JP2003252782A - Nk細胞活性化剤 - Google Patents

Nk細胞活性化剤

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JP2003252782A
JP2003252782A JP2002050100A JP2002050100A JP2003252782A JP 2003252782 A JP2003252782 A JP 2003252782A JP 2002050100 A JP2002050100 A JP 2002050100A JP 2002050100 A JP2002050100 A JP 2002050100A JP 2003252782 A JP2003252782 A JP 2003252782A
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Japan
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extract
prunus
feed
food
seed
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Application number
JP2002050100A
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English (en)
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Akio Shirai
章雄 白井
Shunichi Kamiya
俊一 神谷
Yoko Kamiya
陽子 神谷
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KH Neochem Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 NK細胞活性化剤、NK細胞活性化作用を有
する飲食品または飼料、NK細胞活性化作用を有する飲
食品用添加物または飼料用添加物を提供する。 【解決手段】 サクラに属する植物の種子または該種子
抽出物を有効成分として含有することを特徴とするNK
細胞活性化剤、サクラ属に属する植物の種子または該種
子抽出物を添加してなるNK細胞活性化用飲食品または
飼料並びにサクラ属に属する植物の種子または該種子抽
出物を添加してなるNK細胞活性化用飲食品用添加剤ま
たは飼料用添加剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ナチュラル・キラ
ー(以下、NKと略記する)細胞活性化剤、NK細胞活
性化用飲食品または飼料、NK細胞活性化用飲食品用添
加物または飼料用添加物に関する。
【0002】
【従来の技術】免疫系は生体の防御機構を構成する要素
の中で特に重要であり、外来のウイルスや微生物の侵
入、さらには癌細胞のような異物的自己物質等に対して
生体の恒常性を維持するために機能している。その免疫
機能が、加齢、ストレス、疲労、環境因子等の何らかの
要因により低下した時に、各種の疾病や感染症が引き起
こされると考えられている。このような免疫系におい
て、 NK細胞は類似の性質を具備しているNKT細胞とと
もに、インターロイキン−12(IL-12)による癌細胞
の増殖や転移の抑制における重要なエフェクター細胞で
あり、また自己免疫疾患の発症や感染症における感染源
に対する感受性を左右するTh1・Th2バランスの調節細胞
でもあるという報告がある(実験医学、17巻、12
号、1425頁、1999年、羊土社)。NK細胞を活性
化させる薬剤としては、例えばBCGやレンチナン等の免
疫賦活剤が知られており、抗腫瘍剤として用いられてい
る(「細菌学はここまで進んだ」、305頁、1986
年、菜根出版)。また、NK細胞を活性化させる飲食品と
しては、例えばオリゴグルコサミン、米ぬかアラビノキ
シラン等が知られている(FOOD Style 21、3巻、12
号、1999年、食品化学新聞社)。サクラ属植物のウ
メ(Prunus mume Sieb.et Zucc.)は、未熟果実(烏
梅)を日干ししたものの煎液に抗菌、抗真菌作用のある
ことが知られている。その酸味に清涼、収斂作用があ
り、解熱、鎮咳、去痰、吐気止め、下痢止め、回虫駆
除、整腸などに単味または処方中に応用される[以上、
原色牧野和漢薬草大図鑑(昭和63年、北隆館)]。ま
た、担腫瘍状態下のハツカネズミに梅肉エキスを経口投
与することで、脾臓中のTリンパ球、NK細胞、マクロフ
ァージが増加することが知られている(医学と生物学、
第142巻、第2号、27頁、2001年)。
【0003】しかしながら、ウメの種子がNK細胞活性化
作用を有することは知られていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、NK
細胞活性化剤、NK細胞活性化用飲食品または飼料、N
K細胞活性化用飲食品用添加物または飼料用添加物を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下の(1)
〜(6)に関する。 (1) サクラ属に属に属する植物の種子または該種子
抽出物を有効成分として含有することを特徴とするNK
細胞活性化剤。 (2) サクラ属に属する植物が、ウメ(Prunus mume
Sieb.et Zucc.)である(1)記載のNK細胞活性化
剤。 (3) サクラ属に属に属する植物の種子または該種子
抽出物を含有するNK細胞活性化用飲食品または飼料。 (4) サクラ属に属する植物が、ウメ(Prunus mume
Sieb.et Zucc.)である(3)記載の飲食品または飼
料。 (5) サクラ属に属に属する植物の種子または該種子
抽出物を含有するNK細胞活性化用飲食品用添加剤また
は飼料用添加剤。 (6) サクラ属に属する植物が、ウメ(Prunus mume
Sieb.et Zucc.)である(5)記載の飲食品用添加剤ま
たは飼料用添加剤。 (7) ヒト以外の動物に対して、(1)または(2)
記載のNK細胞活性化剤を投与、または(3)または
(4)記載の飼料を給餌することを特徴とする、動物の
NK細胞活性化方法。 (8) ヒト以外の動物が、家畜、家禽、養殖魚である
(7)記載のNK細胞活性化方法。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明で、サクラ属に属する植物
とは学名プルナス(Prunus)を意味する[原色牧野和漢
薬草大図鑑(昭和63年、北隆館)]。サクラ属に属す
る種としては、例えばアーモンド(Prunus amygdalus B
atsch.)、アンズ(Prunus armeniaca L. var. ansu Ma
xim.)、ノモモ(Prunus davidiana Franch.)、 ニワ
ウメ(Prunus japonica Thunb.)、マンシュウアンズ
Prunus mandshurica Kohne)、ウメ(Prunus mume Si
eb. et Zucc.)、モモ(Prunus persica Batsch)、ス
モモ(Prunus salicina Lindl.)、モウコアンズ(Pr un
us sibirica L.)ユスラウメ(Prunus tomentosa Thun
b.)等があげられ、ウメ(Prunus mume Sieb. et Zuc
c.)が好ましい。
【0007】本発明の植物体としては、例えば野生の植
物体、栽培により得られる植物の種子があげられ、これ
らをそのままあるいは物理・化学的または生物的に処理
して得られる各種処理物等があげられる。物理・化学的
処理方法としては、例えば天日乾燥、風乾、凍結乾燥等
の乾燥処理、ブレンダー、ホモジュナイザー、ボールミ
ル等による粉砕処理等があげられ、物理・化学的処理物
としては、乾燥処理物、凍結乾燥処理物、粉砕処理物等
があげられる。生物的処理方法としては、発酵方法等が
あげられ、生物的処理物としては発酵処理物があげられ
る。
【0008】植物体抽出物としては、前述の植物体より
種々の抽出方法により得られる抽出物があげられる。抽
出方法としては、例えば各種溶媒抽出、超臨界流体抽出
等があげられる。抽出物は沈降分離、ケーキ濾過、清澄
濾過、遠心濾過、遠心沈降、圧搾分離、フィルタープレ
スなどの各種固液分離方法、各種濃縮方法、各種乾燥方
法、造粒もしくは粉末化等の製剤化方法、各種精製方法
等で処理してもよい。
【0009】精製方法としては例えば溶媒分画法、カラ
ムクロマトグラフ法、再結晶法等があげられる。特に、
ダイヤイオンHP−20(三菱化学社製)、セファデッ
クスLH−20(ファルマシア社製)等の各種担体を用
いたカラムクロマトグラフィー法が好ましい。濃縮およ
び乾燥方法としては、凍結乾燥、自然乾燥、熱風乾燥、
通風乾燥、送風乾燥、噴霧乾燥、減圧乾燥、天日乾燥、
真空乾燥、流動層乾燥、泡沫層乾燥、ドラムドライヤー
などの皮膜乾燥法、超音波乾燥、電磁波乾燥等の乾燥方
法、好ましくは噴霧乾燥方法、凍結乾燥方法があげられ
る。
【0010】抽出および抽出物の処理に際しては、例え
ば抗酸化剤や保存剤等を添加することもできる。溶媒抽
出に用いる溶媒としては、本発明のNK細胞活性化作用
を示す物質を抽出できる溶媒なら何を用いてもよく、例
えば水、蒸留水、脱イオン水、無機塩水溶液、緩衝液等
の水性媒体、メタノール、エタノール、プロパノール、
ブタノール等の一価アルコール、プロピレングリコー
ル、グリセロールなどの多価アルコール、ヘキサン、ト
ルエン、石油エーテル、ベンゼン、酢酸エチル、クロロ
ホルム、ジクロロメタン、1,1,2−トリクロロエテ
ン、ジメチルスルフォキシド、アセトン等の有機溶媒等
があげらる。アルコールとしては、一価アルコールが好
ましく、一価アルコールとしてはエタノールが好まし
い。
【0011】緩衝液としては、例えばリン酸緩衝液、ク
エン酸緩衝液等があげられる。無機塩水溶液の無機塩と
しては、例えば塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カ
ルシウム等があげられる。これら溶媒は単独または複数
混合して用いることができる。混合した溶媒としては、
含水アルコール、含水アセトンが好ましく、含水率とし
ては、70%以下が好ましく、40%以下がより好まし
い。
【0012】溶媒としては、超臨界流体化した二酸化炭
素を用いることもできる。抽出は、例えば植物体1重量
部に対し溶媒0.1重量部〜10000重量部、好まし
くは1重量部〜100重量部用いて行う。抽出温度は特
に制限が無いが、0℃〜100℃が好ましく、20℃〜
90℃がより好ましい。抽出時間は、特に制限が無い
が、1分間〜1週間が好ましく、30分間〜1日間がよ
り好ましい。
【0013】特に抽出方法としては、前述のサクラ属に
属する植物の種子、前述のサクラ属に属する植物の種子
の物理・化学的処理物、前述の生物的処理物を水性媒体
で抽出した残さをアルコールもしくは含水アルコールで
抽出する方法が好ましい。水性媒体としては、特に制限
がないが、水、純水、脱イオン水が好ましい。水性媒体
およびアルコールもしくは含水アルコールで抽出すると
きの抽出温度は特に制限がないが、0℃〜100℃が好
ましく、20℃〜90℃がより好ましい。抽出時間は、
特に制限が無いが、1分間〜1週間が好ましく、30分
間〜1日間がより好ましい。またサクラ属に属する植物
の種子としては、乾燥処理または発酵処理されたものを
用いるのが好ましい。
【0014】抽出に使用する機器としては特に制限が無
いが、効率よく抽出するために工夫された容器、攪拌
機、還流冷却器、ソックスレー抽出機、ホモジナイザ
ー、振とう機、超音波発生装置等などがあげられる。本
発明のNK細胞活性化剤は、前述の方法で調製したサク
ラ属にする植物の種子または該種子抽出物を含有し、必
要に応じて薬理学的に許容される一種もしくはそれ以上
の担体、更に必要に応じて他の治療のための有効成分を
含有していてもよい。
【0015】本発明のNK細胞活性化剤は、サクラ属に
属する植物の種子または該種子抽出物を必要に応じ担体
と一緒に混合し、製剤学の技術分野においてよく知られ
ている任意の方法により製造される。製剤の投与形態
は、治療に際し最も効果的なものを使用するのが望まし
く、経口投与または、例えば静脈内、腹膜内もしくは皮
下投与などの非経口投与をあげることができる。これら
のうち、経口投与が好ましい。
【0016】投与する剤形としては、錠剤、散剤、顆粒
剤、丸剤、懸濁剤、乳剤、浸剤、カプセル剤、シロップ
剤、注射剤、液剤、エリキシル剤、エキス剤、チンキ
剤、流エキス剤等があげられる。経口投与に適当な、例
えばエキス剤、チンキ剤、流エキス剤などは、サクラ属
に属する植物の種子の、例えば水、エタノール、水とエ
タノールの混合液などで抽出された抽出物をそのまま、
または濃縮して調製することができる。
【0017】経口投与に適当な、例えばシロップ剤のよ
うな液体調製物は、水、蔗糖、ソルビトール、果糖など
の糖類、ポリエチレングリコール、プロピレングリコー
ルなどのグリコール類、ごま油、オリーブ油、大豆油な
どの油類、p−ヒドロキシ安息香酸エステル類などの防
腐剤、パラオキシ安息香酸メチル等のパラオキシ安息香
酸誘導体、安息香酸ナトリウム等の保存剤、ストロベリ
ーフレーバー、ペパーミントなどのフレーバー類などの
担体を使用して製造できる。
【0018】また、経口投与に適当な、例えば錠剤、散
剤および顆粒剤などは、乳糖、白糖、ブドウ糖、蔗糖、
マンニトール、ソルビトール等の糖類、バレイショ、コ
ムギ、トウモロコシ等の澱粉、炭酸カルシウム、硫酸カ
ルシウム、炭酸水素ナトリウム、塩化ナトリウム等の無
機物、結晶セルロース、カンゾウ末、ゲンチアナ末など
の植物末などの賦形剤、澱粉、寒天、ゼラチン末、結晶
セルロース、カルメロースナトリウム、カルメロースカ
ルシウム、炭酸カルシウム、炭酸水素ナトリウム、アル
ギン酸ナトリウムなどの崩壊剤、ステアリン酸マグネシ
ウム、タルク、水素添加植物油、マクロゴール、シリコ
ーン油などの滑沢剤、ポリビニールアルコール、ヒドロ
キシプロピルセルロース、メチルセルロース、エチルセ
ルロース、カルメロース、ゼラチン、澱粉のり液などの
結合剤、脂肪酸エステルなどの界面活性剤、グリセリン
などの可塑剤などを用いて製造できる。
【0019】非経口投与に適当な例えば注射剤は、好ま
しくは受容者の血液と等張である活性化合物を含む滅菌
水性剤からなる。例えば、注射剤の場合は、塩溶液、ブ
ドウ糖溶液または塩水とブドウ糖溶液の混合物からなる
担体などを用いて注射用の溶液を調製する。また、これ
ら非経口剤においても、前述の防腐剤、保存剤、界面活
性剤等が使用できる。
【0020】本発明の、NK細胞活性化剤の投与量およ
び投与回数は、投与形態、患者の年齢、体重、治療すべ
き症状の性質もしくは重篤度により異なるが、特に制限
はなく、通常経口の場合、成人一人当り植物体乾燥重量
または該植物体抽出物乾燥重量として、一回当たり0.
01mg〜50g、好ましくは0.05mg〜10gを
一日一回ないし数回投与する。静脈内投与などの非経口
投与の場合、成人一人当り植物体乾燥重量または該植物
体抽出物乾燥重量として、1回当たり0.001mg〜
50g、好ましくは0.01mg〜10gを一日一回な
いし数回投与する。また、ヒト以外の動物に投与する場
合、動物の年齢、種類、症状の性質もしくは重篤度によ
り異なるが、特に制限はなく、体重1Kg1回当たり、
0.1μg〜10g、好ましくは1μg〜1gを一日一
回ないし数回投与する。また、静脈内投与などの非経口
投与の場合、体重1Kg1回当たり0.01μg〜10
g、好ましくは1μg〜1gを一日一回ないし数回投与
する。しかしながら、これら投与量および投与回数に関
しては、前述の種々の条件により変動する。
【0021】本発明のサクラ属に属する植物の種子また
は該種子抽出物を含有するNK細胞活性化用飲食品また
は飼料は、飲食品または飼料にサクラ属に属する植物の
種子または該種子抽出物を添加し、一般の飲食品または
飼料の製造方法で製造することができる。また、本発明
の飲食品または飼料は、一般の飲食品または飼料と同様
に、例えば成形・造粒方法で加工してもよい。成形・造
粒方法としては流動層造粒、攪拌造粒、押し出し造粒、
転動造粒、気流造粒、圧縮成形造粒、解砕造粒、噴霧造
粒、噴射造粒、などの造粒方法、パンコーティング、流
動層コーティング、ドライコーティング、などのコーテ
ィング方法、パフドライ、過剰水蒸気法、フォームマッ
ト方法、マイクロ波加熱方法などの膨化方法、押出造粒
機やエキストルーダーなどの押出方法などがあげられ
る。
【0022】本発明のサクラ属に属する植物の種子また
は該種子抽出物を有効成分として含有するNK細胞活性
化用飲食品または飼料としては、サクラ属に属する植物
の種子または該種子抽出物をそのまま飲食品または飼料
としたものであってもよい。また本発明の飲食品または
飼料は、サクラ属に属する植物の種子または該種子抽出
物を飲食品もしくは飼料またはそれらの原料に添加して
得られる飲食品または飼料であってもよい。
【0023】サクラ属に属する植物の種子または該種子
抽出物を添加する飲食品もしくは飼料またはそれらの原
料としては、特に制限が無く、サクラ属に属する植物の
種子または該種子抽出物を含有しているものでも、サク
ラ属に属する植物の種子または該種子抽出物を実質的に
含有していないものでもよい。サクラ属に属する植物の
種子または該種子抽出物を含有している飲食品または飼
料に、サクラ属に属する植物の種子または該種子抽出物
を添加することにより、該飲食品または飼料のNK細胞
活性化作用を増大させることができる。
【0024】飲食品または飼料に添加する本発明のサク
ラ属に属する植物の種子または該種子抽出物の添加量と
しては、飲食品または飼料がNK細胞活性化作用を示す
濃度とすることができる量であれば特に制限はないが、
例えば種子乾燥重量または該種子抽出物乾燥重量とし
て、0.001〜100%、好ましくは0.01〜10
0%、より好ましくは0.1〜100%含有するように
添加される。
【0025】サクラ属に属する植物の種子または該種子
抽出物を添加する具体的な飲食品としては、例えばジュ
ース類、清涼飲料水、スープ類、茶類、乳酸菌飲料、発
酵乳、冷菓、バター、チーズ、ヨーグルト、加工乳、脱
脂粉乳等の乳製品、ハム、ソーセージ、ハンバーグ等の
畜肉製品、魚肉錬り製品、だし巻き、卵豆腐等の卵製
品、クッキー、ゼリー、スナック菓子、チュウーインガ
ム等の菓子類、パン類、麺類、漬け物類、燻製品、干
物、佃煮、調味料等があげられる。
【0026】飲食品の形態としては、例えば粉末食品、
シート状食品、瓶詰め食品、缶詰食品、レトルト食品、
カプセル食品、タブレット状食品、流動食品、ドリンク
剤等があげられる。本発明の飲食品は、健康飲食品、機
能性飲食品として、NK細胞を活性化するために使用さ
れる。
【0027】本発明のサクラ属に属する植物の種子また
は該種子抽出物を有効成分として含有するNK細胞活性
化用飲食品を摂取する場合、その摂取量は特に制限がな
いが、成人に対し一日あたり種子燥重量または該種子抽
出物乾燥重量として、0.1g〜50g、好ましくは
0.5〜10gである。この摂取量を1日〜1年、好ま
しくは2週間〜3ヶ月、摂取し続ける。
【0028】本発明の飼料としては、ほ乳類、鳥類、は
虫類、両生類、魚類等のヒト以外の動物に対する飼料が
あげられる。例えば、イヌ、ネコ、ネズミ等のペット用
飼料、ウシ、ブタ等の家畜用飼料、ニワトリ、七面鳥等
の家禽用飼料、タイ、ハマチ等の養殖魚用飼料等があげ
られる。本発明の飼料は、飼料原料にサクラ属に属する
植物の種子または該種子抽出物を適宜配合して作ること
ができる。飼料原料としては、穀物類、糟糠類、植物性
油かす類、動物性飼料原料、その他の飼料原料、精製品
等があげられる。飼料原料にサクラ属に属する植物の種
子または該種子抽出物が含有される場合、そのまま本発
明の飼料として用いることができる。
【0029】穀物としては、例えばマイロ、小麦、大
麦、えん麦、らい麦、玄米、そば、あわ、きび、ひえ、
とうもろこし、大豆等があげられる。糟糠類としては、
例えば米ぬか、脱脂米ぬか、ふすま、末粉、小麦胚芽、
麦ぬか、ペレット、トウモロコシぬか、トウモロコシ胚
芽等があげられる。植物性油かす類としては、例えば大
豆油かす、きな粉、あまに油かす、綿実油かす、落花生
油かす、サフラワー油かす、やし油かす、パーム油か
す、ごま油かす、ひまわり油かす、なたね油かす、カポ
ック油かす、からし油かす等があげられる。
【0030】動物性飼料原料としては、例えば魚粉(北
洋ミール、輸入ミール、ホールミール、沿岸ミール)、
フィッシュソルブル、肉粉、肉骨粉、血粉、分解毛、骨
粉、家畜用処理副産物、フェザーミール、蚕よう、脱脂
粉乳、カゼイン、乾燥ホエー等があげられる。その他の
飼料原料としては、植物茎葉類(アルファルファ、ヘイ
キューブ、アルファルファリーフミール、ニセアカシア
粉末等)、トウモロコシ加工工業副産物(コーングルテ
ン、ミール、コーングルテンフィード、コーンステープ
リカー等)、でんぷん加工品(でんぷん等)、砂糖、発
酵工業産物(酵母、ビールかす、麦芽根、アルコールか
す、しょう油かす等)、農産製造副産物(柑橘加工か
す、豆腐かす、コーヒーかす、ココアかす等)、その他
(キャッサバ、そら豆、グアミール、海藻、オキアミ、
スピルリナ、クロレラ、鉱物等)等があげられる。
【0031】精製品としては、タンパク質(カゼイン、
アルブミン等)、アミノ酸、糖質(スターチ、セルロー
ス、しょ糖、グルコース等)、ミネラル、ビタミン等が
あげられる。本発明のNK細胞活性化用飼料をヒト以外
の動物に摂取させる場合、その摂取量は特に制限がない
が、動物の体重1kgあたり、一日あたり植物体乾燥重
量または該植物体抽出物乾燥重量として、0.1mg〜
50g、好ましくは0.5mg〜10gである。この摂
取量を1日〜1年、好ましくは2週間〜3ヶ月、摂取し
続ける。
【0032】本発明のサクラ属に属する植物の種子また
は該種子抽出物を有効成分として含有するNK細胞活性
化用飲食品用添加剤または飼料用添加剤は、前述の方法
で調製したサクラ属に属する植物の種子または該種子抽
出物を有効成分として含有し、必要に応じて一般に飲食
品または飼料に用いられる添加剤、例えば食品添加物表
示ハンドブック(日本食品添加物協会、平成9年1月6
日発行)に記載されている甘味料、着色料、保存料、増
粘安定剤、酸化防止剤、発色剤、漂白剤、防かび剤、ガ
ムベース、苦味料、酵素、光沢剤、酸味料、調味料、乳
化剤、強化剤、製造用剤、香料、香辛料抽出物などの添
加剤を添加してもよい。また、前述の医薬製剤に例示し
た担体を添加してもよい。
【0033】甘味料としてはアスパルテーム、カンゾ
ウ、ステビア、キシロース、ラカンカ、などがあげられ
る。着色料としては、カロチノイド、ウコン色素、フラ
ボノイド、カラメル色素、シコン色素、スピルリナ色
素、葉緑素、ムラサキイモ色素、ムラサキヤマイモ色
素、シソ色素、ブルーベリー色素などがあげられる。
【0034】保存料としては、亜硫酸ナトリウム、安息
香酸類、ウド抽出物、エゴノキ抽出物、カワラヨモギ抽
出物、ソルビン酸類、プロピオン酸類などがあげられ
る。増粘安定剤としては、アラビアガムやキサンタンガ
ムなどのガム類、アルギン酸類、キチン、キトサン、キ
ダチアロエ抽出物、グァーガム、ヒドロキシプロピルセ
ルロース、カゼインナトリウム、コーンスターチ、カル
ボキシメチルセルロース類、ゼラチン、寒天、デキスト
リン、メチルセルロース、ポリビニルアルコール、微小
繊維状セルロース、微結晶セルロース、海藻セルロー
ス、ポリアクリル酸ソーダ、ポリリン酸ナトリウム、カ
ラギーナン、酵母細胞壁、コンニャクイモ抽出物、ナタ
デココ、マンナンなどがあげられる。
【0035】酸化防止剤としては、ビタミンC、エチレ
ンジアミン四酢酸ナトリウム、エチレンジアミン四酢酸
カルシウム、エリソルビン酸、オリザノール、カテキ
ン、ケルセチン、クローブ抽出物、酵素処理ルチン、リ
ンゴ抽出物、ゴマ油抽出物、ジブチルヒドロキシトルエ
ン、ウイキョウ抽出物、セイヨウワサビ抽出物、セリ抽
出物、チャ抽出物、テンペ抽出物、ドクダミ抽出物、ト
コトリエノール、トコフェロール類、ナタネ油抽出物、
生コーヒー豆抽出物、ヒマワリ種子、フェルラ酸、ブチ
ルヒドロキシアニソール、ブルーベリー葉抽出物、プロ
ポリス抽出物、ヘゴ・イチョウ抽出物、ヘスペレチン、
コショウ抽出物、ホウセンカ抽出物、没食子酸、ヤマモ
モ抽出物、ユーカリ抽出物、ローズマリー抽出物などが
あげられる。
【0036】発色剤としては亜硝酸ナトリウムなど、漂
白剤としては亜硫酸ナトリウムなどがあげられる。防か
び剤としてはオルトフェニルフェノールなどがあげられ
る。ガムベースとしては、アセチルリシノール酸メチ
ル、ウルシロウ、エステルガム、エレミ樹脂、オウリキ
ュウリロウ、オゾケライト、オポパナックス樹脂、カウ
リガム、カルナウバロウ、グアヤク樹脂、グッタカチュ
ウ、グッタハンカン、グッタペルカ、グリセリン脂肪酸
エスエル、ゲイロウ、コパオババルサム、コーパル樹
脂、ゴム、コメヌカロウ、サトウキビロウ、シェラッ
ク、ジェルトン、しょ糖脂肪酸エステル、ソルバ、ソル
ビタン脂肪酸エステル、タルク、炭酸カルシウム、ダン
マル樹脂、チクル、チルテ、ツヌー、低分子ゴム、パラ
フィンワックス、ファーバルサム、プロピレングリコー
ル脂肪酸エステル、粉末パルプ、粉末モミガラ、ホホバ
ロウ、ポリイソブチレン、ポリブテン、マイクロクリス
タルワックス、マスチック、マッサランドバチョコレー
ト、ミツロウ、りん酸カルシウムなどがあげられる。
【0037】苦味料としては、イソアルファー苦味酸、
カフェイン、カワラタケ抽出物、キナ抽出物、キハダ抽
出物、ゲンチアナ抽出物、香辛料抽出物、酵素処理ナリ
ンジン、ジャマイカカッシア抽出物、テオブロミン、ナ
リンジン、ニガキ抽出物、ニガヨモギ抽出物、ヒキオコ
シ抽出物、ヒメマツタケ抽出物、ボラペット、メチルチ
オアデノシン、レイシ抽出物、オリーブ茶、ダイダイ抽
出物、ホップ抽出物、ヨモギ抽出物、などがあげられ
る。
【0038】酵素または酵素源としてはアミラーゼ、ト
リプシン、レンネット、乳酸菌などがあげられる。光沢
剤としてはウルシロウ、モクロウなどがあげられる。酸
味料としてはアジピン酸、イタコン酸、クエン酸類、コ
ハク酸類、酢酸ナトリウム、酒石酸類、二酸化炭素、乳
酸、フィチン酸、フマル酸、リンゴ酸、リン酸などがあ
げられる。
【0039】調味料としてはアスパラギン、アスパラギ
ン酸、グルタミン酸、グルタミン、アラニン、イソロイ
シン、グリシン、セリン、シスチン、チロシン、ロイシ
ン、プロリンなどのアミノ酸、イノシン酸ナトリウム、
ウリジル酸ナトリウム、グアニル酸ナトリウム、シチジ
ル酸ナトリウム、リボヌクレオチドカルシウム、リボヌ
クレオチドナトリウムなどの核酸、クエン酸、コハク酸
などの有機酸、塩化カリウム、塩水湖水低塩ナトリウム
液、粗製海水塩化カリウム、ホエイソルト、りん酸三カ
リウム、りん酸水素二カリウム、りん酸二水素カリウ
ム、りん酸水素二ナトリウム、りん酸二水素ナトリウ
ム、りん酸三ナトリウム、クロレラ抽出物などがあげら
れる。
【0040】強化剤としては亜鉛塩類、ビタミンC、各
種アミノ酸、5−アデニル酸、塩化鉄、ヘスペリジン、
各種焼成カルシウム、各種未焼成カルシウム、ジベンゾ
イルチアミン、水酸化カルシウム、炭酸カルシウム、チ
アミン塩酸塩、デュナリエラカロチン、トコフェロー
ル、ニコチン酸、ニンジンカロチン、パーム油カロチ
ン、パントテン酸カルシウム、ビタミンA、ヒドロキシ
プロリン、ピロリン酸二水素カルシウム、ピロリン酸第
一鉄、ピロリン酸第二鉄、フェリチン、ヘム鉄、メナキ
ノン、葉酸、リボフラビンなどがあげられる。
【0041】製造用剤としてはアセトンやイオン交換樹
脂などの加工助剤、イチジク葉抽出物、イナワラ灰抽出
物、カオリン、グリセリン脂肪酸エステル、クワ抽出
物、骨灰、シソ抽出物、ショウガ抽出物、各種タンニ
ン、ファフィア色素、ブドウ種子抽出物、エタノールな
どがあげられる。なお、これら各種添加剤は、前述のN
K細胞活性化剤、並びにNK細胞活性化作用を有する飲
食品または飼料に添加して用いることもできる。
【0042】以下実施例に基づいて本発明を詳述する。
ただし、下記実施例は本発明を制限するものではない。
【0043】
【実施例】実施例1 ウメ種子の含水アセトン抽出物の
製造 アオウメ(JA群馬販売、品種:白加賀)の種子0.2
8kgをフードプロセッサー(中部工機社製PS−30
00S)にて粉砕したのち、1Lの70重量%アセトン
水溶液を加えて室温で一晩浸漬抽出した。 超音波洗浄
機(本多電子社製WT−1200−40)で1時間超音
波処理したのちミラクロース(バイオケム社製)を用い
て濾過し、濾液と残さに分けた。残さにアセトン1Lを
加えて室温で一晩浸漬抽出したのち1時間超音波処理し
た。同様にして濾液を得、先に得られた濾液と混合し
た。この混合濾液をロータリーエバポレーターで減圧濃
縮してアセトンを除去し、15.8gの抽出物を含有す
る濃縮液260mlを得た。
【0044】実施例2 実施例4の抽出物1%を含有す
る飼料の製造 実験動物用粉末飼料CE−2(日本クレア社製)1kg
に実施例1で製造した濃縮液165mlを均一に混合後
凍結乾燥することにより、ウメ種子の抽出物を1.0重
量%含有する飼料を製造した。
【0045】実施例3 植物抽出物摂取マウスにおける
NK細胞の活性化 日本チャールズリバー社から購入したC3H/HeNマ
ウス(雄、8週齢)を一定条件下(温度:24±2℃、
湿度:60±5%、明暗周期:12時間)で3日間以上
予備飼育した後、実施例2で製造した飼料または対照飼
料(CE−2)をそれぞれ14日間自由摂取させた。給
餌終了後に脾臓を摘出し、10%ウシ胎児血清(インビ
トロジェン社製)を含むRPMI1640培地(インビ
トロジェン社製)中ではさみで細切したのち、ステンレ
スメッシュ(東京スクリーン社製、目の開き250m)
上で組織片をほぐして細胞浮遊液を得た。22Gの注射
針をつけた注射筒で吸引・噴射を穏やかに繰り返し、更
に目の細かいステンレスメッシュ(東京スクリーン社
製、目の開き53m )を通して組織片を除いた細胞浮
遊液を得た。200×gで5分間遠心分離して細胞を集
め、 AIM V培地(インビトロジェン社製)で2回洗
浄した。このようにして得られたNK細胞を含有する脾
臓細胞を同培地で5×106 /mlに調製し、丸底96
穴プレート(旭テクノグラス社製)に100μlずつ分
注し、インターフェロンγ(IFN-g、ジェンザイム/テ
クネ社製、終濃度10ng/ml)、インターロイキン
2(IL-2、ジェンザイム/テクネ社製、終濃度10ng
/ml)、インターロイキン12(IL-12、ジェンザイ
ム/テクネ社製、終濃度10ng/ml)、リポ多糖
(LPS、ディフコ社製、終濃度100ng/ml)、ま
たはコンカナバリンA(ConA、シグマ社製、終濃度1μ
g/ml)の各刺激条件下において37℃、5%炭酸ガ
ス培養器で24時間培養した。
【0046】マウスNK細胞の標的細胞となるマウス・
リンパ腫由来の株化細胞YAC−1(大日本製薬社より
購入) を10%ウシ胎児血清を含むRPMI1640
培地で培養し、対数増殖期にある細胞をAshvin
K.Patelらの方法[Journal of Immunological M
ethods, 184, 29 (1995)]により塩化ユウロピウム(II
I)(キシダ化学社製)で標識した。標識したYAC−1
はAIM V培地で2×105 /mlに調製した。24
時間培養したNK細胞懸濁液に、あらかじめユウロピウ
ムで標識したYAC−1を100μlずつ添加し、37
℃、5%炭酸ガス培養器で4時間培養した。培養上清中
へ遊離したユウロピウムを蛍光分光光度計(Perki
nElmer社製LS50B)で分析し、NK細胞によ
り障害を受けたYAC−1の割合(細胞障害率)を下記
式により算出した。
【0047】
【式1】
【0048】なお、上記式において自然遊離値とは、
NK細胞非存在条件下においてYAC−1から遊離した
ユウロピウムの測定値であり、最大遊離値とは、1%T
riton−X100により穴中の全YAC−1を溶解
させたときに遊離したユウロピウムの測定値である。NK
活性は、各刺激条件下での対照飼料で得られる細胞障害
率を100として、各実施例で得られる値の相対値
(%)を計算して求めた。値は平均値±標準誤差で示
し、統計学的な危険率(p値)はt検定により求めた。
【0049】結果を第1表に示す。
【0050】
【表1】
【0051】実施例2で得られた飼料を摂取した場合、
対照飼料を摂取した場合と比較して、 IFN-g 、IL-12、
またはIL-2の刺激条件下でのNK活性化が有意に上昇し
た。なお、14日間の給餌期間中、いずれの飼料を与え
た場合でも体重増加に違いは認められず、外見上、およ
び行動上の異常も認められなかった。
【0052】
【発明の効果】本発明により、NK細胞活性化剤、NK
細胞活性化用飲食品または飼料並びにNK細胞活性化用
飲食品用添加物または飼料用添加物を提供することがで
きる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A23L 2/38 A23L 2/38 C 2/52 A61P 43/00 105 A61P 43/00 105 A23L 2/00 F Fターム(参考) 2B005 DA01 GA01 GA02 LB07 MB09 2B150 AA01 AA02 AA03 AA05 AA06 AA08 AA20 AB03 AB20 DD31 DD57 4B017 LC03 LG03 LP01 4B018 MD52 ME14 MF01 4C088 AB52 AC04 BA07 BA08 MA35 MA41 MA66 NA14 ZB22 ZC61

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サクラ属に属に属する植物の種子または
    該種子抽出物を有効成分として含有することを特徴とす
    るNK細胞活性化剤。
  2. 【請求項2】 サクラ属に属する植物が、ウメ(Prunus
    mume Sieb.et Zucc.)である請求項1記載のNK細胞
    活性化剤。
  3. 【請求項3】 サクラ属に属に属する植物の種子または
    該種子抽出物を含有するNK細胞活性化用飲食品または
    飼料。
  4. 【請求項4】 サクラ属に属する植物が、ウメ(Prunus
    mume Sieb.et Zucc.)である請求項3記載の飲食品ま
    たは飼料。
  5. 【請求項5】 サクラ属に属に属する植物の種子または
    該種子抽出物を含有するNK細胞活性化用飲食品用添加
    剤または飼料用添加剤。
  6. 【請求項6】 サクラ属に属する植物が、ウメ(Prunus
    mume Sieb.et Zucc.)である請求項5記載の飲食品用
    添加剤または飼料用添加剤。
  7. 【請求項7】 ヒト以外の動物に対して、請求項1また
    は2記載のNK細胞活性化剤を投与、または請求項3ま
    たは4記載の飼料を給餌することを特徴とする、動物の
    NK細胞活性化方法。
  8. 【請求項8】 ヒト以外の動物が、家畜、家禽、養殖魚
    である請求項7記載のNK細胞活性化方法。
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