JP2003291059A - 流動型バレル研磨装置およびバレル研磨方法 - Google Patents

流動型バレル研磨装置およびバレル研磨方法

Info

Publication number
JP2003291059A
JP2003291059A JP2002095112A JP2002095112A JP2003291059A JP 2003291059 A JP2003291059 A JP 2003291059A JP 2002095112 A JP2002095112 A JP 2002095112A JP 2002095112 A JP2002095112 A JP 2002095112A JP 2003291059 A JP2003291059 A JP 2003291059A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polishing
mass
lid
tank
work
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002095112A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3752190B2 (ja
Inventor
Kazutoshi Nishimura
一敏 西村
Takao Ishida
喬男 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sintobrator Ltd
Original Assignee
Sintobrator Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sintobrator Ltd filed Critical Sintobrator Ltd
Priority to JP2002095112A priority Critical patent/JP3752190B2/ja
Publication of JP2003291059A publication Critical patent/JP2003291059A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3752190B2 publication Critical patent/JP3752190B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 研磨力を大幅に向上させることができる流動
型バレル研磨装置および流動型バレル研磨方法を提供す
る。 【解決手段】 研磨槽1、21、31に投入したワーク
とメディアを槽内にある皿状底盤2、22、32の回転
により旋回流動させて混合されたマスを形成してワーク
を研磨するようにした流動型バレル研磨装置において、
皿状底盤2、22、32の回転により生じる遠心力によ
って研磨槽1、21、31の内壁に沿って上昇するマス
を押圧してマスの上昇エネルギーを加圧力に変換させる
蓋状加圧板3、23、33を設けた研磨装置、および、
前記皿状底盤の回転により生じる遠心力によって研磨槽
の内壁に沿って上昇するマスを蓋状加圧板により押圧し
てマスの上昇エネルギーを加圧力に変換し研磨力を向上
させるようにする研磨方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、研磨槽内に被加工物
(以下、ワークという)と研磨材(以下、メディアとい
う)を投入し、前記研磨槽の底部に回転自在に設けた皿
状底盤の回転で前記ワークとメディアが混合したマスを
旋回流動させ相互の摩擦力によってワークを研磨する流
動型バレル研磨装置および流動型バレル研磨方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】流動型バレル研磨装置には、ワークと成
形メディアを旋回流動させて研磨を行う乾式の流動型バ
レル研磨装置と、前記ワークと成形メディアに粉末或い
は液体のコンパウンドと水を添加し旋回流動させて研磨
を行う湿式の流動型バレル研磨装置とがあり、ワークの
加工条件が着色しない美麗な研磨面を必要とする場合や
高研磨力を必要とする場合には、化学的にワーク研磨面
の品質向上効果やメディアの研磨力の促進効果があるコ
ンパウンドと水を添加する湿式の流動型バレル研磨装置
が用いられる。しかしながら、湿式の流動型バレル研磨
装置は使用済みのコンパウンドと水を処理するための廃
水処理装置を必要とするため、ワークの加工条件が前記
したような場合以外には乾式の流動型バレル研磨装置が
多く用いられている。なお、乾式の流動型バレル研磨装
置と湿式の流動型バレル研磨装置の基本構成とその研磨
機構は同様であって、以下、その基本構成とその研磨機
構を説明する。
【0003】従来の流動型バレル研磨装置は、研磨槽と
該研磨槽の底部に回転自在に設けた皿状底盤とで構成さ
れ、該研磨槽内にその内容積に対してワークとメディア
の全容積が略1/4となるように投入して皿状底盤を回
転させると、図4に示すように、前記ワークとメディア
が混合されてマスを形成し、該マスが皿状底盤の回転方
向に沿って研磨槽の内壁面に向け流動する水平流動と、
該水平流動が研磨槽の内壁面に到達したのち該研磨槽の
内壁面に沿って上昇し、最上部で研磨槽の中心部に方向
転換して流下する垂直流動とが組み合わされて旋回流動
し、該マス中でワークとメディアの相互摩擦による研磨
力によってワークの表面或いはエッジ部が研磨される。
しかしながら、乾式の流動型バレル研磨装置の研磨力は
湿式の流動型バレル研磨装置のそれと比較すると低いも
ので、特に、乾式の流動型バレル研磨装置の研磨力にお
いて研磨機構の大幅な変更をせずに湿式の流動型バレル
研磨装置の研磨力に匹敵する研磨方法およびその装置の
開発が望まれている。そこで、本発明者らは従来の流動
型バレル研磨装置における研磨槽内のマスの旋回流動状
況を解析した結果、マスの垂直流動の最上部で研磨槽の
中心部に向け自然方向転換して流下する図4に示した斜
線部にマスの旋回流動を妨げる遮蔽物が無く、ワークと
メディアが自由に旋回流動して該ワークとメディアの摩
擦力が弱まり研磨力が減少する研磨力弱小領域があるこ
とに着目した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
するところは前記研磨槽内の研磨力弱小領域を無くし、
研磨槽内のワークとメディアの相互摩擦による研磨力を
大幅に向上させ、乾式の流動型バレル研磨装置において
も湿式の流動型バレル研磨装置に匹敵する研磨力を得る
ことができる流動型バレル研磨装置と流動型バレル研磨
方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに成された本発明の流動型バレル研磨装置は、研磨槽
に投入したワークとメディアを該研磨槽内にある皿状底
盤の回転により旋回流動させて混合されたマスを形成し
てワークを研磨するようにした流動型バレル研磨装置に
おいて、前記皿状底盤の回転により生じる遠心力によっ
て研磨槽の内壁に沿って上昇するマスを押圧して該マス
の上昇エネルギーを加圧力に変換させる蓋状加圧板を設
けたことを特徴とし、これを本発明の流動型バレル研磨
装置の基本構成とする。また、前記した流動型バレル研
磨装置の蓋状加圧板を、研磨槽内に装入されて流動する
マスの上面の一部または全部を塞ぐように研磨槽の内部
に設けたことを特徴とする流動型バレル研磨装置を請求
項2の発明とし、同じく請求項1に記載した流動型バレ
ル研磨装置の蓋状加圧板を、研磨槽内に装入されて流動
するマスの上面の一部または全部を塞ぐように研磨槽の
内部に設けるとともに、この蓋状加圧板とは別に、研磨
槽の上部開口端に圧力気体供給口を有する上蓋を開閉若
しくは着脱自在に装着して、該上蓋と前記蓋状加圧板と
の間に加圧室を形成したことを特徴とする流動型バレル
研磨装置を請求項3の発明とする。また、研磨槽に投入
したワークとメディアを該研磨槽内にある皿状底盤の回
転によって旋回流動させて混合されたマスを形成してワ
ークを研磨するようにした流動型バレル研磨装置におい
て、前記皿状底盤の回転により生じる遠心力によって研
磨槽の内壁に沿って上昇するマスを押圧して該マスの上
昇エネルギーを加圧力に変換させる蓋状加圧板を研磨槽
の上部に設けるとともに、この蓋状加圧板が前記皿状底
盤の回転により研磨槽の内壁に沿って上昇するマスを押
圧するように前記研磨槽の高さを調節できるようにした
ことを特徴とする流動型バレル研磨装置を請求項4の発
明とし、請求項1または2または4の発明において、蓋
状加圧板に開口部を設けて、マスを押圧する蓋状加圧板
の加圧力が過加圧の場合にこの開口部を通じて過加圧力
を除去することを特徴とする流動型バレル研磨装置を請
求項5の発明とする。さらに、前記した請求項3の発明
において、蓋状加圧板に開口筒を設けるとともに、上蓋
に前記蓋状加圧板の開口筒が嵌合する連接筒を設けてあ
り、マスを押圧する蓋状加圧板の加圧力が過加圧の場合
にこの前記開口筒と連接筒をを通じて過加圧力を除去す
ることを特徴とする流動型バレル研磨装置を請求項5の
発明とする。なお、前記した各発明において、蓋状加圧
板の材質を弾性体にしたものを請求項7の発明とし、前
記した各発明において、蓋状加圧板の加圧手段を、昇降
機構方式或いは重錘方式としてマスの加圧力を調節する
ようにしたものを請求項8の発明とする。一方、前記の
課題を解決するためになされた本発明の流動型バレル研
磨方法は、研磨槽にワークとメディアを投入し、研磨槽
内にある皿状底盤の回転により前記ワークとメディアを
旋回流動させて混合されたマスを形成してワークを研磨
するようにした流動型バレル研磨方法において、前記皿
状底盤の回転により生じる遠心力によって研磨槽の内壁
に沿って上昇するマスを蓋状加圧板により押圧して該マ
スの上昇エネルギーを加圧力に変換し研磨力を向上させ
るようにしたことを特徴とし、これを本発明の流動バレ
ル研磨方法の基本構成とする。そして、このような流動
バレル研磨方法において、前記皿状底盤の回転により生
じる遠心力によって研磨槽の内壁に沿って上昇するマス
を、研磨槽内に装入されて流動するマスの上面の一部ま
たは全部を塞ぐ蓋状加圧板により押圧して該マスの上昇
エネルギーを加圧力に変換し研磨力を向上させるように
したことを特徴とする方法を請求項10の発明とする。
また、前記した発明において、研磨槽の上部開口端を圧
力気体供給口を有する上蓋により塞いで、蓋状加圧板と
上蓋との間に形成される加圧室内に圧力気体供給口から
圧力気体を調節供給し、皿状底盤の回転により生じる遠
心力によって研磨槽の内壁に沿って上昇するマスを前記
した圧力気体により押圧力が調整される蓋状加圧板によ
り押圧して該マスの上昇エネルギーを加圧力に変換し研
磨力を向上させるようにしたことを特徴とする方法を請
求項11の発明とし、さらに、前記した請求項9に記載
した流動バレル研磨方法において、皿状底盤の回転によ
り生じる遠心力によって研磨槽の内壁に沿って上昇する
マスを押圧する蓋状加圧板を研磨槽の上部に設けて、こ
の蓋状加圧板が前記皿状底盤の回転により研磨槽の内壁
に沿って上昇するマスを押圧するように前記研磨槽の高
さを調節して、該マスの上昇エネルギーを加圧力に変換
し研磨力を向上させるようにしたことを特徴とする方法
を請求項12の発明とし、これら請求項10または11
または12に記載の発明において、蓋状加圧板の加圧力
を前記マスが円滑に旋回流動する範囲内で増大させて前
記研磨槽の単位容積に対するワークの研磨処理容積を増
大させたことを特徴とする流動型バレル研磨方法を請求
項13の発明とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
好ましい実施形態を示す。図1は本発明の1実施形態を
示すもので、研磨槽1の底部には駆動源5により水平回
転する皿状底盤2を設けてあり、該皿状底盤2の外周端
部2Aは、ワークとメディアが皿状底盤2の盤面上の中
央部から研磨槽1の内壁面に向け形成するマスの水平流
動が前記研磨槽1の内壁面に沿って上方に向けて上昇す
る垂直流動に形成され易くするために上方に湾曲されて
おり、これと共に前記研磨槽1との間には摺接隙間4を
形成してある。更に、皿状底盤2のマスが水平流動する
盤面にはマスの旋回流動中に発生する研磨粉のみを吸引
する補助吸引盤7付きの複数個の吸引口6を有した研磨
機構を基本構成とする流動型バレル研磨装置において、
研磨槽1にワークとメディアを投入し皿状底盤2を回転
させて形成したマスの上面の開口部8の周囲に重錘9を
載置或いは固定して加圧する落とし蓋状の蓋状加圧板3
を装着し、該蓋状加圧板3の装着位置hは研磨槽1の上
方部を開放した状態で皿状底盤2を回転させて形成した
マスの最大高さHより低い位置とし、該蓋状加圧板3が
研磨槽1の内壁面に沿って上昇する垂直流動のマスを加
圧した状態で前記蓋状加圧板3と皿状底盤2の間にマス
の旋回流動部1Aを形成する。なお、前記蓋状加圧板3
の装着位置hは研磨槽1内に投入されるワーク、および
メディアの形状或いは研磨量を決定する加圧力の違いに
よって異なるものであるが、常に前記マスの最大高さH
よりも低い位置とされるもので、前記旋回流動部1A内
のマスを旋回流動可能な範囲で加圧すれば、旋回流動部
1Aの内容積に対してワークとメディアが占める容積の
割合が高くなり、ワークとメディアの摩擦による研磨力
を向上できるものである。また、この図1における蓋状
加圧板3には開口部8を設けてあり、その形状と材質
は、マスが研磨槽1の内壁面に沿って上昇した最上部で
研磨槽1の中心部に方向転換して流下し易くするために
下方に向け湾曲させお椀状とした非弾性体とし、前記開
口部8の周囲に重錘9を載置するか固定してマスへの加
圧手段を重錘方式とした実施形態を示すが、開口部8は
蓋状加圧板3の加圧力が過加圧の場合の加圧力を調整す
るためのものであり、また、図示しない集塵機に接続す
る研磨槽1の底板10に設けた集塵配管11よりマスの
旋回流動中に発生する研磨粉を前記摺接隙間4と複数個
の吸引口6を介して集塵する際の外気取入口にもなる
が、本発明に関するシステム上ではこれは補助機能的の
ものであって無くても良いものである。また、蓋状加圧
板3の材質も非弾性体に限定するものでなく弾性体であ
っても良いものであり、さらに、加圧手段は図示しない
エアーシリンダーや油圧シリンダーなどからなる昇降機
構方式としてもよいものである。
【0007】図2は、本発明の他の実施形態を示すもの
で、その研磨機構は前記の図1を以て説明した基本構成
と同様であって、研磨槽21内のワークとメディアが旋
回流動して形成するマスの上面に開口筒26を設けた落
とし蓋状の蓋状加圧板23を装着すると共に、前記研磨
槽21の上部開口端25に前記蓋状加圧板23の開口筒
26をスライド可能に勘合せしめる外筒27と圧力気体
供給口28を有する上蓋24を開閉自在または着脱自在
に装着し、該研磨槽21内を蓋状加圧板23によって間
仕切りされた上方部に平面から見てドーナツ形状の加圧
室29を形成すると共に、下方部の前記蓋状加圧板23
と皿状底盤22との間にマスの旋回流動部21Aを形成
し、前記圧力気体供給口28より加圧室29内に圧力気
体を供給してその気体圧で前記蓋状加圧板23がマスを
加圧することとなる。なお、この図2は、上蓋24の外
筒27と蓋状加圧板23の開口筒26を設けた実施形態
を示すが、開口筒26は前記した図1の実施形態で説明
した開口部8と同様の機能を有するものであって、本発
明においては、該上蓋24の外筒27と該蓋状加圧板2
3の開口筒26は無くても良いものであるのと相俟っ
て、加圧室29の形状は前記のようにドーナツ状に限定
するものでもなく、また、蓋状加圧板23の材質は非弾
性体でも弾性体でも良いものである。
【0008】図3は本発明の別の実施形態を示すもの
で、その研磨機構は前記説明の図1に示す基本構成と同
様であるが、研磨槽31にワークとメディアを投入して
皿状底盤32を回転させて形成されるマスの上方に位置
される開口部34とその周囲に載置或いは湖底された重
錘9とを備えた開閉自在な蓋状加圧板33を研磨槽31
の上部に設けたものであって、この蓋状加圧板33の装
着位置hは、前記研磨槽1の上方部が開放された状態で
皿状底盤32を回転させて形成したマスの最大高さより
低い位置とし、蓋状加圧板33が研磨槽31の内壁面に
沿って上昇する垂直流動のマスを押圧した状態で前記蓋
状加圧板33と皿状底盤32の間にマスの旋回流動部3
1Aを形成するように前記研磨槽31の高さを調節した
ものである。なお、この図3では、蓋状加圧板33に開
口部34を設けてあり、また、蓋状加圧板33の形状と
材質は前記図1の説明と同様とするが、加圧手段を昇降
機構方式とする場合は、前記蓋状加圧板33の材質を弾
性体とする。なお、蓋状加圧板33が研磨槽31の内壁
面に沿って上昇する垂直流動のマスを押圧した状態で前
記蓋状加圧板33と皿状底盤32の間にマスの旋回流動
部31Aを形成するように前記研磨槽31の高さを調節
できるようにするには、図示はされていないが、図3に
示されたような研磨槽31の底部が槽壁に沿って昇降動
できるようにするか、同じく図示はされていないが、蓋
状加圧板33の外径を研磨槽31の上部開口より槽壁に
沿って槽内に入り込む程度で、この蓋状加圧板33が所
定位置に保持されるように研磨槽31とは別部材に保持
させて研磨槽31全体が昇降動できるようにするなどの
手段をとればよい。
【0009】また、図1に示す蓋状加圧板3、図2に示
す蓋状加圧板21、図3に示す蓋状加圧板33の材質に
関し、金属や強化性樹脂などの非弾性体とした場合に
は、マスが接する内面に例えばウレタンゴムなどの耐摩
耗性ライニングを施して用い、これに対して弾性体とし
た場合は、その硬さがゴム硬度計20゜〜90゜(好ま
しくは40゜〜60゜)、板厚1mm〜20mm(好ま
しくは3mm〜6mm)の弾力性と耐摩耗性を具備する
ウレタンゴムなどが用いられる。
【0010】
【実施例】以下、実施例に基づき本発明方法を詳細に説
明する。 <試験1>試験条件は、内径440mm、内容量40リ
ットルの研磨槽に、一辺が6mmの三角チップ型メディ
アを20リットルとSPCC材で54mm幅、27mm
高さ、4.5mm厚さの半ドーナツ形状のプレス成形品
をワークとした該ワークを約1リットル投入し、研磨槽
の上方部を開放して皿状底盤の回転数を200min-1
としてマスの最大盛り上がり高さH1が得られた従来例
1と、皿状底盤の回転数を350min-1としてマスの
最大盛り上がり高さH2が得られた従来例2、および本
発明に係る蓋状加圧板の周囲を研磨槽に固定した厚さを
5mm、材質を45゜(ゴム硬度計)のゴム製とし中央
部に内径200mmの開口部8を設けた弾性体とし該蓋
状加圧板の装着高さを皿状底盤の回転数を200min
-1とした前記マスの最大盛り上がり高さH1に対して約
0.7H1とした実施例1、および、皿状底盤の回転数
を350min-1とした前記マスの最大盛り上がり高さ
H2に対して約0.7H2とした実施例2の各々の研磨
時間を60minおよび120minとした研磨量の違
いを図6に示す。なお、実施例1および実施例2の加圧
手段である重錘は双方とも無しとし、蓋状加圧板の弾性
力のみで該蓋状加圧板の前記装着高さを保持するもので
ある。
【0011】図6より、ワークの材質をSPCC材とし
て従来の研磨装置と本発明の研磨装置における研磨量の
違いを比較すれば、皿状底盤の回転数が200min-1
で研磨時間が60minでの従来例1と実施例1とを比
較すると、従来例1の研磨量が約10mgであるのに対
し、実施例1では約90mgであり、本発明は従来例1
の9倍の飛躍的な研磨量を得ることができ、研磨時間が
120minにおいては従来例1の研磨量が約20mg
であるのに対し、実施例1では150mg超であって、
本発明は従来例1と比較すると7.5倍の飛躍的な研磨
量を得ることの確認ができた。また、皿状底盤の回転数
が350min-1で研磨時間が60minでの従来例2
と実施例2とを比較すると、従来例2の研磨量が11m
g超であるのに対し、実施例2では175mg超であ
り、本発明は従来例1の15倍超の飛躍的な研磨量を得
ることができ、研磨時間が120minにおいては従来
例2の研磨量が23mg超であるのに対し、実施例2で
は325mg超であって、本発明は従来例2と比較する
と14倍超の飛躍的な研磨量を得ることの確認ができ
た。
【0012】また、ワークの材質をSPCC材とし皿状
底盤の回転数が200min-1と350min-1の違い
による従来の研磨装置と本発明の研磨装置に関する個々
の研磨量の違いを研磨時間が60minと120min
とで別々に比較すれば、従来の研磨装置における研磨時
間が60minでの皿状底盤の回転数が200min -1
の従来例1では約10mgであるのに対し、皿状底盤の
回転数が350min -1の従来例2では11mg超であ
り、研磨時間が120minでの従来例1が約20mg
超であるのに対し、従来例2は約23mgであって、何
れも皿状底盤の回転数が350min-1の従来例2の研
磨量が200min-1の従来例1の研磨量の1.1倍超
であるのに対して、本発明の研磨装置における研磨時間
が60minでの皿状底盤の回転数が200min-1
実施例1では約90mgであるのに対し、皿状底盤の回
転数が350min-1の実施例2では175mg超であ
り、回転数が350min-1の実施例2の研磨量が回転
数が200min-1の実施例1の研磨量の1.9倍超で
あり、研磨時間が120minでの実施例1が150m
g超であるのに対し、実施例2は325mg超であり、
回転数が350min-1の実施例2の研磨量が回転数が
200min-1の実施例1の研磨量の2.1倍超であっ
て、本発明の蓋状底盤の回転数を増大させた場合に研磨
量が増大する影響度は、従来例のそれと比較すると若干
ではあるが優れていることが確認できた。
【0013】<試験2>試験条件は、内径440mm、
内容量40リットルの研磨槽に、マスの投入条件を、S
S400材で製作した外径22mm、15mm厚さの円
柱形状のワーク(=試験片)を10個(=0.06リッ
トル弱)と一辺が6mmの三角チップ型メディアを20
リットル投入した場合、および、一辺が15mmの三角
チップ型メディアを20リットル投入した場合の2例に
対して、研磨槽の上方部を開放して皿状底盤の回転数を
200min-1としたマスの最大盛り上がり高さH3、
および皿状底盤の回転数を350min- 1 としてマス
の最大盛り上がり高さH4が得られた従来の研磨装置に
よる従来例3の4例、および前記4例の研磨条件に対し
て本発明に係る蓋状加圧板の材質を前記試験1と同様と
した弾性体とし、該蓋状加圧板の装着高さを皿状底盤の
回転数が200min-1とした前記マスの最大盛り上が
り高さH3に対して約0.6H3とし皿状底盤の回転数
が350min-1とした前記マスの最大盛り上がり高さ
H4に対して約0.6H4とし加圧手段の重錘を無しと
した実施例3、同じく重錘を5kgとした実施例4、重
錘を10kgとした実施例5の3条件を加えた12例の
合計16例の結果を図7に示す。なお、前記16例の研
磨時間は総て60minとするもので、また、本発明の
実施例3は加圧手段の重錘は無しとし蓋状加圧板の弾性
力がワークを加圧した状態で装着高さを保持するもので
ある。以下、図7より、ワーク(=試験片)の材質をS
S400材とし、従来の研磨装置と本発明の研磨装置に
おけるメディアの種類と、皿状底盤の回転数と、蓋状加
圧板の加圧力の違いによる研磨量の違いを比較する。
【0014】本発明の弾性体よりなる蓋状加圧板に対し
て重錘を無しとして蓋状加圧板の弾性力がワークを加圧
した状態となる実施例3の4例と、従来例3の4例とを
各々比較すれば、6mmの三角チップ型のメディアで皿
状底盤の回転数が200min-1における本発明の実施
例3の研磨量が70mg超に対して、従来例3の研磨量
が約10mgであり、本発明の実施例3は従来例3と比
較すると7倍の研磨量を得ることができ、皿状底盤の回
転数が350min-1における本発明の実施例3の研磨
量が約140mgに対して、従来例3の研磨量が30m
g超であり、本発明の実施例3は従来例3と比較すると
4.6倍超の飛躍的な研磨量を得ることの確認ができ
た。また、15mmの三角チップ型のメディアで皿状底
盤の回転数が200min-1における本発明の実施例3
の研磨量が190mg超に対して、従来例3の研磨量が
約80mgであり、本発明の実施例3は従来例3と比較
すると2.3倍超の研磨量を得ることができ、皿状底盤
の回転数が350min-1における本発明の実施例3の
研磨量が250mg超に対して、従来例3の研磨量が1
75mg超であり、本発明の実施例3は従来例3と比較
すると1.4倍超の研磨量を得ることの確認ができた。
【0015】また、従来例3の4例と蓋状加圧板の加圧
手段を重錘式としてその加圧力を5kgにした実施例4
の4例、および、同じく加圧力を10kgにした実施例
5の4例の6mm、15mmの各三角チップ型のメディア、
皿状底盤の回転数が200min-1 にしたそれぞれの
比較においても、図7に示すように、前記実施例3で得
られた研磨量よりさらに増大した研磨量が得られ、蓋状
加圧板への加圧力を増大することによって増大した研磨
量が得られることの確認ができた。
【0016】<試験3>試験条件は、内径440mm、
内容量40リットルの研磨槽に実施例6〜21の各ワー
クと、15mmの各三角チップ型のメディアの投入比率を
表1に示す比率とし、総容積が20リットルとなるよう
に調整投入し、蓋状加圧板の材質をゴム製のものとし、
各ワークのマスの最大盛り上がり高さHに対して、蓋状
加圧板の装着高さh(0.5〜0.9H)と、蓋状加圧
板の加圧力(無し、0.5〜20kg)と、皿状底盤の
回転数(200min-1 、350min-1)を、各ワ
ークに対して最良の条件に設定し、所望の加工効果が得
られた研磨時間の結果を、従来の研磨方法での研磨時間
も併記して表1に示す。
【0017】
【表1】
【0018】本発明の前記表1に示す実施例6〜実施例
21は、何れも研磨時間が従来の研磨方法よりも大幅に
短縮され、従来の研磨時間の4〜50%という飛躍的な
短縮化を図ることができた。特に、研磨力が大である実
施例6の湿式流動型バレル研磨装置、および、実施例1
0の湿式回転型バレル研磨装置、比較的小物のバリ取
り、R付けを目的とした実施例17の乾式の遠心型バレ
ル研磨装置との比較においても本発明の流動型バレル研
磨装置の方が研磨時間を要さず研磨力が優れていること
を確認することができた。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、研磨槽に投入したワークとメディアを該研磨槽内に
ある皿状底盤の回転により旋回流動させて混合されたマ
スを形成してワークを研磨する流動型バレル研磨装置に
おいて、皿状底盤の回転により生じる遠心力によって研
磨槽の内壁に沿って上昇するマスを押圧して該マスの上
昇エネルギーを加圧力に変換させる蓋状加圧板を設けて
あるので、前記表1に示すように、乾式としても研磨時
間を飛躍的に短縮することができ、従来の湿式の流動型
バレル研磨装置や、複数個のバレルポットを有する乾式
の遠心型バレル研磨装置に優る研磨力を有しており、特
に、水処理装置を必要としている湿式の流動型バレル研
磨装置に替わる研磨装置として水処理装置を不要にする
こともでき、環境改善、トータルコストの低減などの利
点を具備するものである。従って、本発明は従来の流動
型バレル研磨装置および流動型バレル研磨方法の問題点
を解決したものとして工業的価値極めて大なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る流動型バレル研磨装置の1実施形
態を示す正面の部分断面図である。
【図2】加圧手段を圧力気体方式にした本発明に係る流
動型バレル研磨装置の他の実施形態を示す正面の部分断
面図である。
【図3】研磨槽の高さを蓋状加圧板がマスを押圧するよ
うに調節した本発明に係る流動型バレル研磨装置の別の
実施形態を示す正面の部分断面図である。
【図4】従来の乾式の流動型バレル研磨装置におけるマ
スの流動状態を示す説明図である。
【図5】従来の乾式の流動型バレル研磨装置におけるマ
スの流動状態を示す一部切欠斜視図である。
【図6】本発明の実施例1、2と従来例1、2の研磨量
を比較する棒グラフ図である。
【図7】本発明の実施例3、4、5と、従来例3の研磨
量を比較する折れ線グラフ図である。
【符号の説明】
1 研磨槽 21 研磨槽 31 研磨槽 2 皿状底盤 22 皿状底盤 32 皿状底盤 3 蓋状加圧板 23 蓋状加圧板 33 蓋状加圧板

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研磨槽に投入したワークとメディアを該
    研磨槽内にある皿状底盤の回転により旋回流動させて混
    合されたマスを形成してワークを研磨するようにした流
    動型バレル研磨装置において、前記皿状底盤の回転によ
    り生じる遠心力によって研磨槽の内壁に沿って上昇する
    マスを押圧して該マスの上昇エネルギーを加圧力に変換
    させる蓋状加圧板を設けたことを特徴とする流動型バレ
    ル研磨装置。
  2. 【請求項2】 研磨槽に投入したワークとメディアを該
    研磨槽内にある皿状底盤の回転により旋回流動させて混
    合されたマスを形成してワークを研磨するようにした流
    動型バレル研磨装置において、前記皿状底盤の回転によ
    り生じる遠心力によって研磨槽の内壁に沿って上昇する
    マスを押圧して該マスの上昇エネルギーを加圧力に変換
    させる蓋状加圧板を、研磨槽内に装入されて流動するマ
    スの上面の一部または全部を塞ぐように研磨槽の内部に
    設けたことを特徴とする流動型バレル研磨装置。
  3. 【請求項3】 研磨槽に投入したワークとメディアを該
    研磨槽内にある皿状底盤の回転により旋回流動させて混
    合されたマスを形成してワークを研磨するようにした流
    動型バレル研磨装置において、前記皿状底盤の回転によ
    り生じる遠心力によって研磨槽の内壁に沿って上昇する
    マスを押圧して該マスの上昇エネルギーを加圧力に変換
    させる蓋状加圧板を、研磨槽内に装入されて流動するマ
    スの上面の一部または全部を塞ぐように研磨槽の内部に
    設けるとともに、この蓋状加圧板とは別に、研磨槽の上
    部開口端に圧力気体供給口を有する上蓋を開閉若しくは
    着脱自在に装着して、該上蓋と前記蓋状加圧板との間に
    加圧室を形成したことを特徴とする流動型バレル研磨装
    置。
  4. 【請求項4】 研磨槽に投入したワークとメディアを該
    研磨槽内にある皿状底盤の回転によって旋回流動させて
    混合されたマスを形成してワークを研磨するようにした
    流動型バレル研磨装置において、前記皿状底盤の回転に
    より生じる遠心力によって研磨槽の内壁に沿って上昇す
    るマスを押圧して該マスの上昇エネルギーを加圧力に変
    換させる蓋状加圧板を研磨槽の上部に設けるとともに、
    この蓋状加圧板が前記皿状底盤の回転により研磨槽の内
    壁に沿って上昇するマスを押圧するように前記研磨槽の
    高さを調節できるようにしたことを特徴とする流動型バ
    レル研磨装置。
  5. 【請求項5】 蓋状加圧板に開口部を設けて、マスを押
    圧する蓋状加圧板の加圧力が過加圧の場合にこの開口部
    を通じて過加圧力を除去することを特徴とする請求項1
    または2または4に記載の流動型バレル研磨装置。
  6. 【請求項6】 蓋状加圧板に開口筒を設けるとともに、
    上蓋に前記蓋状加圧板の開口筒が嵌合する連接筒を設け
    てあり、マスを押圧する蓋状加圧板の加圧力が過加圧の
    場合にこの前記開口筒と連接筒を通じて過加圧力を除去
    することを特徴とする請求項3に記載の流動型バレル研
    磨装置。
  7. 【請求項7】 蓋状加圧板の材質を弾性体にしたことを
    特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の流動型バレ
    ル研磨装置。
  8. 【請求項8】 蓋状加圧板の加圧手段を、昇降機構方式
    或いは重錘方式としてマスの加圧力を調節するようにし
    たことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の流
    動型バレル研磨装置。
  9. 【請求項9】 研磨槽にワークとメディアを投入し、研
    磨槽内にある皿状底盤の回転により前記ワークとメディ
    アを旋回流動させて混合されたマスを形成してワークを
    研磨するようにした流動型バレル研磨方法において、前
    記皿状底盤の回転により生じる遠心力によって研磨槽の
    内壁に沿って上昇するマスを、蓋状加圧板により押圧し
    て該マスの上昇エネルギーを加圧力に変換し研磨力を向
    上させるようにしたことを特徴とすることを特徴とする
    流動型バレル研磨方法。
  10. 【請求項10】 研磨槽にワークとメディアを投入し、
    研磨槽内にある皿状底盤の回転により前記ワークとメデ
    ィアを旋回流動させて混合されたマスを形成してワーク
    を研磨するようにした流動型バレル研磨方法において、
    前記皿状底盤の回転により生じる遠心力によって研磨槽
    の内壁に沿って上昇するマスを、研磨槽内に装入されて
    流動するマスの上面の一部または全部を塞ぐ蓋状加圧板
    により押圧して該マスの上昇エネルギーを加圧力に変換
    し研磨力を向上させるようにしたことを特徴とすること
    を特徴とする流動型バレル研磨方法。
  11. 【請求項11】 研磨槽の上部開口端を圧力気体供給口
    を有する上蓋により塞いで、蓋状加圧板と上蓋との間に
    形成される加圧室内に圧力気体供給口から圧力気体を調
    節供給し、皿状底盤の回転により生じる遠心力によって
    研磨槽の内壁に沿って上昇するマスを前記した圧力気体
    により押圧力が調整される蓋状加圧板により押圧して、
    該マスの上昇エネルギーを加圧力に変換し研磨力を向上
    させるようにしたことを特徴とする請求項9または10
    に記載の流動型バレル研磨方法。
  12. 【請求項12】 皿状底盤の回転により生じる遠心力に
    よって研磨槽の内壁に沿って上昇するマスを押圧する蓋
    状加圧板を研磨槽の上部に設けて、この蓋状加圧板が前
    記皿状底盤の回転により研磨槽の内壁に沿って上昇する
    マスを押圧するように前記研磨槽の高さを調節して、該
    マスの上昇エネルギーを加圧力に変換し研磨力を向上さ
    せるようにしたことを特徴とすることを特徴とする請求
    項9に記載の流動型バレル研磨方法。
  13. 【請求項13】 蓋状加圧板の加圧力を前記マスが円滑
    に旋回流動する範囲内で増大させて前記研磨槽の単位容
    積に対するワークの研磨処理容積を増大させるようにし
    たことを特徴とする請求項10または11または12に
    記載の流動型バレル研磨方法。
JP2002095112A 2002-03-29 2002-03-29 流動型バレル研磨装置およびバレル研磨方法 Expired - Fee Related JP3752190B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002095112A JP3752190B2 (ja) 2002-03-29 2002-03-29 流動型バレル研磨装置およびバレル研磨方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002095112A JP3752190B2 (ja) 2002-03-29 2002-03-29 流動型バレル研磨装置およびバレル研磨方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003291059A true JP2003291059A (ja) 2003-10-14
JP3752190B2 JP3752190B2 (ja) 2006-03-08

Family

ID=29238759

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002095112A Expired - Fee Related JP3752190B2 (ja) 2002-03-29 2002-03-29 流動型バレル研磨装置およびバレル研磨方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3752190B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006219713A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Murata Mfg Co Ltd 撹拌容器、及びめっき方法、並びに研磨方法
JP2013510733A (ja) * 2009-11-17 2013-03-28 アール・イー・エム・テクノロジーズ・インコーポレーテツド 磁石固定具
CN117325070A (zh) * 2023-12-01 2024-01-02 烟台亿众智能科技有限公司 一种金属件抛光装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006219713A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Murata Mfg Co Ltd 撹拌容器、及びめっき方法、並びに研磨方法
JP4640695B2 (ja) * 2005-02-09 2011-03-02 株式会社村田製作所 撹拌容器、及びめっき方法、並びに研磨方法
JP2013510733A (ja) * 2009-11-17 2013-03-28 アール・イー・エム・テクノロジーズ・インコーポレーテツド 磁石固定具
CN117325070A (zh) * 2023-12-01 2024-01-02 烟台亿众智能科技有限公司 一种金属件抛光装置
CN117325070B (zh) * 2023-12-01 2024-02-13 烟台亿众智能科技有限公司 一种金属件抛光装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3752190B2 (ja) 2006-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107825278B (zh) 一种碳钢球输送震动抛光装置
JP2003291059A (ja) 流動型バレル研磨装置およびバレル研磨方法
JP4985393B2 (ja) 流動バレル研磨装置及び研磨方法
CN208373553U (zh) 一种货架聚酯环氧型粉末涂料生产用检排金属异物装置
JP5282894B2 (ja) バレル研磨方法
CN208557100U (zh) 一种高效磨球高桩处理机
CN208375005U (zh) 一种水晶自动抛光机
CN2157850Y (zh) 震动研磨机
CN114700868A (zh) 一种支撑范围自适应的日用陶瓷碗振动抛光设备
JPS6025648A (ja) バレル研磨方法および装置
CN212553287U (zh) 一种通用型异形金属件抛光装置
CN210187248U (zh) 一种三辊研磨机用分选出料系统
CN213351808U (zh) 一种铝碳化硅碳砖专用磨砖机
CN206912966U (zh) 一种金相抛光机自动水循环系统
CN206869689U (zh) 一种浸泡式陶瓷用抛光砖防污涂蜡装置
CN210209815U (zh) 一种湍流变层流喷嘴用内壁抛磨装置
KR200463067Y1 (ko) 저속 배럴 연마기
CN216577010U (zh) 一种装饰装修墙面打磨装置
JP2005161479A (ja) 切欠き部を有するワークの研磨方法
CN110756255A (zh) 一种粮食加工用研磨装置
CN205635778U (zh) 一种化学式不锈钢抛光机
CN110125788A (zh) 一种高性能陶瓷制品表面处理设备
CN213225637U (zh) 一种用于金属制品的抛光设备
CN218137244U (zh) 研磨环研磨盘及研磨环抛光机
CN214210651U (zh) 一种生物科技实验用固体药物研磨装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050128

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050610

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050809

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050815

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3752190

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081216

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111216

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111216

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121216

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121216

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131216

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees