JP2003289465A - 撮影システム及び撮影方法 - Google Patents

撮影システム及び撮影方法

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JP2003289465A
JP2003289465A JP2002091983A JP2002091983A JP2003289465A JP 2003289465 A JP2003289465 A JP 2003289465A JP 2002091983 A JP2002091983 A JP 2002091983A JP 2002091983 A JP2002091983 A JP 2002091983A JP 2003289465 A JP2003289465 A JP 2003289465A
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shooting
target subject
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JP2002091983A
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Naoto Kaneshiro
金城  直人
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動する被写体を撮影する場合に当該被写体
を容易かつ確実に撮影することができる撮影システム及
び撮影方法を得る。 【解決手段】 ICタグ40を選手H及び観客Kに所持
させると共に、位置検知の対象とする領域の全域に配設
された複数のタグセンサ50によるICタグ40からの
無線信号の受信結果に基づいて、管理センタ20により
選手H及び観客Kの位置をリアルタイムで把握する。そ
して、管理センタ20は、観客Kにより所持された全て
のカメラ30に対して所定時間毎の選手H及び観客Kの
位置を示す位置情報を送信する。カメラ30では、管理
センタ20から受信した位置情報に基づいて、所望の選
手Hを予め定められた撮影範囲内に収めるための撮影方
向及び拡大倍率を導出し、導出した撮影方向を示す方向
情報を当該カメラ30に備えられた液晶ディスプレイに
表示すると共に、導出した拡大倍率となるように光学ズ
ームのズーム倍率を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影システム及び
撮影方法に係り、特に、撮影装置による撮影を支援する
撮影システム及び撮影方法に関する。
【0002】
【従来の技術】各種スポーツの競技者や動物等、移動す
る被写体をデジタルスチルカメラやデジタルビデオカメ
ラ等の撮影装置により撮影する場合、従来は、撮影者自
身が被写体の移動に応じて撮影装置の撮影方向を移動さ
せるようにしていたが、被写体が比較的遠方に位置する
場合や、多数の競技者の居る中から一人の競技者を選別
して撮影する場合等には撮影目標とする被写体を見失う
ことも多く、当該被写体の撮影は困難を伴うものであっ
た。
【0003】このような問題を解消するために、従来、
移動する被写体の移動方向を検出し、当該移動方向に撮
影装置の撮影方向を自動的に移動(自動追尾)させる技
術(特開平5−328189号公報、特開平6―233
307号公報)や、広角での撮影シーンから目的の被写
体を検出し、その後の動画撮影において自動追尾を行う
技術(特開平6−268894号公報、特開平9−32
2048号公報)等があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
自動追尾を行う技術では、必ずしも目標とする被写体の
移動方向の検出や撮影シーンからの検出を正確に行える
とは限らず、検出を誤った場合には被写体が全く撮影で
きない場合もある、という問題点があった。
【0005】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであり、移動する被写体を撮影する場合に当該
被写体を容易かつ確実に撮影することができる撮影シス
テム及び撮影方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の撮影システムは、撮影目標とする目
標被写体の位置を示すための無線信号を送信する送信手
段を備えた位置信号送信装置と、撮影により得られた画
像をリアルタイムで表示するための表示手段、撮影の拡
大倍率を調整する調整手段、自己の位置を検知する検知
手段、前記無線信号に基づいて検知された前記目標被写
体の位置と前記検知手段により検知された自己の位置と
に基づいて前記目標被写体を撮影範囲内に収めるための
撮影方向及び拡大倍率の少なくとも一方を導出する導出
手段、及び前記導出手段により前記撮影方向を導出する
場合は当該撮影方向を示す方向情報を表示するように前
記表示手段を制御し、前記導出手段により前記拡大倍率
を導出する場合は当該拡大倍率となるように前記調整手
段を制御する制御手段を備えた撮影装置と、を有する。
【0007】請求項1に記載の撮影システムによれば、
位置信号送信装置により、撮影目標とする目標被写体の
位置を示すための無線信号が送信手段によって送信され
る。なお、上記無線信号には、位置を示す情報(例え
ば、経度情報、緯度情報、高度(海抜)情報等)が含ま
れた無線信号の他、位置を示す情報は含まれない無線信
号も含まれる。ここで、上記位置を示す情報には、GP
S(Global PositioningSystems)を利用して検知され
た位置情報、及びPHS(Personal Handy-phoneSyste
m)を利用して検知された位置情報が含まれる。また、
上記位置を示す情報は含まれない無線信号を送信する場
合には、当該無線信号を互いに異なる位置に配置された
複数のアンテナ(又は、受信器)によって受信し、三角
測量の技術を適用して当該無線信号の発信元を特定する
ことや、当該無線信号を配設位置が既知の複数のアンテ
ナ(又は、受信器)の何れかによって受信し、当該無線
信号を最も強い強度で受信したアンテナ(又は、受信
器)の配設位置から当該無線信号の発信元を特定するこ
とによって位置を特定することができる。更に、上記無
線信号には、電波の他、赤外線等の光が含まれる。
【0008】一方、請求項1に記載の発明では、撮影装
置により、自己の位置が検知手段によって検知され、上
記無線信号に基づいて検知された目標被写体の位置と検
知手段により検知された自己の位置、すなわち撮影装置
の位置とに基づいて目標被写体を撮影範囲内に収めるた
めの撮影方向及び拡大倍率の少なくとも一方が導出手段
によって導出され、更に、導出手段により上記撮影方向
が導出される場合は当該撮影方向を示す方向情報が表示
されるように、撮影により得られた画像をリアルタイム
で表示するための表示手段が制御手段によって制御さ
れ、導出手段により上記拡大倍率が導出される場合は当
該拡大倍率となるように撮影の拡大倍率を調整する調整
手段が制御手段によって制御される。なお、上記表示手
段としては、液晶ディスプレイ、プラズマ・ディスプレ
イ、有機ELディスプレイ、ブラウン管ディスプレイ等
のあらゆるディスプレイを適用することができる。ま
た、上記撮影装置には、デジタル・ビデオ・カメラ、デ
ジタル電子スチルカメラ等のデジタルカメラを含めるこ
とができる。
【0009】すなわち、本発明では、上記撮影方向を導
出する場合は、当該撮影方向を示す方向情報を表示手段
により表示することによって撮影者に対して目標被写体
を撮影範囲内に収めるための撮影方向を明示しており、
これに応じて撮影者は、表示された方向情報により示さ
れる方向となるように撮影装置の撮影方向を移動させる
ことのみによって容易に目標被写体を撮影範囲内に収め
ることができる。また、本発明では、上記拡大倍率を導
出する場合には、当該拡大倍率となるように制御するこ
とによって目標被写体が撮影範囲内に収まるようにして
おり、この結果として表示手段の表示領域に目標被写体
の全体像が表示できるようになり、目標被写体の存在を
確認し易くすることができる。
【0010】また、本発明は、撮影者により、表示手段
にリアルタイムで表示されている画像を参照しつつ、目
標被写体を捕捉するものであるので、本発明の無線信号
に基づいて検知された目標被写体の位置が誤っていた場
合であっても、当該誤りの発生を撮影者により容易に判
断することができ、この結果として目標被写体を撮影し
損ねることを防止することができる。
【0011】このように、請求項1に記載の撮影システ
ムによれば、位置信号送信装置により、撮影目標とする
目標被写体の位置を示すための無線信号を送信し、撮影
装置により、上記無線信号に基づいて検知された目標被
写体の位置と自己の位置とに基づいて目標被写体を撮影
範囲内に収めるための撮影方向及び拡大倍率の少なくと
も一方を導出し、撮影方向を導出した場合は当該撮影方
向を示す方向情報を表示手段により表示し、拡大倍率を
導出した場合は当該拡大倍率となるように撮影の拡大倍
率を調整しているので、撮影者によって容易に目標被写
体を捕捉でき、この結果として、移動する被写体を撮影
する場合に当該被写体を容易かつ確実に撮影することが
できる。
【0012】なお、請求項1記載の撮影システムは、請
求項2記載の発明のように、前記検知手段及び前記導出
手段の少なくとも一方を前記撮影装置とは異なる装置に
設けることもできる。これにより、撮影装置に検知手段
及び導出手段の双方を設ける場合に比較して、撮影装置
に対する処理の負荷を軽減することができる。
【0013】一方、請求項3記載の撮影システムは、請
求項1又は請求項2記載の発明において、前記制御手段
は、前記表示手段に前記目標被写体が表示されていると
きに当該目標被写体に関連する関連情報を表示するよう
に前記表示手段を制御するものである。
【0014】請求項3に記載の撮影システムによれば、
撮影装置の制御手段により、表示手段に目標被写体が表
示されているときに当該目標被写体に関連する関連情報
が表示されるように表示手段が制御される。
【0015】このように、請求項3に記載の撮影システ
ムによれば、請求項1又は請求項2記載の発明と同様の
効果を奏することができると共に、表示手段に目標被写
体が表示されているときに当該目標被写体に関連する関
連情報を表示するように表示手段を制御しているので、
撮影者は目標被写体に関連する情報を参照しつつ、当該
目標被写体を撮影することができ、撮影者にとっての利
便性を向上することができる。
【0016】なお、請求項4に記載の発明のように、請
求項3に記載の発明における前記導出手段は、前記目標
被写体の位置の所定時間当たりの変化量に基づいて前記
目標被写体の移動速度を更に導出し、前記制御手段は、
前記移動速度に応じて前記関連情報の表示状態を変更す
るように前記表示手段を制御することが好ましい。
【0017】請求項4に記載の発明によれば、導出手段
により、目標被写体の位置の所定時間当たりの変化量に
基づいて目標被写体の移動速度が更に導出され、制御手
段により、上記移動速度に応じて本発明の関連情報の表
示状態が変更されるように表示手段が制御される。な
お、上記移動速度に応じた関連情報の表示状態の変更に
は、移動速度が速くなるほど表示する関連情報の文字数
を少なくする変更、移動速度が速くなるほど表示する関
連情報の文字サイズを大きくする変更等が例示できる。
【0018】このように、請求項4に記載の撮影システ
ムによれば、請求項3記載の発明と同様の効果を奏する
ことができると共に、目標被写体の位置の所定時間当た
りの変化量に基づいて目標被写体の移動速度を導出し、
当該移動速度に応じて関連情報の表示状態を変更するよ
うに表示手段を制御しているので、目標被写体の移動速
度が速く、関連情報を参照している余裕があまりないよ
うな場合でも当該関連情報を参照し易くすることがで
き、撮影者にとっての利便性を更に向上することができ
る。
【0019】一方、上記目的を達成するために、請求項
5記載の撮影方法は、位置信号送信装置により、撮影目
標とする目標被写体の位置を示すための無線信号を送信
し、撮影装置により、前記無線信号に基づいて検知され
た前記目標被写体の位置と自己の位置とに基づいて前記
目標被写体を撮影範囲内に収めるための撮影方向及び拡
大倍率の少なくとも一方を導出し、前記撮影方向を導出
した場合は当該撮影方向を示す方向情報を表示手段によ
り表示し、前記拡大倍率を導出した場合は当該拡大倍率
となるように撮影の拡大倍率を調整するものである。
【0020】従って、請求項5に記載の撮影方法によれ
ば、請求項1記載の発明と同様に作用するので、請求項
1記載の発明と同様に、移動する被写体を撮影する場合
に当該被写体を容易かつ確実に撮影することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。なお、ここでは、
本発明の撮影システムを、サッカーの試合中に特定の選
手を目標被写体として撮影するシステムとして適用した
場合について説明する。
【0022】〔第1実施形態〕まず、図1を参照して、
本実施の形態に係る撮影システム10の全体構成につい
て説明する。同図に示すように、本実施の形態に係る撮
影システム10は、撮影システム10を管理する管理セ
ンタ20と、撮影システム10でサポート対象とされる
複数の観客(以下、「対象観客」という。)Kにより所
持されると共に撮影システム10において利用可能とさ
れたデジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ等の
複数のカメラ30と、サッカーの試合に出場する全ての
選手H及び対象観客Kにより所持されると共に所定情報
を示す無線信号を送信するICタグ40と、ICタグ4
0から送信された無線信号の受信機能を有すると共にサ
ッカーの試合を行うグラウンド及び観客席に設けられた
複数のタグセンサ50と、を含んで構成されている。
【0023】ここで、タグセンサ50は、グラウンドの
所定間隔(本実施の形態では、0.5m)毎の2次元マ
トリクス状に埋設されると共に、全ての観客席に配設さ
れている。また、本実施の形態では、ICタグ40とし
て、通信可能距離が約1mのものを適用している。
【0024】なお、ICタグは、RFID(Radio Freq
uency Identification;無線を用いた自動認証)技術を
利用して非接触で通信を行い、内部に搭載されたICメ
モリ内のデジタル情報のやり取りを通して物品管理や自
動識別等を行うデジタル・メディアである。
【0025】本実施の形態に係る撮影システム10で
は、このようなICタグ40を全ての選手H及び対象観
客Kに所持させると共に、全てのタグセンサ50による
無線信号の受信結果を管理センタ20で取得することに
より、管理センタ20において全ての選手H及び対象観
客Kの位置をリアルタイムで把握できるようにしてい
る。
【0026】そして、管理センタ20では、全てのカメ
ラ30に対し、全ての選手H及び対象観客Kの位置を示
す位置情報を所定時間(本実施の形態では、3秒)毎に
送信する。各カメラ30では、管理センタ20から受信
した位置情報に基づいて、撮影したい選手(以下、「目
標被写体」という。)を予め定められた撮影範囲内に収
めるための撮影方向及び拡大倍率を導出し、導出した撮
影方向を示す方向情報を当該カメラ30に備えられた液
晶ディスプレイに表示すると共に、導出した拡大倍率と
なるように光学ズームのズーム倍率を制御する。
【0027】なお、本実施の形態では、対象観客Kが所
持する入場券に添付する形でICタグ40を各対象観客
Kに配布する。
【0028】次に、図2を参照して、撮影システム10
のために管理センタ20に設けられた制御装置70の構
成について説明する。同図に示すように、本実施の形態
に係る制御装置70は、制御装置70全体の動作を司る
CPU(中央演算処理装置)71と、CPU71による
各種処理の実行時のワークエリア等として用いられるR
AM72と、各種パラメータやプログラム等を記憶した
ROM73と、各種情報を記憶するためのハードディス
ク74と、カメラ30に無線信号を送信するための地上
波アンテナ75を備えた送信制御部76と、全てのタグ
センサ50と接続された入出力ポート(I/O)77
と、がバス78によって相互に接続されて構成されてい
る。
【0029】従って、CPU71は、RAM72、RO
M73、及びハードディスク74を任意にアクセスで
き、かつ地上波アンテナ75及び送信制御部76を介し
て各種情報を示す無線信号をカメラ30に送信すること
ができると共に、全てのタグセンサ50によるICタグ
40からの無線信号の受信結果を把握することができ
る。
【0030】ところで、本実施の形態のハードディスク
74には、全てのタグセンサ50の配設位置を示すタグ
センサ位置テーブルT1と、ICタグ40の所持者を識
別するための所持者識別テーブルT2と、が予め記憶さ
れている。
【0031】タグセンサ位置テーブルT1は、図3
(A)に示すように、タグセンサ50毎に異なるものと
して付与されたセンサ識別情報(本実施の形態では、数
値情報)と、当該センサ識別情報により示されるタグセ
ンサ50の配設位置を示す位置情報(本実施の形態で
は、経度、緯度、高度の3次元の位置情報)と、がタグ
センサ50毎に関連付けられて記憶されている。これに
対し、所持者識別テーブルT2は、図3(B)に示すよ
うに、ICタグ40毎に異なるものとして付与されたタ
グ識別情報(本実施の形態では、数値情報)と、当該タ
グ識別情報の付与されたICタグ40を所持する所持者
(選手H又は対象観客K)が特定できる所持者情報と、
がICタグ40毎に関連付けられて記憶されている。
【0032】一方、各ICタグ40は、自身に付与され
たタグ識別情報を示す無線信号を常時送信するものとさ
れており、タグセンサ50は、ICタグ40から受信し
た無線信号により示されるタグ識別情報を制御装置70
のI/O77に出力する。
【0033】従って、CPU71は、所持者識別テーブ
ルT2を参照することにより、タグセンサ50からI/
O77を介して受信したタグ識別情報に基づいて当該タ
グセンサ50により検知されたICタグ40を所持する
所持者を特定できると共に、タグセンサ位置テーブルT
1を参照することにより、当該タグセンサ50の配設位
置を認識することができ、この結果として、当該タグセ
ンサ50により検知されたICタグ40を所持する所持
者の位置を特定することができる。なお、ICタグ40
の所持者の位置によっては、同時に複数のタグセンサ5
0により同一のICタグ40からの無線信号を受信する
場合もあるが、この場合には、最も強い強度で当該無線
信号を受信したタグセンサ50を処理対象として適用す
る。
【0034】CPU71は、以上のようにして全ての選
手H及び対象観客Kの3次元の位置を所定時間(本実施
の形態では、3秒)毎に検出し、検出した全ての位置を
示す位置情報を、対応する所持者情報と関連付けて無線
信号として送信するように送信制御部76を制御するこ
とにより、全ての選手Hと対象観客Kの位置情報を各カ
メラ30に送信する。
【0035】次に、図4を参照して、カメラ30の構成
について説明する。同図に示すように、本実施の形態に
係るカメラ30は、カメラ30全体の動作を司るCPU
31と、CPU31による各種処理の実行時のワークエ
リア等として用いられるRAM32と、各種パラメータ
やプログラム等を記憶したROM33と、制御装置70
から送信された無線信号を受信する地上波アンテナ34
を備えた受信制御部35と、被写体を撮像する撮像部3
6と、撮像部36における撮像時の光学倍率を変更する
ためのズームモータ37と、撮像部36による撮像によ
り得られた被写体像をリアルタイムで表示するための液
晶ディスプレイ38と、カメラ30による撮影方向(本
実施の形態では、水平方向及び垂直方向の2方向)を検
知するためのジャイロセンサ39と、がバス29によっ
て相互に接続されて構成されている。
【0036】従って、CPU31は、RAM32及びR
OM33を任意にアクセスでき、かつ地上波アンテナ3
4及び受信制御部35を介して制御装置70から送信さ
れた無線信号を受信することができる。また、CPU3
1は、撮像部36による撮像動作を制御する役割りも有
するが、このときの光学倍率をズームモータ37の駆動
の制御によって変更することができる。更に、CPU3
1は、液晶ディスプレイ38に対し、撮像部36による
撮像によって得られた被写体像やメニュー画面等を表示
することができると共に、ジャイロセンサ39からの出
力信号に基づいて、当該カメラ30の撮影方向を常時把
握できる。
【0037】なお、本実施の形態に係るカメラ30に
は、目標被写体を示す目標被写体情報及び当該カメラ3
0を所持する観客を示す観客情報を入力するためのメニ
ュー画面が用意されており、観客は当該メニュー画面上
で目標被写体情報及び観客情報を予め入力する。なお、
本実施の形態では、上記目標被写体情報及び上記観客情
報として所持者識別テーブルT2に記憶されている所持
者情報を適用する。従って、本実施の形態では、各対象
観客Kに対し、ICタグ40を配布する際や、競技場へ
の入場時等に、全ての選手Hの所持者情報と、配布する
ICタグ40に関連付けられた所持者情報(すなわち、
観客情報)と、を提示する。そして、対象観客Kは、提
示された情報のうちの目標被写体に対応する所持者情報
(すなわち、目標被写体情報)と、観客情報とをカメラ
30に上記メニュー画面により事前に入力する。
【0038】次に、図5を参照して、ICタグ40の構
成について説明する。同図に示すように、本実施の形態
に係るICタグ40は、ICタグ40全体の動作を司る
CPU41と、CPU41による各種処理の実行時のワ
ークエリア等として用いられるRAM42と、各種パラ
メータやプログラム、前述のタグ識別情報等を記憶した
ROM43と、タグセンサ50に当該ICタグ40のタ
グ識別情報を示す無線信号を送信する地上波アンテナ4
4を備えた送信制御部45と、がバス46によって相互
に接続されて構成されている。
【0039】従って、CPU41は、RAM42及びR
OM43を任意にアクセスできると共に、地上波アンテ
ナ44及び送信制御部45を介してタグ識別情報を示す
無線信号をタグセンサ50に送信することができる。な
お、本実施の形態に係るICタグ40では、タグ識別情
報を示す無線信号を常時送信するようにしている。
【0040】ICタグ40が本発明の位置信号送信装置
に、地上波アンテナ44及び送信制御部45が本発明の
送信手段に、CPU71が本発明の検知手段に、カメラ
30が本発明の撮影装置に、液晶ディスプレイ38が本
発明の表示手段に、ズームモータ37が本発明の調整手
段に、CPU31が本発明の導出手段及び制御手段に、
各々相当する。
【0041】次に、本実施の形態に係る撮影システム1
0の作用を詳細に説明する。まず、図6を参照して、制
御装置70において実行される位置情報送信処理につい
て説明する。なお、図6は、所定時間(本実施の形態で
は、3秒)毎に制御装置70のCPU71により実行さ
れる位置情報送信処理プログラムの処理の流れを示すフ
ローチャートであり、該プログラムはROM73の所定
領域に予め記憶されている。
【0042】同図のステップ100では、前述したよう
に、各タグセンサ50からI/O77を介して受信され
るタグ識別情報と、タグセンサ位置テーブルT1及び所
持者識別テーブルT2とに基づいて全ての選手H及び対
象観客Kの3次元位置を導出し、次のステップ102で
は、導出した全ての位置を示す位置情報を、対応する所
持者情報と関連付けて無線信号として送信するように送
信制御部76を制御することにより、全ての選手Hと対
象観客Kの位置情報を各カメラ30に送信し、その後に
本位置情報送信処理を終了する。
【0043】次に、図7を参照して、カメラ30におい
て実行される撮影支援処理について説明する。なお、図
7は、制御装置70から無線信号を受信したときにカメ
ラ30のCPU31により実行される撮影支援処理プロ
グラムの処理の流れを示すフローチャートであり、該プ
ログラムはROM33の所定領域に予め記憶されてい
る。また、ここでは、全ての選手Hに関連する情報(本
実施の形態ではテキスト情報であり、以下、「関連情
報」という。)が予めカメラ30のROM33に記憶さ
れている場合について説明する。
【0044】同図のステップ200では、制御装置70
から受信した無線信号により示される位置情報及び所持
者情報に基づいて、当該カメラ30を所持する観客の位
置を視点としたときの目標被写体の方向(本実施の形態
では、水平方向及び垂直方向の2次元の方向であり、以
下「被写体方向」という。)を導出し、次のステップ2
02では、ジャイロセンサ39により得られる現在の撮
影方向のままで、上記ステップ200において導出した
被写体方向に位置する目標被写体が予め定められた撮影
範囲を示す撮影画像枠内に収まっているか否かを判定
し、肯定判定の場合はステップ204に移行して当該目
標被写体に関連する関連情報をROM33から読み出
し、当該情報を表示するように液晶ディスプレイ38を
制御し、その後にステップ210に移行する。
【0045】図8(A)には、上記ステップ204の処
理により液晶ディスプレイ38に表示された表示画面の
一例が示されている。同図に示す例では、撮影によって
得られた画像(所謂、スルー画像)に合成された状態で
関連情報Iが液晶ディスプレイ38に表示されている。
従って、撮影者(観客)は、当該関連情報Iを参照しつ
つ、目標被写体を撮影できる。
【0046】一方、上記ステップ202において否定判
定された場合、すなわち、現在の撮影方向のままでは目
標被写体が撮影範囲を示す撮影画像枠内に収まっていな
い場合はステップ206に移行し、目標被写体を撮影画
像枠内に収めることができる撮影方向の移動方向(本実
施の形態では、水平方向及び垂直方向の2次元の方向)
を導出し、次のステップ208では、導出した移動方向
を示す方向指示矢印(本発明の「方向情報」に相当。)
を液晶ディスプレイ38に表示し、その後にステップ2
10に移行する。
【0047】図8(B)には、上記ステップ208の処
理により液晶ディスプレイ38に表示された表示画面の
一例が示されている。同図に示す例では、撮影画像枠W
内にスルー画像が表示されると共に、撮影画像枠Wの枠
外における上記移動方向(同図では右方向)端部に、当
該移動方向を指し示す方向指示矢印Dが表示されてい
る。従って、撮影者(観客)は、方向指示矢印Dが指し
示す方向にカメラ30の撮影方向を移動させることによ
り、目標被写体の有無を確認しつつ目標被写体を撮影画
像枠Wの内部に位置させることができ、この結果とし
て、目標被写体を容易かつ確実に撮影することができ
る。
【0048】ステップ210では、制御装置70から受
信した無線信号により示される位置情報及び所持者情報
に基づいて、当該カメラ30を所持する観客の位置から
目標被写体の位置までの距離を導出し、次のステップ2
12では、導出した距離に基づいて、当該カメラ30の
撮影画像枠W内に目標被写体となる選手が収まり、かつ
当該撮影画像枠W内においてバランスのよい大きさ(本
実施の形態では、撮影画像枠Wの面積の4分の1程度の
大きさ)とすることができる光学倍率を導出する。
【0049】次のステップ214では、上記ステップ2
12において導出した光学倍率となるようにズームモー
タ37を制御し、その後に本撮影支援処理プログラムを
終了する。
【0050】以上の撮影支援処理を制御装置70から無
線信号を受信する毎に繰り返して実行することにより、
撮影者(観客)は、目標被写体を見失った場合でも方向
指示矢印Dの指し示す方向にカメラ30の撮影方向を移
動させることのみによって目標被写体を撮影画像枠Wの
内部に収めることができ、目標被写体を確実に撮影する
ことができる。
【0051】以上詳細に説明したように、本実施の形態
に係る撮影システム10及び撮影方法では、ICタグ4
0により、撮影目標とする目標被写体の位置を示すため
の無線信号を送信し、カメラ30により、上記無線信号
に基づいて検知された目標被写体の位置と自己の位置と
に基づいて目標被写体を撮影範囲内に収めるための撮影
方向及び拡大倍率の双方を導出し、当該撮影方向を示す
方向情報を液晶ディスプレイ38により表示すると共
に、当該拡大倍率となるように撮影の拡大倍率を調整し
ているので、撮影者によって容易に目標被写体を捕捉で
き、この結果として、移動する被写体を撮影する場合に
おいても当該被写体を容易かつ確実に撮影することがで
きる。
【0052】また、本実施の形態に係る撮影システム1
0及び撮影方法では、カメラ30の位置を検知する検知
手段(制御装置70のCPU71)をカメラ30の外部
に設けているので、カメラ30に検知手段を設ける場合
に比較して、カメラに対する処理の負荷を軽減すること
ができる。
【0053】更に、本実施の形態に係る撮影システム1
0及び撮影方法では、液晶ディスプレイ38に目標被写
体が表示されているときに当該目標被写体に関連する関
連情報を表示するように液晶ディスプレイ38を制御し
ているので、撮影者は目標被写体に関連する情報を参照
しつつ、当該目標被写体を撮影することができ、撮影者
にとっての利便性を向上することができる。
【0054】なお、本実施の形態では、カメラ30の位
置を特定するために、当該カメラ30を所持する観客に
ICタグ40を予め配布しておき、当該ICタグ40に
より特定された位置をカメラ30の位置として適用する
場合について説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、例えば、カメラ30に自己の位置を検知で
きる機能(一例としてGPS機能)を搭載しておき、当
該機能を利用してカメラ30の位置を特定する形態とす
ることもできる。この場合は、観客にICタグ40を配
布するために要するコスト、及び観客席にタグセンサ5
0を配設するために要するコストを削減することができ
る。
【0055】〔第2実施形態〕本第2実施形態では、本
発明の検知手段を撮影装置に設け、本発明の導出手段を
撮影装置以外の装置(ここでは、制御装置70)に設け
た場合の形態について説明する。
【0056】図9には、本実施の形態に係るカメラ3
0’の構成が示されている。なお、同図における図4と
同一の構成要素には図4と同一の符号を付して、その説
明を省略する。
【0057】同図に示すように、本第2実施形態に係る
カメラ30’は、GPS衛星からのGPS信号を受信す
るGPSアンテナ27を備えた受信制御部28を有する
点、及び受信制御部35に代えて、地上波アンテナ34
を介した各種情報の送受信を制御する通信制御部35’
を用いている点のみが上記第1実施形態に係るカメラ3
0と異なっている。
【0058】CPU31は、3以上の複数のGPS衛星
からのGPS信号をGPSアンテナ27を介して受信す
るように受信制御部28を制御し、これによって受信し
た複数のGPS信号に基づき周知の演算によって自己の
存在位置を示す位置情報(本実施の形態では、経度、緯
度、及び高度の3次元の情報。)を導出する。また、C
PU31は、地上波アンテナ34及び通信制御部35’
を介して制御装置70との間で相互に通信することがで
きる。
【0059】一方、本第2実施形態に係る制御装置70
の構成は、図示は省略するが、上記第1実施形態に係る
制御装置70(図2参照)における送信制御部76に代
えて、地上波アンテナ75を介した各種情報の送受信を
制御する通信制御部を用いている点のみが制御装置70
と異なっている。従って、本第2実施形態に係る制御装
置70のCPU71は、地上波アンテナ75及び通信制
御部を介してカメラ30’との間で相互に通信すること
ができる。更に、本第2実施形態に係る撮影システム1
0では、タグセンサ50を観客席には配設しない。
【0060】なお、これら以外の撮影システムの構成に
ついては上記第1実施形態の撮影システム10と同様で
あるので、ここでの説明は省略する。この場合、カメラ
30’のCPU31が本発明の検知手段に相当し、制御
装置70のCPU71が本発明の導出手段に相当するこ
とになる。
【0061】次に、本実施の形態に係る撮影システム1
0の作用を詳細に説明する。まず、図10を参照して、
カメラ30’において実行される撮影支援処理について
説明する。なお、図10は、所定時間(本実施の形態で
は、3秒)毎にカメラ30’のCPU31により実行さ
れる撮影支援処理プログラムの処理の流れを示すフロー
チャートであり、該プログラムはROM33の所定領域
に予め記憶されている。
【0062】同図のステップ300では、前述のように
受信制御部28から得られた複数のGPS信号に基づい
て自己の位置を示す位置情報を導出し、次のステップ3
02では、上記ステップ300において導出した位置情
報、ジャイロセンサ39により得られる現在の撮影方向
を示す撮影方向情報、及び予め観客によって入力された
目標被写体情報を当該カメラ30’の所持者を示す所持
者情報と共に無線信号として送信するように通信制御部
35’を制御することにより、これらの情報を制御装置
70に送信する。これに応じて、制御装置70では、受
信した無線信号により示される位置情報、撮影方向情
報、及び目標被写体情報に基づいて、前述の被写体方向
及び光学倍率を導出し、当該被写体方向を示す被写体方
向情報及び当該光学倍率を示す光学倍率情報を、受信し
た所持者情報と共に無線信号として送信するように通信
制御部を制御する。
【0063】そこで、次のステップ304では、これら
の情報を示す無線信号の受信待ちを行い、次のステップ
306では、ジャイロセンサ39により得られる現在の
撮影方向のままで、上記ステップ304において受信し
た無線信号により示される被写体方向に位置する目標被
写体が予め定められた撮影範囲を示す撮影画像枠内に収
まっているか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ
308に移行して当該目標被写体に関連する関連情報を
ROM33から読み出し、当該情報を表示するように液
晶ディスプレイ38を制御し、その後にステップ314
に移行する。
【0064】上記ステップ308の処理により液晶ディ
スプレイ38には、一例として図8(A)に示されるよ
うな画像が表示される。従って、撮影者(観客)は、目
標被写体に関連する関連情報Iを参照しつつ、目標被写
体を撮影できる。
【0065】一方、上記ステップ306において否定判
定された場合、すなわち、現在の撮影方向のままでは目
標被写体が撮影範囲を示す撮影画像枠内に収まっていな
い場合はステップ310に移行し、上記ステップ304
で受信した無線信号により示される被写体方向及びジャ
イロセンサ39により示される現在の撮影方向に基づ
き、目標被写体を撮影画像枠内に収めることができる撮
影方向の移動方向(本実施の形態では、水平方向及び垂
直方向の2次元の方向)を導出し、次のステップ312
では、導出した移動方向を示す方向指示矢印(本発明の
「方向情報」に相当。)を液晶ディスプレイ38に表示
し、その後にステップ314に移行する。
【0066】上記ステップ312の処理により液晶ディ
スプレイ38には、一例として図8(B)に示されるよ
うな画面が表示される。従って、撮影者(観客)は、方
向指示矢印Dが指し示す方向にカメラ30’の撮影方向
を移動させることにより、目標被写体の有無を確認しつ
つ目標被写体を撮影画像枠Wの内部に位置させることが
でき、この結果として、目標被写体を容易かつ確実に撮
影することができる。
【0067】ステップ314では、上記ステップ304
において受信した無線信号により示される光学倍率とな
るようにズームモータ37を制御し、その後に本撮影支
援処理プログラムを終了する。
【0068】以上の撮影支援処理を制御装置70から無
線信号を受信する毎に繰り返して実行することにより、
撮影者(観客)は、目標被写体を見失った場合でも方向
指示矢印Dの指し示す方向にカメラ30’の撮影方向を
移動させることのみによって目標被写体を撮影画像枠W
の内部に収めることができ、目標被写体を確実に撮影す
ることができる。
【0069】次に、図11を参照して、本第2実施形態
に係る制御装置70において実行される支援情報送信処
理について説明する。なお、図11は、カメラ30’か
ら無線信号を受信したときに制御装置70のCPU71
により実行される支援情報送信処理プログラムの処理の
流れを示すフローチャートであり、該プログラムはRO
M73の所定領域に予め記憶されている。
【0070】同図のステップ400では、各タグセンサ
50からI/O77を介して受信されるタグ識別情報
と、タグセンサ位置テーブルT1及び所持者識別テーブ
ルT2と、カメラ30’から受信した目標被写体情報
と、に基づき、当該目標被写体とされた選手Hの3次元
位置を導出し、次のステップ402では、カメラ30’
から受信した無線信号により示される位置情報及び上記
ステップ400で導出した選手Hの3次元位置に基づい
て、当該カメラ30’の位置を視点としたときの目標被
写体の方向を示す被写体方向情報を導出し、次のステッ
プ404では、カメラ30’から受信した無線信号によ
り示される位置情報及び上記ステップ400において導
出した選手Hの3次元位置に基づいて、当該カメラ3
0’の位置から目標被写体の位置までの距離を導出し、
次のステップ406では、導出した距離に基づいて、当
該カメラ30’の撮影画像枠W内に目標被写体となる選
手が収まり、かつ当該撮影画像枠W内においてバランス
のよい大きさ(本実施の形態でも、撮影画像枠Wの面積
の4分の1程度の大きさ)とすることができる光学倍率
を導出する。
【0071】次のステップ408では、上記ステップ4
02において導出した被写体方向情報と、上記ステップ
406において導出した光学倍率を示す光学倍率情報と
を、カメラ30’から受信した無線信号により示される
所持者情報と共に送信するように通信制御部を制御する
ことによって、上記被写体方向情報及び光学倍率情報を
カメラ30’に送信した後、本支援情報送信処理プログ
ラムを終了する。
【0072】以上詳細に説明したように、本実施の形態
に係る撮影システム10及び撮影方法では、上記第1実
施形態に係る撮影システム10及び撮影方法と同様の効
果を奏することができると共に、本発明の撮影方向及び
拡大倍率の導出を制御装置70で行っているので、カメ
ラにより導出する場合に比較して、カメラに対する処理
の負荷を軽減することができる。
【0073】なお、本実施の形態では、選手Hの位置を
特定するために各選手HにICタグ40を所持させた場
合について説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、例えば、各選手Hに自己の位置を検知できる
機能(一例としてGPS機能)を備えた装置を所持さ
せ、当該機能を利用して各選手Hの位置を特定する形態
とすることもできる。この場合は、グラウンドにタグセ
ンサ50を配設するために要するコストを削減すること
ができる。
【0074】〔第3実施形態〕本第3実施形態では、カ
メラの液晶ディスプレイにスルー画像と共に表示する関
連情報の表示状態を、目標被写体の移動速度に応じて変
更する場合の形態、すなわち、請求項4に記載の発明の
実施の形態について説明する。なお、本第3実施形態に
係る撮影システム10の構成は上記第1実施形態と同様
であるので、ここでの説明は省略する。また、本第3実
施形態に係る制御装置70で実行される位置情報送信処
理も、上記第1実施形態に係る制御装置70により実行
される位置情報送信処理(図6参照)と同様であるの
で、ここでの説明は省略する。
【0075】以下、図12を参照して、本第3実施形態
に係るカメラ30において実行される撮影支援処理につ
いて説明する。なお、図12は、制御装置70から無線
信号を受信したときに第3実施形態に係るカメラ30の
CPU31により実行される撮影支援処理プログラムの
処理の流れを示すフローチャートであり、図7と同一の
処理を行うステップについては図7と同一のステップ番
号を付して、その説明を省略する。
【0076】同図のステップ203では、当該撮影支援
処理の前回の実行時に制御装置70から受信した無線信
号により示される目標被写体の位置と、制御装置70か
ら今回受信した無線信号により示される目標被写体の位
置と、当該撮影支援処理の前回の実行時からの経過時間
と、に基づいて、目標被写体の移動速度を導出し、次の
ステップ204’では、目標被写体に関連する関連情報
をROM33から読み出し、当該情報を上記ステップ2
03で導出した移動速度に応じた表示状態で表示するよ
うに液晶ディスプレイ38を制御し、その後にステップ
210に移行する。
【0077】なお、上記移動速度に応じた表示状態とし
ては、次の3つの状態を例示できる。 ・移動速度が速いほど、表示する項目数を減らす。 ・移動速度が速いほど、表示する文字サイズを大きくす
る。 ・移動速度が速いほど、表示文字数を減らす。
【0078】以上詳細に説明したように、本実施の形態
に係る撮影システム10及び撮影方法では、上記第1実
施形態に係る撮影システム10及び撮影方法と同様の効
果を奏することができると共に、目標被写体の位置の所
定時間当たりの変化量に基づいて目標被写体の移動速度
を導出し、当該移動速度に応じて関連情報の表示状態を
変更するように液晶ディスプレイ38を制御しているの
で、目標被写体の移動速度が速く、関連情報を参照して
いる余裕があまりないような場合でも当該関連情報を参
照し易くすることができ、撮影者にとっての利便性を更
に向上することができる。
【0079】なお、上記各実施形態では、本発明の方向
情報として方向指示矢印D(図8(B)参照)を適用し
た場合について説明したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、例えば、図13に示すように、当該カメ
ラの位置、撮影方向、フィールド、及び目標被写体の位
置と、及び当該カメラの撮影範囲とを示す平面図を本発
明の方向情報として液晶ディスプレイ38に表示する形
態とすることもできる。
【0080】この場合、フィールド全体に対するカメラ
と目標被写体との間の位置関係が明確となり、目標被写
体を撮影範囲内に収めるための撮影方向の移動量を容易
に把握できるようになる。
【0081】また、上記各実施形態では、カメラにおけ
る撮像部36に設けられた撮像素子による撮像領域と実
際の撮影領域との間の関係については言及しなかった
が、図14に示すように、撮影領域を撮像素子による撮
像領域より狭い範囲としておき、撮影領域に対応する画
像情報を撮像領域全域の画像情報からトリミングにより
抽出して適用する形態とすることが好ましい。これによ
り、目標被写体Tを捉えるためのカメラの撮影方向の移
動の発生を抑制することができ、操作性を向上すること
ができる。
【0082】また、上記各実施形態では、カメラによる
撮影方向の移動量については言及しなかったが、当該移
動量が多いほど方向指示矢印D(図8(B)参照)の大
きさを大きくする形態とすることもできる。これによ
り、撮影者は、撮影方向の移動量を把握することがで
き、より的確かつ短時間に目標被写体を撮影範囲内に収
めることができるようになる。
【0083】また、上記第1、第3実施形態では、選手
H及び観客KにICタグ40を所持させ、グラウンド及
び観客席にタグセンサ50を配設することにより、選手
Hや観客Kの位置を検知する場合について説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、選手
H及び観客Kにタグセンサ50を所持させ、グラウンド
及び観客席にICタグ40を配設することにより、選手
Hや観客Kの位置を検知する形態とすることもできる。
この場合は、タグセンサ50にICタグ40から受信し
た無線信号により示されるタグ識別情報を示す無線信号
を送信する送信機能を設ける必要がある。この場合も、
上記第1、第3実施形態と同様の効果を奏することがで
きる。
【0084】また、上記各実施形態において説明した各
処理プログラムの処理の流れ(図6、図7、図10〜図
12参照)は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範
囲内において適宜変更可能であることは言うまでもな
い。
【0085】なお、本発明はカメラによる撮影動作(カ
メラワーク)を支援するためのものであるが、同様の技
術を双眼鏡や望遠鏡での目標被写体の捕捉を支援する技
術として適用することもできることは言うまでもない。
【0086】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る撮影システム及び撮影方法によれば、位置信号送信装
置により、撮影目標とする目標被写体の位置を示すため
の無線信号を送信し、撮影装置により、上記無線信号に
基づいて検知された目標被写体の位置と自己の位置とに
基づいて目標被写体を撮影範囲内に収めるための撮影方
向及び拡大倍率の少なくとも一方を導出し、撮影方向を
導出した場合は当該撮影方向を示す方向情報を表示手段
により表示し、拡大倍率を導出した場合は当該拡大倍率
となるように撮影の拡大倍率を調整しているので、撮影
者によって容易に目標被写体を捕捉でき、この結果とし
て、移動する被写体を撮影する場合に当該被写体を容易
かつ確実に撮影することができる、という効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る撮影システム10の構成を示
す模式図である。
【図2】実施の形態に係る制御装置70の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】実施の形態に係るタグセンサ位置テーブルT1
及び所持者識別テーブルT2の記憶内容を示す模式図で
ある。
【図4】第1、第3実施形態に係るカメラ30の構成を
示すブロック図である。
【図5】実施の形態に係るICタグ40の構成を示すブ
ロック図である。
【図6】第1、第3実施形態に係る位置情報送信処理プ
ログラムの処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】第1実施形態に係る撮影支援処理プログラムの
処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】実施の形態に係る撮影支援処理プログラムの実
行途中でカメラ30(カメラ30’)の液晶ディスプレ
イ38に表示される画像の一例を示す概略図である。
【図9】第2実施形態に係るカメラ30’の構成を示す
ブロック図である。
【図10】第2実施形態に係る撮影支援処理プログラム
の処理の流れを示すフローチャートである。
【図11】第2実施形態に係る支援情報送信処理プログ
ラムの処理の流れを示すフローチャートである。
【図12】第3実施形態に係る撮影支援処理プログラム
の処理の流れを示すフローチャートである。
【図13】他の実施の形態の説明に供する概略図であ
る。
【図14】撮像装置による撮像領域と実際の撮影領域と
の間の関係の一例を示す模式図である。
【符号の説明】
10 撮影システム 20 管理センタ 27 GPSアンテナ 28 受信制御部 30、30’ カメラ(撮影装置) 31 CPU(導出手段、制御手段、検知手段) 34 地上波アンテナ 35 受信制御部 37 ズームモータ(調整手段) 38 液晶ディスプレイ(表示手段) 39 ジャイロセンサ 40 ICタグ(位置信号送信装置) 41 CPU 44 地上波アンテナ(送信手段) 45 送信制御部(送信手段) 50 タグセンサ 70 制御装置 71 CPU(検知手段、導出手段) 75 地上波アンテナ 76 送信制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影目標とする目標被写体の位置を示す
    ための無線信号を送信する送信手段を備えた位置信号送
    信装置と、 撮影により得られた画像をリアルタイムで表示するため
    の表示手段、撮影の拡大倍率を調整する調整手段、自己
    の位置を検知する検知手段、前記無線信号に基づいて検
    知された前記目標被写体の位置と前記検知手段により検
    知された自己の位置とに基づいて前記目標被写体を撮影
    範囲内に収めるための撮影方向及び拡大倍率の少なくと
    も一方を導出する導出手段、及び前記導出手段により前
    記撮影方向を導出する場合は当該撮影方向を示す方向情
    報を表示するように前記表示手段を制御し、前記導出手
    段により前記拡大倍率を導出する場合は当該拡大倍率と
    なるように前記調整手段を制御する制御手段を備えた撮
    影装置と、 を有する撮影システム。
  2. 【請求項2】 前記検知手段及び前記導出手段の少なく
    とも一方を前記撮影装置とは異なる装置に設けた請求項
    1記載の撮影システム。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記表示手段に前記目
    標被写体が表示されているときに当該目標被写体に関連
    する関連情報を表示するように前記表示手段を制御する
    請求項1又は請求項2記載の撮影システム。
  4. 【請求項4】 前記導出手段は、前記目標被写体の位置
    の所定時間当たりの変化量に基づいて前記目標被写体の
    移動速度を更に導出し、 前記制御手段は、前記移動速度に応じて前記関連情報の
    表示状態を変更するように前記表示手段を制御する請求
    項3記載の撮影システム。
  5. 【請求項5】 位置信号送信装置により、撮影目標とす
    る目標被写体の位置を示すための無線信号を送信し、 撮影装置により、前記無線信号に基づいて検知された前
    記目標被写体の位置と自己の位置とに基づいて前記目標
    被写体を撮影範囲内に収めるための撮影方向及び拡大倍
    率の少なくとも一方を導出し、前記撮影方向を導出した
    場合は当該撮影方向を示す方向情報を表示手段により表
    示し、前記拡大倍率を導出した場合は当該拡大倍率とな
    るように撮影の拡大倍率を調整する撮影方法。
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