JP2003276251A - 印刷方法および光ディスク収納ケース - Google Patents

印刷方法および光ディスク収納ケース

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JP2003276251A
JP2003276251A JP2002082258A JP2002082258A JP2003276251A JP 2003276251 A JP2003276251 A JP 2003276251A JP 2002082258 A JP2002082258 A JP 2002082258A JP 2002082258 A JP2002082258 A JP 2002082258A JP 2003276251 A JP2003276251 A JP 2003276251A
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JP
Japan
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printing
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integrated
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JP2002082258A
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English (en)
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Kenta Watase
賢太 渡瀬
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスクの全面にわたって印刷条件の制約
がなく印刷でき、印刷効果を高める。 【解決手段】 光ディスクのクランピング領域と中心穴
とを被う印刷用部材6を予め光ディスク媒体1に貼付
し、中心穴の中空部分に、光ディスクの記録面側から裏
当て部材7を当ててから、レーベル面を印刷する。イン
クジェットプリンタなどで印刷後に、裏当て部材7を押
すか、あるいは印刷用部材6を裏面から押すかして印刷
用部材6を剥がす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクのレー
ベル面を印刷する印刷方法および光ディスクの収納ケー
スに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスクのレーベル面の印刷
は、大量印刷に適したオフセット印刷やスクリーン印刷
によって行われていた。また、最近では個人で自作CD
を作成しているが、そのレーベル面への情報の記録は、
主に油性のペンなどで記録内容を記入したり、あるいは
ラベルなどを貼っていた。
【0003】そこで、個人用に簡易な印刷装置が開発さ
れている。例えば、インクジェットプリンタによってレ
ーベル面に簡易に印刷できる装置が提案されている(例
えば、特開平6−295558号公報、同6−3190
6号公報を参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
なインクジェットプリンターを用いて媒体上に印刷を行
う方法では、光ディスクの中心に、再生装置に取り付け
る穴(中空)が存在することから、その部分に印刷がで
きず、印刷方法や印刷デザインに制約が生じるという問
題がある。
【0005】本発明は上記した問題点に鑑みてなされた
もので、本発明の目的は、光ディスクの全面にわたって
印刷条件の制約がなく印刷でき、印刷効果を高めた印刷
方法を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、レーベル面の印刷の
際に用いた印刷部材を収納ケースに取り付けることによ
り光ディスクを収納ケースに固定させた光ディスク収納
ケースを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、光ディスク
のレーベル面を印刷する方式において従来は、印刷しな
い中心にある中空とそれ以上の面積いわゆるクランピン
グ領域を含めて印刷する。
【0008】本発明では、光ディスクの中心にある中空
を塞ぐ部材を取り付けあるいは1体化し、簡便に取り付
け印刷できる構造を採る。
【0009】本発明では、印刷部材を収納ケースに取り
付けることによって印刷面を一体化した光ディスクの格
納ケースを提供する。
【0010】本発明では、中空を塞ぐ部分と収納ケース
の底蓋の結合によって光ディスクが回転しないようにす
ることによって、印刷面を一体化した構造を持つ収納ケ
ースを提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
用いて具体的に説明する。 (実施例1)図1は、ディスク本体(光ディスク媒体)
1の外観を示す図であり、図2は、光ディスクの側面を
示す図である。図1、2において、レーザー光を当てて
情報を記録する面が記録面2であり、その反対側の各種
印刷が可能な面がレーベル面3である。ディスク面の中
心には回転中心となる中心穴4があり、この穴は中空に
なっている。
【0012】また、実際に記録する領域よりも内周側に
回転振動を押さえるために、クランピング領域がディス
ク面の両面5a、5bに設けられている。通常、この領
域にはクランプ力が加わるために印刷されない。そのた
めに、従来はこれらの領域を印刷しないために、印刷方
法や印刷デザインに制約があった。
【0013】図3は、本発明の実施例1に係る、印刷時
の光ディスク媒体の側面を示す。実施例1では、クラン
ピング領域5aと中心穴4とを被う印刷用部材6を予め
光ディスク媒体1に貼付した上で、レーベル面3を印刷
する。
【0014】従来、中心穴4の中空部分については、印
刷圧力が加わると印刷部材がたわんだり、延びて印刷ず
れが起きたりして、後で貼付できにくくなる欠点があ
る。
【0015】そこで、本実施例では中心穴4の中空部分
に、ディスクの記録面2側から裏当て部材7を当てた
り、あるいは裏側からエンボス等でたわみなどの現象が
生じないようにする。そして、例えばインクジェットプ
リンタなどで印刷後に、裏当て部材7を押すか、あるい
は印刷用部材6を裏面から押すかして印刷用部材6を剥
がす。
【0016】なお、通常の印刷する部分をクランピング
領域5aにまで拡大し、印刷用部材6の剥がす部分をほ
ぼ中空部材(中心穴4)の面にしてもよい。
【0017】上記したように剥がした印刷用部材6は、
通常使用される透明プラスチックの収納ケースに貼付す
る。また、貼付する位置が収納ケースの外側の場合は、
印刷用部材6に貼付された接着剤をそのまま利用して貼
り付ける。また、透明ケースの内側に貼付する場合には
透明フィルムに貼付する。
【0018】(実施例2)本発明の実施例2は、実施例
1で説明した印刷用部材6とその裏当て部材7とを一体
化した実施例である。前述した実施例1では、印刷時
に、たわみや伸びの他に、印刷ズレを生じさせないため
に、印刷用部材6をディスク本体に貼付する必要があっ
た。従って、印刷用部材6に接着材を塗布しディスク本
体に貼付する手間がかかり、なおかつ剥がす時に均一に
剥がれるようにする手間がかかる。
【0019】そこで、本実施例では、印刷用部材6と裏
当て部材7を一体化し(以下、印刷一体化部材8)、そ
の部材を中空穴4に入れて印刷すれば、あらかじめ接着
材を塗布し剥がすような作業が省かれ、印刷することが
できる。また、印刷終了後、裏当て部分に相当する部分
を押すだけで簡単に剥がすことが出来る。
【0020】図4は、本発明の実施例2の収納ケースの
断面を示す。図4では、収納ケースにディスク本体1が
収納されている状態にある。そして、上記したように印
刷後に剥がした印刷一体化部材8を収納ケース上蓋10
の中心に穴をあけた所に差し込んで、透明な保護、固定
部材9、例えばフィルムで接着固定する。これにより、
図4に示すように、収納ケース底蓋11に入れられたデ
ィスク本体1を固定することができると共に、印刷一体
部材8の印刷面とレーベル面との全体が外側から見え
る。
【0021】また、透明な保護、固定部材9の中心に穴
を開け、印刷一体化部材8を、固定部材9の上から穴を
通して収納ケース上蓋10に接着固定しても同様の結果
が得られる。
【0022】(実施例3)本発明の実施例3は、実施例
2の印刷一体化部材8をディスク格納ケース9に固定す
る場合の形状、構造に係る実施例である。実施例2で
は、ディスク本体1の中空部分に挿入される裏当て部分
と中空とに間隙がある場合に、格納ケースに衝撃がある
と、ディスク本体1が傾き、ディスク本体1の印刷面と
印刷一体材8の印刷面が揃わず、一体感がくずれること
になる。
【0023】本実施例は、上記したようなディスク本体
1のガタツキを防止した実施例である。図5は、本発明
の実施例3の収納ケースの断面を示す。実施例2と相違
する点は、印刷一体化部材8が収納ケース上蓋10の内
側に配置したことと、印刷一体化部材8の構造である。
【0024】すなわち、実施例3の印刷一体化部材8
は、裏当て部分に当たる先端部分が一部省略され、内部
が中空状態12になっている。また、収納ケース底蓋1
1には、上記した印刷一体化部材8の中空部分12に挿
入される突起部分13が形成されている。この状態でデ
ィスク本体1を置いて収納ケースの上蓋10、底蓋11
を閉じると、突起13が印刷一体化部材8の中空部分1
2に挿入され、ディスク本体1の中空の間隙を埋めてデ
ィスク本体1の動きが抑制される。
【0025】なお、上記した突起と中空部分の関係は逆
であってもよい。つまり、収納ケース底蓋の突起12の
先端部分を一部カットして、その内部が中空部分となる
ようにし、印刷一体化部材8の方を突起状態にしても実
現できる。
【0026】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、以下のような効果が得られる。 (1)従来、印刷しない中心にある中空といわゆるクラ
ンピング領域とを含めて印刷できる印刷部材を配置し、
中空部分にも裏当てすることにより、従来は全面印刷出
来ない印刷装置でも安定して印刷できる。 (2)印刷用部材と、ディスク中心にある中空を塞ぐ部
材とを一体化することにより、印刷部材を接着すること
なく簡便に取り付け印刷することができる。 (3)印刷部材を収納ケースに取り付けることにより、
それらに印刷された面も含めて一体感を持った印刷表現
が可能になり、かつ従来の紙で印刷されたジャケットが
不要になりコストダウンも図られる。また、収納ケース
上蓋とディスクとを中空を塞ぐ部材で一体化するという
簡単な構造によってディスクのガタツキを防止すること
ができる。さらに、従来のディスクを固定する収納ケー
ス底蓋にある固定爪のような複雑な形状も省略できるの
でコストダウンが図られる構造となる。 (4)印刷一体化部材と収納ケース底蓋の結合部材の組
み合わせにより、従来の収納ケース底蓋の固定爪による
回転止めよりも大きな効果が得られ、印刷面の一体感が
くずれにくくなる。
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】光ディスク媒体1の外観を示す図である。
【図2】光ディスクの側面を示す図である。
【図3】本発明の実施例1に係る、印刷時の光ディスク
媒体の側面を示す。
【図4】本発明の実施例2の収納ケースの断面を示す。
【図5】本発明の実施例3の収納ケースの断面を示す。
【符号の説明】
1 ディスク本体 2 記録面 3 レーベル面 4 中心穴(中空) 5a、5b クランピング領域 6 印刷用部材 7 裏当て部材 8 印刷一体化部材 9 保護、固定部材 10 収納ケース上蓋 11 収納ケース底蓋 12 中空部分 13 突起

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクのレーベル面を印刷する印刷
    方法であって、前記レーベル面を印刷する際に、前記光
    ディスクの中心にある中空とクランピング領域とを含め
    て印刷することを特徴とする印刷方法。
  2. 【請求項2】 前記印刷する際に、前記中空を塞ぐ部材
    を取り付けることを特徴する請求項1記載の印刷方法。
  3. 【請求項3】 光ディスクを収納するケースであって、
    請求項2記載の中空を塞ぐ部材を用いて前記光ディスク
    を収納ケースに取り付けることを特徴とする光ディスク
    収納ケース。
  4. 【請求項4】 前記中空を塞ぐ部材と前記収納ケースの
    底蓋との結合によって前記光ディスクの回転を制止した
    ことを特徴とする請求項3記載の光ディスク収納ケー
    ス。
JP2002082258A 2002-03-25 2002-03-25 印刷方法および光ディスク収納ケース Withdrawn JP2003276251A (ja)

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