JP2003269998A - 遠隔校正機能付き自己校正型角度検出器 - Google Patents

遠隔校正機能付き自己校正型角度検出器

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JP2003269998A
JP2003269998A JP2002073098A JP2002073098A JP2003269998A JP 2003269998 A JP2003269998 A JP 2003269998A JP 2002073098 A JP2002073098 A JP 2002073098A JP 2002073098 A JP2002073098 A JP 2002073098A JP 2003269998 A JP2003269998 A JP 2003269998A
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angle
calibration
angle data
angle detector
detection head
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Takaomi Kojima
隆臣 小島
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、回転機等に取り付けたままで、遠
隔的に角度データを校正できる遠隔校正機能付き自己校
正型角度検出器を提供することを目的とする。 【解決手段】 角度データ検出用ヘッドが設置されてい
る0°位置に対して(360/2N)°回転させた位置
に設置したN次誤差成分検出用ヘッドで検出された角度
データを用いてN次誤差成分を求め、これに基づき角度
データ検出用ヘッドで検出された角度データの第1校正
値を演算する内部自己校正部と、角度データ検出用ヘッ
ド及びN次誤差成分検出用ヘッドで検出された角度デー
タに基づいて角度データ検出用ヘッドで検出された角度
データの第2校正値を演算する外部校正部とを備え、第
1校正値が所定誤差範囲内にある場合は、第1校正値に
基づいて角度校正を行うように角度検出器に指示し、所
定誤差範囲内にない場合は、第2校正値に基づいて角度
校正を行うように角度検出器に指示する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、角度検出器に関
し、特に、自己校正機能を備えることにより、回転機等
の機械装置から取り外すことなく長年にわたって高精度
な角度検出性能を維持できるようにするための新規な改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、周知の角度検出器においては、定
期的に回転機等の機械装置から取り外し、製造元へ送付
して校正装置で精度誤差を測定し、必要に応じて再調整
等を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置は以上のよ
うに構成されていたため、次のような課題が存在してい
た。すなわち、定期的に取り外して再調整を要するた
め、取り外すことなく長年にわたって高精度な角度検出
性能を維持することはできなかった。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、回転機等の機械装置に取り
付けたままで、遠隔的に角度データを校正することによ
り長年にわたって高精度な角度検出を可能とする遠隔校
正機能付き自己校正型角度検出器を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の遠隔校正機能付
き自己校正型角度検出器は、角度検出器の角度データ検
出用ヘッドと、前記角度データ検出用ヘッドが設置され
ている0°位置に対して(360/2N)°回転させた
位置に設置されたN次誤差成分検出用ヘッドと、前記角
度検出器内に配設され、前記N次誤差成分検出用ヘッド
で検出された角度データを用いてN次誤差成分を求め、
このN次誤差成分に基づき前記角度データ検出用ヘッド
で検出された角度データの第1校正値を演算する内部自
己校正部と、前記角度検出器の外部に配設され、電気通
信回線を通じて受信する角度データ検出用ヘッド及び前
記N次誤差成分検出用ヘッドで検出された角度データに
基づいて前記角度データ検出用ヘッドで検出された角度
データの第2校正値を演算する外部校正部とを備え、前
記外部校正部は、前記角度検出器から第1校正値を受信
すると、前記第1校正値及び第2校正値を比較し、前記
第1校正値が所定誤差範囲内にある場合は、前記角度検
出器に対して前記第1校正値に基づいて角度校正を行う
ように指示し、前記第1校正値が所定誤差範囲内にない
場合は、前記角度検出器に対して前記第2校正値に基づ
いて角度校正を行うように指示する構成である。
【0006】また、本発明の他の形態に係る遠隔校正機
能付き自己校正型角度検出器は、角度検出器の角度デー
タ検出用ヘッドと、前記角度データ検出用ヘッドが設置
されている0°位置に対して(360/2N)°回転さ
せた位置に設置されたN次誤差成分検出用ヘッドと、前
記角度検出器の外部に配設され、電気通信回線を通じて
受信する角度データ検出用ヘッド及び前記N次誤差成分
検出用ヘッドで検出された角度データに基づいて前記角
度データ検出用ヘッドで検出された角度データの校正値
を演算する外部校正部とを備え、前記外部校正部は、前
記校正値を前記角度検出器側に送信し、前記角度検出器
に対して前記校正値に基づいて角度校正を行うように指
示する構成である。
【0007】さらに、N次誤差成分検出用ヘッドの位置
をA°=360/(2×N)、A°位置のN次誤差成分検
出用ヘッドで検出される角度データに含まれる精度誤差
(全次数誤差合計)をGS(A°)、 (x)°の左項にある
誤差特性を指定の角度x°シフトさせることを(x)°シ
フトとそれぞれ表した場合に、前記N次誤差GNは、N
=1の場合は、G1=(GS(0°)−GS(180°))/
2で表され、Nが2以上の場合は、GN={(GS(0
°)−GS(360/(2×N)°))+(GS(0°)−GS
(360/(2×N)°))(360/N)シフト+(GS(0
°)−GS(360/(2×N)°))(360/N×2)°シ
フト+・・・+(GS(0°)−GS(360/(2×N)
°))(360/N×K)°シフト}×(−1/2)×(1/
N)(ただし、K<N)で表される構成である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による遠
隔校正機能付き自己校正型角度検出器の好適な実施の形
態について詳細に説明する。
【0009】図1に示すように、本発明の角度検出器1
0は、エンコーダの回転位置検出用のディスク1の回転
位置を検出するためのLED及び受光素子からなる角度
データ検出用ヘッド2の他に、1次誤差検出用ヘッド
3、2次誤差検出用ヘッド4、4次誤差検出用ヘッド5
及び8次誤差検出用ヘッド6を備える。
【0010】前記1次誤差検出用ヘッド3、2次誤差検
出用ヘッド4、4次誤差検出用ヘッド5及び8次誤差検
出用ヘッド6は、角度データ検出用ヘッド2と同様にエ
ンコーダ本体(図示せず)側に取り付けられており、構
成も角度データ検出用ヘッド2と同一である。各誤差検
出用ヘッドは、ディスク1の中心を軸として角度データ
検出用ヘッド2に対して、180°、90°、45°及
び22.5°時計方向にそれぞれ回転させた位置に配設
されている。なお、以下では、角度データ検出用ヘッド
2の位置を0°位置、各誤差検出用ヘッド3〜6の位置
を180°位置、90°位置、45°位置及び22.5
°位置と称する。
【0011】また、図2に示すように、角度検出器10
は、前述したディスク1及び各誤差検出用ヘッド2〜6
を含む角度検出部10A、内部自己校正部10B及び校
正データ取り出し回路10Cを備える。また、角度検出
器10には、第1通信インターフェイス11が接続され
ており、この第1通信インターフェイス11は、電気通
信回線12及び第2通信インターフェイス13を介して
外部校正部14に接続されている。
【0012】内部自己校正部10B及び外部校正部は、
共に後述する校正方法により角度データ検出用ヘッド2
で検出された角度データを校正するものである。角度デ
ータ検出用ヘッド2で角度データが検出されると、内部
自己校正部10Bは角度データ検出用ヘッド2で角度デ
ータが検出されると、検出されたことを外部校正部14
に報知する。
【0013】外部校正部14は、内部自己校正部10B
からの報知を受けると、内部自己校正部10Bに対し、
第1校正値の演算を開始するように指令を送信すると共
に、検出した角度データ及び第1校正値を送信するよう
要求する。また、内部自己校正部10Bは、校正データ
取り出し回路10C内に記憶保持された校正テーブルを
参照して後述する構成方法で角度データを校正する。校
正が終了すると、内部自己校正部10Bは、電気通信回
線12を通じて外部校正部14に第1校正値を送信す
る。
【0014】外部校正部14は、内部自己校正部10B
側から角度データ及び第1校正値を受信すると、受信し
た角度データに基づいて第2校正値を演算し、外部校正
部14側で演算した第2校正値と内部自己校正部10B
側で演算された第1校正値とを比較することにより、外
部校正部14側で演算した第2校正値に基づいて内部自
己校正部10B側で演算された第1校正値を評価する。
【0015】評価の結果、内部自己校正部10B側で演
算された第1校正値の精度が所定範囲内に収まっていれ
ば、外部校正部14は、内部自己校正部10Bに対し
て、内部自己校正部10Bで演算された第1校正値に基
づいて角度データ検出用ヘッド2で検出された角度デー
タを校正するように指示する。一方、内部自己校正部1
0B側で演算された校正値の精度が所定範囲内に収まっ
ていない場合は、外部校正部14側で演算した第2校正
値を内部自己校正部10Bに送信し、この外部校正部1
4側で演算された第2校正値に基づいて角度データ検出
用ヘッド2で検出された角度データを校正させる。
【0016】内部自己校正部10B及び外部校正部14
での第1校正値及び第2校正値の演算は、以下のように
行われる。図3(a)は、角度データ検出用ヘッド2に
よって検出される角度データを示す特性図である。この
図3(a)に示すように、角度データ検出用ヘッド2に
よる角度データは、1次高調波成分、2次高調波成分、
4次高調波成分等のn次(nは整数)の高次誤差成分が
含まれる。各高調波成分を図3(b)〜図3(e)に示
す。
【0017】本発明の角度検出器では、検出される角度
データに含まれる誤差を消去するために以下のような処
理をする。説明の便宜上、まず2次高調波成分を消去す
る場合について説明する。90°位置にある2次誤差検
出用ヘッド4の角度データから0°位置にある角度デー
タ検出用ヘッド2の角度データを引くことによって得ら
れる第1位置誤差特性(図4(a))を求める。
【0018】次に、図4(a)に示す第1位置誤差特性
の位相とは180°位相の異なる第2位置誤差特性を求
める。この第2位置誤差特性を図4(b)に示す。そし
て、図4(a)及び図4(b)に示す第1位置誤差特性
及び第2位置誤差特性を足し合わせると、図4(c)に
示す2次誤差成分が得られる。図4(c)に示す2次誤
差成分は、ゲインが4倍になっているため、1/4倍し
たものを角度データ検出用ヘッド2で検出された角度デ
ータから除去すれば、2次誤差成分を除去した角度デー
タが得られる。
【0019】同様にして各高次誤差成分を求める。1次
誤差を求める場合は、1次誤差検出用ヘッド3を用い、
図4(c)に示すものと同様にゲインが2倍になった1
次誤差成分が求まるので、このゲインを1/2倍したも
のを角度データ検出用ヘッド2で検出された角度データ
から除去すれば、1次誤差成分を除去した角度データが
得られる。
【0020】また、4次誤差検出用ヘッド5を用いれ
ば、図4(c)に示すものと同様にゲインが8倍になっ
た4次誤差成分が求まるので、このゲインを1/8倍し
たものを角度データ検出用ヘッド2で検出された角度デ
ータから除去すれば、4次誤差成分を除去した角度デー
タが得られる。
【0021】さらに、8次誤差検出用ヘッド6を用いれ
ば、図4(c)に示すものと同様にゲインが16倍にな
った8次誤差成分が求まるので、このゲインを1/16
倍したものを角度データ検出用ヘッド2で検出された角
度データから除去すれば、8次誤差成分を除去した角度
データが得られる。
【0022】ここで、Nは誤差の次数(N次成分)を指
す。A°はヘッド位置A°=360/(2×N)を表す。
GS(A°)はA°位置のヘッドで検出される角度データ
に含まれる精度誤差(全次数誤差合計)を表す。G1、G
2、・・・、GNは1次、2次、・・・、N次誤差成分
を意味する。(x)°シフトは(x)°の左項にある誤差特
性を指定の角度x°シフトさせることを意味する。
【0023】これらの表記方法の下、0度位置の角度デ
ータ検出用ヘッド2から検出される精度誤差は、 GS(0°)=G1+G2+G3+・・・・・+GN と表現される。また、G1、G2、・・・、GNの誤差
は以下の数式で表現される。 G1=(GS(0°)−GS(180°))/2 G2={(GS(0°)−GS(90°))+(GS(0°)−
GS(90°))180°シフト}×(−1/2)×(1/
2) G3={(GS(0°)−GS(60°))+(GS(0°)−
GS(60°))120°シフト+(GS(0°)−GS(6
0°))240°シフト}×(−1/2)×(1/3) G4={(GS(0°)−GS(45°))+(GS(0°)−
GS(45°))90°シフト+(GS(0°)−GS(45
°))180°シフト+(GS(0°)−GS(45°))27
0°シフト}×(−1/2)×(1/4)
【0024】Nが2以上の場合の一般式は、 GN={(GS(0°)−GS(360/(2×N)°))+
(GS(0°)−GS(360/(2×N)°))(360/N)
シフト+(GS(0°)−GS(360/(2×N)°))(3
60/N×2)°シフト+・・・+(GS(0°)−GS
(360/(2×N)°))(360/N×K)°シフト}×
(−1/2)×(1/N) ただし、K<Nとなる。
【0025】以上のようにして各高次成分の誤差を求め
る。特に、本発明の角度検出器では、角度検出器10側
の内部自己校正部10Bと、角度検出器10とは電気通
信回線12を介して接続された外部校正部14との双方
で校正値を演算し、内部自己校正部10B側の校正値を
外部校正部14側の校正値に基づいて評価し、この内部
自己校正部10B側の校正値が所定の誤差範囲内にない
場合は、外部校正部14側の校正値を角度検出器10に
送信して角度データ検出用ヘッド2によって検出された
角度データを校正するので、角度検出器10の角度デー
タに含まれる誤差を小さく抑えることができ、この結
果、角度検出精度の高い角度検出器を提供することがで
きる。
【0026】以上の誤差構成は、図5に示すブロックで
行われるものであり、各ROMに記憶された補正値に基
づいて自動的に誤差構成を行うことにより、高精度な角
度データ(位置データ)を出力することができる。
【0027】なお、以上の説明では、図2のブロック図
に示すように角度検出器10側に内部自己校正部10B
及び誤差データ取り出し回路10Cを設け、角度検出器
10側でも校正値(第1校正値)を演算し、この校正値
(第1校正値)を外部校正部14側に送信して評価する
場合について説明したが、角度検出器10側から内部自
己校正部10B及び誤差データ取り出し回路10Cを取
り除き、角度検出部10Aで検出された角度データ信号
のみを外部校正部14側に送信して校正値(上述した第
2校正値に相当するもの)を外部校正部14側で演算
し、この校正値(第2校正値に相当するもの)を角度検
出器10側に送信して校正させるように構成しても良
い。
【0028】
【発明の効果】本発明の遠隔校正機能付き自己校正型角
度検出器は、角度検出器の角度データ検出用ヘッドと、
前記角度データ検出用ヘッドが設置されている0°位置
に対して(360/2N)°回転させた位置に設置され
たN次誤差成分検出用ヘッドと、前記角度検出器内に配
設され、前記N次誤差成分検出用ヘッドで検出された角
度データを用いてN次誤差成分を求め、このN次誤差成
分に基づき前記角度データ検出用ヘッドで検出された角
度データの第1校正値を演算する内部自己校正部と、前
記角度検出器の外部に配設され、電気通信回線を通じて
受信する角度データ検出用ヘッド及び前記N次誤差成分
検出用ヘッドで検出された角度データに基づいて前記角
度データ検出用ヘッドで検出された角度データの第2校
正値を演算する外部校正部とを備え、前記外部校正部
は、前記角度検出器から第1校正値を受信すると、前記
第1校正値及び第2校正値を比較し、前記第1校正値が
所定誤差範囲内にある場合は、前記角度検出器に対して
前記第1校正値に基づいて角度校正を行うように指示
し、前記第1校正値が所定誤差範囲内にない場合は、前
記角度検出器に対して前記第2校正値に基づいて角度校
正を行うように指示するので、角度検出器の角度データ
に含まれる誤差を小さく抑えることができ、この結果、
角度検出精度の高い角度検出器を提供することができ
る。
【0029】また、本発明の他の形態に係る遠隔校正機
能付き自己校正型角度検出器は、角度検出器の角度デー
タ検出用ヘッドと、前記角度データ検出用ヘッドが設置
されている0°位置に対して(360/2N)°回転さ
せた位置に設置されたN次誤差成分検出用ヘッドと、前
記角度検出器の外部に配設され、電気通信回線を通じて
受信する角度データ検出用ヘッド及び前記N次誤差成分
検出用ヘッドで検出された角度データに基づいて前記角
度データ検出用ヘッドで検出された角度データの校正値
を演算する外部校正部とを備え、前記外部校正部は、前
記校正値を前記角度検出器側に送信し、前記角度検出器
に対して前記校正値に基づいて角度校正を行うように指
示するので、角度検出器の角度データに含まれる誤差を
小さく抑えることができ、この結果、角度検出精度の高
い角度検出器を提供することができる。
【0030】さらに、N次誤差成分検出用ヘッドの位置
をA°=360/(2×N)、A°位置のN次誤差成分検
出用ヘッドで検出される角度データに含まれる精度誤差
(全次数誤差合計)をGS(A°)、 (x)°の左項にある
誤差特性を指定の角度x°シフトさせることを(x)°シ
フトとそれぞれ表した場合に、前記N次誤差GNは、N
=1の場合は、G1=(GS(0°)−GS(180°))/
2で表され、Nが2以上の場合は、GN={(GS(0
°)−GS(360/(2×N)°))+(GS(0°)−GS
(360/(2×N)°))(360/N)シフト+(GS(0
°)−GS(360/(2×N)°))(360/N×2)°シ
フト+・・・+(GS(0°)−GS(360/(2×N)
°))(360/N×K)°シフト}×(−1/2)×(1/
N)(ただし、K<N)で表されるので、各高次誤差成
分を除去した精度の高い角度データを出力する遠隔校正
機能付き自己校正型角度検出器を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による遠隔校正機能付き自己校正型角度
検出器の要部を概略的に示す構成図である。
【図2】本発明の遠隔校正機能付き自己校正型角度検出
器のブロック構成を示す構成図である。
【図3】各高次誤差成分を概略的に示す特性図である。
【図4】本発明による遠隔校正機能付き自己校正型角度
検出器において2次誤差成分を求める様子を概略的に示
す特性図である。
【図5】本発明の遠隔校正機能付き自己校正型角度検出
器のブロック構成を示す図である。
【符号の説明】
1 ディスク 2 角度データ検出用ヘッド 3 1次誤差検出用ヘッド 4 2次誤差検出用ヘッド 5 4次誤差検出用ヘッド 6 8次誤差検出用ヘッド 10 角度検出器 10A 角度検出部 10B 内部自己校正部 10C 誤差データ取り出し回路 11 第1通信インターフェイス 12 電気通信回線 13 第二通信インターフェイス 14 外部校正部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 角度検出器の角度データ検出用ヘッド
    と、前記角度データ検出用ヘッドが設置されている0°
    位置に対して(360/2N)°回転させた位置に設置
    されたN次誤差成分検出用ヘッドと、前記角度検出器内
    に配設され、前記N次誤差成分検出用ヘッドで検出され
    た角度データを用いてN次誤差成分を求め、このN次誤
    差成分に基づき前記角度データ検出用ヘッドで検出され
    た角度データの第1校正値を演算する内部自己校正部
    と、前記角度検出器の外部に配設され、電気通信回線を
    通じて受信する角度データ検出用ヘッド及び前記N次誤
    差成分検出用ヘッドで検出された角度データに基づいて
    前記角度データ検出用ヘッドで検出された角度データの
    第2校正値を演算する外部校正部とを備え、前記外部校
    正部は、前記角度検出器から第1校正値を受信すると、
    前記第1校正値及び第2校正値を比較し、前記第1校正
    値が所定誤差範囲内にある場合は、前記角度検出器に対
    して前記第1校正値に基づいて角度校正を行うように指
    示し、前記第1校正値が所定誤差範囲内にない場合は、
    前記角度検出器に対して前記第2校正値に基づいて角度
    校正を行うように指示することを特徴とする遠隔校正機
    能付き自己校正型角度検出器。
  2. 【請求項2】 角度検出器の角度データ検出用ヘッド
    と、前記角度データ検出用ヘッドが設置されている0°
    位置に対して(360/2N)°回転させた位置に設置
    されたN次誤差成分検出用ヘッドと、前記角度検出器の
    外部に配設され、電気通信回線を通じて受信する角度デ
    ータ検出用ヘッド及び前記N次誤差成分検出用ヘッドで
    検出された角度データに基づいて前記角度データ検出用
    ヘッドで検出された角度データの校正値を演算する外部
    校正部とを備え、前記外部校正部は、前記校正値を前記
    角度検出器側に送信し、前記角度検出器に対して前記校
    正値に基づいて角度校正を行うように指示することを特
    徴とする遠隔校正機能付き自己校正型角度検出器。
  3. 【請求項3】 N次誤差成分検出用ヘッドの位置をA°
    =360/(2×N)、A°位置のN次誤差成分検出用ヘ
    ッドで検出される角度データに含まれる精度誤差(全次
    数誤差合計)をGS(A°)、 (x)°の左項にある誤差特
    性を指定の角度x°シフトさせることを(x)°シフトと
    それぞれ表した場合に、前記N次誤差GNは、N=1の
    場合は、G1=(GS(0°)−GS(180°))/2で表
    され、Nが2以上の場合は、GN={(GS(0°)−G
    S(360/(2×N)°))+(GS(0°)−GS(360
    /(2×N)°))(360/N)シフト+(GS(0°)−G
    S(360/(2×N)°))(360/N×2)°シフト+
    ・・・+(GS(0°)−GS(360/(2×N)°))(3
    60/N×K)°シフト}×(−1/2)×(1/N)(た
    だし、K<N)で表されることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の遠隔校正機能付き自己校正型角度検出器。
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