JP2003275811A - タンデム圧延機におけるストリップの蛇行制御装置及び蛇行制御方法 - Google Patents
タンデム圧延機におけるストリップの蛇行制御装置及び蛇行制御方法Info
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Abstract
を受けることなく、かつ、ストリップ母材の変形を発生
させることなく、ストリップの蛇行を効果的に防止する
ことができる、タンデム圧延機におけるストリップの蛇
行制御装置及び蛇行制御方法を提供する。 【解決手段】ストリップの蛇行制御装置は、圧延スタン
ド1出側におけるストリップ作業側張力Twsとストリッ
プ駆動側張力TDSとの差張力ΔTi (=Tws−T DS)を
求めるとともに、ストリップ作業側張力Tws及びストリ
ップ駆動側張力T DSの和である全張力Ti (=Tws+T
DS)を求め、差張力ΔTi の全張力Ti に対する比率Δ
Ti / Ti を算出する比率演算手段4と、差張力ΔTi
の全張力T i に対する比率ΔTi / Ti が所定範囲内に
なるように圧延スタンド1のレベリング制御を行うレベ
リング制御手段5とを備えている。
Description
おけるストリップの蛇行を防止する蛇行制御装置及び蛇
行制御方法に関する。
プの蛇行を防止するため、下記(1)式に従って各スタ
ンドのレベリングを制御する方法が知られている。 ΔTi,i+1 =AΔSli+BΔW+CΔC …(1) ただし、ΔTi,i+1 :第iスタンド前方差張力、Δ
Sli:第iスタンドレベリング量、ΔW:板の幅方向へ
のずれ量、ΔC:板の幅方向クラウン差分、A,B,
C:圧延スケジュールによって決まる定数 前記(1)式に基づいてストリップの圧延を行う例を図
4を参照して説明する。図4において、101は圧延
機、102はストリップ、103は圧延方向、104は
張力計、105は蛇行補正装置、106はレベリング装
置、107は差張力信号、108はバイアス装置であ
る。
との間に設置された張力計104から前方差張力ΔT
i,i+1 を検出する。差張力とは1つのスタンドにおい
て、ストリップ両端(作業側端、駆動側端)の張力をそ
れぞれ測定し、その差を求めたものである。また、第i
スタンドと第i+1スタンドとの間に設置されたCPC
装置(図示せず)によりΔWを検出し、第iスタンドと
第i+1スタンドとの間に設置されたクラウンメータ
(図示せず)によりΔCを検出する。そして、BΔW+
CΔCをバイアス信号装置108の出力として、AΔS
li=ΔTi,i+1 −(BΔW+CΔC)によりΔSliを求
め、この信号を蛇行補正装置105に送出する。蛇行補
正装置105は、このΔSli信号をもとにレベリング装
置106による第iスタンドのレベリングを制御するの
である。
は、第iスタンドのレベリングを制御するにあたり、第
iスタンドのみならず、第i+1スタンドの前方差張
力、ストリップの幅方向のずれ量、及びストリップの幅
方向のクラウン差分を検出し、これらに基づいて第iス
タンドのレベリング量を制御する技術が開示されてい
る。
法にあっては、圧延スタンド間あるいは圧延スタンドの
出側において板の幅方向へのずれ量ΔWを測定する必要
があり、このΔWの測定に際して、ヒューム、圧延クー
ラント等の使用環境の影響を受けるため、その測定が困
難な場合が多かった。また、前述のレベリング制御方法
にあっては、差張力、板の幅方向へのずれ量、及び板の
幅方向クラウン差に基づく評価式によりレベリング制御
を行っているが、張力検出器の原理上、差張力とレベリ
ングの関係はリニアな関係とならないために評価式の精
度に問題があり、最適レベリング値の評価方法の改善が
必要であった。
号公報に開示されたストリップの蛇行制御方法では、図
5に示すように、第iスタンド出側に設置した電磁式タ
イプの位置検出器205によりストリップ202の板幅
及び蛇行量を測定し、且つ第iスタンド出側に設置した
張力計204によりストリップ202の全張力及び差張
力を測定し、これら測定値に基づいて、第iスタンドの
レベリングを制御する工程と、第1スタンド入側に設置
した電磁式タイプの位置検出器205によりストリップ
202の蛇行量を測定し、この測定値に基づいて、アン
コイラー208の位置を制御する工程とを備えるように
している。図5中、符号201は圧延機、203は圧延
方向、206は演算器、207はレベリング装置であ
る。なお、全張力とは、1つのスタンドにおいて、スト
リップ両端(作業側端、駆動側端)の張力をそれぞれ測
定し、その和を求めたものである。
05によりストリップ202の板幅及び蛇行量を測定す
ることにより、ヒューム、圧延クーラント等の使用環境
の影響を受けずに板幅及び蛇行量の測定が可能となり、
また、ストリップ202の板幅、蛇行量、全張力及び差
張力に基づいて第iスタンドのレベリングを制御すると
同時に、圧延機入側にてアンコイラー208の位置を制
御してストリップ202のセンタリングを行うことによ
り、レベリング設定不良による蛇行を高精度に防止する
ことができる。
示す特開平11−151514号公報に開示されたスト
リップの蛇行制御方法にあっては、以下の問題点があっ
た。即ち、圧延機の入側においては圧延のためストリッ
プ202に高い張力が付与されているとともに、圧延機
側でストリップ202を拘束しているため、圧延機入側
にてアンコイラー208の位置を制御してストリップ2
02のセンタリングを行うと、ストリップ母材の変形が
発生する可能性があった。
全張力及び差張力に基づいて第iスタンドのレベリング
を制御しているが、差張力の全張力に対する比率が考慮
されていないため、その比率の大きさによってはストリ
ップの蛇行を防止できない場合があり、この場合には、
ストリップのスタンドでの噛み込み不良や絞り破断等を
防止することができなかった。
されたものであり、その目的は、ヒューム、圧延クーラ
ント等の使用環境の影響を受けることなく、かつ、スト
リップ母材の変形を発生させることなく、ストリップの
蛇行を効果的に防止することができる、タンデム圧延機
におけるストリップの蛇行制御装置及び蛇行制御方法を
提供することにある。
め、本発明のうち請求項1に係るタンデム圧延機におけ
るストリップの蛇行制御装置は、タンデム圧延機の圧延
スタンド出側におけるストリップの作業側張力および駆
動側張力をそれぞれ測定する張力測定手段と、該張力測
定手段によって測定されたストリップの各張力に基づい
て、ストリップ作業側張力とストリップ駆動側張力との
差張力を求めるとともに、ストリップ作業側張力及びス
トリップ駆動側張力の和である全張力を求め、前記差張
力と前記全張力とに基づいて、前記差張力の前記全張力
に対する比率を算出する比率演算手段と、該比率演算手
段によって算出された前記差張力の前記全張力に対する
比率が所定範囲内になるように前記圧延スタンドのレベ
リング制御を行うレベリング制御手段とを備えたことを
特徴としている。
ム圧延機におけるストリップの蛇行制御方法は、タンデ
ム圧延機の圧延スタンド出側におけるストリップの作業
側張力および駆動側張力をそれぞれ測定する工程と、測
定されたストリップの各張力に基づいて、ストリップ作
業側張力とストリップ駆動側張力との差張力を求めると
ともに、ストリップ作業側張力及びストリップ駆動側張
力の和である全張力を求め、前記差張力と前記全張力と
に基づいて、前記差張力の前記全張力に対する比率を算
出する工程と、算出された前記差張力の前記全張力に対
する比率が所定範囲内になるように前記圧延スタンドの
レベリング制御を行う工程とを備えたことを特徴として
いる。
参照して説明する。図1は本発明に係る蛇行制御装置の
系統図である。図2は複数本のストリップを圧延した場
合の差張力の全張力に対する比の発生率及び絞り破断状
況を示すグラフである。図3はストリップが蛇行したと
きの蛇行修正ロールによる蛇行修正動作を示し、(A)
は概略側面図、(B)は概略平面図、(C)は概略斜視
図である。
いアンコイラーから巻き出され、矢印A方向に搬送され
て複数の圧延スタンド1からなるタンデム圧延機により
圧延されるようになっている。そして、各圧延スタンド
1の出側(図1の場合、第iスタンド及び第i+1スタ
ンドの出側)には、ストリップ2の作業側張力Twsを測
定するための作業側張力計3aとストリップ2の駆動側
張力TDSを測定するための駆動側張力計3bとが設置さ
れている。これら作業側張力計3a及び駆動側張力計3
bで請求項1に規定する「張力測定手段」を構成する。
各張力計3a、3bとしては、例えばロードセルにより
垂直荷重を測定し、さらにストリップ2の固定された接
触角に基づき、ストリップ張力を検出する、従来より公
知の装置が用いられる。
1,1間の張力を適切に保つために設けられているもの
であるが、本発明においては、ストリップ2の蛇行制御
にも利用する。作業側張力計3a及び駆動側張力計3b
には、ストリップ作業側張力Twsとストリップ駆動側張
力TDSとの差張力ΔTi を求めるとともに、ストリップ
作業側張力Tws及びストリップ駆動側張力TDSの和であ
る全張力Ti を求め、さらに、前記差張力ΔTi の前記
全張力Ti に対する比率ΔTi / Ti を算出する比率演
算器4が接続されている。この比率演算器4が請求項1
に規定する「比率演算手段」を構成する。
よって算出された差張力ΔTi の全張力Ti に対する比
率ΔTi / Ti が所定範囲内になる作業側レベリング量
ΔS WS及び駆動側レベリング量ΔSDSを算出する制御レ
ベリング演算器5が接続されている。制御レベリング演
算器5は、作業側レベリング量ΔSWS及び駆動側レベリ
ング量ΔSDSを圧延スタンド1に設けられている作業側
圧下位置制御器6a及び駆動側圧下位置制御器6bのそ
れぞれに出力し、圧延スタンド1のレベリング制御を行
うようになっている。この制御レベリング演算器5が請
求項1に規定する「レベリング制御手段」を構成する。
いて具体的に説明する。図1において、第iスタンドの
出側に設置された作業側張力計3a及び駆動側張力計3
bによって測定されたストリップ2の作業側張力Tws及
び駆動側張力T DSは、比率演算器4に送出される。比率
演算器4においては、作業側張力Tws及び駆動側張力T
DSに基づいて、差張力ΔTi (=Tws−TDS)を算出す
るとともに、全張力Ti (=Tws+TDS)を算出する。
そして、比率演算器4は、差張力ΔTi の全張力Ti に
対する比率ΔTi / Ti を算出する。そして、比率演算
器4は、この比率ΔTi / Ti を制御レベリング演算器
5に送出する。
演算器4によって算出された差張力ΔTi の全張力Ti
に対する比率ΔTi / Ti が所定範囲内になる作業側レ
ベリング量ΔSWS及び駆動側レベリング量ΔSDSを算出
する。ここで、複数本のストリップを圧延した場合の差
張力の全張力に対する比の発生率及び絞り破断状況を示
すグラフである図2を参照すると、差張力ΔTi の全張
力Ti に対する比率ΔTi / Ti が0.2より大きい場
合及び−0.2より小さい場合に、絞り破断が発生して
いることがわかる。従って、差張力ΔTi の全張力Ti
に対する比率ΔTi / Ti が−0.2以上0.2以下に
なるように圧延スタンドのレベリング制御を行えば、ス
トリップ蛇行による絞り破断を防止できることが理解さ
れる。このように、本発明にあっては、差張力ΔTi の
全張力Ti に対する比率を考慮してレベリング制御を行
うため、単に差張力Ti に基づいてレベリング制御を行
う場合に比べてストリップの蛇行を確実に防止でき、ス
トリップのスタンドでの噛み込み不良や絞り破断等を防
止することができる。
算器4によって算出された差張力ΔTi の全張力Ti に
対する比率ΔTi / Ti が0.2より大きい場合には、
作業側レベリング量ΔSWSとして作業側締め込み量GWS
を算出し、駆動側レベリング量ΔSDSとして0を算出
し、作業側レベリング量ΔSWSとしての作業側締め込み
量GWS及び駆動側レベリング量ΔSDSとしての0を作業
側圧下位置制御器6a及び駆動側圧下位置制御器6bの
それぞれに出力し、第iスタンドのレベリング制御を行
う。また、制御レベリング演算器5は、比率演算器4に
よって算出された差張力ΔTi の全張力Ti に対する比
率ΔTi / Ti が−0.2以上0.2以下の場合には、
作業側レベリング量ΔSWSとして作業側締め込み量0を
算出し、駆動側レベリング量ΔSDSとして0を算出し、
作業側レベリング量ΔSWSとしての作業側締め込み量0
及び駆動側レベリング量ΔSDSとしての0を作業側圧下
位置制御器6a及び駆動側圧下位置制御器6bのそれぞ
れに出力し、第iスタンドのレベリング制御を行う。さ
らに、制御レベリング演算器5は、比率演算器4によっ
て算出された差張力ΔTi の全張力Ti に対する比率Δ
Ti / Ti が−0.2より小さい場合には、作業側レベ
リング量ΔSWSとして作業側締め込み量0を算出し、駆
動側レベリング量ΔSDSとしてGDSを算出し、作業側レ
ベリング量ΔS WSとしての作業側締め込み量0及び駆動
側レベリング量ΔSDSとしてのGDSを作業側圧下位置制
御器6a及び駆動側圧下位置制御器6bのそれぞれに出
力し、第iスタンドのレベリング制御を行う。
に対する比率ΔTi / Ti が0.2より大きい場合に
は、作業側レベリング量ΔSWSとして作業側締め込み量
GWSに基づいて第iスタンドのレベリング制御が行わ
れ、差張力ΔTi の全張力Ti に対する比率ΔTi / T
i が−0.2以上0.2以下の場合には、作業側及び駆
動側とも圧下位置が変更されず、差張力ΔTi の全張力
Ti に対する比率ΔTi /Ti が−0.2より小さい場
合には、駆動側レベリング量ΔSDSとしてGDSに基づい
て第iスタンドのレベリング制御が行われるので、差張
力ΔTi の全張力T i に対する比率ΔTi / Ti が−
0.2以上0.2以下になるように圧延スタンドのレベ
リング制御が行われる。このため、ストリップ蛇行によ
る絞り破断を確実に防止できる。
についても、第iスタンドのレベリング制御と同様に、
差張力ΔTi の全張力Ti に対する比率ΔTi / Ti が
−0.2以上0.2以下の範囲になるようにレベリング
制御が行われる。なお、図5に示したような従来のレベ
リング制御にあっては、図3に示すように、ストリップ
2が圧延スタンド1のセンターに対して蛇行している場
合には、図5に示すアンコイラー208をストリップ2
02の搬送方向に対して直交する方向に移動させるか、
図3に示すような蛇行修正ロール7(圧延面に対して軸
を傾けることにより鋼板を移動させる)を傾動させてス
トリップ2のセンタリングを行っていた。このようなス
トリップ2の蛇行制御方法を採用すると、圧延スタンド
1の入側においては圧延のためストリップ2に高い張力
が付与されているとともに、圧延スタンド1側でストリ
ップ2を拘束しているため、ストリップ母材の変形が発
生し、絞り破断等の圧延トラブルが生じる可能性が高か
った。
Ti の全張力Ti に対する比率ΔT i / Ti が−0.2
以上0.2以下になるように圧延スタンド1のレベリン
グ制御を行うと、ストリップ蛇行による絞り破断を確実
に防止できるため、圧延機入側での蛇行修正ロール7や
アンコイラー208の動作による蛇行修正量を制限する
ことができる。このため、ストリップ母材の変形が発生
することはない。ただし、ストリップ母材の変形が発生
しない範囲での圧延機入側での蛇行修正ロール7やアン
コイラー208の動作による蛇行修正は可能である。
スタンド1の出側においてストリップ2の幅方向へのず
れ量を測定する必要がないため、ヒューム、圧延クーラ
ント等の使用環境の影響を受けることはない。以上、本
発明の実施形態について説明してきたが、本発明はこれ
に限定されず、種々の変更を行うことができる。
る比率ΔTi / Ti を−0.2以上0.2以下の範囲に
なるようにレベリング制御を行っているが、ストリップ
2の材質、板幅、板厚、単位張力等を考慮して前記範囲
を適宜変更することができる。
デム圧延機におけるストリップの蛇行を防止する蛇行制
御装置及び蛇行制御方法によれば、タンデム圧延機の圧
延スタンド出側におけるストリップの作業側張力および
駆動側張力をそれぞれ測定し、測定されたストリップの
各張力に基づいて、ストリップ作業側張力とストリップ
駆動側張力との差張力を求めるとともに、ストリップ作
業側張力及びストリップ駆動側張力の和である全張力を
求め、前記差張力と前記全張力とに基づいて、前記差張
力の前記全張力に対する比率を算出し、算出された前記
差張力の前記全張力に対する比率が所定範囲内になるよ
うに前記圧延スタンドのレベリング制御を行うので、ヒ
ューム、圧延クーラント等の使用環境の影響を受けるこ
となく、かつ、ストリップ母材の変形を発生させること
なく、ストリップの蛇行を効果的に防止することができ
る。
図である。
全張力に対する比の発生率及び絞り破断状況を示すグラ
フである。
よる蛇行修正動作を示し、(A)は概略側面図、(B)
は概略平面図、(C)は概略斜視図である。
ための概略図である。
明するための概略図である。
Claims (2)
- 【請求項1】タンデム圧延機の圧延スタンド出側におけ
るストリップの作業側張力および駆動側張力をそれぞれ
測定する張力測定手段と、 該張力測定手段によって測定されたストリップの各張力
に基づいて、ストリップ作業側張力とストリップ駆動側
張力との差張力を求めるとともに、ストリップ作業側張
力及びストリップ駆動側張力の和である全張力を求め、
前記差張力と前記全張力とに基づいて、前記差張力の前
記全張力に対する比率を算出する比率演算手段と、 該比率演算手段によって算出された前記差張力の前記全
張力に対する比率が所定範囲内になるように前記圧延ス
タンドのレベリング制御を行うレベリング制御手段とを
備えたことを特徴とするタンデム圧延機におけるストリ
ップの蛇行制御装置。 - 【請求項2】タンデム圧延機の圧延スタンド出側におけ
るストリップの作業側張力および駆動側張力をそれぞれ
測定する工程と、 測定されたストリップの各張力に基づいて、ストリップ
作業側張力とストリップ駆動側張力との差張力を求める
とともに、ストリップ作業側張力及びストリップ駆動側
張力の和である全張力を求め、前記差張力と前記全張力
とに基づいて、前記差張力の前記全張力に対する比率を
算出する工程と、 算出された前記差張力の前記全張力に対する比率が所定
範囲内になるように前記圧延スタンドのレベリング制御
を行う工程とを備えたことを特徴とするタンデム圧延機
におけるストリップの蛇行制御方法。
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