覧を表示する
    場合、前記親文書取得手段で取得した親文書のみを表示
    することを特徴とする請求項2記載の電子掲示板システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記表示手段が前記表題一覧を表示する
    場合、前記親文書取得手段で取得した親文書、および当
    該親文書と親以上の関係を対応付けられている文書のみ
    を表示することを特徴とする請求項2記載の電子掲示板
    システム。
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