JP2003258277A - 太陽電池 - Google Patents

太陽電池

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JP2003258277A JP2002055419A JP2002055419A JP2003258277A JP 2003258277 A JP2003258277 A JP 2003258277A JP 2002055419 A JP2002055419 A JP 2002055419A JP 2002055419 A JP2002055419 A JP 2002055419A JP 2003258277 A JP2003258277 A JP 2003258277A
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Akihiro Kuroda
章裕 黒田
Hiroaki Morikawa
浩昭 森川
Mitsunori Nakatani
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Abstract

(57)【要約】 【課題】 太陽電池に相互接続タブ線を接続する際、及
び接続後においても、太陽電池の端部で割れが発生し難
くして、製造歩留まりを向上させることができる太陽電
池を提供する。 【解決手段】 受光面側に形成され、かつ、端部から離
間して形成された表銀バス電極12と、受光面側に形成
された表銀グリッド電極10とを有し、端部から離間し
た表銀バス電極12の部分と端部近傍の表銀グリッド電
極10の部分とを接続して太陽電池51を構成すること
により、太陽電池51に相互接続タブ線53を接続する
際、及び接続後においても、太陽電池51の端部で割れ
を発生し難くして、製造歩留まりを向上させることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池に係り、
例えば、太陽電池モジュールの製作時における太陽電池
の端面での割れ防止、及び太陽電池の高効率化に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の住宅用等に使用されるシリ
コン太陽電池の表面、裏面側の概略図であり、図8
(A)はそのシリコン太陽電池の表面側の概略図、図8
(B)はそのシリコン太陽電池の裏面側の概略図であ
る。図9は図8(A)に示すA1−A2線におけるシリ
コン太陽電池の断面図、図10、11は図9に示すシリ
コン太陽電池の主な製造工程を示す断面構造図である。
【0003】図8〜11において、101はp型シリコ
ン基板であり、102はp型シリコン基板101上部に
形成されたテクスチャーであり、103はp型シリコン
基板101とテクスチャー102間に形成されたn層で
ある。104はテクスチャー102上に形成された反射
防止膜であり、110はn層103と接続されるように
形成された焼結後の表銀グリッド電極であり、111は
反射防止膜104上に形成されたスクリーン印刷後の表
銀グリッド電極用ペーストである。
【0004】112はn層103と接続されるように形
成された表銀バス電極である。120はp型シリコン基
板101裏面側に形成された焼結後の裏アルミ電極であ
り、121はp型シリコン基板101裏面に形成された
スクリーン印刷後の裏アルミ電極用ペーストである。1
22はp型シリコン基板101と裏アルミ電極120間
に形成されたp+層であり、130はp+層122と接
続されるように形成された焼結後の裏銀バス電極であ
り、140は表銀グリッド電極110表面に形成された
ハンダである。
【0005】図8(A)に示す太陽電池の表側では、p
型シリコン基板101上に太陽光をできるだけ多く発電
に寄与させるべく、通常、入射される光の反射を抑制さ
せるために、反射防止膜104を設けている。更に、太
陽電池の表側には、シリコン基板101中で発電された
電気を局所的に集電するための表銀グリッド電極110
と、表銀グリッド電極110で集電された電気を取り出
すための表銀バス電極112とが配置されている。
【0006】ここで、太陽電池の表側電極となる表銀グ
リッド電極110と表銀バス電極112は、太陽電池の
表側に入射される太陽光を遮ってしまうため、太陽電池
の表側に可能な限り小さく配置することが、太陽電池に
おける発電効率の向上の観点で望ましい。
【0007】そこで、太陽電池の表側に太陽光を多く入
射させることを考慮すると、例えば、図8(A)のよう
な櫛型のグリッド電極110とバス電極112を、太陽
電池の表面に配置して構成するのが一般的である。ま
た、グリッド電極110とバス電極112の電極材料と
しては、例えば、銀を主成分として構成する場合がコス
ト及び性能の観点で一般的である。
【0008】図8(B)に示す太陽電池の裏側では、裏
側で発生した電気が抵抗によるロスで低減してしまうこ
とを抑制するために、裏アルミ電極120を広範囲に設
け、裏アルミ電極120で発電された電気を集電させる
ために裏銀バス電極130を更に配置して構成してい
る。
【0009】裏アルミ電極120は、BSF(Back Su
rface Field)効果による発電能力を改善するために、
一般にアルミ材料を使用する場合が多い。裏銀バス電極
130は、裏アルミ電極120で発電された電気を引き
出すための電気引き出し導線として機能させる場合、半
田付き銅線を利用するのが一般的であるが、ここでは、
裏アルミ電極120との接着加工性が良好な裏バス電極
として、例えば、銀電極を用いて構成している。
【0010】一般的に、低価格の太陽電池は、シリコン
基板を使用して単純なpn接合で太陽光を発電させ、数
百μm厚程度のp型シリコン基板101にリン(P)等
のV族元素による拡散等を行うことにより、数百nm厚
程度のn層103を形成する。 ここでは、 p型シリコ
ン基板101は単結晶、多結晶のいずれであってもよい
が、以下の説明では(100)面方位の単結晶基板を例
示して説明する。
【0011】この太陽電池では、比抵抗0.1〜5Ω・
cm程度のp型シリコン101基板表面に、n層103
と基板101側の光を閉じ込める凹凸構造のテクスチャ
ー102を設け、そのテクスチャー102上に反射防止
膜104を配置する。基板101裏側には裏アルミ電極
120を配置し、 BSF(Back Surface Field)効
果を期待してp+層122を設けてp+層122中の電
子が消滅しないように、バンド構造の電界でp+層12
2の電子濃度を高めるように構成する。
【0012】また、裏アルミ電極120には、シリコン
基板101を通過する長波長光を反射させて発電に再利
用するBSR(Back Surface Reflection)効果も期
待している。但し、裏アルミ電極120は、シリコン基
板101の反りが顕著になる傾向があり、これに伴い基
板101の割れを誘発する。このため、裏アルミ電極1
20は、基板101の割れを考慮して、熱処理でP+層
22を形成した後に除去する場合も多い。
【0013】ここで、シリコン基板101が反る理由に
ついて説明する。シリコン基板101裏面に裏アルミ電
極120用のアルミニウム(Al)膜を形成すると、シ
リコン基板101中のSiとAl膜中のAlによるAl
−Si合金化反応が生じる。その後、577℃程度の再
凝固を行ってAl膜を焼結して裏アルミ電極120を形
成する。この熱処理により、熱膨張係数の異なるシリコ
ン基板101と裏アルミ電極120間で熱膨張差を生じ
て、裏アルミ電極120側で凹となるようにシリコン基
板101が反る。
【0014】次に、図9に示す太陽電池の製造プロセス
について、図10、11を用いて説明する。この図1
0、11は、低コスト化を考慮して製造工程数が少ない
太陽電池の製造プロセスを例示したものである。ここで
は、表銀グリッド電極110、表銀バス電極112は反
射防止膜104上に銀ペーストをスクリーン印刷法で付
着乾燥させ、さらに、裏アルミ電極120、裏銀バス電
極130もスクリーン印刷法で付着乾燥させる。
【0015】続いて、表裏各電極ペーストを同時に焼成
することにより、各電極110、112、120、13
0を形成する。この焼成により、表銀電極110、11
2は反射防止膜104を貫通してn層103の中で留ま
る。また、裏アルミ電極120とシリコン基板101
は、この焼成により溶融かつ再凝固することにより、裏
アルミ電極120とシリコン基板101間にp+層12
2を形成する。以下に、この太陽電池の製造方法を具体
的に説明する。
【0016】まず、図10(A)に示すp型シリコン基
板101を用い、鋳造インゴットからスライスした際に
発生するシリコン基板101表面のダメージ層を、例え
ば数〜20wt%苛性ソーダや炭酸苛性ソーダで10〜2
0μm厚程度除去した後、同様のアルカリ低濃度液にI
PA(イソプロピルアルコール)を添加した溶液でシリ
コン基板101表面の異方性エッチングを行ない、シリ
コン(111)面が出るようにテクスチャー102をシ
リコン基板101表面に形成する(図10(B))。
【0017】続いて、例えばオキシ塩化リン(POCl
3)、窒素、酸素の混合ガス雰囲気で800〜900℃
/数十分程度の熱処理を行うことにより、シリコン基板
101表面全面に一様にn層103を形成する。この
時、シリコン基板101表面に形成されたn層103に
おけるシート抵抗の範囲は、30〜80Ω/□程度と太
陽電池として良好な電気特性が得られる。
【0018】次に、受光面として必要な受光面側のn層
103を保護するために、その受光面部分のn層103
を覆うように、高分子レジストペーストをスクリーン印
刷法で付着して乾燥させる。この時、受光面部分のn層
103を覆うようにレジストマスクが選択的に形成され
るとともに、受光面部分以外の部分のn層103が露出
される。
【0019】その後、受光面部分のn層103を覆った
レジストマスクを用い、シリコン基板101裏面等の所
望以外(受光面部分以外)のシリコン基板101表面に形
成されたn層103を、例えば、20wt%水酸化カリウ
ム溶液中へ数分間浸漬を施して選択的に除去した後、マ
スクとして使用したレジストを有機溶剤で除去する(図
10(C))。これにより、受光面部分のn層103が
残り、受光面部分以外のn層103が除去されてシリコ
ン基板101が露出される。
【0020】さらに、シリコン酸化膜やシリコン窒化膜
や酸化チタン膜などからなる反射防止膜104を、残さ
れた受光面部分のn層103表面に一様な厚みで形成す
る(図11(A))。例えば、反射防止膜104をシリコ
ン窒化膜で形成する場合は、プラズマCVD法でSiH
4ガス及びNH3ガスを原材料にして300℃以上、減
圧下でシリコン酸化膜を成膜形成する。
【0021】ここで形成されるシリコン窒化膜からなる
反射防止膜104の屈折率は、2〜2.2程度であり、
最適な反射防止膜104の厚さとしては、70〜90n
m程度である。そして、このようにして形成されるシリ
コン窒化膜からなる反射防止膜104は、絶縁体として
機能するため、この絶縁体の反射防止膜104上に表面
電極を単に形成しただけでは、太陽電池として動作させ
ることができない。そこで、以下に述べるような配線接
続等の工程を行う。
【0022】次に、表銀グリッド電極110形成用と表
銀バス電極112形成用の銀ペーストをスクリーン印刷
法で反射防止膜104上に付着して乾燥させる。これに
より、反射防止膜104上に表銀グリッド電極用ペース
ト111及び表銀バス電極用ペーストが選択的に形成さ
れる。図11(B)では、表銀グリッド電極用ペースト
111が反射防止膜104上に形成されていることを示
している。なお、表銀バス電極用ペーストは、断面箇所
の都合上、図11(B)に図示されていない。
【0023】さらに、裏アルミ電極120、裏銀バス電
極130を形成する場合も同様に、スクリーン印刷法で
裏アルミ電極120形成用のアルミペーストと裏銀バス
電極130形成用の銀ペーストを、シリコン基板101
裏面に各々付着して乾燥させる。これにより、シリコン
基板101裏面に裏アルミ電極形成用ペースト121と
裏銀バス電極形成用ペーストが選択的に形成される。
【0024】図11(B)では、裏アルミ電極用ペース
ト121がシリコン基板101裏面に形成されているこ
とを示している。なお、裏銀バス電極用ペーストは、断
面箇所の都合上、図11(B)に図示されていない。ス
クリーン印刷では、通常、メッシュ数200〜400番
手のメッシュを用いる。通常、乾燥前のペースト厚み
は、十〜数十μm厚程度であるが、このペースト厚み
は、乾燥や焼成などで数割減少する。
【0025】そして、最後に、表銀グリッド電極用ペー
スト111、表銀バス電極用ペースト、裏アルミ電極用
ペースト121及び裏銀バス電極用ペーストを含む表裏
電極用ペーストを、同時に600℃〜900℃程度で数
分間程度、焼成する。この焼成により、シリコン基板1
01の表側では、表銀グリッド電極用ペースト111と
表銀バス電極用ペーストを含む表銀ペースト中に含まれ
ているガラス材料によって、反射防止膜104が溶融し
ている間に、銀ペースト中の銀材料がシリコン基板10
1上部のn層103中のシリコンと接触して再凝固す
る。
【0026】以上の焼成工程により、上記表裏電極用ペ
ーストが焼成されて、表銀グリッド電極110、表銀バ
ス電極112、裏アルミ電極120及び裏銀バス電極1
30が形成される。図11(C)では、表銀グリッド電
極110と裏アルミ電極120が形成されていることを
示しており、表銀バス電極112と裏銀バス電極130
は、断面箇所の都合上、図11(C)に図示されていな
い。
【0027】また、上記焼成工程により、表銀グリッド
電極110/表銀バス電極112による表銀電極とシリ
コンのn層103の導通が確保される。このようなプロ
セスは、ファイヤースルー法と呼ばれている。また、こ
の焼成工程により、裏アルミ電極用ペースト121もシ
リコン基板101中のシリコンと反応して、裏アルミ電
極120が形成されるとともに、シリコン基板101と
裏アルミ電極120間にp+層122が形成される。
【0028】ここで、ファイヤースルー法で重要なの
は、反射防止膜104が数十nm厚程度で形成され、n
層103が数百nm厚程度でしか形成されないことであ
る。焼成中に銀ペースト中のガラスが反射防止膜104
のみならず、n層103中のシリコンとも反応するのが
一般的であり、ガラス及び銀電極110、112をn層
103内で留めるように焼成温度、時間を制御しなけれ
ばならない。
【0029】また、反射防止膜104が表面銀電極11
0、112直下及びその近傍だけ予め除去しておく製造
方法や、反射防止膜104を後で形成する製造方法で
も、同様に焼成時の制御性は重要である。焼成温度が低
い、若しくは焼成時間が短い場合は、n層103中のシ
リコンと銀電極110、112の接触が不十分で接触抵
抗が高くなる不具合が発生する。
【0030】逆に、焼成温度が高い、若しくは焼成時間
が長い場合は、n層103をガラス成分や銀電極11
0、112が突き抜けて、太陽電池における電気的特性
の劣化を招き易い。また、表銀電極110、112直下
が一様にn層103中のシリコンと導通がとれていない
と、太陽電池における初期の電気的特性が劣化する。
【0031】更には、樹脂やガラス等で太陽電池を密封
してモジュール化しても、長期間の使用中に封止樹脂を
透過した水分が太陽電池まで到達して、表銀電極11
0、112とシリコン界面を、酸化等の反応で劣化させ
てしまい、太陽電池の寿命を短くすることがあった。
【0032】そこで、その対策の1つとして、銀電極1
10、112の耐湿性向上を図るために、200〜25
0℃程度の鉛・スズ共晶ハンダ溶融槽に上記太陽電池を
浸漬処理して、図9に示すように、表銀電極110、1
12上にハンダ140で被覆処理を行っている。これに
より、表銀電極110、112における耐湿性の向上を
図ることができる。
【0033】図12は従来の太陽電池モジュールの全体
構造を示す斜視図、図13は図12に示すB1−B2線
における太陽電池モジュールの断面構造図、図14は従
来の太陽電池のモジュールを作成するときに太陽電池端
部で割れが発生する様子を示す図である。図12〜14
において、151は太陽電池であり、152は太陽電池
151の裏側に配置されるPVF(ポリビニルフルオラ
イド)樹脂などが良く用いられる耐湿性バックシートで
あり、153は太陽電池151を相互接続するための銅
が主成分の太陽電池相互接続タブ配線である。
【0034】154は太陽電池151を相互接続する横
タブ配線であり、155は太陽電池モジュールのプラス
取り出し電極であり、156は太陽電池モジュールのマ
イナス取り出し電極である。157は太陽電池151の
表側に配置される強化カバーガラスであり、158は太
陽電池151を保護するように耐湿性バックシート15
2と強化カバーガラス157間に配置される太陽電池密
封材(EVA:Ethylene-Vinyl-Acetateなど)である。
【0035】太陽電池151は、受光面側がマイナス電
極、裏面側がプラス電極となって構成されるので、図1
2では、横方向に隣接する太陽電池151の上下を銅が
主成分のタブ配線153で相互接続を行なう。同様に、
横方向に連なる太陽電池アレイも横タブ線154で電気
的に接続し、最終的にプラス取り出し電極155、マイ
ナス取り出し電極156で電気を取り出せるように構成
する。
【0036】また、太陽電池モジュールは、長期信頼性
が要求されるため、図12、13に示すように、太陽電
池アレイは、最表面に太陽光を透過させながら、雨等の
侵入を防ぎ、落下物等の衝撃を吸収する機能を備えた強
化カバーガラス157で覆うように構成する。
【0037】また、太陽電池アレイの裏面側は、バック
シート152を設ける。太陽電池151と強化カバーガ
ラス157やバックシート152の間隙は、密封材15
8で充填されている。密封材158は一般的には、EV
A(Ethylene-Vinyl-Acetate)などという光透過性が高
い熱硬化型樹脂が用いられる。EVA剤は、作業性の良
いシート状のものが好ましい。
【0038】ここで、この従来の太陽電池モジュールの
作製工程について説明する。まず、太陽電池151に相
互接続タブ線153を接続して、横方向の太陽電池アレ
イを作製する。次に、太陽電池アレイに横タブ配線15
4とプラス、マイナス取り出し電極155、156を接
続する。
【0039】そして、最後に、太陽電池151を2枚の
EVA等のシートで挿み、更に、太陽電池151の上下
に配置された強化カバーガラス157とバックシート1
52で挿み込んで、脱泡と同時に加熱を行うと、図13
に示すような間隙のない構造の太陽電池モジュールを得
ることができる。
【0040】
【発明が解決しようとする課題】図14は従来の太陽電
池モジュール作製時における太陽電池端部での割れを示
す図である。図14において、159は太陽電池151
の端部での割れである。太陽電池151に相互接続タブ
線153を接続して、横方向の太陽電池アレイを作製す
るが、その接続には、表と裏のバス電極112、130
の全面に半田材が塗布され、相互接続タブ線153と接
続される。この接続中、および接続後においても、太陽
電池151の端部には、ストレスが集中するため、しば
しば図14で示すような割れ159が生じる。
【0041】以上のように、上記したような従来の太陽
電池では、モジュールの作製工程において、太陽電池1
51に相互接続タブ線153を接続する際、及び接続後
においても、太陽電池151の端部で割れ159が発生
し易く、製造歩留まりを低下させることがあった。
【0042】そこで、本発明は、太陽電池に相互接続タ
ブ線を接続する際、及び接続後においても、太陽電池の
端部で割れが発生し難くして、製造歩留まりを向上させ
ることができる太陽電池を提供することを目的とする。
【0043】
【課題を解決するための手段】本発明による太陽電池
は、受光面側に形成され、かつ、端部から離間して形成さ
れた表バス電極と、受光面側に形成された表グリッド電
極とを有し、端部から離間した前記表バス電極の部分と
端部近傍の前記表グリッド電極の部分とを接続したもの
である。
【0044】また、上記太陽電池において、前記受光面
と対抗する面の裏バス電極は、端部から離間して形成し
たものである。
【0045】また、上記太陽電池において、端部から前
記表バス電極までの距離を、太陽電池の寸法で除したも
のを百分率で表した値は、4%〜15%の範囲にしたも
のである。
【0046】また、上記太陽電池において、基板寸法を
90〜110mm角とし、かつ、端部から前記表バス電
極までの距離は、4mm〜15mmの範囲にしたもので
ある。
【0047】また、上記太陽電池において、基板寸法を
140〜160mm角とし、かつ、端部から前記表バス
電極までの距離は、6mm〜23mmの範囲にしたもの
である。
【0048】
【発明の実施の形態】以下に、本発明における実施の形
態を、図面を参照して説明する。 実施の形態1.図1は実施の形態1における太陽電池の
表電極配置を示す上面図、図2は実施の形態1における
太陽電池の裏電極配置を示す上面図、図3は実施の形態
1におけるタブ付け工程での太陽電池の断面図、図4は
実施の形態1を説明するための太陽電池の実験結果を示
す図である。
【0049】図1〜4において、1はp型シリコン基板
であり、4はp型シリコン基板1上部に形成されたテク
スチャー(図示せず)上に形成された反射防止膜である。
10、12はp型シリコン基板1とテクスチャー間に形
成されたn層(図示せず)と接続されるように形成された
表銀グリッド電極、表銀バス電極である。
【0050】20はp型シリコン基板1裏面側に形成さ
れた焼結後の裏アルミ電極であり、30はp型シリコン
基板1と裏アルミ電極20間に形成されたp+層(図示
せず)と接続されるように形成された焼結後の裏銀バス
電極である。51は太陽電池であり、53は太陽電池5
1を相互接続するための銅が主成分の太陽電池相互接続
タブ配線であり、60はタブ線53と表裏のバス電極1
2、30が接続されていない領域である。
【0051】表銀グリッド電極10は、太陽電池51の
受光面側に形成されており、表銀バス電極12は、太陽
電池51の受光面側に形成され、かつ太陽電池51の端
部から離間して形成されている。この太陽電池51の端
部から離間した表銀バス電極12の部分は、太陽電池5
1の端部近傍の表銀グリッド電極10の部分と接続され
ている。受光面側と対向する太陽電池51の面側に形成
された裏銀バス電極30は、表銀バス電極12と同様、
太陽電池51の端部から離間して形成されている。
【0052】以上のように、本実施の形態による太陽電
池51は、従来例の図6のものと比較して、表銀バス電
極12が太陽電池51の端部の近くまで伸びておらず、
端部から離間して形成されている点で異なる。また、本
実施の形態による太陽電池51は、従来例の図6のもの
と比較して、太陽電池51の端部近傍の数本の表銀グリ
ッド電極10が屈曲しており、太陽電池51の内部まで
入り込んだ表銀バス電極12と接続されている点で異な
る。
【0053】また、本実施の形態による太陽電池51
は、従来例の図6のものと比較して、裏銀バス電極30
も、表銀バス電極12と同様、基板端部近くまで伸びて
おらず、端部から離間して形成されている点で異なる。
なお、ここで言及している端部近くとは、例えば、15
0mm角基板でいうと、凡そ0〜2mmの範囲内であ
る。
【0054】従来の太陽電池では、モジュール作製工程
時に、太陽電池151の端部に割れが発生する。この太
陽電池151端部の割れは、基板作製時や太陽電池製造
プロセス時において、相互接続タブ線153の接着の際
やその後のストレスにより、そこを基点として割れが発
生していたことが分かった。
【0055】これを防止するには、表銀バス電極12と
相互接続タブ線53の接着部をできるだけ太陽電池51
の端部から遠ざけるのが良い。図4は、太陽電池51に
おける基板端部の割れが、太陽電池51の端部から表銀
バス電極12の端部までの距離と、どのような関係にあ
るかを調べた結果を示している。
【0056】図4の中で、移動距離とは、タブ線53が
通常の状態からどの程度引っ張れたか(主に上方に)を
距離で示したものある。端部からの相対距離とは、太陽
電池51の端部から表銀バス電極12の端部までの距離
を太陽電池51の寸法で除したものを百分率で表したも
のである。この図4から、端部からの相対距離が大きく
なるほど、基板の割れが低減できることが分かる。な
お、この結果は、裏銀バス電極30についても同様であ
った。
【0057】図5、6は実施の形態1による太陽電池の
効果を説明する図である。図5(A)に示す従来の太陽
電池151では、端部M1の部分もタブ線153のタブ
付けを行っているため、タブ線153が上部に引っ張ら
れると、基板も引っ張られてしまい、基板端部に割れが生
じるものと考えられる。これに対し、図5(B)に示す本
実施の形態の太陽電池51は、端部M2の部分がタブ線
53のタブ付けがされないため、タブ線53が上部に引
っ張られても、基板が引っ張られることがなく、これによ
り、基板端部の割れが生じないようになったものと考え
られる。
【0058】また、本実施の形態による太陽電池51の
特性については、太陽電池51の端部に近い数本の表銀
グリッド電極10を屈曲させ、端部から離れた表銀バス
電極12と接続させて構成したので、太陽電池51の効
率低下を抑制することができる。
【0059】実施の形態2.実施の形態1では、表銀バ
ス電極12と相互接続タブ線53の接着部をできるだけ
太陽電池51の端部から遠ざけることにより、太陽電池
51の割れを防止できることができたが、その遠ざける
距離の好ましい範囲については、言及していなかった。
本実施の形態では、この距離の好ましい範囲について具
体的に説明する。
【0060】図7は太陽電池の効率が、太陽電池51の
端部から表銀バス電極12の端部までの距離と、どのよ
うな関係にあるかを調べた結果を示す図である。図12
の中で、縦軸は、太陽電池51の相対効率(従来の太陽
電池の効率を100としている)を表している。これ
は、得られた効率を、従来構造で得られた効率で除した
ものを百分率で表したものである。
【0061】また横軸は、太陽電池51の端部からの相
対距離を表している。これは、太陽電池51の端部から
表銀バス電極12の端部までの距離を太陽電池51の寸
法で除したものを百分率で表したものである。図7か
ら、従来の効率を示す左端のプロットに対して、効率の
低下を示していない15%までの相対距離が上限である
ことが分かった。
【0062】また、前述した図4より、割れ防止には、
相対距離が大きいほどその効果が高いことが分かっいる
が、製造上の実際的な移動距離としては、6mm程度の
範囲にあり、相対距離としては、4%以上あれば充分で
あることが分かった。以上のことから、太陽電池51の
端部から表銀バス電極12の端部までの距離を太陽電池
51の寸法で除した百分率は、、4%〜15%の範囲に
あるように電極を設計すれば、太陽電池51の割れを防
止できるとともに、良好な太陽電池特性を得ることがで
きることが分かった。
【0063】太陽電池51の端部から表銀バス電極12
の端部までの相対距離は、4%より小さくすると、印刷精
度などの影響により、表裏の電極がショートし易くなり
好ましくない。また、相対距離を15%より大きくする
と、太陽電池51の効率が低下して好ましくない。これ
から、太陽電池端部からの相対距離は、4%〜15%の
範囲にすることが好ましく、この範囲にすることによ
り、太陽電池における表裏の電極ショートを生じ難くす
ることができるとともに、太陽電池の効率低下を抑える
ことができる。
【0064】なお、太陽電池51における表裏の電極シ
ョートを生じ難くすることと、太陽電池51の効率低下
を抑えることを考慮すると、太陽電池51としては、基
板寸法を100mm角とし、かつ、端部から表銀バス電
極12までの距離を、4mm〜15mmの範囲にして構
成することが好ましい。
【0065】また、同様に、太陽電池51においては、
基板寸法を150mm角とし、かつ、端部から表銀バス
電極12までの距離を、6mm〜23mmの範囲にして
構成することが好ましい。なお、当然のことながら、太
陽電池51の効率をアップさせるだけを考慮した場合
は、基板裏面にまで、本発明を適用しなくてもよい。
【0066】
【発明の効果】本発明による太陽電池によれば、受光面
側に形成され、かつ、端部から離間して形成された表バ
ス電極と、受光面側に形成された表グリッド電極とを有
し、端部から離間した前記表バス電極の部分と端部近傍
の前記表グリッド電極の部分とを接続して構成すること
により、太陽電池に相互接続タブ線を接続する際、及び
接続後においても、太陽電池の端部で割れを発生し難く
して、製造歩留まりを向上させることができる。
【0067】また、上記太陽電池においては、前記受光
面と対抗する面の裏バス電極を、端部から離間して形成
して構成することにより、太陽電池に相互接続タブ線を
接続する際、及び接続後においても、太陽電池の端部で
割れを発生し難くして、製造歩留まりを向上させること
ができる。
【0068】また、上記太陽電池においては、端部から
前記表バス電極までの距離を、太陽電池の寸法で除した
ものを百分率で表した値を、4%〜15%の範囲にして
構成することにより、太陽電池における表裏の電極ショ
ートを生じ難くすることができるとともに、太陽電池の
効率低下を抑えることができる。
【0069】また、上記太陽電池においては、基板寸法
を90〜110mm角とし、かつ、端部から前記表バス
電極までの距離を、4mm〜15mmの範囲にして構成
することにより、太陽電池における表裏の電極ショート
を生じ難くすることができるとともに、太陽電池の効率
低下を抑えることができる。
【0070】また、上記太陽電池においては、基板寸法
を140〜160mm角とし、かつ、端部から前記表バ
ス電極までの距離を、6mm〜23mmの範囲にして構
成することにより、太陽電池における表裏の電極ショー
トを生じ難くすることができるとともに、太陽電池の効
率低下を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1における太陽電池の表電極配置
を示す上面図である。
【図2】 実施の形態1における太陽電池の裏電極配置
を示す上面図である。
【図3】 実施の形態1におけるタブ付け工程での太陽
電池の断面図である。
【図4】 実施の形態1を説明するための太陽電池の実
験結果を示す図である。
【図5】 実施の形態1による太陽電池の効果を説明す
る図である。
【図6】 実施の形態1による太陽電池の効果を説明す
る図である。
【図7】 実施の形態2を説明するための実験結果を示
す図である。
【図8】 従来の住宅用等に使用されるシリコン太陽電
池の表面、裏面側の概略図である。
【図9】 図8(A)に示すA1−A2線におけるシリ
コン太陽電池の断面図である。
【図10】 図9に示すシリコン太陽電池の主な製造工
程を示す断面構造図である。
【図11】 図9に示すシリコン太陽電池の主な製造工
程を示す断面構造図である。
【図12】 従来の太陽電池モジュールの全体構造を示
す斜視図である。
【図13】 図12に示すB1−B2線における太陽電
池モジュールの断面構造図である。
【図14】 従来の太陽電池モジュール作製時における
太陽電池端部での割れを示す図である。
【符号の説明】
1 p型シリコン基板、4 反射防止膜、10 表銀グ
リッド電極、12 表銀バス電極、20 裏アルミ電
極、30 裏銀バス電極、51 太陽電池、53太陽電
池相互接続タブ配線、59 太陽電池端部での割れ、6
0 タブ配線と表・裏のバス電極が接続されていない領
域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森川 浩昭 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 中谷 光徳 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5F051 AA03 BA03 CB24 EA11 EA15 EA20 FA06 FA15 FA19 FA23 GA04 GA15 HA01 HA07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受光面側に形成され、かつ、端部から離
    間して形成された表バス電極と、受光面側に形成された
    表グリッド電極とを有し、端部から離間した前記表バス
    電極の部分と端部近傍の前記表グリッド電極の部分とを
    接続したことを特徴とする太陽電池。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の太陽電池において、前
    記受光面と対抗する面の裏バス電極は、端部から離間し
    て形成したことを特徴とする太陽電池。
  3. 【請求項3】 請求項1乃至2に記載の太陽電池におい
    て、端部から前記表バス電極までの距離を、太陽電池の
    寸法で除したものを百分率で表した値は、4%〜15%
    の範囲にしたことを特徴とする太陽電池。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至2に記載の太陽電池におい
    て、基板寸法を90〜110mm角とし、かつ、端部か
    ら前記表バス電極までの距離は、4mm〜15mmの範
    囲にしたことを特徴とする太陽電池。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至2に記載の太陽電池におい
    て、基板寸法を140〜160mm角とし、かつ、端部
    から前記表バス電極までの距離は、6mm〜23mmの
    範囲にしたことを特徴とする太陽電池。
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