JP2003273485A - プリント基板 - Google Patents
プリント基板Info
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- JP2003273485A JP2003273485A JP2002074765A JP2002074765A JP2003273485A JP 2003273485 A JP2003273485 A JP 2003273485A JP 2002074765 A JP2002074765 A JP 2002074765A JP 2002074765 A JP2002074765 A JP 2002074765A JP 2003273485 A JP2003273485 A JP 2003273485A
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- Japan
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- printed circuit
- circuit board
- pads
- end surface
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
- Structure Of Printed Boards (AREA)
Abstract
ト基板に関し、電気コネクタに挿入する際にパッドが剥
離することのないプリント基板を提供する。 【解決手段】 基板本体2の端面2cに沿って複数のパ
ッド3(1)〜3(n)が所定間隔を置いて形成され、電気コ
ネクタ5に挿入されるプリント基板1において、基板本
体2の端面2aが、複数のパッド(1)〜3(n)の配列方向
に対して非平行に形成されていることを特徴とする。
Description
入されて使用されるプリント基板に関する。
挿入されるプリント基板は、一般的に長方形状を有して
いる。そして、その一辺に沿って電気コネクタに挿入さ
れるパッドが形成されている。
電子機器等の小型化に伴い、プリント基板の面積も小さ
くすることが要求され、必然的にパッドを形成する導電
体シートを厚くする必要が生じ、パッドの厚みが大きく
なってきた。
ネクタに挿入する場合には、プリント基板のエッジが電
気コネクタのターミナルに引っ掛かり易くなり、大きな
挿入力が必要とされる。そのため、大きな力を加えよう
とする勢いにより、パッドがターミナルと接触したとき
にパッドがプリント基板から剥離してしまうという問題
が発生した。
めになされたもので、電気コネクタに挿入する際にパッ
ドが剥離するのを有効に防止することができるプリント
基板を提供することを目的とする。
では、直線状の端面を有する基板本体の前記端面に沿っ
て、電気コネクタに挿入される複数のパッドを所定間隔
を置いて形成してなるプリント基板において、前記基板
本体の端面が、前記複数のパッドの配列方向に対して非
平行に形成されていることを特徴とする。
記載のプリント基板において、前記基板本体の端面が、
前記複数のパッドの配列方向に対して、傾斜しているこ
とを特徴とする。請求項3のプリント基板では、請求項
1に記載のプリント基板において、前記基板本体の端面
が、前記複数のパッドの配列方向に対して、凹形曲線状
または凸形曲線状に形成されていることを特徴とする。
いし請求項3のいずれか1項に記載のプリント基板にお
いて、前記基板本体の端面の両側角部を、相互に異なる
長さで面取りしたことを特徴とする。
板本体のパッド側の端面が、複数のパッドの配列方向に
対して非平行にされ、基板本体を電気コネクタに挿入す
る際に、パッド側の端面が徐々にターミナル間に挿入さ
れる。請求項2のプリント基板では、基板本体のパッド
側の端面が、複数のパッドの列方向に対して傾斜され、
基板本体を電気コネクタに挿入する際に、基板本体の一
側から他側へ向けて徐々にターミナル間に挿入される。
パッド側の端面が、複数のパッドの列方向に対して凹形
曲線状または凸形曲線状に形成され、基板本体を電気コ
ネクタに挿入する際に、基板本体の一側および他側から
中央側または中央側から一側および他側に向けて徐々に
ターミナル間に挿入される。請求項4のプリント基板で
は、基板本体のパッド側の端面の両側角部が面取りさ
れ、電気コネクタへの挿入抵抗が低減される。
したので、電気コネクタに挿入する際にターミナルと接
触するプリント基板の厚みの変化は、片方の面取り終了
位置まで挿入した後は、片方の傾斜のみ残され、緩やか
に変化する。そのため、プリント基板の厚みが増加する
と挿入抵抗も増加するが、途中から緩やかにプリント基
板の厚みが変化するので、プリント基板に急に大きな挿
入力を加えてしまうということが有効に防止される。
に説明する。図1は、本発明のプリント基板の一実施形
態を示している。図2は、プリント基板をリセプタクル
型の電気コネクタに挿入するときの模式的な図である。
図2に示すように、プリント基板1は、直線状の端面2
a,2b,2c,2dを有する長方形状の基板本体2を
有している。この基板本体2には、複数のパッド3(1)
〜3(n)が等間隔に形成されている。パッド3(1)〜3
(n)は、銅箔をエッジングすることで形成されている。
型の電気コネクタ5は、ハウジング7を有している。ハ
ウジング7の材料には、絶縁性や耐熱性を考慮し、例え
ばガラス入りLCPが用いられる。また、ハウジング7
には、導電性のあるターミナル9が挿入されている。タ
ーミナル9の材料には、ばね性を考慮し、銅合金が使用
されている。そして、銅合金の上に数ミクロンのニッケ
ルメッキが施され、さらにその上に数ミクロンの錫メッ
キが施されている。また、ターミナル9の一端には、端
子9aが形成され、この端子9aをプリント基板8のス
ルーホール8aに挿入し、半田付けすることでプリント
基板1とプリント基板8とが連結され、電気的に接続さ
れている。
面2aが、複数のパッド3(1)〜3(n)の列方向に対して
非平行、より具体的には角度θ1で直線状に傾斜するよ
うにされている。それに合わせて、ハウジング7の挿入
部底面7aも、図2に示したように、角度θ1の傾斜が
付けられている。また、図3に示すように、プリント基
板1のパッド3(k)(1≦k≦n)を通る横断面は、その端
面2a側の両側角部を角度θ2で面取りされている。そ
して、この面取り長さは、相互に異なる面取り長さL
1,L2にされている。
1の電気コネクタ5への挿入が以下に述べるようにして
行われる。先ず、基板本体2の端面2cを電気コネクタ
5と平行に保ちながら、基板本体2の端面2dとハウジ
ング7の端面7bとを当接させる。次いで、基板本体2
の端面2a側が、相対向するターミナル9間にて挟み込
まれる。次いで、プリント基板1をさらに挿入していく
と、先ずパッド3(1)の先端がターミナル9に挟み込ま
れ、次いでそれより端面2b側のパッド3(2)が挟み込
まれ、順次パッド3(n)まで挟み込まれる。このとき、
端面2bとハウジング7の端面7cとが当接され、プリ
ント基板1の挿入方向が安定する。最後に、基板本体2
の端面2aがハウジング7の挿入部底面7aと当接し、
挿入が終了する。
体2の端面2aが、複数のパッド3(1)〜3(n)の列方向
に対して、非平行、より具体的には、直線状に傾斜して
いるので、プリント基板1を電気コネクタ5に挿入する
際に、プリント基板1は端面2d側から端面2b側に向
けて徐々にターミナル9間に挿嵌され、プリント基板1
に大きな力が作用するのを避けることができる。そのた
め、パッド3(1)〜3(n)がターミナル9と接触したとき
にパッド3(1)〜3(n)を基板本体2から剥離させてしま
うのを有効に防止することができる。
基板本体2の端面2aの両側角部を面取りし、電気コネ
クタ5への挿入抵抗を低減するようにしたので、パッド
3(1)〜3(n)がターミナル9と接触したときにパッド3
(1)〜3(n)をプリント基板1から剥離させてしまうのを
防ぐことができる。しかも、相互に異なる長さで面取り
し、電気コネクタ5に挿入する際に、途中から緩やかに
基板本体2の厚みが変化するようにしたので、プリント
基板1に急に大きな挿入力が作用し、パッド3(1)〜3
(n)がターミナル9と接触したときにパッド3(1)〜3
(n)を基板本体2から剥離させてしまうの有効に防止す
ることができる。これは、ターミナル9と接触するプリ
ント基板1の厚みが、片方の面取り終了位置まで挿入さ
れた後はもう片方の傾斜のみ残されるためである。
タ5への挿入抵抗を低減することができるならば、如何
なる形状でも良い、例えば図4(a)〜図4(d)に示
すような形状であっても良い。ここで、図4(a)〜図
4(d)の形状の特徴点を以下に順次説明する。図4
(a)のプリント基板1Aの形状は、基板本体2Aの端
面2aが、複数のパッド3(1)〜3(n)の列方向に対し
て、凹形曲線状に形成されている。なお、基板本体2の
中心線Cは、凹形曲線の頂点を通っている。
1Aを電気コネクタ5に挿入する際に、基板本体2の端
面2b,2d側からに中央側に向けて徐々に挿入するこ
とになり、プリント基板1Aに大きな力が作用するのを
避けることができる。そのため、ターミナル9がパッド
3(1)〜3(n)と接触したときにパッド3(1)〜3(n)をプ
リント基板1Aから剥離させてしまうのを有効に防止す
ることができる。
基板本体2Bの端面2aが、複数のパッド3(1)〜3(n)
の列方向に対して、凸形曲線状に形成されている。な
お、基板本体2の中心線Cは、凸形曲線の頂点を通って
いる。このプリント基板1Bでは、プリント基板1Bを
電気コネクタ5に挿入する際に、基板本体2Bの中央側
から端面2b,2d側に向けて徐々に挿入することにな
り、プリント基板1Bに大きな力が作用するのを避ける
ことができる。そのため、ターミナル9がパッド3(1)
〜3(n)と接触したときにパッド3(1)〜3(n)をプリン
ト基板1Bから剥離させてしまうのを有効に防止するこ
とができる。
基板本体2Cの端面2aが、複数のパッド3(1)〜3(n)
の列方向に対して、中心線Cに対して対称な2本の直線
により切り欠かれた形状に形成されている。このプリン
ト基板1Cでは、プリント基板1Cを電気コネクタ5に
挿入する際に、基板本体2Cの端面2b,2d側から中
央側に向けて徐々に挿入することになり、プリント基板
1Cに大きな力が作用するのを避けることができる。そ
のため、ターミナル9がパッド3(1)〜3(n)と接触した
ときにパッド3(1)〜3(n)をプリント基板1Cから剥離
させてしまうのを有効に防止することができる。
基板本体2の端面2aが、複数のパッド3(1)〜3(n)の
列方向に対して、中心線Cに対して対称な2本の直線に
より突出された形状に形成されている。このプリント基
板1Dでは、プリント基板1Dを電気コネクタ5に挿入
する際に、基板本体2Dの中央側から端面2b,2d側
に向けて徐々に挿入することになり、プリント基板1D
に大きな力が作用するのを避けることができる。そのた
め、ターミナル9がパッド3(1)〜3(n)と接触したとき
にパッド3(1)〜3(n)をプリント基板1Dから剥離させ
てしまうのを有効に防止することができる。
基板では、基板本体のパッド側の端面を、複数のパッド
の列方向に対して非平行にしたので、プリント基板を電
気コネクタに挿入する際に、基板本体の端面を徐々にタ
ーミナル間に挿入することになり、プリント基板に大き
な力が作用するのを避けることができる。従って、パッ
ドがターミナルと接触したときにパッドをプリント基板
から剥離させてしまうのを有効に防止することができ
る。
パッド側の端面を、複数のパッドの列方向に対して傾け
たので、プリント基板を電気コネクタに挿入する際に、
基板本体の一側から他側に向けて徐々にターミナル間に
挿入することになり、プリント基板に大きな力が作用す
るのを避けることができる。従って、パッドがターミナ
ルと接触したときにパッドをプリント基板から剥離させ
てしまうのを有効に防止することができる。
パッド側の端面を、複数のパッドの列方向に対して、凹
形曲線状または凸形曲線状に形成したので、プリント基
板を電気コネクタに挿入する際に、基板本体の一側から
他側に向けて徐々にターミナル間に挿入することにな
り、プリント基板に大きな力が作用するのを避けること
ができる。従って、パッドがターミナルと接触したとき
にパッドをプリント基板から剥離させてしまうのを有効
に防止することができる。
パッド側の端面側の両側角部を面取りし、電気コネクタ
への挿入抵抗が低減するようにしたので、ターミナルが
パッドと接触したときにパッドを基板本体から剥離させ
てしまうのを有効に防止することができる。しかも、相
互に異なる長さで面取りし、電気コネクタに挿入する際
に、途中から緩やかにプリント基板の厚みが変化するよ
うにしたので、プリント基板に急に大きな挿入力が作用
し、パッドがターミナルと接触したときに基板本体から
剥離させてしまうのを有効に防止することができる。
図である。
ネクタに挿入するときの模式的な説明図である。
る。
ある。(a)は凹形基板、(b)は凸形基板、(c)は
切り欠き形基板、(D)は突出形基板である。
Claims (4)
- 【請求項1】 直線状の端面を有する基板本体の前記端
面に沿って、電気コネクタに挿入される複数のパッドを
所定間隔を置いて形成してなるプリント基板において、 前記基板本体の端面が、前記複数のパッドの配列方向に
対して非平行に形成されていることを特徴とするプリン
ト基板。 - 【請求項2】 請求項1に記載のプリント基板におい
て、 前記基板本体の端面が、前記複数のパッドの配列方向に
対して、傾斜していることを特徴とするプリント基板。 - 【請求項3】 請求項1に記載のプリント基板におい
て、 前記基板本体の端面が、前記複数のパッドの配列方向に
対して、凹形曲線状または凸形曲線状に形成されている
ことを特徴とするプリント基板。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか1項
に記載のプリント基板において、 前記基板本体の端面の両側角部を、相互に異なる長さで
面取りしたことを特徴とするプリント基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002074765A JP2003273485A (ja) | 2002-03-18 | 2002-03-18 | プリント基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002074765A JP2003273485A (ja) | 2002-03-18 | 2002-03-18 | プリント基板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003273485A true JP2003273485A (ja) | 2003-09-26 |
Family
ID=29204078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002074765A Pending JP2003273485A (ja) | 2002-03-18 | 2002-03-18 | プリント基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003273485A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160104846A (ko) * | 2015-02-26 | 2016-09-06 | 아이나노텍(주) | 인쇄회로기판의 베벨 처리 방법 |
-
2002
- 2002-03-18 JP JP2002074765A patent/JP2003273485A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160104846A (ko) * | 2015-02-26 | 2016-09-06 | 아이나노텍(주) | 인쇄회로기판의 베벨 처리 방법 |
KR101674291B1 (ko) | 2015-02-26 | 2016-11-09 | 아이나노텍(주) | 인쇄회로기판의 베벨 처리 방법 |
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A521 | Written amendment |
Effective date: 20061205 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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