JP2003266780A - 光書き込みヘッド - Google Patents

光書き込みヘッド

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JP2003266780A JP2002076457A JP2002076457A JP2003266780A JP 2003266780 A JP2003266780 A JP 2003266780A JP 2002076457 A JP2002076457 A JP 2002076457A JP 2002076457 A JP2002076457 A JP 2002076457A JP 2003266780 A JP2003266780 A JP 2003266780A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低価格および高品位の印字を可能にするレン
ズアレイを搭載した光書き込みヘッドを提供する。 【解決手段】 ハウジング10は、ヘッド長手方向に沿
って凹部11が形成されており、凹部11の長手方向両
側面には長手方向に突出部13が形成されている。凹部
11の底面には、発光素子実装基板14のLEDチップ
直下部分となる位置にヘッド長手方向に突起部24が形
成されている。発光素子実装基板14は、突起部24
と、凹部11の両側面に形成された突出部13の下端面
との3点でハウジング10に固定されており、発光素子
実装基板14は、LEDチップ16の発光点から積層樹
脂レンズアレイ12のレンズ入射面までの距離が所定の
距離となるようにして、突出部13の上端面である搭載
面22に載置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真プリンタ
に搭載されて、発光素子アレイからの出射光をレンズア
レイにより集光して感光体に投影する光書き込みヘッド
に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真プリンタでは、感光ドラムを露
光して潜像を形成し、この潜像をトナーによって現像
し、このトナーを紙に転写し、熱等によってトナーを紙
に定着させることによって印刷を行っている。
【0003】露光プロセスは、LED光学系とレーザ光
学系に2分され、LED光学系のヘッドでは、従来、L
EDの発光エネルギーは、正立等倍ロッドレンズアレイ
を介して、感光ドラムに露光する。
【0004】図1は、従来の電子写真プリンタに搭載さ
れる書き込みヘッド(光書き込みヘッド)のヘッド長手
方向に垂直な方向の断面図である。この光書き込みヘッ
ドでは、発光素子実装基板40上に、発光素子を列状に
配置した複数個のLEDチップ(発光素子アレイチッ
プ)42が、走査方向に実装され、このLEDチップ4
2の発光素子が発光する光の光軸上に、正立等倍ロッド
レンズアレイ44が、ハウジング(樹脂カバー)46に
より固定され、さらに、正立等倍ロッドレンズアレイ4
4上には、感光ドラム48が設けられている。また、発
光素子実装基板40の周囲の角部は、ハウジング46の
脚部先端に係合している。さらに、発光素子実装基板4
0の下地にはLEDチップ42の熱を放出するためのヒ
ートシンク50が設けられ、ハウジング46とヒートシ
ンク50は、発光素子実装基板40を間に挟んで止め金
具52により固定されている。
【0005】正立等倍ロッドレンズアレイ44は、LE
Dチップ42の発光素子の光を集光し、感光ドラム48
を露光して感光ドラムの表面に潜像を形成する。
【0006】このロッドレンズアレイを用いた光書き込
みヘッドは、解像度およびレンズピッチの周期光量ムラ
が発生し易いために、特開2000−221445号公
報に開示されているように、樹脂レンズアレイを積層さ
せて解像度を向上させた光書き込みヘッドが提案されて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】高解像度の光書き込み
ヘッドに用いられる正立等倍レンズアレイは、作動距離
(発光点とレンズ入射面間距離)が非常に短く、現在使
用されているレンズの許容作動距離は、ばらつきを考慮
すると100μm以下である。そのため、光書き込みヘ
ッドは、発光位置とレンズ間の距離精度を高めて、結像
位置でのピントボケによる印字品質の低下を防止する必
要がある。また、感光ドラム上の結像ピントボケによる
印字品質の低下も防止する必要がある。
【0008】したがって、従来の光書き込みヘッドに
は、レンズアレイおよび発光素子を高い平坦度で配置さ
せ、かつ、レンズアレイと発光素子とを高い距離精度で
配置することが要求されるため、従来の光書き込みヘッ
ドは、ヒートシンクの発光素子実装基板搭載面およびハ
ウジングのレンズアレイ搭載面を、非常に高い精度で加
工する必要があり、また、機械加工のし易い部品にする
必要がある。そのため、発光点とレンズアレイとの位置
合わせ工程を必要とし、更に構成部品点数を増やし、ヘ
ッドの製造コスト上昇を招いていた。
【0009】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、その目的は、低価格および高品位
の印字を可能にするレンズアレイを搭載した光書き込み
ヘッドを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、発光素子アレ
イを実装する基板と、前記発光素子アレイの発光素子が
発光する光の光軸上にレンズアレイを備え、さらに前記
基板およびレンズアレイを支持する支持手段を備える光
書き込みヘッドにおいて、前記支持手段は、ヘッド長手
方向に沿って凹部が形成されており、前記凹部の長手方
向両側面には長手方向に突出部が形成されており、さら
に前記凹部の底面には、前記基板の発光素子アレイ直下
部分となる位置にヘッド長手方向に突起部が形成されて
おり、前記基板は、前記突起部と前記凹部の両側面に形
成された突出部の下端面とで前記支持手段に支持されて
いることを特徴とする。
【0011】前記レンズアレイは、前記突出部の上端面
に支持されていることが好ましく、前記突出部の下端面
と、前記突起部の先端上面とのギャップXは、 (基板厚み−0.5mm) ≦ X ≦ 基板厚み の大きさであることが好ましい。
【0012】また、前記突起部は、ヘッド長手方向に亘
り連続または不連続に形成されていることが好ましく、
前記突起部の断面形状は、半円形状、矩形状、台形状ま
たは楔形状からなることが好ましい。
【0013】前記支持手段は、アルミ押し出し材料で形
成されていることが好ましく、また、前記支持手段は、
長手方向端面位置部分に位置決め手段を備え、前記基板
は、前記位置決め手段に前記基板の端面を突き当てるこ
とにより前記基板の長手方向の位置決めが行われること
が好ましく、さらに、前記支持手段は、長手方向端面位
置部分に、前記基板および電気信号の取り込み手段に干
渉しない構造を有するサイドカバーを備えることが好ま
しい。
【0014】また、前記支持手段は、下部に切り欠きを
有し、前記基板に電気信号を取り込むための配線は前記
切り欠きから取り出されることが好ましい。
【0015】さらに、前記レンズアレイは、積層樹脂レ
ンズアレイまたはロッドレンズアレイであることが好ま
しく、前記発光素子アレイは、自己走査型発光素子アレ
イであることが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0017】図2および図3は、本発明の光書き込みヘ
ッドの実施の形態を示す図である。図2は斜視図であ
り、図3(a)はヘッドの長手方向中央部における長手
方向に対して直交する方向の断面図であり、図3(b)
は一部正面図である。
【0018】図2に示すように、ハウジング(支持手
段)10は、積層樹脂レンズアレイ12および発光素子
実装基板14を支持する構造を有する。
【0019】積層樹脂レンズアレイ12は、微小凸レン
ズが所定のピッチで透明平板上に規則的に配列された樹
脂レンズアレイを3枚重ね合わせて構成されている。
【0020】発光素子実装基板14は、ヘッド長手方向
(走査方向)に対して直交する方向の中央部に、長手方
向にLEDチップ16を搭載している。また、発光素子
実装基板14は、長手方向の一端側に電気信号を取り込
むためのコネクタ18およびフラットケーブル(配線)
20を備えている。
【0021】図3に示すように、ハウジング10は、ヘ
ッド長手方向に沿って凹部11が形成されており、凹部
11の長手方向両側面には長手方向に突出部13が形成
されている。また、凹部11の底面には、発光素子実装
基板14のLEDチップ直下部分となる位置にヘッド長
手方向に突起部24が形成されている。発光素子実装基
板14は、この突起部24と、凹部11の両側面に形成
された突出部13の下端面との3点でハウジング10に
支持されており、積層樹脂レンズアレイ12は、LED
チップ16の発光点から積層樹脂レンズアレイ12のレ
ンズ入射面までの距離が所定の距離となるようにして、
突出部13の上端面である搭載面22に支持されてい
る。
【0022】ハウジング10は、アルミ等の非鉄金属で
構成され、ヘッド長手方向に同一断面形状であるので、
この実施の形態では安価に形状が成形できるアルミ押し
出し材料を用いるのが好適である。また、突起部24の
先端上面は、高い平坦性で切削加工が施されている。
【0023】図4は、ハウジングの発光素子実装基板に
当接する面をエンドミル(刃物)で加工する時の状態を
示す図である。ハウジング10は、発光素子実装基板1
4に当接する面に、高い平坦性を必要とする。しかし、
図4に示すように、ハウジングの発光素子実装基板14
に当接する面をエンドミル(刃物)34により高い平坦
度で加工しようとしても、エンドミル(刃物)34の削
り残し部分であるアンダーカット部36が発生して、事
実上高い精度で機械加工することは不可能である。した
がって、本実施の形態では、ハウジングの発光素子直下
部分に突起部を設けて、その先端部の上面のみに切削加
工を施して、精度を向上させている。
【0024】発光素子実装基板14は、基板厚みが高精
度で加工されており、また、積層樹脂レンズアレイ12
が当接する搭載面22は、高い精度での機械加工が可能
なので、突起部24の先端上面を高い精度で切削加工
し、突起部24上に発光素子実装基板14を載置すれ
ば、LEDチップ16と積層樹脂レンズアレイ12を高
い距離精度で配置することができる。
【0025】上述のようにハウジング10は、積層樹脂
レンズアレイ12が当接する搭載面22と、発光素子実
装基板14が当接する面に、高い平坦性と距離精度を必
要とするが、押し出し成形された材料の必要部分のみに
切削加工を実施して高精度化が図られている。
【0026】図5は、図3(a)のA部拡大図である。
発光素子実装基板14の上面は突出部13の下端面に接
触し、発光素子実装基板14の下面は突起部24の先端
上面に接触している。突出部13の下端面と、突起部2
4の先端上面とのギャップXが小さいと、発光素子実装
基板14をハウジング10に支持固定する際に、発光素
子実装基板14に過大な反りが発生し、そのため発光素
子に応力が発生し、発光不良等の不具合が発生する。し
たがって、ギャップXは以下の条件で設けると良い。
【0027】 (基板厚み−0.5mm) ≦ X ≦ 基板厚み 発光素子実装基板14のハウジング10への取り付け
は、LEDチップ16が搭載された発光素子実装基板1
4を、電気信号の取り込み手段を有しない側よりハウジ
ング10へ押し込んで行う。発光素子実装基板14の材
質は、ガラスエポキシ基板、金属基板等を用いても良
い。
【0028】発光素子実装基板14をハウジング10に
挿入すると、ハウジング10のギャップXは、発光素子
実装基板14の基板厚みよりも狭いため、発光素子実装
基板14に反りが発生し、その反力により発光素子実装
基板14とハウジング10との間の接触部分に荷重が働
き、その摩擦力により発光素子実装基板14が固定され
る。したがって、発光素子実装基板14をハウジング1
0に取り付ける際に、接着剤等の固定手段を必要とせず
製造工程の省略が可能となる。
【0029】また、発光素子実装基板14上面のLED
チップ16の高さ精度は、ハウジング10の突起部24
の形状に倣うため、LEDチップ16の発光素子の配列
平坦度を向上できる。
【0030】なお、電子写真プリンタに光書き込みヘッ
ドを搭載する際には、電子写真プリンタの感光ドラム1
5は、積層樹脂レンズアレイ12上に設けられる。
【0031】図6は、電気信号の取り込み手段を有しな
い側のヘッドの端面部分を示す斜視図である。発光素子
実装基板14の長手方向の位置決めは、図6に示すよう
に、電気信号の取り込み手段を有しない側のヘッドの端
面位置部分に、ハウジング10側から位置決めピン(位
置決め手段)38を突出させておいて、位置決めピン3
8に発光素子実装基板14の端面を突き当てることによ
り行っても良い。
【0032】また、ハウジング10に発光素子実装基板
14を挿入した後、図2および図3(b)の破線で示す
ように、ハウジング10への取り付け構造と発光素子実
装基板14および電気信号の取り込み手段に干渉しない
構造を有するサイドカバー30を取り付けて絶縁および
封止を行っても良い。
【0033】この場合、サイドカバー30の側面に突起
状の係止部を備えた止め具26を備え、この止め具26
の係止部を、ハウジング10の側面に設けられた溝28
に嵌合させることによって、光書き込みヘッドの端部の
絶縁および封止を行う。また、サイドカバー30には、
光書き込みヘッドを電子写真プリンタに組み込む時に感
光ドラムの位置合わせの基準に用いられるデータムピン
32を備えるようにしても良い。
【0034】なお、ハウジング10は、フィラーを混入
させて強度を向上させた樹脂材料を用いても良い。ハウ
ジング10が樹脂などの絶縁体であるときは、ハウジン
グ10と感光ドラムとの電位差を低減するために、ハウ
ジング10の表面に導電膜を設けても良い。また、樹脂
自体を導電性の材料で作製しても良い。
【0035】ハウジングの突起部24の断面形状は、半
円形状、矩形状、台形状または楔形状でも良く、突起部
24は、ヘッド長手方向に亘り連続に設けても、不連続
に設けても良い。
【0036】また、上述した実施の形態では、電気信号
を取り込むためのコネクタ18を、LEDチップ16の
搭載側である発光素子実装基板14の基板表面側に配置
したが、基板の裏面側に配置するようにしても良い。図
7は、コネクタを発光素子実装基板の基板裏面側に配置
した状態を示す図であり、コネクタの箇所で切断した断
面図である。
【0037】なお、図7では、ハウジングには、フラッ
トケーブルが通る箇所に切り欠き19が設けられてお
り、フラットケーブルをハウジングの下から挿入できる
ようにしている。図8は、フラットケーブル付きのコネ
クタをハウジングの下から挿入できるようにしたハウジ
ングの斜視図である。フラットケーブル付きのコネクタ
(図示せず)をハウジングの下から切り欠き19を介し
て挿入して発光素子実装基板(図示せず)のコネクタ接
続箇所に、コネクタを固定させるようにしても良い。
【0038】また、上述した実施の形態では、正立等倍
レンズアレイに積層樹脂レンズアレイを用いた光書き込
みヘッドについて説明したが、本発明のハウジングへの
基板取り付け固定方法は、図1に示すロッドレンズアレ
イ44を図5に示す搭載面22に搭載した光書き込みヘ
ッドにも適用できる。また、スキャナ等の光読み取りヘ
ッドにも適用できるものである。
【0039】また、上述した実施の形態において、LE
Dチップには自己走査型発光素子アレイを用いることが
できる。なお、自己走査型発光素子アレイとは、自己走
査回路を内蔵し、発光点を順次転送していく機能を有す
る発光素子アレイである。
【0040】自己走査型発光素子アレイについては、特
開平1−238962号公報、特開平2−14584号
公報、特開平2−92650号公報、特開平2−926
51号公報等により、プリンタヘッド用光源として実装
上簡便となること、発光素子間隔を細かくできること、
コンパクトなプリンタヘッドを作製できること等が示さ
れている。また、特開平2−263668号公報では、
転送素子アレイをシフト部として、発光部である発光素
子アレイと分離した構造の自己走査型発光素子アレイを
提案している。
【0041】図9に、シフト部と発光部とを分離した構
造の自己走査型発光素子アレイの等価回路図を示す。シ
フト部は、転送素子T1 ,T2 ,T3 ,…を有し、発光
部は、書込み用発光素子L1 ,L2 ,L3 ,…を有して
いる。これら転送素子および発光素子は、3端子発光サ
イリスタにより構成される。シフト部の構成は、転送素
子のゲートを互いに電気的に接続するのにダイオードD
1 ,D2 ,D3 ,…を用いている。VGKは電源(通常5
V)であり、負荷抵抗RL を経て各転送素子のゲート電
極G1 ,G2 ,G3 ,…に接続されている。また、転送
素子のゲート電極G1 ,G2 ,G3 ,…は、書込み用発
光素子のゲート電極にも接続される。転送素子T1 のゲ
ート電極にはスタートパルスφS が加えられ、転送素子
のアノード電極には、交互に転送用クロックパルスφ
1,φ2が加えられ、書込み用発光素子のアノード電極
には、書込み信号φI が加えられている。
【0042】なお、図中、R1,R2,RS ,RI は、
それぞれ電流制限抵抗を示している。
【0043】動作を簡単に説明する。まず転送用クロッ
クパルスφ1の電圧が、Hレベルで、転送素子T2 がオ
ン状態であるとする。このとき、ゲート電極G2 の電位
はV GKの5Vからほぼ零Vにまで低下する。この電位降
下の影響はダイオードD2 によってゲート電極G3 に伝
えられ、その電位を約1Vに(ダイオードD2 の順方向
立上り電圧(拡散電位に等しい))に設定する。しか
し、ダイオードD1 は逆バイアス状態であるためゲート
電極G1 への電位の接続は行われず、ゲート電極G1
電位は5Vのままとなる。発光サイリスタのオン電圧
は、ゲート電極電位+pn接合の拡散電位(約1V)で
近似されるから、次の転送用クロックパルスφ2のHレ
ベル電圧は約2V(転送素子T3 をオンさせるために必
要な電圧)以上でありかつ約4V(転送素子T5 をオン
させるために必要な電圧)以下に設定しておけば転送素
子T3 のみがオンし、これ以外の転送素子はオフのまま
にすることができる。従って2本の転送用クロックパル
スでオン状態が転送されることになる。
【0044】スタートパルスφS は、このような転送動
作を開始させるためのパルスであり、スタートパルスφ
S をHレベル(約0V)にすると同時に転送用クロック
パルスφ2をHレベル(約2〜約4V)とし、転送素子
1 をオンさせる。その後すぐ、スタートパルスφS
Hレベルに戻される。
【0045】いま、転送素子T2 がオン状態にあるとす
ると、ゲート電極G2 の電位は、ほぼ0Vとなる。した
がって、書込み信号φI の電圧が、pn接合の拡散電位
(約1V)以上であれば、発光素子L2 を発光状態とす
ることができる。
【0046】これに対し、ゲート電極G1 は約5Vであ
り、ゲート電極G3 は約1Vとなる。したがって、発光
素子L1 の書込み電圧は約6V、発光素子L3 の書込み
電圧は約2Vとなる。これから、発光素子L2 のみに書
込める書込み信号φI の電圧は、1〜2Vの範囲とな
る。発光素子L2 がオン、すなわち発光状態に入ると、
発光強度は書込み信号φI に流す電流量で決められ、任
意の強度にて画像書込みが可能となる。また、発光状態
を次の発光素子に転送するためには、書込み信号φI
インの電圧を一度0Vまでおとし、発光している発光素
子をいったんオフにしておく必要がある。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光書き込
みヘッドは、ヘッドの構成部品点数の低減により、製造
コストの低減が図れる。従来の光書き込みヘッドでは、
図1に示すようにハウジング、ヒートシンクおよび止め
金具の3個を必要としたが、上述した光書き込みヘッド
では、これらをハウジング1個にすることができ、部品
点数を大幅に低減できる。
【0048】また、本発明の光書き込みヘッドは、ハウ
ジングの表面全てがLEDチップ発熱の放熱面となるた
め、ヘッドの自己発熱によるLED発光光量の減衰を低
減できる。
【0049】また、本発明の光書き込みヘッドは、ヘッ
ド組み立て工程の削減によりコストの低減を図ることが
できる。従来は発光素子実装基板をヒートシンクに固定
するのに、止め金具による固定工程(止め金具を用いな
ければ接着剤による接着工程)が必要であったが、本発
明の光書き込みヘッドでは、図3に示すように、ハウジ
ングに設けた突起部と基板の上面接触面とで基板を挟ん
でいるので、固定工程(または接着工程)が削減でき
る。
【0050】さらに、本発明の光書き込みヘッドは、ハ
ウジングが、強度に優れる非鉄金属で構成されるため、
光学部品の配置精度を向上できる。また、ハウジング
が、ヘッド長手方向に同一断面形状であるため、ハウジ
ングに材料コスト低減に優れるアルミ押し出し材料を用
ることができ、部材のコストの低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロッドレンズアレイを用いた従来の光書き込み
ヘッドの断面図である。
【図2】本発明の光書き込みヘッドの実施の形態を示す
斜視図である。
【図3】図2に示す光書き込みヘッドの一部正面図、お
よび長手方向中央部における長手方向に対して直交する
方向の断面図である。
【図4】ハウジングの発光素子実装基板に当接する面を
エンドミル(刃物)で加工する時の状態を示す図であ
る。
【図5】図3(a)のA部拡大図である。
【図6】電気信号の取り込み手段を有しない側のヘッド
の端面部分を示す斜視図である。
【図7】コネクタを発光素子実装基板の基板裏面側に配
置した状態を示す図である。
【図8】フラットケーブル付きのコネクタをハウジング
の下から挿入したときの状態を説明する斜視図である。
【図9】自己走査型発光素子アレイの等価回路を示す図
である。
【符号の説明】 10,46 ハウジング 11 凹部 12 積層樹脂レンズアレイ 13 突出部 14,40 発光素子実装基板 16,42 LEDチップ 18 コネクタ 19 切り欠き 20 フラットケーブル 22 搭載面 24 突起部 26 止め具 28 溝 30 サイドカバー 32 データムピン 34 エンドミル 36 アンダーカット部 38 位置決めピン 44 正立等倍ロッドレンズアレイ 48 感光ドラム 50 ヒートシンク 52 止め金具

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発光素子アレイを実装する基板と、前記発
    光素子アレイの発光素子が発光する光の光軸上にレンズ
    アレイを備え、さらに前記基板およびレンズアレイを支
    持する支持手段を備える光書き込みヘッドにおいて、 前記支持手段は、ヘッド長手方向に沿って凹部が形成さ
    れており、前記凹部の長手方向両側面には長手方向に突
    出部が形成されており、さらに前記凹部の底面には、前
    記基板の発光素子アレイ直下部分となる位置にヘッド長
    手方向に突起部が形成されており、前記基板は、前記突
    起部と前記凹部の両側面に形成された突出部の下端面と
    で前記支持手段に支持されていることを特徴とする光書
    き込みヘッド。
  2. 【請求項2】前記レンズアレイは、前記突出部の上端面
    に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の光
    書き込みヘッド。
  3. 【請求項3】前記突出部の下端面と、前記突起部の先端
    上面とのギャップXは、 (基板厚み−0.5mm) ≦ X ≦ 基板厚み の大きさであることを特徴とする請求項1または2に記
    載の光書き込みヘッド。
  4. 【請求項4】前記突起部は、ヘッド長手方向に亘り連続
    または不連続に形成されていることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載の光書き込みヘッド。
  5. 【請求項5】前記突起部の断面形状は、半円形状、矩形
    状、台形状または楔形状からなることを特徴とする請求
    項1〜4のいずれかに記載の光書き込みヘッド。
  6. 【請求項6】前記支持手段は、アルミ押し出し材料で形
    成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    に記載の光書き込みヘッド。
  7. 【請求項7】前記支持手段は、長手方向端面位置部分に
    位置決め手段を備え、前記基板は、前記位置決め手段に
    前記基板の端面を突き当てることにより前記基板の長手
    方向の位置決めが行われることを特徴とする請求項1〜
    6のいずれかに記載の光書き込みヘッド。
  8. 【請求項8】前記支持手段は、長手方向端面位置部分
    に、前記基板および電気信号の取り込み手段に干渉しな
    い構造を有するサイドカバーを備えることを特徴とする
    請求項1〜7のいずれかに記載の光書き込みヘッド。
  9. 【請求項9】前記支持手段は、下部に切り欠きを有し、
    前記基板に電気信号を取り込むための配線は前記切り欠
    きから取り出されることを特徴とする請求項1〜8のい
    ずれかに記載の光書き込みヘッド。
  10. 【請求項10】前記レンズアレイは、積層樹脂レンズア
    レイまたはロッドレンズアレイであることを特徴とする
    請求項1〜9のいずれかに記載の光書き込みヘッド。
  11. 【請求項11】前記発光素子アレイは、自己走査型発光
    素子アレイであることを特徴とする請求項1〜10のい
    ずれかに記載の光書き込みヘッド。
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