JP2003255912A - 電気光学装置、それを用いた電子機器および電気光学装置の駆動方法 - Google Patents

電気光学装置、それを用いた電子機器および電気光学装置の駆動方法

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JP2003255912A
JP2003255912A JP2002059567A JP2002059567A JP2003255912A JP 2003255912 A JP2003255912 A JP 2003255912A JP 2002059567 A JP2002059567 A JP 2002059567A JP 2002059567 A JP2002059567 A JP 2002059567A JP 2003255912 A JP2003255912 A JP 2003255912A
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electro
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scanning line
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Yutaka Ozawa
裕 小澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】1フレーム期間内で画像データを書込んだ後に
黒データを強制的に書込むブリンキングにおいて、デー
タ書込みに起因した時間的制約を緩和し、表示パネルの
一層の高解像度化を可能にする。 【解決手段】液晶パネル1を構成するそれぞれの画素2
には、2つのスイッチング素子を並列に設ける。1フレ
ーム期間において、画像データの書込みは、第1の走査
線駆動部3aによる第1の走査線GAの順次選択によっ
て行う。そして、画像データが書込まれた画素に対する
黒データの再書込みは、第2の走査線駆動部3bによる
第2の走査線GBの順次選択によって行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気光学装置、そ
れを用いた電子機器、および電気光学装置の駆動方法に
係り、特に、ブリンキング(Blinking)による動画表示
特性の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】ホールド型ディスプレイの高画質化を図
る上での課題として、動画表示特性の改善が挙げられ
る。ホールド型ディスプレイとは、1フレーム期間中、
画像を表示し続けるディスプレイをいい、液晶ディスプ
レイ等はこのタイプに属する。画像表示の最小単位であ
る画素に書込まれたデータは、1フレーム周期後にデー
タが再度書込まれるまで、画素内のキャパシタによって
保持される。そのため、1フレーム周期内で一時的に発
光するインパルス型ディスプレイ(例えばCRT)と比
較して、特に動画を表示する際に残像が目立ち、動画が
不鮮明になる(表示ボケが生じる)という問題がある。
これを解消するために、従来より、ブリンキングと呼ば
れる技術が提案されている。ブリンキングは、1画像の
表示単位である1フレームを表示する期間、すなわち1
フレーム期間において、画像表示後に強制的に黒を再表
示させるものである。ブリンキングを大別すると、画像
データを書込んだ画素に対して黒データを再度書込む方
法と、バックライトを周期的に点滅させる方法とがあ
り、これらを併用した方法も提案されている。
【0003】例えば、特開2000−105575号公
報や特開2000−122596号公報には、黒データ
の再書込みによるブリンキングについて記載されてい
る。これらはいずれも、ゲート線にゲートが接続され、
データ線にソースが接続されたスイッチング素子を画素
毎に1つ設け、単一の駆動回路対(1つの走査線駆動回
路および1つのデータ線駆動回路)により、画像データ
と黒データとの書込みを行っている。すなわち、従来
は、一般的な液晶駆動回路と同様、1つの走査線群、1
つのデータ線群、画素毎に1つのスイッチング素子、お
よび1つの駆動回路対からなる1系統の駆動系によっ
て、ブリンキングを実現していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術のように、1系統の駆動系によるブリンキングでは、
これを行わない場合(画像データのみの書込み)と比較
して、データ書込みに関する時間的な制約が厳しくな
る。一般に、データを書込む際に全走査線を選択するの
に要する時間、すなわち「データ書込期間」は、1本の
走査線を選択するのに要する期間(選択期間Tsel)と
走査線の本数mとの積によって決まる。そのため、フレ
ーム周波数を変えないで走査線の本数を増やそうとする
と、選択期間Tselを短縮する必要がある。例えば、フ
レーム周波数60Hzの線順次駆動の場合、SXGAパネル(m
=1024)の選択期間Tselは16.3[μsec]になり、UXGAパ
ネル(m=1200)では13.9[μsec]になる。また、点順
次駆動における選択期間Tselは、線順次駆動のそれと
比較して、相展開数分だけ更に短くなる。選択期間Tse
lが短くなると、その期間内で画素中のキャパシタに対
する電荷供給を行わなければならず、より電荷供給能力
の高いトランジスタが要求される。しかしながら、表示
パネルの高解像度化に伴い、トランジスタのサイズ自体
も小さくなる傾向があるため(それに伴いトランジスタ
の能力も低下する)、要求される供給能力を確保するこ
とは容易ではない。特に、ブリンキングでは、1フレー
ム期間において、画像データの書込み後に黒データを再
度書込むため、データ書込みに関する時間的な制約は一
層厳しくなる。このような理由から、1系統の駆動系に
よるブリンキングでは、データ書込みに必要な選択期間
Tselを十分に確保することが困難になる。
【0005】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、ブリンキングにより動画表示特
性を改善する新規な電気光学装置を提供することであ
る。
【0006】また、本発明の別の目的は、ブリンキング
を用いた表示制御において、データ書込みに関する時間
的な制約を緩和し、有効なデータ書込みを行い得る選択
期間を確保しながら、表示パネルの一層の高解像度化を
可能にすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、1フレー
ム期間内で画像データを書込んだ後に黒データを強制的
に書込む電気光学装置を提供する。この電気光学装置
は、複数の第1の走査線および複数の第2の走査線と、
複数のデータ線と、表示パネルと、第1の走査線駆動部
と、第2の走査線駆動部と、データ線駆動部とを有す
る。これにより、この電気光学装置は、少なくとも2系
統の駆動系を備えることになる。表示パネルには、複数
の画素がマトリクス状に並んでおり、画素のそれぞれ
は、第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子
と電気光学素子とを有する。第1のスイッチング素子
は、いずれかの第1の走査線といずれかのデータ線とに
接続されており、第1の走査線の走査信号に応じて導通
する。第2のスイッチング素子は、いずれかの第2の走
査線と画素の表示階調を黒に設定する電位が供給される
ノードとに接続されており、第2の走査線の走査信号に
応じて導通する。第1の走査線駆動部は一のフレーム期
間において、第1の走査線に走査信号を出力することに
より、第1の走査線を順次選択する。データ線駆動部
は、第1の走査線駆動部と協働するとともに、データ線
を介して、電気光学素子に画像データを書込む。第2の
走査線駆動部は、一のフレーム期間において、画像デー
タが書込まれた画素に黒データを書込むために、第2の
走査線に走査信号を出力することにより、第2の走査線
を順次選択する。
【0008】ここで、第1の発明において、複数の第2
のデータ線をさらに設けて、それぞれの画素のノード
を、いずれかの第2のデータ線に接続してもよい。この
場合、データ線駆動部は、第2のデータ線を介して、ノ
ードに黒データを供給する。また、それぞれの画素のノ
ードを、1つの共通配線に共通接続してもよい。さら
に、それぞれの画素の2つの共通配線に共通接続しても
よい。この場合、表示パネルの第1の垂直ライン上に並
んでいる各画素のノードは、第1の共通配線に共通接続
され、第1の垂直ラインと隣接した第2の垂直ライン上
に並んでいる各画素のノードは、第2の共通配線に共通
接続されていることが好ましい。
【0009】第2の発明は、上記第1の発明に係る電気
光学装置を有する電子機器を提供する。
【0010】第3の発明は、電気光学素子を駆動する電
気光学装置の駆動方法を提供する。この駆動方法では、
表示パネルにマトリクス状に並んでいる各画素に対し
て、1フレーム期間内で画像データを書込んだ後に黒デ
ータを強制的に書込む。ここで、画素のそれぞれは、第
1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子と電気
光学素子とを有する。第1のスイッチング素子は、複数
の第1のデータ線のいずれかと複数の第1の走査線のい
ずれかとに接続されている。第2のスイッチング素子
は、複数の第2の走査線のいずれかと複数の第2のデー
タ線のいずれかとに接続されている。第1のステップで
は、一のフレーム期間において、第1の走査線を順次選
択し、選択した第1の走査線に接続されている第1のス
イッチング素子を導通するとともに、導通させた第1の
スイッチング素子に対応する電気光学素子に、第1のデ
ータ線を介して、画像データを書込む。第2のステップ
では、上記一のフレーム期間において、画像データが書
込まれた画素に黒データを書込むために、第2の走査線
を順次選択し、選択した第2の走査線に接続されている
第2のスイッチング素子を導通するとともに、導通させ
た第2のスイッチング素子に対応する電気光学素子に、
黒データを書込む。
【0011】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は、本実
施形態に係る電気光学装置のブロック構成図である。表
示パネル1は、FET(電界効果型トランジスタ)等の
スイッチング素子によって液晶を駆動するアクティブマ
トリクス型の液晶パネルであり、nドット×mライン分
の画素2がマトリクス状(すなわち、二次元平面的)に
並んでいる。また、この表示パネル1には、水平方向に
延在している2組の走査線群GA1〜GAm,GB1〜G
Bmと、垂直方向に延在している2組のデータ線群SA1
〜SAn,SB1〜SBnとが設けられている。第1の走
査線群GA1〜GAmと第1のデータ線群SA1〜SAnと
は互いに交差し、第2の走査線群GB1〜GBmと第2の
データ線群SB1〜SBnとは互いに交差している。画素
2は、第1の走査線群GA1〜GAmと第1のデータ線群
SA1〜SAnとの各交点で、かつ、第2の走査線群GB
1〜GBmと第2のデータ線群SB1〜SBnとの各交点に
対応して配置されている。すなわち、表示パネル1中の
1水平ラインには、2本の走査線GA,GBが対応付け
られており、1垂直ラインには、2本のデータ線SA,
SBが対応付けられている(ここで、”GA”とは、G
A1〜GAmの任意の1本を指す意味で用いており、他の
符号についても同様である)。
【0012】図2は、電気光学素子として液晶を用いた
画素2の等価回路図である。画像表示の最小表示である
画素2には、2つのスイッチング素子2a,2bが並列
に設けられている。第1のスイッチング素子であるFE
T2aのソースは、第1のデータ線SAに接続されてい
るとともに、そのゲートは、第1の走査線GAに接続さ
れている。同一の垂直ライン上に存在する複数の画素2
に関して、それぞれのFET2aのソースは、画像デー
タが供給される第1のデータ線SAに共通に接続されて
いる。また、同一の水平ライン上に存在する複数の画素
2に関して、それぞれのFET2aのゲートは、第1の
走査線GAに共通に接続されている。一方、第2のスイ
ッチング素子であるFET2bのソースは、ノードAに
おいて第2のデータ線SBと接続されているとともに、
そのゲートは、第2の走査線GBに接続されている。こ
のノードAには、第2のデータ線SBを介して、画素2
の表示階調を黒に設定する電位Vblack(黒データ)が
供給される。同一の垂直ライン上に存在する複数の画素
2に関して、それぞれのFET2bのソースは、第2の
データ線SBに共通に接続されている。また、同一の水
平ライン上に存在する複数の画素2に関して、それぞれ
のFET2bのゲートは、第2の走査線GBに共通に接
続されている。また、1つの画素2に含まれる2つのF
ET2a,2bのドレインは、共通接続されており、こ
の共通接続されたノードには、画素キャパシタ2cと蓄
積キャパシタ2dとが並列に接続されている。画素2に
データ(画像データまたは黒データ)が供給されると、
その画素2内のキャパシタ2c,2dが充放電され、デ
ータに応じた電位差が画素電極と対向電極との間に生じ
る。これにより、電気光学素子、すなわち画素電極と対
向電極との間に封じ込まれた液晶が駆動する。
【0013】ここで、1つの画素2に関して、キャパシ
タ2c,2dに対するデータの供給経路は2つ存在す
る。1つは、第1のデータ線SA、FET2aのソース
−ドレインを介した経路であり、この経路は、第1の走
査線GAの走査信号に応じて、一方のFET2aが導通
(オン)した場合に形成される。もう1つは、第2のデ
ータ線SB、ノードAa、FET2bのソース−ドレイ
ンを介した経路であり、この経路は、第2の走査線GB
の走査信号に応じて、他方のFET2bが導通(オン)
した場合に形成される。これらの経路は、いずれかのF
ET2a,2bをオンすることにより択一的に形成さ
れ、同一画素2中の2つのFET2a,2bが同時にオ
ンすることはない。そのため、1つの画素2に対して、
画像データと黒データとが同時に供給されることはな
い。
【0014】走査線駆動回路3は、シフトレジスタ、出
力回路等を主体に構成されており、第1の走査線群GA
1〜GAmと第2の走査線群GB1〜GBmとが接続されて
いる。走査線駆動回路3は、これを機能的に捉えた場
合、第1の走査線群GA1〜GAmに走査信号を出力する
第1の走査線駆動部3aと、第2の走査線群GB1〜G
Bmに走査信号を出力する第2の走査線駆動部3bとを
有する。ここで、走査線GA,GBの添字1〜mの順序
は、本実施形態における走査線駆動回路3の走査方向、
すなわち、走査線GA,GBの選択順序に対応してい
る。一方、データ線駆動回路4は、シフトレジスタ、ラ
インラッチ回路、DAコンバータ、インピーダンス変換
用出力回路等を主体に構成されており、第1のデータ線
群SA1〜SAnと第2のデータ線群SB1〜SBnとに接
続されている。データ線駆動回路4は、第1のデータ線
群SA1〜SAnに画像データを出力し、その電位VSAを
後述するVgray(Vgrya+,Vgray-)に設定する。それ
とともに、データ線駆動回路4は、第2のデータ線群S
B1〜SBnに黒データを出力し、その電位VSBを後述す
るVblack(Vblack+,Vblack-)に設定する。
【0015】信号制御部5は、画像データ、同期信号、
クロック信号等の入力信号に基づき、走査線駆動回路3
とデータ線駆動回路4とを制御する。信号制御部5は、
走査線駆動回路3に対して、クロック信号φ1、画像デ
ータおよび制御信号を出力する。制御信号としては、1
フレーム毎のレベル反転を指示する交流化駆動信号等が
挙げられ、この信号の指示により、画像データと黒デー
タとの極性がフレーム毎に反転する。また、信号制御部
5は、データ線駆動回路4に対して、クロック信号φ
2、制御信号を出力する。クロック信号φ1,φ2による
同期制御の下、走査線駆動回路3とデータ線駆動回路4
とは互いに協働し、表示パネル1を構成する各画素2に
対してデータ(画像データおよびブリンキング用の黒デ
ータ)を書込む。
【0016】図3は、液晶をTNモードで駆動する場合
(ノーマリホワイトモード)におけるデータ書込みのタ
イミングチャートである。同図において、ある走査線G
Aの1フレーム期間Tframeは、第1の走査線GAの電
位VGAがVgonになってから、次にVgonになる直前まで
の期間である。また、1フレーム期間Tframeは、前半
の画像データ表示期間Tdataと、後半の黒データ表示期
間Tblackとに分かれている。画像データ表示期間Tdat
aは、第1の走査線GAの電位VGAがVgonになってか
ら、これと同一水平ラインに対応付けられた第2の走査
線GBの電位VGBがVgonになる直前までの期間であ
る。黒データ表示期間Tblackは、第2の走査線GBの
電位VGBがVgonになってから、これと同一水平ライン
に対応付けられた第1の走査線GAの電位VGAがVgon
になる直前までの期間である。例えば、表示パネル1の
最上の水平ラインに関していえば、1フレーム期間Tfr
ameはt〜タイミングt11、画像データ表示期間Tdata
はt1〜t6、黒データ表示期間Tblackはt6〜t11とな
る。
【0017】まず、タイミングt1において、第1の走
査線駆動部3aは、第1の走査線群GA1〜GAmのう
ち、最上の走査線GA1を選択する。このタイミングt1
で、走査線GA1の電位VGA1は、Vgon(FET2a,
2bが導通状態になるオン電位)に立ち上がり、所定の
選択期間だけVgonに維持される。走査線GA1の選択時
において、非選択の走査線GA2〜GAmの電位VGA2〜
VGAmは、Vgoff(FET2a,2bが非導通状態にな
るオフ電位)のままである。走査線GA1の選択によっ
て、最上の水平ライン上の複数の画素2が同時に選択さ
れ、これにゲート接続されているFET2aが同時に導
通する。
【0018】一方、データ線駆動回路4は、第1の走査
線GA1の選択と同期して、このライン上の複数の画素
2に対する画像データを、第1のデータ線群SA1〜S
Anに出力する。これにより、第1のデータ線SAの電
位VSAはVgray+(画像データに応じた可変電位)に設
定される。データ線SAに出力された画像データは、最
上のゲート線GA1にゲート接続された導通状態のFE
T2aを介して、後段の画素キャパシタ2cと蓄積キャ
パシタ2dとに供給される。これにより、最上ラインの
キャパシタ2c,2dが充放電され、データ線SAの電
位(画素電極側の電位)と対向電極側の電位との間の電
位差VLCD1が、Vgray+相当になる(画像データの書込
み)。
【0019】その後、走査線GA1の選択期間が経過
し、タイミングt2になると、走査線GA1の電位VGA1
はVgonからVgoffに立ち下がる。これにより、走査線
GA1にゲート接続されたFET2aが非導通になり、
後段のキャパシタ2c,2dに対する充放電が停止す
る。キャパシタ2c,2dに充電された電荷は、第2の
走査線GB1の立ち上がりタイミング、すなわち、黒デ
ータの書込開始タイミングt6になるまで保持され、そ
の間液晶が駆動する。なお、タイミングt1からタイミ
ングt6までの間は、第2の走査線GB1の電位VGB1は
Vgoffであり、これにゲート接続されている第2のFE
T2bは非導通状態になっている。したがって、第2の
データ線SBとキャパシタ2c,2dとは電気的に分離
されるので、最上ラインの画素2に黒データが書込まれ
ることはない。
【0020】つぎに、タイミングt2において、第1の
走査線駆動部3aは、次の選択対象である走査線GA2
を選択する。走査線GA2の電位VGA2は、電位VGA1の
立ち下がりと同期したタイミングt2で、Vgonに立ち上
がる(これ以外はVgoff)。そして、この電位VGA2
は、選択期間だけVgonに維持された後に、再びVgoff
に立ち下がる。これにより、先の走査線GA1と同様の
書込プロセスにより、走査線GA2の選択期間におい
て、走査線GA2に対応する水平ラインに対する画像デ
ータの書込みが行われる。このラインに関して、キャパ
シタ2c,2dに充電された電荷は、タイミングt7に
なるまで保持され、その間液晶が駆動する。なお、タイ
ミングt2からタイミングt7までの間は、第2の走査線
GB2の電位VGB2はVgoffであるから、このラインの画
素2に黒データが書込まれることはない。
【0021】これ以降の走査線GA3〜GAmについても
同様であり、第1の走査線駆動部3aとデータ線駆動回
路4とが互いに協働して、第1の走査線GAの選択・画
像データの供給を順次行う。つまり、第1のデータ線S
Aより画像データが供給されるFET2aと第1の走査
線GAとに着目すれば、画像データの書込プロセスは従
来と同様の線順次走査となる。そして、最後の走査線G
Amの電位VGAmが立ち下がるタイミングt5を以て、1
フレームにおける画像データの書込みが終了する。
【0022】タイミングt6において、第2の走査線駆
動部3bは、第2の走査線群GB1〜GBmのうち、最上
の走査線GB1を選択する。また、このタイミングt6
で、データ線駆動回路4は、データ線SBの電位VSBを
黒データ相当のVblack+に設定する。ノーマリホワイト
モードでは、液晶に電圧を印加しない状態では白が表示
され、高電位Vblack+(および後述するVblack-)を印
加した状態では黒が表示される。なお、本実施形態にお
いて、黒データの書込開始タイミングt6は、一連の画
像データの書込みが終了するタイミングt5よりも後に
なっているが、このタイミングt6はタイミングt5と同
時もしくはそれ以前であっても構わない。
【0023】このタイミングt6で、第2の走査線GB1
の電位VGB1は、Vgonに立ち上がり、所定の選択期間だ
けVgonに維持される。この走査線GB1の選択時におい
て、非選択の走査線GB2〜GBmの電位VGB2〜VGBm
は、Vgoffのままである。走査線GB1の選択によっ
て、最上の水平ラインの複数の画素2が同時に選択さ
れ、これにゲート接続されているFET2bが同時に導
通する。
【0024】FET2bが導通している間、第2のデー
タ線SBの電位VSB(黒データ相当のVblack+)は、最
上のゲート線GB1にゲート接続された導通状態のFE
T2bを介して、後段の画素キャパシタ2c,2dに供
給される。これにより、1フレーム期間内で、画像デー
タが書込まれているキャパシタ2c,2dが再度充放電
され、電位差VLCD1がVblack+相当になる(黒データの
書込み)。
【0025】その後、走査線GB1の選択期間が経過
し、タイミングt7になると、走査線GB1の電位VGB1
はVgonからVgoffに立ち下がる。これにより、走査線
GB1にゲート接続されたFET2bが非導通になり、
後段のキャパシタ2c,2dに対する充放電が停止す
る。キャパシタ2c,2dに充電された黒データ相当の
電荷は、タイミングt11、すなわち、次のフレームにお
ける画像データの書込開始タイミングt11になるまで保
持される。つまり、最上ラインでは、1フレーム期間t
1〜t11の内、前半の期間t1〜t6では画像が表示さ
れ、後半の期間t6〜t11では黒が表示される。
【0026】つぎに、タイミングt7において、第2の
走査線駆動部3bは、次の選択対象である走査線GB2
を選択する。すなわち、走査線GB2の電位VGB2は、走
査線GB1の電位VGB1の立ち下がりと同期したタイミン
グt7で、Vgonに立ち上がる(それ以外の走査線電位は
Vgoff)。そして、この電位VGB2は、選択期間だけVgo
nに維持された後に、再びVgoffに立ち下がる。これに
より、先の走査線GB1と同様の書込プロセスにより、
第2の走査線GB2の選択期間において、この走査線G
B2に対応する水平ラインに対する黒データの書込みが
行われる。このラインに関して、キャパシタ2c,2d
に充電された電荷は、タイミングt12になるまで保持さ
れ、その間液晶が駆動する。つまり、この水平ラインで
は、1フレーム期間t2〜t12の内、前半の期間t2〜t
7では画像が表示され、後半の期間t7〜t12では黒が表
示される。
【0027】これ以降の走査線GB3〜GBmについても
同様であり、第2の走査線駆動部3bは、第2の走査線
GBを順次選択し、各ライン上の画素2に黒データを書
込んでいく。つまり、書込データが供給されるFET2
bと第2の走査線GBとに着目すれば、黒データの書込
プロセスは従来と同様の線順次走査となる。そして、最
後の走査線GBmの電位VGBmが立ち下がるタイミングt
10を以て、1フレームにおける一連の黒データの書込み
が終了する。
【0028】タイミングt11以降は、次のフレームのデ
ータ書込みが順次行われる。本実施形態では、液晶の寿
命向上を図るために、液晶を交流電圧駆動させている。
そのため、先のフレームで用いた電位Vgray+の極性を
反転させるとともに、電位Vblack+の極性も反転させて
いる(Vgray-,Vblack-)。それ以外は、先のフレー
ムと同様の書込プロセスである。
【0029】このように、本実施形態では、1フレーム
期間において、表示パネル1を構成する個々の画素2に
対して、画像データを書込んだ後に黒データを再度書込
んでいる。画像データの書込みは、第1の走査線駆動部
3aによって一方のFET3aを導通し、第1のデータ
線SAの電位Vgray+,Vgray-をキャパシタ2c,2d
に供給することにより行われる。また、黒データの書込
みは、第2の走査線駆動部3bによって他方のFET2
bを導通し、第2のデータ線SBの電位Vblack+,Vbl
ack-をキャパシタ2c,2dに供給することにより行わ
れる。これにより、画素2の発光が断続的になり、画素
2の光学応答をインパルス型に近づけることができるの
で、動画表示特性の改善を図ることが可能になる。
【0030】また、本実施形態によれば、データ書込み
に起因した時間的制約が緩和されるので、黒データを書
込まない通常の駆動方法と比較して、表示パネル1の一
層の高解像度化が可能になる。なぜなら、1フレーム期
間内における画像データの書込みと黒データの書込みと
を、別個の駆動系を用いることにより、オーバーラップ
して行えるからである。そのため、例えば、最上の水平
ラインに関していえば、画像データの書込終了タイミン
グt5よりも前に、黒データの書込開始タイミングt6を
設定することが可能になる。したがって、1ライン当た
りの実質的な選択期間(およびデータ書込期間)を長く
とることが可能になる。
【0031】また、従来技術のように1系統の駆動系に
よってブリンキングを行う場合と比較して、消費電力の
低減を図ることが可能になる。1フレーム期間内におい
て、第1のデータ線SAの電位VSAの切替回数を減らす
ことができ、第1の走査線GAと第2の走査線GBとの
切替回数も減らせるからである。
【0032】さらに、本実施形態では、第2のデータ線
群SB1〜SBnを用いることにより、各垂直ラインに対
して、黒データの電位設定を任意に行うことが可能にな
る。したがって、フレーム反転やHライン反転(ライン
反転)、Vライン反転(ソース反転)、H/Vライン反
転(ドット反転)を行うことができるので、フリッカー
や輝度傾斜の発生を有効に抑制することができる。
【0033】なお、本実施形態により高解像度かつ多階
調な表示パネル1を有する電気光学装置を、例えば、携
帯電話、携帯端末、パーソナルコンピュータ等の電子機
器に適用すれば、電子機器の付加価値を高めることがで
きる。その結果、市場のおける電子機器の商品訴求力の
向上を図ることができる。
【0034】ところで、上述した実施形態では、表示パ
ネル1の二辺に駆動回路系を配置し、走査線駆動回路3
の一部として2つの走査線駆動部3a,3bを実現して
いる。しかしながら、本発明は、このような配置例に限
定されるものではなく、例えば、図4に示すように、表
示パネル1の三辺に駆動回路系を配置してもよい。この
配置例では、第1の走査線駆動部3aと同等に機能する
第1の走査線駆動回路31と、第2の走査線駆動部3b
と同等に機能する第2の走査線駆動回路32とが表示パ
ネル1の左右に設けられている。また、図1において、
低温ポリシリコンTFT等よりなる駆動回路系を表示パ
ネル1と一体形成すれば、電気光学装置の製造コストの
上昇を抑制することができる。なお、以上の点は、以下
に述べる各実施形態についても同様である。
【0035】(第2の実施形態)上述した第1の実施形
態では、ノーマリホワイトモードへの適用例について説
明した。これに対して、本実施形態は、液晶をIPSモ
ードやVAモードで駆動する場合(ノーマリブラックモ
ード)への適用例に関する。IPSモードやVAモード
による液晶駆動は、TNモードよりも視野角を広くする
ことができるので、モニターや液晶TV等に適用する場
合に有利である。図5は、本実施形態に係るデータ書込
みのタイミングチャートである。なお、電気光学装置の
構成等に関しては、図1および図2の構成と同様である
ので、ここでの説明を省略する。
【0036】ノーマリブラックモードの場合も、基本的
には、図3で説明したノーマリホワイトモードと同様の
データ書込プロセスになる。ただし、ノーマリブラック
モードでは、ノーマリホワイトモードとは逆に、液晶に
電圧を印加しない状態(Vcom)では黒が表示され、高
電位を印加した状態では白が表示される。このような特
性より、第2のデータ線SBには、黒データとして低電
位Vcomを常時供給しておけばよい。
【0037】このように、本実施形態によれば、第1の
実施形態と同様、動画表示特性の改善を図ることが可能
になるほか、データ書込みに起因した時間的制約の緩和
を図ることができる。また、黒データを供給する第2の
データ線SBの電位VSBを切り替える必要がないので、
第1の実施形態と比較して、一層の消費電力の低減を図
ることが可能になる。
【0038】(第3の実施形態)図6は、第3の実施形
態に係る電気光学素子のブロック構成図であり、図7
は、画素2の等価回路図である。図1および図2と同様
のブロック・回路に関しては、図1,図2と同じ符号を
付して、ここでの説明を省略する(後述する第4の実施
形態についても同様)。本実施形態の特徴は、第2のデ
ータ線群SB1〜SBnをなくし、その代わりに、個々の
画素2におけるノードAを1つの共通配線に共通した点
にある。この共通配線には、黒データ相当の電位VSBが
供給されている。それ以外は、データ書込プロセスを含
めて、第1の実施形態と同様である。
【0039】本実施形態でも、上述した実施形態と同
様、表示特性の改善等を図ることができる。また、第2
のデータ線群SB1〜SBnをなくし、その代わりに、黒
データが供給される1の共通配線を用いることにより、
第1および第2の実施形態よりも、電気光学装置の構成
を簡略化することができる。さらに、単一の共通配線の
電位VSBの極性を反転させて、フレーム反転やHライン
反転(ライン反転)を行えば、フリッカーや輝度傾斜の
発生を有効に抑制することができる。
【0040】(第4の実施形態)図8は、第4の実施形
態に係る電気光学素子のブロック構成図である。本実施
形態では、第2のデータ線群SB1〜SBnをなくし、そ
の代わりに、個々の画素2におけるノードAを2つの共
通配線に接続し、電位VSB1,VSB2を独立して供給す
る。具体的には、表示パネルのある第1の垂直ライン上
に並んでいる各画素のノードAは、電位VSB1が供給さ
れた第1の共通配線に共通接続されている。一方、第1
の垂直ラインと隣接した第2の垂直ライン上に並んでい
る各画素のノードAは、電位VSB2が供給された第2の
共通配線に共通接続されている。
【0041】本実施形態でも、動画表示特性の改善等を
図ることができるほか、第3の実施形態と同様に、電気
光学装置の構成を簡略化することができる。さらに、第
3の実施形態では、Vライン反転、H/Vライン反転を
行うことはできないのに対して、本実施形態では、2つ
の共通配線を設けることで、これらの反転も行うことが
可能になる。
【0042】なお、上述した各実施形態では、電気光学
素子として液晶(LC)素子を例に説明した。しかしな
がら、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば
有機エレクトロルミネッセンス(EL)素子を含めた様
々な電気光学素子に広く適用可能である。図9は、有機
EL素子を用いた画素2の等価回路図である。この構成
は、キャパシタ20c、駆動用FET20d、有機EL
素子20eにデータ書込用FET20aを加えた一般的
な構成をベースに、FET20aと並列に、黒データ書
込用のFET20bを追加した点に特徴がある。図2の
構成と同様に、1フレーム期間において、画像データ書
込用のFET20aと黒データ書込用のFET20bと
を択一的に導通することにより、有機EL素子20eを
駆動する。
【0043】
【発明の効果】このように、本発明では、走査線群、デ
ータ線群、画素毎に1つのスイッチング素子、および駆
動回路対からなる駆動系を複数設け、これらの駆動系を
用いて、1フレーム期間内において、画像データと黒デ
ータとの書込みを行う。このようなブリンキングを行う
ことで、表示パネルの動画表示特性を改善することがで
きる。それとともに、データ書込みに関する時間的制約
が緩和される。その結果、表示パネルの高解像度化が進
んでも、画素へのデータ書込みを有効に行うのに必要な
選択時間を確保することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る電気光学装置のブロック
構成図
【図2】第1の実施形態に係る画素の等価回路図
【図3】第1の実施形態に係るデータ書込みのタイミン
グチャート
【図4】駆動回路系の配置説明図
【図5】第2の実施形態に係るデータ書込みのタイミン
グチャート
【図6】第3の実施形態に係る電気光学素子のブロック
構成図
【図7】第3の実施形態に係る画素の等価回路図
【図8】第4の実施形態に係る電気光学素子のブロック
構成図
【図9】有機ELを用いた画素の等価回路図
【符号の説明】
1 表示パネル 2 画素 2a,2b FET 2c 画素キャパシタ 2d 蓄積キャパシタ 3 走査線駆動回路 3a 第1の走査線駆動部 3b 第2の走査線駆動部 4 データ線駆動回路 5 信号制御部 31 第1の走査線駆動回路 32 第2の走査線駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/30 G09G 3/30 J Fターム(参考) 2H093 NA32 NA33 NC09 NC11 NC15 NC16 NC40 ND10 ND12 5C006 AC24 AF44 BB16 BC03 BC06 BC12 BC16 FA15 5C080 AA06 AA10 BB05 DD07 DD30 FF11 JJ02 JJ03 JJ04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気光学素子を駆動する電気光学装置にお
    いて、 複数の第1の走査線および複数の第2の走査線と、 複数のデータ線と、 複数の画素がマトリクス状に並んでおり、前記画素のそ
    れぞれは、第1のスイッチング素子と第2のスイッチン
    グ素子と電気光学素子とを有し、前記第1のスイッチン
    グ素子は、いずれかの前記第1の走査線といずれかの前
    記データ線とに接続されており、前記第1の走査線の走
    査信号に応じて導通し、前記第2のスイッチング素子
    は、いずれかの前記第2の走査線と前記画素を黒表示さ
    せる黒データが供給されるノードとに接続されており、
    前記第2の走査線の走査信号に応じて導通する表示パネ
    ルと、 一のフレーム期間において、前記第1の走査線に走査信
    号を出力することにより、前記第1の走査線を順次選択
    する第1の走査線駆動部と、 前記第1の走査線駆動部と協働するとともに、前記デー
    タ線を介して、前記電気光学素子に画像データを書込む
    データ線駆動部と、 前記一のフレーム期間において、画像データが書込まれ
    た前記画素に黒データを書込むために、前記第2の走査
    線に走査信号を出力することにより、前記第2の走査線
    を順次選択する第2の走査線駆動部とを有することを特
    徴とする電気光学装置。
  2. 【請求項2】複数の第2のデータ線をさらに有し、 それぞれの前記画素の前記ノードは、いずれかの前記第
    2のデータ線に接続されており、 前記データ線駆動部は、前記第2のデータ線を介して、
    前記ノードに黒データを供給することを特徴とする請求
    項1に記載された電気光学装置。
  3. 【請求項3】それぞれの前記画素の前記ノードは、1つ
    の共通配線に共通接続されていることを特徴とする請求
    項1に記載された電気光学装置。
  4. 【請求項4】前記表示パネルの第1の垂直ライン上に並
    んでいるそれぞれの前記画素の前記ノードは、第1の共
    通配線に共通接続されており、 前記第1の垂直ラインと隣接した第2の垂直ライン上に
    並んでいるそれぞれの前記画素の前記ノードは、第2の
    共通配線に共通接続されていることを特徴とする請求項
    1に記載された電気光学装置。
  5. 【請求項5】請求項1から4のいずれかに記載された電
    気光学装置を有する電子機器。
  6. 【請求項6】電気光学素子を駆動する電気光学装置の駆
    動方法において、 複数の画素がマトリクス状に並んでおり、前記画素のそ
    れぞれは、第1のスイッチング素子と第2のスイッチン
    グ素子と電気光学素子とを有し、前記第1のスイッチン
    グ素子は、複数の第1のデータ線のいずれかと複数の第
    1の走査線のいずれかとに接続されており、前記第2の
    スイッチング素子は、複数の第2の走査線のいずれかと
    複数の第2のデータ線のいずれかとに接続されている表
    示パネルに関して、一のフレーム期間において、前記第
    1の走査線を順次選択し、当該選択した第1の走査線に
    接続されている前記第1のスイッチング素子を導通する
    とともに、当該導通させた第1のスイッチング素子に対
    応する前記電気光学素子に、前記第1のデータ線を介し
    て、画像データを書込むステップと、 前記一のフレーム期間において、画像データが書込まれ
    た前記画素に黒データを書込むために、前記第2の走査
    線を順次選択し、当該選択した第2の走査線に接続され
    ている前記第2のスイッチング素子を導通するととも
    に、当該導通させた第2のスイッチング素子に対応する
    前記電気光学素子に、黒データを書込む第2のステップ
    とを有することを特徴とする電気光学装置の駆動方法。
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